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技術 印刷情報の配信方法、配信プログラム、配信システム、及び配信サーバ

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 中西弘晃
出願日 2005年4月12日 (15年8ヶ月経過) 出願番号 2005-114398
公開日 2006年10月26日 (14年1ヶ月経過) 公開番号 2006-293739
状態 未査定
技術分野 タイプライター等へのデジタル出力 計算機間の情報転送
主要キーワード ワーニング情報 入手者 配信判断 クライアント側プログラム ワーニング 配信可否 機種番号 プリンタメーカー
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (5)

課題

ネットワークを介して要求元印刷情報を配信する方法であって、配信要求元で適正な印刷が可能であり、配信要求元の満足度の向上を図ることのできる配信方法等を提供する。

解決手段

ネットワークを介してクライアントに接続されるサーバから、印刷情報を配信する配信方法が、クライアントがサーバに印刷情報の配信を要求するステップと、サーバがクライアントに備えられるプリンタドライバ識別情報を取得するステップと、サーバが取得したプリンタドライバの識別情報に基いて要求された配信が相応しいか否かを判断するステップと、サーバが前記判断において配信が相応しいと判断された場合には要求された印刷情報をクライアントに配信し、前記判断において配信が相応しくないと判断された場合には要求された印刷情報をクライアントに配信しないステップとを有する。

概要

背景

近年のインターネットの普及などにより、ネットワークを介して様々な情報が入手可能な環境にある。その中でも、情報の入手者が当該情報を印刷装置印刷することが予想される情報(印刷情報)がネットワークを介して配信されることがよく行なわれている。

一方、ネットワークを介して複数のクライアントPC(パーソナルコンピュータ)と接続されたプリンタにおけるプリンタの使用制限に関して、ユーザID等に基いて、そのユーザが使用できるか否か、そのユーザが要求する機能を使用できるか否かを判断することが、従来より提案されている(例えば、下記特許文献1、特許文献2に記載のシステム)。
特開2001−117737号公報
特開2002−215346号公報

概要

ネットワークを介して要求元に印刷情報を配信する方法であって、配信要求元で適正な印刷が可能であり、配信要求元の満足度の向上をることのできる配信方法等を提供する。ネットワークを介してクライアントに接続されるサーバから、印刷情報を配信する配信方法が、クライアントがサーバに印刷情報の配信を要求するステップと、サーバがクライアントに備えられるプリンタドライバ識別情報を取得するステップと、サーバが取得したプリンタドライバの識別情報に基いて要求された配信が相応しいか否かを判断するステップと、サーバが前記判断において配信が相応しいと判断された場合には要求された印刷情報をクライアントに配信し、前記判断において配信が相応しくないと判断された場合には要求された印刷情報をクライアントに配信しないステップとを有する。

目的

そこで、本発明の目的は、ネットワークを介して要求元に印刷情報を配信する方法であって、配信要求元で適正な印刷が可能であり、配信要求元の満足度の向上を図ることのできる印刷情報の配信方法等を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ネットワークを介してクライアントに接続されるサーバから、印刷されることが可能な印刷情報を配信する印刷情報の配信方法であって、前記クライアントが、前記サーバに前記印刷情報の配信を要求する要求ステップと、前記サーバが、前記要求に応答して、前記クライアントに備えられるプリンタドライバ識別情報を取得する取得ステップと、前記サーバが、当該取得したプリンタドライバの識別情報に基いて、前記要求された配信が相応しいか否かを判断する判断ステップと、前記サーバが、前記判断ステップにおいて配信が相応しいと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信し、前記判断ステップにおいて配信が相応しくないと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信しない、配信ステップとを有することを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項2

請求項1において、前記プリンタドライバの識別情報には、当該プリンタドライバに対応するプリンタ機種識別する情報が含まれることを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項3

請求項1あるいは請求項2において、取得ステップは、前記サーバから前記クライアントに送信されるプログラムに基いて実行されることを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項4

請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、前記判断ステップにおける前記配信が相応しいか否かの判断は、前記要求された印刷情報についての適正な印刷が、前記取得したプリンタドライバの識別情報に対応するプリンタにおいて可能であるか否かという判断に基いて行われることを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項5

