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技術 データ処理システム

出願人 株式会社プランナーズランド
発明者 村山文孝
出願日 2005年4月18日 (14年3ヶ月経過) 出願番号 2005-120240
公開日 2006年11月2日 (12年8ヶ月経過) 公開番号 2006-301809
状態 拒絶査定
技術分野 検索装置 計算機におけるファイル管理
主要キーワード 直接テーブル 生成要素 出力対象項目 右括弧 左括弧 表示要求操作 作成指令 仮想テーブル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年11月2日)のものです。
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図面 (20)

課題

検索手順承継及び再利用を容易にし、利用されればされる程、有効な検索手順が蓄積され得るデータ処理システムを提供する。

解決手段

入力部11と、表示部12と、検索手順登録ファイル132を備えた記憶部13と、制御部10とを備え、制御部10は、入力された手順作成情報に基づいて検索手順を作成し、作成した検索手順に基づいて検索を実行し、作成した検索手順を入力された付加情報を付して検索手順登録ファイルに登録し、検索手順登録ファイル132から付加情報を読み出して表示部12に選択可能に表示し、選択された付加情報が付された検索手順を検索手順登録ファイル132から取得し、取得した検索手順に基づいて検索を実行し、また、新たな検索手順を作成する検索システム

概要

背景

従来、データベースから所望の情報を得るには、例えば、SQL等のデータベース操作言語を用いて、検索対象とその検索対象からどのような条件を満たすデータを検索するかという検索条件とを定めた検索プロシジャ検索手順)を記述し、その検索プロシジャを実行してデータベースから所望の情報を検索している。

また、マイクロソフト社のAccess(商標または登録商標)では、検索対象及び検索条件を定めたクエリを用いて、データベースから所望の情報を検索している。

なお、先行技術文献調査は行っていないので、記載すべき先行技術文献情報は無い。

概要

検索手順の承継及び再利用を容易にし、利用されればされる程、有効な検索手順が蓄積され得るデータ処理システムを提供する。 入力部11と、表示部12と、検索手順登録ファイル132を備えた記憶部13と、制御部10とを備え、制御部10は、入力された手順作成情報に基づいて検索手順を作成し、作成した検索手順に基づいて検索を実行し、作成した検索手順を入力された付加情報を付して検索手順登録ファイルに登録し、検索手順登録ファイル132から付加情報を読み出して表示部12に選択可能に表示し、選択された付加情報が付された検索手順を検索手順登録ファイル132から取得し、取得した検索手順に基づいて検索を実行し、また、新たな検索手順を作成する検索システム

目的

この発明は、上述した問題を解決するものであり、検索手順の承継及び再利用を容易にし、利用されればされる程、有効な検索手順が蓄積され得るデータ処理システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

検索対象が格納されたデータベースアクセス可能であって、前記データベース内の検索対象からデータを検索して処理するデータ処理システムであって、データを検索して処理する手順の作成に必要な情報(以下、手順作成情報と言う。)及び付加情報を入力するための入力部と、表示部と、検索手順情報が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部と、入力された手順作成情報に基づいて、検索手順を作成する検索手順作成手段と、前記検索手順作成手段により作成された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力する検索手順実行手段と、入力された付加情報を付して、検索手順若しくはその一部、または、検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、検索手順情報として前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録手段と、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された検索手順情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順情報の中から、取得する検索手順読出し手段と、を備え、前記検索手順実行手段が、検索手順情報が検索手順である場合には、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順、検索手順情報が検索手順でない場合には、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順情報に基づいて作成した検索手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力することを特徴とするデータ処理システム。

請求項2

前記検索手順作成手段が、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。

請求項3

前記検索手順情報が検索手順またはその一部であって、前記検索手順登録手段が、検索手順情報を前記検索手順登録部に記憶する際に、記憶する検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順登録部に記憶し、前記検索手順読出し手段が、検索手順情報を取得する際に、取得する検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた手順作成情報の中から、取得し、前記検索手順作成手段が、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順情報の基となった手順作成情報であって、前記検索手順読出し手段により取得された手順作成情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。

請求項4

前記検索手順情報が検索手順またはその一部であって、手順作成情報を入力するための入力画面を前記表示部に表示する画面表示手段を備え、前記検索手順登録手段が、検索手順情報を前記検索手順登録部に記憶する際に、記憶する検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順登録部に記憶し、前記検索手順読出し手段が、検索手順情報を取得する際に、取得する検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた手順作成情報の中から、取得し、前記検索手順読出し手段が検索手順情報を取得したときに、前記画面表示手段が、前記取得された検索手順情報の基となった手順作成情報であって、前記検索手順読出し手段により取得された手順作成情報に基づいて、当該手順作成情報の少なくとも一部が表示された状態の前記入力画面を前記表示部に表示し、前記検索手順作成手段が、前記入力画面に表示された手順作成情報の少なくとも一部、または、新たに前記入力画面において入力された手順作成情報、のうちの少なくとも一方に基づいて、検索手順を作成することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。

請求項5

前記検索手順情報が検索手順の基となった手順作成情報の全部または一部であって、手順作成情報を入力するための入力画面を前記表示部に表示する画面表示手段を備え、前記検索手順読出し手段が検索手順情報を取得したときに、前記画面表示手段が、前記取得された検索手順情報に基づいて、当該検索手順情報中の手順作成情報の少なくとも一部が表示された状態の前記入力画面を前記表示部に表示し、前記検索手順作成手段が、前記入力画面に表示された手順作成情報の少なくとも一部、または、新たに前記入力画面において入力された手順作成情報、のうちの少なくとも一方に基づいて、検索手順を作成することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。

請求項6

前記検索手順実行手段が検索手順に基づいて検索を実行する度に、当該検索手順若しくはその一部、または、当該検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、検索手順情報として、前記記憶部が備える検索手順履歴部に自動的に記憶する検索履歴保存手段と、前記検索手順履歴部に記憶されている検索手順情報を読み出す検索履歴読出し手段と、を備え、前記検索手順登録手段が、入力された付加情報を付して、前記検索履歴読出し手段により読み出された検索手順情報を、前記検索手順登録部に記憶し、前記検索手順実行手段が、検索手順情報が検索手順である場合には、前記検索履歴読出し手段により取得された検索手順、検索手順情報が検索手順でない場合には、前記検索履歴読出し手段により取得された検索手順情報に基づいて作成した検索手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。

請求項7

前記検索手順作成手段が、前記検索履歴読出し手段により読み出された検索手順情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成することを特徴とする請求項6記載のデータ処理システム。

請求項8

前記検索履歴保存手段が、前記検索手順実行手段が検索手順に基づいて検索を実行する度に、当該検索手順またはその一部を検索手順情報として、前記検索手順履歴部に自動的に記憶するとともに、当該検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順履歴部に自動的に記憶し、前記検索履歴読出し手段が、検索手順情報を読み出す際に、読みだす検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順履歴部から読み出し、前記検索手順作成手段が、前記検索履歴読出し手段により読み出された検索手順情報の基となった手順作成情報であって、前記検索履歴読出し手段により読み出された手順作成情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成することを特徴とする請求項6記載のデータ処理システム。

請求項9

手順作成情報を入力するための入力画面を前記表示部に表示するとともに、前記データベースを参照して手順作成情報を前記入力画面に選択可能に表示する画面表示手段を備え、前記入力画面において選択された手順作成情報が前記検索手順作成手段に入力されることを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。

請求項10

前記画面表示手段が、入力された検索対象特定情報によって特定される検索対象から、当該検索対象に含まれる項目項目特定情報を検出して、前記入力画面に手順作成情報として選択可能に表示することを特徴とする請求項9記載のデータ処理システム。

請求項11

前記画面表示手段が、入力された検索対象特定情報によって特定される検索対象から、入力された項目特定情報によって特定される項目の値を検出して、前記入力画面に手順作成情報として選択可能に表示することを特徴とする請求項9または10記載のデータ処理システム。

請求項12

入力された手順作成情報に基づいて、削除手順を作成する削除手順作成手段と、前記削除手順作成手段により作成された削除手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データを削除する削除手順実行手段と、入力された付加情報を付して、削除手順若しくはその一部、または、削除手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、削除手順情報として、前記記憶部が備える削除手順登録部に記憶する削除手順登録手段と、前記削除手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された削除手順情報を、前記削除手順登録部から、または、付加情報と共に前記削除手順登録部から読み出しておいた削除手順情報の中から取得する削除手順読出し手段と、を備え、前記削除手順実行手段が、削除手順情報が削除手順である場合には、前記削除手順読出し手段により取得された削除手順、削除手順情報が削除手順でない場合には、前記削除手順読出し手段により取得された削除手順情報に基づいて作成した削除手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データを削除することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。

請求項13

入力された手順作成情報に基づいて、更新手順を作成する更新手順作成手段と、前記更新手順作成手段により作成された更新手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データを更新する更新手順実行手段と、入力された付加情報を付して、更新手順若しくはその一部、または、更新手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、更新手順情報として、前記記憶部が備える更新手順登録部に記憶する更新手順登録手段と、前記更新手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された更新手順情報を、前記更新手順登録部から、または、付加情報と共に前記更新手順登録部から読み出しておいた更新手順情報の中から取得する更新手順読出し手段と、を備え、前記更新手順実行手段が、更新手順情報が更新手順である場合には、前記更新手順読出し手段により取得された更新手順、更新手順情報が更新手順でない場合には、前記更新手順読出し手段により取得された更新手順情報に基づいて作成した更新手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データを更新することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。

請求項14

通信回線を介してクライアント装置通信可能であり、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能なサーバ装置であって、検索手順情報が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部と、前記クライアント装置から受信した手順作成情報に基づいて、検索手順を作成する検索手順作成手段と、前記検索手順作成手段により作成された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を前記クライアント装置に出力する検索手順実行手段と、前記クライアント装置から受信した付加情報を付して、検索手順若しくはその一部、または、検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、を検索手順情報として、前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録手段と、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して、読み出した付加情報を選択可能に表示する画面情報を、前記クライアント装置に送信し、選択された付加情報が付された検索手順情報、を特定する情報を、前記クライアント装置から受信して、当該検索手順情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順情報の中から、取得する検索手順読出し手段と、を備え、前記検索手順実行手段が、検索手順情報が検索手順である場合には、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順、検索手順情報が検索手順でない場合には、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順情報に基づいて作成した検索手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を前記クライアント装置に出力することを特徴とするサーバ装置。

請求項15

検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能であって、手順作成情報及び付加情報を入力するための入力部と、表示部と、検索手順情報が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部とを備えたコンピュータに、入力された手順作成情報に基づいて、検索手順を作成する検索手順作成ステップ、前記検索手順作成ステップで作成した検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力する検索手順実行ステップ、入力された付加情報を付して、検索手順若しくはその一部、または、検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、検索手順情報として、前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録ステップ、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された検索手順情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順情報の中から、取得する検索手順取得ステップ、及び、検索手順情報が検索手順である場合には、前記検索手順取得ステップで取得した検索手順、検索手順情報が検索手順でない場合には、前記検索手順取得ステップで取得した検索手順情報に基づいて作成した検索手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力するステップ、を実行させることを特徴とするプログラム

請求項16

検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能であって、前記データベース内の検索対象からデータを検索して処理するデータ処理システムであって、検索手順及び付加情報を入力するための入力部と、表示部と、検索手順が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部と、入力された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力する検索手順実行手段と、入力された付加情報を付して、入力された検索手順を前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録手段と、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された検索手順を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順の中から、取得する検索手順読出し手段と、を備え、前記検索手順実行手段が、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力することを特徴とするデータ処理システム。

請求項17

通信回線を介してクライアント装置と通信可能であり、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能なサーバ装置であって、検索手順が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部と、前記クライアント装置から受信した検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を前記クライアント装置に出力する検索手順実行手段と、前記クライアント装置から受信した付加情報を付して、前記クライアント装置から受信した検索手順を前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録手段と、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して、読み出した付加情報を選択可能に表示する画面情報を、前記クライアント装置に送信し、選択された付加情報が付された検索手順、を特定する情報を、前記クライアント装置から受信して、当該検索手順を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順の中から、取得する検索手順読出し手段と、を備え、前記検索手順実行手段が、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を前記クライアント装置に出力することを特徴とするサーバ装置。

