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技術 製本機のクランパ装置

出願人 株式会社デュプロ
発明者 土屋博志川瀬政幸
出願日 2005年4月5日 (16年3ヶ月経過) 出願番号 2005-108642
公開日 2006年10月19日 (14年8ヶ月経過) 公開番号 2006-281738
状態 特許登録済
技術分野 綴じ具、製本
主要キーワード クランパ装置 移動用軸 初期間隔 固定クランプ板 保持ガイド 基部金具 挟持圧力 可動クランプ板
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年10月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

モータの数を1つにしてコスト低減はかり、かつ、挟持圧力を適正化して長寿命化をはかる。

解決手段

ねじ軸駆動制御部140に設けられた1つのモータ141により、挟持動作と、適正な挟持圧力が得られるようにする。挟持圧力はねじ軸駆動制御部140と、本身挟持動作制御回路190と、規制部材180の長さ等によって調整する。

概要

背景

一冊の本を製本するためには、製本対象本身に対し、その背の部分に糊付けしてその部分に表紙を貼り付ける、などの作業が必要である。
そのため、製本機においては、製本対象の本身を挟持して、この本身に対し糊付け、表紙付け等の作業を行うためのクランパ装置が必要である。
このような製本機のクランパ装置における、従来、提案されている例や用いられている例について説明する。図5(a),(b)は、製本機の一般的な構成を説明するための上面図及び側面図である。

この製本機1000では、クランパ装置100x,ミーリング部200,糊付け部300,表紙貼付け部400,及び移動用軸500を備えており、本身900を挟持したクランパ装置100xが移動用軸500を伝わって移動して、この本身900に対し、その背部をミーリングし、糊付けし、表紙付けする構成、構造となっている。

このような製本機における、クランパ装置の第1の例(即ち、背景技術における製本機のクランパ装置の第1の例)について、図6(a),(b)を参照しながら説明する。
背景技術における製本機のクランパ装置の第1の例では、本身を挟持する可動クランプ板607と固定クランプ板608との間の初期間隔調整を、本身の厚さに応じて、調整ねじモータ652で行うようになっている。また、本身を挟持するための、固定クランプ板608に対する可動クランプ板607の移動は、モータ640を回転させることにより、回転軸641を回転させてカム642を回転させ、またばね625の圧力とにより、その挟持圧力が得られる(例えば、特許文献1参照)。

背景技術における製本機のクランパ装置の第2の例は、図7(a),(b)に示すような構造となっており、クランプ板駆動モータ739で送りねじ軸を回転させ、可動側のクランプ板、即ち、クランプ板737Bを移動させて、固定側のクランプ板、即ち、クランプ板737Aとの間に本身を挟持するようになっている。また、本身を挟み込むと、クランプ板駆動モータ739に過電流が流れることになり、この過電流を、図示省略されている過電流検出器により検出して、クランプ板駆動モータ739を停止させ、クランプ板737Bを停止させるようになっている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3165955号公報
特許第2623339号公報

概要

モータの数を1つにしてコスト低減はかり、かつ、挟持圧力を適正化して長寿命化をはかる。 ねじ軸駆動制御部140に設けられた1つのモータ141により、挟持動作と、適正な挟持圧力が得られるようにする。挟持圧力はねじ軸駆動制御部140と、本身挟持動作制御回路190と、規制部材180の長さ等によって調整する。

目的

本発明の目的は、上記背景技術の問題点に鑑みて、モータの数を1つにしてコストを低減することができ、また、本身の厚さを検知して挟持圧力を適正にすることができて、本身ずれやモータ等の過負荷を防止して長寿命化をはかることができる、製本機のクランパ装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

