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技術 生活見守り方法および生活見守りシステム

出願人 株式会社日立製作所
発明者 島田和之栗山裕之坪倉義明伴秀行
出願日 2004年11月24日 (15年7ヶ月経過) 出願番号 2004-339660
公開日 2006年6月8日 (14年0ヶ月経過) 公開番号 2006-146827
状態 特許登録済
技術分野 看護設備、治療台 医療・福祉事務 特定用途計算機
主要キーワード 漏水センサ 脳波形 生体情報検出センサ 救援者 微弱無線通信 心電図計 脳波波形 ブルートゥース仕様
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (14)

課題

複数の見守り対象者の生活のイベント情報識別して取得することができ、緊急時にも対応可能なようにプライバシーを保護することができる生活見守りシステムを提供する。

解決手段

生活者103は装着型生体情報検出センサ2を装着する。生活者検出センサなどのセンサ1〜4は、生活者103の生活イベントを検出したときには、装着型生体情報検出センサ2から生活者IDを取得する。ホームサーバ5は、これらのセンサ1〜4から送信される情報に基づき、生活者ID付のイベント情報を生成し、その情報をセンタサーバ7の生活者イベントDB720に蓄積する。ホームサーバ5は、生活者103の入力操作に基づき、閲覧許可情報を生成し、センタサーバ7へ送信する。また、緊急時の閲覧許可情報を作成する。センタサーバ7は、DB閲覧端末8に対し、その閲覧許可情報を参照して、生活者イベントDB720を提供する。

概要

背景

現在、人口の高齢化が進行しており、高齢者が一人または二人で生活する家庭が増加してきている。このような高齢者に成人した子供がいても、その子供は別居していることが多い。高齢者は、病気もし易く、ちょっとしたことでけがなどをすることも多いので、その子供の多くは、別居している親の生活状況きめ細かく把握し、高齢な親の病気や事故などに備えたいと思っている。

一方、ネットワーク技術とディジタル技術の発展によって、多くの家庭内インターネットに接続されたパソコンが普及し、さらには家庭内ネットワークが張られ、いまや、テレビ冷蔵庫などもその家庭内ネットワークを介してパソコンに接続されるようになってきた。また、簡単に取り扱える血圧計体重計などの健康機器一般家庭にかなり普及しており、これらの健康機器もパソコンに接続できるようになってきている。

以上の状況を背景に、パソコンや健康機器、家庭内ネットワーク、インターネットなどを用いて、例えば、一人暮らしの高齢者や要介護者の生活の様子を、遠隔地の家族やその家族から依頼を受けた福祉サービスセンタオペレータが見守ることができる見守りステムが開発され、実用に供されつつある。このような見守りシステムによって、家族や福祉サービスセンタのオペレータは、見守り対象者の生活の様子をつぶさに見ることができるようになった。

ところが、見守り対象者側からみれば、見守りシステムがより詳細な生活の情報を取得することができるようになればなるほど、見守り対象者側が秘密にしておきたい生活情報であっても、のぞき見られることになる。そこで、特許文献1には、見守りシステムが取得した情報のうち閲覧可能な情報の項目を、閲覧者ごとに設定することによって見守り対象者のプライバシを保護しようとする見守りシステムの例が開示されている。
特開2002−109667号公報(段落0013〜段落0024、図2)

概要

複数の見守り対象者の生活のイベント情報識別して取得することができ、緊急時にも対応可能なようにプライバシーを保護することができる生活見守りシステムを提供する。生活者103は装着型生体情報検出センサ2を装着する。生活者検出センサなどのセンサ1〜4は、生活者103の生活イベントを検出したときには、装着型生体情報検出センサ2から生活者IDを取得する。ホームサーバ5は、これらのセンサ1〜4から送信される情報に基づき、生活者ID付のイベント情報を生成し、その情報をセンタサーバ7の生活者イベントDB720に蓄積する。ホームサーバ5は、生活者103の入力操作に基づき、閲覧許可情報を生成し、センタサーバ7へ送信する。また、緊急時の閲覧許可情報を作成する。センタサーバ7は、DB閲覧端末8に対し、その閲覧許可情報を参照して、生活者イベントDB720を提供する。

目的

以上の従来技術の状況に鑑み、本発明の目的は、見守り対象者が複数の場合であっても、それぞれの見守り対象者を識別して生活情報を取得することが可能なようにし、また、見守り対象者自身が自らの生活情報の提供を許可する相手提供情報の項目とを設定することができるようにし、さらには、緊急時には、いったん設定された情報提供の項目を広げるように変更できるようにした生活見守り方法および生活見守りシステムを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
4件

