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技術 データを伝送するための適切なHARQ再伝送スキームを選択するための方法、およびそのような方法のための基地局およびプログラムモジュール

出願人 アルカテル-ルーセント
発明者 フオルカー・ブラウン
出願日 2006年2月14日 (15年5ヶ月経過) 出願番号 2006-036046
公開日 2006年9月14日 (14年10ヶ月経過) 公開番号 2006-246457
状態 未査定
技術分野 エラーの検出、防止 移動無線通信システム
主要キーワード 選択関数 自動繰り返し 測定電力 事前構成 誤り処理 FRC 端末装置群 ピークデータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年9月14日)のものです。
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図面 (2)

課題

データを伝送するための適切なHARQ再伝送スキームを選択するための方法、およびそのような方法のための基地局およびプログラムモジュールを提供する。

解決手段

本発明は、通信ネットワークを介して端末装置にデータを伝送するために、基地局内で適切なHARQ(混成自動繰り返し要求)再伝送スキームを選択するための方法に関し、前記選択は、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に繰り返し実行される。

概要

背景

HSDPA高速ダウンリンクパケットアクセス)は、ダウンリンク、すなわち、基地局から移動局へのパケットデータに関して、より高いスペクトル効率を実現するUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)標準拡張である。HSDPAは、適応変調、符号化、ならびにUMTSにおいてノードBと呼ばれる基地局内に配置されたパケットスケジューラを使用して、スループットを最適化する。ノードBスケジューラによる適切な変調符号化スキームの選択は、UMTSにおいてUE(ユーザ機器)と呼ばれる端末装置によって報告されるCQI(チャネル品質インジケータ)の助けを借りて行われる。

HSDPAは、RLC(無線リンク制御レイヤ上、またはTCP(伝送制御プロトコル)レイヤ上などの、より高位のレイヤ上の高価な再伝送の割合を0に近く保つため、物理レイヤ上でHARQ再伝送スキームをさらに使用する。UEは、例えば、トランスポートブロックのような、受信されたデータパケットCRC巡回冗長符号検査を適用し、ノードBに対するACKNACKメッセージによって結果の確認応答を行う。トランスポートブロックに関してNACKを受信した後、ノードBは、そのトランスポートブロックを再伝送することを選択することができる。そのようなケースでは、UEは、最良誤り率パフォーマンスを得るために、最初のトランスポートブロックと再伝送されるトランスポートブロックのコヒーレントソフト結合を適用する。

HSDPAは、HARQ再伝送スキームとして、チェース結合(Chase Combining)と増加的冗長性(Incremental Redundancy)をともに可能とする。

チェース結合では、再伝送されるトランスポートブロックは、そのトランスポートブロックの最初の伝送に関して使用されたのと全く同一の符号化されたビットセット、すなわち、同一のパンクチャリングパターンを含む。

増加的冗長性では、再伝送されるトランスポートブロックは、そのトランスポートブロックの最初の伝送に関して使用されたのとは、例えば、異なるパンクチャリングパターンを使用することにより、異なる符号化されたビットを含む可能性がある。次に、ソフト結合中、再伝送ごとに、追加のパリティビットがUEによって受信され、これにより、符号レートが低下するが、ECC誤り訂正符号化)スキームの誤り訂正能力も向上する。

チェース結合は、好ましくは、高いピークデータ転送速度を実現するために、良好なチャネル品質のケースで適用されるべきであり、劣悪なチャネル品質のケースでは、より良好な誤り率パフォーマンス、すなわち、所与信号対雑音干渉比に関して、より高いデータスループットのために、増加的冗長性が、好ましい。

最近は、いずれのHARQ再伝送スキームが使用されるかの選択は、伝送の開始時にだけ実行され、したがって、より高いピークデータ転送速度か、またはより良好な誤り率パフォーマンスの適切な選択を実現するために、伝送中に、変化する伝送条件に基づいて対処することが不可能である。
3GPP TS25.212標準
3GPP TS25.214

概要

データを伝送するための適切なHARQ再伝送スキームを選択するための方法、およびそのような方法のための基地局およびプログラムモジュールを提供する。本発明は、通信ネットワークを介して端末装置にデータを伝送するために、基地局内で適切なHARQ(混成自動繰り返し要求)再伝送スキームを選択するための方法に関し、前記選択は、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に繰り返し実行される。