製本対象本身を挟持してこの本身に対する各製本作業を実施するための製本機クランパ装置であって、次の各構成を有することを特徴とする製本機のクランパ装置。(イ)本身挟持の際、本身の一方の面に接触してこの本身を受け止め保持する受け側クランプ板(ロ)本身挟持の際には、前記受け側クランプ板に近づく方向に移動して前記本身の他方の面に接触し、この本身を前記受け側クランプ板に押し付け押付け側クランプ板(ハ)回転することにより前記押付け側クランプ板を移動させて、本身挟持の際にこの押付け側クランプ板と前記受け側クランプ板との間に前記本身を挟持させ、各製本作業終了後はこの押付け側クランプ板を受け側クランプ板から離れる方向に移動させるねじ軸(ニ)制御信号に基づいて前記ねじ軸を回転駆動し、かつ回転を停止させるねじ軸駆動制御部(ホ)前記受け側クランプ板及び押付け側クランプ板を各製本作業が可能なように保持ガイドするガイド軸(ヘ)前記ガイド軸をその両端で保持する、前記受け側クランプ側端部の第1の枠体及び前記押付け側クランプ側端部の第2の枠体(ト)一端が前記第1の枠体に固定され他端が前記受け側クランプ板に固定されて、本身挟持の際、前記受け側クランプ板・押付け側クランプ板間を加圧するばね(チ)一端が前記第2の枠体に固定され、他端が前記受け側クランプ板に当接して、前記第2の枠体と前記受け側クランプ板との間の寸法が予め設定された寸法より小さくならないように規制する規制部材(リ)前記ねじ軸を回転制御して、本身挟持の際、前記押付け側クランプ板を前記受け側クランプ板方向に移動させてこれらクランプ板間に本身を挟持させ、更に前記ねじ軸を回転させることによるばねの圧縮量を検出して前記ねじ軸の回転を停止させ、各製本作業終了後は前記押付け側クランプ板を受け側クランプ板から離れる方向に移動させる本身挟持動作制御回路

請求項2

前記本身挟持動作制御回路は、前記ねじ軸の回転を停止させるばね圧縮量の調整手段を含む請求項1記載の製本機のクランパ装置。

請求項3

前記本身挟持動作制御回路は、前記ばねの圧縮量を測定することができる、ばね圧縮量測定手段を含む構成である、請求項1記載の製本機のクランパ装置。

請求項4

請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載された製本機のクランパ装置の構成に加えて、その規制部材が受け側クランプ板に接している状態での第2の枠体・受け側クランプ板間の寸法と押付け側クランプ板の初期位置及び移動量から、本身の厚さを計測して記憶する、本身厚計測手段を有する、製本機のクランパ装置。

技術分野

0001

本発明は、製本機クランパ装置に関し、特に製本対象本身を挟持してこの本身に対し製本に必要な作業を実施するための製本機のクランパ装置に関する。

背景技術

0002

一冊の本を製本するためには、製本対象の本身に対し、その背の部分に糊付けしてその部分に表紙を貼り付ける、などの作業が必要である。
そのため、製本機においては、製本対象の本身を挟持して、この本身に対し糊付け、表紙付け等の作業を行うためのクランパ装置が必要である。
このような製本機のクランパ装置における、従来、提案されている例や用いられている例について説明する。図5(a),(b)は、製本機の一般的な構成を説明するための上面図及び側面図である。

0003

この製本機1000では、クランパ装置100x,ミーリング部200,糊付け部300,表紙貼付け部400,及び移動用軸500を備えており、本身900を挟持したクランパ装置100xが移動用軸500を伝わって移動して、この本身900に対し、その背部をミーリングし、糊付けし、表紙付けする構成、構造となっている。

0004

このような製本機における、クランパ装置の第1の例(即ち、背景技術における製本機のクランパ装置の第1の例)について、図6(a),(b)を参照しながら説明する。
背景技術における製本機のクランパ装置の第1の例では、本身を挟持する可動クランプ板607と固定クランプ板608との間の初期間隔調整を、本身の厚さに応じて、調整ねじモータ652で行うようになっている。また、本身を挟持するための、固定クランプ板608に対する可動クランプ板607の移動は、モータ640を回転させることにより、回転軸641を回転させてカム642を回転させ、またばね625の圧力とにより、その挟持圧力が得られる(例えば、特許文献1参照)。

0005

背景技術における製本機のクランパ装置の第2の例は、図7(a),(b)に示すような構造となっており、クランプ板駆動モータ739で送りねじ軸を回転させ、可動側のクランプ板、即ち、クランプ板737Bを移動させて、固定側のクランプ板、即ち、クランプ板737Aとの間に本身を挟持するようになっている。また、本身を挟み込むと、クランプ板駆動モータ739に過電流が流れることになり、この過電流を、図示省略されている過電流検出器により検出して、クランプ板駆動モータ739を停止させ、クランプ板737Bを停止させるようになっている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3165955号公報
特許第2623339号公報

