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技術 遊技機

出願人 株式会社オリンピア
発明者 松田泰祐
出願日 2005年3月4日 (15年0ヶ月経過) 出願番号 2005-059923
公開日 2006年9月14日 (13年6ヶ月経過) 公開番号 2006-239188
状態 特許登録済
技術分野 スロットマシン、カードゲーム、盤上ゲーム
主要キーワード 弓形板 最大開き角度 開放検出信号 開放検知 値モード 駆動コントローラ 回転開始信号 開放検出
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年9月14日)のものです。
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課題

選択される抽選テーブルを不正に変更するゴト行為を防止することができる遊技機を提供する。

解決手段

第1〜第6抽選テーブル75〜80の中から1つを選択する抽選テーブル選択部72が設定可能状態にあるとき、選択対象変更部73は変更開始タン41cの操作に応じて抽選テーブルの選択対象を所定の間隔で自動的に連続して変更する。スタートレバー22の操作に応じて選択決定信号が入力されると、抽選テーブル選択部72は、そのときに選択対象となっている抽選テーブルを選択し、選択した抽選テーブルを示す選択信号当選役決定部71に入力する。

概要

背景

明細書中では遊技機の1つとしてパチスロ機を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはコインパチンコ球など他の媒体も含む。また、「メダル(遊技媒体)投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットタンなどによりベットすることを含む。さらに、図柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入賞、入賞となる前の状態で、当選役を決定する抽選(以下、当選役抽選と称する)により当選役が当選し、これが入賞されるまでの状態を内部入賞とする。

パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、その遊技媒体となっているメダルに一定の価値が与えられて、遊技を行って獲得したメダルを種々の景品交換することができる。

パチスロ機では、複数種類の抽選テーブルの中から選択した1つの抽選テーブルを用いて、ハズレ及び当選役のいずれかを抽選により決定するものが多い。抽選テーブルが変更されると、当選役の当選確率やハズレの確率が変化して、遊技者に利益が付与される確率が変動する。各抽選テーブルは設定値と称する値に1対1で対応づけられている。一般に、パチスロ機では、筐体内部を開閉する扉の施錠解除して開放することによって、選択される抽選テーブルを設定することが可能になる。そして、選択される抽選テーブルを各パチスロ機ごとに設定することによって、遊技場にとっては営業上の利益を確保することができ、遊技者にとっては公平に遊技を行うことができるメリットがある。さらに、遊技者にとっては当選役の当選確率の高い抽選テーブルが設定されたパチスロ機を推測する楽しみもあるため、選択される抽選テーブルを設定することは遊技の興趣を盛り上げる点でも重要なものとなっている。

このようなスロットマシンでは、選択される抽選テーブルを設定する際、筐体内部に設けた設定変更ボタンを押下する毎に、選択される対象である抽選テーブルが予め定められた順序で1つずつ変更される。このとき抽選テーブルに予め対応付けられた設定値を表示装置に表示し、選択対象となっている抽選テーブルがいずれであるかを示すものが一般的である。そして、設定を行う者が、意図する設定値が表示されるまで設定変更ボタンの押下を繰り返し、意図する設定値が表示されているときにスタートレバーを操作すると、表示されている設定値に対応する抽選テーブルが選択されるようになっている。

選択される抽選テーブルを変更する権限のない者が不正に変更する、いわゆるゴト行為が行われることが問題となっており、これを防止するために、筐体内部を開閉する扉が閉じ位置にあるか否かを検出し、扉が閉じ位置にある場合には設定変更を行えないスロットマシンが特許文献1などで提案されている。
特開2004−135844号公報

概要

選択される抽選テーブルを不正に変更するゴト行為を防止することができる遊技機を提供する。第1〜第6抽選テーブル75〜80の中から1つを選択する抽選テーブル選択部72が設定可能状態にあるとき、選択対象変更部73は変更開始ボタン41cの操作に応じて抽選テーブルの選択対象を所定の間隔で自動的に連続して変更する。スタートレバー22の操作に応じて選択決定信号が入力されると、抽選テーブル選択部72は、そのときに選択対象となっている抽選テーブルを選択し、選択した抽選テーブルを示す選択信号当選役決定部71に入力する。

目的

本発明は、選択される抽選テーブルを不正に変更するゴト行為を防止することができる遊技機を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

