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技術 被検体内導入装置

出願人 オリンパスメディカルシステムズ株式会社
発明者 赤木利正
出願日 2005年4月5日 (15年8ヶ月経過) 出願番号 2005-108712
公開日 2006年10月19日 (14年2ヶ月経過) 公開番号 2006-280857
状態 特許登録済
技術分野 生体の呼吸・聴力・形態・血液特性等の測定 内視鏡 内視鏡
主要キーワード 磁界変動 紐部材 牽引方向 木綿糸 紐状部材 円盤状部材 導入方向 CRTディスプレイ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (16)

課題

検体内カプセル型内視鏡を導入した場合に、カプセル型内視鏡の被検体内における位置を容易に把握することができること。

解決手段

カプセル型内視鏡2に端部を接続し、被検体内に導入したカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を調整する紐状部材3を備えた被検体内導入装置であって、カプセル型内視鏡2を基点とする紐状部材3の長さを示す視認可能なスケール3aまたはカラーバー3bを紐状部材3に形成する。

概要

背景

近年、内視鏡の分野においては、飲込み型のカプセル型内視鏡が提案されている。このカプセル型内視鏡には、撮像機能無線通信機能とが設けられている。カプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体の口から飲込まれた後、自然排出されるまでの間、体腔内、たとえば小腸等の臓器の内部をその蠕動運動に従って移動するとともに、たとえば0.5秒間隔で被検体内の画像を撮像するように機能する。

カプセル型内視鏡が体腔内を移動する間、このカプセル型内視鏡によって撮像された画像データは、順次無線通信により外部に送信され、外部に設けられたメモリ蓄積される。無線通信機能とメモリ機能とを備えた受信機携帯することによって、被検体は、カプセル型内視鏡を飲込んだ後、排出されるまでの間に亘って、自由に行動できる。カプセル型内視鏡が排出された後、医師または看護師においては、メモリに蓄積された画像データに基づいて臓器の画像をディスプレイに表示させて被検体の診断を行うことができる(たとえば、特許文献1参照。)。

また、かかるカプセル型内視鏡に紐状部材を固定し、被検体内に導入したカプセル型内視鏡を紐状部材によって牽引できるように構成した被検体内導入装置が提案されている。たとえば被検体の食道部分の画像を撮像する場合、一般的なカプセル型内視鏡は、口から飲込まれた後、食道内高速に移動するので、食道において充分な撮像動作を行うことが困難である。一方、かかる被検体内導入装置は、医師等が紐状部材を牽引することによって、被検体内でのカプセル型内視鏡の位置または移動速度を調整することができる。これによって、食道等のような領域であってもカプセル型内視鏡の移動速度を低下させて多数の被検体内の画像を撮像することや、既に通過した領域にカプセル型内視鏡を戻して被検体内の画像を再度撮像すること等が可能となる(たとえば、特許文献2参照。)。

特開2003−19111号公報
特開2003−88499号公報

概要

被検体内にカプセル型内視鏡を導入した場合に、カプセル型内視鏡の被検体内における位置を容易に把握することができること。カプセル型内視鏡2に端部を接続し、被検体内に導入したカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を調整する紐状部材3を備えた被検体内導入装置であって、カプセル型内視鏡2を基点とする紐状部材3の長さを示す視認可能なスケール3aまたはカラーバー3bを紐状部材3に形成する。

目的

この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、被検体内にカプセル型内視鏡を導入した際に、カプセル型内視鏡の被検体内における位置を容易に把握できる被検体内導入装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

カプセル型内視鏡に端部を接続し、被検体内に導入した該カプセル型内視鏡の位置を調整する紐状部材を備えた被検体内導入装置であって、前記紐状部材は、前記カプセル型内視鏡からの当該紐状部材の長さを示す視認可能な情報を形成することを特徴とする被検体内導入装置。

請求項2

前記視認可能な情報は、スケールであることを特徴とする請求項1に記載の被検体内導入装置。

請求項3

前記視認可能な情報は、カラーバーであることを特徴とする請求項1または2に記載の被検体内導入装置。

請求項4

カプセル型内視鏡に端部を接続し、被検体内に導入した該カプセル型内視鏡の位置を調整する紐状部材と、前記紐状部材を挿通する貫通孔を形成し、該貫通孔の内部を移動する前記紐状部材の移動量を検出する検出手段を有するマウスピースと、前記紐状部材の移動量に対応して変化する前記カプセル型内視鏡の被検体内での位置を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする被検体内導入装置。

請求項5

前記マウスピースは、前記紐状部材の移動に連動して回転する回転部材を有し、前記検出手段は、前記回転部材の回転量を光学的に検出し、前記紐状部材の移動量を検出することを特徴とする請求項4に記載の被検体内導入装置。

請求項6

前記紐状部材は、長手方向に繰り返し形成される光学パターンを有し、前記検出手段は、前記紐状部材に形成した光学パターンを読み取って前記紐状部材の移動量を検出することを特徴とする請求項4に記載の被検体内導入装置。

請求項7

前記紐状部材は、長手方向に繰り返し形成される磁気パターンを有し、前記検出手段は、前記紐状部材に形成した磁気パターンを読み取って前記紐状部材の移動量を検出することを特徴とする請求項4に記載の被検体内導入装置。

請求項8

前記表示手段は、前記カプセル型内視鏡の被検体内での移動経路と該移動経路内に位置する前記カプセル型内視鏡を示すマーカとを表示し、前記紐状部材の移動量に対応して前記移動経路内の前記マーカの位置を変化させることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一つに記載の被検体内導入装置。

請求項9

前記マウスピースの貫通孔に連通するとともに、被検体内に導入する前記カプセル型内視鏡を挿通可能な管路を形成するチューブを備えたことを特徴とする請求項4〜8のいずれか一つに記載の被検体内導入装置。

技術分野

0001

この発明は、所定の機能を実行する機能実行手段を内蔵し、口腔を経由して被検体内に導入されるカプセル型内視鏡と、このカプセル型内視鏡に固定し、被検体内に導入したカプセル型内視鏡の位置を調整する紐状部材とを備えた被検体内導入装置に関するものである。

背景技術

0002

近年、内視鏡の分野においては、飲込み型のカプセル型内視鏡が提案されている。このカプセル型内視鏡には、撮像機能無線通信機能とが設けられている。カプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体の口から飲込まれた後、自然排出されるまでの間、体腔内、たとえば小腸等の臓器の内部をその蠕動運動に従って移動するとともに、たとえば0.5秒間隔で被検体内の画像を撮像するように機能する。

0003

カプセル型内視鏡が体腔内を移動する間、このカプセル型内視鏡によって撮像された画像データは、順次無線通信により外部に送信され、外部に設けられたメモリ蓄積される。無線通信機能とメモリ機能とを備えた受信機携帯することによって、被検体は、カプセル型内視鏡を飲込んだ後、排出されるまでの間に亘って、自由に行動できる。カプセル型内視鏡が排出された後、医師または看護師においては、メモリに蓄積された画像データに基づいて臓器の画像をディスプレイに表示させて被検体の診断を行うことができる(たとえば、特許文献1参照。)。

