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課題

外部機器により複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを容易に設定することができる多機能周辺装置多機能周辺装置システムおよび多機能周辺装置システムにおける機能制御方法を提供する。

解決手段

MFP設定ファイル71をサーバ2から受信する機能を実行するように設定されている場合は(S21:Yes)、サーバ2からMF設定ファイル71を受信する(S22)。MFP設定ファイル71にユーザ別設定情報が記憶されているか否かを判断し(S25)、MFP設定ファイル71にユーザ別設定情報が記憶されている場合は(S25:Yes)、MFP設定ファイル71に記憶されているユーザ別設定情報であるパブリック登録情報および個別登録情報に従って、フラッシュメモリパブリック情報メモリ18aおよび個別情報メモリ18bを書き換える(S26)。

概要

背景

画像情報通信回線を介して送信または受信するファクシミリ送信または受信機能や、記録媒体に記録された画像情報を読取り、別の記録媒体に記録するコピー機能や、記録媒体に記録された画像情報を読取って記憶手段に記憶するスキャン機能などの複数の機能を備えた多機能周辺装置が知られている。

特開2002−152446号公報(特許文献1)には、各ユーザ毎にメニュー表示データを予め記憶手段に記憶し、ユーザが識別情報を入力するとそのユーザに対応したメニューを表示し、そのユーザには、そのメニューに表示された機能だけの使用を許可する多機能周辺装置が開示されている。
特開2002−152446号公報

概要

外部機器により複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを容易に設定することができる多機能周辺装置、多機能周辺装置システムおよび多機能周辺装置システムにおける機能制御方法を提供する。MFP設定ファイル71をサーバ2から受信する機能を実行するように設定されている場合は(S21:Yes)、サーバ2からMF設定ファイル71を受信する(S22)。MFP設定ファイル71にユーザ別設定情報が記憶されているか否かを判断し(S25)、MFP設定ファイル71にユーザ別設定情報が記憶されている場合は(S25:Yes)、MFP設定ファイル71に記憶されているユーザ別設定情報であるパブリック登録情報および個別登録情報に従って、フラッシュメモリパブリック情報メモリ18aおよび個別情報メモリ18bを書き換える(S26)。

目的

本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、外部機器により複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを容易に設定することができる多機能周辺装置、多機能周辺装置システムおよび多機能周辺装置システムにおける機能制御方法を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

複数の機能を有し、外部に接続された記憶装置通信を行う通信手段を備えた多機能周辺装置において、前記通信手段を介して前記記憶装置が記憶している前記複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を取得する登録情報取得手段と、その登録情報取得手段が取得した登録情報に基づいて使用を許可すると示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させ、使用を許可しないと示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させないように制御する制御手段とを備えていることを特徴とする多機能周辺装置。

請求項2

前記登録情報取得手段は、前記記憶装置が複数の多機能周辺装置のそれぞれを識別する機器識別情報に対応して記憶している複数の登録情報の中から、多機能周辺装置が有する機器識別情報に対応する登録情報を取得するものであることを特徴とする請求項1記載の多機能周辺装置。

請求項3

使用者を識別する個別識別情報を入力する入力手段を備え、前記登録情報取得手段は、前記入力手段に入力された個別識別情報に基づいて前記記憶装置が使用者を識別する個別識別情報に対応して記憶している登録情報を取得するものであることを特徴とする請求項1または2記載の多機能周辺装置。

請求項4

使用者を識別する個別識別情報を入力する入力手段を備え、前記登録情報取得手段は、前記入力手段に個別識別情報が入力された場合は、その個別識別情報に基づいて前記記憶装置が使用者を識別する個別識別情報に対応して記憶している登録情報を取得し、前記入力手段に個別識別情報が入力されない場合は、前記記憶装置がいずれの使用者を識別する個別識別情報にも対応せずに記憶している登録情報を取得するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の多機能周辺装置。

請求項5

登録情報を記憶する登録情報記憶手段を備え、前記登録情報取得手段は、前記記憶装置より取得した登録情報を前記登録情報記憶手段に記憶し、前記制御手段は、前記登録情報記憶手段に記憶された登録情報に基づいて使用を許可すると示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させ、使用を許可しないと示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させないように制御するものであることことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の多機能周辺装置。

請求項6

前記登録情報取得手段は、前記複数の機能における動作設定を示す登録情報を前記記憶装置より取得するものであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の多機能周辺装置。

請求項7

前記複数の機能の各機能の設定を行う複数の操作子を有する操作部を備え、前記登録情報取得手段は、前記操作部による前記複数の機能の各機能の設定を許可するか否かを示す登録情報を前記記憶装置より取得するものであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置。

請求項8

複数の機能を有し、記憶装置と情報の通信を行う通信手段を備えた多機能周辺装置と、その多機能周辺装置と情報の通信を行う記憶装置とを備えた多機能周辺装置システムにおいて、前記記憶装置は、前記複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段に前記登録情報を記憶する登録情報設定手段とを備え、前記多機能周辺装置は、前記通信手段とを介して前記記憶装置の記憶手段が記憶している登録情報を取得する登録情報取得手段と、その登録情報取得手段により取得された登録情報に基づいて使用を許可すると示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させ、使用を許可しないと示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させないように制御する制御手段とを備えていることを特徴とする多機能周辺装置システム。

請求項9

複数の機能を有し、記憶装置と情報の通信を通信手段を備えた多機能周辺装置と、その多機能周辺装置と情報の通信を行う記憶装置とを備えた多機能周辺装置システムにおける機能制御方法において、前記記憶装置は、前記複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を記憶する記憶手段と、その記憶装置に前記登録情報を記憶する登録情報設定手順とを備え、前記多機能周辺装置は、前記通信手段を介して前記記憶装置の記憶手段が記憶している登録情報を取得する登録情報取得手順と、前記登録情報取得手段により取得された登録情報に基づいて使用を許可すると示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させ、使用を許可しないと示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させないように制御する制御手段とを備えていることを特徴とする多機能周辺装置システムにおける機能制御方法。

技術分野

0001

本発明は、ファクシミリコピースキャンなどの複数の機能を備えた多機能周辺装置多機能周辺装置システムおよび多機能周辺装置システムにおける機能制御方法に関する。

背景技術

0002

画像情報通信回線を介して送信または受信するファクシミリ送信または受信機能や、記録媒体に記録された画像情報を読取り、別の記録媒体に記録するコピー機能や、記録媒体に記録された画像情報を読取って記憶手段に記憶するスキャン機能などの複数の機能を備えた多機能周辺装置が知られている。

