図面 (/)

技術 追加データを同時に再生可能な映像と音声と文章の再生装置

出願人 有限会社ヘザー
発明者 落合寿和尾形航
出願日 2005年7月25日 (15年4ヶ月経過) 出願番号 2005-239155
公開日 2007年2月8日 (13年9ヶ月経過) 公開番号 2007-037073
状態 拒絶査定
技術分野 TV信号の記録 記録のためのテレビジョン信号処理 デジタル記録再生の信号処理 記録担体の索引・検索、同期走行量の測定
主要キーワード 感受度 翻訳版 頒布媒体 回路資源 場面データ シグネチャ情報 スレーブサーバ 課金者
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年2月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (12)

課題

DVD媒体に記録された基本データ書き換えることが出来ない。そのため翻訳版を作成するに当たっては、完成まで遅延が生じる、翻訳誤りがあっても修正が出来ない、という問題がある。

解決手段

字幕データなどを含む追加データを、基本データと同期して再生する手段を与える。これにより、出版者側は、原語版DVDのみをプレスして出版すれば足り、翻訳版DVDを改めてプレスする必要が無くなる。一方、消費者は、先に原語版を入手して鑑賞し、且つ後から追加データを入手して翻訳版を鑑賞することが出来る。また、翻訳に誤りがあっても、これを随時修正して、作品の質を高めることが可能となる。

概要

背景

本明細では、動画データは、時系列に沿って異なる画像データが連続しているものとする。形式圧縮形式でも良いし非圧縮形式でも良い。また、画像の内容は実写、CGアニメ、その他の表現方法でよい。そのうちのどれかでもいいし、任意のものを組合わせても良いし、全てを組合わせても良い。

音声データは、効果音や声、楽曲等を含み、音を表現するものとする。形式は圧縮形式でも良いし非圧縮形式でも良い。映像データは、動画データと音声データを両方含み、その内容が相互に対応する内容のものであるものとする。

尚、これらは、映像ストリーム音声ストリーム、などとも言われるが、本明細中では動画データ、音声データ、映像データで統一する。

蓄積媒体としては、DVD等の光学ディスクを利用することが考えられるが、既存の、または今後登場する各種の蓄積媒体を利用しても良い。実装の方法の一つとして、直接これら蓄積媒体から情報を読み出し逐次再生に供して良い。また別の実装の方法として、再生装置内に書き換え可能な蓄積媒体、例えばHDDを備えて、一旦ここに基本データ複写または移動させてから、再生に供しても良い。

映像データをネットワークから取得する場合の実装の方法の一つとして、ネットワークから逐次取得する都度再生に供しても良い。また、別の実装の方法の一つとして、再生装置内に書き換え可能な蓄積媒体、例えばHDDを備えて、一旦ここに基本データを複写または移動させてから、再生に供しても良い。

また、頒布された媒体から内蔵する媒体に情報を写す場合には著作権保護のため、あるいは他の目的のために映像データに暗号化やその他の方法によるプロテクトをかけておいても差し支えない。

以下は映画をDVDに格納して利用する場合を例として記述するが、映像データとしては映画に限られず、多種多様な映像に適用して良い。蓄積媒体もDVDに限られず、多種多様な媒体を使用して良い。

又、本明細では単純に出版者消費者とに分けて説明をするが、例えば映画などの著作物の扱いについては、著作権者著作隣接権者、その他の権利者流通業者を適宜出版者に含めて解釈しても良い。権利関係が複雑になる場合は、適宜出版者と消費者の関係に分けたり読み替えて解釈すればよい。

従来より動画と音声を含む映像データを蓄積媒体に記録して販売・頒布し、再生装置に挿入して再生する事は一般に行われている。例えば出版者がDVDに映画の映像データを記録て量産、販売する一方、消費者がそれを購入し、家庭DVDプレーヤに挿入して再生する事は一般に行われている。

ここで、特にDVDの特性について触れると、書き換え不可能ではあるが、量産性に優れ、同一の物を廉価に大量に作成するのに向いている。また、DVDは大量のデータを記録することが出来る。故に例えば映画をDVDの形で頒布するのは、出版者側にとっては廉価に量産でき、かつ高画質高音質の映像を提供できる点で、一方、消費者側にとっては、高画質・高音質の映像を、適度な値段入手できる点で、共に利点がある。

概要

DVD媒体に記録された基本データは書き換えることが出来ない。そのため翻訳版を作成するに当たっては、完成まで遅延が生じる、翻訳誤りがあっても修正が出来ない、という問題がある。字幕データなどを含む追加データを、基本データと同期して再生する手段を与える。これにより、出版者側は、原語版DVDのみをプレスして出版すれば足り、翻訳版DVDを改めてプレスする必要が無くなる。一方、消費者は、先に原語版を入手して鑑賞し、且つ後から追加データを入手して翻訳版を鑑賞することが出来る。また、翻訳に誤りがあっても、これを随時修正して、作品の質を高めることが可能となる。

目的

即ち、基本データ、例えば原語版の映画の再生に平行して、追加データ、例えば字幕データや吹替え音声データを同じテンポで再生できる再生手段を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

第一の入手手段を講じて取得した、少なくとも第一の動画データと第一の音声データのいずれか、または両方を含む基本データ再生する第一の再生機能と、第二の入手手段を講じて取得した少なくとも一つの追加データを再生する第二の再生機能とを具備し、第一の再生機能と第二の再生機能との間で連携させて、基本データと追加データを同期させて同時に再生することを特徴とする再生装置

