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技術 印刷指示装置および印刷システム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 神嶌潔野木政延
出願日 2005年3月30日 (15年8ヶ月経過) 出願番号 2005-096790
公開日 2006年10月12日 (14年2ヶ月経過) 公開番号 2006-277439
状態 未査定
技術分野 付属装置、全体制御 プリンティングのための記録情報の処理 タイプライター等へのデジタル出力
主要キーワード のり付け 追加発注 おもて 印刷指示内容 再印刷データ 発注履歴 部単位 版下データ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年10月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

印刷物デザインを損ねることなく、様々な印刷形態に対応することができ、印刷再発注を容易に行えるようにした印刷指示装置および印刷システムを提供する。

解決手段

この印刷指示装置2は、印刷物の生成に必要な印刷情報をその識別情報ととも記憶する再印刷情報記憶手段23と、識別情報を入力する印刷・再印刷指示入力手段20と、印刷・再印刷指示入力手段20によって入力された識別情報に対応する印刷情報を再印刷情報記憶手段23から読み出し、印刷物の生成、および印刷物の付属物への識別情報の印刷を行うよう印刷装置3に対し印刷指示を行う再印刷実行手段24とを備える。印刷物の付属物に識別情報を印刷することにより、発注者は識別情報で印刷の再発注を行うことができ、受注者は、印刷の再受注の際にその識別情報を印刷・再印刷指示入力手段20に入力することで、再印刷に必要な印刷情報を取得することができる。

概要

背景

従来、印刷業界においては、顧客より依頼された印刷物について、その再印刷受注することが一般に行われている。

このために、印刷物の作成に用いた版下データ印刷指示内容(ジョブチケット)の組み合わせをシステム上に再印刷用データとして保管することも一般的である。

さらに、保存された再印刷データ識別子が付与されることにより、顧客はその識別子を基にして再発注を容易に行うことができるように、業務をシステム化することも一般的である。

しかしながら、これまでの例においては、付与された識別子は受発注のための書類あるいは、業務のためのオンラインシステム上においてのみ提示されていた。例えば、一般的な書類による受発注手続きにおいては、納品書に記載されたり、オンラインシステム上での受発注手続きにおいては、そのシステムが提供する受発注の履歴を表示する画面等において表示されたりといった手段が用いられてきた(例えば、特許文献1参照。)。

また、従来の他の画像形成装置として、印刷物にID番号をバーコードの形態で印刷し、あるいは印刷ジョブファイル名、印刷範囲)に対応するID番号を記録したRFIDタグを印刷物に付加し、その印刷物に対応する画像データをそのID番号とともに記憶装置に格納しておき、再度同じ文書を印刷するときは、印刷物上のバーコードあるいはRFIDタグからID番号をバーコードリーダあるいはタグID読取部で読み取り、記憶装置内を検索して該当する画像データを読み出して再印刷を行うものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−323270号公報(段落[0003])
特開2004−322570号公報(段落[0007]、請求項1、請求項6)

概要

印刷物のデザインを損ねることなく、様々な印刷形態に対応することができ、印刷の再発注を容易に行えるようにした印刷指示装置および印刷システムを提供する。 この印刷指示装置2は、印刷物の生成に必要な印刷情報をその識別情報ととも記憶する再印刷情報記憶手段23と、識別情報を入力する印刷・再印刷指示入力手段20と、印刷・再印刷指示入力手段20によって入力された識別情報に対応する印刷情報を再印刷情報記憶手段23から読み出し、印刷物の生成、および印刷物の付属物への識別情報の印刷を行うよう印刷装置3に対し印刷指示を行う再印刷実行手段24とを備える。印刷物の付属物に識別情報を印刷することにより、発注者は識別情報で印刷の再発注を行うことができ、受注者は、印刷の再受注の際にその識別情報を印刷・再印刷指示入力手段20に入力することで、再印刷に必要な印刷情報を取得することができる。

目的

従って、本発明の目的は、印刷物のデザインを損ねることなく、様々な印刷形態に対応することができ、印刷の再発注を容易に行えるようにした印刷指示装置および印刷システムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

