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技術 サイドリリース型バックル組立体

出願人 イリノイトゥールワークスインコーポレイティド
発明者 ジョンエス.ポンタオ
出願日 2006年7月18日 (13年4ヶ月経過) 出願番号 2006-195755
公開日 2007年2月1日 (12年9ヶ月経過) 公開番号 2007-021224
状態 拒絶査定
技術分野 バックル
主要キーワード 一接続部材 案内梁 往復通路 側部アーム 雌型バックル 中央キャビティ 回転中心周り 各接続部材
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年2月1日)のものです。
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図面 (10)

課題

簡単に外すことのできる噛合構成部品を有するバックル組立体であって、雄型接続部材が、従来型サイドリリース型バックル組立体に比べて少ない力で雌型接続部材から外すことができるサイドリリース型バックル組立体を提供する。

解決手段

バックル組立体が、ボタン開口を備える雌型接続部材と、雌型接続部材にしっかりと接続した状態で噛合するように構成された雄型接続部材とを有する。雄型接続部材は遠位端にボタンを供える側部アームを有する。側部アームは回転中心周りに撓むように構成され、ボタンはボタン開口内で固定されるように構成される。柔軟で弾力性のある浮動支柱は側部アームに結合している。

概要

背景

従来型サイドリリース型バックル組立体は、「バックル」を発明の名称とした特許文献1に示されると共に記載されているような、雌型接続部材と噛合するように構成された雄型接続部材を有する。各接続部材は、シートベルト又はバックパックストラップのようなストラップを保持するように構成されている。雄型接続部材は、雌型接続部材から雄型接続部材を開放するようにされており、それによってバックル組立体の連結を外せるようになる一体的なボタンを有する。

図1は連結が外された従来型のバックル組立体10の上面図を示す。バックル組立体10は雄型接続部材12と雌型接続部材14とを有する。雄型接続部材12は、遠位端20にボタン18を備える一対の柔軟な側部アーム16を有する。剛体支柱部材22が側部アーム16間に亘っている。ストラップ受容通路21が、剛体支柱部材22とストラップバー23との間で雄型接続部材12を貫通して形成され、ストラップを中に挟むように構成されている。側部アーム16は、剛体支柱部材22と側部アーム16との結合部によって形成される回転中心24周りに、円弧A及びA’方向に回転するように構成されている。一般に、剛体支柱部材22は、回転中心24とストラップ受容通路21との間に配置されている。このように、回転中心24はストラップバー23から遠位に配置されている。図1に示すように、剛体支柱部材22は、側部アーム16間に亘っており、雄型接続部材12の本体25に一体的に結合している。従って、剛体支柱部材22は柔軟性がない。

雄型接続部材12を雌型接続部材14内へ固定するために、雄型接続部材12が矢印B方向に雌型接続部材14内へ押し込まれる。雄型接続部材12の案内梁26が、雄型接続部材12と雌型接続部材14との間の適切な噛合アライメントを確実にするために、雌型接続部材14内に形成された往復通路(図示略)内へ移動する。雄型接続部材12が雌型接続部材14内へ押し込まれるにつれて、側部アーム16は、ボタン18が雌型接続部材14を貫通して形成されたボタン開口28に達するまで円弧A及びA’方向内側に撓む。ボタン18がボタン開口28に入ると、ボタン18がボタン開口28内で固定されるように、側部アーム16に蓄積された張力が側部アーム16及びボタンを横方向外側にパチンと動かす。この時点で、雄型接続部材12が雌型接続部材14に固定される。

図2は、雄型接続部材12が雌型接続部材14内にしっかりと噛合している従来型のバックル組立体10の上面図を示す。雌型接続部材14から雄型接続部材12を外すために、ボタン18が円弧A及びA’方向互いに向かって強く押される。

図1及び2を参照すると、一般に、側部アーム16が大きくなればなるほど、ユーザーがボタン18を内側に押すことが容易になる。しかし、剛体支柱部材22及びそれに関連した回転中心24の構造のため、側部アーム16及びボタン18の大きさは制限されてしまう。さらに、側部アーム16が非常に大きい場合には、側部アーム16は、剛体支柱部材22によって側部アーム16に生じる力のために容易に撓ませることができない。