請求項2

追加データに、少なくとも第一の文章データを含むことを特徴とする請求項1記載の再生装置

請求項3

追加データに、少なくとも第二の音声データを含むことを特徴とする請求項1ないし2記載の再生装置

請求項4

追加データに、少なくとも第二の動画データを含むことを特徴とする請求項1ないし3記載の再生装置

請求項5

装置内に基本データを再生する機能を担う第一の再生機構と、追加データを再生する機能を担う第二の再生機構とを別個に具備する事を特徴とする請求項1ないし4記載の再生装置

請求項6

装置内に基本データと追加データを両方同時に再生する機能を担う第三の再生機構を持つことを特徴とする請求項1ないし4記載の再生装置

請求項7

基本データと追加データには各々計時情報が埋め込まれ、基本データの再生に伴って更新される計時情報に沿い、該追加データの中の対応する計時部分を特定できるように、追加データの中に計時情報を内蔵するデータ構造を持つ事を特徴とする請求項1ないし6の再生装置

請求項8

第一の再生機構が出力する計時情報を第二の再生機構に伝達し、該第二の再生機構は、その計時情報に沿って追加データの再生内容を決定する事を特徴とする請求項7記載の再生装置

請求項9

第一の制御機構が第一の再生機構ならびに第二の再生機構を制御して、基本データと追加データの対応する部分を同時に再生することを特徴とする請求項1ないし7記載の再生装置

請求項10

第一の制御機構が計時情報を発生し、該計時情報に基づいて第一の再生機構ならびに第二の再生機構が各々基本データや追加データの対応する部分を再生することを特徴とする請求項1ないし7記載の再生装置

請求項11

第一の蓄積媒体に基本データを記録し、該蓄積媒体から逐次該基本データを取得して該基本データの再生を行う事を特徴とする請求項1ないし10記載の再生装置

請求項12

ネットワークを経由して逐次基本データを取得して該基本データの再生を行う事を特徴とする請求項1ないし10記載の再生装置

請求項13

第二の蓄積媒体に追加データを記録し、該蓄積媒体から逐次該追加データを取得して該追加データの再生を行う事を特徴とする請求項1ないし10記載の再生装置

請求項14

ネットワークを経由して逐次追加データを取得して該追加データの再生を行う事を特徴とする請求項1ないし12記載の再生装置

請求項15

追加データをネットワークを経由して第二の蓄積媒体に記録し、記録終了後に該追加データを用いて再生を行う事を特徴とする請求項1ないし12記載の再生装置

請求項16

追加データの中に、基本データに由来する情報を内蔵し、該追加データの再生にあっては、同時に再生しようとする基本データの情報を確認して、対応するものである事を確認した場合にのみ再生を行うことを特徴とする請求項1ないし15記載の再生装置

請求項17

追加データの再生にあっては、少なくとも再生可能回数を含む課金情報を参照して、許可された回数だけ再生を可能とする制御を行う事を特徴とする請求項1ないし16記載の再生装置

請求項18

追加データの再生にあっては、少なくとも再生可能な期間を含む課金情報を参照して、許可された回数だけ再生を可能とする制御を行う事を特徴とする請求項1ないし17記載の再生装置

請求項19

追加データの再生にあっては、少なくとも再生の開始時刻終了時刻か、再生回数を含む課金情報を、ネットワークや蓄積媒体を介して課金者に提供できる事を特徴とする請求項1ないし16記載の再生装置

請求項20

追加データを常時ネットワーク上に配置し、誰でも随時該追加データを修正可能な状態にしておき、該追加データを利用する時には随時最新の追加データを参照できることを特徴とする請求項1ないし19記載の再生装置

請求項21

追加データの変更履歴を記録しておき、変更者の記録や変更内容、任意の時点の内容を確認できるようにしたシステムから取得した追加データを使用することを特徴とする請求項20記載の再生装置

技術分野

0001

本発明は映像再生技術に関する。更に詳しくは、吹替え音声字幕について、追加や修正を柔軟に行える再生技術に関する。

背景技術

0002

本明細では、動画データは、時系列に沿って異なる画像データが連続しているものとする。形式圧縮形式でも良いし非圧縮形式でも良い。また、画像の内容は実写、CGアニメ、その他の表現方法でよい。そのうちのどれかでもいいし、任意のものを組合わせても良いし、全てを組合わせても良い。

0003

音声データは、効果音や声、楽曲等を含み、音を表現するものとする。形式は圧縮形式でも良いし非圧縮形式でも良い。映像データは、動画データと音声データを両方含み、その内容が相互に対応する内容のものであるものとする。

0004

尚、これらは、映像ストリーム音声ストリーム、などとも言われるが、本明細中では動画データ、音声データ、映像データで統一する。

0005

蓄積媒体としては、DVD等の光学ディスクを利用することが考えられるが、既存の、または今後登場する各種の蓄積媒体を利用しても良い。実装の方法の一つとして、直接これら蓄積媒体から情報を読み出し逐次再生に供して良い。また別の実装の方法として、再生装置内に書き換え可能な蓄積媒体、例えばHDDを備えて、一旦ここに基本データ複写または移動させてから、再生に供しても良い。

0006

映像データをネットワークから取得する場合の実装の方法の一つとして、ネットワークから逐次取得する都度再生に供しても良い。また、別の実装の方法の一つとして、再生装置内に書き換え可能な蓄積媒体、例えばHDDを備えて、一旦ここに基本データを複写または移動させてから、再生に供しても良い。

