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技術 電気音響変換器用振動板

出願人 フォスター電機株式会社
発明者 白川英俊市川一浩品川裕司
出願日 2005年5月12日 (15年9ヶ月経過) 出願番号 2005-139218
公開日 2006年11月24日 (14年2ヶ月経過) 公開番号 2006-319588
状態 拒絶査定
技術分野 電気機械変換器用振動板
主要キーワード 抄造物 マイカ鱗片 ピストンモーション 振動板基材 音響変換器用振動板 電気音響変換器用振動板 分割共振 内部損失
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年11月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

発泡マイカ製振動板音質を改善し、WF用に限らずフルレンジ用のスピーカとしても使用可能とした電気音響変換器用振動板を提供する。

解決手段

発泡マイカ製の振動板基材の少なくとも一方の表面にスキン層を設け、各種物性を向上させ、中高域の音質を改善し、フルレンジ用スピーカにも使用可能とした。

概要

背景

振動板に要求される物性としては、例えば高弾性で適度な内部損失を有し、剛性を有し、かつ軽量であることなどが要望される。

振動板の軽量化を図るために振動板を発泡構造としたものがある。

この種の振動板としては、例えば特開昭60−41397に示されているように、細マイカ鱗片パルプ繊維合成繊維等からなる抄造物を加熱するなどして多泡構造としたものがある。
特開昭60−41397

概要

発泡マイカ製の振動板の音質を改善し、WF用に限らずフルレンジ用のスピーカとしても使用可能とした電気音響変換器用振動板を提供する。 発泡マイカ製の振動板基材の少なくとも一方の表面にスキン層を設け、各種物性を向上させ、中高域の音質を改善し、フルレンジ用スピーカにも使用可能とした。

目的

この発明は発泡マイカ製の振動板の音質を改善し、WF用に限らずフルレンジ用のスピーカ用としても使用可能とした電気音響変換器用振動板を提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

発泡マイカ製振動板基材の少なくとも一方の表面にスキン層を設けたことを特徴とする電気音響変換器用振動板

請求項2

請求項1記載の電気音響変換器用振動板において、前記スキン層は金属箔または熱可塑性樹脂からなることを特徴とする電気音響変換器用振動板。

技術分野

0001

この発明は音響機器一種であるスピーカの如き電気音響変換器用振動板、さらに詳しくは発泡マイカ製の電気音響変換器用振動板に関する。

背景技術

0002

振動板に要求される物性としては、例えば高弾性で適度な内部損失を有し、剛性を有し、かつ軽量であることなどが要望される。

0003

振動板の軽量化を図るために振動板を発泡構造としたものがある。

0004

この種の振動板としては、例えば特開昭60−41397に示されているように、細マイカ鱗片パルプ繊維合成繊維等からなる抄造物を加熱するなどして多泡構造としたものがある。
特開昭60−41397

発明が解決しようとする課題

0005

上記のようないわゆる発泡マイカ基体とする振動板は紙製の振動板と比較すると、比重曲げ剛性については優れた材料であるが、その構造が多泡構造の中空であるため、ピストンモーション域では良好であるが、分割共振域での音質に問題があった。

0006

この発泡マイカ製の振動板は前述の理由により、主にWF用の振動板に使用されていた。

0007

この発明は発泡マイカ製の振動板の音質を改善し、WF用に限らずフルレンジ用のスピーカ用としても使用可能とした電気音響変換器用振動板を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0008

請求項1記載の発明によれば、発泡マイカ製の振動板基材の少なくとも一方の表面にスキン層を設けた構成とし、上記目的を達成している。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の電気音響変換器用振動板において、前記スキン層は金属箔または熱可塑性樹脂からなることを特徴とする。

発明の効果

0009

請求項1、2記載の本発明の振動板によれば、発泡マイカ製の振動板基材の表面にスキン層を設けたため、表面の音波伝搬が良くなり、中高域の音質を改善でき、また、ヤング率音速比曲げ剛性、tanδ等が向上したため、高域伸びが良くなり、かつ再生周波数帯域が広くなり、WF用のみに限らず、フルレンジ用のスピーカにも適用することができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、図面に沿って本発明の実施例を説明する。

0011

[実施の形態1]
図1は本発明にかかる電機音響変換器用振動板の実施例の概略断面図を示す。

0012

図中1は発泡マイカ2を含んでなる振動板基材である。

0013

この振動板基材1は所望の物性を得るために発泡マイカ2以外に必要に応じ樹脂、合成繊維等の適宜の材料が所望量混入され構成される。

0014

3は振動板基材1の少なくとも一方の面に積層されたスキン層である。

0015

このスキン層3としては例えばアルミニウム箔のような金属箔が用いられ、接着剤により振動板基材1の表面に貼り合わせられる。

0016

図示の実施例では振動板基材1の両面にそれぞれスキン層3が貼り合わされている。

0017

図2は従来のスキン層のない発泡マイカ製の振動板と本発明品のヤング率の測定結果を示す。Aが従来品、Bが本発明品であり、ヤング率も向上した。

0018

図3は同様に音速の測定結果、図4は比曲げ剛性、図5はtanδの測定結果であり、いずれも従来品Aに比べ本発明品Bの方が、音速、比曲げ剛性、tanδがともに向上した。

0019

図6は本発明品Bの周波数特性を示す。本発明品では振動板基材1の表面にアルミニウム箔のような金属箔を貼り合わせてスキン層3を形成することで、表面の音波の伝搬を良くすることができ、中高域の音質を改善できた。

0020

なお、スキン層3としては金属箔以外に、ポリイミド樹脂フィルムのような熱可塑性樹脂フィルムを用いても良く、この場合もほぼ同様の結果を得ることができる。

図面の簡単な説明

0021

本発明の実施例にかかる電機音響変換器用振動板の概略断面図を示す。
従来品と本発明品とのヤング率の測定結果を示す。
従来品と本発明品との音速の測定結果を示す。
従来品と本発明品との比曲げ剛性の測定結果を示す。
従来品と本発明品とのtanδの測定結果を示す。
本発明品の周波数特性を示す。

符号の説明

0022

1振動板基材
2発泡マイカ
3スキン層
A 従来品
B 本発明品

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