0004

また、かかるカプセル型内視鏡に紐状部材を固定し、被検体内に導入したカプセル型内視鏡を紐状部材によって牽引できるように構成した被検体内導入装置が提案されている。たとえば被検体の食道部分の画像を撮像する場合、一般的なカプセル型内視鏡は、口から飲込まれた後、食道内高速に移動するので、食道において充分な撮像動作を行うことが困難である。一方、かかる被検体内導入装置は、医師等が紐状部材を牽引することによって、被検体内でのカプセル型内視鏡の位置または移動速度を調整することができる。これによって、食道等のような領域であってもカプセル型内視鏡の移動速度を低下させて多数の被検体内の画像を撮像することや、既に通過した領域にカプセル型内視鏡を戻して被検体内の画像を再度撮像すること等が可能となる(たとえば、特許文献2参照。)。

0005

特開2003−19111号公報
特開2003−88499号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上述した従来の被検体内導入装置では、被検体内に導入したカプセル型内視鏡を所望の位置に調整する場合、カプセル型内視鏡が撮像した被検体内の画像を確認してカプセル型内視鏡の被検体内における位置を把握しなければならない。このため、被検体内にカプセル型内視鏡を導入した際に、カプセル型内視鏡の被検体内における位置を把握するまでに多大な時間および労力がかかるという問題点があった。

0007

この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、被検体内にカプセル型内視鏡を導入した際に、カプセル型内視鏡の被検体内における位置を容易に把握できる被検体内導入装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる被検体内導入装置は、カプセル型内視鏡に端部を接続し、被検体内に導入した該カプセル型内視鏡の位置を調整する紐状部材を備えた被検体内導入装置であって、前記紐状部材は、前記カプセル型内視鏡からの当該紐状部材の長さを示す視認可能な情報を形成することを特徴とする。

0009

また、請求項2にかかる被検体内導入装置は、上記発明において、前記視認可能な情報は、スケールであることを特徴とする。

0010

また、請求項3にかかる被検体内導入装置は、上記発明において、前記視認可能な情報は、カラーバーであることを特徴とする。

0011

また、請求項4にかかる被検体内導入装置は、カプセル型内視鏡に端部を接続し、被検体内に導入した該カプセル型内視鏡の位置を調整する紐状部材と、前記紐状部材を挿通する貫通孔を形成し、該貫通孔の内部を移動する前記紐状部材の移動量を検出する検出手段を有するマウスピースと、前記紐状部材の移動量に対応して変化する前記カプセル型内視鏡の被検体内での位置を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする。

0012

また、請求項5にかかる被検体内導入装置は、上記発明において、前記マウスピースは、前記紐状部材の移動に連動して回転する回転部材を有し、前記検出手段は、前記回転部材の回転量を光学的に検出し、前記紐状部材の移動量を検出することを特徴とする。

0013

また、請求項6にかかる被検体内導入装置は、上記発明において、前記紐状部材は、長手方向に繰り返し形成される光学パターンを有し、前記検出手段は、前記紐状部材に形成した光学パターンを読み取って前記紐状部材の移動量を検出することを特徴とする。

0014

また、請求項7にかかる被検体内導入装置は、上記発明において、前記紐状部材は、長手方向に繰り返し形成される磁気パターンを有し、前記検出手段は、前記紐状部材に形成した磁気パターンを読み取って前記紐状部材の移動量を検出することを特徴とする。

0015

また、請求項8にかかる被検体内導入装置は、上記発明において、前記表示手段は、前記カプセル型内視鏡の被検体内での移動経路と該移動経路内に位置する前記カプセル型内視鏡を示すマーカとを表示し、前記紐状部材の移動量に対応して前記移動経路内の前記マーカの位置を変化させることを特徴とする。

0016

また、請求項9にかかる被検体内導入装置は、上記発明において、前記マウスピースの貫通孔に連通するとともに、被検体内に導入する前記カプセル型内視鏡を挿通可能な管路を形成するチューブを備えたことを特徴とする。

発明の効果

0017

この発明によれば、被検体内にカプセル型内視鏡を導入した際に、カプセル型内視鏡の被検体内における位置を容易に把握することができるという効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0018

以下、図面を参照して、この発明にかかる被検体内導入装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。また、図面は模式的なものであり、各部分の厚み、長さ、および幅の関係、それぞれの部分の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。

0019

(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す模式図である。図1に示すように、この被検体内導入装置1は、被検体内に導入するカプセル型内視鏡2と、カプセル型内視鏡2に一端を接続した紐状部材3と、紐状部材3の他端を接続した把持部材4とを有する。

0020

カプセル型内視鏡2は、所定の形状を有する筐体中に機能実行手段を内蔵した構造を有する。具体的には、プラスチック等の材料によって形成された外装ケース内に機能実行部2aが配置される。機能実行部2aは、たとえば所定の対物光学系およびCCD等の撮像素子を備えることによって被検体内の画像を撮像する機能等を有する。なお、機能実行部2aによって実行される機能としては、撮像機能に限定して解釈する必要はない。

0021

紐状部材3は、化学繊維または木綿糸等を用いて細い紐状に形成した部材であって、上述したように、一端がカプセル型内視鏡2に接続される。紐状部材3は、被検体内に導入されたカプセル型内視鏡2を制動可能にし、具体的には、このカプセル型内視鏡2の被検体内における位置および移動速度を調整可能にする。

0022

また、紐状部材3は、カプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを示す情報であるスケール3aとカラーバー3bとが視認可能に形成される。図2は、図1に示す領域Aにおける紐状部材3の拡大模式図である。スケール3aは、紐状部材3とカプセル型内視鏡2との接続端基点とするスケールであって、図1,2に示すように、この接続端からの紐状部材3の長さを示す目盛り数値とを有する。なお、スケール3aは、カプセル型内視鏡2の筐体の所望位置たとえば先端部を基点とするスケールであってもよく、紐状部材3とカプセル型内視鏡2との接続端からの紐状部材3の長さと、この接続端からカプセル型内視鏡2の所望位置までの長さとの和を示す目盛りと数値とを有してもよい。

0023

カラーバー3bは、紐状部材3の長手方向に複数の色のバーを所望の間隔で順次形成した構成を有し、かかる複数の色のバーによって、紐状部材3とカプセル型内視鏡2との接続端を基点とする紐状部材3の長さを複数の長さ範囲に色分けする。たとえば図1に示すように、カラーバー3bは、この接続端から10cm間隔で赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、および紫色の各バーを順次形成した構成を有し、かかる各色のバーによって、スケール3aが示す紐状部材3の長さをたとえば10cm間隔の長さ範囲に分割する。この場合、スケール3aの0〜10cm、10〜20cm、20〜30cm、30〜40cm、40〜50cm、50〜60cm、および60〜70cmの各長さ範囲にカラーバー3bの赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、および紫色の各バーが形成される。なお、紐状部材3の下地の色は、スケール3aおよびカラーバー3bを視認可能にする色であればよく、たとえば白色である。