0003

特開2002−152446号公報(特許文献1)には、各ユーザ毎にメニュー表示データを予め記憶手段に記憶し、ユーザが識別情報を入力するとそのユーザに対応したメニューを表示し、そのユーザには、そのメニューに表示された機能だけの使用を許可する多機能周辺装置が開示されている。
特開2002−152446号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、多機能周辺装置において、複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを設定するには、その多機能周辺装置が設置されている場所へ行き、その多機能周辺装置の操作パネルを操作して設定しなければならず、設定操作が煩雑であるという問題点があった。

0005

本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、外部機器により複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを容易に設定することができる多機能周辺装置、多機能周辺装置システムおよび多機能周辺装置システムにおける機能制御方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0006

この目的を達成するために、本発明の請求項1記載の多機能周辺装置は、複数の機能を有し、外部に接続された記憶装置通信を行う通信手段を備えたものであって、前記通信手段を介して前記記憶装置が記憶している前記複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を取得する登録情報取得手段と、その登録情報取得手段が取得した登録情報に基づいて使用を許可すると示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させ、使用を許可しないと示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させないように制御する制御手段とを備えている。

0007

請求項2記載の多機能周辺装置は、請求項1記載の多機能周辺装置において、前記登録情報取得手段は、前記記憶装置が複数の多機能周辺装置のそれぞれを識別する機器識別情報に対応して記憶している複数の登録情報の中から、多機能周辺装置が有する機器識別情報に対応する登録情報を取得するものである。

0008

請求項3記載の多機能周辺装置は、請求項1または2記載の多機能周辺装置において、使用者を識別する個別識別情報を入力する入力手段を備え、前記登録情報取得手段は、前記入力手段に入力された個別識別情報に基づいて前記記憶装置が使用者を識別する個別識別情報に対応して記憶している登録情報を取得するものである。

0009

請求項4記載の多機能周辺装置は、請求項1または2記載の多機能周辺装置において、使用者を識別する個別識別情報を入力する入力手段を備え、前記登録情報取得手段は、前記入力手段に個別識別情報が入力された場合は、その個別識別情報に基づいて前記記憶装置が使用者を識別する個別識別情報に対応して記憶している登録情報を取得し、前記入力手段に個別識別情報が入力されない場合は、前記記憶装置がいずれの使用者を識別する個別識別情報にも対応せずに記憶している登録情報を取得するものである。

0010

請求項5記載の多機能周辺装置は、請求項1から4のいずれかに記載の多機能周辺装置において、登録情報を記憶する登録情報記憶手段を備え、前記登録情報取得手段は、前記記憶装置より取得した登録情報を前記登録情報記憶手段に記憶し、前記制御手段は、前記登録情報記憶手段に記憶された登録情報に基づいて使用を許可すると示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させ、使用を許可しないと示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させないように制御するものである。

0011

請求項6記載の多機能周辺装置は、請求項1から5のいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記登録情報取得手段は、前記複数の機能における動作設定を示す登録情報を前記記憶装置より取得するものである。

0012

請求項7記載の多機能周辺装置は、請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置において、前記複数の機能の各機能の設定を行う複数の操作子を有する操作部を備え、
前記登録情報取得手段は、前記操作部による前記複数の機能の各機能の設定を許可するか否かを示す登録情報を前記記憶装置より取得するものである。

0013

請求項8記載の多機能周辺装置システムは、複数の機能を有し、記憶装置と情報の通信を行う通信手段を備えた多機能周辺装置と、その多機能周辺装置と情報の通信を行う記憶装置とを備えたものであって、前記記憶装置は、前記複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段に前記複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を記憶する登録情報設定手段とを備え、前記多機能周辺装置は、前記通信手段とを介して前記記憶装置の記憶手段が記憶している登録情報を取得する登録情報取得手段と、その登録情報取得手段により取得された登録情報に基づいて使用を許可すると示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させ、使用を許可しないと示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させないように制御する制御手段とを備えている。

0014

請求項9記載の多機能周辺装置システムにおける機能制御方法は、複数の機能を有し、記憶装置と情報の通信を通信手段を備えた多機能周辺装置と、その多機能周辺装置と情報の通信を行う記憶装置とを備えたものであって、前記記憶装置は、前記複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を記憶する記憶手段と、その記憶装置に登録情報を記憶する登録情報設定手順とを備え、前記多機能周辺装置は、前記通信手段を介して前記記憶装置の記憶手段が記憶している登録情報を取得する登録情報取得手順と、前記登録情報取得手段により取得された登録情報に基づいて使用を許可すると示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させ、使用を許可しないと示された機能については、使用者による前記多機能周辺装置の操作に基づいて機能を実行させないように制御する制御手段とを備えている。

発明の効果

0015

請求項1記載の多機能周辺装置によれば、多機能周辺装置において複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを設定する必要がなく容易に設定を行うことができるという効果がある。また、このようにして設定を行うことにより、多機能周辺装置により操作が行われた場合に、その機能を実行させるか否かの制御を行うことができる。

0016

請求項2記載の多機能周辺装置によれば、請求項1記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、多機能周辺装置毎に専用の設定を容易に行うことができるという効果がある。

0017

請求項3記載の多機能周辺装置によれば、請求項1または2記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、多機能周辺装置において使用者を識別する個別識別情報に対応して登録情報を設定する必要がなく容易に使用者毎の設定を行うことができるという効果がある。

0018

請求項4記載の多機能周辺装置によれば、請求項1または2記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、多機能周辺装置において使用者を識別する個別識別情報と識別情報を有さないパブリックユーザに対応して登録情報設定する必要がなく容易に個別ユーザとパブリックユーザに対応する設定を行うことができるという効果がある。

0019

請求項5記載の多機能周辺装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、使用者による操作が行われた時点から早く制御を行うことができるとともに、記憶装置との通信が行われていない場合にも、制御を行うことができるという効果がある。

0020

請求項6記載の多機能周辺装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の多機能周辺装置の奏する効果に加え、多機能周辺装置において設定を行う必要がなく容易に複数の機能における動作設定を行うことができるという効果がある。