請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、前記判断ステップにおける前記配信が相応しいか否かの判断は、前記プリンタドライバの識別情報と、当該識別情報に対応するプリンタに備えられる機能の情報を対応付けたテーブルに基いて行なわれることを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項6

請求項5において、前記テーブルが、前記サーバとは異なる支配下で管理されることを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項7

請求項1乃至請求項6のいずれかにおいて、前記判断ステップにおいて配信が相応しくないと判断された場合に、前記サーバから前記クライアントにメッセージが送信されることを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項8

請求項1乃至請求項7のいずれかにおいて、前記サーバは、前記取得ステップにおいて、更に、前記配信要求を行なったユーザの識別情報を取得し、前記判断ステップにおいて、更に、当該取得したユーザの識別情報に基く、当該ユーザへの前記要求された印刷情報の配信可否を判断して、前記要求された配信が相応しいか否かの判断を行なうことを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項9

請求項1乃至請求項8のいずれかにおいて、更に、前記配信ステップおける前記クライアントへの配信が行なわれた場合に、前記クライアントが、前記配信された印刷情報についての印刷を指示するステップを有することを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項10

請求項9において、更に、前記印刷の指示がなされた後、所定時間内に印刷が実行されない場合には、前記クライアントが、前記印刷情報にかかるデータを削除するステップを有することを特徴とする印刷情報の配信方法。

請求項11

ネットワークを介してクライアントに接続されるサーバに、印刷されることが可能な印刷情報を前記クライアントに配信する処理を実行させる配信プログラムであって、前記クライアントからの前記印刷情報の配信要求を受信するステップと、前記要求に応答して、前記クライアントに備えられるプリンタドライバの識別情報を取得するステップと、当該取得したプリンタドライバの識別情報に基いて、前記要求された配信が相応しいか否かを判断するステップと、前記判断において配信が相応しいと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信し、前記判断において配信が相応しくないと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信しない、ステップとを前記サーバに実行させることを特徴とする配信プログラム。

請求項12

ネットワークを介して接続されるクライアントとサーバを備え、印刷されることが可能な印刷情報が前記サーバから前記クライアントに配信される配信システムであって、前記クライアントは、前記サーバに前記印刷情報の配信を要求し、前記サーバは、前記要求に応答して、前記クライアントに備えられるプリンタドライバの識別情報を取得し、当該取得したプリンタドライバの識別情報に基いて、前記要求された配信が相応しいか否かを判断し、前記判断において配信が相応しいと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信し、前記判断において配信が相応しくないと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信しないことを特徴とする配信システム。

請求項13

ネットワークを介して接続されるクライアントに、印刷されることが可能な印刷情報を配信する配信サーバであって、前記クライアントからの前記印刷情報の配信要求を受信し、前記要求に応答して、前記クライアントに備えられるプリンタドライバの識別情報を取得し、当該取得したプリンタドライバの識別情報に基いて、前記要求された配信が相応しいか否かを判断し、前記判断において配信が相応しいと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信し、前記判断において配信が相応しくないと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信しないことを特徴とする配信サーバ。

技術分野

0001

本発明は、ネットワークを介して印刷情報を配信する方法等に関し、特に、配信要求元で適正な印刷が可能であり、配信要求元の満足度の向上を図ることのできる印刷情報の配信方法等に関する。

背景技術

0002

近年のインターネットの普及などにより、ネットワークを介して様々な情報が入手可能な環境にある。その中でも、情報の入手者が当該情報を印刷装置で印刷することが予想される情報(印刷情報)がネットワークを介して配信されることがよく行なわれている。

0003

一方、ネットワークを介して複数のクライアントPC(パーソナルコンピュータ)と接続されたプリンタにおけるプリンタの使用制限に関して、ユーザID等に基いて、そのユーザが使用できるか否か、そのユーザが要求する機能を使用できるか否かを判断することが、従来より提案されている(例えば、下記特許文献1、特許文献2に記載のシステム)。
特開2001−117737号公報
特開2002−215346号公報

