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技術 アプリケーションの1つのクラスのユーザに、そのアプリケーションの別のクラスのユーザが視覚的に体験している事物のビューを提供するためのシステムおよび方法

出願人 マイクロソフトコーポレーション
発明者 ジェレミーマックススティーブンズカンチャンミトラ
出願日 2006年2月1日 (14年10ヶ月経過) 出願番号 2006-024865
公開日 2006年9月7日 (14年3ヶ月経過) 公開番号 2006-236335
状態 特許登録済
技術分野 デジタル計算機の表示出力 デジタル計算機のユーザインターフェイス デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード まとめ役 サーバコンピューティングデバイス 視覚的指示 アプリケーショングラフ 特権情報 発信イベント 会話参加者 会議識別子
関連する未来課題
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図面 (6)

課題

アプリケーションの1つのクラスのユーザに、同一アプリケーションの別のユーザクラスの代表的なユーザが視覚的に体験している事物ビューを提供すること。

解決手段

アプリケーションと対話中クライアントアプリケーションが、ユーザに、そのアプリケーションによりサポートされる他のユーザクラスの1つの代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを得るオプションを提供する。ユーザが、同一アプリケーションの他のユーザクラスの指定された1つの代表的なユーザが見ている事物を表現するPIPビューを表示するよう要求すると、PIPビューウインドウが、ユーザのディスプレイ上で自動的にレンダリングされる。PIPビューウインドウは、他のユーザクラスの指定された1つの代表的なユーザが見ている事物を表現するが、ユーザが、アプリケーションと対話できる「アクティブな」インタフェースではない。

概要

背景

コンピュータの普及、およびインターネットの登場、特に、World Wide Web(「Web」)の成熟とともに、コンピュータシステムを介する、会話参加者間のリアルタイム会話が、ますます一般的になっている。実質的にコンピュータネットワーク群にわたって行われる、それらの会話が、従来の会談(face−to−face meeting)にますます取って代わっている。

MICROSOFT LIVEMEETINGなどの共同作業アプリケーションが、地理的に分散している可能性がある人々の間で仮想会議を行うのに、ますます使用されている。例えば、会議まとめ役は、共同作業サービスサーバを使用して、会議をスケジュールし、会議参加者リストを提供することができる。次に、会議のまとめ役は、それらの人々に招待状を送ることにより、スケジュールされた会議に出席するように参加者招待する。招待状は、会議時刻、会議ロケーション、すなわち、ユニバーサルリソースロケータ(URL)、会議識別子、および会議パスワードなどの、参加者が会議に出席するのに必要な特権情報(privileged information)を含む。

それらの共同作業アプリケーションは、通常、複数のクラスの参加者を可能にする。例えば、仮想会議における1つのクラスの参加者は、「プレゼンタ」であることが可能であるのに対し、別のクラスの参加者は、「出席者」であることが可能である。参加者のクラスは、許可に基づいて区別されることが可能であり、プレゼンタは、会議中、出席者と比べて、追加の機能、またはより多くの機能を実行する許可を有する。異なる許可を提供するため、共同作業アプリケーションは、通常、出席者に提供されるアプリケーションビューとは異なるアプリケーションビュー、つまり、ユーザインタフェース(UI)を、プレゼンタに提供する。

異なるクラスの参加者に異なるデスクトップを提供することが抱える1つの問題は、1つのクラスの参加者、例えば、プレゼンタに、他のクラスの参加者、例えば、出席者が見ている事物に関する良好なフィードバックが、しばしば、提供されないことである。例えば、仮想会議体験中、出席者は、会議においてプレゼンタが利用できるUIコンポーネントの全部を見る許可を有さない可能性がある。このため、会議に関連して行われる音声会話中、プレゼンタは、出席者が、厳密に何を見ることができるかを知らない可能性があり、出席者が、実際に何を行うことができるかについて混乱する可能性がある。

参加者のデスクトップのビュー、またはデスクトップの一部分のビューが、共同作業セッションの他の参加者らと共有される場合、別の問題が生じる。例えば、アプリケーション共有は、特定のプレゼンタ、例えば、ホストが、自身のスクリーンいくらかの部分を、会議における他の参加者らと共有することを可能にする。共有されるイメージは、接続を介して、通常は、コンピュータネットワークを介して、他の参加者らのコンピュータスクリーンに提供される。共有されるイメージは、アプリケーション共有ホストのコンピュータから他の参加者らのコンピュータへの、通常、ネットワークを介する、伝送によって提供されるため、ネットワーク伝送待ち時間および/または減速、ならびにコンピュータパフォーマンスの違いなどの諸問題により、会議の参加者の一部、または全員が、アプリケーション共有セッションのホストに表示されている事物から、大幅に後れを取ることが生じる可能性がある。このため、アプリケーション共有セッションをホストしているプレゼンタは、会議における他の参加者らが見ている事物を知るのに苦労する。

概要

アプリケーションの1つのクラスのユーザに、同一アプリケーションの別のユーザクラスの代表的なユーザが視覚的に体験している事物のビューを提供すること。アプリケーションと対話中クライアントアプリケーションが、ユーザに、そのアプリケーションによりサポートされる他のユーザクラスの1つの代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを得るオプションを提供する。ユーザが、同一アプリケーションの他のユーザクラスの指定された1つの代表的なユーザが見ている事物を表現するPIPビューを表示するよう要求すると、PIPビューウインドウが、ユーザのディスプレイ上で自動的にレンダリングされる。PIPビューウインドウは、他のユーザクラスの指定された1つの代表的なユーザが見ている事物を表現するが、ユーザが、アプリケーションと対話できる「アクティブな」インタフェースではない。