印刷物の生成に必要な印刷情報をその識別情報ととも記憶する記憶手段と、前記識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記識別情報に対応する前記印刷情報を前記記憶手段から読み出し、前記印刷物の生成、および前記印刷物の付属物への前記識別情報の印刷を行うよう印刷装置に対し印刷指示を行う印刷実行手段とを備えたことを特徴とする印刷指示装置

請求項2

前記入力手段は、前記識別情報の他に前記印刷情報を入力するものであり、前記印刷実行手段は、前記入力手段に前記印刷情報が入力されたとき、前記印刷情報に固有の識別情報を生成し、前記印刷情報を前記識別情報とともに前記記憶手段に記憶し、前記印刷装置に対し印刷指示を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷指示装置。

請求項3

前記印刷情報には、印刷設定情報および印刷データが含まれることを特徴とする請求項1に記載の印刷指示装置。

請求項4

印刷装置と、前記印刷装置に対し印刷指示を行う印刷指示装置とを有する印刷システムにおいて、前記印刷指示装置は、印刷物の生成に必要な印刷情報をその識別情報ととも記憶する記憶手段と、前記識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記識別情報に対応する前記印刷情報を前記記憶手段から読み出し、印刷物の生成、および前記印刷物の付属物への前記識別情報の印刷を行うよう前記印刷装置に対し印刷指示を行う印刷実行手段とを備えたことを特徴とする印刷システム。

請求項5

前記入力手段は、前記識別情報の他に前記印刷情報を入力するものであり、前記印刷実行手段は、前記入力手段に前記印刷情報が入力されたとき、前記印刷情報に固有の識別情報を生成し、前記印刷情報を前記識別情報とともに前記記憶手段に記憶し、前記印刷装置に対し印刷指示を行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項6

前記印刷情報には、印刷設定情報および印刷データが含まれることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項7

前記印刷装置は、前記付属物として前記印刷物と同質の媒体を用いることを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項8

前記印刷装置は、前記付属物を前記印刷物から取り外し可能に前記印刷物に付属させる後処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項9

前記印刷装置は、前記印刷物を製本するとともに、前記付属物を製本せずに前記印刷物から抜き取り可能に前記印刷物に挿入する後処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項10

前記印刷装置は、前記印刷物を構成する媒体よりも弱い結合力で前記付属物を前記印刷物に結合させる後処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項11

前記印刷装置は、前記識別情報を部単位で前記付属物に印刷することを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項12

前記印刷装置は、前記識別情報を前記付属物の色に近い色で前記付属物に印刷することを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項13

前記印刷装置は、文字からなる前記識別情報を前記付属物に印刷し、前記入力手段は、前記文字を入力するキーを備えたことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項14

前記印刷装置は、文字からなる前記識別情報を前記付属物に印刷し、前記入力手段は、前記付属物に印刷された前記文字を光学的に読み取って前記識別情報を認識する読取部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項15

前記印刷装置は、機械読み取り符号からなる前記識別情報を前記付属物に印刷し、前記入力手段は、前記付属物に印刷された前記機械読み取り符号を光学的に読み取って前記識別情報を認識する読取部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

請求項16

前記印刷装置は、励起光照射によって発光する発光パターンからなる前記識別情報を前記付属物に印刷し、前記入力手段は、前記付属物に印刷された前記発光パターンに前記励起光を照射する照射部と、前記発光パターンの発光を受光して前記識別情報を読み取る読取部とを備えたことを特徴とする請求項4に記載の印刷システム。

技術分野

0001

本発明は、印刷装置に対し印刷指示を行う印刷指示装置、および印刷装置および印刷指示装置からなる印刷ステムに関する。

背景技術

0002

従来、印刷業界においては、顧客より依頼された印刷物について、その再印刷を受注することが一般に行われている。

0003

このために、印刷物の作成に用いた版下データ印刷指示内容(ジョブチケット)の組み合わせをシステム上に再印刷用データとして保管することも一般的である。

0004

さらに、保存された再印刷データ識別子が付与されることにより、顧客はその識別子を基にして再発注を容易に行うことができるように、業務をシステム化することも一般的である。

0005

しかしながら、これまでの例においては、付与された識別子は受発注のための書類あるいは、業務のためのオンラインシステム上においてのみ提示されていた。例えば、一般的な書類による受発注手続きにおいては、納品書に記載されたり、オンラインシステム上での受発注手続きにおいては、そのシステムが提供する受発注の履歴を表示する画面等において表示されたりといった手段が用いられてきた(例えば、特許文献1参照。)。

