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技術 配線板の接続構造及びそれを用いた電子機器

出願人 パナソニック株式会社
発明者 宮下哲博八木能彦日比野邦男中桐康司戸村善広小野正浩森将人
出願日 2004年12月3日 (15年6ヶ月経過) 出願番号 2004-350869
公開日 2006年6月22日 (14年0ヶ月経過) 公開番号 2006-165084
状態 未査定
技術分野 プリント配線間の電気接続のための印刷要素 プリント板の組合せ
主要キーワード 表裏面間 保護絶縁 リジッド配線基板 半田付着 切断端面 半田付け部分 補強材料 基板垂直方向
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年6月22日)のものです。
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図面 (12)

課題

配線基板上の小さな占有面積フレキシブルプリント配線板が接続できるとともに、フレキシブルプリント配線板も長くならず、しかも、接続強度を高めることができる配線板接続構造を得、接続信頼性を向上させる。

解決手段

配線基板21の接続端子部23に、フレキシブルプリント配線板25の端子部27を半田付けして、フレキシブルプリント配線板25を配線基板21に接続するフレキシブルプリント配線板25の接続構造であって、配線基板21に通孔29または凹部を形成し、通孔29または凹部の内方に接続端子部23を形成し、フレキシブルプリント配線板25の先端部表面に端子部27を形成し、フレキシブルプリント配線板25の先端部33を通孔29または凹部に挿入するとともに、先端部33の端子部27を接続端子部23に半田付けした。

概要

背景

従来から、リジッド配線基板(以下、単に「配線基板」と称す。)にフレキシブルプリント配線板半田直接接続することがなされている。フレキシブルプリント配線板は、可撓性を有し、一般的に導体回路を有するベースフィルムと、ベースフィルムと貼り合わせて導体回路を保護絶縁するカバーレイフィルムとから構成される。

図9は従来の配線板接続構造を表す配線基板垂直方向の断面図である。
この種のフレキシブルプリント配線板と配線基板との直接接続構造は、配線基板1の接続端子部3上にフレキシブルプリント配線板5の端部を載置して接続端子部3の上面とフレキシブルプリント配線板5の上面の端子部7との間に半田9を施し、半田9で配線基板1にフレキシブルプリント配線板5を電気的に接続すると同時に、半田9で配線基板1にフレキシブルプリント配線板5の端部を固定するのである。
なお、図中、11はフレキシブルプリント配線板上配線、13は配線基板上配線を表す。

ところが、図9に示すように半田9で配線基板1にフレキシブルプリント配線板5を接続するにあたって、フレキシブルプリント配線板5のベースフィルム15は樹脂を主成分とするために半田9とは付着せず、半田9はベースフィルム15の上面の金属端子部7に付着しているだけとなる。特にフレキシブルプリント配線板5の先端面はベースフィルム15の切断端面となっているために、半田9が付着しない。
このため、フレキシブルプリント配線板5は、半田9の付着している部分の面積が小さく、半田9による配線基板1への接続強度が弱く、確実な接続が難しい問題があった。

図10は従来の他の接続構造を表す配線基板垂直方向の断面図、図11は図10に示した接続構造の平面図である。
そこで、図10、図11に示すように、端部の表面に金属層で端子部7Aが形成されたフレキシブルプリント配線板5Aのこの端部を端子部7Aが外側になるように折り返し屈曲し、配線基板1の表面に屈曲先端部の外面を当接させて配線基板1からフレキシブルプリント配線板5Aの屈曲部の外面にかけて半田付けすることによって配線基板1にフレキシブルプリント配線板5Aを接続していた。
そして、接続強度を確実なものとするために、配線基板1に形成した通孔17にこのフレキシブルプリント配線板5Aを通して配線基板1の表裏面間にフレキシブルプリント配線板5Aを貫通させ、屈曲部19における摩擦によって引っ張り外力を負担させて、接続信頼性を確保していた。

