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技術 遊技機

出願人 株式会社大一商会
発明者 市原高明倉本和明高柳真
出願日 2005年3月29日 (15年10ヶ月経過) 出願番号 2005-094893
公開日 2006年10月12日 (14年4ヶ月経過) 公開番号 2006-271673
状態 拒絶査定
技術分野 弾玉遊技機の表示装置 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 表示価値 前面表面 コース外 開口部下端 排出ステージ 中空円形 滑落防止 取付ユニット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年10月12日)のものです。
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図面 (20)

課題

キャラクタ等をメインにした演出表示を楽しませながら、抽選結果の表示である変動中の装飾図柄を明確に認識できるようにすることで、演出表示によって興趣が低下するのを抑制することのできる遊技機を課題する。

解決手段

パチンコ機に、演出画像表示可能な画像表示装置42と、始動口スイッチ70a,70bからの検出信号により乱数発生手段151によって発生される乱数に応じて、画像表示装置42に、その表示領域内に小枠表示領域を表示する小枠表示領域表示手段166、小枠表示領域の外で変動装飾図柄又はキャラクタをメインとした演出表示がなされると小枠表示領域にサブとなっているキャラクタ又は変動装飾図柄をメインとした演出表示をさせるサブ表示手段167を備えた演出表示制御手段158と具備させる。

概要

背景

従来、遊技盤に表示手段を備え、数字記号等の装飾図柄からなる図柄列を表示させるようにした遊技機が知られている。この種の遊技機では、遊技媒体始動口等に入賞することで所定の抽選を行い、表示手段において複数の図柄列が変動するとともに、抽選結果に基づいてその変動が停止され、停止した図柄列の装飾図柄の組合せが、所定の条件を満たすと、大当りとなって、遊技者に有利な有利遊技状態が発生するようになっている。この遊技機では、リーチ状態となると、表示手段に種々の演出リーチ演出)を表示させて、大当りとなる期待感を高めるようにしたものもある。

この表示手段を備えた遊技機の場合、例えば、その表示領域を分割し、一方では図柄列の変動表示を行って抽選結果の表示領域とし、他方では変動表示中に始動口に入賞することで変動表示するのを保留している数等を表示する表示領域としたものが知られている(例えば、特許文献1)。或いは、分割した表示領域の一方で図柄列の変動表示を表示させると共に、他方ではキャラクタ等を表示させて所定の演出表示をするものも知られている(例えば、特許文献2)。

特開2004−147856号公報
特開2003−305206号公報

概要

キャラクタ等をメインにした演出表示を楽しませながら、抽選結果の表示である変動中装飾柄を明確に認識できるようにすることで、演出表示によって興趣が低下するのを抑制することのできる遊技機を課題する。パチンコ機に、演出画像表示可能な画像表示装置42と、始動口スイッチ70a,70bからの検出信号により乱数発生手段151によって発生される乱数に応じて、画像表示装置42に、その表示領域内に小枠表示領域を表示する小枠表示領域表示手段166、小枠表示領域の外で変動装飾柄又はキャラクタをメインとした演出表示がなされると小枠表示領域にサブとなっているキャラクタ又は変動装飾柄をメインとした演出表示をさせるサブ表示手段167を備えた演出表示制御手段158と具備させる。

目的

そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、キャラクタ等をメインにした演出表示を楽しませながら、抽選結果の表示である変動中の装飾図柄を明確に認識できるようにすることで、演出表示によって興趣が低下するのを抑制することのできる遊技機の提供を課題とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

複数の装飾図柄、キャラクタ、及び背景を表示するための表示手段と、遊技者の操作に応じて変化する遊技状態を検出する遊技状態検出手段と、該遊技状態検出手段によって検出された遊技状態に応じて所定の抽選結果を抽選する抽選手段と、該抽選手段の前記抽選結果に応じて、遊技者に所定の特典を付与する特典付与手段と、前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、前記装飾図柄、前記キャラクタ、及び前記背景の少なくとも一つを前記表示手段に動的に表示可能とされ、該表示手段の表示領域内に小枠表示領域を表示する小枠表示領域表示手段、前記小枠表示領域の外で前記装飾図柄又は前記キャラクタをメインとした演出表示がなされると前記小枠表示領域にサブとなっている前記キャラクタ又は前記装飾図柄をメインとした演出表示をさせるサブ表示手段、を備えた演出表示制御手段とを具備するものであることを特徴とする遊技機

技術分野

0001

本発明は、ぱちん遊技機(一般的に「パチンコ機」とも称する)や回胴式遊技機(一般的に「パチスロ機」とも称する)等の遊技機に関するものである。

背景技術

0002

従来、遊技盤に表示手段を備え、数字記号等の装飾図柄からなる図柄列を表示させるようにした遊技機が知られている。この種の遊技機では、遊技媒体始動口等に入賞することで所定の抽選を行い、表示手段において複数の図柄列が変動するとともに、抽選結果に基づいてその変動が停止され、停止した図柄列の装飾図柄の組合せが、所定の条件を満たすと、大当りとなって、遊技者に有利な有利遊技状態が発生するようになっている。この遊技機では、リーチ状態となると、表示手段に種々の演出リーチ演出)を表示させて、大当りとなる期待感を高めるようにしたものもある。

0003

この表示手段を備えた遊技機の場合、例えば、その表示領域を分割し、一方では図柄列の変動表示を行って抽選結果の表示領域とし、他方では変動表示中に始動口に入賞することで変動表示するのを保留している数等を表示する表示領域としたものが知られている(例えば、特許文献1)。或いは、分割した表示領域の一方で図柄列の変動表示を表示させると共に、他方ではキャラクタ等を表示させて所定の演出表示をするものも知られている(例えば、特許文献2)。

0004

特開2004−147856号公報
特開2003−305206号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、従来の遊技機では、抽選結果の表示を目的としているので、表示領域においては装飾図柄が最も判り易いように表示しており、そのため、抽選結果の表示を盛り上げるためのキャラクタ等による演出におのずと制限を科してしまいその演出表示が単調なものとなり、遊技者によっては飽きてしまい興趣を低下させてしまう問題があった。

0006

また、特許文献1及び2にあるように、表示領域を分割し、一方の領域においてキャラクタ等による演出表示を行うことで、ある程度興趣を高められることが期待できるが、分割することで一つの表示領域が狭くなり、演出表示が見辛くなるのでその表示内容が小さくても判り易い簡単なものとなり飽き易くなる問題があった。また、その表示内容は停止した図柄つまり抽選結果とは関連付けられているものの変動中の図柄の動きとは直接的には関連付けられておらず、図柄の変動表示とキャラクタ等による演出表示との一体感に乏しく、興趣を低下させる恐れがあった。

0007

そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、キャラクタ等をメインにした演出表示を楽しませながら、抽選結果の表示である変動中の装飾図柄を明確に認識できるようにすることで、演出表示によって興趣が低下するのを抑制することのできる遊技機の提供を課題とするものである。

課題を解決するための手段

0008

手段1:遊技機において、
「複数の装飾図柄、キャラクタ、及び背景を表示するための表示手段と、
遊技者の操作に応じて変化する遊技状態を検出する遊技状態検出手段と、
該遊技状態検出手段によって検出された遊技状態に応じて所定の抽選結果を抽選する抽選手段と、
該抽選手段の前記抽選結果に応じて、遊技者に所定の特典を付与する特典付与手段と、
前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、前記装飾図柄、前記キャラクタ、及び前記背景の少なくとも一つを前記表示手段に動的に表示可能とされ、該表示手段の表示領域内に小枠表示領域を表示する小枠表示領域表示手段、前記小枠表示領域の外で前記装飾図柄又は前記キャラクタをメインとした演出表示がなされると前記小枠表示領域にサブとなっている前記キャラクタ又は前記装飾図柄をメインとした演出表示をさせるサブ表示手段、を備えた演出表示制御手段と
具備する」ものであることを特徴とする。

0009

ここで、「図柄」とは、数字や記号、あるいはそれらと絵柄との組合わせ等からなる演出用の図柄である。また、「キャラクタ」とは、図柄列及び背景以外の画像を意味しており、小説漫画映画演劇などの登場人物動物、植物、又は小道具類、もしくはこの遊技機のために作成された仮想上の人物、動物、植物、又は小道具類等を例示することができる。なお、小道具類を特に「アイテム」とも称す。

0010

また、「遊技状態検出手段」とは、遊技者の操作に応じて変化する遊技状態を検出するものであり、例えば遊技媒体として遊技球を用いた遊技機においては、入賞口や始動口への入球状態を検出するスイッチ、入賞口に入球する遊技球の数をカウントするカウント手段、及び入賞に基づく抽選結果を認識する認識手段を例示することができる。

0011

更に、「表示手段」としては、液晶表示装置EL表示装置プラズマ表示装置、またはCRT等を例示することができる。

0012

また、「特典付与手段」としては、「所定数の遊技媒体を払い出すもの」、「所定数の遊技媒体が払い出される遊技媒体の入口への遊技媒体が進入する確率を高くしたり、入口を所定条件の基で開放したりするもの」、等が挙げられる。

0013

また、「小枠表示領域」とは、表示手段の既存の表示領域において表示されている表示画像に被さるように表示される表示領域のことであり、例えば、枠に囲まれた小窓状ポップアップ形式で表示される表示領域が挙げられる。なお、分割された表示領域に対して跨るように小枠表示領域を表示しても良い。

0014

更に、「装飾図柄又はキャラクタをメインとした演出表示」とは、装飾図柄とキャラクタが共に表示される演出で、例えば、装飾図柄をメインとしたものの場合は、キャラクタよりも装飾図柄の方が明確に認識できるようにしたものであり、「表示アングルを装飾図柄が主体となるようなアングルとしたもの」、「装飾図柄をキャラクタよりも大きく表示したもの」、等が挙げられ、キャラクタをメインとしたものの場合でも同様である。また、「サブ」とは、演出表示のメインを装飾図柄とした場合はキャラクタであり、メインをキャラクタとした場合は装飾図柄である。

0015

ところで、表示手段による演出表示として、装飾図柄が変動中にキャラクタ等を表示させると共に所定の演出動作をさせることで、所望の装飾図柄で停止するか否かの演出を盛り上げて興趣を高めるようにすることが考えられるが、この場合、抽選の当落を表示するのが装飾図柄のため、装飾図柄をより大きく表示し、キャラクタは相対的に装飾図柄よりも小さく表示することとなるので、キャラクタに細かい動作や表情をさせても判り辛くなり、蓋然的にキャラクタの動き等が大きく単純な動きとなるため、背景等を替えて異なる場面としてもキャラクタの動きが似たような動きとなり、飽きられ易くなり遊技者によっては興趣を低下させてしまう恐れがあった。そこで、装飾図柄よりもキャラクタを大きく表示して、キャラクタを明確にすることでより細かな動き等も判り易くしてキャラクタによる演出を多様化することが考えられるが、この場合、相対的に装飾図柄が小さくなってしまい、抽選の当落を表示すると言う本来の目的が低下してしまい、当落が判り辛くなって遊技者の興趣を低下させてしまう恐れがある。

0016

手段1の構成によると、遊技者の操作により変化する遊技状態に応じて、特典を付与するための抽選が行われ、その抽選結果に応じて遊技者に所定の特典が付与されると共に、抽選結果に応じて表示手段に小枠表示領域が表示され、その小枠表示領域以外の主表示領域で装飾図柄又はキャラクタをメインとした演出表示がなされると共に、その演出表示においてサブとなっているキャラクタ又は装飾図柄が小枠表示領域にメインとして演出表示させるものである。つまり、例えば、小枠表示領域の外の主表示領域において、装飾図柄をメインとした演出表示が行われると、小枠表示領域ではサブのキャラクタをメインとした同じ内容の演出表示がなされる。或いは、小枠表示領域の外の主表示領域において、キャラクタをメインとした演出表示が行われると、小枠表示領域ではサブの装飾図柄をメインとした同じ内容の演出表示がなされる。これによって、主表示領域の演出で装飾図柄又はキャラクタの演出が判り難くても、小枠表示領域の演出でキャラクタ又は装飾図柄の演出が判るので、装飾図柄及びキャラクタの何れの演出表示も判り易くすることが可能となり、何れの演出表示も楽しませることができるので、遊技者の興趣が低下するのを抑制することができる。

0017

また、小枠表示領域外の主表示領域において、例えば、キャラクタをメインとする演出表示をさせることができるので、キャラクタ等の動きや表情による多彩な演出が可能となると共に遊技者の興趣が高められるような演出表示をすることができる上に、小枠表示領域では装飾図柄が明確に表示されるので、抽選の当落に関する表示を確実に認識することができ、興趣が低下するのを抑制することができる。具体的には、例えば、キャラクタが装飾図柄を追いかけるような演出表示をする場合、主表示領域では、装飾図柄からキャラクタを見たようなアングルで表示したり、装飾図柄よりもキャラクタが大きくなると共にキャラクタの表情などが判るようなアングルで表示したりし、小枠表示領域では追いかけられる装飾図柄を大きく表示することで、主表示領域ではキャラクタを小枠表示領域では装飾図柄を夫々明確に認識することができ、興趣の高められる演出表示とすることができる。

0018

なお、小枠表示領域を用いた演出表示態様において、装飾図柄又はキャラクタの何れを小枠表示領域外の主表示領域でメインとして演出表示するのかを決定する方法としては、例えば、抽選手段として所定の乱数を発生させる乱数発生手段として乱数を発生させ、その乱数を基に変動表示パターンテーブルから対応する演出コマンドを選択することで、装飾図柄又はキャラクタの何れをメインとするかを決定し、その決定に基づいて小枠表示領域においてメインとするものを決定するようにすることができる。

0019

手段2:手段1の構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記小枠表示領域の外で表示される前記装飾図柄又は前記キャラクタの位置に応じて前記小枠表示領域の位置を変更させる小枠位置変更手段を更に備えている」ものであることを特徴とする。

0020

ここで、「装飾図柄又はキャラクタの位置に応じて」とは、単に装飾図柄やキャラクタ等が移動してその位置が変化するだけではなく、例えば、「背景が移動することで演出内容上装飾図柄やキャラクタの位置が変化するものも含まれる。

0021

手段2の構成によると、小枠表示領域外の主表示領域に表示される装飾図柄又はキャラクタの位置に応じて小枠表示領域の位置を変更するものである。つまり、主表示領域で表示される装飾図柄やキャラクタが小枠表示領域によって隠れてしまわないような位置に小枠表示領域を移動させるものである。具体的には、例えば、装飾図柄等が左側に表示されている場合は小枠表示領域を右側に移動させ、装飾図柄等が右側に表示されている場合は小枠表示領域を左側に移動させるものである。これによって、小枠表示領域により装飾図柄等が隠れてしまい、主表示領域に表示されている装飾図柄等が見辛くなって興趣が低下してしまうのを抑制することができる。

0022

また、例えば、主表示領域における背景の移動により、装飾図柄やキャラクタ等の移動方向が小枠表示領域により隠れてしまうような場合に、小枠位置変更手段により小枠表示領域を移動させるようにすることもでき、これにより、装飾図柄やキャラクタ等の移動する先を表示することが可能となり、これから移動する装飾図柄等の移動先での演出に思いを馳せることが可能となり、興趣を高められる効果を期待することができる。

0023

手段3:手段1又は手段2の構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記小枠表示領域の外形形状を変形させる小枠形状変形手段を更に備えている」ものであることを特徴とする。

0024

手段3の構成によると、小枠表示領域の外形形状を変形させることができるので、小枠表示領域外の主表示領域での装飾図柄やキャラクタ等の演出表示によって、小枠表示領域を小さくしたり大きくしたり、或いは、横長にしたり縦長にしたりすることができ、主表示領域に表示されている装飾図柄等が小枠表示領域により隠れて見辛くなり興趣が低下するのを抑制することができる。また、小枠表示領域を変形させることで、その変形により小枠表示領域自体に変化を付けることができ、この小枠表示領域の変形を表示手段における表示領域全体による演出表示の一つとすることが可能となり、表示手段による演出表示をより多彩なものとし飽き難いものとすることができる。