目的

説明する技術は、一般に、異なるクラスのユーザに異なるユーザインタフェースを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1のアプリケーションユーザクラスに属するユーザに、同一のアプリケーションの別のユーザクラスにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを提供するためのシステムであって、アプリケーションに対する第1の接続を確立するように動作可能であり、クライアントコンピューティングデバイスディスプレイスクリーン上で、前記アプリケーションによって提供される第1のデスクトップを表示するようにも動作可能な該クライアントコンピューティングデバイス上の第1のコンポーネントであって、前記第1の接続は、前記クライアントコンピューティングデバイスのユーザが、前記アプリケーションによってサポートされる前記第1のユーザクラスのメンバとして前記アプリケーションと対話することを可能にし、さらに、前記第1のデスクトップは、前記第1のユーザクラスのメンバによって使用されるために提供される、第1のコンポーネントと、前記クライアントコンピューティングデバイスのディスプレイスクリーン上で、前記アプリケーションによってサポートされる第2のユーザクラスにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを表示する要求に応答して、前記アプリケーションに対する第2の接続を自動的に確立するように動作可能であり、前記アプリケーションからメタデータを受信するように動作可能であり、前記クライアントコンピューティングデバイスのディスプレイスクリーン上のPIPビューウインドウ内で前記メタデータをレンダリングするように動作可能である前記クライアントコンピューティングデバイス上の第2のコンポーネントであって、前記第2の接続は、前記クライアントコンピューティングデバイス上の第2のコンポーネントが、前記アプリケーションによってサポートされる前記第2のユーザクラスのメンバとして前記アプリケーションと対話することを可能にし、前記メタデータもまた、前記アプリケーションによって、前記第2のユーザクラスのメンバであるユーザに送信されるメタデータであり、さらに、前記PIPビューウインドウは、前記第2のユーザクラスのメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される代表的なデスクトップの表現である、第2のコンポーネントとを含むことを特徴とするシステム。

請求項2

前記第2のコンポーネントは、前記PIPビューウインドウをレンダリングする前に、前記PIPビューウインドウをより小さいサイズに縮小することを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項3

前記PIPビューウインドウは、前記第2のユーザクラスのメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される前記代表的なデスクトップ上で実際に表示されるデータの要約を表示することを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項4

前記PIPビューウインドウは、前記第2のユーザクラスのメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される前記代表的なデスクトップ上で実際に表示されるデータのスニペット(snippet)を表示することを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項5

前記PIPビューウインドウは、前記第1のユーザクラスのメンバによって使用されるために提供される前記第1のデスクトップにアンカされる(anchored)ことを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項6

前記第2のコンポーネントは、前記クライアントコンピューティングデバイスのディスプレイスクリーン上で、前記アプリケーションによってサポートされる第3のユーザクラスにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを表示する要求に応答して、前記アプリケーションに対する前記接続を自動的に確立するようにさらに動作可能であり、前記アプリケーションからメタデータを受信するように動作可能であり、前記クライアントコンピューティングデバイスのディスプレイスクリーン上のPIPビューウインドウ内で前記メタデータをレンダリングするように動作可能であり、前記第2の接続は、前記クライアントコンピューティングデバイス上の前記第2のコンポーネントが、前記アプリケーションによってサポートされる前記第3のユーザクラスのメンバとして前記アプリケーションと対話することを可能にし、前記メタデータもまた、前記アプリケーションによって、前記第3のユーザクラスのメンバであるユーザに送信されるメタデータであり、さらに前記PIPビューウインドウは、前記第3のユーザクラスのメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される代表的なデスクトップの表現であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。

請求項7

第1のアプリケーションユーザクラスに属するユーザに、同一のアプリケーションの別のユーザクラスにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを提供するためのクライアントコンピューティングデバイスにおけるコンピュータによって実施される方法であって、前記第1のユーザクラスのメンバによって使用されるために提供される第1のデスクトップを介して、ユーザが、前記アプリケーションによってサポートされる前記第1のユーザクラスのメンバとして、前記アプリケーションと対話することを可能にする接続を該クライアントコンピューティングデバイスと該アプリケーションの間で確立するステップであって、前記第1のデスクトップは、前記クライアントコンピューティングデバイスのディスプレイデバイス上で表示されるステップと、同一のアプリケーションの第2のユーザクラスにおける代表的なユーザが見ている事物を表現するPIPビューを前記クライアントコンピューティングデバイス内で表示するように前記ユーザが要求することに応答して、前記接続を介して前記クライアントコンピューティングデバイスから前記アプリケーションに向かうイベントリッスンするステップ、前記クライアントコンピューティングデバイスから前記アプリケーションに向かう前記イベントをコピーするステップ、あたかも前記処理が、前記第2のクラスのユーザのコンソール上で行われているかのように前記イベントを処理するステップ、およびPIPビューウインドウを前記クライアントコンピューティングデバイスのディスプレイスクリーン上でレンダリングするステップであって、前記PIPビューウインドウは、前記第2のユーザクラスのメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される代表的なデスクトップの表現であるステップを含むことを特徴とする方法。

請求項8

前記PIPビューウインドウは、前記クライアントコンピューティングデバイスのディスプレイスクリーン上で再配置可能であることを特徴とする請求項7に記載の方法。

請求項9

前記PIPビューウインドウは、サイズ変更可能であることを特徴とする請求項7に記載の方法。

請求項10

前記PIPビューウインドウは、より小さいサイズに縮小されることを特徴とする請求項7に記載の方法。

請求項11

前記PIPビューウインドウは、前記第2のユーザクラスのメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される前記代表的なデスクトップ上で実際に表示されるデータの要約を表示することを特徴とする請求項7に記載の方法。

請求項12

前記PIPビューウインドウは、前記第2のユーザクラスのメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される前記代表的なデスクトップ上で実際に表示されるデータのスニペットを表示することを特徴とする請求項7に記載の方法。

