図面 (/)

技術 巻取式スクリーン装置

出願人 セイキ販売株式会社
発明者 中村健一守谷将人
出願日 2005年2月17日 (15年5ヶ月経過) 出願番号 2005-040455
公開日 2006年8月31日 (13年11ヶ月経過) 公開番号 2006-225962
状態 特許登録済
技術分野 網戸 シャッタ等の閉鎖部材
主要キーワード 最大突出量 溝形断面 スクリーンボックス インナーレール 前方壁 傾斜面状 後方壁 圧縮弾性
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年8月31日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

スクリーンの閉位置における操作框の係脱を、きわめて単純な構成によって実現することが可能であり、しかも操作性においても優れた巻取スクリーン装置を提供する。

解決手段

操作框3をスクリーンの閉位置に係止する係止機構を、ガイド枠5の前方壁7a側から後方壁7b側に向けてガイド溝7内の初期位置に突出されていて、前方壁7a側の退避位置との間で弾性的に進退可能な係止爪8と、上記操作框3の上端部に設けられて該係止爪8に係脱する係止部9とで構成する。

概要

背景

この種のスクリーン装置として、スプリングによって巻取方向に付勢した巻取軸スクリーン巻き付け、該スクリーン先端に取り付けた操作框及びスクリーンの両側端溝形断面を有するガイドレールで案内させながら開閉するようにしたものは広く知られている。このようなスクリーン装置においては、スクリーン装置の閉操作時に操作框及びスクリーンを閉位置に保持させるため、種々の構成の係止手段が使用されており、例えば、特許文献1に記載されているように、各ガイドレールの内部に、操作框の前面側及び後面側の両面から弾性的に挟持する略コ字形係合片を配設し、操作框を係合片内に押し込むことにより該操作框の端部を係合片によって挟持させ、操作框を押し上げることによりその挟持を解除させる構成のものが存在する。また、特許文献2に記載されているように、各ガイドレールの内部に、該ガイドレールの溝の開口方向に向くフックを配設すると共に、操作框の両端部にガイドレール方向に弾性的に突出するストッパをそれぞれ設けて、スクリーンの閉位置においては上記フックとストッパとが相互に係合することにより操作框を係止させ、操作框の中央部に配設した操作子を操作してストッパを操作框側に引き込むことによりフックとストッパとの係合を解いて操作框の係止を解除させる構成のものも存在する。

上記構成のものはいずれも操作框をスクリーンの閉位置で確実に係止することができ、機能面では特に問題はないものの、前者の場合、開閉操作時に操作框を係止片の弾性に抗して該係止片内に押し込んだり、該係止片内から引き抜いたりする構成であることから、操作性の面で多少改良の余地があった。一方、後者の場合は、操作框を係止するための構造、あるいはその係止を解除するための構造が比較的複雑でコスト高になるという難点がある。
実開昭63−122597
実開平3−101798

概要

スクリーンの閉位置における操作框の係脱を、きわめて単純な構成によって実現することが可能であり、しかも操作性においても優れた巻取式スクリーン装置を提供する。 操作框3をスクリーンの閉位置に係止する係止機構を、ガイド枠5の前方壁7a側から後方壁7b側に向けてガイド溝7内の初期位置に突出されていて、前方壁7a側の退避位置との間で弾性的に進退可能な係止爪8と、上記操作框3の上端部に設けられて該係止爪8に係脱する係止部9とで構成する。 (a)

目的

本発明の技術的課題は、スクリーンの閉位置における操作框の係脱を、きわめて単純な構成によって実現することが可能であり、しかも操作性においても優れた巻取式スクリーン装置を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

スクリーンを巻き取るための巻取軸と、上記スクリーンの先端に取り付けられた操作框と、該操作框の両端部を開閉方向に案内するガイド溝を備えた一対のガイド枠と、上記操作框を上記スクリーンの閉位置に係止させるため係止機構とを有する巻取スクリーン装置において、上記ガイド枠が、互いに対向して上記ガイド溝を形成する前方壁及び後方壁を有し、上記係止機構が、前方壁側から後方壁側に向けて上記ガイド溝内の初期位置に突設されていて、前方壁側の退避位置との間で弾性的に進退可能な係止爪と、上記操作框の端部に設けられていて、該係止爪に係脱する係止部とを備えており、閉操作時には、上記操作框の当接により一旦退避位置側に後退した係止爪が、その初期位置側への弾性的な戻りにより操作框の上記係止部に係合して、スクリーンの閉状態が保持され、開操作時には、操作框を後方壁側へと押圧することにより上記係止爪と係止部との係合が解除され、スクリーンの上記巻取軸への巻き取りに伴って、該操作框が、上記初期位置にある係止爪の先端と上記後方壁との間に形成されたガイド溝内の間隙を通じて、上記巻取軸方向へと移動するように構成されている、ことを特徴とする巻取式スクリーン装置。

