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技術 コンテンツ配信制御システム、情報端末、コンテンツ配信制御装置、コンテンツ配信制御方法、およびプログラム

出願人 株式会社インフォネクスト
発明者 松永敏明
出願日 2005年5月16日 (15年2ヶ月経過) 出願番号 2005-143177
公開日 2006年11月24日 (13年8ヶ月経過) 公開番号 2006-319918
状態 未査定
技術分野 CATV、双方向TV等 双方向TV,動画像配信等 移動無線通信システム 他装置と結合した電話通信 電話通信サービス
主要キーワード 視聴範囲 情報アクセス装置 地上ディジタル放送用 コンテンツ配信制御装置 無線LANアンテナ 流通形 選択チェックボックス 専用コントローラ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

ユーザによる複雑な操作を回避して放送コンテンツの一部分を視聴することができるコンテンツ配信制御システムを提供する。

解決手段

コンテンツサーバ11は、視聴エージェント50から、動画コンテンツの部分を特定するデータを含んだメタデータ51を受信すると、所定のタイミングでそのメタデータ51の概要情報を有するメタデータ情報46を携帯機器19に送信する。携帯機器19は、メタデータ情報46を一覧表示してユーザに選択させ、選択されたメタデータ51に対応する識別IDを配信要求に含ませ、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ11は、携帯機器19から識別IDを受信すると、そのIDに対応するメタデータ51を使って動画コンテンツを編集して編集後動画コンテンツを生成し、これを携帯機器19に配信する。

概要

背景

現在、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)といった携帯機器を含む情報端末の中には、オンデマンド放送コンテンツ動画コンテンツ)をダウンロード再生する機能を備えたものがある。これらの情報端末は、ユーザの指示に基づいて、放送局コンテンツサーバから無線ネットワークを介して放送コンテンツを受信し、LCD(Liquid Crystal Display)およびスピーカ動画および音声をそれぞれ出力することにより、その放送コンテンツを再生する。またさらに、受信した放送コンテンツをメモリ等に記録する機能を備えた情報端末もある。

情報端末に動画を配信するシステムについては、これまでに、いくつかの提案がなされている。たとえば特許文献1には、情報端末装置のユーザの属性に応じて放送コンテンツの再生順が調整される情報提供システムが開示されている。

特開2001−292115号公報

また、特許文献2には、ユーザが家庭テレビジョン装置視聴した際に指定した放送コンテンツを、オンデマンドでそのユーザの携帯端末に送信する情報アクセス装置が開示されている。

特開2004−147336号公報

概要

ユーザによる複雑な操作を回避して放送コンテンツの一部分を視聴することができるコンテンツ配信制御システムを提供する。コンテンツサーバ11は、視聴エージェント50から、動画コンテンツの部分を特定するデータを含んだメタデータ51を受信すると、所定のタイミングでそのメタデータ51の概要情報を有するメタデータ情報46を携帯機器19に送信する。携帯機器19は、メタデータ情報46を一覧表示してユーザに選択させ、選択されたメタデータ51に対応する識別IDを配信要求に含ませ、コンテンツサーバ11に送信する。コンテンツサーバ11は、携帯機器19から識別IDを受信すると、そのIDに対応するメタデータ51を使って動画コンテンツを編集して編集後動画コンテンツを生成し、これを携帯機器19に配信する。

目的

したがって、本発明の目的は、ユーザによる複雑な操作を回避して放送コンテンツの一部分(放送部分)を視聴し、または、放送コンテンツ内の複数の部分を連続的に視聴することができるコンテンツ配信制御システム、情報端末、コンテンツ配信制御装置コンテンツ配信制御方法、およびプログラムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

情報端末コンテンツ配信制御装置とを含むコンテンツ配信制御システムであって、前記情報端末は、所定の編集が行われた編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介して前記コンテンツ配信制御装置に送信する配信要求送信手段と、前記コンテンツ配信制御装置から、前記配信要求に応答して生成された前記編集後動画コンテンツを、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段とを備え、前記コンテンツ配信制御装置は、前記情報端末から送信された前記配信要求を、前記ネットワークを介して受信する配信要求受信手段と、前記配信要求を受信した場合に、前記配信要求から求められたメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し前記編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段と、前記編集後動画コンテンツを、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して前記情報端末に配信するコンテンツ配信手段とを備え、前記メタデータは、前記編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むことを特徴とするコンテンツ配信制御システム。

請求項2

情報端末とコンテンツ配信制御装置とを含むコンテンツ配信制御システムであって、前記情報端末は、所定の編集が行われた編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介して前記コンテンツ配信制御装置に送信する配信要求送信手段と、前記コンテンツ配信制御装置から、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して前記編集後動画コンテンツを受信するコンテンツ受信手段とを備え、前記コンテンツ配信制御装置は、所定のメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し前記編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段と、前記編集後動画コンテンツを記録するコンテンツ記録手段と、前記情報端末から前記ネットワークを介して送信された前記配信要求を受信する配信要求受信手段と、前記配信要求を受信した場合に、前記配信要求から求められたメタデータに対応する前記編集後動画コンテンツを前記コンテンツ記録手段から取得し、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して前記情報端末に配信するコンテンツ配信手段とを備え、前記メタデータは、前記編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むことを特徴とするコンテンツ配信制御システム。

請求項3

編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータが関連づけられている配信要求を、ネットワークを介して送信する配信要求送信手段と、前記メタデータに基づいて、前記編集前動画コンテンツの部分を抽出することによって生成された編集後動画コンテンツを、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段とを備えたことを特徴とする情報端末。

請求項4

編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータが関連づけられている配信要求を、ネットワークを介して受信する配信要求受信手段と、前記配信要求を受信した場合に、前記配信要求から求められたメタデータに基づいて、前記編集前動画コンテンツの部分を抽出し編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段と、前記編集後動画コンテンツを、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して配信するコンテンツ配信手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ配信制御装置。

請求項5

編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータに基づいて、前記編集前動画コンテンツの部分を抽出することによって編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段と、前記編集後動画コンテンツを記録するコンテンツ記録手段と、前記編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介して受信する配信要求受信手段と、前記配信要求を受信した場合に、前記配信要求から求められたメタデータに対応する前記編集後動画コンテンツを前記コンテンツ記録手段から取得し、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して配信するコンテンツ配信手段とを備えたことを特徴とするコンテンツ配信制御装置。

請求項6

情報端末とコンテンツ配信制御装置とを含むコンテンツ配信制御システムで実行されるコンテンツ配信制御方法であって、前記情報端末において、所定の編集が行われた編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介して前記コンテンツ配信制御装置に送信する配信要求送信ステップと、前記情報端末において、前記コンテンツ配信制御装置から、前記配信要求に応答して生成された前記編集後動画コンテンツを、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信ステップと、前記コンテンツ配信制御装置において、前記情報端末から送信された前記配信要求を、前記ネットワークを介して受信する配信要求受信ステップと、前記コンテンツ配信制御装置において、前記配信要求を受信した場合に、前記配信要求から求められたメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し前記編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集ステップと、前記コンテンツ配信制御装置において、前記編集後動画コンテンツを、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して前記情報端末に配信するコンテンツ配信ステップとを備え、前記メタデータは、前記編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むことを特徴とするコンテンツ配信制御方法。