0024

把持部材4は、被検体内に導入したカプセル型内視鏡2の位置および移動速度を調整する場合に医師等の使用者把持するための部材である。把持部材4は、上述したように、紐状部材3の他端が接続される。この場合、把持部材4は、かかる紐状部材3を介してカプセル型内視鏡2と連結される。医師等の使用者は、かかる把持部材4を把持して紐状部材3を牽引することによって、被検体内におけるカプセル型内視鏡2の位置および移動速度を調整することができる。

0025

つぎに、被検体内導入装置1のカプセル型内視鏡2を被検体内に導入し、被検体内におけるカプセル型内視鏡2の位置を調整する動作について説明する。図3は、口腔を経由して被検体11内にカプセル型内視鏡2を導入した状態を示す模式図である。被検体11は、紐状部材3の一端が接続されたカプセル型内視鏡2を口内に含んで飲込む。この紐状部材3には適度な可撓性が有るので、被検体11は、激しい苦痛を伴わずにカプセル型内視鏡2を飲込むことができる。また、医師等の使用者が把持部材4を把持することによって、被検体11がカプセル型内視鏡2とともに紐状部材3を全て飲み込むという危険性を回避できる。したがって、被検体内導入装置1は、図3に示すように、カプセル型内視鏡2とともに紐状部材3の一部を被検体11内に導入するとともに、この紐状部材3の残りの一部を被検体11の外部に露出した状態になる。

0026

ここで、被検体11の外部に露出する紐状部材3は、スケール3aまたはカラーバー3bによって、被検体11内のカプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを示す。具体的には、スケール3aおよびカラーバー3bは、被検体11の口の近傍たとえば図3に示す位置Pに、カプセル型内視鏡2とともに被検体11内に導入した紐状部材3の長さを示す。この場合、医師等の使用者は、たとえば位置Pにおけるスケール3aの目盛りおよび数値またはカラーバー3bの色を視認することによって、カプセル型内視鏡2とともに被検体11内に導入した紐状部材3の長さを把握できる。かかる紐状部材3の長さは、カプセル型内視鏡2が被検体11の口腔から被検体11内の現在位置に至るまでのカプセル型内視鏡2の移動経路の長さにほぼ相当する。したがって、医師等の使用者は、かかる紐状部材3の長さに基づいて被検体11内におけるカプセル型内視鏡2の位置を容易に把握できる。具体的には、かかる紐状部材3の長さが、たとえば図2に示すスケール3aおよびカラーバー3bの長さ範囲内のものである場合、被検体11内におけるカプセル型内視鏡2の位置は、被検体11の消化管に沿って口腔から20〜30cm程度離れた被検体11内の位置すなわち食道であると把握できる。

0027

その後、被検体11内におけるカプセル型内視鏡2の位置は、医師等の使用者が紐状部材3を牽引することによって調整できる。この場合、医師等の使用者は、上述したようにスケール3aまたはカラーバー3bを視認して把握できるカプセル型内視鏡2の位置が被検体11内の所望の位置になるように紐状部材3を牽引することによって、カプセル型内視鏡2を被検体内11の所望の位置に調整することができる。具体的には、医師等の使用者は、たとえば位置Pに示されるスケール3aの目盛りおよび数値を視認することによって、被検体11内のカプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを詳細に把握でき、かかるスケール3aを視認するとともに紐状部材3を牽引することによって、被検体11内におけるカプセル型内視鏡2の位置を詳細に調整できる。一方、医師等の使用者は、たとえば位置Pに示されるカラーバー3bの色を視認することによって、被検体11内に導入したカプセル型内視鏡2が位置する被検体11内の部位を経験的に把握でき、かかるカラーバー3bを視認するとともに紐状部材3を牽引することによって、このカプセル型内視鏡2の位置を被検体11内の所望の部位に容易に調整できる。

0028

なお、この発明の実施の形態1では、カプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを示す視認可能な情報としてスケール3aとカラーバー3bとを紐状部材3の表面に形成していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、かかる視認可能な情報として、カプセル型内視鏡2が位置する被検体内の部位を示す部位情報たとえば口腔、食道、および胃等の臓器名を紐状部材3の表面に形成してもよい。この場合、被検体内の部位に位置するカプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを示す紐状部材3上の位置に、この被検体内の部位を示す部位情報が形成される。たとえば、食道に位置するカプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを示す紐状部材3上の位置に「食道」の文字が形成される。

0029

また、この発明の実施の形態1では、カプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを示す視認可能な情報としてスケール3aとカラーバー3bとを紐状部材3の表面に形成していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、紐状部材3の表面にはスケール3aおよびカラーバー3bの少なくとも一方を形成すればよい。

0030

さらに、この発明の実施の形態1では、スケール3aを所定の間隔で色分けするようにカラーバー3bを形成していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、カラーバー3bは、カプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを被検体内の部位毎に色分けするように形成してもよい。たとえば、カラーバー3bは、被検体の口腔に位置するカプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを示す紐状部材3の表面に赤色のバーを形成し、被検体の食道に位置するカプセル型内視鏡2からの紐状部材3の長さを示す紐状部材3の表面に橙色のバーを形成するようにしてもよい。

0031

以上、説明したように、この発明の実施の形態1では、カプセル型内視鏡に端部を接続した紐状部材の表面に、このカプセル型内視鏡からの紐状部材の長さを示す視認可能な情報を形成したので、被検体内に導入したカプセル型内視鏡からの紐状部材の長さを視認でき、かかる紐状部材の長さに基づいてカプセル型内視鏡の被検体内における位置を容易に把握可能な被検体内導入装置を実現することができる。かかる被検体内導入装置を用いることによって、医師等の使用者は、被検体内の所望の部位にカプセル型内視鏡を容易に位置させることができる。

0032

(実施の形態2)
つぎに、この発明に実施の形態2について詳細に説明する。この実施の形態2にかかる被検体内導入装置は、被検体内にカプセル型内視鏡を導入した場合の紐状部材の移動量を検出し、かかる紐状部材の移動量に対応して変化するカプセル型内視鏡の被検体内における位置を表示するように構成している。

0033

図4は、この発明の実施の形態2である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す模式図である。図4に示すように、この被検体内導入装置21は、実施の形態1の被検体内導入装置1の紐状部材3に代えて紐状部材22を有する。また、被検体内導入装置21は、紐状部材22を挿通したマウスピース23と、カプセル型内視鏡2の被検体内での位置を示す情報を表示する表示装置24とをさらに有する。マウスピース23と表示装置24とは、ケーブル25を介して電気的に接続される。その他の構成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。

0034

紐状部材22は、化学繊維または木綿糸等を用いて細い紐状に形成した部材であって、上述したスケール3aおよびカラーバー3b等の視認可能な情報が表面に形成されていない一般的なものである。また、紐状部材22は、実施の形態1の紐状部材3と同様に適度な可撓性を有し、カプセル型内視鏡2の被検体内における位置および移動速度を調整可能にする。

