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技術 携帯電話機能付き端末及びその使用可能化設定方法

出願人 富士通株式会社
発明者 簡牛秀樹古川和憲吉村直政宮本共殖
出願日 2005年9月29日 (14年5ヶ月経過) 出願番号 2005-283399
公開日 2007年4月12日 (12年11ヶ月経過) 公開番号 2007-096746
状態 未査定
技術分野 交換機の特殊サービス (2) 電話機の回路等 他装置と結合した電話通信 電話機の機能 電話通信サービス
主要キーワード 相当情報 タイマーカウント値 登録対象情報 情報保管装置 電波チャネル 基本設定情報 認証許可情報 認証インタフェース
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

携帯電話機能付き端末及びその使用可能化設定方法に関し、携帯電話機能の使用に必要な設定情報及び個人電話帳情報の設定を簡便化し、かつ、該携帯電話機能付き端末の不正使用や個人電話帳情報の不正利用を防ぐ。

解決手段

携帯電話機能付き端末100から無線回線を介して認証サーバ300にアクセスし、認証サーバ300から携帯電話機能を使用可能とするための電話番号情報を含む設定情報及び個人電話帳の情報を携帯電話機能付き端末100ダウンロードし、携帯電話機能付き端末100は、該設定情報が記憶されているときのみ携帯電話機能を使用可能となるよう設定制御する。携帯電話機能付き端末100は、ダウンロードした上記の情報を所定時間経過後に消去する機能、又は、ネットワーク運用者からの制御指示により消去する機能、又は携帯電話機能付き端末100の電源オフ操作時に消去する機能などを更に備える。

概要

背景

従来、携帯電話機などの携帯電話機能付き端末使用可能にするには、電話番号を該端末手動で設定して該端末に対して唯一無二の電話番号を付与することにより使用可能となり、以降、該電話番号が該端末に永続的に設定された状態で使用するものであった。

また、該端末の使用者が利用する個人電話帳機能についても、各使用者個人個人が該端末の記憶部に相手先名前及び電話番号などを登録し、またその更新も個人個人で行っていた。いわば、端末に対して手作業によって端末使用のための各種情報全てを記憶させる方式となっていた。

本発明に関連する先行技術文献として、移動局に登録した情報を他の移動局に簡易に登録することができるようにした移動体通信の移動局及び宛先情報保管装置について下記の特許文献1に記載されている。該特許文献1に記載のものは、移動体通信の移動局に登録する電話番号、URL、メールアドレス等の宛先情報その他の登録対象情報保管・管理する情報保管装置データセンタに設置し、移動局はこの情報保管装置と通信して宛先情報等のアップロードおよびダウンロードを行うものである。
特開2001−313730号公報

概要

携帯電話機能付き端末及びその使用可能化設定方法に関し、携帯電話機能の使用に必要な設定情報及び個人電話帳情報の設定を簡便化し、かつ、該携帯電話機能付き端末の不正使用や個人電話帳情報の不正利用を防ぐ。携帯電話機能付き端末100から無線回線を介して認証サーバ300にアクセスし、認証サーバ300から携帯電話機能を使用可能とするための電話番号情報を含む設定情報及び個人電話帳の情報を携帯電話機能付き端末100ダウンロードし、携帯電話機能付き端末100は、該設定情報が記憶されているときのみ携帯電話機能を使用可能となるよう設定制御する。携帯電話機能付き端末100は、ダウンロードした上記の情報を所定時間経過後に消去する機能、又は、ネットワーク運用者からの制御指示により消去する機能、又は携帯電話機能付き端末100の電源オフ操作時に消去する機能などを更に備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
5件

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請求項1

無線回線を介して認証サーバアクセスする手段と、携帯電話機能使用可能とするための電話番号情報を含む設定情報及び個人電話帳の情報を前記認証サーバからダウンロードして記憶する手段と、前記設定情報が記憶されているときのみ携帯電話機能を使用可能となるよう設定制御する手段と、を備えたことを特徴とする携帯電話機能付き端末

請求項2

前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報を所定の期間保持し、該所定の期間経過後に、該設定情報及び個人電話帳の情報を消去する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機能付き端末。

請求項3

ネットワーク側からの制御指示を受信し、該制御指示により、前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報を消去する手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話機能付き端末。

