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技術 ガスコンロ

出願人 パナソニック株式会社
発明者 佐々田勝視柳澤忠島田良治
出願日 2005年7月29日 (14年11ヶ月経過) 出願番号 2005-219971
公開日 2007年2月8日 (13年4ヶ月経過) 公開番号 2007-032997
状態 未査定
技術分野 ガスバーナ 白熱点火器,タバコ点火器,グロープラグ 気体燃料用ストーブまたはレンジ
主要キーワード 旋回状 旋回現象 良好燃焼 点火炎 放電点火 乱流状態 温度境界層 ゴトク
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年2月8日)のものです。
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図面 (9)

課題

ガスコンロにおいて、点火が確実におこなえて点火不良が生じないコンロバーナを搭載して使い勝手が良好で、燃焼性がよくて熱効率が高く省エネが得られること。

解決手段

バーナキャップ2とバーナボディ1でこんろバーナを構成し、バーナキャップ4は、斜め上向きに噴出して火炎を形成する炎口8を中心に向かって設けた形状とし、バーナキャップ4の外方13に被覆体14とバーナキャップ4とで設けた空間部17に点火電極19を構成加熱したものである。従って、点火不良のない確実な点火性能を有したガスコンロ1を提供することができる。

概要

背景

従来例1として図7に示すように、コンロバーナ31を有したガスコンロ30において、コンロバーナ31はバーナボディ32上面に円周上に配置した主炎口33を有し、円周の一部に点火炎口34配置したバーナキャップ35を載置して構成し、主炎口33及び点火炎口34に燃焼炎36及び点火炎37をもって燃焼させて調理加熱をおこなっていた。コンロバーナ31は、バーナキャップ35とバーナボディ32とで点火電極38を設ける点火空間39を構成し、点火電極38に対向したバーナキャップ33に放電ターゲット40を構成し、ガスコンロ30にて点火操作がされると点火電極38と放電ターゲット40間で放電する構成としてあり、点火空間39には点火炎口34が開口して構成されたガスコンロ30である(例えば、特許文献1参照)。

また、従来例2として図8に示すように、バーナキャップ41の上面にスリット炎口42を設けたコンロバーナ43もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2000—283415号公報
特開2001—201017号公報

概要

ガスコンロにおいて、点火が確実におこなえて点火不良が生じないコンロバーナを搭載して使い勝手が良好で、燃焼性がよくて熱効率が高く省エネが得られること。バーナキャップ2とバーナボディ1でこんろバーナを構成し、バーナキャップ4は、斜め上向きに噴出して火炎を形成する炎口8を中心に向かって設けた形状とし、バーナキャップ4の外方13に被覆体14とバーナキャップ4とで設けた空間部17に点火電極19を構成加熱したものである。従って、点火不良のない確実な点火性能を有したガスコンロ1を提供することができる。

目的

しかしながら、前記従来例1の構成では、円周上に主炎口33が設けられて燃焼炎36を形成するとともに、同じ円周上に点火炎口34が設けられて点火炎37が形成され、共にコンロバーナ31の外周方向に向かって火炎が形成されて燃焼する。従って、ガスコンロ30にて調理するために等の被加熱物を加熱する場合、被加熱物の中心部分は燃焼炎36等が存在しないので加熱されず、被加熱物の外側等が加熱されながら被加熱物の底面外周から側面を加熱しながら高温燃焼ガスが流れる。このように被加熱物の底面外周に沿って燃焼ガスが流れるため被加熱物等の側面に存在する取っ手等が高温となり、直接手で触ることが困難となり、調理作業面で使い勝手が悪いという課題を有していた。このような取っ手等の温度が高くなり過ぎないようにするために、被加熱物の側面に流れた燃焼ガスの温度を下げて安全なガスコンロ30を提供するために従来例2に示すようなコンロバーナ43が提供された。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