発明が解決しようとする課題

0004

上述したようなネットワークを利用した印刷情報の配信は、今後、益々普及することが予想され、これまで以上に多目的、多種類の情報配信がなされるようになることが考えられる。また、印刷装置における多機能化、高機能化も進み、上記印刷情報も適正な印刷を行うために特殊機能、高機能が必要であるものが数多く出てくることが予想される。

0005

このような環境において、印刷情報の配信要求に対し、その印刷情報のセキュリティ入手資格の観点から、当該配信要求者に配信できる情報であるか否かをチェックした後に配信することが好ましい場合も多々出てくる。かかる場合の対応としては、前述したネットワークを介したプリンタ利用の制限の考え方を応用することによって、ある程度適正な印刷情報の配信が可能であると考えられる。

0006

しかしながら、上述した、配信される印刷情報が特殊機能、高機能を必要とする場合の対応については、これまで提案されていなかった。従って、印刷情報を入手する資格を持つ者が所望の印刷情報の配信を受けた場合に、当該入手者が有する印刷装置において入手した印刷情報を適正に印刷できない場合も発生し得る。例えば、入手した印刷情報がカラーで印刷することが必要なものである場合に、入手者のプリンタがモノクロ印刷専用であったり、入手した印刷情報が証明書類に係るものであり地紋をつけて印刷することが必要であるものである場合に、入手者のプリンタには地紋をつける特殊機能を有していない場合などが起こり得る。このようなことが度々起こるようでは、ネットワークを介して印刷情報を入手した者の十分な満足が得られず、情報の提供側も十分なサービスを行なうことができない。

0007

そこで、本発明の目的は、ネットワークを介して要求元に印刷情報を配信する方法であって、配信要求元で適正な印刷が可能であり、配信要求元の満足度の向上を図ることのできる印刷情報の配信方法等を提供することである。

課題を解決するための手段

0008

上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、ネットワークを介してクライアントに接続されるサーバから、印刷されることが可能な印刷情報を配信する印刷情報の配信方法が、前記クライアントが、前記サーバに前記印刷情報の配信を要求する要求ステップと、前記サーバが、前記要求に応答して、前記クライアントに備えられるプリンタドライバ識別情報を取得する取得ステップと、前記サーバが、当該取得したプリンタドライバの識別情報に基いて、前記要求された配信が相応しいか否かを判断する判断ステップと、前記サーバが、前記判断ステップにおいて配信が相応しいと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信し、前記判断ステップにおいて配信が相応しくないと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信しない、配信ステップとを有することである。

0009

更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記プリンタドライバの識別情報には、当該プリンタドライバに対応するプリンタの機種識別する情報が含まれることを特徴とする。

0010

更に、上記の発明において、好ましい態様は、取得ステップは、前記サーバから前記クライアントに送信されるプログラムに基いて実行されることを特徴とする。

0011

更にまた、上記の発明において、好ましい態様は、前記判断ステップにおける前記配信が相応しいか否かの判断は、前記要求された印刷情報についての適正な印刷が、前記取得したプリンタドライバの識別情報に対応するプリンタにおいて可能であるか否かという判断に基いて行われることを特徴とする。

0012

また、上記の発明において、その好ましい態様は、前記判断ステップにおける前記配信が相応しいか否かの判断は、前記プリンタドライバの識別情報と、当該識別情報に対応するプリンタに備えられる機能の情報を対応付けたテーブルに基いて行なわれることを特徴とする。

0013

更に、上記の発明において、一つの態様は、前記テーブルが、前記サーバとは異なる支配下で管理されることを特徴とする。

0014

更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記判断ステップにおいて配信が相応しくないと判断された場合に、前記サーバから前記クライアントにメッセージが送信されることを特徴とする。

0015

更に、上記の発明において、一つの態様は、前記サーバは、前記取得ステップにおいて、更に、前記配信要求を行なったユーザの識別情報を取得し、前記判断ステップにおいて、更に、当該取得したユーザの識別情報に基く、当該ユーザへの前記要求された印刷情報の配信可否を判断して、前記要求された配信が相応しいか否かの判断を行なうことを特徴とする。

0016

更に、上記の発明において、好ましい態様は、更に、前記配信ステップおける前記クライアントへの配信が行なわれた場合に、前記クライアントが、前記配信された印刷情報についての印刷を指示するステップを有することを特徴とする。

