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技術 車載型の記録再生装置及びその記録再生方法

出願人 クラリオン株式会社
発明者 分須昌樹
出願日 2005年8月22日 (14年4ヶ月経過) 出願番号 2005-239910
公開日 2007年3月8日 (12年9ヶ月経過) 公開番号 2007-058936
状態 拒絶査定
技術分野 デジタル記録再生の信号処理
主要キーワード マイク録音 関係付け情報 データ移送 音声再生制御 カセットテーププレーヤ 放送ファイル 車載オーディオ ディスクカセット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年3月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

車両運転中放送を聴き、後の運転時にも同放送を聴きたいために記録し、この放送の再生時に番組名が何なのか、DJが誰なのか、といったユーザの音声を聞くことができる車載型記録再生装置及び車載型の記録再生方法

解決手段

放送を受信して、この放送を記録再生可能に構成された車両に搭載される車載型の記録再生装置において、ユーザの音声を入力するユーザ音声入力手段を備え、前記放送の記録時に前記ユーザ音声入力手段から入力されたユーザの音声を前記放送に関連付けて記録し、このユーザの音声を前記放送の再生する際に再生する。

概要

背景

自動車用のAM/FMチューナカセットテーププレーヤディスクプレーヤなどのオーディオ機器は、運転者又は同乗者が、運転席近傍機器前面パネルに配置された液晶パネルなどの表示装置を見ながら操作キーを操作して、カセットテープ再生ラジオ聴取を行なうことができるように構成されている。

従来、ラジオ放送テレビ放送番組録音する手段としては、録音機器を用いてカセットテープに録音するのが主であった。また近年、記録媒体としてメモリカード不揮発性メモリあるいはハードディスクを用いたデジタルオーディオが登場し、ラジオ放送やテレビ放送の番組を録音する機能が付加されている商品もある。同様に、車載オーディオにおいても、ハードディスクやメモリカードにラジオで受信したデータを録音することが可能になっている。
ところが、車両運転中に運転者が表示パネルを見たり、操作キーに視線を落として操作することは大変危険である。また、このため運転者は機器前面パネルを見ないで、カンに頼って操作を行なうことが多い。

運転者が或る特定の放送局放送を聞きたいと思ってチューニングを行なっても、希望の放送局の放送であるかを判別できないことが多く、また、例えば車載用ディスクチェンジャーで選択したディスクが希望したディスクであるかをすぐに確認できないことがある。
そこで、プリセットキーを押して、CD、MD等のデジタル記録媒体TOC情報と対応させてディスク名等を予め記録し、後にCD等の再生を実行する際に、記録されているディスク名を出力してユーザが希望したディスクカセットであるか否かを確認できる、オーディオ機器が提案されている(特許文献1参照)。
特開平6−284031号公報

概要

車両運転中に放送を聴き、後の運転時にも同放送を聴きたいために記録し、この放送の再生時に番組名が何なのか、DJが誰なのか、といったユーザの音声を聞くことができる車載型記録再生装置及び車載型の記録再生方法。 放送を受信して、この放送を記録再生可能に構成された車両に搭載される車載型の記録再生装置において、ユーザの音声を入力するユーザ音声入力手段を備え、前記放送の記録時に前記ユーザ音声入力手段から入力されたユーザの音声を前記放送に関連付けて記録し、このユーザの音声を前記放送の再生する際に再生する。

目的

本発明の目的は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車両運転中に運転者等がラジオ番組またはテレビ番組を聴いていて後の運転時にも再生して聴きたいためにその番組を録音しておき、後の運転時に録音を再生したときに、録音された番組名は何なのか、DJは誰なのか、といった関心情報を音声で聴くことができる利便性がある、車載型の記録再生装置及びその記録再生方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

放送を受信して、この受信信号信号変換して記録再生可能に構成された車両に搭載される車載型記録再生装置において、ユーザの音声を入力するユーザ音声入力手段を備え、前記放送の記録時に前記ユーザ音声入力手段から入力されたユーザの音声を前記放送に関連付けて記録し、このユーザの音声を前記放送の再生する際に再生することを特徴とする車載型の記録再生装置。

