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技術 鋏における一対の刃体の枢着装置

出願人 株式会社マテックマツザキ
発明者 松崎邦彦
出願日 2005年5月23日 (15年1ヶ月経過) 出願番号 2005-149577
公開日 2006年12月7日 (13年6ヶ月経過) 公開番号 2006-325655
状態 未査定
技術分野 はさみ、ニッパ
主要キーワード 枢着装置 滑りリング 枢着状態 割り筒 ナット材 テーパ壁 締付け状態 截頭円錐状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年12月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

一対の刃体緩み止めの操作と円滑な回動のための操作を互いに干渉することなく行え、延いては、刃体の良好な枢着(接続)状態を確実に得られる装置を提供する。

解決手段

一方の刃体5に設けた組付け孔6に、頭部2bと割り筒部2aとで成る組付け筒2を嵌挿して前記頭部2bを前記組付け孔6に係止する。前記組付け孔6より突出する前記割り筒部2aを、他方の刃体3に設けたねじ孔4に螺合して前記一対の刃体を互いに回動自在に枢着する。そして、締付けボルト12を前記割り筒部2aの内腔部8に設けた螺旋溝10に前記一方の刃体5側から螺合して、該ボルト截頭円錐状先細にした先端部13を、前記内腔部の先端側のテーパ壁9に圧接させる。

概要

背景

を構成する一対の刃体枢着するには、一対の刃体を交叉させて、両刃体に設けた軸孔を互いに一致させ、該軸孔に枢軸挿通させることを基本構成とし、具体的には、一方の刃体の軸孔を通じて、他方の刃体の軸孔の角形部にボルトの角柱部を嵌合し、該ボルトの先端に前記他方の刃体の軸孔に嵌合したナット材螺合して、該ナット材に設けた凹凸皿ばねを介して前記他方の刃体に圧接させるように締付ける構造のものがある(例えば、特許文献1)。

特開2004−8376号公報

概要

一対の刃体の緩み止めの操作と円滑な回動のための操作を互いに干渉することなく行え、延いては、刃体の良好な枢着(接続)状態を確実に得られる装置を提供する。 一方の刃体5に設けた組付け孔6に、頭部2bと割り筒部2aとで成る組付け筒2を嵌挿して前記頭部2bを前記組付け孔6に係止する。前記組付け孔6より突出する前記割り筒部2aを、他方の刃体3に設けたねじ孔4に螺合して前記一対の刃体を互いに回動自在に枢着する。そして、締付けボルト12を前記割り筒部2aの内腔部8に設けた螺旋溝10に前記一方の刃体5側から螺合して、該ボルトの截頭円錐状先細にした先端部13を、前記内腔部の先端側のテーパ壁9に圧接させる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

一方の刃体に設けた組付け孔に、頭部と割り筒部とで成る組付け筒を嵌挿して前記頭部を前記組付け孔に係止し、前記組付け孔より突出する前記割り筒部を、他方の刃体に設けたねじ孔に螺合してこれら一対の刃体を互いに回動自在に枢着すると共に、締付けボルトを前記割り筒部の内腔部に設けた螺旋溝に前記一方の刃体側から螺合して、該ボルト截頭円錐状先細にした先端部を、前記内腔部の先端側のテーパ壁圧接させた、における一対の刃体の枢着装置

技術分野

0001

本発明は、における一対の刃体枢着装置に関するものである。

背景技術

0002

鋏を構成する一対の刃体を枢着するには、一対の刃体を交叉させて、両刃体に設けた軸孔を互いに一致させ、該軸孔に枢軸挿通させることを基本構成とし、具体的には、一方の刃体の軸孔を通じて、他方の刃体の軸孔の角形部にボルトの角柱部を嵌合し、該ボルトの先端に前記他方の刃体の軸孔に嵌合したナット材螺合して、該ナット材に設けた凹凸皿ばねを介して前記他方の刃体に圧接させるように締付ける構造のものがある(例えば、特許文献1)。

0003

特開2004−8376号公報

発明が解決しようとする課題

0004

前記特許文献1記載の構造のものは、ナット材の締付け強弱によって皿ばねの弾性を利用して、ナット材の緩み止めと刃体の回動の円滑さという相反する効果を期待しなければならない構造のため、両刃体の良好な枢着状態を得るには熟練を要し、また良好な枢着状態を得たとしても、皿ばねの経時変化によって容易に変化し、安定した枢着状態は続かない、という欠点がある。

0005

本発明は、一対の刃体の枢着状態の緩み止めと刃体同士の円滑な回動という相反する操作を互いに干渉することなく得られる枢着装置を得るべく創案したものである。

課題を解決するための手段

0006

一方の刃体に設けた組付け孔に、頭部と割り筒部とで成る組付け筒を嵌挿して前記頭部を前記組付け孔に係止し、前記組付け孔より突出する前記割り筒部を、他方の刃体に設けたねじ孔に螺合してこれら一対の刃体を互いに回動自在に枢着すると共に、締付けボルトを前記割り筒部の内腔部に設けた螺旋溝に前記一方の刃体側から螺合して、該ボルトの截頭円錐状先細にした先端部を、前記内腔部の先端側のテーパ壁に圧接させた構成としたものである。