0017

更にまた、上記の発明において、好ましい態様は、更に、前記印刷の指示がなされた後、所定時間内に印刷が実行されない場合には、前記クライアントが、前記印刷情報にかかるデータを削除するステップを有することを特徴とする。

0018

上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、ネットワークを介してクライアントに接続されるサーバに、印刷されることが可能な印刷情報を前記クライアントに配信する処理を実行させる配信プログラムが、前記クライアントからの前記印刷情報の配信要求を受信するステップと、前記要求に応答して、前記クライアントに備えられるプリンタドライバの識別情報を取得するステップと、当該取得したプリンタドライバの識別情報に基いて、前記要求された配信が相応しいか否かを判断するステップと、前記判断において配信が相応しいと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信し、前記判断において配信が相応しくないと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信しない、ステップとを前記サーバに実行させることである。

0019

上記の目的を達成するために、本発明の更に別の側面は、ネットワークを介して接続されるクライアントとサーバを備え、印刷されることが可能な印刷情報が前記サーバから前記クライアントに配信される配信システムにおいて、前記クライアントは、前記サーバに前記印刷情報の配信を要求し、前記サーバは、前記要求に応答して、前記クライアントに備えられるプリンタドライバの識別情報を取得し、当該取得したプリンタドライバの識別情報に基いて、前記要求された配信が相応しいか否かを判断し、前記判断において配信が相応しいと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信し、前記判断において配信が相応しくないと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信しないことである。

0020

上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、ネットワークを介して接続されるクライアントに、印刷されることが可能な印刷情報を配信する配信サーバにおいて、前記クライアントからの前記印刷情報の配信要求を受信し、前記要求に応答して、前記クライアントに備えられるプリンタドライバの識別情報を取得し、当該取得したプリンタドライバの識別情報に基いて、前記要求された配信が相応しいか否かを判断し、前記判断において配信が相応しいと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信し、前記判断において配信が相応しくないと判断された場合には前記要求された印刷情報を前記クライアントに配信しないことである。

0021

本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。

0023

図1は、本発明に係る印刷情報の配信方法を用いた配信システムの第一の実施の形態例に係る構成図である。図1に示すように、本実施の形態例に係る配信システムは、インターネットなどのネットワーク4で接続される配信サーバ1とクライアント2から構成され、配信サーバ1は、クライアント2からの印刷情報13の配信要求を受けた際に、当該クライアント2に備えられるプリンタドライバ22の識別情報を取得し、少なくとも当該クライアント2のプリンタ3において要求された印刷情報13の出力が適正に行なわれるか否かを判断する。これにより、クライアント2で適正に印刷ができない印刷情報13については配信せず、クライアント2側での出力の不具合を防止し、従来よりも適正な印刷情報の配信サービスを行なおうとするものである。

0024

前述の通り、配信サーバ1は、ネットワーク4を介してクライアント2に接続され、クライアント2からの配信要求に応答して要求された印刷情報13を配信するサーバシステムである。図1に示すように、配信サーバ1には、まず、通信I/F11が備えられ、かかるインターフェースを介して、前述したクライアント2とのデータの送受信が行われる。

0025

また、配信処理部12は、クライアント2からの配信要求に対する印刷情報13の配信処理を司る、本配信サーバ1の中核をなす部分である。具体的な処理内容については後述するが、本配信処理部12は、配信要求元(クライアント2)のプリンタドライバ22のID(識別情報)に基いて、配信要求元に備えられるプリンタ3が、要求を受けた印刷情報13を出力するために必要な機能を有しているか否かを判断し、その結果に基づいて配信を行うか否かを決定する。なお、当該配信処理部12は、処理内容を指示するプログラムと、当該プログラムの指示に従って処理を実行する制御装置等で構成することができる。

0026

また、印刷情報13は、クライアント2に配信する印刷情報である。かかる印刷情報13は、所定の機能を備えるプリンタで印刷をすることが可能なデータであり、その数や内容については特に制限はない。例えば、文字グラフィクスによって構成される一般的なドキュメントや、高解像度のカラー写真のデータなどである。なお、当該印刷情報13は、配信処理部12がアクセス可能データ格納手段に収められている。