請求項2

放送受信手段と、受信した放送を記録する放送記録手段と、記録した放送を再生する再生手段とを備えて構成された車両に搭載される車載型の記録再生装置において、ユーザの音声を入力するユーザ音声入力手段を備え、前記放送の記録時に前記ユーザ音声入力手段から入力されたユーザの音声を前記放送に関連付けて記録する記録手段と、この記録手段に記録したユーザの音声を前記放送の再生する際に再生するマイク音声再生手段とを備える特徴とする車載型の記録再生装置。

請求項3

前記記録した放送を再生する際に、前記放送の記録時に記録した関連付け情報の有無を判断して、関連付け情報が有るときは、この関連付け情報により特定されるユーザの音声を再生するように制御する音声再生制御手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の車載型の記録再生装置。

請求項4

マイク音声再生スイッチを備え、前記記録した放送を再生する際に、前記マイク音声再生スイッチの操作に応じて、この放送の記録時に記録したユーザの音声を再生することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の記録再生装置。

請求項5

前記放送の再生に先立って、ユーザの音声を再生することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の記録再生装置。

請求項6

車両に搭載される車載型の記録再生装置で放送を受信して記録し、この記録した放送を再生する車載型の記録再生装置の記録再生方法において、放送を受信して記録中に必要に応じてユーザの音声を入力して記録し、前記記録した放送を再生する際にこの放送の記録時に記録したユーザの音声を再生することを特徴とする車載型の記録再生装置の記録再生方法。

技術分野

0001

本発明は、車両運転中放送を記録し再生することができる車載型記録再生装置及びその記録再生方法に関する。

背景技術

0002

自動車用のAM/FMチューナカセットテーププレーヤディスクプレーヤなどのオーディオ機器は、運転者又は同乗者が、運転席近傍機器前面パネルに配置された液晶パネルなどの表示装置を見ながら操作キーを操作して、カセットテープの再生やラジオ聴取を行なうことができるように構成されている。

0003

従来、ラジオ放送テレビ放送番組録音する手段としては、録音機器を用いてカセットテープに録音するのが主であった。また近年、記録媒体としてメモリカード不揮発性メモリあるいはハードディスクを用いたデジタルオーディオが登場し、ラジオ放送やテレビ放送の番組を録音する機能が付加されている商品もある。同様に、車載オーディオにおいても、ハードディスクやメモリカードにラジオで受信したデータを録音することが可能になっている。
ところが、車両運転中に運転者が表示パネルを見たり、操作キーに視線を落として操作することは大変危険である。また、このため運転者は機器前面パネルを見ないで、カンに頼って操作を行なうことが多い。

0004

運転者が或る特定の放送局の放送を聞きたいと思ってチューニングを行なっても、希望の放送局の放送であるかを判別できないことが多く、また、例えば車載用ディスクチェンジャーで選択したディスクが希望したディスクであるかをすぐに確認できないことがある。
そこで、プリセットキーを押して、CD、MD等のデジタル記録媒体TOC情報と対応させてディスク名等を予め記録し、後にCD等の再生を実行する際に、記録されているディスク名を出力してユーザが希望したディスクカセットであるか否かを確認できる、オーディオ機器が提案されている(特許文献1参照)。
特開平6−284031号公報

発明が解決しようとする課題

0005

特許文献1においては、プリセットキーと放送局名とが一対一で対応していて予め対応させる手続きが必要であり、ラジオ放送局選局だけに適用できる。

0006

ラジオ放送の再生において、録音された番組名が何なのか、DJが誰なのか、といった情報を知るためには、カセットテープの場合はで聞いて番組名を思い出すか、またはラベルに番組名やDJ名を記入するなどして手作業で記録したものを手がかりとしていた。耳で聞いても番組名やDJ名が思い出せなかったり、ラベルが未記入だったりすると、この録音データの番組名やDJ名は思い出されることはない。
MDの場合は録音機器からMDにタイトルを入力することができるが、操作者は番組名やDJ名を思い出して1文字ずつ入力する操作が必要になり、煩わしい。
デジタルオーディオの場合は、録音されたファイル名に日付や番組名などを自由に入力することが可能であり、番組名を知る手がかりとして利用しやすいが、特に車載機器の場合、ファイル名を必ずしも編集できるとは限らない。
また、車載機器はディスプレイの大きさが限られているため、一度に表示できるデータにも制限がある。
このため、運転者が欲しい情報として、録音したラジオ番組に関する番組名やDJ名などの番組識別情報を、ディスプレイへの表示ではなくて、運転に支障が生じず適切なタイミングで安全な伝達できる手段が必要になる。

