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技術 光ピックアップユニットの制御方法および光ディスク装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 中村英仁結城康三柴田和範
出願日 2004年11月18日 (15年7ヶ月経過) 出願番号 2004-334143
公開日 2006年6月8日 (14年0ヶ月経過) 公開番号 2006-147020
状態 特許登録済
技術分野 光学的記録再生3(ヘッドの制御)
主要キーワード C電源 許容電流量 波形ピーク データ転送用バス 低消費電流モード 電源部分 USB電源 高速動作モード
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

瞬間的な電流消費により許容電流量裕度が無い場合であっても、電流許容範囲を超えることなく、動作可能な光ピックアップ制御方法を提供することを目的とする。

解決手段

トラッキングエラー信号フォーカスエラー信号を用いて、光ピックアップの制御を行なう制御方法であって、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧閾値とを比較し(S12)、前記比較結果に基づいて、前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方を変更する(S13、S14)ことを特徴とするものである。

概要

背景

パーソナルコンピュータ等の電子機器に接続して使用する周辺機器には、接続したパーソナルコンピュータ等の電子機器から電力供給を受けることが出来るものがある。例えば、ユニバーサルシリアルバス(以下「USB」と称す)は電源バスを有しているため、この電源バスにて電力供給を受けている接続機器がある。

ここでは、USBにて電力供給可能な従来の光ディスク装置を例として、図を用いて説明する。図5は、従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。図5において、1は光ディスク、2はフィードモータ、3はスピンドルモータ、4は光ピックアップユニット、5はLDドライバ、6はフィードモータドライバ、7はスピンドルモータドライバ、8はアクチュエータドライバ、9はリードアンプ、10はCDエンコーダ、11はCD−ROMエンコーダ、12はバッファメモリ、13はATIディテクタ、14はCD−ROMデコーダ、15はCDサーボプロセッサ、16はシステムバス、17はCPU、18はリードオンリメモリ(ROM)、19はメインメモリ、20は不揮発メモリ、21はインターフェース部、22はインターフェースバス、23は電源ユニット、24はPC電源、25はACアダプタ、26はDIPSWである。

光ディスク1はスピンドルモータ3によって回転し、光ピックアップユニット4がフィードモータ2によって光ディスク1の半径方向に移動して、光ディスク1に対してデータの書き込みや読み取りがなされる。スピンドルモータ3はスピンドルモータドライバ7によって駆動され、フィードモータ2はフィードモータドライバ6によって駆動される。また、光ピックアップユニット4はアクチュエータドライバ8によって駆動される。

フィードモータドライバ6、スピンドルモータドライバ7、アクチュエータドライバ8は、CDサーボプロセッサ15によってサーボ制御される。光ピックアップユニット4にはレーザダイオードが内蔵されており、レーザダイオードはLDドライバ5によって駆動され、CDエンコーダ10から制御される。CD−ROMエンコーダ11は、記録すべきデータを格納されているバッファメモリ12から取得し、記録のためにエンコード処理を行い、その結果をCDエンコーダ10に入力するものである。

再生系では、光ディスク1と光ピックアップユニット4から得られる光信号はリードアンプ9で信号処理され、CDサーボプロセッサ15へのフィードバック信号として使われると共に、ATIPディテクタ13の入力信号となり、その出力信号はCDエンコーダ10へフィードバックされる。CD−ROMデコーダ14はCD信号復調するためのものであり、CDサーボプロセッサ15の出力信号を使ってデータ復調を行い、その結果をバッファメモリ12へ格納する。バッファメモリ12は記録データ、および復調したデータを一時記憶するためのメモリである。これらのデータはインターフェース部21を経由し、インターフェースバス22を使った通信ホストコンピュータやりとりされるものである。

CPU17は論理判断演算を行う。18はリードオンリメモリ(ROM)で、制御プログラム、ならびに光ディスク記録装置のための記録制御プログラムを記憶したプログラム記憶エリアを有している。19はメインメモリであり、記録制御再生制御に必要な記憶領域として使用される。

システムバス16は、光ディスク装置101内でのデータ転送用バスである。電源部分は、電源ユニット23から、各制御チップに対して電圧を安定供給する。また、電源ユニット23は、ACアダプタ25やPC電源24から、電源供給を受ける。PC電源24は、パソコンUSB接続されたインターフェース部21から電源端子VBUSの電圧に連動ドライブの電源ユニット23に電圧を供給する仕組みを有し、USB電源のON/OFFに連動し自動的にドライブを起動及び終了させる。

