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技術 医療廃棄物処理管理システム

出願人 株式会社環境システム
発明者 藤村拓也
出願日 2005年7月11日 (14年9ヶ月経過) 出願番号 2005-201452
公開日 2006年11月24日 (13年5ヶ月経過) 公開番号 2006-318440
状態 拒絶査定
技術分野 ゴミの収集移送 固体廃棄物の処理 特定用途計算機 医療・福祉事務
主要キーワード 廃棄プロセス 廃棄物処理容器 清掃作業者 廃棄物収集車 医療関係機関 容器番号 点滴パック 収集車両
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年11月24日)のものです。
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図面 (14)

課題

医療廃棄物分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスの管理が容易な医療廃棄物処理管理システムを提供する。

解決手段

医療廃棄物の分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスにおける作業者や車両に個別の識別番号を付与して廃棄プロセス管理装置の識別番号登録テーブルに予め登録しておく。各廃棄処理プロセスごとに、廃棄物処理容器に付与してある固有容器番号廃棄物管理票管理票番号を端末機読み取り、当該廃棄プロセスに応じて付与されている識別番号とともに廃棄プロセス管理装置に送信する。それを受信した廃棄プロセス管理装置が時間情報を付加して関連付けし、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶手段に記憶する。データ判定手段により、この廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブルや廃棄プロセスデータと照合することによって当該廃棄プロセスの正否を判定し、判定情報を生成して当該端末機に返送する。

概要

背景

産業廃棄物の処理を委託する際、マニフェストと呼ばれる管理票に産業廃棄物の排出事業者が産業廃棄物の名称、数量、運搬業者名、処分業者名などを記入することが義務づけられており、このマニフェストによって産業廃棄物の廃棄処理の流れを把握・管理するマニフェスト制度導入されており、産業廃棄物が処理されたことを最後までチェックし、不適正な処理による環境汚染の防止や不法投棄の未然防止を図っている。

この産業廃棄物は医療関係機関からも排出されており、その中に感染の危険性がある廃棄物、例えば、手袋ガーゼ注射針メス血液バッグなど、いわゆる感染性廃棄物日常的に排出されるため、感染性廃棄物を含む廃棄物(以下、医療廃棄物)の処理を最後までチェックして管理する適切なしくみを構築することが求められている。

この医療廃棄物は、医療従事者によって廃棄物処理容器分別され、清掃作業者が廃棄物処理容器を回収し、搬出されるまでの間、保管責任者の管理下で所定の場所に保管されており、収集運搬業者が医療関係機関から廃棄物処理容器を収集し、所定の中間処理事業者まで運搬され、所定の廃棄処理が施され、再び収集運搬業者によって収集・運搬され、最終処理事業者よって最終的に処分されている。

このような医療廃棄物を上述したマニフェスト(管理票)によって管理することはできるが、マニフェストの偽造改竄が行われ、処理しきれない医療廃棄物の不法投棄、不正流出が行われているという問題が発生している。

そこで、医療廃棄物の廃棄処理プロセスを把握・管理するための様々な方法やシステム考案されており、例えば、医療機関から廃棄物処理場までの間、医療廃棄物又は梱包容器にマニュフェスト情報を保存した電子媒体Mを添付して、医療廃棄物を流通させ、医療廃棄物が始点から終点まで適正に運搬されたことを確認できるように構成し、マニュフェスト情報を始点及び終点から管理機関に送信し、そこで医療廃棄物そのものと電子媒体Mに保存されたマニフェスト情報マッチングすることにより、運搬が適法に終了したことと、マニュフェスト情報の迅速な検索を行うことができる医療廃棄物の管理方法などが考案されている(特許文献1参照)。
特開2002−297748号公報(第3−6頁、図1)

概要

医療廃棄物の分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスの管理が容易な医療廃棄物処理管理システムを提供する。 医療廃棄物の分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスにおける作業者や車両に個別の識別番号を付与して廃棄プロセス管理装置の識別番号登録テーブルに予め登録しておく。各廃棄処理プロセスごとに、廃棄物処理容器に付与してある固有容器番号廃棄物管理票の管理票番号を端末機読み取り、当該廃棄プロセスに応じて付与されている識別番号とともに廃棄プロセス管理装置に送信する。それを受信した廃棄プロセス管理装置が時間情報を付加して関連付けし、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶手段に記憶する。データ判定手段により、この廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブルや廃棄プロセスデータと照合することによって当該廃棄プロセスの正否を判定し、判定情報を生成して当該端末機に返送する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

医療廃棄物を収容するための廃棄物処理容器に付与する固有容器番号と、医療廃棄物の所定の廃棄プロセスを実行する個人や車両などに個別に付与する識別番号と、前記廃棄物処理容器に添付される廃棄物管理票に付与してある管理票番号とによって医療廃棄物の廃棄処理プロセスを管理する医療廃棄物処理管理システムであって、前記容器番号や前記管理票番号を読み取ることができるデータ読み取り手段を有し、該データ読み取り手段で読み取った前記容器番号や前記管理票番号を前記識別番号とともに送信することができるデータ通信手段を備えた端末機と、前記識別番号が登録してある識別番号登録テーブルを有し、前記端末機から送信されてくるデータを記憶することができるデータ記憶手段と、前記識別番号登録テーブルに登録されている識別番号や前記データ記憶部に記憶してあるデータに基づき、前記所定の廃棄プロセスの正否を判定することができるデータ判定手段とを備えた廃棄プロセス管理装置から構成され、前記所定の廃棄プロセスごとに、前記端末機のデータ読み取り手段によって、前記廃棄物処理容器に付与されている前記容器番号を読み取り、また、該廃棄物処理容器に前記廃棄物管理票が添付されている場合には該廃棄物管理票に付与されている前記管理票番号を読み取り、該読み取った容器番号や管理票番号を当該廃棄プロセスに応じて付与されている前記識別番号とともに前記廃棄プロセス管理装置に対して送信し、前記廃棄プロセス管理装置は、前記端末機から送信された前記容器番号、前記管理票番号、前記識別番号に時間情報を付加して関連付けした廃棄プロセスデータを前記データ記憶手段に記憶し、前記データ判定手段により、該記憶した廃棄プロセスデータを前記識別番号登録テーブルや前記データ記憶手段に記憶してある廃棄プロセスデータと照合することによって当該廃棄プロセスの正否を判定し、該判定に応じた判定情報を生成して当該端末機に返送することを特徴とする医療廃棄物処理管理システム。

請求項2

更に、前記端末機から送信される前記容器番号、前記管理票番号、前記識別番号を受信して記憶し、前記廃棄プロセス管理装置に転送することができる機能を備えた廃棄物データ管理機器を加えた構成とし、前記所定の廃棄プロセスに応じて、前記端末機と前記廃棄プロセス管理装置の間で行われるデータ転送を該廃棄物データ管理機器により仲介するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の医療廃棄物処理管理システム。

請求項3

前記端末機は、前記識別番号を予め設定する機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載の医療廃棄物処理管理システム。

請求項4

前記廃棄物処理容器は、前記容器番号を二次元コードとして印刷したタグが付加してあることを特徴とする請求項1に記載の医療廃棄物処理管理システム。

技術分野

0001

本発明は、医療廃棄物分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスを管理することができる医療廃棄物処理管理システムに関するものである。

