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技術 紙製緩衝材の製造方法

出願人 株式会社オカベカミコン有限会社KRS
発明者 岡部昌明五味悦子
出願日 2005年1月19日 (15年2ヶ月経過) 出願番号 2005-011034
公開日 2006年8月3日 (13年7ヶ月経過) 公開番号 2006-198814
状態 特許登録済
技術分野 緩衝包装 紙容器等紙製品の製造 紙の機械的加工;段ボール製造機
主要キーワード 切り込み刃 周縁辺 連設部分 広告用チラシ 紙製緩衝材 包装用箱 三層構成 積層部分
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年8月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

枚葉紙故紙を使用して一連不可分に連続した長さを備えた長尺紙緩衝材を提供することにある。

解決手段

切れ目繋ぎ部を交互に多数形成することにより、2枚の枚葉紙14を一連不可分に連設させて一次紙製緩衝材を得た上、一次紙製緩衝材20aを切れ目方向に圧縮することにより、断面形状が略波状である二次紙製緩衝材を得る。

概要

背景

この種の発明として、たとえば、特開平6−320647号公報に記載された発明が知られている(特許文献1を参照)。
この発明に係る紙製緩衝材製造装置は、上下に間隔を設けて一対のローラが配置され、上方に位置するローラに、ローラの円周方向に、かつ、ローラの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凸部が形成されている。
この上方に位置するローラの前記の凸部の円周面の周縁切り込み刃が形成されている。さらに、前記の凸部の対向する円周面の一部に切欠部が形成されている。

他方、下方に位置するローラの円周方向に、かつ、ローラの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凹部が形成されている。
これらの隣接する凹部間に膨出部が形成され、これらの膨出部には、上方に位置するローラの切り込み刃と切欠部と同様に切り込み刃と切欠部が設けられている。
そして、これらの両ローラのそれぞれの凹部と凸部は互いに噛み合う状態に嵌合されている。

これらの両ローラを回転させ、両ローラ間に、新聞紙などの故紙を上下に積み重ね複数枚または単数枚を挿入することにより、故紙に前記の切り込み刃と切欠部を介して切り込み刃の回転方向に沿わせて間歇状態に切れ目繋ぎ部を交互に多数形成し、次いで切れ目と直交方向に引っ張ることにより、多数の網目を備えふんわりとした紙製緩衝材を得る方法が開示されている。
特開平6−320647号公報

概要

枚葉紙の故紙を使用して一連不可分に連続した長さを備えた長尺紙緩衝材を提供することにある。切れ目と繋ぎ部を交互に多数形成することにより、2枚の枚葉紙14を一連不可分に連設させて一次紙製緩衝材を得た上、一次紙製緩衝材20aを切れ目方向に圧縮することにより、断面形状が略波状である二次紙製緩衝材を得る。

目的

この発明の目的は、新聞紙、パンフレット、いわゆる広告用チラシなどの故紙の枚葉紙を利用して紙製緩衝材を製造する方法において、故紙が枚葉紙であるものの、一連不可分に連続した長さを備えた長尺紙製緩衝材を提供することにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
2件

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請求項1

上下に間隔を設けて一対のローラ10a、10bが回転自在に配置され、上方に位置するローラ10aに、ローラ10aの円周方向に、かつ、前記ローラ10aの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凸部10cが形成されると共に、前記の凸部10cの対向する円周面の一部に切欠部10dが形成され、上方に位置するローラ10aの前記の凸部10cの円周面の周縁辺切り込み刃10eとして形成され、他方、下方に位置するローラ10bの円周方向に、かつ、前記ローラ10bの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凹部10fが形成されることにより、隣接する前記の凹部10f間に膨出部10gが形成され、前記の膨出部10gの対向する円周面の一部に切欠部10dが形成され、下方に位置するローラ10bの前記の膨出部10gの円周面の周縁辺が切り込み刃10hとして形成され、前記の上方のローラ10aと下方のローラ10bのそれぞれの凸部10cと凹部10fが互いに噛み合う状態に嵌合されてなる紙製緩衝材製造装置12が設けられ、回転する前記の一対のローラ10a、10b間に、故紙新聞紙パンフレット広告用チラシなどの枚葉紙14を挿入させ、前記の紙製緩衝材の製造装置12の切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して前記の枚葉紙14に切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成することにより紙製緩衝材を得る方法において、前記の枚葉紙14を少なくとも2枚連接させた紙製緩衝材20aを得るに際して、第1番目の枚葉紙14n1を回転する一対のローラ10a、10b間に挿入させて前記の切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して第1番目の枚葉紙14n1の先端部から中間部にかけて順次に切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成させるとともに、一方、切れ目16と繋ぎ部18を交互に形成させる途中の第1番目の枚葉紙14n1の後端部上に第2番目の枚葉紙14n2の先端部を積層させ、積層させた第1番目の枚葉紙14n1の後端部と第2番目の枚葉紙14n2の先端部に前記の切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成すると同時に、前記の枚葉紙14群の積層部分を互いに接合させ、かつ、第2番目の枚葉紙14n2の中間部から後端部にかけて切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成することにより、前記の枚葉紙14群を一連不可分に連設させることを特徴とする紙製緩衝材の製造方法。