0008

また、頒布された媒体から内蔵する媒体に情報を写す場合には著作権保護のため、あるいは他の目的のために映像データに暗号化やその他の方法によるプロテクトをかけておいても差し支えない。

0007

以下は映画をDVDに格納して利用する場合を例として記述するが、映像データとしては映画に限られず、多種多様な映像に適用して良い。蓄積媒体もDVDに限られず、多種多様な媒体を使用して良い。

0008

又、本明細では単純に出版者消費者とに分けて説明をするが、例えば映画などの著作物の扱いについては、著作権者著作隣接権者、その他の権利者流通業者を適宜出版者に含めて解釈しても良い。権利関係が複雑になる場合は、適宜出版者と消費者の関係に分けたり読み替えて解釈すればよい。

0009

従来より動画と音声を含む映像データを蓄積媒体に記録して販売・頒布し、再生装置に挿入して再生する事は一般に行われている。例えば出版者がDVDに映画の映像データを記録て量産、販売する一方、消費者がそれを購入し、家庭DVDプレーヤに挿入して再生する事は一般に行われている。

0010

ここで、特にDVDの特性について触れると、書き換え不可能ではあるが、量産性に優れ、同一の物を廉価に大量に作成するのに向いている。また、DVDは大量のデータを記録することが出来る。故に例えば映画をDVDの形で頒布するのは、出版者側にとっては廉価に量産でき、かつ高画質高音質の映像を提供できる点で、一方、消費者側にとっては、高画質・高音質の映像を、適度な値段入手できる点で、共に利点がある。

発明が解決しようとする課題

0011

ところで、出版者が映画作品をDVDに収めて海外に販売する場合、或いは、消費者が海外の映画作品をDVDの形で入手する場合には問題が生じる。即ち、翻訳版の問題である。

0012

出版者が映画を製作する際には主な出演者スタッフが用いる第一の言語を主に用いて映画の内容が作成される。以下、当該第一の言語を原語という。また原語を用いて作成された映画を原語版という。

0013

一方、この第一の言語とは異なる第二の言語が使用されている国や地域にも、当該映画を販売・頒布する場合、画面に第二の言語に翻訳したセリフを字幕として追加した字幕版を作成したり、音声を第二の言語に吹替えた吹替版を作成して、これを販売・頒布することも広く行われている。

0014

以下、翻訳版という場合には、該字幕版や該吹替版のいずれか、または両方を指すものとする。また、第一の言語を原語というのに対して、翻訳対象となる第二の原語を翻訳語という。

0015

例えば、現在使用されているDVDでは、これらの翻訳版を記録するのに便利な機構も含まれている。即ち、音声を記録するトラックを複数持ち、原語による音声に加えて、翻訳語による音声を記録できるので、消費者は好みの言語を選択して視聴できる。また、文章、即ち字幕を記録することも可能であり、ここに翻訳語によるセリフを記録しておくことで、字幕の入った作品を視聴する事が可能である。

0016

一般には、原語版の作品が完成してから翻訳にかかる。そして訳出されたセリフをもとに、吹替を行ったり、字幕を追加する。これらの作業は、原語版の作成と平行して行うことで、翻訳版の完成を促進することは出来るが、原語版の完成から翻訳版完成までの遅延を短縮する事は困難を伴う。

0017

また、原語版は製作スタッフが最も慣れしんだ言語で行うので間違い等の入る余地が少なく作品の質も高いと期待される。一方、翻訳者が翻訳語によるセリフを正しく訳出するには、翻訳者が原作品を良く理解・解釈するための時間を要する。また、訳出作業そのものにも時間を要する。そのため原語版の完成に対して翻訳版の完成が遅れるのは止むを得ない。

0018

殊に、出版都合上、限られた時間で訳す必要があることから作品に対する理解を深められないうちに翻訳を完了させなければならない事もしばしばあり、誤訳が生じることもしばしばある。

0019

そもそも、販売や頒布の量が多くない作品では、翻訳版の作成すら行われず、原語版のみしか販売されないこともある。第二の言語を使用する消費者が、このような作品を入手した場合には、原語を理解できなければ、十分に愉しむことが出来ない。

0020

この様な背景から、以下のような問題が生ずる。まず、出版者側からみると、単一のDVD商品に、原語版と、翻訳版とを収めて出版するには、翻訳・吹替え・字幕添付という作業が全て終了するまで商品の量産開始が遅延するという問題がある。原語版のみであれば素早く商品を販売できるところを遅らせざるを得なくなるので商機を逃して利益を減じる危険がある。

0021

或いは、原語版の商品と、翻訳版の商品とを分けて、原語版は先に出版し、翻訳・吹替え・字幕添付が終了してから翻訳版を別に出版することも考えられる。しかし、商品製作を複数回に分けて行う必要があり、その都度、プレスの為のイニシャルコストを要する事から、折角期待できる利益の一部を余計なイニシャルコストに割かざるを得なくなる。場合によっては、翻訳版を出さない、という選択をせざるを得ない事も有り得る。

0022

そして、なにより、翻訳に間違いが入り込んでいたら、後からそれを修正することが出来ない、という問題がある。原語版に比して間違いが入り易い翻訳版を修正することが出来ず、商品に瑕疵を抱え込んだままでなければならにという重大な問題がある。