0021

請求項7記載の多機能周辺装置によれば、請求項1から6のいずれかに記載の多機能周辺装置において、多機能周辺装置において設定する必要がなく容易に操作部により複数の機能の設定を許可するか否かの設定を行うことができるという効果がある。

0022

請求項8記載の多機能周辺装置システムによれば、多機能周辺装置において複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを設定する必要がなく容易に設定を行うことができるという効果がある。また、このようにして設定を行うことにより、多機能周辺装置により操作が行われた場合に、その機能を実行させるか否かの制御を行うことができる。

0023

請求項9記載の多機能周辺装置システムにおける機能制御方法によれば、多機能周辺装置において複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを設定する必要がなく容易に設定を行うことができるという効果がある。また、このようにして設定を行うことにより、多機能周辺装置により操作が行われた場合に、その機能を実行させるか否かの制御を行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0024

以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態における多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と略す)1を含む通信システムの構成を示すブロック図である。この通信システムは、図1に示すように、複数の機能を有するMFP1と、そのMFP1とデータ通信可能に接続されたサーバ2やパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する)3とから構成される。また、図1に示すように、この通信システムにおいて、MFP1は、電話回線網100に接続されている。

0025

MFP1は、この電話回線網100を介してファクシミリ通信を実現するファクシミリ機能、電話回線網100を介して音声通話を実現する音声通話機能プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能メール送信機能などの各種の機能を1台に備えている。また、このMFP1は、受信したファックスデータをLANを介してPC3へ転送するPCファックスの機能を備えている。

0026

図1に示すように、MFP1は、MFP1全体の動作を制御するCPU12と、そのCPU12により実行される各種の制御プログラム固定値データを記憶するROM14と、CPU12により実行される各種処理に必要なデータやプログラム等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM16と、各種設定を記憶し書き換え可能で不揮発性フラッシュメモリ18と、スキャナ部22と、プリンタ部24と、モデム26と、回線制御部28と、MFP1の本体部から取り外し可能であり、音声通話機能において送話及び受話するために使用される送受話器32と、MFP1で各種機能を実行させるための複数の操作入力キー(ボタンやスイッチなど)から構成される操作部34と、MFP1における各種情報を表示する液晶ディスプレイ(以下、「LCD(Liquid Crystal Display)」と称する)であるLCD36と、スピーカ及びそのスピーカを駆動する駆動回路から構成されるスピーカ部38と、サーバ2やPC3とを接続するLAN200(Local Area Network)に接続するためのLANインターフェイス部(以下、「LANI/F」と称する)であるLANI/F40とを備えている。

0027

このうち、CPU12と、ROM14と、RAM16と、フラッシュメモリ18と、スキャナ部22と、プリンタ部24と、モデム26と、回線制御部28と、操作部34と、LCD36と、スピーカ部38と、LANI/F40とは、バスライン46を介して互いに接続されている。なお、回線制御部28と、モデム26又は送受話器32とは、伝送経路によって接続されている。

0028

ここで、スキャナ部22は、CPU12からの指示に基づいて、所定の読取位置(非図示)にセットされた原稿から画像の読み取りを行うと共に、この画像のイメージデータを生成するものである。このスキャナ部22により読み取られたイメージデータは、MFP1が、MFP1におけるファクシミリ機能を機能させるファクシミリモード(以下、「FAXモード」と称する)に設定されている場合には、そのイメージデータが、モデム26、回線制御部28及び電話回線網100を介して、電話番号等により指定された相手側装置へ送信される。あるいは、LANI/F40を介してメール機能を利用したインターネットファクシミリにてイメージデータが送信される。

0029

また、MFP1が、MFP1におけるコピー機能を機能させるコピーモード(以下、「COPYモード」と称する)に設定されている場合には、このスキャナ部22によって生成されたイメージデータは、プリンタ部24により記録紙に印刷される。さらに、MFP1が、MFP1におけるスキャナ機能を機能させるスキャナモード(以下、「SCANモード」と称する)に設定されている場合には、このスキャナ部22によって生成されたイメージデータは、RAM16における所定の記憶領域に格納される。

0030

プリンタ部24は、CPU12からの指示に基づいて、所定の給紙位置(非図示)にセットされた記録紙への印刷を行うためのインクジェット方式のプリンタで構成され、記録紙を搬送する記録紙搬送モータ(非図示)と、記録紙へインク吐出する印字ヘッド(非図示)と、その印字ヘッドを搭載したキャリッジ(非図示)を移動させるキャリッジモータ(非図示)とを備えている。

0031

MFP1がFAXモードに設定され、且つ、電話回線網100、回線制御部28及びモデム26を介して相手側装置から受信したファクシミリデータ印字するように設定されている場合には、受信したファクシミリデータに基づいて生成されたイメージデータは、このプリンタ部24によって記録紙に印刷される。

0032

また、MFP1がCOPYモードに設定されている場合には、スキャナ部22によって生成されたイメージデータは、このプリンタ部24により記録紙に印刷される。

0033

モデム26は、CPU12からの指示に基づいて、スキャナ部22で生成されたイメージデータを変調して、回線制御部28を介して電話回線網100に伝送可能な画像信号を生成したり、電話回線100から回線制御部28を介して入力された画像信号をイメージデータに復調するものである。

0034

回線制御部28は、電話回線網100からの各種信号の入力と、電話回線網100への信号の出力を行うと共に、CPU12からの指示に基づいて、電話回線網100との間で入出力する信号の伝送先及び伝送元となる伝送経路を設定する。この「伝送経路」としては、操作部34により画像を送信する(ファクシミリデータを送信する)ための操作が行われる際、又は、電話回線網100から画像信号を受信した(ファクシミリデータを受信した)際に、モデム26へ向かう経路が設定される。そして、この経路を画像信号が伝達可能な状態となる。一方で、この設定された伝送経路は、モデム26による画像信号の出力が終了した際、又は、電話回線100からの画像信号の入力が終了した際に解除され、この経路を画像信号が伝送されない状態となる。

0035

また、送受話器32をMFP1の本体部から取り外す操作(オフフック操作)が行われた際に、回線制御部28から送受話器32へ向かう経路が上述した伝送経路として設定され、この経路を音声信号が伝送可能な状態となる。こうして設定された伝送経路は、送受話器32をMFP1の本体部に戻す操作(オンフック操作)が行われた際に解除され、この経路を音声信号が伝送されない状態となる。