特開平2—214190号公報

概要

配線基板上の小さな占有面積でフレキシブルプリント配線板が接続できるとともに、フレキシブルプリント配線板も長くならず、しかも、接続強度を高めることができる配線板の接続構造を得、接続信頼性を向上させる。 配線基板21の接続端子部23に、フレキシブルプリント配線板25の端子部27を半田付けして、フレキシブルプリント配線板25を配線基板21に接続するフレキシブルプリント配線板25の接続構造であって、配線基板21に通孔29または凹部を形成し、通孔29または凹部の内方に接続端子部23を形成し、フレキシブルプリント配線板25の先端部表面に端子部27を形成し、フレキシブルプリント配線板25の先端部33を通孔29または凹部に挿入するとともに、先端部33の端子部27を接続端子部23に半田付けした。

目的

本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、配線基板上の小さな占有面積でフレキシブルプリント配線板が接続できるとともに、フレキシブルプリント配線板も長くならず、しかも、接続強度を高めることができる配線板の接続構造及びそれを用いた電子機器を提供し、もって、接続信頼性の向上を図ることを目的とする。

効果

実績

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請求項1

配線基板接続端子部に、フレキシブルプリント配線板端子部半田付けして、該フレキシブルプリント配線板を前記配線基板に接続する配線板接続構造であって、前記配線基板に通孔または凹部を形成し、該通孔または凹部の内方に前記接続端子部を形成し、前記フレキシブルプリント配線板の先端部表面に前記端子部を形成し、該フレキシブルプリント配線板の先端部を前記通孔または凹部に挿入するとともに、該先端部の端子部を前記接続端子部に半田付けしたことを特徴とする配線板の接続構造。

請求項2

請求項1記載の配線板の接続構造において、前記通孔または凹部に充填硬化させた補強材料を介して前記フレキシブルプリント配線板を前記通孔または凹部に固定したことを特徴とする配線板の接続構造。

請求項3

請求項1記載の配線板の接続構造において、幅方向に複数の前記端子部の設けられた前記フレキシブルプリント配線板の該幅方向の少なくとも一方の側縁に当接して該フレキシブルプリント配線板の該幅方向の移動を規制することによって前記端子部と前記接続端子部とを位置決めする部を、前記配線基板に設けたことを特徴とする配線板の接続構造。

請求項4

請求項1記載の配線板の接続構造において、前記フレキシブルプリント配線板の幅方向に複数の前記端子部を設け、それぞれの該端子部と前記接続端子部とを接続した隣接の半田同士を仕切突片を、前記通孔または凹部の内方に突設したことを特徴とする配線板の接続構造。

請求項5

配線基板の接続端子部に、フレキシブルプリント配線板の端子部を半田付けして、該フレキシブルプリント配線板を前記配線基板に接続する配線板の接続構造であって、前記フレキシブルプリント配線板の先端部に複数の凸部を幅方向に設け、該凸部のそれぞれに前記端子部を形成し、該端子部に対応させて前記配線基板に設けた複数の通孔または凹部に前記接続端子部を形成し、前記通孔または凹部に挿入した前記凸部の端子部を該接続端子部に半田付けしたことを特徴とする配線板の接続構造。

請求項6

前記フレキシブルプリント配線板が剛性を有する配線基板であることを特徴とする請求項1記載の配線板の接続構造。

請求項7

前記フレキシブルプリント配線板の前記端子部近傍の裏面に補強板が配設されたことを特徴とする請求項1記載の配線板の接続構造。

請求項8

前記凸部が、前記端子部のみからなることを特徴とする請求項5記載の配線板の接続構造。

請求項9

請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の配線板の接続構造が用いられたことを特徴とする電子機器

技術分野

0001

本発明は、剛性を有するリジッド(rigid)配線基板に対する配線板接続構造及びそれを用いた電子機器に関する。

背景技術

0002

従来から、リジッド配線基板(以下、単に「配線基板」と称す。)にフレキシブルプリント配線板半田直接接続することがなされている。フレキシブルプリント配線板は、可撓性を有し、一般的に導体回路を有するベースフィルムと、ベースフィルムと貼り合わせて導体回路を保護絶縁するカバーレイフィルムとから構成される。