請求項4

前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報が、電源オフにより消去される構成を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の携帯電話機能付き端末。

請求項5

携帯電話機能付き端末から無線回線を介して認証サーバにアクセスし、前記認証サーバから前記携帯電話機能を使用可能とするための電話番号情報を含む設定情報及び個人電話帳の情報を該携帯電話機能付き端末ダウンロードし、前記携帯電話機能付き端末は、前記設定情報が記憶されているときのみ携帯電話機能を使用可能となるよう設定制御することを特徴とする携帯電話機能付き端末の使用可能化設定方法

技術分野

0001

本発明は、携帯電話機能付き端末及びその使用可能化設定方法に関し、特に、無線LAN(Local Area Network)による移動通信システム又は携帯電話会社移動通信網ステムに適用可能な携帯電話機能付き端末及びその使用可能化設定方法に関する。

背景技術

0002

従来、携帯電話機などの携帯電話機能付き端末を使用可能にするには、電話番号を該端末手動で設定して該端末に対して唯一無二の電話番号を付与することにより使用可能となり、以降、該電話番号が該端末に永続的に設定された状態で使用するものであった。

0003

また、該端末の使用者が利用する個人電話帳機能についても、各使用者個人個人が該端末の記憶部に相手先名前及び電話番号などを登録し、またその更新も個人個人で行っていた。いわば、端末に対して手作業によって端末使用のための各種情報全てを記憶させる方式となっていた。

0004

本発明に関連する先行技術文献として、移動局に登録した情報を他の移動局に簡易に登録することができるようにした移動体通信の移動局及び宛先情報保管装置について下記の特許文献1に記載されている。該特許文献1に記載のものは、移動体通信の移動局に登録する電話番号、URL、メールアドレス等の宛先情報その他の登録対象情報保管・管理する情報保管装置データセンタに設置し、移動局はこの情報保管装置と通信して宛先情報等のアップロードおよびダウンロードを行うものである。
特開2001−313730号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、端末使用のための各種情報全てを手作業により記憶させる従来の方式では以下の点で問題があった。
(1)電話番号及び個人電話帳などの設定情報は、端末に保持されているため、端末の破損又は紛失のときなど、それらの設定情報は別端末に移行させなければならないが、ネットワーク運用者による電話番号やその他の使用可能化設定情報の記憶、及び端末使用者(ユーザ)による個人電話帳の再登録といった作業が発生し手間が掛かる。
(2)個人電話帳に登録される相手先の名前及び電話番号などの連絡先登録情報は、相手先の引越し又は人事異動などの要因により変更となる場合があるが、その更新は各端末の使用者(ユーザ)が個人個人で行う必要があり、端末使用者によっては更新漏れを生じる可能性があった。
(3)端末紛失時に、該端末を拾得した悪意のある第三者から以下のような行為が行われる可能性があり、セキュリティ上問題があった。例えば、(ア)端末に付与された電話番号を使用し、容易にその端末の使用者になりすまして電話を発信し、携帯電話機能を不正利用する、(イ)個人電話帳の情報を取得し、個人情報売買商取引勧誘などの目的に個人情報を不正に利用する、など。
本発明は上記の課題を解決するものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明の携帯電話機能付き端末は、(1)無線回線を介して認証サーバアクセスする手段と、携帯電話機能を使用可能とするための電話番号情報を含む設定情報及び個人電話帳の情報を前記認証サーバからダウンロードして記憶する手段と、前記設定情報が記憶されているときのみ携帯電話機能を使用可能となるよう設定制御する手段と、を備えたことを特徴とする。

0007

また、(2)前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報を所定の期間保持し、該所定の期間経過後に、該設定情報及び個人電話帳の情報を消去する手段を備えたことを特徴とする。

0008

また、(3)ネットワーク側からの制御指示を受信し、該制御指示により、前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報を消去する手段を備えたことを特徴とする。

0009

また、(4)前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報が、電源オフにより消去される構成を備えたことを特徴とする。