0025

また、上記の小枠位置変更手段と合わせて、小枠表示領域の位置を移動させる際に、小枠表示領域を変形させて移動させることもできる。具体的には、例えば小枠表示領域を右から左へ移動させる際に、小枠表示領域の左端を左側に伸ばすように変形させ、続けて右端を左側に移動させて元の大きさに戻すように表示させることができる。これにより、小枠表示領域の移動をコミカルな動きとさせることができ、楽しめるような演出表示をすることができる。

0026

手段4:手段1から手段3までの何れか一つの構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記小枠表示領域の外で表示される演出表示が所定条件を満たすと、メインとされている前記装飾図柄又は前記キャラクタを、該キャラクタ又は前記装飾図柄に切替えるメイン切替手段を更に備え、
該メイン切替手段によるメインの前記装飾図柄又は前記キャラクタの切替えに応じて、前記サブ表示手段は、前記小枠表示領域でのメインの前記キャラクタ又は前記装飾図柄を、該装飾図柄又は前記キャラクタに切り替える」ものであることを特徴とする。

0027

ここで、演出表示における「所定条件を満たす」とは、場面の切替となる契機の演出内容の表示がなされることであり、例えば、「トンネルへの出入り」、「昼夜の変更」、「画面ブラックアウト又はホワイトアウトする」、「場面が変わる」、「演出内容に何か(例えば、キャラクタやアイテム、装飾図柄)が追加される」、「演出内容に何か(例えば、キャラクタやアイテム、装飾図柄)が無くなる」、「演出表示内容におけるスタートである」、「演出表示内容におけるゴール終点)である」、「抽選結果の当落に関する表示が行われていない時(例えば、変動装飾図柄が表示されていない時)」、「演出内容として何かが衝突する(例えば、装飾図柄とキャラクタやアイテムと衝突する)」、「キャラクタが特徴のある動きをする」、等が挙げられる。

0028

手段4の構成によると、小枠表示領域外の主表示領域に表示されている演出内容が、所定条件を満たすと、メインとなっている装飾図柄又はキャラクタが入れ替わると共に、小枠表示領域に表示されているキャラクタ又は装飾図柄も入れ替わるものである。これにより、表示手段に表示される演出表示態様が、常に同じような表示状態が続くのを変更することができ、同じ表示状態が続くことによる飽きを防止することが可能となり、興趣が低下するのを抑制することができる。

0029

手段5:手段1から手段4までの何れか一つの構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記小枠表示領域の外で表示される演出表示が所定条件を満たすと、前記サブ表示手段による前記キャラクタ又は前記装飾図柄の表示を他の演出表示に差し替え表示差替え手段を更に備えている」ものであることを特徴とする。

0030

手段5の構成によると、小枠表示領域外の主表示領域に表示されている演出内容が、所定条件を満たすと、小枠表示領域ではキャラクタや装飾図柄による演出とは異なる演出表示に差し替えるものである。これにより、小枠表示領域にこれまで表示されていたキャラクタや装飾図柄が表示されなくなるので、それらの状態が明確には判らなくなり遊技者を困惑させたり、逆にこの先どうなるのかを期待させたりすることが可能となり、遊技者の興味を誘う演出とすることができる。

0031

また、例えば、小枠表示領域外の主表示領域での演出表示として、キャラクタ等と一緒のアイテムの中にカメラがあり、そのカメラによって撮影された映像が小枠表示領域に表示されるような演出表示態様とした場合、例えばそのカメラにもの等があたったり、カメラが移動したりするとカメラからの映像が途絶えたような演出表示(映像にノイズを入れる、ノイズだけの映像、等)をする。つまり、カメラに変化(ものがあたったり、カメラが取れたりすること等)が付与されることで所定条件を満たしたとして小枠表示領域の演出表示を所定の演出表示(例えば、ノイズだけの映像)に切り替えることで、臨場感のある演出表示とすることができる。

0032

手段6:手段1から手段5までの何れか一つの構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記小枠表示領域の外で表示される演出表示が所定条件を満たすと、前記小枠表示領域表示手段による前記小枠表示領域の表示を停止させて前記表示手段の表示領域から前記小枠表示領域を消去する小枠消去手段を更に備えている」ものであることを特徴とする。

0033

手段6の構成によると、小枠表示領域外の主表示領域の演出表示が所定条件を満たすと、小枠表示領域を消去するものである。つまり、例えば、所定条件として、演出表示の場面が変わる時、キャラクタや装飾図柄(変動装飾図柄)が表示されていない時、装飾図柄が停止して抽選結果が確定する時、等の条件を満たすと小枠表示領域を消去するものである。これにより、特に小枠表示領域においてキャラクタや装飾図柄を演出表示させる必要の無いときは、小枠表示領域を消去し、表示手段全体の表示領域を使って所定の演出表示を行うようにすることができるので、演出表示態様にメリハリを付けることが可能となり、ワクワク、ドキドキするような興趣に富んだ演出表示とすることができ、遊技者の興趣を高められる効果を期待することができる。

0034

なお、小枠消去手段により消去した小枠表示領域を、表示手段により表示されている演出表示の内容に応じて、小枠表示領域表示手段によって再び表示させるようにしても良く、これにより、演出表示態様の場面に応じて小枠表示領域を表示させたりさせなかったりすることが可能となり、更にメリハリのある演出表示とすることができる。

0035

手段7:手段1から手段6までの何れか一つの構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記小枠表示領域の外で表示される演出表示が所定条件を満たすと、前記小枠表示領域を拡張表示させる小枠拡張手段を更に備えている」ものであることを特徴とする。

0036

手段7の構成によると、小枠表示領域外の主表示領域の演出表示が所定条件を満たすと、小枠表示領域を拡張表示させるものである。つまり、例えば所定条件として、装飾図柄とキャラクタやアイテム等とが衝突した時、キャラクタが特徴のある動きをした時、装飾図柄が表示領域外へ移動する時、等の条件を満たすと小枠表示領域を拡張表示させるものである。なお、拡張表示は短時間のみ行い拡張表示された後には通常の大きさに戻るようにすることが望ましい。これにより、瞬間的に小枠表示領域が拡張するので、遊技者に「ドキッ!」とした感覚を与えることが期待でき、興趣の高められる演出表示とすることができる。

0037

手段8:手段1から手段7までの何れか一つの構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記小枠表示領域の表示におけるメインとなっている前記キャラクタ又は前記装飾図柄が、切り替えられることを示唆する切替示唆手段を更に備えている」ものであることを特徴とする。

0038

ここで、「切り替えを示唆する」ものとしては、例えば、「新しいアイテムを表示する」、「既に表示されているアイテムを表示領域外へ移動させる」、等が挙げられる。

0039

手段8の構成によると、表示手段の表示領域においてメインとなっているキャラクタ又は装飾図柄を切り替える際に、切り替えを示唆する表示をするものである。具体的には、例えば、キャラクタが手持ち式のカメラを持ちそのカメラにより撮影される装飾図柄を小枠表示領域に表示させるような演出表示の場合、切り替えの示唆として表示領域(例えば、小枠表示領域)にカメラ付きヘルメット(アイテムに相当)を表示させた上で場面を変更し、変更した場面ではキャラクタがそのヘルメットを被ってヘルメットに付いたカメラから撮ったキャラクタの顔を小枠表示領域に表示させる演出表示をする。これにより、カメラが変わるつまりメインのキャラクタや装飾図柄が替わることを認識させると共に、表示されるアイテムによって替わった後の演出表示を想像させることができ、興趣の高められる演出表示とすることができる。

0040

手段9:手段1から手段8までの何れか一つの構成において、
前記演出表示制御手段は、
「前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、前記装飾図柄からなる複数の図柄列を変動表示させると共に、該図柄列を順次停止表示させる装飾図柄変動制御手段を更に備えている」ものであることを特徴とする。

0041

手段9の構成によると、装飾図柄からなる図柄列を変動表示させる通常の図柄変動の演出表示をさせるものである。これにより、従来の遊技機においても表示されている図柄の変動表示をさせることができるので、従来の遊技機に慣れた遊技者でも違和感無く演出表示を楽しませることができ、演出表示の違和感による興趣の低下を抑制することができる。

0042

手段10:手段9の構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記装飾図柄変動制御手段による前記図柄列の変動表示中に、所定の演出表示態様に切替える演出表示態様切替手段を更に備え、
該演出表示態様切替手段により切替えられる所定の演出表示態様に、前記小枠表示領域の表示される演出表示態様が含まれる」ものであることを特徴とする。

0043

手段10の構成によると、図柄列の変動中に上述の小枠表示領域を用いた演出表示態様に切り替えて表示させるものである。つまり、この演出表示態様を一つの発展した演出表示態様として捉えるものであり、例えば、特典付与手段により特典が付与される可能性の高い時に、この演出表示態様に切り替えるようにすることで、この演出表示態様の表示価値を高めると共に、表示により特典が付与される可能性が高いことを示唆することができ、遊技者の期待感を高めることができ、興趣が低下するのを抑制することができる。

0044

また、図柄列の変動表示において、最後に停止表示される図柄列が停止表示される前の段階で既に停止表示されている図柄列の装飾図柄の組合せが所定の組合せ条件充足する(リーチ状態となる)と、上述の小枠表示領域を用いた演出表示態様に切り替えて表示させるようにしても良く、リーチとなって興趣を高められる上に、小枠表示領域を用いた演出表示態様の表示により、抽選結果が大当りなのではないかと遊技者に期待させることができ、更に興趣を高められる効果が期待できる。

0045

なお、リーチの発展として小枠表示領域を用いた演出表示態様を表示する場合、図柄列の変動開始から、抽選結果の確定表示までの時間が長くなり、遊技者によっては苛立ち等の原因となり興趣を低下させてしまう恐れがあるが、リーチとなる前の段階で、その演出表示態様に切り替えるようにしても良く、これにより、図柄列の変動開始から抽選結果の確定画面の表示までの時間を短くすることができ、長時間の演出表示による苛立ち等の発生を抑制し、興趣が低下するのを防止することができる。また、この演出表示態様に切り替えるタイミングとしては、例えば、複数の図柄列が変動を開始した直後、一つの図柄列が停止表示された後、等いずれにしても、リーチ状態となる前に切り替えることが望ましく、これにより、上記と同様の作用効果に加えて、リーチとなる前に、当りである可能性の高いこの演出表示態様が表示されるので、遊技者に意外性のある驚きを与えることができると共に、興趣を高める演出をすることができる。

0046

手段11:手段1から手段10までの何れか一つの構成において、
「前記特典付与手段は、
前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、遊技者に有利な有利遊技状態を発生させる有利遊技状態発生手段とされ、
前記小枠表示領域の表示が、前記有利遊技状態の発生する可能性が高いことを示唆する」ものであることを特徴とする。

0047

ここで、「有利遊技状態」とは、通常の遊技状態よりも遊技者に有利となる状態を意味ものであり、以下のように種々の状態を例示できる。

0048

(1)パチンコ機等の遊技機において、開閉駆動される入賞口を、所定回数繰返し開閉させたり、所定時間、あるいは遊技球が所定個数入賞するまで継続して開放させたりして、遊技球が多量に入賞口に入賞し易くした状態(所謂「大当り状態」)。

0049

(2)パチンコ等の遊技機において、大当り状態が発生する確率を通常よりも高確率とした状態、所謂「確率変動状態」。

0050

(3)パチンコ機等の遊技機において、遊技球の入賞や通過により大当り状態を発生させるか否かの抽選を行う抽選用の入球装置を、通常よりも遊技球が入球し易い状態とし、大当りの抽選が通常よりも頻繁に行われるようにした状態、所謂「時間短縮状態」。

0051

(4)スロットマシーン等の遊技機において、所定ゲームの間、遊技媒体であるメダル払出しを行う絵柄にてドラムが停止され易くした状態、所謂「ボーナスゲーム状態」。

0052

(5)スロットマシーン等の遊技機において、次回以降のゲーム状態をボーナスゲーム状態にさせるための条件であるボーナス絵柄にてドラムを停止可能とした状態、所謂「ボーナス成立状態」。

0053

(6)スロットマシーン等の遊技機において、所定ゲーム数の間、役を成立させるためのドラムの停止順序や図柄を案内する等して、役の成立を手助けする状態、所謂「アシストゲーム状態」。

0054

(7)スロットマシーン等の遊技機において、ボーナスゲーム状態、ボーナス成立状態、アシストゲーム状態等の特典状態が発生する確率を通常よりも高確率とした状態、所謂「確率変動状態」。

0055

手段11の構成によると、小枠表示領域の表示が、有利遊技状態になる可能性が高いことを示唆するものであることから、小枠表示領域の表示を強く望ませることができると共に、小枠表示領域を用いた演出表示態様に注目させることができ、その演出表示を楽しませて、興趣が低下するのを抑制することができる。

0056

また、小枠表示領域を用いた演出表示態様に遊技者が注目するため、その表示時間が長くても、遊技者が飽きたり苛立ったりし難くなるので、その演出表示態様の表示時間を長く設定することが可能となり、これにより、小枠表示領域を用いた演出表示態様を、より面白みのある内容に凝った演出をすることができ、より興趣の高められるものとすることができる。

0057

手段12:遊技機において、
「遊技媒体が打ち込まれる遊技領域内に配置され前記遊技媒体が進入可能とされた始動口と、
該始動口に進入した前記遊技媒体を検出する始動検出手段と、
該始動検出手段による前記遊技媒体の検出に応じて所定の抽選結果を抽選する抽選手段と、
該抽選手段の前記抽選結果に応じて、遊技者に所定の特典を付与する特典付与手段として、遊技者に有利な有利遊技状態を発生させる有利遊技状態発生手段と、
複数の装飾図柄、キャラクタ、及び背景を表示するための表示手段と、
前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、前記装飾図柄、前記キャラクタ、及び前記背景の少なくとも一つを前記表示手段に動的に表示可能とされ、
該表示手段の表示領域内に小枠表示領域を表示する小枠表示領域表示手段、
該小枠表示領域表示手段によって表示された前記小枠表示領域の外で前記装飾図柄又は前記キャラクタをメインとした演出表示がなされると前記小枠表示領域にサブとなっている前記キャラクタ又は前記装飾図柄をメインとした演出表示をさせるサブ表示手段、
前記小枠表示領域の外で表示される前記装飾図柄又は前記キャラクタの位置に応じて前記小枠表示領域の位置を変更させる小枠位置変更手段、
前記小枠表示領域の外形形状を変形させる小枠形状変形手段、
前記小枠表示領域の外で表示される演出表示が所定条件を満たすと、メインとされている前記装飾図柄又は前記キャラクタを、該キャラクタ又は前記装飾図柄に切替えるメイン切替手段、
前記小枠表示領域の外で表示される演出表示が所定条件を満たすと、前記サブ表示手段による前記キャラクタ又は前記装飾図柄の表示を他の演出表示に差し替える表示差替え手段、
前記小枠表示領域の外で表示される演出表示が所定条件を満たすと、前記小枠表示領域表示手段による前記小枠表示領域の表示を停止させて前記表示手段の表示領域から前記小枠表示領域を消去する小枠消去手段、
前記小枠表示領域の外で表示される演出表示が所定条件を満たすと、前記小枠表示領域を拡張表示させる小枠拡張手段、
前記小枠表示領域の表示におけるメインとなっている前記キャラクタ又は前記装飾図柄が、切替えられることを示唆する切替示唆手段、
前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、前記装飾図柄からなる複数の図柄列を変動表示させると共に、該図柄列を順次停止表示させる装飾図柄変動制御手段、
前記装飾図柄変動制御手段による前記図柄列の変動表示中に、前記小枠表示領域が表示される演出表示態様の含まれた所定の演出表示態様に切替える演出表示態様切替手段
を備えた演出表示制御手段と
を具備する」ものであることを特徴とする。