0036

ROM14は、固定値としてMFP1の製品判別番号を記憶している。この製品判別番号は、MFP1を特定する識別情報であり、製品の機種を示す機種コードと、1台毎の製品を判別する機器コードとにより構成されている。サーバ2において設定されるMFP設定ファイル71(図4参照)にも、この製品判別番号が記憶され、MFP1がファイルを取得した際に、この製品判別番号が照合されて、その製品に対して設定されたものであるかが確認される。

0037

RAM16は、機能制限テーブル16aを備えている。ユーザが、FAXモード、COPYモード、SCANモードなどのいずれかの機能を選択した場合、この機能制限テーブル16a1が参照されて、ユーザに使用を許可するか否かの設定が行われる。

0038

フラッシュメモリ18は、パブリック情報メモリ18aと、個別情報メモリ18bと、パスワードメモリ18cと、パネル設定許可設定メモリ18dと、一般設定メモリ18eと、FAX転送設定メモリ18fと、電話帳設定メモリ18gとを備えている。

0039

パブリック情報メモリ18aは、個別登録されていないパブリックユーザにMFP1が有する複数の機能の各機能の使用を許可するか否かを設定するパブリック登録情報を記憶するものであり、MFP1がメーカから供給された時点(以下、「工場出荷時」と称する)では、全ての機能の使用を許可しないように設定されている。特定の者である管理者が、管理者パスワードを設定し、その管理者パスワードが入力された場合に、パブリック登録情報を書き換えることができる。

0040

個別情報メモリ18bは、ユーザ毎に複数の機能の各機能の使用を許可するか否かを設定する個別登録情報を記憶するものであり、パブリック登録情報と同様に特定の者である管理者が、管理者パスワードを入力して認証を受けた後、各ユーザの個別登録情報を書き換えることができる。個別登録情報を書き換える場合には、パブリック情報メモリ18aに記憶されているパブリック登録情報を読み出し、そのパブリック登録情報をそのまま個別登録情報として個別情報メモリ18bに記憶することもできる。

0041

パスワードメモリ18cは、上述の管理者パスワードと、MFP設定ファイル71に記憶されるファイルパスワードとを記憶するものである。ファイルパスワードは、MFP設定ファイル71をサーバ2から取得した際、照合されて、その製品に対して設定されたファイルでであるかが確認される。

0042

パネル設定許可設定メモリ18dに記憶されるパネル設定許可設定情報71dと、一般設定メモリ18dに記憶される一般設定情報71fと、FAX転送設定メモリ18eに記憶されるFAX転送設定情報71gと、電話帳設定メモリ18gに記憶される電話帳設定情報71hについては、図4を参照して後述する。

0043

次に、図2を参照して、MFP1における操作パネル部分について説明する。図2は、MFP1における操作パネル部分の平面図である。図2に示すように、この操作パネル部分は、操作部34を構成する各種操作入力キー34a〜34hと、LCD36とから構成されている。

0044

電源ボタン34aは、MFP1が電源遮断の状態で押下すると、MFP1に電源が投入され、MFP1に電源が投入されている状態において、電源ボタン34aが押下されると、MFP1は電源遮断される。

0045

操作入力キー34bは、MFP1で実行させる機能又は設定値などを、LCD36に表示される選択肢の中から設定させるための十字キー及びセットキーである。この操作入力キー34bの上下左右の端部を押下することにより、LCD36に表示されるカーソルが上下左右に移動されたり、機能を選択表示させることができる。そして、カーソルが所望の機能又は設定値に対応する選択肢に配置された場合に、操作入力キー34bの中央部を押下する(以下、セット操作すると称する)ことにより、カーソルが配置されていた機能又は設定値が選択または設定される。

0046

操作入力キー34cは、モード選択キー(以下、「モード選択キー34c」と称する)であり、MFP1においてコピー機能を機能させるCOPYモードキー34c1と、MFP1においてファクシミリ機能を機能させるFAXモードキー34c2と、MFP1においてスキャナ機能を機能させるSCANモードキー34c3とを備えている。

0047

ロックオフ状態に設定されている場合には、これらのモード選択キー34c(34c1〜34c3)のいずれかが押下されると、MFP1は、押下されたモード選択キー34c(34c1〜34c3)に応じた機能が実行される。一方ロックオン状態に設定されている場合には、これらのモード選択キー34c(34c1〜34c3)のいずれかが押下されると、機能制限テーブル16a1が参照され、機能制限テーブル16a1にその機能の使用を許可するように記憶されている場合は、その機能が実行され、使用を許可しないように記憶されている場合は、その機能の使用を許可しないことをユーザに知らせる音をスピーカ部38から鳴動させるとともに、LCD36にその旨の表示を行う。

0048

操作入力キー34dは、テンキーであり、MFP1がファックスモードである場合において、ファクシミリデータを送信する相手側装置の電話番号の入力や設定値の入力や、管理者や登録ユーザによるパスワードの入力等に用いられるものである。

0049

また、操作入力キー34eは、メニューの表示を指示するメニューボタンや、各種モードにおける特定の機能(例えば、FAXモードにおけるオンフックダイヤル機能)を実行指示するものである。また、操作入力キー34fは、ストップボタンであり、各種機能を実行している場合に、停止を指示するものであり、操作入力キー34gは、スタートボタンであり、FAXモードやCOPYモードにおいて、それらの機能の実行の開始を指示するものである。

0050

ワンタッチダイヤルキー34hは、12個のボタンにより構成され、各ボタンには、相手先の電話番号またはファクシミリ番号を任意に設定することができる。

0051

LCD36は、MFP1における各種情報を表示する液晶ディスプレイ(LCD)である。このLCD36では、上記したような機能設定時における機能又は設定値等を設定させるための設定表示の他に、例えば、MFP1における動作待機時において、現在の設定状況等が待機情報として表示される。

0052

次に、図3を参照してサーバ2について説明する。図3は、サーバ2の電気的構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ2は、CPU52と、そのCPU52により実行される各種の制御プログラムや固定値データを記憶するROM54と、CPU52により実行される各種処理に必要なデータやプログラム等を一時的に記憶するためのメモリであるRAM56と、各種設定を記憶し書き換え可能で不揮発性のハードディスク58と、各種機能を設定するための複数の操作入力キーを有するキーボードマウスから構成される操作部34と、サーバ2における各種情報を表示する液晶ディスプレイ(以下、「LCD」と称する)であるLCD56と、MFP1やPC3とを接続するLAN200に接続するためのLANインターフェイス部(以下、「LANI/F」と称する)であるLANI/F64とを備えている。