請求項13

アプリケーションによってサポートされる第1のユーザクラスのメンバとして、クライアントアプリケーションのユーザが、該アプリケーションと対話することを可能にする接続を該クライアントコンピューティングデバイスと該アプリケーションの間で確立するステップ、前記ユーザに、前記アプリケーションによってサポートされる複数のユーザクラスの1つにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを得るオプションを提供するステップ、および同一のアプリケーションの前記複数のユーザクラスの指定された1つにおける代表的なユーザが見ている事物を表現するPIPビューを表示するように前記ユーザが要求すると、前記ユーザのディスプレイスクリーン上で、同一のアプリケーションの前記複数のユーザクラスの前記指定された1つにおける代表的なユーザが見ている事物を表現するPIPビューウインドウを自動的にレンダリングするステップによって、該アプリケーションの別のユーザクラスにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを該クライアントアプリケーションが提供するようにさせるコンテンツを有することを特徴とするコンピュータ可読媒体

請求項14

前記アプリケーションによってサポートされる複数のユーザクラスの1つにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを得る前記オプションは、アクセスレベルに基づくことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。

請求項15

同一のアプリケーションの前記複数のユーザクラスの指定された1つにおける代表的なユーザが見ている事物を表現するPIPビューを表示するように前記ユーザが要求すると、前記アプリケーションによってサポートされる前記複数のユーザクラスの前記指定された1つのメンバとして、前記クライアントアプリケーションが前記アプリケーションと対話することを可能にする新たな接続を、前記クライアントアプリケーションと前記アプリケーションの間で自動的に確立するステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。

請求項16

同一のアプリケーションの前記複数のユーザクラスの指定された1つにおける代表的なユーザが見ている事物を表すPIPビューを表示するように前記ユーザが要求すると、前記クライアントアプリケーションから前記アプリケーションへ送信されているイベントを自動的にコピーするステップをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。

請求項17

前記PIPビューウインドウは、拡大縮小されることを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。

請求項18

前記PIPビューウインドウは、前記アプリケーションによってサポートされる前記複数のユーザクラスの前記指定された1つのクラスの前記メンバの複数のメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される、前記代表的なデスクトップ上で実際に表示されたデータの表現を表示することを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。

請求項19

前記PIPビューウインドウは、前記ユーザが、前記アプリケーションと対話することを可能にしないことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。

請求項20

前記PIPビューウインドウは、前記アプリケーションによってサポートされる前記複数のユーザクラスの前記指定された1つのクラスの前記メンバの複数のメンバによって使用されるために前記アプリケーションによって提供される、前記代表的なデスクトップ上で実際に表示されたデータの指示を表示することを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ可読媒体。

技術分野

0001

説明する技術は、一般に、異なるクラスのユーザに異なるユーザインタフェースを提供するアプリケーションプログラムを対象とし、より詳細には、1つのクラスのユーザに、別のクラスのユーザが視覚的に体験している事物ビューを提供することを対象とする。

背景技術

0002

コンピュータの普及、およびインターネットの登場、特に、World Wide Web(「Web」)の成熟とともに、コンピュータシステムを介する、会話参加者間のリアルタイム会話が、ますます一般的になっている。実質的にコンピュータネットワーク群にわたって行われる、それらの会話が、従来の会談(face−to−face meeting)にますます取って代わっている。

0003

MICROSOFT LIVEMEETINGなどの共同作業アプリケーションが、地理的に分散している可能性がある人々の間で仮想会議を行うのに、ますます使用されている。例えば、会議まとめ役は、共同作業サービスサーバを使用して、会議をスケジュールし、会議参加者リストを提供することができる。次に、会議のまとめ役は、それらの人々に招待状を送ることにより、スケジュールされた会議に出席するように参加者招待する。招待状は、会議時刻、会議ロケーション、すなわち、ユニバーサルリソースロケータ(URL)、会議識別子、および会議パスワードなどの、参加者が会議に出席するのに必要な特権情報(privileged information)を含む。

0004

それらの共同作業アプリケーションは、通常、複数のクラスの参加者を可能にする。例えば、仮想会議における1つのクラスの参加者は、「プレゼンタ」であることが可能であるのに対し、別のクラスの参加者は、「出席者」であることが可能である。参加者のクラスは、許可に基づいて区別されることが可能であり、プレゼンタは、会議中、出席者と比べて、追加の機能、またはより多くの機能を実行する許可を有する。異なる許可を提供するため、共同作業アプリケーションは、通常、出席者に提供されるアプリケーションビューとは異なるアプリケーションビュー、つまり、ユーザインタフェース(UI)を、プレゼンタに提供する。

0005

異なるクラスの参加者に異なるデスクトップを提供することが抱える1つの問題は、1つのクラスの参加者、例えば、プレゼンタに、他のクラスの参加者、例えば、出席者が見ている事物に関する良好なフィードバックが、しばしば、提供されないことである。例えば、仮想会議体験中、出席者は、会議においてプレゼンタが利用できるUIコンポーネントの全部を見る許可を有さない可能性がある。このため、会議に関連して行われる音声会話中、プレゼンタは、出席者が、厳密に何を見ることができるかを知らない可能性があり、出席者が、実際に何を行うことができるかについて混乱する可能性がある。

0006

参加者のデスクトップのビュー、またはデスクトップの一部分のビューが、共同作業セッションの他の参加者らと共有される場合、別の問題が生じる。例えば、アプリケーション共有は、特定のプレゼンタ、例えば、ホストが、自身のスクリーンいくらかの部分を、会議における他の参加者らと共有することを可能にする。共有されるイメージは、接続を介して、通常は、コンピュータネットワークを介して、他の参加者らのコンピュータスクリーンに提供される。共有されるイメージは、アプリケーション共有ホストのコンピュータから他の参加者らのコンピュータへの、通常、ネットワークを介する、伝送によって提供されるため、ネットワーク伝送待ち時間および/または減速、ならびにコンピュータパフォーマンスの違いなどの諸問題により、会議の参加者の一部、または全員が、アプリケーション共有セッションのホストに表示されている事物から、大幅に後れを取ることが生じる可能性がある。このため、アプリケーション共有セッションをホストしているプレゼンタは、会議における他の参加者らが見ている事物を知るのに苦労する。