背景技術

0002

産業廃棄物の処理を委託する際、マニフェストと呼ばれる管理票に産業廃棄物の排出事業者が産業廃棄物の名称、数量、運搬業者名、処分業者名などを記入することが義務づけられており、このマニフェストによって産業廃棄物の廃棄処理の流れを把握・管理するマニフェスト制度導入されており、産業廃棄物が処理されたことを最後までチェックし、不適正な処理による環境汚染の防止や不法投棄の未然防止を図っている。

0003

この産業廃棄物は医療関係機関からも排出されており、その中に感染の危険性がある廃棄物、例えば、手袋ガーゼ注射針メス血液バッグなど、いわゆる感染性廃棄物日常的に排出されるため、感染性廃棄物を含む廃棄物(以下、医療廃棄物)の処理を最後までチェックして管理する適切なしくみを構築することが求められている。

0004

この医療廃棄物は、医療従事者によって廃棄物処理容器に分別され、清掃作業者が廃棄物処理容器を回収し、搬出されるまでの間、保管責任者の管理下で所定の場所に保管されており、収集運搬業者が医療関係機関から廃棄物処理容器を収集し、所定の中間処理事業者まで運搬され、所定の廃棄処理が施され、再び収集運搬業者によって収集・運搬され、最終処理事業者よって最終的に処分されている。

0005

このような医療廃棄物を上述したマニフェスト(管理票)によって管理することはできるが、マニフェストの偽造改竄が行われ、処理しきれない医療廃棄物の不法投棄、不正流出が行われているという問題が発生している。

0006

そこで、医療廃棄物の廃棄処理プロセスを把握・管理するための様々な方法やシステム考案されており、例えば、医療機関から廃棄物処理場までの間、医療廃棄物又は梱包容器にマニュフェスト情報を保存した電子媒体Mを添付して、医療廃棄物を流通させ、医療廃棄物が始点から終点まで適正に運搬されたことを確認できるように構成し、マニュフェスト情報を始点及び終点から管理機関に送信し、そこで医療廃棄物そのものと電子媒体Mに保存されたマニフェスト情報マッチングすることにより、運搬が適法に終了したことと、マニュフェスト情報の迅速な検索を行うことができる医療廃棄物の管理方法などが考案されている(特許文献1参照)。
特開2002−297748号公報(第3−6頁、図1

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、従来技術における医療廃棄物の管理方法や管理システムでは、医療関係機関から搬出された医療廃棄物を追跡して管理することは可能であるが、医療関係機関内の廃棄処理プロセス(分別→回収→保管→排出)を含んで管理することができず、また、現行の廃棄処理プロセスからの変更にコストがかかってしまうという問題もある。

0008

また、医療廃棄物の最初の廃棄プロセスとなる分別が徹底されていないと、最終処分するまでの過程で分別するための作業が必要となり、また、医療廃棄物の分別が不徹底なままで排出することによって、注射針やメスなどで作業者怪我をするなどの事故の危険も増大したり、不法投棄や不正流出などが誘発される恐れもあり、事故などが発生したときの責任所在も不明確になってしまうという問題がある。

0009

従って、医療廃棄物の分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスを管理することが容易なシステムを提供し、医療廃棄物を適正に廃棄処理させることに解決しなければならない課題を有する。

課題を解決するための手段

0010

前記課題を解決するため、本発明に係る医療廃棄物処理管理システムは、医療廃棄物の分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスにおける作業者や車両に個別の識別番号を付与して廃棄プロセス管理装置の識別番号登録テーブルに予め登録しておき、各廃棄処理プロセスごとに、廃棄物処理容器に付与してある固有容器番号廃棄物管理票(マニフェスト)の管理票番号を端末機読み取り、読み取った容器番号、管理票番号を当該廃棄プロセスに応じて付与されている識別番号とともに廃棄プロセス管理装置に送信し、廃棄プロセス管理装置が、端末機から送信されてくる容器番号、管理票番号、識別番号に時間情報を付加して関連付けし、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶手段に記憶し、データ判定手段により、この廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブルやデータ記憶手段に記憶してある廃棄プロセスデータと照合することによって当該廃棄プロセスの正否を判定し、判定に応じた判定情報を生成して当該端末機に返送する。

0011

このような医療廃棄物処理管理システムによって、医療廃棄物の分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスにおける作業者、廃棄物処理容器、廃棄物管理票(マニフェスト)を関連付けて管理し、各廃棄プロセスが適正に実行されたか否かを容易に確認できるようになる。

発明の効果

0012

本発明の医療廃棄物処理管理システムは、医療廃棄物の分別から最終処分までの各廃棄プロセスにおける作業者や車両に個別の識別番号を付与し、廃棄物処理容器に付与してある固有の容器番号、マニフェストのマニフェスト番号と関連付けして各廃棄プロセスの正否を管理することで、分別から最終処分までの責任の所在も明確化されるため、各廃棄処理プロセスの適正な実行を促進させることができるという優れた効果を奏するものである。

0013

また、各廃棄プロセスを実行する作業者は、廃棄物処理容器に添付してあるタグやマニフェスト(廃棄物管理票)のバーコードなどを端末機で読み取って送信するだけでよいので、作業者の負担が小さく、また、現行の廃棄プロセス(分別〜最終処分)に適用することも容易であるというメリットがある。

発明を実施するための最良の形態

0014

次に、本発明の医療廃棄物処理管理システムによる実施の形態について図面を参照して説明する。但し、図面は専ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。

0015

図1は、本発明を用いた医療廃棄物処理管理システムの構成を模式的に示した図であり、医療関係機関2,集運事業者3,廃棄物処理事業者4,廃棄物処理管理センター5の連携により医療廃棄物の廃棄処理を管理している。

0016

まず、医療関係機関2について説明する。医療関係機関2では、医療活動によって発生する医療廃棄物1を廃棄物処理容器10に分別して収容し、廃棄物に関する情報を記載した廃棄物管理票を廃棄物処理容器10に添付して所定の集運事業者3に引き渡し、廃棄処分を依頼する。

0017

例えば、注射針,注射筒バイアルビン,メス,剃刀ピンセットなどの鋭利なものを廃棄するための容器レントゲン撮影時の定着液現像液検査廃液,水銀,シアンなどを廃棄するための容器、スピッツシャーレ点滴パックチューブ試薬瓶などを廃棄するための容器、試薬薬品レントゲンフィルム包帯ゴム手袋紙おむつなどを廃棄するための容器など、それぞれ廃棄物の種類に適った廃棄物処理容器10に分別して収容する。

0018

この廃棄物処理容器10には、例えば、バーコードやQRコードなどのような図形パターン(以下、二次元コード)を印刷して張り付けたり、容器の表面に刻印したり、電波電磁波で読み取り可能なICタグRFIDタグなどに記録して付加するなどして、個々の容器ごとに固有の容器番号(製造番号など)を付与されている。

0019

また、医療廃棄物を排出する際には、所定機関発行する廃棄物管理票(以下、マニフェスト11)に廃棄物の名称、数量、運搬業者名、処分業者名などを記入し、マニフェスト11を廃棄物処理容器10に添付して所定の処理業者に廃棄処分を依頼することが義務づけられている。