0058

手段12の構成によると、遊技媒体が始動口に進入すると、所定の抽選が行われ、その抽選の結果、当りであれば、遊技者に有利な有利遊技状態が発生するものとされ、遊技媒体が始動口に進入するように遊技者に遊技させることができる。そして、その前段階として、抽選結果に応じて、表示手段では、抽選結果を遊技者に認識させるために、複数の図柄列が変動表示し、その変動表示中に小枠表示領域が表示される演出表示態様に表示が切り替わる。そして、その演出表示態様では、表示手段に小枠表示領域が表示され、その小枠表示領域以外の主表示領域で装飾図柄又はキャラクタをメインとした演出表示がなされると共に、その演出表示においてサブとなっているキャラクタ又は装飾図柄が小枠表示領域にメインとして演出表示され、それらの表示の際に、主表示領域に表示される装飾図柄やキャラクタ等の位置に応じて小枠表示領域の位置を変更したり、小枠表示領域の外形形状を変形させたり、演出表示が所定条件を満たすとメインとサブとを切り替えたり、小枠表示手段に表示される演出表示を他の演出表示に切り替えて表示したり、小枠表示領域を消去したり、小枠表示領域を拡張表示したり、メインとサブとを切り替える際に切り替えを示唆する表示をしたりすることができるものである。これにより、キャラクタ等をメインにした演出表示を楽しませながら、抽選結果の表示である変動中の装飾図柄を明確に認識できるようにすることで、演出表示によって興趣が低下するのを抑制することができる。

0059

手段13:手段8から手段12までの何れか一つの構成において、
「前記演出表示制御手段は、
前記抽選結果に応じて、全体が少なくとも前段、中段後段の三つに区分され、前記小枠表示領域外の表示領域での演出表示が、前段では前記キャラクタをメインとする演出表示を行い、中段では前記装飾図柄をメインとする演出表示を行い、後段では前記抽選結果を表示するための前記装飾図柄をメインとした演出表示を行うと共に、前記小枠表示領域での演出表示が、前段では前記装飾図柄をメインとする演出表示を行い、中段では前記キャラクタをメインとする演出表示を行い、後段では前記小枠表示領域の表示を消去するような演出表示態様を前記表示手段に表示させる」ものであることを特徴とする。

0060

手段13の構成によると、小枠表示領域を用いた演出表示態様として、その前段において主表示領域ではキャラクタをメインとした演出表示を行い、小枠表示領域では装飾図柄をメインとした演出表示を行い、中段に入るとメイン切替手段よって主表示領域では装飾図柄をメインとした演出表示を行い、小枠表示領域ではキャラクタをメインとした演出表示を行う。そして、後段にはいると小枠表示領域を消去し表示領域全体を使って装飾図柄をメインとした抽選結果を表示するための変動装飾図柄の停止表示演出が行われるような演出表示態様を表示するものである。これにより、初めはキャラクタをメインとした興趣に溢れる演出表示をし、中段では装飾図柄をメインとしつつ小枠表示領域においてキャラクタによる演出表示を行って楽しませ、いよいよ後段において抽選結果の表示をおこなうようにしているので、抽選結果の発表(表示)に向けて徐々に興趣を高められると共に、その途中で飽きたりするのを防止することができ、興趣が低下するのを抑制することができる演出表示態様を表示することができる。

0061

手段14:手段1から手段13までの何れか一つの構成において、
「前記抽選手段及び前記特典付与手段を少なくとも制御する主基板と、
該主基板から送信されるコマンドに基づいて、前記演出表示制御手段を少なくとも制御する周辺基板とを具備し、
該周辺基板は、
前記主基板から送信される所定の変動表示パターンコマンドを受信すると、該変動表示パターンコマンドに応じて前記演出表示制御手段によって、前記小枠表示領域を表示させると共に、該小枠表示領域の外で前記装飾図柄又は前記キャラクタをメインとした演出表示がなされると前記小枠表示領域にサブとなっている前記キャラクタ又は前記装飾図柄をメインとした演出表示をする演出表示態様を前記表示手段に表示させる」ものであることを特徴とする。

0062

手段14の構成によると、遊技機における制御が、コンピュータを用いてなる主基板とコンピュータを用いてなる周辺基板とで分担される。そして、主基板にて、夫々、遊技の実態において特に重要な部分である抽選手段、及び特典付与手段の制御を行う。一方、この主基板からのコマンドに基づいて、周辺基板にて、遊技の演出に重要な役割を果たす演出表示制御手段の制御して所定の演出表示態様を表示手段に表示する制御が行われる。よって、主基板の負担を大きくすることなく、表示手段にて、遊技者の要望に対応した多彩な演出表示を容易に実現させることができると共に、多彩な演出表示による遊技の制御への影響を可及的に低減することができ、上記の作用効果を確実に奏することのできる遊技機を実現することができる。なお、周辺基板とは主基板以外の基板のことである。

0063

なお、主基板では、抽選手段を乱数発生手段とし、発生した乱数により変動表示パターンテーブルから対応する変動表示パターンコマンドを選択して周辺基板に送信するようにし、周辺基板では、変動表示パターンコマンドの受信により所定の乱数を発生させ、その乱数に基づいて変動表示パターンサブテーブルから演出表示態様における個々の演出態様を選択して、実際に表示される表示コマンドを設定しその表示コマンドに基づいて演出表示制御手段で所定の演出表示態様を表示させるようにしても良く、上記と同様の作用効果を奏することができる。

0064

また、表示手段とは別に特別図柄表示器を備えた遊技機では、その特別図柄の表示を制御する特別図柄表示手段を主基板に備えることが望ましい、これにより、主基板内で特別図柄の表示を制御できるので、仮に周辺基板に不具合等が発生して表示手段に正しい抽選結果が表示されないような事態になっても、特別図柄表示器において確実に正確な抽選結果を表示させることができるので、不測の事態に対応することができると共に、不測の事態が発生した際に、遊技者に不快な思いをさせるのを抑制することができる。

0065

手段15:手段1〜手段14までの何れか一つの構成において、
前記遊技機は、パチンコ遊技機であることを特徴とする。
パチンコ遊技機とは、「操作ハンドルの操作に対応して遊技球を発射する発射装置と、多数の障害釘センター役物、表示手段等の適宜の機器が組み込まれたり、始動入賞口、大入賞口、通過口、到達口等の遊技球が入球する適宜の入球口が設けられた遊技領域と、発射装置から遊技領域に遊技球を導くレールと、遊技領域に導かれた遊技球の入球口への入球に応じたり、複数の入球口への遊技球の入球態様に応じて、所定数の遊技球を賞球として払い出す払出手段とを具備するもの」である。
なお、パチンコ遊技機としては、種々のタイプのものがあり、一般に「デジパチ」と称されるものに代表される「入球口への入球状態を検出する入球状態検出手段(すなわち遊技状態検出手段)と、入球状態検出手段によって入球が検出されると所定の抽選を行う抽選手段と、抽選手段の抽選結果に応じて特別図柄を変動させると共に変動を停止させる特別図柄表示手段とを備えたもの」や「加えて、特別図柄の変動中に、複数の装飾図柄からなる装飾図柄列を変動表示させるとともに、所定のタイミングでキャラクタ等を出現させる演出表示手段を更に具備するもの」、一般に「ハネモノ」と称されるものに代表される「役物内での遊技球の振分けによって抽選を行う抽選手段を備えたもの」、一般に「アレパチ」と称されるものに代表される「例えば16個等の所定個数の遊技球により1ゲームが行われ、1ゲームにおける複数の入球口への遊技球の入球態様に応じて所定個数の遊技球の払出しを行うもの」等を例示することができる。

0066

手段15によると、パチンコ遊技機において、手段1〜手段14までのいずれかの作用効果を奏することができる。

0067

手段16:手段1〜手段14までの何れか一つの構成において、
前記遊技機は、停止操作機能付きスロットマシーンであることを特徴とする。
停止操作機能付きスロットマシーンとは、遊技媒体としてメダルを使用し、メダルの投入後、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に応じて複数の図柄からなる図柄列を変動表示させるとともに、その後、停止用操作手段(例えばストップタン)の操作に応じて図柄列の変動を停止させるものである。なお、所定時間が経過しても停止用操作手段が操作されない場合には、所定時間経過したことに応じて図柄列の変動を停止させるものであってもよい。そして、図柄列の変動停止時における図柄の組合わせが特定の条件を満たす場合に、遊技者に有利な特別有利状態としてメダルを払い出すものである。

0068

手段16によると、停止操作機能付きスロットマシーンにおいて、手段1〜手段14までのいずれかの作用効果を奏することができる。

0069

手段17:手段1〜手段14までの何れか一つの構成において、
前記遊技機は、パチンコ遊技機と停止操作機能付きスロットマシーンとを融合させてなる遊技機であることを特徴とする。
ここで、「パチンコ遊技機と停止操作機能付きスロットマシーンとを融合させてなる遊技機」とは、複数個(例えば5個)の遊技球を1単位として投入した後、始動用操作手段(例えば操作レバー)の操作に応じて複数の図柄からなる図柄列を変動表示させるとともに、その後、停止用操作手段(例えばストップボタン)の操作に応じて図柄列の変動を停止させるものである。なお、所定時間が経過しても停止用操作手段が操作されない場合には、所定時間経過したことに応じて図柄列の変動を停止させるものであってもよい。そして、図柄列の変動停止時における図柄の組合わせが特定の条件を満たす場合に、遊技者に有利な特別有利状態として遊技球を払い出すものである。

0070

手段17によると、パチンコ遊技機と停止操作機能付きスロットマシーンとを融合させてなる遊技機において、手段1〜手段14までのいずれかの作用効果を奏することができる。

発明の効果

0071

このように、本発明によれば、キャラクタ等をメインにした演出表示を楽しませながら、抽選結果の表示である変動中の装飾図柄を明確に認識できるようにすることで、演出表示によって興趣が低下するのを抑制することのできる遊技機を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0072

以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。先ず、図1乃至図3を参照して実施形態に係るパチンコ機の全体構成について説明する。図1は、パチンコ機を示す正面図である。図2は、本体枠及び前面枠を開放した状態のパチンコ機を示す斜視図である。図3は、パチンコ機1の裏面構成を示す背面図である。

0073

図1に示すように、遊技機としてのパチンコ機1は、外枠2、本体枠3、遊技盤4、前面枠5等を備えて構成されている。外枠2は、上下左右枠材によって縦長四角形の枠状に形成され、外枠2の前側下部には、本体枠3の下面を受ける下受板6を有している。外枠2の前面一側には、ヒンジ機構7によって本体枠3が前方に開閉可能に装着されている。また、本体枠3は、前枠体8、遊技盤装着枠9、及び機構装着枠10を合成樹脂材によって一体成形することで構成されている。本体枠3の前側に形成された前枠体8は、外枠2前側の下受板6を除く外郭形状に対応する大きさの矩形枠状に形成されている。なお、本実施形態では、パチンコ機1の正面を視認する視線方向を前側(前面側)とし、これとは反対側(例えば、前枠体8に対する本体枠3側)を後側(背面側)とする。

0074

また、本体枠3は、合成樹脂材によって一体に形成されると共に、前面側に遊技盤装着枠9が背面側に機構装着枠10がそれぞれ形成されている。これによって、合成樹脂製の本体枠3は、従来の前枠(内枠、前面枠等と呼ばれることがある)と、機構板裏機構板裏セット板等と呼ばれることがある)との機能を兼ね備えている。

0075

前枠体8の後部に一体的に形成された遊技盤装着枠9には、遊技盤4が前方から着脱交換可能に装着されるようになっている。また、遊技盤装着枠9の左側部には、係合突部33が上下に2つ形成され、遊技盤装着枠9の右側部には、係合凹部36(図24参照)が上下に2つ形成されている。また、遊技盤4の盤面(前面)の左側部には係合突部33と対応する係止穴34が上下に2つ形成され、遊技盤4の盤面の右側部には係合凹部36と対応する係合フック35が上下に2つ形成されている。係合フック35は、遊技盤4と遊技盤装着枠9とを係脱可能に係止する。

0076

また、遊技盤4の盤面には、外レール内レールとを備えた案内レール11が設けられている。また、遊技盤装着枠9よりも下方に位置する前枠体8の前側下部の一側寄りには、下部スピーカ14が装着されている。また、前枠体8前面の下部領域内の上側部分には、遊技盤4の発射通路に向けて遊技球を導く発射レール15が傾斜状に装着されている。一方、前枠体8前面の下部領域内の下側部分には、下前面部材16が装着されている。下前面部材16前面のほぼ中央には、下皿17が設けられ、片側寄りには操作ハンドル18が設けられている。

0077

また、図2に示すように、本体枠3(前枠体8)のヒンジ機構7が設けられる側とは反対側となる開放側の後面には、外枠2に対して本体枠3を施錠する機能と、本体枠3に対して前面枠5を施錠する機能とを兼ね備えた施錠装置19が装着されている。施錠装置19は、外枠2に設けられた閉止具20に係脱可能に係合して本体枠3を閉鎖状態に施錠する上下複数の本体枠施錠フック21と、前面枠5の開放側の後面に設けられた閉止具22に係脱可能に係合して前面枠5を閉鎖状態に施錠する上下複数の扉施錠フック23とを備えている。

0078

しかして、シリンダー錠24の鍵穴に鍵が挿入されて一方向に回動操作されることで、本体枠施錠フック21と外枠2の閉止具20との係合が解除されて本体枠3が解錠され、これとは逆方向に鍵が回動操作されることで、扉施錠フック23と前面枠5の閉止具22との係合が解除されて前面枠5が解錠されるようになっている。なお、シリンダー錠24の前端部は、パチンコ機1の前方から鍵を挿入して解錠操作が行えるように、前枠体8及び下前面部材16を貫通して下前面部材16の前面に露出して配置されている。

0079

なお、本実施例では、時計回り方向に鍵を回動操作することで外枠2に対して本体枠3が解錠され、反時計回り方向に鍵を解錠操作することで本体枠3に対して前面枠5が解錠される。このように、回動操作の方向を異ならせるだけで、本体枠3又は前面枠5のいずれかを解錠させることができる。また、施錠装置19は、本体枠3を閉塞状態に施錠したときに、鍵以外の外部操作によって本体枠施錠フック21と外枠2の閉止具20との係合が解除されないように本体枠施錠フック21をロックするロック機構をさらに備えている。しかして、本体枠3を閉塞状態に施錠したときには、ロック機構により本体枠施錠フック21がロックされる。また、本体枠施錠フック21よりも外枠2と本体枠3(前面枠8)との間隙に近い側(図2において右側方)にリブ突設形成され、当該リブにより本体枠施錠フック21が外枠2と本体枠3(前面枠8)との間隙から針金等を差し込んで直接本体枠施錠フック21を操作しようとしてもリブに当接する。従って、外枠2と本体枠3(前面枠3)との間隙から針金等により本体枠3を不正に解錠する不正行為を防止することができる。

0080

本体枠3前面の一側には、ヒンジ機構25によって前面枠5が前方に開閉可能に装着されている。前面枠5は、扉本体フレーム26、上皿28を備えて構成されている。扉本体フレーム26は、プレス加工された金属製フレーム部材によって構成され、前枠体8の上端から下前面部材16の上縁に亘る部分を覆う大きさに形成されている。扉本体フレーム26のほぼ中央には、後述する遊技盤4の遊技領域12を前方から透視可能なほぼ円形状の開口窓30が形成されている。また、扉本体フレーム26の後側には、開口窓30よりも大きい矩形枠状をなす窓枠31が設けられ、該窓枠31には、透明板32が装着されている。

0081

なお、本実施例では、遊技盤4の下方にシリンダー錠24を配置し、遊技盤4の右方に配置された施錠装置19を薄型化することで、遊技盤4に形成された遊技領域12の面積を従来よりも拡大することができ、遊技者の視認に対する興趣を高めることができる。また、遊技領域12を拡大することで、遊技領域12の中央部分に後述するセンターユニット40が配置されても、該センターユニット40の下方に配置された可変入賞装置70に遊技球を誘導し難いとの印象を与えることがない。また、遊技領域12の拡大に合わせて前面枠8の開口窓30も拡大され、該前面枠8の剛性が低下することとなるが、上皿28を一体的に構成する前面枠8とすることで、前面枠8の剛性の低下を抑制している。