発明が解決しようとする課題

0007

共同作業セッションにおける1つのクラスの参加者、すなわち、プレゼンタが、共同作業セッション中に別のクラスの参加者、すなわち、出席者が、視覚的に体験している事物のビューを有することを可能にする技術を得ることが望ましい。

課題を解決するための手段

0008

アプリケーションの1つのクラスのユーザに、同一のアプリケーションの別のユーザクラスにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のビュー(本明細書で、ピクチャインピクチャ(picture−in−picture)(PIP)ビューと呼ぶ)を提供するための方法およびシステムを提供する。一実施形態では、複数のクラスのユーザをサポートするアプリケーションが、1つのクラスにおけるユーザに、ユーザのコンピューティングデバイスディスプレイスクリーン上で、別のクラスのユーザが現在、見ている事物を模倣するPIPビューを表示するオプションを提供する。アプリケーションは、複数のクラスのユーザが、共同作業アプリケーションなどのアプリケーションを介して互いに通信しているアプリケーションである。アプリケーションは、ユーザクラスに基づき、異なるアプリケーショングラフカルユーザインタフェース(GUI)またはアプリケーションデスクトップを提供することができる。「デスクトップ」という用語は、アプリケーションによって生成/作成/提供される1つまたは複数のウインドウまたはフレーム集合を指す。例えば、アプリケーションは、ユーザIDやパスワードなどの資格情報を提供するよう、ユーザに要求し、提供された資格情報に基づき、サポートされるユーザクラスの1つにそのユーザを割り当て、割り当てられたユーザクラスに適切なデスクトップをユーザに提示することができる。

0009

1つのクラスにおけるアプリケーションのユーザに、別のクラスにおけるそのアプリケーションのユーザが現在、体験している事物を模倣するPIPビューを提供するための技術を、共同作業サーバアプリケーションおよび共同作業クライアントアプリケーションの動作に関連してさらに開示するが、説明する技術は、複数のクラスのユーザをサポートする任意のアプリケーションに容易に適用できることが、当業者には認識されよう。また、説明する技術は、クライアントサーバパラダイムから外れたアプリケーションに容易に適用できることも、当業者には認識されよう。例えば、アプリケーションは、ユーザクラスに依存して、異なるユーザインタフェースを提供することができ、ユーザインタフェースには、以下にさらに説明する、擬似クライアントコンポーネントまたはループバックコンポーネントが含まれることが可能である。

0010

一実施形態では、共同作業サーバアプリケーションが、1つのクラスにおけるユーザに、ユーザのディスプレイスクリーン上で、別のクラスにおけるユーザが現在、見ている事物を模倣するPIPビューを表示するオプションを提供する。例えば、共同作業サーバアプリケーションは、参加者や出席者などの、ユーザのクラスをサポートすることができ、共同作業サーバアプリケーションは、共同作業セッションにおけるプレゼンタに、プレゼンタのディスプレイスクリーン上で、その共同作業セッションにおける出席者が現在、見ている事物を模倣するPIPビューを表示するオプションを提供することができる。PIPビューは、代表的な出席者の視覚的体験であるような事物を模倣し、実際の出席者のデスクトップのレプリカではない。他の諸実施形態では、共同作業サーバアプリケーションは、共同作業セッションにおける出席者に、出席者のディスプレイスクリーン上で、共同作業セッションにおけるプレゼンタ、つまり、別のクラスのユーザが現在、見ている事物を模倣するPIPビューを表示するオプションを提供することもできる。

0011

一実施形態では、ユーザが、コンピューティングデバイス上で共同作業クライアントアプリケーションを実行し、共同作業サーバアプリケーションに、例えば、共同作業セッションにおけるプレゼンタとして登録すると、共同作業サーバアプリケーションは、擬似クライアントコンポーネントをプレゼンタのコンピューティングデバイス上にダウンロードすることができる。別の実施形態では、擬似クライアントコンポーネントは、共同作業クライアントアプリケーションの中に含まれることが可能である。共同作業セッションにおけるプレゼンタが、PIPビューを要求すると、擬似クライアントコンポーネントは、共同作業サーバアプリケーションに対する、新たな第2の接続、すなわち、通信チャネルを自動的に確立し、共同作業セッションに出席者として参加することを要求する。接続を確立すると、共同作業サーバアプリケーションは、擬似クライアントコンポーネントを、共同作業セッションにおける単なる別の出席者として扱い、共同作業セッションメタデータを擬似クライアントコンポーネントに送信することを始める。擬似クライアントコンポーネントは、メタデータを受け取り、あたかも処理が出席者のコンピューティングデバイス上で行われているかのようにそのメタデータを処理し、メタデータを、プレゼンタのディスプレイスクリーン上で表示されるウインドウにレンダリングする。一実施形態では、ウインドウのパネル内およびサブウインドウ内で表示されるデータは、代表的な出席者のデスクトップにおいて実際に表示されているデータの表現であることが可能である。例えば、PIPディスプレイにおける「Question & Answer」パネルは、回答が行われている質問スニペット(snippet)を表示することができる。代替として、Question & Answerパネルは、すべての出席者に向けられた質問だけを表示してもよい。別の例では、ウインドウのアプリケーション共有サブウインドウが、サブウインドウの拡大縮小の表現を表示し、共有されているアプリケーションのコンテンツは表示しないことが可能である。