0010

また、本発明の携帯電話機能付き端末の使用可能化設定方法は、(5)携帯電話機能付き端末から無線回線を介して認証サーバにアクセスし、前記認証サーバから前記携帯電話機能を使用可能とするための電話番号情報を含む設定情報及び個人電話帳の情報を該携帯電話機能付き端末ダウンロードし、前記携帯電話機能付き端末は、前記設定情報が記憶されているときのみ携帯電話機能を使用可能となるよう設定制御することを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明によれば、携帯電話機能付き端末は、ネットワーク側から携帯電話機能の使用に必要な設定情報及び個人電話帳情報をダウンロードして設定することにより、煩雑な手作業を伴うことなくそれらの情報を簡便に携帯電話機能付き端末に設定することができると共に、通常時はそれらの情報を消去しておき、使用時にそれらの情報を設定することにより、携帯電話機能付き端末の紛失時などにおける悪意のある第三者による該携帯電話機能付き端末の不正使用や個人電話帳情報の不正利用を防ぐことができ、セキュリティ性を高めることができる。

発明を実施するための最良の形態

0012

図1は本発明が適用されるによるシステムの全体構成を示す。同図の(a)は、企業内ネットワークなどの無線LAN環境での移動通信システムにおける適用形態を示し、同図の(b)は、携帯電話会社の移動通通信網システムにおける適用形態を示している。

0013

図1の(a)及び(b)において、携帯電話端末100は、ユーザ認証クライアント機能及びネットワーク側から電話番号など携帯電話機として使用可能とするための設定情報(既存の携帯電話機におけるSIM(Subscriber Identity Module)カード等に格納された契約者情報と同様の情報)及び個人電話帳情報をアップロード及びダウンロードする機能、及びその情報を格納する格納部を備える。

0014

また、無線アクセスポイントAP)200は、RADIUS(Remote Authentication Dial In User Service:ダイヤルアップ接続のための認証システム又は認証を行うためのプロトコル)におけるRAS(Remote Authentication Server)又はIEEE802.IX認証でのAuthenticatorに相当する機能を備える。即ち、クライアントからの認証情報を認証サーバ300に中継し、認証サーバ300からの要求情報をクライアントに中継する。また、認証サーバ300からの認証結果情報に基づき、フィルタ機能を動的に変更する機能を備える。

0015

認証サーバ300は、ユーザ認証データベース(DB)400を参照することで、認証を行うユーザ認証機能を備えるとともに、ユーザ認証情報キーとしてSIMカード相当情報及び個人電話帳情報を、携帯電話情報データベース(DB)500及び個人電話帳サーバ600から取得し、携帯電話端末100にダウンロードする機能を備える。

0016

無線基地局700にも無線アクセスポイント(AP)200相当の認証処理機能を備え、移動交換局800を経由して認証サーバ300と連携し、端末認証処理、端末を使用可能にする設定データのダウンロード/アップロード及び初期化制御を、上述の無線LANによる移動通信システムと同様に実施する。その後、通常の携帯電話会社の移動通信システムと同様にホームレジスタ900に携帯電話端末100の位置情報を登録する。そうすることで、携帯電話会社の移動網システムにおいても適用可能である。

0017

以下、無線LANによる移動通信システムに適用した実施形態を中心に本発明について説明するが、本発明はそれに限定されることなく、一般の移動通信システムについても同様に適用可能である。また、携帯電話端末100として、携帯電話機、携帯電話機能付きの情報端末機などが含まれるが、ここではそれらを総称して「携帯電話機能付き端末」又は単に「端末」と記載する。

0018

端末100はネットワークと無線回線により無線アクセスポイント(AP)200を通じて認証を経た後に接続される。また、ネットワーク内には、端末100のユーザ(使用者)を特定して認証し、該ユーザの電話番号をダウンロードする認証サーバ300、それぞれのユーザが登録する個人電話帳のデータを格納する個人電話帳サーバ600、また個人電話帳に登録するための基本情報を格納している個人情報データベース(DB)650が配置される。上述の各ネットワーク機器機能ブロック図2及び図3に示す。

0019

図2は端末100の機能ブロックを示す。端末100において、101は電話機能部、102は電話番号記録部、103は個人電話帳記録部、104はタイマー部、105は設定制御部、106は基本設定部、107は通信処理部、108は認証処理部、109は表示/制御部、110は無線送受部、111は認証インタフェース部、112はWeb表示部、113は操作インタフェース部である。

0020

また、図3の(a)は無線アクセスポイント200の機能ブロックを示す。無線アクセスポイント(AP)200は、無線送受部201、認証処理部202、有線送受部203を備える。