ここで、従来の光ディスク装置における光ピックアップユニットの制御について、図6を用いて説明する。図6は、従来の光ピックアップユニットの制御を示すフローチャートである。光ディスク装置は、光ディスク1が挿入されると、スピンドルモータ3を回転させ、起動処理を開始し、フォーカスサーボトラッキングサーボをかけ、光ディスク1の種類判別を行なう(S1)。光ピックアップが搭載された光ピックアップユニット4で光ディスク1からのトラッキング信号フォーカスエラー信号が検出され(S2)、検出されたトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号は、リードアンプ9で増幅される(S3)。フォーカスエラー信号とは、光ピックアップに備えられた対物レンズ(図示せず)より出射される光ビームスポットと光ディスク1の記録面との焦点方向のずれをいい、トラッキングエラー信号とは、前記光ビームスポットと光ディスク1の情報トラック間での光ディスク半径方向のずれをいう。増幅されたトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号は、CDサーボプロセッサ15に送られ、そこで、トラッキングドライブ信号フォーカスドライブ信号が生成される(S4)。生成されたトラッキングドライブ信号とフォーカスドライブ信号は、CDサーボプロセッサ15からアクチュエータドライバ8に送られ、光ピックアップユニット4の制御を行なう(S5)。光ピックアップユニット4では、光ディスク1に対して、データの読み込み、書き込みを行なう(S6)。

この分野の先行例としては、(特許文献1)等がある。
特開平11−39671号公報

概要

瞬間的な電流消費により許容電流量裕度が無い場合であっても、電流許容範囲を超えることなく、動作可能な光ピックアップの制御方法を提供することを目的とする。トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を用いて、光ピックアップの制御を行なう制御方法であって、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧の閾値とを比較し(S12)、前記比較結果に基づいて、前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方を変更する(S13、S14)ことを特徴とするものである。

目的

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、瞬間的な電流消費により許容電流量に裕度が無い場合であっても、電流供給源の許容範囲を超えることなく、動作可能な光ピックアップユニットの制御方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

トラッキングエラー信号フォーカスエラー信号を用いて、光ピックアップユニットの制御を行なう制御方法であって、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧閾値とが比較され、前記比較結果に基づいて、前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方が変更されることを特徴とする光ピックアップユニットの制御方法。

請求項2

前記トラッキングエラー信号電圧値と前記フォーカスエラー信号電圧値の変更は、あらかじめ決められた電圧の閾値を超えた場合に、あらかじめ決められた電圧の閾値と同一の電圧となることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップユニットの制御方法。

請求項3

前記あらかじめ決められた電圧の閾値は、使用される光ディスクの種類に応じて可変することを特徴とする請求項1、2いずれか1項に記載の光ピックアップユニットの制御方法。

請求項4

前記あらかじめ決められた電圧の閾値は、光ピックアップユニットの動作状態に応じて可変することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の光ピックアップユニットの制御方法。

請求項5

光ディスクに対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう光ピックアップユニットと、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を検出する光ピックアップユニットと、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号を用いて前記光ピックアップユニットを制御する制御部を備え、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧の閾値とを比較し、前記比較結果に基づいて、前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方を変更することを特徴とする光ディスク装置

請求項6

前記光ディスク装置は、電力伝達機能信号伝達機能を兼ね備えた接続手段を有することを特徴とする請求項5記載の光ディスク装置。

請求項7

前記接続手段は、USB(ユニバーサルシリアルバス)であり、前記接続手段により接続される電子機器コンピュータであることを特徴とする請求項5、6いずれか1項に記載の光ディスク装置。

技術分野

0001

本発明は、光ディスクに対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう光ピックアップユニット制御方法および光ディスク装置に関するものである。

背景技術

0002

パーソナルコンピュータ等の電子機器に接続して使用する周辺機器には、接続したパーソナルコンピュータ等の電子機器から電力供給を受けることが出来るものがある。例えば、ユニバーサルシリアルバス(以下「USB」と称す)は電源バスを有しているため、この電源バスにて電力供給を受けている接続機器がある。

0003

ここでは、USBにて電力供給可能な従来の光ディスク装置を例として、図を用いて説明する。図5は、従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。図5において、1は光ディスク、2はフィードモータ、3はスピンドルモータ、4は光ピックアップユニット、5はLDドライバ、6はフィードモータドライバ、7はスピンドルモータドライバ、8はアクチュエータドライバ、9はリードアンプ、10はCDエンコーダ、11はCD−ROMエンコーダ、12はバッファメモリ、13はATIディテクタ、14はCD−ROMデコーダ、15はCDサーボプロセッサ、16はシステムバス、17はCPU、18はリードオンリメモリ(ROM)、19はメインメモリ、20は不揮発メモリ、21はインターフェース部、22はインターフェースバス、23は電源ユニット、24はPC電源、25はACアダプタ、26はDIPSWである。

0004

光ディスク1はスピンドルモータ3によって回転し、光ピックアップユニット4がフィードモータ2によって光ディスク1の半径方向に移動して、光ディスク1に対してデータの書き込みや読み取りがなされる。スピンドルモータ3はスピンドルモータドライバ7によって駆動され、フィードモータ2はフィードモータドライバ6によって駆動される。また、光ピックアップユニット4はアクチュエータドライバ8によって駆動される。