0003

図9は従来の配線板の接続構造を表す配線基板垂直方向の断面図である。
この種のフレキシブルプリント配線板と配線基板との直接接続構造は、配線基板1の接続端子部3上にフレキシブルプリント配線板5の端部を載置して接続端子部3の上面とフレキシブルプリント配線板5の上面の端子部7との間に半田9を施し、半田9で配線基板1にフレキシブルプリント配線板5を電気的に接続すると同時に、半田9で配線基板1にフレキシブルプリント配線板5の端部を固定するのである。
なお、図中、11はフレキシブルプリント配線板上配線、13は配線基板上配線を表す。

0004

ところが、図9に示すように半田9で配線基板1にフレキシブルプリント配線板5を接続するにあたって、フレキシブルプリント配線板5のベースフィルム15は樹脂を主成分とするために半田9とは付着せず、半田9はベースフィルム15の上面の金属端子部7に付着しているだけとなる。特にフレキシブルプリント配線板5の先端面はベースフィルム15の切断端面となっているために、半田9が付着しない。
このため、フレキシブルプリント配線板5は、半田9の付着している部分の面積が小さく、半田9による配線基板1への接続強度が弱く、確実な接続が難しい問題があった。

0005

図10は従来の他の接続構造を表す配線基板垂直方向の断面図、図11図10に示した接続構造の平面図である。
そこで、図10図11に示すように、端部の表面に金属層で端子部7Aが形成されたフレキシブルプリント配線板5Aのこの端部を端子部7Aが外側になるように折り返し屈曲し、配線基板1の表面に屈曲先端部の外面を当接させて配線基板1からフレキシブルプリント配線板5Aの屈曲部の外面にかけて半田付けすることによって配線基板1にフレキシブルプリント配線板5Aを接続していた。
そして、接続強度を確実なものとするために、配線基板1に形成した通孔17にこのフレキシブルプリント配線板5Aを通して配線基板1の表裏面間にフレキシブルプリント配線板5Aを貫通させ、屈曲部19における摩擦によって引っ張り外力を負担させて、接続信頼性を確保していた。

0006

特開平2—214190号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、図10図11に示す通孔17を設けた配線板の接続構造は、通孔17の穿設に加え、通孔17から半田付け部分までの長さLがある程度必要となり、その長さL分、配線基板1上における実装可能面積を狭くしてしまう問題があった。また、これと同時に、通孔17から半田付けする部分までの長さL分、フレキシブルプリント配線板15Aを長くしなければならないという問題もあった。

0008

本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、配線基板上の小さな占有面積でフレキシブルプリント配線板が接続できるとともに、フレキシブルプリント配線板も長くならず、しかも、接続強度を高めることができる配線板の接続構造及びそれを用いた電子機器を提供し、もって、接続信頼性の向上を図ることを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するための本発明に係る配線板の接続構造は、配線基板の接続端子部に、フレキシブルプリント配線板の端子部を半田付けして、該フレキシブルプリント配線板を前記配線基板に接続する配線板の接続構造であって、前記配線基板に通孔または凹部を形成し、該通孔または凹部の内方に前記接続端子部を形成し、前記フレキシブルプリント配線板の先端部表面に前記端子部を形成し、該フレキシブルプリント配線板の先端部を前記通孔または凹部に挿入するとともに、該先端部の端子部を前記接続端子部に半田付けしたことを特徴とする。

0010

この配線板の接続構造では、半田付け部から離れた位置に、フレキシブルプリント配線板を挿通するための通孔を穿設する必要がなくなる。また、フレキシブルプリント配線板も短くなる。
さらに、先端部を通孔または凹部に固定したフレキシブルプリント配線板が配線基板と平行に曲げられることで、屈曲部が形成され、この屈曲部と、通孔または凹部との摩擦によって引っ張り外力が負担可能となる。

0011

また、本発明に係る配線板の接続構造は、前記通孔または凹部に充填硬化させた補強材料を介して前記フレキシブルプリント配線板を前記通孔または凹部に固定したことを特徴とする。

0012

この配線板の接続構造では、接続端子部と端子部とを接続した半田に加え、通孔または凹部に挿入されたフレキシブルプリント配線板のベースフィルムも補強材料によって通孔または凹部に固定されることとなる。

0013

さらに、本発明に係る配線板の接続構造は、幅方向に複数の前記端子部の設けられた前記フレキシブルプリント配線板の該幅方向の少なくとも一方の側縁に当接して該フレキシブルプリント配線板の該幅方向の移動を規制することによって前記端子部と前記接続端子部とを位置決めする部を、前記配線基板に設けたことを特徴とする。

