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技術 移動通信機器におけるアプリケーションをアップデートするためのシステム、およびその方法

出願人 シャープ株式会社
発明者 ジェフリースコットヴィジル
出願日 2006年4月12日 (14年7ヶ月経過) 出願番号 2006-110269
公開日 2006年10月26日 (14年0ヶ月経過) 公開番号 2006-294041
状態 拒絶査定
技術分野 ストアードプログラム制御 ストアードプログラム ストアードプログラム
主要キーワード コンピュータ実行コード 命令セグメント 電子的構成要素 プログラム可能な論理回路 コミュニケーションインターフェース 交換ファイル スーパコンピュータ 無線通信アダプタ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年10月26日)のものです。
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図面 (8)

課題

MIDletアップデータダウンロードを効率的に実行することができる方法を実現する。

解決手段

本発明のサーバシステムにおける、現行MIDletにアップデータを提供する方法は、現行のMIDletをアップデートするファイルを提供するステップ(502)と、MIDletアップデータを作成するためファイルをパッケージ化するステップ(504)と、MIDletアップデータ用の記述子を作成するステップ(510)と、アップデートプロパティを記述子に追加するステップ(512)と、記述子をMIDletアップデータに関連付けるステップ(516)とを含む。

概要

背景

近年、コンピュータ技術は急速に発展し続けている。実際に、コンピュータは、ビジネス産業、および学術的な試みのほとんど全ての局面で用いられており、コンピュータ技術の進歩に伴い、ビジネスおよび工業の生産性が大いに増大している。また、多くの家庭でもコンピュータが用いられるようになってきている。

今日では、実に多くの種類のコンピュータが用いられている。なお、本明細書において「コンピュータシステム」という用語は、所望の結果を得るために情報処理を行うことのできる装置または装置の組み合わせを示すものとする。そして、このコンピュータシステムとしては、例えば、パーソナルコンピュータ携帯用コンピュータ携帯情報端末(PDA)、サーバメインフレームスーパコンピュータミニコンピュータワークステーションマイクロコンピュータマイクロコントローラなどが挙げられる。

ところで、Java(登録商標)は、あらゆるハードウェアプラットホームでそのまま実行可能なアプリケーションを作り出すために設計された、オブジェクト指向プログラミング言語である。このJavaプログラミング言語で記述されたソースコードは、バイトコードコンパイルされる。そして、このバイトコードは、Java仮想マシン(JVM)で実行される。なお、このJava仮想マシンとは、Javaバイトコードをハードウェア上で利用可能なコードに翻訳するホストハードウェアにおいてネイティブコードで記述したプログラムである。

Java2プラットホーム対応、マイクロエディション(J2ME)は、プログラマーが上記Javaプログラミング言語を用いて、携帯電話、携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistance)、ページャなど、組み込み機器用のアプリケーションを開発することを可能にする技術である。なお、本明細書において、これらのような装置を移動通信機器と総称する。

また、モバイル情報デバイスプロファイルMIDP;Mobile Information Device Profile)は、アーキテクチャ、および、MID用のアプリケーション開発環境を容易に実現させるための、関連するアプリケーションプログラミングインターフェースAPI;Application Program Interface)を定義するものである。そして、このMIDP用に作成されたアプリケーションを、MIDletと称する。また、MIDletスイートとは、Javaクラスファイル、およびMIDletの一部として使用可能な、例えば画像のようなコンテンツファイルを集めたものである。また、これらMIDletスイートにおけるファイルは、Javaアーカイブ(JAR)ファイル内に格納可能であり、MIDletスイートは1つのMIDletを含むものであってもよいし、あるいは複数のMIDletを含むものであってもよい。なお、ここで用いられているように、MIDletという用語は、独立型のMIDlet、またはMIDletスイートの一部であるMIDletを指すものである。

ところで、現行のMIDletをアップデートすることが望まれる場合がある。このMIDletのアップデートには、該MIDletに対してさらなる機能性を提供したり、MIDletにおいて発見されたエラー訂正したりすることなどが含まれる。MIDletをアップデートする方法の一つとして、所望される1つまたは複数のアップデータを含む新バージョンのMIDletを作成することが挙げられる。すなわち、ユーザは、新バージョンのMIDletをそっくりそのままダウンロードすることによって、アップデートされたMIDletを取得することができる。

また、その他、電子ファイルのアップデートに関する技術として特許文献1が、移動通信機器にコンテンツの提供を行うサーバアーキテクチャに関する技術として特許文献2が
挙げられるが、これらの公知文献は、MIDlet、すなわち固有のJava実行環境におけるアプリケーションの機能の追加に関するものではない。
米国特許出願公開第2004/0062130号明細書(2004年4月1日公開)
米国特許出願公開第2002/0131404号明細書(2002年9月19日公開)

概要

MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができる方法を実現する。本発明のサーバシステムにおける、現行のMIDletにアップデータを提供する方法は、現行のMIDletをアップデートするファイルを提供するステップ(502)と、MIDletアップデータを作成するためファイルをパッケージ化するステップ(504)と、MIDletアップデータ用の記述子を作成するステップ(510)と、アップデートプロパティを記述子に追加するステップ(512)と、記述子をMIDletアップデータに関連付けるステップ(516)とを含む。

目的

本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができる、方法、コンピュータシステム、記録媒体、サーバ、および移動通信機器を実現することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

1つ以上のMIDletスイートおよびダウンロード用の1つ以上のMIDlet記述子を提供するサーバシステムにおいて、現行のMIDletにアップデータを提供する方法であって、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを提供するステップと、MIDletアップデータを作成するように1つ以上のファイルをパッケージ化するステップとを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記MIDletアップデータ用の記述子を作成するステップと、アップデートプロパティを上記記述子に追加するステップであり、該アップデートプロパティが、MIDletアップデータを、現行のMIDletへのアップデータとして識別するステップと、上記記述子を上記MIDletアップデータに関連付けるステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項2

上記現行のMIDletのディレクトリ構造と一致する、上記MIDletアップデータ用のディレクトリ構造を作成するステップと、上記1つ以上のファイルの各々を、上記現行のMIDletのディレクトリ構造における所望の位置に対応する、上記ディレクトリ構造における位置に配置するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項3

バージョンプロパティを上記記述子に追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項4

上記バージョンプロパティがメジャーフィールドマイナーフィールド、およびマイクロフィールドを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。

請求項5

上記記述子を移動通信機器に送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項6

上記MIDletアップデータを移動通信機器に送信する旨の要求を、該移動通信機器から受信するステップと、上記要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に送信するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項7

上記1つ以上のファイルの各ファイルを、交換ファイルおよび新しいファイルからなるグループから選択することを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項8

移動通信機器において、現行のMIDletへのアップデータを取得する方法であって、MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含み、上記MIDletアップデータが、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記ユーザからの要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に転送する旨の要求をサーバに送信するステップと、上記サーバから上記MIDletアップデータを受信するステップと、上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルを、上記現行のMIDletにインストールするステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項9

上記MIDletアップデータが、上記現行のMIDletのディレクトリ構造と一致するディレクトリ構造を有していることを特徴とする請求項8に記載の方法。

請求項10

上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルを、上記現行のMIDletにインストールするステップが、上記現行のMIDletをディレクトリ解凍するステップと、その後、上記MIDletアップデータを上記ディレクトリに解凍するステップと、上記ディレクトリにおけるファイルを再パッケージ化し、上記現行のMIDletの更新バージョンを作成するステップと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。

請求項11

上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルを、上記現行のMIDletにインストールするステップが、上記現行のMIDletにおけるファイルを、交換ファイルに置き換えるステップと、上記現行のMIDletにおいて新しいファイルを作成するステップとのうちの、少なくとも1つのステップを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。

請求項12

上記サーバから記述子を受信するステップと、上記記述子がアップデータを識別していることを決定するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。

請求項13

上記記述子がアップデータを識別していることを決定するステップが、該記述子がアップデートプロパティを含んでいることを決定するステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。

請求項14

上記アップデートされるであろうMIDletを識別するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。

請求項15

上記アップデートされるであろうMIDletを識別するステップは、上記記述子における対応するプロパティと一致する1つ以上のプロパティを含む他の記述子を、上記移動通信機器において検索するステップを含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。

請求項16

上記アップデータが上記MIDletに対して有効であることを決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。

請求項17

上記アップデータが有効であることを決定するステップは、上記記述子における第一バージョンプロパティが、上記MIDletの記述子における第二バージョンプロパティよりも後のMIDletのバージョンを適用することと決定するステップを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。

請求項18

上記記述子からの情報をユーザに提供するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。

請求項19

現行のMIDletへのアップデータを取得する方法を実行するように構成されたコンピュータシステムであって、プロセッサと、上記プロセッサと電気的に通信しているメモリとを備え、該メモリ内には命令が記憶されており、上記命令が、MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記ユーザからの要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に転送する旨の要求をサーバに送信するステップと、上記サーバから上記MIDletアップデータを受信するステップと、現行のMIDletに上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルをインストールするステップと、を含む方法を実行可能とすることを特徴とするコンピュータシステム。