当たりの当選確率が互いに異なる複数の抽選テーブルから1つを選択する選択処理を行う抽選テーブル選択手段によって選択された抽選テーブルを用いて遊技が実行される遊技機において、選択する抽選テーブルを前記抽選テーブル選択手段が変更するよう変更開始信号を出力する変更開始操作部と、前記変更開始操作部から変更開始信号が入力されたことに応じて前記選択処理の選択対象を自動的に変更し続ける変更処理を行う選択対象変更手段と、選択対象に対して前記抽選テーブル選択手段が選択処理を行うよう選択決定信号を出力する選択決定操作部と、前記選択対象変更手段が変更処理を行っている際に、前記選択処理の選択対象となっている抽選テーブルに予め対応付けられた設定値を表示する設定値表示装置とを備えたことを特徴とする遊技機。

請求項2

前記選択対象変更手段は、選択対象を自動的に変更する間隔時間として、通常値を用いる通常値モードと、通常値とは異なる特別値を用いる特別値モードとを備え、予め定めた条件に基づいて通常値モードと特別値モードとを切り換えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。

請求項3

前記選択対象変更手段は、選択対象を自動的に変更する間隔時間として、連続して一定値を用いる一定値モードと、選択対象を変更する毎に無作為な値を用いる無作為値モードとを備え、予め定めた条件に基づいて一定値モードと無作為値モードとを切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の遊技機。

請求項4

前記選択対象変更手段は、選択対象を変更する際に、予め定めた順序に従って選択対象を変更する順序モードと、無作為に選択対象を変更する無作為順モードとを備え、予め定めた条件に基づいて順序モードと無作為順モードとを切り換えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の遊技機。

請求項5

筐体に前部を覆う開閉自在な扉と、前記扉が最大開き角度まで開放されたか否かを検出する開放検出手段とを備え、前記選択対象変更手段は、選択対象を自動的に変更する間隔時間として、通常値を用いる通常値モード及び通常値とは異なる特別値を用いる特別値モード、並びに、前記間隔時間として、連続して一定値を用いる一定値モード及び選択対象を変更する毎に無作為な値を用いる無作為値モード、並びに、選択対象を変更する際に、予め定めた順序に従って選択対象を変更する順序モード及び無作為抽出によって選択対象を変更する無作為順モード、を備え、前記扉が最大開き角度まで開放されていることを検出したときには、前記選択対象変更手段は通常値モード且つ一定値モード且つ順序モードとすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、当たりの当選確率が互いに異なる複数の抽選テーブルの中から選択した1つの抽選テーブルを用いて遊技を実行する遊技機に関するものである。

背景技術

0002

明細書中では遊技機の1つとしてパチスロ機を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはコインパチンコ球など他の媒体も含む。また、「メダル(遊技媒体)投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットタンなどによりベットすることを含む。さらに、図柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入賞、入賞となる前の状態で、当選役を決定する抽選(以下、当選役抽選と称する)により当選役が当選し、これが入賞されるまでの状態を内部入賞とする。

0003

パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、その遊技媒体となっているメダルに一定の価値が与えられて、遊技を行って獲得したメダルを種々の景品交換することができる。

0004

パチスロ機では、複数種類の抽選テーブルの中から選択した1つの抽選テーブルを用いて、ハズレ及び当選役のいずれかを抽選により決定するものが多い。抽選テーブルが変更されると、当選役の当選確率やハズレの確率が変化して、遊技者に利益が付与される確率が変動する。各抽選テーブルは設定値と称する値に1対1で対応づけられている。一般に、パチスロ機では、筐体内部を開閉する扉の施錠解除して開放することによって、選択される抽選テーブルを設定することが可能になる。そして、選択される抽選テーブルを各パチスロ機ごとに設定することによって、遊技場にとっては営業上の利益を確保することができ、遊技者にとっては公平に遊技を行うことができるメリットがある。さらに、遊技者にとっては当選役の当選確率の高い抽選テーブルが設定されたパチスロ機を推測する楽しみもあるため、選択される抽選テーブルを設定することは遊技の興趣を盛り上げる点でも重要なものとなっている。

0005

このようなスロットマシンでは、選択される抽選テーブルを設定する際、筐体内部に設けた設定変更ボタンを押下する毎に、選択される対象である抽選テーブルが予め定められた順序で1つずつ変更される。このとき抽選テーブルに予め対応付けられた設定値を表示装置に表示し、選択対象となっている抽選テーブルがいずれであるかを示すものが一般的である。そして、設定を行う者が、意図する設定値が表示されるまで設定変更ボタンの押下を繰り返し、意図する設定値が表示されているときにスタートレバーを操作すると、表示されている設定値に対応する抽選テーブルが選択されるようになっている。