0014

この配線板の接続構造では、耳部にフレキシブルプリント配線板の側縁が当接すると、フレキシブルプリント配線板の幅方向の移動が規制され、これにより、フレキシブルプリント配線板の端子部が配線基板の接続端子部に一致する。

0015

そして、本発明に係る配線板の接続構造は、前記フレキシブルプリント配線板の幅方向に複数の前記端子部を設け、それぞれの該端子部と前記接続端子部とを接続した隣接の半田同士を仕切突片を、前記通孔または凹部の内方に突設したことを特徴とする。

0016

この配線板の接続構造では、配線基板の接続端子部とフレキシブルプリント配線板の端子部とを接続した時に、隣接する半田同士の間に突片が介在し、半田同士がこの突片によって仕切られ、絶縁距離が長くなる。

0017

また、本発明に係る配線板の接続構造は、配線基板の接続端子部に、フレキシブルプリント配線板の端子部を半田付けして、該フレキシブルプリント配線板を前記配線基板に接続する配線板の接続構造であって、前記フレキシブルプリント配線板の先端部に複数の凸部を幅方向に設け、該凸部のそれぞれに前記端子部を形成し、該端子部に対応させて前記配線基板に設けた複数の通孔または凹部に前記接続端子部を形成し、前記通孔または凹部に挿入した前記凸部の端子部を該接続端子部に半田付けしたことを特徴とする。

0018

この配線板の接続構造では、端子部の形成されたそれぞれの凸部ごとに独立した通孔または凹部が配線基板に設けられ、接続端子部と端子部との位置決めが容易となる。
また、接続端子部と端子部とを接続するそれぞれの半田同士が独立の通孔または凹部に収容され、絶縁距離が長くなる。

0019

また、本発明に係る配線板の接続構造は、前記フレキシブルプリント配線板が剛性を有する配線基板であることを特徴とする。

0020

この配線板の接続構造では、フレキシブルプリント配線板が剛性を有する配線基板となり、配線基板上の小さな占有面積で剛性を有する配線基板が接続可能となる。

0021

また、本発明に係る配線板の接続構造は、前記フレキシブルプリント配線板の前記端子部近傍の裏面に補強板が配設されたことを特徴とする。

0022

この配線板の接続構造では、通孔または凹部に固定されるフレキシブルプリント配線板の先端部強度が高められる。

0023

また、本発明に係る配線板の接続構造は、前記凸部が、前記端子部のみからなることを特徴とする。

0024

この配線板の接続構造では、凸部の外周面全体が半田付着性の良好な金属面となり、半田による接続面が大きくなる。

0025

また、本発明に係る配線板の接続構造を用いた電子機器は、請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の配線板の接続構造が用いられたことを特徴とする。

0026

この配線板の接続構造を用いた電子機器では、内部における配線板の接続構造において、接続強度及び良好な導通性が得られ、配線板が高い信頼性で接続可能となり、かつその接続構造が大きくならない。

発明の効果

0027

本発明に係る配線板の接続構造によれば、配線基板に設けた通孔または凹部の内方に、接続端子部を形成し、フレキシブルプリント配線板の先端部表面に端子部を形成し、このフレキシブルプリント配線板の先端部を通孔または凹部に挿入するとともに、先端部の端子部を接続端子部に半田付けしたので、半田付け部から離れた位置に、フレキシブルプリント配線板を挿通するための通孔を穿設する必要がなく、配線基板上の小さな占有面積でフレキシブルプリント配線板を接続することができるとともに、フレキシブルプリント配線板も短くすることができる。

0028

また、先端部を通孔または凹部に固定したフレキシブルプリント配線板を、配線基板と平行に曲げることで屈曲部が形成され、この屈曲部と、通孔または凹部との摩擦によって引っ張り外力を負担させて、接続強度を高めることかできる。
この結果、フレキシブルプリント配線板の接続信頼性を向上させることができる。

0029

また、本発明に係る配線板の接続構造によれば、通孔または凹部に充填硬化させた補強材料を介してフレキシブルプリント配線板を通孔または凹部に固定したので、通孔または凹部に挿入されたフレキシブルプリント配線板のベースフィルムを含む先端部全体が通孔または凹部に固定されることとなり、フレキシブルプリント配線板の接続強度をさらに高めることができる。