0023

背景の一つとして、原語版の作品製作スタッフに較べて、一般に翻訳に係るスタッフは圧倒的に少ないという重大な問題がある。

0024

原語版作成にあたっては、充分なスタッフが揃えられ、作品に登場する各種の物品専門分野についても相応専門家を配置する事が可能である。例えば、空想科学小説映画作品中に登場する超コンピュータに使用される高密度実装分子算術素子カシミール効果に対する感受度プログラム走行性能による暗号解読確率の相関関係と言う話であれば、計算機工学分子工学量子力学ソフトウェア工学、擬似科学、暗号の専門家、といったスタッフを揃えたり専門家から助言を仰ぐことが可能である。

0025

しかし、翻訳作業においては同等の人材を揃えたり助言を仰ぐことが必ずしも可能とは限らない。最悪の場合は一人の翻訳者が全分野の専門用語等を解釈、翻訳する要求に迫られ、非常に難易度が高くなり、適切な翻訳が出来ない可能性が生じる。

0026

また、新作映画を公開する前の翻訳作業では、翻訳者といえども映像や音声や台本の内容が厳しく制限された素材しか提供されない場合もある。これを元に翻訳を起こして誤解に起因する間違いが入り込むことは避けられない。その一方、一旦出版した後は、それを修正する手立ては事実上無いのが現状である。

0027

一方、消費者の側からみれば、以下の問題が生ずる。
まず、出版社が単一商品に翻訳版を含める選択をした場合には商品の販売が遅延し、翻訳版を待つ消費者のみならず原語版を待つ消費者も、商品の入手が遅れるという問題がある。

0028

或いは、出版者が原語版と翻訳版を分けて出版する選択をした場合には、消費者全体で余計なイニシャルコストを負担する必要がある、という問題がある。また、翻訳版を待つ消費者は、結局、商品の入手が遅延する、という問題が残る。場合によっては、原語版を先に入手し、ある程度愉しんで、改めて翻訳版を入手することも考えられるが、其の場合には凡そ倍の費用を要する。

0029

また、出版者が翻訳版を出さない場合には、原語版を入手するより他になく、それを解釈して愉しむのに多大な努力払う必要があるという問題がある。

0030

そして、なにより、翻訳に間違いが入り込んでいたら、それを修正できないという問題がある。それゆえに、正しく作品を解釈できなかったり、作品に対して大きな誤解を抱いてしまうという重大な問題が生ずる。

0031

あるいは間違いに気付いたとしても、それを修正することは出来ないので、違和感を持ったまま鑑賞せざるをえず、存分に作品を愉しむことが出来ないと言う問題がある。

課題を解決するための手段

0032

これらの諸問題を解決する為に本発明は為された。
即ち、基本データ、例えば原語版の映画の再生に平行して、追加データ、例えば字幕データや吹替え音声データを同じテンポで再生できる再生手段を提供する。

0033

ここでは、例えば基本データは従来どおり原語版DVDの形で供給すれば良い。一方、追加データは、必ずしも同じDVDに記録して供給する必要は無く、別途ネットワークなどで供給すればよい。

0034

請求項1ないし4にかかる発明では、原語版となる基本データと、翻訳語による字幕や吹替音声を含む追加データを別に入手して、それを同時に再生して翻訳版の作品と同等のものとして鑑賞することが可能な再生装置を与える。
また、基本データと追加データの入手を、異なる入手手段によるものと出来る再生装置を与える。

0035

請求項5にかかる発明では、既存の再生機構をそのまま、或いは微細改造を施して流用して、簡便に実施できる再生装置を与える。

0036

請求項6にかかる発明では、単一の装置内に、基本データと追加データとを両方処理できる単一の機構を具備した再生装置を与える。

0037

請求項7にかかる発明では、基本データの再生と追加データの再生との同期をとって、常に基本データの再生に対応する追加データを再生する再生装置を与える。

0038

請求項8にかかる発明では、既存の再生機構をそのまま、或いは微細な改造を施して流用し、追加データの再生を基本データに同期させて再生できる機能を簡便に実施できる再生装置を与える。

0039

請求項9ないし10にかかる発明では、制御機構を追加実装することで、既存の再生機構をそのまま、或いは微細な改造を施して流用し、追加データの再生を基本データに同期させて再生できる機能を簡便に実施できる再生装置を与える。

0040

請求項11にかかる発明では、第一の蓄積媒体としてDVDなどの頒布媒体を用い、該DVDに格納した基本データと追加データとを同期して再生する再生装置を与える。

0041

請求項12にかかる発明では、ネットワークを経由して逐次基本データを取得しつつ再生を行う、いわゆるストリーミングによる再生において、追加データを同期して再生する再生装置を与える。

0042

請求項13にかかる発明では、第二の蓄積媒体としてDVDなどの頒布媒体を用い、基本データと、該DVDに格納した追加データとを同期して再生する再生装置を与える。

0043

請求項14にかかる発明では、ネットワークを経由して逐次追加データを取得しつつ再生を行う、いわゆるストリーミングによる再生において、追加データの再生を基本データの再生に同期させる再生装置を与える。

0044

請求項15にかかる発明では、ネットワークを経由して追加データを取得した後に、基本データの再生と、追加データの再生を同期させる再生装置を与える。

0045

請求項16にかかる発明では、追加データ中に含まれる基本データ由来の情報と、基本データとの対応を取り、正しい基本データと追加データとの対応を確認して再生を行う再生装置を与える。

