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技術 シワ取りマッサージ用の化粧料

出願人 ポーラ化成工業株式会社
発明者 山田隆
出願日 2005年9月1日 (15年9ヶ月経過) 出願番号 2005-253330
公開日 2007年3月15日 (14年3ヶ月経過) 公開番号 2007-063212
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 代替医療 リラクゼーション 粘性ゲル ウルソール酸ベンジル 液状油性成分 コンスターチ 角栓除去 メッシュオン
関連する未来課題
重要な関連分野

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課題

シワ用のマッサージ料に好適な、乳化化粧料硬度を高めずに粘性のみを増大させる技術を提供する。

解決手段

デキストリンを45〜60質量%乳化剤形化粧料に含有させる。前記化粧料としては、マッサージ用のものであることが好ましく、更に、コーンスターチを0.1〜5質量%を含有することことが好ましく、前記コーンスターチとしては、化粧料中に分散後、加熱工程によりα化していることが好ましく、シワ改善のためのマッサージ用のものであることが好ましく、対象とするシワが、極狭隈部分に存在するシワであることが好ましい。

概要

背景

近年健康保険の制度の改革に伴い、これまで疾病に対して、医療機関を専らに利用する方法では、莫大医療費を負担しなければ成らない状況が生まれている。この様な状況を背景に、代替医療の利用が盛んに成りつつある。代替医療とは、医療機関に頼らずに、生体の働きに働きかけて、疾病に対応してゆくやり方で、古くから伝わっている、漢方、民間伝承薬、アユルベーダなどがその典型と言われている。この様な代替医療の中で近年特に注目されているのが、マッサージであり、適度な刺激経皮的に生体に与えることにより、生体防御機構活性化を計るものである。この様な手技施術は、特に、疾病と言えないものの明らかに健康状態とは異なる、シワ肌荒れなどの準疾病状態の改善に有用であることが判ってきている。この様な作用以外にもマッサージには、血流量を改善し新陳代謝を高める作用や、心身バランスなどを整える作用があると言われている。(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)

この様に、マッサージについては種々の全く異なる作用が存することが明らかになっているにもかかわらず、その為に用いる媒体化粧料の種類は極めて少なく、決して目的に適応した化粧料が存在するというわけには行かない。通常知られているマッサージ用の化粧料としては、液状油性成分含有量が多く、固形脂が少なく、使用時の反転が遅く、目立ちにくい水中油化粧料が典型例に挙げられる。この様な剤形の化粧料は、マッサージ開始時ののびが軽く、反転後急激に摩擦係数が高まるような性質を有しており、刺激感の少ない、血流量の増大や、リラクゼーションを目的とした施術に適したものと言われている。又、反転のない、オイル成分のみで行うマッサージも、目的を心身のリフレッシュとした場合には、非常に有効である。(例えば、特許文献4を参照)しかしながら、今のところ、シワ、肌荒れなどの準疾病状態の改善に適した化粧料は見出されていないのが現状である。これは、この様な準疾病状態が顔面全体に存在するわけではなく、極狭隈部に化粧料を適用しなければならないが、これまで知られているマッサージ化粧料では硬度が低いため、投与部位限局して施術が出来なくなってしまうためである。硬度を高くすると、個体による擦過のような異物感を肌に与えるだけで、マッサージの効果は奏さない。その為、この様な欠点には目をつぶって、血流量の増大に為のマッサージに用いられていた化粧料が代用されている。言い換えれば、シワ用のマッサージ料のためには、硬度を高めずに粘性のみを増大させる技術の開発が望まれていたと言える。尚、ここで用いている「硬度」と言う言葉は、硬度計の値の高い、低いを直接的に意味するものではなく、肌に塗布したとき固体感じるか、粘ちょうな液体と感じるかの感覚的な差異で、固体として感じやすい粘動力学的特性のものを意味する。

一方、デキストリンを応用したマッサージのための技術としては、デキストリンを擦過媒体として、角栓を刮げ落とすようなマッサージ料が知られている(例えば、特許文献5を参照)が、デキストリンの粘着特性を利用し、シワ改善に好適なマッサージ料を設計するような試みは全く為されていない。又、デキストリンを45〜60質量%含有する乳化化粧料も全く知られていない。

特開2004−344284号公報
特開2002−207421号公報
特開平9−52816号公報
特開2002−206097号公報
特開2003−342162号公報