米国特許第5465472号明細書

概要

簡単に外すことのできる噛合構成部品を有するバックル組立体であって、雄型接続部材が、従来型のサイドリリース型バックル組立体に比べて少ない力で雌型接続部材から外すことができるサイドリリース型バックル組立体を提供する。バックル組立体が、ボタン開口を備える雌型接続部材と、雌型接続部材にしっかりと接続した状態で噛合するように構成された雄型接続部材とを有する。雄型接続部材は遠位端にボタンを供える側部アームを有する。側部アームは回転中心周りに撓むように構成され、ボタンはボタン開口内で固定されるように構成される。柔軟で弾力性のある浮動支柱は側部アームに結合している。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

雌型接続部材と、該雌型接続部材にしっかりと接続した状態で噛合するように構成された雄型接続部材とを有するバックル組立体において、前記雄型接続部材が、前記雌型接続部材内で固定されるように構成された遠位端を備えると共に回転中心周りに撓むように構成された側部アームと、該側部アームに結合する柔軟で弾力性のある浮動支柱とを有することを特徴とするバックル組立体。

請求項2

前記雄型接続部材がストラップバーをさらに有し、前記回転中心が前記ストラップバーに近接していることを特徴とする請求項1に記載のバックル組立体。

請求項3

前記側部アームと、前記浮動支柱と、前記ストラップバーとの間にキャビティが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のバックル組立体。

請求項4

前記浮動支柱がU字型であることを特徴とする請求項1に記載のバックル組立体。

請求項5

前記浮動支柱がW字型であることを特徴とする請求項1に記載のバックル組立体。

請求項6

前記側部アームが前記遠位端にボタンを有し、前記浮動支柱が前記ボタンから延びるボタンアームを有し、該ボタンアームが、内方向に向かって湾曲した部分に一体的に結合して、該内方向に向かって湾曲した部分に結合するブリッジに一体的に結合することを特徴とする請求項1に記載のバックル組立体。

請求項7

前記ブリッジから外方向に延びる噛合案内梁をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のバックル組立体。

請求項8

前記雄型接続部材及び雌型接続部材のそれぞれがストラップ受容通路を有することを特徴とする請求項1に記載のバックル組立体。

請求項9

前記側部アームが前記遠位端にボタンを有し、前記ボタンが、前記雌型接続部材から前記雄型接続部材を外すことができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のバックル組立体。

請求項10

前記浮動支柱が前記側部アームを互いに離れるようにバネ付勢していることを特徴とする請求項1に記載のバックル組立体。

請求項11

雌型バックルコネクタとしっかりと噛合するように構成された雄型バックルコネクタであって、遠位端にボタンを備えると共に第一回転中心周りに撓むように構成された側部アームと、該側部アームに結合すると共に少なくとも一つの第二回転中心周りに撓むように構成された、柔軟で弾力性のある浮動支柱とを有することを特徴とする雄型バックルコネクタ。

請求項12

ストラップバーをさらに有し、前記回転中心が前記ストラップバーに近接していることを特徴とする請求項11に記載の雄型バックルコネクタ。

請求項13

前記側部アームと、前記浮動支柱と、前記ストラップバーとの間にキャビティが形成されていることを特徴とする請求項12に記載の雄型バックルコネクタ。

請求項14

前記浮動支柱がU字型であることを特徴とする請求項11に記載の雄型バックルコネクタ。

請求項15

前記浮動支柱がW字型であることを特徴とする請求項11に記載の雄型バックルコネクタ。

請求項16

前記浮動支柱が前記ボタンから延びるボタンアームを有し、該ボタンアームが、内方向に向かって湾曲した部分に一体的に結合して、該内方向に向かって湾曲した部分に結合するブリッジに一体的に結合することを特徴とする請求項11に記載の雄型バックルコネクタ。

請求項17

ストラップ受容通路をさらに有することを特徴とする請求項11に記載の雄型バックルコネクタ。

請求項18

前記ボタンが、前記雌型バックルコネクタから当該雄型バックルコネクタを外すことができるように構成されていることを特徴とする請求項11に記載の雄型バックルコネクタ。

請求項19

前記浮動支柱が前記側部アームを互いに離れるようにバネ付勢していることを特徴とする請求項11に記載の雄型バックルコネクタ。

請求項20

ボタン開口を備える第一接続部材と、該第一接続部材にしっかりと接続した状態で噛合するように構成された第二接続部材とを有するバックル組立体において、前記第二接続部材が、前記ボタン開口内で固定されるように構成されたボタンを遠位端に備えると共に回転中心周りに撓むように構成された側部アームと、前記回転中心が近接するストラップバーと、前記側部アームに結合する柔軟で弾力性のある浮動支柱とを有し、該浮動支柱が前記ボタンから延びるボタンアームを有し、該ボタンアームが、内方向に向かって湾曲した部分に一体的に結合して、該内方向に向かって湾曲した部分に結合するブリッジに一体的に結合することを特徴とするバックル組立体。