目的

本発明の目的は、適切なHARQ再伝送スキームとしてチェース結合または増加的冗長性を選択するために、または、一般に、HARQ再伝送スキームAまたはHARQ再伝送スキームBを選択するために、基地局において、伝送中に変化する伝送条件に基づいて対処する方法を提案することである。ここで、スキームAおよびスキームBは、前述したチェース結合および増加的冗長性に類似した2つの再伝送スキームである、すなわち、スキームAは、例えば、あるデータ転送速度のために要求するHARQバッファが常により少なく、このため、しばしば、所与のHARQバッファサイズに関して、より高いピークデータ転送速度を可能にするのに対して、スキームBは、例えば、より良好な誤り率パフォーマンスを有するものと想定する。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

通信ネットワークを介して端末装置にデータを伝送するように、基地局内で適切なHARQ混成自動繰り返し要求)再伝送スキームを選択するための方法であって、前記選択は、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に繰り返し実行され、前記適切なHARQ再伝送スキームは、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームのためのトランスポートブロックサイズを決定すること、および決定されたトランスポートブロックサイズを使用して、HARQ再伝送スキームのための要求される最小HARQバッファサイズを直接に決定することによって選択される方法。

請求項2

前記選択関数は、トランスポートフォーマットリソース組合せ選択関数である請求項1に記載の方法。

請求項3

第1のHARQ再伝送スキームのための決定されたトランスポートブロックサイズは、第2のHARQ再伝送スキームのための要求される最小HARQバッファサイズを直接に決定するのに使用される請求項1に記載の方法。

請求項4

第1のHARQ再伝送スキームは、第2のHARQ再伝送スキームのための決定された最小HARQバッファサイズが、事前構成されたHARQバッファのサイズより大きい場合、トランスポートブロックの再伝送のために選択され、第2のHARQ再伝送スキームのための決定された最小HARQバッファサイズが、事前構成されたHARQバッファのサイズより小さい場合、第2のHARQ再伝送スキームが、トランスポートブロックの再伝送のために選択される請求項1に記載の方法。

請求項5

前記データ伝送は、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UniversalMobileTelecommunicationSystem)において使用される高速ダウンリンクパケットアクセスを使用して達成される請求項1に記載の方法。

請求項6

前記第1のHARQ再伝送スキームは、チェース結合であり、前記第2のHARQ再伝送スキームは、増加的冗長性である請求項3に記載の方法。

請求項7

通信ネットワークを介して端末装置にデータを伝送するための基地局であって、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に適切なHARQ再伝送スキームを繰り返し選択するための手段と、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームに関するトランスポートブロックサイズを決定すること、および決定されたトランスポートブロックサイズを使用して、HARQ再伝送スキームのための要求される最小HARQバッファサイズを直接に決定することによって、前記適切なHARQ再伝送スキームを選択するための手段とを含む基地局。

請求項8

前記基地局は、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームのためのトランスポートブロックサイズを決定することにより、前記適切なHARQ再伝送スキームを選択するための手段を含む請求項7に記載の基地局。

請求項9

通信ネットワークを介して端末装置にデータを伝送するための基地局内で、適切なHARQ再伝送スキームを選択するように基地局内で実行されるプログラムモジュールであって、前記選択は、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に繰り返し実行され、前記適切なHARQ再伝送スキームは、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームのためのトランスポートブロックサイズを決定すること、および決定されたトランスポートブロックサイズを使用して、HARQ再伝送スキームのための要求される最小HAQRバッファサイズを直接に決定することによって選択されるプログラムモジュール。

請求項10

前記適切なHARQ再伝送スキームは、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームのためのトランスポートブロックサイズを決定することによって選択される請求項9に記載のプログラムモジュール。

