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技術 衛星放送受信用周波数変換器

出願人 アルプス電気株式会社
発明者 佐藤桂一郎
出願日 2005年6月14日 (16年8ヶ月経過) 出願番号 2005-173895
公開日 2006年12月28日 (15年1ヶ月経過) 公開番号 2006-352348
状態 未査定
技術分野 CATV、双方向TV等 双方向TV,動画像配信等 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等) 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等)
主要キーワード 制御出力端 バンドパスフィルタ群 差周波数成分 選択スイッチ回路 放送信号受信機 切替端子 周波数変換信号 信号合成器
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図面 (4)

課題

必要とする機能を具備して簡素化した回路構成を有し、使用する構成要素が少く、小型化可能で、安価に製造できる衛星放送受信用周波数変換器を提供する。

解決手段

複数チャネル水平偏波信号及び垂直偏波信号周波数変換し、各複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波中間周波信号を形成する第1周波数変換部5と、第1周波数変換部5で得られた各複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波中間周波信号の中の1つのチャネル水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号を選択する信号選択部10、11と、信号選択部10、11で得られた1つのチャネルの中間周波信号をその信号と異なる周波数の1つのチャネルの第1または第2中間周波信号に周波数変換する第2周波数変換部18を有し、第2周波数変換部18で得られた1つのチャネルの第1または第2中間周波信号が従来型放送信号受信機に供給される。

概要

背景

一般に、衛星放送従来型放送信号受信機で受信する際には、従来型放送信号受信機と衛星放送受信アンテナとの間に衛星放送受信用周波数変換器を接続する必要がある。この場合、衛星放送受信用周波数変換器は、衛星から送信される衛星放送電波を受信し、その受信放送信号を周波数変換して通常周波数帯域放送信号にして従来型放送信号受信機に供給するものである。

図3は、既知の衛星放送受信用周波数変換器の一例を示すブロック構成図であって、特開2003−152588号公報に開示されているものである。

図3に示されるように、この衛星放送受信用周波数変換器は、水平偏波信号増幅器51と、垂直偏波信号増幅器52と、第1信号分配器53と、第2信号分配器54と、第1バンドパスフィルタ群55と、第2バンドパスフィルタ群56と、第1周波数変換部57と、第2周波数変換部58と、第1中間周波信号増幅器群59と、第2中間周波信号増幅器群60と、第1信号分配器群61と、第2信号分配器群62と、4×2選択スイッチ回路63と、4×1選択スイッチ回路64と、第3周波数変換部65と、第4周波数変換部66と、第3バンドパスフィルタ群67と、信号合成器68と、第1出力増幅器69と、第2出力増幅器70と、第1信号入力端子71と、第2信号入力端子72と、第1信号出力端子73と、第2信号出力端子74とからなっている。

この場合、水平偏波信号増幅器51は、従属接続された2つの増幅器51a、51bを備え、垂直偏波信号増幅器52は、従属接続された2つの増幅器52a、52bを備える。第1バンドパスフィルタ群55は、並置された2つのバンドパスフィルタ55a、55bを備え、第2バンドパスフィルタ群56は、並置された2つのバンドパスフィルタ56a、56bを備える。第1周波数変換部57は、2つの周波数混合段57a、57bと1つの局部発振器57cとを備え、第2周波数変換部58は、2つの周波数混合段58a、58bと1つの局部発振器58cとを備える。第1中間周波信号増幅器群59は、並置された2つの増幅器59a、59bを備え、第2中間周波信号増幅器群60は、並置された2つの増幅器60a、60bを備える。第1信号分配器群61は、並置された2つの信号分配器61a、61bを備え、第2信号分配器群62は、並置された2つの信号分配器62a、62bを備える。第3周波数変換部65は、周波数混合段65aと局部発振器65bとを備え、第4周波数変換部66は、周波数混合段66aと局部発振器66bとを備える。第3バンドパスフィルタ群67は、並置された2つのバンドパスフィルタ67a、67bを備える。第2出力増幅器70は、従属接続された2つの増幅器70a、70bを備える。

そして、この衛星放送受信用周波数変換器においては、衛星放送受信用周波数変換器を構成するそれぞれの構成要素51乃至74が図3に図示されるように相互接続されている。

前記構成によるこの衛星放送受信用周波数変換器は、次のように動作する。
衛星放送受信アンテナで受信された衛星放送電波(周波数10.7〜12.75GHz)は、第1信号入力端子69に水平偏波信号が、第2信号入力端子70に垂直偏波信号がそれぞれ供給される。水平偏波信号は、水平偏波信号増幅器51で増幅され、第1信号分配器53で一方及び他方の水平偏波信号に2分され、垂直偏波信号は、垂直偏波信号増幅器52で増幅され、第2信号分配器54で一方及び他方の垂直偏波信号に2分される。この後、一方の水平偏波信号及び一方の垂直偏波信号は第1バンドパスフィルタ群55によって所定の周波数帯域が選択され、第1周波数変換部57の周波数混合段57a、57bに供給される。同様に、他方の水平偏波信号及び他方の垂直偏波信号は第2バンドパスフィルタ群56によって所定の周波数帯域が選択され、第2周波数変換部58の周波数混合段58a、58bに供給される。