請求項20

現行のMIDletへのアップデータを取得する方法を実施するための、実行可能な命令を含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、上記方法が、上記MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記ユーザからの要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に転送する旨の要求をサーバに送信するステップと、上記サーバから上記MIDletアップデータを受信するステップと、上記現行のMIDletに上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルをインストールするステップと、を含むことを特徴とする記録媒体。

請求項21

移動通信機器からの要求に応じて、MIDletへのアップデート用のデータであるMIDletアップデータを該移動通信機器に転送するサーバであって、現行のMIDletに対するアップデート用のファイルをパッケージ化してMIDletアップデータを作成するとともに、該MIDletアップデータを識別するための情報を含む記述子を作成する作成手段と、上記作成手段によって作成された上記MIDletアップデータと上記記述子とを関連づけて上記移動通信機器に転送する転送手段と、を備えることを特徴とするサーバ。

請求項22

自装置において保持するMIDletの、アップデート用データにより、該MIDletをアップデートする移動通信機器であって、上記アップデート用データを識別するための情報を含む記述子を取得する記述子取得手段と、上記記述子取得手段により取得された記述子に基づき、上記MIDletアップデータが、上記MIDletのアップデートに有効なデータであるか否かを決定する決定手段と、上記決定手段によって有効であると決定されたMIDletアップデータの記述子の情報をユーザに出力する出力手段と、上記ユーザから上記MIDletアップデータの取得が指示された場合、上記記述子により識別されるMIDletアップデータを取得するアップデータ取得手段と、を備えることを特徴とする移動通信機器。

技術分野

0001

本発明は、概してコンピュータおよびコンピュータ関連技術に関するものであり、より具体的には、移動通信機器においてアプリケーションアップデートするためのシステムおよびその方法に関するものである。

背景技術

0002

近年、コンピュータ技術は急速に発展し続けている。実際に、コンピュータは、ビジネス産業、および学術的な試みのほとんど全ての局面で用いられており、コンピュータ技術の進歩に伴い、ビジネスおよび工業の生産性が大いに増大している。また、多くの家庭でもコンピュータが用いられるようになってきている。

0003

今日では、実に多くの種類のコンピュータが用いられている。なお、本明細書において「コンピュータシステム」という用語は、所望の結果を得るために情報処理を行うことのできる装置または装置の組み合わせを示すものとする。そして、このコンピュータシステムとしては、例えば、パーソナルコンピュータ携帯用コンピュータ携帯情報端末(PDA)、サーバメインフレームスーパコンピュータミニコンピュータワークステーションマイクロコンピュータマイクロコントローラなどが挙げられる。

0004

ところで、Java(登録商標)は、あらゆるハードウェアプラットホームでそのまま実行可能なアプリケーションを作り出すために設計された、オブジェクト指向プログラミング言語である。このJavaプログラミング言語で記述されたソースコードは、バイトコードコンパイルされる。そして、このバイトコードは、Java仮想マシン(JVM)で実行される。なお、このJava仮想マシンとは、Javaバイトコードをハードウェア上で利用可能なコードに翻訳するホストハードウェアにおいてネイティブコードで記述したプログラムである。

0005

Java2プラットホーム対応、マイクロエディション(J2ME)は、プログラマーが上記Javaプログラミング言語を用いて、携帯電話、携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistance)、ページャなど、組み込み機器用のアプリケーションを開発することを可能にする技術である。なお、本明細書において、これらのような装置を移動通信機器と総称する。

0006

また、モバイル情報デバイスプロファイルMIDP;Mobile Information Device Profile)は、アーキテクチャ、および、MID用のアプリケーション開発環境を容易に実現させるための、関連するアプリケーションプログラミングインターフェースAPI;Application Program Interface)を定義するものである。そして、このMIDP用に作成されたアプリケーションを、MIDletと称する。また、MIDletスイートとは、Javaクラスファイル、およびMIDletの一部として使用可能な、例えば画像のようなコンテンツファイルを集めたものである。また、これらMIDletスイートにおけるファイルは、Javaアーカイブ(JAR)ファイル内に格納可能であり、MIDletスイートは1つのMIDletを含むものであってもよいし、あるいは複数のMIDletを含むものであってもよい。なお、ここで用いられているように、MIDletという用語は、独立型のMIDlet、またはMIDletスイートの一部であるMIDletを指すものである。

0007

ところで、現行のMIDletをアップデートすることが望まれる場合がある。このMIDletのアップデートには、該MIDletに対してさらなる機能性を提供したり、MIDletにおいて発見されたエラー訂正したりすることなどが含まれる。MIDletをアップデートする方法の一つとして、所望される1つまたは複数のアップデータを含む新バージョンのMIDletを作成することが挙げられる。すなわち、ユーザは、新バージョンのMIDletをそっくりそのままダウンロードすることによって、アップデートされたMIDletを取得することができる。

0008

また、その他、電子ファイルのアップデートに関する技術として特許文献1が、移動通信機器にコンテンツの提供を行うサーバアーキテクチャに関する技術として特許文献2が
挙げられるが、これらの公知文献は、MIDlet、すなわち固有のJava実行環境におけるアプリケーションの機能の追加に関するものではない。
米国特許出願公開第2004/0062130号明細書(2004年4月1日公開)
米国特許出願公開第2002/0131404号明細書(2002年9月19日公開)

発明が解決しようとする課題

0009

しかしながら、上記したMIDletのアップデート方法は非効率的であるといった問題がある。より具体的には、アップデートされたMIDletは、旧バージョンのMIDletと同様のファイルをいくつか含んでいる。したがって、MIDletのファイルには複数回ダウンロードされるものがあるため、MIDletをアップデートするために、新バージョンのMIDletをダウンロードすることは幾分非効率的となる。それゆえ、現行のMIDletをアップデートするシステムと方法を改善することによって、利点を得ることができる。

0010

本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができる、方法、コンピュータシステム、記録媒体、サーバ、および移動通信機器を実現することにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明に係る方法は、上記した課題を解決するために、1つ以上のMIDletスイートおよびダウンロード用の1つ以上のMIDlet記述子を提供するサーバシステムにおいて、現行のMIDletにアップデータを提供する方法であって、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを提供するステップと、MIDletアップデータを作成するように1つ以上のファイルをパッケージ化するステップとを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記MIDletアップデータ用の記述子を作成するステップと、アップデートプロパティを上記記述子に追加するステップであり、該アップデートプロパティが、MIDletアップデータを、現行のMIDletへのアップデータとして識別するステップと、上記記述子を上記MIDletアップデータに関連付けるステップと、を含むことを特徴とする。

0012

本発明に係る方法では、MIDletアップデータを、現行のMIDletへのアップデータとして識別し、記述子を上記MIDletアップデータに関連付けるアップデートプロパティを、上記記述子に追加するステップを含んでいる。このため、上記MIDletアップデータは、現行のMIDletとは区別することができる。

0013

さらに、MIDletアップデータを作成するように1つ以上のファイルをパッケージ化するステップにおいて、MIDletアップデータが現行のMIDletの完全な置き換えを含まない。

0014

すなわち、作成されるMIDletアップデータには、少なくとも現行のMIDletにおいてすでに含まれているいくつかのファイル、および交換する必要のないファイルが含まれていない。

0015

したがって、本発明に係る方法では、サーバシステムは、現行のMIDletをアップデートするために、現行のMIDletの余分なファイルのコピーをダウンロードさせることなく、ダウンロードを効率的に実行することができるMIDletのアップデータを提供することができる。

0016

よって、本発明に係る方法は、MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができるという効果を奏する。

0017

また、本発明に係る方法は、上記した方法において、上記現行のMIDletのディレクトリ構造と一致する、上記MIDletアップデータ用のディレクトリ構造を作成するステップと、上記1つ以上のファイルの各々を、上記現行のMIDletのディレクトリ構造における所望の位置に対応する、上記ディレクトリ構造における位置に配置するステップと、をさらに含むことが好ましい。

0018

上記方法によると、MIDletアップデータのディレクトリ構造を、現行のMIDletのディレクトリ構造と一致させることができる。また、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを、MIDletアップデータのディレクトリ構造において、上記現行のMIDletのディレクトリ構造における所望の位置に対応する位置に配置することができる。

0019

このように、MIDletアップデータのファイルをMIDletのファイルに配置と対応付けることができるため、例えば、MIDletのファイルとMIDletアップデータのファイルとにおいて、ディレクトリ構造における同一の位置に配置される場合は、MIDletのファイルをMIDletアップデータのファイルに置き換える。一方、MIDletのファイルと同一の位置に配置されないMIDletアップデータのファイルが有る場合は、このファイルを新たなファイルとして追加するなどのように、MIDletのアップデートを容易に行うことができる。

0020

また、本発明に係る方法は、上記した方法において、バージョンプロパティを上記記述子に追加するステップをさらに含んでもよい。

0021

また、本発明に係る方法は、上記した方法において、上記バージョンプロパティがメジャーフィールド(major field)、マイナーフィールド(minor field)、およびマイクロフィールド(micro field)を含むことが好ましい。