請求項2

該紙製緩衝材20aを切れ目16方向に圧縮することにより、断面形状が略波状であることを特徴とする請求項1記載の紙製緩衝材の製造方法。

技術分野

0001

この発明は、物品包装時に使用する被包装物用の紙製緩衝材の製造方法に関する。

背景技術

0002

この種の発明として、たとえば、特開平6−320647号公報に記載された発明が知られている(特許文献1を参照)。
この発明に係る紙製緩衝材の製造装置は、上下に間隔を設けて一対のローラが配置され、上方に位置するローラに、ローラの円周方向に、かつ、ローラの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凸部が形成されている。
この上方に位置するローラの前記の凸部の円周面の周縁切り込み刃が形成されている。さらに、前記の凸部の対向する円周面の一部に切欠部が形成されている。

0003

他方、下方に位置するローラの円周方向に、かつ、ローラの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凹部が形成されている。
これらの隣接する凹部間に膨出部が形成され、これらの膨出部には、上方に位置するローラの切り込み刃と切欠部と同様に切り込み刃と切欠部が設けられている。
そして、これらの両ローラのそれぞれの凹部と凸部は互いに噛み合う状態に嵌合されている。

0004

これらの両ローラを回転させ、両ローラ間に、新聞紙などの故紙を上下に積み重ね複数枚または単数枚を挿入することにより、故紙に前記の切り込み刃と切欠部を介して切り込み刃の回転方向に沿わせて間歇状態に切れ目繋ぎ部を交互に多数形成し、次いで切れ目と直交方向に引っ張ることにより、多数の網目を備えふんわりとした紙製緩衝材を得る方法が開示されている。
特開平6−320647号公報

発明が解決しようとする課題

0005

前記の特許文献1記載の背景技術は、新聞紙などの故紙の複数枚に同時に切れ目と繋ぎ部を交互に多数形成し、次いで切れ目と直交方向に引っ張ることにより、多数の網目を備え、ふんわりとした紙製緩衝材を同時に多数枚を得る方法であった。

0006

したがって、背景技術の発明に係る紙製緩衝材の製造方法は、多数枚の故紙が上下方向に積層され、ふんわりとした紙製緩衝材を製造できる点で評価できるものの、その紙製緩衝材の長さは、新聞紙などの故紙の長さに制約された。

0007

背景技術による紙製緩衝材の使用方法は、両手で丸めることにより、紙製緩衝材が積層された状態を呈することになり、適度にふわふわした緩衝材を得ることができるものの、紙製緩衝材の長さが故紙の長さに制約される結果、両手で丸めることにより、紙製緩衝材を積層した状態に変化させることになるから、積層状態に変化させた紙製緩衝材の長さは、新聞紙などの故紙の原長さに比較して著しく短いものであった。

0008

因みに、単数枚ないし複数枚の紙製緩衝材を丸めることにより、三層構成とした場合では、緩衝材はふわふわした状態であるとしても、その長さは新聞紙などの故紙の原長と比較して1/3の長さに短く変化することになる。

0009

よって、背景技術の発明に係る紙製緩衝材では、その長さに大きく制約を受けるので、被包装物の包装時において、長い被包装物に対応できない場合が生じることのほか、短い紙製緩衝材の多数個包装用箱内に充填せざるを得ない手間を必須とし、さらに、多数個の紙製緩衝材を包装用箱内に充填させる結果、これらの紙製緩衝材が包装用箱内で妄動するおそれがあり、よって、被包装物の緩衝機能を損ねるおそれがあった。

0010

この発明の目的は、新聞紙、パンフレット、いわゆる広告用チラシなどの故紙の枚葉紙を利用して紙製緩衝材を製造する方法において、故紙が枚葉紙であるものの、一連不可分に連続した長さを備えた長尺紙製緩衝材を提供することにある

