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技術 車載電装品の電源試験装置および電源試験方法

出願人 日産自動車株式会社
発明者 小松岳嗣
出願日 2005年8月29日 (15年4ヶ月経過) 出願番号 2005-248333
公開日 2007年3月15日 (13年9ヶ月経過) 公開番号 2007-064693
状態 特許登録済
技術分野 電気的特性試験と電気的故障の検出
主要キーワード インタロック装置 車両電圧 試験用電源 確認検査 動作指令信号 インタロック 各電装品 出力電源
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この項目の情報は公開日時点(2007年3月15日)のものです。
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図面 (5)

課題

電源電圧に起因する現象確認を適切に行うことができる車載電装品電源試験装置および電源試験方法を提供する。

解決手段

車両10に搭載される電装品の電源電圧に起因する現象確認を行う車載電装品の電源試験装置1であって、出力電圧を変化しうる電源変動機能および出力電圧を瞬時に停止させる瞬断機能を有する外部出力電源である電源変動/瞬断試験装置20と、電源変動/瞬断試験装置20と車両10との間に介され、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から電源変動/瞬断試験装置20の出力電源切り替えインタロック装置30と、を備えている。

概要

背景

近年、自動車の高機能化ハイブリッド化等に伴い、たとえばコントローラアクチュエータセンサなど、自動車に搭載される電装品の数も増大している。

これらの電装品は、自動車に搭載された状態で動作状態試験する必要がある。すなわち、車載後の電装品の試験は、個々の電装品に対して信号を入力して、その電装品が正常に動作するか否かを確認することと、さらに、複数の電装品を様々に組み合わせて信号を入力して、同時に動作するか否かを確認している。

このような試験の人的ミスを防止して、高精度に車載電装品の試験を行うべく、たとえば特許文献1のように、自動で車載電装品を試験する装置が種々提案されている。特許文献1の車載電装品試験装置は、車載機器側に動作指令信号を出力して各電装品を個別に動作させ、各電装品の個別動作時の動作状況を記憶しておき、その後、ランダムに組み合わせた複数の電装品を同時に動作させて、その動作状況と個別動作時の動作状況とを比較している。
特開2003−252129号公報

概要

電源電圧に起因する現象確認を適切に行うことができる車載電装品の電源試験装置および電源試験方法を提供する。 車両10に搭載される電装品の電源電圧に起因する現象確認を行う車載電装品の電源試験装置1であって、出力電圧を変化しうる電源変動機能および出力電圧を瞬時に停止させる瞬断機能を有する外部出力電源である電源変動/瞬断試験装置20と、電源変動/瞬断試験装置20と車両10との間に介され、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から電源変動/瞬断試験装置20の出力電源切り替えインタロック装置30と、を備えている。

目的

本発明は、電源電圧に起因する現象確認を適切に行うことができる車載電装品の電源試験装置および電源試験方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両に搭載される電装品電源電圧に起因する現象確認を行う車載電装品電源試験装置であって、出力電圧を変化しうる電源変動機能および出力電圧を瞬時に停止させる瞬断機能を有する外部出力電源である電源変動/瞬断試験装置と、該電源変動/瞬断試験装置と車両との間に介され、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から前記電源変動/瞬断試験装置へ切り替えインタロック装置と、を備えていることを特徴とする車載電装品の電源試験装置。

請求項2

前記インタロック装置は、前記電源変動/瞬断試験装置を車両に仮接続する仮接続手段と、前記電源変動/瞬断試験装置の出力電圧を車両側電圧と同電圧に調整する手段と、前記電源変動/瞬断試験装置とバッテリ端子とを本接続する本接続手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車載電装品の電源試験装置。

請求項3

車両に搭載される電装品の電源電圧に起因する現象確認を行う車載電装品の電源試験方法であって、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から電源変動/瞬断試験装置へ切り替え、電源電圧に起因する現象確認の試験を行うようにしたことを特徴とする車載電装品の電源試験方法。