一方の水平偏波信号及び一方の垂直偏波信号は、周波数混合段57a、57bにおいて局部発振器57cから出力された局部発振信号(周波数9.75GHz)と周波数混合され、それぞれ周波数混合信号を形成する。形成された周波数混合信号は、第1中間周波信号増幅器群59において周波数混合信号の中の差周波数成分(周波数0.95〜2.15GHz)を選択増幅し、一方の水平偏波中間周波信号と一方の垂直偏波中間周波信号として第1信号分配器群61に供給する。このとき、第1信号分配器群61は、一方の水平偏波中間周波信号及び一方の垂直偏波中間周波信号を2分し、2分した一方を中間周波信号を4×2選択スイッチ回路63に、他方の中間周波信号を4×1選択スイッチ回路64に供給する。同じように、他方の水平偏波信号及び他方の垂直偏波信号は、周波数混合段58a、58bにおいて局部発振器58cから出力された局部発振信号(周波数10.6GHz)と周波数混合され、それぞれ周波数混合信号を形成する。形成された周波数混合信号は、第2中間周波信号増幅器群60において周波数混合信号の中の差周波数成分(周波数0.95〜2.15GHz)を選択増幅し、他方の水平偏波中間周波信号と他方の垂直偏波中間周波信号として第2信号分配器群62に供給する。このとき、第2信号分配器群62は、他方の水平偏波中間周波信号及び他方の垂直偏波中間周波信号を2分し、2分した一方を中間周波信号を4×2選択スイッチ回路63に、他方の中間周波信号を4×1選択スイッチ回路64に供給する。

4×2選択スイッチ回路63は、供給された4つの中間周波信号の中から2つの中間周波信号を選択し、選択した中間周波信号を第3周波数変換部65及び第4周波数変換部66に供給する。第3周波数変換部65は、この中間周波信号と局部発振器65bから出力された局部発振信号との周波数混合信号を形成し、第4周波数変換部66は、この中間周波信号と局部発振器66bから出力された局部発振信号との周波数混合信号を形成する。この後、第3周波数変換部65及び第4周波数変換部66から出力された周波数混合信号は、第3バンドパスフィルタ群67においてそれぞれ1つの放送チャネルに当たる周波数成分(周波数0.95〜2.15GHz)が選択され、選択された1つの放送チャネル信号を信号合成器68で合成する。合成された各1つの放送チャネル信号は、第1出力増幅器69で増幅され、第1信号出力端子73に供給され、第1信号出力端子73からサテライトチャネルルータSCR)出力として2つの従来型チューナに供給される。

また、4×1選択スイッチ回路64は、供給された4つの中間周波信号の中から1つの中間周波信号を選択し、選択した中間周波信号は、第2出力増幅器70で増幅され、第2信号出力端子74に供給され、第2信号出力端子74から1つの従来型チューナに供給される。なお、4×2選択スイッチ回路63及び4×1選択スイッチ回路64のスイッチの切替えや、局部発振器65bの局部発振信号及び局部発振器66bの局部発振信号の各周波数の切替は、接続される対応チューナから供給される制御信号によって行われる。
特開2003−152588号公報

概要

必要とする機能を具備して簡素化した回路構成を有し、使用する構成要素が少く、小型化可能で、安価に製造できる衛星放送受信用周波数変換器を提供する。 各複数チャネルの水平偏波信号及び垂直偏波信号を周波数変換し、各複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波中間周波信号を形成する第1周波数変換部5と、第1周波数変換部5で得られた各複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波中間周波信号の中の1つのチャネルの水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号を選択する信号選択部10、11と、信号選択部10、11で得られた1つのチャネルの中間周波信号をその信号と異なる周波数の1つのチャネルの第1または第2中間周波信号に周波数変換する第2周波数変換部18を有し、第2周波数変換部18で得られた1つのチャネルの第1または第2中間周波信号が従来型放送信号受信機に供給される。

目的

本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、必要とする機能を具備するとともに、簡素化した回路構成を有し、使用する構成要素が少なく、小型化が可能で、安価に製造できる衛星放送受信用周波数変換器を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

受信した衛星放送における複数チャネル水平偏波信号及び複数チャネルの垂直偏波信号をそれぞれ周波数変換し、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号を形成する第1周波数変換部と、前記第1周波数変換部から出力された前記複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び前記複数チャネルの垂直偏波中間周波信号の中の1つのチャネル水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号を選択する信号選択部と、前記信号選択部から出力された1つのチャネルの中間周波信号をその中間周波信号と異なる周波数の1つのチャネルの第1または第2中間周波信号に周波数変換する第2周波数変換部とを有し、前記第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号が従来型放送信号受信機に供給されることを特徴とする衛星放送受信用周波数変換器

