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技術 配達支援システム及び配達支援方法

出願人 株式会社倭技術研究所
発明者 藤澤榮
出願日 2005年6月24日 (14年0ヶ月経過) 出願番号 2005-184670
公開日 2007年1月11日 (12年6ヶ月経過) 公開番号 2007-001727
状態 未査定
技術分野 物品の積み重ね及び付属装置 物流システム
主要キーワード コンピュータ機構 就業者 一時休止 書込手順 郵便受 設置手順 購読期間 照合操作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2007年1月11日)のものです。
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図面 (8)

課題

誤配の発生自体を事前に予防し、誤配による非能率的な後処理を排除するとともに、アルバイト等による不慣れ配達者Hに対して正確な案内を直接行うことにより配達者の利便性を高める。

解決手段

予め、各配達先Aa…における配達物受取部Ra…又はその近傍に、識別情報Da…を書込んだICタグ3a…を設置し、配達時に、少なくとも、配達者Hが携帯した携帯端末2のICタグリーダ4により識別情報Da…を読取り、この識別情報Da…及び携帯端末2に記憶した少なくとも配達する際の配達情報Drに基づき配達者Hに対して配達に係わる案内を行う。

概要

背景

一般に、新聞配達は人的作業に頼らざるを得ないとともに、配達者は多数の配達先を受け持つことから誤配を生じることも少なくない。特に、新聞配達は誤配が発生しやすい環境、即ち、配達先が転居一時休止等により変更されることも少なくないこと、配達者はアルバイト等の短期就業者が少なくないこと、配達先により配達する新聞が異なったり数量が異なること、人的作業故に配達者の体調不良等により配達確認が不十分となる虞れがあること、等の様々な要因により誤配が発生しやすい環境にある。また、誤配が発生しても、最終的に配達が終了するまでは確認できず、しかも、誤配の発生は確認できても具体的な誤配先まで特定することは困難となる。結局、誤配先からの指摘(苦情)に頼らざるを得ないのが実情であり、配達者及び配達先の双方にとって好ましいものではない。

このため、従来、配達員が配達の都度収集してきたコード情報を適宜なタイミングで集計することで、誤配先を即座に発見し、販売店として客先から苦情が来る前段階で配達員のミスを速やかに修復できるようにした新聞の誤配発見方法も、特開2003−246460号公報で知られている。この誤配発見方法は、バーコードラベル等の配達先別ラベルを配達先の了解を得て各配達先に備え、配達員にはバーコードリーダ等の識別コード読取機を持たせ、新聞の配達時に読取機によりコード情報を収集し、それらコード情報をして誤配を発見するようにしたものである。
特開2003−246460号

概要

誤配の発生自体を事前に予防し、誤配による非能率的な後処理を排除するとともに、アルバイト等による不慣れな配達者Hに対して正確な案内を直接行うことにより配達者の利便性を高める。 予め、各配達先Aa…における配達物受取部Ra…又はその近傍に、識別情報Da…を書込んだICタグ3a…を設置し、配達時に、少なくとも、配達者Hが携帯した携帯端末2のICタグリーダ4により識別情報Da…を読取り、この識別情報Da…及び携帯端末2に記憶した少なくとも配達する際の配達情報Drに基づき配達者Hに対して配達に係わる案内を行う。

目的

本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した配達支援システム及び配達支援方法の提供を目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

複数の配達先にそれぞれ設置した少なくとも配達先固有識別情報を記録した複数の被識別部と、配達者携帯することにより前記識別情報を読取り、少なくとも読取り後データ処理を行う読取処理部を有する携帯端末を備える配達支援システムにおいて、各配達先における配達物受取部又はその近傍に設置し、かつ前記識別情報を書込んだICタグと、少なくとも、配達する際の配達情報を記憶し、この配達情報及び搭載したICタグリーダにより読取った前記識別情報に基づき前記配達者に対して配達に係わる案内を行う案内処理部を有する携帯端末を備えることを特徴とする配達支援システム。