0022

また、本発明に係る方法は、上記した方法において、上記記述子を移動通信機器に送信するステップをさらに含むことが好ましい。

0023

上記方法によると、記述子を移動通信機器に送信することができるため、移動通信機器において、上記記述子を参照して効率的に現行のMIDletに対するアップデートを行うことができる。

0024

また、本発明に係る方法は、上記した方法において、上記MIDletアップデータを移動通信機器に送信する旨の要求を、該移動通信機器から受信するステップと、上記要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に送信するステップと、をさらに含むことが好ましい。

0025

また、本発明に係る方法は、上記した方法において、上記1つ以上のファイルの各ファイルを、交換ファイルおよび新しいファイルからなるグループから選択するようになっていてもよい。

0026

また、本発明に係る方法は、上記した課題を解決するために、移動通信機器において、現行のMIDletへのアップデータを取得する方法であって、MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記ユーザからの要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に転送する旨の要求をサーバに送信するステップと、上記サーバから上記MIDletアップデータを受信するステップと、上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルを、上記現行のMIDletにインストールするステップと、を含むことを特徴とする。

0027

上記方法によれは、MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップにおいて、ダウンロードを要求するMIDletアップデータが、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでいない。

0028

すなわち、サーバからダウンロードされるMIDletアップデータには、少なくとも現行のMIDletにおいてすでに含まれているいくつかのファイル、および交換する必要のないファイルが含まれていない。

0029

したがって、本発明に係る方法では、現行のMIDletをアップデートするために、MIDは現行のMIDletの余分なファイルのコピーをダウンロードすることなく、MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができるという効果を奏する。

0030

また、本発明に係る方法は、上記した方法において、上記MIDletアップデータが、上記現行のMIDletのディレクトリ構造と一致するディレクトリ構造を有していることが好ましい。

0031

上記方法では、上記MIDletアップデータが、上記現行のMIDletのディレクトリ構造と一致するディレクトリ構造を有しているため、例えば、MIDletのファイルとMIDletアップデータのファイルとにおいて、ディレクトリ構造における同一の位置に配置される場合は、MIDletのファイルをMIDletアップデータのファイルに置き換える。一方、MIDletのファイルと同一の位置に配置されないMIDletアップデータのファイルが有る場合は、このファイルを新たなファイルとして追加するなどのように、MIDletのアップデートを容易に行うことができる。

0032

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルを、上記現行のMIDletにインストールするステップが、上記現行のMIDletをディレクトリ解凍するステップと、その後、上記MIDletアップデータを上記ディレクトリに解凍するステップと、上記ディレクトリにおけるファイルを再パッケージ化し、上記現行のMIDletの更新バージョンを作成するステップと、を含むことが好ましい。

0033

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルを、上記現行のMIDletにインストールするステップが、上記現行のMIDletにおけるファイルを、交換ファイルに置き換えるステップと、上記現行のMIDletにおいて新しいファイルを作成するステップとのうちの、少なくとも1つのステップを含んでいてもよい。

0034

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記サーバから記述子を受信するステップと、上記記述子がアップデータを識別していることを決定するステップと、をさらに含んでいてもよい。

0035

上記方法では、上記記述子がアップデータを識別していることを決定するステップを含むため、該記述子によってアップデータが識別されるか否かに関して決定することができる。

0036

このように、アップデータの識別を行うことができるため、現行のMIDletが複数インストールされている場合であっても、適切に各MIDletをアップデートすることができる。

0037

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記記述子がアップデータを識別していることを決定するステップが、該記述子がアップデートプロパティを含んでいることが好ましい。

0038

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記アップデートされるであろうMIDletを識別するステップをさらに含むように設定されていてもよい。

0039

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記アップデートされるであろうMIDletを識別するステップは、上記記述子における対応するプロパティと一致する1つ以上のプロパティを含む他の記述子を、上記移動通信機器において検索するステップを含んでいてもよい。

0040

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記アップデータが上記MIDletに対して有効であることを決定するステップをさらに含むことが好ましい。

0041

以上のように、アップデータがMIDletに対して有効であるか否かを判断することができるため、現行のMIDletをアップデートするためにアップデータが適切であるか否かを判定することができる。

0042

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記アップデータが有効であることを決定するステップは、上記記述子における第一バージョンプロパティが、上記MIDletの記述子における第二バージョンプロパティよりも後のMIDletのバージョンを適用することと決定するステップを含んでいてもよい。

0043

また、本発明に係る方法では、上記した方法において、上記記述子からの情報をユーザに提供するステップをさらに含むことが好ましい。このように記述子からの情報をユーザに提供することができるため、ユーザに対して、移動通信機器において上記アップデータがサーバからダウンロード可能であることを気づかせるという効果を奏する。

0044

また、本発明に係るコンピュータシステムは、上記した課題を解決するために、現行のMIDletへのアップデータを取得する方法を実行するように構成されたコンピュータシステムであって、プロセッサと、上記プロセッサと電気的に通信しているメモリとを備え、該メモリ内には命令が記憶されており、上記命令が、MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記ユーザからの要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に転送する旨の要求をサーバに送信するステップと、上記サーバから上記MIDletアップデータを受信するステップと、現行のMIDletに上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルをインストールするステップと、を含む方法を実行可能とすることを特徴とする。

0045

上記構成よると、上記メモリ内に記憶された命令が、MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含む。そして、このステップにおいて、MIDletアップデータは、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、現行のMIDletの完全な置き換えを含んでいない。このため、現行のMIDletのアップデートにおいて、該MIDletの完全な置き換えとならないため、完全に新たなアップデータに置き換える構成と比較して効率的にMIDletをアップデートすることができるという効果を奏する。

0046

また、本発明に係る記録媒体は、上記した課題を解決するために、現行のMIDletへのアップデータを取得する方法を実施するための、実行可能な命令を含むコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、上記方法が、上記MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記ユーザからの要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に転送する旨の要求をサーバに送信するステップと、上記サーバから上記MIDletアップデータを受信するステップと、上記現行のMIDletに上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルをインストールするステップと、を含むことを特徴とする。

0047

上記記録媒体に記録される命令により実施される方法では、現行のMIDletのアップデートにおいて、該MIDletの完全な置き換えとならない。このため、完全に新たなアップデータに置き換える構成と比較して効率的にMIDletをアップデートすることができるという効果を奏する。

0048

本発明に係るサーバは、上記した課題を解決するために、移動通信機器からの要求に応じて、MIDletへのアップデート用のデータであるMIDletアップデータを該移動通信機器に転送するサーバであって、現行のMIDletに対するアップデート用のファイルをパッケージ化してMIDletアップデータを作成するとともに、該MIDletアップデータを識別するための情報を含む記述子を作成する作成手段と、上記作成手段によって作成された上記MIDletアップデータと上記記述子とを関連づけて上記移動通信機器に転送する転送手段と、を備えることを特徴とする。

0049

上記構成によると、作成手段を備えているため、現行のMIDletに対するアップデート用のファイルをパッケージ化することができる。また、MIDletアップデータを識別するための情報を含む記述子を作成することができる。

0050

また、転送手段を備えているため、MIDletアップデータとともに、記述子を関連付けて移動通信機器に転送することができる。このように、本発明に係るサーバは、送信するMIDletアップデータを識別するための記述子も合わせて転送することができるため、移動通信装置において受信したMIDletアップデータを容易に識別可能とさせることができる。

0051

このため、移動通信機器において、本発明に係るサーバから受信したMIDletアップデータを容易に把握し、該MIDletアップデータのダウンロードを効率的に行うことができる。

0052

よって、本発明に係るサーバは、MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができるという効果を奏する。

0053

また、本発明に係る移動通信機器は、上記した課題を解決するために、自装置において保持するMIDletの、アップデート用データにより、該MIDletをアップデートする移動通信機器であって、上記アップデート用データを識別するための情報を含む記述子を取得する記述子取得手段と、上記記述子取得手段により取得された記述子に基づき、上記MIDletアップデータが、上記MIDletのアップデートに有効なデータであるか否かを決定する決定手段と、上記決定手段によって有効であると決定されたMIDletアップデータの記述子の情報をユーザに出力する出力手段と、上記ユーザから上記MIDletアップデータの取得が指示された場合、上記記述子により識別されるMIDletアップデータを取得するアップデータ取得手段と、を備えることを特徴とする。

0054

上記構成によると、記述子取得手段、決定手段、および出力手段を備えているため、MIDletアップデータが該MIDletに対するアップデートにとって有効であるか否かを確認したうえでユーザにMIDletアップデータの受信の必要性を問い合わせることができる。

0055

またさらにアップデータ取得手段を備えているため、ユーザにより受信の必要性があると判断された場合においてMIDletアップデータを取得することができる。

0056

したがって、本発明に係る移動通信装置は、ユーザからの要求に応じて、MIDletに対するアップデートにとって有効となるMIDletアップデータを取得することができる。このため、不要なMIDletアップデータを取得したりすることがなく効率的にMIDletアップデータのダウンロードを行うことができるという効果を奏する。