請求項2

請求項1に記載の巻取式スクリーン装置において、上記操作框が、前方壁と後方壁との間で傾倒可能なるように設けられているもの。

請求項3

請求項1または請求項2に記載の巻取式スクリーン装置において、上記ガイド枠と係止爪との間に、該係止爪の上記ガイド溝内への突出量を制限するストッパ手段が設けられているもの。

請求項4

請求項1から請求項3のいずれかに記載の巻取式スクリーン装置において、上記係止爪が、その巻取軸側に、前方壁側から後方壁側へ閉操作方向に傾斜する押圧部を有していて、閉操作時に、操作框が上記押圧部に当接することにより、係止爪が上記退避位置側に一旦後退するように構成されたもの。

請求項5

請求項4に記載の巻取式スクリーン装置において、上記操作框の係止部が、前方壁方向に傾斜して立ち上がる第1係合部を有していると共に、上記係止爪が、上記押圧部と鋭角を成して該第1係合部とほぼ同方向に傾斜する第2係合部を有していて、閉操作時に、上記退避位置側に一旦後退した係止爪の初期位置側への弾性的な戻りにより、上記係止部の第1係合部と上記係止爪の第2係合部とが係合して、スクリーンの閉状態が保持されるように構成されたもの。

技術分野

0001

本発明は、ロール式防虫網戸ブラインドのように、スクリーン巻取軸への巻き取り及び巻取軸からの繰り出しにより、開閉自在とした建物開口部用巻取スクリーン装置に関するものである。

背景技術

0002

この種のスクリーン装置として、スプリングによって巻取方向に付勢した巻取軸にスクリーンを巻き付け、該スクリーン先端に取り付けた操作框及びスクリーンの両側端溝形断面を有するガイドレールで案内させながら開閉するようにしたものは広く知られている。このようなスクリーン装置においては、スクリーン装置の閉操作時に操作框及びスクリーンを閉位置に保持させるため、種々の構成の係止手段が使用されており、例えば、特許文献1に記載されているように、各ガイドレールの内部に、操作框の前面側及び後面側の両面から弾性的に挟持する略コ字形係合片を配設し、操作框を係合片内に押し込むことにより該操作框の端部を係合片によって挟持させ、操作框を押し上げることによりその挟持を解除させる構成のものが存在する。また、特許文献2に記載されているように、各ガイドレールの内部に、該ガイドレールの溝の開口方向に向くフックを配設すると共に、操作框の両端部にガイドレール方向に弾性的に突出するストッパをそれぞれ設けて、スクリーンの閉位置においては上記フックとストッパとが相互に係合することにより操作框を係止させ、操作框の中央部に配設した操作子を操作してストッパを操作框側に引き込むことによりフックとストッパとの係合を解いて操作框の係止を解除させる構成のものも存在する。

0003

上記構成のものはいずれも操作框をスクリーンの閉位置で確実に係止することができ、機能面では特に問題はないものの、前者の場合、開閉操作時に操作框を係止片の弾性に抗して該係止片内に押し込んだり、該係止片内から引き抜いたりする構成であることから、操作性の面で多少改良の余地があった。一方、後者の場合は、操作框を係止するための構造、あるいはその係止を解除するための構造が比較的複雑でコスト高になるという難点がある。
実開昭63−122597
実開平3−101798