請求項2

前記配達情報には、少なくとも、配達順位情報配達先情報配達物情報の一又は二以上を含むことを特徴とする請求項1記載の配達支援システム。

請求項3

前記案内処理部には、音声により案内を行う音声案内処理部及び/又はディスプレイの表示により案内を行う表示案内処理部を備えることを特徴とする請求項1記載の配達支援システム。

請求項4

前記案内処理部には、配達が正常に行われないときにその旨を報知するアラーム機能を備えることを特徴とする請求項1又は3記載の配達支援システム。

請求項5

予め、複数の配達先に少なくとも配達先固有の識別情報を記録した被識別部をそれぞれ設置し、配達時に、配達者が携帯した携帯端末に備える読取処理部により前記識別情報を読取り、かつ少なくとも読取り後のデータ処理を行う配達支援方法において、予め、各配達先における配達物受取部又はその近傍に、前記識別情報を書込んだICタグを設置し、配達時に、少なくとも、配達者が携帯した携帯端末のICタグリーダにより前記識別情報を読取り、この識別情報及び前記携帯端末に記憶した少なくとも配達する際の配達情報に基づき前記配達者に対して配達に係わる案内を行うことを特徴とする配達支援方法。

請求項6

前記案内は、音声案内処理部による音声による案内及び/又は表示案内処理部によるディスプレイの表示による案内であることを特徴とする請求項5記載の配達支援方法。

技術分野

0001

本発明は、新聞配達等の配達時における利便の向上及び誤配の防止等を図るべく配達時の支援を行う配達支援システム及び配達支援方法に関する。

背景技術

0002

一般に、新聞配達は人的作業に頼らざるを得ないとともに、配達者は多数の配達先を受け持つことから誤配を生じることも少なくない。特に、新聞配達は誤配が発生しやすい環境、即ち、配達先が転居一時休止等により変更されることも少なくないこと、配達者はアルバイト等の短期就業者が少なくないこと、配達先により配達する新聞が異なったり数量が異なること、人的作業故に配達者の体調不良等により配達確認が不十分となる虞れがあること、等の様々な要因により誤配が発生しやすい環境にある。また、誤配が発生しても、最終的に配達が終了するまでは確認できず、しかも、誤配の発生は確認できても具体的な誤配先まで特定することは困難となる。結局、誤配先からの指摘(苦情)に頼らざるを得ないのが実情であり、配達者及び配達先の双方にとって好ましいものではない。

0003

このため、従来、配達員が配達の都度収集してきたコード情報を適宜なタイミングで集計することで、誤配先を即座に発見し、販売店として客先から苦情が来る前段階で配達員のミスを速やかに修復できるようにした新聞の誤配発見方法も、特開2003−246460号公報で知られている。この誤配発見方法は、バーコードラベル等の配達先別ラベルを配達先の了解を得て各配達先に備え、配達員にはバーコードリーダ等の識別コード読取機を持たせ、新聞の配達時に読取機によりコード情報を収集し、それらコード情報をして誤配を発見するようにしたものである。
特開2003−246460号

発明が解決しようとする課題

0004

しかし、上述した従来における新聞の誤配発見方法(配達支援方法)は、次のような問題点があった。

0005

第一に、事後処理による誤配の発見に止まり、誤配の発生を回避する観点からは何ら考慮されていない。したがって、誤配の発生自体を事前に予防し、誤配による非能率的な後処理を排除する観点からは不十分である。

0006

第二に、アルバイト等による不慣れな配達者に対して配達支援を行う観点からは何ら考慮されていない。したがって、配達者の安心感を高めたり配達効率を高めるなど、配達者の利便性を高める観点からは不十分である。