請求項7

情報端末とコンテンツ配信制御装置とを含むコンテンツ配信制御システムで実行されるコンテンツ配信制御方法であって、前記情報端末において、所定の編集が行われた編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介して前記コンテンツ配信制御装置に送信する配信要求送信ステップと、前記情報端末において、前記コンテンツ配信制御装置から、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して前記編集後動画コンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、前記コンテンツ配信制御装置において、所定のメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し前記編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集ステップと、前記コンテンツ配信制御装置において、前記情報端末から送信された前記配信要求を、前記ネットワークを介して受信する配信要求受信ステップと、前記コンテンツ配信制御装置において、前記配信要求を受信した場合に、前記配信要求から求められたメタデータに対応する前記編集後動画コンテンツを、前記編集後動画コンテンツを記録するコンテンツ記録手段から取得し、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して前記情報端末に配信するコンテンツ配信ステップとを備え、前記メタデータは、前記編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むことを特徴とするコンテンツ配信制御方法。

請求項8

コンピュータを、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータが関連づけられている配信要求を、ネットワークを介して送信する配信要求送信手段、および、前記メタデータに基づいて、前記編集前動画コンテンツの部分を抽出することによって生成された編集後動画コンテンツを、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段として機能させるためのプログラム

請求項9

コンピュータを、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータが関連づけられている配信要求を、ネットワークを介して受信する配信要求受信手段、前記配信要求を受信した場合に、前記配信要求から求められたメタデータに基づいて、前記編集前動画コンテンツの部分を抽出し編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段、および、前記編集後動画コンテンツを、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して配信するコンテンツ配信手段として機能させるためのプログラム。

請求項10

コンピュータを、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータに基づいて、前記編集前動画コンテンツの部分を抽出することによって編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段、前記編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介して受信する配信要求受信手段、および、前記配信要求を受信した場合に、前記配信要求から求められたメタデータに対応する前記編集後動画コンテンツを、記編集後動画コンテンツを記録するコンテンツ記録手段から取得し、前記ネットワークと同一または異なるネットワークを介して配信するコンテンツ配信手段として機能させるためのプログラム。

技術分野

0001

この発明は、携帯電話等の情報端末に対して、放送コンテンツを配信するコンテンツ配信制御システムに関する。

背景技術

0002

現在、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)といった携帯機器を含む情報端末の中には、オンデマンドで放送コンテンツ(動画コンテンツ)をダウンロード再生する機能を備えたものがある。これらの情報端末は、ユーザの指示に基づいて、放送局コンテンツサーバから無線ネットワークを介して放送コンテンツを受信し、LCD(Liquid Crystal Display)およびスピーカ動画および音声をそれぞれ出力することにより、その放送コンテンツを再生する。またさらに、受信した放送コンテンツをメモリ等に記録する機能を備えた情報端末もある。

0003

情報端末に動画を配信するシステムについては、これまでに、いくつかの提案がなされている。たとえば特許文献1には、情報端末装置のユーザの属性に応じて放送コンテンツの再生順が調整される情報提供システムが開示されている。

0004

特開2001−292115号公報

0005

また、特許文献2には、ユーザが家庭テレビジョン装置視聴した際に指定した放送コンテンツを、オンデマンドでそのユーザの携帯端末に送信する情報アクセス装置が開示されている。

0006

特開2004−147336号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、携帯機器で放送コンテンツを受信する場合、バッテリー持続時間との関係で2時間程度の連続視聴が行えるというのが現状であり、携帯機器のユーザは、絶えずバッテリーの残り容量を意識しながら、視聴したい放送コンテンツを慎重選別する必要がある。

0008

今後、バッテリー容量の改良やバッテリー使用量の少ない視聴(録画)方法の開発が進めば、視聴時間は次第に延長されるが、このような進化にはある程度の期間が必要であり、早急にこの問題が解消されることはない。

0009

また、情報端末のユーザは通常、放送されるコンテンツ時間毎の内容が事前に分からないために、所望の放送部分を選択するといった操作はできない(このような操作が可能であれば、特に携帯機器でコンテンツを視聴する場合に、その携帯機器が動作可能な残り時間を考慮して操作を行うことができる)。たとえ、所望の放送部分に関する放送時間帯が予め分かっていたとしても、一連の放送コンテンツが、放送局やコンテンツサーバより連続的に配信されている状況では、視聴が不要な部分は、ただ時間が過ぎるのを待っていなくてはならず、所望する部分だけを連続的に視聴することはできない。

0010

また、情報端末側から放送局やコンテンツサーバに対して、視聴が不要な部分をスキップして、所望の放送部分のみを視聴するような指令を、ユーザが毎回送出するようにすることも考えられるが、情報端末のユーザにとっては、極めて煩雑で使い勝手の悪いサービスとなる。

0011

さらに、放送コンテンツを一旦すべて情報端末に録画し、情報端末側で視聴が必要な部分だけを取り出すといった構成も考えられるが、特に携帯機器においては、バッテリー容量や記録装置の容量などの点で制限がある。

0012

したがって、本発明の目的は、ユーザによる複雑な操作を回避して放送コンテンツの一部分(放送部分)を視聴し、または、放送コンテンツ内の複数の部分を連続的に視聴することができるコンテンツ配信制御システム、情報端末、コンテンツ配信制御装置コンテンツ配信制御方法、およびプログラムを提供することにある。

0013

また、本発明のさらなる目的は、携帯機器のバッテリー消費および記録リソースの消費を抑えるように構成したコンテンツ配信制御システム、情報端末、コンテンツ配信制御装置、コンテンツ配信制御方法、およびプログラムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0014

本発明の第1の実施態様は、情報端末とコンテンツ配信制御装置とを含むコンテンツ配信制御システムである。このコンテンツ配信制御システムの情報端末は、所定の編集が行われた編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介してコンテンツ配信制御装置に送信する配信要求送信手段と、コンテンツ配信制御装置から、配信要求に応答して生成された編集後動画コンテンツを、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段とを備えており、一方、コンテンツ配信制御装置は、情報端末から送信された配信要求を、上述のネットワークを介して受信する配信要求受信手段と、配信要求を受信した場合に、配信要求から求められたメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段と、編集後動画コンテンツを、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して情報端末に配信するコンテンツ配信手段とを備える。また、ここで、メタデータは、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含む。

0015

本発明のコンテンツ配信制御システムにより、情報端末のユーザは、情報端末において配信要求をすることによって、動画コンテンツのうち、視聴したい部分だけを取り出して連続的に視聴することができる。コンテンツ配信制御装置は、情報端末から送信された配信要求から、直接的に、あるいは間接的にメタデータを取得し、このメタデータに基づいて動画コンテンツを編集する。メタデータは、たとえば編集前動画コンテンツを基準とした時間の対(開始時間と終了時間)によって、取り出すべき動画コンテンツ部分の場所を特定する。

0016

本発明の第2の実施態様は、情報端末とコンテンツ配信制御装置とを含むコンテンツ配信制御システムである。このコンテンツ配信制御システムの情報端末は、所定の編集が行われた編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介してコンテンツ配信制御装置に送信する配信要求送信手段と、コンテンツ配信制御装置から、編集後動画コンテンツを、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段とを備えており、一方、コンテンツ配信制御装置は、所定のメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段と、編集後動画コンテンツを記録するコンテンツ記録手段と、情報端末から送信された配信要求を、上述のネットワークを介して受信する配信要求受信手段と、配信要求を受信した場合に、配信要求から求められたメタデータに対応する編集後動画コンテンツをコンテンツ記録手段から取得し、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して情報端末に配信するコンテンツ配信手段とを備える。また、ここで、メタデータは、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含む。

0017

本発明のコンテンツ配信制御システムでは、情報端末に配信される編集後動画コンテンツが予め編集され、コンテンツ配信制御装置に記録されている。こうした構成により、情報端末からの配信要求に応答して迅速に編集後動画コンテンツが、その情報端末に配信される。