上面に開口を設けた環状頭部を有するバーナボディと、前記バーナボディの環状頭部に着脱自在に取り付け、中心側に向かって放射状に円周等間隔に炎口を配列するとともに前記炎口の断面は一端を他端面より上方に突出させた形状にプレス成形加工したバーナキャップと、前記バーナキャップの外方に着脱自在に取り付け、前記炎口側及び下方側に開口A及び開口Bを有する空間部を形成したリング状の被覆体と、前記被覆体の空間部に配設した点火電極とを備え、前記空間部には点火電極からの放電ターゲットを形成し、前記バーナキャップ上面に旋回状噴出するガス点火構成を有したガスコンロ

請求項2

バーナキャップの炎口構成面又は、バーナキャップ外周壁に点火電極からの放電ターゲットを形成し、バーナキャップ上面に旋回状に噴出するガスの点火構成を有した請求項1記載のガスコンロ。

請求項3

バーナキャップ上面の放射状に配列した炎口の1つが、被覆体の空間部に形成される開口Aの略中央に位置するように配置した請求項1または2記載のガスコンロ。

技術分野

0001

本発明は、ガスコンロに搭載するコンロバーナに関し、特に、点火電極を用いた放電点火構成に関するものである。

背景技術

0002

従来例1として図7に示すように、コンロバーナ31を有したガスコンロ30において、コンロバーナ31はバーナボディ32上面に円周上に配置した主炎口33を有し、円周の一部に点火炎口34配置したバーナキャップ35を載置して構成し、主炎口33及び点火炎口34に燃焼炎36及び点火炎37をもって燃焼させて調理加熱をおこなっていた。コンロバーナ31は、バーナキャップ35とバーナボディ32とで点火電極38を設ける点火空間39を構成し、点火電極38に対向したバーナキャップ33に放電ターゲット40を構成し、ガスコンロ30にて点火操作がされると点火電極38と放電ターゲット40間で放電する構成としてあり、点火空間39には点火炎口34が開口して構成されたガスコンロ30である(例えば、特許文献1参照)。

0003

また、従来例2として図8に示すように、バーナキャップ41の上面にスリット炎口42を設けたコンロバーナ43もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2000—283415号公報
特開2001—201017号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、前記従来例1の構成では、円周上に主炎口33が設けられて燃焼炎36を形成するとともに、同じ円周上に点火炎口34が設けられて点火炎37が形成され、共にコンロバーナ31の外周方向に向かって火炎が形成されて燃焼する。従って、ガスコンロ30にて調理するために等の被加熱物を加熱する場合、被加熱物の中心部分は燃焼炎36等が存在しないので加熱されず、被加熱物の外側等が加熱されながら被加熱物の底面外周から側面を加熱しながら高温燃焼ガスが流れる。このように被加熱物の底面外周に沿って燃焼ガスが流れるため被加熱物等の側面に存在する取っ手等が高温となり、直接手で触ることが困難となり、調理作業面使い勝手が悪いという課題を有していた。このような取っ手等の温度が高くなり過ぎないようにするために、被加熱物の側面に流れた燃焼ガスの温度を下げて安全なガスコンロ30を提供するために従来例2に示すようなコンロバーナ43が提供された。

0005

コンロバーナ42を搭載したガスコンロ43にあっては、被加熱物のより中心に燃焼炎が形成され加熱されるために被加熱物側面に至った時点での燃焼ガスの温度は被加熱物との間で熱交換しているので低いために被加熱物の取っ手等の温度が低くなることで安全なガスコンロが提供できるものであるが、点火構成に関する開示がない。

0006

また、従来例1は、被加熱物の底面から外側を主に加熱するのに比して従来例2は被加熱物の中心をより加熱することで被加熱物はより広範囲を燃焼ガスで加熱されるので、従来例1に比して従来例2のガスコンロ30が高い熱効率が得られ、省エネを実現したガスコンロ30である。