発明が解決しようとする課題

0006

上述した背景技術における製本機のクランパ装置は、第1の例では、カム642駆動用のモータ640と、固定クランプ板608、可動クランプ板607間の初期間隔調整用のモータ、即ち調整ねじ用モータ652とを、別々に設ける必要があったため、構造が複雑になってコスト高になるという問題点があり、また、本身の厚さが変わると、挟み圧も変ってしまい、厚い本身に対しては、挟持圧力が強くなって装置に負荷がかり、一方、薄い本身では挟持圧力が弱すぎて、本身ずれが生じる危険性があり、そうかといって本身の厚さを装置では検知できないため、その厚さを事前に入力する必要がある、という問題があった。

0007

また第2の例では、挟持圧力(締付け力)を過電流によって検出する構成となっているため、構成部品取付け誤差などにより締付け力にばらつきが生じるという問題点や、締付け力が強すぎると、ねじ軸に負荷がかかるので、部品寿命を縮めたり,モータにも過負荷がかかるため、故障の原因になる、という問題点がある。

0008

本発明の目的は、上記背景技術の問題点に鑑みて、モータの数を1つにしてコストを低減することができ、また、本身の厚さを検知して挟持圧力を適正にすることができて、本身ずれやモータ等の過負荷を防止して長寿命化をはかることができる、製本機のクランパ装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0009

本発明の製本機のクランパ装置は、
製本対象の本身を挟持してこの本身に対する各製本作業を実施するための製本機のクランパ装置であって、次の各構成を有することを特徴とする。
(イ)本身挟持の際、本身の一方の面に接触してこの本身を受け止め保持する受け側クランプ板
(ロ)本身挟持の際には、前記受け側クランプ板に近づく方向に移動して前記本身の他方の面に接触し、この本身を前記受け側クランプ板に押し付け押付け側クランプ板
(ハ)回転することにより前記押付け側クランプ板を移動させて、本身挟持の際にこの押付け側クランプ板と前記受け側クランプ板との間に前記本身を挟持させ、各製本作業終了後はこの押付け側クランプ板を受け側クランプ板から離れる方向に移動させるねじ軸
(ニ)制御信号に基づいて前記ねじ軸を回転駆動し、かつ回転を停止させるねじ軸駆動制御
(ホ)前記受け側クランプ板及び押付け側クランプ板を各製本作業が可能なように保持ガイドするガイド軸
(ヘ)前記ガイド軸をその両端で保持する、前記受け側クランプ側端部の第1の枠体及び前記押付け側クランプ側端部の第2の枠体
(ト)一端が前記第1の枠体に固定され他端が前記受け側クランプ板に固定されて、本身挟持の際、前記受け側クランプ板・押付け側クランプ板間を加圧するばね
(チ)一端が前記第2の枠体に固定され、他端が前記受け側クランプ板に当接して、前記第2の枠体と前記受け側クランプ板との間の寸法が予め設定された寸法より小さくならないように規制する規制部材
(リ)前記ねじ軸を回転制御して、本身挟持の際、前記押付け側クランプ板を前記受け側クランプ板方向に移動させてこれらクランプ板間に本身を挟持させ、更に前記ねじ軸を回転させることによるばねの圧縮量を検出して前記ねじ軸の回転を停止させ、各製本作業終了後は前記押付け側クランプ板を受け側クランプ板から離れる方向に移動させる本身挟持動作制御回路

0010

また、前記本身挟持動作制御回路は、前記ねじ軸の回転を停止させるばね圧縮量の調整手段を含む前記製本機のクランパ装置である。

0011

また、前記本身挟持動作制御回路は、前記ばねの圧縮量を測定することができる、ばね圧縮量測定手段を含む構成である、前記製本機のクランパ装置である。

0012

更に、前記製本機のクランパ装置の構成に加えて、その規制部材が受け側クランプ板に接している状態での第2の枠体・受け側クランプ板間の寸法と押付け側クランプ板の初期位置及び移動量から、本身の厚さを計測して記憶する、本身厚計測手段を有する、構成となっている。

発明の効果

0013

本発明においては、本身挟持の際、ばねの圧縮量により押付け側クランプ板を停止させる構成となっているので、構成部品の取付け誤差などによる締付け力にばらつきが生じることなく、安定した挟持圧力を得ることができる。また、1冊ごとに厚みが異なるような本身であっても、同じばね圧となるように制御されるので、挟持圧が強すぎて装置に負荷がかかりすぎるのを防ぐことができ、また挟持圧が弱すぎて本身がずれてしまうようなこともない。従って長寿命化することもできる。