請求項18

検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能であって、検索手順及び付加情報を入力するための入力部と、表示部と、検索手順が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部とを備えたコンピュータに、入力された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力する検索手順実行ステップ、入力された付加情報を付して、入力された検索手順を前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録ステップ、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された検索手順を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順の中から、取得する検索手順取得ステップ、及び、前記検索手順取得ステップで取得した検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力するステップ、を実行させることを特徴とするプログラム。

技術分野

0001

本発明は、データベース検索して処理するデータ処理システムに関し、特に、検索手順登録し再利用可能なデータ処理システムに関する。

背景技術

0002

従来、データベースから所望の情報を得るには、例えば、SQL等のデータベース操作言語を用いて、検索対象とその検索対象からどのような条件を満たすデータを検索するかという検索条件とを定めた検索プロシジャ(検索手順)を記述し、その検索プロシジャを実行してデータベースから所望の情報を検索している。

0003

また、マイクロソフト社のAccess(商標または登録商標)では、検索対象及び検索条件を定めたクエリを用いて、データベースから所望の情報を検索している。

0004

なお、先行技術文献調査は行っていないので、記載すべき先行技術文献情報は無い。

発明が解決しようとする課題

0005

データベースから所望の情報を検索するには、適切な検索手順を定める必要があるが、検索に関するノウハウは属人化しやすく承継されにくいため、例えば、過去に行った検索と同様の検索をする場合にも、検索を行う者が異なれば、一から検索手順を作成することになってしまう等、検索手順の再利用が困難であるという問題があった。

0006

この発明は、上述した問題を解決するものであり、検索手順の承継及び再利用を容易にし、利用されればされる程、有効な検索手順が蓄積され得るデータ処理システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明のデータ処理システムは、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能であって、前記データベース内の検索対象からデータを検索して処理するデータ処理システムであって、データを検索して処理する手順の作成に必要な情報(以下、手順作成情報と言う。)及び付加情報を入力するための入力部と、表示部と、検索手順情報が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部と、入力された手順作成情報に基づいて、検索手順を作成する検索手順作成手段と、前記検索手順作成手段により作成された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力する検索手順実行手段と、入力された付加情報を付して、検索手順若しくはその一部、または、検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、検索手順情報として前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録手段と、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された検索手順情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順情報の中から、取得する検索手順読出し手段と、を備え、前記検索手順実行手段が、検索手順情報が検索手順である場合には、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順、検索手順情報が検索手順でない場合(すなわち、検索手順情報が、検索手順の一部、または、検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部である場合)には、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順情報に基づいて作成した検索手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力することを特徴とする。

0008

これによれば、ユーザは、検索手順登録手段により、例えば検索条件の概略を表す付加情報等、適当な付加情報を付して検索手順情報を登録しておくことができる。そして、検索手順読出し手段により、表示された付加情報を見て、適当な検索手順情報を読み出させることができる。そして更に、検索手順実行手段により、読み出させた検索手順情報が検索手順であればその検索手順を用いて、読み出させた検索手順情報が検索手順でなければその検索手順情報に基づいて作成した検索手順を用いて、検索を実行させることができる。したがって、検索手順の承継及び再利用が容易であり、利用されればされる程、有効な検索手順が検索手順登録部に蓄積され得る。

0009

ここで、前記検索手順作成手段が、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成することが好ましい。

0010

これによれば、ユーザは、検索手順作成手段により、検索手順読出し手段が読み出した検索手順情報に基づいて、新たな検索手順を作成させ、その新たな検索手順を検索手順実行手段により実行させたり、その新たな検索手順の検索手順情報を検索手順登録手段により登録したりすることができる。すなわち、登録した検索手順情報を基に新たな検索手順を作成し実行し、その検索手順情報を登録できるので、検索手順の更に有効な再利用が可能となる。

0011

また、前記検索手順情報が検索手順またはその一部であって、前記検索手順登録手段が、検索手順情報を前記検索手順登録部に記憶する際に、記憶する検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順登録部に記憶し、前記検索手順読出し手段が、検索手順情報を取得する際に、取得する検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた手順作成情報の中から、取得し、前記検索手順作成手段が、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順情報の基となった手順作成情報であって、前記検索手順読出し手段により取得された手順作成情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成することとしてもよい。

0012

これによれば、ユーザは、検索手順作成手段により、検索手順読出し手段が読み出した検索手順情報の基となった手順作成情報に基づいて、新たな検索手順を作成させ、その新たな検索手順を、検索手順実行手段により実行させたり、検索手順登録手段により登録したりすることができる。すなわち、登録した検索手順情報の基となった手順作成情報を基に、新たな検索手順を作成し実行し、その検索手順情報を登録できるので、検索手順の更に有効な再利用が可能となる。

0013

また、前記検索手順情報が検索手順またはその一部であって、手順作成情報を入力するための入力画面を前記表示部に表示する画面表示手段を備え、前記検索手順登録手段が、検索手順情報を前記検索手順登録部に記憶する際に、記憶する検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順登録部に記憶し、前記検索手順読出し手段が、検索手順情報を取得する際に、取得する検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた手順作成情報の中から、取得し、前記検索手順読出し手段が検索手順情報を取得したときに、前記画面表示手段が、前記取得された検索手順情報の基となった手順作成情報であって、前記検索手順読出し手段により取得された手順作成情報に基づいて、当該手順作成情報の少なくとも一部が表示された状態の前記入力画面を前記表示部に表示し、前記検索手順作成手段が、前記入力画面に表示された手順作成情報の少なくとも一部、または、新たに前記入力画面において入力された手順作成情報、のうちの少なくとも一方に基づいて、検索手順を作成することとしてもよい。

0014

これによれば、ユーザが登録済みの検索手順情報を読み出させたときに、その検索手順情報の基となった手順作成情報の少なくとも一部が表示された入力画面が再現される。そして、再現された入力画面においてユーザが必要に応じて手順作成情報を修正(すなわち、新たに入力)すれば、新たに入力された手順作成情報と、修正されなかった手順作成情報とにより、検索手順作成手段が検索手順を作成するので、ユーザは登録済みの検索手順情報に基づいて新たな検索手順を容易に作成することができ、検索手順の再利用が更に容易となる。

0015

また、前記検索手順情報が検索手順の基となった手順作成情報の全部または一部であって、手順作成情報を入力するための入力画面を前記表示部に表示する画面表示手段を備え、前記検索手順読出し手段が検索手順情報を取得したときに、前記画面表示手段が、前記取得された検索手順情報に基づいて、当該検索手順情報中の手順作成情報の少なくとも一部が表示された状態の前記入力画面を前記表示部に表示し、前記検索手順作成手段が、前記入力画面に表示された手順作成情報の少なくとも一部、または、新たに前記入力画面において入力された手順作成情報、のうちの少なくとも一方に基づいて、検索手順を作成することとしてもよい。

0016

これによれば、ユーザが登録済みの検索手順情報を読み出させたときに、その検索手順情報中の手順作成情報の少なくとも一部が表示された入力画面が再現される。そして、再現された入力画面においてユーザが必要に応じて手順作成情報を修正すれば、新たに入力された手順作成情報と、修正されなかった手順作成情報とにより、検索手順作成手段が検索手順を作成するので、ユーザは登録済みの検索手順情報に基づいて新たな検索手順を容易に作成することができ、検索手順の再利用が更に容易となる。

0017

また、前記検索手順実行手段が検索手順に基づいて検索を実行する度に、当該検索手順若しくはその一部、または、当該検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、検索手順情報として、前記記憶部が備える検索手順履歴部に自動的に記憶する検索履歴保存手段と、前記検索手順履歴部に記憶されている検索手順情報を読み出す検索履歴読出し手段と、を備え、前記検索手順登録手段が、入力された付加情報を付して、前記検索履歴読出し手段により読み出された検索手順情報を、前記検索手順登録部に記憶し、前記検索手順実行手段が、検索手順情報が検索手順である場合には、前記検索履歴読出し手段により取得された検索手順、検索手順情報が検索手順でない場合には、前記検索履歴読出し手段により取得された検索手順情報に基づいて作成した検索手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力することが好ましい。

0018

これによれば、ユーザは、自動的に保存された検索手順情報を、検索履歴読出し手段により読み出させることができる。そして、読み出させた検索手順情報が検索手順であればその検索手順を用いて、読み出させた検索手順情報が検索手順でなければその検索手順情報に基づいて作成した検索手順を用いて、検索を実行させることができる。すなわち、ユーザは意識的に検索手順情報を登録しておかなくても、過去に実行した検索手順を承継し、再利用することができる。

0019

また、前記検索手順作成手段が、前記検索履歴読出し手段により読み出された検索手順情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成することが好ましい。

0020

これによれば、ユーザは、検索手順作成手段により、検索履歴読出し手段が読み出した検索手順情報に基づいて、新たな検索手順を作成させ、その新たな検索手順を、検索手順実行手段により実行させたり、検索手順登録手段によりその検索手順情報を登録したりすることができる。すなわち、過去に実行した検索手順の検索手順情報を基に新たな検索手順を作成し実行し、その検索手順情報を登録できるので、検索手順の更に有効な再利用が可能となる。

0021

また、前記検索履歴保存手段が、前記検索手順実行手段が検索手順に基づいて検索を実行する度に、当該検索手順またはその一部を検索手順情報として、前記検索手順履歴部に自動的に記憶するとともに、当該検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順履歴部に自動的に記憶し、前記検索履歴読出し手段が、検索手順情報を読み出す際に、読みだす検索手順情報の基となった手順作成情報を、前記検索手順履歴部から読み出し、前記検索手順作成手段が、前記検索履歴読出し手段により読み出された検索手順情報の基となった手順作成情報であって、前記検索履歴読出し手段により読み出された手順作成情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成することとしてもよい。

0022

これによれば、ユーザは、検索手順作成手段により、検索履歴読出し手段が読み出した検索手順情報の基となった手順作成情報に基づいて、新たな検索手順を作成させ、その新たな検索手順を、検索手順実行手段により実行させたり、その検索手順情報を検索手順登録手段により登録したりすることができる。すなわち、過去に実行した検索手順の基となった手順作成情報を基に、新たな検索手順を作成し実行し、その検索手順情報を登録できるので、検索手順の更に有効な再利用が可能となる。

0023

また、手順作成情報を入力するための入力画面を前記表示部に表示するとともに、前記データベースを参照して手順作成情報を前記入力画面に選択可能に表示する画面表示手段を備え、前記入力画面において選択された手順作成情報が前記検索手順作成手段に入力されることが好ましい。

0024

これによれば、ユーザが入力画面において手順作成情報を選択すれば、その手順作成情報が検索手順作成手段に入力されて、検索手順作成手段により検索手順が作成されるので、手順作成情報の入力が容易となり、手順の作成が容易となる。

0025

また、前記画面表示手段が、入力された検索対象特定情報によって特定される検索対象から、当該検索対象に含まれる項目項目特定情報を検出して、前記入力画面に手順作成情報として選択可能に表示することが好ましい。

0026

これによれば、入力画面に、ユーザが指定した検索対象内の項目の項目特定情報が、選択可能に表示されるので、項目特定情報の入力が容易となる。

0027

また、前記画面表示手段が、入力された検索対象特定情報によって特定される検索対象から、入力された項目特定情報によって特定される項目の値を検出して、前記入力画面に手順作成情報として選択可能に表示することが好ましい。

0028

これによれば、入力画面に、ユーザが指定した項目に対して、その項目が検索対象中で取っている値が、選択可能に表示されるので、値の入力が容易となる。

0029

また、入力された手順作成情報に基づいて、削除手順を作成する削除手順作成手段と、前記削除手順作成手段により作成された削除手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データを削除する削除手順実行手段と、入力された付加情報を付して、削除手順若しくはその一部、または、削除手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、削除手順情報として、前記記憶部が備える削除手順登録部に記憶する削除手順登録手段と、前記削除手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された削除手順情報を、前記削除手順登録部から、または、付加情報と共に前記削除手順登録部から読み出しておいた削除手順情報の中から取得する削除手順読出し手段と、を備え、前記削除手順実行手段が、削除手順情報が削除手順である場合には、前記削除手順読出し手段により取得された削除手順、削除手順情報が削除手順でない場合には、前記削除手順読出し手段により取得された削除手順情報に基づいて作成した削除手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データを削除することが好ましい。