0020

このマニフェスト11には、固有の発行番号(以下、マニフェスト番号)が付与されており、例えば、バーコードなどによって管理票自体に印刷されている。

0021

端末機21a,21b,21c,21dは、容器番号、マニフェスト番号などを読み取ることができる読み取り手段を備え、読み取り手段で読み取ったデータと各廃棄プロセスの作業者に個別に付与されている識別番号を送信することができるH/T(ハンディターミナル)などの携帯機器(以下、H/T21a,21b,21c,21d)である。

0022

なお、作業者に個別に付与されている識別番号は、H/T21a,21b,21c,21dに予め設定しておく、読み取り手段で読み取る、キー入力するなどの方法によってセットすることができる。

0023

また、H/T21a,21b,21c,21dは、医療機関管理用PC20や廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50とデータ通信を行い、転送したデータの正否を確認することができる機能を備えている。

0024

医療機関管理用PC20は、H/T21a〜21dからデータ転送されてくる容器番号、識別番号、マニフェスト番号を受信し、受信したデータを記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送し、また、医療機関管理用PC20は、廃棄プロセス管理装置50に転送した容器番号、識別番号、マニフェスト番号の登録状態や判定情報を確認したり、これらの情報をH/T21a〜21dに送信することができる機能を備えた廃棄物データ管理機器である。

0025

更に、医療機関管理用PC20は、記録・蓄積した容器番号、識別番号、マニフェスト番号のデータを利用して医療関係機関2内の各廃棄プロセスを管理することも可能である。

0026

次に、集運事業者3について説明する。集運事業者3は、運搬収集車両32などによって医療関係機関2から排出される廃棄物処理容器10及びマニフェスト11を収集し、所定の廃棄物処理事業者4に運搬する。なお、図示していないが、廃棄物処理事業者4から排出される廃棄物処理容器10を収集し、別の廃棄物処理事業者4に運搬する場合もある。

0027

端末機31は、上述した医療関係機関2のH/T21a〜21dと同等の機能を有しており、容器番号、マニフェスト番号などを読み取ることができる読み取り手段を備え、読み取り手段で読み取ったデータと運搬収集車両32に個別に付与されている識別番号をH/T(ハンディターミナル)などの携帯機器(以下、H/T31)である。

0028

なお、作業者に個別に付与されている識別番号は、H/T31に予め設定しておく、読み取り手段で読み取る、キー入力するなどの方法によってセットすることができる。

0029

また、H/T31は、集運事業者管理用PC30や廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50とデータ通信を行い、転送したデータの正否を確認することができる機能を備えている。

0030

集運事業者管理用PC30は、H/T31から転送されてくる容器番号、識別番号、マニフェスト番号を受信し、受信したデータを記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送し、また、集運事業者管理用PC30は、廃棄プロセス管理装置50に転送した容器番号、識別番号、マニフェスト番号の登録状態や判定情報を確認したり、これらの情報をH/T31に送信することができる機能を備えた廃棄物データ管理機器である。

0031

更に、集運事業者管理用PC30は、記録・蓄積した容器番号、識別番号、マニフェスト番号のデータを利用して集運事業者3内の廃棄プロセスを管理することも可能である。

0032

次に、廃棄物処理事業者4について説明する。廃棄物処理事業者4では、集運事業者3が運搬してきた廃棄物処理容器10及びマニフェスト11を引き取って、焼却処分、埋め立て処分化学処理リサイクル処理などの廃棄処分を行う。なお、図示していないが、廃棄物処理容器10を再分別して、別の廃棄物処理事業者4に排出する場合もある。

0033

端末機41は、上述した医療関係機関2のH/T21a〜21dや集運事業者3のH/T31と同等の機能を有しており、容器番号、マニフェスト番号などを読み取ることができる読み取り手段を備え、読み取り手段で読み取ったデータと各廃棄プロセスの作業者に個別に付与されている識別番号を送信することができるH/T(ハンディターミナル)などの携帯機器(以下、H/T41)である。

0034

なお、作業者に個別に付与されている識別番号は、H/T41に予め設定しておく、読み取り手段で読み取る、キー入力するなどの方法によってセットすることができる。

0035

また、H/T41は、処理事業者管理用PC40や廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50とデータ通信を行い、転送したデータの正否を確認することができる機能を備えている。

0036

処理事業者管理用PC40は、H/T41から転送されてくる容器番号、識別番号、マニフェスト番号を受信し、受信したデータを記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送し、また、処理事業者管理用PC40は、廃棄プロセス管理装置50に転送した容器番号、識別番号、マニフェスト番号の登録状態や判定情報を確認したり、これらの情報をH/T41に送信することができる機能を備えた廃棄物データ管理機器である。

0037

更に、処理事業者管理用PC40は、記録・蓄積した容器番号、識別番号、マニフェスト番号のデータを利用して廃棄物処理事業者4内の廃棄プロセスを管理することも可能である。

0038

次に、廃棄物処理管理センター5について説明する。廃棄物処理管理センター5には、医療関係機関2,集運事業者3,廃棄物処理事業者4における廃棄プロセスが適正に行われているか否かを管理する廃棄プロセス管理装置50が配置される。

0039

廃棄プロセス管理装置50は、識別番号登録テーブル51、データ記憶部52、データ判定部53を具備しており、医療機関管理用PC20,集運事業者管理用PC30,処理事業者管理用PC40とデータ通信する機能を備えている。又、H/T21a〜21d,H/T31,H/T41などの端末機とデータ通信することも可能である。

0040

識別番号登録テーブル51には、医療関係機関2,集運事業者3,廃棄物処理事業者4における各廃棄プロセスを実行する作業者、運搬収集車両に個別に付与されている識別番号が予め登録して記録ある。

0041

データ記憶部52は、医療機関管理用PC20,集運事業者管理用PC30,処理事業者管理用PC40(又は、H/T21a〜21d,H/T31,H/T41などの端末機)からデータ転送されてくる容器番号、マニフェスト番号、識別番号に時間情報を付加して関連付けし、これらのデータを廃棄プロセスデータとして記憶・蓄積する。

0042

データ判定部53は、識別番号登録テーブル51に予め登録されている識別番号やデータ記憶部52の廃棄プロセスデータに基づいて、データ転送されてくる容器番号、マニフェスト番号、識別番号の正否を判定することにより、廃棄プロセスの正否を判定し、その判定情報を生成して医療機関管理用PC20,集運事業者管理用PC30,処理事業者管理用PC40(又は、H/T21a〜21d,H/T31,H/T41などの端末機)に送出する機能を備えている。

0043

続いて、図1に示した医療廃棄物処理管理システムによる医療廃棄物の具体的な管理方法について、図2及び図3〜7を参照しながら説明する。

0044

図2は、医療廃棄物の分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスと、各廃棄プロセスを実行する作業者や車両に個別に付与されている識別番号と、各廃棄プロセスにおいて端末機で読み取るデータ及び転送するデータとの関係を示した図である。