0006

また、従来の他の画像形成装置として、印刷物にID番号をバーコードの形態で印刷し、あるいは印刷ジョブファイル名、印刷範囲)に対応するID番号を記録したRFIDタグを印刷物に付加し、その印刷物に対応する画像データをそのID番号とともに記憶装置に格納しておき、再度同じ文書を印刷するときは、印刷物上のバーコードあるいはRFIDタグからID番号をバーコードリーダあるいはタグID読取部で読み取り、記憶装置内を検索して該当する画像データを読み出して再印刷を行うものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−323270号公報(段落[0003])
特開2004−322570号公報(段落[0007]、請求項1、請求項6)

発明が解決しようとする課題

0007

従来のこれらの手段においては、最終的に納品された印刷物と、受発注の履歴との関連が希薄であるため、顧客が再発注作業を行う際に所望の印刷物を再発注するために、該当する過去の発注情報をさかのぼって参照するといった必要があった。また、その際に過去の発注情報の識別子に基づいて再発注を行うと、誤った印刷物を発注損失被る可能性があった。

0008

特許文献2に記載された画像形成装置によると、限られた印刷形態でしか印刷することができず、汎用性に欠けていた。また、印刷物上のバーコードやRFIDタグによって印刷物のデザインが損なわれることもある。

0009

従って、本発明の目的は、印刷物のデザインを損ねることなく、様々な印刷形態に対応することができ、印刷の再発注を容易に行えるようにした印刷指示装置および印刷システムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、上記目的を達成するため、印刷物の生成に必要な印刷情報をその識別情報ととも記憶する記憶手段と、前記識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記識別情報に対応する前記印刷情報を前記記憶手段から読み出し、前記印刷物の生成、および前記印刷物の付属物への前記識別情報の印刷を行うよう印刷装置に対し印刷指示を行う印刷実行手段とを備えたことを特徴とする印刷指示装置を提供する。

0011

上記印刷指示装置によれば、印刷物の付属物に識別情報を印刷することにより、発注者は識別情報で印刷の再発注を行うことができる。受注者は、印刷の再受注の際にその識別情報を入力手段に入力することで、再印刷に必要な印刷情報を取得することができる。

0012

上記入力手段は、前記識別情報の他に前記印刷情報を入力するものであり、上記印刷実行手段は、入力手段に印刷情報が入力されたとき、印刷情報に固有の識別情報を生成し、印刷情報を識別情報とともに記憶手段に記憶し、印刷装置に対し印刷指示を行う構成としてもよい。

0013

上記構成によれば、初回の発注の際に、印刷情報を識別情報とともに記憶手段に記憶し、印刷物の付属物に識別情報を印刷することにより、発注者は識別情報で印刷の再発注を行うことができる。受注者は、印刷の再受注の際にその識別情報を入力手段に入力することで、再印刷に必要な印刷情報を取得することができる。

0014

上記印刷情報には、印刷設定情報および印刷データが含まれるものとしてもよい。これにより、様々な印刷形態に対応することができる。

0015

本発明は、上記目的を達成するため、印刷装置と、前記印刷装置に対し印刷指示を行う印刷指示装置とを有する印刷システムにおいて、前記印刷指示装置は、印刷物の生成に必要な印刷情報をその識別情報ととも記憶する記憶手段と、前記識別情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された前記識別情報に対応する前記印刷情報を前記記憶手段から読み出し、印刷物の生成、および前記印刷物の付属物への前記識別情報の印刷を行うよう前記印刷装置に対し印刷指示を行う印刷実行手段とを備えたことを特徴とする印刷システムを提供する。

0016

上記印刷システムによれば、印刷物の付属物に識別情報を印刷することにより、発注者は識別情報で印刷の再発注を行うことができる。受注者は、印刷の再受注の際にその識別情報を入力手段に入力することで、再印刷に必要な印刷情報を取得することができる。

0017

上記入力手段は、識別情報の他に印刷情報を入力するものであり、上記印刷実行手段は、入力手段に印刷情報が入力されたとき、印刷情報に固有の識別情報を生成し、印刷情報を識別情報とともに記憶手段に記憶し、印刷装置に対し印刷指示を行う構成としてもよい。