技術分野

0001

本発明は、参照により本明細書に組み込まれている優先出願欧州特許出願第05290473.7号に基づく。

0002

本発明は、通信ネットワークを介して端末装置にデータを伝送するための適切なHARQ混成自動繰り返し要求)再伝送スキームを選択するための方法であって、前記選択は、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に繰り返し実行され、前記適切なHARQ再伝送スキームは、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームのためのトランスポートブロックサイズを決定(determine)すること、および決定されたトランスポートブロックサイズを使用して、HARQ再伝送スキームのための要求される最小HARQバッファサイズを直接に決定することによって選択される方法、通信ネットワークを介して端末装置にデータを伝送するための基地局であって、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に適切なHARQ再伝送スキームを繰り返し選択するための手段と、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームのためのトランスポートブロックサイズを決定すること、および決定されたトランスポートブロックサイズを使用して、HARQ再伝送スキームのための要求される最小HARQバッファサイズを直接に決定することによって、前記適切なHARQ再伝送スキームを選択するための手段とを含む基地局、および通信ネットワークを介して端末装置にデータを伝送するための基地局内で、適切なHARQ再伝送スキームを選択するために基地局内で実行されるプログラムモジュールであって、前記選択は、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に繰り返し実行され、前記適切なHARQ再伝送スキームは、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームのためのトランスポートブロックサイズを決定すること、および決定されたトランスポートブロックサイズを使用して、HARQ再伝送スキームのための要求される最小HARQバッファサイズを直接に決定することによって選択されるプログラムモジュールに関する。

背景技術

0003

HSDPA高速ダウンリンクパケットアクセス)は、ダウンリンク、すなわち、基地局から移動局へのパケットデータに関して、より高いスペクトル効率を実現するUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)標準拡張である。HSDPAは、適応変調、符号化、ならびにUMTSにおいてノードBと呼ばれる基地局内に配置されたパケットスケジューラを使用して、スループットを最適化する。ノードBスケジューラによる適切な変調符号化スキームの選択は、UMTSにおいてUE(ユーザ機器)と呼ばれる端末装置によって報告されるCQI(チャネル品質インジケータ)の助けを借りて行われる。

0004

HSDPAは、RLC(無線リンク制御レイヤ上、またはTCP(伝送制御プロトコル)レイヤ上などの、より高位のレイヤ上の高価な再伝送の割合を0に近く保つため、物理レイヤ上でHARQ再伝送スキームをさらに使用する。UEは、例えば、トランスポートブロックのような、受信されたデータパケットCRC巡回冗長符号検査を適用し、ノードBに対するACKNACKメッセージによって結果の確認応答を行う。トランスポートブロックに関してNACKを受信した後、ノードBは、そのトランスポートブロックを再伝送することを選択することができる。そのようなケースでは、UEは、最良誤り率パフォーマンスを得るために、最初のトランスポートブロックと再伝送されるトランスポートブロックのコヒーレントソフト結合を適用する。

0005

HSDPAは、HARQ再伝送スキームとして、チェース結合(Chase Combining)と増加的冗長性(Incremental Redundancy)をともに可能とする。

0006

チェース結合では、再伝送されるトランスポートブロックは、そのトランスポートブロックの最初の伝送に関して使用されたのと全く同一の符号化されたビットセット、すなわち、同一のパンクチャリングパターンを含む。

0007

増加的冗長性では、再伝送されるトランスポートブロックは、そのトランスポートブロックの最初の伝送に関して使用されたのとは、例えば、異なるパンクチャリングパターンを使用することにより、異なる符号化されたビットを含む可能性がある。次に、ソフト結合中、再伝送ごとに、追加のパリティビットがUEによって受信され、これにより、符号レートが低下するが、ECC誤り訂正符号化)スキームの誤り訂正能力も向上する。

0008

チェース結合は、好ましくは、高いピークデータ転送速度を実現するために、良好なチャネル品質のケースで適用されるべきであり、劣悪なチャネル品質のケースでは、より良好な誤り率パフォーマンス、すなわち、所与信号対雑音干渉比に関して、より高いデータスループットのために、増加的冗長性が、好ましい。

0009

最近は、いずれのHARQ再伝送スキームが使用されるかの選択は、伝送の開始時にだけ実行され、したがって、より高いピークデータ転送速度か、またはより良好な誤り率パフォーマンスの適切な選択を実現するために、伝送中に、変化する伝送条件に基づいて対処することが不可能である。
3GPP TS25.212標準
3GPP TS25.214