0007

本発明は上記従来の課題を解決すべく、バーナキャップの上面側に全ての炎口を形成したバーナを提案し、鍋底との距離を短くし、かつ、均一に加熱することで熱効率の向上を図ったものであり、特に、バーナキャップの上面側に全ての炎口を設けた構成における安
定した着火性能を確保することで、省エネ・熱効率の向上を図りつつ、製造面で造りやすく、安価なこんろバーナを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために本発明のガスコンロは、上面に開口を設けた環状頭部を有するバーナボディと、前記バーナボディの環状頭部に着脱自在に取り付け、中心側に向かって放射状に円周等間隔に炎口を配列するとともに前記炎口の断面は一端を他端面より上方に突出させた形状にプレス成形加工したバーナキャップと、前記バーナキャップの外方に着脱自在に取り付け、前記炎口側及び下方側に開口A及び開口Bを有する空間部を形成したリング状の被覆体と、前記被覆体の空間部に配設した点火電極とを備え、前記空間部には点火電極からの放電ターゲットを形成し、前記バーナキャップ上面に旋回状噴出するガスの点火構成を有したものである。

0009

上記発明によれば、上面に開口を設けた環状頭部を有するバーナボディの該環状頭部に、中心側に向かって放射状に円周等間隔に炎口を配設して、炎口の断面は一端を他端面より上方に突出させた形状にプレスで成形加工したバーナキャップを載置したコンロバーナを構成したことにより、炎口からのガスは斜め上方に速度を有して噴出されるために、環状頭部で旋回流を呈する。このようなガスの流れが生じたコンロバーナでガスを燃焼させると、炎口に形成された燃焼炎は環状頭部で旋回した旋回燃焼を呈する。従って、旋回燃焼にて被加熱物を加熱すると、燃焼ガスは旋回流によって強制的に攪拌される現象が生じるので乱流状態になる。この乱流状態の燃焼ガスが被加熱物表面を流れるので被加熱物の表面と燃焼ガス間に生じる温度境界層が薄くなることで被加熱物と燃焼ガス間の熱伝達係数が大きくなる。よって、被加熱物に燃焼ガスから伝わる熱量が多くなる。以上のコンロバーナを搭載したガスコンロにあっては、熱効率の高い省エネのガスコンロが提供できるのである。また、旋回流が生じることで、旋回流の周囲の空気にも旋回流によって誘発された旋回現象が生じていつので、燃焼時に燃焼炎と燃焼用二次空気間の拡散係数が大きくなるので、燃焼炎に十分な二次空気供給がなされて完全燃焼がえられる。この完全燃焼によって一酸化炭素等が発生しない安全なガスコンロが提供できるのである。

0010

また、上面に開口を設けた環状頭部を有するバーナボディの該環状頭部に、中心側に向かって放射状に円周等間隔に炎口を配設して、炎口の断面は一端を他端面より上方に突出させた形状にプレスで成形加工したバーナキャップを載置したコンロバーナを構成し、炎口の外方に一端を炎口側に開口した開口Aと他端を炎口の外方の下方に開口した開口Bを有する空間部をバーナキャップの外周壁と被覆体で構成した。コンロバーナの外方に設けた空間部に点火電極を内包して空間部に点火電極からの放電ターゲットを構成して点火部を構成したことにより、炎口からのガスは斜め上方に速度を有して噴出されるために、環状頭部で旋回流を呈する。この旋回流の一部はバーナキャップ外方の部分で旋回流によって生じている遠心力にてバーナキャップの外径よりも外側にはみ出して旋回している。従って、バーナキャップの外径よりも外側にはみ出して旋回している旋回流の一部は、バーナキャップの外周壁と被覆体で構成した空間部に流れ込む。このような旋回流が生じている状態で点火電極から放電ターゲットに向けて放電すると、放電空間部に旋回流で流れ込んでいるガスが存在するので確実に点火されて燃焼を開始する。また、点火電極は空間部を構成した被覆体にて上方を覆われているために、被加熱物等から調理中に煮汁等が飛散したりれたりしても、濡れたり或いは汚れたりすることがなくなるので、電気的なリークが生じることなく確実に放電するので確実な点火による使い勝手の良いガスコンロが提供できるのである。