0007

本発明の目的は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車両運転中に運転者等がラジオ番組またはテレビ番組を聴いていて後の運転時にも再生して聴きたいためにその番組を録音しておき、後の運転時に録音を再生したときに、録音された番組名は何なのか、DJは誰なのか、といった関心情報音声で聴くことができる利便性がある、車載型の記録再生装置及びその記録再生方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するため、本発明の車載型の記録再生装置は、放送を受信して、この受信信号信号変換して記録再生可能に構成された車両に搭載される車載型の記録再生装置において、ユーザの音声を入力するユーザ音声入力手段を備え、前記放送の記録時に前記ユーザ音声入力手段から入力されたユーザの音声を前記放送に関連付けて記録し、このユーザの音声を前記放送の再生する際に再生することを特徴とする。
また本発明の車載型の記録再生装置は、放送受信手段と、受信した放送を記録する放送記録手段と、記録した放送を再生する再生手段とを備えて構成された車両に搭載される車載型の記録再生装置において、ユーザの音声を入力するユーザ音声入力手段を備え、前記放送の記録時に前記ユーザ音声入力手段から入力されたユーザの音声を前記放送に関連付けて記録する記録手段と、この記録手段に記録したユーザの音声を前記放送の再生する際に再生するマイク音声再生手段とを備える特徴とする。

0009

この構成によれば、運転者が録音してある特定の放送局の放送を聞きたいと思って再生する際に、この放送の番組名は何なのか、DJは誰なのかなどの関心情報をユーザの音声で知ることができて希望の放送であるかを判別できるから、車両運転中に表示パネルを見たり、操作キーに視線を落として操作するという危険を回避でき、車両運転中の安全性が保たれる。

0010

上記構成において、前記記録した放送を再生する際に、前記放送の記録時に記録した関連付け情報の有無を判断して、関連付け情報が有るときは、この関連付け情報により特定されるユーザの音声を再生するように制御する音声再生制御手段を備えることが好ましい。この構成にすると、放送の記録とユーザの音声の記録を同一の記録媒体に記録しても、放送の再生時に関連付けて記録したユーザの音声の読み出しが円滑確実に行える。

0011

また上記構成によれば、マイク音声再生スイッチを備え、前記記録した放送を再生する際に、前記マイク音声再生スイッチの操作に応じて、この放送の記録時に記録したユーザの音声を再生する構成とすることができる。この構成によれば、録音された番組名が何なのか、DJが誰なのかということがそのときどきで関心事であったり無かったりするので、ユーザの音声を聞く否かは、放送の再生を聞きながらの判断に任せて、関心事になるときにはいつでも放送の再生途中で関連付けて記録しているユーザの音声を聞くことができるようにして利便性を高めている。

0012

上記構成によれば、前記放送の再生に先立って、ユーザの音声を再生する構成とすると、ユーザの音声の内容を聞いてそれの関連付けの元である放送を再生して聞きたいか、それともその放送をスキップしたいかを判断できるので好ましい。

0013

本発明の車載型の記録再生装置の記録再生方法は、車両に搭載される車載型の記録再生装置で放送を受信して記録し、この記録した放送を再生する車載型の記録再生装置の記録再生方法において、放送を受信して記録中に必要に応じてユーザの音声を入力して記録し、前記記録した放送を再生する際にこの放送の記録時に記録したユーザの音声を再生することを特徴とする。