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請求項1

少なくとも一人の生活者が生活する居宅内に設置され、前記生活者の所在位置を検出する生活者検出センサと、前記生活者に装着され、少なくとも一つの生体情報を検出するとともに生活者IDを出力する生体情報検出センサと、前記生活者検出センサおよび前記生体情報検出センサに接続され、前記生活者の行動イベント情報収集するホームサーバと、前記ホームサーバにネットワークを介して接続され、前記生活者の行動のイベント情報を蓄積する生活者イベントDBを備えたセンタサーバと、前記センタサーバにネットワークを介して接続され、前記生活者イベントDBに蓄積された情報を閲覧するDB閲覧端末とからなる生活見守りステムにおける生活見守り方法であって、前記ホームサーバが、前記生活者検出センサおよび前記生体情報検出センサの出力情報に基づき前記生活者ID付きイベント情報を生成し、前記生成した前記生活者ID付きイベント情報を前記センタサーバへ送信するステップと、前記ホームサーバが、前記生成した前記生活者ID付きイベント情報に基づき、前記生活者の異常状態を検出し、前記検出した前記生活者の異常状態の情報を前記センタサーバへ送信するステップと、前記センタサーバが、前記ホームサーバから送信された前記生活者ID付きイベント情報と前記生活者の異常状態の情報とを受信し、前記受信した前記生活者ID付きイベント情報と前記生活者の異常状態の情報とを前記生活者イベントDBへ蓄積するステップと、前記センタサーバが、前記DB閲覧端末から前記生活者イベントDBの閲覧要求情報閲覧者IDとを受信したときには、前記閲覧要求情報が指示する前記生活者イベントDBの情報のうち、前記閲覧者IDごとにあらかじめ設定されている閲覧許可情報の範囲内の情報を、前記DB閲覧端末へ送信するステップとを備えることを特徴とする生活見守り方法。

請求項2

前記ホームサーバが、前記生活者によって入力される情報に基づき前記閲覧者IDごとに前記閲覧許可情報を設定し、前記設定した前記閲覧許可情報を前記センタサーバへ送信するステップと、前記センタサーバが、前記ホームサーバから送信された前記閲覧許可情報を受信し、前記受信した前記閲覧許可情報に基づき自らが保持する前記閲覧許可情報を変更するステップとを、さらに、備えることを特徴とする請求項1に記載の生活見守り方法。

請求項3

前記センタサーバが、前記ホームサーバから送信された前記生活者の異常状態の情報を受信した場合には、前記受信した前記生活者の異常状態への対応の緊急度を判定し、その緊急度が所定の緊急度よりも高かったときには、前記異常状態の情報を含む情報を所定のDB閲覧端末へ送信するとともに、前記閲覧許可情報を変更するステップを、さらに、備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生活見守り方法。

請求項4

前記ホームサーバが、さらに、前記居宅内に設置された第2の生体情報検出センサに接続され、前記第2の生体情報検出センサの出力情報に基づき前記生活者の行動のイベント情報を生成することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の生活見守り方法。

請求項5

前記ホームサーバが、さらに、前記居宅内に設置された環境異常検出センサに接続され、前記環境異常検出センサの出力に基づき、前記居宅内の環境異常を検出した場合には、前記検出した環境異常の情報を前記生活者の異常状態の情報として前記センタサーバへ送信することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の生活見守り方法。

請求項6

少なくとも一人の生活者が生活する居宅内に設置され、前記生活者の所在位置を検出する生活者検出センサと、前記生活者に装着され、少なくとも一つの生体情報を検出するとともに生活者IDを出力する生体情報検出センサと、前記生活者検出センサおよび前記生体情報検出センサに接続され、前記生活者の行動のイベント情報を収集するホームサーバと、前記ホームサーバにネットワークを介して接続され、前記生活者の行動のイベント情報を蓄積する生活者イベントDBを備えたセンタサーバと、前記センタサーバにネットワークを介して接続され、前記生活者イベントDBに蓄積された情報を閲覧するDB閲覧端末とからなる生活見守りシステムであって、前記ホームサーバが、前記生活者検出センサおよび前記生体情報検出センサの出力情報に基づき前記生活者の行動の前記生活者ID付きイベント情報を生成し、前記生成した前記生活者ID付きイベント情報を前記センタサーバへ送信し、前記生成した前記生活者ID付きイベント情報に基づき、前記生活者の異常状態を検出し、前記検出した前記生活者の異常状態の情報を前記センタサーバへ送信し、前記センタサーバが、前記ホームサーバから送信された前記生活者ID付きイベント情報と前記生活者の異常状態の情報とを受信し、前記受信した前記生活者ID付きイベント情報と前記生活者の異常状態の情報とを前記生活者イベントDBへ蓄積し、前記DB閲覧端末から前記生活者イベントDBの閲覧要求情報と閲覧者IDとを受信したときには、前記閲覧要求情報が指示する前記生活者イベントDBの情報のうち、前記閲覧者IDごとにあらかじめ設定されている閲覧許可情報の範囲内の情報を、前記DB閲覧端末へ送信することを特徴とする生活見守りシステム。

請求項7

請求項6に記載の生活見守りシステムであって、さらに、前記ホームサーバが、前記生活者によって入力される情報に基づき前記閲覧者IDごとに前記閲覧許可情報を設定し、前記設定した前記閲覧許可情報を前記センタサーバへ送信し、前記センタサーバが、さらに、前記ホームサーバから送信された前記閲覧許可情報を受信し、前記受信した前記閲覧許可情報に基づき自らが保持する前記閲覧許可情報を変更することを特徴とする生活見守りシステム。

請求項8

請求項6または請求項7に記載の生活見守りシステムであって、さらに、前記センタサーバが、前記ホームサーバから送信された前記生活者の異常状態の情報を受信した場合には、さらに、前記受信した前記生活者の異常状態への対応の緊急度を判定し、その緊急度が所定の緊急度よりも高かったときには、前記異常状態の情報を含む情報を所定のDB閲覧端末へ送信するとともに、前記閲覧許可情報を変更することを特徴とする生活見守りシステム。

請求項9

前記ホームサーバが、さらに、前記居宅内に設置された第2の生体情報検出センサに接続され、前記第2の生体情報検出センサの出力情報に基づき前記生活者の行動のイベント情報を生成することを特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれか一項に記載の生活見守りシステム。