0035

マウスピース23は、被検体の口に咥えさせる部材として好適な大きさおよび形状を有し、たとえば硬質樹脂を用いて形成された部材である。マウスピース23は、紐状部材22を挿通する貫通孔23aが設けられる。貫通孔23aは、被検体がマウスピース23を咥えた状態において被検体の内部と外部とを連通し、被検体に対する紐状部材22の出し入れを可能にする。この場合、紐状部材22は、貫通孔23aの内部を通過して被検体内に導入され、または被検体の外部から牽引され、これによって、カプセル型内視鏡2の被検体内における位置および移動速度を調整する。

0036

また、マウスピース23は、紐状部材22が貫通孔23aの内部を移動するとともに回転するローラー23b,23cと、ローラー23cの回転量を検出して紐状部材22の移動量を検出するリニアエンコーダ23dとを有する。ローラー23b,23cは、紐状部材22との摩擦によって回動自在な構造を有する。また、ローラー23bは、ばね部材(図示せず)が設けられ、貫通孔23a内の紐状部材22をローラー23cに押し付けるように機能する。この場合、紐状部材22は、ローラー23b,23cによって挟まれた態様で貫通孔23aの内部を移動し、ローラー23b,23cは、この紐状部材の移動に伴って確実に回動する。リニアエンコーダ23dは、紐状部材22の移動に伴って回動するローラー23cの回転量を光学的に検出することによって、この紐状部材22の移動量を検出する。リニアエンコーダ23dは、ケーブル25を介して表示装置24と電気的に接続され、この紐状部材22の移動量の検出結果を表示装置24に出力する。

0037

表示装置24は、被検体内に導入したカプセル型内視鏡2の位置を画像表示するためのものである。具体的には、表示装置24は、たとえば周知のコンピュータを用いて実現され、リニアエンコーダ23dによって検出された紐状部材22の移動量に応じて変化するカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を表示する。

0038

つぎに、マウスピース23に内蔵したリニアエンコーダ23dと表示装置24との機能構成について詳細に説明する。図5は、リニアエンコーダ23dと表示装置24との機能構成を模式的に例示するブロック図である。図5に示すように、リニアエンコーダ23dは、ローラー23cとともに回動するホイール23eと、ホイール23eの回転量および回転方向を光学的に検出するフォトインタラプタ23fと、フォトインタラプタ23fによって検出されたホイール23eの回転量および回転方向をもとに紐状部材22の移動量を演算出力する処理回路23gとを有する。

0039

ホイール23eは、放射状のスリットが形成された所定色たとえば黒色円盤状部材であって、ローラー23cと同じ回転軸を有する。ホイール23eは、紐状部材22の移動に伴ってローラー23cが回動するとともに、このローラー23cと同一方向に回動する。フォトインタラプタ23fは、ホイール23eの回転量および回転方向を光学的に検出する。この場合、フォトインタラプタ23fは、紐状部材22が被検体に導入される方向(導入方向)および紐状部材22が被検体の外部に牽引される方向(牽引方向)のいずれかをホイール23eの回転方向として検出する。フォトインタラプタ23fは、かかるホイール23eの回転量および回転方向の検出結果を処理回路23gに出力する。

0040

処理回路23gは、フォトインタラプタ23fから入力された検出結果をもとに、紐状部材22の移動量を演算する。この場合、処理回路23gは、ホイール23eの回転量をもとに紐状部材22の移動量を演算し、ホイール23eの回転方向をもとに紐状部材22の移動量の符号(正または負)を決定する。具体的には、処理回路23gは、ホイール23eの回転方向が上述した導入方向である場合、紐状部材22の移動量を正の数として演算し、ホイール23eの回転方向が上述した牽引方向である場合、紐状部材22の移動量を負の数として演算する。処理回路23gは、かかる紐状部材22の移動量の演算結果を表示装置24に出力する。

0041

一方、表示装置24は、図5に示すように、入力部24aと、表示部24bと、記憶部24cと、制御部24dとを有する。入力部24aは、キーボードまたはマウスを用いて実現され、制御部24に対して指示する情報を制御部24に入力する。また、入力部24aは、カプセル型内視鏡2を導入する被検体に関する被検体情報たとえば被検体の年齢性別、または身長等を制御部24dに入力する。

0042

表示部24bは、CRTディスプレイまたは液晶ディスプレイ等を用いて実現され、紐状部材22の移動量に応じて変化するカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を表示する。図6は、表示部24bが表示するカプセル型内視鏡2の被検体内における位置の具体例を模式的に示す模式図である。表示部24bは、カプセル型内視鏡2の被検体内における位置を示す情報として、たとえば図6に示すように、カプセル型内視鏡2の移動経路である被検体内の消化管(たとえば口腔、咽頭、食道、胃、および十二指腸等)を模式的に示す被検体模式図100と、被検体模式図100に示される移動経路内におけるカプセル型内視鏡2の位置を示すマーカMとを表示する。この場合、表示部24bは、紐状部材22の移動量に対応して変位するマーカMを被検体模式図100に示される移動経路に重畳して表示する。なお、表示部24bは、カプセル型内視鏡2の移動経路として、十二指腸以降の消化管たとえば小腸および大腸等を表示してもよい。

0043

記憶部24cは、制御部24dから入力される情報を記憶する機能と、制御部24dによって読取指示された保存情報を制御部24dに出力する機能とを有する。具体的には、記憶部24cは、入力部24aによって入力された被検体情報、処理回路23gによる紐状部材22の移動量の演算結果等を記憶する。また、記憶部24cは、被検体の年齢、性別、または身長によって分類された複数の被検体模式図を予め記憶している。これら複数の被検体模式図は、所望の間隔に区分した各年齢範囲または各身長範囲において平均的な男性または女性の消化管の位置関係にそれぞれ対応する。たとえば、かかる複数の被検体模式図には、身長が160〜180cmである成人男性の消化管の位置関係に対応する被検体模式図、身長が130〜150cmである15未満の女性の消化管の位置関係に対応する被検体模式図等が含まれる。

0044

制御部24dは、表示装置24の各構成部を制御する機能を有する。具体的には、制御部24dは、上述した入力部24a、表示部24b、および記憶部24cの駆動制御と、これらの各構成部に対する情報の入出力制御と、これらの各構成部との間で各種情報入出力するための情報処理とを行うように機能する。また、制御部24dは、ケーブル25を介してフォトインタラプタ23fおよび処理回路23gと電気的に接続され、上述したフォトインタラプタ23fおよび処理回路23gの駆動制御を行う。

0045

また、制御部24dは、演算処理部24eを有する。演算処理部24eは、処理回路23gによって演算出力された紐状部材22の移動量をもとに、表示部24bに表示する被検体模式図に示すカプセル型内視鏡2の位置を演算する。具体的には、演算処理部24eは、かかる紐状部材22の移動量に応じて被検体模式図の消化管(すなわちカプセル型内視鏡2の移動経路)上を変位するマーカMの位置を演算する。演算処理部24eは、処理回路23gから紐状部材22の移動量の演算結果が入力される毎に、かかる演算処理を行う。