0005

フィードモータドライバ6、スピンドルモータドライバ7、アクチュエータドライバ8は、CDサーボプロセッサ15によってサーボ制御される。光ピックアップユニット4にはレーザダイオードが内蔵されており、レーザダイオードはLDドライバ5によって駆動され、CDエンコーダ10から制御される。CD−ROMエンコーダ11は、記録すべきデータを格納されているバッファメモリ12から取得し、記録のためにエンコード処理を行い、その結果をCDエンコーダ10に入力するものである。

0006

再生系では、光ディスク1と光ピックアップユニット4から得られる光信号はリードアンプ9で信号処理され、CDサーボプロセッサ15へのフィードバック信号として使われると共に、ATIPディテクタ13の入力信号となり、その出力信号はCDエンコーダ10へフィードバックされる。CD−ROMデコーダ14はCD信号復調するためのものであり、CDサーボプロセッサ15の出力信号を使ってデータ復調を行い、その結果をバッファメモリ12へ格納する。バッファメモリ12は記録データ、および復調したデータを一時記憶するためのメモリである。これらのデータはインターフェース部21を経由し、インターフェースバス22を使った通信ホストコンピュータやりとりされるものである。

0007

CPU17は論理判断演算を行う。18はリードオンリメモリ(ROM)で、制御プログラム、ならびに光ディスク記録装置のための記録制御プログラムを記憶したプログラム記憶エリアを有している。19はメインメモリであり、記録制御再生制御に必要な記憶領域として使用される。

0008

システムバス16は、光ディスク装置101内でのデータ転送用バスである。電源部分は、電源ユニット23から、各制御チップに対して電圧を安定供給する。また、電源ユニット23は、ACアダプタ25やPC電源24から、電源供給を受ける。PC電源24は、パソコンUSB接続されたインターフェース部21から電源端子VBUSの電圧に連動ドライブの電源ユニット23に電圧を供給する仕組みを有し、USB電源のON/OFFに連動し自動的にドライブを起動及び終了させる。

0009

ここで、従来の光ディスク装置における光ピックアップユニットの制御について、図6を用いて説明する。図6は、従来の光ピックアップユニットの制御を示すフローチャートである。光ディスク装置は、光ディスク1が挿入されると、スピンドルモータ3を回転させ、起動処理を開始し、フォーカスサーボトラッキングサーボをかけ、光ディスク1の種類判別を行なう(S1)。光ピックアップが搭載された光ピックアップユニット4で光ディスク1からのトラッキング信号フォーカスエラー信号が検出され(S2)、検出されたトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号は、リードアンプ9で増幅される(S3)。フォーカスエラー信号とは、光ピックアップに備えられた対物レンズ(図示せず)より出射される光ビームスポットと光ディスク1の記録面との焦点方向のずれをいい、トラッキングエラー信号とは、前記光ビームスポットと光ディスク1の情報トラック間での光ディスク半径方向のずれをいう。増幅されたトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号は、CDサーボプロセッサ15に送られ、そこで、トラッキングドライブ信号フォーカスドライブ信号が生成される(S4)。生成されたトラッキングドライブ信号とフォーカスドライブ信号は、CDサーボプロセッサ15からアクチュエータドライバ8に送られ、光ピックアップユニット4の制御を行なう(S5)。光ピックアップユニット4では、光ディスク1に対して、データの読み込み、書き込みを行なう(S6)。

0010

この分野の先行例としては、(特許文献1)等がある。
特開平11−39671号公報

発明が解決しようとする課題

0011

上述したようなコンピュータなどの電子機器に接続される光ディスク装置は、当然ながら、接続する電子機器から供給される限られた電流を使用して動作する場合がある。しかしながら、光ディスク装置の消費電流は一定とは限らず、例えば、USB等を介して接続される外付けタイプの光ディスク装置の場合、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を基に光ピックアップユニット4の動作および制御を行なうアクチュエータドライバ8の消費電流によっても変動する。消費電流が変動し、USBを介して供給されるPC電源24からの電流供給許容電流量を超える場合、例えば、それが瞬間的なものであっても、商用電源コンセントなどに接続されるACアダプタ25からの電流供給を受ける必要がある。

0012

しかしながら、上記従来の構成では、ACアダプタ25等の外部電源が必要となり、また近くにコンセント等の電源供給源が無ければならず、使用者の利便性最大限生かすことができない。

0013

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、瞬間的な電流消費により許容電流量に裕度が無い場合であっても、電流供給源許容範囲を超えることなく、動作可能な光ピックアップユニットの制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0014

本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を用いて、光ピックアップユニットの制御を行なう制御方法であって、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧の閾値とが比較され、前記比較結果に基づいて、前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方が変更されることを特徴とする光ピックアップユニットの制御方法である。