発明の効果

0057

本発明に係る方法は、以上のように、1つ以上のMIDletスイートおよびダウンロード用の1つ以上のMIDlet記述子を提供するサーバシステムにおいて、現行のMIDletにアップデータを提供する方法であって、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを提供するステップと、MIDletアップデータを作成するように1つ以上のファイルをパッケージ化するステップとを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記MIDletアップデータ用の記述子を作成するステップと、アップデートプロパティを上記記述子に追加するステップであり、該アップデートプロパティが、MIDletアップデータを、現行のMIDletへのアップデータとして識別するステップと、上記記述子を上記MIDletアップデータに関連付けるステップと、を含むことを特徴とする。

0058

したがって、本発明に係る方法では、サーバシステムは、現行のMIDletをアップデートするために、現行のMIDletの余分なファイルのコピーをダウンロードさせることなく、ダウンロードを効率的に実行することができるMIDletのアップデータを提供することができる。

0059

よって、本発明に係る方法は、MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができるという効果を奏する。

0060

また、本発明に係る方法は、以上のように、移動通信機器において、現行のMIDletへのアップデータを取得する方法であって、MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記ユーザからの要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に転送する旨の要求をサーバに送信するステップと、上記サーバから上記MIDletアップデータを受信するステップと、上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルを、上記現行のMIDletにインストールするステップと、を含むことを特徴とする。

0061

したがって、本発明に係る方法では、現行のMIDletをアップデートするために、MIDは現行のMIDletの余分なファイルのコピーをダウンロードすることなく、MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができるという効果を奏する。

0062

本発明に係るコンピュータシステムは、以上のように、現行のMIDletへのアップデータを取得する方法を実行するように構成されたコンピュータシステムであって、プロセッサと、上記プロセッサと電気的に通信しているメモリとを備え、該メモリ内には命令が記憶されており、上記命令が、MIDletアップデータをダウンロードする旨のユーザからの要求を受信するステップを含み、上記MIDletアップデータは、上記現行のMIDletをアップデートする1つ以上のファイルを含むが、該現行のMIDletの完全な置き換えを含んでおらず、さらに、上記ユーザからの要求に応じて、上記MIDletアップデータを上記移動通信機器に転送する旨の要求をサーバに送信するステップと、上記サーバから上記MIDletアップデータを受信するステップと、現行のMIDletに上記MIDletアップデータの1つ以上のファイルをインストールするステップと、を含む方法を実行可能とすることを特徴とする。

0063

このため、現行のMIDletのアップデートにおいて、該MIDletの完全な置き換えとならないため、完全に新たなアップデータに置き換える構成と比較して効率的にMIDletをアップデートすることができるという効果を奏する。

0064

本発明に係るサーバは、以上のように、移動通信機器からの要求に応じて、MIDletへのアップデート用のデータであるMIDletアップデータを該移動通信機器に転送するサーバであって、現行のMIDletに対するアップデート用のファイルをパッケージ化してMIDletアップデータを作成するとともに、該MIDletアップデータを識別するための情報を含む記述子を作成する作成手段と、上記作成手段によって作成された上記MIDletアップデータと上記記述子とを関連づけて上記移動通信機器に転送する転送手段と、を備えることを特徴とする。

0065

よって、本発明に係るサーバは、MIDletアップデータのダウンロードを効率的に実行することができるという効果を奏する。

0066

本発明に係る移動通信機器は、以上のように、自装置において保持するMIDletの、アップデート用データにより、該MIDletをアップデートする移動通信機器であって、上記アップデート用データを識別するための情報を含む記述子を取得する記述子取得手段と、上記記述子取得手段により取得された記述子に基づき、上記MIDletアップデータが、上記MIDletのアップデートに有効なデータであるか否かを決定する決定手段と、上記決定手段によって有効であると決定されたMIDletアップデータの記述子の情報をユーザに出力する出力手段と、上記ユーザから上記MIDletアップデータの取得が指示された場合、上記記述子により識別されるMIDletアップデータを取得するアップデータ取得手段と、を備えることを特徴とする。

0067

このため、不要なMIDletアップデータを取得したりすることがなく効率的にMIDletアップデータのダウンロードを行うことができるという効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0068

本発明の実施形態に係る、現行のMIDletをアップデートするシステムおよびその方法の実施例を以下に説明する。なお、本発明に係る実施形態は、付属図面(図1図7)を伴った以下の記述と請求項とによってより明らかにされるであろう。また、これらの図面は単に実施形態の一例を示しているだけであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり付属図面は、本発明の実施形態の一例をさらに具体的かつ詳細に説明するものである。

0069

まず、現行のMIDletをアップデートするための方法を開示する。なお、この方法は、1つ以上のMIDletスイート、およびダウンロード用の1つ以上のMIDlet記述子を提供するサーバシステムにおいて実行可能な方法である。そして、この方法では、現行のMIDletをアップデートするための1つ以上のファイルが提供される。この1つ以上のファイルには、1つ以上の交換ファイルおよび/または1つ以上の新しいファイルが含まれており、この1つ以上のファイルは、MIDletアップデータを作成するためにパッケージ化される。なお、本実施の形態に係る方法におけるMIDletアップデータは、現行のMIDletを完全に交換するものではない。また、MIDletアップデータ用の記述子が作成され、アップデートプロパティが該記述子に付加される。このアップデートプロパティとは、現行のMIDletに対応するアップデータとしてMIDletアップデータを識別するものである。また、上記記述子とは、MIDletアップデータに関連づけられているものである。

0070

いくつかの実施形態では、上記現行のMIDletにおけるディレクトリ構造と一致する、上記MIDletアップデータ用のディレクトリ構造を作成することもできる。そして、上記1つ以上のファイルそれぞれを、現行のMIDletにおけるディレクトリ構造の所望の位置に対応したディレクトリ構造に配置することができる。

0071

さらにまた、バージョンプロパティを上記記述子に加えることもできる。なお、このバージョンプロパティには、メジャーフィールド、マイナーフィールド、およびマイクロフィールドが含まれている。

0072

また、上記記述子を、移動通信機器に送信する構成とすることもできる。このような構成の場合、移動通信機器に上記MIDletアップデータを送信する旨の要求を、該移動通信機器から受信し、この要求に応じて、MIDletアップデータを移動通信機器に送信する。

0073

また、現行のMIDletをアップデートするための方法を実行するように構成されたサーバシステムを開示することができる。このサーバシステムは、プロセッサと、該プロセッサと電気的に通信するメモリとを備えている。また、このメモリ内には、命令が格納されている。この命令とは、現行のMIDletをアップデートするための上述した方法を実行可能とするものである。また、本実施の形態では、現行のMIDletに対してアップデートする方法を実施するための、実行可能な命令を含むコンピュータで読み取り可能な記録媒体もまた開示している。

0074

また、本実施の形態では、現行のMIDletに対するアップデートを実現するための方法もまた開示している。この方法は、移動通信機器において実行可能とするものである。ここで、MIDletアップデータをダウンロードしたいというユーザの要求を受信したとする。なお、このMIDletのアップデータには、現行のMIDletをアップデートするための、1つ以上のファイルが含まれているが、現行のMIDletを完全に置き換えるものではない。ユーザからのこの要求に応じて、MIDletアップデータを移動通信機器に送る旨の要求をサーバに送信し、サーバからMIDletアップデータを受信する。そして、MIDletアップデータの中から1つ以上のファイルを、現行のMIDletにインストールする。

0075

また、いくつかの実施形態では、MIDletアップデータは、現行のMIDletのディレクトリ構造と一致するディレクトリ構造を有している。現行のMIDletにおけるMIDletアップデータの、1つ以上のファイルのインストールでは、現行のMIDletをディレクトリに解凍するステップを含んでいる。その後、MIDletアップデータをディレクトリに解凍する。そして、このディレクトリにおけるファイルを再パッケージ化し、現行のMIDletの更新バージョンを作成する。

0076

上記MIDletアップデータにおける1つ以上のファイルには、1つ以上の交換ファイルおよび/または1つ以上の新しいファイルが含まれている。また、現行のMIDletにおいて、MIDletアップデータの1つ以上のファイルをインストールするステップでは、現行のMIDletにおけるファイルを、交換ファイルに置き換えるステップおよび/または現行のMIDletにおける新しいファイルを作成するステップを含む。

0077

また、記述子を上記サーバから受信した場合、該記述子によってアップデータが識別されるか否かに関して決定がなされる。また、このステップでは、記述子がアップデートプロパティを含んでいるか否かについて決定するステップを含んでいる。

0078

ここで、上記記述子によりアップデータが識別されているものと決定された場合、アップデートされるであろうMIDletが識別される。このステップでは、上記記述子が対応するプロパティに一致している、1つ以上のプロパティを含む他の記述子を、移動通信機器において検索するステップを含んでいる。

0079

また、本実施の形態に係る方法では、上記記述子により識別されたアップデータがMIDletに対して有効かどうかについて決定することもできる。そして、このアップデータの有効性を決定するステップでは、上記記述子における第一バージョンプロパティが、上記MIDletの記述子における第二バージョンプロパティよりも後のMIDletのバージョンを適用することと決定するステップを含んでいる。なお、上記記述子からの情報は、ユーザに提供される。