0011

他の目的は、一連不可分に連続した長さを備えた長尺紙製緩衝材を得るに際して、紙製緩衝材の長さを調整することにより、被包装物の任意の長さに対応した紙製緩衝材を提供することにある。

0012

更に、他の目的は、一連不可分に連続した長さを備えた長尺紙製緩衝材を得ることにより、丸めて適度にふわふわした緩衝材を得るのに背景技術と比較して、さらに、多層構成にすることにより、一層、緩衝機能に優れた紙製緩衝材を得ることにある。

課題を解決するための手段

0013

上記の目的を達成するため、この発明の第1の課題解決手段は、上下に間隔を設けて一対のローラ10a、10bが回転自在に配置され、上方に位置するローラ10aに、ローラ10aの円周方向に、かつ、前記ローラ10aの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凸部10cが形成されると共に、前記の凸部10cの対向する円周面の一部に切欠部10dが形成され、上方に位置するローラ10aの前記の凸部10cの円周面の周縁辺が切り込み刃10eとして形成され、
他方、下方に位置するローラ10bの円周方向に、かつ、前記ローラ10bの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凹部10fが形成されることにより、隣接する前記の凹部10f間に膨出部10gが形成され、
前記の膨出部10gの対向する円周面の一部に切欠部10dが形成され、下方に位置するローラ10bの前記の膨出部10gの円周面の周縁辺が切り込み刃10hとして形成され、
前記の上方のローラ10aと下方のローラ10bのそれぞれの凸部10c凹部10fが互いに噛み合う状態に嵌合されてなる紙製緩衝材の製造装置12が設けられ、
回転する前記の一対のローラ10a、10b間に、
故紙、新聞紙、パンフレット、広告用チラシなどの枚葉紙14を挿入させ、
前記の紙製緩衝材の製造装置12の切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して前記の枚葉紙14に切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成することにより紙製緩衝材を得る方法において、
前記の枚葉紙14を少なくとも2枚連接させた紙製緩衝材20aを得るに際して、
第1番目の枚葉紙14n1を回転する一対のローラ10a、10b間に挿入させて前記の切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して第1番目の枚葉紙14n1の先端部から中間部にかけて順次に切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成させるとともに、
一方、切れ目16と繋ぎ部18を交互に形成させる途中の第1番目の枚葉紙14n1の後端部上に第2番目の枚葉紙14n2の先端部を積層させ、積層させた第1番目の枚葉紙14n1の後端部と第2番目の枚葉紙14n2の先端部に前記の切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成すると同時に、前記の枚葉紙14群の積層部分を互いに接合させ、かつ、第2番目の枚葉紙14n2の中間部から後端部にかけて切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成することにより、前記の枚葉紙14群を一連不可分に連設させることを特徴とする紙製緩衝材の製造方法である。

0014

上記の目的を達成するため、この発明の第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段において、該紙製緩衝材20aを切れ目16方向に圧縮することにより、断面形状が略波状であることを特徴とする紙製緩衝材の製造方法である。

発明の効果

0015

この発明の第1の課題解決手段は、上記のとおり構成されているから、紙製緩衝材の材料が新聞紙、パンフレット、広告用チラシなどの故紙による枚葉紙であるものの、一連不可分に連設させた長尺の紙製緩衝材を得るできる。
背景技術では、枚葉紙の長さに制約を受けたので必然的に紙製緩衝材の長さが制約され、その用途に制約を受けたが、この発明では、故紙による枚葉紙を連接できるので、被包装物の長さに対応させて任意の長さを備えた紙製緩衝材を得ることができる。

0016

その上、任意の長さに設定した紙製緩衝材を得ることができるから、丸めてふわふわした状態の緩衝材を得る場合、多層の紙製緩衝材を得ることができるので、一層、緩衝機能に富んだ緩衝材を得ることができる。

0017

この発明の第2の課題解決手段は、第1の課題解決手段が奏する効果のほか、
紙製緩衝材が断面形状が略波状であるから、一層、緩衝機能に優れた紙製緩衝材を得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0018

故紙が枚葉紙であるものの、一連不可分に連続した長さを備えた紙製緩衝材を提供する目的を、複数枚の枚葉紙の連設部分を積層させて切れ目と繋ぎ部を設け、同時に積層部分を連接することにより実現した。

0019

図1図2は、この発明の紙製緩衝材10の製造装置12の実施例である。
該装置12自体の構成は、基本的に背景技術と異なる点は少ないから、詳細についての説明は背景技術の説明と図面の記載を援用し、この発明の実施に必要な構成を説明する。