0027

なお、本配信サーバ1は、コンピュータシステムで構成されるが、前述した各部(11、12、13)は、必ずしも一つのコンピュータ内に収められる必要はなく、互いにアクセス可能であれば、複数の装置内に設けられるようにしても構わない。

0028

次に、クライアント2は、前述の通り、前記配信サーバ1に対して所望の印刷情報13の配信要求を行なう配信要求元である。このクライアント2は、配信サーバ1に対して1以上存在する。クライアント2は、いわゆるパーソナルコンピュータ等で構成され、図1に示すように、ネットワークI/F21とプリンタドライバ22を備えている。ネットワークI/F21は、クライアント2からネットワーク4を介して通信を行なうためのインターフェースであり、いわゆるブラウザ等を備えている。クライアント2から配信サーバ1に対して印刷情報の配信要求を行なうユーザは、当該ネットワークI/F21が提供するインターフェース画面を用いて配信サーバ1にアクセスする。

0029

プリンタドライバ22は、クライアント2に接続されるプリンタ3用のプリンタドライバであり、クライアント2からプリンタ3への印刷指示がなされると、印刷対象物のデータをプリンタ3用の印刷データに変換して所定の印刷要求と共にプリンタ3へ送信する。なお、当該プリンタドライバ22には、その識別情報であるドライバIDが付けられており、当該ドライバIDはクライアント2内に記憶されている。また、このプリンタドライバ22は、通常通り、プリンタ3の機種に対応するものであり、従って、前記ドライバIDによってプリンタ3の機種を識別することができる。なお、このプリンタドライバ22は、処理内容を指示するプログラムと、当該プログラムの指示に従って処理を実行する制御装置等によって構成することができる。

0030

次に、プリンタ3は、クライアント2に接続されクライアント2からの利用が可能な印刷装置であり、配信サーバ1から配信される印刷情報13の出力等に用いられる。

0031

次に、プリンタ情報提供サーバ5は、各種プリンタ機能情報を収めたプリンタ機能テーブルを備えるサーバである。図2は、プリンタ機能テーブルを例示した図である。前述のように、ドライバIDは、そのプリンタドライバ22に対応するプリンタ3の機種を識別しているので、プリンタ機能テーブルには、図2に示すように、ドライバIDごとにそれに対応するプリンタ3の機能情報が収められている。

0032

図2に示す例では、ドライバIDが、対応するプリンタ3の機種番号そのものである場合を示しており、機能情報の項目としては、「カラー印刷」、「最大解像度」、「用紙サイズ」、「地紋機能」等が挙げられている。例えば、ドライバID「LP7000」に対応するプリンタ3では、カラー印刷機能がなく、最大の解像度が720DPIであり、A4サイズまでの印刷が可能であり、地紋機能は備えていない、ということが示されている。

0033

このプリンタ情報提供サーバ5は、ネットワーク4を介して配信サーバ1から前記プリンタ機能テーブルにアクセスができるように設定されている。また、プリンタ情報提供サーバ5は、プリンタメーカー等が、自社のプリンタについてそれらのプリンタ情報を提供する目的で管理、運営されることが好ましい。従って、本実施の形態例においては、前述した印刷情報13の配信を目的とする配信サーバ1を管理、運営するものと、プリンタ情報提供サーバ5を管理、運営するものが異なることを想定している。なお、プリンタ機能テーブルを、配信サーバ1側に備えるようにして、所定のタイミングで、プリンタ情報提供サーバ5からの情報等により、テーブル内の情報を更新するようにしてもよい。

0034

以上説明したような構成を有する本実施の形態例に係る配信システムでは、前述の通り、配信要求された印刷情報13の配信可否の判断に特徴があり、以下、その点を中心に印刷情報13の配信処理の内容を説明する。図3は、配信処理の手順を例示したフローチャートである。

0035

まず、クライアント2のユーザは、ネットワークI/F21のブラウザなどにより、ネットワーク4を介して配信サーバ1のいわゆるホームページなどにアクセスする。そして、配信サーバ1が配信サービスを行なっている印刷情報13について配信を受けたい場合には、所定の操作を行って、配信を受けたい印刷情報13の特定とその印刷情報13の配信要求を行なう(ステップS1)。