0021

また、認証サーバ300の機能ブロックを図3の(b)に示す。認証サーバ300は、有線送受部301、認証処理部302、個人情報処理部303を備える。また、認証サーバ300内に、ユーザ認証データベース400や、携帯電話情報データベース500を具備する形態でもよい。その場合、外部のユーザ認証データベース400や携帯電話情報データベース500は不要、または連携させる形態となる。

0022

また、個人電話帳サーバ600の機能ブロックを図3の(c)に示す。個人電話帳サーバ600は、有線送受部601、制御/応答部602、個人電話帳データベース(DB)603を備える。

0023

以下に本発明による携帯電話機能の使用可能化及び使用不可能化の動作について説明する。
〔1〕携帯電話機能を使用可能にする設定動作について
携帯電話機能を使用可能にする設定動作の動作フロー図4(a)に、また、各ネットワーク機器間の動作シーケンス図4(b)に示す。携帯電話機能を使用可能にする設定動作は、図4(a)に示すように、端末についてユーザ認証(4a−1)を実施し、ユーザ認証情報から該ユーザに係る情報データベース(DB)を検索し、該ユーザに与えられた唯一無二の電話番号及び該ユーザの個人電話帳の情報を取得し、それらの情報をダウンロードして端末に設定(4a−2)することにより、初めて通常の携帯電話としての機能が使用可能な状態になる(4a−3)。

0024

上記動作のシーケンスについて図4の(b)を参照して説明する。端末100には、無線アクセスポイント(AP)にアクセスするための基本的な情報、例えば電波チャネル識別情報、IEEE802.11の無線LANを使用している場合はESSID(Extended Service Set Identifier)などの基本設定情報がネットワークの運用者により基本設定部106に設定されている。上記基本設定情報以外の情報、例えば、端末に付与される電話番号やユーザが端末に対して登録する個人電話帳の情報などのような個人を特定する情報は端末100に保持されていない。

0025

ユーザが初回に携帯電話機能を使用する場合、端末100の認証処理部108は、通信処理部107/無線送受部110を経由して、無線アクセスポイント(AP)200にアクセス開始の信号を送出する(4b−1)。無線アクセスポイント(AP)200では、認証処理部202により、アクセス開始信号の処理、及び認証完了している端末からの信号以外はフィルタリングして破棄するフィルタ処理を行う。

0026

端末100からアクセス開始の信号を無線送受部201から受信した無線アクセスポイント(AP)200は、認証処理部202から端末100に対して認証要求を送出する(4b−2)。該認証要求を受信した端末100の認証処理部108は、ユーザ認証情報の入力待ち状態となる。

0027

ユーザは、認証インタフェース部111からユーザ認証に関する情報を端末100に対して入力する。ユーザ認証に関する情報の入力としては、(1)ユーザID/パスワード入力、(2)カードリーダーによるIDカードの挿入とPIN(Personal Identity Number)コード入力、(3)音声指紋によるバイオメトリクス情報入力、などによる。

0028

認証処理部108では、入力された情報をユーザ認証情報として通信処理部107/無線送受部110を経由して無線アクセスポイント(AP)200に対して送出する(4b−3)。該ユーザ認証情報を受信した無線アクセスポイント(AP)200では、認証処理部202によりその情報を有線送受信部203から認証OKか否かの確認のために、認証サーバ300に送出する(4b−4)。

0029

認証サーバ300では、認証処理部302にてユーザ認証情報を受信すると、ユーザ認証データベース400を検索して、ユーザ認証情報が正当ユーザのものかどうかを判定する(4b−5)。正当ユーザのものであった場合は、個人情報処理部303を通じて個人電話帳サーバ600及び携帯電話情報データベース(DB)500に対して、認証ユーザの使用する電話番号及び個人電話帳ダウンロード要求を行う(4b−6)と共に、無線アクセスポイント(AP)200に対して認証許可の指示を行う。(4b−7)。

0030

無線アクセスポイント(AP)200では、認証サーバ300からの認証許可情報を認証処理部202で受信すると、端末100に対するフィルタによる制限を解除し、端末100からネットワークにアクセス可能とし、認証許可の通知を行う(4b−8)。また、個人電話帳ダウンロード要求を受信した携帯電話情報データベース(DB)500及び個人電話帳サーバ600では、認証ユーザの個人電話帳情報を検索し、該当データを認証サーバ600に渡し、端末100にダウンロードを行う。(4b−9)。