0018

上記構成によれば、初回の発注の際に、印刷情報を識別情報とともに格納手段に格納し、印刷物の付属物に識別情報を印刷することにより、発注者は識別情報で印刷の再発注を行うことができる。受注者は、印刷の再受注の際にその識別情報を入力手段に入力することで、再印刷に必要な印刷情報を取得することができる。

0019

上記印刷情報には、印刷設定情報および印刷データが含まれるものとしてもよい。これにより、様々な印刷形態に対応することができる。

0020

上記印刷装置は、付属物として印刷物と同質の媒体を用いることが好ましい。印刷装置による印刷物と付属物の印刷処理一貫して行うことができる。

0021

上記印刷装置は、付属物を印刷物から取り外し可能に印刷物に付属させる後処理を行うものであることが好ましい。発注の際に付属物を示して発注することが容易となる。

0022

上記印刷装置は、印刷物を製本するとともに、付属物を製本せずに印刷物から抜き取り可能に印刷物に挿入する後処理を行うものであることが好ましい。例えば、上記付属物は、印刷物を構成する媒体よりも弱い結合力で印刷物に結合することにより実現することができる。このような構成により、付属物の取り外しが容易となる。

0023

上記印刷装置は、識別情報を部単位で付属物に印刷する構成でもよい。複数の人あるいは部門にそれぞれ印刷物を提供した後、複数の人あるいは部門から再印刷の発注を行うことが可能となる。

0024

上記印刷装置は、識別情報を付属物の色に近い色で付属物に印刷してもよい。これにより、付属物のデザインを損ねることがなくなる。

0025

上記印刷装置は、文字からなる識別情報を付属物に印刷し、上記入力手段は、文字を入力するキーを備えた構成でもよい。文字で表された識別情報は、目視により認識することができる。

0026

上記印刷装置は、文字からなる識別情報を付属物に印刷し、上記入力手段は、付属物に印刷された文字を光学的に読み取って識別情報を認識する読取部を備えた構成としてもよい。これにより、文字入力の手間が省ける。

0027

上記印刷装置は、機械読み取り符号からなる識別情報を付属物に印刷し、上記入力手段は、付属物に印刷された機械読み取り符号を光学的に読み取って識別情報を認識する読取部を備えた構成としてもよい。機械読み取り符号としては、バーコード,2次元コード等の人間に見え符合や、電子透かし,ステガノフラフィー等の人間に見え難い符号が含まれる。機械読み取り符号として人間に見える符号を用いることにより、識別情報にデザインとしての機能を持たせることが可能となる。機械読み取り符号として人間に見え難い符号を用いることにより、付属物のデザインを損ねることがなくなる。

0028

上記印刷装置は、紫外線等の励起光照射によって発光する燐光等の発光成分を有する発光パターンからなる識別情報を付属物に印刷し、上記入力手段は、付属物に印刷された発光パターンに励起光を照射する紫外線ランプ等の照射部と、発光パターンの発光を受光して識別情報を読み取る読取部とを備えた構成としてもよい。

発明の効果

0029

本発明によれば、印刷物のデザインを損ねることなく、様々な印刷形態に対応することができ、印刷の再発注を容易に行えることができる。

発明を実施するための最良の形態

0030

図1は、本発明の実施の形態に係る印刷システムの構成を示す。この印刷システム1は、印刷指示装置2と、印刷指示装置2からの印刷指示あるいは再印刷指示に基づき、印刷物を生成し、その付属物に識別情報を印刷する印刷装置3とから構成されている。

0031

印刷指示装置2は、印刷指示を受け付ける印刷・再印刷指示入力手段20と、印刷装置3を用いて印刷を実行する印刷実行手段21と、初回の印刷指示については再印刷情報を再印刷情報記憶手段23に格納する再印刷情報・印刷データ格納手段22と、再印刷指示については再印刷情報記憶手段23から再印刷情報を取得する再印刷情報・印刷データ取得手段25と、再印刷情報・印刷データ取得手段25によって取得された再印刷情報に基づいて印刷装置3を用いて印刷を実行する再印刷実行手段24とを備えたものであり、このような印刷指示装置2は、例えば、パーソナルコンピュータにより実現される。