0014

更に、押付け側クランプ板の初期位置設定も、本身挟持動作も、共通の1つのモータで行うことができるので、装置全体を簡素化することができて、コストの低減をはかることができる。
また、ばね圧縮量調整手段により、本身挟持圧力を調整することができるので、紙質等が変わっても、容易に最適の挟持圧とすることができる。

0015

更にまた、本身の厚さが変わっても、本身厚計測手段等により、その本身に合った挟持動作となるので、各部調整も単純化することができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

本発明を実施するための最良の形態は、
製本対象の本身を挟持してこの本身に対する各製本作業を実施するための製本機のクランパ装置であって、次の各構成を有している。
(イ)本身挟持の際、本身の一方の面に接触してこの本身を受け止め保持する受け側クランプ板
(ロ)本身挟持の際には、上記受け側クランプ板に近づく方向に移動して上記本身の他方の面に接触し、この本身を上記受け側クランプ板に押し付ける押付け側クランプ板
(ハ)回転することにより上記押付け側クランプ板を移動させて、本身挟持の際にこの押付け側クランプ板と上記受け側クランプ板との間に上記本身を挟持させ、各製本作業終了後はこの押付け側クランプ板を受け側クランプ板から離れる方向に移動させるねじ軸
(ニ)制御信号に基づいて上記ねじ軸を回転駆動し、かつ回転を停止させるねじ軸駆動制御部
(ホ)上記受け側クランプ板及び押付け側クランプ板を各製本作業が可能なように保持ガイドするガイド軸
(ヘ)上記ガイド軸をその両端で保持する、上記受け側クランプ側端部の第1の枠体及び上記押付け側クランプ側端部の第2の枠体
(ト)一端が上記第1の枠体に固定され他端が前記受け側クランプ板に固定されて、本身挟持の際、上記受け側クランプ板・押付け側クランプ板間を加圧するばね
(チ)一端が上記第2の枠体に固定され、他端が上記受け側クランプ板に当接して、上記第2の枠体と上記受け側クランプ板との間の寸法が予め設定された寸法より小さくならないように規制する規制部材
(リ)上記ねじ軸を回転制御して、本身挟持の際、上記押付け側クランプ板を上記受け側クランプ板方向に移動させてこれらクランプ板間に本身を挟持させ、更に上記ねじ軸を回転させることによるばねの圧縮量を検出して上記ねじ軸の回転を停止させ、各製本作業終了後は上記押付け側クランプ板を受け側クランプ板から離れる方向に移動させる本身挟持動作制御回路

0017

また、上記本身挟持動作制御回路は、上記ねじ軸の回転を停止させるばね圧縮量の調整手段を含む構成であり、
また、上記ばねの圧縮量を測定することができる、ばね圧縮量測定手段を含む構成を有している。

0018

また、更に、上記製本機のクランパ装置の構成に加えて、その規制部材が受け側クランプ板に接している状態での第2の枠体・受け側クランプ板間の寸法と押付け側クランプ板の初期位置及び移動量から、本身の厚さを計測して記憶する、本身厚計測手段を有している。

0019

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1(a)〜(c)は本発明の一実施例を説明するための、本身挟持動作順に示された装置側面図、図2乃至図4は、図1(a)〜(c)に示された本身挟持動作順と対応する装置平面図である。