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の技術的課題は、スクリーンの閉位置における操作框の係脱を、きわめて単純な構成によって実現することが可能であり、しかも操作性においても優れた巻取式スクリーン装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するため、本発明の巻取式スクリーン装置は、スクリーンを巻き取るための巻取軸と、上記スクリーンの先端に取り付けられた操作框と、該操作框の両端部を開閉方向に案内するガイド溝を備えた一対のガイド枠と、上記操作框を上記スクリーンの閉位置に係止させるため係止機構とを有する巻取式スクリーン装置において、上記ガイド枠が、互いに対向して上記ガイド溝を形成する前方壁及び後方壁を有し、上記係止機構が、前方壁側から後方壁側に向けて上記ガイド溝内の初期位置に突設されていて、前方壁側の退避位置との間で弾性的に進退可能な係止爪と、上記操作框の端部に設けられていて、該係止爪に係脱する係止部とを備えており、閉操作時には、上記操作框の当接により一旦退避位置側に後退した係止爪が、その初期位置側への弾性的な戻りにより操作框の上記係止部に係合して、スクリーンの閉状態が保持され、開操作時には、操作框を後方壁側へと押圧することにより上記係止爪と係止部との係合が解除され、スクリーンの上記巻取軸への巻き取りに伴って、該操作框が、上記初期位置にある係止爪の先端と上記後方壁との間に形成されたガイド溝内の間隙を通じて、上記巻取軸方向へと移動するように構成されていることを特徴とするものである。

0006

本発明の巻取式スクリーン装置の好ましい実施形態においては、上記操作框が、前方壁と後方壁との間で傾倒可能なるように設けられている。また、上記ガイド枠と係止爪との間に、該係止爪の上記ガイド溝内への突出量を制限するストッパ手段が設けられている。
さらに、本発明においては、上記係止爪が、その巻取軸側に、前方壁側から後方壁側へ閉操作方向に傾斜する押圧部を有していて、閉操作時に、操作框が上記押圧部に当接することにより、係止爪が上記退避位置側に一旦後退するように構成されていても良く、またそのとき、上記操作框の係止部が、前方壁方向に傾斜して立ち上がる第1係合部を有していると共に、上記係止爪が、上記押圧部と鋭角を成して該第1係合部とほぼ同方向に傾斜する第2係合部を有していて、閉操作時に、上記退避位置側に一旦後退した係止爪の初期位置側への弾性的な戻りにより、上記係止部の第1係合部と上記係止爪の第2係合部とが係合して、スクリーンの閉状態が保持されるように構成されていても良い。

0007

そして、このような本発明に係る巻取式スクリーン装置によれば、スクリーンの閉位置における操作框の係脱を、ガイド溝内に突出する初期位置と前方壁側の退避位置との間で弾性的に進退可能に設けられた係止爪と、上記操作框の前方壁側に設けられた係止部とにより構成されたきわめて単純な係止機構によって実現することが可能である。
しかも、閉操作時には操作框をスクリーンの閉位置に移動させるだけで係止爪と操作框の係止部とが係合して該操作框がその位置に係止され、一方、開操作時には、係止状態にある操作框を単に後方壁側へと押圧することにより、上記係止爪と係止部との係合が解除され、スクリーンの上記巻取軸への巻き取りに伴って、該操作框が、初期位置にある係止爪の先端と後方壁との間に形成されたガイド溝内の間隙を通じて、上記巻取軸方向へと移動するように構成されているので、操作框の係脱操作自体も非常に単純且つ容易である。

発明の効果

0008

以上に詳述したように、本発明に係る巻取式スクリーン装置によれば、スクリーンの閉位置における操作框の係脱を、きわめて単純な構成によって実現することが可能である。また、該操作框の係脱操作も非常に簡単であり、操作性においても優れている。

発明を実施するための最良の形態

0009

図1(a)、図1(b)、図2及び図3は、本発明に係る巻取式スクリーン装置の一実施例を示すものであり、この実施例のスクリーン装置は、回転自在に支持された巻取軸1aを内部に備える巻取ボックス1と、該巻取軸1aに基端部側が固定されて巻き付けられる網戸やブラインド等のスクリーン2と、該スクリーン2の先端部に取り付けられた操作框3と、上記スクリーンボックス上端側が連結され、該操作框3の左右両端部を開閉方向すなわち上下方向に案内する一対のガイド枠4,5と、上記操作框3をスクリーン2の閉位置で解除可能に係止させてスクリーン2を閉状態に保持するための係止機構とを有している。
そして、上記スクリーン装置は、巻取ボックス1を建物開口部枠上枠材に取り付けるると共に、一対のガイド枠4,5を該建物開口部枠の互いに対向する縦枠材にそれぞれ取り付けることにより、建物開口部に対して装着されるようになっている。