0045

まず、医療関係機関2における廃棄プロセスについて図3フローチャートを参照しながら説明する。

0046

医療関係機関2では、医療従事者、清掃作業者、保管責任者、排出責任者によって廃棄プロセスが分担されている。

0047

そして、例えば、図2のように、医療従事者には分別者コード(Rn)、清掃作業者には回収者コード(Sn)、保管責任者には保管者コード(Tn)、排出責任者には排出者コード(Un)という識別番号を個人別に付与しておき、これらの識別番号を予め廃棄物処理管理センター5に設置される廃棄プロセス管理装置50の識別番号登録テーブル51に登録しておく。

0048

医療関係機関2における最初の廃棄プロセス(分別)では、医療活動によって発生した医療廃棄物1を必ず医療従事者が分別し、所定の廃棄物処理容器10に収容する。例えば、図2に示すように、廃棄物処理容器10a,10bに分別して収容する。

0049

このとき、医療従事者は、H/T21aによって、廃棄物処理容器10a,10bに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、読み取った容器番号(No:A,No:B)と自分に付与されている分別者コード(Rn)を医療機関管理用PC20にデータ転送する(S100、S101)。

0050

医療機関管理用PC20は、H/T21aからデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B)/分別者コード(Rn)を記録・蓄積して廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S102)。

0051

なお、ここで、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる廃棄プロセスの判定情報を医療機関管理用PC20やH/T21aで確認するようにしてもよい。また、H/T21aは、医療機関管理用PC20を介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0052

次の廃棄プロセス(回収)では、清掃作業者が医療関係機関20内にある廃棄物処理容器10を回収し、所定の保管場所に運搬する。

0053

このとき、清掃作業者は、H/T21bによって、回収した廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)と自分に付与されている回収者コード(Sn)を医療機関管理用PC20にデータ転送する(S103、S104)。

0054

医療機関管理用PC20は、H/T21bからデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C)/回収者コード(Sn)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S105)。

0055

なお、ここで、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる廃棄プロセスの判定情報を医療機関管理用PC20やH/T21bで確認するようにしてもよい。また、H/T21bは、医療機関管理用PC20を介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0056

次の廃棄プロセス(保管)では、所定の保管場所に集められる廃棄物処理容器10を排出するまでの間、保管責任者の管理のもとで保管しておく。

0057

このとき、保管責任者は、H/T21cによって、回収されてきた廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)と自分に付与されている保管者コード(Tn)を医療機関管理用PC20にデータ転送する(S106、S107)。

0058

医療機関管理用PC20は、H/T21cからデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C)/保管者コード(Tn)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S108)。

0059

なお、ここで、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる廃棄プロセスの判定情報を医療機関管理用PC20やH/T21cで確認するようにしてもよい。また、H/T21cは、医療機関管理用PC20を介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0060

最後の廃棄プロセス(搬出)では、排出する廃棄物処理容器10a,10b,10cに収容されている医療廃棄物の情報を記載したマニフェスト11xを添付し、廃棄物処理容器10a,10b,10cとマニフェスト11xを所定の集運事業者3Aに引き渡す。

0061

このとき、排出責任者は、H/T21dによって、まず、排出する廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、続いて、マニフェスト11xのマニフェスト番号を読み取る(S109)。

0062

そして、H/T21dによって、読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)及びマニフェスト番号(No:xxx)と自分に付与されている排出者コード(Un)を医療機関管理用PC20にデータ転送する(S110)。

0063

医療機関管理用PC20は、H/T21dからデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C)/マニフェスト番号(No:xxx)/排出者コード(Un)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S111)。なお、H/T21dは、医療機関管理用PC20を介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0064

そして、医療機関管理用PC20やH/T21dによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、医療関係機関内2における廃棄プロセスの正否を確認してから、廃棄物処理容器10a,10b,10cとマニフェスト11xを集運事業者3Aに引き渡す(S112)。

0065

なお、上述した医療関係機関内の廃棄プロセスにおいて、医療機関管理用PC20に最後の廃棄プロセス(排出)の読み取りデータをすべて蓄積してから廃棄プロセス管理装置50に対するデータ転送を行うようにしてもよい。

0066

一方、医療関係機関2内において上記廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図4のフローチャートを参照しながら説明する。

0067

廃棄プロセス管理装置50では、医療機関管理用PC20からデータ転送されてくる容器番号、識別番号、マニフェスト番号を受信すると、受信した容器番号、識別番号、マニフェスト番号に時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200、S201、S203)。

0068

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204)。

0069

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して医療機関管理用PC20に返送する(S204)。

0070

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して医療機関管理用PC20へ返送する(S204)。

0071

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T21a,H/T21b,H/T21c,H/T21dへ直接返送することも可能である。

0072

続いて、医療関係機関2から排出された後の廃棄プロセスについて説明する。

0073

医療関係機関2から排出された廃棄物の廃棄プロセスは、集運業者3A、中間処理事業者4A、集運事業者3B、最終処理事業者4Bによって分担されている。

0074

そして、図2に示すように、集運業者3Aの廃棄物収集運搬車には車両コード(Vn)、中間処理事業者4の処分責任者や排出責任者には処分者コード(Wn)、排出者コード(Xn)、集運業者3Bの廃棄物収集車には車両コード(Yn)、最終処理事業者4Bの処分責任者には排出者コード(Zn)という識別番号を個別に付与しておき、これらの識別番号を予め廃棄物処理管理センター5に設置される廃棄プロセス管理装置50の識別番号登録テーブル51に登録しておく。

0075

まず、集運業者3Aにおける廃棄プロセスについて図5のフローチャートを参照しながら説明する。

0076

集運業者3Aは、医療関係機関2の排出された廃棄物処理容器10a,10b,10cとマニフェスト11xを受け取ると、H/T31によって、まず、廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、次に、マニフェスト11xのマニフェスト番号を読み取る(S300、S301)。

0077

そして、廃棄物処理容器10a,10b,10cとマニフェスト11xを所定の中間処理事業者4Aまで運搬し、引き渡しが完了すると、H/T31によって、読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)及びマニフェスト番号(No:xxx)と運搬した運搬収集車両32に個別に付与されている車両コード(Vn)を集運事業者管理用PC30Aにデータ転送する(S302、S303、S304)。

0078

集運事業者管理用PC30Aは、H/T31からデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C)/マニフェスト番号(No:xxx)/車両コード(Vn)を記録・蓄積して廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S305)。

0079

そして、集運事業者管理用PC30Aによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認する(S306)。

0080

なお、H/T31は、集運事業者管理用PC30Aを介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0081

一方、集運事業者3Aよって上記各廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図4のフローチャートを参照しながら説明する。

0082

廃棄プロセス管理装置50では、集運事業者管理用PC30Aからデータ転送されてくる容器番号(No:A,No:B,No:C)/マニフェスト番号(No:xxx)/車両コード(Vn)を受信すると、受信した容器番号(No:A,No:B,No:C)/マニフェスト番号(No:xxx)/車両コード(Vn)に時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200、S201、S203)。