0006

選択される抽選テーブルを変更する権限のない者が不正に変更する、いわゆるゴト行為が行われることが問題となっており、これを防止するために、筐体内部を開閉する扉が閉じ位置にあるか否かを検出し、扉が閉じ位置にある場合には設定変更を行えないスロットマシンが特許文献1などで提案されている。
特開2004−135844号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上記のようなスロットマシンでは、設定変更ボタンを素早く押下することによって選択される抽選テーブルの変更を短時間で行うことができるので、遊技場の管理者に気付かれる前に、筐体の扉をこじ開けるなどして選択される抽選テーブルを不正に変更することが行われてしまうという問題があった。

0008

本発明は、選択される抽選テーブルを不正に変更するゴト行為を防止することができる遊技機を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

本発明の遊技機は、当たりの当選確率が互いに異なる複数の抽選テーブルから1つを選択する選択処理を行う抽選テーブル選択手段によって選択された抽選テーブルを用いて遊技が実行されるものであって、選択する抽選テーブルを前記抽選テーブル選択手段が変更するよう変更開始信号を出力する変更開始操作部と、前記変更開始操作部から変更開始信号が入力されたことに応じて変更しようとする抽選テーブルの選択対象を自動的に変更し続ける変更処理を行う選択対象変更手段と、選択対象に対して前記抽選テーブル選択手段が選択処理を行うよう選択決定信号を出力する選択決定操作部と、前記選択対象変更手段が変更処理を行っている際に、前記選択処理の選択対象となっている抽選テーブルに予め対応付けられた設定値を表示する設定値表示装置とを備えたことを特徴とするものである。

0010

また、前記選択対象変更手段は、選択対象を自動的に変更する間隔時間として、通常値を用いる通常値モードと、通常値とは異なる特別値を用いる特別値モードとを備え、予め定めた条件に基づいて通常値モードと特別値モードとを切り換えることが好適である。なお、特別値は、通常値よりも長い時間と短い時間のいずれであっても良く、また、予め定める条件としては、不正行為に基づく条件を設定するなどすれば良い。

0011

また、前記選択対象変更手段は、選択対象を自動的に変更する間隔時間として、連続して一定値を用いる一定値モードと、選択対象を変更する毎に無作為な値を用いる無作為値モードとを備え、予め定めた条件に基づいて一定値モードと無作為値モードとを切り換えることが好適である。なお、予め定める条件としては、不正行為に基づく条件を設定するなどすれば良い。

0012

また、前記選択対象変更手段は、選択対象を変更する際に、予め定めた順序に従って選択対象を変更する順序モードと、無作為に選択対象を変更する無作為順モードとを備え、予め定めた条件に基づいて順序モードと無作為順モードとを切り換えることが好適である。なお、予め定める条件としては、不正行為に基づく条件を設定するなどすれば良い。

0013

また、筐体に前部を覆う開閉自在な扉と、前記扉が最大開き角度まで開放されたか否かを検出する開放検出手段とを備え、前記選択対象変更手段は、選択対象を自動的に変更する間隔時間として、通常値を用いる通常値モード及び通常値とは異なる特別値を用いる特別値モード、並びに、前記間隔時間として、連続して一定値を用いる一定値モード及び選択対象を変更する毎に無作為な値を用いる無作為値モード、並びに、選択対象を変更する際に、予め定めた順序に従って選択対象を変更する順序モード及び無作為抽出によって選択対象を変更する無作為順モード、を備え、前記扉が最大開き角度まで開放されていることを検出したときには、前記選択対象変更手段は通常値モード且つ一定値モード且つ順序モードとすることが好適である。

発明の効果

0014

本発明の遊技機は、抽選テーブル選択手段の選択処理で選択される抽選テーブルを変更する際に、選択処理の選択対象が選択対象変更手段によって自動的に変更され続けるので、選択される抽選テーブルを設定する者は、設定値表示装置に表示される設定値を目視しながら、意図する抽選テーブルが選択対象となることを待たなければならないので、短時間に任意の抽選テーブルが選択されるよう設定することができない。これにより、遊技場の管理者に気付かれることなく不正行為を行うことが困難になり、即ち、選択される抽選テーブルを不正に変更するゴト行為を防止することができる。