請求項21

前記側部アームと、前記浮動支柱と、前記ストラップバーとの間にキャビティが形成されていることを特徴とする請求項20に記載のバックル組立体。

請求項22

前記ブリッジから外方向に延びる噛合案内梁をさらに有することを特徴とする請求項20に記載のバックル組立体。

請求項23

前記浮動支柱がU字型であることを特徴とする請求項20に記載のバックル組立体。

請求項24

前記浮動支柱がW字型であることを特徴とする請求項20に記載のバックル組立体。

技術分野

0001

本願は、「サイドリリースバックル」を発明の名称とし、2005年7月20日に出願された米国仮特許出願第60/700,833号明細書に関すると共に同出願に基づく優先権を主張し、ここで引用することによって同出願明細書全体を本明細書の記載に替えることとする。

0002

本発明の実施形態は、全般的に、バックル組立体、特に、サイドリリース型バックル組立体に関する。

背景技術

0003

従来型のサイドリリース型バックル組立体は、「バックル」を発明の名称とした特許文献1に示されると共に記載されているような、雌型接続部材と噛合するように構成された雄型接続部材を有する。各接続部材は、シートベルト又はバックパックストラップのようなストラップを保持するように構成されている。雄型接続部材は、雌型接続部材から雄型接続部材を開放するようにされており、それによってバックル組立体の連結を外せるようになる一体的なボタンを有する。

0004

図1は連結が外された従来型のバックル組立体10の上面図を示す。バックル組立体10は雄型接続部材12と雌型接続部材14とを有する。雄型接続部材12は、遠位端20にボタン18を備える一対の柔軟な側部アーム16を有する。剛体支柱部材22が側部アーム16間に亘っている。ストラップ受容通路21が、剛体支柱部材22とストラップバー23との間で雄型接続部材12を貫通して形成され、ストラップを中に挟むように構成されている。側部アーム16は、剛体支柱部材22と側部アーム16との結合部によって形成される回転中心24周りに、円弧A及びA’方向に回転するように構成されている。一般に、剛体支柱部材22は、回転中心24とストラップ受容通路21との間に配置されている。このように、回転中心24はストラップバー23から遠位に配置されている。図1に示すように、剛体支柱部材22は、側部アーム16間に亘っており、雄型接続部材12の本体25に一体的に結合している。従って、剛体支柱部材22は柔軟性がない。

0005

雄型接続部材12を雌型接続部材14内へ固定するために、雄型接続部材12が矢印B方向に雌型接続部材14内へ押し込まれる。雄型接続部材12の案内梁26が、雄型接続部材12と雌型接続部材14との間の適切な噛合アライメントを確実にするために、雌型接続部材14内に形成された往復通路(図示略)内へ移動する。雄型接続部材12が雌型接続部材14内へ押し込まれるにつれて、側部アーム16は、ボタン18が雌型接続部材14を貫通して形成されたボタン開口28に達するまで円弧A及びA’方向内側に撓む。ボタン18がボタン開口28に入ると、ボタン18がボタン開口28内で固定されるように、側部アーム16に蓄積された張力が側部アーム16及びボタンを横方向外側にパチンと動かす。この時点で、雄型接続部材12が雌型接続部材14に固定される。

0006

図2は、雄型接続部材12が雌型接続部材14内にしっかりと噛合している従来型のバックル組立体10の上面図を示す。雌型接続部材14から雄型接続部材12を外すために、ボタン18が円弧A及びA’方向互いに向かって強く押される。

0007

図1及び2を参照すると、一般に、側部アーム16が大きくなればなるほど、ユーザーがボタン18を内側に押すことが容易になる。しかし、剛体支柱部材22及びそれに関連した回転中心24の構造のため、側部アーム16及びボタン18の大きさは制限されてしまう。さらに、側部アーム16が非常に大きい場合には、側部アーム16は、剛体支柱部材22によって側部アーム16に生じる力のために容易に撓ませることができない。

0008

米国特許第5465472号明細書

発明が解決しようとする課題

0009

従って、簡単に外すことのできる噛合構成部品を有するバックル組立体のニーズがある。特に、雄型接続部材が、従来型のサイドリリース型バックル組立体に比べて少ない力で雌型接続部材から外すことができるサイドリリース型バックル組立体のニーズが存在する。