0020

この実施例における製本機のクランパ装置は、製本対象の本身900を挟持して、この本身900に対する各製本作業を実施するための装置であって、次の各構成を有している。
(イ)本身挟持の際、本身900の一方の面に接触してこの本身900を受け止め保持する受け側クランプ板110
(ロ)本身挟持の際には、受け側クランプ板110に近づく方向に移動して、本身900の他方の面に接触してこの本身900を受け側クランプ板110に押し付ける押付け側クランプ板120
(ハ)回転することにより押付け側クランプ板120を移動させて、本身挟持の際にこの押付け側クランプ板120と受け側クランプ板110との間に本身900を挟持させ、各製本作業終了後はこの押付け側クランプ板120を受け側クランプ板110から離れる方向に移動させるねじ軸130
(ニ)制御信号に基づいてねじ軸130を回転、駆動し、かつ回転を停止させる、モータ141及びギヤ機構等から成るねじ軸駆動制御部140
(ホ)受け側クランプ板110及び押付け側クランプ板120を、各製本作業が可能なように保持、ガイドするガイド軸150
(ヘ)このガイド軸150をその両端で保持する、受け側クランプ板110側端部の第1の枠体161、及び押付け側クランプ板120側端部の第2の枠体162
(ト)一端が第1の枠体161に固定され他端が受け側クランプ板110に固定されて、本身挟持の際、受け側クランプ板110・押付け側クランプ板120間を加圧するばね170
(チ)一端が第2の枠体162に固定され、他端が受け側クランプ板110に当接して、第2の枠体162と受け側クランプ板110との間の寸法が予め設定された寸法より小さくならないように規制する規制部材180
(リ)ねじ軸130を回転制御して、本身挟持の際、押付け側クランプ板120を受け側クランプ板110方向に移動させてこれらクランプ板(110,120)間に本身900を挟持させ、更にねじ軸130を回転させることによるばね170の圧縮量を検出してねじ軸130の回転を停止させ、各製本作業終了後は押付け側クランプ板120を受け側クランプ板110から離れる方向に移動させる挟持停止位置センサ部191及びクランパ初期位置センサ部193を含む本身挟持動作制御回路190

0021

また、この本身挟持動作制御回路190には、ばね170の圧縮量に応じてねじ軸130の回転を停止させ、かつ、この停止タイミングを記憶するばね圧縮量調整手段(図示省略)が含まれており、更に、ばねの圧縮量を、例えばねじ軸130の回転、停止タイミング等で、測定することができる、ばね圧縮量測定手段も含まれている。

0022

更に、この実施例の装置は、本身挟持動作制御回路190内に、規制部材180による第2の枠体162・受け側クランプ板110間の寸法、押付け側クランプ板120の移動量から、本身900の厚さ寸法を測定して記憶する本身厚計測手段を備えている。

0023

従って、この実施例による装置は、前述の発明の効果の項において説明した、作用効果全てを有している。
なお、図2乃至図4に記載されているように、ねじ軸130、ガイド軸150、ばね170、及び規制部材180は、それぞれを2本づつ設けて、受け側クランプ板110等を、その両端部分でガイド保持、駆動等の動作を行うようにすることにより、各動作が安定して行えるようになる。

0024

また、ねじ軸130には、第1の枠体161の外側(左側)にカラー135が固定されており、このねじ軸130が右方向に移動するとカラー135により、第1の枠体161も同方向に移動する。

0025

次に、この実施例における、本身挟持動作について、図1(a)〜(c)乃至図4を参照して説明する。なお、図2図1(a)と対応する平面図、図3図1(b)と対応する平面図、図4図1(c)と対応する平面図である。
初期状態は、図1(a),図2における、本身900配置前の状態である。
この初期状態では、押付け側クランプ板120がクランパ初期位置センサ部193(光センサ134含む)によって検知されてその位置にとどまっている。

0026

図1(a)及び図2の状態で、本身900を押付け側クランプ板120と受け側クランプ板110との間に挿入する。
すると、モータ141が回転して、ねじ軸130を回転させる。
ねじ軸130と押付け側クランプ板120とが螺合しているので、ねじ軸130の回転によって、押付け側クランプ板120が図示左方に移動する。
その後押付け側クランプ板120は、図1(b)及び図3に示すように、本身900に当接して、押付け側クランプ板120と受け側クランプ板110とによって本身900を挟持する。
ここで、受け側クランプ板110は完全に固定されている。
ねじ軸130はなおも回転を続けるが、受け側クランプ板110は完全に固定されているので、押付け側クランプ板120も図示左方へ移動することはできない。従って、押付け側クランプ板120が本身900に当接して以降は、ねじ軸130の回転により、ねじ軸130そのものが図示右方に移動する。このねじ軸130にはカラー135が設けられているので、このカラー135により、第1の枠体161、ガイド軸150、第2の枠体162、規制部材180、ねじ軸駆動制御部140が全て図示右方へ移動する。
そして第1の枠体161の移動を挟持停止位置センサ部191(光センサ192含む)が検知すると、モータ141が停止し、挟持完了になる(図1(c)及び図4の状態)。

