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この項目の情報は公開日時点(2007年1月18日)のものです。
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図面 (4)

課題

テンプラ油等の廃油を速やかに、かつ多量に吸収しうるテンプラ油処理材を提供する。

解決手段

未脱脂綿3,3,3・・・群を袋物収納してなるテンプラ油処理材である。袋物は、熱可塑性繊維構成繊維とする不織布で形成されている。袋物の対向する両端縁は、熱可塑性繊維が軟化又は溶融固化したシール部1を備えている。テンプラ油処理材は、二つ折りした二つ折りテンプラ油処理材であってもよい。すなわち、両端縁のシール部同士1,1を重合するようにして、二つ折りし、重合したシール部1,1に存在する熱可塑性繊維を再び軟化又は溶融した後、固化させて、シール部同士1,1を融着接合してなる二つ折りテンプラ油処理材としてもよい。そして、二つ折りテンプラ油処理材の折り間隙5に差し入れて、テンプラ鍋内壁を拭いて清掃する。

概要

背景

従来より、テンプラ油処理材としては、不織布等の多孔性材料からなる袋物内に、紙屑等のテンプラ油を吸収しやすい物質収納してなるものが知られている。しかしながら、紙屑等は、テンプラ油の吸収量が少なく、テンプラ油処理材としてはあまり適していない。

このため、紙屑の代えて、綿状パルプを用いることが提案されている。すなわち、不織布等の多孔性材料からなる袋物内に、綿状パルプを収納してなるテンプラ油処理材が提案されている(特許文献1)。ここで、綿状パルプとは、紙又はパルプを乾式で破砕又は粉砕して得られるものである。

しかしながら、このテンプラ油処理材では、未だテンプラ油を速やかに、かつ多量に吸収できないということがあった。したがって、綿状パルプと共に、合成樹脂多孔性粉末等の油吸着促進剤を、袋物内に収納することも行われている(特許文献1)。

特開平6−233934号公報(特許請求の範囲)

概要

テンプラ油等の廃油を速やかに、かつ多量に吸収しうるテンプラ油処理材を提供する。未脱脂綿3,3,3・・・群を袋物に収納してなるテンプラ油処理材である。袋物は、熱可塑性繊維構成繊維とする不織布で形成されている。袋物の対向する両端縁は、熱可塑性繊維が軟化又は溶融固化したシール部1を備えている。テンプラ油処理材は、二つ折りした二つ折りテンプラ油処理材であってもよい。すなわち、両端縁のシール部同士1,1を重合するようにして、二つ折りし、重合したシール部1,1に存在する熱可塑性繊維を再び軟化又は溶融した後、固化させて、シール部同士1,1を融着接合してなる二つ折りテンプラ油処理材としてもよい。そして、二つ折りテンプラ油処理材の折り間隙5に差し入れて、テンプラ鍋内壁を拭いて清掃する。

目的

本発明は、廃油の中でも、特にテンプラ油を速やかに、かつ多量に吸収しうるテンプラ油処理材を提供することを課題とし、種々の物質を用いて検討を重ねた。この結果、予期せぬことに、未脱脂綿を用いることにより、この課題を解決しうることを見出した。本発明は、このような知見に基づくものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

熱可塑性繊維構成繊維とする不織布で形成された袋物内に、未脱脂綿群収納してなる廃油処理材

請求項2

熱可塑性繊維を構成繊維とする不織布で形成され、少なくとも対向する両端縁に、該熱可塑性繊維が軟化又は溶融して固化したシール部を備えた袋物内に、未脱脂綿群を収納してなる廃油処理材。

請求項3

請求項3記載の廃油処理材を二つ折りして、シール部同士を重合し、該シール部に存在する熱可塑性繊維を再び軟化又は溶融した後、固化させて、該シール部同士を融着接合してなる二つ折り廃油処理材。

請求項4

廃油テンプラ油である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の廃油処理材。

請求項5

請求項5記載の二つ折り廃油処理材の折り間隙に、等の棒状物差し入れて、該二つ折り廃油処理材でテンプラ鍋内壁を拭くことを特徴とするテンプラ鍋の清掃方法

技術分野

0001

本発明は、使用済みの廃油を吸収して廃棄する際に用いる廃油処理材に関し、特に、家庭等の調理場で使用するテンプラ油を廃棄する際に用いるテンプラ油処理材に関するものである。