0020

上下に間隔を設けて一対のローラ10a、10bがそれぞれの両側に設けられた回転軸22、22を介して架台24、24に回転自在に配置されている。
上方に位置するローラ10aに、ローラ10aの円周方向に、かつ、前記ローラ10aの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凸部10cが形成されている。 前記の凸部10cの対向する円周面の一部に切欠部10d、10dが形成され
、上方に位置するローラ10aの前記の凸部10cの円周面の周縁辺が切り込み刃10eとして形成されている(図1図2図4を参照)。

0021

他方、下方に位置するローラ10bの円周方向に、かつ、前記ローラ10bの軸芯方向に一定の間隔を隔てて多数の凹部10fが形成されることにより、隣接する前記の凹部10f間に膨出部10gが形成されている。
前記の膨出部10gの対向する円周面の一部に切欠部10d、10dが形成され、下方に位置するローラ10bの前記の膨出部10gの円周面の周縁辺が切り込み刃10hとして形成されている(図1図2図4を参照)。

0022

そして、前記の上方のローラ10aと下方のローラ10bのそれぞれの凹部10fと凸部10cが互いに噛み合う状態に嵌合されて紙製緩衝材の製造装置12が設けられている。

0023

そこで、この発明の実施例では、前記した紙製緩衝材の製造装置12により、2枚の枚葉紙14を連設した切れ目16と繋ぎ部18を備えた長尺の紙製緩衝材20aと長尺の紙製緩衝材20aを更に二次加工した長尺の紙製緩衝材20Aを得る方法について説明する。

0024

まず、新聞紙、パンフレット、広告用チラシなどの故紙による枚葉紙14を用意する。
図2を参照して明らかなように、矢印方向に上下一対のローラ10a、10bを回転させ、ローラ10a、10b間に第1番目の枚葉紙14n1の先端部を挿入させ、一対のローラ10a、10bに設けられた切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して第1番目の枚葉紙14n1の先端部から中間部にかけて順次に図3に示されるように不連続の切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成する。
なお、この発明では、枚葉紙14として新聞紙、パンフレット、広告用チラシなどの故紙を挙げたが、故紙に制約することなく、正規の枚葉紙を採用することを妨げない。

0025

不連続の切れ目16と繋ぎ部18は、円周面の一部に切欠部10d、10dを備えた切り込み刃10e、10hにより形成されることはいうまでもない。

0026

切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成する途中の第1番目の枚葉紙14n1の後端部上に第2番目の枚葉紙14n2の先端部を積層させ、積層させた第1番目の枚葉紙14n1の後端部と第2番目の枚葉紙14n2の先端部に切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成すると同時に、前記の2枚の枚葉紙14の積層部分を互い接合させる。
この場合、接合手段は、とくに必要としない。
回転する上下一対のローラ10a、10bを通過する2枚の枚葉紙14は、ローラ10a、10bにより圧力を受けると同時にさらに切り込み刃10e、10hによる圧力を受けることになるから、接合手段を別に設ける必要がない。

0027

さらに、第2番目の枚葉紙14n2の中間部から後端部にかけて切り込み刃10e、10hと切欠部10d、10dを介して切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成することにより、2枚の枚葉紙14を一連不可分に連設させた長尺の
紙製緩衝材20aが得られる(図3を参照)。

0028

この実施例では、2枚の枚葉紙14を一連不可分に連設させた長尺の紙製緩衝材20aを得ることを説明したが、第3番目の枚葉紙14n3をさらに連設すること、さらに第4番目14n4以上の枚葉紙を連設することは、前記した第1番目の枚葉紙14n1と第2番目の枚葉紙14n2の連接方法、切れ目16と繋ぎ部18を交互に多数形成する方法を反復することにより可能なことはいうまでもない。
第3番目14n3以上の枚葉紙を連接することは、必要に応じて採用できる。

0029

上記の工程に得られた長尺の紙製緩衝材20aは、多数の切れ目16と繋ぎ部18を交互に備えたものであるから、被包装物に当接させたとき、切れ目16と繋ぎ部18を介して、紙製緩衝材20aがちぎれることなく、切れ目16に対して直角方向へ延展できるので、被包装物の形態に馴染ませることができる。

0030

さらに、被包装物の包装に備え、予め長尺の紙製緩衝材20aを切れ目16に対して直角方向へ延展させることにより、長尺の紙製緩衝材20aにより包装を行うことも発明者らは予定している。