0015

また、選択対象変更手段が選択対象を自動的に変更する間隔時間として、通常値を用いる通常値モードと、通常値より長い時間または短い時間となる特別値を用いる特別値モードとを備えることにより、例えば、選択される抽選テーブルを不正に変更しようとする行為があった場合に特別値モードに切り換えることで、選択対象の変更を高速化または低速化し、高速化された場合には任意の抽選テーブルが選択されるよう設定することを困難とし、また、低速化された場合には任意の抽選テーブルが選択対象となるまでの待ち時間が増えてしまい、遊技場の管理者に気付かれることなく任意の抽選テーブルが選択されるよう設定することを困難とすることができる。

0016

また、選択対象変更手段が選択対象を自動的に変更する間隔時間として、連続して一定値を用いる一定値モードと、選択対象を変更する毎に無作為な値を用いる無作為値モードとを備えることにより、例えば、選択される抽選テーブルを不正に変更しようとする行為があった場合に無作為値モードに切り換えることで、任意の抽選テーブルが選択対象となる時機を不明にし、任意の抽選テーブルが選択されるよう設定することを困難とすることができる。

0017

また、選択対象変更手段が選択対象を変更する際に、予め定めた順序に従って選択対象を変更する順序モードと、無作為に選択対象を変更する無作為順モードとを備えることにより、例えば、選択される抽選テーブルを不正に変更しようとする行為があった場合に無作為順モードに切り換えることで、任意の抽選テーブルが選択対象となる時機を不明にし、任意の抽選テーブルが選択されるよう設定することを困難とすることができる。

0018

また、筐体に前部を覆う開閉自在な扉と、扉が最大開き角度まで開放されたか否かを検出する開放検出手段とを備え、選択対象変更手段は、選択対象を自動的に変更する間隔時間として、通常値を用いる通常値モード及び通常値とは異なる特別値を用いる特別値モード、並びに、間隔時間として、連続して一定値を用いる一定値モード及び選択対象を変更する毎に無作為な値を用いる無作為値モード、並びに、選択対象を変更する際に、予め定めた順序に従って選択対象を変更する順序モード及び無作為抽出によって選択対象を変更する無作為順モード、とを備えることで、扉が最大開き角度まで開放されたときにのみ通常値モード且つ一定値モード且つ順序モードとし、扉をこじ開けて作った隙間から、選択される抽選テーブルを不正に変更しようとする行為に対して特別値モード、無作為値モード、または無作為順モードを用いて、任意の抽選テーブルが選択されるよう設定することを困難とすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0019

図1に示すように、スロットマシン10は、筐体11と筐体11の前面に回動自在に取り付けられた前面扉12を備えている。前面扉12は2つに分割されており、上の上部扉12aと下部の下部扉(扉)12bとからなる。筐体11内部は上部扉12a及び下部扉12bによって開閉される。上部扉12aには表示窓14が設けられている。表示窓14の奥には第1リール15a、第2リール15b、第3リール15cが設けられている。第1〜第3リール15a〜15cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リールが停止すると表示窓14を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシン10では、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横に3本、斜めに2本の合計5本設定されている。表示窓14の側方には液晶表示装置16が設けられており、例えば、アニメーションを利用して当選した当選役の種類を報知するなど遊技上の様々な演出を行う。

0020

表示窓14の下方には、数字や特定のアルファベットを表示する表示装置(設定値表示装置)17が設けられている。スロットマシン10では、当たりの当選確率が互いに異なる6種類の抽選テーブルから1つを選択し、選択された抽選テーブルを用いて遊技が実行される。各抽選テーブルには設定値が対応付けされており、設定1→設定2→設定3→設定4→設定5→設定6の順に遊技者に利益を付与する確率が高くなっている。表示装置17は、選択される抽選テーブルの設定を行う際に、選択対象となっている抽選テーブルに対応する設定値の表示や通常モードよりも遊技者に利益が付与される確率が高くなるビックボーナス(BB)モードで遊技が行われた回数などを表示する。