発明が解決しようとする課題

0010

本発明の目的は、適切なHARQ再伝送スキームとしてチェース結合または増加的冗長性を選択するために、または、一般に、HARQ再伝送スキームAまたはHARQ再伝送スキームBを選択するために、基地局において、伝送中に変化する伝送条件に基づいて対処する方法を提案することである。ここで、スキームAおよびスキームBは、前述したチェース結合および増加的冗長性に類似した2つの再伝送スキームである、すなわち、スキームAは、例えば、あるデータ転送速度のために要求するHARQバッファが常により少なく、このため、しばしば、所与のHARQバッファサイズに関して、より高いピークデータ転送速度を可能にするのに対して、スキームBは、例えば、より良好な誤り率パフォーマンスを有するものと想定する。

課題を解決するための手段

0011

この目的は、請求項1の教示による方法、請求項8の教示による基地局、および請求項10の教示によるプログラムモジュールによって達せられる。

発明を実施するための最良の形態

0012

本発明の主な考え方は、トランスポートブロックの最初の伝送、または再伝送が準備される際、少なくとも1回、適切なHARQ再伝送スキームの選択が、例えば、無線リソース(すなわち、利用可能な伝送電力、ならびに周波数または符号によって定められるチャネル)、CQI(チャネル品質インジケータ)、構成されたHARQバッファ、UE能力、いわゆるTFRCトランスポートフォーマットリソース組合せ)セットおよび/または電力オフセットのような、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して実行される。

0013

本発明のより手の込んだ実施形態では、例えば、HARQ再伝送スキームAのための、いわゆるTFRC選択関数のような選択関数が、基地局において実行され、データ伝送を定める前述したパラメータを含む、所与のパラメータリストに関して、HARQ再伝送スキームAに対応するトランスポートブロックのサイズが決定される。

0014

次に、HARQ再伝送スキームAのための選択関数を使用して決定された所与のトランスポートブロックサイズに関して、代替のHARQ再伝送スキームBに要求される最小HARQバッファサイズが、トランスポートブロックサイズと、代替のHARQ再伝送スキームBに要求される最小HARQバッファサイズの間の相関関係が、伝送の開始に先立って既に決定され、格納されている場合、例えばテーブルルックアップによって決定される。

0015

HARQ再伝送スキームBに要求される最小HARQバッファサイズが、構成されたHARQバッファのサイズ、すなわち、再伝送に利用できるバッファサイズより大きい場合、HARQ再伝送スキームAが、そのトランスポートブロックに関する再伝送スキームとして選択される。それ以外の場合、HARQ再伝送スキームBが、そのトランスポートブロックに関する再伝送スキームとして選択される。

0016

本発明のさらなる発展形態は、従属請求項、および以下の説明から知ることができる。

0017

以下に、本発明を、添付の図面をさらに参照して説明する。

0018

本発明を実施することができる通信ネットワークは、前記通信ネットワークおよび端末装置群を介してデータを伝送するための基地局を含む。

0019

基地局は、有線接続または無線接続を介して端末装置群に接続され、基地局は、コアネットワークを介して、制御デバイスに、ゲートウェイを介して、例えば、インターネット、または移動ネットワークまたは固定ネットワークのような、さらなるネットワーク内に位置する端末装置群またはサーバ群のようなデバイス群に、さらに接続されることが可能である。また、通信ネットワーク内に含まれることが可能な、さらなる基地局群が、コアネットワークを介して互いに、かつ/または前記基地局に接続されることが可能である。

0020

端末装置は、UMTS電話またはISDN電話(ISDN=デジタル統合サービス網)のためのセル電話のような、移動ネットワークまたは固定ネットワークのための慣用の端末装置である。

0021

好ましい実施形態では、端末装置は、HSDPAデータを受信することができるUMTSのためのセル電話である。

0022

基地局は、端末装置およびコアネットワークにデータを送信するため、ならびに端末装置およびコアネットワークからデータを受信するためのトランシーバの機能を含む。さらに、基地局は、HARQ再伝送スキームによる、例えば、誤り符号化または再伝送のような誤り処理のための手段を含む。本発明によれば、基地局は、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に適切なHARQ再伝送スキームを繰り返し選択するための手段をさらに含む。

0023

さらなる実施形態では、基地局は、データ伝送を定める前記少なくとも1つのパラメータに依存する選択関数を使用して、前記HARQ再伝送スキームのためのトランスポートブロックサイズを決定することにより、前記適切なHARQ再伝送スキームを選択するための手段を含む。