0030

これによれば、データの検索(抽出)だけでなく、データの削除にも利用でき、また、検索手順と同様に、削除手順の承継や再利用が容易となる。

0031

また、入力された手順作成情報に基づいて、更新手順を作成する更新手順作成手段と、前記更新手順作成手段により作成された更新手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データを更新する更新手順実行手段と、入力された付加情報を付して、更新手順若しくはその一部、または、更新手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、更新手順情報として、前記記憶部が備える更新手順登録部に記憶する更新手順登録手段と、前記更新手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された更新手順情報を、前記更新手順登録部から、または、付加情報と共に前記更新手順登録部から読み出しておいた更新手順情報の中から取得する更新手順読出し手段と、を備え、前記更新手順実行手段が、更新手順情報が更新手順である場合には、前記更新手順読出し手段により取得された更新手順、更新手順情報が更新手順でない場合には、前記更新手順読出し手段により取得された更新手順情報に基づいて作成した更新手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データを更新することが好ましい。

0032

これによれば、データの検索だけでなく、データの更新にも利用でき、また、検索手順と同様に、更新手順の承継や再利用が容易となる。

0033

本発明のサーバ装置は、通信回線を介してクライアント装置通信可能であり、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能なサーバ装置であって、検索手順情報が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部と、前記クライアント装置から受信した手順作成情報に基づいて、検索手順を作成する検索手順作成手段と、前記検索手順作成手段により作成された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を前記クライアント装置に出力する検索手順実行手段と、前記クライアント装置から受信した付加情報を付して、検索手順若しくはその一部、または、検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、を検索手順情報として、前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録手段と、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して、読み出した付加情報を選択可能に表示する画面情報を、前記クライアント装置に送信し、選択された付加情報が付された検索手順情報、を特定する情報を、前記クライアント装置から受信して、当該検索手順情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順情報の中から、取得する検索手順読出し手段と、を備え、前記検索手順実行手段が、検索手順情報が検索手順である場合には、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順、検索手順情報が検索手順でない場合には、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順情報に基づいて作成した検索手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を前記クライアント装置に出力することを特徴とする。
これによれば、ユーザは、クライアント装置から、適当な付加情報を付して検索手順情報をサーバ装置に登録しておくことができ、また、クライアント装置に表示された付加情報を見て、適当な検索手順情報をサーバ装置に読み出させることができる。そして、読み出させた検索手順情報に基づいて検索を実行させることができる。したがって、検索手順の承継及び再利用が、クライアント装置において容易に行える。

0034

本発明のプログラムは、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能であって、手順作成情報及び付加情報を入力するための入力部と、表示部と、検索手順情報が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部とを備えたコンピュータに、入力された手順作成情報に基づいて、検索手順を作成する検索手順作成ステップ、前記検索手順作成ステップで作成した検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力する検索手順実行ステップ、入力された付加情報を付して、検索手順若しくはその一部、または、検索手順の基となった手順作成情報の全部若しくは一部を、検索手順情報として、前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録ステップ、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された検索手順情報を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順情報の中から、取得する検索手順取得ステップ、及び、検索手順情報が検索手順である場合には、前記検索手順取得ステップで取得した検索手順、検索手順情報が検索手順でない場合には、前記検索手順取得ステップで取得した検索手順情報に基づいて作成した検索手順、に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力するステップ、を実行させることを特徴とする。

0035

本発明のデータ処理システムは、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能であって、前記データベース内の検索対象からデータを検索して処理するデータ処理システムであって、検索手順及び付加情報を入力するための入力部と、表示部と、検索手順が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部と、入力された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力する検索手順実行手段と、入力された付加情報を付して、入力された検索手順を前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録手段と、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された検索手順を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順の中から、取得する検索手順読出し手段と、を備え、前記検索手順実行手段が、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力することを特徴とする。

0036

これによれば、ユーザは、検索手順登録手段により、例えば検索条件の概略を表す付加情報等、適当な付加情報を付して検索手順を登録しておくことができる。そして、検索手順読出し手段により、表示された付加情報を見て、適当な検索手順を読み出させることができる。そして更に、検索手順実行手段により、読み出させた検索手順を実行させることができる。したがって、検索手順の承継及び再利用が容易であり、利用されればされる程、有効な検索手順が検索手順登録部に蓄積され得る。

0037

本発明のサーバ装置は、通信回線を介してクライアント装置と通信可能であり、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能なサーバ装置であって、検索手順が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部と、前記クライアント装置から受信した検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を前記クライアント装置に出力する検索手順実行手段と、前記クライアント装置から受信した付加情報を付して、前記クライアント装置から受信した検索手順を前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録手段と、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して、読み出した付加情報を選択可能に表示する画面情報を、前記クライアント装置に送信し、選択された付加情報が付された検索手順を特定する情報を、前記クライアント装置から受信して、当該検索手順を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順の中から、取得する検索手順読出し手段と、を備え、前記検索手順実行手段が、前記検索手順読出し手段により取得された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を前記クライアント装置に出力することを特徴とする。

0038

これによれば、ユーザは、クライアント装置から、適当な付加情報を付して検索手順をサーバ装置に登録しておくことができ、また、クライアント装置に表示された付加情報を見て、適当な検索条件を有する検索手順をサーバ装置に読み出させることができる。そして、読み出させた検索手順を実行させることができる。したがって、検索条件を含む検索手順の承継及び再利用が、クライアント装置において容易に行える。

0039

本発明のプログラムは、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能であって、検索手順及び付加情報を入力するための入力部と、表示部と、検索手順が記憶される検索手順登録部を備えた記憶部とを備えたコンピュータに、入力された検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力する検索手順実行ステップ、入力された付加情報を付して、入力された検索手順を前記検索手順登録部に記憶する検索手順登録ステップ、前記検索手順登録部から付加情報を読み出して前記表示部に選択可能に表示し、表示された付加情報のうちの選択された付加情報が付された検索手順を、前記検索手順登録部から、または、付加情報と共に前記検索手順登録部から読み出しておいた検索手順の中から、取得する検索手順取得ステップ、及び、前記検索手順取得ステップで取得した検索手順に基づいて、前記データベース内の検索対象から検索条件に合致したデータを検索して、検索条件に合致したデータがあった場合に当該データの全部または一部を出力するステップ、を実行させることを特徴とする。

0040

この発明において、「手順」とは、必ずしも複数のステップからなるものとは限らず、1つのステップからなるものも含む意である。

0041

また、「手順作成情報」とは、検索手順、削除手順、更新手順等のデータベース内の検索対象からデータを検索して処理する手順を作成するのに必要であってユーザが指定すべき情報を言い、少なくとも、検索対象を特定する検索対象特定情報(後述する実施形態では、テーブル名等の検索対象名)、及び、検索条件を特定する情報を含むものである。

0042

「検索条件」とは、検索対象からデータを検索するときの条件を言い、検索対象からその検索条件を満たすデータが検索される。検索条件を特定する情報として、後述する実施形態では、検索条件の生成に必要な要素(以下、条件生成要素と言う。)が用いられる。条件生成要素には、検索対象中の項目(フィールドとも呼ばれる。)を特定する項目特定情報(後述する実施形態では、項目名)、その項目の値と比較される値(以下、比較値とも言う。)、それらの値を比較する比較方法(例えば、>、<、=等の比較演算子)、AND、OR、NOT等の論理演算子括弧等がある。後述する実施形態では、項目特定情報、比較値、及び、比較方法は、必須の要素であるが、他の要素は必須ではない。

0043

「付加情報」とは、手順の登録時にユーザの入力により手順に付加される情報であり、後述する実施形態では、手順名及びメモ情報である。メモ情報とは、操作説明コメント等の任意の情報である。後述する実施形態では、手順名は必須であるが、メモ情報は必須ではない。

0044

「出力」とは、表示、印刷のみならず、ファイルに書き込む(以下、ファイルに出力すると言う。)場合や、他のプログラムにデータとして与える場合、他の装置に送信する場合も含む概念である。

0045

「入力部」とは、少なくとも手順作成情報及び付加情報をデータ処理システムが得るためのインターフェースをいい、キーボードマウスペン等、ユーザとのインターフェースをとるもののみならず、インターフェース回路インターフェースプログラム等、他の装置やプログラム等とのインターフェースをとるものを含む概念である。

0046

また、「(手順作成情報、検索手順等)に基づいて」と言うときは、「少なくとも(その手順作成情報、検索手順等)に基づいて」の意であり、基となるものを(その手順作成情報、検索手順等に)限定する意ではない。

発明を実施するための最良の形態

0047

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

0048

1.第1実施形態
1−1.構成の説明
第1実施形態のデータ処理システムである検索システム1は、スタンドアローン型のシステムとして構成される。検索システム1は、コンピュータにより構成され、図1に示すように、各種演算処理や構成各部の制御を行う制御部10、手順作成情報及び付加情報を入力するための入力部11、検索結果を表示出力する表示部12、検索対象が記憶された記憶部13、及び、プリンタからなる印刷部14を備えている。表示部12と印刷部14とから出力部16が構成される。

0049

制御部10は、CPU、CPUのワークエリアとして動作するRAM、固定データを格納したROM等から構成され、インストールされたOS(オペレーティングシステム)等の基本ソフトウェア上で動作する検索プログラムに従って、検索手順の作成、作成した検索手順に基づく検索の実行、入力部11、表示部12、印刷部14等に対する制御、記憶部13へのデータの書込み(すなわち記憶)や記憶部13からのデータの読出しなどを行う。すなわち、制御部10は、画面表示手段、検索手順作成手段、検索手順実行手段等、図1に示す各手段として機能する。

0050

入力部11は、キーボード及びマウスから構成され、ユーザの操作に応じて、手順作成情報や付加情報等の各種データや、実行指令登録指令、読出し指令等の各種指令等を、制御部10に入力する。

0051

表示部12は、CRTまたは液晶ディスプレイ等から構成され、制御部10の制御に応じて、手順作成情報及び付加情報を入力するための入力画面である手順作成画面及び出力項目選択画面、検索結果を表示する結果表示画面等、各種の画面を表示する。

0052

記憶部13は、ハードディスク装置フレキシブルディスク装置光磁気ディスク装置等から構成され、データベース130、検索手順履歴ファイル131(以下、履歴ファイル131と略す。)、検索手順登録ファイル132(以下、登録ファイル132と略す。)、削除手順履歴ファイル133、削除手順登録ファイル134、更新手順履歴ファイル135、更新手順登録ファイル136、検索プログラム、OS等が記憶される。

0053

検索プログラムは、本発明のプログラムの一実施形態に相当し、制御部10に接続されたCD−ROMドライブ(図示せず)を介して、CD−ROMからインストールされたものである。検索プログラムのインストール時に、あるいは、検索プログラムの起動時等に、どのデータベースを検索するか(本実施形態ではデータベース130を検索すること)が指定される。

0054

データベース130は、1以上の検索対象が格納されたリレーショナルデータベースである。本実施形態では、検索対象の種類として、テーブル、仮想テーブル画面定義体帳票定義体がある。

0055

テーブルとは実際のデータが蓄積されるものであり、図2に例示するように、テーブルは1以上のレコードを有し、各レコードは1以上の項目を有している。各項目には項目名が付されている。テーブル中の各レコードの各項目には、値(実際のデータ)が格納されている。この値とは、数値に限らず、文字記号、画像等を含むものである。図2は、データベース130に格納されているテーブルの1つである大学マスタイメージを示す。大学マスタには、項目として、大学コード、学校形態、学校名等があり、大学コードの値として「0001」「0002」等の数値が、学校形態の値として「私立4年」「国立4年」等の文字が、学校名の値として「大阪○○大学」「東京○○大学」等の文字が格納されている。テーブルには、各項目の属性も記憶されている。項目の属性とは、数値か、文字(テキスト)か等のデータの型を言う。共通の項目を含むテーブル同士は、互いに関連付けられている。