0031

発明者らは、さらに、次のような工夫も凝らしているから、図4図5を参照して以下に説明する。
上記の工程により、回転する上下一対のローラ10a、10bを通過する2枚の枚葉紙14には、切れ目16と繋ぎ部18が交互に多数形成され、同時に2枚の枚葉紙14は連接されるが、連接された長尺の紙製緩衝材20aを切れ目16方向に圧縮することにより、断面形状を略波状にする圧縮手段34について説明する。

0032

上下一対のローラ10a、10bの背面にローラ10a、10bを通過する枚葉紙14の下面を支持する下部受板26が設けられいる。
下部受板26のローラ10a、10b側は、傾斜部26aとして設けられ、一対のローラ10a、10bの接線方向に下方から上方に向けて傾斜され、ローラ10a、10bから送り出される枚葉紙14の下面を誘導できるように図られている。
ローラ10a、10bから遠ざかる下部受板26の大部分は、水平部26bとして設けられ、枚葉紙14の下面を支持するようにしてある。

0033

一方、上下一対のローラ10a、10bの背面にローラ10a、10bを通過する枚葉紙14の上面を支持する上部受板28が設けられている。
上部受板28は、ローラ10a、10b側の固定板28aとローラ10a、10bから遠ざかる可動板28bから構成されている。

0034

固定板28aは、前記した下部受板26の傾斜部26aと対称に傾斜し、ローラ10a、10bの接線方向に上方から下方に向けて傾斜傾斜され、ローラ10a、10bから送り出される枚葉紙14の上面を誘導できるように図られている

0035

これに対して、可動板28bは、固定板28a側において軸30を介して軸30を基軸として上下方向に回動自在に枢着されている。
また、可動板28bの先端部上には分銅32が載置されている。

0036

そこで、前記した圧縮手段34により、長尺の紙製緩衝材20aを圧縮させることにより、断面形状が略波状である長尺の紙製緩衝材20A(図5を参照)を得る方法について説明すると、ローラ10a、10bから送り出された長尺の紙製緩衝材20aは、ローラ10a、10b側に設けられた下部受板26の傾斜部26aと上部受板28の固定板28aにより誘導されつつ、下部受板26と上部受板28の前方に向けて繰り出されるが、このとき、上部受板28の可動板28bは、前記した軸30を介して上方に向けて浮き上がるように回動する。
一方、可動板28bは分銅32が載置されることにより、自由に回動することなく、過度浮き上がりが抑制される。

0037

かくして、ローラ10a、10b間を通過した長尺の紙製緩衝材20aは下部受板26の水平部26bと上部受板28の可動板28との間を自由に通過することなく、可動板28と分銅32の重力の作用を受ける。
この結果、下部受板26と上部受板28の前方側において繰り出し応力を受けつつある長尺の紙製緩衝材20aに緩いながらブレーキがかかることになり、
下部受板26と上部受板28の前方側に近い位置ほど強制的に凝集状態を構成
する。

0038

このようにして、長尺の紙製緩衝材20aを切れ目16方向に圧縮することを機械的に実施でき、断面形状が略波状である長尺の紙製緩衝材20Aを得ることができる。
可動板28b上の分銅32の載置位置を変更させてことにより、長尺の紙製緩衝材20aに対する重量を増加させ、あるいは減少させることにより、長尺の紙製緩衝材20aに対する負荷を調整して、断面形状における波の大小を変更できる。

図面の簡単な説明

0039

この発明の実施例に係る紙製緩衝材を製造する装置の要部の正面図である。
この発明の実施例に係る一次紙製緩衝材を製造する工程を示す要部の側面図である。
この発明の実施例に係る一次紙製緩衝材の一部を省略した平面図である。
この発明の実施例に係る二次紙製緩衝材を製造する工程を示す要部の側面図である。
この発明の実施例に係る二次紙製緩衝材の一部を省略した斜視図である。

符号の説明

0040

10aローラ
10b ローラ
10c 凸部
10d切欠部
10e切り込み刃
10f 凹部
10g膨出部
10h 切り込み刃
12紙製緩衝材の製造装置
14枚葉紙
16切れ目
18繋ぎ部
20a 紙製緩衝材
20b 紙製緩衝材
22回転軸
24架台
26 下部受板
26a 下部受板の傾斜部
26b 下部受板の水平部
28 上部受板
28a 上部支持板
28b 上部支持板の固定部
30 上部支持板の可動
32分銅
34圧縮手段

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