0031

端末100では、ダウンロードした情報を通信処理部107から設定制御部105を通じて揮発性メモリに格納する。揮発性メモリの電話番号記録部102に電話番号を格納すると、電話機能部101はその情報を参照することで電話機能が有効となる。また、個人電話帳サーバ600から送付されてきた個人電話帳情報は、設定制御部105を経由して揮発性メモリの個人電話帳記録部103に格納される。こうすることにより、ユーザ認証が正当に行われた端末100に対して、電話番号及び個人電話帳情報を設定し、該端末100が利用可能となる。

0032

図5は、上記の動作において参照又は設定される認証情報、電話情報、個人電話帳情報等のデータの具体例及びそのネットワーク機器間でのやり取りの手順を示している。同図において、ユーザ認証データベース(DB)400には、認証するユーザのID/パスワード及びユーザ番号が格納されている。

0033

携帯電話情報データベース(DB)500には、ユーザ番号にリンクさせて電話番号などの携帯電話機能を使用可能にするための情報(SIMカード相当の情報)が格納されている。個人電話帳サーバ600も、ユーザ番号に対応した個人電話帳のリストがリンクされて格納されている。

0034

端末100−無線アクセスポイント(AP)200−認証サーバ300間の認証動作は、基本的にRADIUS認証/IEEE802.IX認証と同様の動作となる。端末100からアクセス開始すると(5−1)、無線アクセスポイント(AP)200は認証要求を端末100に返す(5−2)。ユーザは、端末100からユーザID/パスワードなどのユーザ認証情報を入力し、無線アクセスポイント(AP)200に送信する(5−3)。

0035

無線アクセスポイント(AP)200は、ユーザ認証情報を認証サーバ300に中継し(5−4)、認証サーバ300は、自装置内部又は外部のユーザ認証データベース(DB)400に照会して正当のユーザかどうかをチェックし(5−5,5−6)、正当のユーザである場合は、無線アクセスポイント(AP)200に対し、認証OKの旨の情報を送信する(5−7)。無線アクセスポイント(AP)200は、認証OKの情報を受信すると、フィルタを修正し、該端末100のネットワークへのアクセスを許可する。

0036

また、認証サーバ300は、認証OKを確認すると同時に、個人電話帳サーバ600及び携帯電話情報データベース(DB)500に認証ユーザのデータを要求し(5−8)、個人電話帳サーバ600からは個人電話帳データを、携帯電話情報データベース(DB)500からは電話番号、その他の携帯電話機能を使用するのに必要な情報(携帯電話のSIMカードに相当する情報)を取得し(5−9)、FTP(File Transfer Protocol)などのプロトコルにより端末100へダウンロードを行う(5−10)。

0037

端末100は、上記データが認証サーバ300からダウンロードされると、そのデータを電話番号記録部102及び個人電話帳記録部103の各格納部に格納する(5−11)と同時に携帯電話情報を設定することで携帯電話機能が使用可能となる。

0038

〔2〕ダウンロードされた個人電話帳・電話番号を所定期間経過後に端末から自動的に消去する機能について
上記〔1〕の動作により電話番号が端末100にダウンロードされたとき、端末100では設定制御部105にて該情報を揮発性メモリの電話番号記録部102に設定すると共に、タイマー部104で電話番号がダウンロードされた時間を記録する。更に、タイマー部104では、ダウンロードされた時点からの経過時間を常に監視し、運用者などにより端末100に事前に設定された、或いはデフォルトとして設定されたデータ保持期間(例えば、8時間/12時間/1日など)を超えたかどうかをチェックする。

0039

該データ保持期間を超えた場合、タイマー部104は設定制御部105に対して揮発性メモリの消去依頼を行う。設定制御部105では、該依頼により揮発性メモリのリセットを行い、揮発性メモリに保存しているデータを消去して、端末100の携帯電話機能部101を初期化する。これにより、電話番号及び個人電話帳情報が消去され、端末100をユーザ認証前の初期状態に戻す。