0082

扉本体フレーム26の前側には、開口窓30の周囲において、下部に上皿28が前面枠8と一体的に設けられ、左右両側部に枠ランプ27が、上部に上部スピーカ29が装着されている。なお、枠ランプ27は、後述する画像表示装置42(図柄表示手段、画像表示手段)にて実行される演出の演出態様に応じて点灯消灯制御され、上部スピーカ29及び上述した下部スピーカ14は、画像表示装置42にて実行される演出の演出態様に応じて複数種類音出力態様音出力制御が実行される。このように、画像表示装置42にて実行される演出に同期して枠ランプ27の点灯・消灯制御、上部スピーカ29及び下部スピーカ14の音出力制御、を実行することにより演出効果を高め、遊技者の興趣を向上させるためのものである。また、上部スピーカ29及び下部スピーカ14では、不正行為が実行されたことを報知する警告音、遊技に関するエラー状態が発生したことを報知する情報音、等の出力も行われる。

0083

次に、本体枠3の裏面構成について説明すると、図3に示すように、本体枠3の裏面上側には、遊技島に設置される球揚送装置から供給される遊技球を貯留する球タンク140と、球タンク140と払出装置109とを接続し、球タンクに貯留される遊技球を流下せしめるタンクレール141と、が配置されている。なお、タンクレール141によって球タンク140と接続される払出装置109は、ユニット状に形成され、タンクレール141からの遊技球を受け入れて遊技球の払い出しを指示する信号に基づいて所定個数の遊技球を払い出す。

0084

また、タンクレール141の下方には、基板等が内蔵される基板保護カバー142が設けられている。なお、基板保護カバー142は、タンクレール141から落下した球によってこれら基板類が損傷するのを防止すると共に、各基板への不正行為を防止する役割を担っている。また、基板保護カバー142は、パチンコ機1の背面側に張り出しており、その下方に主基板101が配置されている。また、主基板101の遊技盤4背面側にはサブ統合基板111(図5に符号のみ記載)が配置されている。しかして、主基板101及びサブ統合基板111の上方がパチンコ機1の背面側に張り出した基板保護カバー142によって覆われ、タンクレール141から落下した球によって主基板101及びサブ統合基板111が損傷するのを防止している。

0085

また、本体枠3の裏面下側一側に発射装置135が取り付けられている。この発射装置135は、発射レール15に送られた球を発射する発射ハンマーと、発射ハンマーに往復回動動作を付与する発射モータ等を集約して設けることにより構成され、操作ハンドル18と関連付けられている。また、発射装置135の右側方には、払出基板105が設けられている。払出基板105は、主基板101からの遊技球の払い出しを指示する払出コマンドを受信したことに基づいて払出装置109を駆動制御する。

0086

次に、遊技盤4に設けられる各種構成部材及び装置について図4を参照して説明する。図4は、遊技盤4を示す正面図である。

0087

上述した案内レール11の内側には、遊技領域12が区画形成され、遊技領域12の中央部分には、センターユニット40が配設されている。なお、センターユニット40の正面左上部、及び、左右下端部には、遊技球が通過可能な通路が形成されると共に遊技球が通過したことに基づいて揺動する揺動通路部材43(球通過部)が設けられている。また、センターユニット40の正面右上部には、遊技盤4の前面に対して略水平(略平行)に回転駆動制御される回転役物61が設けられている。本実施形態では、回転役物61は作動(駆動)時においては常に時計回りに回転駆動される。

0088

さらに、センターユニット40には、前記回転役物61の背面内部に図示しない球通過経路が形成されると共に、前記回転役物61の左側方に球通過経路の入口40aが、前記回転役物61の右側方に球通過経路の出口40bが設けられている。また、センターユニット40における回転役物61の下部には、遊技球が通過可能な通路が形成された球通路部材49(球通過部)が設けられている。

0089

また、センターユニット40の正面左上部(センターユニット40の正面左上部に設けられた揺動通路部材43の上方)には、発光体(本実施形態では、LED)の点灯制御により普通図柄の変動表示を行う普通図柄表示器44が設けられている。本実施形態では、普通図柄表示器44に内蔵されるLEDを赤色と、緑色と、に交互に点灯することにより普通図柄を変動表示し、所定期間経過後に赤色、又は、緑色、の一方で停止表示することにより普通図柄の表示結果導出する。

0090

また、普通図柄表示器44の右上方には、複数個の発光体(本実施形態では、4個のランプ)により構成され、点灯・消灯制御される普図始動記憶LED48が設けられている。また、普図始動記憶LED48の下方には、遊技状態に応じて発光体(本実施形態では、LED)を点灯制御する状態表示LED45が設けられている。普通図柄表示器44、普図始動記憶LED48及び状態表示LED45の前面には各々に対応した装飾レンズカバーが設けられている。

0091

また、センターユニット40の中央後方には、画像表示装置42が視認可能に設けられている。なお、本実施形態では、画像表示装置42は、左・中・右の3つの領域を有し、各領域にて各々が識別可能な複数種類の装飾図柄の変動表示を行うものである。また、画像表示装置42には、装飾図柄とは異なる演出画像表示制御される。

0092

また、画像表示装置42の上方には、パチンコ機1前下方に光照射する上部ランプ88が設けられ、その一部が視認可能となっている。上部ランプ88は、画像表示装置42にて実行される演出と同期して点灯・消灯制御され、画像表示装置42にて表示制御される内容の演出効果を高めるためのものである。

0093

また、画像表示装置42の上方左右方向略中央には、特別図柄表示器41が視認可能に設けられている。なお、特別図柄表示器41は、複数個の発光体(本実施形態では、4個のLED)によって構成され、これらの発光体を所定の態様で点灯・消灯制御することにより特別図柄を変動表示し、特別図柄の表示結果として所定の態様でLEDを点灯するものである。また、特別図柄表示器41の左側方には、複数個の発光体(本実施形態では、○及び×が付された2個のLED)により構成され、点灯・消灯制御される大当り種類表示LED46が設けられている。

0094

また、画像表示装置42の前方下部には、センターユニット40の左上部に設けられた揺動通路部材43及びセンターユニット40の回転役物61の下部に設けられた球通路部材49によって誘導された遊技球が転動可能なステージ50(球転動面)が設けられている。

0095

また、センターユニット40の一部を構成すると共に、センターユニット40の外縁を形成する前面装飾体80(装飾部材)が設けられている。しかして、前面装飾体80には、上述した揺動通路部材43、球通路部材49が設けられると共に、普通図柄表示器44、普図始動記憶LED48、及び状態表示LED45に対応する装飾レンズカバーが設けられている。

0096

さらに、前面装飾体80の下縁部には、前記ステージ50の一部を構成する排出ステージ80a(球転動面)が形成されている。排出ステージ80aは、パチンコ機1手前方向に所定の角度で傾斜してステージ50上を転動する遊技球を遊技領域12に排出可能にする。

0097

また、前面装飾体80は、遊技領域12における遊技球の流下を規制するように遊技盤4の盤面から前方に所定の厚みを有してなり、遊技領域12を流下してきた遊技球が前面装飾体80の外壁に接触することで、前面装飾体80の左右両側の一方に誘導されると共に、前記画像表示装置42の視認及び回転役物61の回転駆動を妨げないように遊技球の進入を阻止している。

0098

しかして、前面装飾体80の外壁の一部には、前記球通過経路の入口40a、球通路部材49の入口、及び左上部に設けられた揺動通路部材43の入口、が形成されている。

0099

センターユニット40の左側方には、ゲート74が設けられている。ゲート74には、ゲート74を通過した遊技球を検出するゲートスイッチ74a(図6参照)が設けられている。なお、上述した普通図柄表示器44における普通図柄の変動表示は、ゲート74を遊技球が通過し、ゲートスイッチ74aにより遊技球が検出されたことに基づいて開始される。即ち、ゲートスイッチ74aによる遊技球の検出に応じて普通図柄表示器44における普通図柄の変動表示が許可される。

0100

また、センターユニット40の中央下方には、可変入賞装置70が配設されている。可変入賞装置70は、上方から遊技球が入賞可能な第1始動口72(始動入賞口)と、第1始動口72の下方に設けられた第2始動口73(始動入賞口)と、第1始動口72に入賞した遊技球を検出する始動口スイッチ70a(図5に符号のみ記載:始動検出手段)と、第2始動口73に入賞した遊技球を検出する始動口スイッチ70b(図5に符号のみ記載)と、を備えている。また、第2始動口73の両側には、ソレノイド71aにより下部を支点として回動可能な一対の可動片71が設けられている。第2始動口73は、通常、上方に位置する第1始動口72と、第2始動口73の両側に位置する可動片71により塞がれて遊技球が入賞不可能な閉塞状態となっており、ソレノイド71aを可動して可動片71を回動させ、遊技球が左右方向から入賞可能な開放状態に制御する。また、第1始動口72に遊技球が入賞し、始動口スイッチ70aによって検出されたことに基づいて所定数(例えば、3個)の遊技球の払い出しが行われ、第2始動口73に遊技球が入賞し、始動口スイッチ70bによって検出されたことに基づいて所定数(例えば、4個)の遊技球の払い出しが行われる。

0101

なお、前記前面装飾体80の下縁部に形成された排出ステージ80aは、可変入賞装置70の真上に位置しており、これによって排出ステージ80aから排出された遊技球は、第1始動口72及び第2始動口73に入賞し易くなっている。但し、排出ステージ80aの球排出部分は、遊技球の直径寸法に比べて幅広に形成されている。このため、排出ステージ80aでの遊技球の排出部分によって第1始動口72又は第2始動口73に遊技球が入賞する割合が様々に異なるようになっている。即ち、排出ステージ80aから排出された遊技球が第1始動口72及び第2始動口73に入賞し易い構成とは、遊技球がステージ50上を転動(後述する円形誘導部54上での転動を含む)することなく第1始動口72又は第2始動口73に入賞する場合に比べて入賞し易いことをいい、排出ステージ80aから排出された遊技球は、必ずしも第1始動口72又は第2始動口73に入賞するものではない。

0102

また、前面装飾体80の左右下端部に設けられる揺動通路部材43に遊技球が進入することにより、可変入賞装置70が配設する遊技領域12の中央方向に遊技球を誘導可能になる。即ち、前面装飾体80の正面左上部に設けられた揺動通路部材43及び前記球通路部材49によって遊技球がステージ50に誘導されなかった場合にも、前面装飾体80の左右下端部に位置する揺動通路部材43に遊技球が進入することにより可変入賞装置70が配設する遊技領域12の中央方向に誘導されるため、遊技領域12の中央方向に遊技球が誘導されない場合に比べて第1始動口72及び第2始動口73への入賞率が高まる。なお、揺動通路部材43は、遊技球が通過したときに遊技盤4の前面表面上に垂直に突出した回転軸を中心として左右に揺動する。このように、遊技球が通過したときに揺動通路部材43が左右に揺動するため、遊技球の通過を確認できると共に、遊技に変化を与えることができ、遊技者を飽きさせないようにすることができる。

0103

このように、揺動通路部材43に遊技球が進入することによりステージ50上に遊技球を誘導するか、又は、可変入賞装置70が配設する遊技領域の中央方向に遊技球を誘導するため、揺動通路部材43に遊技球が進入したときに第1始動口72及び第2始動口73への入賞に対する期待感を高めることができる。

0104

可変入賞装置70の下方には、大入賞口開閉装置75(大入賞口装置)が配設されている。大入賞口開閉装置75は、内部に所定の領域の大入賞口を有している。また、大入賞口は、その入口が横長長方形状に形成され、大入賞口開閉装置75は、大入賞口の入口の前面に設けられ、ソレノイド76aにより下部を支点として回動可能な前面扉76と、大入賞口に入賞した遊技球を検出するカウントスイッチ75a(図5に符号のみ記載)と、を備えている。なお、大入賞口開閉装置75は、通常、前面扉76が起立し、大入賞口の入口を塞ぐことで遊技球が入賞不可能な閉塞状態に制御され、ソレノイド76aを可動し、前面扉76の下部を支点としてパチンコ機1手前方向に回動させ、遊技球が入賞可能な開放状態に制御する。また、大入賞口に遊技球が入賞し、カウントスイッチ75aによって検出されたことに基づいて所定数(例えば、14個)の遊技球の払い出しが行われる。

0105

また、大入賞口開閉装置75の下方となる遊技領域12の最下部には、遊技領域12を流下していずれの入賞口や入賞装置にも入賞しなかった遊技球を遊技領域12から排出するアウト口77が設けられている。また、遊技領域12には、上方から遊技球が入賞可能な複数の一般入賞口13も設けられ、一般入賞口13に遊技球が入賞したことに基づいて所定数の遊技球の払い出しが行われる。なお、一般入賞口13に入賞した遊技球は一般入賞口スイッチ13a(図5に符号のみ記載)によって検出され、一般入賞口13に遊技球が入賞し、一般入賞口スイッチ13aによって検出されたことに基づいて所定数(例えば、10個)の遊技球の払い出しが行われる。

0106

なお、図示しないが、遊技盤4の遊技領域12に設けられるセンターユニット40等の各装置には複数のランプ及びLED等が設けられている(例えば、上部ランプ88等)。そして、画像表示装置42にて実行される演出の演出態様に応じてランプ及びLED等を点灯・消灯制御することにより演出効果を高めている。以下、これらのランプ及びLEDを遊技盤ランプということがある。また、図示しないが、遊技盤4の前面(遊技領域12が形成される側)には遊技球の流下方向を変化させ、遊技球の挙動を面白くする複数の障害釘が突設している。

0107

図5は、主基板グループ及び周辺基板グループにおける回路構成の一例を示すブロック図である。なお、主基板グループ及び周辺基板グループを構成する各種基板は遊技盤4の背面側に取り付けられる。

0108

主基板グループは、主基板101及び払出基板105によって構成されている。主基板101は、中央演算装置としてのCPU102(特典付与決定手段)、読み出し専用メモリとしてのROM103、読み書き可能メモリとしてのRAM104を備えている。CPU102は、ROM103に格納されている遊技制御プログラムを実行することによりパチンコ機1で行われる各種遊技を制御する共に、周辺基板グループ、払出基板105、に送信するコマンド(演出コマンド、払出コマンド等)を作成したりする。また、RAM104には、主基板101で実行される種々の処理において生成される各種データや入力信号等の情報が一時的に記憶される。

0109

なお、主基板101には、ゲートスイッチ74a、始動口スイッチ70a,70b、カウントスイッチ75a、一般入賞口スイッチ13a、等からの検出信号が入力される。そして、CPU102は、これら入力された検出信号に応じた処理を実行する。即ち、入力された検出信号に基づいてソレノイド71a,76a、特別図柄表示器41、普通図柄表示器44、特図始動記憶ランプ47(発光部材)、普図始動記憶LED48、状態表示LED45、大当り種類表示LED46、等へ駆動信号を出力する。さらに、払出基板105に入賞に応じた遊技球の払い出しを指示する払出コマンドを出力する。

0110

また、払出基板105は、中央演算装置としての払出CPU106、読み出し専用メモリとしての払出ROM107、読み書き可能メモリとしての払出RAM108を備えている。なお、上述した始動口スイッチ70a,70b、カウントスイッチ75a、一般入賞口スイッチ13a、等により遊技球が検出されたときに、各スイッチから検出信号が主基板101に入力され、検出信号が入力されたことに基づいて主基板101に搭載されるCPU102から払出基板105に遊技球の払い出しを指示する払出コマンドが送信される。そして、払出基板105は、主基板101から受信した払出コマンドを処理し、払出装置109(払出モータ)に払出コマンドに応じた個数の払い出しを実行するための駆動信号を出力する。駆動信号が入力されたことに基づいて払出装置109により遊技球の払い出しが行われる。

0111

また、払出基板105には、遊技球を遊技領域12に向けて発射する発射モータを備えた発射装置135も接続される。そして、操作ハンドル18が操作されたことに基づいて発射装置135によって発射モータを駆動し遊技球を打ち出す。なお、図示しないが発射装置135には、操作ハンドル18には遊技者が触れていることを検知するタッチセンサが内蔵され、タッチセンサによって遊技者が触れていることを検知し、さらに操作ハンドル18が操作されたことに基づいて発射装置135により発射モータを駆動可能な状態となる。なお、下皿が満タンになったことを検出する下皿満タンスイッチを設け、下皿満タンスイッチからの検出信号が入力されたときに操作ハンドル18の操作を受付不能な状態に制御し、発射装置135による発射モータの駆動不可能な状態にしてもよい。即ち、払出装置109から払い出された遊技球は上皿28に貯留されるが、上皿28に貯留しきれない遊技球の払い出しが行われた場合には、上皿28と連通した下皿17に貯留される。この状態でさらに払出装置109からの遊技球が払い出された場合に下皿17が満タンとなったことを検出する下皿満タンスイッチによって検出信号を出力し、この検出信号が入力されたときに操作ハンドル18の操作を受付不能な状態に制御してもよい。この場合には、下皿満タンスイッチからの検出信号が入力されなくなったことに基づいて操作ハンドル18の操作を受付可能な状態へ制御するように構成してもよい。