0012

共同作業アプリケーションが、2つより多くのユーザクラス、すなわち、プレゼンタおよび出席者以外のユーザのクラスをサポートする場合、プレゼンタには、PIPビューが所望されるユーザクラスを指定するオプションが提供されることが可能であり、擬似クライアントコンポーネントは、共同作業サーバアプリケーションに対する新たな第2の接続を確立し、指定されたクラスのメンバとして共同作業セッションに参加することを要求することができる。接続が確立されると、共同作業サーバアプリケーションは、擬似クライアントコンポーネントを、共同作業セッションにおける指定されたクラスの単に別のメンバとして扱い、共同作業セッションメタデータを擬似クライアントコンポーネントに送信することを始める。擬似クライアントコンポーネントは、メタデータを受信し、あたかも処理が、指定されたメンバのコンピューティングデバイス上で行われているかのようにそのメタデータを処理し、メタデータを、プレゼンタのディスプレイスクリーン上で表示されるウインドウにレンダリングする。

0013

別の実施形態では、共同作業クライアントアプリケーションは、擬似クライアントコンポーネントおよびアプリケーションループバックコンポーネントを含む。共同作業セッションにおけるプレゼンタが、PIPビューを要求すると、アプリケーションループバックコンポーネントは、共同作業クライアントアプリケーションから共同作業サーバアプリケーションに向かうイベントリッスンする。アプリケーションループバックコンポーネントは、発信イベントに関連するデータのコピーを作成し、データを擬似クライアントコンポーネントに送る。アプリケーションループバックコンポーネントからデータを受け取ると、擬似クライアントコンポーネントは、あたかも擬似クライアントコンポーネントが、共同作業セッションにおける出席者であるかのように、そのデータを処理する。擬似クライアントコンポーネントは、出席者のデスクトップ上で行われる処理を模倣し、出席者のデスクトップを表すウインドウをプレゼンタのディスプレイスクリーン上にレンダリングする。アプリケーションループバックコンポーネントおよび/または擬似クライアントコンポーネントは、ユーザが、共同作業セッションにおけるプレゼンタとして共同作業サーバアプリケーションに登録した際、共同作業サーバアプリケーションによってユーザのコンピューティングデバイス上にダウンロードされることが可能であることが、当業者には認識されよう。

0014

一実施形態では、3つ以上のユーザクラスをサポートするアプリケーションが、1つのクラスにおけるユーザに、クラスを選択し、これにより、ユーザのデスクトップの一部として、選択されたクラスにおけるユーザが現在、見ている事物を模倣するPIPビューを表示するオプションを提供することができる。例えば、3つのユーザクラス、A、B、およびCをサポートするアプリケーションが、クラスAにおけるユーザに、クラスBまたはクラスCを選択し、これにより、クラスBまたはクラスCにおける代表的なユーザが見ている事物を表示するオプションを提供することができる。同様に、アプリケーションは、クラスBにおけるユーザに、クラスAまたはクラスCを選択するオプションを与え、クラスCにおけるユーザに、クラスAまたはクラスBを選択するオプションを与えることもできる。

0015

共同作業セッションにおけるプレゼンタに、代表的な出席者が現在、見ている事物のビューを提供することの1つの技術的な利点は、プレゼンタのアクションが、共同作業セッションにおける他の参加者の視覚的体験にどのような効果があるかが、プレゼンタに分かることである。例えば、代表的な出席者が現在、見ている事物のビューが、低速である場合、これは、速度を落とすようにという、プレゼンタに対する指示の役割をすることが可能である。このため、代表的な出席者が現在、見ている事物を表示するオプションがプレゼンタに与えらなかった場合と比べて、プレゼンタに、向上したユーザ体験がもたらされる。

発明を実施するための最良の形態

0016

説明する技術の様々な実施形態、およびそれらの実施形態の利点は、図面の図1図5を参照することにより、最もよく理解される。図面の諸要素は、必ずしも一律の縮尺に従っておらず、代わりに、本発明の諸原理を明確に示す強調が行われている。すべての図面で、同様の符号は、様々な図面の同様の部分、および対応する部分に対して使用される。

0017

図1は、説明する技術が動作することが可能な環境を示す高レベルブロック図である。図示するとおり、環境は、ネットワーク108を介してクライアントアプリケーション104〜108に結合されたサーバアプリケーション102を含む。サーバアプリケーションは、異なるクラスのユーザに異なるデスクトップを提供し、その複数のクラスのユーザが、提供されたGUIを使用して、サーバアプリケーションを介して互いに通信することを可能にする。サーバアプリケーションは、サーバアプリケーションの1つまたは複数のクラスのユーザに、ユーザのディスプレイスクリーン上で、サーバアプリケーションの他のユーザクラスの1つにおける代表的なユーザが視覚的に体験している事物のPIPビューを表示させるオプションを提供する。PIPビューは、他のユーザクラスの選択された1つにおける代表的なユーザに対してサーバアプリケーションが生成するデスクトップを模倣する。クライアントアプリケーションは、サーバアプリケーションへの接続およびアクセスを提供し、いくつかの動作を実行するのにサーバアプリケーションに依拠するアプリケーションである。ユーザは、クライアントアプリケーションを使用して、サーバアプリケーションによって提供されるサービスに接続し、それらのサービスを利用する。