0032

印刷・再印刷指示入力手段20は、印刷業者であるオペレータが識別情報、顧客名、および印刷設定情報を入力するためのキーボードタッチパネルマウス等の入力デバイスと、CD−R等の記録メディアから原稿の印刷データを読み取る記録メディアドライバと、印刷原稿から印刷データを光学的に読み取るスキャナと、付属物に印刷されている数字を光学的に読み取って識別情報を認識する文字読取部とを備える。

0033

再印刷情報記憶手段23は、印刷情報としての印刷データおよび印刷設定情報をそれらの識別情報とともに保持するものであり、例えば、ハードディスク等の外部記憶装置や、交換可能なCD−R等の記録メディアとその記録・再生装置等により実現される。

0034

印刷装置3は、印刷設定情報に基づき印刷物を生成する印刷部30と、印刷設定情報に基づき仕分け等の後処理を行う後処理部31とを備える。

0035

印刷部30は、サイズの異なる複数の用紙を選択的に使用する機構を備え、例えば、小さな用紙を後処理部31に送ることで、付属物の用紙を製本時の綴じから除外することができるように構成されている。また、印刷部30は、電子写真方式インクジェット方式感熱転写方式等の各種の印刷方式のものを用いることができる。本発明の効果を有効とするには、この例に示す通り印刷部30と後処理部31が一体化していることが望ましいが、必須ではない。

0036

後処理部31は、バインダーテープによる綴じを実行する機構と、例えば、用紙をずらす、用紙の端面をギザギザに加工しての付着を防ぐ、といった手法により、付属物の用紙を製本時の綴じから除外する機能と、ステープルによる綴じを実行する機構と、例えば、用紙をずらす、用紙の一部を切除する、といった手法により、付属物の用紙を綴じから除外する機能とを備える。

0037

図2は、再印刷情報記憶手段23に格納されている情報を示す。再印刷情報記憶手段23には、同図に示すように、再印刷情報として、識別情報としての識別子51、顧客名52、印刷データID53、印刷設定情報54が格納される。なお、再印刷情報は、これらに限定されず、任意の項目を付加することができる。

0038

(印刷システムの動作)
次に、本印刷システム1の動作を説明する。

0039

(1)初回の印刷指示
顧客から初めて印刷指示を受け付ける場合、オペレーターは、顧客から印刷すべき原稿あるいは印刷データと印刷設定情報を受け取り、その原稿の印刷データおよび印刷設定情報を印刷・再印刷指示入力手段20により入力する。すなわち、原稿の印刷データがCD−R等の記録メディアに記録されている場合には、記録メディアドライバにより記録メディアから印刷データを読み取る。顧客から印刷原稿を紙で受けた場合には、スキャナーにより印刷原稿を光学的に読み取る。

0040

印刷・再印刷指示入力手段20は、入力された印刷データと印刷設定情報を印刷実行手段21に通知する。

0041

印刷実行手段21は、印刷・再印刷指示入力手段20から通知された印刷データと印刷設定情報との組合せに対して識別情報を付与し、その識別情報を印刷データと印刷設定情報と共に再印刷情報・印刷データ格納手段22に転送する。また、印刷実行手段21は、識別情報、印刷データおよび印刷設定情報を印刷装置3に送り、印刷装置3に印刷および後処理を行わせる。

0042

印刷装置3の印刷部30は、印刷データおよび印刷設定情報に基づいて印刷を行うとともに、印刷物に付属する用紙上に識別情報を印刷する。後処理部31は、印刷設定情報に基づき仕分け等の後処理を行う。

0043

再印刷情報・印刷データ格納手段22は、印刷データと印刷設定情報を識別情報とともに再印刷情報記憶手段23に格納する。

0044

(2)再印刷指示
オペレータは、顧客から識別情報を受け取ると、印刷・再印刷指示入力手段20に識別情報を入力する。識別情報の入力によって印刷・再印刷指示入力手段20は、再印刷指示であるとことを認識し、識別情報を再印刷実行手段24に渡す。文字からなる識別情報が印刷された付属物を顧客から渡された場合は、文字読取部によってにその文字を認識してもよい。