0112

周辺基板グループは、サブ統合基板111、ランプ中継基板119、役物制御基板115、及び、表示制御基板120によって構成される。サブ統合基板111は、統合CPU112(図柄表示制御手段)、統合ROM113、統合RAM114を備えている。また、サブ統合基板111は、音出力に関する制御を行う音源IC128、及び、音出力に関する読み出し専用メモリとしての音ROM127も備えている。統合CPU112は、統合ROM113に格納されている演出制御プログラムを実行することにより主基板101から受信された演出コマンドにもとづく処理を実行する。また、統合RAM114には、サブ統合基板111で実行される種々の処理において生成される各種データ、入出力信号、主基板101から受信した演出コマンド、等の情報が一時的に記憶される。そして、統合CPU112は、RAM114に記憶されている主基板101から受信した演出コマンドを読み出し、読み出した演出コマンドに基づいて表示制御基板120に表示コマンドを送信したり、ランプ中継基板119に役物演出コマンドおよび駆動信号を送信したり、音源IC128によって演出コマンドにもとづく音出力態様を音ROM127から読み出し、読み出した音出力態様に応じた駆動信号を上部スピーカ29、及び、下部スピーカ14に出力したり、枠ランプ27に駆動信号を出力したりする。

0113

ランプ中継基板119は、サブ統合基板111から受信した役物演出コマンドを遊技盤ランプ及び役物制御基板115に送信する。なお、ランプ中継基板119では、サブ統合基板111から送信される役物演出コマンドを遊技盤ランプ及び役物制御基板115に送信するだけであり、実質的には遊技盤ランプ及び役物制御基板115の制御はサブ統合基板111が行う。以下、ランプ中継基板119を省略して説明する場合がある。

0114

役物制御基板115は、中央演算装置としての役物CPU116、読み出し専用メモリとしての役物ROM117、読み書き可能メモリとしての役物RAM118を備えている。また、表示制御基板120は、中央演算装置としての表示CPU121、読み出し専用メモリとしての表示ROM122、読み書き可能メモリとしての表示RAM123を備えている。

0115

また、役物制御基板115に搭載される役物CPU116は、サブ統合基板111からランプ中継基板119を経由して受信した役物演出コマンドに基づいてモータ63及びLED61aに駆動信号を出力する。モータ63に駆動信号を出力することにより回転役物61が回転駆動制御され、LED61aに駆動信号を出力することにより所定の残影が表示される。また、表示制御基板120に搭載される表示CPU121は、サブ統合基板111からの表示コマンドに基づいて画像表示装置42を制御する。

0116

ここで、上述した各種構成部材及び装置等が設けられた遊技盤4にて実現される遊技について説明する。遊技者が操作ハンドル18を操作することによりパチンコ機1の裏面側に設けられる発射装置135によって遊技球が打ち出される。発射装置135から打ち出された遊技球は、発射レール15及び案内レール11を通って遊技領域12の上部に放出され、遊技領域12を障害釘等に衝突しながらアウト口77に向かって流下する。そして、遊技領域12を流下する遊技球がゲート74を通過し、ゲートスイッチ74aによって検出されると、普通図柄表示器44で普通図柄の変動表示(LEDが緑色と赤色とで交互に点灯表示)が開始される。

0117

なお、ゲートスイッチ74aにより遊技球が検出されると、所定範囲の普通図柄当り判定乱数を更新するカウンタから普通図柄当り判定乱数を抽出する。そして、普通図柄表示器44にて普通図柄の変動表示を開始するときに、普通図柄当り判定乱数に基づいて当りとするか否かの判定を行い、変動表示の結果、判定結果に応じた態様(本実施形態では、当りであれば赤色の点灯表示、はずれであれば緑色の点灯表示)でLEDを停止表示する。

0118

また、普通図柄表示器44にて普通図柄の変動表示を実行中に遊技球がゲート74を通過し、ゲートスイッチ74aにより遊技球が検出されたことに基づいて抽出された普通図柄当り判定乱数は、所定個数(本実施形態では、4個)まで記憶可能とされ、記憶される普通図柄当り判定乱数の個数は普図始動記憶LED48の点灯個数によって表示される。具体的には、普図始動記憶LED48は、ゲート74の通過が有効である(普通図柄の始動記憶数が4未満のとき)ときにゲートスイッチ74aにより遊技球を検出する毎にLEDを1つ点灯させ、普通図柄表示器44にて普通図柄の変動表示を開始する毎に点灯しているLEDを1つ消灯させる。

0119

本実施形態では、普通図柄当り判定乱数に基づいて当りとする判定がなされた場合には、普通図柄の変動表示を開始して、所定期間経過後に赤色に点灯した状態で停止表示した後、ソレノイド71aを可動することにより可動片71を回動させて可変入賞装置70を所定期間開放状態に制御する。一方、普通図柄当り判定乱数に基づいてはずれとする判定がなされた場合には、普通図柄の変動表示を開始して、所定期間経過後に緑色に点灯した状態で停止表示し、可変入賞装置70を開放状態に制御しない。具体的には、普通図柄当り判定乱数に基づいて当りとする判定がなされた場合には、普通図柄の変動表示を開始して、所定期間経過後に赤色に点灯した状態で停止表示した後、ソレノイド71aを可動して第2始動口73の可動片71を所定時間(例えば、0.5秒)開放する。そして、所定期間経過したときに再びソレノイド71aを可動して可動片71を閉塞する。一方、普通図柄当り判定乱数に基づいてはずれとする判定がなされた場合には、普通図柄の変動表示を開始して、所定期間経過後に緑色に点灯した状態で停止表示した後、可動片71を開放する制御を行わず第2始動口73に遊技球が入賞不可能な閉塞状態に制御されるが、第1始動口72は遊技球を入賞可能な状態となっている。

0120

また、第1始動口72、又は、第2始動口73に遊技球が入賞し、始動口スイッチ70a及び始動口スイッチ70bにより遊技球が検出されると、特別図柄表示器41で特別図柄の変動表示を開始可能な状態(例えば、大当り遊技中でない状態、及び、特別図柄及び装飾図柄の変動表示中でない状態)であれば、特別図柄表示器41で特別図柄の変動表示が開始されると共に、画像表示装置42で装飾図柄の変動表示が開始される。特別図柄、及び、装飾図柄の変動表示は所定期間経過後に停止され、停止時の特別図柄が特定の表示態様(大当りとなる複数の発光体の点灯の組み合わせ:大当り図柄)である場合には、装飾図柄の停止図柄(左・中・右の装飾図柄全てが停止した状態)も特定の表示態様(同一の装飾図柄の組み合わせ:大当り図柄)となり、「大当り遊技状態」の制御を開始する。

0121

即ち、ソレノイド76aを駆動し、大入賞口の入口を塞いでいる前面扉76の下部を支点としてパチンコ機1手前方向に回動させて大入賞口開閉装置75を開放状態に制御し、所定時間(例えば、30秒)、あるいは所定個数(例えば、10個)の遊技球が大入賞口に入賞してカウントスイッチ75aによって検出されるまで大入賞口を開放した状態に維持する。その後、ソレノイド76aを駆動し、前面扉76の下部を支点として起立させて大入賞口の入口を塞ぎ、大入賞口開閉装置75を閉塞状態に制御する。そして、大入賞口開閉装置75を開放状態に制御してから閉塞状態に制御するまでの開閉サイクル(以下、これをラウンドともいう)を15回繰り返し実行(15ラウンド実行)したときに大当り遊技状態を終了させる。このように、大当り遊技状態に制御された場合には、大入賞口が開放され、該開放された大入賞口に遊技球を入賞させることで、第1始動口72及び第2始動口73に遊技球を入賞させるよりも短時間で多量の遊技球を獲得可能であるため、遊技者の興趣を高めることができる。

0122

なお、本実施形態では、左・中・右の装飾図柄は、左装飾図柄→右装飾図柄→中装飾図柄の順に停止するように制御される。装飾図柄の停止図柄とは、左・中・右の装飾図柄の変動表示を開始して中装飾図柄が停止表示されることにより左・中・右の装飾図柄全てが停止表示された状態の図柄の組み合わせをいう。

0123

また、停止時の特別図柄が特定の表示態様のうちさらに特別態様(確変大当りとなる複数の発光体の点灯の組み合わせ)である場合には、装飾図柄の停止図柄も特別態様(確変大当り図柄:本実施形態では、同一の奇数図柄の組み合わせ)となり、大当り遊技状態に制御した後、次に大当り遊技状態となる確率が高くなる(本実施形態では、確率変動状態では1/70、確率変動状態以外では、1/490)。即ち、確率変動状態という遊技者にさらに有利な状態になる。確率変動状態では、特別図柄表示器41にて特別図柄の変動表示を開始してから特別図柄を停止表示するまでの変動時間と、普通図柄表示器44にて普通図柄の変動表示を開始してから普通図柄を停止表示するまでの変動時間と、を通常状態よりも短縮する制御、普通図柄表示器44における普通図柄の変動表示の結果が「当り」となる確率を高める制御、普通図柄表示器44にて普通図柄の変動表示の結果「当り」となったことに基づいて開放される可動片71の開放時間を通常状態よりも延長する制御(本実施形態では、通常状態では、0.5秒、時短状態及び確率変動状態では、0.8秒)、可変入賞装置70が開放状態にされる開放回数を通常状態よりも増加させる制御(本実施形態では、通常状態では、1回、時短状態及び確率変動状態では、3回)、等の時短制御も行われる。

0124

また、停止時の特別図柄が特定の表示態様のうち特別態様とは異なる非特別態様(非確変大当りとなる複数の発光体の点灯の組み合わせ)である場合には、装飾図柄の停止図柄も非特別態様(非確変大当り図柄:本実施形態では、同一の偶数図柄の組み合わせ)となり、大当り遊技状態に制御した後、特別図柄表示器41にて所定回数(本実施形態では、100回)の特別図柄の変動表示が実行されるまで特別図柄の変動時間と、普通図柄の変動時間と、を通常状態よりも短縮する制御、普通図柄表示器44にて普通図柄の変動表示の結果「当り」となったことに基づいて開放される可動片71の開放時間を通常状態よりも延長する制御、可変入賞装置70が開放状態にされる開放回数を通常状態よりも増加させる制御、等の時短制御が実行される。時短状態では、特別図柄表示器41にて特別図柄の変動表示が所定回数実行されるまでは、第2始動口73への入賞確率が増加し、所定期間での特別図柄の変動表示の実行回数を増加させることができるため遊技者に有利な状態となる。また、上述した確率変動状態では、時短制御に加えて、普通図柄表示器44にて普通図柄の変動表示の結果が「当り」となる確率が高められるため時短状態よりもさらに遊技者に有利な状態となる。なお、通常状態とは、上述した確率変動状態、及び、時短状態、以外の状態である。

0125

なお、上述したように、本実施形態では、第1始動口72に遊技球が入賞し、始動口スイッチ70aによって検出されたときに3個、第2始動口73に遊技球が入賞し、始動口スイッチ70bによって検出されたときに4個、の遊技球が払い出される。第1始動口72は、上述したように、常に上方から遊技球を入賞可能であることから、遊技球の入賞に対する払出個数が多すぎると始動口(第1始動口72及び第2始動口73)への入賞を(運営者側の不利益解消等により)抑制されてしまい、結果的に抽選遊技(大当り遊技状態とするか否かの判定)の期待が減ることで遊技者に不快感を与えてしまう。また、払出個数が少なすぎると抽選遊技に必要とする遊技球の数が増大してしまい、結果的に過度投資が必要となり遊技者に不利益を与えてしまう。一方、第2始動口73は、後述する時短状態及び確率変動状態においては遊技者に有利な遊技を提供するものであり、可動片71の開放時間及び開放回数の延長制御を行うようにし、該第2始動口73への入賞確率を増加させている。しかし、遊技球の入賞に対する払出個数が少なすぎると、発射球に対して払出数が少なくなり、有利な遊技状態にも関わらず遊技球が減ることで遊技者に不快感を与えてしまう。これらの事象を考慮し、第1始動口72及び第2始動口73それぞれの払出個数(3,4個)が設定されている。

0126

また、特別図柄表示器41における特別図柄の表示結果と、画像表示装置42における装飾図柄の表示結果と、は対応している。即ち、特別図柄表示器41及び画像表示装置42にて特別図柄及び装飾図柄の変動表示を開始するときに大当りとしない判定がなされた場合には、特別図柄表示器41にて特定の表示態様とは異なるはずれ状態となる態様でLEDを点灯させて特別図柄を停止表示すると共に、画像表示装置にて特定の表示態様とは異なるはずれ状態となる表示結果(はずれ図柄:大当り図柄以外の図柄、本実施形態では、少なくとも2種類以上の識別情報(図柄)の組み合わせ)を導出する。

0127

また、画像表示装置42にて変動表示される装飾図柄は特別図柄表示器41にて変動表示される特別図柄とは異なる演出用の図柄であり、特別図柄表示器41にて行われる変動表示の内容を演出用の装飾図柄を用いてより演出効果を高めて遊技者に表示するものである。つまり、特別図柄表示器41におけるLEDが特定の表示態様で点灯表示された場合には大当り遊技状態に移行制御するが、万が一、画像表示装置42にて装飾図柄の表示結果が特定の表示態様となっても特別図柄表示器41におけるLEDが特定の表示態様で点灯表示されない場合には大当り遊技状態に移行制御されない。

0128

また、本実施形態では、大当り遊技状態にて実行されるラウンド数として「15回」が設定された1種類の大当り遊技状態に制御可能であるが、大当り遊技状態として遊技者に付与される利益が異なる複数種類の大当り遊技状態に制御可能に構成してもよい。例えば、大当り遊技状態にて実行されるラウンド数が異なる複数種類の大当り遊技状態に制御するように構成してもよい。この場合には、大当り判定乱数に基づいて大当りとする判定がなされた後、大当り遊技状態にて実行するラウンド数を決定するようにしてもよいし、大当り判定乱数に基づいて異なるラウンド数が設定された複数種類の大当り遊技状態のうちいずれかに制御するか否かの判定を行うようにしてもよい。

0129

また、本実施形態では、状態表示LED45が上述した確率変動状態にて赤色に点灯制御され、上述した時短状態にて緑色に点灯制御される。そして、時短状態及び確率変動状態を終了したとき、即ち、通常状態への制御を開始したとき、及び、大当り遊技状態に制御されたときに状態表示LED45を消灯する。

0130

また、本実施形態では、大当り遊技状態の実行中に上述した大当り種類表示LED46を点灯する。具体的には、大当り遊技状態の種類に応じて、大当り種類表示LED46の○が付された左側のLEDと、×が付された右側のLEDと、のいずれか一方、又は、両方を点灯する。本実施形態では、1種類の大当り遊技状態にのみ制御可能であるため、大当り種類表示LED46を点灯制御しても効果を奏しないが、複数種類の大当り遊技状態に制御可能に構成した場合には、複数種類の大当り遊技状態に対応して大当り種類表示LED46を点灯・消灯制御することにより大当り遊技状態の種類を把握することができる。

0131

例えば、複数種類の大当り遊技状態として、大当り遊技状態にて実行されるラウンド数として「7回」が設定された第1大当り遊技状態と、大当り遊技状態にて実行されるラウンド数として「15回」が設定された第2大当り遊技状態と、を実行可能な構成とした場合に、第1大当り遊技状態の実行中に大当り種類表示LED46の右側のLED(×が付されたLED)を点灯させ、第2大当り遊技状態の実行中に大当り種類表示LED46の左側のLED(○が付されたLED)を点灯させる制御を実行するようにしてもよい。このように、本実施形態におけるパチンコ機1は、複数種類の大当り遊技状態に制御可能な遊技機にも対応可能に構成される。

