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課題

本発明は、疲労感倦怠感の予防及び治療用組成物飲食品を提供することにある。

解決手段

唐古特白刺,雪霊芝,唐古特青蘭,長筒先蒿,独一味,手掌参,水柏枝,蕨高山根菜から選ばれる1種又は2種以上の植物及び/又はその抽出物を配合した疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物、飲食品を提供することにより、上記課題を解決することを見いだしたもの。

概要

背景

自律神経失調症更年期障害、その他いわゆる心身症の症状として現れる代表的な症状として、疲労感倦怠感とがある。これらは不定愁訴症候群症状であり、体のどこが悪いのかはっきりしない、検査をしてもどこが悪いのかはっきりしない症状として知られている。不定愁訴症候群は、病気ではなく、原因がはっきりしないことから、西洋医学にとっては全く無力な状況にある。しかしながら、不定愁訴は、特に更年期を迎えた方々にとっては深刻な悩みであり、その解決策として滋養強壮剤や健康食品にそれを求める人も多い。現在、日本だけでなく世界の市場では多種多様の健康食品が氾濫しているが、健康食品に求める機能に関する市場調査では、「疲労回復」が常に上位に挙がっており、需要満足されていないのが現状である。

一方「東洋医学」では生薬治療により様々な植物が古くから利用されているが、これらはあくまで患者の治療目的で利用されるのであり、疲労感や倦怠感の予防及び治療目的で研究された例は、一部の漢方薬と称される生薬を除いては、知られていない。

また、ビタミンB群作用物質は、肉体疲労病中病後、食欲不振栄養障害発熱性消耗性疾患などの栄養補給滋養強壮虚弱体質の改善又は回復などの効果を目的として利用されている。B群のビタミンには相助作用があり、複数成分一緒服用すると効果的と言われる。また、ビタミンB群作用物質は、余分に摂取された分は体内貯蔵されず、すべて排泄される特徴があり、従来から滋養強壮剤、栄養補給剤栄養補助食品などの分野で広く利用されている。

不定愁訴改善に関する技術に関しては、まずパンテチン朝鮮人参及びビタミンEの三成分を配合した不定愁訴改善剤(特許文献1参照)が開示されている。また、全身倦怠感肩こり等の不定愁訴症候群症状の回復を目的として、γ−オリザノール及び生姜唐辛子胡椒辛味成分及びカフェインなどの中枢神経刺激成分を有効成分とする自律神経機能向上剤(特許文献2参照)も開示されている。さらに、肌あれや肌のくすみ等の症状を改善するとともに、日常のイライラ感などの不定愁訴の症状を緩和する目的で、セリ(Oenanthe javanica (Bl.) DC. )及び/又はその抽出物を含有してなる健康食品(特許文献3参照)が、女性や40代以降の男性における更年期/成熟期不定愁訴症候群の発症予防または症状緩和の目的で、ブドウ属(Vitis)特に真ブドウ亜属植物(Euvitis)及びイタドリなどのタデ科植物を含有する経口組成物(特許文献4参照)が、自律神経失調に基づく全身倦怠疲労感、易疲労、肩、首等のこり等の不定愁訴症候群症状に対して有効な自律神経機能向上効果を目的として、フェルラ酸クロロゲン酸カフェ酸及びそれらの薬学的に許容される塩の群から選ばれる化合物からなる自律神経機能向上剤(特許文献5参照)が、不定愁訴症候群の改善目的で、マメ科植物シナガワハギ属(学名:Melilotus officinalis (L.) Pall)、セリ科植物ツボクサ属(学名:Centella asiatica (L.) Urban)、イチョウ科植物イチョウ属(学名:Ginkgo biloba Linn.)の植物由来の抽出物を含む組成物(特許文献6参照)が開示されている。

特開平5−262660号公報
特開平11−302166号公報
特開2001−352938号公報
特開2002−29984号公報
特開2002−145765号公報
特開2004−2335号公報

概要

本発明は、疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物飲食品を提供することにある。 唐古特白刺,雪霊芝,唐古特青蘭,長筒先蒿,独一味,手掌参,水柏枝,蕨高山根菜から選ばれる1種又は2種以上の植物及び/又はその抽出物を配合した疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物、飲食品を提供することにより、上記課題を解決することを見いだしたもの。 なし

目的

本発明の課題は、疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物、飲食品を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