0010

ここで、上記巻取軸1aは、巻取ボックス1内の左右端部に設けられた軸受け1b,1bによって回転自在に支持されており、また、該巻取軸1aにはコイルスプリング1cによる巻取機構が内蔵されていて、上記スクリーン2を操作框3の閉操作により巻取軸1aから繰り出した際に、該コイルスプリング1cに戻り方向(スクリーン2の巻き取り方向)の回転付勢力蓄積されるようになっており、その回転付勢力が蓄積されたコイルスプリング1cを駆動源として、上記スクリーン2を該巻取軸1aに巻き取ることができるようになっている。

0011

上記操作框3には、その前面側における上下方向略中央に前方に突出した操作用の第1取っ手3aが設けられていると共に、該前面側における取っ手3aの下方から等で垂下された操作用の第2取っ手3bが設けられていて、例えば、スクリーン装置の開操作にあたっては上記第1取っ手3aを利用し、閉操作にあたっては上記第2取っ手3bを利用することができるようになっている。また、該操作框3の下端には、弾性的に変形可能な当接部材3cが、その長さ方向に沿って設けられていて、スクリーン装置の閉操作時に操作框3の下端が下枠材に当接することによる衝撃を吸収すると共に、該操作框3が上記係止機構によりスクリーン2の閉位置に係止された状態において、上記建物開口部枠の下枠材に当接して、該下枠材と操作框3との間に形成される隙間を塞ぐことができるようになっている。

0012

上記一対のガイド枠4,5は、開口部が互いに対向するガイド溝6,7をそれぞれ備えており、該ガイド溝6,7内に上記操作框3及びスクリーン2の左右両端部がそれぞれ挿入されて、開閉方向すなわち上下方向に案内されるようになっている。これらガイド溝6,7は、スクリーン2の前面側すなわちスクリーン装置の操作面側に位置する前方壁6a,7aと、スクリーン背面側に位置する後方壁6b,7bとを有していて、略コ字状に形成されており、これら前方壁6a,7aと後方壁6b、7bとにより操作框3及びスクリーン2の左右両端部をそれぞれ前後面側から挟むような形状となっている。

0013

上記ガイド溝6,7は、上記操作框3を前方壁6a,7aと後方壁6b,7bとの間で前後方向に一定角度傾倒させることができる程度の溝幅を有している。また、該ガイド溝6,7の底部には、開閉方向すなわち上下方向に沿って係合溝gがそれぞれ設けられていて、該係合溝gは、その開口部よりも内部で幅広に形成されている。一方、上記スクリーン2は、その左右両端縁に沿って係合部材2aを有している。そして、該係合部材2aは、上記係合溝gの開口部よりも幅広で、且つ該係合溝gの内部よりも幅狭に形成されていて、該係合溝g内に摺動自在に挿通されている。

0014

更に具体的に説明すると、上記ガイド枠4,5においては、係合溝gが開設された長尺インナーレール6c,7cがガイド溝6,7の底部に遊挿されている。そして、該ガイド溝6,7内においてインナーレール6c,7cと前方壁6a,7a及び後方壁6b,7bとの間には遊びが設けられており、該インナーレール6c,7cは、操作框3の操作に伴うスクリーン2の面方向の動きに応じて、上記遊びの範囲内で自由に動くことができるようになっている。ただし、上記インナーレール6c,7cは、ガイド溝6,7の最小幅よりも幅広に形成されていて、ガイド溝6,7から抜脱しないようになっている。一方、上記係合部材2aは、ファスナ状に列設された多数の係合子により構成されていて、上記巻取軸1aに対するスクリーン2の巻き取りもスムーズに行えるようになっている。

0015

このように、各ガイド枠4,5のガイド溝6,7に操作框3の左右両端部を案内させると共に、該ガイド溝6,7内に設けられたインナーレール6c,7cの係合溝gにスクリーン2の左右両端縁を案内させることによって、スクリーン装置のより安定的且つスムーズな開閉操作を可能としている。また、それと同時に、スクリーン2と各ガイド枠4,5との間の隙間から小さな虫等が室内に侵入するのをより確実に阻止することができる。