0018

本発明の第3の実施態様は、前述した第1の実施態様または第2の実施態様に係るコンテンツ配信制御システムにおいて、メタデータが、1つまたは複数のグループ分類され、情報端末が、ユーザの指示に基づいて、ユーザが選択したグループのメタデータを配信要求に関連づけるメタデータ選択手段を有するように構成される。

0019

本発明の第4の実施態様は、前述した第1の実施態様または第2の実施態様に係るコンテンツ配信制御システムにおいて、メタデータが、編集前動画コンテンツを視聴した視聴エージェントによって作成されるように構成される。

0020

本発明の第5の実施態様は、前述した第3の実施態様に係るコンテンツ配信制御システムにおいて、配信要求が、ユーザによって選択されたグループのメタデータを含むように構成される。

0021

また、ここで、上述のコンテンツ配信制御装置は、メタデータを記録する記録手段を有し、配信要求に含まれるメタデータは、コンテンツ配信制御装置から配信されるように構成されうる。

0022

本発明の第6の実施態様は、前述した第3の実施態様に係るコンテンツ配信制御システムにおいて、配信要求が、ユーザによって選択されたグループのメタデータを特定するための識別情報を含み、コンテンツ配信制御装置は、メタデータを記録する記録手段と、識別情報から記録手段内のメタデータを特定するメタデータ特定手段とをさらに有するように構成される。

0023

また、ここで、上述の識別情報は、コンテンツ配信制御装置から配信されうる。

0024

本発明の第7の実施態様は、前述した第1の実施態様または第2の実施態様に係るコンテンツ配信制御システムにおいて、配信要求が、情報端末のユーザによって指定された配信時間をさらに含み、コンテンツ配信手段が、配信時間に基づいて編集後動画コンテンツの配信時間を決定するよう構成すされる。

0025

本発明の第8の実施態様は、前述した第1の実施態様または第2の実施態様に係るコンテンツ配信制御システムにおいて、情報端末が、編集後動画コンテンツを記録する記録手段をさらに有し、編集後動画コンテンツを受信した場合に、当該編集後動画コンテンツを記録手段に記録するよう構成される。

0026

また、ここで、上述の情報端末は、記録手段に記録された編集後動画コンテンツを再生する再生手段をさらに有するように構成されうる。また、前述した第1の実施態様または第2の実施態様に係るコンテンツ配信制御システムでは、情報端末が、編集後動画コンテンツの受信と共に、受信した編集後動画コンテンツを再生する再生手段をさらに有するように構成されうる。

0027

本発明の第9の実施態様は、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータが関連づけられている配信要求を、ネットワークを介して送信する配信要求送信手段と、メタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出することによって生成された編集後動画コンテンツを、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段とを備えるよう構成された情報端末である。

0028

本発明の第10の実施態様は、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータが関連づけられている配信要求を、ネットワークを介して受信する配信要求受信手段と、配信要求を受信した場合に、配信要求から求められたメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段と、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して編集後動画コンテンツを配信するコンテンツ配信手段とを備えるよう構成されたコンテンツ配信制御装置である。

0029

本発明の第11の実施態様は、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出することによって編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段と、編集後動画コンテンツを記録するコンテンツ記録手段と、編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介して受信する配信要求受信手段と、配信要求を受信した場合に、配信要求から求められたメタデータに対応する編集後動画コンテンツをコンテンツ記録手段から取得し、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して配信するコンテンツ配信手段とを備えるよう構成されたコンテンツ配信制御装置である。

0030

本発明の第12の実施態様は、情報端末とコンテンツ配信制御装置とを含むコンテンツ配信制御システムで実行されるコンテンツ配信制御方法である。当該方法は、情報端末において、所定の編集が行われた編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介してコンテンツ配信制御装置に送信する配信要求送信ステップと、情報端末において、コンテンツ配信制御装置から、配信要求に応答して生成された編集後動画コンテンツを、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信ステップと、コンテンツ配信制御装置において、情報端末から送信された配信要求を、上述のネットワークを介して受信する配信要求受信ステップと、コンテンツ配信制御装置において、配信要求を受信した場合に、配信要求から求められたメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集ステップと、コンテンツ配信制御装置において、編集後動画コンテンツを、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して情報端末に配信するコンテンツ配信ステップとを備えている。また、メタデータは、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含む。

0031

本発明の第13の実施態様は、情報端末とコンテンツ配信制御装置とを含むコンテンツ配信制御システムで実行されるコンテンツ配信制御方法である。当該方法は、情報端末において、所定の編集が行われた編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介してコンテンツ配信制御装置に送信する配信要求送信ステップと、情報端末において、コンテンツ配信制御装置から、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して編集後動画コンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、コンテンツ配信制御装置において、所定のメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集ステップと、コンテンツ配信制御装置において、情報端末から送信された配信要求を、上述のネットワークを介して受信する配信要求受信ステップと、コンテンツ配信制御装置において、配信要求を受信した場合に、配信要求から求められたメタデータに対応する編集後動画コンテンツを、編集後動画コンテンツを記録するコンテンツ記録手段から取得し、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して情報端末に配信するコンテンツ配信ステップとを備えている。また、メタデータは、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含む。

0032

本発明の第14の実施態様は、コンピュータを、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータが関連づけられている配信要求を、ネットワークを介して送信する配信要求送信手段、および、メタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出することによって生成された編集後動画コンテンツを、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して受信するコンテンツ受信手段として機能させるためのプログラムである。

0033

本発明の第15の実施態様は、コンピュータを、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータが関連づけられている配信要求を、ネットワークを介して受信する配信要求受信手段、配信要求を受信した場合に、配信要求から求められたメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出し編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段、および、編集後動画コンテンツを、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して配信するコンテンツ配信手段として機能させるためのプログラムである。

0034

本発明の第16の実施態様は、コンピュータを、編集前動画コンテンツの1つ、または複数の部分を特定するデータを含むメタデータに基づいて、編集前動画コンテンツの部分を抽出することによって編集後動画コンテンツを生成するコンテンツ編集手段、編集後動画コンテンツの配信を要求する配信要求を、ネットワークを介して受信する配信要求受信手段、および、配信要求を受信した場合に、配信要求から求められたメタデータに対応する編集後動画コンテンツを、記編集後動画コンテンツを記録するコンテンツ記録手段から取得し、上述のネットワークと同一または異なるネットワークを介して配信するコンテンツ配信手段として機能させるためのプログラムである。

発明の効果

0035

本発明に係るコンテンツ配信制御システム、コンテンツ配信制御方法、およびコンテンツ配信制御装置によって、情報端末を用いて放送コンテンツの一部分を効率よく視聴することができる。特に、携帯機器において放送コンテンツを受信・再生・記録する際に、携帯機器のバッテリー消費および記録リソースの消費は低く抑えられ、また、ユーザによる複雑な操作も不要である。

発明を実施するための最良の形態

0036

最初に、図1を参照して、本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システム10のネットワーク構成について説明する。コンテンツ配信制御システム10は、コンテンツサーバ11、ネットワーク12、および携帯機器19を含む。コンテンツ配信制御システム10は、携帯機器19に加えて、あるいは、携帯機器19に代えて、PC(パーソナルコンピュータ)20を含むように構成することもできるが、ここでは、携帯機器19のみが含まれるように構成されたコンテンツ配信制御システム10を例にとって説明する。

0037

コンテンツサーバ11は、携帯機器19を介してその携帯機器のユーザからの配信指示を受信し、当該配信指示によって特定されたメタデータに基づいてコンテンツを編集し、さらに、こうして編集された(編集後の)コンテンツを、ネットワーク12を介して携帯機器19に対して配信する。ここで、コンテンツは、たとえばテレビ番組映画のような動画を再生するために必要なデータからなる動画コンテンツである。