0132

次に、上述したセンターユニット40のステージ50上の構成について図6乃至図12を参照して詳細に説明する。図6は、遊技盤4を右上方から見た斜視図である。

0133

図6に示すように、センターユニット40の左側縁部後方及び右側縁部後方(パチンコ機1背面側)には、前面装飾体80の左上部に設けられた揺動通路部材43及び前面装飾体80の右上部に設けられた球通路部材49に進入した遊技球を遊技盤4のステージ50に誘導する球誘導部材65(通路構成部材)が位置している。

0134

また、球誘導部材65は、下流部(後述する分岐部673)が二股分岐して遊技球をいずれか一方に誘導する分岐通路67(球通路経路、通路本体)と、揺動通路部材43及び球通路部材49を分岐通路67に連結する連結通路66と、から構成され、揺動通路部材43及び球通路部材49に進入した遊技球は連結通路66に排出された後、連結通路66を転動して球誘導部材65の入口から分岐通路67に進入し、分岐通路67を流下して球誘導部材65の外部に排出する出口である上部誘導口68及び下部誘導口69の一方から排出される。なお、上部誘導口68及び下部誘導口69は、複数の排出口の一例である。また、上部誘導口68は、第1の排出口の一例であり、下部誘導口69は、第2の排出口の一例である。

0135

図7に、球誘導部材65の断面図を示す。図7に示すように、球誘導部材65の内部は、分岐通路67が遊技球1個分の幅寸法の通路形状で形成されている。また、分岐通路67は、所定の幅寸法(ステージユニット50aの幅寸法と同等又は小さい幅寸法)で屈曲形成され、遊技球をパチンコ機1の奥行方向(図示左側方向)と手前側方向(図示右側方向)とに転動させつつ流下させる屈曲部671(奥行き誘導通路部)と、略遊技球1個分の幅寸法で形成されると共に屈曲部671を流下した遊技球を略垂直に流下させる送込部672と、二股に分岐して上部誘導口68又は下部誘導口69の一方に振り分ける分岐部673(振分部)と、からなる。なお、本実施形態における分岐通路67は、少なくとも送込部672が遊技球1個分の幅寸法で形成されていればよく、屈曲部671及び分岐部673は、遊技球1個分の幅寸法で形成されていなくてもよい。

0136

また、屈曲部671は、複数層の通路がその端部で接続した1本の球通路からなり、揺動通路部材43及び球通路部材49に進入した遊技球Q1は、連結通路66を経て、球誘導部材65の入口から分岐通路67に放出される。そして、分岐通路67に放出された遊技球Q2は、屈曲部671にてパチンコ機1の奥行方向に転動し、分岐通路67の内壁に衝突してその勢い(進入速度)を弱めると共に、流下してパチンコ機1の手前方向に誘導される。このように、本実施形態では、分岐通路67が所定の距離幅(図7において左右方向の通路幅)で屈曲形成されるため、屈曲部671内で転動する遊技球がその勢い(転動速度)が強まる前に分岐通路67の内壁に衝突してその勢いを弱まるように形成され、分岐通路67内に進入した遊技球の勢い(転動速度)を抑制したり、安定させたりできる。

0137

なお、屈曲部671を流下して手前方向(図7において右方向))に誘導された遊技球は、再び分岐通路67の内壁に衝突して略真下(垂直)に流下して、送込部672に進入する。送込部672は、遊技球の1個分の幅寸法を有し、遊技球を規制して略真下(垂直)に流下させて分岐部673に送り込む。分岐部673には、その送込部672の奥行方向の幅の略中央に球誘導部材65の露出していない背面(ステージ50から遠い側の面)から突設される分岐部材67a(分岐振分手段、突起部材)が設けられている。そして、送込部672から送り込まれた遊技球Q3は、その中心部がこの分岐部材67aの表面と垂直に衝突(当接)し、上部誘導口68又は下部誘導口69の一方に導かれる。また、上部誘導口68に誘導された遊技球Q4は、後述する上部レール52上に落下して円形誘導部54向かって転動し、下部誘導口69に誘導された遊技球Q5は、後述する下部レール53上に落下して円形誘導部54に向かって転動する。

0138

なお、分岐部材67aの上部表面(分岐通路67を流下する遊技球が当接する面)は、略平坦に形成され、この分岐部材67aによって分岐部673を2つの領域に分割している。このように構成することにより、分岐通路67を流下する遊技球が分岐部材67aに衝突して上部誘導口68と下部誘導口69との一方に不規則に誘導されるため、上部レール52と下部レール53との振分率が偏ることを防止できる。また、送込部672から送り込まれて分岐部材67aに当接した遊技球Q3の左右方向に遊技球1個分以上の空間を有するように(遊びを有するように)、即ち、遊技球Q3の自由度を高めるように分岐部673が形成されるため、分岐部材67aに当接した遊技球が分岐通路67内にて挟み込まれて球詰まりを生じてしまうことを防止できる。

0139

また、分岐通路67を流下する遊技球は必然的に分岐部材67aに衝突する。また、分岐通路67にてパチンコ機1の奥行方向及び手前方向に転動して分岐通路67の内壁に衝突することによりその勢い(進入速度)を弱めるが、分岐通路67によって弱められた後の勢いが一定以上である場合であっても、分岐部材67aと衝突することによりその勢いを完全に抑制することができる。即ち、分岐通路67を流下してパチンコ機1の手前方向に誘導された遊技球は、再び分岐通路67の内壁に衝突して略真下に流下する。そして、分岐部材67aの上部に略垂直に衝突するため、その勢いを完全に止めることが可能となる。

0140

また、本実施形態では、分岐通路67によって遊技球の勢い(流下速度)が抑制されて、分岐部材67aに衝突する以前に遊技球の勢い(流下速度)が弱まるため、分岐部材67aの負荷が軽減でき、分岐部材67aを長持ちさせることができる。さらに、本実施形態では、分岐通路67を流下する遊技球は、分岐部材67aの上部に衝突するが、分岐部材67aを幅狭縦長形状図7において、左右方向の幅寸法が小さく、上下方向の幅寸法が大きい)の部材により形成することで分岐部材67aの耐久性を高めている。

0141

また、分岐部材67aの上部表面の高さ位置と、上部レール52及び下部レール53の高さ位置と、を所定の幅寸法内(例えば、2cm以内)となるように分岐部材67aが設けられている。即ち、分岐部材67aに当接した遊技球Q3は、分岐部材67aから上部レール52又は下部レール53上に落下する。このとき、分岐部材67aの上部表面の高さ位置と、上部レール52及び下部レール53の高さ位置と、の差が大きい程、上部レール52及び下部レール53に与えられる衝撃が増し、上部レール52及び下部レール53が壊れ易くなる。本実施形態では、分岐部材67aの上部表面の高さ位置と、上部レール52及び下部レール53の高さ位置と、の差を小さくすることで上部レール52及び下部レール53の負荷を軽減でき、上部レール52及び下部レール53を長持ちさせることが可能となる。

0142

また、分岐通路67を形成する球誘導部材65は、透明な合成樹脂材料(例えば、ポリカーボネイト等)によって形成されている。これにより、分岐通路67内を通過する遊技球は、遊技者から視認可能な構成となっている。分岐通路67は、通路底壁通路内側壁、及び通路外側壁から構成され、分岐通路67の通路外側壁となる球誘導部材65の壁面部65a(通路外側壁、球視認部、経路の外壁)は、図8(A)(B)に示すように(同図中には、遊技者側から見てステージ50の右側端部に位置する球誘導部材65を例示する)、ステージ50の中央側に盛り上がった湾曲面形状に形成されている。また、このような湾曲面形状の通路外側壁(壁面部65a)を有する分岐通路67の屈曲部671は、図8(A)に示すように、その通路外側壁がパチンコ機1の正面位置となる遊技者から視認できるようにステージ50の奥行き幅方向(前後方向)に対して若干の傾斜角なめらか曲面)を持って延設されている。言い換えれば、ステージ50の奥行き幅に対する前後方向及び左右方向に遊技球を誘導する分岐通路67の屈曲部671は、正面から見て下流側(送込部672との連通側)が上流側(連結通路66との連通側)に比べて外側に位置するように通路の延設方向が設定されている。これにより、屈曲部671内を流下する遊技球は、その流下に伴って徐々に外側に誘導されるようになっている。従って、屈曲部671内を複数の遊技球が通過する場合、屈曲部671の下流側を通過する遊技球R1は、屈曲部671の上流側を通過する遊技球R2に比べて外側に位置することとなり、正面視で遊技球R1,R2同士が完全に重なり合うことがない。なお、実施形態の構成によれば、奥行き誘導通路部を一つの通路部で形成する(複数の通路部を繋ぎ合わせたような構成とは違う)ので、スムーズに遊技球を誘導することができる。

0143

また、分岐通路67における湾曲面形状の通路外側壁(壁面部65a)には、前述した上部誘導口68及び下部誘導口69が穿設されるものであるが、壁面部65aがステージ50の奥行き幅方向(前後方向)に対してなめらかな曲面を持って延設されることで、各誘導口68,69についても、その開口部分がパチンコ機1の正面位置となる遊技者から視認できるようになっている。即ち、正面から見て分岐部材67aを境として外側部分には下部誘導口69の開口部分が視認でき、分岐部材67aを境として内側部分には上部誘導口68の開口部分が視認できる。このため、図8(B)に示すように、分岐部材67aによって下部誘導口69側に振り分けられた遊技球R3は、分岐部材67aを境として正面視で外側に位置する開口(下部誘導口69)から排出される一方、分岐部材67aによって上部誘導口68側に振り分けられた遊技球R4は、分岐部材67aを境として正面視で内側に位置する開口(上部誘導口68)から排出されることになり、遊技球がいずれの誘導口68,69から排出されるかが明確に認識できるようになっている。

0144

なお、上部誘導口68から排出される遊技球は、後述の上部レール52を介して円形誘導部54に誘導され、下部誘導口69から排出される遊技球は、後述の下部レール53を介して円形誘導部54に誘導されるものであるが、上部レール52を流下した遊技球は、下部レール53を流下した遊技球に比べて勢いよく円形誘導部54に送り込まれることで後述の案内通路58に入り易くなり、結果として始動口(第1始動口72)に入賞し易い構成となっている(詳細については後述する)。従って、上部誘導口68から遊技球が排出されるか、あるいは下部誘導口69から遊技球が排出されるかによって、その後、遊技球が始動口(第1始動口72)に入賞し易いか否かが大まかに判断できる。このため、上記したような遊技球がいずれの誘導口68,69から排出されるかが明確に認識できる構成は、ステージ50上(上部レール52、下部レール53、円形誘導部54を含む)での遊技球の球流れの興趣をより一層高めるようになっている。なお、円形誘導部54は、環状転動許容手段の一例である。円形誘導部54の表面は、転動面の一例である。上部レール52、下部レール53、及び円形誘導部54は、上段球転動面の一例である。一方、ステージ50及び球受けステージ80aは、下段球転動面の一例である。また、上部レール52、下部レール53、及び円形誘導部54は、レール形状の通路の一例である。上部レール52及び円形誘導部54は、第1の誘導通路の一例であり、下部レール53及び円形誘導部54は、第2の誘導通路の一例である。上部レール52及び下部レール53は、受入レールの一例である。円形誘導部54は、送込レールの一例である。

0145

また、透明な合成樹脂材料によって形成された球誘導部材65(分岐通路67)の背面側には、複数のLED95が実装されたLED基板94(光照射手段)が設けられている。そして、LED95の発光は、分岐通路67の背面側から透明な球誘導部材65を透してステージ50中央側に照射されることで、分岐通路67を含む球誘導部材65全体を光装飾するようになっている。また、分岐通路67を通過する遊技球は、LED95の発光によって分岐通路67内のいずれの部分を通過中であるかが遊技者からより見易くなっている。

0146

図9は、遊技盤4を前上方から見た斜視図である。また、図6及び図9に示すように、センターユニット40には、前面装飾体80の下部外壁から奥行方向に所定の幅を有するステージ50が画像表示装置42の前下方に位置するように設けられている。なお、ステージ50は、前面装飾体80の左上部に設けられた揺動通路部材43及びセンターユニット40の回転役物61の下部に設けられた球通路部材49から導入された遊技球が転動可能な領域を形成している。また、ステージ50の表面は、パチンコ機1手前方向に所定の角度で傾斜し、ステージ50上を転動する遊技球をパチンコ機1手前方向に排出するように構成されている。

0147

また、ステージ50の中央部には、遊技球1個分の通路形状をなす案内通路58(誘導通路)が形成されている。また、案内通路58は、ステージ50の下方に下り、そこから前面側へ屈曲して延びて前面装飾体80の下部外壁中央に形成された放出口51(球排出部)と接続される。放出口51は、前面装飾体80の下部外壁における可変入賞装置70の真上に形成され、案内通路58に填り込んだ遊技球が放出口51へと誘導されて放出口51から真下に放出されることにより第1始動口72に入賞し易くなる。なお、放出口51は、前面装飾体80の下縁部に形成された排出ステージ80aの下方(排出ステージ80aに比べて第1始動口72に近い位置)に配置される共に、案内通路58と連通した遊技球1個分の開口形状に形成されている。このため、放出口51から排出された遊技球は、高い確率(ほぼ100%に近い確率)で第1始動口72に入賞し易くなっている。

0148

また、ステージ50の表面には、ステージ50上部表面から所定の高さ(本実施形態では、遊技球の直径寸法以上の高さ)を有する複数の支持部材57が突出形成されている。そして、ステージ50の左右方向略中央部に突出形成される複数の支持部材57の上部には中空円形状の(環状の球誘導通路の形状をなす)円形誘導部54がパチンコ機1手前方向に所定の角度で傾斜するように載置される。なお、円形誘導部54は、外周及び内周に沿って円形誘導部54の表面から上方に突出形成される壁部54a(球誘導通路としての両側壁部分:突部)を有し、外周及び内周の壁部54aによって囲まれた溝部54b(球誘導通路としての底面部分)を有する。また、支持部材57は、円柱形状をなすと共に、その断面の直径寸法が遊技球の直径寸法よりも小さい値で形成されている。これにより、ステージ50上を転動する遊技球は、支持部材57の裏面側で停留することなく、パチンコ機1手前方向に排出されるようになっている。

0149

また、円形誘導部54の溝部54bは、所定の幅(本実施形態では、遊技球の直径寸法より広い幅)を有し、遊技球の転動が可能である。本実施形態では、遊技球の直径寸法よりも十分に広い幅を有するように溝部54bが形成され、円形誘導部54における遊技球の自由度を高めることで、円形誘導部54における遊技球の転動それぞれに変化を持たせることができる。また、本実施形態では、円形誘導部54の外周及び内周の壁部54aは円形誘導部54の上部表面から上方に遊技球の直径寸法よりも小さい高さを有するように突出形成され、円形誘導部54の溝部54bを転動する遊技球の略全体が視認可能となっている。

0150

なお、本実施形態では、円形誘導部54をパチンコ機1手前方向に所定の角度で傾斜するように載置するが、円形誘導部54の外周に沿って壁部54aが突出形成されるため、円形誘導部54の溝部54bを転動する遊技球は外周と接触して内側に弾かれ、円形誘導部54からパチンコ機1手前方向に落下しない。即ち、壁部54aは、円形誘導部54からの遊技球の落下を防止する落下防止手段である。また、本実施形態では、壁部54aを遊技球の直径寸法よりも小さい高さを有するように突出形成することで溝部54bを転動する遊技球を視認可能としているが、壁部54aを透明樹脂(例えば、ABS樹脂等のアクリル樹脂等)で形成することにより、壁部54aを円形誘導部54(溝部54b)の上部表面からの高さを遊技球の直径寸法以上となる高さで突出形成してもよい。

0151

また、円形誘導部54の内周の壁部54aは、その一部が切り取られた切欠部を有する。本実施形態では、円形誘導部54の内周奥側の一部に穿設された切欠部54cと、内周手前側の一部に穿設された切欠部54dとを有し、内周手前側の切欠部54dは内周奥側の切欠部54cよりも広範囲に亘って壁部54aが切り取られ、内周手前側の切欠部54dに対応する溝部54b(溝部54bにおける内周手前側の切欠部54dのパチンコ機1の手前側に位置する部分)はパチンコ機1奥側に傾斜し、内周手前側の切欠部54d方向に遊技球を排出する。また、円形誘導部54は、その中空部の下方に案内通路58が位置するように載置され、円形誘導部54の奥側の切欠部54cと案内通路58とを連結する上部誘導路55が形成されると共に、円形誘導部54の手前側の切欠部54dの一部と案内通路58とを連結する下部誘導路56が形成されている。