0046

さらに、制御部24dは、入力部24aによって入力された被検体情報に合う被検体模式図を記憶部24cから読み取り、表示部24bに対し、かかる被検体模式図を表示する制御を行う。これと同時に、制御部24dは、表示部24bに対し、この被検体模式図にマーカMを重畳して表示する制御を行う。この場合、制御部24dは、演算処理部24eによって演算出力された被検体模式図上の位置にマーカMを重畳し、紐状部材22の移動量に応じてマーカMを変位させる。これによって、マーカMは、被検体内に導入されたカプセル型内視鏡2の位置を示すように、被検体模式図の消化管上に表示される。ここで、マーカMは、被検体模式図の口近傍たとえば図6に示す被検体模式図100の位置Oを移動経路の原点とする。制御部24dは、紐状部材22の移動量が正の数である場合、この原点から離れるように被検体模式図の消化管(すなわちカプセル型内視鏡2の移動経路)に沿ってマーカMを変位させる。また、制御部24dは、紐状部材22の移動量が負の数である場合、この原点に近づくように被検体模式図の消化管に沿ってマーカMを変位させる。なお、マーカMが被検体模式図の原点に位置する場合、カプセル型内視鏡2は、マウスピース23の近傍に位置する状態たとえばマウスピース23の貫通孔23aに挿通された状態である。

0047

つぎに、被検体内導入装置21のカプセル型内視鏡2を被検体内に導入し、かかるカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を調整する動作について説明する。図7は、被検体内導入装置21のカプセル型内視鏡2を被検体11内に導入した状態を模式的に示す模式図である。

0048

まず、被検体11は、マウスピース23の貫通孔23aに紐状部材22を挿通した状態において、この紐状部材22の端部に接続されたカプセル型内視鏡2を口内に含んで飲込む。この場合、紐状部材22には適度な可撓性が有るので、上述した実施の形態1と同様に、被検体11にかかる苦痛を軽減することができる。また、上述した実施の形態1と同様に把持部材4を把持することによって、被検体11がカプセル型内視鏡2とともに紐状部材22を全て飲込むという危険性を回避できる。

0049

つぎに、貫通孔23aに紐状部材22を挿通した状態を維持しつつマウスピース23を紐部材22に沿って移動し、被検体11にマウスピース23を咥えさせる。これによって、被検体内導入装置21は、図7に示すように、マウスピース23の貫通孔23aに挿通した紐状部材22の一部をカプセル型内視鏡2とともに被検体11内に導入するとともに、この紐状部材22の残りの一部を被検体11の外部に露出した状態になる。この場合、紐状部材22は、マウスピース23の貫通孔23a内を通過して被検体11の内部または外部に移動自在である。したがって、医師等の使用者が紐状部材22を牽引することによって、紐状部材22は、被検体11内のカプセル型内視鏡2の位置を調整可能である。

0050

ここで、リニアエンコーダ23dは、被検体11内へのカプセル型内視鏡2の導入または紐状部材22の牽引等によって貫通孔23a内を移動する紐状部材22の移動量を検出する。また、表示装置24は、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を示す情報として、たとえば被検体模式図100とマーカMとを表示する。この場合、表示装置24は、リニアエンコーダ23dによって検出された紐状部材22の移動量に対応してマーカMを変位させる。医師等の使用者は、かかる被検体模式図100上のマーカMの位置を確認することによって、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を容易に把握できる。

0051

その後、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置は、表示装置24に表示した被検体模式図100とマーカMとを確認するとともに紐状部材22を牽引することによって、所望の位置に調整できる。具体的には、医師等の使用者は、被検体模式図100上の所望の部位にマーカMが位置するように紐状部材22を牽引することによって、カプセル型内視鏡2の位置を被検体11内の所望の部位に容易に調整できる。

0052

なお、上述したマウスピース23には、カプセル型内視鏡2を挿通可能な管路を被検体内に形成するスライディングチューブをさらに設けてもよい。図8は、この発明の実施の形態2の変形例である被検体内導入装置の一構成例を示す模式図である。図8に示すように、この被検体内導入装置2aは、貫通孔23aに連通するとともにカプセル型内視鏡2と紐状部材22とを挿通可能な管路27aを形成するスライディングチューブ27をマウスピース23にさらに設ける。その他の構成は実施の形態2と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。

0053

スライディングチューブ27は、フッ素樹脂等の可撓性を有する材料を用いて形成された部材であって、図9に示すように、被検体11内たとえば咽頭部に至る消化管内に導入可能である。この場合、スライディングチューブ27の管路27aは、上述したように貫通孔23aに連通するとともに、被検体11内におけるカプセル型内視鏡2の移動経路を形成する。カプセル型内視鏡2は、管路27内を通過することによって、被検体11内の所望の消化管たとえば食道の近傍にスムーズに導入することができ、また、被検体11内から口腔内に向けてスムーズに移動することができる。したがって、スライディングチューブ27は、カプセル型内視鏡2が被検体11内を移動する際に被検体11にかかる負担たとえば咽頭部を通過する際の苦痛を軽減することができる。

0054

なお、この発明の実施の形態2およびその変形例では、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を示す情報として被検体模式図100およびマーカMを表示していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、表示装置24は、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を示す情報として、カプセル型内視鏡2が位置する被検体内の部位名を表示してもよいし、カプセル型内視鏡2とともに被検体内に導入された紐状部材22の長さを表示してもよい。

0055

また、この発明の実施の形態2およびその変形例では、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を表示する表示装置24を設けていたが、この発明はこれに限定されるものではなく、マウスピース23に液晶ディスプレイ等の表示部を設け、かかる表示部が、カプセル型内視鏡2とともに被検体内に導入された紐状部材22の長さを表示してもよい。かかる紐状部材22の長さは、カプセル型内視鏡2の被検体内における位置(たとえば被検体の口から紐状部材22の長さだけ離れた被検体内の位置)を示す情報として表示部に表示される。この場合、被検体内導入装置21,21aは、表示装置24を備えていなくてもよい。

0056

さらに、この発明の実施の形態2およびその変形例では、ケーブル25を介してリニアエンコーダ23dと表示装置24とのデータ通信を行っていたが、この発明はこれに限定されるものではなく、リニアエンコーダ23dと表示装置24とに無線通信手段を設け、リニアエンコーダ23dと表示装置24との間のデータ送受信を無線通信によって行ってもよい。

0057

以上、説明したように、この発明の実施の形態2およびその変形例では、カプセル型内視鏡に端部を接続した紐状部材をマウスピースの貫通孔に挿通し、この貫通孔内を紐状部材が移動するとともに回動するローラーの回転量を検出して紐状部材の移動量を検出するようにし、また、かかる紐状部材の移動量に対応して変化するカプセル型内視鏡の被検体内における位置を表示出力するように構成した。したがって、カプセル型内視鏡に一般的な紐状部材を接続した場合であっても、かかる紐状部材の移動量を検出することができ、カプセル型内視鏡の被検体内における位置を容易に把握可能な被検体内導入装置を実現することができる。かかる被検体内導入装置を用いることによって、医師等の使用者は、被検体内の所望の部位にカプセル型内視鏡を容易に位置させることができる。

0058

また、この発明の実施の形態2の変形例では、被検体内におけるカプセル型内視鏡の管路を形成するスライディングチューブをさらに設けているので、カプセル型内視鏡が被検体内を移動する際に被検体にかかる負担たとえば咽頭部を通過する際の苦痛を軽減することができる。