請求項2

受信した衛星放送における複数チャネルの水平偏波信号及び複数チャネルの垂直偏波信号をそれぞれ周波数変換し、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号を形成する第1周波数変換部と、前記第1周波数変換部から出力された前記複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び前記複数チャネルの垂直偏波中間周波信号の中の1つのチャネルの水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号を選択する第1信号選択部と、前記複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び前記複数チャネルの垂直偏波周波数変換信号の中からそれぞれ1つのチャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波数中間周波信号を選択する第2信号選択部と、前記第1信号選択部から出力された1つのチャネルの中間周波信号をその信号と異なる周波数の第1または第2中間周波信号に周波数変換する第2周波数変換部と、前記第2信号選択部から出力されたそれぞれ1つのチャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波数中間周波信号をそれより狭い周波数帯域内にある水平偏波中間周波信号及び垂直偏波数中間周波信号に周波数変換する第3周波数変換部とを有し、前記第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号が従来型信号受信機に供給され、第3周波数変換部から出力された水平偏波中間周波信号と垂直偏波数中間周波信号とを加算した信号が従来型放送信号受信機に供給されることを特徴とする衛星放送受信用周波数変換器。

請求項3

受信した衛星放送における複数チャネルの水平偏波信号及び複数チャネルの垂直偏波信号をそれぞれ周波数変換し、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号を形成する第1周波数変換部と、前記第1周波数変換部から出力された前記複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び前記複数チャネルの垂直偏波中間周波信号の中の1つのチャネルの水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号を選択する信号選択部と、前記信号選択部から出力された1つのチャネルの水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号をその信号と異なる周波数の1つのチャネルの第1または第2中間周波信号に周波数変換する1つの第2周波数変換部と、前記1つの信号選択部から出力された1つのチャネルの垂直偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号をその信号と異なる周波数の1つのチャネルの第3または第4中間周波信号に周波数変換する他の第2周波数変換部とを有し、前記1つの第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号及び前記他の第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第3または第4中間周波信号がそれぞれ従来型放送信号受信機に供給されることを特徴とする衛星放送受信用周波数変換器。

技術分野

0001

本発明は、衛星放送受信用周波数変換器係り、特に、既知の衛星放送受信用周波数変換器に比べて簡素化した構成にして使用する構成部品を低減し、変換器の小型化を図った衛星放送受信用周波数変換器に関する。

背景技術

0002

一般に、衛星放送従来型放送信号受信機で受信する際には、従来型放送信号受信機と衛星放送受信アンテナとの間に衛星放送受信用周波数変換器を接続する必要がある。この場合、衛星放送受信用周波数変換器は、衛星から送信される衛星放送電波を受信し、その受信放送信号を周波数変換して通常周波数帯域放送信号にして従来型放送信号受信機に供給するものである。

0003

図3は、既知の衛星放送受信用周波数変換器の一例を示すブロック構成図であって、特開2003−152588号公報に開示されているものである。

0004

図3に示されるように、この衛星放送受信用周波数変換器は、水平偏波信号増幅器51と、垂直偏波信号増幅器52と、第1信号分配器53と、第2信号分配器54と、第1バンドパスフィルタ群55と、第2バンドパスフィルタ群56と、第1周波数変換部57と、第2周波数変換部58と、第1中間周波信号増幅器群59と、第2中間周波信号増幅器群60と、第1信号分配器群61と、第2信号分配器群62と、4×2選択スイッチ回路63と、4×1選択スイッチ回路64と、第3周波数変換部65と、第4周波数変換部66と、第3バンドパスフィルタ群67と、信号合成器68と、第1出力増幅器69と、第2出力増幅器70と、第1信号入力端子71と、第2信号入力端子72と、第1信号出力端子73と、第2信号出力端子74とからなっている。

0005

この場合、水平偏波信号増幅器51は、従属接続された2つの増幅器51a、51bを備え、垂直偏波信号増幅器52は、従属接続された2つの増幅器52a、52bを備える。第1バンドパスフィルタ群55は、並置された2つのバンドパスフィルタ55a、55bを備え、第2バンドパスフィルタ群56は、並置された2つのバンドパスフィルタ56a、56bを備える。第1周波数変換部57は、2つの周波数混合段57a、57bと1つの局部発振器57cとを備え、第2周波数変換部58は、2つの周波数混合段58a、58bと1つの局部発振器58cとを備える。第1中間周波信号増幅器群59は、並置された2つの増幅器59a、59bを備え、第2中間周波信号増幅器群60は、並置された2つの増幅器60a、60bを備える。第1信号分配器群61は、並置された2つの信号分配器61a、61bを備え、第2信号分配器群62は、並置された2つの信号分配器62a、62bを備える。第3周波数変換部65は、周波数混合段65aと局部発振器65bとを備え、第4周波数変換部66は、周波数混合段66aと局部発振器66bとを備える。第3バンドパスフィルタ群67は、並置された2つのバンドパスフィルタ67a、67bを備える。第2出力増幅器70は、従属接続された2つの増幅器70a、70bを備える。