0024

さらなる実施形態では、前記選択関数は、いわゆるTFRC(トランスポートフォーマットリソース組合せ)選択関数である。

0025

好ましい実施形態では、基地局は、UMTSにおけるHSDPAのためのノードBである。

0026

以下に、例として、本発明による方法を、図1を参照して詳細に説明する。

0027

以下に説明する実施例では、通信ネットワークは、UMTSネットワークであり、このネットワークのための基地局は、いわゆるノードBであり、端末装置は、いわゆるUE(ユーザ機器)である。

0028

HSDPAの特徴は、UMTSネットワーク内部で実施される。すなわち、ノードBはHSDPAデータを送信可能であり、ユーザ機器はそのようなHSDPAデータを受信可能である。

0029

既に前述したとおり、HSDPAは、HARQ再伝送スキームとしてチェース結合および増加的冗長性を許し、これら2つのスキームは、ノードB内部、およびユーザ機器内部で実施される。

0030

この2つの再伝送スキームのいずれでも、符号の数、変調スキーム、すなわち、QPSK(4位相偏移変調)または16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)、および再伝送の合間に伝送電力を適応させることが可能である。増加的冗長性は、誤り率パフォーマンスに関して、通常、チェース結合よりパフォーマンスが優れているのに対して、チェース結合は、より高いピークデータ転送速度を提供するものと考えることができる。

0031

以上のHARQ再伝送スキームを実施するのに、ノードBトランシーバベースバンド処理は、3GPP TS25.212標準で詳細に説明される以下のビルディングブロックを使用する。CRC(巡回冗長検査)付加、ならびに1/3という固定符号レートを有するターボ符号化を、ノードBからユーザ機器に送信されなければならないトランスポートブロックに適用した後、第1のレートマッチング段階が、符号化されたトランスポートブロックのサイズを、パンクチャリングを行うことにより、HARQバッファの中に入るように小さくする。第2のレートマッチング段階は、符号化されたブロックのサイズをパンクチャリングによって小さくするか、または繰り返しを使用して大きくして、拡散率、符号の数、および変調スキームによって与えられる物理チャネルリソースに合うようにする。HARQバッファのサイズは、半静的な形で構成され、すなわち、ノードBにおいて構成されたHARQバッファサイズは、ソフト結合を実行するためにUEにおいて利用可能なHARQバッファサイズと合致する。

0032

HARQバッファのサイズは、スケジューリング決定において考慮されなければならず、すなわち、HARQバッファサイズは、パケット伝送のために使用することができる可能な最大トランスポートブロックサイズに制限を課す。所与のHARQバッファサイズに関して、通常、最大トランスポートブロックサイズ、すなわち、伝送されることが可能な最大ピークデータ転送速度は、チェース結合の場合の方が、増加的冗長性の場合よりも大きく、つまり、所与のトランスポートブロックサイズに関して、チェース結合、すなわち、HARQ再伝送スキームAのための要求される最小HARQバッファサイズは、増加的冗長性、すなわち、HARQ再伝送スキームBのための要求される最小HARQバッファサイズより、通常、小さい。この実施例では、0.7という有効符号レート(Reff)が使用されるものと想定し、0.7は、HSDPAに関して使用されるとおり、1/3というレートでターボ符号にパンクチャリングを行うことによって得られる通常の値である。

0033

チェース結合では、符号レートは、第1のレートマッチング段階の後、0.7であることが可能であり、第2のレートマッチング段階は、トランスペアレントであることが可能である。したがって、所与のトランスポートブロックサイズに関して、HARQバッファサイズは、トランスポートブロックサイズを有効符号レートで割った商以上でなければならず、これにより、結果として、トランスポートブロックサイズの1.43倍が与えられる。

0034

増加的冗長性では、パケット伝送の間で有効パンクチャリングパターンを変更する可能性が存在しなければならない。これは、第2のレートマッチング段階において異なるパンクチャリングを使用することによって達せられ、すなわち、第1のレートマッチング段階が、十分なパリティビットを残さなければならない。極端なケースでは、すべてのパリティビットが、第2のレートマッチング段階で利用可能であり、そのケースでは、HARQバッファサイズは、トランスポートブロックサイズの3倍以上でなければならない。