0038

また、メタデータは、1つまたは複数の動画について、少なくとも一部分を特定するためのデータであるが、詳細については後述する。

0039

ネットワーク12は、コンテンツサーバ11と携帯機器19との間のデータ送受信経路である。ネットワーク12には、動画コンテンツの配信が可能な帯域を有する経路のすべてが含まれる。本発明では、このような経路を所定のものに特定する必要はなく、動画コンテンツの配信が可能である限り、現在または将来使用されるすべてネットワークを使用しうる。また、携帯機器19の場合は、無線ネットワークを介して動画コンテンツを受信することが原則であるが、コンテンツサーバ11と携帯機器19の間の少なくとも一部が有線ネットワークで構成されていてもよい。

0040

図1には、動画コンテンツの配信経路について、現時点における一般的な例(経路Aないし経路E)が挙げられている。

0041

経路Aでは、動画コンテンツは、コンテンツサーバ11から有線ネットワークを介して放送局13に送信され、その後、搬送波により携帯機器19に送られる。この方式の代表的な例は地上波ディジタル放送であり、放送局13は、たとえばOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)といった変調方式を用いて多チャンネル番組のデータを携帯機器19に送信する。また、この例では、コンテンツサーバ11と放送局13の間が、インターネット14以外のネットワークで接続されているが、このネットワークを、少なくとも一部にインターネット14が含まれるネットワークとして構成することもできる。

0042

経路Bでは、コンテンツサーバ11と無線LANアンテナ15の間がインターネット14で接続され、そこから無線LANで動画コンテンツが携帯機器19に提供される。この場合、動画コンテンツは、たとえば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11bのプロトコルを用いて送信される。この方式は、無線LAN(Local Area Network)アンテナ15の配置してあるオフィス内や、無線LANによる接続が可能となっている公衆の場所(ホットスポット)で用いられることが多い。

0043

経路Cでは、コンテンツサーバ11がインターネット14を介してPHS(Personal Handyphone System)などのモバイルネットワーク16に接続され、そこから動画コンテンツが携帯機器19に提供される。コンテンツサーバ11は、インターネット14を介さずにモバイルネットワーク16に接続するようにも構成でき、これが経路Dとして表されている。これらの経路は、携帯電話による音声通話インターネット接続と同様のものである。

0044

経路Eでは、コンテンツサーバ11が地上局17に接続されて、一旦ここに動画コンテンツが送信され、その後、人工衛星18を介して携帯機器19に動画コンテンツが提供される。

0045

携帯機器19は、経路Aで動画コンテンツを受信するには、たとえば地上ディジタル放送用の受信手段を備える必要があり、経路Bの場合は無線LAN用の受信手段を備える必要があり、また、経路Eの場合は、衛星受信用の受信手段が必要になる。経路Cおよび経路Dについては、モバイルネットワーク16からの動画データを受信する受信手段が必要であるが、現在市販されている携帯電話には、この受信手段を備えたものもある。

0046

また、携帯機器19からコンテンツサーバ11に対しては、視聴する動画コンテンツの部分を特定する情報を含んだ配信要求情報が送信される。この情報によって、コンテンツサーバ11が、特定された動画コンテンツをメタデータで編集した後に携帯機器19へ配信し、ユーザにとっては、見たい放送部分だけのVODビデオオンデマンド)が実現される。

0047

このような配信要求情報は、上述の経路Aないし経路Eで送信されうる。また、配信要求情報は、コンテンツサーバ11が動画コンテンツを携帯機器19に配信する経路とは異なる経路でコンテンツサーバ11に送信されてもよい。たとえば、コンテンツサーバ11は、経路Aを介して動画コンテンツを携帯機器19に配信する一方で、経路Dを介して上述の配信要求情報を携帯機器19から受信することができる。

0048

前述のように、携帯機器19に加えて、あるいは、携帯機器19に代えて、PC20を含めるようにできるが、その場合、PC20は通常、図1に示すように、インターネット14を介してコンテンツサーバ11に接続され、結果的に、ネットワーク12がすべて有線ネットワークにより構成されることになる。ただし、前述した携帯機器19が備えるような、無線ネットワークを介して動画コンテンツを受信する手段をPC20が有していれば、ネットワーク12の少なくとも一部に無線ネットワークを含めることができる。

0049

次に、図2ブロック図を参照して携帯機器19の構成について説明する。携帯機器19は、携帯電話やPDAなど、あらゆる携帯型の機器を含むが、図2では、オンデマンドでの放送コンテンツの受信・視聴が可能な携帯電話の構成を例示している。携帯機器19は、アンテナ21、送受信部22、LCD(Liquid Crystal Display)27、表示処理部26、マイク29、スピーカ30、音声処理部28、操作部31、メモリ32、および制御部37を含む。またさらに、送受信部22は、アンテナ共用器23、復調器24、および変調器25を含んでおり、メモリ32には、プログラム33、メタデータ情報34、動画コンテンツ35、および設定データ36が記録されうる。

0050

最初に、携帯機器19を動画コンテンツの受信・視聴端末として使用した場合の、各構成要素の動作について説明する。ユーザが操作部31を用いて所定の操作をすると、制御部37は、メモリ32内のメタデータ情報34を参照して、LCD27にメタデータ情報の一覧を表示させる。その一覧には、各メタデータが、どのような視点で元の動画コンテンツを編集するかについての概要や、配信される編集後の動画コンテンツの再生時間等が示され、ユーザは、その中から、所望の動画コンテンツに対応するメタデータ情報を、再び操作部31を操作して選択する。

0051

操作部31は、たとえば、LCD27に表示されたカーソルをそれぞれ上下左右に移動させるボタンを含んでおり、ユーザはこれらのボタンを適宜押下することにより、メタデータ情報の一覧表示や、メタデータ情報の選択を携帯機器19に指示する。なお、ここでLCD27に表示される画面は、たとえばメタデータ情報表示画面であり、詳細は、図8および図9を参照して後で説明する。

0052

上記の操作により選択されたメタデータ情報に対応する識別IDが、制御部37の制御のもとで、送受信部22の変調器25に送信される。識別IDは、そこで所定の変調方式により変調され、アンテナ21を介してコンテンツサーバ11に送信される。コンテンツサーバ11は、この識別IDを受信すると、これに対応するメタデータを特定し、その特定されたメタデータで編集された動画コンテンツを携帯機器19に向けて配信する。コンテンツサーバ11から配信された動画コンテンツは、携帯機器19のアンテナ21で受信され、復調器24で復調される。ここで、アンテナ共用器23は、復調器24および変調器25でアンテナ21を共用するために設けられている。

0053

その後、受信された動画コンテンツの動画データは、制御部37により表示処理部26に送信され、LCD27に動画として表示される。また、制御部37は、これとともに、動画コンテンツの音声データを音声処理部28に送信し、その結果、スピーカ30から音声が出力される。

0054

こうして、携帯機器19は、コンテンツサーバ11から動画コンテンツを受信して、LCD27およびスピーカ30を用いてその動画コンテンツの再生を行うが、この再生とともに、受信した動画コンテンツのデータのすべて、あるいは一部を、メモリ32内に動画コンテンツ35として記録するように制御することもできる。また、携帯機器19で動画コンテンツを受信する際には再生を行わず、メモリ32内に動画コンテンツを記録するようにしてもよい。こうしてメモリ32に記録された動画コンテンツ35は、その後、携帯機器19において、メモリ32から動画コンテンツ35のデータを取り出すことにより再生することができる。