0016

上記係止機構は、上記ガイド枠4,5のうち、一方のガイド枠5のガイド溝7内の下端側に設けられた係止爪8と、上記操作框3のガイド溝7に挿入されて案内される部位すなわち操作框3のガイド枠5側端部に設けられ、該係止爪8に下方から係合する係止部9とから構成されている。
上記係止爪8は、その前方壁7a側から後方壁7b側に向けてガイド溝7内に突設されていて、ガイド溝7内に突出した初期位置(図5(a)及び図5(b)並びに図6(a)及び図6(b)参照)と、前方壁7a側に後退した退避位置(図4(a)及び図4(b)参照)との間で進退可能となっている。
なお、上記初期位置は、ガイド溝7内において、スクリーン装置の開操作時に上記操作框3のガイド枠5側端部(係止部9)が通るのに必要とされる溝幅を、係止爪8の先端と後方壁7bとの間に残すような位置に予め設定されている。

0017

具体的に説明すると、上記係止爪8は、ガイド枠5内の前方壁7a側の下端から上方に向けて立ち上がる曲げ弾性を有する可撓性のアーム10の先端に一体に設けられている。そして、該アーム10が、その固定された下端を支点として前方壁7a側に弾性的に撓むことにより、その先端に設けられた上記係止爪8が、上記初期位置と退避位置との間で弾性的に進退可能となっている。ここで、該アーム10は、側面視において、下端に行くに従ってその厚さが徐々に厚くなるように形成されていて、その一部をガイド溝7内に突出させた状態で固定されている。
また、本実施例においては、ガイド溝7の開口部側における前方壁7a上に、一対の立壁11a,11bが、該ガイド溝7を横切って後方壁7b方向に略平行に突設されていて、上記係止爪8及びアーム10が該一対の立壁11a,11b間に配設されている。そのため、該係止爪8が、これら一対の立壁11a,11bに案内されて、ガイド溝7を横切る一定方向に往復動できるようになっている。

0018

さらに、上記係止爪8は、その巻取軸1a側(上面)に、前方壁7a側から後方壁7b側に向けて、スクリーン装置の閉操作方向(下方向)に傾斜する押圧面(押圧部)8aを有しており、該押圧面8aは、外方に凸の滑らかな湾曲面状に形成されている。また、同時に、該係止爪8は、その上記押圧面8aとは反対側(下面)に、後述する係止部9の第1係合面(第1係合部)9aと係合させるための第2係合面(第2係合部)8bを有している。該第2係合面8bは、略平面状で、係止爪8の先端からアーム10に固定された基端部に向けて上方に傾斜しており、上記押圧面8aと鋭角を成している。
すなわち、上記係止爪8は、前方壁7a側から後方壁7b側へ向けて斜め下方向に突出するフック状に形成されていて、その先端が鋭角に形成されている。
そして、スクリーン装置の閉操作により上記操作框3を下方に移動させた際に、該操作框3のガイド枠5側端部(係止部9)が、上記ガイド溝7内の初期位置に突出した状態にある係止爪8の押圧面8aに当接し、該操作框3の更なる移動に伴って該押圧面8aが押圧されながらスムーズに退避位置に後退できる構成としている。

0019

さらに、上記係止爪8とガイド枠5の前方壁7aとの間には、該係止爪8のガイド溝7内への突出量を制限するストッパ手段12が設けられている。この実施例におけるストッパ手段12は、上記一対の立壁11a,11bのうち少なくとも一方の立壁11aの内面から他方の立壁11b側に向けて突設された第1突出部12aと、上記係止爪8及び/またはそのアーム10における上記第1突出部12aを有する立壁11aと対向する側面のから突設された第2突出部12bとから構成されていて、係止爪8がガイド溝7内に突出する方向(退避位置側から初期位置方向)に変位した際に、適度な突出位置で上記第1突出部12aと第2突出部12bとが当接して係合することにより、係止爪のガイド溝7内への最大突出量が制限されるようになっている。