唐古特白刺(Nitraria tangutorum Bohr.),雪霊芝(Arenaria kansuensis Maxim.),唐古特青蘭(Dracocephalum tanguticum Maxim.),長筒先蒿(Pedicularis longiflora Rudol-var.tubiformis),独一味(Lamiophlomis rotata Benth. Kudo),手掌参(Gymnadenia conopsea R. Br.),水柏枝(Myricaria germanica (L.) Desv.),蕨(Potentilla anserina L.),高山根菜(Pegaeophyton scapiflorum Hook.f.et Thoms. Marq. et Airy-Shaw)から選ばれる1種又は2種以上の植物及び/又はその抽出物を配合することを特徴とする疲労感倦怠感の予防及び治療用組成物

請求項2

さらにビタミンB群作用物質を含有することを特徴とする請求項1記載の疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物。

請求項3

請求項1または請求項2の組成物を含有することを特徴とする飲食品

技術分野

0001

本発明は、疲労感倦怠感の予防及び治療用組成物に関する。

背景技術

0002

自律神経失調症更年期障害、その他いわゆる心身症の症状として現れる代表的な症状として、疲労感と倦怠感とがある。これらは不定愁訴症候群症状であり、体のどこが悪いのかはっきりしない、検査をしてもどこが悪いのかはっきりしない症状として知られている。不定愁訴症候群は、病気ではなく、原因がはっきりしないことから、西洋医学にとっては全く無力な状況にある。しかしながら、不定愁訴は、特に更年期を迎えた方々にとっては深刻な悩みであり、その解決策として滋養強壮剤や健康食品にそれを求める人も多い。現在、日本だけでなく世界の市場では多種多様の健康食品が氾濫しているが、健康食品に求める機能に関する市場調査では、「疲労回復」が常に上位に挙がっており、需要満足されていないのが現状である。

0003

一方「東洋医学」では生薬治療により様々な植物が古くから利用されているが、これらはあくまで患者の治療目的で利用されるのであり、疲労感や倦怠感の予防及び治療目的で研究された例は、一部の漢方薬と称される生薬を除いては、知られていない。

0004

また、ビタミンB群作用物質は、肉体疲労病中病後、食欲不振栄養障害発熱性消耗性疾患などの栄養補給滋養強壮虚弱体質の改善又は回復などの効果を目的として利用されている。B群のビタミンには相助作用があり、複数成分一緒服用すると効果的と言われる。また、ビタミンB群作用物質は、余分に摂取された分は体内貯蔵されず、すべて排泄される特徴があり、従来から滋養強壮剤、栄養補給剤栄養補助食品などの分野で広く利用されている。

0005

不定愁訴改善に関する技術に関しては、まずパンテチン朝鮮人参及びビタミンEの三成分を配合した不定愁訴改善剤(特許文献1参照)が開示されている。また、全身倦怠感肩こり等の不定愁訴症候群症状の回復を目的として、γ−オリザノール及び生姜唐辛子胡椒辛味成分及びカフェインなどの中枢神経刺激成分を有効成分とする自律神経機能向上剤(特許文献2参照)も開示されている。さらに、肌あれや肌のくすみ等の症状を改善するとともに、日常のイライラ感などの不定愁訴の症状を緩和する目的で、セリ(Oenanthe javanica (Bl.) DC. )及び/又はその抽出物を含有してなる健康食品(特許文献3参照)が、女性や40代以降の男性における更年期/成熟期不定愁訴症候群の発症予防または症状緩和の目的で、ブドウ属(Vitis)特に真ブドウ亜属植物(Euvitis)及びイタドリなどのタデ科植物を含有する経口組成物(特許文献4参照)が、自律神経失調に基づく全身倦怠疲労感、易疲労、肩、首等のこり等の不定愁訴症候群症状に対して有効な自律神経機能向上効果を目的として、フェルラ酸クロロゲン酸カフェ酸及びそれらの薬学的に許容される塩の群から選ばれる化合物からなる自律神経機能向上剤(特許文献5参照)が、不定愁訴症候群の改善目的で、マメ科植物シナガワハギ属(学名:Melilotus officinalis (L.) Pall)、セリ科植物ツボクサ属(学名:Centella asiatica (L.) Urban)、イチョウ科植物イチョウ属(学名:Ginkgo biloba Linn.)の植物由来の抽出物を含む組成物(特許文献6参照)が開示されている。