0006

そして、この衛星放送受信用周波数変換器においては、衛星放送受信用周波数変換器を構成するそれぞれの構成要素51乃至74が図3に図示されるように相互接続されている。

0007

前記構成によるこの衛星放送受信用周波数変換器は、次のように動作する。
衛星放送受信アンテナで受信された衛星放送電波(周波数10.7〜12.75GHz)は、第1信号入力端子69に水平偏波信号が、第2信号入力端子70に垂直偏波信号がそれぞれ供給される。水平偏波信号は、水平偏波信号増幅器51で増幅され、第1信号分配器53で一方及び他方の水平偏波信号に2分され、垂直偏波信号は、垂直偏波信号増幅器52で増幅され、第2信号分配器54で一方及び他方の垂直偏波信号に2分される。この後、一方の水平偏波信号及び一方の垂直偏波信号は第1バンドパスフィルタ群55によって所定の周波数帯域が選択され、第1周波数変換部57の周波数混合段57a、57bに供給される。同様に、他方の水平偏波信号及び他方の垂直偏波信号は第2バンドパスフィルタ群56によって所定の周波数帯域が選択され、第2周波数変換部58の周波数混合段58a、58bに供給される。

0008

一方の水平偏波信号及び一方の垂直偏波信号は、周波数混合段57a、57bにおいて局部発振器57cから出力された局部発振信号(周波数9.75GHz)と周波数混合され、それぞれ周波数混合信号を形成する。形成された周波数混合信号は、第1中間周波信号増幅器群59において周波数混合信号の中の差周波数成分(周波数0.95〜2.15GHz)を選択増幅し、一方の水平偏波中間周波信号と一方の垂直偏波中間周波信号として第1信号分配器群61に供給する。このとき、第1信号分配器群61は、一方の水平偏波中間周波信号及び一方の垂直偏波中間周波信号を2分し、2分した一方を中間周波信号を4×2選択スイッチ回路63に、他方の中間周波信号を4×1選択スイッチ回路64に供給する。同じように、他方の水平偏波信号及び他方の垂直偏波信号は、周波数混合段58a、58bにおいて局部発振器58cから出力された局部発振信号(周波数10.6GHz)と周波数混合され、それぞれ周波数混合信号を形成する。形成された周波数混合信号は、第2中間周波信号増幅器群60において周波数混合信号の中の差周波数成分(周波数0.95〜2.15GHz)を選択増幅し、他方の水平偏波中間周波信号と他方の垂直偏波中間周波信号として第2信号分配器群62に供給する。このとき、第2信号分配器群62は、他方の水平偏波中間周波信号及び他方の垂直偏波中間周波信号を2分し、2分した一方を中間周波信号を4×2選択スイッチ回路63に、他方の中間周波信号を4×1選択スイッチ回路64に供給する。

0009

4×2選択スイッチ回路63は、供給された4つの中間周波信号の中から2つの中間周波信号を選択し、選択した中間周波信号を第3周波数変換部65及び第4周波数変換部66に供給する。第3周波数変換部65は、この中間周波信号と局部発振器65bから出力された局部発振信号との周波数混合信号を形成し、第4周波数変換部66は、この中間周波信号と局部発振器66bから出力された局部発振信号との周波数混合信号を形成する。この後、第3周波数変換部65及び第4周波数変換部66から出力された周波数混合信号は、第3バンドパスフィルタ群67においてそれぞれ1つの放送チャネルに当たる周波数成分(周波数0.95〜2.15GHz)が選択され、選択された1つの放送チャネル信号を信号合成器68で合成する。合成された各1つの放送チャネル信号は、第1出力増幅器69で増幅され、第1信号出力端子73に供給され、第1信号出力端子73からサテライトチャネルルータSCR)出力として2つの従来型チューナに供給される。

0010

また、4×1選択スイッチ回路64は、供給された4つの中間周波信号の中から1つの中間周波信号を選択し、選択した中間周波信号は、第2出力増幅器70で増幅され、第2信号出力端子74に供給され、第2信号出力端子74から1つの従来型チューナに供給される。なお、4×2選択スイッチ回路63及び4×1選択スイッチ回路64のスイッチの切替えや、局部発振器65bの局部発振信号及び局部発振器66bの局部発振信号の各周波数の切替は、接続される対応チューナから供給される制御信号によって行われる。
特開2003−152588号公報