0030

さらに、本発明に係る配線板の接続構造によれば、フレキシブルプリント配線板の幅方向の少なくとも一方の側縁に当接してフレキシブルプリント配線板の幅方向の移動を規制することによって端子部と接続端子部とを位置決めする耳部を、配線基板に設けたので、耳部にフレキシブルプリント配線板の側縁を当接すれば、フレキシブルプリント配線板の端子部が配線基板の接続端子部に一致することになり、端子部と接続端子部との位置決めを容易にすることができる。

0031

そして、本発明に係る配線板の接続構造によれば、フレキシブルプリント配線板の幅方向に複数の端子部を設け、それぞれの端子部と接続端子部とを接続した隣接の半田同士を仕切る突片を、通孔または凹部の内方に突設したので、配線基板の接続端子部とフレキシブルプリント配線板の端子部とを接続した時に、隣接する端子間が半田によってショートすることを防止できる。
この結果、フレキシブルプリント配線板の接続信頼性を向上させることができる。

0032

また、本発明に係る配線板の接続構造によれば、フレキシブルプリント配線板の先端部に複数の凸部を設け、凸部のそれぞれに端子部を形成し、端子部に対応させて配線基板に設けた複数の通孔または凹部に接続端子部を形成し、通孔または凹部に挿入した凸部の端子部をこの接続端子部に半田付けしたので、配線基板の接続端子部とフレキシブルプリント配線板の端子部との位置決めを容易にすることができるとともに、配線基板の接続端子部とフレキシブルプリント配線板の端子部とを接続した時に、隣接する端子間が半田によってショートすることを防止できる。
この結果、フレキシブルプリント配線板の接続信頼性を向上させることができる。

0033

また、本発明に係る配線板の接続構造によれば、フレキシブルプリント配線板が剛性を有する配線基板であるので、配線基板上の小さな占有面積で剛性を有する配線基板を接続することができる。

0034

また、本発明に係る配線板の接続構造によれば、フレキシブルプリント配線板の端子部近傍の裏面に補強板が配設されたので、通孔または凹部に固定されるフレキシブルプリント配線板の先端部強度が高まり、フレキシブルプリント配線板をより高い強度で配線基板に接続することができる。

0035

また、本発明に係る配線板の接続構造によれば、凸部が、端子部のみからなるので、凸部の外周面全体が半田の付着性が良好な金属面となり、半田による接続面が大きくなって、接続強度及び良好な導通性が得られ、接続信頼性を向上させることができる。

0036

また、本発明に係る配線板の接続構造を用いた電子機器によれば、請求項1〜請求項8のいずれか1項記載の配線板の接続構造が用いられているので、接続強度及び良好な導通性が得られ、配線板を高い信頼性で接続でき、しかも、その接続構造をコンパクトにすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0037

以下、本発明に係る配線板の接続構造及びそれを用いた電子機器の好適な実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る配線板の接続構造を表す基板垂直方向の断面図、図2図1に示した接続構造の変形例を表す基板垂直方向の断面図、図3図1に示した接続構造の平面図である。

0038

本発明に係る配線板の接続構造は、電子機器に用いて好適なものである。この電子機器としては、例えば携帯電話機、PDA、無線機モバイル型のPC、ノート型PCなどが挙げられる。なお、本明細書中、「配線板の接続構造」の文言に用いる「配線板」とは、配線基板とフレキシブルプリント配線板との総称である。

0039

第1実施形態による配線板の接続構造は、配線基板21の接続端子部23に、フレキシブルプリント配線板25の端子部27を半田付けして、フレキシブルプリント配線板25を配線基板21に接続する。

0040

配線基板21には、上記した剛性を有するリジッド配線基板が用いられる。一方、フレキシブルプリント配線板25は、可撓性を有し、導体回路を有するベースフィルムと、ベースフィルムと貼り合わせて導体回路を保護絶縁するカバーレイフィルムとから構成される。