請求項10

前記ホームサーバが、さらに、前記居宅内に設置された環境異常検出センサに接続され、前記環境異常検出センサの出力に基づき、前記居宅内の環境異常を検出した場合には、前記検出した環境異常の情報を前記生活者の異常状態の情報として前記センタサーバへ送信することを特徴とする請求項6ないし請求項9のいずれか一項に記載の生活見守りシステム。

技術分野

0001

本発明は、高齢者などが生活する居宅における生活者生活状況の情報を収集し、その収集した情報を別居家族などに提供する生活見守り方法および生活見守りシステムに関する。

背景技術

0002

現在、人口の高齢化が進行しており、高齢者が一人または二人で生活する家庭が増加してきている。このような高齢者に成人した子供がいても、その子供は別居していることが多い。高齢者は、病気もし易く、ちょっとしたことでけがなどをすることも多いので、その子供の多くは、別居している親の生活状況をきめ細かく把握し、高齢な親の病気や事故などに備えたいと思っている。

0003

一方、ネットワーク技術とディジタル技術の発展によって、多くの家庭内インターネットに接続されたパソコンが普及し、さらには家庭内ネットワークが張られ、いまや、テレビ冷蔵庫などもその家庭内ネットワークを介してパソコンに接続されるようになってきた。また、簡単に取り扱える血圧計体重計などの健康機器一般家庭にかなり普及しており、これらの健康機器もパソコンに接続できるようになってきている。

0004

以上の状況を背景に、パソコンや健康機器、家庭内ネットワーク、インターネットなどを用いて、例えば、一人暮らしの高齢者や要介護者の生活の様子を、遠隔地の家族やその家族から依頼を受けた福祉サービスセンタオペレータが見守ることができる見守りシステムが開発され、実用に供されつつある。このような見守りシステムによって、家族や福祉サービスセンタのオペレータは、見守り対象者の生活の様子をつぶさに見ることができるようになった。

0005

ところが、見守り対象者側からみれば、見守りシステムがより詳細な生活の情報を取得することができるようになればなるほど、見守り対象者側が秘密にしておきたい生活情報であっても、のぞき見られることになる。そこで、特許文献1には、見守りシステムが取得した情報のうち閲覧可能な情報の項目を、閲覧者ごとに設定することによって見守り対象者のプライバシを保護しようとする見守りシステムの例が開示されている。
特開2002−109667号公報(段落0013〜段落0024、図2

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、特許文献1に開示されている見守りシステムにおいては、見守り対象者が一人暮らしの高齢者や要介護者であることを暗黙裡に前提としているために、見守り対象者が、例えば、二人暮らしであるような場合には、見守り対象者をそれぞれ識別してその生活情報を取得することができない。

0007

また、閲覧者ごとの閲覧可能な情報の項目設定は、見守り対象者やその家族の依頼のもとに福祉サービスセンタのオペレータが行うとしているので、見守り対象者は、その設定を勝手に変更することはできない。見守り対象者が要介護者であるような場合には、これでもよいかもしれない。しかし、見守り対象者がまだ元気であり、見守りシステムが介護の手段というより生活の様子を知らせる通信手段のように用いられる場合には、見守り対象者は、メールの宛先を決めるように自分自身の手で閲覧者ごとに閲覧可能な情報の項目を決定したいと考えるのが自然である。

0008

また、閲覧者ごとに閲覧可能な情報の項目設定をした場合、緊急時には、逆に、不都合もある。例えば、見守りシステムにより何らかの緊急事態が見出されたとき、例えば、福祉サービスセンタのオペレータが必要な情報を閲覧できなければ、オペレータはその対策処置することができない。特許文献1に開示されている見守りシステムでは、緊急時に閲覧可能な情報の項目を変更するようなことは特に行われていない。

0009

以上の従来技術の状況に鑑み、本発明の目的は、見守り対象者が複数の場合であっても、それぞれの見守り対象者を識別して生活情報を取得することが可能なようにし、また、見守り対象者自身が自らの生活情報の提供を許可する相手提供情報の項目とを設定することができるようにし、さらには、緊急時には、いったん設定された情報提供の項目を広げるように変更できるようにした生活見守り方法および生活見守りシステムを提供することにある。

課題を解決するための手段

0010

前記目的を達成するために、本発明では、生活見守りシステムを、少なくとも一人の生活者が生活する居宅内に設置され、生活者の所在位置を検出する生活者検出センサと、生活者に装着され、少なくとも一つの生体情報を検出するとともに生活者IDを出力する生体情報検出センサと、生活者検出センサおよび生体情報検出センサに接続され、生活者の行動イベント情報を収集するホームサーバと、ホームサーバにネットワークを介して接続され、生活者の行動のイベント情報を蓄積する生活者イベントDB(Data Base)を備えたセンタサーバと、センタサーバにネットワークを介して接続され、生活者イベントDBに蓄積された情報を閲覧するDB閲覧端末とによって構成するようにした。そして、そのホームサーバが、生活者検出センサおよび生体情報検出センサの出力情報に基づき生活者の行動の前記生活者ID付きイベント情報を生成し、その生成した生活者ID付きイベント情報をセンタサーバへ送信し、また、その生成した生活者ID付きイベント情報に基づき、生活者の異常状態を検出し、検出した前記生活者の異常状態の情報をセンタサーバへ送信するようにした。さらに、センタサーバが、ホームサーバから送信された生活者ID付きイベント情報と生活者の異常状態の情報とを受信し、その受信した生活者ID付きイベント情報と生活者の異常状態の情報とを生活者イベントDBへ蓄積し、DB閲覧端末から生活者イベントDBの閲覧要求情報閲覧者IDとを受信したときには、閲覧要求情報が指示する生活者イベントDBの情報のうち、閲覧者IDごとにあらかじめ設定されている閲覧許可情報の範囲内の情報を、DB閲覧端末へ送信するようにした。