0045

再印刷実行手段24は、識別情報を再印刷情報・印刷データ取得手段25に通知すると、再印刷情報・印刷データ取得手段25は、識別情報に基づき、再印刷情報・印刷データ格納手段22から印刷データと印刷設定情報を検索し、再印刷実行手段24に渡す。

0046

再印刷実行手段24は、印刷データおよび印刷設定情報を取得すると、印刷データおよび印刷設定情報を、識別情報とともに印刷装置3に送り、印刷および後処理を行わせる。

0047

印刷装置3の印刷部30は、印刷データおよび印刷設定情報に基づいて印刷を行うとともに、印刷物に付属する用紙上に識別情報を印刷する。後処理部31は、印刷設定情報に基づき仕分け等の後処理を行う。

0048

(実施の形態の効果)
この実施の形態によれば、以下の効果が得られる。
(イ)顧客は、納品された印刷物が1部でも残っていた場合、その印刷物の付属物に印刷された識別情報を参照することにより、容易にそれを再発注(追加発注)することができる。また、過去の発注履歴を参照するといった煩わしさや、誤って異なる印刷物を発注することを避けることができる。
(ロ)印刷業者は、顧客から識別情報を受け取ることで、容易に間違いなく再受注を受けることができる。
(ハ)付属物の識別子記録用紙7に識別子71が印刷されているので、印刷物のデザインを損ねることがない。
(ニ)印刷設定情報を書き替えることで、様々な印刷形態に対応することができる。
(ホ)識別情報を印刷物の付属物に可視的な状態で印刷されていた場合、顧客に対して再発注の意欲喚起することができる。

0049

図3は、本発明の実施例1の成果物たる印刷物および識別子記録用紙を示す。この実施例1の成果物は、図2に示す識別子「20041209001」で識別される印刷設定情報54、すなわち「本文:A4白両面、表示:透明カバーおもてうら、印刷なし」に従って作製された印刷物6と、印刷物6に分離可能に挿入された識別子記録用紙7とからなる。

0050

印刷物6は、識別子「20041209001」の印刷設定情報に従って複数枚本文用紙61を透明カバー62A,62Bで挟み、本文用紙61および透明カバー62A,62Bをバインダーテープ63に固定して製本したものである。

0051

識別子記録用紙7は、本文用紙61と同じ紙質の用紙に、「再印刷のご用命の際は以下の番号をお知らせください」の案内文70と、識別子「20041209001」71が印刷されている。

0052

このように構成された印刷物6および識別子記録用紙7を作製するためには、印刷装置3の印刷部30が図2に示す印刷設定情報54に従い、印刷データID53に対応する印刷文をA4サイズの本文用紙61の両面に印刷し、識別子記録用紙7に案内文70および識別子71を印刷し、本文用紙61を透明カバー62A,62Bで挟むとともに、識別子記録用紙7を搬送方向に垂直な方向にオフセットして識別子記録用紙7を透明カバー62Aと本文用紙61との間に挿入し、後処理部31に出力する。

0053

後処理部31では、印刷設定情報54に基づいて、透明カバー62A,62Bおよび本文用紙61の背の部分をバインダーテープ63で固定する。このとき、識別子記録用紙7は、バイダーテープ63から離れる方向にオフセットしているので、本文用紙61と一緒に綴じられることはない。

0054

印刷物6と同一のものを注文する際は、印刷物6から識別子記録用紙7を抜いて印刷業者に提示する。印刷業者のオペレータは、識別子記録用紙7に印刷された識別子71を印刷・再印刷指示入力手段20により入力することにより、印刷物6とその付属物の識別子記録用紙7を再印刷することができる。

0055

この実施例1によれば、識別子記録用紙7は、バイダーテープ63によって綴じられないため、識別子記録用紙7を印刷物6から容易に分離することができる。

0056

なお、本文用紙61は、上記ようにバインダーテープ63に固定して製本したが、のり付けして製本してもよい。

0057

図4は、本発明の実施例2の印刷物および識別子記録用紙を示す。この実施例2は、図2に示す識別子「20041209003」で識別される注文に基づいて印刷されたものであり、印刷物6は、本文用紙61、および本文用紙61と同じ用紙からなる表紙65A,65Bが複数の箇所でステープル64によって固定され、製本されている。