課題を解決するための手段

0010

本発明の或る実施形態は、第二の、すなわち雌型のバックルコネクタ/雌型接続部材としっかりと噛合するように構成された、第一の、すなわち雄型のバックルコネクタ/雄型接続部材を備える。雄型バックルコネクタは遠位端にボタンを備えた側部アームを有する。ボタンは、雌型バックルコネクタから雄型バックルコネクタを外すことができるように構成されている。側部アームは第一回転中心周りに撓むように構成されている。U字型又はW字型をした柔軟で弾力性のある浮動支柱が側部アームに結合している。浮動支柱は少なくとも一つの第二回転中心周りで撓むように構成されている。浮動支柱は側部アームを互いに離れるようにバネ付勢している。

0011

また、雄型バックルコネクタは、ストラップバーを有していてもよい。第一回転中心はストラップバーに近接している。キャビティが側部アームと、浮動支柱と、ストラップバーとの間に形成されている。

0012

浮動支柱は、ボタンから延びるボタンアームを有している。ボタンアームは、内方向に湾曲した部分に一体的に結合している。そして、湾曲した部分は、内方向に湾曲した部分に結合するブリッジに一体的に結合している。第二回転中心は湾曲部分に近接している。

0013

本発明の実施形態を詳細に述べる前に、本発明は、その出願書類に関して、以下の説明に記載され、或いは、図面に示された構成要素の構造及び配置の詳細に限定されないということは理解されたい。本発明は、他の実施形態が可能であり、様々な方法で実践し、或いは、実施することも可能である。また、ここで用いられる表現専門用語は、説明の目的であって、限定として捕らえられるべきではない。「備える」や「有する」、そしてその活用形は、その後に記載された項目とその均等物を、付加的な項目及びその均等物と同様に包含することを意味する。

発明を実施するための最良の形態

0014

図3及び4は、本発明の実施形態による外されたバックル組立体30の上面図及び下面図をそれぞれ示す。バックル組立体30は、雌型接続部材34、すなわち雌型バックルコネクタと噛合するように構成された雄型接続部材32、すなわち雄型バックルコネクタを有する。雄型接続部材32は、ストラップをスライド可能に保持するように構成されたストラップ通路40を備える本体36を有し、雌型接続部材34は、ストラップをスライド可能に保持するように構成されたストラップ通路42を備える本体38を有している。

0015

雄型接続部材32は、回転中心46でストラップバー37に近接して本体36に一体的に結合された側部アーム44を有する。ボタン48が側部アーム44の遠位端50に形成されている。浮動支柱52が側部アーム44に一体的に結合している。中央キャビティ53が、浮動支柱52と、側部アーム44と、ストラップバー37との間に形成されている。

0016

浮動支柱52は、ボタン48の近位端から本体36に向かって内方向に延びるボタンアーム55を備えた柔軟な弾性梁54、すなわちバネ部材を有する。ボタンアーム55は、雄型接続部材32の軸中心Xに向かって内方向に湾曲する湾曲部分56に一体的に結合している。湾曲部分56は、湾曲部分56に、つまり、弾性梁54と側部アーム44とに一体的に結合するブリッジ58と一体的に形成される。図3及び4に示すように、弾性梁54はU字型を形成するように共に結合している。噛合案内梁60はブリッジ58の中央部分から外方向に延びている。

0017

ボタン48が共に強く押されると、側部アーム44が回転中心46周りに回転する。同時に、弾性梁54は、ボタンアーム55が互いに向かって移動するように、湾曲部分56とブリッジ58との結合部に近接するE点周りに回転する一方、湾曲部分56と噛合案内梁60が矢印D方向に本体36に向かって内方向に移動する。

0018

雄型接続部材32は、図1及び2に示すバックル組立体10の雄型接続部材のような剛体支柱部材を有していないので、側部アーム44の主な回転中心46が、従来型のバックル組立体に比べてストラップバー37に加わる負荷のより近くに配置されている。さらに、回転中心46の位置のため、ボタン48は、バックル組立体10に比べてより大きくなり、係合させるのがより簡単になる。側部アーム44の長さが主な回転中心46の位置のためにより長くなるので、ボタン48はより大きくすることができる。さらに、浮動支柱52は、側部アーム44間でのサポート強化させるので、それによって、側部アーム44を補強すると共にそれらを回転中心46で折れないようにしている。全体としては、雄型接続部材32の側部アーム44は従来型のバックル組立体よりも長くなる。ボタン48は係合が容易になり、側部アーム44は簡単に撓むようになる。