0007

第三に、配達先に配達した履歴を残すに止まるため、誤配の発見は、最終的に得た履歴を確認する手法に頼らざるを得ない。したがって、誤配を速やかに確認して迅速に対処するという観点からは不十分である。なお、配達先で誤配を確認する方法も提案されているが、新聞紙に付した識別コードに対して照合操作を行うなど、実施が大変となり、本来の迅速な新聞配達の実現に支障を生じる虞れがある。

0008

本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した配達支援システム及び配達支援方法の提供を目的とするものである。

課題を解決するための手段

0009

本発明に係る配達支援システム1は、上述した課題を解決するため、複数の配達先Aa…にそれぞれ設置した少なくとも配達先固有識別情報Da…を記録した複数の被識別部と、配達者Hが携帯することにより識別情報Da…を読取り、少なくとも読取り後データ処理を行う読取処理部を有する携帯端末を備える配達支援システムを構成するに際して、各配達先Aa…における配達物受取部Ra…又はその近傍に設置し、かつ識別情報Da…を書込んだICタグ3a…と、少なくとも、配達する際の配達情報Drを記憶し、この配達情報Dr及び搭載したICタグリーダ4により読取った識別情報Da…に基づき配達者Hに対して配達に係わる案内を行う案内処理部5を有する携帯端末2を備えることを特徴とする。

0010

また、本発明に係る配達支援方法は、上述した課題を解決するため、予め、複数の配達先Aa…に少なくとも配達先固有の識別情報Da…を記録した被識別部をそれぞれ設置し、配達時に、配達者Hが携帯した携帯端末に備える読取処理部により識別情報Da…を読取り、かつ少なくとも読取り後のデータ処理を行うに際し、予め、各配達先Aa…における配達物受取部Ra…又はその近傍に、識別情報Da…を書込んだICタグ3a…を設置し、配達時に、少なくとも、配達者Hが携帯した携帯端末2のICタグリーダ4により識別情報Da…を読取り、この識別情報Da…及び携帯端末2に記憶した少なくとも配達する際の配達情報Drに基づき配達者Hに対して配達に係わる案内を行うようにしたことを特徴とする。

0011

この場合、発明の好適な態様により、配達情報Drには、少なくとも、配達順位情報Dra,配達先情報Drb,配達物情報Drcの一又は二以上を含ませることができる。また、案内処理部5には、スピーカ11a(イヤホン11bを含む)から出力する音声により案内を行う音声案内処理部11及び/又はディスプレイ12dの表示により案内を行う表示案内処理部12を用いることができる。さらに、案内処理部5には、配達が正常に行われないときにその旨を報知するアラーム機能13を設けることができる。

発明の効果

0012

このような本発明に係る配達支援システム1及び配達支援方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。

0013

(1)配達者Hが携帯した携帯端末2のICタグリーダ4により識別情報Da…を読取り、この識別情報Da…と携帯端末2に記憶した少なくとも配達する際の配達情報Drに基づき配達者Hに対して配達に係わる案内を行うようにしたため、誤配の発生自体を事前に予防し、誤配による非能率的な後処理を排除することができる。

0014

(2)アルバイト等による不慣れな配達者Hに対して正確な案内を直接行うことができるため、配達者Hに対する有効な配達支援により配達者Hの安心感を高めたり配達効率を高めるなど、配達者の利便性を高めることができる。

0015

(3) 好適な態様により、配達情報Drに、少なくとも、配達順位情報Dra,配達先情報Drb,配達物情報Drcの一又は二以上を含ませれば、配達者Hに対する配達支援をより的確かつ確実に行うことができる。

0016

(4) 好適な態様により、案内処理部5に、スピーカ11a(イヤホン11b)から出力する音声により案内を行う音声案内処理部11及び/又はディスプレイ12dの表示により案内を行う表示案内処理部12を用いれば、配達者Hの利便性をより高めることができ、特に、音声により案内を行う音声案内処理部11を用いることにより、配達者Hの配達効率の向上及び安全性の向上にも寄与できる。