0006

特開平5−262660号公報
特開平11−302166号公報
特開2001−352938号公報
特開2002−29984号公報
特開2002−145765号公報
特開2004−2335号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明の課題は、疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物、飲食品を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明者らは、当該課題を解決するため、優れた疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物を得るべく鋭意研究を重ねた結果、特定の植物及び/又はその抽出物を用いることにより、優れた疲労感、倦怠感の予防・治療作用を発揮すると共に、長期服用しての安全性等の面においても問題のない組成物であることを見出し、本発明を完成するに至った。

0009

すなわち本発明においては、唐古特白刺(Nitraria tangutorum Bohr.),雪霊芝(Arenaria kansuensis Maxim.),唐古特青蘭(Dracocephalum tanguticum Maxim.),長筒先蒿(Pedicularis longiflora Rudol-var.tubiformis),独一味(Lamiophlomis rotata Benth. Kudo),手掌参(Gymnadenia conopsea R. Br.),水柏枝(Myricaria germanica (L.) Desv.),蕨(Potentilla anserina L.),高山根菜(Pegaeophyton scapiflorum Hook.f.et Thoms. Marq. et Airy-Shaw)から選ばれる1種又は2種以上の植物及び/又はその抽出物を配合することを特徴とする疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物、飲食品とする。さらにビタミンB群作用物質を含有させて疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物、飲食品とする。

発明の効果

0010

本発明により、優れた疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、本発明の実施の形態について詳しく説明する。

0012

本発明において配合する特定の植物としては、唐古特白刺(Nitraria tangutorum Bohr.),雪霊芝(Arenaria kansuensis Maxim.),唐古特青蘭(Dracocephalum tanguticum Maxim.),長筒馬先蒿(Pedicularis longiflora Rudol-var.tubiformis),独一味(Lamiophlomis rotata Benth. Kudo),手掌参(Gymnadenia conopsea R. Br.),水柏枝(Myricaria germanica (L.) Desv.),蕨麻(Potentilla anserina L.),高山辣根菜(Pegaeophyton scapiflorum Hook.f.et Thoms. Marq. et Airy-Shaw)が挙げられる。

0013

本発明に係る 唐古特白刺(Nitraria tangutorum Bohr.)は、ハマビシ科(Zygophyllaceae)ニトリア属(Nitraria)植物で、チベットなどに多く分布する。花期は5〜6月、果期は7〜8月で赤い果実がなる。果実がの病気などに利用される。その他、消化不良感冒などに効くとして知られている
雪霊芝(Arenaria kansuensis Maxim.)は、ナデシコ科(Caryophyllaceae)アレナリア属(Arenaria)植物で、チベット、甘粛、青海、四川西部など中国で多く分布する多年生の矮小草本である。石灰岩の高山の石の割れ目や、あるいは草原に生える。インフルエンザ肺炎黄疸肋骨疼痛、淋痛を治すとして知られる。

0014

唐古特青蘭(Dracocephalum tanguticum Maxim.)は、シソ科(Lamiaceae)ドラコセファルム属(Dracocephalum)植物で、タングートセイランとも言われる植物である。チベット、四川、甘粛、青海など中国で多く分布する多年生草本で、開花期は7〜8月、山腹渓流周辺、畦などに生える。根を含めた全草が生薬として用いられ、胃炎潰瘍病、肝炎肝肥大を治すとして知られている。

0015

長筒馬先蒿(Pedicularis longiflora Rudol-var.tubiformis)は、ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)シオガマギク属(Pedicularis)植物で、チベット、四川、などの中国に多く分布し、主に花が生薬として用いられてきた植物である。高さ10〜20cm、開花期は5〜10月の低い草本で、高山の草原及び渓流のそばに生える。中国では、清熱し湿を除く、肝炎、胆嚢炎小便膿血を帯びるものを治すとして知られている。

0016

独一味(Lamiophlomis rotata Benth. Kudo)は、シソ科(Lamiaceae)独一味属(Lamiophlomis)植物で、チベット、四川、甘粛などの中国高原地帯に多く分布する多年生の小型草本である。開花期は5〜7月で、高山の極度風化した砕石原や、高山の草地に生える。根及び根茎、あるいは全草が生薬として知られている。

0017

手掌参(Gymnadenia conopsea R. Br.)は、ラン科(Orchidaceae)テガタドリ属(Gymnadenia)植物で、和名ではテガタチドリとして知られている。中国の四川、華、東北、西北などで多く分布し、陰陽草(インヨウソウ)ともいう。日本では、亜高山帯から高山帯の草原に生え、ユーラシア大陸亜寒帯にも広く分布する多年生草本である。開花期は6〜7月で、結実期は7〜8月。川や谷、やぶに生えている。塊茎を生薬として利用し、中国では、津液を生じ止する効果があるとして知られる。