0018

例として、サーバアプリケーションは、3つのユーザクラス、A、B、およびCをサポートすることができ、この3つのクラスのそれぞれにおけるユーザに、サーバアプリケーションを介して他のユーザと対話する際に使用するための、異なるデスクトップを提供することができる。図1では、ユーザクラスAに属するユーザ(「ユーザA」)が、クライアントアプリケーション104を使用し、ユーザクラスBに属するユーザ(「ユーザB」)が、クライアントアプリケーションクライアント106を使用し、ユーザクラスCに属するユーザ(「ユーザC」)が、クライアントアプリケーションクライアント108を使用しており、それぞれが、サーバアプリケーションによって提供されるサービスにアクセスすることが可能である。したがって、サーバアプリケーションは、クライアントアプリケーションのそれぞれが、それぞれのユーザクラスに適切なデスクトップを表示するようにさせることができる。例えば、ユーザAのクライアントアプリケーションは、サーバアプリケーションが、ユーザクラスAにおけるユーザに提供するデスクトップを、ユーザAのディスプレイスクリーン上で表示する。同様に、ユーザBのクライアントアプリケーションおよびユーザCのクライアントアプリケーションはそれぞれ、サーバアプリケーションが、ユーザクラスBにおけるユーザ、およびユーザクラスCにおけるユーザにそれぞれ提供するデスクトップを、ユーザBおよびユーザCのそれぞれのディスプレイスクリーン上で表示する。ユーザの各々、ユーザA、ユーザB、およびユーザCは、ユーザのディスプレイスクリーン上で、他のユーザクラスにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューを表示するオプションを選択することができる。例えば、ユーザAは、ユーザクラスBまたはユーザクラスCにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューを表示するオプションを有することが可能であり、ユーザBは、ユーザクラスAまたはユーザクラスCにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューを表示するオプションを有することが可能であり、ユーザCは、ユーザクラスAまたはユーザクラスBにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューを表示するオプションを有することが可能である。図1に示した環境では、ユーザAは、ユーザクラスBにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューを表示することを選択し、ユーザBおよびユーザCはそれぞれ、ユーザクラスAにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューを表示することを選択する。

0019

他の諸実施形態では、サーバアプリケーションにより、ユーザアクセス権またはユーザアクセスレベルに基づき、ユーザが、ユーザクラスの1つにおける代表的なユーザが体験している事物のPIPビューを表示することができる。アクセス権を使用して、サーバアプリケーションは、ユーザに、そのユーザのユーザクラスより少ない権利、または低い権利を有するユーザクラスにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューだけを表示するオプションを提供することができる。例えば、ユーザクラスAにおけるユーザが、ユーザクラスBにおけるユーザより高いアクセスレベルにあり、ユーザクラスBにおけるユーザが、ユーザクラスCにおけるユーザより高いアクセスレベルにあるものと想定すると、サーバアプリケーションは、ユーザクラスAにおけるユーザが、ユーザクラスBまたはユーザクラスCにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューを表示することを許すが、ユーザクラスBにおけるユーザには、ユーザクラスCにおける代表的なユーザが見ている事物のPIPビューを表示することだけを許し、ユーザクラスCにおけるユーザが、PIPビューを表示することは許さない。

0020

ネットワークは、例えば、接続されたコンピュータ間における電子コンテンツ転送を円滑にする通信リンクである。一実施形態では、ネットワークは、インターネットを含む。ネットワークは、ローカルエリアネットワークワイドエリアネットワークポイントツーポイントダイヤルアップ接続などの、1つまたは複数の他のタイプのネットワークから成ることも可能であることが認識されよう。また、ネットワークは、存在していなくてもよいことも認識されよう。例えば、クライアントアプリケーションとサーバアプリケーションがともに、同一のコンピューティングシステム上に存在し、コンピューティングシステム上で通常、サポートされる、プロセス間通信リモート関数呼び出し内部通信バスなどの通信機構を介して通信してもよい。

0021

本明細書で説明するサーバアプリケーション、クライアントアプリケーション、およびその他のコンポーネントが実行されることが可能なコンピュータシステムは、中央処理装置メモリ入力デバイス(例えば、キーボードおよびポインティングデバイス)、出力デバイス(例えば、ディスプレイデバイス)、および記憶装置(例えば、ディスクドライブ)を含むことが可能である。メモリおよび記憶装置は、サーバアプリケーション、クライアントアプリケーション、およびその他のコンポーネントを実施する命令を含むことが可能なコンピュータ可読媒体である。さらに、データ構造およびメッセージ構造は、格納される、あるいは通信リンク上の信号などのデータ伝送媒体を介して伝送されることが可能である。インターネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、ポイントツーポイントダイヤルアップ接続、セル電話網などの、様々な通信リンクを使用することができる。

0022

説明する技術の諸実施形態は、パーソナルコンピュータサーバコンピュータ、コンピューティングデバイス、ハンドヘルドデバイスまたはラップトップデバイスマルチプロセッサシステムマイクロプロセッサベースのシステム、プログラマブル家庭用電化製品デジタルカメラ、ネットワークPC、ミニコンピュータメインフレームコンピュータ、以上のシステムまたはデバイスのいずれかを含む分散コンピューティング環境などを含む、様々な動作環境で実施することができる。コンピュータシステムは、セル電話、パーソナルデジタルアシスタントスマートホン、パーソナルコンピュータ、プログラマブル家庭用電化製品、デジタルカメラなどであることが可能である。

0023

本技術は、1つまたは複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行される、プログラムモジュールなどの、コンピュータ実行可能命令の一般的な文脈で説明することができる。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型実装するルーチンプログラムオブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。通常、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において、所望に応じて組み合わせても、分散させてもよい。

0024

図2は、一実施形態による、共同作業クライアントアプリケーション、擬似クライアントコンポーネント、および共同作業サーバアプリケーションの間における情報の例示的な流れを示すブロック図である。例として、共同作業サーバアプリケーションは、2つのユーザクラス、「プレゼンタ」および「出席者」をサポートすることができ、また共同作業サーバアプリケーションにより、プレゼンタが、代表的な出席者が視覚的に体験している事物のPIPビューを表示することができる。この例では、ユーザは、クライアントコンピューティングデバイス204上で、共同作業クライアントアプリケーション202を実行する。ユーザは、共同作業クライアントアプリケーションを使用して、サーバコンピューティングデバイス208上で実行されている共同作業サーバアプリケーション206に接続し、共同作業サーバアプリケーションによってホストされる共同作業セッションにおけるプレゼンタとして参加する(段階1)。共同作業サーバアプリケーションは、共同作業クライアントアプリケーションが、共同作業セッションにおけるプレゼンタとしてプレゼンタが参加することを可能にするプレゼンタのデスクトップを、クライアントコンピューティングデバイス上で表示するようにさせる。また、プレゼンタのデスクトップは、プレゼンタが、共同作業セッションにおける代表的な出席者が視覚的に体験しているような事物のPIPビューを表示することを許すこともできる。プレゼンタが、PIPビューを要求すると、クライアントコンピューティングデバイス上の擬似クライアントコンポーネント210は、実行され始め、共同作業サーバアプリケーションに対する新たな接続を確立し、出席者として共同作業セッションに参加する(段階2)。一実施形態では、共同作業サーバアプリケーションは、クライアントコンピューティングデバイスのユーザが、共同作業セッションにおける参加者として共同作業サーバアプリケーションに接続した際、擬似クライアントコンポーネントをクライアントコンピューティングデバイス上にダウンロードすることができる。別の実施形態では、擬似クライアントコンポーネントは、クライアントコンピューティングデバイス上で、例えば、共同作業クライアントアプリケーションのコンポーネントとして提供されることが可能である。