0059

(実施の形態3)
つぎに、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。この実施の形態3にかかる被検体内導入装置は、長手方向に繰り返す所定の光学パターンが形成された紐状部材の端部にカプセル型内視鏡を接続し、この紐状部材の光学パターンを読み取ることによって紐状部材の移動量を検出し、かかる紐状部材の移動量に対応して変化するカプセル型内視鏡の被検体内における位置を表示するように構成している。

0060

図10は、この発明の実施の形態3である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す模式図である。図10に示すように、この被検体内導入装置31は、実施の形態2の被検体内導入装置21の紐状部材22に代えて所定の光学パターンが形成された紐状部材32を有し、マウスピース23に代えてマウスピース33を有する。マウスピース33は、上述したマウスピース23の貫通孔23aとほぼ同様の貫通孔33aが形成され、ローラー23b,23cおよびリニアエンコーダ23dに代えてリニアエンコーダ33bを有する。その他の構成は実施の形態2と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。

0061

紐状部材32は、化学繊維または木綿糸等を用いて細い紐状に形成した部材であって、その長手方向に繰り返す所定の光学パターンが形成される。この場合、紐状部材32は、たとえば実施の形態2の紐状部材22上の長手方向に白色と黒色とを所定の間隔で繰り返す光学パターンが形成された構造を有する。また、紐状部材32は、実施の形態2の紐状部材22と同様に適度な可撓性を有し、その端部をカプセル型内視鏡2に接続してカプセル型内視鏡2の被検体内における位置および移動速度を調整可能にする。

0062

マウスピース33は、実施の形態2のマウスピース23とほぼ同様の外形を有し、たとえば硬質樹脂を用いて形成された部材である。マウスピース33は、上述したマウスピース23の貫通孔23aとほぼ同様に機能する貫通孔33aが設けられる。すなわち、貫通孔33aは、カプセル型内視鏡2と紐状部材32とを挿通可能であって、上述したマウスピース23の貫通孔23aの場合とほぼ同様に、被検体に対する紐状部材32の出し入れを可能にする。

0063

また、マウスピース33は、上述したように、リニアエンコーダ33bを有する。リニアエンコーダ33bは、貫通孔33aに挿通する紐状部材32の移動量を光学的に検出する機能を有する。具体的には、リニアエンコーダ33bは、紐状部材32に形成した光学パターンを読み取ることによって、貫通孔33a内を移動する紐状部材32の移動量を検出する。また、リニアエンコーダ33bは、ケーブル25を介して表示装置24と電気的に接続され、かかる紐状部材32の移動量の検出結果を表示装置24に出力する。この場合、表示装置24は、リニアエンコーダ33bによって検出された紐状部材32の移動量に応じて変化するカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を表示する。

0064

つぎに、マウスピース33に内蔵したリニアエンコーダ33bと表示装置24との機能構成について詳細に説明する。図11は、リニアエンコーダ33bと表示装置24との機能構成を模式的に例示するブロック図である。図11に示すように、リニアエンコーダ33bは、紐状部材32に形成した光学パターンを光学的に読み取るフォトリフレクタ33cと、フォトリフレクタ33cによって読み取られた紐状部材32の光学パターンをもとに紐状部材32の移動量を演算出力する処理回路33dとを有する。

0065

フォトリフレクタ33cは、貫通孔33aに挿通した紐状部材32に対して所定の光を照射するとともに紐状部材32からの反射光受光することによって、紐状部材32上の光学パターンを読み取る。これによって、フォトリフレクタ33cは、貫通孔33a内を移動する紐状部材32上の光学パターンを読み取ることができる。フォトリフレクタ33cは、かかる紐状部材32上の光学パターンの読取結果を処理回路33dに出力する。

0066

処理回路33dは、フォトリフレクタ33cから入力された読取結果をもとに、紐状部材32の移動量を演算する。ここで、フォトリフレクタ33cによる紐状部材32上の光学パターンの読取結果は、貫通孔33a内を移動した紐状部材32の移動量と移動方向(上述した導入方向または牽引方向)とに対応する。したがって、処理回路33dは、フォトリフレクタ33cによって読み取られた紐状部材32上の光学パターンに基づいて、かかる紐状部材32の移動量を演算するとともに、その符号(正または負)を決定する。この場合、処理回路33dは、紐状部材32の移動方向が上述した導入方向である場合、紐状部材32の移動量を正の数として演算し、紐状部材32の移動方向が上述した牽引方向である場合、紐状部材32の移動量を負の数として演算する。処理回路33dは、かかる紐状部材32の移動量の演算結果を表示装置24の制御部24dに出力する。

0067

なお、被検体内導入装置31を構成する表示装置24の制御部24dは、ケーブル25を介してフォトリフレクタ33cおよび処理回路33dと電気的に接続され、フォトリフレクタ33cおよび処理回路33dの駆動制御を行う。また、かかる制御部24dの演算処理部24eは、処理回路33dによって演算出力された紐状部材32の移動量をもとに、かかる紐状部材32の移動量に応じて上述した被検体模式図の消化管上を変位するマーカMの位置を演算する。演算処理部24eは、処理回路33dから紐状部材32の移動量の演算結果が入力される毎に、かかる演算処理を行う。制御部24は、カプセル型内視鏡2の被検体内における位置を示す情報として、かかるマーカMと被検体模式図とを表示部24bに表示させる。

0068

つぎに、被検体内導入装置31のカプセル型内視鏡2を被検体内に導入し、かかるカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を調整する動作について説明する。図12は、被検体内導入装置31のカプセル型内視鏡2を被検体11内に導入した状態を模式的に示す模式図である。

0069

図12に示すように、被検体内導入装置31は、上述した実施の形態2の場合と同様に、被検体11内にカプセル型内視鏡2を導入できるとともに、かかるカプセル型内視鏡2に接続した紐状部材32を貫通孔33aに挿通した状態を維持しつつ、マウスピース33を被検体11の口に咥えさせることができる。この場合、紐状部材32には適度な可撓性が有るので、上述した実施の形態2と同様に、カプセル型内視鏡2を導入する際に被検体11にかかる苦痛を軽減することができる。また、上述した実施の形態2と同様に把持部材4を把持することによって、被検体11がカプセル型内視鏡2とともに紐状部材32を全て飲込むという危険性を回避できる。さらに、この紐状部材32は、かかるマウスピース33の貫通孔33a内を通過して被検体11の内部または外部に移動自在であり、医師等の使用者が紐状部材32を牽引することによって、被検体11内のカプセル型内視鏡2の位置を調整可能である。

0070

ここで、リニアエンコーダ33bは、被検体11内へのカプセル型内視鏡2の導入または紐状部材32の牽引等によって貫通孔33a内を移動する紐状部材32の移動量を検出する。この場合、表示装置24は、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を示す情報として、たとえば被検体模式図100とマーカMとを表示するとともに、リニアエンコーダ33bによって検出された紐状部材32の移動量に対応してマーカMを変位させる。医師等の使用者は、かかる被検体模式図100上のマーカMの位置を確認することによって、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を容易に把握できる。