0055

ここで、メモリ32は、通常、フラッシュメモリのような、書き込み可能で、電源を切っても内容の失われない半導体メモリであるが、特に、大容量の動画コンテンツを記録するために、ハードディスクのような他の記録装置を用いることもできる。

0056

また、コンテンツサーバ11から携帯機器19に送信される動画コンテンツは、たとえば、対応する識別IDを送信した携帯機器19のみが受信(または復調、記録、再生)できるように所定の暗号化がされていることが好ましい。

0057

次に、携帯機器19を携帯電話として使用した場合の、各構成要素の動作について簡単に説明する。また、アンテナ21および送受信部22は、動画コンテンツに関連する送受信と通話に関連する送受信とでは、別のものが用いられるのが普通であるが、ここでは、説明を簡単にするために、アンテナ21および送受信部22が、上述した両方の機能を有するものとして説明する。

0058

アンテナ21は、図1で示すようなモバイルネットワーク16に接続される基地局から入力信号を受信する。受信された信号は、その後、送受信部22の復調器24によって復調され、復調データが制御部37に送信される。逆に、制御部37からのデータは、送受信部22の変調器25によって変調され、アンテナ21から基地局に向けて送出される。アンテナ共用器23は、復調器24および変調器25でアンテナ21を共用するために設けられている。

0059

待ち受け状態では、制御部37が、アンテナ21および復調器24を介して入力信号を受信し、自局に対する着信がないかを調べる。自局に対する着信情報発見されると、制御部37は、音声処理部28を制御して、スピーカ30に着信音を鳴らすためのデータを送信するとともに、表示処理部26を制御して、LCD27に、着信があった旨の表示をさせる。このとき制御部37は、着信音を鳴らす態様を指定するデータや着信音を鳴らすために用いられる音声データ、および、着信があった旨の表示態様やその表示を行うために用いられるデータ等を参照してそれぞれの制御を行う。これらのデータは、ユーザの設定等によって生成され、メモリ32内の設定データ36として記録されている。

0060

ユーザが着信を確認し、操作部31に対して一定の着信操作を行うと、制御部37は、送受信部22および音声処理部28を制御して、携帯機器19を通話状態に設定する。

0061

ユーザが操作部31を操作して、発信を行う場合、制御部は、操作部31の当該操作に応じて、送受信部22および音声処理部28を制御し、携帯機器19を通話状態に設定する。受話時には、アンテナ21からの受話信号に基づいて、音声処理部28が受話音声をスピーカ30から出力するよう制御する。一方、送話時には、マイク29から入力された音声信号が、音声処理部28、制御部37、送受信部22、およびアンテナ21を介して基地局に送出される。

0062

制御部37は、上述した動画コンテンツの受信・視聴や、通話動作において、メモリ32内に記憶されたプログラム33の指示に基づいて動作する。

0063

これまで説明してきた携帯機器19の構成および動作は、一例に過ぎず、本発明に係る携帯機器が、このような構成および動作に限定される訳ではなく、他の構成や動作によっても本発明の有利な効果を奏するようにすることができる。

0064

次に、図3および図4を参照して、コンテンツサーバ11の構成および動作について説明する。図3のブロック図に示すように、コンテンツサーバ11は、メタデータ受信部41、メタデータ情報提供部42、動画編集部43、動画配信部44、および記録装置45を含む。記録装置45には、少なくとも1つのメタデータ51、各メタデータ51に関する情報を含むメタデータ情報46、および動画データベース47が含まれる。動画データベース47には、編集処理の対象となる動画コンテンツが記録されている。これらの動画コンテンツには、自社で製作したコンテンツの他に、他の放送局やコンテンツ製作会社などから購入したコンテンツ等も含まれる。

0065

ここで、図3を参照しながら、図4フローチャートに基づいて、コンテンツサーバ11の動作を説明する。最初に、ステップS10において、メタデータ受信部41が、視聴エージェント50からメタデータ51を受信する。メタデータ51は、視聴エージェント50により生成される。視聴エージェント50は、基本的には、動画コンテンツを実際に視聴する人間である。ただし、メタデータ51が、動画コンテンツの配給サイドから提供される場合も考えられ、動画コンテンツを視聴した人間からのみ得られるものと限定されるわけではない。

0066

視聴エージェント50は、動画コンテンツを視聴し、その一部を特定するためのデータ(メタデータ51)をディジタル化した形でメタデータ受信部41に渡す。メタデータ受信部41は、視聴エージェント50からメタデータ51を受信すると、それを記録装置45内に格納するとともに、メタデータ51の概要を携帯機器19に表示する際に必要となる情報を集めたメタデータ情報46を生成し、記録装置45内に格納する。

0067

メタデータ51は、動画コンテンツの一部を特定するためのデータであるが、そのようなデータの例としては、開始時間と終了時間の対が考えられ、開始時間から終了時間までの動画の部分が、上述の「一部」として特定される。開始時間や終了時間は、実際に視聴エージェント50が動画コンテンツを視聴した時間でもよいし、動画コンテンツの所定位置(たとえば、先頭)からの相対時間であってもよい。また、動画コンテンツの一部を特定するために、フレームを用いることもできる。動画コンテンツは、基本的にはフレームの集合であるため、たとえば、動画コンテンツの先頭からのフレーム番号により、動画コンテンツの位置を特定することができる。またさらに、たとえば、1秒に30フレームの動画コンテンツであれば、時間を秒単位まで指定し、それに加えて、その秒の中でのフレーム番号で動画コンテンツの位置を特定することもできる。

0068

視聴エージェント50は、所定の視点により、視聴した動画コンテンツの一部を特定するメタデータを生成する。たとえば、視聴エージェント50は、動画コンテンツを携帯電話や自宅のテレビジョン装置で視聴し、お勧めの視聴部分の開始時間と終了時間を携帯電話やコンピュータへの入力等によって蓄積し、最終的にメタデータ51とする。このような視聴エージェント50は、複数存在していてもよい。また、視聴エージェント50は、一定の規則性があれば、コンピュータ等により自動的に判定することも可能であり、その場合は、人間ではなく、コンピュータが視聴エージェント50となる。

0069

また、この場合、視聴エージェント50は、少なくとも動画コンテンツのすべてを視聴することが好ましいが、携帯電話を用いて視聴している場合等は、バッテリー容量の制限もあるので、動画コンテンツの所定の範囲内で得られたメタデータをアップロードするようにしてもよい。このような視聴エージェント50を動画コンテンツの視聴範囲を定めて何人か集めることができれば、これらの複数の視聴エージェント50により、1つの動画コンテンツのメタデータを作成することができる。

0070

次に、ステップS11において、メタデータ情報提供部42は、メタデータ受信部41によって記録装置45内に格納されたメタデータ51に関するメタデータ情報46を、携帯機器19に配信する。メタデータ情報46は、それぞれのメタデータ51に関する情報であり、たとえば、識別ID、番組名、概要(ダイジェストされたシーンの内容)、そのシーンの時間等である。携帯機器19は、受信したメタデータ情報46を、前述のように、メモリ32内に記録し、ユーザの所定の操作に応じて、メタデータ情報表示画面に表示する。

0071

このようなメタデータ情報の配信タイミングは、事前に定められたタイミングや条件に基づいて行われてもよいし、携帯機器19のユーザの指示に基づいてされてもよい。また、配信の経路は、携帯機器19が利用可能な経路のいずれかを用いて行われるが、コンテンツサーバ11から動画コンテンツを受信する経路と同じである必要はない。