0040

図6は上記所定期間経過後の設定情報の自動消去の動作を示す。同図(a)は動作フローを示し、同図(b)は初期化制御の情報のやり取りの手順を示す。所定期間経過後の設定情報の自動消去は、同図(a)に示すように、ダウンロードにより携帯電話機能が使用可能となったタイミングでタイマーカウントを開始し(6a−1)、タイマーカウント値閾値を超えたかどうかを監視する(6a−2)。閾値に満たない場合はカウントを継続する。タイマーカウント値が閾値を超えた場合、タイマー部は初期化制御部に対して初期化制御を指示する(6a−3)。

0041

初期化制御の手順は、図6の(b)に示すように、タイマー部からの初期化制御指示(6b−1)により、初期化制御部は、ダウンロードした携帯電話番号情報と個人電話帳情報の消去制御を行う(6b−2)とともに、認証クライアント部に認証解除の要求を行う(6b−3)。認証クライアント部は、無線アクセスポイント(AP)200に対して認証終了を送信し(6b−4)、認証結果を解除させる。無線アクセスポイント(AP)200は、認証結果が解除されたことを認証サーバ300に通知する(6b−5)。

0042

〔3〕ネットワーク側の運用者からの制御指示により、指定した認証済み端末100の個人電話帳及び電話番号を消去させ、該端末を使用不能する機能について
運用者は、認証サーバ300にアクセスし、認証結果を消去すべきユーザを指定する。それを受けて認証サーバ300は、無線アクセスポイント(AP)200及び端末100に対して認証結果の解除を指示する。

0043

認証結果の解除を指示された無線アクセスポイント(AP)200では、該当端末100に対して認証結果解除指示転送すると同時に、認証処理部202にて該当端末100に対するフィルタによるアクセス制限指示と共に認証結果の解除を行い、該当端末100からのネットワークへのアクセスをフィルタリングする。

0044

端末100では、認証解除の指示を認証処理部108で受信すると、認証処理部108は、設定制御部105に対してリセット指示を行う。設定制御部105はリセット制御を受信すると、揮発性メモリのリセット制御により、電話番号及び個人電話帳データを消去するとともに、タイマー部のリセット制御を行い、端末100を初期化する。これにより、ネットワーク側からの制御指示により、端末100の個人電話帳及び電話番号を消去し、認証前の初期状態に戻す。

0045

図7の(a)に上記動作のフローを示し、図7の(b)に初期化制御の情報のやり取りの手順を示す。同図(a)に示すように、携帯電話機能が使用可能な端末100の初期化制御を運用者が認証サーバ300に対して指示をする(7a−1,7b−1)。認証サーバ300は該当する端末100に対して初期化制御を行う(7a−2,7b−2)。

0046

端末100では初期化制御の指示に伴い、個人電話帳情報及び携帯電話情報を消去する制御を行い、各情報格納部の初期状態へのリセットを行う(7b−3)。それとともに認証クライアント部に指示し(7b−4)、認証クライアント部は無線アクセスポイント(AP)に対して認証結果解除の通知を行い(7b−5)、無線アクセスポイント(AP)200は、認証結果解除に対応したフィルタ制御を行うよう設定し、また、認証サーバ300への認証結果解除の通知を行う(7b−6)。

0047

〔4〕電話番号/個人電話帳を端末の電源オフにより自動消去する機能について
端末100には揮発性メモリに電話番号及び個人電話帳の情報を保持している。ユーザが端末100の電源オフ操作を行うと、操作インタフェース部113から表示/制御部109を経由して設定制御部105に電源オフ操作の情報が通知される。

0048

設定制御部105では、該情報を受けると通常のシャットダウン処理を実施すると共に、揮発性メモリに保持している電話番号及び個人電話帳の情報を消去する。これによりユーザが端末100の電源オフの操作を行うと、端末100は認証前の初期状態に戻り、携帯電話機能を使用することができなくなる。

0049

なお、何らかの原因で電源オフ操作による使用可能化設定情報の消去処理が正常に行われなかった場合でも、電話番号及び個人電話帳情報等の使用可能化設定情報は、揮発性メモリに保持されているため、端末100の電源オフと共に消去され、他者に利用又は参照されることがない。