0056

仮想テーブルとは、テーブルや他の仮想テーブルから必要な値を抽出したり、抽出した値を集計したりして作成されるテーブルである。仮想テーブルには、実際には値は格納されてなく、値は抽出基のテーブルから読み出される。したがって、仮想テーブルから値を抽出すると言うときは、その仮想テーブルを介して抽出基のテーブルから値を抽出する。仮想テーブルは、抽出基となるテーブル等と抽出する項目とを特定するとともに、抽出条件集計方法等を定めた定義体とも言える。仮想テーブルは、ビューまたはクエリとも呼ばれるので、以下、クエリとも言う。

0057

画面定義体とは、画面に表示する項目や画面のレイアウト等の画面の構成を定義した定義体であり、以下、フォームとも言う。画面に表示する項目には、テーブルや仮想テーブルから抽出して画面に表示する項目が含まれるため、フォームには、抽出基となるテーブ等と抽出する項目とを特定する情報が含まれる。

0058

帳票定義体とは、帳票に表示する項目や帳票のレイアウト等の帳票の構成を定義した定義体であり、以下、レポートとも言う。帳票に表示する項目には、テーブルや仮想テーブルから抽出して帳票に表示する項目が含まれるため、レポートには、抽出基となるテーブル等と抽出する項目とを特定する情報が含まれる。

0059

クエリ、フォーム、及び、レポートは、それぞれ抽出基(以下、単に「基」とも言う。)となったテーブル等と関連付けられている。

0060

履歴ファイル131は、検索手順履歴部に相当し、実行された検索手順の履歴(具体的には、検索手順情報を含む履歴レコード)を保存(すなわち記憶)するものである。図3に、履歴ファイル131の構成例を示す。履歴ファイル131には、各検索対象名に対応付けて、履歴番号検索条件情報、検索手順情報、手順作成情報等からなる履歴レコードが、所定数を上限として保存される。検索手順情報とは、検索手順またはその一部である。第1実施形態では、検索手順情報を検索手順そのものとする。新しい履歴レコードが保存されるとき、この所定数を超えることとなれば、最も古い履歴レコードが削除される。履歴番号とは、履歴レコードを履歴ファイル131に保存する際に、制御部10が自動的に振る履歴レコードの識別情報である。

0061

検索手順とは、検索システム1が検索対象から検索条件に合致したレコードを検索し、そのようなレコード中のデータの少なくとも一部を出力するために行うべき動作を定めたものであり、検索対象特定情報とレコードの検索条件とを含むものである。検索手順は、例えばデータベース操作言語等のプログラミング言語で書かれた単数または複数の文からなるものとすることができ、本実施形態では、SQLで書かれた1つのまたは複数のコマンド文であるが、コマンド文以外の文(非実行文)を含むものであってもよい。なお、本実施形態では、検索手順には、検索したレコード内のデータを出力するための手順(検索したレコード内のどのデータを出力するかを定めたもの)も含んでいるが、かかる手順を含まないものとしてもよい。検索条件情報とは、検索条件を示す情報である。

0062

登録ファイル132は、検索手順登録部に相当し、ユーザの登録操作に応じて検索手順情報を登録(すなわち記憶)するものである。図4に、登録ファイル132の構成例を示す。登録ファイル132には、各検索対象名に対応付けて、登録番号、検索手順名、メモ情報、検索条件情報、検索手順情報、手順作成情報等からなる検索手順レコードが登録される。登録番号とは、検索手順レコードを登録ファイル132に登録する際に、制御部10によって自動的に振られる検索手順レコードの識別情報である。

0063

削除手順履歴ファイル133は、削除手順履歴部に相当し、実行された削除手順の履歴(具体的には、削除手順を含む履歴レコード)を保存するものである。削除手順履歴ファイル133には、各検索対象名に対応付けて、履歴番号、検索条件情報、削除手順情報、手順作成情報等からなる履歴レコードが、所定数を上限として保存される。削除手順情報とは、削除手順またはその一部である。第1実施形態では、削除手順情報を削除手順そのものとする。

0064

削除手順とは、検索システム1が検索対象からレコードを検索して削除するために行うべき動作を定めたものであり、検索対象特定情報と、削除すべきレコードの検索条件とを含むものである。

0065

削除手順登録ファイル134は、削除手順登録部に相当し、ユーザの登録操作に応じて削除手順情報を登録するものである。削除手順登録ファイル134には、各検索対象名に対応付けて、登録番号、削除手順名、メモ情報、検索条件情報、削除手順情報、手順作成情報等からなる削除手順レコードが登録される。

0066

更新手順履歴ファイル135は、更新手順履歴部に相当し、実行された更新手順の履歴(具体的には、更新手順情報を含む履歴レコード)を保存するものである。更新手順履歴ファイル135には、各検索対象名に対応付けて、履歴番号、検索条件情報、更新手順情報、手順作成情報等からなる履歴レコードが、所定数を上限として保存される。更新手順情報とは、更新手順またはその一部である。第1実施形態では、更新手順情報を更新手順そのものとする。

0067

更新手順とは、検索システム1が検索対象からレコードを検索して更新するために行うべき動作を定めたものであり、検索対象特定情報と、更新すべきレコードの検索条件と、更新すべき項目の項目特定情報と、その項目の更新後の値とを含むものである。

0068

更新手順登録ファイル136は、更新手順登録部に相当し、ユーザの登録操作に応じて更新手順情報を登録するものである。更新手順登録ファイル136には、各検索対象名に対応付けて、登録番号、更新手順名、メモ情報、検索条件情報、更新手順情報、手順作成情報等からなる更新手順レコードが登録される。

0069

1−2.検索の場合の動作の説明
検索システム1が検索対象中のレコードの検索を行うときの動作について、検索対象がテーブルである場合を例に、図16フローチャートに基づいて説明するが、図16のフローチャートに示す動作の流れは、あくまでも一例である。

0070

1−2−1.手順作成情報の入力(図16のステップS01)
検索システム1において検索プログラムを起動すると、検索システム1の制御部10は、図5に示すような手順作成画面を、表示部12に表示する。手順作成画面には、最初、条件生成要素を入力するための条件入力部40が1つ表示されている。条件入力部40は、複数NOTボタン41、左括弧ボタン42、当項目NOTボタン59、項目欄55、比較方法欄56、値欄57、以上ボタン62、ANDボタン60、ORボタン61、右括弧ボタン43、及び、値リスト欄58を含んでいる。

0071

この画面において、ユーザがSelectボタン50をクリック(すなわち押下)し、対象選択部53においてテーブルを選択すると、制御部10には、これから作成する手順が検索手順であることを示す情報(すなわち信号)、及び、検索対象がテーブルであることを示す情報が入力されるので、制御部10は、図6に示すように、手順作成画面にテーブル選択欄54を表示する。なお、図6は入力を済ませた状態であるので、条件入力部40が3つ表示されているが、条件入力部40は上述したように最初は1つであり、ユーザの操作に応じて追加される。

0072

テーブル選択欄54においてユーザが所定の表示要求操作(本実施形態では、欄の右端の逆三角印が表示された部分のクリック。他の欄における表示要求操作も同様。)を行うと、制御部10は、データベース130を検索して、データベース130内の全テーブルのテーブル名を検出し、テーブル選択欄54に選択可能に一覧表示する。ユーザがその一覧からテーブル名を選択すると、そのテーブル名(図6の例では「大学マスタ」)がテーブル選択欄54に入力され、制御部10にそのテーブル名が入力される。なお、選択によらず、ユーザがキーボードを用いてテーブル名を直接テーブル選択欄54に入力することにより、そのテーブル名を制御部10に入力することも可能であり、以下の項目名等の入力においても同様である。

0073

ユーザが項目欄55において所定の表示要求操作を行うと、制御部10は、選択されたテーブルを検索し、そのテーブル中の全項目の項目名を検出して、項目欄55に選択可能に一覧表示する。図6の例では、大学マスタ中の「大学コード」「学校形態」「学校名」等が表示される。ユーザがその一覧から項目名を選択すると、その項目名(図6の例では「学校名」)が項目欄55に入力される。

0074

なお、制御部10は、項目欄55に項目名を一覧表示するとき、検索対象がテーブルまたはクエリである場合には、各項目は値を持っている(クエリの場合は基となったテーブル内に値を持っている。)ので、全項目の項目名を表示する。

0075

一方、検索対象がフォームまたはレポートである場合には、制御部10は、そのフォームまたはレポートの基となったテーブルやクエリを調べ、そのフォームまたはレポートの項目のうち、実際に値を持っている項目のみ表示する。フォームまたはレポートの項目には、値を持たない項目があり、かかる項目は比較対象にはできないからである。本実施形態では、実際に値を持っている項目とは、テーブルまたはクエリの項目に連結されている項目とする。なお、テーブルまたはクエリの項目に連結されていないが、ユーザにより値が直接入力されている項目を含めることとしてもよい。かかる項目を含める場合には、かかる項目の属性及び値は、フォームまたはレポート自体から取得される。

0076

次に、ユーザが比較方法欄56において所定の表示要求操作を行うと、制御部10は、選択された項目の属性に応じた比較方法を、比較方法欄56に選択可能に一覧表示する。なお、項目の属性は、検索対象がテーブルであるときはそのテーブルから、検索対象がクエリ、フォーム、または、レポートであるときは、その基となったテーブルから取得する。図6の例では、項目「学校名」は文字であるので、「完全一致」「部分一致」等が表示される。ユーザがその一覧から比較方法を選択すると、その比較方法(図6の例では「部分一致」)が比較方法欄56に入力される。

0077

次に、ユーザは値欄57に比較値を入力するが、このとき、対応する値リスト欄58において所定の表示要求操作を行うと、制御部10は、選択されたテーブルを検索して、選択された項目の値(図6の例では「大阪○○大学」「東京○○大学」等)を全て取得し、値リスト欄58に一覧表示する。ユーザが、値リスト欄58から値を選択すると、その値が値欄57に入力されるので、ユーザは必要に応じてその値を修正する。なお、制御部10は、検索対象がクエリ、フォーム、または、レポートであるときは、その基となったテーブルから値を取得する。

0078

ユーザはさらに検索条件を付加したい場合には、ANDボタン60またはORボタン61をクリックして、「AND」または「OR」を選択する。図6では、クリックされたボタンを色を変えて表示している。すると、条件入力部40が追加表示されるので、ユーザは上記と同様にして項目名等を入力する。

0079

また、ある項目についての検索条件にNOTを付けたい場合には、その項目の先頭の当項目NOTボタン59をクリックし、複数項目についての検索条件全体にNOTを付けたい場合には、それらの項目を括弧で括るように、左括弧ボタン42及び右括弧ボタン43をクリックするとともにその先頭の複数NOTボタン41をクリックする。

0080

このように、手順作成画面は、NOT、AND、OR、括弧については、対応するボタンのクリックにより選択できるように構成されている。

0081

また、項目の属性が数値の場合には、比較方法として「>」「<」「=」「範囲内」等が選択可能であるが、「範囲内」を選択したときは、制御部10は、図6に示すように値欄57bを表示するので、ユーザは値欄57bに上限値または下限値を入力する。

0082

ユーザは検索条件をそれ以上付加する必要が無いときは、以上ボタン62をクリックする。すると、各条件入力部40において入力(選択を含む)された条件生成要素、すなわち、項目名、比較方法、比較値、NOT、AND、OR、括弧等の情報が制御部10に入力される。

0083

次に、制御部10は、図7に示すような出力項目選択画面を表示部12に表示する。出力項目選択画面には、検索対象中の全項目の項目名が表示され、ユーザは、この画面において出力対象にする項目を選択することができる。図7の例では、大学コード、学校名、学部学科名、郵便番号住所1、住所2、住所3を出力対象項目としている。

0084

また、出力態様として、ボタン73をクリックすれば、Excel(商標または登録商標)等の表計算プログラムで扱えるシート形式でファイルに出力するとともに、その表計算プログラムを起動してそのシートを開いて表示部12に表示する態様、ボタン74をクリックすれば、仮想テーブル形式でファイルに出力するとともにその仮想テーブルの内容を表示部12に表示する態様、ボタン75をクリックすれば、シート形式でファイルに出力するが表計算プログラムは起動しない態様が選択できるように構成されている。出力先のファイルのファイル名は、ファイル欄76で指定できる。なお、ファイル欄76には、最初、制御部10がデフォルト値とするファイル名が入力されている。したがって、ユーザがファイル名を指定しなかったときは、そのデフォルト値が用いられる。この出力先のファイルは、本実施形態では、検索システム1がスタンドアローン型であるため、記憶部13内に存在するが、検索システム1が他のコンピュータと接続されている場合には、他のコンピュータの記憶部内に存在するものであってもよい。また、印刷部14に結果を出力(すなわち印刷)するように構成してもよい。

