図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2006年7月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

放電時に低温にさらされた場合にも放電容量の劣化のない電池パックを提供する。

解決手段

充放電可能な電池2を収納した電池パック1において、電池温度センサ5、電池加熱手段6、電池温度センサによって電池温度を検出する電池温度検出手段7、電池加熱手段への通電電流を制御する電池加熱制御手段8を有し、電池温度検出手段によって測定した電池温度があらかじめ設定した温度よりも低い場合に、電池加熱制御手段が電池加熱手段への通電電流を制御して電池を加熱する電池パック。

概要

背景

電池充放電低温度では、効率が低下することが知られている。非水電解液を使用した電池は水性電解液を用いた電池に比べて低温度での特性は優れているものの、低温度で電池の充電を行うと常温時に比べて充電効率が低くなり、また充電時間も長くなるとともに充電量も不充分なものとなる。

そこで、低温時における充電の問題点を解決することが提案されている。例えば、電池パック電池温度測定手段を設け、電池温度が所定の温度以下の場合に、充電器から電池加熱用の電流受け取り電池を加熱するヒータを備えた電池パックが提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、電池の効率の低下は、充電時のみではなく放電時においても生じるものであって、電池パックの充電時の加熱では効率的な充放電が可能な電池パックを提供することはできなかった。
特開平10−284133号公報

概要

放電時に低温にさらされた場合にも放電容量の劣化のない電池パックを提供する。充放電可能な電池2を収納した電池パック1において、電池温度センサ5、電池加熱手段6、電池温度センサによって電池温度を検出する電池温度検出手段7、電池加熱手段への通電電流を制御する電池加熱制御手段8を有し、電池温度検出手段によって測定した電池温度があらかじめ設定した温度よりも低い場合に、電池加熱制御手段が電池加熱手段への通電電流を制御して電池を加熱する電池パック。

目的

本発明は、低温度での電池の充電効率の低下、および放電効率の低下がなく、低温度でも充放電容量の利用効率が大きな電池パックを提供することを課題とするものであり、特に充電時のみではなく放電時において低温度にさらされた場合にも放電容量が低下することがない電池パックを提供することを課題とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

充放電可能な電池収納した電池パックにおいて、電池温度センサ電池加熱手段、電池温度センサによって電池温度を検出する電池温度検出手段、電池加熱手段への通電電流を制御する電池加熱制御手段を有し、電池温度検出手段によって測定した電池温度があらかじめ設定した温度よりも低い場合に、電池加熱制御手段が電池加熱手段への通電電流を制御して電池を加熱することを特徴とする電池パック。

請求項2

電池はリチウム非水電解液電池であることを特徴とする請求項1記載の電池パック。

技術分野

0001

本発明は電池パックに関するものであり、特に低温時において、常温時と同様に高い充放電効率を得ることができ、更には高電流密度での充放電を可能とした電池パックに関する。

背景技術

0002

電池の充放電は低温度では、効率が低下することが知られている。非水電解液を使用した電池は水性電解液を用いた電池に比べて低温度での特性は優れているものの、低温度で電池の充電を行うと常温時に比べて充電効率が低くなり、また充電時間も長くなるとともに充電量も不充分なものとなる。

0003

そこで、低温時における充電の問題点を解決することが提案されている。例えば、電池パックに電池温度測定手段を設け、電池温度が所定の温度以下の場合に、充電器から電池加熱用の電流受け取り電池を加熱するヒータを備えた電池パックが提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、電池の効率の低下は、充電時のみではなく放電時においても生じるものであって、電池パックの充電時の加熱では効率的な充放電が可能な電池パックを提供することはできなかった。
特開平10−284133号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、低温度での電池の充電効率の低下、および放電効率の低下がなく、低温度でも充放電容量の利用効率が大きな電池パックを提供することを課題とするものであり、特に充電時のみではなく放電時において低温度にさらされた場合にも放電容量が低下することがない電池パックを提供することを課題とするものである。

課題を解決するための手段

0005

本発明の課題は、充放電可能な電池を収納した電池パックにおいて、電池温度センサ、電池加熱手段、電池温度センサによって電池温度を検出する電池温度検出手段、電池加熱手段への通電電流を制御する電池加熱制御手段を有し、電池温度検出手段によって測定した電池温度があらかじめ設定した温度よりも低い場合に、電池加熱制御手段が電池加熱手段への通電電流を制御して電池を加熱する電池パックによって解決することができる。
また 電池はリチウム非水電解液電池である前記の電池パックである。