0083

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204)。

0084

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して集運事業者管理用PC30Aに返送する(S204)。

0085

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して集運事業者管理用PC30Aへ返送する(S204)。

0086

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T31へ直接返送することも可能である。

0087

次に、中間処理事業者4Aにおける廃棄プロセスについて図6のフローチャートを参照しながら説明する。

0088

中間処理事業者4Aは、上述した集運業者3Aによって収集運搬されてきた廃棄物処理容器10a,10b,10cとマニフェスト11xを受け取ると、H/T41によって、まず、廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、次に、マニフェスト11xのマニフェスト番号を読み取る(S400、S401)。

0089

そして、H/T41で読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)及びマニフェスト番号(No:xxx)を処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する(S402)。

0090

また、中間処理事業者4Aでは、別の医療関係機関からも医療廃棄物が運搬されてくるので、同じく、容器番号及びマニフェスト番号を読み取って処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する。

0091

例えば、図2に示すように、H/T41によって、別の医療関係機関などから運搬されてきた廃棄物処理容器10dや廃棄物処理容器10eの容器番号及び添付されてくるマニフェスト11y,11zのマニフェスト番号を読み取り、読み取った容器番号(No:D),(No:E)及びマニフェスト番号(No:yyy),(No:zzz)を処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する。

0092

処分事業者管理用PC40Aは、H/T41からデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C),(No:D),(No:E)及びマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)を記録・蓄積して処分事業者内の管理などに利用する。なお、別途、識別番号を設け、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送して利用するようにしてもよい(S403)。

0093

次に、これらの廃棄物処理容器を最終処分できるものと別の処理事業者(最終処理事業者)へ排出するものに分類する(S404)。

0094

ここで、廃棄物処理容器を最終処分する場合(ここでは、廃棄物処理容器10a,10b)、この廃棄プロセス(中間処理;処分)において、処分責任者がH/T41によって、まず、廃棄物処理容器10a,10bに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、続いて、廃棄物処理容器10a,10bの情報が記載されているマニフェスト11xのマニフェスト番号を読み取る(S404→S405)。

0095

そして、廃棄物処理容器10a,10bの廃棄処分が完了すると、処分責任者は、H/T41で読み取った容器番号(No:A,No:B)及びマニフェスト番号(No:xxx)と自分に付与されている処分者コード(Wn)を処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する(S406、S407)。

0096

処分事業者管理用PC40Aは、H/T41からデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B)/マニフェスト番号(No:xxx)/処分者コード(Wn)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S408)。

0097

そして、処分事業者管理用PC40Aによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認する(S409)。

0098

なお、H/T41は、処分事業者管理用PC40Aを介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0099

また、上述したステップS404において、廃棄物処理容器を他の処理事業者(最終処分事業者)へ排出する場合、同種の医療廃棄物が収容されている複数の廃棄物処理容器を1つにまとめ、新たな容器番号が付与されている別の廃棄物処理容器に収容したものとみなす

0100

例えば、図2のように、廃棄物処理容器10c,10d,10eを1つにまとめて排出する場合、容器番号(No:F)が付与された廃棄物処理容器10fに収容したものとみなす。

0101

この廃棄プロセス(中間処理;排出)では、まず、排出責任者がH/T41によって、廃棄物処理容器10c,10d,10eに添付されていたマニフェスト11x,11y,11zからそれぞれのマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)を読み取る(S404→S410)。

0102

次に、H/T41によって、廃棄物処理容器10c,10d,10eを1つにまとめた新たな廃棄物処理容器10fに付与してある容器番号(No:F)を読み取る(S411)。

0103

そして、読み取ったマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)及び容器番号(No:F)と自分に付与されている排出者コード(Xn)を処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する(S412)。

0104

処分事業者管理用PC40Aは、H/T41からデータ転送されてきたマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/排出者コード(Xn)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S413)。

0105

そして、処分事業者管理用PC40Aによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認してから、廃棄物処理容器10fとマニフェスト11x,11y,11zを集運事業者3Bに引き渡す(S414)。

0106

一方、中間処理事業者4Aによって上記各廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図4のフローチャートを参照しながら説明する。

0107

廃棄プロセス管理装置50では、処分事業者管理用PC40Aからデータ転送されてくる容器番号(No:A,No:B)/マニフェスト番号(No:xxx)/処分者コード(Wn)、マニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/排出者コード(Xn)を受信すると、受信したマニフェスト番号、容器番号、処分者コードや排出者コードに時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200、S201、S203)。

0108

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204)。

0109

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して処分事業者管理用PC40Aに返送する(S204)。

0110

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して処分事業者管理用PC40Aへ返送する(S204)。

0111

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T41へ直接返送することも可能である。

0112

次に、集運業者3Bにおける廃棄プロセスについて説明する。集運業者3Bは、上述した集運業者3Aと同様の廃棄プロセスであるので、図5を参照しながら説明する。

0113

集運業者3Bは、中間処理事業者4Aから排出された廃棄物処理容器10fとマニフェスト11x,11y,11zを受け取ると、H/T31によって、まず、マニフェスト11x,11y,11zのマニフェスト番号を読み取り、次に、廃棄物処理容器10fの容器番号を読み取る(S300、S301)。

0114

そして、廃棄物処理容器10fとマニフェスト11x,11y,11zを最終処理事業者4Bまで運搬し、引き渡しが完了すると、H/T31によって、読み取ったマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)及び容器番号(No:F)と運搬した運搬収集車両32に個別に付与されている車両コード(Yn)を集運事業者管理用PC30Bにデータ転送する(S302、S303、S304)。

0115

集運事業者管理用PC30Bは、H/T31からデータ転送されてきたマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/車両コード(Yn)を記録・蓄積して廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S305)。

0116

そして、集運事業者管理用PC30Bによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認する(S306)。

0117

なお、H/T31は、集運事業者管理用PC30Bを介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0118

一方、集運事業者3Bよって上記各廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図4のフローチャートを参照しながら説明する。

0119

廃棄プロセス管理装置50では、集運事業者管理用PC30Bからデータ転送されてくるマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/車両コード(Yn)を受信すると、受信したマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/車両コード(Yn)に時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200、S201、S203)。

0120

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204)。

0121

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して集運事業者管理用PC30Bに返送する(S204)。

0122

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して集運事業者管理用PC30Bへ返送する(S204)。

0123

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T31へ直接返送することも可能である。

0124

次に、最終処理事業者4Bにおける廃棄プロセスについて図7のフローチャートを参照しながら説明する。

0125

最終処理事業者4Bは、上述した集運業者3Bによって収集運搬されてきた廃棄物処理容器10fとマニフェスト11x,11y,11zを受け取ると、H/T41によって、まず、マニフェスト11x,11y,11zのマニフェスト番号を読み取り、次に、廃棄物処理容器10fの容器番号を読み取る(S500、S501)。

0126

そして、廃棄物処理容器10fの廃棄処分が完了すると、処分責任者は、H/T41で読み取ったマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)及び容器番号(No:F)と自分に付与されている処分者コード(Zn)を処分事業者管理用PC40Bにデータ転送する(S502、S503)。

0127

処分事業者管理用PC40Bは、H/T41からデータ転送されてきたマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/処分者コード(Zn)を記録・蓄積し、これらのデータを廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S504)。

0128

そして、処分事業者管理用PC40Bによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認する(S505)。