0085

ユーザが出力項目選択画面において出力対象項目、出力態様、及び、出力先を指定し、画面を閉じると、出力対象項目の項目名、出力態様を示す情報、及び、出力先のファイル名が、制御部10に入力される。

0086

以上のように、手順作成情報として、検索対象名、条件生成要素、及び、出力対象項目の項目名が、制御部10に入力される。

0087

1−2−2.検索手順の作成(ステップS02)
制御部10には、例えば出力項目選択画面を閉じる等のユーザによる所定の操作により、手順の作成指令が入力される。すると、制御部10は、入力された手順作成情報により、検索手順(本実施形態では、検索対象から検索条件に合致したレコードを検索し、検索したレコード中の出力対象項目に指定された項目のデータを出力するための手順)と検索条件情報とを作成し、手順作成画面を表示部12に表示して、検索条件情報を条件表示部63に表示する。

0088

1−2−3.検索手順の実行(ステップS03)
ユーザが実行ボタン64をクリックすると、制御部10には実行指令が入力される。実行指令に応じて、制御部10は、作成した検索手順によりデータベース130の検索を実行する。すなわち、データベース130内の検索対象から検索条件に合致したレコードを検索する。図6の例では、大学マスタから、学校名に「東京」の文字を含み、住所1には「東京」の文字を含まず、郵便番号が1000013から6500006までの範囲内であるようなレコードを検索する。

0089

そして、制御部10は、検索条件に合致したレコードがあった場合には、そのレコード中の出力対象項目に指定された項目のデータを、指定された出力態様で、指定された出力先のファイルに出力する。なお、本実施形態では、検索手順には、指定された出力態様で指定された出力先ファイルに出力する部分の手順は含まないものとする。制御部10は、入力された出力態様を示す情報及び出力先ファイル名に基づいて、検索したレコード中の出力対象項目に指定された項目のデータを、指定された出力態様で、出力先のファイルに出力する。制御部10は、出力対象項目が全項目のときは検索したデータの全部(すなわち、検索したレコード中の全項目のデータ)を、そうでないときは検索したデータの一部(すなわち、検索したレコード中の一部の項目のデータ)を出力することとなる。また、検索条件に合致したレコードが無かった場合には、検索条件に合致したレコードが無かったことを示す情報を、表示部12に表示する。

0090

図8は、図7の例でボタン73がクリックされた場合に表示される結果表示画面の例であり、シートを開いた状態を示す。なお、ユーザが、手順作成画面の表示順指定部65において対象項目(但し、数値等所定の属性の項目に限る。)と表示順とを指定しておくと、それら指定された情報も手順作成情報として制御部10に入力され、制御部10は、指定された対象項目が指定された表示順に並ぶように検索手順を作成して、結果を表示する。例えば、図6に示すように大学コードが昇順となるように指定しておけば、制御部10は、図8に示すように、大学コードが昇順となるように結果を表示する。

0091

1−2−4.履歴の保存(ステップS04)
制御部10は、検索手順を実行すると、その検索手順を検索手順情報として、履歴番号、検索条件情報、及び、手順作成情報とともに、自動的に(すなわち、履歴の保存を目的としたユーザの操作なしに)履歴ファイル131に保存する。なお、ここで保存される手順作成情報は、実行した検索手順の基となった(すなわち、作成時に入力された)手順作成情報の全部であるが、後述する入力画面の再現に必要なもののみ保存すればよい。

0092

1−2−5.履歴の読出し(ステップS05)
ユーザが手順作成画面においてSelectボタン50をクリックして検索対象の種類及び検索対象名を選択し、履歴欄66において所定の表示要求操作を行うと、制御部10は、選択された検索対象に対応付けられた履歴レコードから、履歴番号と検索条件情報とを抽出し、図9履歴リスト81に示すように、履歴番号及び検索条件情報からなる検索手順履歴情報を選択可能に一覧表示する。

0093

ユーザが履歴リスト81の中からある検索手順履歴情報を選択すると、制御部10には、その検索手順履歴情報中の履歴番号によって特定される履歴レコードの読出し指令が入力される。制御部10は、この読出し指令に応じて、その履歴レコードを履歴ファイル131から読み出し、読み出した履歴レコード中の手順作成情報に基づいて、図10に示すように、ユーザが入力した状態の条件入力部40を再現する。

0094

なお、履歴欄66において所定の表示要求操作が行われたときに、選択された検索対象に対応付けられた履歴レコードを全て読み出しておいて、読出し指令が入力されたときに、該当する履歴レコードを特定(取得)するように構成してもよい。

0095

図10のように条件入力部40が再現された手順作成画面において、ユーザが所定の操作を行うと、出力項目選択画面が表示されるが、制御部10は、読み出した(読み出したものから特定した場合も含む。以下同様。)履歴レコード中の手順作成情報に基づいて、この出力項目選択画面における出力項目の選択(すなわち、チェックの入力)も再現する。なお、ファイル欄76に入力されたファイル名及び出力態様の選択(すなわち、クリックされたボタン)は再現されず、ファイル欄76はデフォルト値が入力された状態とされる。したがって、ユーザがファイル名を入力しなかったときは、そのデフォルト値が用いられる。ユーザが出力態様を選択し、必要に応じて出力先のファイル名を入力して、出力項目選択画面を閉じると、条件入力部40が再現された手順作成画面が再表示される。

0096

この再表示された手順作成画面において、ユーザが実行ボタン64をクリックすると、制御部10には実行指令が入力され、制御部10は、読み出した履歴レコード中の検索手順情報である検索手順に基づいて、上記1−2−3.で述べたように検索を行う(図16の矢印Eの流れ)。このように、ユーザは、過去に実行された検索手順を読み出して実行することができる。すなわち、ユーザは、履歴ファイル131を介して、過去に実行された検索手順を承継し、再利用することができる。

0097

1−2−6.検索手順の登録(ステップS06)
(1)履歴から読み出した検索手順の登録
図10のように条件入力部40が再現された状態で、図11に示すように、ユーザが手順作成画面の登録名欄67に任意の検索手順名を入力し、必要に応じてメモ欄68に任意のメモ情報を入力して、登録ボタン69をクリックすると、制御部10には検索手順名、メモ情報、及び、登録指令が入力される。この登録指令に応じて、制御部10は、入力された情報と、読み出した履歴レコード中の情報とに基づいて、登録番号、検索手順名、メモ情報、検索手順情報、検索条件情報、及び、手順作成情報等からなる検索手順レコードを、登録ファイル132に登録する。登録番号は上述したように自動採番される。

0098

(2)作成した検索手順の登録
また、ユーザは、作成した検索手順を検索手順情報として直接登録することもできる(図16の矢印Aの流れ)。すなわち、制御部10がステップS02で検索手順を作成した後、図12に示すように、ユーザが手順作成画面の登録名欄67に任意の検索手順名を入力し、必要に応じてメモ欄68にメモ情報を入力して、登録ボタン69をクリックすると、制御部10に検索手順名、メモ情報、及び、登録指令が入力される。この登録指令に応じて、制御部10は、入力された情報と作成した検索手順等に基づいて、登録番号、検索手順情報である検索手順、検索手順名、メモ情報、検索条件情報、及び、手順作成情報等からなる検索手順レコードを、登録ファイル132に登録する。すなわち、制御部10は、検索手順情報を登録ファイル132に記憶する際に、記憶する検索手順情報の基となった手順作成情報をも登録ファイル132に記憶する。なお、ここで記憶される手順作成情報は、作成した検索手順の基となった(すなわち、作成時に入力された)手順作成情報の全部であるが、後述する入力画面の再現に必要なもののみ記憶すればよい。

0099

1−2−7.検索手順の読出し(検索手順の取得)(ステップS07)
ユーザが手順作成画面においてSelectボタン50をクリックして検索対象の種類及び検索対象名を選択し、登録リスト欄70において所定の表示要求操作を行うと、制御部10は、選択された検索対象に対応付けられた検索手順レコードから、登録番号及び付加情報(すなわち、検索手順名及びメモ情報)を読み出し、図13の検索手順リスト80に示すように、登録番号及び付加情報を、選択可能に一覧表示する。

0100

ユーザが検索手順リスト80の中からある付加情報を選択すると、図14に示すように、制御部10は、その付加情報中の検索手順名を登録名欄67に、メモ情報をメモ欄68にそれぞれ表示するとともに、登録リスト欄70にその付加情報に付された登録番号を表示する。そして、制御部10には、その登録番号によって特定される検索手順レコードの読出し指令が入力される。制御部10は、この読出し指令に応じて、その検索手順レコードを登録ファイル132から読み出して、その検索手順レコード中の検索手順情報(すなわち、選択された付加情報が付された検索手順情報)を取得するとともに、図14に示すように、その検索手順レコード中の手順作成情報を用いて、ユーザが入力した状態の条件入力部40を再現し、また、その検索手順レコード中の検索条件情報を、条件表示部63に表示する。出力項目選択画面についても、上記1−2−5.で述べた履歴の読出しの場合と同様に再現する。すなわち、制御部10は、検索手順情報を取得したときに、その検索手順情報の基となった手順作成情報をも取得し、その手順作成情報に基づいて、その手順作成情報の少なくとも一部が入力(表示)された状態の手順作成画面及び出力項目選択画面を表示部12に表示する。

0101

なお、登録リスト欄70において所定の表示要求操作が行われたときに、選択された検索対象に対応付けられた検索手順レコードから、登録番号及び付加情報と共に検索手順情報をも読み出しておいて、読出し指令が入力されたときに、その登録番号が付された検索手順情報(すなわち、選択された付加情報が付された検索手順情報)を、読み出しておいた検索手順情報の中から取得するように構成してもよい。手順作成情報や検索条件情報についても同様である。すなわち、制御部10は、検索手順情報を取得する際に、登録ファイル132から、または、付加情報と共に登録ファイル132から読み出しておいた手順作成情報の中から、取得する検索手順情報の基となった手順作成情報をも取得する。

0102

また、本実施形態において、登録番号で検索手順レコードを特定するのは、検索手順名は重複が許されているからであるが、例えば既に登録済みの検索手順名については新たな登録を許可しないように構成する等により、検索手順名を重複しないように定めれば、検索手順名で検索手順レコードを特定できる。そうすれば、登録番号は不要となる。

0103

図14のように再現された手順作成画面において、ユーザが出力項目選択画面を表示するための所定の操作を行うと、制御部10は、読み出した検索手順レコード中の手順作成情報に基づいて、1−2−5.の履歴の読出しの場合と同様に、出力先ファイル名及び出力態様の選択を除いて、出力項目選択画面を再現する。ユーザが出力態様を選択し、必要に応じて出力先ファイル名を入力して、出力項目選択画面を閉じると、図14のような手順作成画面が再表示される。

0104

この再表示された手順作成画面において、ユーザが実行ボタン64をクリックすると、制御部10は、ステップS03に制御を戻し、取得した検索手順情報である検索手順に基づいて、上記1−2−3.で述べたように検索を行う(図16の矢印Bの流れ)。このように、ユーザは、登録された検索手順を読み出して実行することができる。すなわち、検索手順の承継が、登録ファイル132を介して容易に行われる。また、登録時に、どのような検索を行う手順かが分かるような検索手順名またはメモ情報を付しておけば、ユーザは、検索手順名またはメモ情報を手掛かりにして適切な検索手順を読み出すことができるので、再利用が容易であり、検索の効率を向上させることができる。