発明の効果

0014

本発明によれば、車両運転中に運転者等がラジオ番組またはテレビ番組を聴いていて後の運転時にも再生して聴きたいためにその番組を録音しておき、後の運転時に録音を再生したときに、録音された番組名は何なのか、DJは誰なのか、といった関心情報を音声で聴くことができる利便性があり、車両運転中に表示パネルを見たり、操作キーに視線を落として操作するという危険を回避でき車両運転中の安全性が保たれる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の車載型の記録再生装置10のブロック図を示す。
図1において、車載型の記録再生装置10は、まず、車両運転中にユーザである運転手または同乗者がAM/FMチューナー(図示しない)及びプリセットキー(図示しない)あるいはTVチャンネル(図示しない)を操作して、希望のラジオ放送またはテレビ放送を受信アンテナ11と放送受信部12とで受信してスピーカ13で聞くことができる。受信アンテナ11は、放送の電波を受信する。放送受信部12は、受信アンテナ11が受信した電波を入力してこの電波の中から指定されている周波数の信号(アナログ信号)を取得して放送(ラジオ番組またはテレビ番組)を受信する。

0016

放送(ラジオ番組またはテレビ番組)を録音・再生するための構成として、操作部14に備える放送録音開始終了スイッチ14a及び放送録音再生スイッチ14bと、放送信号変換部16と、制御部15と、一時記録部17と、記録媒体(例えばHDD)18と、放送再生部19とを備えている。
また、放送の録音・再生に関連して、録音された番組名は何なのか、DJは誰なのか、といった関心情報を録音・再生するための構成として、操作部14に備えるマイク録音開始・終了スイッチ14c及びマイク音声再生スイッチ14dと、マイク20と、マイク音声変換部21と、マイク音声再生制御部22と、マイク音声再生部23とを備え、一時記録部17と、記録媒体(例えばHDD)18については放送を録音・再生するための構成と共用になっている。そのほか、ディスプレイ24を備えている。
そのほか、操作部14には、選択された放送ファイルに対してこれをスキップして時間的に前側に再生される放送ファイルを選択するスイッチや選択された放送ファイルに対してこれをスキップして時間的に後側に再生される放送ファイルを選択するスイッチなどを備えているものとする。
以下、順次に説明する。

0017

放送信号変換部16は、放送受信部12が受信した放送(ラジオ放送にあっては音声信号、テレビ放送にあっては音声信号と映像信号)を入力するようになっていて、特に音声信号についてA/D変換し次いでデータサイズを少なくするためにMP3/WMA/AACなどの圧縮フォーマットに従ってデータ圧縮し、この圧縮データを制御部15からの命令により一時記録部17へ出力する。なお、テレビ放送の映像信号については、音声とともに記録再生されても良いが、本発明の対象ではないので触れないものとする。

0018

マイク20は、ユーザである運転者または同乗者の音声を入力するもので運転者の声を拾いやすい場所に備える。

0019

マイク音声変換部21は、マイク20からの音声信号をA/D変換してからMP3/WMA/AACなどの圧縮フォーマットに従ってデータ圧縮し、制御部15からの命令により圧縮データを一時記録部17へ出力する。

0020

一時記録部17は、放送録音中に放送信号変換部16から逐次に送られてくる放送録音中の圧縮データを放送ファイルとして一時的に保存し、これと並行して、マイク録音中にマイク音声変換部21から逐次に送られてくる圧縮データをマイクファイルとして別のメモリエリアに一時的に保存する。一時記録部17は、放送録音終了時に放送ファイルとマイクファイルとを記録媒体(例えばHDD)18にデータを移す。また、一時記録部17は、放送ファイルとマイクファイルを再生する際に一時バッファとして使用する。

0021

放送再生部19は、記録媒体18に記録された放送ファイルのデータを伸張し、D/A変換する。

0022

マイク音声再生制御部22は、放送ファイルとマイクファイルの関連付け情報を制御部15から受け取って保持し、放送ファイルを再生する際にマイク音声再生部23を制御する。マイク音声再生部23は、記録媒体18に記録されたマイクファイルのデータをマイク音声再生制御部22を介して受け取り、このマイクファイルのデータを伸張し、D/A変換する。