0020

より具体的には、上記第1突出部12aは、ガイド溝7の開口部側に配設された立壁11aの先端部に、該ガイド溝7に沿って一体に設けられており、また、上記第2突出部12bは、上記係止爪8とアーム10における前方壁7a側の後端部に、同じくガイド溝7に沿って一体に設けられている。そして、これら第1突出部12a及び第2突出部12bは、係止爪8が初期位置に突出した状態で互いに当接するような位置関係に設けられている(図5(a)及び図5(b)並びに図6(a)及び図6(b)参照)。すなわち、上記係止爪8は、上記ストッパ手段によって、初期位置を超えてのガイド溝7内への突出が阻止されるようになっている。さらに、本実施例においては、係止爪8が退避位置に後退した状態においても該係止爪8の爪先部分が第1突出部12aに当接して(図4(a)及び図4(b)参照)、係止爪8の後退量も制限されるようになっている。
なお、上記初期位置に突出した係止爪8の先端と後方壁7bとの間に残されるガイド溝7の溝幅は、上記操作框3のガイド枠5側端部(係止部9)の厚さとほぼ等しくなっている。ただしこの場合、後に詳述するようなスクリーン装置のスムーズな開操作を実現するため、残される溝幅は、上記操作框3のガイド溝5側端部(係止部9)の厚さよりも若干広い方が望ましい。

0021

一方、上記係止部9は、図4乃至図6の各(a)図に示すように、上端側の中央部分に上記スクリーン2の先端が差し込まれて固定されるスリット9bを備えていて、該スリット9bの上端開口部に、それぞれ前方壁7a及び後方壁7b側に向かって上方にスリット幅拡開させるように立ち上がる傾斜面(傾斜部)を有している。そして、これら傾斜面のうち、前方壁7a方向に傾斜して立ち上がる傾斜面が、上記係止爪8の第2係合面8bと係合する上述の第1係合面9aを形成しており、該第1係合面9aは、上記第2係合面8bと同様に略平面状に形成されていると共に、係止部9における前方壁7a側に配置された側面と鋭角を成している。

0022

上記第1係合面9a及び第2係合面8bは、互いにほぼ同方向すなわち後方壁7b側から前方壁7a側に向けて上方に傾斜するように形成されているが、本実施例の場合、図5(b)に示すように、スクリーン装置の閉操作により上記係止爪8を係止部9に係合させた際に、操作框3が前方壁7a側に若干前傾した状態で係止されるような角度関係となっている。すなわち、第2係合面8bの傾斜角度が第1係合面9aの傾斜角度よりも若干小さくなっている。

0023

そして、スクリーン装置の閉操作時には、上述のように操作框3のガイド枠5側端部(係止部9)が上方から当接することにより初期位置から一旦退避位置側に後退した係止爪8が、該操作框3の係止部9の通過と同時に、その初期位置側への弾性的な戻りにより該係止部9に係合し、その結果、該操作框3はスクリーン2の閉位置に係止されて、スクリーン2の閉状態が保持されるようになっている。
また、スクリーン装置の開操作時には、係止された操作框3を後方壁7b側へ押圧して移動させることにより、係止部9の第1係合面9aが、上記ストッパ手段によって後方壁7b側への移動が阻止された係止爪8の第2係合面8b上を後方壁7b方向に摺動しながら変位して、第1係合面9aと第2係合面8bとの係合が解除され、その結果、上記係止爪8と上記操作框3の係止部9との係合が解除されるようになっている。

0024

次に、このような構成を有する巻取式スクリーン装置の作用について詳細に説明する。
まず、当該巻取式スクリーン装置を閉操作するにあったっては、操作框3の第2取っ手3bを持って引き下げることにより、該操作框3をスクリーン2の閉位置まで移動させる。このとき、同時にスクリーン2が巻取軸1aから繰り出されることにより、該巻取軸1aに内蔵されたコイルスプリング1cに巻き取り方向の付勢力が蓄積される。また、図4(a)及び図4(b)に示すように、閉位置近傍まで引き下げられた操作框3は、上記初期位置に突出した係止爪8の傾斜した押圧面8aに、そのガイド枠5側端部(係止部9)が当接して前傾状態となり、該係止爪8を上記退避位置側へ押圧して後退させながら下方へと移動する。それと同時に曲げ弾性を有する上記アーム10が撓んだ状態となる。そして、操作框3のガイド枠5側端部(係止部9)が係止爪8の先端を通過すると、図5(a)及び図5(b)に示すように、撓んだアーム10の弾性的な戻りにより係止爪8が退避位置側から初期位置に戻されて、係止部9の第1係合面9aに対して係止爪8の第2係合面8bが係合し、その結果、操作框3が係止されてスクリーン2の閉状態が保持されるようになっている。なお、このとき、上記コイルスプリング1cに蓄積されたスクリーン2を巻き取る方向の付勢力を利用することにより、係止爪8と操作框3の係止部9とをより確実に係合させることができる。