概要

シワ用のマッサージ料に好適な、乳化化粧料の硬度を高めずに粘性のみを増大させる技術を提供する。デキストリンを45〜60質量%乳化剤形の化粧料に含有させる。前記化粧料としては、マッサージ用のものであることが好ましく、更に、コーンスターチを0.1〜5質量%を含有することことが好ましく、前記コーンスターチとしては、化粧料中に分散後、加熱工程によりα化していることが好ましく、シワ改善のためのマッサージ用のものであることが好ましく、対象とするシワが、極狭隈部分に存在するシワであることが好ましい。 なし

目的

本発明は、この様な状況下為されたものであり、シワ用のマッサージ料に好適な、乳化化粧料の硬度を高めずに粘性のみを増大させる技術を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

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請求項1

デキストリンを45〜60質量%含有することを特徴とする、乳化剤形化粧料

請求項2

前記化粧料がマッサージ用のものであることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。

請求項3

更に、コーンスターチを0.1〜5質量%を含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料。

請求項4

前記コーンスターチが、化粧料中に分散後、加熱工程によりα化していることを特徴とする、請求項3に記載の化粧料。

請求項5

シワ改善のためのマッサージ用のものであることを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の化粧料。

請求項6

対象とするシワが、極狭隈部分に存在するシワであることを特徴とする、請求項5に記載の化粧料。

請求項7

更に、ウルソール酸、ウルソール酸の塩及びウルソール酸エステルから選択される1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、請求項1〜6何れか1項に記載の化粧料。

技術分野

0001

本発明は化粧料に関し、更に詳細には、マッサージ用の化粧料に好適な化粧料に関する。

背景技術

0002

近年健康保険の制度の改革に伴い、これまで疾病に対して、医療機関を専らに利用する方法では、莫大医療費を負担しなければ成らない状況が生まれている。この様な状況を背景に、代替医療の利用が盛んに成りつつある。代替医療とは、医療機関に頼らずに、生体の働きに働きかけて、疾病に対応してゆくやり方で、古くから伝わっている、漢方、民間伝承薬、アユルベーダなどがその典型と言われている。この様な代替医療の中で近年特に注目されているのが、マッサージであり、適度な刺激経皮的に生体に与えることにより、生体防御機構活性化を計るものである。この様な手技施術は、特に、疾病と言えないものの明らかに健康状態とは異なる、シワ肌荒れなどの準疾病状態の改善に有用であることが判ってきている。この様な作用以外にもマッサージには、血流量を改善し新陳代謝を高める作用や、心身バランスなどを整える作用があると言われている。(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照)

0003

この様に、マッサージについては種々の全く異なる作用が存することが明らかになっているにもかかわらず、その為に用いる媒体化粧料の種類は極めて少なく、決して目的に適応した化粧料が存在するというわけには行かない。通常知られているマッサージ用の化粧料としては、液状油性成分含有量が多く、固形脂が少なく、使用時の反転が遅く、目立ちにくい水中油化粧料が典型例に挙げられる。この様な剤形の化粧料は、マッサージ開始時ののびが軽く、反転後急激に摩擦係数が高まるような性質を有しており、刺激感の少ない、血流量の増大や、リラクゼーションを目的とした施術に適したものと言われている。又、反転のない、オイル成分のみで行うマッサージも、目的を心身のリフレッシュとした場合には、非常に有効である。(例えば、特許文献4を参照)しかしながら、今のところ、シワ、肌荒れなどの準疾病状態の改善に適した化粧料は見出されていないのが現状である。これは、この様な準疾病状態が顔面全体に存在するわけではなく、極狭隈部に化粧料を適用しなければならないが、これまで知られているマッサージ化粧料では硬度が低いため、投与部位限局して施術が出来なくなってしまうためである。硬度を高くすると、個体による擦過のような異物感を肌に与えるだけで、マッサージの効果は奏さない。その為、この様な欠点には目をつぶって、血流量の増大に為のマッサージに用いられていた化粧料が代用されている。言い換えれば、シワ用のマッサージ料のためには、硬度を高めずに粘性のみを増大させる技術の開発が望まれていたと言える。尚、ここで用いている「硬度」と言う言葉は、硬度計の値の高い、低いを直接的に意味するものではなく、肌に塗布したとき固体感じるか、粘ちょうな液体と感じるかの感覚的な差異で、固体として感じやすい粘動力学的特性のものを意味する。

0004

一方、デキストリンを応用したマッサージのための技術としては、デキストリンを擦過媒体として、角栓を刮げ落とすようなマッサージ料が知られている(例えば、特許文献5を参照)が、デキストリンの粘着特性を利用し、シワ改善に好適なマッサージ料を設計するような試みは全く為されていない。又、デキストリンを45〜60質量%含有する乳化化粧料も全く知られていない。