0152

また、円形誘導部54の奥行方向の奥位置の左右両部には、ステージ50に突出形成される支持部材57の上部に載置し、球誘導部材65の上部誘導口68と、円形誘導部54と、を橋掛けする上部レール52が連結し、円形誘導部54の奥行方向の手前位置の左右両部には、ステージ50に突出形成される支持部材57の上部に載置し、球誘導部材65の下部誘導口69と、円形誘導部54と、を橋掛けする下部レール53が連結される。なお、上部レール52及び下部レール53の上流端は、前記分岐部材67aを挟んで近接設置している(図6参照)。

0153

また、上部レール52及び下部レール53は、図10に示すように、それぞれ誘導通路の両側壁部分を形成する棒状のレール部材59a(棒状部材)と、誘導通路の底面部分を形成して上部レール52及び下部レール53の強度を増加させると共にレール部材59aの間隔を一定に保たせる枕木部材59bと、を有している。なお、本実施形態では、レール部材59aの間隔が遊技球の直径寸法よりも小さくなるように枕木部材59bが遊技球の直径寸法よりも小さい幅で形成され、上部レール52及び下部レール53を転動する遊技球は、レール部材59aに挟持されつつ流下する。従って、上部レール52及び下部レール53を転動する遊技球が視認可能となる。

0154

また、上部レール52及び下部レール53は、上部誘導口68及び下部誘導口69から円形誘導部54に向けて所定の下り傾斜を有するように設けられる。また、本実施形態では、遊技球がレール部材59aに挟持されて流下するため、進行方向、即ち、円形誘導部54に流下する方向以外への転動が規制され、一方向、即ち、円形誘導部54に流下する方向への転動が許可される。

0155

また、上部レール52及び下部レール53の下流部(円形誘導部54に近い側)は、転動する遊技球が円形誘導部54の曲率に沿って送り込まれるように湾曲している。このため、上部レール52及び下部レール53を転動する遊技球は、その勢いを殺すことなく円形誘導部54に遊技球を誘導される。

0156

なお、レール部材59aの間隔を遊技球の直径寸法以上として枕木部材59b上を遊技球が転動するように構成してもよく、この場合には、レール部材59aを枕木部材59bの上部表面から遊技球の直径寸法よりも小さい程度の高さを有するように突出形成することで、枕木部材59bを転動する遊技球が視認可能としてもよいし、レール部材59aを透明樹脂(例えば、ABS樹脂等のアクリル樹脂等)により形成することによりレール部材59aの高さに制限されることなく遊技球を視認可能となるように構成してもよい。

0157

また、本実施形態では、ステージ50上部表面から遊技球の直径寸法以上の高さを有する複数の支持部材57に円形誘導部54、上部レール52、及び、下部レール53が載置されるため、円形誘導部54、上部レール52、及び、下部レール53を転動する遊技球と、ステージ50上を転動する遊技球と、が接触しない。このため、円形誘導部54、上部レール52、及び、下部レール53を転動する遊技球がステージ50上を転動する遊技球によって弾かれてステージ50上に落下し、円形誘導部54、上部レール52、及び、下部レール53を転動しているときの始動口(第1始動口72及び第2始動口73)への入賞率よりも低くなることによって遊技者の興趣が低下することを防止できる。

0158

なお、前面装飾体80の左上部に設けられた揺動通路部材43及びセンターユニット40の回転役物61の下部に設けられた球通路部材49に進入した遊技球は、球誘導部材65の連結通路66により分岐通路67に誘導される。そして、分岐通路67を流下し、上部誘導口68から上部レール52の上流端に排出された遊技球は、上部レール52上を転動して円形誘導部54の溝部54bに誘導され、下部誘導口69から下部レール53の上流端に排出された遊技球は、下部レール53上を転動して円形誘導部54の溝部54bに誘導される。このようにして、円形誘導部54に誘導された遊技球は、溝部54bを転動して円形誘導部54の切欠部54c,54dの一方から落下し、円形誘導部54から排出される。

0159

また、円形誘導部54の内周奥側の切欠部54cから排出された遊技球は、上部誘導路55を通って案内通路58に誘導される。一方、内周手前側の切欠部54dから排出された遊技球は、下部誘導路56を通って案内通路58に誘導可能であるが、切欠部54dに対して下部誘導路56が幅狭で形成されるため、一部の遊技球は案内通路58に誘導されずにステージ50の表面に落下してパチンコ機1手前方向に転動し、排出ステージ80aから排出される。案内通路58に進入した遊技球は、前面装飾体80に形成された放出口51へと誘導されて排出される。

0160

ここで、円形誘導部54からの遊技球の球流れについて図10を参照して説明する。図10は、円形誘導部54を示す縦断面図である。図10に示すように、上部レール52又は下部レール53を流下した遊技球が円形誘導部54に送り込まれると、当該遊技球は、円形誘導部54上を転動することで、円形誘導部54の通路形状(環状)に沿って回転して動く。その後、遊技球の回転速度が減速すると、遊技球は、円形誘導部54に穿設された切欠部54c,54dの一方から落下して円形誘導部54から排出される。内周奥側の切欠部54cから排出される遊技球P1は、上部誘導路55を通って案内通路58に入り込み、案内通路58を通過して放出口51から再度遊技領域12に排出される。なお、放出口51は、前述したように可変入賞装置70の真上に形成されており、これによって放出口51から排出された遊技球、即ち内周奥側の切欠部54cから排出される遊技球P1は、始動口(第1始動口72)への入賞率が高く(ほぼ100%に近い確率)なっている。

0161

次に、内周手前側の切欠部54dから排出される遊技球の球流れについて説明する。内周手前側の切欠部54dから排出される遊技球は、下部誘導路56上を流下するものと、下部誘導路56から外れてステージ50上にそのまま落下するものとに分かれる。下部誘導路56上を流下する遊技球P2は、上部誘導路55上を流下する遊技球(内周奥側の切欠部54cから排出される遊技球P1)と同様に、案内通路58に入り込み、案内通路58を通過して放出口51から再度遊技領域12に排出される。これにより、内周手前側の切欠部54dから排出されて下部誘導路56上を流下する遊技球P2は、始動口(第1始動口72)への入賞率が高く(ほぼ100%に近い確率)なっている。一方、下部誘導路56から外れてステージ50上に落下した遊技球P3は、ステージ50上をパチンコ機1手前方向に転動し、幅広の球排出部分を有する排出ステージ80aから再度遊技領域12に排出される。このため、内周手前側の切欠部54dから排出された後に下部誘導路56から外れてステージ50上に落下した遊技球P3は、放出口51から再度遊技領域12に排出される遊技球P1,P2に比べて始動口(第1始動口72又は第2始動口73)への入賞率が低くなっている。

0162

なお、上部レール52を流下して勢いよく円形誘導部54に送り込まれた遊技球は、円形誘導部54上を勢いよく転動してそのまま上部誘導路55又は下部誘導路56に送り込まれ易くなっている。このため、上部レール52を流下した遊技球は、下部レール53を流下した遊技球に比べて案内通路58に入り易く、始動口(第1始動口72)に入賞し易い構成となっている。

0163

ところで、上記したようなステージ50の構成において、ステージ50上を転動する遊技球は、下部誘導路56から外れてステージ50上に落下した遊技球だけではなく、障害釘との衝突によって遊技領域12からステージ50上に跳ね上がった遊技球も転動するようになっている。即ち、排出ステージ80a下方の遊技領域12を流下する遊技球が障害釘に衝突してステージ50(排出ステージ80aを含む)上に跳ね上がり、ステージ50を転動して再度排出ステージ80a(球排出部分)から遊技領域12に排出される場合がある。このため、円形誘導部54を転動した遊技球が下部誘導路56から外れてステージ50上に落下した場合には、当該遊技球(P3)がステージ50上に跳ね上がった遊技球に弾かれるときがある。従って、排出ステージ80aから第1始動口72及び第2始動口73に向けて排出される遊技球P3が跳ね上がった遊技球との衝突によって排出方向が変わり、始動口(第1始動口72又は第2始動口73)に入賞する可能性がまったくない方向に排出される事態を生じる場合がある。これに対して、円形誘導部54を転動した遊技球が上部誘導路55又は下部誘導路56を通った後に案内通路58を介して放出口51から遊技領域12に排出される場合、当該遊技球(P1,P2)は、ステージ50上に跳ね上がった遊技球に弾かれることなく、遊技領域12に排出される。このため、第1始動口72に向けて排出される遊技球P1,P2は、跳ね上がった遊技球と衝突することがないので、始動口(第1始動口72又は第2始動口73)に入賞する可能性がまったくない方向に遊技球P1,P2が排出される事態を生じることがない。

0164

また、本実施形態では、上部レール52の上流端部(上部誘導口68)の高さ位置は、下部レール53(下部誘導口69)に比べて高い位置に配置されている。言い換えれば、上部レール52は、下部レール53に比べて傾斜角度が大きくとられている。このため、分岐通路67によって上部誘導口68側に分岐誘導された遊技球は、傾斜角度の大きい上部レール52上を流下することで、勢いよく円形誘導部54に送り込まれる。これに対して、分岐通路67によって下部誘導口69側に分岐誘導された遊技球は、傾斜角度の小さい下部レール53上を流下することで、勢いが抑えられて円形誘導部54に送り込まれる。従って、上部レール52上を流下した遊技球は、下部レール53上を流下した遊技球に比べて円形誘導部54上にて転動する幅(移動幅:円形誘導部54の外周に沿って転動する回転数)が大きくなる。このように、分岐通路67によって遊技球の誘導方向を分岐(上部レール52又は下部レール53)することで、円形誘導部54に送り込む遊技球の勢い(流下速度)を異ならせることができ、円形誘導部54上での球流れの態様に変化を持たせることができる。

0165

なお、本実施形態では、円形誘導部54の奥行方向の奥位置(パチンコ機1の正面に対面する遊技者から遠い側)の上部レール52の上流端部を下部レール53の上流端部よりもステージ50表面からの高さ位置が高くなるように構成し、ステージ50の奥行方向の奥位置に配置される上部レール53上を転動する遊技球の視認を下部レール53によって妨げられないため、上部レール52を遊技球が転動した場合にも遊技者の興趣を低下させない。

0166

また、上述したように、揺動通路部材43及び球通路部材49から進入した遊技球はその勢いが完全に抑えられて、上部誘導口68にて上部レール52又は下部誘導口69にて下部レール53の上流端に誘導される。また、上部レール52及び下部レール53が上流端(上部誘導口68及び下部誘導口69)から円形誘導部54に向けて所定の下り傾斜を有するように設けられるため、上部レール52及び下部レール53それぞれによって付勢されて遊技球が所定の勢いで円形誘導部54に送り込まれる。このため、揺動通路部材43及び球通路部材49に進入する遊技球の勢い(進入速度)に起因することなく円形誘導部54にて十分に遊技球を転動させることが可能となり、その性能を十分に発揮することができる。即ち、円形誘導部54における遊技球の転動幅は、上部レール52及び下部レール53それぞれによって付勢された勢い(転動速度)のみに起因し、揺動通路部材43及び通路部材49に進入する遊技球の勢いが弱い(進入速度が遅い)場合であってもその影響を受けて円形誘導部54での移動幅(遊技球の回転回数)が狭くならない。

0167

なお、本実施形態では、円形誘導部54を中空円形状の部材によって形成し、円形誘導部54を転動する遊技球を切欠部54c,54dの一方から落下させることにより案内通路58又はステージ50の表面に落下させるが、円形誘導部54を複数の穴を有する円形状(中空でない)に形成し、複数の穴のうちいずれかを案内通路58と連通させ、他の穴を案内通路58と連通させないように形成するようにしてもよい。即ち、案内通路58と連通する穴に遊技球が落下したときにのみ案内通路58に遊技球が進入するようなクルーン状に円形誘導部54を形成してもよい。

0168

また、前面装飾体の左上部に設けられた揺動通路部材43及び前面装飾体43の右上部に設けられた球通路部材49における遊技球の初速が速い場合には、円形誘導部54の溝部54bにおける遊技球の移動幅がさらに広くなるが、円形誘導部54の溝部54bに沿って周回し、上部誘導路55及び下部誘導路56に誘導される機会が増大するため、遊技者の始動口(第1始動口72又は第2始動口73)への入賞に対する期待感を向上させることができる。

0169

また、ステージ50の上部表面には、特図始動記憶ランプ47が突出形成されている。特図始動記憶ランプ47は、図11に示すように、ステージ50上に立設された円柱形状の支柱部47aと、該支柱部47aの上端部分に設けられた点灯部47bと、を備えている。支柱部47a及び点灯部47bは、それぞれ透光性を有する合成樹脂材料によって一体成形されており、点灯部47bは、ベルを象った形状に形成され、その内部にランプが内蔵される。また、点灯部47bの後面部分(画像表示装置42と対向する側の面部分)には、反射塗料が塗布されており、その反射塗料の塗布部分図11に示す点灯部47bの網掛け部分)がリフレクター部47cを構成している。リフレクター部47cは、内臓ランプの光を後方(画像表示装置42側)に透過することなく前方(遊技者側)に反射することで、遊技者側からの特図始動記憶ランプ47の点灯/消灯における視認性を向上するようになっている。なお、点灯部47bの後面部分にリフレクター部47cを設けることで奏し得る効果としては、特図始動記憶ランプ47の視認性の向上に加え、内臓ランプの光を後方に透過させないことで、画像表示装置42での画像表示の視認性も向上するようになっている。

0170

また、ステージ50上の特図始動記憶ランプ47は、ステージ50の左手前部であり下部レール53よりもパチンコ機1の手前側となる位置に2つ、ステージ50の右手前部であり下部レール53よりもパチンコ機1の手前側となる位置に2つ、の合計4つ突出形成されており、これら4つの特図始動記憶ランプ47は、それぞれ先端部に象られたベル(点灯部47b)の高さが全て一致するように形成されている。即ち、正面視で左右両側からそれぞれ中央に向って下り傾斜したステージ50上において、左右両側に位置する2つの特図始動記憶ランプ47は、中央寄りに位置する2つの特図始動記憶ランプ47に比べて支柱部47aの高さが短く形成されることで、点灯部47bの高さ位置が全て一致するようになっている。また、4つの特図始動記憶ランプ47は、それぞれ正面視でステージ50の中央に寄った位置に設けられることで、始動記憶数を示す点灯が遊技者側から確認し易いようになっている。

0171

また、上記した4つの特図始動記憶ランプ47は、前述したようにそれぞれ下部レール53よりもパチンコ機1の手前側となる位置、言い換えればステージ50(球受けステージ80aを含む)が遊技領域12に臨む一端側に突設されている。このため、遊技領域12を流下する遊技球が障害釘に衝突してステージ50(球受けステージ80aを含む)上に跳ね上がるような場合でも、跳ね上がった遊技球は、必ずしもステージ50(球受けステージ80aを含む)上に入り込むことはなく、ステージ50上の特図始動記憶ランプ47と衝突して再度遊技領域12に跳ね戻されることがある。

0172

ところで、上記した特図始動記憶ランプ47は、遊技球の直径よりも大きい高さ寸法(ステージ50面から点灯部47bの上端までの高さ寸法)に形成される。これにより、遊技領域12から跳ね上がった遊技球が特図始動記憶ランプ47を飛び越してステージ50上に入り込むことを回避することができる。また、特図始動記憶ランプ47は、ステージ50(球受けステージ80aを含む)の遊技領域12に臨む一端部分に沿って複数(実施形態中では、4つ)並設されている。このため、本実施形態のように、ステージ50(球受けステージ80aを含む)の遊技領域12に臨む一端部分を幅広に形成した場合でも、複数の特図始動記憶ランプ47によって遊技領域12から跳ね上がった遊技球の侵入を阻止することができる。然も、4つの特図始動記憶ランプ47は、それぞれステージ50の中心線に対して左右対称となる位置に配置されており、ステージ50の左右両方向から流れ込んで跳ね上がる遊技球を均等に阻止することができる。