0041

この接続構造では、配線基板21に、図1に示す通孔29または図2に示す凹部31が形成される。これら通孔29または凹部31の内方には、接続端子部23が形成される。
一方、フレキシブルプリント配線板25の先端部33における表面には端子部27が形成される。そして、フレキシブルプリント配線板25の先端部33が通孔29または凹部31に挿入され、先端部33の端子部27が接続端子部23に半田付けされている。なお、図中、35はフレキシブルプリント配線板上配線、37は配線基板上配線、39はベースフィルム、41は半田を表す。

0042

したがって、この接続構造によれば、配線基板21に設けた通孔29または凹部31の内方に、接続端子部23を形成し、フレキシブルプリント配線板25の先端部33の表面に端子部27を形成し、このフレキシブルプリント配線板25の先端部33を通孔29または凹部31に挿入するとともに、先端部33の端子部27を接続端子部23に半田付けしたので、半田付け部から離れた位置に、フレキシブルプリント配線板25を挿通するための従来の通孔17(図10参照)を穿設する必要がなく、配線基板21上の小さな占有面積でフレキシブルプリント配線板25を接続することができ、かつフレキシブルプリント配線板25も短くすることができる。

0043

また、先端部33を通孔29または凹部31に固定したフレキシブルプリント配線板25を、配線基板21と平行に曲げることで屈曲部が形成され、この屈曲部と、通孔29または凹部31との摩擦によって引っ張り外力を負担させて、接続強度を高めることかできる。
この結果、フレキシブルプリント配線板25の接続信頼性を向上させることができる。

0044

次に、本発明に係る配線板の接続構造の第2実施形態を説明する。
図4は第2実施形態に係る接続構造の配線基板垂直方向の断面図、図5図4に示した接続構造の変形例を表す断面図である。なお、第2実施形態を含む以下の各実施形態の説明において、図1図3に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。

0045

第2実施形態による配線板の接続構造は、通孔29または凹部31に、補強材料51を充填硬化させている。
つまり、フレキシブルプリント配線板25の先端部33は、補強材料51を介して通孔29または凹部31に固定されている。

0046

補強材料51は、配線基板21とフレキシブルプリント配線板25とを半田付けする時、あるいは配線基板21とフレキシブルプリント配線板25を半田付けした後に、塗布、蒸着、あるいは流し込む
この補強材料51としては、例えばシリコン樹脂系接着剤(例えばエポキシ系接着剤)を好適に用いることができる。

0047

したがって、この接続構造によれば、通孔29または凹部31に充填硬化させた補強材料51を介してフレキシブルプリント配線板25を通孔29または凹部31に固定したので、通孔29または凹部31に挿入されたフレキシブルプリント配線板25のベースフィルム39を含む先端部全体が通孔29または凹部31に固定されることとなり、フレキシブルプリント配線板25の接続強度をさらに高めることができる。

0048

次に、本発明に係る配線板の接続構造の第3実施形態を説明する。
図6は第3実施形態に係る接続構造の平面図である。

0049

第3実施形態による配線板の接続構造は、幅方向Wに複数の端子部27の設けられたフレキシブルプリント配線板25の幅方向Wの少なくとも一方の側縁25aに当接して、フレキシブルプリント配線板25の幅方向Wの移動を規制することによって、端子部27と接続端子部23とを位置決めする耳部61を、配線基板21に設けている。
なお、本実施の形態では、フレキシブルプリント配線板25の両方の側縁25a、25bに当接するように、一対の耳部61、61が設けられている。

0050

したがって、この接続構造によれば、耳部61、61にフレキシブルプリント配線板24の側縁25a、25bを当接すれば、フレキシブルプリント配線板25の端子部27が配線基板21の接続端子部23に一致することになり、端子部27と接続端子部23との位置決めを容易にすることができる。

0051

次に、本発明に係る配線板の接続構造の第4実施形態を説明する。
図7は第4実施形態に係る接続構造の平面図である。
第4実施形態による配線板の接続構造は、フレキシブルプリント配線板25の幅方向Wに複数の端子部27が設けられ、それぞれの端子部27と接続端子部23とを接続した隣接の半田41同士を仕切る突片71を、通孔29または凹部31の内方に突設している。 また、隣接する突片71同士の間には通孔29の内壁を、突片71の突出方向と反対方向に凹ませた凹部73を形成することが好ましい。
第4実施形態のように、突片71同士の間に凹部73を形成した場合は、配線基板21の接続端子部23は、この凹部73内に形成することができる。