0046

請求項17ないし19にかかる発明では、追加データの再生と課金とを対応させる再生装置を与える。

0047

請求項20にかかる発明では、随時、最新の翻訳成果を利用できる再生装置を与える。

発明の効果

0048

請求項1にかかる発明を用いることで、翻訳版作成にかかる制約を解消する。すなわち、翻訳版を構成するにあたって必要な、翻訳作業、字幕作成作業、吹替作業にかかる問題を解消する。

0049

出版者側は、原語版DVDのみを提供すればよくなる。一方、翻訳版に必要なデータを、追加データとして別途提供すればよくなる。この追加データは、基本データに較べて少ない情報量で済むので、必ずしもDVDの媒体を用いる必要はなく、例えばネットワークを用いて配信すればよい。これにより、プレスに要するイニシャルコストを削減しつつ、翻訳版DVDを提供するのと同じ効果を得られる。

0050

また、内容に修正がある場合でも、改めて翻訳版DVDをプレスする必要がなく、更新した追加データを例えばネットワークを用いて配信すればよい。これにより、翻訳版の作品の瑕疵を修正して、常に良好な状態に保つことができる。

0051

消費者側は、翻訳版の作品中に、翻訳の誤りなどがあった場合でも、修正版を手に入れることが容易になる。また、先に原語版を手に入れて鑑賞し、あとから追加データを入手して、翻訳版と同等の作品を愉しむことが出来る。

0052

また、原語版しか販売されていない作品や、消費者の使用する言語に対応する翻訳版が販売されていない作品であっても、翻訳者に翻訳を依頼して追加データを入手することが可能である。

0053

その他にも、第三者が出版者の許諾を得て、翻訳作業、字幕作成作業、吹替え作業を行って、追加データを作成して、翻訳版と同等の作品を愉しめる環境を提供できる。

0054

これにより、翻訳対象となる言語の種類が増える。また、翻訳に関わることが出来る人間を増やし、より翻訳の精度を高めることができる。

0055

請求項2にかかる発明を用いることで、出版者側は翻訳字幕データを廉価に販売したり、頒布する事が可能となる。あるいは、出版者の許諾を得て、第三者が訳出を行い字幕データを作成することが可能となる。この追加データを販売して利潤を得ても良いし、無償で頒布しても良い。

0056

その他、翻訳版の字幕が誤っていた場合、修正部分文章データを追加データとして提供することもできる。当該字幕部分の表示に、修正した字幕を重ねて、全体として修正した翻訳版として見せることが可能である。

0057

請求項3にかかる発明を用いることで、出版者側は吹替音声データを廉価に販売したり、頒布する事が可能となる。あるいは、出版者の許諾を得て、第三者が訳出を行い吹替音声データを作成することが可能となる。この追加データを販売して利潤を得ても良いし、無償で頒布しても良い。

0058

その他、翻訳版の吹替が誤っていた場合、修正部分の音声データを追加データとして提供することもできる。当該音声部分のみ、追加データに切り替えて、全体として修正した翻訳版として見せることが可能である。

0059

請求項4にかかる発明を用いることで、出版者側は動画の修正データを廉価に販売したり、頒布する事が可能となる。動画の一部を修正する場合、修正部分の動画データを追加データとして提供することもできる。当該部分のみ、追加データに切り替えて、全体として修正した作品として見せることが可能である。

0060

請求項5にかかる発明を用いることで、基本データと追加データとを同期して再生する再生装置を簡便に実現できる。

0061

請求項6にかかる発明を用いることで、基本データと追加データとを同期して再生する再生装置を過不足なく実現できる。

0062

請求項7ないし8にかかる発明を用いることで、基本データを通常再生する場合のみならず、早送り逆転再生スキップインデックスサーチをはじめとした特殊再生においても、常に追加データの対応する部分を再生することが可能となる。

0063

請求項9ないし10にかかる発明を用いることで、基本データと追加データの再生を外部から同様に制御することで、再生装置の実装が簡便となる。

0064

請求項11にかかる発明を用いることで、DVDなどの書き換え不可能な媒体に対しても、追加データを適用して全体として翻訳版を実現できる。

0065

請求項12にかかる発明を用いることで、基本データをストリーミング再生する場合も翻訳版を実現できる。

0066

請求項13にかかる発明を用いることで、ネットワークがない環境でも、DVDなどの媒体で提供された追加データを用いて再生できる。

0067

請求項14ないし15にかかる発明を用いることで、DVDなどの媒体によらず、ネットワークを経由して迅速に追加データを入手できる。また、随時更新される追加データの最新版を入手できる。

0068

請求項16にかかる発明を用いることで、基本データと追加データの対応を誤ることなく、常に正しい原語版作品と対応する翻訳版を鑑賞できる。

0069

請求項17〜19にかかる発明を用いることで、追加データの提供に際して課金することが可能となる。

0070

請求項20〜21にかかる発明を用いることで、出版者が翻訳版を出版していない作品についても、有志が訳出を行い、追加データを作成してネットワーク上で提供して、当該翻訳版を鑑賞することが出来る。

0071

また、追加データに間違いがある場合でも、適宜修正が可能となる。殊に専門分野に関する用語等で訳出が困難なものでも、当該専門分野に属する人が見て、適宜これを正しい訳出用語に修正する機会が出来る。

0072

その他にも、多数の人間が関わって意見交換しつつ訳出の精度を向上させ、追加データの品質を向上させることが可能となる。

0073

図1は、本発明の第一の実施例を示す模式図である。この実施例では、基本データ1を記録したDVD媒体14を第一の入手手段8を用いて入手し、これとは別に、追加データ2を、第二の入手手段9を用いて入手して、同時に再生する例を示す。