0036

当該配信要求をネットワーク4を介して受信した配信サーバ1では、配信処理部12が、クライアント側プログラムを通信I/F11を介して配信要求元であるクライアント2に送信する(ステップS2)。当該送信されたクライアント側プログラムは、クライアント2側で受け取られて起動し、当該プログラムの指示によって、クライアント2は、クライアント2に備えられるプリンタドライバ22の前述したドライバIDを取得して配信サーバ1へ送信する(ステップS3)。

0037

配信サーバ1は、当該送信されたドライバIDを受け取り、その後、配信処理部12は、プリンタ情報提供サーバ5へアクセスして、前述したプリンタ機能テーブルを参照する(ステップS4)。すなわち、プリンタ機能テーブル上で、取得したドライバIDに対応する各種機能情報を取得する。

0038

そして、配信処理部12は、前記配信要求(S1)時に特定された印刷情報13、すなわち、クライアント2から配信要求された印刷情報13を適正に印刷するためにプリンタが備えるべき機能と、当該取得したドライバIDに対応する機能を比較し、要求された印刷情報13のクライアント2への配信が相応しいか否かを判断する(ステップS5)。本実施の形態例では、かかる判断は、配信要求元のプリンタ3に、要求された印刷情報13を適正に印刷するための十分な機能が備えられているか否かという観点で行われる。

0039

具体的には、前記取得したドライバIDに対応する機能が、要求された印刷情報13を適正に印刷するために備えるべき機能を満たしているか否かがチェックされる。例えば、印刷後に判別可能に出力するためには少なくともA3以上の用紙に印刷しなくてはならない印刷情報13が要求された場合に、前記ドライバIDから取得される要求元のプリンタ3の機能情報において、「用紙サイズ」が“A4まで”であることを示していれば、当該プリンタ3は当該印刷情報13を適正に印刷するための十分な機能が備えておらず、当該クライアント2への配信は相応しくないと判断される。

0040

また、他の例としては、要求された印刷情報13が証明書類などに係るものであり、クライアント2での印刷時において地紋が付けられる必要がある場合に、前記プリンタ機能テーブルから取得される情報が、地紋機能を備えていない旨を示していれば、やはり、当該印刷情報13の配信は相応しくないと判断される。

0041

以上のような判断がなされて、配信要求元のプリンタ3が要求された印刷情報13の適正な印刷に十分な機能を備えているとみなされ、クライアント2への配信が相応しいと判断された場合には(ステップS5のYes)、配信処理部12は、要求された印刷情報13をクライアント2へ配信する(ステップS6)。

0042

配信された印刷情報13は、クライアント2側で受け取られ格納される。その後、クライアント2のユーザが、当該印刷情報13の印刷指示を行い(ステップS8)、当該指示に基づいてプリンタドライバ22が印刷情報13をプリンタ3用の印刷データに変換してプリンタ3に印刷要求を行なう。当該要求を受けて、プリンタ3は印刷情報13の印刷処理を実行し、印刷情報13について印刷媒体への出力が行なわれることになる。

0043

なお、ここでは、配信された印刷情報13の印刷についてユーザの操作が介在することとして説明したが、前記配信サーバ1から送信されたクライアント側プログラムによって、自動的に受信した印刷情報13の印刷指示を行うようにしてもよい。言い換えれば、クライアント側プログラムが前述したドライバIDの取得、送信の機能以外に当該印刷指示の機能を備えるようにしてもよい。

0044

一方、前記判断において、クライアント2への配信が相応しくないと判断された場合には(ステップS5のNo)、配信処理部12は、要求された印刷情報13の配信は行なわない旨のメッセージをクライアント2に送信する(ステップS7)。かかるメッセージには、要求元で使用されるプリンタには要求した印刷情報13を適正に印刷する機能が備えられていない旨の、配信できない理由を含めるようにすることが望ましい。