0011

本発明によれば、見守り対象者である生活者が生活者IDを出力する生体情報検出センサを身に着けるので、居宅内に複数の生活者が暮らしていても、ホームサーバは、その複数の生活者を識別した生活者のイベント情報(生活者ID付きイベント情報)を取得することができる。そして、その生活者ID付きイベント情報は、ホームサーバからセンタサーバへ送信され、センタサーバの生活者イベントDBに蓄積される。センタサーバは、DB閲覧端末からの生活者イベントDBの閲覧要求に際し、閲覧者IDごとにあらかじめ設定されている閲覧許可情報を参照して、その閲覧許可情報の範囲内の情報しかDB閲覧端末へ送信しない。そのため、生活者イベントDBに蓄積された情報は、不用意に閲覧されることがなくなるので、見守り対象者のプライバシが保護されることになる。

0012

また、本発明では、ホームサーバが、生活者によって入力される情報に基づき、閲覧者IDごとに閲覧許可情報を設定し、その設定した閲覧許可情報をセンタサーバへ送信し、センタサーバが、ホームサーバから送信された閲覧許可情報を受信し、その受信した閲覧許可情報に基づき自らが保持する閲覧許可情報を変更するようにした。すなわち、センタサーバの閲覧許可情報を、生活者、つまり、見守り対象者自身が設定することができるので、そのプライバシは、見守り対象者自らが思うように保護することができる。

0013

また、本発明では、センタサーバが、ホームサーバから送信された生活者の異常状態の情報を受信した場合には、その受信した生活者の異常状態への対応の緊急度を判定し、その緊急度が所定の緊急度よりも高かったときには、異常状態の情報を含む情報を所定のDB閲覧端末へ送信するとともに、閲覧許可情報を変更するようにした。すなわち、本発明によれば、生活者、つまり、見守り対象者に何らかの緊急事態が発生した場合には、閲覧許可情報を変更することにより、通常は、閲覧者が閲覧できない情報であっても閲覧できるようにすることができる。そのため、閲覧者は、緊急時には、より多くの情報を取得することができるので、緊急事態に対して対応しやすくなる。

発明の効果

0014

本発明によれば、見守り対象者が複数の場合であっても、それぞれの見守り対象者を識別してその生活情報を取得することが可能になる。また、見守り対象者自身が自らの生活情報の提供を許可する相手と提供情報の項目とを設定することができるようになる。さらには、緊急時には、より多くの情報を取得することができるようになり、緊急事態に対して対応しやすくなる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳しく説明する。

0016

<全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る生活見守りシステムの全体の構成を示した図である。図1に示すように、本実施形態に係る生活見守りシステムは、生活者103が生活する居宅100内の各居室101に設置された生活者検出センサ1と、生活者103自身に装着された装着型生体情報検出センサ2と、居宅の一部に適宜設置された設置型生体情報検出センサ3と、居宅の一部に適宜設置された環境異常検出センサ4と、居宅内に設置され、各センサ1〜4が出力する情報に基づき生活者103の生活のイベント情報を取得するホームサーバ5と、生活者103の生活のイベント情報をホームサーバ5から取得し、その生活のイベント情報を生活者イベントDB720に蓄積するセンタサーバ7と、生活者イベントDB720にアクセスして、生活者103の生活のイベント情報を取得して表示するDB閲覧端末8とを含んで構成される。

0017

図1において、生活者検出センサ1は、例えば、人感センサを含んで構成され、居宅100内の各居室101や廊下玄関などに設置される。そして、その人感センサにより、生活者103の所在位置を検出する。また、装着型生体情報検出センサ2は、例えば、腕時計型脈拍センサであり、主として生活者103の安否に係る情報を取得する。また、設置型生体情報検出センサ3は、例えば、体重計や血圧計であり、主として生活者103の健康に係る情報を取得する。また、環境異常検出センサ4は、例えば、煙センサガス漏れセンサであり、居宅100内外における環境の異常を検出する。

0018

これらの各センサ1〜4とホームサーバ5とは、ホームネットワーク50により接続されており、相互の間で情報の送受信を行うことができる。また、ホームサーバ5とセンタサーバ7とは、ネットワーク6により接続されており、相互の間で情報の送受信を行うことができる。また、センタサーバ7とDB閲覧端末8とは、ネットワーク6により接続されており、相互の間で情報の送受信を行うことができる。

0019

なお、本実施形態においては、DB閲覧端末8は、例えば、携帯電話機によって構成され、その場合には、DB閲覧端末8は、携帯電話基地局65を介して、ネットワーク6に接続される。このとき、DB閲覧端末8となる携帯電話機は、メールの着信機能を備えるほか、Webのブラウザ機能とを備えているほうが好ましい。また、Webブラウザ機能を搭載したパソコン、テレビ、PDA(Personal Digital Assistant)などもDB閲覧端末8として利用することができる。なお、本実施形態では、センタサーバ7に接続されているセンタ端末70もDB閲覧端末8として取り扱う。