0071

その後、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置は、表示装置24に表示した被検体模式図100とマーカMとを確認するとともに紐状部材32を牽引することによって、所望の位置に調整できる。具体的には、医師等の使用者は、上述した実施の形態2の場合と同様に、被検体模式図100上の所望の部位にマーカMが位置するように紐状部材32を牽引することによって、カプセル型内視鏡2の位置を被検体11内の所望の部位に容易に調整できる。

0072

なお、この発明の実施の形態3では、紐状部材32に光学パターンを形成し、マウスピース33の貫通孔33a内を移動する紐状部材32の移動量を光学的に検出していたが、これに限らず、カプセル型内視鏡2に接続する紐状部材に磁気パターンを形成し、かかる紐状部材の移動量を磁気的に検出してもよい。

0073

図13は、この発明の実施の形態3の変形例である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す模式図である。図13に示すように、この被検体内導入装置41は、実施の形態3の被検体内導入装置31の紐状部材32に代えて所定の磁気パターンが形成された紐状部材42を有し、マウスピース33に代えてマウスピース43を有する。マウスピース43は、上述したマウスピース33の貫通孔33aとほぼ同様に機能する貫通孔43aが形成され、リニアエンコーダ33bに代えてリニアエンコーダ43bを有し、リニアエンコーダ43bに紐状部材42を押し当てるパッド43cとばね43dとをさらに有する。その他の構成は実施の形態3と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。

0074

紐状部材42は、化学繊維または木綿糸等を用いて細い紐状に形成した部材であって、上述した紐状部材32の光学パターンに代えて、その長手方向に繰り返す所定の磁気パターンが形成される。この場合、紐状部材42は、たとえば実施の形態2の紐状部材22上の長手方向にN極とS極とを所定の間隔で繰り返す磁気パターンが形成された構造を有する。また、紐状部材42は、実施の形態3の紐状部材32と同様に適度な可撓性を有し、その端部をカプセル型内視鏡2に接続してカプセル型内視鏡2の被検体内における位置および移動速度を調整可能にする。

0075

マウスピース43は、実施の形態3のマウスピース33とほぼ同様の外形を有し、たとえば硬質樹脂を用いて形成された部材である。マウスピース43は、上述したマウスピース33の貫通孔33aとほぼ同様に機能する貫通孔43aが設けられる。すなわち、貫通孔43aは、カプセル型内視鏡2と紐状部材42とを挿通可能であって、上述したマウスピース33の貫通孔33aの場合とほぼ同様に、被検体に対する紐状部材42の出し入れを可能にする。

0076

また、マウスピース43は、上述したように、リニアエンコーダ43bと、パッド43cと、ばね43dとを有する。リニアエンコーダ43bは、貫通孔43aに挿通する紐状部材42の移動量を磁気的に検出する機能を有する。具体的には、リニアエンコーダ43bは、紐状部材42に形成した磁気パターンを読み取ることによって、貫通孔43a内を移動する紐状部材42の移動量を検出する。また、リニアエンコーダ43bは、ケーブル25を介して表示装置24と電気的に接続され、かかる紐状部材42の移動量の検出結果を表示装置24に出力する。この場合、表示装置24は、リニアエンコーダ43bによって検出された紐状部材42の移動量に応じて変化するカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を表示する。

0077

パッド43cは、ばね43dから受ける力によって、貫通孔43a内の紐状部材42をリニアエンコーダ43bに押し当てる。この場合、パッド43cは、ばね43dの一端に接続され、ばね43dの他端は、マウスピース43の貫通孔43a近傍に接続される。このようにマウスピース43に設けたパッド43cおよびばね43dは、紐状部材42の移動を阻害しない程度に、貫通孔43a内の紐状部材42をリニアエンコーダ43bに押し当てることができる。これによって、リニアエンコーダ43bは、貫通孔43a内の紐状部材42の磁気パターンを確実に読み取れるようになる。

0078

つぎに、マウスピース43に内蔵したリニアエンコーダ43bと表示装置24との機能構成について詳細に説明する。図14は、リニアエンコーダ43bと表示装置24との機能構成を模式的に例示するブロック図である。図14に示すように、リニアエンコーダ43bは、紐状部材42に形成した磁気パターンを磁気的に読み取る磁気ヘッド43eと、磁気ヘッド43eによって読み取られた紐状部材42の磁気パターンをもとに紐状部材42の移動量を演算出力する処理回路43fとを有する。

0079

磁気ヘッド43eは、紐状部材42が貫通孔43a内を移動するとともに発生する磁界変動に基づいて紐状部材42上の磁気パターンを読み取る。この場合、磁気ヘッド43eは、パッド43cおよびばね43dによって紐状部材42が押し当てられるので、かかる紐状部材42上の磁気パターンを確実に読み取ることができる。磁気ヘッド43eは、かかる紐状部材42上の磁気パターンの読取結果を処理回路43fに出力する。

0080

処理回路43fは、磁気ヘッド43eから入力された読取結果をもとに、紐状部材42の移動量を演算する。ここで、磁気ヘッド43eによる紐状部材42上の磁気パターンの読取結果は、貫通孔43a内を移動した紐状部材42の移動量と移動方向(上述した導入方向または牽引方向)とに対応する。したがって、処理回路43fは、磁気ヘッド43eによって読み取られた紐状部材42上の磁気パターンに基づいて、かかる紐状部材42の移動量を演算するとともに、その符号(正または負)を決定する。この場合、処理回路43fは、紐状部材42の移動方向が上述した導入方向である場合、紐状部材42の移動量を正の数として演算し、紐状部材42の移動方向が上述した牽引方向である場合、紐状部材42の移動量を負の数として演算する。処理回路43fは、かかる紐状部材42の移動量の演算結果を表示装置24の制御部24dに出力する。

0081

なお、被検体内導入装置41を構成する表示装置24の制御部24dは、ケーブル25を介して磁気ヘッド43eおよび処理回路43fと電気的に接続され、磁気ヘッド43eおよび処理回路43fの駆動制御を行う。また、かかる制御部24dの演算処理部24eは、処理回路43fによって演算出力された紐状部材42の移動量をもとに、かかる紐状部材42の移動量に応じて上述した被検体模式図の消化管上を変位するマーカMの位置を演算する。演算処理部24eは、処理回路43fから紐状部材42の移動量の演算結果が入力される毎に、かかる演算処理を行う。制御部24は、カプセル型内視鏡2の被検体内における位置を示す情報として、かかるマーカMと被検体模式図とを表示部24bに表示させる。

0082

つぎに、被検体内導入装置41のカプセル型内視鏡2を被検体内に導入し、かかるカプセル型内視鏡2の被検体内における位置を調整する動作について説明する。図15は、被検体内導入装置41のカプセル型内視鏡2を被検体11内に導入した状態を模式的に示す模式図である。