0023

スピーカ13は、放送受信部12の放送音声信号と、放送再生部19で再生した音声信号と、マイク音声再生部23で再生した音声信号のいずれも入力するようになっている。スピーカ13は、放送再生部19で再生した音声信号を入力し音波を出力中に、マイク音声再生部23で再生した音声信号も入力し音波を出力する。

0024

操作部14は、操作者からの命令を受け信号入力する部分であり、上記の4つのスイッチ14a、14b、14c、14dを備えている。なお、操作部14は、スイッチではなく、ジョイスティックなどで構成してもよい。

0025

制御部15は、内部にROMを有しこのROMに格納された図2フローチャートに概略を示すシステムソフトウエアにより稼動し、操作部14からの命令を受けて放送信号変換部16とマイク音声変換部21に対してそれぞれ信号変換命令を出したり、一時記録部17と記録媒体18に録音情報の書き込みと読み出しを命令したり、放送再生部19とマイク音声再生制御部22に対してデータ移送を命令したり、ディスプレイ24に表示命令を出したりする部分である。また、制御部15は、放送ファイルとマイクファイルの関連付けを行い、その結果をマイク音声再生制御部22に送る部分でもある。

0026

ディスプレイ24は、制御部15から送られたデータを表示する部分であり、例えばLCDディスプレイが用いられる。

0027

図2は、図1のように構成された車載型の記録再生装置10の記録時の1動作態様を示すフローチャートである。図2を示すフローチャートに従い、図1のように構成された車載型の記録再生装置10の作用を説明する。

0028

車載型の記録再生装置10で放送を聴くには、まず、車両運転中にユーザである運転手または同乗者が操作部14に備えるAM/FMチューナー(図示しない)及びプリセットキー(図示しない)あるいはTVチャンネル(図示しない)を操作する。
これにより、希望のラジオ放送またはテレビ放送を受信アンテナ11と放送受信部12とで受信してスピーカ13で聞くことができる。

0029

制御部15は、放送録音開始・終了スイッチ14aをONしたか、否かを確認する(ステップS201、S202)。放送を聞いて、この放送を録音したいときは、運転者等は、放送録音開始・終了スイッチ14aをONする。
すると、このON信号が制御部15に入力し、制御部15は、放送信号変換開始命令の信号を放送信号変換部16に対して出力する。放送信号変換手段16は、放送受信部12が取得した放送信号をA・D変換し次いでデータ圧縮を行い、さらに、制御部15からの命令により、圧縮したデータを一時記録部17へ出力する。一時記録部17では、圧縮したデータ(放送ファイル)を逐次記録を開始する。もって、放送録音を開始する(ステップS203)。

0030

次いで、制御部15は、マイク録音開始・終了スイッチ14cをONしたか、否かを確認する(ステップS204)。運転者等が、放送局名や番組名やDJ名や録音日時等の情報を録音したいと思ったときは、マイク録音開始・終了スイッチ14cをONにして、マイク20に向かって放送局名や番組名やDJ名や録音日時等の情報を発声する。すると、マイク録音開始・終了スイッチ14cのON信号が制御部15に入力し、マイク音声変換部21は、制御部15からの命令によりマイク20から入力する音声信号を受け入れてA/D変換してからデータ圧縮してこの圧縮信号を一時記録部17へ出力する。一時記録部17は、圧縮したデータ(マイクファイル)を逐次記録を開始する(ステップS205)。