0072

次に、ステップS12において、動画編集部43が、携帯機器19から、識別IDを受信する。ここで受信する識別IDは、携帯機器19のメタデータ情報表示画面でユーザが選択したメタデータ情報に対応する識別IDであり、これが、コンテンツサーバ11において、メタデータ51と1対1に対応する。

0073

ステップS13において、動画編集部43が、携帯機器19から受信した識別IDに対応するメタデータ51を記録装置45から取得する。その後、動画編集部43は、ステップS14において、記録装置45から取得されたメタデータ51に基づいて動画コンテンツ(編集前動画コンテンツ)を編集する。このとき、そのメタデータ51が対象とする動画コンテンツが特定され、その動画コンテンツが記録装置45内の動画データベース47から取得される。

0074

ステップS15において、動画配信部44が、ステップS14で編集された編集後の動画コンテンツ(編集後動画コンテンツ)を携帯機器19に配信する。

0075

また、動画コンテンツは、視聴エージェント50からメタデータ51を受信した時点(あるいは、その後の適当なタイミング)で編集され、予め記録装置45等に記録されるようにしておき、携帯機器19から識別IDを受信したときに、これに対応する編集後の動画コンテンツを記録装置45から取得し、携帯機器19に配信するようにしてもよい。

0076

なお、視聴エージェント50を一般大衆から募集することもできるが、その場合は、メタデータ51の品質についてある程度のチェックを事前に行うことが望ましい。また、視聴エージェント50によってメタデータ情報46が生成され、メタデータ51の品質や管理の点で問題がなければ、視聴エージェント50から直接、あるいはコンテンツサーバ11を介さずに携帯機器19にメタデータ51やメタデータ情報46を配信するように構成することもできる。

0077

またさらに、図4のフローチャートに示した処理は、すべてコンテンツサーバ11で行われる必要はなく、いくつかのコンピュータを用いて分散処理されてもよい。たとえば、ステップS14の処理とステップS15の処理をコンテンツサーバ11とは別のサーバで行うように設計可能である。この場合、コンテンツサーバ11は、ステップS13で取得したメタデータを別のサーバに送信し、別のサーバは、このメタデータの受信に応答してステップS14の処理とステップS15の処理を実行し、携帯機器19に編集後の動画コンテンツを配信する。

0078

図3および図4に示す例では、コンテンツサーバ11でメタデータ51と、それらの概要情報を有するメタデータ情報46が保持され、所定のタイミングでメタデータ情報46が携帯機器19に送信され、逆に、携帯機器19からはユーザの選択に基づいてメタデータ51の識別ID(メタデータ情報46に含まれる)がコンテンツサーバ11に(配信要求の一部として)送信される。しかしながら、メタデータ51、メタデータ情報46、および識別IDの記録場所や、受け渡しの方法については、上記の他にも様々なバリエーションがある。

0079

たとえば、コンテンツサーバ11がメタデータ51のみを記録する場合、所定のタイミングでそのメタデータ51を携帯機器19に送信し、携帯機器19では、それらのメタデータ51の概要情報を編集してユーザに提供し、ユーザが選択したメタデータ51に対応する識別IDを配信要求に含めてコンテンツサーバ11に送信する。この場合、携帯機器19は、識別IDではなく、ユーザが選択したメタデータ51そのものを配信要求に含めてコンテンツサーバ11に送り返すこともできる。

0080

また、別の例では、携帯機器19は、コンテンツサーバ11以外からメタデータ51を受信し、それらのメタデータ51の概要情報を編集してユーザに提供し、ユーザが選択したメタデータ51を配信要求に含めてコンテンツサーバ11に送信する。

0081

一方、動画コンテンツの編集・配信・再生のタイミングに目を向けると、図3および図4に示す例では、携帯機器19から配信要求があると、そこで動画コンテンツの配信が行われ、その後、編集後動画コンテンツが携帯機器19に配信される。この後は、通常、携帯機器19では、編集後動画コンテンツの受信と並行して、受信した編集後動画コンテンツの再生(ストリーミング再生)が行われる。

0082

しかしながら、このようなタイミングにも様々なバリエーションが考えられる。たとえば、動画配信部44が、編集後動画コンテンツを記録装置45に一旦記録してから携帯機器19に配信するようにしてもよい。編集後動画コンテンツの配信は、たとえば、所定時間の経過後、携帯機器19のユーザによって指定された時間の経過後、あるいは、携帯機器19のユーザによって要求がされたときに行われる。また、動画編集部43と動画配信部44が協働して、編集処理の実行中に、編集後の動画コンテンツを逐次、携帯機器19に配信するよう構成してもよい。

0083

次に、図5を参照して、メタデータ51の構成例について説明する。図5Aに示すメタデータ51Aは、識別ID、番組ID、番組名、開始時間、終了時間、および概要の各項目からなる。識別IDは、1つのメタデータを他のメタデータと区別するためのIDであり、この例では、メタデータ51Aに対して、1つのID「0011」が付与されている。番組IDと番組名は、動画コンテンツの番組内容に対応して付与されたものであり、この例では、番組IDが「43001」の番組名は「野球中継Gvs.T」であり、番組IDが「45020」の番組名は「野球中継Svs.C」である。なお、番組名については、必ずしも視聴エージェント50によって提供される必要はない。コンテンツサーバ11のメタデータ受信部41が、視聴エージェント50から受信した番組IDを用いて検索し、そのタイミングで番組名をメタデータ51に追加するように構成することもできる。

0084

開始時間は、動画コンテンツの部分の始まりを動画コンテンツの先頭からの時間(相対時間)で表したものであり、この例では、時分秒で表され、それぞれがコロン「:」で区切られている。終了時間は、動画コンテンツの部分の終わりを相対時間で表したものであり、この例では、開始時間と同様、時分秒で表され、それぞれがコロン「:」で区切られている。概要は、そのメタデータが、番組のどのような部分を抽出しているかについての概要を示したものである。この例では、1つの番組に対して1つの概要が設定されているが、後の実施例で説明するように、開始時間と終了時間で特定された番組の部分ごとに、1つの概要が設定される場合もある。

0085

このメタデータ51A(識別ID=0011)は、2つの番組を含んだメタデータであり、番組ID「43001」については、それぞれの開始時間から終了時間までで表される5つの部分を含み、番組ID「45020」については、それぞれの開始時間から終了時間までで表される3つの部分を含む。

0086

図5Bに示すメタデータ51Bも、メタデータ51Aと同様、識別ID、番組ID、番組名、開始時間、終了時間、および概要の各項目からなり、2つの番組を含んだメタデータである。ただし、この例では、開始時間および終了時間が、時分秒+フレーム番号で表され、時分、分秒の間はそれぞれコロン「:」で区切られ、秒とフレーム番号の間はピリオド「.」で区切られている。フレーム番号は、その時分秒において何番目のフレームであるかを示している。

0087

図6に示すメタデータ51Cは、識別ID、番組ID、番組名、開始時間、終了時間、概要の他に、編集内容という項目を含んでいる。この例では、開始時間と終了時間は、実際に視聴エージェント50が視聴した時間(上記相対時間に対して絶対時間と称する)で表されている。

0088

編集内容には、対応する動画コンテンツの部分をどのように編集するかの指示内容が含まれている。この例では、動画コンテンツのすべての部分が網羅されており、元の動画コンテンツからカットする部分は「カット」というテキストが設定され、そのまま残して編集する部分は「そのまま」というテキストが設定されている。これに対し、メタデータ51Aとメタデータ51Bには、そのまま残して編集する部分のみが含まれており、含まれていない部分はカットするという意味が内包されている。