発明が解決しようとする課題

0011

前記既知の衛星放送受信用周波数変換器は、機能な面をみた限りでは一応満足できる特性を備えているということができるが、第1バンドパスフィルタ群55、第2バンドパスフィルタ群56から第1周波数変換部57、第2周波数変換部58、第1中間周波信号増幅器群59、第2中間周波信号増幅器群60、第1信号分配器群61を経て4×2選択スイッチ回路63、4×1選択スイッチ回路64に到るまでの構成部分が4経路になっているため、この点で回路構成が複雑になっているだけでなく、回路構成が複雑になっている分、必要とする構成要素も多くなって、実装時に構成要素の占有部分が増え、小型の衛星放送受信用周波数変換器を得ることが難しく、製造コストを安価にすることができない。

0012

本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、必要とする機能を具備するとともに、簡素化した回路構成を有し、使用する構成要素が少なく、小型化が可能で、安価に製造できる衛星放送受信用周波数変換器を提供することにある。

課題を解決するための手段

0013

前記目的を達成するために、本発明による衛星放送受信用周波数変換器は、受信した衛星放送における複数チャネルの水平偏波信号及び複数チャネルの垂直偏波信号をそれぞれ周波数変換し、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号を形成する第1周波数変換部と、第1周波数変換部から出力された複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号の中の1つのチャネルの水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号を選択する信号選択部と、信号選択部から出力された1つのチャネルの中間周波信号をその中間周波信号と異なる周波数の1つのチャネルの第1または第2中間周波信号に周波数変換する第2周波数変換部とを有し、第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号が従来型放送信号受信機に供給される第1の手段を具備する。

0014

また、前記目的を達成するために、本発明による衛星放送受信用周波数変換器は、受信した衛星放送における複数チャネルの水平偏波信号及び複数チャネルの垂直偏波信号をそれぞれ周波数変換し、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号を形成する第1周波数変換部と、第1周波数変換部から出力された複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号の中の1つのチャネルの水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号を選択する第1信号選択部と、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波周波数変換信号の中からそれぞれ1つのチャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波数中間周波信号を選択する第2信号選択部と、第1信号選択部から出力された1つのチャネルの中間周波信号をその信号と異なる周波数の第1または第2中間周波信号に周波数変換する第2周波数変換部と、第2信号選択部から出力されたそれぞれ1つのチャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波数中間周波信号をそれより狭い周波数帯域内にある水平偏波中間周波信号及び垂直偏波数中間周波信号に周波数変換する第3周波数変換部とを有し、第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号が従来型信号受信機に供給され、第3周波数変換部から出力された水平偏波中間周波信号と垂直偏波数中間周波信号とを加算した信号が従来型放送信号受信機に供給される第2の手段を具備する。

0015

さらに、前記目的を達成するために、本発明による衛星放送受信用周波数変換器は、受信した衛星放送における複数チャネルの水平偏波信号及び複数チャネルの垂直偏波信号をそれぞれ周波数変換し、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号を形成する第1周波数変換部と、第1周波数変換部から出力された複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号の中の1つのチャネルの水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号を選択する信号選択部と、信号選択部から出力された1つのチャネルの水平偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号をその信号と異なる周波数の1つのチャネルの第1または第2中間周波信号に周波数変換する1つの第2周波数変換部と、1つの信号選択部から出力された1つのチャネルの垂直偏波周波数中間周波信号または垂直偏波数中間周波信号をその信号と異なる周波数の1つのチャネルの第3または第4中間周波信号に周波数変換する他の第2周波数変換部とを有し、1つの第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号及び他の第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第3または第4中間周波信号がそれぞれ従来型放送信号受信機に供給される第3の手段を具備する。

発明の効果

0016

第1の手段を具備する衛星放送受信用周波数変換器によれば、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号が供給された信号選択部から出力された1つのチャネルの中間周波信号をそれと異なる周波数のハイチャネルに該当する1つのチャネルの第1中間周波信号またはローチネルに該当する1つのチャネルの第2中間周波信号に周波数変換する第2周波数変換部とを設け、第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号を従来型信号受信機に供給するようにしているので、簡素化された構成を採用し、使用する構成要素を低減したにも係わらず、広帯域周波数受信処理を行うことが可能で、小型化することができ、安価に製造できる衛星放送受信用周波数変換器が得られるという効果がある。

0017

また、第2の手段を具備する衛星放送受信用周波数変換器によれば、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号が供給された第1信号選択部から出力された1つのチャネルの中間周波信号をそれと異なる周波数のハイチャネルに該当する1つのチャネルの第1中間周波信号またはローチャネルに該当する1つのチャネルの第2中間周波信号に周波数変換する第2周波数変換部とを設け、第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号を従来型信号受信機に供給するようにし、同時に、前記2つの中間周波信号が供給された第2信号選択部から出力されたそれぞれ1つのチャネルの水平偏波中間周波信号及び垂直偏波数中間周波信号をそれより狭い周波数帯域内にある水平偏波中間周波信号及び垂直偏波数中間周波信号に周波数変換する第3周波数変換部とを設け、第3周波数変換部から出力された水平偏波中間周波信号と垂直偏波数中間周波信号とを加算した信号を従来型放送信号受信機に供給するようにしているので、第1の手段と同様に、簡素化された構成を採用し、使用する構成要素を低減したにも係わらず、広帯域周波数の受信処理を行うことが可能で、小型化することができ、安価に製造できる衛星放送受信用周波数変換器が得られるという効果がある。