0025

擬似クライアントコンポーネントと共同作業サーバアプリケーションの間の新たな接続は、他のいずれの出席者接続が確立されるのとも同じ形で確立、または構築される。共同作業サーバアプリケーションは、擬似クライアントコンポーネントとの接続を、共同作業セッションにおける、さらなる共同作業クライアントアプリケーションへの接続として扱い、共同作業セッションメタデータを擬似クライアントコンポーネントに送信することを始める。擬似クライアントコンポーネントは、共同作業サーバアプリケーションから共同作業セッションメタデータを受信し、そのメタデータを、クライアントコンピューティングデバイスのディスプレイデバイス上で、PIPビューウインドウなどの独自のウインドウにレンダリングして、プレゼンタが、会議における代表的な出席者が見ること、および行うことができる事物を見ることができるようにする。一般論として、擬似クライアントコンポーネントは、アプリケーション固有であり、アプリケーションのための小型ビューアコンソールとして機能する、すなわち、出席者コンソール上で行われる処理を模倣する。この例では、擬似クライアントコンポーネントは、あたかも処理が、出席者のコンピューティングデバイス上で実行されている共同作業クライアントアプリケーションによって実行されているかのようにメタデータを処理する論理を含む。例えば、受信されるメタデータは、共同作業セッションにおける出席者に現在、与えられている、スライド閲覧する特権などの、ある特権を削除するコマンドを含むことが可能である。この例では、擬似クライアントコンポーネントは、表示されたPIPビューウインドウ内でその特権を提供していたパネルおよび/またはサブウインドウを削除することができる。別の例では、受信されるメタデータは、プレゼンテーションにおいてあるスライドを表示するコマンドを含むことが可能である。この実例では、擬似クライアントコンポーネントは、表示されたPIPビューウインドウ内の適切なパネルまたはサブウインドウの中で、指定されたスライドを表示することができる。代替として、擬似クライアントコンポーネントは、指定されたスライドが、表示されたPIPビューウインドウ内の適切なパネルまたはサブウインドウの中で表示されているという指示を表示してもよい。さらに別の例では、受信されるメタデータは、プレゼンタのディスプレイスクリーンからの1つまたは複数の「タイトル」、ならびに出席者のディスプレイスクリーン上でどこにタイトルを位置付けて、プレゼンタのディスプレイスクリーン上に生じさせられているイメージを、出席者のディスプレイスクリーン上で生じさせるかに関する情報を含むことが可能である。この実例では、擬似クライアントコンポーネントは、PIPビューウインドウに適切なサイズまでタイトルを縮小して、PIPビューウインドウ内の適切な位置でタイトルをレンダリングすることができる。このようにして、タイトル更新が、プレゼンタのデスクトップから、共同作業サーバアプリケーションを介して、出席者のデスクトップに送信され、プレゼンタのPIPビューウインドウも、出席者のデスクトップと全く同様に更新される。

0026

図3は、一実施形態による、PIPビューウインドウを表示するサンプルプレゼンタのディスプレイスクリーンを示すディスプレイ図である。出席者のディスプレイスクリーン302が、出席者デスクトップ304を表示しているのが示され、プレゼンタのディスプレイスクリーン306が、プレゼンタデスクトップ308およびPIPビューウインドウ310を表示しているのが示されている。共同作業サーバアプリケーションは、出席者デスクトップを、共同作業セッションにおける実際の出席者に提供していることが可能である。図示するとおり、出席者デスクトップは、3つのパネル、「A」、「B」、および「C」、ならびにアプリケーションサブウインドウを含むウインドウである。この実例では、擬似クライアントコンポーネントは、プレゼンタのディスプレイスクリーン上で、3つのパネル、「A」、「B」、および「C」、ならびに出席者デスクトップ上で現在、表示されているアプリケーションサブウインドウの表現を含むPIPビューウインドウを表示することができる。このため、PIPビューウインドウは、出席者デスクトップの表現である。一部の実施形態では、PIPビューウインドウは、例えば、プレゼンタによって折りたたまれること、展開されること、サイズ変更されること、ディスプレイスクリーンの異なる区域再配置されることなども可能である。

0027

一実施形態では、擬似クライアントコンポーネントは、PIPビューウインドウ、ならびにPIPビューウインドウ内で表示されたデータを、より小さいサイズに縮小することができる。他の諸実施形態では、擬似クライアントコンポーネントは、PIPビューウインドウを、ディスプレイデバイス上の、プレゼンタのデスクトップにおけるウインドウの1つなどの、別のウインドウ内に「アンカする(anchor)」ことができる。さらに他の諸実施形態では、擬似クライアントコンポーネントは、データの表現をPIPビューウインドウ内で表示することができる。例えば、表現は、データが、PIPビューウインドウ内の1つまたは複数のパネルまたはサブウインドウの中で表示されているという視覚的指示であることが可能である。さらに他の諸実施形態では、擬似クライアントコンポーネントは、データを要約し(summarize)、その要約(summary)をPIPビューウインドウ内で表示することができる。例えば、擬似クライアントコンポーネントは、データの「スニペット」をPIPビューウインドウ内の1つまたは複数のパネルまたはサブウインドウの中で表示することができる。