0015

また、本発明の光ディスク装置は、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を用いて、光ピックアップユニットを制御する制御部を備え、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧の閾値とを比較し、比較結果に基づいて、トラッキングエラー信号電圧とフォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方を変更することを特徴とする光ディスク装置である。

発明の効果

0016

本発明は上記構成により、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧の閾値とが比較され、前記比較結果に基づいて、前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方が変更されることによって、通常は光ディスク装置の消費電流が電流供給源の許容範囲を瞬間的に超える場合であっても、光ディスク装置の消費電流に制限を加えることが可能となり、電流供給源の許容範囲を超えないようにすることができる。

0017

このことにより、瞬間的な電流消費により電流供給源の許容電流量に裕度が無い場合であっても、電流供給源の許容範囲を超えることなく、動作可能な光ピックアップユニットの制御方法と光ディスク装置を実現することができる。

発明を実施するための最良の形態

0018

請求項1記載の発明は、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を用いて、光ピックアップユニットの制御を行なう制御方法であって、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧の閾値とが比較され、前記比較結果に基づいて、前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方が変更されることを特徴とするものである。前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方を変更されることによって、通常は光ディスク装置の消費電流が電流供給源の許容範囲を瞬間的に超える場合であっても、光ディスク装置の消費電流に制限を加えることが可能となり、電流供給源の許容範囲を超えないようにすることができる。このことにより、瞬間的な電流消費により電流供給源の許容電流量に裕度が無い場合であっても、電流供給源の許容範囲を超えることなく、動作可能な光ピックアップユニットの制御方法を実現することができる。

0019

請求項2記載の発明は、前記トラッキングエラー信号電圧値と前記フォーカスエラー信号電圧値の変更は、あらかじめ決められた電圧の閾値を超えた場合に、あらかじめ決められた電圧の閾値と同一の電圧となることを特徴とするものである。あらかじめ決められた電圧の閾値に対して電流供給源の許容範囲の上限に対応する電圧を設定することによって、光ディスク装置の消費電流が電流供給源の許容範囲の上限を超えることが無くなる。

0020

請求項3記載の発明は、前記あらかじめ決められた電圧の閾値は、使用される光ディスクの種類と光ピックアップの動作状態に応じて可変することを特徴とするものである。使用される光ディスクの種類により異なるトラッキングフォーカス追従可変範囲に最適に対応することができる。

0021

請求項4記載の発明は、前記あらかじめ決められた電圧の閾値は、光ピックアップユニットの動作状態に応じて可変することを特徴とするものである。ピーク時の消費電流変化が大きい動作とピーク時の消費電流の変化が小さい動作とに、場合分けすることが可能となり、その時々動作状況に応じて最適に対応することができる。

0022

請求項5記載の発明は、光ディスクに対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう光ピックアップユニットと、光ディスクを回転させる回転駆動手段と、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を検出する光ピックアップユニットと、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号を用いて前記光ピックアップユニットを制御する制御部を備え、前記トラッキングエラー信号と前記フォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧の閾値とを比較し、前記比較結果に基づいて、前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方を変更することを特徴とする光ディスク装置である。前記トラッキングエラー信号電圧と前記フォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方を変更することによって、通常は光ディスク装置の消費電流が電流供給源の許容範囲を瞬間的に超える場合であっても、光ディスク装置の消費電流に制限を加えることが可能となり、電流供給源の許容範囲を超えないようにすることができる。このことにより、瞬間的な電流消費により電流供給源の許容電流量に裕度が無い場合であっても、電流供給源の許容範囲を超えることなく、動作可能な光ディスク装置を実現することができる。

0023

請求項6記載の発明は、前記光ディスク装置が、電力伝達機能信号伝達機能を兼ね備えた接続手段を有することを特徴とするものである。電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段によって、光ディスク装置を使用する際にいくつものケーブルを接続する手間が省け、使用者の使い勝手が向上する。

0024

請求項7記載の発明は、前記接続手段がUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)であり、前記接続手段により接続される機器がコンピュータであることを特徴とするものである。光ディスク装置をUSBにてコンピュータに接続する場合、光ディスク装置はUSBを電源とし、規格化された電流の供給を受けるため、電流供給源の許容範囲の上限を知ることが容易になる。

0025

(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。

0026

図1は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の外観図である。図1において、101は光ディスク装置、102は上蓋、103はUSB接続用コネクタ、104はUSBケーブル、105はコンピュータ、106はACアダプタ、107はコンセント、108はDCジャックである。