0080

また、本実施の形態では、現行のMIDletへのアップデートを実現するための方法を実行するために構成された移動通信機器も開示している。この移動通信機器は、プロセッサと、該プロセッサと電気的に通信するメモリとを備えている。そして、上記メモリ内には命令が格納されている。この命令とは、現行のMIDletへのアップデートを実現するための上述した方法を実行可能とするものである。また、この本実施の形態に係る移動通信機器では、現行のMIDletへのアップデートを実現する方法を実行するための、実行可能な命令を含むコンピュータで読み取り可能な記録媒体もまた開示している。

0081

ここで、本発明に係る様々な実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図面において、類似した参照符号は、同一のまたは機能的に類似した構成要素を示すものとする。また、概略的に記述され、これら図面によって示されているように、本発明に係る実施形態は、多種多様な構成で配置し設定することができる。したがって、図にて示すように、以下において詳述する本発明に係るいくつかの典型的な実施形態は、請求の範囲に記載されている本発明の範囲を限定することを意図したものではなく、単に本発明に係る実施形態を代表したものである。

0082

なお、上記「典型的な」という用語は、ここでは単に「例、事例、説明となる」ことを意味しているだけであって、ここで「典型的な」ものとして説明されている実施形態は、必ずしも他の実施形態よりも好ましい、あるいは優れているものであると解釈されるべきではない。また、実施形態の様々な特徴が図中に示されているが、この図面は特に示唆されない限り、必ずしも縮尺どおりではない。

0083

ここで開示された実施形態の多くの特性は、コンピュータソフトウェア、コンピュータのハードウェア、またはそれら両方の組み合わせとして実現できるものである。このようなソフトウェアとハードウェアとの互換性はっきりと図示するために、概して、機能性の観点から、様々な構成部材を示している。このような機能性がハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体により強いられた設計制約に依存するものである。また、当業者は各特定のアプリケーションごとに応じた、様々な方法で記述した上記機能性を実施することができるが、そのような実施の決定は、本発明の範囲から逸脱するものであると解釈されるべきではない。

0084

上述した機能性をコンピュータソフトウェアとして実現する場合、このソフトウェアは、記憶装置に格納されている、および/または電気信号としてシステムバスまたはネットワークを介して伝送される、あらゆる種類のコンピュータへの命令、あるいはコンピュータ実行コードを含むものである。また、ここに記述した構成部材に関連した機能性を実現するためのソフトウェアは、1つの命令または多数の命令を含んでおり、また、様々な異なる命令セグメントを介し、異なるプログラム間で、およびいくつかの記憶装置にわたって配信される。

0085

上述したように、上記モバイル情報デバイスプロファイル(MIDP)は、アーキテクチャ、ならびに携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ページャなどのような移動通信機器(MID)用のアプリケーション開発環境を容易に実現させる、関連するアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を規定するものである。そして、このMIDP用に記述されたアプリケーションを、MIDletと称する。なお、図1は、実施の形態に係るMIDletをアップデートするためのシステム100における構成部材を示す。このシステム100は、1つ以上のMIDletスイートおよびダウンロード用の1つ以上のMIDlet記述子を提供するサーバシステム102を備えている。

0086

また、アプリケーション開発者は、現行のMIDlet(図1では不図示)をアップデートするための、1つ以上のファイル104を作成することができる。例えば、このファイル104によって、MIDletに対してさらなる機能性を提供したり、MIDlet内で発見されたエラーを修正したりすることができる。なお、このファイル104は、Javaクラスファイルや、例えば画像のようなコンテンツファイルなどを含んでいてもよい。

0087

また、図示した上記実施形態では、上記ファイル104は、交換ファイル104aおよび新しいファイル104bを含んでいる。この交換ファイル104aは、現行のMIDletにおいてすでに存在しているファイルに関する、より新しいバージョンであり、新しいファイル104bは、現行のMIDletに関連する新たなファイルである。言い換えると、ファイル104bは、現行のMIDletに関連するファイルであり、新たに追加されるファイルである。つまり、現行のMIDletでは、以前にインストールされた旧バージョンにおいてファイル104bを含んでいない。

0088

パッケージ化コンポーネント106は、MIDletアップデータ108を作成するために、ファイル104bおよびファイル104aをパッケージ化するものである。いくつかの実施形態では、このパッケージ化コンポーネント106は、Javaアーカイブツール(Java Achieve Tool)であってもよく、ファイル104をJAR(Java archive)ファイルとともにパッケージ化する。

0089

また、パッケージ化コンポーネント106は、現行のMIDletのディレクトリ構造と一致する、MIDletアップデータ108用のディレクトリ構造を作成するものでもある。より具体的には、現行のMIDletのベースディレクトリと一致するベースディレクトリが提供される。それに加えて、上記MIDletアップデータ108において、現行のMIDletのサブディレクトリと一致するサブディレクトリが作成される。なお、本実施の形態に係るパッケージ化コンポーネントによって、作成手段および転送手段を実現する。

0090

上記ファイル104は、現行のMIDletのディレクトリ構造における所望の位置に対応したディレクトリ構造112における位置に配置される。例えば、ファイル104が現行のMIDletのベースディレクトリにインストールされる場合、該ファイル104はMIDletアップデータ108のベースディレクトリに配置されることになる。同様に、ファイル104が現行のMIDletの特定のサブディレクトリにインストールされる場合、該ファイル104はMIDletアップデータ108のサブディレクトリに配置されることになる。

0091

MIDPの仕様によると、MIDにおけるダウンロードに利用可能な各MIDletまたはMIDletスイート用に記述子を作成する。なお、この記述子は、MIDletに関連するが、該MIDletとは別のファイルである。また、MIDlet用の記述子は、MIDletの名称、またはMIDletのサイズなどMIDletに関する情報を含んでいる。

0092

図示した実施形態では、パッケージ化コンポーネント106は、MIDletアップデータ108用の記述子110もまた作成する。この記述子110は、MIDletアップデータ108に関連するが、該MIDletアップデータ108とは別のファイルであり、MIDletアップデータ108に関する情報を含んでいる。すなわち、より具体的には、この記述子110は、アップデートプロパティ116、バージョンプロパティ118、および1つ以上の標準プロパティ120を含む、様々なプロパティを含んでいる。上記アップデートプロパティ116は、記述子110が、新しいMIDletに対立するものとしての現行のMIDletへのアップデータを識別していることを示すものである。なお、このアップデートプロパティ116は、現在MIDPの仕様において定義されていない。また、上記バージョンプロパティ118は、現行のMIDletのバージョン番号を識別するものである。なお、この現行のMIDletのバージョン番号とは、MIDletアップデータ108から、ファイル104が一旦、MIDletにインストールされれば作成されるものである。また、標準プロパティ120は、現在MIDPの仕様により定義されているプロパティである。この標準プロパティ120は、例えばネームプロパティ、製造元プロパティ、サイズプロパティ、記述プロパティなどを含む。

0093

MIDletアップデータ、およびこれに付属する記述子が一旦作成されると、MIDは記述子およびMIDletアップデータを発見し、MIDPサーバシステムからダウンロードすることができる。図2は、いくつかの実施形態において、このような機能性を実現するために使用される様々な構成部材を示している。

0094

図2に示すシステム200は、MIDPサーバシステム202と電気的に通信している移動通信機器(MID)222を備えている。このMID222は、アプリケーションマネージャ(決定手段・記述子取得手段・アップデータ取得手段)224を備える。いくつかの実施形態では、アプリケーションマネージャ224はJavaアプリケーションマネージャ(JAM)であってもよい。MIDPの仕様では、このアプリケーションマネージャ224が、アプリケーションマネージャソフトウェア(AMS)を示すことがある。

0095

上記アプリケーションマネージャ224は、MIDletのダウンロード、インストール、およびライフサイクルを管理するように構成されている。図示された実施形態では、現行のMIDlet240に対するアップデータ208を、MIDPサーバシステム202からダウンロード可能となっており、上記アプリケーションマネージャ224は、MIDletアップデータ208のダウンロードおよびインストールもまた管理する。

0096

より具体的には、ある時点で、上記アプリケーションマネージャ224は、MIDletのアップデータ208用の記述子210を、MID222に転送する旨を示す要求226をMIDPサーバシステム202に送る。この要求226は、複数の記述子をMID222に送信する旨を示す、通常の要求の一部として含まれている。例えば、いくつかの実施形態では、アプリケーションマネージャ224は、MIDPサーバシステム202が、利用可能なあらゆる新しい記述子をMID222に転送するように、定期的に要求している。

0097

そして、上記要求226に応じて、MIDPサーバシステム202におけるリクエストハンドラ228は、記述子210をMID222に送信する。上記アプリケーションマネージャ224は、ユーザインターフェース(出力手段)232を介して、情報230を記述子210からMID222のユーザに対して提供する。このことには、ユーザにMIDletアップデータ208がダウンロード可能であることを気づかせるという効果がある。

0098

上記ユーザが記述子210に対応するアップデータをダウンロードすると決定した場合、ユーザはユーザインターフェース232を介して、MIDletのアップデータ208をダウンロードする旨を示す要求234を送信する。そして、このユーザからの要求234をアプリケーションマネージャ224が受信する。