0018

水柏枝(Myricaria germanica (L.) Desv.)は、ギョリュウ科(Tamaricaceae)水柏枝属(Myricaria)植物で、チベット、四川、甘粛、青海、山西、雲南など中国で多く分布する落葉低木水辺、川原に生えている。若枝を生薬として利用し、麻疹不透、風湿卑痛、癬を治すとして知られる。

0019

蕨麻(Potentilla anserina L.)は、バラ科(Rosaceae)キジムシロ属(Potentilla)植物で、中国の東北、華北、西北及び西南などに多く分布する多年草草本である。道端、溝の縁、野原などの湿気の多いところに生える。生薬としては塊根を利用し、を健やかにし胃を益す、脾虚による下痢を治すものとして知られる。

0020

高山辣根菜(Pegaeophyton scapiflorum Hook.f. et Thoms. Marq. et Airy-Shaw)は、アブラナ科(Brassicaceae)ペガエオフィトン属(Pegaeophyton)植物で、ヒマラヤからチベット、中国の横断山脈、崑崙山脈などの海抜3700〜5500mの中央アジア高地に分布し、荒れ地などに生える小型の多年草。主に清熱(肺経の熱を除く)を治すとして知られる。

0021

これら植物及び/又はその抽出物を服用することにより、疲労感、倦怠感の予防及び治療効果を発揮するのに優れた組成物が得られることについては、本発明者が初めて見出したものである。

0022

本発明にかかる植物は、本発明にかかる植物体花穂、葉、、根等の何れの部分を用いても良く、それぞれの全草を用いても良く、さらにはそれぞれの植物の全草及び各部位から複数を選択、混合しても良い。これら植物をそのまま用いる場合は、服用しやすくするため、通常は乾燥後、細かく粉砕して用いる。また、これらの抽出物を用いる場合は、その抽出方法は常法であればよく、各部位を生のまま、或いは乾燥・粉砕後に抽出することができる。

0023

本発明においてこれら植物を抽出物として用いる場合、使用する植物抽出物を調製する方法についてさらに述べる。これらの抽出溶媒及び抽出方法に限定されるものではない。抽出溶媒としては、水、エタノール、及びその混合溶媒が好適に使用できる。その溶媒を留去して用いるか、留去せずに抽出液として用いることもできる。

0024

さらには、水や二酸化炭素エチレン、エタノールなどの1種または2種以上の超臨界流体亜臨界流体も用いることができる。

0025

抽出方法としては、常圧、若しくは加圧減圧下で、室温、冷却又は加熱した状態で含浸させて抽出する方法、水蒸気蒸留などの蒸留法を用いて抽出する方法等を用いることができ、これらの方法を単独で、又は2種以上を組み合わせて抽出を行うこともできる。このようにして得られた本発明に係る植物抽出物は、抽出物をそのまま用いることもできるが、その効果を失わない範囲で、脱臭、脱色、濃縮などの精製操作を加えたり、さらにはカラムクロマトグラフィーなどを用いて分画物として用いてもよい。これらの抽出物や、その精製物、分画物は、これらから溶媒を除去することによって乾固物とすることもでき、乾固物をさらに、アルコールなどの溶媒に可溶化した形態、或いは乳剤の形態で用いることもできる。

0026

また、これら特定の植物及び/又はその抽出物とビタミンB群作用物質とを組み合わせることにより、さらに優れた疲労感、倦怠感の予防及び治療用組成物を得ることができる。

0027

ビタミンB群作用物質としては、例えば硝酸チアミン塩酸チアミンチアミンピロリン酸などのビタミンB1類、例えばベンフォチアミンフルスルチアミンオクトチアミンチアミンジスルフィドビスベンチアミンビスブチアミンビスイブチアミン,ジセチアミン及びそれらの塩類などのビタミンB1誘導体、例えばリボフラビンリン酸リボフラビン及びその塩類,酪酸リボフラビンなどのビタミンB2類、例えばピリドキシンビリドキサミンピリドキサールリン酸ピリドキシン及びそれらの塩類などのビタミンB6類、たとえばシアノコバラミン酢酸ヒドロキソコバラミンメコバラミンなどのビタミンB12類、更にはパンテノール,パンテチン,葉酸及びその塩,ニコチン酸及びその塩,ニコチン酸アミドパントテン酸及びその塩類,ビオチンなどが挙げられる。このうち効果と安全性の両面で好ましいのは、ビタミンB1類とビタミンB1誘導体で、その中でもさらに好ましいものとして、硝酸チアミン,塩酸チアミン,ベンフォチアミンが挙げられ、特に好ましくは、ベンフォチアミンを挙げることができる。ベンフォチアミンは、効果の持続性の点で特に優れている。