0018

さらに、第3の手段を具備する衛星放送受信用周波数変換器によれば、複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号が供給された信号選択部から出力された1つのチャネルの中間周波信号をそれと異なる周波数のハイチャネルに該当する1つのチャネルの第1中間周波信号またはローチャネルに該当する1つのチャネルの第2中間周波信号に周波数変換する1つの第2周波数変換部とを設け、1つの第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第1または第2中間周波信号を従来型信号受信機に供給するようにし、それと同時に、前記信号選択部から出力された1つのチャネルの中間周波信号をそれと異なる周波数のハイチャネルに該当する1つのチャネルの第3中間周波信号またはローチャネルに該当する1つのチャネルの第4中間周波信号に周波数変換する1つの他の第2周波数変換部とを設け、他の第2周波数変換部から出力された1つのチャネルの第3または第4中間周波信号を従来型信号受信機に供給するようにしているので、第1及び第2の手段と同様に、簡素化された構成を採用し、使用する構成要素を低減したにも係わらず、広帯域周波数の受信処理を行うことが可能で、小型化することができ、安価に製造できる衛星放送受信用周波数変換器が得られるという効果がある。

発明を実施するための最良の形態

0019

以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。

0020

図1は、本発明による衛星放送受信用周波数変換器の一つの実施の形態に係わるもので、その要部構成を示すブロック構成図である。

0021

図1に示されるように、この実施の形態による衛星放送受信用周波数変換器は、水平偏波信号増幅器1と、垂直偏波信号増幅器2と、第1バンドパスフィルタ3と、第2バンドパスフィルタ4と、周波数変換部(第1周波数変換部)5と、水平偏波中間周波信号増幅器6と、垂直偏波中間周波信号増幅器7と、水平偏波信号分配器8と、垂直偏波信号分配器9と、2×2選択スイッチ回路10と、2×1選択スイッチ回路11と、周波数変換部(第3周波数変換部)12と、周波数変換部13(第3周波数変換部)と、第3バンドパスフィルタ14と、第4バンドパスフィルタ15と、信号合成器16と、第1出力増幅器17と、周波数変換部(第2周波数変換部)18と、第2出力増幅器19と、マイコン20と、選択スイッチ21と、水平偏波信号入力端子22と、垂直偏波信号入力端子23と、第1信号出力端子24と、第2信号出力端子25と、制御端子26とからなっている。

0022

この場合、水平偏波信号増幅器1は、従属接続された2つの増幅器1a、1bを備え、垂直偏波信号増幅器2は、従属接続された2つの増幅器2a、2bを備えている。周波数変換部5は、2つの周波数混合段5a、5bとそれぞれ1つの局部発振器5c及びバッファ増幅器5dとを備えている。周波数変換部12は、周波数混合段12aと局部発振器12bとを備え、周波数変換部13は、周波数混合段13aと局部発振器13bとを備える。周波数変換部18は、周波数混合段18aと2つの局部発振器18b、18cとを備える。また、2×2選択スイッチ回路10は、2入力回路を選択的に2出力回路切替接続するものであり、2×1選択スイッチ回路11は、2入力回路を選択的に1出力回路に切替接続するものである。

0023

そして、水平偏波信号増幅器1は、入力端が水平偏波信号入力端子22に接続され、出力端が第1バンドパスフィルタ3の入力端に接続される。垂直偏波信号増幅器2は、入力端が垂直偏波信号入力端子23に接続され、出力端が第2バンドパスフィルタ4の入力端に接続される。周波数変換部5において、周波数混合段5aは、第1入力端が第1バンドパスフィルタ3の出力端に、第2入力端がバッファ増幅器5dを通して局部発振器5cの出力端に、出力端が水平偏波中間周波信号増幅器6の入力端にそれぞれ接続され、周波数混合段5bは、第1入力端が第2バンドパスフィルタ4の出力端に、第2入力端がバッファ増幅器5dを通して局部発振器5cの出力端に、出力端が垂直偏波中間周波信号増幅器7の入力端にそれぞれ接続される。水平偏波信号分配器8は、入力端が水平偏波中間周波信号増幅器6の出力端に、第1出力端が2×2選択スイッチ回路10の第1入力端に、第2出力端が2×1選択スイッチ回路11の第1入力端にそれぞれ接続される。垂直偏波信号分配器9は、入力端が垂直偏波中間周波信号増幅器7の出力端に、第1出力端が2×2選択スイッチ回路10の第2入力端に、第2出力端が2×1選択スイッチ回路11の第2入力端にそれぞれ接続される。