背景技術

0002

従来より、テンプラ油処理材としては、不織布等の多孔性材料からなる袋物内に、紙屑等のテンプラ油を吸収しやすい物質収納してなるものが知られている。しかしながら、紙屑等は、テンプラ油の吸収量が少なく、テンプラ油処理材としてはあまり適していない。

0003

このため、紙屑の代えて、綿状パルプを用いることが提案されている。すなわち、不織布等の多孔性材料からなる袋物内に、綿状パルプを収納してなるテンプラ油処理材が提案されている(特許文献1)。ここで、綿状パルプとは、紙又はパルプを乾式で破砕又は粉砕して得られるものである。

0004

しかしながら、このテンプラ油処理材では、未だテンプラ油を速やかに、かつ多量に吸収できないということがあった。したがって、綿状パルプと共に、合成樹脂多孔性粉末等の油吸着促進剤を、袋物内に収納することも行われている(特許文献1)。

0005

特開平6−233934号公報(特許請求の範囲)

発明が解決しようとする課題

0006

本発明は、廃油の中でも、特にテンプラ油を速やかに、かつ多量に吸収しうるテンプラ油処理材を提供することを課題とし、種々の物質を用いて検討を重ねた。この結果、予期せぬことに、未脱脂綿を用いることにより、この課題を解決しうることを見出した。本発明は、このような知見に基づくものである。

課題を解決するための手段

0007

すなわち、本発明は、熱可塑性繊維構成繊維とする不織布で形成された袋物内に、未脱脂綿群を収納してなる廃油処理材に関するものである。

0008

本発明で用いる未脱脂綿が、何故、テンプラ油を速やかに、かつ多量に吸収しうるかという原理は、以下のとおりである。すなわち、未脱脂綿には、その表面にワックス綿実油等の天然油脂が付着している。そして、この天然油脂は植物系天然油脂である。一方、テンプラ油は、大豆油菜種油コーン油胡麻油等の植物系天然油脂である。したがって、テンプラ油と未脱脂綿の表面に付着している天然油脂は、同種のものであるため、相溶性が非常に高い。よって、テンプラ油は未脱脂綿によって速やかに、かつ多量に吸収されるのである。

0009

本発明で用いる未脱脂綿としては、代表的には原綿が用いられる。原綿の中でも、落綿を用いるのが好ましい。落綿とは、脱脂綿等の綿製品を製造する際、原綿をカード掛け開繊するわけであるが、このとき、カードに掛からずにカード落ちした原綿のことである。カードに掛からなかった理由は、原綿の中でも繊維長が短すぎたためである。したがって、落綿は、綿製品の製造に使用できない不良品であるから、価格が安価であり、これを使用したテンプラ油処理材は低廉になる。

0010

落綿等の未脱脂綿の表面には、ワックスや綿実油等の天然油脂が付着している。このような未脱脂綿の集合体を、本発明では未脱脂綿群と呼んでおり、これを袋物内に収納して、テンプラ油等の廃油処理材とするのである。袋物内には、未脱脂綿群の他に、周知の油吸着促進剤や油固化剤等が収納されていてもよい。

0011

袋物は、熱可塑性繊維を構成繊維とする不織布で形成されている。熱可塑性繊維が用いられる理由は、熱可塑性繊維を軟化又は溶融させた後、固化させることにより、袋物の端縁シール部を形成しうるからである。熱可塑性繊維としては、ポリオレフィン系繊維ポリエステル系繊維等が好ましい。この中でも、特に低融点成分であるポリエチレン高融点成分であるポリプロピレンとが複合された複合繊維や、低融点ポリエステル成分と高融点ポリエステル成分とが複合された複合繊維を用いるのが好ましい。これは、低融点成分を軟化又は溶融させて固化させることによって、構成繊維相互間を結合して不織布を形成しうると共に、低融点成分の軟化又は溶融及び固化によりシール部をも形成しうるからである。

0012

袋物は任意の形態であって差し支えない。好ましくは、図1に示したピロー袋であるのが好ましい。ピロー袋の対向する両端縁は、シール部1によって封緘されている。シール部1は、袋物を構成している熱可塑性繊維が軟化又は溶融し、そして固化して形成されている。ピロー袋の本体2内には、未脱脂綿群が収納されている。