0031

マイク20に向かって発声する放送局名や番組名やDJ名や録音日時等の情報などの運転者等(ユーザ)による音声入力は、マイク録音開始・終了スイッチ14cをONにしてから例えば60秒程度あれば足りる。そこで、図2に示すフローチャートでは、この60秒をマイクで録音できる時間として制限している(ステップS208、ステップS209、ステップS210)。
そして、60秒以内でマイク録音開始・終了スイッチ14cをOFFにする場合、又は60秒以内でマイク録音開始・終了スイッチ14cがOFFにならなくても上記60秒を経過した場合は、マイク音声変換部21は、マイク音声の変換を停止し、一時記録部17のマイクファイルを記録媒体18に書き込むようになっている(ステップS207)。すなわち、マイク音声変換部21は、制御部15からの命令で信号変換を終了する。マイクファイルは、一時記録部17から記録媒体18に転送して記録される。
マイク録音を上記60秒以内とする時間制限は、必須ではないのであるが、この時間制限があると、マイク録音開始・終了スイッチ14cをOFFする煩わしさがなくなり、またマイク録音開始・終了スイッチ14cをOFFすることを忘れた場合にマイク録音を自動的に終了できることになるから、後述する、図3図4に示す再生システムにおいて、マイクファイルの再生を長々と聞いていることが回避される利点がある。

0032

続いて、制御部15は、放送録音開始・終了スイッチ14aのOFFの入力があるか、否かを判断する(ステップS214、S215)。聴いていた放送番組が終了して、運転者が放送録音開始・終了スイッチ14aをOFFにすると、放送録音が終了する。
そして、放送録音開始・終了スイッチ14aのOFF信号が制御部15に入力し、放送信号変換部16は、この制御部15からの命令で信号変換を終了する。そして、放送ファイルは、一時記録部17から記録媒体18へ転送して記録される(ステップS216)。

0033

放送録音開始・終了スイッチ14aをOFFにした後に放送局名やDJ名等のマイク録音を入れることを認めると、放送ファイルとマイクファイルの関連付けを取ることが難しくなる。そこで、上記のように、制御部15は、マイク録音開始・終了スイッチ14cをONしたか、否かを確認し(ステップS204)、マイク録音開始・終了スイッチ14cがOFFのときは、続いて、放送録音開始・終了スイッチ14aのOFF信号の入力があるか、否かを判断し(ステップS211)、放送録音開始・終了スイッチ14aのOFF信号の入力がないときは、マイク録音開始・終了スイッチ14cをONしたか、否かを確認するステップS204へ帰還し(ステップS212)、放送録音開始・終了スイッチ14aのOFF信号の入力がないときは、上記のステップS216へ移る(ステップS213)。

0034

従って、放送局名やDJ名等のマイク録音は、放送録音の終了ぎりぎりまでは可能である。これによって、放送録音開始・終了スイッチ14aをONにした後、直ぐにマイク録音開始・終了スイッチ14cをONにして、上記のように例えば60秒間以内に放送局名やDJ名等のマイク録音を行う必要が無いので、放送局名やDJ名等のマイク録音を行うにあたって忙しさが回避される。本発明は、放送録音の終了ぎりぎりになって放送局名やDJ名等のマイク録音を行った場合でも、後述するが、図3のフローチャートに示すように、任意の時間にマイクファイルの再生を行うことができ、または、図4のフローチャートに示すように、マイクファイルの再生を放送ファイルの再生に先立って行うことができるものであり、放送録音の終了ぎりぎりになって放送局名やDJ名等のマイク録音を行うことに不都合はない。

0035

放送ファイルを記録した後は、放送ファイルとマイクファイルの関連付け手続きが行われる。制御部15は、マイクファイルがあるか、否かをチェックする(ステップS217)。

0036

この実施形態では、制御部15は、記録媒体18に記録した放送ファイルを一時記録部17へ読み出して再生する際に、この放送ファイルと関連するマイクファイルを記録媒体18に記録してあるマイクファイルの中から検索して抽出するために、マイク音声再生制御部22を備えている。
制御部15は、関係付けの手法として、例えば、放送ファイルを記録媒体18に記録するときに、前記記録したマイクファイルを関係付けるファイル情報をこの放送ファイルに付記記録する(ステップS218)。

0037

マイク音声再生制御部22で放送ファイルとマイクファイルの関連付け情報を記録した後、及び、マイクファイルの有無を検索してマイクファイルが存在しないときは(ステップS219)、放送録音とマイク録音を終了する(ステップS220)。
放送の終了は、以上の録音操作とは別に、運転手等がAM/FMチューナーや電源スイッチを操作して行う。