0129

一方、最終処理事業者4Bによって上記各廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図4のフローチャートを参照しながら説明する。

0130

廃棄プロセス管理装置50では、処分事業者管理用PC40Bからデータ転送されてくるマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/処分者コード(Zn)を受信すると、受信したマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/処分者コード(Zn)に時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200、S201、S203)。

0131

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204)。

0132

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して処分事業者管理用PC40Bに返送する(S204)。

0133

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して処分事業者管理用PC40Bへ返送する(S204)。

0134

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T41へ直接返送することも可能である。

0135

このようにして、各廃棄プロセスの作業者や車両に個別の識別番号を付与し、この識別番号と廃棄物処理容器の容器番号及びマニフェストのマニフェスト番号とを関連付けして管理することで、医療廃棄物の分別から最終処分するまでの間の各廃棄プロセスの正否を確認することができる。

0136

次に、1次マニフェストと2次マニフェストによって医療廃棄物の廃棄プロセスを管理する場合の実施例について、図8及び図9〜13を参照しながら説明する。

0137

図8は、図2と同様、医療廃棄物の分別から最終処分されるまでの各廃棄プロセスと、各廃棄プロセスを実行する作業者や車両に個別に付与されている識別番号と、各廃棄プロセスにおいて端末機で読み取るデータ及び転送するデータとの関係を示した図であり、医療廃棄物の排出事業者である医療機関から中間処理事業者で処分されるまでの過程を1次マニフェストによって管理し、中間処理事業者から最終処理事業者で処分されるまでの過程を別のマニフェストとなる2次マニフェストによって管理している。

0138

まず、医療関係機関2における廃棄プロセスについて図9のフローチャートを参照しながら説明する。

0139

医療関係機関2では、医療従事者、清掃作業者、保管責任者、排出責任者によって廃棄プロセスが分担されている。

0140

そして、例えば、図8のように、医療従事者には分別者コード(Rn)、清掃作業者には回収者コード(Sn)、保管責任者には保管者コード(Tn)、排出責任者には排出者コード(Un)という識別番号を個人別に付与しておき、これらの識別番号を予め廃棄物処理管理センター5に設置される廃棄プロセス管理装置50の識別番号登録テーブル51に登録しておく。

0141

医療関係機関2における最初の廃棄プロセス(分別)では、医療活動によって発生した医療廃棄物1を必ず医療従事者が分別し、所定の廃棄物処理容器10に収容する。例えば、図8に示すように、廃棄物処理容器10a,10bに分別して収容する。

0142

このとき、医療従事者は、H/T21aによって、廃棄物処理容器10a,10bに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、読み取った容器番号(No:A,No:B)と自分に付与されている分別者コード(Rn)を医療機関管理用PC20にデータ転送する(S100'、S101')。

0143

医療機関管理用PC20は、H/T21aからデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B)/分別者コード(Rn)を記録・蓄積して廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S102')。

0144

なお、ここで、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる廃棄プロセスの判定情報を医療機関管理用PC20やH/T21aで確認するようにしてもよい。また、H/T21aは、医療機関管理用PC20を介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0145

次の廃棄プロセス(回収)では、清掃作業者が医療関係機関20内にある廃棄物処理容器10を回収し、所定の保管場所に運搬する。

0146

このとき、清掃作業者は、H/T21bによって、回収した廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)と自分に付与されている回収者コード(Sn)を医療機関管理用PC20にデータ転送する(S103'、S104')。

0147

医療機関管理用PC20は、H/T21bからデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C)/回収者コード(Sn)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S105')。

0148

なお、ここで、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる廃棄プロセスの判定情報を医療機関管理用PC20やH/T21bで確認するようにしてもよい。また、H/T21bは、医療機関管理用PC20を介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0149

次の廃棄プロセス(保管)では、所定の保管場所に集められる廃棄物処理容器10を排出するまでの間、保管責任者の管理のもとで保管しておく。

0150

このとき、保管責任者は、H/T21cによって、回収されてきた廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)と自分に付与されている保管者コード(Tn)を医療機関管理用PC20にデータ転送する(S106'、S107')。

0151

医療機関管理用PC20は、H/T21cからデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C)/保管者コード(Tn)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S108')。

0152

なお、ここで、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる廃棄プロセスの判定情報を医療機関管理用PC20やH/T21cで確認するようにしてもよい。また、H/T21cは、医療機関管理用PC20を介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0153

最後の廃棄プロセス(搬出)では、排出する廃棄物処理容器10a,10b,10cに収容されている医療廃棄物の情報を記載した1次マニフェスト11xを添付し、廃棄物処理容器10a,10b,10cと1次マニフェスト11xを所定の集運事業者3Aに引き渡す。

0154

このとき、排出責任者は、H/T21dによって、まず、排出する廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、続いて、1次マニフェスト11xのマニフェスト番号(以下、1次マニフェスト番号)を読み取る(S109')。

0155

そして、H/T21dによって、読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)及び1次マニフェスト番号(No:xxx)と自分に付与されている排出者コード(Un)を医療機関管理用PC20にデータ転送する(S110')。なお、H/T21dは、医療機関管理用PC20を介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0156

医療機関管理用PC20は、H/T21dからデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C)/1次マニフェスト番号(No:xxx)/排出者コード(Un)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S111')。

0157

そして、医療機関管理用PC20やH/T21dによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、医療関係機関内2における廃棄プロセスの正否を確認してから、廃棄物処理容器10a,10b,10cと1次マニフェスト11xを集運事業者3Aに引き渡す(S112')。

0158

なお、上述した医療関係機関内の廃棄プロセスにおいて、医療機関管理用PC20に最後の廃棄プロセス(排出)の読み取りデータをすべて蓄積してから廃棄プロセス管理装置50に対するデータ転送を行うようにしてもよい。

0159

一方、医療関係機関2内において上記廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図10のフローチャートを参照しながら説明する。

0160

廃棄プロセス管理装置50では、医療機関管理用PC20からデータ転送されてくる容器番号、識別番号、1次マニフェスト番号を受信すると、受信した容器番号、識別番号、1次マニフェスト番号に時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200'、S201'、S203')。

0161

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204')。

0162

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して医療機関管理用PC20に返送する(S204')。

0163

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して医療機関管理用PC20へ返送する(S204')。

0164

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T21a,H/T21b,H/T21c,H/T21dへ直接返送することも可能である。

0165

続いて、医療関係機関2から排出された後の廃棄プロセスについて説明する。

0166

医療関係機関2から排出された廃棄物の廃棄プロセスは、集運業者3A、中間処理事業者4A、集運事業者3B、最終処理事業者4Bによって分担されている。

0167

そして、図8に示すように、集運業者3Aの廃棄物収集運搬車には車両コード(Vn)、中間処理事業者4の処分責任者や排出責任者には処分者コード(Wn)、排出者コード(Xn)、集運業者3Bの廃棄物収集車には車両コード(Yn)、最終処理事業者4Bの処分責任者には排出者コード(Zn)という識別番号を個別に付与しておき、これらの識別番号を予め廃棄物処理管理センター5に設置される廃棄プロセス管理装置50の識別番号登録テーブル51に登録しておく。