0028

本発明における植物及び/又はその抽出物に対するビタミンB群作用物質との配合比率については、特に好ましい範囲はなく、それぞれ1日の投与量が効果に作用する。

0029

本発明に係る植物及び/又はその抽出物の有効投与量については、抽出物で用いる場合、固形換算成人で1日20mg〜3gが好ましい。20mg以下では、ビタミンB群作用物質との相助作用が見られず、3g以上ではそれ以上の効果を発揮できない。

0030

本発明に係るビタミンB群作用物質の有効投与量については、ビタミンB1類が成人で1日1〜30mg、ビタミンB1誘導体が成人で5〜100mg、ビタミンB2類が成人で2〜30mg、ビタミンB6類が成人で10〜100mg、ビタミンB12類が成人で60〜1,500μg、パンテノール,パンテチン,パントテン酸などが成人で5〜30mg、ニコチン酸類が成人で12〜60mgが好ましい。

0031

本発明の飲食品の形態については、特に限定されるものではなく、液剤散剤顆粒剤錠剤カプセル剤トローチ剤等の使用形態をとることが可能である。形態に応じて有効成分に適切な添加剤を配合し、公知の方法で調製することができる。

0032

以下に、本発明に係る飲食品の実施例及び試験例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の技術範囲はこれによって何ら限定されるものではない。

0033

はじめに、本発明で用いた植物抽出物の一覧を表1に示す。以下に示す抽出方法1及び抽出方法2を用いて、本発明の抽出物を調製した。

0034

<抽出方法1>
乾燥・粉砕した本発明に係る植物を、10倍量の50重量%エタノール水溶液に7日間室温にて浸漬し、これをろ過後、減圧下にて溶媒を除去し乾固物とすることで、本発明で用いる植物抽出物(抽出物1,抽出物3,抽出物5,抽出物7,抽出物9,抽出物11,抽出物13,抽出物15,抽出物17)を得た。

0035

<抽出方法2>
乾燥・粉砕した本発明に係る植物を、10倍量のエタノール水溶液に7日間室温にて浸漬し、これをろ過後、減圧下にて溶媒を除去し乾固物とすることで、本発明で用いる植物抽出物抽出物2,抽出物4,抽出物6,抽出物8,抽出物10,抽出物12,抽出物14,抽出物16,抽出物18)を得た。

0036

0037

[実施例1〜18]液剤(ドリンク剤
(1)アミノエチルスルホン酸20g
(2)L−グルタミン酸ナトリウム400mg
(3)ローヤルゼリー40mL
(4)無水カフェイン2500mg
(5)D−ソルビトール液(70%) 20mL
(6)果糖ブドウ糖液糖180mL
(7)本発明生薬抽出物1〜18(原生薬換算量) 6000mg
(8)クエン酸適量
(9)安息香酸ナトリウム480mg
(10)蒸留水残量
製法:蒸留水に(1)〜(7)の成分を順次混合溶解した後、(8)〜(9)の成分を添加してpHを3.0に調整後、蒸留水にて1000mLとした。

0038

[実施例19〜36]液剤(実施例1〜18にビタミンB群作用物質(2)〜(3)を配合したドリンク剤)
(1)アミノエチルスルホン酸20g
(2)ベンフォチアミン1000mg
(3)塩酸ピリドキシン400mg
(4)L−グルタミン酸ナトリウム400mg
(5)ローヤルゼリー40mL
(6)無水カフェイン2500mg
(7)D−ソルビトール液(70%) 20mL
(8)果糖ブドウ糖液糖180mL
(9)本発明生薬抽出物1〜18(原生薬換算量) 6000mg
(10)クエン酸適量
(11)安息香酸ナトリウム480mg
(12)蒸留水残量
製法:蒸留水に(1)〜(9)の成分を順次混合溶解した後、(10)〜(11)の成分を添加してpHを3.0に調整後、蒸留水にて1000mLとした。