請求項4

前記電源変動/瞬断試験装置を車両に仮接続する工程と、前記電源変動/瞬断試験装置の出力電圧を車両側電圧と同電圧に調整する工程と、前記仮接続を介して車両に前記電源変動/瞬断試験装置の電源出力を供給する工程と、前記電源変動/瞬断試験装置の本接続端子にバッテリ端子を本接続し、該本接続を介して前記電源変動/瞬断試験装置の電源出力を供給する工程と、前記仮接続を切断した後、前記電源変動/瞬断試験装置の出力電圧により電源電圧に起因する現象確認の試験を行う工程と、を有することを特徴とする請求項3に記載の車載電装品の電源試験方法。

技術分野

0001

本発明は、自動車に搭載された電装品電源電圧の変動や瞬時停止による影響を含めた試験を行う車載電装品電源試験装置および電源試験方法に関する。

背景技術

0002

近年、自動車の高機能化ハイブリッド化等に伴い、たとえばコントローラアクチュエータセンサなど、自動車に搭載される電装品の数も増大している。

0003

これらの電装品は、自動車に搭載された状態で動作状態を試験する必要がある。すなわち、車載後の電装品の試験は、個々の電装品に対して信号を入力して、その電装品が正常に動作するか否かを確認することと、さらに、複数の電装品を様々に組み合わせて信号を入力して、同時に動作するか否かを確認している。

0004

このような試験の人的ミスを防止して、高精度に車載電装品の試験を行うべく、たとえば特許文献1のように、自動で車載電装品を試験する装置が種々提案されている。特許文献1の車載電装品試験装置は、車載機器側に動作指令信号を出力して各電装品を個別に動作させ、各電装品の個別動作時の動作状況を記憶しておき、その後、ランダムに組み合わせた複数の電装品を同時に動作させて、その動作状況と個別動作時の動作状況とを比較している。
特開2003−252129号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、従来、実車両で電源電圧に起因する現象の確認を行う場合には、実車両に搭載されたバッテリ電源を用いているが、バッテリ性能のばらつきによって発生する現象が変化してしまう。

0006

すなわち、車載バッテリ電源を用いる場合には、電源電圧の変動や瞬時停止による影響確認の試験において、車載電装品にかかる電圧コントロールできないため、バッテリ性能のばらつきによって発生する現象が変化してしまい、電源電圧に起因する適切な現象確認を行うことができなかった。

0007

本発明は、電源電圧に起因する現象確認を適切に行うことができる車載電装品の電源試験装置および電源試験方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するための本発明に係る車載電装品の電源試験装置は、車両に搭載される電装品の電源電圧に起因する現象確認を行う車載電装品の電源試験装置であって、出力電圧を変化しうる電源変動機能および出力電圧を瞬時に停止させる瞬断機能を有する外部出力電源である電源変動/瞬断試験装置と、該電源変動/瞬断試験装置と車両との間に介され、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から前記電源変動/瞬断試験装置へ切り替えインタロック装置と、を備えていることを特徴とする。

発明の効果

0009

以上のように構成された車載電装品の電源試験装置によれば、電源変動/瞬断試験装置と車両との間に介されたインタロック装置が、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から電源変動/瞬断試験装置の出力電源へと切り替えるので、バッテリ性能に左右されることなく、電源変動/瞬断試験装置の出力電圧により車載電装品の電源電圧に起因する現象確認を適切に行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明に係る車載電装品の電源試験装置および電源試験方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。

0011

まず、本実施形態の車載電装品の電源試験装置の装置構成について説明する。図1は、本実施形態の車載電装品の電源試験装置を示すブロック図である。

0012

本実施形態の電源試験装置1は、車両10に搭載される各種電装品の電源電圧に起因する現象確認を行う装置であり、電源変動/瞬断試験装置20と、該電源変動/瞬断試験装置20と車両10との間に介されるインタロック装置30と、を備えている。

0013

車両10には、検査対象となる種々の電装品(図示せず)が搭載されており、実車両に搭載した状態で様々な動作状況の確認検査が行われるが、本実施形態では、特に電源電圧に起因する現象確認の検査を行う。この車両10には、車両診断コネクタ11が取り付けられている。

