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技術 刺繍縫い装置を備えたミシン

出願人 蛇の目ミシン工業株式会社
発明者 佐野康郎稲葉浩小池三喜夫淵上伸一
出願日 2006年2月8日 (14年4ヶ月経過) 出願番号 2006-030727
公開日 2006年6月22日 (14年0ヶ月経過) 公開番号 2006-158981
状態 拒絶査定
技術分野 ミシン・縫製 自動刺繍;刺繍製品;タフト製品
主要キーワード 裏面側部分 導入方向 針機構 装飾物 縫い糸 針位置 ボリューム感 縫い目
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年6月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

目的

装飾物を縫いつける刺繍縫い方法及び装置を提供する。

構成

刺繍枠をX−Y方向に移動させて、針により縫いを実行して刺繍縫いを行わせる刺繍縫い装置を備えたミシンであって、針位置を境として、縫い進行方向一方向側から針に対して装飾物を供給するための手段と、供給方向が縫い進行方向の反対側となる縫いで毛糸Kを針1のα側から導いて、毛糸Kの裏側Bのみを布Nに縫いつけるように装飾物を保持するための手段、を備えたこと。

効果

発明の刺繍縫い方法及び装置によれば、装飾物を裏面側においてのみ縫いつけることが可能であるから、装飾物の特性を失うことなく刺繍縫いを行える効果がある。

概要

背景

刺繍対象物である布と縫いを実行する針とを相対的にX−Y方向に移動させて刺繍縫いを行う装置が従来より知られている。また、このような刺繍縫い装置を備えた家庭用ミシンも近年広く一般に用いられている。
このような刺繍縫い装置において、毛糸リボンなどの装飾物を縫いつけることも行われており、このような装飾物縫い、所謂装飾ステッチを可能とした刺繍縫い装置も本願出願人等により既に提案されている。

概要

装飾物を縫いつける刺繍縫い方法及び装置を提供する。刺繍枠をX−Y方向に移動させて、針により縫いを実行して刺繍縫いを行わせる刺繍縫い装置を備えたミシンであって、針位置を境として、縫い進行方向一方向側から針に対して装飾物を供給するための手段と、供給方向が縫い進行方向の反対側となる縫いで毛糸Kを針1のα側から導いて、毛糸Kの裏側Bのみを布Nに縫いつけるように装飾物を保持するための手段、を備えたこと。 発明の刺繍縫い方法及び装置によれば、装飾物を裏面側においてのみ縫いつけることが可能であるから、装飾物の特性を失うことなく刺繍縫いを行える効果がある。

目的

しかし毛糸等のボリュームのある装飾物の場合、通常の縫い目により上から糸で縫いつけると、縫い糸により毛糸等の装飾物が押さえられ、意図したボリューム感がでない問題があった。
本発明は上記従来技術の欠点を改善することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

刺繍枠刺繍対象物である布を取り付け、この刺繍枠をX−Y方向に移動させて、針により縫いを実行して刺繍縫いを行わせる刺繍縫い装置を備えたミシンであって、前記刺繍縫い装置は、前記針位置を境として、縫い進行方向一方向側から針に対して装飾物を供給するための手段と、該供給方向が縫い進行方向の反対側となる縫いでは、前記装飾物の被刺繍対象物と接触する裏面側部分を前記被刺繍対象物と縫い合わせ、縫い進行方向を逆転させることによる装飾物の供給方向に縫い進行方向が一致する縫いでは、前記装飾物の表面から裏面に針を貫通させて前記装飾物を前記被刺繍対象物と縫い合わせ縫いを行わせるように前記装飾物を保持するための手段、を備えたことを特徴とする刺繍縫い装置を備えたミシン。

技術分野

0001

この発明は刺繍縫い装置を備えたミシンに関する。

背景技術

0002

刺繍対象物である布と縫いを実行する針とを相対的にX−Y方向に移動させて刺繍縫いを行う装置が従来より知られている。また、このような刺繍縫い装置を備えた家庭用のミシンも近年広く一般に用いられている。
このような刺繍縫い装置において、毛糸リボンなどの装飾物を縫いつけることも行われており、このような装飾物縫い、所謂装飾ステッチを可能とした刺繍縫い装置も本願出願人等により既に提案されている。

発明が解決しようとする課題

0003

しかし毛糸等のボリュームのある装飾物の場合、通常の縫い目により上から糸で縫いつけると、縫い糸により毛糸等の装飾物が押さえられ、意図したボリューム感がでない問題があった。
本発明は上記従来技術の欠点を改善することを目的とする。

課題を解決するための手段

0004

上記目的を達成するために本発明の刺繍縫い装置を備えたミシンは、
刺繍枠に刺繍対象物である布を取り付け、この刺繍枠をX−Y方向に移動させて、針により縫いを実行して刺繍縫いを行わせる刺繍縫い装置を備えたミシンであって、前記刺繍縫い装置は、前記針位置を境として、縫い進行方向一方向側から針に対して装飾物を供給するための手段と、該供給方向が縫い進行方向の反対側となる縫いでは、前記装飾物の被刺繍対象物と接触する裏面側部分を前記被刺繍対象物と縫い合わせ、縫い進行方向を逆転させることによる装飾物の供給方向に縫い進行方向が一致する縫いでは、前記装飾物の表面から裏面に針を貫通させて前記装飾物を前記被刺繍対象物と縫い合わせ縫いを行わせるように前記装飾物を保持するための手段、を備えたことを特徴とする刺繍縫い装置を備えたミシン、とすることで課題を解決した。