0105

1−2−8.新たな検索手順の作成(ステップS01、S02)
上記1−2−5.または1−2−7.で述べたように、履歴ファイル131または登録ファイル132から読み出された情報により再現された条件入力部40において、ユーザが条件生成要素を修正したり、再現された出力項目選択画面においてユーザが出力対象項目等を修正したりして、例えば出力項目選択画面を閉じる等ユーザが所定の操作を行うと、制御部10に、手順の作成指令と、手順作成画面及び出力項目選択画面において入力された手順作成情報とが入力される。この手順作成画面及び出力項目選択画面において入力された手順作成情報には、再現されたままで修正されなかった手順作成情報(すなわち、入力画面に表示された手順作成情報の少なくとも一部)、または、修正された手順作成情報(すなわち、新たに入力画面において入力された手順作成情報)の少なくとも一方が含まれている。制御部10は入力された手順作成情報を用いて、新たな検索手順と検索条件情報とを作成し、検索条件情報を条件表示部63に表示する(図16の矢印C、Dの流れ)。

0106

なお、本実施形態では、登録ファイル132から読み出した手順作成情報と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて、新たな検索手順を作成したが、登録ファイル132から読み出した検索手順情報と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて新たな検索手順を作成することとしてもよいし、読み出した手順作成情報及び検索手順情報の両方と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて新たな検索手順を作成することとしてもよい。

0107

作成された検索手順は、上記1−2−3.で述べたように実行することもできるし(ステップS03)、上記1−2−6.で述べたように登録することもできる(ステップS06)。

0108

なお、上述したように図16の流れは一例であり、例えば、図16破線で示すように、作成した検索手順の実行をせずに登録を行う流れや、履歴の読出しを行わない流れ等、検索システム1の動作の流れには種々の流れがある。

0109

1−2−9.検索手順の削除
ユーザが検索手順リスト80から付加情報を選択し、図14のように表示された手順作成画面において削除ボタン49をクリックすると、制御部10は、その付加情報に付された登録番号によって特定される検索手順レコードを、登録ファイル132から削除する。

0110

1−3.削除の場合の動作の説明
検索システム1が検索対象中のレコードの削除を行うときの動作について、検索対象がテーブルである場合を例に説明する。

0111

図5に示す手順作成画面において、ユーザがDeleteボタン51をクリックし、対象選択部53においてテーブルを選択すると、制御部10には、これから作成する手順が削除手順であることを示す情報、及び、検索対象がテーブルであることを示す情報が入力され、制御部10は、テーブル選択欄54を表示する(図6参照)。

0112

ユーザが検索の場合と同様にして、テーブル名を選択し、条件入力部40に削除するレコードの検索条件を入力して、以上ボタン62をクリックすると、制御部10は、入力された手順作成情報(ここでは、検索対象名及び条件生成要素)に基づいて削除手順(本実施形態ではSQLで書かれたコマンド文)を作成し、検索条件を条件表示部63に表示する。

0113

次に、ユーザが実行ボタン64をクリックすると、制御部10は、削除手順に基づいて、検索対象から削除すべきレコード(すなわち、検索条件に合致したレコード)を検索し、検索条件に合致したレコードがあった場合には、そのレコードを削除し、検索条件に合致したレコードが無かった場合には、検索条件に合致したレコードが無かったことを示す情報を、表示部12に表示する。出力項目選択画面及び結果表示画面は表示されない。なお、削除の前に、制御部10が削除しようとするレコードを表形式等で一覧表示し、削除するか否かの確認を求める画面を表示するようにしてもよい。

0114

制御部10は、削除手順を実行すると、その削除手順を削除手順情報として含む履歴レコードを、削除手順履歴ファイル133に自動的に保存する。そして、検索手順の場合と同様に、ユーザの操作に応じて、履歴ファイル133から削除手順情報を読み出したり、読み出した削除手順情報である削除手順を実行したり、登録したりする。

0115

また、制御部10は、検索手順の場合と同様に、ユーザの操作に応じて、削除手順情報を削除手順登録ファイル134に登録し、また、登録した削除手順情報を読み出したり、読み出した削除手順情報である削除手順を実行したり、削除したりする。

0116

さらに、制御部10は、検索手順の場合と同様に、ユーザの操作に応じて、読み出した削除手順情報の基となった手順作成情報と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて、新たな削除手順を作成し、その削除手順を実行したり、その削除手順情報を登録したりする。なお、読み出した削除手順情報と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて、新たな削除手順を作成することとしてもよいし、読み出した手順作成情報及び削除手順情報の両方と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて、新たな削除手順を作成することとしてもよい。

0117

1−4.更新の場合の動作の説明
検索システム1が検索対象中のレコードの更新を行うときの動作について、検索対象がテーブルである場合を例に説明する。

0118

図5に示す手順作成画面において、ユーザがUpdateボタン52をクリックし、対象選択部53においてテーブルを選択すると、制御部10には、これから作成する手順が更新手順であることを示す情報、及び、検索対象がテーブルであることを示す情報が入力され、制御部10は、テーブル選択欄54を表示する(図6参照)。

0119

ユーザがテーブル選択欄54においてテーブル名を選択すると、制御部10は、図15に示すように、更新項目指定部82を表示する。更新項目指定部82は、更新したい項目が項目名により指定できるとともに、指定した項目に対して更新後の値を指定できるように構成されている。なお、更新項目指定部82においてユーザが所定の表示要求操作を行うと、制御部10は、選択されたテーブル名で特定されるテーブル中の全ての項目の項目名を、選択可能に一覧表示するので、ユーザはその一覧から選択することにより項目名を指定できる。更新する項目が複数あるときは、ユーザが追加ボタン821をクリックすると、制御部10は、更新項目指定部82を追加表示する。

0120

そして、ユーザが条件入力部40に更新するレコードの検索条件を入力して、以上ボタン62をクリックすると、制御部10は、入力された手順作成情報(ここでは、検索対象名、条件生成要素、更新する項目名、及び、値)に基づいて更新手順(本実施形態ではSQLで書かれたコマンド文)を作成し、検索条件を条件表示部63に表示する。

0121

次に、ユーザが実行ボタン64をクリックすると、制御部10は、更新手順に基づいて、検索対象から更新すべきレコード(すなわち、検索条件に合致したレコード)を検索し、検索条件に合致したレコードがあった場合には、そのレコード中の指定された項目を指定された値に変更し、検索条件に合致したレコードが無かった場合には、検索条件に合致したレコードが無かったことを示す情報を、表示部12に表示する。なお、更新しようとするレコードを表形式等で一覧表示して確認を求める画面や、更新したレコードを表形式等で一覧表示する結果表示画面を表示するようにしてもよい。

0122

制御部10は、更新手順を実行すると、その更新手順を更新手順情報として含む履歴レコードを、更新手順履歴ファイル133に自動的に保存する。そして、検索手順の場合と同様に、ユーザの操作に応じて、更新手順履歴ファイル133から更新手順情報を読み出したり、読み出した更新手順情報である更新手順を実行したり、登録したりする。

0123

また、制御部10は、検索手順の場合と同様に、ユーザの操作に応じて、更新手順情報を更新手順登録ファイル134に登録し、また、登録した更新手順情報を読み出したり、読み出した更新手順情報である更新手順を実行したり、削除したりする。

0124

さらに、制御部10は、検索手順の場合と同様に、ユーザの操作に応じて、読み出した更新手順情報の基となった手順作成情報と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて、新たな更新手順を作成し、その更新手順を実行したり、その更新手順情報を登録したりする。なお、読み出した更新手順情報と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて、新たな更新手順を作成することとしてもよいし、読み出した手順作成情報及び更新手順情報の両方と、新たに入力された手順作成情報とに基づいて、新たな更新手順を作成することとしてもよい。

0125

1−5.効果
検索システム1によれば、ユーザは、例えば検索条件の概略を表す付加情報等、適当な付加情報を付して、検索手順を検索手順情報として登録しておくことができる。そして、表示部12に表示された付加情報を見て、適当な検索手順情報を読み出させることができる。更に、読み出させた検索手順情報である検索手順を実行させたり、読み出させた検索手順情報、あるいは、読み出させた検索手順情報の基となった手順作成情報に基づいて、新たな検索手順を作成させたりすることができる。また、作成した新たな検索手順を実行させたり、登録したりすることができる。したがって、検索手順の承継及び再利用が容易である。

0126

また、ユーザが意識的に検索手順を登録しておかなくても、履歴ファイル131を介して、過去に実行した検索手順を承継し、再利用することができる。

0127

また、手順作成画面が、手順作成情報を選択可能に表示するように構成され、さらに、手順作成情報中の検索対象を選択すれば、その検索対象に含まれる全項目の項目特定情報を選択可能に表示し、項目特定情報を選択すれば、その項目特定情報によって特定される項目の値を全て、選択可能に表示するように構成されているので、手順作成情報の入力が容易である。比較方法についても、項目の属性に合ったものを選択可能に表示するので、入力が容易である。

0128

また、検索手順情報である検索手順を読み出させたときに、その検索手順の基となった手順作成情報が手順作成画面等に再現されるので、読み出させた検索手順を改変するときに便利であり、改変が容易である。

0129

さらに、検索システム1は、データの検索(抽出)だけでなく、データの削除や更新にも利用できる。そして、検索システム1によれば、検索手順と同様に、削除手順や更新手順の承継や再利用が容易となる。

0130

2.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、検索対象が格納されたデータベースがデータ処理システム外に設けられている形態である。検索手順情報としては第1実施形態と同様に、検索手順そのものを登録する。削除手順等についても同様である。なお、第1実施形態の構成要素に対応する構成要素については同じ符号を付して、その説明を省略する。

0131

図17に示すように、第2実施形態のデータ処理システムである検索システム3は、LANである通信回線4を介してデータベースサーバ2に接続されている。そして、図18に示すように、検索システム3は、通信回線4に接続される通信制御部15を備え、記憶部13に、履歴ファイル131、登録ファイル132等が記憶されているが、検索対象が格納されたデータベース130は記憶されてない。

0132

データベースサーバ2は、図19に示すように、制御部21と入力部22と通信制御部24と記憶部25とを備えるコンピュータであり、記憶部25にデータベース130が記憶され、通信制御部24は通信回線4に接続されている。したがって、検索システム3は、通信回線4を介してデータベース130にアクセス可能である。

0133

以上のように構成された検索システム3は、第1実施形態の検索システム1と同様に、ユーザの操作に応じて検索手順を作成し実行する。すると、検索システム3は、データベースサーバ2を介して、データベース130を検索し、検索されたデータを受信する。そして、受信したデータに基づいて、ユーザが指定した出力態様で結果を出力する。データの削除や更新についても、検索システム3は、データベースサーバ2を介してデータベース130にアクセスして実行する。

0134

このように、データベース130は検索システム3外に設けられていてもよく、複数の検索システム3でデータベース130を共用してもよい。

0135

なお、LAN以外の例えばインターネット等のネットワークで、検索システム3とデータベースサーバ2とを接続してもよい。要するに、本発明のデータ処理システムは、検索対象が格納されたデータベースにアクセス可能であればよい。

0136

3.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図20に示すように、第3実施形態のサーバ装置9は、ASP(Application Service Provider)型あるいはThin Client方式のクライアントサーバシステムにおけるサーバとして構成されている。手順作成画面等の画面が表示される表示部103は、クライアント装置100に設けられている。検索手順情報としては第1実施形態と同様に、検索手順そのものを登録する。削除手順等についても同様である。なお、第1実施形態の構成要素に対応する構成要素については同じ符号を付して、その説明を省略する。

0137

サーバ装置9は、CPU等からなる制御部10と、検索プログラム、データベース130、履歴ファイル131、登録ファイル132等が記憶された記憶部13と、通信制御部91とを備えたコンピュータである。検索プログラムは、プログラムロジックと、画面を表示するためのデータである画面情報とを有しており、これは、第1実施形態及び第2実施形態でも同様である。

0138

クライアント装置100は、制御部101と、キーボード、マウス等からなる入力部102と、ディスプレイ装置である表示部103と、ハードディスク装置等からなる記憶部105とを備えたコンピュータである。サーバ装置9とクライアント装置100とは、インターネット、LAN等の通信回線5で接続されている。

0139

以下、図21に従ってサーバ装置9の動作を説明するが、図21に示す流れは一例であり、これ以外にも種々の流れがあり得る。

0140

クライアント装置100において入力部102を用いた所定の起動操作が行われると、サーバ装置9の制御部10は、通信制御部91を介してクライアント装置100から起動操作信号を受信し、その信号に従って、検索プログラムを起動する(ステップS201参照)。そして、そのプログラムロジックに従って、手順作成画面等の画面情報を記憶部13から読み出してクライアント装置100に送信し(S202)、それを受信したクライアント装置100は、図5に示すような手順作成画面等を表示部103に表示する。