0038

図3は、図1のように構成された車載型の記録再生装置10の放送ファイル再生時の一動作態様を示すフローチャートである。
運転者等が電源スイッチ(図示しない)をONすると、制御部15は、操作部14の放送録音開始・終了スイッチ14aをONしない限り、放送録音再生スイッチ14bのONを受け付ける(ステップS301、S302)。

0039

放送録音再生スイッチ14bをONすると、このON信号が制御部15に入力し、この制御部15からの命令により、記録媒体18に記録された放送ファイルが、一時記録部17に読み出される。一時記録部17は、バッファーとして機能し、制御部15からの命令により、放送ファイルは放送音声再生部19に出力される。放送ファイルは、圧縮データであり、放送音声再生部19でデータ伸張されてからD/A変換されスピーカ13へ出力され音波となる。録音した放送ファイルは先頭から再生開始される(ステップS303)。

0040

運転者等は、再生中の放送ファイルに関する番組名やDJ名や録音日時等の情報が知りたくなった場合、放送ファイルの再生が終了する前であればいつでも、マイク音声再生スイッチ14dをONすることにより、再生中の放送ファイルに関連するマイクファイルを再生することができる。制御部15は、マイク音声再生スイッチ14dのON信号を受け付ける(ステップS304、S312、S313)。

0041

マイク音声再生スイッチ14dをONすると、制御部15からの命令により、マイク音声再生制御部22は再生中の放送ファイルに対応するマイクファイルがあるか、否かを判断する(ステップS305)。この場合、マイク音声再生制御部22は、一時記録部17に読み出された放送ファイルに関係付け情報があるか否かをチェックする。

0042

マイク音声再生制御部22は、再生中の放送ファイルに対応するマイクファイルが存在する場合には、記録媒体18に記録されたマイクファイルを、一時記録部17に読み出す。一時記録部17は、バッファーとして機能し、一時記録部17に一時記録されるマイクファイルは、マイク音声再生制御部22からの命令により、マイク音声再生部23に出力される。マイクファイルは、圧縮データであり、マイク音声再生部23でデータ伸張されてからデータD/A変換されスピーカ13へ出力され音波となって再生される(ステップS307)。

0043

制御部15は、マイクファイルが再生される前に、再生中の放送ファイルの再生音量下げる(ステップS306)。従って、マイクファイルの再生音量を相対的に放送ファイルの音量よりも大きくすることにより、マイクファイルの中身の放送局名や番組名やDJ名や記録日時などを明確に聞き取ることができる。制御部15は、マイクファイルの再生が終了すると、マイクファイルの再生音量を元に戻す。

0044

その後、放送ファイルの再生を継続する(ステップS309)。また、上記のように、放送ファイルを再生し(ステップS303)、次いでマイク音声再生スイッチ14dをONしてマイクファイルを検索した結果(ステップS305)、再生中の放送ファイルに関連するマイクファイルがない場合には、放送ファイルの再生音量を下げずに放送ファイルの再生を継続する(ステップS310)。

0045

その後、放送ファイルの再生が終了し、また、放送ファイルの再生が終了する前までにマイク音声再生スイッチ14dがONされないときは、終了となる。

0046

図4は、図1のように構成された車載型の記録再生装置10の放送ファイル再生時の他の動作態様を示すフローチャートである。
運転者等が電源スイッチ(図示しない)をONすると、制御部15は、操作部14の放送録音開始・終了スイッチ14aをONしない限り、放送録音再生スイッチ14bのONを受け付ける(ステップS401、S402)。

0047

放送録音再生スイッチ14bをONすると、再生すべき放送ファイルが確定する。マイク音声再生制御部22は、この放送ファイルに関連するマイクファイルがあるか、否かを判断する(ステップS403)。マイク音声再生制御部22は、放送ファイルに関連付け情報が有る場合、この関連付け情報に基づいて記録媒体18に記録されている関連があるマイクファイルを一時記録部17に読み出す。

0048

一時記録部17は、バッファーとして機能し、一時記録部17に一時記録部されたマイクファイルは、マイク音声再生制御部22からの命令により、マイク音声再生部23に出力する。マイクファイルは、圧縮データであり、マイク音声再生部23でデータ伸張されてからデータD/A変換されスピーカ13へ出力され音波となって再生される(ステップS404)。