0014

電源変動/瞬断試験装置20は、出力電圧を変化しうる電源変動機能および出力電圧を瞬時に停止させる瞬断機能を有する外部出力電源であり、電源電圧に起因する現象確認の検査を行う場合に車両10に接続される。

0015

インタロック装置30は、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から上記電源変動/瞬断試験装置20の出力電源へと切り替える基盤であり、図2に示すような回路構成を有している。このインタロック装置30には、上記車両診断コネクタ11に接続する仮接続コネクタ31が備えられており、これらのコネクタ11および31は仮接続手段を構成している。また、インタロック装置30には、車両10に搭載されたバッテリ電源(図示せず)のバッテリ端子(以下、「BATT端子」という。)15に接続する本接続端子35が備えられており、これらの端子15および35は本接続手段を構成している。

0016

図2は、本実施形態におけるインタロック装置の回路図であり、以下に概説する。図示するように、インタロック装置30は、主に、電源装置への入力部41と、車両への入出力部42と、切り替え可/不可確認コントローラ43と、からなっている。

0017

電源装置への入力部41は、試験用の外部出力電源である上記電源変動/瞬断試験装置20の接続部である。

0018

車両への入出力部42は、車両10の仮接続部51および本接続部52である。上述したように、仮接続部51は上記電源変動/瞬断試験装置20を車両10に仮接続する仮接続手段であり、車両側の車両診断コネクタ11と、インタロック装置側の仮接続コネクタ31と、から構成される。また、本接続部52は、上記電源変動/瞬断試験装置20とBATT端子15とを本接続する本接続手段であり、インタロック装置側の本接続端子35と、車両側のBATT端子15と、から構成される。

0019

切り替え可/不可確認コントローラ43は、上記電源変動/瞬断試験装置20の出力電圧を車両側電圧と同電圧に調整する手段であり、電源変動/瞬断試験装置20の出力電圧が車両側電圧と同電圧になった場合に限り、仮接続部51を介して電源変動/瞬断試験装置20の出力電源を車両10に供給するようになっている。本実施形態では、切り替え可/不可確認コントローラ43として、電源側入力部61および車両側入力部62を備えたリニアセンサコントローラ60を採用している。

0020

次に、上記構成の電源試験装置1の作用とともに、該電源試験装置1を用いて行う本実施形態の車載電装品の電源試験方法を説明する。図3は、電源変動/瞬断試験装置出力電源の車両繋ぎ込み手順を示すフローチャートである。図4は、電源電圧に起因する現象確認試験のフローチャートである。

0021

本実施形態の車載電装品の電源試験方法は、車載電装品の電源電圧に起因する現象確認を行う試験方法であって、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から上記電源変動/瞬断試験装置20の出力電源へ切り替え、電源電圧に起因する現象確認の試験を行うものである。

0022

すなわち、図3に示すように、車両10への電源変動/瞬断試験装置20の繋ぎ込みを開始するには(ステップ1、以下「S1」のように表記する。)、まず、インタロック装置30の仮接続コネクタ31を車両側の車両診断コネクタ11に接続する(S2)。なお、このとき、仮接続ラインインタロック基盤内回路から浮いている。

0023

そして、電源変動/瞬断試験装置20の出力調整を行い(S3)、試験用電源装置である電源変動/瞬断試験装置20の出力が仮接続コネクタ間電圧と同電圧であるか、すなわち、電源変動/瞬断試験装置20の出力電圧が車両側電圧と同電圧であるかを確認する(S4)。この判断は、上記インタロック装置30の切り替え可/不可確認コントローラ43で行うことになる。

0024

電源変動/瞬断試験装置20の出力電圧と車両側電圧が異なる場合には上記S3に戻り、同電圧の場合には次のS5へと移行する。このS5では、仮接続部51(仮接続コネクタ31および車両診断コネクタ11)を介して、電源変動/瞬断試験装置20の電源出力を車両10へ入力する。具体的には、仮接続コネクタ間電圧と電源変動/瞬断装置20の出力電圧の差を測定し、インタロック基盤は測定値が0になったところで仮接続出力を可能にする。