発明の効果

0007

本発明によれば、組付け筒の割り筒部を他方の刃体のねじ孔に螺合して締め付ければ締め付けるほど、刃体同士は近接し、また、締付け状態を緩めれば緩めるほど刃体同士は互いに開離することになるから、刃体同士の円滑な回動状態は、組付け筒の操作によって容易に行うことができ、また、組付け筒のねじ孔に対する適宜の螺合状態時に締付けボルトを組付け筒に螺合してボルトの先端部を組付け筒側のテーパ壁に圧接させると、該組付け筒部は割り筒部で構成してあるので、わずかに拡開して該組付け筒部の、いわば外周のねじ部が前記ねじ孔の、いわば雌ねじに圧接し、所謂ねじの緩みの防止効果を得ることができる。

0008

従って、刃体同士の確実な枢着状態を得ることができることは勿論、枢着状態の緩み止めと刃体同士の円滑な回動のための各操作を互いに干渉することなく行える枢着装置を提供できる。

0009

図面は本発明に係る、鋏における一対の刃体の枢着装置の一実施例を示し、図1は断面図、図2は組付け筒の一部欠截正面図、図3は組付け筒の底面図、図4は締付けボルトの正面図、図5は締付けボルトの底面図である。

0010

図中、2は割り筒部2aを一方の刃体3(請求範囲の他方の刃体に対応)に設けたねじ孔4に螺合し、頭部2bを他の一方の刃体5(請求範囲の一方の刃体に対応)に設けた組付け孔6に嵌合係止して、前記両刃体3,5を回動自在に枢着した組付け筒で、組付け筒2は、底面をテーパ状にした前記頭部2bの底部側に、筒状体の先端側から軸線に沿うスリット7を四方に設けて構成した前記割り筒2aを突設して成り、内腔部8の前記頭部2b側の一側を大径部8a、割り筒部2a部側の他の一側を小径とし、小径部である割り筒部2a側には漏斗状と成してテーパ壁9を設け、このテーパ壁9部と前記大径部8a間に螺旋溝10を設け、この螺旋溝10と同軸上に位置する雄ねじ11を割り筒部2aの周側に設けたものである。

0011

そして、この組付け筒2を、前記刃体3,5を交叉状に配して互いに一致させた前記ねじ孔4と組付け孔6に滑りリング14を介して前記組付け孔6の大径部6a側から小径部6bへと嵌挿して、小径部6bより突出する割り筒部2aの先端側の雄ねじ11において前記ねじ孔4に螺合、締付けることにより、前記の通り一対の刃体3,5は互いに回動自在に枢着され、鋏体Aが構成される。

0012

図中、12は一対の刃体3,5を回動自在に枢着(接続)した組付け筒2の螺旋溝10に螺合して締付けた締付けボルトで、締付けボルト12は、頭部12aと、先端側を省略して該頭部12a側にねじを設けた螺杆部12bとで成り、螺杆部12bの先端部13を、組付け筒2の内腔部8の先端に形成した前記テーパ壁9とほぼ一致する截頭円錐状の先細状にして構成したもので、組付け筒2の内腔部8に大径部8a側から嵌合し、先端部13がテーパ壁9に圧接するように中間部のねじを前記螺旋溝10に螺合、締付けたものである。

0013

この螺合、締付け状態にあって、組付け筒2は他の一方の刃体5および滑りリング14を介して一方の刃体3にねじ孔4において螺合、締め付けられ、また、締付けボルト12は組付け筒2に螺合し、先端部13が組付け筒2のテーパ壁9に圧接された状態にあるから、一方の刃体3側を固定側として他方の刃体5側が組付け筒2乃至締付けボルト12を中心にして回動する。

0014

また、ねじ孔4に対する組付け筒2の雄ねじ11に対する螺合深度を調節し、その状態位置で、締付けボルト12を螺旋溝10に螺合締付けて、先端部13をテーパ壁9に圧接させて割り筒2a部の先端側拡開してねじ孔壁に圧接させると、前記の状態と同様に両刃対3,5は互いの組付け状態位置を維持して互いに回動自在に枢着され、両刃体3,5間には前記螺合度合に見合う間隙が形成され、刃体3,5間の微調整を行うことができる。

0015

なお、滑りリング14は合成樹脂で構成し、他方の刃体5の組付け筒2に対する接触抵抗を低減させるためである。

図面の簡単な説明

0016

断面図。
組付け筒の一部欠截正面図。
組付け筒の底面図。
締付けボルトの正面図。
締付けボルトの底面図。

符号の説明

0017

2組付け筒
2a割り筒部
2b 頭部
3,5刃体
4 ねじ孔
6 組付け孔
8内腔部
9テーパ壁
10螺旋溝
12 締付けボルト

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