0021

下部扉12bには、押下されるごとにメダルが1枚づつ投入される1ベットボタン18、メダルが一度に3枚投入されるMAXベットボタン19、クレジットされているメダルを払い出させるペイアウトボタン20などの各種操作ボタン、メダル投入口21、押下されることによって第1〜第3リール15a〜15cの回転を開始させる回転開始信号及び後述する選択決定信号を出力するスタートレバー22(選択決定操作部)、回転するリールをそれぞれ停止させるための第1〜第3ストップボタン23〜25などが設けられている。また、下部扉12bにはメダル受け皿26が設けられており、このメダル受け皿26には、入賞が得られたときに得られるメダルが払い出し口27から払い出される。

0022

下部扉12bの前面で側方にはキーシリンダー28が設けられている。キーシリンダー28に専用の鍵であるドアキーを差し込んで回転させると下部扉12bの施錠が解除される。これにより、下部扉12bを回動させて筐体11を開放することが可能になる。また、下部扉12bを回動させて筐体11の下部を開放した状態で筐体11と上部扉12aとの係合を解除すると、上部扉12aを回動させることが可能になる。

0023

図2に示すように、スロットマシン10の内部には、メダルを払い出すホッパー装置40や、選択される抽選テーブルを設定する際に操作される設定選択装置41が設けられている。設定選択装置41は下部扉12bの奥に設けられており、下部扉12bを回動させると設定選択装置41が外部に露呈される。

0024

図3に示すように、設定選択装置41は箱状に形成されている。設定選択装置41の前面には、選択される抽選テーブルの設定を行うか否かを切り替えキーシリンダ41aと、スロットマシン10の電源のON/OFFを切り替える電源スイッチ41bと、押圧されることによって後述する変更開始信号を出力する変更開始ボタン(変更開始操作部)41cが設けられている。

0025

キーシリンダ41aには、これに対応するキー42が差し込まれる。キーシリンダ41aがOFF位置からON位置に回動した状態で電源スイッチ41bをONにすると、スロットマシン10は、選択される抽選テーブルの設定を行うことが可能な設定可能状態になり、変更開始ボタン41cの操作が有効化される。このとき、メダルの投入は受け付けられなくなり、選択される抽選テーブルの設定を行いながら遊技を行うことは不可能となる。

0026

図2及び図4に示すように、下部扉12bの背面には略円弧状(弓形板状)に屈曲した遮蔽板50の長手方向における一端側の端面が、下部扉12bに対して垂直に延びるように取り付けられている。筐体11内部には、下部扉12bが開放された状態で遮蔽板50の端面と対面する開放検知部材51が設けられている。開放検知部材51は内部が中空箱形に形成されており、遮蔽板50と対面する部分に矩形状の開口51aが形成されている。開放検知部材51の内部には、開口51aと連通し、遮蔽板50の形状と同様に屈曲された通路51bが形成されている。開口51a及び通路51bは遮蔽板50よりも一回り大きく形成されている。遮蔽板50の長さは、下部扉12bが閉じられると、通路51b内に収納され、下部扉12bが最大開き角度まで開放されると、遮蔽板50は通路51b内から抜け出る長さに設定されている。

0027

通路51bの壁面には開放検出センサ(開放検出手段)52が設けられている。開放検知センサ52は受光素子52aと投光素子52bとからなり、互いに対面するように通路51bの上下の壁面に取り付けられている。受光素子52aと投光素子52bとの取り付け位置は、下部扉12bを最大開き角度(下部扉12bを全開にしたときの角度)まで開放したときに、受光素子52aが投光素子52bからの光を受光するように設定されている。下部扉12bが最大開き角度まで開放されると受光素子52aが投光素子52bからの光を受光し、開放検知センサ52は開放検出信号を出力する。

0028

図5に示すように、スロットマシン10の作動は基本的にCPU60及びメモリ61を含む制御部62によって管制される。制御部62にはCPU60及びメモリ61の他、後述する電子抽選部70、当選役決定部71、抽選テーブル選択部(抽選テーブル選択手段)72、選択対象変更部(選択対象変更手段)73が設けられている。メモリ61のROM領域には、遊技を実行するためのプログラムが格納されており、これらのプログラムはCPU60によって読み出される。

0029

メダルセンサ63はメダル投入口21から投入されたメダルを検知し、メダルの検知信号をCPU60に入力する。CPU60は、メダルセンサ63からの検知信号に基づいてメダルの枚数計数し、これにより入賞有効ラインの有効化本数を決定する。スタート信号センサ64は、スタートレバー22に設けられており、スタートレバー22が操作されたときに回転開始信号を出力し、また、設定可能状態においては選択決定信号を出力する。CPU60は回転開始信号に応答して第1〜第3リール15a〜15cを回転させる。第1〜第3リール15a〜15cの回転及び停止制御は、CPU60及びリール駆動コントローラ65によって行われる。ストップボタンセンサ66a〜66cは、ストップボタン23〜25が操作されたときにCPU60にリールごとのストップ信号を入力する。ストップ信号に応答して、CPU60及びリール駆動コントローラ65は第1〜第3リール15a〜15cの停止制御を行う。