0083

図15に示すように、被検体内導入装置41は、上述した実施の形態3の場合と同様に、被検体11内にカプセル型内視鏡2を導入できるとともに、かかるカプセル型内視鏡2に接続した紐状部材42を貫通孔43aに挿通した状態を維持しつつ、マウスピース43を被検体11の口に咥えさせることができる。この場合、紐状部材42には適度な可撓性が有るので、上述した実施の形態3と同様に、カプセル型内視鏡2を導入する際に被検体11にかかる苦痛を軽減することができる。また、上述した実施の形態3と同様に把持部材4を把持することによって、被検体11がカプセル型内視鏡2とともに紐状部材42を全て飲込むという危険性を回避できる。さらに、この紐状部材42は、かかるマウスピース43の貫通孔43a内を通過して被検体11の内部または外部に移動自在であり、医師等の使用者が紐状部材42を牽引することによって、被検体11内のカプセル型内視鏡2の位置を調整可能である。

0084

ここで、リニアエンコーダ43bは、被検体11内へのカプセル型内視鏡2の導入または紐状部材42の牽引等によって貫通孔43a内を移動する紐状部材42の移動量を検出する。この場合、表示装置24は、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を示す情報として、たとえば被検体模式図100とマーカMとを表示するとともに、リニアエンコーダ43bによって検出された紐状部材42の移動量に対応してマーカMを変位させる。医師等の使用者は、かかる被検体模式図100上のマーカMの位置を確認することによって、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を容易に把握できる。

0085

その後、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置は、表示装置24に表示した被検体模式図100とマーカMとを確認するとともに紐状部材42を牽引することによって、所望の位置に調整できる。具体的には、医師等の使用者は、上述した実施の形態3の場合と同様に、被検体模式図100上の所望の部位にマーカMが位置するように紐状部材42を牽引することによって、カプセル型内視鏡2の位置を被検体11内の所望の部位に容易に調整できる。

0086

なお、この発明の実施の形態3およびその変形例では、マウスピース33,43に対して上述したスライディングチューブ27をさらに設けてもよい。この場合、スライディングチューブ27の管路27aは、被検体内導入装置31において、マウスピース33の貫通孔33aに連通するとともにカプセル型内視鏡2と紐状部材32とを挿通可能な管路になるように形成すればよい。また、スライディングチューブ27の管路27aは、被検体内導入装置41において、マウスピース43の貫通孔43aに連通するとともにカプセル型内視鏡2と紐状部材42とを挿通可能な管路になるように形成すればよい。このように構成することによって、被検体内導入装置31,41は、上述した実施の形態2の変形例と同様の作用効果を享受できる。

0087

また、この発明の実施の形態3およびその変形例では、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を示す情報として被検体模式図100およびマーカMを表示していたが、この発明はこれに限定されるものではなく、表示装置24は、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を示す情報として、カプセル型内視鏡2が位置する被検体内の部位名を表示してもよいし、カプセル型内視鏡2とともに被検体内に導入された紐状部材32,42の長さを表示してもよい。

0088

さらに、この発明の実施の形態3およびその変形例では、カプセル型内視鏡2の被検体11内における位置を表示する表示装置24を設けていたが、この発明はこれに限定されるものではなく、マウスピース33,43に液晶ディスプレイ等の表示部を設け、かかる表示部が、カプセル型内視鏡2とともに被検体内に導入された紐状部材32,42の長さを表示してもよい。かかる紐状部材32,42の長さは、カプセル型内視鏡2の被検体内における位置(たとえば被検体の口から紐状部材32,42の長さだけ離れた被検体内の位置)を示す情報として表示部に表示される。この場合、被検体内導入装置31,41は、表示装置24を備えていなくともよい。

0089

また、この発明の実施の形態3およびその変形例では、ケーブル25を介してリニアエンコーダ33b,43bと表示装置24とのデータ通信を行っていたが、この発明はこれに限定されるものではなく、リニアエンコーダ33b,43bと表示装置24とに無線通信手段を設け、リニアエンコーダ33bと表示装置24との間のデータ送受信を無線通信によって行ってもよいし、リニアエンコーダ43bと表示装置24との間のデータ送受信を無線通信によって行ってもよい。

0090

以上、説明したように、この発明の実施の形態3では、カプセル型内視鏡に端部を接続する紐状部材上の長手方向に所定の光学パターンを形成し、かかる紐状部材をマウスピースの貫通孔に挿通し、この貫通孔内を移動する紐状部材の移動量を光学的に検出するようにし、また、かかる紐状部材の移動量に対応して変化するカプセル型内視鏡の被検体内における位置を表示出力するように構成した。したがって、かかる紐状部材の移動量を検出する機能を備えたマウスピースの小型化を促進するとともに、上述した実施の形態2と同様の作用効果を享受する被検体内導入装置を実現できる。

0091

また、この発明の実施の形態3の変形例では、上述した実施の形態3の光学パターンに代えて所定の磁気パターンを紐状部材上の長手方向に形成し、かかる紐状部材の移動量を磁気的に検出するように構成したので、上述した実施の形態3と同様の作用効果を享受する被検体内導入装置を実現できる。

図面の簡単な説明

0092

この発明の実施の形態1である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す模式図である。
図1に示す紐状部材の拡大模式図である。
実施の形態1にかかる被検体内導入装置のカプセル型内視鏡を被検体内に導入した状態を示す模式図である。
この発明の実施の形態2である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す模式図である。
この発明の実施の形態2である被検体内導入装置のリニアエンコーダと表示装置との機能構成を模式的に例示するブロック図である。
表示部に表示する被検体内模式図の具体例を示す模式図である。
この発明の実施の形態2である被検体内導入装置のカプセル型内視鏡を被検体内に導入した状態を模式的に示す模式図である。
この発明の実施の形態2の変形例である被検体内導入装置の一構成例を示す模式図である。
スライディングチューブを被検体内に導入した状態を例示する模式図である。
この発明の実施の形態3である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す模式図である。
この発明の実施の形態3である被検体内導入装置のリニアエンコーダと表示装置との機能構成を模式的に例示するブロック図である。
この発明の実施の形態3である被検体内導入装置のカプセル型内視鏡を被検体内に導入した状態を模式的に示す模式図である。
この発明の実施の形態3の変形例である被検体内導入装置の一構成例を模式的に示す模式図である。
この発明の実施の形態3の変形例である被検体内導入装置のリニアエンコーダと表示装置との機能構成を模式的に例示するブロック図である。
この発明の実施の形態3の変形例である被検体内導入装置のカプセル型内視鏡を被検体内に導入した状態を模式的に示す模式図である。

符号の説明

0093

1,21,21a,31,41 被検体内導入装置
2カプセル型内視鏡
2a機能実行部
3,22,32,42紐状部材
3aスケール
3bカラーバー
4把持部材
11 被検体
23,33,43マウスピース
23a,33a,43a貫通孔
23b,23cローラー
23d,33b,43bリニアエンコーダ
23eホイール
23fフォトインタラプタ
23g,33d,43f処理回路
24表示装置
24a 入力部
24b 表示部
24c 記憶部
24d 制御部
24e演算処理部
25ケーブル
27スライディングチューブ
27a管路
33cフォトリフレクタ
43cパッド
43d ばね
43e磁気ヘッド
100被検体模式図
M マーカ

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