0005

特開2004−344284号公報
特開2002−207421号公報
特開平9−52816号公報
特開2002−206097号公報
特開2003−342162号公報

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、この様な状況下為されたものであり、シワ用のマッサージ料に好適な、乳化化粧料の硬度を高めずに粘性のみを増大させる技術を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0007

かかる状況に鑑みて、本発明者らはシワ用のマッサージ料に好適な、乳化化粧料の硬度を高めずに粘性のみを増大させる技術を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、デキストリンを45〜60質量%を乳化化粧料に含有させることにより、この様な調整が出ることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す通りである。
(1)デキストリンを45〜60質量%含有することを特徴とする、乳化剤形の化粧料。
(2)前記化粧料がマッサージ用のものであることを特徴とする、(1)に記載の化粧料。
(3)更に、コーンスターチを0.1〜5質量%を含有することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の化粧料。
(4)前記コーンスターチが、化粧料中に分散後、加熱工程によりα化していることを特徴とする、(3)に記載の化粧料。
(5)シワ改善のためのマッサージ用のものであることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の化粧料。
(6)対象とするシワが、極狭隈部分に存在するシワであることを特徴とする、(5)に記載の化粧料。
(7)更に、ウルソール酸、ウルソール酸の塩及びウルソール酸エステルから選択される1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、(1)〜(6)何れか1項に記載の化粧料。

発明の効果

0008

本発明によれば、シワ用のマッサージ料に好適な、乳化化粧料の硬度を高めずに粘性のみを増大させる技術を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0009

(1)本発明の化粧料の必須成分であるデキストリン
本発明の化粧料は、デキストリンを45〜60質量%、より好ましくは47〜55質量%必須成分として、含有することを特徴とする。本発明の化粧料において、かかる成分は水分を含有する乳化剤形の化粧料に於いて、硬度を感じない粘着性を呈し、かかる粘着性によりシワなどの存在する極狭隈部にマッサージ中もとどまり、周囲へ滲み広がることなく限局してマッサージによるシワ改善作用を発揮する。この様な作用を発現するためには、前記の含有量が必要である。即ち、デキストリンの量が少なすぎると充分に部位に限局して止まることが出来ない場合が存し、多すぎると、水を含有する許容量が少なくなりすぎて、加湿量不足して、デキストリンに充分な粘性を与えることが出来ずに、硬さを呈する場合が存する。

0010

(2)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、前記必須成分を含有し、乳化剤形であることを特徴とする。乳化の形態としては、水中油乳化形態であっても、油中水乳化剤形であっても、油中水中油、水中油中水などの多相乳化剤形であっても良い。本発明では、前記デキストリンの粘性を引き出しやすいことから、水中油乳化剤形を採用することが好ましい。この様な形態を取ることにより、デキストリンが硬さを呈せずに粘性のみを発揮し、マッサージの擦過施術により、充分に好ましい刺激をシワなどの準疾病部分に施すことが出来る。又、この様な性術を行っても化粧料が滲み周囲に拡大することもないし、延展における摩擦係数が急激に上昇して刺激感を誘起することも極めて少ない。

0011

本発明の化粧料に於いては、前記必須成分以外に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油アボガド油トウモロコシ油オリーブ油ナタネ油ゴマ油ヒマシ油サフラワー油綿実油ホホバ油ヤシ油パーム油、液状ラノリン硬化ヤシ油、硬化油モクロウ硬化ヒマシ油ミツロウキャンデリラロウカルナウバロウイボタロウ、ラノリン、還元ラノリン硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイルワックス類流動パラフィンスクワランプリスタンオゾケライトパラフィンセレシンワセリンマイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類オレイン酸イソステアリン酸ラウリン酸ミリスチン酸パルミチン酸ステアリン酸ベヘン酸ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類;セチルアルコールステアリルアルコールイソステアリルアルコールベヘニルアルコールオクチルドデカノールミリスチルアルコールセトステアリルアルコール等の高級アルコール等;イソオクタンセチルミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシルアジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル乳酸セチルリンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコールジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリントリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類;ジメチルポリシロキサンメチルフェニルポリシロキサンジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサンオクタメチルシクロテトラシロキサンデカメチルシクロペンタシロキサンドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサンアミノ変性ポリシロキサンポリエーテル変性ポリシロキサンアルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類;脂肪酸セッケンラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウムアルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム塩化ベンザルコニウムラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類;イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤アルキルベタインアミドベタインスルホベタイン等)、アシメチルタウリン等の両性界面活性剤類;ソルビタン脂肪酸エステル類ソルビタンモノステアレートセスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体グリセリンアルキルエーテルPOEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステルアルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類;ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコールエリスリトールソルビトールキシリトールマルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールジグリセリンイソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、2,4−ヘキサンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、コーンスターチ等の多価アルコール類ピロリドンカルボン酸ナトリウム乳酸乳酸ナトリウム等の保湿分類;表面を処理されていても良い、マイカタルクカオリン合成雲母炭酸カルシウム炭酸マグネシウム無水ケイ酸シリカ)、酸化アルミニウム硫酸バリウム等の粉体類、;表面を処理されていても良い、ベンガラ黄酸化鉄黒酸化鉄酸化コバルト群青紺青酸化チタン酸化亜鉛無機顔料類;表面を処理されていても良い、雲母チタン魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類;レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類;ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチルナイロン粉末オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類;パラアミノ安息香酸紫外線吸収剤アントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸系紫外線吸収剤、;桂皮酸系紫外線吸収剤、;ベンゾフェノン系紫外線吸収剤;糖系紫外線吸収剤;2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類;エタノールイソプロパノール等の低級アルコール類;ビタミンA又はその誘導体ビタミンB6塩酸塩ビタミンB6トリパルミテート、ビタミンB6ジオクタノエート、ビタミンB2又はその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類;α−トコフェロールβ−トコフェロールγ−トコフェロールビタミンEアセテート等のビタミンE類ビタミンD類ビタミンHパントテン酸パンテチンピロロキノリンキノン等のビタミン類等;フェノキシエタノール等の抗菌剤などが好ましく例示できる。