0024

周波数変換部12において、周波数混合段12aは、第1入力端が2×2選択スイッチ回路10の第1出力端に、第2入力端が局部発振器12bの出力端に、出力端が第3バンドパスフィルタ14の入力端にそれぞれ接続される。周波数変換部13において、周波数混合段13aは、第1入力端が2×2選択スイッチ回路10の第2出力端に、第2入力端が局部発振器13bの出力端に、出力端が第4バンドパスフィルタ15の入力端にそれぞれ接続される。信号合成器16は、第1入力端が第3バンドパスフィルタ14の出力端に、第2入力端が第4バンドパスフィルタ15の出力端に、出力端が第1出力増幅器17の入力端にそれぞれ接続される。第1出力増幅器17は、出力端が第1信号出力端子24に接続される。また、周波数変換部18において、周波数混合段18aは、第1入力端が2×1選択スイッチ回路11の出力端に、第2入力端が2つの局部発振器18b、18cの各出力端に、出力端が第2出力増幅器19の入力端にそれぞれ接続される。第2出力増幅器19は、出力端が第2信号出力端子25に接続される。また、2つの発振器18b、18cは、それぞれ制御端が選択スイッチ21の対応する切替端子に接続され、マイコン20は、制御端が制御端子26の接続され、制御出力端が選択スイッチ21の可動端子に接続される。

0025

前記構成による衛星放送受信用周波数変換器は、次のように動作する。
衛星放送受信アンテナ(図1に図示なし)で受信された衛星放送電波(周波数10.7〜12.75GHz)は、第1信号入力端子22に水平偏波信号(H)が、第2信号入力端子23に垂直偏波信号(V)がそれぞれ供給される。水平偏波信号は、水平偏波信号増幅器1で増幅され、第1バンドパスフィルタ3によって所定の周波数帯域が選択され、周波数変換部5の周波数混合段5aに供給される。また、垂直偏波信号は、垂直偏波信号増幅器2で増幅され、第2バンドパスフィルタ4によって所定の周波数帯域が選択され、周波数変換部5の周波数混合段5bに供給される。

0026

周波数混合段5aは、供給された水平偏波信号と局部発振器5cからバッファ増幅器5dを通して供給された局部発振信号(周波数13.25GHz)とを周波数混合し、周波数混合信号を形成する。また、周波数混合段5bは、供給された垂直偏波信号と局部発振器5cからバッファ増幅器5dを通して供給された局部発振信号とを周波数混合し、周波数混合信号を形成する。周波数混合段5aから出力された周波数混合信号は、水平偏波中間周波信号増幅器6において周波数混合信号の中の差周波数成分(周波数0.5〜2.55GHz)を選択増幅し、得られた水平偏波中間周波信号を水平偏波信号分配器8に供給する。水平偏波信号分配器8は、水平偏波中間周波信号を2分し、2分した一方の中間周波信号を2×2選択スイッチ回路10に供給し、他方の中間周波信号を2×1選択スイッチ回路11に供給する。同じように、周波数混合段5bから出力された周波数混合信号は、垂直偏波中間周波信号増幅器7において周波数混合信号の中の差周波数成分(周波数0.5〜2.55GHz)を選択増幅し、得られた垂直偏波中間周波信号を垂直偏波信号分配器9に供給する。垂直偏波信号分配器9は、垂直偏波中間周波信号を2分し、2分した一方の中間周波信号を2×2選択スイッチ回路10に供給し、他方の中間周波信号を2×1選択スイッチ回路11に供給する。

0027

2×2選択スイッチ回路10は、供給された複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号の中から2つのチャネルの中間周波信号を選択し、選択した2つのチャネル中間周波信号をそれぞれ周波数変換部12の周波数混合段12aと周波数変換部13の周波数混合段13aに供給する。周波数混合段12aは、供給された中間周波信号と局部発振器12bから出力された局部発振信号との周波数混合信号を形成し、周波数混合段13aは、供給された中間周波信号と局部発振器13bから出力された局部発振信号との周波数混合信号を形成する。周波数混合段12aから出力された周波数混合信号は、第3バンドパスフィルタ14によって所定の周波数成分(周波数1.4〜1.75GHz)が選択され、選択された1つの放送チャネル信号が信号合成器16に供給される。また、周波数混合段13aから出力された周波数混合信号は、第4バンドパスフィルタ15によって所定の周波数成分(周波数1.4〜1.75GHz)が選択され、選択された1つの放送チャネル信号が信号合成器16に供給される。信号合成器16は、供給された2つの放送チャネル信号を合成し、合成したそれぞれ1つの放送チャネル信号は、第1出力増幅器17で増幅されて第1信号出力端子24に供給され、第1信号出力端子24からサテライトチャネルルータ(SCR)出力として2つの従来型チューナに供給される。