0099

上記ユーザからの要求234に応じて、アプリケーションマネージャ224は、MIDletアップデータ208をMID222に転送する旨を示す要求236をMIDPサーバシステム202に送る。MIDPサーバシステム202におけるリクエストハンドラ228は、要求236に応答し、MIDletのアップデータ208をMID222に送信する。

0100

上記MID222が、MIDletアップデータ208を受信すると、アプリケーションマネージャ224は、インストーラ238を呼び出す。そして、このインストーラ238は、現行のMIDlet240に、MIDletアップデータ208からファイル204をインストールするステップによって、MIDlet240をアップデートする。例えば、インストーラ238は、現行のMIDlet240における1つ以上のファイルを交換ファイル104aと入れ替えてもよい。また代わりに、あるいは別途、現行のMIDlet240において1つ以上の新しいファイル104bを作成してもよい。

0101

上記アップデータ208がインストールされると、上記アプリケーションマネージャ224は、アップデータがインストールされたことをMIDlet240が示すように、記述子250においてバージョンプロパティ256をアップデートする。いくつかの実施形態では、バージョンプロパティ256をアップデート記述子210におけるバージョンプロパティ118の値と等しくするように設定するステップが含まれる。

0102

また、図2に示すシステム200は、公知のJ2MEシステムと比較していくつか有利な点を有している。上述したように、公知のJ2MEシステムでは、開発者は、所望の1つまたは複数のアップデータを含む新バージョンのMIDletを作成するステップによってMIDletをアップデートできる。しかしながら、1つまたは複数のアップデータを実行するMIDletのファイルを、MIDletの他のファイルから区別する構成(手段)は存在しない。したがって、MIDにおけるMIDlet用の1つまたは複数のアップデータを取得するために、新バージョンのMIDletがそっくりそのままダウンロードされ、前もってMIDにダウンロードされたりインストールされたりしたファイルを含んでしまう可能性がある。このように、MIDletのファイルには複数回ダウンロードされたりインストールされたりしたものがあるため、この公知のJ2MEシステムにおけるアプローチはいくぶん非効率的である。

0103

一方、図2に示される上記システム200は、MIDletアップデータ208を有している。上記MIDletアップデータ208は、現行のMIDlet240とは区別されており、MIDlet240の完全な置き換えではない。すなわち、MIDletアップデータ208には、少なくとも現行のMIDlet240においてすでに含まれているいくつかのファイル、および交換する必要のないファイルが含まれていない。現行のMIDlet240をアップデートするために、ユーザは現行のMIDlet240の余分なコピーをダウンロードすることなく、MIDletのアップデータ208をダウンロードすることができる。したがって、ユーザはMID222において、すでにダウンロードされていたりインストールされていたりするファイルをダウンロードしなくてもよくなる。それゆえ、MIDlet240がMID222にすでにダウンロードしたりインストールしたりしている図2に示すシステム200によって、MIDlet240を公知のJ2MEシステムよりも効果的にアップデートできる。

0104

図2に関する上記の説明は、どのようにしてMIDが、MIDPサーバシステムからMIDletアップデータを発見し、ダウンロードし、かつインストールするかを示していた。また、いくつかの実施形態では、MIDlet用のアップデータをインストールするステップは、MIDletを特定のディレクトリに解凍するステップと、次いでMIDletアップデータを同一のディレクトリに解凍するステップとによって実現することができる。なお、図3では、いくつかの実施形態で上記機能性を実現するために利用可能な様々な構成部材を示している。

0105

また、図3に示されるシステム300は、MID322を備えている。このMID322は、現行のMIDlet340用のアップデータ308を受信する。MID322は、このアップデータ308を、例えば、図2に示すシステム200が備える移動通信機器222と同様にしてMIDPサーバシステム202等から受信することができる。なお、このMIDletアップデータ308用のファイルは、圧縮ファイルに含まれており、一方、MIDlet340用のファイルは別の圧縮ファイルに含まれている。いくつかの実施形態では、MIDletアップデータ308用のファイルをJavaアーカイブ(JAR)ファイルに格納し、MIDlet340用のファイルを別のJARファイルに格納するように構成してもよい。

0106

上記アップデータ308をインストールするために、アプリケーションマネージャ324は、インストーラ338を呼び出す。アプリケーションマネージャからの呼び出しに応じてインストーラ338は、解凍コンポーネント344を呼び出し、これによりMIDlet340を解凍させる。より具体的には、解凍コンポーネント344は、インストーラ338からの指示に応じて、MIDlet340の1つまたは複数のファイル346を圧縮解除し、それらを特定のディレクトリに書き込む。なお、このディレクトリを、ベースディレクトリ312と称する。また、この際に、解凍コンポーネント344は、MIDlet340のディレクトリ構造を再生する。

0107

上記MIDlet340が解凍された後、上記解凍コンポーネント344は、MIDletアップデータ308を同一のディレクトリ312に解凍する。より具体的には、解凍コンポーネント344は、MIDletアップデータ308の1つまたは複数のファイル304を圧縮解除し、同一のディレクトリ312に、元のMIDlet340のファイル346として書き込む。そして、上記解凍コンポーネント344は、MIDletアップデータ308のディレクトリ構造を再生する。

0108

図示された実施形態では、MIDletアップデータ308のディレクトリ構造は、MIDlet340のディレクトリ構造と一致している。すなわち、MIDlet340およびMIDletアップデータ308は、同一のベースディレクトリ312を含んでおり、いくつかのまたは全ての、同一のサブディレクトリを含むこともできる。したがって、MIDletアップデータ308からのファイル304が、ベースディレクトリ312に関して、MIDlet340からのファイル346と同一の記憶場所を有する場合、MIDletアップデータ308の解凍ステップにより、ディレクトリ312において、MIDletアップデータ308からのファイル304を、MIDlet340からのファイル346に置き換えることになる。逆に、ベースディレクトリ312に関して、MIDletアップデータ308からのファイル304と同一の記憶場所を有するファイルがMIDlet340にない場合、MIDletアップデータ308の解凍ステップによって、該MIDletアップデータ308からのファイル304がディレクトリ312に作成されることになる。

0109

一旦、上記MIDletアップデータ308をディレクトリ312において解凍すると、パッケージ化コンポーネント306は、該ディレクトリ312における全てのファイル346、304を再圧縮する。これには、アップデートされたMIDlet340´を作成するという効果がある。また。このアップデートされたMIDlet340´は、上記MIDletアップデータ308からのファイル304を含んでいる。上述したように、これらのファイル304は、旧バージョンのMIDlet340にはなかった機能性を提供することができる。また代わりに、あるいは別途これらのファイル304は、旧バージョンのMIDlet340で発見されていたエラーを修正することもできる。また、アップデートされたMIDlet340´は、旧バージョンのMIDlet340からのファイル346を少なくともいくつか含んでいる。

0110

図3に関する上記議論では、MIDletアップデータをMIDにインストールするための方法の一例を示している。上述のように、システム300は、MIDletアップデータをMIDにインストール(またはダウンロード)する前に、MIDletアップデータ用記述子をMIDにダウンロードしている。MIDが初めに記述子を受信した場合、該記述子により、新しいMIDletに対立するものとして現行のMIDletのアップデータを識別していることを、MIDは知ることができない。このため、上記MIDがMIDPサーバシステムから記述子を受信すると、このMIDは初めに、すでにMIDにインストールされているMIDletアップデータをこの受信した記述子により識別しているか否か、または、新しいMIDletをこの記述子により識別しているか否かを決定する。図4は、いくつかの実施形態でこの機能性を実現するために利用可能な様々な構成部材を示している。

0111

すなわち、図4に示すシステム400は、MID422を備えている。そして、このMID422は、MIDPサーバシステム(図4には図示せず)から記述子410を受信している。また、記述子410はアップデートプロパティ416を含んでいる。前述のとおり、アップデートプロパティ416は、新しいMIDletに対立するものとして、現行のMIDletへのアップデータを記述子410により識別していることを示す。したがって、図示された実施形態では、MID422におけるアプリケーションマネージャ424が、記述子410がアップデートプロパティ416を含んでいることを決定することによって、現行のMIDletへのアップデータを識別することができる。

0112

つまり、上記MID422には、すでにインストールされた多くのMIDletが存在しうる。ここで、上記アプリケーションマネージャ424が、MIDletへのアップデータを上記記述子410により識別している場合に、このアップデータが対応する特定のMIDletを識別することができることとなる。すなわち、アプリケーションマネージャ424は、MID422にインストール可能な多くのMIDletの中から、アップデートされるであろう、特定のMIDletを識別できるのである。図示された実施形態では、このステップは、上記アップデータの記述子410における、対応するプロパティと一致する1つ以上のプロパティを含む記述子を、MID422にて検索するステップによって実現できる。

0113

より具体的には、上記MIDPサーバシステムから受信した記述子410は、ネームプロパティ420a、および製造元プロパティ420bを含んでいる。前述のとおり、ネームプロパティ420aおよび製造元プロパティ420bは、現在、MIDPの仕様において定義されている標準プロパティである。また、上記アップデータが対応するMIDlet440用の記述子450も、MID422に記憶されている。この記述子450もまた、ネームプロパティ452および製造元プロパティ454を含んでいる。