0049

続いて、制御部15からの命令により、記録媒体18に記録された放送ファイルが、一時記録部17に読み出される。一時記録部17は、バッファーとして機能し、制御部15からの命令により、放送ファイルは放送音声再生部19に出力する。放送ファイルは、圧縮データであり、放送音声再生部19でデータ伸張されてからデータD/A変換されスピーカ13へ出力され音波となる。録音した放送ファイルは先頭から再生開始され(ステップS405)、放送ファイルの終了まで再生を継続し(ステップS407)、終了する。

0050

この再生の動作態様では、運転者等は、記録してある放送ファイルを聞きたくなったならば、電源スイッチ(図示しない)をONして操作部14の放送録音開始・終了スイッチ14aをONする。すると、再生しようとする放送ファイルについて、運転者等が予めマイク録音した放送局名や番組名やDJ名や録音日時等の情報が先に自動的に再生される。それから、放送ファイルの初めから再生を開始する。従って、放送ファイルの再生音量を下げる必要は無く、また、放送局名や番組名やDJ名や録音日時等の情報を聴いた段階で放送ファイルを聴くか否かを判断することができて、聴きたくなければ、スキップすることができるメリットがある。

0051

この再生の動作態様では、常にマイクファイルが先に再生され、放送ファイルは、マイクファイルの再生終了後に再生される。もしも、マイクファイルの記録が放送ファイルの記録終了間際に行われたとしても、マイクファイルが放送ファイルよりも先に再生され、マイクファイルが放送ファイルの見出し再生となるので、放送ファイルを再生しない段階でその放送ファイルを再生して聞きたいか否かを判断でき、放送ファイルをスキップするか否かを判断できる。こうした判断を、マイクファイルの再生してキーワードを聞くだけの短時間で行えて視線をディスプレイに落とす運転上の危険を回避できる。

0052

以上、図面を参照して本発明の実施形態を詳述してきたが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の種々の設計変更を含むものである。例えば、図1において、放送信号変換部16と放送音声再生部19とを1つの回路部としても良い。また、マイク音声変換部21とマイク音声再生部23とを1つの回路部としても良い。また、マイク音声再生制御部22を制御部15の中に含めても良い。
本実施形態によれば、放送の音声録音が可能な車載型の記録再生機器において、放送番組の録音中にマイク録音を関係付けて録音することができ、放送ファイルに対して操作者が自由にコメントを付加することができて、放送ファイルの再生に合わせて、関係付けたマイクファイルを再生できるから、放送ファイルの再生音を小さく絞り、マイクファイルを放送ファイルの案内情報ではなく、ボイスメモとしても利用できる。ただし、この場合は、図2のフローチャートのステップS208の時間制限を長くするか、外す必要がある。
上記実施形態は、ラジオ放送やテレビ放送の音声録音と再生について説明したが、音楽CDや電話音声などの記録再生装置にも適用できる。

図面の簡単な説明

0053

本発明の車載型の記録再生装置10のブロック図を示す。
図1の車載型の記録再生装置1動作態様のフローチャートである。
図1の車載型の記録再生装置の他の動作態様のフローチャートである。
図1の車載型の記録再生装置の他の動作態様のフローチャートである。

符号の説明

0054

10車載型の記録再生装置
11受信アンテナ(放送録音手段)
12放送受信部(放送録音手段)
13スピーカ
14a 放送録音開始・終了スイッチ(放送録音手段)
14b 放送録音再生スイッチ
14cマイク録音開始・終了スイッチ(ユーザ音声入力手段)
14dマイク音声再生スイッチ
16放送信号変換部(放送録音手段)
15 制御部
17一時記録部
18記録媒体(放送記録手段及びユーザ音声記録手段)
19 放送再生部
20マイク(ユーザ音声入力手段)
21 マイク音声変換部(ユーザ音声入力手段)
22 マイク音声再生制御部
23 マイク音声再生部(ユーザ音声手段)

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