0053

このうち、CPU52と、ROM54と、RAM56と、ハードディスク58と、操作部60と、LCD62と、LANI/F66とは、バスラインを介して互いに接続されている。

0054

ハードディスク58は、MFP設定ファイルメモリ58aと管理者パスワードメモリ58bとを備え、MFP設定ファイルメモリ58aは、LAN200を介して接続される複数のMFPのそれぞれについて、MFP設定ファイル71を記憶する。このMFP設定ファイル71は、定期的に各MFP1から読み出され、MFP設定ファイル71に記憶されている設定事項が、MFP1のフラッシュメモリ18に記憶される。MFP設定ファイル71が記憶する情報については、図4を参照して後述する。管理者パスワードメモリ58bは、サーバ2において、MFP設定ファイル71の設定を許可された管理者だけが知っているパスワードであり、管理者パスワードが正しく入力された場合に、MFP設定ファイル71を設定あるいは変更することができる。

0055

次に、図4を参照して、MFP設定ファイル71について説明する。図4は、MFP設定ファイル71において設定される項目を示すテーブルである。このMFP設定ファイル71は、サーバ2においてLCD56に各項目を表示し、キーボードなどを用いて作成するものであり、MFP設定ファイル71の作成処理については、図6を参照して後述する。

0056

MFP設定ファイル71には、まず、ファイルを特定するファイル名71aが付されている。このファイル名71aは、対応するMFP1にも記憶され、このファイル名に基づいてMFP1により指定される。サーバ2において検索が行われて、MFP1にこのファイルが記憶されているアドレス通知され、MFP1は、そのアドレスに基づいて対応するファイルを取得する。

0057

次に、製品判別番号71bが記憶される。この製品判別番号71bは、サーバ2に接続される複数のMFPのそれぞれを識別する識別情報であり、製品の機種を示す機種コードと、1台毎の製品を判別する機器コードとにより構成される。この機種コードと機器コードとは、対応するMFP1のROM14に記憶されるものと同一であり、このMFP設定ファイル71がMFP1により読み出された場合に、この製品判別番号71bが照合され、MFP1により認証される。

0058

次に、ファイルパスワード71cが記憶される。このファイルパスワード71cは、MFP1にも記憶され、このMFP設定ファイル71がMFP1により読み出された場合に、MFP1により照合され認証される。製品判別番号71bとファイルパスワード71との両者が認証されることによりMFP1における設定が行われ、誤った設定が行われることを防止することができる。

0059

次に、パネル設定許可設定情報71dが記憶される。このパネル設定許可設定情報71dとは、MFP1のパネルを使用して設定できる項目である、一般設定、FAX転送設定および電話帳設定のそれぞれについて、パネルでの設定を可能(オン)とするか不可能(オフ)とするかの設定である。一般設定、FAX転送設定および電話帳設定については、後述する。

0060

次に、ユーザ別設定情報71eが記憶される。このユーザ別設定71eとしては、パスワードを登録していないパブリックユーザと、パスワードを登録しているユーザそれぞれに、MFP1が有する複数の機能である、ファクシミリの送信、ファクシミリの受信などについて、使用を許可するか否かを設定するものである。このユーザ別設定71eついては、図5を参照して後述する。

0061

次に、一般設定情報71fが記憶される。この一般設定情報71fとしては、受信モードの設定や、日時の設定や、識別情報の設定や、表示文字の言語の設定などがある。受信モードには、ファクシミリだけを受信するモードや、ファクシミリと電話を受信するモードや、外付け電話による受信モードや、マニュアルモードなどがあり、いずれかのモードを設定することができる。

0062

また、日時の設定では、現在の時刻を、年、月日、時刻、分、秒の単位まで設定することができる。また、識別情報の設定では、MFP1のファクシミリ番号、電話番号、受信者名称(氏名)などを設定することができる。また、電話回線の方式がトーンであるかパルスであるかの設定を行うことができる。また、表示文字の言語の設定では、表示器であるLCD36に表示される文字や、ファクシミリの送受信記録などのレポートの言語の種類(日本語英語など)を設定することができる。

0063

次に、FAX転送設定情報71gが記憶される。このFAX転送設定情報71gとしては、転送オフと、フォアワードと、ページングと、FAXストレッジと、PCFAX受信の各項目について設定される。転送オフは、受信したファクシミリを転送しない通常の受信を行う場合で、フォアワードは、受信した情報を指定したファクシミリ番号の機器に転送する機能であり、ページングは、指定した番号のポケベルにファクシミリを受信したことを知らせる機能であり、FAXストレッジは、受信したFAXデータをメモリに記憶するかしないかを設定するものであり、PCFAX受信は、受信したFAXデータを指定されたPCに転送する機能である。

0064

次に、電話帳設定情報71hが記憶される。この電話帳設定情報71hとしては、ワンタッチダイヤル設定と、スピードダイヤル設定と、ワンタッチダイヤルおよびスピードダイヤルの使用を許可するか否かの設定が設定される。ワンタッチダイヤルは、操作パネル34に備えられているワンタッチダイヤルキー34hに、それぞれ電話番号、またはメールアドレスと、それらの電話番号、またはメールアドレスに対応する名称(氏名)および設定したナンバーが電話番号であるかメールアドレスであるかを示す種別とを記憶する。

0065

また、スピードダイヤルは、相手先のリストとしてMFP1のフラッシュメモリ18に記憶され、スピードダイヤルの使用が指定されると、そのリストがLCD36に表示されて、操作入力キー34bを操作することにより、カーソルを所望の相手先に合わせ、相手先を設定するものである。ワンタッチダイヤルおよびスピードダイヤルの使用を許可するか否かの設定は、操作部34においてワンタッチダイヤルキー34hの使用およびスピードダイヤルの使用を許可するか否かを設定するもので、オンに設定するとワンタッチダイヤルおよびスピードダイヤルの使用を許可し、オフに設定するとワンタッチダイヤルおよびスピードダイヤルの使用を許可しないように設定される。