0114

なお、上記アップデータが対応する特定のMIDletを識別するステップにおいて、上記アプリケーションマネージャ424を支援するために、上記アップデータの記述子410におけるネームプロパティ420aの値を、MIDletの記述子450におけるネームプロパティ452の値と等しくする。同様に、アップデータの記述子410における製造元プロパティ420bの値を、MIDletの記述子450における製造元プロパティ454の値と等しくする。したがって、アップデータが対応する特定のMIDletを識別するために、アプリケーションマネージャ424は、アップデータの記述子410におけるネームプロパティ420aおよび製造元プロパティ420bに一致するネームプロパティ452および製造元プロパティ454を有する記述子450が発見されるまで、MID422において記憶されている記述子を検索する。

0115

上記アプリケーションマネージャ424が、記述子410を参照して、アップデートされるであろう、特定のMIDletを一旦、識別すると、アップデータがMIDlet440に対して有効かどうかを決定する。例えば、MID422においてインストールされているバージョンと異なるMIDlet440のバージョンがアップデートされる場合、このアップデータは有効とはならないかもしれない。いくつかの実施形態では、上記アップデータが有効かどうかを決定するステップは、上記アップデータの記述子410におけるバージョンプロパティ418が、上記MIDletの記述子450におけるバージョンプロパティ456よりも後の、MIDlet440のバージョンを適用するかどうかを決定するステップによって実現できる。

0116

より具体的には、図示された実施形態では、上記アップデータの記述子410におけるバージョンプロパティ418は、メジャーフィールド458、マイナーフィールド460、およびマイクロフィールド462を含んでいる。同様に、上記MIDletの記述子450におけるバージョンプロパティ456は、メジャーフィールド464、マイナーフィールド466、およびマイクロフィールド468を含んでいる。そして、以下、3つの条件のいずれかが満たされる場合、上記記述子に関連付けられているアップデータはMIDlet440に対して有効であるといえる;(1)アップデータの記述子410におけるバージョンプロパティ418のメジャーフィールド458が、MIDletの記述子450におけるバージョンプロパティ456のメジャーフィールド464よりも大きい。(2)アップデータの記述子410におけるバージョンプロパティ418のメジャーフィールド458が、MIDletの記述子450におけるバージョンプロパティ456のメジャーフィールド464よりも大きくはないが、アップデータの記述子410におけるバージョンプロパティ418のマイナーフィールド460は、MIDletの記述子450におけるバージョンプロパティ456のマイナーフィールド466よりも大きい、または(3)アップデータの記述子410におけるバージョンプロパティ418のメジャーフィールド458が、MIDletの記述子450におけるバージョンプロパティ456のメジャーフィールド464よりも大きくなく、かつアップデータの記述子410におけるバージョンプロパティ418のマイナーフィールド460もMIDletの記述子450におけるバージョンプロパティ456のマイナーフィールド466よりも大きくないが、アップデータの記述子410におけるバージョンプロパティ418のマイクロフィールド462は、MIDletの記述子450におけるバージョンプロパティ456のマイクロフィールド468よりも大きい。

0117

次に、図5を参照して、図1および図2に示すMIDPサーバシステム102・202における、現行のMIDlet240にアップデータを提供する方法を説明する。

0118

図5は、現行のMIDlet240にアップデータを提供する方法500の一実施例を示している。なお、この方法500は、MIDPサーバシステム102が有する各構成部材によって実現できる。さらにまた、この方法500は、図2に示すMIDPサーバシステム202が有する各構成部材によって実現できる。

0119

まず、現行のMIDlet240をアップデートするための1つ以上のファイル104が提供される(502)。このファイル104によって、MIDlet240へさらなる機能性を提供したり、MIDlet240において発見されたエラーを修正したりすることができる。なお、このファイル104は、Javaクラスファイル、例えば画像のようなコンテンツファイルなどを含んでいる。

0120

次に、パッケージ化コンポーネント106は、ファイル104をパッケージ化し(504)、それによりMIDletアップデータ108を作成する。すなわち、上記パッケージ化コンポーネント106は、ファイル104をパッケージ化するステップ504の一部として、現行のMIDlet240のディレクトリ構造に一致する、MIDletアップデート108用のディレクトリ構造112を作成する(506)。例えば、現行のMIDlet240のベースディレクトリに一致するベースディレクトリを提供することができ、加えて、MIDletアップデータ108において、現行のMIDlet240のサブディレクトリに一致するサブディレクトリを作成することができる。

0121

次に、上記パッケージ化コンポーネント106は、上記ファイル104を、現行のMIDlet240における所望の位置に対応する、MIDletアップデータ108のディレクトリ構造における位置に配置する(508)。例えば、ファイル104を現行のMIDletのベースディレクトリにインストールさせる場合、ファイル104を、MIDletアップデータ108のベースディレクトリに配置させることもできる。同様に、ファイル104を現行のMIDletの特定のサブディレクトリにインストールさせる場合、このファイル104をMIDletアップデータ108のサブディレクトリに配置させることもできる。

0122

そして、上記パッケージ化コンポーネント106は、上記MIDletアップデータ108用の記述子110を作成する(510)。なお、この記述子110は、MIDletアップデータ108に関連する情報を含み、該MIDletアップデータ108とは別個のファイルとして作成される。例えば、この記述子110は、アップデータ108に関連する情報として、ベンダー名、アプリケーション名、アプリケーションバージョンなどを含む。

0123

上記パッケージ化コンポーネント106は、アップデートプロパティ116を上記記述子110に追加する(512)。アップデートプロパティ116は、記述子110により、新しいMIDletに対立するものとして現行のMIDletへのアップデータを識別するものである。そして、上記パッケージ化コンポーネント106は、バージョンプロパティ118を記述子110に追加する(514)。ここでバージョンプロパティ118とは、上記MIDletアップデータ108からのファイル104が一旦、MIDlet240にインストールされると作成される、現行のMIDletのバージョン番号を識別するものである。そして、パッケージ化コンポーネント106は、記述子110を、MIDletアップデータ108に関連づける(516)。

0124

続いて、上記MIDPサーバシステム102が備えるリクエストハンドラ228、すなわち、MIDPサーバシステム202が備えるリクエストハンドラ228は、記述子110をMID222に送信する旨を示す要求をMID222から受信する。これに対して、リクエストハンドラ228は、記述子110(図2において記述子210)をMID222に送信する(518)ことによって、この要求を満たす。また、リクエストハンドラ228は、ある時点で、MID222からの、上記MIDletアップデート108をMID222に送信させる旨を示す要求を受信する(520)。そして、リクエストハンドラ228は、MIDletアップデート108(図2においてMIDletアップデータ208)をMID222に送信する(522)ことによってこの要求を満たす。

0125

次に、図6を参照して、図2に示す移動通信機器222における、現行のMIDlet240にアップデータを提供する方法を説明する。

0126

図6は、現行のMIDlet240へのアップデータを取得する方法600の一実施例を示している。なお、この方法600は、図2に示すMID222が備える各構成部材によって実現できる。

0127

アプリケーションマネージャ224は、MIDPサーバシステム202からMIDletアップデート208用の記述子210を受信する(602)。すなわち、上記した(520)に示すように、移動通信機器222は、MIDPサーバシステム202から記述子210を取得することができる。アプリケーションマネージャ224は、記述子210により、(独立型のMIDletの識別に対して、)すでに上記MID222にインストールされているMIDlet240に対する、アップデータの識別を決定する(604)。そして、アプリケーションマネージャ224は、記述子を参照して、アップデートされるであろうMIDletを識別し(606)、該記述子に関連付けられているアップデータが該MIDletに対して有効であることを決定する(608)。

0128

上記アプリケーションマネージャ224は、上記記述子210からの情報230を上記MID222のユーザに提供する(610)。これは、該ユーザに対して、上記MIDletアップデータ208をダウンロード可能であることを気づかせるという効果がある。ユーザが記述子210に対応するアップデータをダウンロードすると決定した場合、アプリケーションマネージャ224は、MIDletアップデータ208をダウンロードする旨を示す、該ユーザからの要求を受け付ける(612)。そして、ユーザからの要求に応じて、アプリケーションマネージャ224は、上記MIDPサーバシステム202に対して、MIDletアップデータ208をMID222に転送する旨を示す要求236を送信する(614)。MIDPサーバシステム202におけるリクエストハンドラ228が上記要求を満たすと、アプリケーションマネージャ224は、MIDPサーバシステム202からMIDletアップデート208を受信する(616)。

0129

上記MID222が上記MIDletアップデート208を受信すると、上記アプリケーションマネージャ224は、インストーラ238を呼び出し、該インストーラが現行のMIDlet240にMIDletアップデータ208のファイル204をインストールする(618)。例えば、インストーラ238は、現行のMIDlet240における1つ以上のファイルを1つか複数の交換ファイル104aに置き換えることができる。また代わりに、あるいは別途、インストーラ238は現行のMIDlet240において1つ以上の新しいファイル104bを作成することもできる。