0035

以上の実施例から、良好なチャネル品質のケースでは、高いピークデータ転送速度を実現するために、チェース結合が、好ましくは、適用されるべきであり、劣悪なチャネル品質のケースでは、より良好な誤り率パフォーマンスのために、増加的冗長性が好ましいと結論づけることができる。

0036

例えば、無線リソース(電力および符号);CQI(チャネル品質インジケータ)によって判定されるチャネル品質;合計UEソフトバッファHARQプロセスの数(通常、2から6までの数)で割ったサイズにしばしば等しい、構成されたHARQバッファサイズ;UEの利用可能なソフトバッファを決めるUE能力;例えばMPO(測定電力オフセット、3GPP TS25.214参照)のような電力オフセット;トランスポートブロックサイズを含む、可能なTFRC(トランスポートフォーマットリソース組合せ)、チャネル化符号の数、変調スキーム、ならびにTFRCで目標誤り率を達するのに要求される伝送電力のセットなどのような、最適なHARQ再伝送スキームの選択に影響を与える多くのパラメータが存在する。

0037

本発明の一実施形態では、最適なHARQ再伝送スキームの選択に影響を与える前記パラメータ群の少なくとも1つのパラメータを使用して、データ伝送中に適切なHARQ再伝送スキームが繰り返し選択される。これは、トランスポートブロックの最初の伝送の前、および/またはそのトランスポートブロックの少なくとも1回の再伝送の前に行われることが可能である。選択は、データ伝送の条件が急速に変化するケースでは、より頻繁に実行されることが可能である。

0038

また、それらのパラメータは、いわゆるTFRC選択関数によって、同一のトランスポートブロックサイズを使用するトランスポートブロックの最初の伝送、または再伝送のために適切なTFRCを選択するのに使用される。

0039

ノードBからユーザ機器へのトランスポートブロックの最初の伝送に誤りがあった場合、ユーザ機器は、例えば、NACKを送信することにより、ノードBからのトランスポートブロックの再伝送を要求する。トランスポートブロックの最初の伝送の前に、HARQ再伝送スキームとしてのチェース結合のためのTFRC(トランスポートフォーマットリソース組合せ)選択関数が、ノードBにおいて実行され、無線リソース、CQI(チャネル品質インジケータ)、構成されたHARQバッファ、UE能力、TFRCセット、電力オフセットなどを含む、所与のパラメータリストに関して、トランスポートブロックサイズが、その選択の結果として得られる。

0040

別の実施形態では、HARQ再伝送スキームとしてのチェース結合のためのTFRC(トランスポートフォーマットリソース組合せ)選択関数が、トランスポートブロックの少なくとも1回の再伝送の前に、ノードBにおいて実行されて、データ伝送の条件が急速に変化するケースでも、HARQ再伝送スキームの適切な選択が得られる。

0041

代替のHARQ再伝送スキームとしての増加的冗長性に要求される最小HARQバッファサイズは、トランスポートブロックサイズとHARQバッファサイズの間の前述した相関関係によって計算されることが可能である。

0042

チェース結合と増加的冗長性の両方に関して、HARQ再伝送スキームとしてのチェース結合のためのTFRC選択関数によって得られたトランスポートブロックサイズを、トランスポートブロックをフォーマットする、または組み立てるために使用することができる。これは、第1のレートマッチング段階が入力としてトランスポートブロック、および構成されたHARQバッファサイズを使用するので、すなわち、第1のレートマッチング段階に関する入力がチェース結合の場合と増加的冗長性の場合で同一であるので、可能である。

0043

好ましい実施形態では、所与のトランスポートブロックサイズに関して、代替のHARQ再伝送スキームとしての増加的冗長性に要求される最小HARQバッファサイズは、例えば、最小HARQバッファサイズの計算よりも速く実行されることが可能なテーブルルックアップによって特定される。この目的で、トランスポートブロックサイズと、増加的冗長性のための最小HARQバッファサイズの間の相関関係が、伝送の開始より前に計算され、ノードB内のテーブルの中に格納されている。

0044

別の実施形態では、HARQ再伝送スキームとしての増加的冗長性が、TFRC選択関数によってトランスポートブロックサイズを決定するのに使用され、代替のHARQ再伝送スキームとしてのチェース結合に要求される最小HARQバッファサイズが、例えば、前述した手続きに類似するテーブルルックアップによって決定される。