0027

光ディスク装置101は、コンピュータなどの電子機器に内蔵しない所謂外付けタイプのもので、上蓋102を開けて光ディスクが装着される。103はUSB接続用コネクタであり、USBケーブル104にて例えばコンピュータ105に接続することにより、コンピュータ105は光ディスクからデータを読み取り、あるいは光ディスクにデータを書き込むことができる。106はACアダプタであり、商用電源(100V等)のコンセント107からの電圧を降圧及び整流し、DCジャック108から光ディスク装置101に電流を供給する。

0028

通常、外付けタイプの光ディスク装置101の電流取得は、USBケーブル104などの電源バスに依る場合の他、ACアダプタ106に依る場合がある。USBケーブル104の電源バスで光ディスク装置101が必要とする電流を常に供給できるかは、主にコンピュータ105の電流供給能力や光ディスク装置101の消費電流に依存する。光ディスクにはCD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R/RW、DVD+R/RWが含まれ、光ディスク装置101はこれら光ディスク1の1種類もしくは数種類に対応可能なものが含まれる。

0029

なお、光ディスク装置101の内部で使用するのに適した電流電圧にする電源回路を備えているものであれば、ACアダプタ106を使用せず、商用電源を直接適切な電線とコネクタで引き込む構成であっても良い。また、商用電源は使用せず、光ディスク装置101に内蔵もしくは外付けされた電池駆動用電源とするものであってもよい。光ディスク装置101を使用する際にいくつものケーブルを接続する手間を省き、使用者の使い勝手を考慮すれば、好ましくはUSBケーブル104の電源バスのみの駆動である。

0030

USBケーブル104は、通常、コンピュータ105などの電子機器側と光ディスク装置101側にそれぞれ1つの接続端子を有しているが、場合によりコンピュータ105などの電子機器側の端子が複数あってもよい。そうすることにより、電子機器からUSBケーブル104などを介して供給される電流の許容範囲を向上させることができる。

0031

本実施の形態では、USBケーブル104の電源バスのみで駆動できるように光ディスク装置101側の制御が行なわれるため、標準使用状態では、ACアダプタ106で、商用電源(100V等)のコンセント107からの電圧を降圧及び整流し、DCジャック108から光ディスク装置101に電流を供給する必要はない。標準使用状態を超えて、記録速度を上げる必要がある場合などは、ACアダプタ106をコンセント107に接続し、電流供給を受ける場合もある。例えば、標準使用状態は低消費電流モードであり、標準使用状態を越える場合は高速動作モードなどである。低消費電流モードとは、CDの書き込みで4倍速、CDの読み込みで12倍速、DVD書き込みでは2倍速、DVDの読み込みでは4倍速などである。また、高速動作モードとは、CDの書き込みで24倍速、CDの読み込みで24倍速、DVDの書き込みでは8倍速、DVDの読み込みでは8倍速などである。

0032

図2は本発明の一実施の形態における光ディスク記録装置の構成を示すブロック図である。図2において、1は光ディスク、2はフィードモータ、3はスピンドルモータ、4は光ピックアップユニット、5はLDドライバ、6はフィードモータドライバ、7はスピンドルモータドライバ、8はアクチュエータドライバ、9はリードアンプ、10はCDエンコーダ、11はCD−ROMエンコーダ、12はバッファメモリ、13はATIPディテクタ、14はCD−ROMデコーダ、15はCDサーボプロセッサ、16はシステムバス、17はCPU、18はリードオンリメモリ(ROM)、19はメインメモリ、20は不揮発メモリ、21はインターフェース部、22はインターフェースバス、23は電源ユニット、24はPC電源、25はACアダプタ、26はDIPSWである。

0033

光ディスク1はスピンドルモータ3によって回転し、光ピックアップユニット4がフィードモータ2によって光ディスク1の半径方向に移動して、光ディスク1に対してデータの書き込みや読み取りがなされる。スピンドルモータ3はスピンドルモータドライバ7によって駆動され、フィードモータ2はフィードモータドライバ6によって駆動される。また、光ピックアップユニット4はアクチュエータドライバ8によって駆動される。

0034

フィードモータドライバ6、スピンドルモータドライバ7、アクチュエータドライバ8は、CDサーボプロセッサ15によってサーボ制御される。光ピックアップユニット4にはレーザダイオードが内蔵されており、レーザダイオードはLDドライバ5によって駆動され、CDエンコーダ10から制御される。CD−ROMエンコーダ11は、記録すべきデータを格納されているバッファメモリ12から取得し、記録のためにエンコード処理を行い、その結果をCDエンコーダ10に入力するものである。

0035

再生系では、光ディスク1と光ピックアップユニット4から得られる光信号はリードアンプ9で信号処理され、CDサーボプロセッサ15へのフィードバック信号として使われると共に、ATIPディテクタ13の入力信号となり、その出力信号はCDエンコーダ10へフィードバックされる。CD−ROMデコーダ14はCD信号を復調するためのものであり、CDサーボプロセッサ15の出力信号を使ってデータ復調を行い、その結果をバッファメモリ12へ格納する。バッファメモリ12は記録データ、および復調したデータを一時記憶するためのメモリである。これらのデータはインターフェース部21を経由し、インターフェースバス22を使った通信でホストコンピュータとやりとりされるものである。