0045

クライアント2側では、当該メッセージがクライアント2の表示装置(図示せず)に表示され、ユーザに配信が行われない旨が伝えられる(ステップS9)。

0046

なお、前述したステップS5の判断において、要求された印刷情報13の印刷に必ず必要な機能とあった方が好ましい機能とを区別し、プリンタ3が十分な機能を備えているか否かの判断を、前記必ず必要な機能を備えているか否かで行なうようにしてもよい。更に、前記必ず必要な機能を備えており、配信が相応しいと判断した際に、前記あった方が好ましい機能を備えていない場合には、印刷情報13の配信(ステップS6)の際にその旨のメッセージ(ワーニング)を合わせて送信するようにすることが好ましい。また、別法として、同様の場合に、プリンタ3が前記あった方が好ましい機能を備えていない旨を知らせると共に、それでも配信を要求するかを確認する旨のメッセージを送信し、クライアント2から配信を要求する応答があった場合に印刷情報13を配信するようにしてもよい。

0047

さらに、前述したステップS5の判断において配信が相応しくないと判断した場合に(ステップS5のNo)、その旨を伝えると共にそれでも配信を要求するかを確認するメッセージを送信し、クライアント2から配信を要求する応答があった場合には印刷情報13を配信するようにしてもよい。

0048

以上説明したように、第一の実施の形態例に係る配信サーバ1では、印刷情報13の配信要求を受けた際に、配信要求元のクライアント2におけるドライバIDを取得し、当該ドライバIDに基いて、クライアント2におけるプリンタ3で要求された印刷情報13の適正な印刷が可能であるか否かを判断し、その判断結果に基づいて要求元のクライアント2に対する応答を行なう。また、前記判断においては、ドライバIDで識別されるプリンタ3の機能情報から、プリンタ3が印刷情報13の適正な印刷のための十分な機能を備えているか否かがチェックされる。従って、機能的に適正な印刷を行うことができないプリンタ3の環境である配信要求元に、要求された印刷情報13を単に配信してしまうことが避けられ、無駄なデータ送信を防止できると共に、適正な印刷情報13の配信サービスが可能となる。これにより、印刷情報13が配信されたのはよいもののうまく出力ができないというユーザの不満も解消することができる。

0049

また、プリンタ3の機能情報が、プリンタメーカー等が管理、運営するプリンタ情報提供サーバ5により提供されるので、配信サービスを行なう配信サーバ1では、容易に最新の正しい情報を入手することができる。また、プリンタ3において印刷情報13の出力のために十分な機能を満たしていない場合にも、ワーニング情報と共にユーザの意思を問うメッセージを送信するようにし、ユーザが配信を希望する場合には印刷情報13を配信するようにすることにより、より柔軟なユーザサービスが可能となる。

0050

次に、本発明を適用した第二の実施の形態例について説明する。第二の実施の形態例に係る配信システムは、図1に基いて説明した第一の実施の形態例に係る配信システムと同様の構成を有しており、配信サーバ1における印刷情報13の配信判断の際に、配信要求を行なったユーザの識別情報も合わせて考慮することを主な特徴としている。かかる実施形態は、配信する印刷情報13が証明書類などユーザを特定して発行されるものに係る場合に適している。

0051

本実施の形態例における配信システムの構成は、前述の通り、第一の実施の形態例に係る配信システムと同様であるが、配信サーバ1には、ユーザテーブルなるものが備えられる。このユーザテーブルは、クライアント2から配信要求を行なうユーザの識別情報(ユーザID)毎に、各印刷情報13の配信可否を表しているテーブルである。なお、ユーザテーブルは、配信処理部12がアクセス可能な状態であれば、配信サーバ1内に備えられなくてもよい。

0052

図4は、第二の実施の形態例における配信処理の手順を例示したフローチャートである。クライアント2からの配信要求(ステップS11)、当該要求に応答したクライアント側プログラムの送信(ステップS12)については、第一の実施の形態例の場合と同様である。

0053

その後、クライアント2側において、クライアント側プログラムが起動し、前述の通り、自動的にドライバIDを取得すると共に、当該要求を行なったユーザのユーザIDを取得する動作を行なう。具体的には、ユーザIDの入力を促す画面を表示して、当該画面に入力されるデータをユーザIDとして取得してもよいし、予めクライアント2に当該ユーザのユーザIDが識別可能に保持されている場合には、それを取得するようにしてもよい。取得されたドライバIDとユーザIDは、配信サーバ1へ送信される(ステップS13)。