0089

メタデータ51Cの編集内容の記載に、数字等を用いれば、再生する順序を指定することもできる。これに対し、メタデータ51Aとメタデータ51Bには、画像コンテンツの各部分は、指定された順序で再生するという意味が内包されている。

0090

図5および図6に示したメタデータは、それぞれ1つのグループ(識別ID)からなるメタデータを含むものであるが、一般的には、同時に複数のグループのメタデータを格納するように構成される。ユーザは、後で図9図10、および図12で示すように、配信要求を行う際、このようなグループ単位で、あるいはそれより小さな単位でメタデータを選択する。

0091

図7は、図3に示すコンテンツサーバ11の動画編集部43が、図6に示すメタデータ51Cを読み込んで編集処理する場合の態様について表してある。編集前動画データ71は、時間、19:00:00から始まる、一連の動画コンテンツである。ここでは、メタデータ51Cの編集内容が「そのまま」となっている部分のみがそのままの順序で残される(すなわち、その部分が抽出される)ように編集されるので、図7の編集前動画データ71のうち、斜線部のみが残されるように編集される。編集後動画データ72は、編集の結果得られる動画データであり、上述のように、上記斜線部のみがそれらの順序関係を維持したまま、新たな編集後動画データとして残されている。

0092

図7に示すような編集処理は、図5Bのメタデータ51Bを読み込むことによっても同様に実現される。また、メタデータ51Cの編集内容に、再生する順序を示す数字が記載されている場合は、たとえば、その数字が昇順に並ぶように、対応する動画コンテンツの部分が並び替えられて編集後動画データ72が生成される。

0093

次に、図8を参照して、メタデータ情報46の構成例について説明する。図8のメタデータ情報46Aの各行は、識別ID、番組名、概要、および時間の各項目を有している。識別IDは、メタデータ51を識別するためのIDであり、この項目により、メタデータ情報46とメタデータ51との対応付けがなされる。

0094

番組名は、編集の元となる動画コンテンツの番組名である。図5Aのメタデータ51Aや図5Bのメタデータ51Bの例のように、1つのメタデータ51が2つ以上の番組を対象とする場合もあり、そのような場合には、図8の識別ID=0001のように、1つの識別IDに対して複数の番組名が存在する。概要は、メタデータ51に含まれる概要であり、どのように動画コンテンツの部分を抽出したかの視点を表すものであり、たとえば、図8に示す識別ID=0002のレコードに対応するメタデータ51は、番組「野球中継Gvs.T」のうち、得点シーンだけを集めたものである。また、時間は、この場合、分単位で編集後の動画コンテンツの合計時間を示している。合計時間は、たとえば、コンテンツサーバ11のメタデータ情報提供部42が、メタデータ51から算出する。

0095

この実施形態においては、メタデータ情報46が携帯機器19に提供されるが、メタデータ51そのものを携帯機器19に送信して、後述のメタデータ情報表示画面を生成してもよい。

0096

また、メタデータ情報46は、最終的には、メタデータ51を識別可能であればいいので、図8に示す識別IDのみで構成されてもよい。ただし、携帯機器19のユーザが、そのメタデータの内容を把握可能であることが望ましいので、メタデータ情報46が、少なくとも識別IDと、番組名または概要を含むことが望ましい。番組名や概要によってメタデータ51が識別できるのであれば、その項目だけがメタデータ情報46に含まれるように設計することもできる。

0097

次に、図9を参照して、メタデータ情報表示画面の例について説明する。図9のメタデータ情報表示画面80は、携帯機器19のユーザがメタデータ情報の表示を指示した場合に、携帯機器19のLCD27に表示される。メタデータ情報表示画面80には、メタデータ情報46の項目81(すなわち、識別ID、番組名、概要、および時間)が示され、さらに、それぞれのメタデータ情報46のレコードに対して選択チェックボックス82が示されている。

0098

携帯機器19のユーザは、概要等から視聴したい動画コンテンツを決定し、それに対応する選択チェックボックス82を、操作部31のボタンを押下するなどの操作によりチェックし、その後、送信ボタン83を、同様に操作部31のボタン等を用いて押下する。これにより、チェックされたメタデータ情報46の識別IDが、ネットワーク12を介してコンテンツサーバ11に送信され、これが配信要求情報となる。コンテンツサーバ11は、この配信要求情報に応答して、対応する編集後の動画コンテンツを携帯機器19に配信する。

0099

また、図9の識別ID=0001のメタデータ情報46は、図8の識別ID=0001のメタデータ情報に対応し、2つの番組が含まれる。このように、1つの識別ID(メタデータ情報)を、複数の番組に対応付けることも可能である。またさらに、複数の選択チェックボックス82を同時にチェックすることも可能であり、その場合は、チェックされた識別IDのすべてがコンテンツサーバ11に送信され、コンテンツサーバ11は、その識別IDに対応する複数の編集後動画コンテンツを携帯機器19に配信する。

0100

図10は、メタデータ情報表示画面の別の例を示すものである。図10のメタデータ情報表示画面90は、図9のメタデータ情報表示画面80と同様に、携帯機器19のユーザがメタデータ情報の表示を指示した場合等に、携帯機器19のLCD27に表示される。メタデータ情報表示画面90には、図9のメタデータ情報表示画面80と同様に、項目91、選択チェックボックス92、および送信ボタン93が示されるが、その他に、配信時刻入力領域94が設けられている。

0101

この配信時刻入力領域94に日時を指定して、送信ボタン93を押下することにより、指定された日時に、選択チェックボックス92でチェックされた識別IDに対応する編集後動画コンテンツが、コンテンツサーバ11から携帯機器19に配信される。この指定は、携帯機器19でコンテンツサーバ11からの動画コンテンツをすべて受信・記録した後で、その動画コンテンツの再生が行われるような構成において特に有効である。

0102

携帯機器19のユーザは、たとえば、配信時刻入力領域94に深夜の時間を指定しておくことにより、夜間に、指定した識別IDに対応する動画コンテンツが携帯機器19に配信され、翌日の日中には、その動画コンテンツを視聴することができる。こうした日時の指定は、ユーザが直接、操作部31を操作して入力することもできるし、所定の候補から選択することもできる。また、このような指定を、図10に示すようなメタデータ情報表示画面で行わずに、別途指定画面等を設けて指定しておくこともできる。

0103

編集後動画コンテンツの配信時刻は、指定された配信時刻に基づいて決定されるが、当該配信が、指定された配信時刻から開始されてもよいし、編集後動画コンテンツの容量を考慮して指定された配信時刻に終了するように開始されてもよい。これらのバリエーションは、システムの設計により様々なパターンが考えられる。

0104

次に、図11を参照して、メタデータ情報の別の構成について説明する。メタデータ情報46Bの各行は、図8のメタデータ情報46Aと同様、識別ID、番組名、概要、および時間の各項目を有しているが、識別IDは、必要に応じて階層的に構成され、図11の例では、4桁の数字、あるいは上4桁の数字+枝番3桁の形で表現される。

0105

識別IDが4桁の数字のみで表される場合は、図8のメタデータ情報46Aと同じであるが、枝番を有している識別IDは、そのメタデータが、さらに細分化されたシーンとして把握されうることを示している。たとえば、図11の例では、識別IDの上4桁の数字=0002は、さらに枝番001〜022を有し、番組内の特定のシーンに対応付けられている。