0017

(5) 好適な態様により、案内処理部5に、配達が正常に行われないときにその旨を報知するアラーム機能13を設ければ、誤配を速やかに確認して迅速に対処することができ、本来の迅速な新聞配達の実現を確保できる。

発明を実施するための最良の形態

0018

次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。

0019

まず、本実施形態に係る配達支援システム1の構成について、図2図5を参照して説明する。

0020

配達支援システム1は、各配達先Aa…における配達物受取部Ra…又はその近傍に設置し、かつ識別情報Da…を書込んだICタグ3a…と、少なくとも、配達する際の配達情報Drを記憶し、この配達情報Dr及び搭載したICタグリーダ4により読取った識別情報Da…に基づき配達者Hに対して配達に係わる案内を行う案内処理部5を有する携帯端末2からなる。

0021

この場合、ICタグは、1〔mm〕以下のICチップを搭載したタグであり、このICチップには、ICタグリーダ/ライタにより情報を読み書きすることができる。本実施形態で用いるICタグ3a…は、このような一般的なICタグを利用することができ、ICタグリーダ/ライタ51(図6参照)により、少なくとも配達先固有の識別情報(IDコード)Da…を書き込むことができる。

0022

一方、携帯端末2は、コンピュータ機構を有するモバイルコンピューティング装置として構成する。したがって、外観上は、配達者Hが容易に携帯可能な大きさ等を考慮して構成する。これにより、図3に示すように、配達者Hのベルト等に吊り下げたり或いは首等に掛けることができる。なお、小型軽量化を図ることにより、腕時計のように手首等に装着することも可能である。

0023

携帯端末2は、図4に示すようなケーシング20を備え、このケーシング20の前面に、各種表示を行うディスプレイ12dを配するとともに、各種音声メッセージ及びアラーム音等を出力するスピーカ11aを配する。なお、ディスプレイ12dは、カラー液晶パネル有機ELパネル等を利用できるとともに、ケーシング20に内蔵するタイプであってもよいし、分離できるタイプであってもよい。この場合、スピーカ11a(後述するイヤホン11bを含む)は音声により案内を行う音声案内処理部11として機能とするとともに、ディスプレイ12dは表示により案内を行う表示案内処理部12として機能し、この音声案内処理部11と表示案内処理部12は案内処理部5を構成する。このような音声案内処理部11及び表示案内処理部12を用いることにより、配達者Hの利便性をより高めることができ、特に、音声により案内を行う音声案内処理部11を用いることにより、配達者Hの配達効率の向上及び安全性の向上にも寄与できる。

0024

また、ケーシング20の上面及び側面には、各種操作を行うための操作部21を設ける。この場合、ケーシング20の上面には、各種メニューを表示するメニューキー22,カーソルキー23,選択キー24を配するとともに、ケーシング20の側面には、電源スイッチ25,配達済入力キー26を配する。さらに、ケーシング20の上面には、アンテナ27,イヤホン11bを接続するイヤホンジャック28を配する。

0025

ディスプレイ12dには、図5に示す配達に必要となる配達情報Drが表示される。即ち、画面上部に、配達地区を表示する配達エリア表示部31,配達者Hを表示する配達者名表示部32,注意事項等の個別に生じる事項メッセージ表示するメッセージ表示部33,配達残数と全配達戸数を数値により表示する配達数表示部34をそれぞれ表示するとともに、画面下部に、配達順位を数字により表示する配達順位表示部35,配達先Aa…を氏名により表示する配達先表示部36,購読新聞名とその部数を表示する配達物表示部37を表示する。この場合、配達順位表示部35に表示される配達順位は配達順位情報Draとなり、配達先表示部36に表示される氏名は配達先情報Drbとなり、配達物表示部36に表示される購読新聞名とその部数は配達物情報Drcとなる。