0074

再生装置12の中に、基本データ1を再生する第一の再生機能15と、追加データ2を再生する第二の再生機能16とを具備する。また、基本データ1と追加データ2を同期させるための連携手段11を具備する。
なお、表示装置10は、少なくとも映像を表示する手段と音声を発声する手段を備える。例えば、テレビであってもよいし、モニタースピーカの組合せであっても良い。また、再生装置11と表示装置10とは、各々独立した装置として実装し、伝達手段21を介して接続してもよいし、単一の装置として実装してもよい。

0075

出力映像データ28は、基本データ1と追加データ2を融合させたものである。図では1本の線で表しているが、実装方法によって、適宜複数の信号線で送っても良いし、多重化して1本の信号線で送っても良い。画像データについては、NTSC方式などの映像信号でもよいし、RGBなどのセパレート信号でもよい。あるいは、圧縮形式のデジタル信号でもよい。音声データについては必要なチャネル数アナログ信号でも良いし、多重化した信号形式でも良いし、圧縮形式のデジタル信号でもよい。勿論、再生装置12と表示装置10で相互に正しく情報を授受できるものとする。

0076

尚、実施の方法としては、第一の再生機能と第二の再生機能を別の手段で実装しても良い。例えば第一の再生機能を専用の再生機構を持つ半導体回路に担わせてもよいし、CPUと再生機能を果たすソフトウェアの組合せで実現してもよい。第二の再生機能についても同様である。そして、第一の再生機能と第二の再生機能の実装方法は同じでもよいし、異なっていてもよい。第一の再生機能と第二の再生機能との間で同期を取る機能があればよい。

0076

また、実施の方法としては、第一の再生機能と第二の再生機能とを融合して実装してもよい。例えば、第一の再生機能と第二の再生機能を単一の半導体回路に担わせてもよい。あるいは、CPUと、再生機能を果たすソフトウェアの組み合わせで実現してもよい。その際に両者に共通する部分があることを利用して、回路資源やプログラムのステップで共通な箇所を時分割多重に使用する実装を行って回路量やプログラム量を削減しても良い。その他にも第一の制御機構を半導体回路に担わせてもよいし、CPUと制御機構の機能を果たすソフトウェアの組合せで実現してもよい。
以下の説明でも、各種の機能や機構は、専用の半導体回路に実装してもよいし、ソフトウェアの形で実装しても良いし、或いはその他の同等の機能を果たす手段によってもよい。複数の機能や機構の各々について、回路やソフトウェアや、その他の手段の何れを選択しても良く、その実装の形態は全て同一でも良いし、同一でなくても良い。

0077

蓄積媒体としては、DVD等の光学ディスクを利用することが考えられるが、既存の、または今後登場する各種の蓄積媒体を利用しても良い。実装の方法の一つとして、直接これら蓄積媒体から情報を読み出して逐次再生に供して良い。また別の実装の方法として、再生装置内に書き換え可能な蓄積媒体、例えばHDDを備えて、一旦ここに基本データを複写または移動させてから、再生に供しても良い。

0078

映像データをネットワークから取得する場合の実装の方法の一つとして、ネットワークから逐次取得する都度再生に供しても良い。また、別の実装の方法の一つとして、再生装置内に書き換え可能な蓄積媒体、例えばHDDを備えて、一旦ここに基本データを複写または移動させてから、再生に供しても良い。

0079

また、頒布された媒体から内蔵する媒体に情報を写す場合には著作権保護のため、あるいは他の目的のために映像データに暗号化やその他の方法によるプロテクトをかけておいても差し支えない。

0080

図2は、本発明の第二の実施例を示す図である。この実施例では、再生装置12として、パソコンを想定し、第一の再生機能15を担う第一の再生機構17ならびに、第二の再生機能16を担う第二の再生機構18を、ソフトウェアとして実装している。
また、基本データ1を、第一の入手手段1を用いて入手し、第一の蓄積媒体23に一度格納し、また追加データ2についても、第二の蓄積媒体24に一度格納した後に、再生する場合を想定している。

0081

図3は、第三の実施例における再生画面イメージを示す。基本データ1中の第一の動画データ3を元に再生した第一の再生映像26が、モニター画面25の中に特定の領域を占めて表示される。パソコン上にて、いわゆるDVDプレイヤーソフトを稼動させた場合によくみられる表示である。該再生映像26に重ねて、追加データ2の中の第一の文章データ7より再生した字幕27を表示する。

0082

尚、図3においては、該再生映像26は該モニター画面25の一部領域に、所謂ウィンドウの形で表示しているが、別の実施形態として、該モニター画面25一杯に該再生映像26を表示する、オーバースキャンの状態にしても良い。

0083

図4は、第四の実施例における再生画面のイメージを示す。モニター画面25の中に、再生映像26と、字幕27とを独立した領域を確保して表示する。言うなれば、別々のウィンドウに表示する。
或いは、再生映像26と、字幕27は違う表示装置に分けて表示しても良い。

0084

図5は、第五の実施例における、出力映像データの生成方法にかかる機構を示す図である。基本データ1より映像や音声や字幕を再生した基本データの再生データ29と追加データ2より映像や音声や字幕を再生した追加データの再生データ30とをマルチプレクサ32で多重化する。
マルチプレクサ32は、適宜第一の動画データ5由来の動画と、第二の動画データ由来の動画とのいずれかを選択するか、重ね合わせて出力する機能を持って良い。