発明の効果

0006

本発明の電池パックは、充電、放電のいずれの場合においても、電池温度を感知して、電池温度が所定の温度よりも低い場合に電池加熱手段によって電池を加熱したので効率的な充放電が可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0007

本発明は、電池の充電時に温度が低い場合に充電電流から加熱手段に電流を供給して電池を加熱するとともに、放電時においても電池自体から加熱手段に対して加熱エネルギーを供給することによって、電池の加熱によって放電特性が改善されて、加熱に使用した電流によって消費された電気量よりも放電特性の改善によって実質的に放電可能な電気量が増加し、充放電容量が大きな電池パックを提供することができることを見いだしたものである。

0008

充電時の電池パック内部の電池の加熱は、充電器から供給される電流によって比較的容易に行うことができ、電池の容量にも影響を与えないものである。そのため、周囲温度が低い場合に充電時に電池を加熱して充電が効率的に行われるようにすることが行われていたが、放電時に電池を加熱する場合には、電池の加熱電流加熱対象の電池自体から供給せざるを得ない。

0009

図1は、電池の放電容量の温度依存性の一例を説明する図である。
図1に示した例では、電池温度が−10℃の場合には、0℃、25℃に比べて放電容量が小さくなることを示しており、特に放電が進むほど、低温時の放電電圧の低下が大きくなることを示している。
放電時に電池自体の有するエネルギーを使用して電池を加熱した場合には、加熱によって温度上昇した電池は、電池加熱に消費されたエネルギーを差し引いても、全体としての電池の放電エネルギーを大きくすることができる。その結果、電池温度の上昇によって大きな電気量を取り出すことが可能となり、実質的な放電容量を増大させることが可能であることを見いだしたものである。

0010

以下に、図面を参照して本発明を説明する。
図2は、本発明の電池パックの一実施例を説明する図である。
電池パック1は、リチウム二次電池等からなる二次電池2、充電器、あるいは電池パック使用機器との接続端子3を有し、電池の充放電を制御する充放電制御手段4、電池2の温度を測定可能サーミスタ等の温度センサ5、電気ヒータ正温度特性サーミスタ等からなる電池加熱手段6が配置されている。

0011

また、温度センサ5によって温度を検出する温度検出手段7を有しており、温度検出手段7の検出結果に基づいて電池温度加熱手段6への通電電流を制御する電池加熱制御手段8を有しており、電池加熱手段6の近傍には、電池温度が異常に高くなった場合には、電池温度加熱手段6への電流を遮断する温度フューズ9が配置されている。
また、接続端子3には、電池パック使用機器10または充電器が接続される。

0012

本発明の電池パック1は、充電時には接続端子3に充電器が接続されて、電池パックに電流が供給される。
その際に温度センサ5による検出温度が所定の温度よりも低い場合には、温度検出手段7は、電池加熱制御手段8に対して、電池加熱手段6に電流を通電するように指示を与える。電池加熱制御手段8は、充放電制御手段4から与えられて情報に基づいて電池が充電動作中放電動作中かを判断し、電池加熱手段6に対して、電池温度、充電動作か放電動作かの別に応じた所定の加熱電流を通電する。

0013

電池が接続端子3に電池使用機器が接続されて放電動作中である場合には、温度センサ5による検出温度が所定の温度よりも低い場合には、温度検出手段7は、電池加熱制御手段8に対して、電池加熱手段6に電流を通電する指示を与えるが、電池加熱制御手段8は、電池温度検出時の消費電流、電池温度と目標温度との差に応じた加熱電流を電池加熱手段に対して通電するが、電池加熱手段への通電時に電池使用機器へ供給される電流が不充分なものとならないような加熱電流を連続的、もしくは段階的に調整することが好ましい。

0014

本発明の電池パックは、充電動作中、放電動作中のいずれの場合においても、電池温度を感知して、電池温度が所定の温度よりも低い場合に電池加熱手段によって電池を加熱したので、電池温度の低下による充放電特性の悪化を防止して効率的な充放電が可能な電池パックを提供することが可能となる。

図面の簡単な説明

0015

図1は、放電容量の温度依存性の一例を説明する図である。
図2は、本発明の一実施例を説明する図である。

符号の説明

0016

1…電池パック、2…二次電池、3…接続端子、4…充放電制御手段、5…温度センサ、6…電池加熱手段、7…温度検出手段、8…電池加熱制御手段、9…温度フューズ、10…電池パック使用機器

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