0058

識別子記録用紙7は、案内文70および識別子71が印刷され、実施例1と同様に搬送方向に垂直な方向にオフセットされ表紙65Aと本文用紙61との間に挿入されている。

0059

この実施例2によれば、識別子記録用紙7は、ステープル64によって綴じられないため、識別子記録用紙7を印刷物6から容易に分離することができる。

0060

図5は、本発明の実施例3の印刷物および識別子記録用紙を示す。この実施例3は、図2には対応する印刷情報が記載されていないが、実施例1において、識別子記録用紙7のバインダーテープ63と接触する部分に突起状加工が施されて複数の突起部73が形成されたものであり、他は実施例1と同様に構成されている。

0061

複数の突起部73を有する識別子記録用紙7は、予め複数の突起部73を有する用紙を選択して給紙する機構を印刷部30に備えてもよし、そのような加工を施す機構を後処理部31に設けてもよい。

0062

この実施例3によれば、識別子記録用紙7は、複数の突起部73によってステープル64に接触したとしてもステープル64によって綴じられていないため、識別子記録用紙7を印刷物6から容易に分離することができる。

0063

図6は、本発明の実施例4の印刷物および識別子記録用紙を示す。この実施例4は、図2には対応する印刷情報が記載されていないが、印刷物6は、ステープル64によって透明カバー62A,62B、本文用紙61を部分的に固定して製本したものである。

0064

この実施例4の識別子記録用紙7は、本文用紙61と同一のサイズを有し、ステープル64の位置を逃げるように切欠き部72を有しており、他は実施例1と同様に、案内文70および識別子71が印刷されている。

0065

切欠き部72を有する識別子記録用紙7は、予め切欠き部72を有する用紙を選択して給紙する機構を印刷部30に備えてもよし、そのような加工を施す機構を後処理部31に設けてもよい。

0066

この実施例4によれば、識別子記録用紙7は、ステープル64を逃げるように切欠き部72を設けているので、ステープル64によって綴じられていないため、識別子記録用紙7を印刷物6から容易に分離することができる。

0067

なお、識別子記録用紙7は、用紙に切欠き部を形成せずに、本文用紙61のサイズよりも小さいサイズを用いてもよい。この場合も、識別子記録用紙7を印刷物6から容易に分離することができる。

0068

なお、本発明は、上記実施の形態および上記各実施例に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々変形実施が可能である。

0069

例えば、識別情報を印刷物を構成する媒体の一部、たとえば表紙の裏などに印刷してもよい。この場合、識別情報が人間には認識しづらいように媒体の色に近い色で印刷されてもよい。また、識別情報が人間には通常不可視であるが、紫外線を照射するといった手段で読み取り可能となるようにしてもよい。これにより、識別情報が印刷物のデザインを損ねることがなくなる。

0070

また、識別情報が、人間にはそれと認識されづらい手段で記録されている場合、印刷物そのものに付与することで、識別情報とそれに対応した発注内容との齟齬を生じないようにできる。

0071

また、印刷指示装置2が有する機能の一部を印刷装置3側に移してもよい。例えば、印刷実行手段21および再印刷実行手段24が有する機能のうち、印刷装置3内の機構を制御する部分は、印刷装置3側に移してもよい。

0072

上記実施の形態および上記実施例では、印刷設定情報として印刷物に関するもののみを規定したが、付属物も含めたものでもよい。

図面の簡単な説明

0073

本発明の実施の形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る再印刷情報記憶手段に格納されている情報を示す図である。
本発明の実施例1の印刷態様を示す図である。
本発明の実施例2の印刷態様を示す図である。
本発明の実施例3の印刷態様を示す図である。
本発明の実施例4の印刷態様を示す図である。

符号の説明

0074

1印刷システム
2印刷指示装置
3印刷装置
6印刷物
7識別子記録用紙
20 印刷・再印刷指示入力手段
21印刷実行手段
22再印刷情報・印刷データ格納手段
23 再印刷情報記憶手段
24 再印刷実行手段
25 再印刷情報・印刷データ取得手段
30 印刷部
31 後処理部
51識別子
52 顧客名
54印刷設定情報
61本文用紙
61 本文用紙
62A,62B 透明カバー
63バインダーテープ
64ステープル
65A,65B 表紙
70案内文
71 識別子
72切欠き部
73突起部

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