0027

第1の枠体161が右方に移動すると、受け側クランプ板110の距離が縮まるので、ばね170が縮むことになる。同時に規制部材180が受け側クランプ板110から離れる。ばね170が第1の枠体161を図示左方へ付勢することになる。その付勢力は、ねじ軸130を通して押付け側クランプ板120に伝わり、押付け側クランプ板120が受け側クランプ板110に向かって付勢する付勢力になる。すなわちばね170の付勢力が、本身900の挟持力になる。ばね170の付勢力は受け側クランプ板110にも働くが、受け側クランプ板110は完全に固定されているので、受け側クランプ板110への付勢力は、本身挟持に対しては全く作用しない。
ここで、規制部材180が受け側クランプ板110に当接している間は、ばね170の付勢力は規制部材180の受け側クランプ板110に対して当接する力になるので、本身の挟持力は働かない。本身900に対する挟持力は規制部材180が受け側クランプ板110から離間した瞬間に発生する。

0028

次に、本身の厚さが変わっても、挟持力が一定である理由について説明する。
光センサ192は完全に固定されているので、第1の枠体161の到来を検知してモータ141を停止させる。本身の厚さが変わっても、この第1の枠体161が移動を開始してから光センサ192に検知されて停止するまでの移動量が同じであれば、本身挟持後のばね170の長さも同じなので、本身の厚さにかかわらず、本身に対して同じ挟持力が働くことになる。

0029

また、本身の挟持力の調整は、この光センサ192の位置を、図示左右方向に調整することにより行うことができる。光センサ192を左方向に移動させると挟持力が弱くなり、右方向に移動させると強くなる。

0030

また、本身の厚さは、モータ141が駆動開始して押付け側クランプ板が動きはじめてから停止するまでの、モータ141の回転量によって検知することができる。回転量はモータ141をステッピングモータとしてそのパルス数によって求めるか、モータ出力軸エンコーダを設けて計測する。
あらかじめ押付け側クランプ板120のホームポジションを決めておき、このホームポジションから押付け側クランプ板120を移動開始させるようにすれば、モータ回転量から本身の厚さが一義的に算出できる。

0031

本身の厚さを検知することによるメリットとしては、
第1に、押付け側クランプ板120を、本身を入れるたびにいちいちホームポジションまで戻しては、押付け側クランプ板120の無駄な移動が多くなるので、本身の厚さプラスアルファ待機位置を決めて、その待機位置まで戻すようにすれば、移動量を減らすことができる。この待機位置決定基準値として活用することができ、
第2に、糊付け製本機には、クランパで挟持した本身をミーリング部、糊付け部、表紙貼付部と移動させて製本する。ミーリング部と表紙貼付部には、本身の厚さに対応してその位置を調整しなければならないガイド板があるので、厚さを検知すればミーリング部と表示貼付部のガイド類の調整を自動的に行うことができる、という点が上げられる。

図面の簡単な説明

0032

本発明の一実施例を説明するための、本身挟持動作順に示された装置側面図である。
図1に示された本身挟持動作順説明図における最初の動作と対応する装置平面図である。
図1に示された本身挟持動作順説明図における中間の動作を対応する装置平面図である。
図1に示された本身挟持動作順説明図における最後の動作と対応する装置平面図である。
背景技術における製本機の一般的な構成を説明するための上面図及び側面図である。
背景技術における製本機のクランパ装置の第1の例を示す装置上面図及びA−A矢視図である。
背景技術における製本機のクランパ装置の第2の例を示す斜視図及び部分断面上面図である。

符号の説明

0033

110 受け側クランプ板
120押付け側クランプ板
130 ねじ軸
135カラー
140 ねじ軸駆動制御部
141モータ
150ガイド軸
161 第1の枠体
162 第2の枠体
170 ばね
180規制部材
190本身挟持動作制御回路
191挟持停止位置センサ部
192光センサ
193クランパ初期位置センサ部
194 光センサ
200ミーリング部
300糊付け部
400表紙貼付け部
500移動用軸
607可動クランプ板
608固定クランプ板
620ベルト
621取付け金具
622基部金具
623 ガイド軸
624平板金具
625 ばね
640 モータ
641回転軸
642カム
645 モータ
652調整ねじ用モータ
737A,737Bクランプ板
739 クランプ板駆動モータ
745送りねじ軸
900 本身

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