0019

雄型接続部材32を雌型接続部材34内へしっかりと噛合させるために、雄型接続部材32が雌型接続部材34内へ押し込まれる。この動きの中で、適切な噛合アライメントを確実にするために、噛合案内梁60を雌型接続部材34内に形成された往復通路又はスリーブ(図示略)内へと通す。一旦、ボタン48が雌型接続部材34に形成されたボタン穴62内へパチンと固定されると、雄型接続部材32は雌型接続部材34内でしっかりと保持される。

0020

図5はバックル組立体30の上面図である。図6はバックル組立体30の側面図である。バックル組立体30の各側部は、他方の側部と対称的である。雄型接続部材32を雌型接続部材34から外すために、ボタン48は共に強く押される。ボタン48が共に強く押されると、ボタン48はボタン穴62から内方に向く。ボタン48の曲面68は雌型接続部材34の内壁(図示略)と当接する。ボタン48が互いに対して内方向へ押されると、(図3及び4に示す)側部アーム44は内方向に撓む。撓んだ側部アーム44内に蓄積された力が、ボタン48の曲面68を介して雌型接続部材34の内壁内へ作用する。側部アーム44内に蓄積された張力は、側部アーム44を最初の静止状態に戻すように働く傾向がある。側部アーム44が最初の状態に戻るにつれて、側部アーム44は蓄積した力を解放し、それによって、雄型接続部材32を雌型接続部材34から押し出すようにする。

0021

図7〜9は、本発明の実施形態による雄型接続部材70の上面図、側面図、上面等角図をそれぞれ示す。雄型接続部材70は、いくつかの点を除いて(図3〜6に示す)雄型接続部材32と同様である。まず、ボタン72は成形型から得られる、すなわち一般的な製造プロセスで得られる内部キャビティ74を有する。一つの実施形態によれば、雄型接続部材70に形成された内部キャビティ76は、(図3〜6に示す)雄型接続部材32の(例えば図3に示す)内部キャビティ53よりも大きくすることができる。従って、雄型接続部材70は、雄型接続部材32よりも使用する材料が少なく、そのためコストと重量を抑えることができる。さらに、ブリッジ78は真っ直ぐの代わりに湾曲している。特に、浮動支柱82の湾曲部分80は、噛合案内梁84に一体的に結合するように曲がる湾曲したブリッジ78に一体的に結合している。図7〜9に示すように、浮動支柱82はW形状をしている。ブリッジ78が湾曲しているので、浮動支柱82は、湾曲部分80が真っ直ぐ且つ剛体の結合部でブリッジ78に結合していないために容易に撓むという点において、付加的な可撓性と弾力性を与えている。このように、ボタン72は容易に強く押すことができる。

0022

従って、本発明の実施形態は、容易に外せる噛合構成要素を有するバックル組立体を備える。特に、本発明の実施形態は、従来型のサイドリリース型バックル組立体に比べてより少ない力を用いて、雄型接続部材を雌型接続部材から外すことができるサイドリリース型バックル組立体を備える。雄型接続部材は、主な回転中心がストラップバーのより近くになるような浮動支柱部材を有する。剛体支柱部材が本発明の実施形態では用いられないので、(従来型のサイドリリース型バックル組立体に比べて)より少ない材料のより小さい本体を有するより単純な雄型接続部材構造が可能となる。

0023

前述の内容の変形や改良は本発明の範囲内である。なお、ここで開示され、明確にされた本発明は、前述の、或いは、文章及び/又は図面から明らかな個々の特徴の二つ又はそれ以上のあらゆる選択的な組み合わせにまで及ぶ。これらすべての様々な組み合わせは、本発明の様々な選択的な特徴を構成する。ここに記載した実施形態は、本発明を実践するために公知のベストモードを説明しており、当業者は本発明を利用することができるだろう。特許請求の範囲は、従来技術によって認められる範囲にまで選択的な実施形態を包含するように構成されている。

0024

本発明の様々な特徴は特許請求の範囲に記載されている。

図面の簡単な説明

0025

外された従来型のバックル組立体の上面図である。
従来型のバックル組立体の上面図である。
本発明の実施形態による外されたバックル組立体の上面図である。
本発明の実施形態による外されたバックル組立体の下面図である。
本発明の実施形態によるバックル組立体の上面図である。
本発明の実施形態によるバックル組立体の側面図である。
本発明の実施形態による雄型接続部材の上面図である。
本発明の実施形態による雄型接続部材の側面図である。
本発明の実施形態による雄型接続部材の上面等角図である。

符号の説明

0026

30バックル組立体
32雄型接続部材
34雌型接続部材
44側部アーム
46回転中心
50遠位端
52浮動支柱
62 ボタン開口

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