0036

CPU17は論理判断や演算を行う。18はリードオンリメモリ(ROM)で、制御プログラム、ならびに光ディスク記録装置のための記録制御プログラムを記憶したプログラム記憶エリアを有している。19はメインメモリであり、記録制御、再生制御に必要な記憶領域として使用される。

0037

ここで、CPU17は本発明の制御部であり、CDエンコーダ10、CD−ROMエンコーダ11、バッファメモリ12、CD−ROMデコーダ14、CDサーボプロセッサ15、ROM18、メインメモリ19、不揮発メモリ20、インターフェース部21の各部から送られる信号が入力され、これらの信号の演算処理等を行い、この演算処理の結果(信号)を各部に送出し、各部にて駆動、処理を実行させ、各部の制御を行うものである。

0038

システムバス16は、光ディスク装置101内でのデータ転送用バスである。電源部分は、電源ユニット23から、各制御チップに対して電圧を安定供給する。また、電源ユニット23は、ACアダプタ25やPC電源24から、電源供給を受ける。PC電源24は、パソコンにUSB接続されたインターフェース部21から電源端子VBUSの電圧に連動しドライブの電源ユニット23に電圧を供給する仕組みを有し、USB電源のON/OFFに連動し自動的にドライブを起動及び終了させる。

0039

本実施の形態では、標準使用状態の場合、USBケーブル104の電源バスのみで駆動できるように光ディスク装置101側の制御が行なわれるため、ACアダプタ25を介した電流供給は不要となる。ここで、標準使用状態とは、低消費電流モードなどのことであるである。そのため、光ディスク装置101を使用する際にいくつものケーブルを接続する手間が省け、使用者の使い勝手が向上する。

0040

次に、本発明の実施の形態における光ディスク装置の光ピックアップユニットの制御について、USBバスによる電流供給を一例として図3を用いて説明する。

0041

図3は、本発明の一実施の形態における光ディスク装置の光ピックアップユニットの制御を示すフローチャートである。光ディスク装置101は、光ディスク1が挿入されると、スピンドルモータ3を回転させ、起動処理を開始し、フォーカスサーボ、トラッキングサーボをかけ、光ディスクの種類判別を行なう(S1)。光ピックアップが搭載された光ピックアップユニット4で光ディスク1からのトラッキング信号とフォーカスエラー信号が検出され(S2)、検出されたトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号は、リードアンプ9で増幅される(S3)。フォーカスエラー信号とは、光ピックアップに備えられた対物レンズ(図示せず)より出射される光ビームスポットと光ディスク1の記録面との焦点方向のずれをいい、トラッキングエラー信号とは、前記光ビームスポットと光ディスク1の情報トラック間での光ディスク半径方向のずれをいう。増幅されたトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号は、CDサーボプロセッサ15に送られ、そこで、まず、トラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号の電圧測定が行なわれる(S11)。測定された電圧値はCPU17に送られ、そこで、あらかじめ決められた電圧の閾値との比較が行なわれ、電流供給の動作モードの決定を行なう(S12)。電流供給がUSBバスモードでない(ACアダプタモード)場合には、CDサーボプロセッサ15でトラッキングエラー信号生成とフォーカスドライブ信号の生成が行なわれる(S4)。生成されたトラッキングドライブ信号とフォーカスドライブ信号は、CDサーボプロセッサ15からアクチュエータドライバ8に送られ、光ピックアップユニット4の制御を行なう(S5)。光ピックアップユニット4では、光ディスク1に対して、データの読み込み、書き込みを行なう(S6)。

0042

また、電流供給がUSBバスモードの場合には、CPU17はROM18に格納されているあらかじめ決められた電圧の閾値であるクリップ値の中からディスクの種類に応じたクリップ値を読み出し、CDサーボプロセッサ15に設定する(S13)。CDサーボプロセッサ15では、測定されたトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号の電圧値と、あらかじめ決められた電圧の閾値であるクリップ値とを比較して、前記比較結果に基づいて、トラッキングエラー信号電圧とフォーカスエラー信号電圧の少なくとも一方の変更を行なう(S14)。変更されたトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号は、CDサーボプロセッサ15に送られ、トラッキングエラー信号生成とフォーカスドライブ信号の生成が行なわれる(S4)。生成されたトラッキングドライブ信号とフォーカスドライブ信号は、CDサーボプロセッサ15からアクチュエータドライバ8に送られ、光ピックアップユニット4の制御を行なう(S5)。光ピックアップユニット4では、光ディスク1に対して、データの読み込み、書き込みを行なう(S6)。