0030

CPU60は、回転開始信号を受けて電子抽選部70を作動させる。電子抽選部70は乱数発生器乱数値サンプリング回路とを含み、遊技が開始されるごとに1つの乱数値を抽選する。抽選された乱数値は当選役決定部71に入力される。当選役決定部71では、入力された値に応じて現在実行された遊技でどのような当選役を与えるかを、第1抽選テーブル75、第2抽選テーブル76、第3抽選テーブル77、第4抽選テーブル78、第5抽選テーブル79及び第6抽選テーブル80のいずれか1つを用いて決定する。CPU60は、決定された当選役の種類に応じて規定枚数のメダルをホッパー装置40にメダルを払い出させるか、あるいはクレジットカウンタにその規定枚数を加算する。

0031

当選役決定部71には、電子抽選部70の乱数発生器で発生される全乱数値を複数の数値範囲グループ分けし、それぞれのグループに当選役を割り当てた抽選テーブルが6種類設けられている。第1〜第6抽選テーブル75〜80のそれぞれは、通常モードよりも遊技者に利益が付与される確率が高くなるBBモード移行する権利を与えるBB、所定枚数のメダルの払出しを行う小役、メダルの投入なしに同じベット数で次回の遊技を行う権利を与えるリプレイなどの当選役、及びハズレが割り当てられており、通常モードでの遊技でサンプリングされた乱数値がいずれのグループに属しているかの判定に用いられる。そして、サンプリングされた乱数値がいずれの当選役が割り当てられたグループに属した値であるかによって当選となる当選役の種類又はハズレが決定される。

0032

第1〜第6抽選テーブル75〜80には、設定1〜設定6の設定値がそれぞれ対応付けられており、第1、第2、第3、第4、第5、第6の順に遊技者に利益が付与される確率が高くなるように当選役及びハズレの当選確率が設定されている。

0033

抽選テーブル選択部72は、設定可能状態において第1〜第6抽選テーブル75〜80の中から1つを選択する選択処理を行い、選択した抽選テーブルを示す選択信号を当選役決定部71に入力する。当選役決定部71は、選択信号に基づく抽選テーブルを用いて当選役またはハズレを決定する。

0034

抽選テーブル選択部72は、キーシリンダ41aがOFF位置からON位置に回動した状態で電源スイッチ41bをONにしたときに、選択する抽選テーブルを設定することができる設定可能状態となる。設定可能状態は、キーシリンダ41aがON位置からOFF位置に回動すると終了する。抽選テーブル選択部72は設定可能状態になると、現在設定されている抽選テーブルを選択対象として、選択決定信号の入力を待つ。選択決定信号が入力されると、抽選テーブル選択部72は選択対象となっている抽選テーブルを選択し、選択信号を当選役決定部71に入力する。

0035

抽選テーブル選択部72が設定可能状態にあるときに変更開始ボタン41cが押圧されると、変更開始信号が選択対象変更部73に入力される。選択対象変更部73は、変更開始信号に応じて、抽選テーブル選択部72の選択対象を変更する変更処理を開始する。選択対象の変更は、所定の間隔で自動的に連続して行われ、選択決定信号が選択対象変更部73に入力されるまで続けられる。

0036

選択対象変更部73は、選択対象を自動的に変更する間隔時間として、通常値を用いる通常値モード及び通常値とは異なる特別値を用いる特別値モード、並びに、間隔時間として、連続して一定値を用いる一定値モード及び選択対象を変更する毎に無作為な値を用いる無作為値モード、並びに、選択対象を変更する際に、予め定めた順序に従って選択対象を変更する順序モード及び無作為抽出によって選択対象を変更する無作為順モードを備えている。