0020

<構成の詳細>
次に、図2図4を用いて各センサ1〜4、ホームサーバ5およびセンタサーバ7の構成について詳しく説明する。ここで、図2は、本発明の実施形態に係る生活者検出センサおよび装着型生体情報検出センサの構成を示した図、図3は、本発明の実施形態に係るホームサーバの構成を示した図、図4は、本発明の実施形態に係るセンタサーバの構成を示した図である。

0021

図2に示すように、生活者検出センサ1は、制御部であるCPU(Central Processing Unit)11と、半導体メモリなどで構成されたメモリ12と、人感センサなどで構成されたセンサ部13と、ホームネットワーク50に接続されるHNW(Home Network)インターフェース部16と、装着型生体情報検出センサ2との間で無線通信をするセンサ−センサ通信部15と、必要に応じて適宜設けられる表示部14とを含んで構成される。

0022

ここで、ホームネットワーク50は、いわゆる家庭内LAN(Local Area Network)であり、例えば、有線イーサネット登録商標)で構成されていても、IEEE802.11規格無線LANで構成されていてもよい。さらには、その他の仕様の家庭内LANであってもよい。また、センサ−センサ通信部15は、例えば、赤外光による通信部であっても、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどで用いられている微弱無線通信の通信部であっても、ブルートゥース仕様の無線通信部であってもよい。

0023

装着型生体情報検出センサ2は、制御部であるCPU21と、半導体メモリなどで構成され、ID記憶部221を含むメモリ22と、脈拍センサ231、加速度センサ232、温度センサ233などを適宜含んで構成されたセンサ部23と、生活者検出センサ1との間で無線通信をするセンサ−センサ通信部25と、ホームサーバ5と通信するための無線LAN通信部26と、必要に応じて適宜設けられる表示部24とを含んで構成される。

0024

ここで、無線LAN通信部26は、例えば、IEEE802.11規格の無線LANに基づく無線通信部であっても、ブルートゥース仕様の無線通信部であっても、さらには他の仕様に基づく無線通信部であってもよい。また、センサ−センサ通信部25は、生活者検出センサ1のセンサ−センサ通信部15に対応して、例えば、赤外光による通信部であっても、RFIDタグなどで用いられている微弱無線通信の通信部であっても、ブルートゥース仕様の無線通信部であってもよい。なお、ここでは、センサ部23に生活者103の脈拍計測する脈拍センサ231と、体動を検出する加速度センサ322と、体温を検出する温度センサ233とを設けるとしているが、少なくとも生活者の安否を確認するセンサが設けられていればよく、これらのセンサすべてを設ける必要はない。また、逆に、安否を確認するだけでないその他の高度な生体センサが設けられていても構わない。

0025

設置型生体情報検出センサ3および環境異常検出センサ4の構成は、図示をしていないが、生活者検出センサ1と同様の構成をしており、その相違は、センサ部13を構成するセンサが異なるだけである。そのセンサの相違により、設置型生体情報検出センサ3および環境異常検出センサ4には多種多様のものがある。例えば、設置型生体情報検出センサ3としては、体重計のほかに、体温計脈拍計、血圧計、心拍計心電図計脳波計血糖計、尿糖計活動量計運動器具に内蔵の消費カロリー計などであってもよい。また、環境異常検出センサ4としては、煙センサやガス漏れセンサのほかに、漏水センサや、地震センサ泥棒センサなどであってもよい。なお、センサ部13のセンサが異なれば、当然ながら、制御部としてCPU11が処理する内容や表示部14に表示する内容は異なったものとなる。

0026

次に、図3に示すようにホームサーバ5は、CPUおよびメモリ(図示せず)からなる情報処理部51と、ハードディスク記憶装置などからなる補助記憶部52と、ネットワーク6に接続されたネットワークインターフェース部53と、ディスプレイ57やキーボード58に接続された入出力インターフェース部54と、ホームネットワーク50に接続されたHNWインターフェース部55と、装着型生体情報検出センサ2と通信するための無線LAN通信部56とを含んで構成される。

0027

ここで、情報処理部51は、各センサ1〜4からホームネットワーク50などを介して入力される生活者103のイベント情報を生成するイベント情報生成処理部511、同様に入力される情報に基づき生活者103の異常状態情報を生成する異常状態情報生成処理部512、ディスプレイ57やキーボード58を用いて入力される情報に基づき閲覧許可情報を生成する閲覧許可情報生成処理部513などのプログラムを含んで構成される。これらのプログラムの処理内容については、別途、詳しく説明する。

0028

次に、図4に示すようにセンタサーバ7は、CPUおよびメモリ(図示せず)からなる情報処理部71と、半導体メモリやハードディスク記憶装置などからなる補助記憶部72と、ネットワーク6に接続されたネットワークインターフェース部73と、センタ端末70に接続される入出力インターフェース部74とを含んで構成される。

0029

ここで、情報処理部71は、生活者イベントDB登録処理部711、生活者イベントDB閲覧処理部712、閲覧許可情報設定処理部713、異常状態緊急度判定処理部714、緊急時情報提供処理部715などのプログラムを含んで構成される。これらのプログラムの処理内容については、別途、詳しく説明する。また、補助記憶部72は、閲覧者ID記憶部721、閲覧許可情報記憶部722、緊急時処置情報記憶部723、緊急度判定情報記憶部724、生活者イベントDB720などを含んで構成される。これらの記憶部に記憶される情報の内容については、後記する。