0130

なお、本発明に係るMID222は下記の構成を有するものであるといえる。すなわち、アプリケーションマネージャ224は、MIDletアップデータ208用の記述子210をMIDPサーバシステム202から受信し、MID222にすでにインストールされた、MIDlet240へのアップデータを記述子210が識別していることを決定する。また、アプリケーションマネージャ224は、アップデートされるであろうMIDlet240を識別し、アップデータがMIDlet240に対して有効であることを決定する。アプリケーションマネージャ224は、記述子210からの情報をMID222のユーザに提供する。ユーザが記述子210に対応するアップデータをダウンロードすると決定した場合、アプリケーションマネージャ224は、MIDletアップデータ208をMID222に転送する旨の要求をMIDPサーバシステム202に送信する。アプリケーションマネージャ222がMIDletアップデータ208をMIDPサーバシステム202から受信すると、インストーラ238は現行のMIDlet240にMIDletアップデータ228のファイルをインストールする。

0131

次に、図7を参照して、現行のMIDletへのアップデータを取得する方法を実行するように構成されたコンピュータシステム701について説明する。

0132

図7は、コンピュータシステム701で用いられる一般的な主要なハードウェア構成部材を示すブロック図である。図示された構成部材は同一の物理的構造内に備えられていてもよいし、別のハウジングまたは構造内に備えられていてもよい。

0133

上記コンピュータシステム701は、プロセッサ703およびメモリ705を備えている。このプロセッサ703は、コンピュータシステム701の各部の各種動作を制御し、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナル・プロセッサ(DSP)、または公知の他のデバイスによって実現することができる。プロセッサ703は、一般に、メモリ705に記憶されているプログラム命令に基づいて論理演算および算術演算を行う。

0134

ここで用いられているように、メモリ705という用語は、電子情報を記憶可能なあらゆる電子的構成要素として広く定義されており、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体光記憶媒体RAM内フラッシュメモリ素子、上記プロセッサ703に含まれるオンボードメモリEPROMメモリ、EEPROMメモリレジスタなどとして実現することができる。該メモリ705は、一般に、プログラム命令および多種の情報を記憶している。なお、このプログラム命令とは、ここに開示された方法のいくつかまたは全てを実行するために、上記プロセッサ703によって実行可能なものである。

0135

上記コンピュータシステム701は、一般的には、他の電子デバイスと通信を確立するための1つ以上のコミュニケーションインターフェース707を備えている。コミュニケーションインターフェース707は、有線通信技術または無線通信技術に基づくものであってもよいし、またはその両方に基づくものであってもよい。別のタイプのコミュニケーションインターフェース707としては、シリアルポートパラレルポートユニバーサルシリアルバス(USB)、イーサネット(登録商標)・アダプタIEEE1394バスインターフェースSCSI(小型コンピュータ周辺機器インターフェース)バス・インターフェース、赤外線(IR)通信ポート、Bluetooth(登録商標)無線通信アダプタなどが挙げられる。

0136

上記コンピュータシステム701は、一般に、1つ以上の入力装置709および1つ以上の出力装置を備えている。別のタイプの入力装置709の例として、キーボードマウスマイクロフォン遠隔制御装置、ボタンジョイスティックトラックボールタッチパッドライトペンなどが挙げられる。また、別のタイプの出力装置711の例として、スピーカプリンタなどが含まれる。一般的には、コンピュータシステムが備える出力装置の特定のタイプの一例としては、ディスプレイ装置713が挙げられる。ここで開示された実施形態で用いられるディスプレイ装置713は、ブラウン管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオードLED)、ガスプラズマ電子発光など、あらゆる好適な画像投影技術を利用することができる。また、ディスプレイ制御装置715が、メモリ705に格納されたデータを、(必要に応じて)テキスト、画像、および/または動画に変換するために備えられている。

0137

もちろん、図7は、コンピュータシステム701の可能な構成の1つを示しているだけであり、他の様々なアーキテクチャおよび構成部材を用いることもできる。

0138

情報および信号は、さまざまな科学技術および技法のいずれを用いても表示可能とすることができる。例えば、上記した記述を通して言及されたデータ、命令、指令、情報、信号、ビット記号、およびチップは、電圧電流電磁波、磁界磁性粒子光学フィールドもしくは光学粒子、またはそれらのあらゆる組み合わせによって表示可能である。

0139

ここで開示された実施形態に関連して記述された、具体例として挙げた様々な論理ブロックモジュール回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれら両方の組み合わせにより実現できる。このハードウェアとソフトウェアとの互換性を明確に説明するために、具体例として挙げた様々な構成部材、ブロック、モジュール、回路、および処理工程を、概してそれらの機能性に関して、上述した。そのような機能性がハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかについては、特定のアプリケーションおよびシステム全体により制限される設計制約に依存する。当業者は、上述の機能性を各特定の用途のために様々な方法で実施可能であるが、そのような実施の決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすものとして解釈されるべきではない。

0140

本明細書にて開示した実施形態に関連して記述した、様々な実施例での論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)、もしくは他のプログラム可能な論理回路、または個別ゲート、トランジスタ論理、個別のハードウェア構成部材、あるいは本実施の形態で示した機能性を実現できるように構成されたこれら各部材のあらゆる組み合わせによって、実行または実施可能とする。また、上記汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、別法としては、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。上記プロセッサは、コンピュータ・デバイスの組み合わせとして実装できる。
なお、このコンピュータ・デバイスの組み合わせとは、例えばDSPおよびマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSPコアと結合した1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、またはこれらの別の機器構成などである。

0141

ここで開示された上記実施形態に関連して記述された方法またはアルゴリズムによる上記ステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュール、またはそれらの組み合わせにおいて直接実施されてもよい。また、このソフトウェア・モジュールを、RAMメモリフラッシュメモリROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスクリムーバブルディスクCD−ROM、または公知となっている他のあらゆる形式の記録媒体に備える構成であってもよい。実施例では、上記記録媒体は、プロセッサに結合されていた。このようなプロセッサは、この記憶媒体から情報を読み取ったり、情報を書き込んだりすることができる。また、別の方法として、記録媒体をプロセッサと一体に構成してもよい。また、該プロセッサおよび記録媒体をASICに備える構成であってもよく、そして該ASICがユーザ端末に備えられていてもよい。また、別の方法として、プロセッサおよび記憶媒体を個別部品としてユーザ端末に備える構成であってもよい。

0142

本明細書で開示した方法では、この方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を含んでいる。また、この方法のステップおよび/または動作は、本発明の範囲から逸脱することなく、互いに入れ替えることができる。すなわち、上記実施形態を適切に作動させるためのステップまたは動作において特定の順序が要求されない場合、特定のステップおよび/または動作の特定の順序および/または使用は、本発明の範囲から逸脱することなく、変更することができる範囲である。

0143

本発明の特定の実施形態および応用例について図示し、説明したが、本発明は、明細書中において開示されたまさにその構成および構成要素に限定されるものではない。当業者には明白な様々な修正、変更、および変形が、本発明の精神と範囲とから逸脱することなく、ここで開示された本発明の上記方法およびシステムの配置、操作、および細部において可能である。

0144

本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。

0145

本発明に係る1つ以上のMIDletスイートおよびダウンロード用の1つ以上のMIDlet記述子を提供するサーバシステムにおいて、現行のMIDletにアップデータを提供する方法は、MIDletアップデータを作成するように1つ以上のファイルをパッケージ化するステップにおいて、該MIDletアップデータが現行のMIDletの完全な置き換えを含まない。このため、現行のMIDletをアップデートするために、現行のMIDletの余分なファイルのコピーをダウンロードさせることなく、ダウンロードを効率的に実行することができるMIDletのアップデータを提供することに利用できる。

図面の簡単な説明

0146

MIDletアップデータおよび付属する記述子を作成するために使用することができるサーバシステムの構成部材を示している。
MIDがMIDletアップデータを発見し、ダウンロードしMIDPサーバシステムからインストールする場合に使用可能な様々な構成部材を示すブロック図である。
MIDletアップデータをダウンロードするために使用可能なMIDにおける様々な構成部材を示すブロック図である。
記述子がMIDletアップデータを識別するかどうかを決定するために使用可能なMIDにおける様々な構成部材を示すブロック図である。
現行のMIDletにアップデータを提供する方法に関する実施例を示す図である。
現行のMIDletのアップデータを取得する方法の実施例を示す図である。
コンピュータシステムで用いられる典型的な主要ハードウェア構成部材を示すブロック図である。

符号の説明

0147

102MIDletサーバシステム
104a交換ファイル
104b 新たなファイル
106パッケージ化コンポーネント(作成手段・転送手段)
108MIDletアップデータ
110ディレクトリ構造
116アップデートプロパティ
118バージョンプロパティ
202 MIDletサーバシステム
204 ファイル
208 MIDletアップデータ
210記述子
222移動通信機器
224アプリケーションマネージャ(決定手段・記述子取得手段・アップデータ取得手段)
226 要求
230 情報
232ユーザインターフェース(出力手段)
234 要求
240 MIDlet
256 バージョンプロパティ
304 アップデータからのファイル
308 MIDletアップデータ
312ディレクトリ
322 移動通信機器
324 アプリケーションマネージャ
340 MIDlet
346 MIDletからのファイル
701コンピュータシステム
703プロセッサ
705 メモリ

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