0026

例示の画面下部は、3段表示であり、上段に配達済の配達先、中段に次の配達先(進行中)、下段にその次の配達先がそれぞれ表示される。この場合、各段の表示態様が異なり、それぞれ異なる色或いは明るさ等で表示される。特に、中段の次の配達先(進行中)は、最も目立つ配色或いは明るさを間欠的に変化させるなどにより、注意喚起できるようにする。このように、配達情報Drに、少なくとも、配達順位情報Dra,配達先情報Drb,配達物情報Drcの一又は二以上を含ませれば、配達者Hに対する配達支援をより的確かつ確実に行うことができる。

0027

図2は、携帯端末2のブロック構成を示す。41はモバイル本体であり、CPU及び内部メモリ等のコンピュータ機能を発揮するハードウェアを内蔵するとともに、本実施形態に係る配達支援方法を実施するための処理プログラムPsmを格納する。また、携帯端末2には、ICタグ3a…に書込まれた識別情報Da…を読み取るためのICタグリーダ4を接続するとともに、外部メモリ42に対してデータ類の授受を行うドライブ43を接続する。さらに、21は前述した操作部、12dは前述したディスプレイ、11aは前述したスピーカ(イヤホン11bを含む)である。なお、その他、外部機器に対する通信ポート等の必要とする公知の機能を備えている。

0028

次に、このような配達支援システム1を用いた本実施形態に係る配達支援方法について、図1図7を参照して説明する。

0029

まず、各配達先Aa…における配達物受取部Ra…又はその近傍に、IDコード(識別情報)Da…を書込んだICタグ3a…を設置する。したがって、予め、IDコードDa…を書込んだICタグ3a,3b,3c…を用意する。この場合、各ICタグ3a…には、図6に示すICタグリーダ/ライタ51によりIDコードDa…を書込むことができる。図6は、ICタグリーダ/ライタ51及びこのICタグリーダ/ライタ51に接続したパソコンパーソナルコンピュータ)52を示す。パソコン52は、パソコン本体53を備える。パソコン本体53は、CPU及び内部メモリ等のコンピュータ機能を発揮するハードウェアを内蔵するとともに、書込処理を行うための処理プログラムPpm及びIDコードDa…に係わるデータベースPdを格納する。また、54は,キーボードマウス等の入力部、55は、ディスプレイ,プリンタ等の出力部をそれぞれ示すとともに、その他、外部機器に対する通信ポート等の必要とする公知の機能を備えている。なお、56はICタグリーダ/ライタ51のアンテナを示す。

0030

このICタグリーダ/ライタ51によるICタグ3a…への書込手順及び設置手順について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。

0031

図6に示すパソコン52のデータベースPdには、配達先Aa…の顧客情報住所,氏名,電話番号,購読期間等)及び対応するIDコードDa…が登録されている。したがって、処理プログラムPpmを実行し、ICタグリーダ/ライタ51を通してICタグ3a,3b,3c…に対応するIDコードDa…を順次書き込む(ステップFS1)。そして、用意した全てのICタグ3a…に書込みが終了したなら、各ICタグ3a,3b,3c…を対応する配達先Aa…に設置する(ステップFS2,FS3)。

0032

ICタグ3a…の設置は、例えば、図3に示すように、配達先Aaにおける配達物受取部Raに直接設置する。例示の配達物受取部Raは、郵便受Ramを示し、この郵便受Ramの部Rsの下面に接着テープTs等により貼付けることができる。ICタグ3aの設置に際しては、携帯端末2を携帯した配達者Hが通常の配達行動において、当該携帯端末2によりICタグ3aを読取可能となる場所(位置)を選定するとともに、特に、通常の歩行者等からは目視できない隠れた場所(位置)を選定することが望ましい。例示のように、郵便受Ramの庇部Rsの下面を選定すれば、これらの設置条件を満たすことに加え、雨,太陽光,埃の付着等の影響を受けにくくなり、また、悪意による除去(イタズラ)等の被害から有効に守ることができる。この点がバーコードリーダによりラベルを直接読み取るバーコードの場合とは異なるICタグ3aの利点となる。