0039

[実施例37]液剤(ドリンク剤)
(1)ベンフォチアミン1000mg
(2)リン酸リボフラビンナトリウム120mg
(3)塩酸ピリドキシン400mg
(4)ニコチン酸アミド500mg
(5)無水カフェイン2000mg
(6)D−ソルビトール液(70%) 35mL
(7)液糖55mL
(8)還元麦芽糖水飴150g
(9)手掌参抽出物(原生薬換算量) 3000mg
(10)独一味抽出物(原生薬換算量) 3000mg
(11)クエン酸適量
(12)安息香酸ナトリウム480mg
(13)香料グレーフルーツ系) 微量
(14)蒸留水残量
製法:蒸留水に(1)〜(10)の成分を順次混合溶解した後、(11)〜(13)の成分を添加してpHを3.0に調整後、蒸留水にて1000mLとした。

0040

[実施例38]錠剤
(1)ベンフォチアミン34g
(2)リボフラビン4g
(3)塩酸ピリドキシン17g
(4)ニコチン酸アミド20g
(5)ポビドン(K=30) 50g
(6)コハク酸トコフェロールカルシウム34g
(7)コンドロイチン硫酸ナトリウム200g
(8)ショ糖脂肪酸エステル5g
(9)ステアリン酸マグネシウム10g
(10)粉末還元麦芽糖水飴適量
(11)雪霊芝乾燥エキス30g
(12)唐古特白刺乾燥エキス 30g
(13)白糖適量
(14)ヒドロキシプロピルメチルセルロース20g
(15)アラビアゴム末適量
(16)ゼラチン適量
(17)タルク適量
(18)沈降炭酸カルシウム適量
(19)カルボキシメチルセルロースナトリウム0.2g
(20)カルナウバロウ微量
製法: (1)〜(12)の成分を順次量し、混合均一化した。これを湿式造粒処理後、乾燥して打錠用顆粒とし、常法にて打錠を行った。さらに、(13)〜(20)の成分を用いてコーティングを施し、最終的に0.45gの糖衣錠約2000個を得た。

0041

次に、被験体として実施例1(抽出物1を含む),実施例3(抽出物3を含む),実施例5(抽出物5を含む),実施例7(抽出物7を含む),実施例9(抽出物9を含む),実施例11(抽出物11を含む),実施例13(抽出物13を含む),実施例15(抽出物15を含む),実施例17(抽出物17を含む),実施例19(抽出物1及びビタミンB群作用物質を含む),実施例21(抽出物3及びビタミンB群作用物質を含む),実施例23(抽出物5及びビタミンB群作用物質を含む),実施例25(抽出物7及びビタミンB群作用物質を含む),実施例27(抽出物9及びビタミンB群作用物質を含む),実施例29(抽出物11及びビタミンB群作用物質を含む),実施例31(抽出物13及びビタミンB群作用物質を含む),実施例33(抽出物15及びビタミンB群作用物質を含む),実施例35(抽出物17及びビタミンB群作用物質を含む),比較例1(実施例1より本発明の抽出物を除いたもの)の液剤をそれぞれ用いて、疲労感及び倦怠感に対する効果を評価した。臨床試験に用いた本発明の抽出物は、全て抽出方法1を用いたものである。

0042

この液剤50gを、40から65歳の慢性的疲れ訴える女性パネラー8名(現在、治療中もしくは投薬中ではなく、また健康食品等も服用していないことを条件として選出)に対して、1日1回夕食前に投与し、臨床試験を行った。服用後10分後のアンケートにて評価した。

0043

なお、疲労感及び倦怠感に対する改善効果の評価については、以下の4つの評価項目指標とし、以下の判定基準(五段階官能評価)にて実施した。試験結果を表2に示す。数値はパネラー8名の平均値である。

0044

[評価項目]
評価項目1:気分はすっきりしましたか
評価項目2:眠気に変化はありましたか
評価項目3:疲れに変化はありましたか
評価項目4:やる気(気力・意欲)は出ましたか

0045

[判定基準]
3:かなり改善した
2:改善した
1:やや改善した
0:変わらない
−1:悪くなった

0046

0047

表2より明らかなように、臨床試験の結果、本発明の実施例においては、疲労感及び倦怠感において明確な改善効果が認められた。また、ビタミンB群作用物質との組合せにおいては、さらに改善が確認された。よって、本発明の組成物は優れた疲労感、倦怠感の予防及び治療効果を有することが認められた。

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