0106

また、メタデータ情報46Bの識別ID(の上4桁)=0001に対応付けられたメタデータは、実質的に2つの番組にわたる放送部分を含むように構成されている。

0107

図12は、上述のメタデータ情報46Bを用いたメタデータ情報表示画面の例を示すものである。図12のメタデータ情報表示画面100は、図9のメタデータ情報表示画面80と同様に、携帯機器19のユーザがメタデータ情報の表示を指示した場合等に、携帯機器19のLCD27に表示される。メタデータ情報表示画面100には、図9のメタデータ情報表示画面80と同様に、項目101、選択チェックボックス102、および送信ボタン103が示されているが、たとえば、識別IDの上4桁=0002のメタデータ情報46については、さらに細分化されて、枝番001〜022のシーンの概要と時間が表示され、その各シーンに対応した選択チェックボックス102が示されている。

0108

したがって、携帯機器19のユーザは、識別IDの上4桁=0002のような表示のメタデータ情報46については、符号101Aで示される行の選択チェックボックス102を選択することで、図9のメタデータ情報表示画面80や図10のメタデータ情報表示画面90に示した場合と同様の態様で動画コンテンツを視聴するように指定することができ、その一方で、枝番001〜022が示されている、符号101Bで示される行の選択チェックボックス102を1つあるいは複数選択することで、メタデータ情報46が表す番組部分の一部に対応する動画コンテンツを視聴するように指定することができる。

0109

このことは、携帯機器19のバッテリーの残りが僅かで視聴可能時間が短時間に限られている場合や、動画コンテンツを一旦録画した後で視聴しようとするときに、携帯機器19の記録容量があまり残っていない場合に、特に有効である。

0110

また、たとえば、識別IDの上4桁=0001のメタデータ情報46を、番組名ごとに細分化して、それぞれ別個に選択できるように構成することもできる。

0111

次に、図13を参照して、本発明のコンテンツ配信制御システム10のコンテンツサーバ11に用いられるコンピュータのハードウエア構成の例について説明する。このコンピュータ120は、コンテンツサーバ11として機能するコンピュータの代表的な構成を例示したにすぎない。

0112

コンピュータ120は、CPU121、メモリ122、音声出力装置123、ネットワークインタフェース124、ディスプレイコントローラ125、ディスプレイ126、入力機器インタフェース127、キーボード128、マウス129、外部記憶装置130、外部記録媒体駆動装置131、およびこれらの構成要素を互いに接続するバス132を含んでいる。

0113

CPU121は、コンピュータ120の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で、本発明に係るコンテンツ配信制御システム10のプログラムの実行を可能とする。

0114

メモリ122は通常、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)、および揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)から構成される。ROMには、コンピュータ120の起動時に実行されるプログラム等が格納される。RAMには、CPU121で実行される上述のプログラムや、それらのプログラムが実行中に使用するデータが一時的に格納される。

0115

音声出力装置123は、たとえば、スピーカ等の機器であり、音声出力時や動画の再生時に音声データを受け取り、音声を出力する。

0116

ネットワークインタフェース124は、ネットワーク140に接続するためのインタフェースである。ネットワーク140は、図1に示したネットワーク12に対応し、より具体的には、インターネットやイントラネット等のネットワークに対するインタフェースである。また、図3に示した視聴エージェント50からメタデータ51を受信するためのネットワークに対するインタフェースも含まれ、たとえば、視聴エージェント50とコンピュータ120(コンテンツサーバ11)は、インターネットを介して接続される。

0117

ディスプレイコントローラ125は、CPU121が発行する描画命令を実際に処理するための専用コントローラである。ディスプレイコントローラ125で処理された描画データは、一旦グラフィックメモリに書き込まれ、その後、ディスプレイ126に出力される。ディスプレイ126は、たとえば、LCDやCRTで構成される表示装置である。

0118

入力機器インタフェース127は、キーボード128やマウス129から入力された信号を受信して、その信号パターンに応じて所定の指令をCPU121に送信する。

0119

外部記憶装置130は、たとえば、ハードディスクドライブ(HDD)のような記憶装置であり、この装置内には上述したプログラムやデータが記録され、実行時に、必要に応じてそこからメモリ122のRAMにロードされる。また、図3に示す記録装置45に対応し、メタデータ51や動画データベース47がこの外部記憶装置130内に記録される。

0120

外部記録媒体駆動装置131は、CD(Compact Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型の外部記録媒体150の記録面にアクセスして、そこに記録されているデータを読み取る装置である。外部記録媒体150には、本発明に係るコンテンツ配信制御システム10を実現するためのプログラムも記録することが可能である。外部記録媒体150に記録されているデータは、外部記録媒体駆動装置131を介して外部記憶装置130に格納され、プログラムであれば、実行時にメモリ122のRAMにロードされうる。

0121

また、本発明に係るコンテンツ配信制御システム10を実現するためのプログラムの他の流通形態としては、ネットワーク上の所定のサーバから、ネットワーク140およびネットワークインタフェース124を介して外部記憶装置130に格納されうる。こうして格納されたプログラムは、上記と同様に、実行時にメモリ122のRAMにロードされ、実行される。

0122

本発明に係るコンテンツ配信制御システム10のコンテンツサーバ11に関しては、基本的に、上述の音声出力装置123、ディスプレイコントローラ125、ディスプレイ126、入力機器インタフェース127、キーボード128、およびマウス129は必須の構成要素ではない。

0123

また、図1に示したPC20も、基本的に図13で示した各構成要素を備え、動画コンテンツを視聴するためには、音声出力装置123、ディスプレイコントローラ125、およびディスプレイ126が必要であり、配信要求の送信や動画コンテンツの視聴操作のために、入力機器インタフェース127、キーボード128、およびマウス129等が必要となる。

図面の簡単な説明

0124

本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムのネットワーク構成の概要を表す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムの携帯機器に関する機能概要とハードウエア構成を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムのコンテンツサーバに関する機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムのコンテンツサーバの処理概要を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムにおいて使用されるメタデータの例を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムにおいて使用されるメタデータの例を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムにおいて行われる動画コンテンツの編集処理の概要を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムにおいて使用されるメタデータ情報の例を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムのメタデータ情報表示画面の例を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムのメタデータ情報表示画面の別の例を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムにおいて使用されるメタデータ情報の別の例を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムのメタデータ情報表示画面の別の例を示す略線図である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ配信制御システムのコンテンツサーバを構成するコンピュータのハードウエア構成の例を示す略線図である。

符号の説明

0125

10・・・コンテンツ配信制御システム、11・・・コンテンツサーバ、12・・・ネットワーク、13・・・放送局、14・・・インターネット、15・・・無線LANアンテナ、16・・・モバイルネットワーク、17・・・地上局、18・・・人工衛星、19・・・携帯機器、20・・・PC、21・・・アンテナ、22・・・送受信部、23・・・アンテナ共用器、24・・・復調器、25・・・変調器、26・・・表示処理部、27・・・LCD、28・・・音声処理部、29・・・マイク、30・・・スピーカ、31・・・操作部、32・・・メモリ、33・・・プログラム、34・・・メタデータ情報、35・・・動画コンテンツ、36・・・設定データ、37・・・制御部、41・・・メタデータ受信部、42・・・メタデータ情報提供部、43・・・動画編集部、44・・・動画配信部、45・・・記録装置、46・・・メタデータ情報、47・・・動画データベース、50・・・視聴エージェント、51・・・メタデータ、120・・・コンピュータ、121・・・CPU、122・・・メモリ、123・・・音声出力装置、124・・・ネットワークインタフェース、125・・・ディスプレイコントローラ、126・・・ディスプレイ、127・・・入力機器インタフェース、128・・・キーボード、129・・・マウス、130・・・外部記憶装置、131・・・外部記録媒体駆動装置、132・・・バス、140・・・ネットワーク、150・・・外部記録媒体

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