0033

なお、設置する場所は、このような例示に限定されるものではなく、郵便受Ramの内部に設置したり、郵便受Ramの近傍に設置することができ、具体的には、配達先Aa…の造りに対応したケースバイケースにより設置できる。そして、残りのICタグ3b…も、他の対応する配達先に設置する(ステップFS3,FS4)。

0034

他方、配達者Hが携帯する携帯端末2を用意する。携帯端末2にもパソコン52を利用して必要な情報を登録する。この場合、必要な情報には、前述した図5に示すディスプレイ12dの画面に表示する配達情報Drが含まれる。

0035

次に、配達時における具体的な処理手順について、図1に示すフローチャートを参照して説明する。

0036

配達に際しては、まず、配達者Hは携帯端末2を携帯するとともに、必要に応じてイヤホン11bを装着する。そして、携帯端末2のディスプレイ12dには、図5に示す配達情報Drを表示する。この場合、前述したように、例示は3段表示のため、上段の配達済の配達先、中段の次の配達先(進行中)、下段のその次の配達先がそれぞれ異なる色或いは明るさ等で表示され、特に、次に配達を行う配達先は、最も目立つ配色或いは明るさを間欠的に変化させるなどにより注意が喚起される。

0037

今、配達者Hが最初の配達先に向かう場合を想定する(ステップS1)。そして、配達者Hが最初の配達先に到着したなら配達すべき新聞を持って郵便受Ramに行く。これにより、携帯端末2のICタグリーダ4によりICタグ3aからIDデータDaの読取りが行われる(ステップS2,S3)。IDデータDaの読取りが行われたなら、読取り後のデータ処理が行われる。即ち、このIDデータDaと携帯端末2に記憶した配達情報Drとの照合処理が行われる(ステップS4)。

0038

この結果、IDデータDaと次の配達先(中段)の配達先情報Drbが一致すれば、その旨及び対応する情報が音声メッセージ、例えば、「目的の配達先です」,「新聞は××です」等により案内される(ステップS5,S6)。これにより、配達者Hは、その場で正しい配達先であることや購読新聞名等の確認を行うことができ、この後、対応する新聞を郵便受Ramに投函することができる。

0039

一方、この際、IDデータDaと当該配達先の配達先情報Drbが一致しない場合には、配達者Hが誤って他の配達先に到着した可能性があり、エラー処理が行われる(ステップS7)。エラー処理としては、アラーム機能13により、音声メッセージにより「配達先が違います」等を案内したりアラーム音を発するなどにより、正常に配達されていない旨を報知する。したがって、配達エリヤに不慣れな配達者Hにとって有効な支援となり、特に、防犯上、表札を出して無いような配達先の場合に有効である。なお、配達者Hは、これに対応し、地図で確認することにより正しい配達先に向かうことができる。この場合、地図は、予め登録した地図データ(GIS地図,略図,番地等)により見ることができる。即ち、通常画面図5)においてメニューキー22を押れば、ディスプレイ12dにメニューが表示されるため、カーソルキー23を押して「地図」にカーソルを移動させ、選択キー24を押せばよい。これにより、予め登録した地図データが表示される。また、通常画面に戻すには、再度メニューキー22を押せばよい。勿論、地図は、紙等にプリントしたものを持参してもよい。このように、案内処理部5に、配達が正常に行われないときにその旨を報知するアラーム機能13を設ければ、誤配を速やかに確認して迅速に対処することができ、本来の迅速な新聞配達の実現を確保できる。