0043

本実施の形態では、あらかじめ決められた電圧の閾値に対して電流供給源の許容範囲の上限に対応する電圧を設定することとし、トラッキングエラー信号電圧値とフォーカスエラー信号電圧値が、あらかじめ決められた電圧の閾値を超えた場合には、あらかじめ決められた電圧の閾値と同一の電圧となることとした。そうすることにより、光ディスク装置101の消費電流が電流供給源の許容範囲の上限を超えることが無くなる。

0044

また、本実施の形態では、前記あらかじめ決められた電圧の閾値は、使用される光ディスク1の種類や光ピックアップユニット4の動作状態に応じて可変するものとした。そうすることにより、使用される光ディスク1の種類により異なるトラッキングやフォーカスの追従可変範囲に最適に対応することが可能となり、また、光ピックアップユニット4の動作状態においては、ピーク時の消費電流変化が大きい起動時とピーク時の消費電流の変化が小さい光ディスク1へのアクセス時にも最適に対応することができる。例えば、光ディスク1の種類が異なる場合は、CDに対してDVDの方があらかじめ決められた電圧の閾値を大きく設定し、また、光ピックアップユニット4の動作状態が異なる場合は、ピーク時の消費電流変化が大きい起動時に対して、ピーク時の消費電流の変化が小さい光ディスクへのアクセス時の方をあらかじめ決められた電圧の閾値を大きく設定する。

0045

次に、本発明の実施の形態におけるUSBバスモードで電流供給が可能でない場合のトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号の変更について、図を用いて説明する。

0046

図4は、本発明の一実施の形態における変更後のトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を示す図である。図7は、従来のトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を示す図である。図4(a)、図7(a)は、上からトラッキングエラー信号電圧、トラッキングドライブ信号電圧、トラッキングドライブ信号電流を示したものであり、図4(b)、図7(b)は、上からフォーカスエラー信号電圧、フォーカスドライブ信号電圧、フォーカスドライブ信号電流を示したものである。図4図7において、51、61はトラッキングエラー信号電圧、52,62はトラッキングドライブ信号電圧、53、63はフォーカスエラー信号電圧、54、64はフォーカスドライブ信号電圧、72、82はトラッキングドライブ信号電流、74、84はフォーカスドライブ信号電流である。トラッキングエラー信号電圧51とトラッキングドライブ信号電圧52とトラッキングドライブ信号電圧72、フォーカスエラー信号電圧53とフォーカスドライブ信号電圧54とフォーカスドライブ信号電流74、トラッキングエラー信号電圧61とトラッキングドライブ信号電圧62とトラッキングドライブ信号電流82、フォーカスエラー信号電圧63とフォーカスドライブ信号電圧64とフォーカスドライブ信号電圧84は、それぞれ対応したトラッキングエラー信号電圧とトラッキングドライブ信号電圧とトラッキングドライブ信号電流、フォーカスエラー信号電圧とフォーカスドライブ信号電圧とフォーカスドライブ信号電流である。

0047

図7に示すトラッキングエラー信号電圧61やフォーカスエラー信号電圧63は、CDサーボプロセッサ15で、その電圧が測定される。測定された電圧値は、CPU17に送られ、そこで電流供給の動作モードの決定が行なわれる。この時、電流供給がUSBバスモードの場合には、図7(a)、図7(b)に示すトラッキングエラー信号電圧61やフォーカスエラー信号電圧63は、あらかじめ決められた電圧の閾値である設定されたクリップ値に基づき、図4(a)、図4(b)のトラッキングエラー信号電圧51やフォーカスエラー信号電圧53の様に波形ピーク部をクリップする。ここで、クリップするとは、あらかじめ決められた電圧の閾値を超える電圧については、あらかじめ決められた電圧の閾値である設定されたクリップ値と同じ値とみなして、処理するものである。つまり、あらかじめ決められた電圧の閾値を超えた場合には、あらかじめ決められた電圧の閾値と同一の電圧となるようにするものである。ここで、同一の電圧とは、トラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号の電圧値の変更精度も含め、あらかじめ決められた電圧の閾値に対して90%程度以内のものをいう。

0048

トラッキングエラー信号電圧51やフォーカスエラー信号電圧53の波形ピーク部は、挿入されている光ディスク1の種類に応じたクリップ値で制限されているため、それらを基に生成されるトラッキングドライブ信号やフォーカスドライブ信号もトラッキングドライブ信号電圧52やフォーカスドライブ信号電圧54のように変化し、更に光ピックアップユニットを駆動するトラッキングドライブ電流やフォーカスドライブ電流も図7に示すトラッキングドライブ電流82やフォーカスドライブ電流84が図4に示すトラッキングドライブ電流72やフォーカスドライブ電流74に変化する。そのため、トラッキングドライブ電流72やフォーカスドライブ電流74を、電流供給源の許容範囲内に十分収めることが可能となる。