0066

次に、図5を参照して、MFP設定ファイル71に記憶される、ユーザ別設定について説明する。図5は、MFP設定ファイル71に記憶されるユーザ別設定を示すユーザ別設定テーブル72である。このユーザ別設定テーブル72の第1行は、ユーザに対応する設定項目を示し、第2行72aは、パブリックユーザ第2行〜は、登録ユーザにそれぞれ対応している。また、この機能設定テーブル72の第1列は、ユーザのいずれかを示し、第2列72dは、ユーザ名、第3列72eは、パスワード、第4から8列72fは、各機能を示している。

0067

この各機能とは、第4列に示すファクシミリ送信機能、第5列に示すファクシミリ受信記録機能、第6列に示すコピー機能、第7列に示すスキャナ機能、第8列に示すプリンタ機能である。ファクシミリ送信機能は、MFP1が有するファクシミリ送信機能の使用をユーザに許可するか否かを示す項目である。ファクシミリ受信記録機能は、受信したファクシミリは、全てMFP1のRAMに記憶されて記録媒体には、印刷を行わないものとし、ユーザのうち使用を許可された者が、受信内容をLCD36に表示して確認し、出力してもよいと判断した場合に、記録媒体に印刷したり、LAN200を経由して受信者のPCなどに送信することができる機能である。

0068

コピー機能およびスキャナ機能は、MFP1が有するコピー機能およびスキャナ機能の使用を許諾するか否かを示す項目である。プリンタ機能は、LAN200を経由してPCなどから画像情報を受信し、印刷する機能であり、画像情報を受信する際に送信するPCのアドレスを識別することによりユーザを識別し、プリンタ機能の使用を許可するか否かを示す項目である。なお、パブリックユーザについては、ユーザ名およびパスワードは存在しない。

0069

この機能設定テーブル72において、各ユーザについて、各機能の使用を許可する(Enable)場合は、1を、使用を許可しない(Disable)場合は、0を記憶するものである。例えば、図5に示す機能設定テーブル72において、パブリックユーザには、コピー機能だけの使用が許可され、他の機能はすべて使用が許可されないように設定され、ユーザ2については、全ての機能の使用が許可されるように設定されている。

0070

次に、図6を参照して、サーバ2においてMFP設定ファイル71を設定する処理について説明する。図6は、MFP設定ファイル71の設定処理を示すフローチャートである。この設定処理は、サーバ2においてMFP設定ファイル71を設定するためのプログラムが起動された場合に開始される。

0071

まず、管理者のパスワードを入力する画面が表示されパスワードを入力する(S1)。入力されたパスワードが、管理者パスワードメモリ58bに記憶されたパスワードと一致する場合は(S1:Yes)、次に設定する項目を選択するためのメニュー画面を表示する(S3)。入力されたパスワードが、正しくない場合は(S2:No)、S1の処理へ戻る。

0072

次に、メニュー画面においていずれの項目が選択されたかを判断する。まず、選択された項目が、製品判別番号の設定であるか否かを判断する(S4)。選択された項目が、製品判別番号の設定である場合は(S4:Yes)、製品判別番号71bやファイルパスワード71cの設定を行うための画面を表示し、管理者による製品判別番号71bやファイルパスワード71cの設定を入力し(S5)、S3の処理であるメニュー画面の表示に戻る。

0073

S4の判断処理において製品判別番号の設定が選択されのではない場合は(S4:No)、選択された項目が、ユーザ別設定情報の設定であるか否かを判断する(S6)。選択された項目が、ユーザ別設定情報の設定である場合は(S6:Yes)、パブリック情報および個別情報の設定を行うための画面を表示し、管理者によるパブリック登録情報や個別登録情報の設定を入力し(S7)、S3の処理であるメニュー画面の表示に戻る。

0074

S6の判断処理においてユーザ別設定情報の設定が選択されのではない場合は(S6:No)、選択された項目が、パネル設定許可設定情報71dの設定であるか否かを判断する(S8)。選択された項目が、パネル設定許可設定情報71dの設定である場合は(S8:Yes)、パネル設定許可設定情報71dの設定を行うための画面を表示し、MFP1の操作パネル34により一般設定、FAX転送設定、および電話帳設定のそれぞれについて、設定を可能とするか不可能とするかの設定を入力し(S9)、S3の処理であるメニュー画面の表示に戻る。

0075

S8の判断処理においてパネル設定許可設定情報71dの設定が選択されのではない場合は(S8:No)、選択された項目が、一般設定情報71fの設定であるか否かを判断する(S10)。選択された項目が、一般設定情報71fの設定である場合は(S10:Yes)、一般設定を行うための画面を表示し、受信モードの設定や、日時の設定や、識別情報の設定や、表示文字の言語の設定など設定を入力し(S11)、S3の処理であるメニュー画面の表示に戻る。

0076

S10の判断処理において一般設定情報71fの設定が選択されのではない場合は(S10:No)、FAX転送設定情報71gの設定であるか否かを判断する(S12)。選択された項目が、FAX転送設定情報71gの設定である場合は(S12:Yes)、FAX転送設定を行うための画面を表示し、転送オフと、フォアワードと、ページングと、FAXストレッジと、PCFAX受信の各項目についての設定を入力し(S13)、S3の処理であるメニュー画面の表示に戻る。

0077

S12の判断処理においてFAX転送設定が選択されのではない場合は(S12:No)、選択された項目が、電話帳設定情報71hの設定であるか否かを判断する(S14)。選択された項目が、電話帳設定情報71hの設定である場合は(S14:Yes)、電話帳設定を行うための画面を表示し、ワンタッチダイヤル設定と、スピードダイヤル設定と、ワンタッチダイヤルおよびスピードダイヤルの使用を許可するか否かの設定を入力し(S15)、S3の処理であるメニュー画面の表示に戻る。

0078

S14の判断処理において電話帳設定情報71hの設定が選択されのではない場合は(S14:No)、MFP設定ファイル71の設定が終了したものとして、この設定処理を終了する。以上のようにして、サーバ2においてMFP設定ファイル71が設定される。 次に、図7を参照して、MFP1のCPU12により実行される設定処理について説明する。図7は、設定処理を示すフローチャートであり、MFP1において、一定期間(例えば、10分)毎に、サーバ2に対してファイル名を指定して例えばLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)というディレクトリサービスを要求し、その要求に対してサーバ2は、そのファイル名のファイルが登録されているアドレスを知らせ、MFP1は、そのアドレスに従ってそのファイルを取得することができる。