0040

他方、目的の配達先Aaに対する配達が正常に終了し、次の配達先に向かう場合を想定する。この際、配達者Hが郵便受Ramから離れれば、携帯端末2はIDタグ3aに対して非検出状態となるため、携帯端末2はその旨を検出する(ステップS8)。この結果、目的の配達先Aaに対する配達が正常に行われた旨が記録される(ステップS9)。そして、ディスプレイ12dに表示された配達数表示部34における配達残数の数値が1つカウントダウンされるとともに、配達順位表示部35,配達先表示部36及び配達物表示部37における表示態様が1件分繰り上がる。また、次の配達先の情報が音声メッセージ、例えば、「次の配達先は、××宅です」,「新聞は××です」等が案内される(ステップS10)。

0041

したがって、この案内に基づいて同様の配達処理を順次行えばよい(ステップS11,S1…)。そして、全ての配達が終了した場合には、「配達が全て終了しました」の音声メッセージやその旨の表示が行われる(ステップS11)。なお、例示の場合、全ての配達先Aa…にICタグ3a…が正常に設置されていることを前提としたが、実際には、配達先でICタグ3a…の設置を拒んだり、設置されたICタグ3a…が故障(破損)や紛失により検出不能が考えられるため、その際は、携帯端末2に備える配達済入力キー26を押すことにより手動入力すればよい。

0042

よって、このような本実施形態に係る配達支援方法によれば、配達者Hが携帯した携帯端末2のICタグリーダ4により識別情報Da…を読取り、この識別情報Da…と携帯端末2に記憶した少なくとも配達する際の配達情報Drに基づき配達者Hに対して配達に係わる案内を行うようにしたため、誤配の発生自体を事前に予防し、誤配による非能率的な後処理を排除することができる。また、アルバイト等による不慣れな配達者Hに対して正確な案内を直接行うことができるため、配達者Hに対する有効な配達支援により配達者Hの安心感を高めたり配達効率を高めるなど、配達者の利便性を高めることができる。

0043

以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。

0044

例えば、ICタグ3a…には、識別情報(IDコード)Da…を書込んだ場合を例示したが他の情報を書込んでもよい。特に、ICタグ3a…は書換が可能なため、配達物情報Drcや購読期間等の情報を書込み、必要に応じて更新してもよい。したがって、このような各種情報は、ICタグ3a…側に書込んで管理してもよいし、携帯端末2で管理してもよく、ICタグ3a…側に書込んで管理する場合には、携帯端末2に記憶する配達情報Drは、配達順位情報Dra,配達先情報Drb及び配達物情報Drcの一又は二以上を選択して用いることができる。また、案内処理部5には、音声案内処理部11及び表示案内処理部12の双方を利用した場合を示したが、いずれか一方のみを利用する場合を排除するものではない。他方、携帯端末2は、コンピュータ機能やディスプレイ12dを備えるため、公知の機能である、時計電卓計算機)等を表示させることができるとともに、本発明は、他の用途として、牛乳乳製品),宅配弁当食材),郵便宅配便)等の他の分野の配達にも同様に利用できる。

図面の簡単な説明

0045

本発明の最良の実施形態に係る配達支援方法を用いた配達時における具体的な処理手順を示すフローチャート、
同実施形態に係る配達支援システムに備える携帯端末のハードウェアにおけるブロック構成図、
同配達支援システムの使用説明図、
同配達支援システムに備える携帯端末の外観斜視図、
同携帯端末におけるディスプレイの表示態様を示す正面図、
同配達支援システムに備えるICタグへの書込み及び携帯端末への情報入力に用いるICタグリーダ/ライタ及びパソコンのブロック構成図、
同ICタグへの書込みに伴う処理手順を示すフローチャート、

符号の説明

0046

1配達支援システム
2携帯端末
3a…ICタグ
4ICタグリーダ
5案内処理部
11音声案内処理部
11aスピーカ
11bイヤホン
12 表示案内処理部
12dディスプレイ
13アラーム機能
Aa…配達先
Da…識別情報
Dr配達情報
Dra配達順位情報
Drb配達先情報
Drc配達物情報
H配達者
Ra配達物受取部

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