0085

また、マルチプレクサ32は、適宜第一の音声データ4由来の音声と、第二の音声データ6由来の音声とのいずれかを選択するか、重ね合わせて出力する機能を持ってよい。

0086

また、マルチプレクサ32は、適宜第一の文章データを、出力する動画に重ね合わせて出力するか否かを選択する機能を持ってよい。
ここで、マルチプレクサ32は、ある作品を出力する間、動画、音声の各々について、いずれかを選択するか重ね合わせるかの組合せを固定してよい。
或いは、マルチプレクサ32は、制御信号31の指示に沿い、作品途中で適宜組合せを切り替えても良い。

0087

図6は、翻訳語によるセリフを字幕にした場合の第一の文章データ7の形式の一例であって、当該字幕表示をどのタイミングで開始し、終了するかを示す。データの形式の中には、フォントの種類、サイズ、色を始めとする属性を示すエントリを含めても良い。

0088

また、図6では、開始時刻終了時刻でタイミングを指定する形式を示しているが、このほかにも、開始時刻と継続時間の組合せや、その他のタイミングを指示できるデータ形式を用いても良い。また、属性のエントリを省略しても良い。

0089

図7は、翻訳語によるセリフの吹き替えを格納した場合の第二の音声データ6の形式の一例であって、当該音声をどのタイミングで開始し、終了するかを示す。データの形式の中には、第二の音声データ6を第一の音声データ4と多重化して同時に発声するか、あるいは、第一の音声データ4の発声を停めて代えて第二の音声データ6を発声するかを指示するエントリを含めても良いし、エントリを省略して、全体で選択を固定しても良い。
これらの方法を用いて、例えばDVDの動画に翻訳の字幕が含まれている場合、その翻訳の一部が間違っている場合でも、当該部分の修正字幕を追加データ中に文章データとして含めて提供すればよい。当該部分の字幕を差し替えて正しい翻訳語のセリフに訂正して再生することも可能である。
そのほかにも、翻訳語に限らず、原語による音声のセリフの理解を助けるために添付された原語による字幕がある場合、それを差し替えるのにも使用することができる。
或いは原作品中に明瞭に外国語が含まれていて、それを原語に翻訳した字幕がある場合、それを差し替えるのに使用することができる。

0090

また、図7では、開始時刻と終了時刻でタイミングを指定する形式を示しているが、このほかにも、開始時刻と継続時間の組合せや、その他にタイミングを指示できるデータ形式を用いても良い。或いは、音声データの継続時間をタイミング指示の一助にしてもよい。これらの方法を用いて、例えばDVDの音声トラックに翻訳語も含まれ、その翻訳が一部間違っている場合にも、その部分を追加データに含めた正しい翻訳語のセリフに切り替えて訂正することも可能である。
或いは、原語のセリフを差し替えることに使用しても差し支えない。

0091

図8は、場面を切り替える情報を格納した場合の第二の動画データ5の形式の一例であって、当該場面をどのタイミングで開始し、終了するかを示す。データの形式の中には、第二の動画データ5を第一の動画データ3と多重化して重ねて表示するか、あるいは、第一の動画データ3の表示を停めて代えて第二の動画データ5を表示するかを指示するエントリを含めても良いし、エントリを省略して、全体で選択を固定しても良い。
これらの方法を用いて、例えばDVDの動画トラック中に間違いが入っている場合にも、正しい動画を追加データに含めて提供し、当該部分を差し替えて訂正して再生することも可能である。
殊に、頒布する地域により、宗教上の理由やその他の理由で、動画トラックの中に当該地域で再生するのが不適切シーンがある場合、その部分を差し支えない動画に差し替えて再生することも可能である。

0092

また、図8では、開始時刻と終了時刻でタイミングを指定する形式を示しているが、このほかにも、開始時刻と継続時間の組合せや、その他にタイミングを指示できる構成を用いても良い。或いは、場面データの継続時間をタイミング指示の一助にしてもよい。

0093

図9は、請求項8の実施例において、連携手段11の中に第一の再生機構15から第二の再生機構16へ計時情報33を伝達する手段を含む。

0094

同期機構33は、この計時情報33と、第一の文章データ7に含まれるタイミング情報34とを比較し、マルチプレクサ32の動作を制御する制御信号31を生成する。
例えば計時情報33で伝達されてくる現在時刻が、第一の文章データ7に含まれるある文章にかかるタイミング情報34の示す開始時刻と終了時刻の間であれば、マルチプレクサ32が文章データ30を画面上に表示するように制御信号31を生成する。一方いずれの文章の開始時刻と終了時刻の間でなければ、第一の文章データが表示されないようにする。

0095

同期機構33は、同様の働きを第二の音声データ6に対して行っても良い。タイミング情報34で示されるタイミングで、第一の音声データ4から第二の音声データ6に切り替えれたり、タイミング情報34で示される別のタイミングで元に戻せばよい。或いは、タイミング情報34で示されるタイミングで第一の音声データ4に第二の音声データ6を多重化し、タイミング情報34で示される別のタイミングで第一の音声データ4単独に戻せばよい。

0096

同期機構33は、同様の働きを第二の動画データ5に対して行っても良い。タイミング情報34で示されるタイミングで、第一の動画データ3から第二の動画データ5に切り替えれたり、タイミング情報34で示される別のタイミングで元に戻せばよい。或いは、タイミング情報34で示されるタイミングで第一の動画データ3に第二の動画データ5を多重化し、タイミング情報34で示される別のタイミングで第一の動画データ3単独に戻せばよい。