0012

これらの中で、特に好ましいものは、コーンスターチである。この成分は、市販されている状態ではβ構造であるが、これに熱をかけることによりα化し、粘性を呈する。この為、予めβ構造の状態でデキストリンと混和させ、化粧料に配合した後、加熱することにより、デキストリンの粘性ゲル構造に架橋構造を付加し、角栓除去に好適な粘性構造を剤形に付与することが出来る。この様な効果を奏するためには、コーンスターチは0.1〜5質量%を含有することが好ましく、0.5〜3質量%含有することが特に好ましい。前記のようにコンスターチによる架橋構造を形成させるためには、加温しない状態でコーンスターチとデキストリンを混合し、加熱した油相乃至は水相、好ましくは油相に分散させ、しかる後に乳化を行うことが好ましい。更に、結晶セルロースなどを造粒して得られるグレインを1〜10質量%含有させることも、古い角層などの成分を除去せしめる効果を向上させるとともに、マッサージ効果を高めることも出来るので好ましい。更に、本発明の化粧料にはシワの改善に対して好ましい成分を含有することも有利である。この様な成分としては、ウルソール酸、ウルソール酸のアルカリ塩、ウルソール酸のエステルが好ましく例示でき、前記ウルソール酸のエステルとしてはウルソール酸オレイルウルソール酸ベンジル,ウルソール酸イソオクチルなどが好適に例示できる。かかる成分の好ましい含有量は、総量で、化粧料全量に対して0.01〜1質量%である。

0013

本発明の化粧料は、上記成分を常法に従って処理することにより製造することが出来る。斯くして得られた本発明の化粧料は、極狭隈部にも限局して存在し、該狭隈部のマッサージにおいても周囲に広がることなく、シワなどの準疾病部位にのみ好ましい刺激を与える特性を有する。

0014

以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。

0015

以下に示す処方に従って、本発明の化粧料であるマッサージ用の化粧料を製造した。即ち、イ、ロ、ハの成分を80℃に加熱し、ロにニを加え分散させ、これを攪拌下イに徐々に加え、乳化し、更に、ハを加え中和し、攪拌冷却しマッサージ用の化粧料1を得た。

0016


ベヘニルアルコール1 質量%
セタノール1 質量%
ゲイロウ1 質量%
2−エチルヘキサン酸トリグリセリド3 質量%
アジピン酸・2−エチルヘキサン酸・ステアリン酸)グリセリル1 質量%
流動パラフィン10 質量%
ソルビタンモノステアレート1 質量%
POE(20)ソルビタンセスキステアレート2 質量%
POE(20)モノイソステアリン酸グリセリル1.5質量%
プロピルパラベン0.2質量%
ウルソール酸オレイル0.1質量%

1,3−ブタンジオール5 質量%
アクリル酸アルキルアクリル酸クロスポリマー0.2質量%
水 20 質量%

10%水酸化カリウム水溶液0.5質量%
水 1.5質量%

デキストリン50 質量%
コーンスターチ1 質量%
グレイン* 1 質量%
*グレイン
以下に示す成分をヘンシェルミキサー仕込み、10質量部の水を噴霧しながら、造粒し、40℃で48時間送風乾燥したものを篩過し、50メッシュパス100メッシュオンを集めた。
結晶セルロース99質量部
カルボキシメチルセルロース1質量部