発明の効果

0005

本発明の刺繍縫い装置を備えたミシンは、装飾物を裏面側においてのみ縫いつけることが可能であるから、装飾物の特性を失うことなく刺繍縫いを行える効果がある。
刺繍枠に装着された布NはX−Y方向任意に移動可能であるから、布の進行方向又は縫い進行方向によって、従来の装飾ステッチとを交互に組み合わせることにより、1列おきに毛糸のボリューム感を生かした縫いが行われるから、全体として従来の縫い方に比較して格段のボリューム感を出すことが可能になる。また、装飾物を表側から縫いつける通常の縫いが行える。

発明を実施するための最良の形態

0006

刺繍枠に刺繍対象物である布を取り付け、この刺繍枠をX−Y方向に移動させて、針により縫いを実行して刺繍縫いを行わせる刺繍縫い装置を備えたミシンを備えており、その刺繍縫い装置は、前記針位置を境として、縫い進行方向の一方向側から針に対して装飾物を供給するための手段として構成されている。 このため、刺繍枠をX−Y方向に移動させることにより、供給方向が縫い進行方向の反対側となる縫いでは、前記装飾物の被刺繍対象物と接触する裏面側部分を前記被刺繍対象物と縫い合わせることになり
刺繍枠をX−Y方向に移動させることにより、装飾物の供給方向に縫い進行方向が一致する縫いでは、装飾物の表面から裏面に針を貫通させて前記装飾物を前記被刺繍対象物と縫い合わせ縫いを行わせるようにする。
これにより、布の進行方向又は縫い進行方向によって、従来の装飾ステッチとを交互に組み合わせることにより、1列おきに毛糸のボリューム感を生かした縫いが行われる。

0007

以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は刺繍縫い可能なミシン本体Aを示す斜視図であり、刺繍枠2に刺繍対象物である布を取り付け、この刺繍枠2をX−Y方向に移動させて、針1により縫いを実行して刺繍縫いを行うようになっている。
この実施形態では装飾物として毛糸Kを用いており、この毛糸Kを毛糸係止具6を通して、針1位置に導いて、毛糸Kを布に縫いつけることができるようになっている。

0008

図2に針1近傍の構成を拡大して示す。毛糸係止具6から導かれた毛糸Kは毛糸通し5により針1の位置よりα側に導かれるようになっている。そして、いま布Nがα方向に移動し、縫いがβ方向に進行することにより、本発明に係る刺繍縫いが実行されるようになっている。

0009

図3図2におけるIII線矢視図であり、毛糸Kはα側から毛糸保持具4に導かれ、毛糸保持孔10を通過し、既に縫われた方向、α側に屈曲した状態となる。ここで、毛糸Kの裏側Bが図面上左側、即ち針1側に位置し、毛糸Kの表側Sが右側、即ち針1と反対側に位置する。裏側Bとは毛糸Kを布N上に縫いつけたときに、布N側に面する側である。表側Sは反対に表面側に面する側である。3はベッドである。

0010

この毛糸保持孔10において、針1が降りてくると、毛糸Kの裏側Bのみに針1が貫通し、裏側Bのみが縫われて布Nに縫いつけられる。
従って、毛糸Kの表側Sには縫い糸11は現われず、毛糸Kの裏側Bのみが縫われて布Nに縫いつけられた状態となる。
図から明らかなように縫い糸11は毛糸Kを貫通していないから、毛糸Kを上から押さえつけて縫う状態にはならず、毛糸Kの膨らみとボリューム感がそのまま維持される。

0011

刺繍枠2に装着された布NはX−Y方向任意に移動可能であるから、布Nの移動方向又は縫い進行方向によっては、上記縫いが実行される場合とされない場合が生ずる。
図4はその範囲を示すもので、針位置を通り、縫い進行方向と直交する境界線を引くと、この境界線より縫い進行方向反対側、即ちα側から毛糸Kが導かれれば、上記縫いが実現できる。一方、縫い進行方向側、即ちβ側から毛糸Kが導かれると、通常の装飾ステッチになる。
図5に通常の装飾ステッチの場合の状態を示す。図から明らかなように、毛糸Kは針1のβ側、即ち縫い進行方向側から導かれ、図6に示すように縫い糸11が毛糸Kの表側Sから裏側B側へ貫通して毛糸Kを押さえつけて布Nに縫いつけるようになる。この場合毛糸Kのボリューム感は縫い糸11に拘束されて減少する。

0012

実際の刺繍縫いの場合には、一方向だけの縫い進行方向を維持することはできないから、図2に示す本発明に係る縫いと図5に示す従来の装飾ステッチとを交互に組み合わせることにより、1列おきに毛糸Kのボリューム感を生かした縫いが行われるから、全体として従来の縫い方に比較して格段のボリューム感を出すことが可能になる。

0013

なお、上記では毛糸Kの場合について説明したが、装飾物に縫い糸11を上から貫通させて押さえつけて縫うことがないから、一般的に装飾物の特性を失わずに刺繍縫いが可能である。

図面の簡単な説明

0014

本発明を刺繍縫い可能なミシンに適用した一実施形態を示す斜視図。
本発明の一実施形態の針機構部分の拡大図。
本発明の刺繍方法の一実施形態を示す拡大断面図。
本発明の刺繍方法における装飾物の導入方向の説明図。
通常の装飾ステッチの説明図。
通常の装飾ステッチを説明する拡大断面図。

符号の説明

0015

1:針、2:刺繍枠、3:ベッド、4:毛糸保持具、5:毛糸通し、6:毛糸係止具、10:毛糸保持孔、11:縫い糸。

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