0097

図10は、請求項9の実施例において、第一の制御機構36が第一の再生機構17と第二の再生機構18を制御する場合で、その制御の手段に計時情報33を含む場合を示す。同期機構33の動作については前項記載と同様でよい。

0098

図11は、請求項20ないし21記載の発明の実施例である。ネットワーク上に追加データのマスタ37を配置し、その中に第一の文章データのマスタ38が含まれる。
出版者が翻訳版のために追加データの作成を意図し、翻訳家Aに有償で依頼し、該翻訳家Aが最初にこのマスタ38を作成してもよい。その際、他の翻訳家Bの協力を仰ぎ、そのマスタ38の作成を補助してもらっても良い。また、専門家Aはじめ単一または複数の専門家が有償または無償でマスタ38の専門的部分の用語を修正してよい。さらに、有志Aはじめ単一または複数の有志が無償でマスタ38の修正を行ってもよい。

0099

あるいは、出版者が翻訳版の作成を意図しない場合は、有志Aが出版者からの金銭的授受を伴わずにこのマスタ38を作成してもよい。その際、他の有志の援助をうけてマスタ38の作成を行ってよい。専門家Aはじめ単一または複数の専門家が無償または、有志が募った金銭を受けてマスタ38の専門的部分の用語を修正してよい。

0100

その他、一旦完成したマスタ38を、後から翻訳家や有志や専門家が、適宜チェックし、誤訳などを修正してよい。

0101

なお、追加データのマスタ37は、ネットワーク上に配置し、随時見られる様にしてもよい。実体は、特定のホスト上に置いてもよいし、P2P技術やその他の技術を用いて分散配置したり、逐次適切なホストに移動させつつ置くようにしてもよい。
また、マスターサーバと複数のスレーブサーバを設けて、逐次マスターサーバに最新の追加データを保持し、そのコピーをスレーブサーバが保持して、スレーブサーバが頒布にあたっても良い。

0102

また、第一の文章データのマスタ38について触れたが、第二の動画データ5のマスタ40、第二の音声データ6のマスタ41についても同様の操作を施して良い。

0103

作成・更新された追加データのマスタ37を随時第二の入手手段9を介して再生装置12に読み込み、利用する事ができる。

0104

また図11は、請求項16記載の発明の実施例も含む。追加データのマスタ38には、基本データ1に由来する情報39を含んでもよい。この情報39は、基本データ1の識別に用いられる。再生装置12が、基本データ1と追加データ2を読み込んだ際に、基本データ1と追加データ2が対応するかどうかを確認する。

0105

情報39は、基本データ1のチェックサムシグネチャ情報メッセージダイジェストでもよいし、基本データ1の先頭の一部分や途中の特定の部分でも良い。高い確率で基本データ1と追加データ2が対応するか否かを判断できる材料となれば足りる。

0106

その他、本発明の実施にあたって、第一の入手手段8と第二の入手手段9は、各々独立して適切なものを選んでよい。各々の入手手段を講じる経路や時期は全く別で良く、例えば第一の入手手段で原語版DVDを入手し、後に翻訳が終了したところで、第二の入手手段で翻訳を記録した追加データを入手してよい。

0107

或いは、旧い作品で既に追加データも入手可能なものであれば、同時に基本データと追加データを入手することも可能である。その場合は、第一の入手経路と第二の入手経路とで、同じ方法を使用しても差し支えない。

0108

その他、随時最新の追加データを入手できる手段も与える。これにより、作品の完成度を随時上げていくことが可能となる。

図面の簡単な説明

本発明をなす、再生装置の実施例の1つの構成を示す図である。本発明をなす、再生装置の別の実施例の1つの構成を示す図である。本発明による、映像データの表示例を示す図である。本発明による、映像データの別の表示例を示す図である。本発明をなす、再生装置のマルチプレクサの構成の例を示す図である。本発明に用いる第一の文章データ7の形式の一例である。本発明に用いる第二の音声データ6の形式の一例である。本発明に用いる第二の音声データ5の形式の一例である。本発明にて実装した実施例の一つで、マルチプレクサの制御を示す図である。本発明にて実装した実施例の別の一つで、マルチプレクサの制御を示す図である。追加データをネットワーク上に配置し、複数の人間が更新をする例を示す図である。

符号の説明

1基本データ
2追加データ
3 第一の動画データ
4 第一の音声データ
5 第二の動画データ
6 第二の音声データ
7 第一の文章データ
8 第一の入手手段
9 第二の入手手段
10表示装置
11連携手段
12再生装置
14 基本データを記録したDVD媒体
15 第一の再生機能
16 第二の再生機能
17 第一の再生機構
18 第二の再生機構
19 第一の再生機能を担うソフトウェア
20 第二の再生機能を担うソフトウェア
21 伝達手段
23 第一の蓄積媒体
24 第二の蓄積媒体
25モニター画面
26 第一の再生映像
27字幕
28出力映像データ
29 基本データの再生データ
30 追加データの再生データ
31マルチプレクサ制御信号
32 マルチプレクサ
33計時情報
34タイミング情報
35同期機構
36 第一の制御機構
37 追加データのマスタ
38 第一の文章データのマスタ
39 基本データ由来の情報
40 第二の動画データのマスタ
41 第二の音声データのマスタ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