0141

入力部102を用いた入力操作により、作成する手順の種類を示す情報と手順作成情報とが手順作成画面等で入力されて、それらの情報がクライアント装置100からサーバ装置9に送信されると、それらの情報は通信制御部91を介して制御部10に入力される。すると、制御部10は、プログラムロジックに従って検索手順等の手順を作成し(S203)、検索条件情報を含む手順作成画面等(図6参照)の画面情報をクライアント装置100に送信する(S204)。

0142

次に、入力部102を用いた実行操作により、手順の実行指令がクライアント装置100からサーバ装置9に送信され、通信制御部91を介して制御部10に入力されると、制御部10は、プログラムロジックに従って手順を実行してデータベース130内のデータを検索し(S205)、実行した手順の履歴を保存する(S206)。

0143

そして、制御部10は、検索手順を実行した場合には、検索したデータの全部または一部を含む結果表示画面の画面情報を、クライアント装置100に送信(出力)したり(S207)、検索したデータの全部または一部を指定されたファイルに出力したりする。なお、制御部10は、削除手順を実行した場合には、検索したデータを削除し、更新手順を実行した場合には、検索したデータを更新する。いずれの場合も、制御部10は、検索条件に合致したデータが無かった場合には、その旨を示す情報を含む画面情報をクライアント装置100に送信する。

0144

また、手順が作成された状態(図6参照)、あるいは、手順が読み出された状態(図11図14参照)の手順作成画面上で、入力部102を用いて付加情報が入力されて手順の登録操作が行われると、手順の登録指令と付加情報とが、クライアント装置100からサーバ装置9に送信され、通信制御部91を介して制御部10に入力される。制御部10は、入力された付加情報を付して、手順を登録ファイル132等に登録し(S208)、手順作成画面等の画面情報をクライアント装置100に送信する(S209)。

0145

また、付加情報が一覧表示された状態(図13参照)の手順作成画面上で、入力部102を用いて付加情報が選択されて手順の読出し操作が行われると、選択された付加情報が付された登録番号(選択された付加情報が付された手順を特定する情報に該当。)と手順の読出し指令とがクライアント装置100からサーバ装置9に送信され、通信制御部91を介して制御部10に入力される。制御部10は、入力された登録番号に基づいて、選択された付加情報が付された手順を、登録ファイル132等から読み出し(S210)、読み出した手順の手順作成情報等を含む手順作成画面(図14参照)の画面情報をクライアント装置100に送信する(S211)。なお、サーバ装置9は、履歴ファイル131等からの手順の読出しも、クライアント装置100からの要求操作に従って、同様に行う。

0146

サーバ装置9は、クライアント装置100からの操作に従って、図21中符号Aで示すように、読み出した手順あるいはその手順作成情報と新たに入力された手順作成情報とにより新しい手順を作成したり、符号Bで示すように、読み出した手順を実行したりする。

0147

なお、付加情報が重複しないように定められていれば、選択された付加情報が付された手順を特定する情報として、付加情報そのものを用いることができる。

0148

第3実施形態によれば、ユーザは、クライアント装置100から、検索条件の概要を示す情報等適当な付加情報を付して、検索手順をサーバ装置9に登録しておくことができ、また、クライアント装置100に表示された付加情報を見て、適当な検索条件を有する検索手順をサーバ装置9に読み出させることができる。そして、読み出させた検索手順を実行させたり、読み出させた検索手順、あるいは、その検索手順の基となった手順作成情報に基づいて、新たな検索手順を作成させたりすることができる。また、作成した新たな検索手順を、実行させたり、登録させたりすることができる。したがって、検索手順の承継及び再利用が、クライアント装置100において容易に行える。

0149

4.第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態について説明する。第4実施形態は、手順作成情報の代わりに検索手順そのものが入力される形態である。なお、第1実施形態の構成要素に対応する構成要素については同じ符号を付して、その説明を省略する。

0150

第4実施形態では、ユーザは、表示部12に表示された入力画面において、入力部11により検索手順(本実施形態では、SQLで書かれた文)を直接入力する。ユーザが所定の実行操作を行うと、検索手順実行手段である制御部10は、入力された検索手順を実行する。

0151

また、ユーザが付加情報を入力し、所定の登録操作を行うと、検索手順登録手段である制御部10は、入力された付加情報を付して、入力された検索手順を検索手順情報として、登録ファイル132に登録する。

0152

そして、ユーザの所定の操作により、検索手順読出し手段である制御部10は、登録ファイル132から付加情報を読み出して表示部12に選択可能に表示する。そして、ユーザが付加情報を選択し所定の読出し操作を行うと、制御部10は、その付加情報が付された検索手順を、登録ファイル132から取得し、あるいは、付加情報と共に読み出しておいた検索手順の中から取得して、表示部12に表示する。ユーザが所定の実行操作を行うと、制御部10は、取得した(すなわち表示部12に表示された)検索手順を実行する。また、ユーザが、表示部12に表示された検索手順を、表示部12の画面上で改変し、所定の実行操作を行うと、制御部10は改変後の検索手順を実行し、また、ユーザが所定の登録操作を行うと、制御部10は改変後の検索手順を登録ファイル132に登録する。

0153

なお、制御部10は、実行した検索手順を履歴ファイル131に自動的に保存する。そして、ユーザの所定の操作により、制御部10は、履歴ファイル131から検索手順を読出し、表示部12に表示する。ユーザが所定の実行操作を行うと、制御部10は、読み出した検索手順を実行する。

0154

このように、第4実施形態では、ユーザは直接検索手順を入力し、適当な付加情報を付してその検索手順を登録することができる。そして、表示部12に表示された付加情報を見て、適当な検索手順を読み出させることができる。更に、読み出させた検索手順を実行させたり、読み出させた検索手順に基づいて新たな検索手順を作成し、実行させたり、登録したりすることができる。したがって、検索手順の承継及び再利用が容易である。

0155

なお、第4実施形態を変形して、第3実施形態と同様のサーバ装置とすることもできる。この形態のサーバ装置は、クライアント装置100から検索手順を受信し、その検索手順を実行して、結果をクライアント装置に出力したり、クライアント装置100から受信した付加情報を付して、検索手順を登録ファイル132に登録したりする。

0156

また、クライアント装置100からの要求に応じて、付加情報を登録ファイル132から読み出して、付加情報を選択可能に表示する画面情報をクライアント装置100に送信する。ユーザが画面上で付加情報を選択し所定の操作を行うと、その付加情報が付された検索手順を特定する情報が、クライアント装置100からサーバ装置に送信されるので、サーバ装置は、その情報によって特定される検索手順を、登録ファイル132から、または、付加情報と共に読み出しておいた検索手順の中から取得して、クライアント装置100に表示可能に送信する。クライアント装置100には、送信された検索手順が表示される。

0157

ユーザがクライアント装置100において所定の実行操作を行うと、クライアント装置100は、表示されている検索手順と実行指令とをサーバ装置に送信し、サーバ装置はその検索手順を実行する。

0158

また、ユーザが表示されている検索手順を改変し、所定の実行操作を行うと、サーバ装置は改変後の検索手順と実行指令とを受信して、その検索手順を実行し、また、ユーザが所定の登録操作を行うと、サーバ装置は改変後の検索手順と登録指令とを受信して、その検索手順を登録ファイル132に登録する。

0159

なお、サーバ装置は、実行した検索手順を検索手順情報として履歴ファイル131に保存し、クライアント装置100からの要求に応じて、検索手順を履歴ファイル131から読出して表示可能に送信する。クライアント装置100には、送信された検索手順が表示される。

0160

この形態によれば、検索手順の承継及び再利用が、クライアント装置100において容易に行える。

0161

5.第5実施形態
次に、本発明の第5実施形態について説明する。第5実施形態は、検索手順情報として、検索手順を登録する代わりに、検索手順の一部である検索条件を登録する形態である。なお、第1実施形態の構成要素に対応する構成要素については同じ符号を付して、その説明を省略する。

0162

第5実施形態では、ユーザは、第1実施形態と同様の入力画面において、第1実施形態と同様に手順作成情報を入力する。ユーザが所定の操作を行うと、制御部10は、入力された手順作成情報中の条件生成要素に基づいて、検索条件を作成するとともに、その検索条件と、入力された検索対象特定情報等に基づいて、検索手順を作成する。そして、ユーザが所定の操作を行うと、制御部10は、作成した検索手順を実行する。なお、ユーザの1つの操作に基づき、検索手順の作成と実行とを一連で行うようにしてもよい。作成した検索条件を、検索条件表示部63に示すように、表示部12に表示してもよい。

0163

また、ユーザが付加情報を入力し、所定の操作を行うと、制御部10は、入力された付加情報を付して、検索条件を検索手順情報として、図22(a)に示すように、登録ファイル132に登録する。このとき、その検索条件の基となった条件生成要素も記憶しておく。

0164

そして、ユーザの所定の操作により、制御部10は、登録ファイル132から付加情報を読み出して表示部12に選択可能に表示する。なお、本実施形態では、入力された検索対象特定情報に対応付けられている付加情報が、読み出されて表示される(図13参照)。

0165

ユーザが付加情報を選択して所定の操作を行うと、制御部10は、その付加情報が付された検索手順情報すなわち検索条件を、登録ファイル132から取得し、あるいは、付加情報と共に読み出しておいた検索手順情報の中から取得して、検索条件表示部63に示すように入力画面に表示する。このとき、第1実施形態と同様に、制御部10は、検索条件の基となった条件生成要素も、登録ファイル132から取得し、あるいは、付加情報と共に読み出しておいたものの中から取得して、入力画面の条件入力部40に表示する。すなわち、条件生成要素が入力(表示)された状態の入力画面が再現される(図14参照)。

0166

ユーザが所定の操作を行うと、制御部10は、取得した(すなわち、表示部12に表示されている)検索条件と、入力された検索対象特定情報等と基づいて、検索手順を作成し実行する。すなわち、検索手順の一部のみを登録する形態では、検索手順の作成時、不足の手順作成情報はユーザが入力するものとし、制御部10は、登録されている検索手順の一部と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成する。

0167

また、ユーザが、入力画面に表示された条件生成要素を修正し、所定の操作を行うと、制御部10は、修正後の条件生成要素を用いて新たな検索条件を作成するとともに、その新たな検索条件と、入力された検索対象特定情報等を用いて新たな検索手順を作成する。そして、ユーザの所定の操作により、制御部10は、作成した検索手順を実行したり、作成した検索条件を検索手順情報として、入力された付加情報を付して登録ファイル132に登録したりする。

0168

なお、制御部10は、検索手順を実行する度に、実行した検索手順中の検索条件を検索手順情報として、その基となった条件生成要素と共に、図22(b)に示すように、履歴ファイル131に自動的に保存する。そして、ユーザが検索対象特定情報を入力して所定の操作を行うと、制御部10は、履歴ファイル131から、入力された検索対象特定情報に対応付けられた履歴番号と検索条件とを読み出し、選択可能に一覧表示する(図9参照)。ユーザがその一覧から検索条件を選択すると、制御部10は、選択された検索条件と、その基となった条件生成要素とを、履歴ファイル131から読み出し、あるいは、履歴ファイル131から読み出しておいたもののなかから取得して、入力画面に表示する。すなわち、検索条件が表示されるとともに、条件生成要素が入力された状態の入力画面が再現される(図10参照)。

0169

ユーザは、登録ファイル132から読み出した場合と同様に、履歴ファイル131から読み出した検索条件や条件生成要素を用いて、検索手順を作成させ実行させることができる。また、履歴ファイル131から読み出した検索条件やその条件生成要素を修正することにより、新たな検索条件を作成させ、新たな検索手順を作成・実行させたり、履歴ファイル131から読み出した検索条件に付加情報を付して、登録ファイル132に登録したりすることもできる。