0030

<ホームサーバの処理>
以下、図5図9を用い、また、適宜、図1図4を参照して、主としてホームサーバ5が実行する処理について説明する。ここで、図5は、本発明の実施形態において、ホームサーバが生活者検出センサから検出データを取得するときの生活者検出センサと装着型生体情報検出センサとホームサーバとの間で行われるデータ送受信の流れを示した図、図6は、ホームサーバにおける異常状態情報生成処理の流れを示した図、図7は、イベント情報および異常状態情報の構成を示した図、図8は、閲覧許可情報生成処理の流れを示した図、図9は、閲覧許可情報の構成を示した図である。

0031

図5に示すように、例えば、人感センサなどを備えた生活者検出センサ1は、人体を検知すると(ステップS10)、装着型生体情報検出センサ2に対して応答を要求する(ステップS11)。その応答要求は、生活者検出センサ1のセンサ−センサ通信部15(図2参照)から微弱無線電波や赤外光に乗せて出力される。すると、生活者検出センサ1近傍の生活者103が装着している装着型生体情報検出センサ2は、そのセンサ−センサ通信部25により前記応答要求を受信し(ステップS12)、そのID記憶部221に記憶されている生活者103の生活者IDを送信する(ステップS13)。

0032

生活者検出センサ1は、装着型生体情報検出センサ2から送信された生活者IDを受信し(ステップS14)、受信した生活者IDと、自らに割り当てられたセンサIDと、自らが検出した検出データとを、ホームネットワーク50を介してホームサーバ5へ送信する(ステップS15)。

0033

ホームサーバ5は、生活者検出センサ1が送信した生活者ID、センサIDおよび検出データとを受信し(ステップS16)、受信したこれらのデータに基づき、図7(a)に示すような生活者103のイベント情報を生成する(ステップS17)。そして、ホームサーバ5は、その生成したイベント情報をセンタサーバ7へ送信する(ステップS18)とともに、そのイベント情報に基づき生活者103の異常状態を検出する異常状態情報生成処理(詳細後記)を実行する(ステップS19)。

0034

ホームサーバ5は、設置型生体情報検出センサ3や環境異常検出センサ4からも生活者のイベント情報を取得することができる。この場合にも、そのイベント情報を取得する処理の流れは、図5と同様の処理の流れとなる。つまり、図5において、生活者検出センサ1とあるところを設置型生体情報検出センサ3または環境異常検出センサ4と置き換えるだけでよい。

0035

また、装着型生体情報検出センサ2からも生活者のイベント情報を取得することができる。この場合には、装着型生体情報検出センサ2は、そのセンサ部23の例えば加速度センサ232から得られる加速度データに生活者IDとセンサIDとを付してホームサーバ5へ送信すればよい。ただし、その送信データは、有線のホームネットワーク50を経由することはできないので、無線LAN通信部26を介して無線信号に変換され、その無線信号は、ホームサーバ5の無線LAN通信部56で受信される。

0036

以上のようにして、ホームサーバ5は、生活者103のイベント情報を生成することができる。ここで、図7を参照してイベント情報の構成について説明する。図7(a)に示すように、イベント情報は、生活者IDと、イベントの種別と、イベントの名称と、イベントの発生時刻と、付属データとによって構成される。イベントの種別とは、イベントを種類分けする情報であり、本実施形態では、所在情報作業情報状態情報、健康情報などがあるとしている。

0037

ここで、所在情報とは、生活者103がどの居室101にいるかを判断するためのイベント情報であり、例えば、居室101に生活者103が入室したとか、居宅100外へ外出した(玄関ドアなどに設置された人感センサにより検出される)などのイベント情報をいう。また、作業情報とは、生活者103の積極的な行動の記録であり、例えば、電灯点灯した、テレビのスイッチを入れた、電話をかけたなどのイベント情報をいう。また、状態情報とは、睡眠中入浴中などの生活者103の状態を示した情報をいう。また、健康情報とは、居宅内にある健康機器(装着型生体情報検出センサ2および設置型生体情報検出センサ3に相当)を利用して、体重を測定した、血圧を測定した、体温を測定した場合などに得られるイベント情報をいう。

0038

なお、これらのイベント情報には、イベントの名称ごとに種々の付属データが付属する。例えば、健康情報の場合には、体重測定のイベントには、体重65kgなどのデータが付属し、脈拍測定のイベントには、脈拍数70回/分などのデータが付属する。また、心電図測定脳波形測定のイベントには、心電波形データ脳波波形データなどの長いデータが付属することもある。

0039

次に、図6に従い、異常状態情報生成処理の処理の流れについて説明する。ホームサーバ5は、図5のステップS17において生成されたイベント情報に基づき、そのイベントが状態開始のイベントであるか否かを判定し、状態開始のイベントであった場合には(ステップS20でYes)、監視タイマをセットする(ステップS21)。また、状態開始のイベントでなかった場合には(ステップS20でNo)、さらに、状態終了のイベントであるか否かを判定し、状態終了のイベントであったときには(ステップS22でYes)、監視タイマをクリアする(ステップS23)。そして、ステップS21、ステップS23を実行後、また、ステップS22でNoの場合には、その処理をいったん終了する。