0052

したがって、この接続構造によれば、配線基板21の接続端子部23とフレキシブルプリント配線板25の端子部27とを接続した時に、隣接する半田41、41同士の間に突片71が介在し、半田41、41同士がこの突片71によって仕切られ、絶縁距離が長くなる。
これにより、隣接する端子間が半田41によってショートすることを防止でき、フレキシブルプリント配線板25の接続信頼性を向上させることができる。

0053

次に、本発明に係る配線板の接続構造の第5実施形態を説明する。
図8は第5実施形態に係る接続構造の平面図である。
第5実施形態による配線板の接続構造は、フレキシブルプリント配線板25の先端部33に複数(第5実施形態では5つ)の凸部81を幅方向Wに設けている。この凸部81のそれぞれに端子部27が形成される。

0054

一方、配線基板21には、この凸部81の端子部27に対応させて、複数(第5実施形態では5つ)の通孔83または凹部(凹部の図示は省略する)が形成されている。
この通孔83には接続端子部23が形成される。そして、通孔83または凹部には凸部81が挿入され、凸部81の端子部27は通孔83内の接続端子部23に半田付けされている。

0055

したがって、この接続構造によれば、端子部27の形成されたそれぞれの凸部81ごとに独立した通孔83または凹部が配線基板21に設けられ、接続端子部23と端子部27との位置決めが容易となる。
また、接続端子部23と端子部27とを接続するそれぞれの半田41同士が独立の通孔83または凹部に収容され、絶縁距離が長くなる。

0056

したがって、配線基板21の接続端子部23とフレキシブルプリント配線板25の端子部27とを接続した時に、隣接する端子間が半田41によってショートすることを防止できる。
この結果、フレキシブルプリント配線板25の接続信頼性を向上させることができる。

0057

また、この実施形態による配線板の接続構造では、凸部81を端子部27のみから構成してもよい。このような変形例によれば、凸部81の外周面全体が半田付着性の良好な金属面となり、半田による接続面が大きくなって、接続強度及び良好な導通性が得られ、接続信頼性を向上させることができる。

0058

なお、上記の各実施形態では、配線基板に対してフレキシブルプリント配線板を接続する場合を例に説明したが、本発明に係る配線板の接続構造は、フレキシブルプリント配線板が剛性を有する配線基板であってもよく、この場合においても、配線基板上の小さな占有面積で剛性を有する配線基板を接続することができる。

0059

また、上記の各実施形態において、フレキシブルプリント配線板は、端子部近傍の裏面に補強板を配設したものとすることができる。このように、端子部近傍の裏面に補強板を配設することで、通孔または凹部に固定されるフレキシブルプリント配線板の先端部強度が高まり、フレキシブルプリント配線板をより高い強度で配線基板に接続することができる。

0060

そして、上記した各実施形態のいずれかの接続構造を用いた電子機器によれば、接続強度及び良好な導通性が得られ、配線板を高い信頼性で接続でき、しかも、その接続構造をコンパクトにすることができるので、機器全体を小型化することが容易となる。

図面の簡単な説明

0061

本発明の第1実施形態に係る配線板の接続構造を表す基板垂直方向の断面図である。
図1に示した接続構造の変形例を表す基板垂直方向の断面図である。
図1に示した接続構造の平面図である。
第2実施形態に係る接続構造の配線基板垂直方向の断面図である。
図4に示した接続構造の変形例を表す断面図である。
第3実施形態に係る接続構造の平面図である。
第4実施形態に係る接続構造の平面図である。
第5実施形態に係る接続構造の平面図である。
従来の配線板の接続構造を表す配線基板垂直方向の断面図である。
従来の他の配線板の接続構造を表す配線基板垂直方向の断面図である。
図10に示した接続構造の平面図である。

符号の説明

0062

21配線基板
23接続端子部
25フレキシブルプリント配線板
25a、25b側縁
27端子部
29、83通孔
31 凹部
33 先端部
41半田
51補強材料
61耳部
71突片
81 凸部
83 複数の通孔

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