0054

この送信を受けて、配信サーバ1の配信処理部12は、第一の実施の形態例の場合と同様に、プリンタ情報提供サーバ5のプリンタ機能テーブルを参照すると共に(ステップS14)、前述したユーザテーブルを参照する(ステップS15)。

0055

その後、配信処理部12は、これら参照した情報から配信可否の判断を行なう(ステップS16)。この判断では、第一の実施の形態例において説明した、プリンタ機能テーブルに基く機能的な判断に加えて、前記ユーザテーブルの情報から、当該要求を行なったユーザに対して要求された印刷情報13を配信することができるか否かの判断がなされる。これら二つの判断において、両方とも配信が相応しいという結果を得られれば(ステップS16のYes)、配信処理部12は、要求された印刷情報13の配信を行なう(ステップS17)。一方、いずれかの判断において、配信が相応しくないとされた場合には(ステップS16のNo)、配信処理部12は配信しない旨のメッセージを送信する(ステップS18)。

0056

例えば、本人にのみ配信が可能な地紋入りの証明書類に係る印刷情報13について配信要求があった場合には、要求するユーザのユーザIDが当該証明書類についての本人であり、プリンタ3が地紋機能を有していなければ、当該印刷情報13の配信はなされない。

0057

配信サーバ1から印刷情報13が配信された場合には、クライアント2の前記送信されたクライアント側プログラムによって、当該印刷情報13についての印刷指示がなされ(ステップS19)、プリンタドライバ22を介してプリンタ3における印刷出力がなされる。なお、プリンタ3におけるジョブが多数蓄積され、前記印刷指示された印刷情報13に係る印刷データについて直ぐに印刷処理が実行されず、所定時間、当該印刷データがスプールされている状態になった場合には、前記クライアント側プログラムが当該印刷データを削除するようにすることが好ましい(ステップS20)。こうすることにより、証明書類などに係る印刷情報13が悪用されるのを防ぐことができる。

0058

一方、配信が相応しくない場合には、クライアント2側では、前記メッセージが表示されることになる(ステップS21)。

0059

なお、印刷情報13の配信時におけるセキュリティを考慮して、配信処理部12において送信する印刷情報13を暗号化し、クライアント2で受信された当該印刷情報13をクライアント側プログラムが復号化するようにしてもよい。なお、かかる暗号化、復号化の処理は、第一の実施の形態例において実施してもよい。

0060

以上説明したように、第二の実施の形態例における配信サーバ1では、配信するか否かの判断において、第一の実施の形態例におけるプリンタ3の機能に係る判断に加えて、クライアント2側から取得したユーザIDに基く要求元のユーザ自身に係る判断がなされる。従って、配信する印刷情報13についてのセキュリティが確保されたサービスを行なうことができる。

0061

また、配信後、一定時間内に印刷が行われない場合には、配信した印刷情報13に係るデータが削除され、配信された印刷情報13の悪用を防止することができる。従って、本配信システムでは、証明書類などの配信サービスにも応用することができる。

0062

なお、第一及び第二の実施の形態例において、配信サーバ1とプリンタ情報提供サーバ5の管理者、運営者が同一であっても構わない。また、両実施の形態例においては、配信要求があった際に、クライアント側プログラムが配信サーバ1からクライアント2へ送信されるようにしたが、クライアント側プログラムと同様の機能を有するプログラムを予めクライアント2側に備えておくようにしてもよい。

0063

本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。

図面の簡単な説明

0064

本発明を用いた配信システムの第一の実施の形態例に係る構成図である。
プリンタ機能テーブルを例示した図である。
配信処理の手順を例示したフローチャートである。
第二の実施の形態例における配信処理の手順を例示したフローチャートである。

符号の説明

0065

1配信サーバ、 2クライアント、 3プリンタ、 4ネットワーク、 5プリンタ情報提供サーバ、 11通信I/F、 12配信処理部、 13印刷情報
、 21 ネットワークI/F、 22 プリンタドライバ

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