0028

また、2×1選択スイッチ回路11は、供給された複数チャネルの水平偏波中間周波信号及び複数チャネルの垂直偏波中間周波信号の中から1つのチャネルの中間周波信号を選択し、選択した中間周波信号は周波数変換部18の周波数混合段18aに供給される。周波数混合段18aは、供給された中間周波信号と、局部発振器18bから出力された局部発振信号(周波数2.65GHz)または局部発振器18cから出力された局部発振信号(周波数3.5GHz)とを周波数混合し、その出力に周波数混合信号を形成する。形成された周波数混合信号は、第2出力増幅器19で選択増幅されて1つのチャネルの中間周波信号を発生させ、この1つのチャネルの中間周波信号が第2信号出力端子25に供給され、第2信号出力端子25から1つの従来型チューナに供給される。

0029

この場合、周波数混合段18aに供給される局部発振信号は、選択スイッチ21によって選択された局部発振器18b、18cから供給される局部発振信号であり、選択スイッチ21による選択は、制御端子26に供給される制御信号によって動作するマイコン20の制御によって行われる。また、2×2選択スイッチ回路10及び2×1選択スイッチ回路11のスイッチの切替えや、局部発振器12bの局部発振信号及び局部発振器13bの局部発振信号の各局部発振信号周波数の切替は、第1信号出力端子24に接続される従来型チューナから供給される制御信号によって行われる。

0030

次に、図2は、本発明による衛星放送受信用周波数変換器の他の実施の形態に係わるもので、その要部構成を示すブロック構成図である。

0031

図2に示されるように、この実施の形態による衛星放送受信用周波数変換器(以下、これを第2例周波数変換器という)は、図1に図示された衛星放送受信用周波数変換器(以下、これを第1例周波数変換器という)における周波数変換部(第2周波数変換部)18と、第2出力増幅器19と、マイコン20と、選択スイッチ21と、第2信号出力端子25とからなる第1構成部分に、それと同じ回路構成を持った第2の構成部分を並置したもので、この第2の構成部分は、周波数変換部(第2周波数変換部)27と、第2出力増幅器28と、マイコン29と、選択スイッチ30と、第2信号出力端子31とからなっている。また、第2例変換器は、第1構成部分と第2構成部分とを並置したことにより、第1例変換器で用いていた2×1選択スイッチ回路11に代えて、2×2選択スイッチ回路32を用いているものである。そして、第2例周波数変換器の構成は、前述の構成を除けば、第1例周波数変換器の構成と同じである。このため、図2に図示された第2例周波数変換器の構成については、図1に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付け、これ以上の説明を省略する。

0032

また、第2例周波数変換器における動作は、前記第2構成部分の構成が前記第1構成部分の構成と同じであることから、前記第2構成部分の動作は、前述の前記第1構成部分の動作と同じであり、また、第2例周波数変換器の構成については、前記第2構成部分を有する以外の点について第1例周波数変換器の構成と同じであるので、それらの動作も殆ど同じである。このため、第2例周波数変換器の動作については、これ以上の説明を省略する。

0033

以上のように、これらの実施の形態による衛星放送受信用周波数変換器によれば、いずれのものも、簡素化された構成であって、使用する構成要素を低減しているにも係わらず、広帯域周波数の受信処理を行うことが可能であって、機器の小型化が可能であり、安価に製造できる衛星放送受信用周波数変換器を得ることができるものである。

図面の簡単な説明

0034

本発明による衛星放送受信用周波数変換器の一つの実施の形態に係わるもので、その要部構成を示すブロック構成図である。
本発明による衛星放送受信用周波数変換器の他の実施の形態に係わるもので、その要部構成を示すブロック構成図である。
既知の衛星放送受信用周波数変換器の一例を示すブロック構成図である。

符号の説明

0035

1水平偏波信号増幅器
2垂直偏波信号増幅器
3 第1バンドパスフィルタ
4 第2バンドパスフィルタ
5周波数変換部(第1周波数変換部)
6水平偏波中間周波信号増幅器
7垂直偏波中間周波信号増幅器
8 水平偏波信号分配器
9 垂直偏波信号分配器
10、32 2×2選択スイッチ回路
11 2×1選択スイッチ回路
12 周波数変換部(第3周波数変換部)
13 周波数変換部(第3周波数変換部)
14 第3バンドパスフィルタ
15 第4バンドパスフィルタ
16信号合成器
17 第1出力増幅器
18、27 周波数変換部(第2周波数変換部)
19、28 第2出力増幅器
20、29マイコン
21、30 選択スイッチ
22 水平偏波信号入力端子
23 垂直偏波信号入力端子
24 第1信号出力端子
25、31 第2信号出力端子
26 制御端子

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