0168

まず、集運業者3Aにおける廃棄プロセスについて図11のフローチャートを参照しながら説明する。

0169

集運業者3Aは、医療関係機関2の排出された廃棄物処理容器10a,10b,10cと1次マニフェスト11xを受け取ると、H/T31によって、まず、廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、次に、1次マニフェスト11xのマニフェスト番号を読み取る(S300'、S301')。

0170

そして、廃棄物処理容器10a,10b,10cと1次マニフェスト11xを所定の中間処理事業者4Aまで運搬し、引き渡しが完了すると、H/T31によって、読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)及び1次マニフェスト番号(No:xxx)と運搬した運搬収集車両32に個別に付与されている車両コード(Vn)を集運事業者管理用PC30Aにデータ転送する(S302'、S303'、S304')。

0171

集運事業者管理用PC30Aは、H/T31からデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C)/1次マニフェスト番号(No:xxx)/車両コード(Vn)を記録・蓄積して廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S305')。

0172

そして、集運事業者管理用PC30Aによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認する(S306')。

0173

なお、H/T31は、集運事業者管理用PC30Aを介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0174

一方、集運事業者3Aよって上記各廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図10のフローチャートを参照しながら説明する。

0175

廃棄プロセス管理装置50では、集運事業者管理用PC30Aからデータ転送されてくる容器番号(No:A,No:B,No:C)/1次マニフェスト番号(No:xxx)/車両コード(Vn)を受信すると、受信した容器番号(No:A,No:B,No:C)/1次マニフェスト番号(No:xxx)/車両コード(Vn)に時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200'、S201'、S203')。

0176

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204')。

0177

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して集運事業者管理用PC30Aに返送する(S204')。

0178

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して集運事業者管理用PC30Aへ返送する(S204')。

0179

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T31へ直接返送することも可能である。

0180

次に、中間処理事業者4Aにおける廃棄プロセスについて図12のフローチャートを参照しながら説明する。

0181

中間処理事業者4Aは、上述した集運業者3Aによって収集運搬されてきた廃棄物処理容器10a,10b,10cと1次マニフェスト11xを受け取ると、H/T41によって、まず、廃棄物処理容器10a,10b,10cに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、次に、1次マニフェスト11xのマニフェスト番号を読み取る(S400'、S401')。

0182

そして、H/T41で読み取った容器番号(No:A,No:B,No:C)及び1次マニフェスト番号(No:xxx)を処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する(S402')。

0183

また、中間処理事業者4Aでは、別の医療関係機関からも医療廃棄物が運搬されてくるので、同じく、容器番号及び1次マニフェストのマニフェスト番号を読み取って処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する。

0184

例えば、図8に示すように、H/T41によって、別の医療関係機関などから運搬されてきた廃棄物処理容器10dや廃棄物処理容器10eの容器番号及び添付されてくるマニフェスト11y,11zのマニフェスト番号を読み取り、読み取った容器番号(No:D),(No:E)及び1次マニフェスト番号(No:yyy),(No:zzz)を処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する。

0185

処分事業者管理用PC40Aは、H/T41からデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B,No:C),(No:D),(No:E)及び1次マニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)を記録・蓄積して処分事業者内の管理などに利用する。なお、別途、識別番号を設け、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送して利用するようにしてもよい(S403')。

0186

次に、これらの廃棄物処理容器を最終処分できるものと別の処理事業者(最終処理事業者)へ排出するものに分類する(S404')。

0187

ここで、廃棄物処理容器を最終処分する場合(ここでは、廃棄物処理容器10a,10b)、この廃棄プロセス(中間処理;処分)において、処分責任者がH/T41によって、まず、廃棄物処理容器10a,10bに付加されているタグなどから容器番号を読み取り、続いて、廃棄物処理容器10a,10bの情報が記載されている1次マニフェスト11xのマニフェスト番号を読み取る(S404'→S405')。

0188

そして、廃棄物処理容器10a,10bの廃棄処分が完了すると、処分責任者は、H/T41で読み取った容器番号(No:A,No:B)及び1次マニフェスト番号(No:xxx)と自分に付与されている処分者コード(Wn)を処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する(S406'、S407')。

0189

処分事業者管理用PC40Aは、H/T41からデータ転送されてきた容器番号(No:A,No:B)/1次マニフェスト番号(No:xxx)/処分者コード(Wn)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S408')。

0190

そして、処分事業者管理用PC40Aによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認する(S409')。

0191

なお、H/T41は、処分事業者管理用PC40Aを介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0192

一方、上述したステップS404'において、廃棄物処理容器を他の処理事業者(最終処分事業者)へ排出する場合、同種の医療廃棄物が収容されている複数の廃棄物処理容器を1つにまとめ、新たな容器番号が付与されている別の廃棄物処理容器に収容したものとみなす。

0193

例えば、図8のように、廃棄物処理容器10c,10d,10eを1つにまとめて排出する場合、容器番号(No:F)が付与された廃棄物処理容器10fに収容したものとみなし、廃棄物処理容器10c,10d,10eに添付されていた1次マニフェスト11x,11y,11zに基づいて、廃棄物処理容器10fに収容した医療廃棄物の情報を新たに2次マニフェスト12に記載し、廃棄物処理容器10fに2次マニフェスト12を添付して排出する。

0194

この廃棄プロセス(中間処理;排出)では、まず、排出責任者がH/T41によって、廃棄物処理容器10c,10d,10eに添付されていた1次マニフェスト11x,11y,11zのマニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)を読み取る(S404'→S410')。

0195

次に、H/T41によって、廃棄物処理容器10c,10d,10eを1つにまとめた新たな廃棄物処理容器10fに付与してある容器番号(No:F)を読み取る(S411')。

0196

続いて、2次マニフェスト12のマニフェスト番号(以下、2次マニフェスト番号(No:xyz))を読み取る(S412')。

0197

そして、読み取った1次マニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)と容器番号(No:F)及び2次マニフェスト番号(No:xyz)、自分に付与されている排出者コード(Xn)を処分事業者管理用PC40Aにデータ転送する(S413')。

0198

処分事業者管理用PC40Aは、H/T41からデータ転送されてきた1次マニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/2次マニフェスト番号(No:xyz)/排出者コード(Xn)を記録・蓄積し、廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S414')。

0199

そして、処分事業者管理用PC40Aによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認してから、廃棄物処理容器10fと2次マニフェスト12を集運事業者3Bに引き渡す(S415')。

0200

一方、中間処理事業者4Aによって上記各廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図10のフローチャートを参照しながら説明する。

0201

廃棄プロセス管理装置50では、処分事業者管理用PC40Aからデータ転送されてくる「容器番号(No:A,No:B)/1次マニフェスト番号(No:xxx)/処分者コード(Wn)」や「1次マニフェスト番号(No:xxx),(No:yyy),(No:zzz)/容器番号(No:F)/2次マニフェスト番号(No:xyz)/排出者コード(Xn)」を受信すると、受信した1次マニフェスト番号や2次マニフェスト番号、容器番号、処分者コードや排出者コードに時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200'、S201'、S203')。

0202

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204')。

0203

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して処分事業者管理用PC40Aに返送する(S204')。

0204

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して処分事業者管理用PC40Aへ返送する(S204')。