0050

上記動作について図8を参照して説明すると、ユーザが端末100の電源オフ操作を行うと(8aー1,8b−1)、電源制御部は初期化制御を指示し、初期化制御部は初期化制御を実施する(8aー2、8b−2)。初期化制御により、電話帳/携帯電話情報の消去を行い、各部の初期状態へのリセットを行う(8a−3,8b−3)。

0051

それとともに認証クライアント部を経由し、無線アクセスポイント(AP)200に対して認証結果解除の通知を行い(8a−3,8b−4)、無線アクセスポイント(AP)200は認証結果解除によるフィルタ制御、認証サーバへの認証解除の通知を行う(8b−5)。これにより端末100の初期化が完了し(8a−4)、端末100の携帯電話機能は使用不能となる。

0052

なお、不測の処理中断が発生したときでも、個人電話帳/携帯電話情報が確実に消去されるようにするために、それらの情報をハードディスクフラッシュメモリなどの不揮発性メモリではなく、揮発性メモリに格納する。これにより端末100の電源オフ時に確実に消去することが可能となる。

0053

〔5〕個人毎にカスタマイズした個人電話帳をネットワーク側(センター側)で管理する機能について
個人毎に個人電話帳をカスタマイズする際の各機器間の動作シーケンスを図9(a)に示す。ユーザが個人電話帳に新規アドレス/電話番号を追加する場合、端末100の操作インタフェース部113から表示制御部109を操作する。表示制御部109は、通信処理部107/無線送受部110を経由して、個人電話帳サーバ600にアドレス追加要求を送出する(9−1)。

0054

上記要求を受信した個人電話帳サーバ600では、追加画面を制御/応答部602で作成し、画面データを端末100に送信する。端末100は該画面データを受信すると表示/制御部109を通じてWeb表示部112から追加画面をユーザに対して表示する(9−2)。ユーザは、登録するユーザ個人のキー情報、例えば氏名、電話番号などを入力する。表示/制御部109ではその入力された情報を、通信処理部107及び無線送受部110を経由して個人電話帳サーバ600に送信する(9−3)。

0055

個人電話帳サーバ600では、送信されてきたキー情報を元に、制御/応答部602から個人情報データベース(DB)650に対して照会を行う(9−4)。個人情報データベース(DB)650では該キー情報を元に検索を実施し、キー情報が一致するユーザの情報を回答する(9−5)。制御/応答部602は、回答された情報から追加画面データを作成し、その画面データを端末100に対して送信する(9−6)。

0056

端末100は、受信したデータを表示/制御部109を通じてWeb表示画面に出力し、ユーザに表示する。ユーザは表示された画面情報に、必要とする付加的な情報を追加するなどの編集を行う。例えば、所属会社名や他の電話番号やニックネームなど。

0057

編集を終了するとユーザは編集完了を入力し、端末100にダウンロードした個人電話帳を更新するとともに、個人電話帳サーバ600に登録情報を送信する(9−7)。個人電話帳サーバ600では端末100から送信された情報を元に、保持している該当ユーザの電話帳情報を個人電話帳データベース(DB)603に追加/更新する。これにより、ユーザ毎に電話帳情報をカスタマイズし、個人電話帳サーバ600にて管理を行うことが可能となる。

0058

〔6〕ネットワーク側(センター側)での一元管理による個人電話帳登録情報の一括更新機能について
ネットワーク側(センター側)での一元管理による個人電話帳登録情報の一括更新の各機器間の動作シーケンスを図9(b)に示す。ネットワーク側(センター側)の個人情報データベース(DB)650には以下の個人情報を格納している。
・ユーザ毎に一意に定められるタグ情報氏名情報
・電話番号情報
住所など

0059

タグ情報は、各ユーザを一意に識別するために付与するもので、一旦付与された後は変更されない。ネットワークの運用者は、各ユーザからの申請などを基に、個人情報データベース(DB)650に格納された個人情報(電話番号、氏名など)を更新する。更新を完了した場合、運用者は個人電話帳サーバ600に更新指示を出す(9−8)。

0060

更新指示を受けた個人電話帳サーバ600は、更新されたユーザ情報を個人情報データベース(DB)650からダウンロードすると共に、該ダウンロードされたユーザ情報のタグ情報を元に、各ユーザの個人電話帳情報に更新が必要なユーザ情報を含む個人電話帳情報の有無を検索する。