発明の効果

0011

本発明のガスコンロは、熱効率を向上させた省エネルギーで煮汁等こぼれに強い、確実な点火性能をする使い勝手の良いガスコンロを提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0012

第1の発明は、上面に開口を設けた環状頭部を有するバーナボディと、前記バーナボディの環状頭部に着脱自在に取り付け、中心側に向かって放射状に円周等間隔に炎口を配列するとともに前記炎口の断面は一端を他端面より上方に突出させた形状にプレスで成形加工したバーナキャップと、前記バーナキャップの外方に着脱自在に取り付け、前記炎口側及び下方側に開口A及び開口Bを有する空間部を形成したリング状の被覆体と、前記被覆体の空間部に配設した点火電極とを備え、前記空間部には点火電極からの放電ターゲットを形成し、前記バーナキャップ上面に旋回状に噴出するガスの点火構成を有したものである。

0013

これにより、炎口からのガスは斜め上方に速度を有して噴出されるために、環状頭部で旋回流を呈する。このようなガスの流れが生じたコンロバーナでガスを燃焼させると、炎口に形成された燃焼炎は環状頭部で旋回した旋回燃焼を呈する。従って、旋回燃焼にて被加熱物を加熱すると、燃焼ガスは旋回流によって強制的に攪拌される現象が生じるので乱流状態になる。この乱流状態の燃焼ガスが被加熱物表面を流れるので被加熱物の表面と燃焼ガス間に生じる温度境界層が薄くなることで被加熱物と燃焼ガス間の熱伝達係数が大きくなる。よって、被加熱物に燃焼ガスから伝わる熱量が多くなる。以上のコンロバーナを搭載したガスコンロにあっては、熱効率の高い省エネのガスコンロが提供できるのである。また、旋回流が生じることで、旋回流の周囲の空気にも旋回流によって誘発された旋回現象が生じているので、燃焼時に燃焼炎と燃焼用二次空気間の拡散係数が大きくなるので、燃焼炎に十分な二次空気供給がなされて完全燃焼がえられる。この完全燃焼によって一酸化炭素等が発生しない安全なガスコンロが提供できるのである。

0014

また、上面に開口を設けた環状頭部を有するバーナボディの該環状頭部に、中心側に向かって放射状に円周等間隔に炎口を配設して、炎口の断面は一端を他端面より上方に突出させた形状にプレスで成形加工したバーナキャップを載置したコンロバーナを構成し、炎口の外方に一端を炎口側に開口した開口Aと他端を炎口の外方の下方に開口した開口Bを有する空間部をバーナキャップの外周壁と被覆体で構成した。コンロバーナの外方に設けた空間部に点火電極を内包して空間部に点火電極からの放電ターゲットを構成して点火部を構成したことにより、炎口からのガスは斜め上方に速度を有して噴出されるために、環状頭部で旋回流を呈する。この旋回流の一部はバーナキャップ外方の部分で旋回流によって生じている遠心力にてバーナキャップの外径よりも外側にはみ出して旋回している。従って、バーナキャップの外径よりも外側にはみ出して旋回している旋回流の一部は、バーナキャップの外周壁と被覆体で構成した空間部に流れ込む。このような旋回流が生じている状態で点火電極から放電ターゲットに向けて放電すると、放電空間部に旋回流で流れ込んでいるガスが存在するので確実に点火されて燃焼を開始する。また、点火電極は空間部を構成した被覆体にて上方を覆われているために、被加熱物等から調理中に煮汁等が飛散したりこぼれたりしても、濡れたり或いは汚れたりすることがなくなるので、電気的なリークが生じることなく確実に放電するので確実な点火による使い勝手の良いガスコンロが提供できるのである。また、点火されるまでは空間部にガスの一部が流入しているが点火と同時に炎口に形成される燃焼炎の燃焼速度或いは燃焼用空気量との関係で燃焼炎はバーナキャップの外方にはみ出す現象はないので被覆体が燃焼炎で直接加熱されることがないので、ガスコンロ全体の温度上昇もなく燃焼熱のロスも少ない安全で経済的なガスコンロが提供できる。