0079

まず、MFP設定ファイル71をサーバ2から受信する機能を実行するように設定されているか否かを判断する(S21)。MFP設定ファイル71をサーバ2から受信する機能を実行するように設定されている場合は(S21:Yes)、サーバ2からMFP設定ファイル71を受信し(S22)、MFP設定ファイル71に記憶されている製品判別番号71bが、ROM14に記憶されている製品判別番号と一致するか否かを判断する(S23)。MFP設定ファイル71に記憶されている製品判別番号71bが、ROM14に記憶されている製品判別番号と一致する場合は(S23:Yes)、次にMFP設定ファイル71に記憶されているファイルパスワード71cが、フラッシュメモリ18のパスワードメモリ18cに記憶されているファイルパスワードと一致するか否かを判断する(S24)。MFP設定ファイル71に記憶されているファイルパスワード71cが、フラッシュメモリ18のパスワードメモリ18cに記憶されているファイルパスワードと一致する場合は(S24:Yes)、MFP設定ファイル71にユーザ別設定情報が記憶されているか否かを判断する(S25)。

0080

なお、S21の判断処理で、サーバ2から受信する機能を実行するように設定されていない場合(S21:No)およびS23の判断処理で、MFP設定ファイル71に記憶されている製品判別番号71bが、ROM14に記憶されている製品判別番号と一致しない場合(S23:No)、およびS24の判断処理で、MFP設定ファイル71に記憶されているファイルパスワード71cが、フラッシュメモリ18のパスワードメモリ18cに記憶されているファイルパスワードと一致しない場合(S24:No)は、この設定処理を終了する。

0081

S25の判断処理で、MFP設定ファイル71にユーザ別設定情報が記憶されている場合は(S25:Yes)、MFP設定ファイル71に記憶されているユーザ別設定情報であるパブリック登録情報および個別登録情報に従って、フラッシュメモリのパブリック情報メモリ18aおよび個別情報メモリ18bを書き換える(S26)。

0082

S25の判断処理で、MFP設定ファイル71にユーザ別設定情報が記憶されていない場合(S25:No)およびS26の処理を終了した場合は、次に、MFP設定ファイル71にパネル設定許可設定情報71dが記憶されているか否かを判断する(S27)。

0083

MFP設定ファイル71にパネル設定許可設定情報71dが記憶されている場合は(S27:Yes)、MFP設定ファイル71に記憶されているパネル設定許可設定情報71dに従って、一般設定、FAX転送設定、電話帳設定それぞれについて、操作パネル部による設定を許可するか否かの情報に従ってフラッシュメモリ18のパネル設定許可設定メモリ18dを書き換える(S28)。

0084

S27の判断処理で、MFP設定ファイル71にパネル設定許可設定情報71dが記憶されていない場合(S27:No)およびS28の処理を終了した場合は、MFP設定ファイル71に一般設定情報71fが記憶されていか否かを判断する(S29)。MFP設定ファイル71に一般設定情報71fが記憶されている場合は(S29:Yes)、MFP設定ファイル71に記憶されている受信モードの設定や、日時の設定や、識別情報の設定や、表示文字の言語の設定などの情報に従ってフラッシュメモリ18の一般設定メモリ18eを書き換える(S30)。

0085

S29の判断処理で、MFP設定ファイル71に一般設定情報71fが記憶されていない場合は(S29:No)およびS28の処理を終了した場合は、MFP設定ファイル71にFAX転送設定情報71gが記憶されていか否かを判断する(S31)。MFP設定ファイル71にFAX転送設定情報71gが記憶されている場合は(S31:Yes)、MFP設定ファイル71に記憶されているファックスフォアワードの設定、リモートコードの設定およびバックアッププリントの設定などのFAX転送設定情報71gに従って、フラッシュメモリ18のFAX転送設定メモリ18fを書き換える(S32)。

0086

S31の判断処理で、MFP設定ファイル71にFAX転送設定情報71gが記憶されていない場合は(S31:No)およびS32の処理を終了した場合は、MFP設定ファイル71に電話帳設定情報71hが記憶されていか否かを判断する(S33)。MFP設定ファイル71に電話帳設定情報71hが記憶されている場合は(S33:Yes)、MFP設定ファイル71に記憶されているワンタッチダイヤルの設定、スピードダイヤルの設定およびワンタッチダイヤルとスピードダイヤルの使用を許可するか否かの設定である電話帳設定情報71hに従って、フラッシュメモリ18の電話帳設定メモリ18gを書き換える(S32)。S33の判断処理で、MFP設定ファイル71に電話帳設定情報71hが記憶されていない場合は(S33:No)、この設定処理を終了する。以上の設定処理により、サーバ2により設定されたMFP設定ファイル71の情報が、MFP1のフラッシュメモリ18に記憶、更新される。

0087

次に、図8を参照して、MFP1のCPU12により実行される機能の実行処理について説明する。図8は、MFP1の電源が投入された場合に、起動される処理である。まず、初期設定を行う(S41)。この初期設定では、フラッシュメモリ18に記憶されているパブリック情報メモリ18aに記憶されているパブリックユーザの機能設定をRAM16の機能制限テーブル16aに読み込むなどの処理を行い、ユーザによる操作を待機する待機状態移行する。

0088

待機状態において、操作が行われたか否かを判断し(S42)、操作が行われ場合は(S42:Yes)、その操作がメニュー画面の表示を指示するものであるか否かを判断する(S43)。メニュー画面の表示を指示する操作であった場合は(S43:Yes)、メニュー画面を表示する(S44)。このメニュー画面では、ユーザを切り替える操作とその他の操作とを選択することができる。

0089

次に、ユーザの切り替えが選択されたか否かを判断する(S45)。ユーザの切り替えが選択された場合は(S45:Yes)、ユーザ切り替え処理を実行する(S46)。このユーザ切り替え処理では、まず登録されているユーザのユーザ名が表示され、ユーザがいずれかのユーザ名を選択する。ユーザ名が選択されると、ユーザ名に対応するパスワードの入力画面が表示され、正しくパスワードが入力された場合は、そのユーザ名に対応して個別情報メモリ18bに記憶されている個別登録情報に基づいて、各機能の使用を許可する否かをRAM16の機能制限テーブル16aに設定する。ユーザの一つとして、パブリックユーザを選択することができ、パブリックユーザが選択された場合は、パスワードの入力をユーザに要求せずに、パブリック情報メモリ18aに記憶されているパブリック登録情報に基づいて、各機能の使用を許可する否かをRAM16に記憶された機能制限テーブル16aに設定する。なお、S45の判断処理において、ユーザの切り替え以外の項目が選択された場合は、その処理を行う(S47)。S46の処理またはS47の処理が終了するとS42の処理へ戻る。