0061

上記検索にヒットした場合、該当ユーザの個人電話帳情報をアップデートして個人電話帳データベースに格納する。こうすることにより、個々のユーザが個人データベース(DB)に設定されているユーザ情報の変更に対して、個々のユーザが自己の端末100に対して個人電話帳情報を手動で更新することなく、個人情報データベース(DB)650に登録されているユーザ全員の登録情報の変更を反映した個人電話帳に更新することが可能となる。

0062

このように、個人電話帳情報内のユーザ情報の基本情報を、個人情報データベース(DB)650に登録してネットワーク側の運用者により一元管理し、個入電帳情報として登録された各連絡相手先の電話番号や所属、氏名などを運用者にて一括して更新することができる。

0063

(付記1)無線回線を介して認証サーバにアクセスする手段と、携帯電話機能を使用可能とするための電話番号情報を含む設定情報及び個人電話帳の情報を前記認証サーバからダウンロードして記憶する手段と、前記設定情報が記憶されているときのみ携帯電話機能を使用可能となるよう設定制御する手段と、を備えたことを特徴とする携帯電話機能付き端末。
(付記2) 前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報を所定の期間保持し、該所定の期間経過後に、該設定情報及び個人電話帳の情報を消去する手段を備えたことを特徴とする付記1に記載の携帯電話機能付き端末。
(付記3)ネットワーク側からの制御指示を受信し、該制御指示により、前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報を消去する手段を備えたことを特徴とする付記1又は2に記載の携帯電話機能付き端末。
(付記4) 前記ダウンロードされた設定情報及び個人電話帳の情報が、電源オフにより消去される構成を備えたことを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載の携帯電話機能付き端末。
(付記5) 携帯電話機能付き端末から無線回線を介して認証サーバにアクセスし、前記認証サーバから前記携帯電話機能を使用可能とするための電話番号情報を含む設定情報及び個人電話帳の情報を該携帯電話機能付き端末ダウンロードし、前記携帯電話機能付き端末は、前記設定情報が記憶されているときのみ携帯電話機能を使用可能となるよう設定制御することを特徴とする携帯電話機能付き端末の使用可能化設定方法。
(付記6) 前記携帯電話機能付き端末からユーザのキー情報を個人電話帳サーバに送信し、個人電話帳サーバは該キー情報を基に検索した個人電話帳の情報を該携帯電話機能付き端末に送信して表示させ、該携帯電話機能付き端末は、該表示された個人電話帳の情報を編集して前記個人電話帳サーバに送信することを特徴とする付記5に記載の携帯電話機能付き端末の使用可能化設定方法。
(付記7) 前記個人電話帳情報内の個人情報をネットワーク側で一元管理する個人情報データベースを備え、個人情報の変更時に該個人情報データベースを更新し、該個人情報データベースの変更を前記個人電話帳情報に反映させるよう、前記個人電話帳情報を更新させることを特徴とする付記5に記載の携帯電話機能付き端末の使用可能化設定方法。

図面の簡単な説明

0064

本発明が適用されるによるシステムの全体構成を示す図である。
本発明の携帯電話機能付き端末の機能ブロックを示す図である。
本発明の無線アクセスポイント、認証サーバ及び個人電話帳サーバの機能ブロックを示す図である。
携帯電話機能を使用可能にする設定動作の動作フロー及び各ネットワーク機器間の動作シーケンスを示す図である。
携帯電話機能を使用可能にする認証情報、電話情報、個人電話帳情報等のデータの具体例及びそのやり取りの手順を示す図である。
携帯電話機能を所定期間経過後使用不可能にする動作フロー及びその情報のやり取りの手順を示す図である。
運用者の制御指示により携帯電話機能を使用不能にする動作フロー及びその情報のやり取りの手順を示す図である。
端末の電源オフにより携帯電話機能を使用不能にする動作フロー及びその情報のやり取りの手順を示す図である。
個人毎にカスタマイズした個人電話帳をセンターにて管理する動作シーケンスを示す図である。

符号の説明

0065

100携帯電話端末
200無線アクセスポイント
300認証サーバ
400ユーザ認証データベース
500携帯電話情報データベース
600個人電話帳サーバ
650個人情報データベース
700無線基地局
800移動交換局
900ホームレジスタ

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