0028

図4は、一実施形態による、共同作業クライアントアプリケーション、ループバックコンポーネント、擬似クライアントコンポーネント、および共同作業サーバアプリケーションの間における情報の例示的な流れを示すブロック図である。この例では、ユーザが、クライアントコンピューティングデバイス404上で共同作業クライアントアプリケーション402を実行する。ユーザは、共同作業クライアントアプリケーションを使用して、サーバコンピューティングデバイス408上で実行されている共同作業サーバアプリケーション406に接続し、共同作業サーバアプリケーションによってホストされる共同作業セッションにおけるプレゼンタとして参加する(段階1)。共同作業サーバアプリケーションは、共同作業クライアントアプリケーションが、共同作業セッションにおけるプレゼンタとしてプレゼンタが参加することを可能にするプレゼンタのデスクトップを、クライアントコンピューティングデバイス上で表示するようにさせる。また、プレゼンタのデスクトップは、プレゼンタが、共同作業セッションにおける代表的な出席者が視覚的に体験しているような事物のPIPビューを表示できるようにすることも可能である。プレゼンタが、PIPビューを要求すると、ループバックコンポーネント310および擬似クライアントコンポーネント312が、クライアントコンピューティングデバイス上で実行され始める。ループバックコンポーネントは、アプリケーション固有であり、共同作業クライアントアプリケーションから共同作業サーバアプリケーションに向かうイベントを検出し、それらのイベントを侵入的ではない形で(non−intrusive manner)「傍受する」論理を含む。例えば、ループバックコンポーネントは、共同作業クライアントアプリケーションのトランスポートモジュールを傍聴する(listen in on)ことができる。ループバックコンポーネントは、各イベントをコピーし(段階2)、そのコピーを擬似クライアントコンポーネントに送る(段階3)。一実施形態では、共同作業サーバアプリケーションは、クライアントコンピューティングデバイスのユーザが、共同作業セッションの参加者として共同作業サーバアプリケーションに接続した際、ループバックコンポーネントおよび/または擬似クライアントコンポーネントをクライアントコンピューティングデバイス上にダウンロードすることができる。別の実施形態では、ループバックコンポーネントおよび/または擬似クライアントコンポーネントは、共同作業クライアントアプリケーションの一部として提供されることが可能である。イベントのコピーを受け取ると、擬似クライアントコンポーネントは、イベントを処理し、前述したのと同様の形で、プレゼンタのディスプレイデバイス上でPIPビューウインドウをレンダリングする。

0029

図5は、一実施形態による、ループバックコンポーネントの処理を示す流れ図である。ブロック502で、クライアントコンピューティングデバイス上で実行されるループバックコンポーネントが、共同作業クライアントアプリケーションから共同作業サーバアプリケーションに向かうイベントをリッスンする。イベントは、アプリケーション固有であり、データ、メタデータ、および/またはコマンドが含まれることが可能である。ブロック504で、ループバックコンポーネントは、データおよび/またはコマンドのコピーを作成する。例えば、コマンドが、ドキュメントの特定のページを表示することである場合、ループバックコンポーネントは、コマンドのコピーとともに、データ、すなわち、ドキュメントの指定されたページのコンテンツのコピーも作成することができる。また、ループバックコンポーネントは、ドキュメントに関するメタデータのコピーを作成することもできる。ブロック506で、ループバックコンポーネントは、検出されたイベント、すなわち、データおよび/またはコマンドのコピーを擬似クライアントコンポーネントに送る。

0030

本明細書で開示する以上、およびその他のプロセスおよび方法に関して、プロセスおよび方法において実行される諸機能は、異なる順序で実施してもよいことが、当業者には認識されよう。さらに、概要を述べたステップは、例示にすぎず、ステップのいくつかは、本発明の本質を逸脱することなく、オプションであることも、より少ないステップと組み合わせられることも、または追加のステップに拡張されることも可能である。

0031

以上から、本発明の諸実施形態を、例示のために本明細書で説明してきたが、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、様々な変更を行うことができることが認められよう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲で明示的に記載する諸要素による以外は、限定されない。

図面の簡単な説明

0032

説明する諸技術が機能することが可能な環境を示す高レベルのブロック図である。
一実施形態による、共同作業クライアントアプリケーション、擬似クライアントコンポーネント、および共同作業サーバアプリケーションの間における情報の例示的な流れを示すブロック図である。
一実施形態による、PIPビューウインドウを表示するサンプルプレゼンタのディスプレイスクリーンを示すディスプレイ図である。
一実施形態による、共同作業クライアントアプリケーション、ループバックコンポーネント、擬似クライアントコンポーネント、および共同作業サーバアプリケーションの間における情報の例示的な流れを示すブロック図である。
一実施形態による、ループバックコンポーネントの処理を示す流れ図である。

符号の説明

0033

102サーバアプリケーション
104クライアントアプリケーション(ユーザクラスAにおけるユーザ
106 クライアントアプリケーション(ユーザクラスBにおけるユーザ
108 クライアントアプリケーション(ユーザクラスCにおけるユーザ
202共同作業クライアントアプリケーション
204クライアントコンピューティングデバイス
206共同作業サーバアプリケーション
208サーバコンピューティングデバイス
210擬似クライアントコンポーネント
302出席者のディスプレイスクリーン
306プレゼンタのディスプレイスクリーン
308 プレゼンタデスクトップ
310ループバックコンポーネント
312 擬似クライアントコンポーネント
402 共同作業クライアントアプリケーション
404 クライアントコンピューティングデバイス
406 共同作業サーバアプリケーション
408 サーバコンピューティングデバイス

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