0015

第2の発明は、バーナキャップの炎口構成面又は、バーナキャップ外周壁に点火電極からの放電ターゲットを形成し、バーナキャップ上面に旋回状に噴出するガスの点火構成を有したものである。

0016

これにより、点火電極と放電ターゲット間の放電空間がよりガスが噴出される炎口に近くで構成されるので、放電時に放電空間に旋回流を呈しているガスが確実に存在するので確実な点火性能がえられる。

0017

第3の発明は、バーナキャップ上面の放射状に配列した炎口の1つが、被覆体の空間部に形成される開口Aの略中央に位置するように配置したものである。

0018

これにより、点火電極と放電ターゲット間の放電空間がよりガスが噴出される炎口に直近で構成されるので、放電時に放電空間に旋回流を呈しているガスが確実に存在するので確実な点火性能がえられる。

0019

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施例の形態によって本発明が限定されるものではない。

0020

(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるガスコンロの燃焼部の断面図を示し、図2は本発明の燃焼部を搭載したガスコンロを示すものである。図3は燃焼部の上面図、図4は燃焼部の点火部の拡大断面図、図5は炎口の拡大断面図を示すものである。

0021

図において、1はガスコンロでコンロバーナ2を有し、コンロバーナ2はバーナボディ3に嵌合搭載されるバーナキャップ4は、ステンレス材等でプレス加工し、ガスシール部は中央の2次空気孔通過孔5の円筒部6、外周の円筒部7の2ヶ所で構成されている。バーナボディ3にはバーナキャップ4が載置されて二次空気通過孔5が構成されている。炎口8の形状は、一端9を他端面10より上方11に突出させた形状でプレス加工にて炎口スリット12を形成して構成されている。バーナキャップ4の外方13に被覆体14が設けられてバーナキャップ4の外周壁15との構成で炎口8の外方13に開口A16と外方13の下方に開口B17を有した空間部18を構成し、空間部18に点火電極19を設けて点火電極19に対応した空間部18の上方に位置する部分で空間部18に面する表面の被覆体14に空間部18に対して凸状の放電ターゲット20を構成して点火部21が構成されてガスコンロ1の燃焼部22が構成されている。23はガスコンロ1のゴトクで被加熱物24が載せられて調理等に使用される。

0022

これにより、ガスコンロ1の操作部が点火操作されるとコンロバーナ2のバーナキャップ4の炎口8を炎口スリット巾12で構成したから、炎口8からのガスの噴出は斜め上方を向くようになる。この斜め上方噴出したガスが円周に沿って斜め上方に流れることにより旋回流が起こる。同時に、炎口8からのガスは斜め上方に速度を有しているために、旋回流の一部はバーナキャップ4の外方13の部分で旋回流によって生じている遠心力にてバーナキャップ4の外径よりも外側にはみ出して旋回している。従って、バーナキャップ4の外径よりも外側にはみ出して旋回している旋回流の一部は、バーナキャップ4の外周壁15と被覆体14で構成した空間部18に開口A16から流れ込む状態で旋回している。このような旋回流が生じている状態で点火電極19から放電ターゲット20に向けて放電すると、放電されると開口A16から空間部18に旋回流で流れ込んでいるガスが存在するので確実に点火されて燃焼を開始する。燃焼は中央の二次空気通過孔5より二次空気の吸引して供給することにより、最適な良好燃焼が得られる。また、炎口8は火炎が斜め上向きとなることにより、円周方向へ噴き出す力と、排気熱が上方向からさらに被加熱物24の底を伝って排出される力により旋回流が生じて、中央の二次空気通過孔5よりより多くの二次空気を吸引することができ良好な燃焼を得ることができる。従って、旋回燃焼にて被加熱物を加熱すると、燃焼ガスは旋回流によって強制的に攪拌される現象が生じるので乱流状態になる。この乱流状態の燃焼ガスが被加熱物24表面を流れるので被加熱物24の表面と燃焼ガス間に生じる温度境界層が薄くなることで被加熱物24と燃焼ガス間
の熱伝達係数が大きくなる。よって、被加熱物24に燃焼ガスから伝わる熱量が多くなる。以上のコンロバーナ2を搭載したガスコンロ1にあっては、熱効率の高い省エネのガスコンロ1が提供できるのである。また、攪拌によって良好な燃焼が得られているので、被加熱物24底とコンロバーナ2間距離を近づけることができ省エネ・熱効率を向上させることができる。