0045

図1に、トランスポートブロックサイズと最小HARQバッファサイズの間の相関関係を示す、そのようなテーブルが示されている。第1の列では、トランスポートフォーマットリソース組合せ、TFRCのインデックスが与えられ、第2の列では、TFRCインデックスに対応する、ビット単位のトランスポートブロックサイズ、TBSが与えられ、第3の列では、HARQ再伝送スキームとしてのチェース結合を使用するトランスポートブロックの伝送および再伝送に必要とされる、ビット単位の最小HARQバッファサイズ、minHarqSize_Aが与えられ、第4の列では、HARQ再伝送スキームとしての増加的冗長性を使用するトランスポートブロックの伝送および再伝送に必要とされる、ビット単位の最小HARQバッファサイズ、minHarqSize_Bが与えられ、第5の列では、以下に説明する選択規則に従って選択されるHARQ再伝送スキームが与えられる。

0046

再伝送のためのHARQ再伝送スキームの選択を行うのに準拠する、この実施例における選択規則は、HARQ再伝送スキームとしての増加的冗長性を使用するトランスポートブロックの伝送および再伝送のために必要とされる最小HARQバッファサイズ、minHarqSize_Bが、構成されたHARQバッファサイズより大きい場合、HARQ再伝送スキームとしてのチェース結合が選択され、そうではない場合、HARQ再伝送スキームとしての増加的冗長性が選択される。前述したとおり、これは理にかなっている。というのは、増加的冗長性は、チェース結合と比べて、より良好な誤り率パフォーマンスを示し、したがって、十分な構成されたHARQバッファが存在する場合にはいつでも、使用されるべきだからである。以上の形で選択されたHARQ再伝送スキームが、トランスポートブロック、TBSの再伝送のために使用される。

0047

図1に示した実施例では、インデックスnを有するトランスポートフォーマットリソース組合せ、TFRCが、4664ビットというトランスポートブロックサイズ、TBSを含む。チェース結合のためのTFRC選択関数を使用して得られたトランスポートブロックサイズ、TBSのうち、チェース結合のための要求される最小HARQバッファサイズ、minHarqSize_A、および増加的冗長性のための要求される最小HARQバッファサイズ、minHarqSize_Bが特定される。この実施例における、構成されたHARQバッファのサイズは、15000ビットであり、増加的冗長性のための最小HARQバッファサイズ、minHarqSize_Bは、14076ビットであり、したがって、構成されたHARQバッファのサイズより小さいので、増加的冗長性が、HARQ再伝送スキームとして選択される。しかし、インデックスmを有するトランスポートフォーマットリソース組合せ、TFRCのケースでは、増加的冗長性のための最小HARQバッファサイズ、minHarqSize_Bは、29778ビットであり、したがって、構成されたHARQバッファのサイズより大きく、したがって、チェース結合が、HARQ再伝送スキームとして選択される。

0048

もちろん、例えば、トランスポートブロックサイズを閾値と単純に比較するような、再伝送のためのHARQ再伝送スキームをトランスポートブロックサイズによって選択するのに準拠する、他の選択規則も可能である。

0049

前述したTFRC(トランスポートフォーマットリソース組合せ)選択関数は、トランスポートブロックサイズを決定することによって適切なHARQ(混成自動繰り返し要求)再伝送スキームを選択するための、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータに依存する任意の種類の選択関数の一実施例に過ぎない。

0050

また、前述したHARQ再伝送スキームとしてのチェース結合および増加的冗長性は、データ伝送を定める少なくとも1つのパラメータに従って選択されることが可能な、任意の種類のHARQ再伝送スキームの実施例に過ぎない。

0051

適切なHARQ再伝送スキームを選択するための前述した方法は、UMTSシステムに限定されず、例えば、OFDM伝送(OFDM=直交周波数分割多重化)を使用するWLANネットワーク(WLAN=無線ローカルエリアネットワーク)においてのように、他の通信ネットワークにおいても実行することができる。

図面の簡単な説明

0052

トランスポートブロックサイズと最小HARQバッファサイズの間の相関関係を示すテーブルである。

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