0017

マッサージにおけるマッサージ用の化粧料1の作用をモデル実験で調べた。精密天秤の上に、シリコーンエラストマーシートをおき、この上に2cm×10cmの部位を作成し、長い辺の末端に、化粧料1gをおき、これをシリコーンエラストマーの棒で、斜め45℃の角度で反対の端部に向かって化粧料を延展させ、最大にかかった荷重と、棒が反対の端部に届いたときの端部からはみ出した化粧料の長さとを測定した。化粧料1以外に、化粧料1の50質量%のデキストリンの10質量%を水に置換し、デキストリンの配合量を40質量%に落とした比較例1と、10質量%の固形パラフィンに置換した比較例2とを同様に作成し、同様に評価した。結果を表1に示す。これより、本発明の化粧料は、固体的な性質を示さないため、荷重が小さく、余分に延展しすぎることもない性質を有することが判る。

0018

0019

マッサージ用の化粧料1、比較例1、比較例2のマッサージ料のシワ部分へのマッサージの行いやすさ、その時の心地よさを専門パネラーにより下記の基準で評価してもらった。結果を表2に示す。これより、本発明の化粧料はシワ部のマッサージに好適であることが判る。

0020

評価基準
スコア1:悪い
スコア2:やや悪い
スコア3:可もなく不可もなく
スコア4:やや良い
スコア5:良い

0021

0022

実施例1のマッサージ用の化粧料1のコーンスターチをデキストリンに置換して、同様に操作し、本発明の化粧料である、マッサージ用の化粧料2を得た。このものを実施例1の専門パネラーの評価にかけたところ、マッサージの行いやすさは5であったが、心地よさはスコア4であった。コーンスターチの粘性が存した方が好ましいことが判った。

0023


ベヘニルアルコール1 質量%
セタノール1 質量%
ゲイロウ1 質量%
2−エチルヘキサン酸トリグリセリド3 質量%
(アジピン酸・2−エチルヘキサン酸・ステアリン酸)グリセリル1 質量%
流動パラフィン10 質量%
ソルビタンモノステアレート1 質量%
POE(20)ソルビタンセスキステアレート2 質量%
POE(20)モノイソステアリン酸グリセリル1.5質量%
プロピルパラベン0.2質量%
ウルソール酸オレイル0.1質量%

1,3−ブタンジオール5 質量%
アクリル酸アルキル・アクリル酸クロスポリマー0.2質量%
水 20 質量%

10%水酸化カリウム水溶液0.5質量%
水 1.5質量%

デキストリン51 質量%
グレイン* 1 質量%
*グレイン
以下に示す成分をヘンシェルミキサーに仕込み、10質量部の水を噴霧しながら、造粒し、40℃で48時間送風乾燥したものを篩過し、50メッシュパス100メッシュオンを集めた。
結晶セルロース99質量部
カルボキシメチルセルロース1質量部

0024

実施例1のマッサージ用の化粧料1同様に操作し、下記処方の本発明の化粧料である、マッサージ用の化粧料3を得た。このものを実施例1の専門パネラーの評価にかけたところ、マッサージの行いやすさは5であり、心地よさはスコア5であった。

0025


ベヘニルアルコール1 質量%
セタノール1 質量%
ゲイロウ1 質量%
2−エチルヘキサン酸トリグリセリド3 質量%
(アジピン酸・2−エチルヘキサン酸・ステアリン酸)グリセリル1 質量%
流動パラフィン10 質量%
ソルビタンモノステアレート1 質量%
POE(20)ソルビタンセスキステアレート2 質量%
POE(20)モノイソステアリン酸グリセリル1.5質量%
プロピルパラベン0.2質量%
ウルソール酸ベンジル0.1質量%

1,3−ブタンジオール5 質量%
アクリル酸アルキル・アクリル酸クロスポリマー0.2質量%
水 20 質量%

10%水酸化カリウム水溶液0.5質量%
水 1.5質量%

デキストリン50 質量%
コーンスターチ1 質量%
グレイン* 1 質量%
*グレイン
以下に示す成分をヘンシェルミキサーに仕込み、10質量部の水を噴霧しながら、造粒し、40℃で48時間送風乾燥したものを篩過し、50メッシュパス100メッシュオンを集めた。
結晶セルロース99質量部
カルボキシメチルセルロース1質量部

0026

本発明は、マッサージ用の化粧料に応用できる。

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