0040

ここで、状態開始のイベントとは、例えば、生活者103が、浴室へ入った、トイレ室へ入ったなどのイベントであり、状態終了のイベントとは、浴室から出た、トイレ室から出たなどのイベントである。これらのイベントにより、例えば、入浴時間やトイレ時間を計測することができ、それらの時間が異常に長い場合には、異常状態と判定する。本実施形態では、監視タイマが時間計測を行い、監視タイマが所定の時間に達すると、情報処理部51に対して割り込みを発生させる。

0041

そこで、監視タイマからの割り込みが発生すると(ステップS24)、ホームサーバ5は、再び、異常状態情報生成処理の実行を開始し、前記の状態開始イベントの情報に基づき、異常状態情報(例えば、入浴時間が長過ぎるなどの情報)を生成する(ステップS25)。そして、ホームサーバ5は、その生成した異常状態情報をセンタサーバ7へ送信する(ステップS26)。このとき、異常状態情報は、図7(b)に示すように、生活者IDと、異常状態の名称と、異常状態の発生時刻と、付属データとによって構成される。

0042

以上のように、本実施形態においては、イベント情報および異常状態情報の各々には、生活者IDが付されているので、居宅100において複数の生活者103が生活していたとしても、ホームサーバ5は、その各々の生活者103を識別して、そのイベント情報を取得することができる。

0043

なお、生活者IDを持たない来客があった場合には、生活者検出センサ1は、生活者IDを取得することができない。そのような場合には、生活者IDとして来客者用IDを割り当てるようにすればよい。また、留守中などに煙センサなどの環境異常検出センサ4などが作動した場合にも、その環境異常検出センサ4は、生活者IDを取得することができない。このような場合には、生活者IDとして留守IDなどを割り当てるようにすればよい。

0044

次に、図8および図9に従い、閲覧許可情報生成処理について説明する。本実施形態においては、生活者103がホームサーバ5を操作して閲覧許可情報を作成する。そこで、生活者103は、ホームサーバ5に対し、まず、キーボード58などから所定のコマンドを入力することにより、閲覧許可情報生成処理のプログラムを起動する。すると、ホームサーバ5は、ディスプレイ57に閲覧許可情報の作成画面を表示する(ステップS30)。生活者103は、その画面を見て必要事項を入力するので、ホームサーバ5は、その閲覧許可情報の入力データを取り込み(ステップS31)、取り込んだ閲覧許可情報をセンタサーバ7へ送信する(ステップS32)。

0045

図9(a)は、ある生活者103に関する閲覧許可情報の例である。本実施形態においては、その生活者103の生活者イベント情報および異常状態情報を、閲覧者ごと、かつ、イベントの種別(図7参照)ごとに設定することができる。そこで、ステップS30においては、例えば、図9(a)のような表示がなされるので、生活者103は、各閲覧者に対し、その閲覧許可情報を設定すればよい。

0046

ここで、“○”は、閲覧許可、“−”は、閲覧不可を示している。例えば、近くに住んでいる長にはすべての情報が閲覧できるように設定し、遠くに住んでいる長には、どの居室101にいるかなどの所在情報は閲覧させない設定としている。また、センタのオペレータや隣人に対しては、異常状態情報については閲覧が可能であるが、他の情報についてはプライバシ保護のために閲覧させない設定としている。ただし、隣人に対しては、所在情報を閲覧できる設定にしている。

0047

なお、図9では、閲覧許可の設定をイベントの種別ごと設定するとしているが、さらに、細分化した項目に対して閲覧許可を設定するようにしてもよい。例えば、健康情報については、体重を測定したなどのイベントだけの情報と、そのイベントに付属する、例えば、65kgなどの付属データとに分けて閲覧許可を設定してもよい。そのほうが、より木目細かにプライバシを保護することができる。また、心電波形などの長大で専門性があるような付属データが付属する場合には、その長大なデータを必要以上に送信することを防ぐことができる。

0048

本実施形態においては、以上のように、生活者103自らが自らのイベント情報および異常状態情報の閲覧許可を設定できるようにしている。そのため、生活者103を十分に保護することができる。しかしながら、これでは緊急時には不都合が生じる。そのため、本実施形態では、図9(b)に示すように緊急時の閲覧許可情報を準備する。そして、この場合には、ほとんどの情報を閲覧可能なように設定しておく。

0049

この緊急時の閲覧許可情報も、通常時の閲覧許可情報と同様に生活者103自らが設定できるようにしておいてもよい。ただし、その場合には、例えば、センタのオペレータに対する閲覧許可情報は、全部閲覧できるように設定し、生活者103は、その設定を変更できないとする。

0050

<センタサーバの処理>
次に、図10図13を用い、また、適宜、図1図4を参照して、センタサーバ7が実行する処理について説明する。ここで、図10は、生活者イベントDB閲覧処理部の処理の流れを示した図、図11は、異常状態緊急度判定処理部および緊急時情報提供処理部の処理の流れを示した図、図12は、緊急度判定情報の例を示した図、図13は、緊急時処理情報の例を示した図である。

0051

まず、図4を参照して、センタサーバ7の情報処理部71の各処理部711について説明する。生活者イベントDB登録処理部711は、ホームサーバ5から送信される生活者103のイベント情報および異常状態情報を受信し、その受信したイベント情報および異常状態情報を生活者イベントDB720に登録する処理を実行する。このとき、生活者イベントDB720には、イベント情報および異常状態情報は、生活者IDおよびイベントの種別ごとに分類されて登録される。また、閲覧者許可情報設定処理部713は、ホームサーバ5から送信される閲覧者許可情報を受信し、その受信した閲覧者許可情報を閲覧許可情報記憶部722に設定する処理を実行する。