0170

このように、第5実施形態では、ユーザは、適当な付加情報を付して検索条件を登録することができる。そして、表示部12に表示された付加情報を見て、適当な検索条件を読み出させることができる。更に、読み出させた検索条件を有する検索手順を作成して、実行させたり、読み出させた検索条件に基づいて新たな検索条件を作成し、その検索条件を有する検索手順を実行させたり、その検索条件を登録したりすることができる。したがって、検索条件の承継及び再利用が容易であり、延いては検索手順の承継及び再利用が容易となる。また、過去に実行した検索手順の検索条件を読み出して、再利用することもできる。

0171

さらに、第5実施形態は、第1実施形態と同様の入力画面を用いて、ユーザに条件生成要素を入力させるので、条件生成要素の入力が容易である。また、検索条件を読み出させたときに、その検索条件の基となった条件生成要素が入力画面に再現されるので、検索条件を改変するときに便利であり、改変が容易である。

0172

なお、条件生成要素の代わりに、検索条件そのものを入力させる実施形態としてもよい。この実施形態は、検索手順作成手段が、入力された検索条件と検索対象特定情報等に基づいて、検索手順を作成する。そして、第5実施形態における作成した検索条件の代わりに、入力された検索条件を用いる形態となる。

0173

また、第5実施形態を変形して、第3実施形態と同様のサーバ装置とすることもできる。

0174

6.第6実施形態
次に、本発明の第6実施形態について説明する。第6実施形態は、検索手順情報として手順作成情報を登録する形態である。なお、第1実施形態の構成要素に対応する構成要素については同じ符号を付して、その説明を省略する。

0175

第6実施形態では、ユーザは、第1実施形態と同様の入力画面において、第1実施形態と同様に手順作成情報を入力する。ユーザの所定の操作により、制御部10は、入力された手順作成情報に基づいて検索手順を作成し、実行する。

0176

また、ユーザが付加情報を入力し、所定の操作を行うと、制御部10は、入力された付加情報を付して、入力された手順作成情報(すなわち、作成した検索手順の基となった手順作成情報)を、検索手順情報として登録ファイル132に登録する。図4で説明すれば、符号Aで示される項目「検索手順情報」に手順作成情報が格納され、符号Bで示される項目「手順作成情報」は不要となる。履歴ファイル131でも同様である。なお、本実施形態では、入力された手順作成情報の全部を登録するが、入力された手順作成情報の一部のみを登録することとしてもよい。

0177

そして、ユーザの所定の操作により、制御部10は、登録ファイル132から付加情報を読み出して表示部12に選択可能に表示する。なお、本実施形態では、ユーザが入力した検索対象特定情報に対応付けられている付加情報が、読み出されて表示される(図13参照)。

0178

ユーザが付加情報を選択して所定の操作を行うと、制御部10は、その付加情報が付された検索手順情報を、登録ファイル132から取得し、あるいは、付加情報と共に読み出しておいた検索手順情報の中から取得する。そして、取得した検索手順情報中の手順作成情報を用いて、手順作成情報が入力(表示)された状態の入力画面を再現する(図14参照)。なお、本実施形態では、取得した検索手順情報中の手順作成情報を全部、入力画面に表示するが、取得した検索手順情報中の手順作成情報の一部のみを、表示することとしてもよい。

0179

ユーザが所定の操作を行うと、制御部10は、登録ファイル132から取得した手順作成情報(すなわち、入力画面に表示されている手順作成情報)に基づいて、検索手順を作成し実行する。なお、手順作成情報の一部のみ登録する形態では、ユーザは不足の手順作成情報を入力することとし、制御部10は、登録ファイル132から取得した手順作成情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成し実行する。また、取得した手順作成情報のうちの一部のみ表示する場合も、ユーザは不足の手順作成情報を入力することとし、制御部10は、表示した手順作成情報と、入力された手順作成情報とに基づいて、検索手順を作成し実行する。

0180

また、ユーザが、入力画面に表示された手順作成情報を修正し、所定の操作を行うと、制御部10は、修正後の手順作成情報を用いて新たな検索手順を作成する。そして、ユーザの所定の操作により、制御部10は、作成した検索手順を実行したり、入力された付加情報を付して、修正後の手順作成情報を検索手順情報として、登録ファイル132に登録したりする。

0181

また、制御部10は、検索手順を実行する度に、実行した検索手順の基となった手順作成情報を、検索手順情報として、検索条件情報と共に履歴ファイル131に自動的に保存する。そして、ユーザが検索対象特定情報を入力して所定の操作を行うと、制御部10は、履歴ファイル131から、入力された検索対象特定情報に対応付けられた履歴番号と検索条件情報とを読み出し、検索手順履歴情報として選択可能に一覧表示する(図9参照)。ユーザが検索手順履歴情報を選択すると、制御部10は、選択された検索手順履歴情報中の履歴番号によって特定される検索手順情報を、履歴ファイル131から読み出し、あるいは、履歴ファイル131から読み出しておいたもののなかから取得して、取得した検索手順情報中の手順作成情報に基づいて、手順作成情報が入力された状態の入力画面を再現する(図10参照)。

0182

ユーザは、登録ファイル132から読み出した場合と同様に、履歴ファイル131から読み出した手順作成情報を用いて、検索手順を作成・実行させることができる。また、履歴ファイル131から読み出した手順作成情報を修正することにより、新たな検索手順を作成・実行させたり、履歴ファイル131から読み出した手順作成情報に付加情報を付して、登録ファイル132に登録したりすることもできる。なお、必要に応じて、ユーザは不足の手順作成情報を入力する。

0183

このように、第6実施形態では、ユーザは、適当な付加情報を付して手順作成情報を登録することができる。そして、表示部12に表示された付加情報を見て、適当な手順作成情報を読み出させ、その手順作成情報に基づいて検索手順を作成・実行させることができる。また、読み出させた手順作成情報を修正して、新たな検索手順を作成・実行させたり、修正後の手順作成情報を登録したりすることができる。これらは、ユーザから見れば、検索手順そのものを登録し、読み出して再利用しているのと同様である。したがって、検索手順の承継及び再利用が容易となる。

0184

さらに、第6実施形態は、第1実施形態と同様の入力画面を用いて、ユーザに手順作成情報を入力させるので、手順作成情報の入力が容易である。また、手順作成情報を読み出させたときに、手順作成情報が入力画面に再現されるので、手順作成情報を修正して検索手順を改変するときに便利であり、改変が容易である。

0185

また、第6実施形態を変形して、第3実施形態と同様のサーバ装置とすることもできる。

0186

7.その他
本発明のデータ処理システムは、1つのコンピュータから構成されるものとは限らず、例えば、制御部10等を備えるコンピュータとは別のコンピュータの記憶部に、履歴ファイル131、登録ファイル132等を設け、それらのコンピュータをLAN等の通信回線で接続する構成としてもよい。要するに、制御部10が、履歴ファイル131、登録ファイル132等にアクセスできるように構成されていればよい。

0187

さらに、複数のデータ処理システムで、履歴ファイル131、登録ファイル132等を共用する構成とすることもできる。

0188

また、履歴ファイル131、登録ファイル132等に検索手順情報等を保存するとき、データ処理システムの起動時等に入力されたユーザ識別情報に基づいて、ユーザ別区分保存し、履歴ファイル131、登録ファイル132等から検索手順情報等を読み出すときは、データ処理システムの起動時等に入力されたユーザ識別情報に基づいて、該当するユーザのもののみ読み出すこととしてもよい。同様に、どの利用環境から利用されたかを示す情報(例えば、コンピュータの識別情報等)に基づいて、検索手順情報等を利用環境別に区分保存し、検索手順情報等を読み出すときは該当する利用環境のもののみ読み出すようにしてもよい。そうすれば、ユーザや利用環境に応じて、必要な手順のみを選択的に利用させることができる。

0189

また、上記実施形態では、検索対象に応じた検索条件を発見し易くするために、検索対象別に検索手順情報等の登録や履歴の保存を行ったが、この点を考慮しなければ、検索対象別としない形態を採ることもできる。

0190

また、条件生成要素を記憶しておいて、条件入力部40を再現するのではなく、記憶しておいた検索手順や検索条件を制御部10が解析して、条件入力部40を再現することとしてもよい。すなわち、条件生成要素の登録ファイル132への記憶は、必須ではない。

0191

同様に、検索条件情報を記憶しておいて、検索条件表示部63にその情報を再現するのではなく、記憶しておいた条件生成要素を用いて、あるいは、記憶しておいた検索手順を解析して、検索条件表示部63に検索条件情報を再現することとしてもよい。すなわち、検索条件情報の登録ファイル132への記憶も、必須ではない。

0192

また、手順作成画面を複数の画面から構成したり、出力項目選択画面を他の画面(例えば手順作成画面)の一部とする等、画面の構成は種々の形態を採り得る。

0193

また、条件生成要素として、「大学コード>0010」のような条件式を入力させることとしてもよい。

0194

また、検索手順情報として条件生成要素(手順作成情報の一部に相当)を登録しておき、所定の操作が行われたときに、選択された付加情報が付された条件生成要素に基づいて検索条件を作成し、その検索条件と入力された検索対象特定情報等に基づいて、検索手順を作成することとしてもよい。

0195

また、指定された出力先ファイルに出力する部分の手順も検索手順に含めることとし、出力先ファイル名も手順作成情報として保存・登録しておくこととして、検索手順を読み出したときに、出力先ファイル名も出力項目選択画面に再現するようにしてもよい。

0196

また、保存・登録しておく手順作成情報を、入力された手順作成情報の全部とせずに、例えば条件生成要素のみとし、条件入力部40のみを再現して出力項目選択画面は再現しないようにしてもよい。

0197

また、上記各手段は、別々の手段とは限らない。例えば、検索手順情報が検索手順の一部または手順作成情報の全部若しくは一部であるとき、検索手順実行手段は、検索手順情報を用いて検索手順を作成するが、このとき、検索手順実行手段と検索手順作成手段とは別であって、検索手順実行手段自体が検索手順の作成機能を有している、または、検索手順作成手段を利用して検索手順を作成しているとしてもよいが、検索手順実行手段は、検索手順作成手段を含んでおり、その検索手順作成手段を利用して検索手順を作成するとしてもよい。

0198

また、上記各実施形態のうち検索手順についてのみ説明している実施形態においても、第1実施形態と同様に、更新手順、削除手順についても登録、読出し、実行等が行えるように構成してもよいことは、勿論である。

0199

すなわち、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、本発明は種々の変形が可能である。

図面の簡単な説明

0200

一実施形態のデータ処理システムのシステム構成図である。
データベースに格納されているテーブルの一例のイメージ図である。
検索手順履歴ファイルの構成例を示す図である。
検索手順登録ファイルの構成例を示す図である。
手順作成画面の例である。
入力済の状態の手順作成画面の例である。
出力項目選択画面の例である。
結果表示画面の例である。
履歴リストが表示された手順作成画面の例である。
履歴リストから選択された検索手順を読み出した状態の手順作成画面の例である。
図10の手順作成画面において検索手順を登録するときの入力例である。
図6の手順作成画面において作成した検索手順を登録するときの入力例である。
検索手順リストが表示された手順作成画面の例である。
検索手順リストから選択された検索手順を読み出した状態の手順作成画面の例である。
更新手順を作成するための手順作成画面の例である。
一実施形態のデータ処理システムの動作の流れの一例を示すフローチャートである。
他の実施形態のデータ処理システムを説明するための図である。
他の実施形態のデータ処理システムのシステム構成図である。
他の実施形態のデータ処理システムに係るデータベースサーバのシステム構成図である。
一実施形態のサーバ装置のシステム構成図である。
一実施形態のサーバ装置の動作の流れの一例を示す図である。
(a)は、他の実施形態の検索手順登録ファイル、(b)は他の実施形態の検索手順履歴ファイルの構成例を示す図である。

符号の説明

0201

1、3…検索システム(データ処理システム)
5…通信回線
9…サーバ装置
10…制御部
11…入力部
12…表示部
13…記憶部
100…クライアント装置
130…データベース
131…検索手順履歴ファイル(検索手順履歴部)
132…検索手順登録ファイル(検索手順登録部)
133…削除手順履歴ファイル(削除手順履歴部)
134…削除手順登録ファイル(削除手順登録部)
135…更新手順履歴ファイル(更新手順履歴部)
136…更新手順登録ファイル(更新手順登録部)

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