0205

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T41へ直接返送することも可能である。

0206

次に、集運業者3Bにおける廃棄プロセスについて説明する。集運業者3Bは、上述した集運業者3Aと同様の廃棄プロセスであるので、図11を参照しながら説明する。

0207

集運業者3Bは、中間処理事業者4Aから排出された廃棄物処理容器10fと2次マニフェスト12を受け取ると、H/T31によって、まず、2次マニフェスト12のマニフェスト番号を読み取り、次に、廃棄物処理容器10fの容器番号を読み取る(S300'、S301')。

0208

そして、廃棄物処理容器10fと2次マニフェスト12を最終処理事業者4Bまで運搬し、引き渡しが完了すると、H/T31によって、読み取った2次マニフェスト番号(No:xyz)及び容器番号(No:F)と運搬した運搬収集車両32に個別に付与されている車両コード(Yn)を集運事業者管理用PC30Bにデータ転送する(S302'、S303'、S304')。

0209

集運事業者管理用PC30Bは、H/T31からデータ転送されてきた2次マニフェスト番号(No:xyz)/容器番号(No:F)/車両コード(Yn)を記録・蓄積して廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S305')。

0210

そして、集運事業者管理用PC30Bによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認する(S306')。

0211

なお、H/T31は、集運事業者管理用PC30Bを介さずに廃棄プロセス管理装置50へ直接データ転送することも可能である。

0212

一方、集運事業者3Bよって上記各廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図10のフローチャートを参照しながら説明する。

0213

廃棄プロセス管理装置50では、集運事業者管理用PC30Bからデータ転送されてくる2次マニフェスト番号(No:xyz)/容器番号(No:F)/車両コード(Yn)を受信すると、受信した2次マニフェスト番号(No:xyz)/容器番号(No:F)/車両コード(Yn)に時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200'、S201'、S203')。

0214

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204')。

0215

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して集運事業者管理用PC30Bに返送する(S204')。

0216

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して集運事業者管理用PC30Bへ返送する(S204')。

0217

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T31へ直接返送することも可能である。

0218

次に、最終処理事業者4Bにおける廃棄プロセスについて図13のフローチャートを参照しながら説明する。

0219

最終処理事業者4Bは、上述した集運業者3Bによって収集運搬されてきた廃棄物処理容器10fと2次マニフェスト12を受け取ると、H/T41によって、まず、2次マニフェスト12のマニフェスト番号を読み取り、次に、廃棄物処理容器10fの容器番号を読み取る(S500'、S501')。

0220

そして、廃棄物処理容器10fの廃棄処分が完了すると、処分責任者は、H/T41で読み取った2次マニフェスト番号(No:xyz)及び容器番号(No:F)と自分に付与されている処分者コード(Zn)を処分事業者管理用PC40Bにデータ転送する(S502'、S503')。

0221

処分事業者管理用PC40Bは、H/T41からデータ転送されてきた2次マニフェスト番号(No:xyz)/容器番号(No:F)/処分者コード(Zn)を記録・蓄積し、これらのデータを廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50にデータ転送する(S504')。

0222

そして、処分事業者管理用PC40Bによって、廃棄プロセス管理装置50から送られてくる判定情報を確認し、廃棄プロセスの正否を確認する(S505')。

0223

一方、最終処理事業者4Bによって上記各廃棄プロセスが実行されたときの廃棄物処理管理センター5の廃棄プロセス管理装置50の動作について図10のフローチャートを参照しながら説明する。

0224

廃棄プロセス管理装置50では、処分事業者管理用PC40Bからデータ転送されてくる2次マニフェスト番号(No:xyz)/容器番号(No:F)/処分者コード(Zn)を受信すると、受信した2次マニフェスト番号(No:xyz)/容器番号(No:F)/処分者コード(Zn)に時間情報を付加して関連付けを行い、廃棄プロセスデータとしてデータ記憶部52に記憶する(S200'、S201'、S203')。

0225

続いて、データ判定部53により、記憶した廃棄プロセスデータを識別番号登録テーブル51やデータ記憶部52のデータと照合し、廃棄プロセスが適正であるか否かを判定する(S204')。

0226

廃棄プロセスデータが適正である場合、廃棄プロセスが適正であることを示す判定情報を生成して処分事業者管理用PC40Bに返送する(S204')。

0227

また、廃棄プロセスデータが不正であると判定した場合は、廃棄プロセスが不正であることを示す判定情報を生成して処分事業者管理用PC40Bへ返送する(S204')。

0228

なお、上記廃棄プロセスの判定情報は、H/T41へ直接返送することも可能である。

0229

このように、1次マニフェストと2次マニフェストで医療廃棄物の廃棄プロセスを管理している場合、本発明の医療廃棄物処理管理システムによって、各廃棄プロセスの作業者や車両に付与した個別の識別番号、廃棄物処理容器の容器番号、1次マニフェスト及び2次マニフェストのマニフェスト番号を関連付けして管理することで、現行のマニフェスト制度に則した廃棄プロセスの管理も可能となる。

図面の簡単な説明

0230

本発明に係る医療廃棄物処理管理システムの構成例を示した説明図である。
図1に示す医療廃棄物処理管理システムの第1実施例の各廃棄プロセスにおけるデータの流れを簡略化して示した説明図である。
図1に示す医療廃棄物処理管理システムの医療機関内におけるデータ処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図1に示す医療廃棄物処理管理システムの廃棄プロセス管理装置のデータ処理を説明するためのフローチャートである。
図1に示す医療廃棄物処理管理システムの集運事業者におけるデータ処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図1に示す医療廃棄物処理管理システムの廃棄物処分事業者(中間処理事業者)におけるデータ処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図1に示す医療廃棄物処理管理システムの廃棄物処分事業者(最終処理事業者)におけるデータの流れを説明するためのフローチャートである。
図1に示す医療廃棄物処理管理システムの第2実施例における各廃棄プロセスのデータの流れを簡略化して示した説明図である。
図8に示す医療機関内におけるデータ処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図8に示す廃棄プロセス管理装置におけるデータ処理を説明するためのフローチャートである。
図8に示す収集運搬時(集運事業者)におけるデータ処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図8に示す中間処理時(中間処理事業者)におけるデータ処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図8に示す最終処理時(最終処理事業者)におけるデータの流れを説明するためのフローチャートである。

符号の説明

0231

1;医療廃棄物
10;廃棄物処理容器
11;マニフェスト
11x,11y,11z;マニフェスト(1次マニフェスト)
12;2次マニフェスト
2;医療機関
20;医療機関用廃棄物データ管理機器
21a,21b,21c,21d;端末機(H/T;Handy Terminal)
3;集運事業者
30,30A,30B;集運事業者用廃棄物データ管理機器
31;端末機(H/T;Handy Terminal)
32;運搬収集車両
4;廃棄物処理事業者
40;処理事業者用廃棄物データ管理機器
40A;中間処理事業者用廃棄物データ管理機器
40B;最終処理事業者用廃棄物データ管理機器
41;端末機(H/T;Handy Terminal)
5;廃棄物処理管理センター
50;廃棄プロセス管理装置
51;識別番号登録テーブル
52;データ記憶部
53;データ判定部

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