0025

このように電源変動/瞬断試験装置20から車両10に電源供給を行った後、BATT端子15を車載バッテリから外し(S6)、インタロック装置30の本接続端子35をBATT端子15に接続する(S7)。

0026

そして、本接続部52(本接続端子35およびBATT端子15)を介して、電源変動/瞬断試験装置20の電源出力を車両10へ入力し(S8)、本接続端部52から車両10への電圧入力を確認する(S9)。

0027

電圧入力確認ができない場合には上記S9を繰り返し、電圧入力確認ができた場合には次のS10で仮接続出力を切断する。

0028

これにより、電源変動/瞬断試験装置20と車両10とが本接続され、試験用電源が車両10のBATT端子15から供給されるので、実車電源変動/瞬断試験を開始することになる(S11)。

0029

図4に示すように、実車電源変動/瞬断試験を開始すると(S11)、車両10への電源を繋いで実際に電源出力を供給し(S12)、実車に搭載された電装品の電源電圧の変動や瞬時停止による影響を含めた試験を行う(S13)。たとえば、実際の車両で起こりうる電源電圧の変化を電源変動/瞬断試験装置20により車両10へ加えることで、車両10の品質保証確認が行える。また、実際の車両で起こすことのできない電圧変化を車両10へ加えることが可能であり、電圧変化に対する安全率を考慮したシステムの確認ができる。

0030

そして、すべての電源電圧に起因する試験が完了すると実車電源変動/瞬断試験を終了する(S14)。

0031

以上のように上記構成の電源試験装置1を用いて実施される本実施形態の車載電装品の電源試験方法によれば、試験用外部出力電源である電源変動/瞬断試験装置20を使用する際に、車両電圧を維持した状態で、車載バッテリ電源から電源変動/瞬断試験装置20の出力電源へと切り替えるので、バッテリ性能に左右されることなく、電源変動/瞬断試験装置20の出力電圧により車載電装品の電源電圧に起因する現象確認を適切に行うことができる。

0032

このように車載バッテリ電源から電源変動/瞬断試験装置20への切り替えの際に、車両電圧が維持されているので、バッテリ電源によって保持されている車載電装品の記憶情報、たとえばRAM内のデータが電源供給の途絶等によって失われるのを防止することができる。

0033

また、電源変動/瞬断試験装置20の出力電圧と車両側電圧とが同電圧である場合に限り、仮接続部51(仮接続コネクタ31および車両診断コネクタ11)を介して、電源変動/瞬断試験装置20の電源出力を車両10へ入力するので、バッテリ電源からの電流吸い出しや、バッテリ電源への電流吸い込みを抑制することができ、バッテリ電源の電圧変化をなくし、車載電装品に加わる電圧変化をなくすことができる。

0034

このように仮接続部51を介して電源変動/瞬断試験装置20から車両10に電源供給されているので、バッテリ電源からBATT端子15を外しても車両電圧が維持され、BATT端子15への電源の繋ぎ込みが容易になる。

0035

本発明に係る車載電装品の電源試験装置および電源試験方法は、車両に搭載される電装品の電源電圧に起因する現象確認の試験、たとえば、電源電圧の変動や瞬時停止による影響などを確認する試験に適用することができる。

図面の簡単な説明

0036

本実施形態の車載電装品の電源試験装置を示すブロック図である。
本実施形態におけるインタロック装置の回路図である。
電源変動/瞬断試験装置出力電源の車両繋ぎ込み手順を示すフローチャートである。
電源電圧に起因する現象確認試験のフローチャートである。

符号の説明

0037

1電源試験装置、
10 車両、
11車両診断コネクタ、
15BATT端子、
20電源変動/瞬断試験装置、
30インタロック装置、
31 仮接続コネクタ、
35 本接続端子、
41電源装置への入力部、
42 車両への入出力部、
43切り替え可/不可確認コントローラ、
51 仮接続部、
52 本接続部、
61電源側入力部、
62車両側入力部。

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