0025

一方、開操作時には、操作框3の第1取っ手3aを持って後方壁7b側へ押圧すると、
係止部9の第1係合面9aがストッパ手段によって初期位置に係止された係止爪8の第2係合面8b上を摺動して、操作框3が後方壁7b側に傾倒すると共に、第1係合面と第2係合面との係合が解除され、その結果、係止爪8と操作框3の係止部9との係合が解除される(図6(a)及び図6(b)参照)。すると、係止が解除された操作框3には、巻取軸1aのコイルスプリング1cに蓄積された付勢力によりスクリーン2が巻き取られる上方への力が作用しているため、該操作框3のガイド枠5側端部(係止部9)が、ガイド溝7内における初期位置にある係止爪8の先端と後方壁7bとの間に形成された間隙を通じて上方にスムーズに移動し、その結果、スクリーン2が巻取軸1aに巻き取られると共に、操作框3が上方へ持ち上げられて、スクリーン装置が開かれるようになっている。

0026

上記実施例では、上記係止機構を、一方のガイド枠5及びそれにガイドされる操作框3の一方の端部側に設けているが、この係止機構は両方のガイド枠4,5及び操作框3の両端部に設けても良い。
さらに、上記係止爪8がアーム10の曲げ弾性によって弾性的に進退可能に構成されているが、必ずしもこのような構成に限られるものではなく、例えば、スプリングの圧縮弾性によって係止爪8が弾性的に進退できるような任意の構成を採用することができ、また、その構成に応じて、上記ストッパ手段12も適当な機構のものを採用することができる。さらに、操作框3の上記係止部9を、前方壁7a方向に向かって立ち上がる傾斜面状としているが、この係止部9は、係止爪8との係合が確実に行うことができ、且つ操作框3を後方壁7b側に押圧することにより係合の解除ができることができる構成であれば、任意の形状とすることができる。

図面の簡単な説明

0027

本発明の巻取式スクリーン装置を示す正断面図である。
本発明の巻取式スクリーン装置を示す側断面図である。
操作框がスクリーンの閉位置にない状態を示す一部破断斜視図である。
操作框がスクリーンが閉位置にある状態を示す一部破断斜視図である。
閉操作中の操作框の係止部及び係止爪の状態を側方から見た要部断面図である。
閉操作中の操作框の係止部及び係止爪の状態を上方から見た要部断面図である。
操作框の係止部と係止爪とが係合した状態を側方から見た要部断面図である。
操作框の係止部と係止爪とが係合した状態を上方から見た要部断面図である。
開操作中の操作框の係止部及び係止爪の状態を側方から見た要部断面図である。
開操作中の操作框の係止部及び係止爪の状態を上方から見た要部断面図である。

符号の説明

0028

1巻取ボックス
1a巻取軸
1cスプリング
2スクリーン
3操作框
4,5ガイド枠
6,7ガイド溝
6a,7a前方壁
6b,7b後方壁
8係止爪
8a押圧面(押圧部)
8b 第2係合面(第2係合部)
9係止部
9a 第1係合面(第1係合部)
12ストッパ手段

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • ホーチキ株式会社の「 防災設備」が 公開されました。( 2020/06/04)

    【課題】倉庫等の天井が高く、さらに構造上、空間面積の大きい施設を対象に、水損を抑えつつ確実に火災の抑制消火を可能とする。【解決手段】倉庫等の大きな防護空間12の上部平面に格子状に複数のシート展開装置1... 詳細

  • 芦森工業株式会社の「 巻取式シェード装置」が 公開されました。( 2020/06/04)

    【課題】巻取式シェード装置において、ヒンジドアが閉められるときに一定方向から強い衝撃が作用しても、異音の発生を抑制できる技術を提供することを目的とする。【解決手段】巻取式シェード装置10は、シート状部... 詳細

  • 立川ブラインド工業株式会社の「 遮蔽装置」が 公開されました。( 2020/06/04)

    【課題】操作性を向上させて遮蔽材の開閉操作可能とする遮蔽装置を提供する。【解決手段】本発明の遮蔽装置(例えば、ロールスクリーン)は、遮蔽材(ロールスクリーンの例ではスクリーン5)を開閉操作可能とし、遮... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