0013

ピロー袋等の袋物を形成する不織布は、目付が20〜100g/m2程度のものが用いられる。また、ピロー袋等の袋物の大きさも任意であるが、一般的に、幅10〜30cm程度、長さ20〜50cm程度である。そして、袋物内に収納する未脱脂綿群の重量は、20〜100g程度である。

0014

図2は、図1に示したピロー袋よりなるテンプラ油処理材のA−A線断面図である。ピロー袋の本体2内には、未脱脂綿3,3,3・・・群が収納されている。ピロー袋の本体2に生じる重合部4において、熱可塑性繊維を軟化又は溶融及び固化させてシールさせてもよいが、一般に単に積層させた状態で差し支えない。未脱脂綿3は、本体2を形成している不織布の構成繊維である熱可塑性繊維に軽く絡合するため、この重合部4をシールしなくても、未脱脂綿3は外部に飛散しにくいからである。

0015

図3は、図1に示したピロー袋よりなるテンプラ油処理材において、シール部1同士が重合するように二つ折りした状態を示した断面図である。そして、シール部1,1に存在する熱可塑性繊維を再び軟化又は溶融した後、固化させて、シール部1,1同士を融着接合したものである。このようにすると、折り重ね間に折り間隙5が形成される。このような二つ折りテンプラ油処理材は、後述するように、テンプラ鍋内壁清掃に便宜である。

0016

本発明に係るテンプラ油処理材の使用方法について、説明する。本発明に係るテンプラ油処理材は、テンプラ鍋に残っている使用済みのテンプラ油を処理する際に用いるのであるが、以下の二つの使用方法がある。すなわち、一つは、テンプラ鍋に処理材投入し、テンプラ鍋中のテンプラ油を吸収して処理する方法である。もう一つは、処理材をアルミ箔製又は紙製等の容器中に、多数格納しておき、この容器中に、テンプラ鍋のテンプラ油を流し込む方法である。本発明においては、いずれの方法も採用しうる。

0017

また、テンプラ油を処理した後、テンプラ鍋の内壁は、テンプラ油が付着している。これを除去するためには、キッチンクロス雑巾で拭き取ることが行われている。本発明に係る廃油処理材は、このテンプラ油の拭き取りの際にも用いうるものである。しかしながら、テンプラ鍋の内壁を拭き取る際、手指が内壁に接触すると、やけどをする恐れがある。これは、テンプラ鍋に余熱が残っている状態のときに、テンプラ油を拭き取った方が、よく拭き取れるからである。したがって、このようなやけどの恐れを回避するためには、本発明に係る二つ折りテンプラ油処理材を用いるのが好ましい。この理由は以下のとおりである。すなわち、二つ折りテンプラ油処理材を用いた場合、折り間隙5に等の棒状物差し入れ、棒状物を持って、二つ折りテンプラ油処理材の本体2をテンプラ鍋の内壁に当接して、テンプラ油を拭き取ればよいからである。

発明の効果

0018

以上説明したように、本発明に係るテンプラ油処理材は、テンプラ油と相溶性に優れた表面を持つ未脱脂綿群によって、テンプラ油を吸収するものであるから、テンプラ油を速やかに、かつ多量に吸収しうるという効果を奏する。

0019

また、本発明に係る二つ折りテンプラ油処理材を用いた場合には、テンプラ油を速やかに、かつ多量に吸収しうると共に、余熱が残っているテンプラ鍋の内壁から、テンプラ油を拭き取る際に、手指がテンプラ鍋に接触して、やけどをする恐れを防止しうるという効果を奏する。

0020

本発明に係るテンプラ油処理材は、テンプラ油を処理する際にのみ用いられるものではなく、その他の廃油を処理する際にも、同様に使用しうるものである。

図面の簡単な説明

0021

本発明の一例に係る廃油処理材の斜視図である。
図1の廃油処理材のA−A線断面図である。
図1の廃油処理材を、シール部が重合するようにして二つ折りした二つ折り廃油処理材である。

符号の説明

0022

1シール部
2廃油処理材の本体
3未脱脂綿
4ピロー袋本体の重合部
5 折り間隙

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