0090

S43の判断処理において、検出された操作が、メニュー画面の表示を指示するものではなく、MFP1の機能を選択するものである場合は(S43:No)、選択された機能の使用が許可されているか否かを判断する(S48)。この判断は、ユーザ別設定に関する操作である場合には、RAM16に記憶された機能制限テーブル16aを参照することにより判断され、その他の操作の場合には、フラッシュメモリ18のパネル設定許可設定メモリ18dや、電話帳設定メモリ18gなどを参照して制御される。

0091

選択された機能の使用が許可されている場合は(S48:Yes)、その選択された機能を実行し(S49)、選択された機能の使用が許可されていない場合は(S48:No)、使用を拒否することを示す音をスピーカ部38から鳴動させる(S50)とともに、LCDにその旨を表示する。S49の処理およびS50の処理を終了した場合は、S42の処理に戻る。

0092

一方、S42の判断処理において、いずれの操作子も操作されない場合は(S42:No)、その操作が行われない時間が所定時間以上か否か判断する(S51)。操作が行われない時間が所定時間以上である場合は(S51:Yes)、機能制限テーブル16a1に設定されている機能設定が登録ユーザのものである登録ユーザ設定であるか否かを判断する(S52)。登録ユーザ設定である場合には(S52:Yes)、パブリック情報メモリ18aに記憶されたパブリック登録情報に基づいて、機能制限テーブル16a1を設定する(S53)。このことにより、登録ユーザが、MFP1の使用を終了した後、ユーザをパブリックユーザに戻す操作を行わなかった場合でも、所定時間後に、パブリックユーザの設定に戻されるので、登録ユーザではない一般ユーザが、許可されていない機能を使用することを防止することができる。S51の判断処理において、操作が行われない時間が所定時間以上ではない場合(S51:No)、およびS52の判断処理で、機能制限テーブル16a1に設定されている機能設定が登録ユーザのものでない場合(S52:No)、およびS53の処理を終了した場合は、S42の処理へ戻る。

0093

以上のようにして、サーバ2においてMFP1が有する複数の機能やその機能における動作設定の使用を、使用者に許可するか否かをMFP設定ファイル71に設定し、MFP1が、そのMFP設定ファイル71を参照して使用者のMFP1における操作に応じた処理を実行するか否かが制御される。

0094

よって、サーバ2において、多機能周辺装置が備えている複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を記憶しておけば、多機能周辺装置において設定する必要がなく容易に設定することができる。また、サーバ2において、複数の多機能周辺装置のそれぞれの機器識別情報に対応して多機能周辺装置が備えている複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を記憶しておけば、各多機能周辺装置において設定する必要がなく、多機能周辺装置毎に専用の設定を容易に行うことができる。

0095

また、サーバ2において、使用者毎の個別識別情報や個別識別情報を有さないパブリックユーザに対応して多機能周辺装置が備えている複数の機能の各機能について使用を許可するか否かを示す登録情報を記憶しておけば、多機能周辺装置において設定する必要がなく容易に使用者毎の設定を行うことができる。また、サーバ2において、多機能周辺装置が備えている複数の機能の各機能における動作設定を示す登録情報や、多機能周辺装置が備えているに複数の操作子を有する操作部における複数の機能の各機能の設定を許可するか否かを示す登録情報を記憶しておけば、多機能周辺装置において設定する必要がなく容易に設定を行うことができる。

0096

なお、請求項に記載の登録情報取得手段は、図7に記載のフローチャートのS9の処理が該当し、制御手段は、図8に記載のフローチャートのS48の処理が該当し、入力手段は、図8に記載のフローチャートのS46の処理が該当する。

0097

上実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。

0098

例えば、上記実施形態では、サーバ2において設定されたMFP設定ファイル71は、MFP1により読み込まれ、MFP1が備えてるフラッシュメモリ18にMFP設定ファイル71に記憶されている情報が記憶され、MFP1において、ある機能が選択されると、フラッシュメモリ18が参照されて、その機能の使用を許可するか否かを制御するものであるが、MFP設定ファイル71を、MFP1に読み込まず、ある機能が選択された場合は、サーバ2が記憶しているMFP設定ファイル71を参照し、その機能の使用を許可するか否かを制御するようにしてもよい。

0099

また、上記実施形態では、登録ユーザや管理者を認証する場合に、操作パネルにおいてパスワードを入力し、そのパスワードに基づいてユーザまたは管理者の認証を行うものとしたが、ユーザの指紋や、手の平の静脈や、顔を判定することにより認証を行うようにしてもよい。

0100

また、上記実施形態では、操作部34においてワンタッチダイヤルおよびスピードダイヤルの使用を許可するか否かの設定を行うものとしたが、ユーザ毎にワンタッチダイヤルおよびスピードダイヤルの使用を許可するか否かの設定を行うようにしてもよい。また、パブリックユーザには、ワンタッチダイヤルだけの使用を許可し、ワンタッチダイヤルに設定されている電話またはファクシミリ番号とは通信できないようにしてもよい。

図面の簡単な説明

0101

本発明の実施形態における多機能周辺装置を含む通信システムの電気的構成を示すブロック図である。
多機能周辺装置における操作パネル部分の平面図である
個別登録情報およびパブリック登録情報を示すテーブルである。
MFP設定ファイルに記憶される情報を示すテーブルである。
個別登録情報およびパブリック登録情報を示すテーブルである。
サーバにおけるMFP設定ファイルの設定処理を示すフローチャ−トである。
多機能周辺装置における設定処理を示すフローチャートである。
多機能周辺装置における機能の実行処理を示すフローチャートである。

符号の説明

0102

1多機能周辺装置(MFP)
2サーバ(記憶装置)
12 CPU
14 ROM
14a機種コード(機器識別コードの一部)
14b機器コード(機器識別コードの一部)
16 RAM
18フラッシュメモリ
18aパブリック情報メモリ
18b 個別情報メモリ
34 操作部(入力手段)
36 LCD(表示手段)
58ハードディスク
71MFP設定ファイル(登録情報)
71b製品判別番号(機器識別情報)

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