0052

生活者イベントDB閲覧処理部712の処理の流れについては、図10に従って説明する。まず、DB閲覧端末8から、DB閲覧要求情報が送信される(ステップS41)。そこで、センタサーバ7の情報処理部71は、そのDB閲覧要求情報を受信する(ステップS42)。そのDB閲覧要求情報には、閲覧者IDや閲覧しようとしている生活者IDなどが含まれているので、その閲覧者IDおよび生活者IDに基づき、閲覧許可情報記憶部722に記憶されている閲覧許可情報を参照して、その閲覧者が閲覧可能な生活者イベントDB720の情報の種別を取得する(ステップS43)。

0053

情報処理部71は、次に、ステップS43で取得された情報の種別が指示する情報を、生活者イベントDB720から取得し(ステップS44)、その取得した生活者イベントDB720の情報をDB閲覧端末8へ送信する(ステップS45)。DB閲覧端末8は、その生活者イベントDB720の情報を受信し(ステップS46)、DB閲覧端末8に付属する表示装置などにその受信した生活者イベントDB720の情報を表示する(ステップS47)。このようにして、閲覧者は、指定した生活者のイベント情報を閲覧することができる。

0054

次に、図11に従って異常状態緊急度判定処理部および緊急時情報提供処理部の処理の流れについて説明する。センタサーバ7の情報処理部71は、ホームサーバ5から送信される異常状態情報を受信すると(ステップS50)、緊急度判定情報記憶部724に記憶されている緊急度判定情報を参照して、受信した異常状態情報の緊急度を判定する(ステップS51)。

0055

ここで、緊急度判定情報の例を図12に示す。図12に示すように、例えば、入浴時間が1時間以上であれば、緊急度“1”とし、2時間以上であれば緊急度“2”とし、3時間以上あれば、緊急度“3”とする。なお、ここでは緊急度は3レベルあるとしているが、何レベルあっても構わない。

0056

そして、その緊急度が所定の緊急度よりも高い場合、例えば、緊急度が“3”になった場合には(ステップS52でYes)、生活者103に緊急事態が発生したと判断して、閲覧許可情報記憶部722に記憶されている閲覧許可情報を、緊急時の閲覧許可情報に変更する(ステップS53)。そして、緊急時処置情報記憶部723に記憶されている緊急時処理情報に基づき異常状態情報を指定されたDB閲覧端末8へ送信する(ステップS54)。

0057

ここで、緊急時処理情報の例を図13に示す。図13に示すように、緊急時には、例えば、長女には緊急であることを通知するメールを、例えば、携帯電話である長女のDB閲覧端末8へ送信する。その場合、そのメールには、異常状態の情報が添付されるが、他の情報は添付されない。そこで、見守り対象の生活者103の状態が緊急であることの通知を受けた、例えば、長女は、DB閲覧端末8によって生活者イベントDB720をアクセスし、その生活者103の詳しい状況を取得することができる。

0058

また、同様の通知は、センタのオペレータにも送信されるので、オペレータは、通常は閲覧できない生活者のイベント情報を閲覧して、緊急事態の状況を把握して、次の処置、例えば、現場救援者派遣するとか、救急車を呼ぶとかの指示を出すことができる。

0059

以上のように、本実施形態によれば、通常時は、見守りの対象である生活者103の意のままに閲覧許可情報を設定できるので、生活者103のプライバシが保護され、また、緊急時には、その閲覧許可範囲が拡大されたような緊急時の閲覧許可情報が使用されるので、例えば、センタのオペレータが生活者103のイベント情報を閲覧できないような不都合を回避することができる。

図面の簡単な説明

0060

本発明の実施形態に係る生活見守りシステムの全体の構成を示した図である。
本発明の実施形態に係る生活者検出センサおよび装着型生体情報検出センサの構成を示した図である。
本発明の実施形態に係るホームサーバの構成を示した図である。
本発明の実施形態に係るセンタサーバの構成を示した図である。
本発明の実施形態において、ホームサーバが生活者検出センサから検出データを取得するときの生活者検出センサと装着型生体情報検出センサとホームサーバとの間で行われるデータ送受信の流れを示した図である。
本発明の実施形態に係るホームサーバにおける異常状態情報生成処理の流れを示した図である。
本発明の実施形態に係るイベント情報および異常状態情報の構成を示した図である。
本発明の実施形態に係る閲覧許可情報生成処理の流れを示した図である。
本発明の実施形態に係る閲覧許可情報の構成を示した図である。
本発明の実施形態に係る生活者イベントDB閲覧処理部の処理の流れを示した図である。
本発明の実施形態に係る異常状態緊急度判定処理部および緊急時情報提供処理部の処理の流れを示した図である。
本発明の実施形態に係る緊急度判定情報の例を示した図である。
本発明の実施形態に係る緊急時処理情報の例を示した図である。

符号の説明

0061

1生活者検出センサ
2 装着型生体情報検出センサ
3 設置型生体情報検出センサ(第2の生体情報検出センサ)
4 環境異常検出センサ
5ホームサーバ
6ネットワーク
7センタサーバ
8 DB閲覧端末
50ホームネットワーク
65基地局
70センタ端末
100居宅
101居室
103生活者
720 生活者イベントDB

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