0037

特別値は、通常値よりも長い時間または短い時間のいずれかを適宜設定した値であり、特別値モードにおける選択対象の変更は通常値モードよりも低速または高速で行われる。例えば、通常値を1秒とし特別値を10秒とすれば、特別値モードにおける選択対象の変更は10秒間隔となり、任意の抽選テーブルが選択対象となるまでの待ち時間が増えてしまい、遊技場の管理者に気付かれることなく任意の抽選テーブルが選択されるよう設定する不正行為が困難になる。また、例えば、通常値を1秒とし特別値を0.1秒とすれば、選択対象の変更が0.1秒間隔で行われることになり、任意の抽選テーブルが選択されるよう設定する不正行為が困難になる。

0038

選択対象変更部73は、開放検出信号の入力があるときには通常値モード且つ一定値モード且つ順序モードとなり、開放検出信号の入力がないときには特別値モードまたは無作為値モードまたは無作為順モードとなる。なお、開放検出信号が入力されていないときのモードをいずれとするかは、予め設定しても良いし、無作為に選ばれるようにしても良く、また、それぞれを組み合わせても良い。

0039

次に、上記のように構成されたスロットマシン10の作用について説明する。キーシリンダ41aがOFF位置からON位置に回動した状態で電源スイッチ41bをONにすると抽選テーブル選択部72が設定可能状態となり、選択対象となっている抽選テーブルに対応した設定値が表示装置17に表示される。抽選テーブル選択部72が設定可能状態にあるときに変更開始ボタン41cが押圧されると、選択対象変更部73が抽選テーブル選択部72の選択対象を変更する変更処理を開始する。このとき、開放検出信号の入力があれば、選択対象変更部73は、通常値モード且つ一定値モード且つ順序モードとなり、図6(a)に示すように、選択決定信号が選択対象変更部73に入力されるまで、例えば、選択対象を第1抽選テーブル75→第2抽選テーブル76→第3抽選テーブル77→第4抽選テーブル78→第5抽選テーブル79→第6抽選テーブル80→第1抽選テーブル75→・・・の順序で1秒の一定間隔で変更する。このとき、表示装置17には、「−1−」→「−2−」→「−3−」→「−4−」→「−5−」→「−6−」→「−1−」→・・・というように設定値が表示される。遊技場の管理者が任意の設定値が表示装置17に表示されたときにスタートレバー22を押下すると選択決定信号が出力され、抽選テーブル選択部72は選択決定信号が入力されたときに選択対象であった抽選テーブルを選択する。

0040

選択対象変更部73が選択対象を変更する場合に開放検出信号の入力がないときには、選択対象変更部73は、特別値モードまたは無作為値モードまたは無作為順モードとなり、図6(b)に示すように、例えば、無作為な間隔時間及び無作為な順序で選択対象を変更する。これにより、下部扉12bをこじ開けるなどして作った隙間から、選択される抽選テーブルを不正に変更しようとする行為に対して任意の抽選テーブルが選択されるよう設定することが困難となる。

0041

なお、上記実施形態では、変更開始信号を出力する変更開始操作部を変更開始ボタン41cとし、選択決定信号を出力する選択決定操作部をスタートレバー22としたが、変更開始操作部及び選択決定操作部はそれぞれこれらに限定されることはなく、新規にスイッチを設けるなど、適宜のものとして良い。例えば、変更開始操作部をキーシリンダ41a及び電源スイッチ41bとすれば、キーシリンダ41aがOFF位置からON位置に回動した状態で電源スイッチ41bをONにすると変更開始信号が出力され、抽選テーブル選択部72が設定可能状態となると同時に選択対象変更部73が変更処理を開始するようにすることができる。

0042

また、上記実施形態では、通常値モードから特別値モードへの切り換え、一定値モードから無作為値モードへの切り換え、及び順序モードから無作為順モードへの切り換える条件を、開放検出信号の入力がないこととしたが、これに限られず、不正行為を防止できるようにそれぞれの条件を適宜設定して良い。

図面の簡単な説明

0043

スロットマシンの外観を示す斜視図である。
スロットマシンの内部構成を示す斜視図である。
設定選択装置の前面を示した斜視図である。
遮蔽板の動きを示す説明図である。
スロットマシンの電気的な構成の概略を示したブロック図である。
表示装置17における設定値の表示の変化を示す説明図である。

符号の説明

0044

1スロットマシン(遊技機)
17表示装置(設定値表示装置)
22スタートレバー(選択決定操作部)
41c変更開始ボタン(変更開始操作部)
52開放検出センサ(開放検出手段)
72抽選テーブル選択部(抽選テーブル選択手段)
73選択対象変更部(選択対象変更手段)

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