0049

これにより、通常は光ディスク装置101の消費電流が電流供給源の許容範囲を瞬間的に超える場合であっても、光ディスク装置101の消費電流に制限を加えることが可能となり、電流供給源の許容範囲を超えないようにすることができる。

0050

このことにより、瞬間的な電流消費により電流供給源の許容電流量に裕度が無い場合であっても、電流供給源の許容範囲を超えることなく、動作可能な光ピックアップの制御方法を実現することができる。

0051

また、上述の光ピックアップの制御方法を光ディスク装置に用いることによって、瞬間的な電流消費により電流供給源の許容電流量に裕度が無い場合であっても、電流供給源の許容範囲を超えることなく、動作可能な光ディスク装置101を実現することができる。

0052

また、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段を有した光ディスク装置101に用いた場合で、標準使用状態には、ACアダプタ25などによる電流供給が不要となるため、光ディスク装置101を使用する際にいくつものケーブルを接続する手間が省け、使用者の使い勝手が向上する。

0053

さらに、電力伝達機能と信号伝達機能を兼ね備えた接続手段がUSBであり、接続手段により接続される電子機器は、コンピュータである場合には、光ディスク装置101はUSBを電源とし、規格化された電流の供給を受けるため、電流供給源の許容範囲の上限を知ることが容易になる。

0054

なお、本実施の形態では、あらかじめ決められた電圧の閾値に電流供給源の許容範囲の上限に対応する電圧を設定することとし、トラッキングエラー信号電圧値とフォーカスエラー信号電圧値が、あらかじめ決められた電圧の閾値を超えた場合には、あらかじめ決められた電圧の閾値と同一の電圧となることとしたが、あらかじめ決められた電圧の閾値には、電流供給源の許容範囲の上限に対して80%や70%の値を設定しても良く、また、あらかじめ決められた電圧の閾値を超えた場合には、あらかじめ決められた電圧の閾値に対して80%や70%の値を設定しても良い。

0055

また、本実施の形態では、前記あらかじめ決められた電圧の閾値は、使用される光ディスクの種類や光ピックアップの動作状態に応じて可変するものとしたが、あらかじめ決められた電圧の閾値は使用される光ディスクの種類や光ピックアップの動作状態に応じて可変するものに限定されるものでは無い。使用される光ディスクの種類により異なるトラッキングやフォーカスの追従可変範囲に最適に対応することや、光ピックアップの動作状態においては、ピーク時の消費電流変化が大きい起動時とピーク時の消費電流の変化が小さい光ディスクへのアクセス時にも最適に対応することを考慮すれば、あらかじめ決められた電圧の閾値は、使用される光ディスクの種類や光ピックアップの動作状態に応じて可変するものが好ましい。

0056

本発明は、瞬間的な電流消費により電流供給源の許容電流量に裕度が無い場合であっても、電流供給源の許容範囲を超えることなく、動作可能な光ピックアップの制御方法を実現することができ、光ディスクに対して情報の記録又は再生の少なくとも一方を行なう光ピックアップユニットの制御方法および光ディスク装置などに適応可能である。

図面の簡単な説明

0057

本発明の一実施の形態における光ディスク装置の外観図
本発明の一実施の形態における光ディスク記録装置の構成を示すブロック図
本発明の一実施の形態における光ディスク装置の光ピックアップユニットの制御を示すフローチャート
本発明の一実施の形態における変更後のトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を示す図
従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図
従来の光ピックアップユニットの制御を示すフローチャート
従来のトラッキングエラー信号とフォーカスエラー信号を示す図

符号の説明

0058

1光ディスク
2フィードモータ
3スピンドルモータ
4光ピックアップユニット
5LDドライバ
6フィードモータドライバ
7スピンドルモータドライバ
8アクチュエータドライバ
9リードアンプ
10 CDエンコーダ
11CD−ROMエンコーダ
12バッファメモリ
13ATIPディテクタ
14 CD−ROMデコーダ
15 CDサーボプロセッサ
16システムバス
17 CPU
18リードオンリメモリ(ROM)
19メインメモリ
20不揮発メモリ
21インターフェース部
22インターフェースバス
23電源ユニット
24 PC電源
25ACアダプタ
26DIPSW
51トラッキングエラー信号電圧
52トラッキングドライブ信号電圧
53フォーカスエラー信号電圧
54フォーカスドライブ信号電圧
61 トラッキングエラー信号電圧
62 トラッキングドライブ信号電圧
63 フォーカスエラー信号電圧
64 フォーカスドライブ信号電圧
72トラッキングドライブ電流
74フォーカスドライブ電流
82 トラッキングドライブ電流
84 フォーカスドライブ電流
101光ディスク装置
102上蓋
103USB接続用コネクタ
104USBケーブル
105コンピュータ
106 ACアダプタ
107コンセント
108 DCジャック

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