0173

また、ステージ50は、その基体となる構成部材(以下、これをステージ基体89(面基体)という)が非透光性の合成樹脂材料によって形成されており、ステージ基体89の複数箇所(具体的には、図12に示すように、円形誘導部54の下方となるステージ50の中央箇所と、左右の球誘導部材65の近傍となるステージ50の両側箇所)には、透光性の合成樹脂材料からなる透光装飾部材90(透光部、透光部材)が取り付けられている。透光装飾部材90の上面は、平坦面状をなしてステージ50面の一部を構成すると共に、その形状が「池」の形を象った外周曲線形状に形成されている。なお、ステージ50の前端側(遊技者側)には、透光装飾部材90の上面とステージ基体89の上面とによって、前端側に向かって下る段差が形成される。これにより、ステージ50から遊技領域12に向かって転動する遊技球に勢いを付けることができる。

0174

透光装飾部材90の下方には、透光装飾部材90と同様に透光性の合成樹脂材料からなる乱反射板91(乱反射部)と、ランプ基板92(発光手段)とが設けられている。乱反射板91は、透光装飾部材90の外周形状に沿った板状の部材からなり、その上面には、乱反射用の凹凸部91aが連続的に形成されている。なお、凹凸部91aは、ステージ50の中央位置を中心として放射状に連なって形成されている。また、透光装飾部材90と乱反射板91は、一体的にステージ基体89にビス止めして取り付けられる。また、透光装飾部材90の外周端部には、透光装飾部材90の下面と乱反射板91の上面(凹凸部91a)との間に所定の間隔を設けるための位置決め用フランジ片90aが全周に亘って立設されている。ランプ基板92は、その上面に複数のランプ93が実装され、該複数のランプ93が乱反射板91の下面と当接した状態で透光装飾部材90の下方に配置される。

0175

そして、ランプ基板92のランプ93から照射される光は、乱反射板91によって乱反射されて透光装飾部材90を下方から照明する。言い換えれば、ステージ50上の「池」を象った透光装飾部材90が部分的に光照明される。これにより、ステージ50(透光装飾部材90)上を光装飾することができると共に、ステージ50(透光装飾部材90)上を転動する遊技球は、ランプ93の光によって下方から照らされ、その視認性が向上される。なお、透光装飾部材90を下方から照明する光(ランプ93から照射される光)は、乱反射板91によって乱反射されることで、透光装飾部材90の下方を均一に照明する。

0176

また、ランプ93から照射される光は、透光装飾部材90を透してその上方に照射される。このため、枕木を備えた線路のようなレール形状(溝部54b,59bに複数の穴が連続的に穿設された形状)をなす円形誘導部54、上部レール52、及び下部レール53に対して、ランプ93から照射される光は、溝部54b,59bの穴を通して上方に透過する。従って、円形誘導部54、上部レール52、及び下部レール53を流下する遊技球においても、ステージ50(透光装飾部材90)上を転動する遊技球と同様に、ランプ93の光によって下方から照らされ、その視認性が向上される。

0177

次に、図13を用いて、センターユニット40の正面右上部に設けられる回転役物61について説明する。図13は、回転役物61を含む回転ユニット60を右上方から見た斜視図である。なお、図4に示すように、本実施形態における回転役物61は、棒状の筐体形状で形成され、その内部に複数(本実施形態では、8個)の発光体として多色発光可能な(赤色(Red)発光素子と、緑色(Green)発光素子と、青色(Blue)発光素子と、による組み合わせから構成される)LED61aを備えている。

0178

また、本実施形態では、センターユニット40の正面右上部に回転役物61が設けられている。上述したように、パチンコ機1においては、遊技領域12の左上方から遊技球が打ち出される。また、一般的に、パチンコ機1にて遊技を行う遊技者は、センターユニット40の左側に遊技球を流下させて第1始動口72及び第2始動口73への遊技球の入賞を狙う。このため、本実施形態では、最も遊技者の遊技に影響を与えない遊技領域12の正面右上部に対応するセンターユニット40の正面右上部に回転役物61を設けている。

0179

図13に示すように、回転ユニット60は、モータ63の回転軸(モータ軸63a)の先端部に設けられた回転役物61と、回転役物61を回転駆動するモータ63と、モータ63の回転軸(モータ軸63a)が内蔵されると共に、各種基板を備えた回転役物本体62と、回転役物本体62に螺着される取付基板64と、から構成される。また、モータ軸63aの先端部には回転役物61が装着され、回転役物61の背面側にはモータ軸63aが内蔵されると共に役物制御基板115等からの信号を中継する中継基板が内蔵される回転役物本体62が位置し、さらにその背面側にモータ63が位置している。また、取付基板64が回転役物本体62に螺着され、この取付基板64に形成された取付孔64aにネジを挿入して遊技盤4の背面側に螺着する。

0180

本実施形態における回転役物61は、前面の前面板611と、上下の側板612と、左右の側板613と、背面の底板614(図14(B)参照)と、によって直方体状(棒状ともいう)に形成される。また、底板614から前面板611までの高さ<上側の側板612から下側の側板612までの縦の長さ<左側の側板613から右側の側板613までの横の長さ、の順に長くなるように形成されている。なお、本実施形態における回転役物61は、少なくとも左側の側板613から右側の側板613までの横の長さが他の辺よりも長くなるように構成すればよく、底板614から前面板611までの高さと上側の側板612から下側の側板612までの縦の長さとが同一であってもよいし、一方が長くなるようにしてもよい。

0181

また、上下の側板612と、左右の側板613と、背面の底板614と、は一体的に形成され、底板614から上方に開口した状態となっている。そして、開口を塞ぐように前面板611を上方から装着することにより密閉する。なお、回転役物61の内部には、赤色(Red)発光素子と、緑色(Green)発光素子と、青色(Blue)発光素子と、による組み合わせから構成され、多色発光可能な8個のLED61a、該LED61aを発光制御するIC(図示しない)、LED61a及びICに供給する電力蓄電するコンデンサ(図示しない)、等が搭載される基板が内蔵される。

0182

本実施形態では、底板614から前面板611方向に上部が前面板611と略平行に形成されると共に、側板612、613の一方から回転役物61の内側方向に突出するように形成された複数の保持部614aが設けられている。保持部614aは、底板614から所定の高さ(前面板611方向への高さ)を有するように形成され、上述した基板が載置されるものである。また、この基板が載置されることにより回転役物61の内部領域が前面板611側と底板614側との2つの領域に分割される。後述するが、基板の背面側(基板の底板614側)にはコンデンサ、IC等が搭載され、保持部614aは、コンデンサ、ICが搭載可能となるように突出形成される。即ち、底板614からの高さは、コンデンサ、IC等が搭載可能な程度であればよい。

0183

また、図示しないが、前面板611には、底板614及び側板611、613に形成された保持部614aに対応する位置に保持部が形成されている。底板614及び側板611、613に形成された保持部614aと前面板611に形成された保持部とは載置される基板の厚みと同程度の間隔を有するように形成される。そして、前面板611を装着していない状態で回転役物61内部に基板を挿入し、保持部614aに基板を載置する。そして、前面板611を装着することにより前面板に形成された保持部と底板614及び側板611、613に形成された保持部614aとによって基板が挟持されて固定される。さらに、底板614側から底板614、基板、前面板611、をネジで螺着して密閉することにより回転役物61が組み立てられる。また、このとき基板は回転役物61の内側周側面に当接した状態であり、底板614及び側板611、613に形成された保持部614aと前面板611に形成された保持部とによって挟持されることにより回転役物61内部にかっちりと固定されて回転役物61を回転させたときに回転役物61と一体的に回転する。

0184

また、回転役物61の上下の側板612の底板614側及び底板614には複数の通気孔61bが設けられている。回転役物61を回転することにより通気孔61bから空気が流入し、回転役物61の内部の空気を循環する。なお、回転役物61に内蔵される基板に搭載されるLED61a、IC、コンデンサ、等は、基板にはんだ付けされる。また、LED61a、IC、コンデンサ、等は、動作するときに発熱し、はんだ溶けて基板から剥がれ落ちたり、接触不良を生じたりする虞がある。このため、通気孔61bを形成し、回転役物61を回転させたときに回転役物61内部の空気を循環させることによりLED61a、IC、コンデンサ、等を冷却して温度上昇を抑えるように構成している。また、回転役物61に内蔵される基板にコンデンサを搭載して蓄電することにより、LED61a及びICを安定して駆動できる。

0185

図14(A)は、回転ユニット60の側面図であり、図14(B)は、図14(A)にて回転役物61をX−Y平面で切った場合の断面図である。

0186

なお、図14(B)には図示しないが、LED61a、IC、コンデンサ、等を搭載した基板は、回転役物61の上下の側板612と、左右の側板613と、によって囲まれた領域と同程度の領域を有して回転役物61の内側周側面に当接し、かつ、回転役物61の前面板611に対して平行に取り付けられている。また、LED61aは、基板の前面に搭載され、IC及びコンデンサは、基板の背面に搭載される。また、図14(B)に示すように、回転役物61の底板614の中央(底板614長手方向中央線と、底板614短手方向中央線と、の交点)にモータ63のモータ軸63aが挿入され、回転役物61の中央と、回転役物61の回転軸と、は一致している。即ち、本実施形態における回転役物61は、モータ軸63aから底板614の長手方向一端側の長さと、底板614の長手方向他端側の長さと、が同一であり、かつ、モータ軸63aから底板614の短手方向一端側の長さと、底板614の短手方向他端側の長さと、が同一である。

0187

また、本実施形態では、基板の略中央から左右の側板613の一端側の領域に基板短手方向中央線に沿って等間隔でLED61aが搭載される(図4参照)。また、LED61aが搭載される一端側の領域においてその基板背面には基板短手方向中央線に沿ってICが搭載され、LEDが搭載されない他端側の領域においてその基板背面には基板短手方向中央線に沿ってコンデンサが搭載されている。さらに、本実施形態では、ICを回転役物61の回転軸(回転役物61の中央)から基板長手方向の近い位置に設置し、コンデンサを回転役物61の回転軸(回転役物61の中央)から基板長手方向の遠い位置(回転役物61の基板長手方向端部に近い位置)に設置すると共に、基板短手方向中央線に沿って各部材を設置することにより、LED61a及びICが搭載される一端側と、コンデンサが搭載される他端側と、の重量バランスを均等に保ち、基板の中央に基板の重心となるように構成している。なお、基板の中央は、回転役物61の中央と一致し、回転役物61の重心は基板の重心と一致する。上述したように、モータ軸63aは、回転役物61の中央に挿入され、回転役物61の中央と、回転役物61の回転軸と、は一致しているため、回転役物61の重心(回転役物61に内蔵される基板の重心)と、回転役物61の回転軸と、は一致している。

0188

このように、本実施形態では、モータ軸63aを中心として重量バランスが均等になるように回転役物61が形成され、回転役物61の重心と、回転役物61の回転軸と、が一致するため、遠心することを防止できると共に、遠心により発生する振動を低減させることができる。さらには、モータ63を高速回転させることが可能になると共に、モータ63の急回転及び急停止させることが可能となり、ひいては、モータの脱調を防止することができる。

0189

以上のように構成される回転ユニット60は、役物CPU116からの駆動信号に基づいてモータ63を高速で駆動することにより回転役物61を高速回転(本実施形態では、1分間に1200回転)させる。また、このときLED61aを所定の発光パターンデータ(例えば、発光時間、発光位置、発光色、等を示すデータ)で発光制御することにより複数種類の態様(例えば、花火等)の残影(残像ともいう)を表示させる。一般的にモータ63の回転速度を上げることによりきれいな残影を表示できる。本実施形態では、モータ63を1分間に600回転の回転数で回転させることによっても残影を表示することが可能であったが、よりきれいな残影を表示するためには1分間に1200回転程度の回転数が必要である。なお、モータ63の回転数を1分間に1200回転以上にすることでさらにきれいな残影を表示するように構成してもよい。

0190

このように、本実施形態では、所定の発光パターンデータにもとづいてモータ63を高速で回転させるとともにLED61aを発光制御することにより複数種類の態様の残影を表示する。換言すれば、モータ63による回転役物61の回転駆動が安定したときにLED61aを発光制御することにより所定の残影を表示する。そのため、常に安定した残影表示を行うことが可能となる。また、回転役物61を回転駆動することにより宛も表示器が設けられているかの印象を与えることができ、回転役物61の可動範囲にわたって設けられた複数個のLEDにより構成された表示器を用いて複数種類の態様を表示する場合に比べて搭載するLED61aの個数を減らすことができるため、パチンコ機1の製造コストを低減できるという利点がある。しかし、残影を表示するためにはモータ63を高速で回転させなければならず、モータ63を高速で回転させることにより振動の発生及び振動の度合い(大きさ)が増大し、遊技領域12を流下する遊技球やステージ50上を転動する遊技球に影響を与える虞があった。本実施形態で用いられるパチンコ機1は、モータ63を駆動することにより発生する振動が遊技球の転動に影響を与えないようにセンターユニット40を構成する各部材の遊技盤4への取付方法を工夫している。以下、センターユニット40を構成する各部材の遊技盤4への取付方法について説明する。

0191

図15は、遊技盤4の前面方向から見たセンターユニット40の分解斜視図であり、図16は、遊技盤4の背面方向から見たセンターユニット40の分解斜視図である。また、図20は、遊技盤4の背面図であり、図21は、遊技盤4の背面斜視図である。

0192

図15及び図16に示すように、本実施形態のセンターユニット40は、遊技盤4を挟んで前後に分割された前面装飾体80及びリアユニット83から構成される。具体的には、遊技盤4の前面側に前面装飾体80が位置し、この前面装飾体80は遊技盤4に対してその前面側から取り付けられる。逆に遊技盤4の背面側には、取付ユニット81(取付部材)と、背面装飾体82(装飾部材)と、回転役物61を含む回転ユニット60と、から構成されるリアユニット83が位置し、遊技盤4に対してその背面側から取り付けられる。さらに、背面装飾体82は、取付基板86と、球誘導部材65と、前記ステージ50のうち前面装飾体80の下縁部に形成された球受けステージ80aを除くステージユニット50a(転動面形成部材)と、上部装飾体87と、画像表示装置42と表示制御基板120とを含む表示ユニット85と、から構成される。

0193

また、遊技盤4には、その合板材を厚み方向に刳り貫いた貫通孔4aが形成されている。この貫通孔4aは、遊技領域12の中央からやや上よりの範囲にかけて大きく開口しており、その開口形状は、前面装飾体80の外形にほぼ合致している。センターユニット40を構成する各部材のうち遊技盤4の前面側から取り付けられる前面装飾体80は、その中央部及び右上部が厚み方向に刳り貫かれた中空形状を有している。

0194

なお、リアユニット83のうち最も遊技盤4に近い側に位置する取付ユニット81は、その中央から右上部にかけて厚み方向に刳り貫かれた開口部を有し、前面側に左右一対ボス孔81aが形成され、取付ユニット81の右上部に形成された開口部の背面側上方にはボス81bが形成されている。また、取付ユニット81の背面側には、複数の取付ボス81cも形成されている。さらに、取付ユニット81は、遊技盤4の背面に対向する前面がほとんどフラットな形状に成形されており、このフラットな前面が遊技盤4と接するように取り付けられる。リアユニット83が遊技盤4に取り付けられると、フラットな前面が遊技盤4の背面に密着する(但し製造誤差や歪みによる隙間は許容される)。

0195

また、取付ユニット81のフラットな前面は、貫通孔4aには嵌め込まれないものの、その一部は貫通孔4aに対向する位置関係にある。即ち、取付ユニット81が遊技盤4に取り付けられると、その前面は部分的に貫通孔4aの内側に張り出し、貫通孔4aを通じて遊技盤4の前面側に露出される。但し、この露出する部分は前面装飾体80に覆い隠されるため、遊技者からは直接的に視認されない。

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    【課題】興趣の向上を図ることのできる遊技機を提供する。【解決手段】パチンコ機10は、発射手段による発射された遊技球が案内される遊技領域を移動する遊技球が入球可能な特定領域と、特定領域を移動する遊技球が... 詳細

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