0023

また、点火電極19は空間部18を構成した被覆体14にて上方11を覆われているために、被加熱物24等から調理中に煮汁等が飛散したりこぼれたりしても、濡れたり或いは汚れたりすることがなくなるので、電気的なリークが生じることなく確実に放電するので確実な点火による使い勝手の良いガスコンロ1が提供できるのである。

0024

また、点火されるまでは空間部18にガスの一部が流入しているが点火と同時に炎口に形成される燃焼炎の燃焼速度或いは燃焼用空気量との関係で燃焼炎はバーナキャップ4の外方13にはみ出す現象はないので被覆体24が燃焼炎で直接加熱されることがないので、ガスコンロ1全体の温度上昇もなく燃焼熱のロスも少ない安全で経済的なガスコンロが提供できる。

0025

以上のように、本実施の形態におけるガスコンロは、バーナキャップの上面側に全ての炎口を設けた構成において安定した着火性能を確保することができる点火構成を提供するものである。

0026

(実施の形態2)
図6は、本発明の第2の実施形態の点火構成の断面形状を示す。尚、実施の形態1と同様の機能及び作用するものには同一番号を附し説明は省略する。

0027

図において、バーナキャップ4の炎口8の構成面又は、バーナキャップ4の外周壁15に点火電極19からの放電ターゲット25を構成した点火構成を有するガスコンロ1である。

0028

これにより、点火電極と放電ターゲット間の放電空間がよりガスが噴出される炎口に近くで構成されるので、放電時に放電空間に旋回流を呈しているガスが確実に存在するので確実な点火性能がえられる。

0029

(実施の形態3)
実施の形態2で示した図6を用いて、本発明の第3の実施形態の点火構成を説明する。尚、他の実施の形態と同様の機能及び作用するものには同一番号を附し説明は省略する。プレス成形で加工した炎口8が、炎口8の外方13の炎口8側に開口した開口A16の概中央に位置した点火構成を有するガスコンロ1である。

0030

これにより、点火電極19と放電ターゲット20間の放電空間がよりガスが噴出される炎口8に直近で構成されるので、放電時に放電空間に旋回流を呈しているガスが確実に存在するので確実な点火性能がえられる。

0031

以上のように、本発明にかかるガスコンロは、確実な点火と良好な燃焼が得られるので安全な使い勝手の良い調理器等の用途にも適用できる。

図面の簡単な説明

0032

本発明の実施形態1におけるガスコンロの燃焼部の断面図
同コンロバーナを搭載したガスコンロ外観図
コンロの燃焼部の上面図
同コンロの点火部の拡大断面図
同コンロの炎口の拡大断面図
本発明の実施の形態2の点火部構成を示す上面図
従来のコンロバーナの側面断面図
従来の他のコンロバーナの側面断面図

符号の説明

0033

1ガスコンロ
2コンロバーナ
3バーナボディ
4バーナキャップ
5 2次空気通過孔
8炎口
14被覆体
15外周壁
16 開口A
17 開口B
18 空間部
19点火電極
20放電ターゲット
21点火部

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