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技術 地面等舗装施工方法

出願人 株式会社OCCテクノ
発明者 馬場泰臣中島宏長濱孝司
出願日 2004年11月1日 (16年8ヶ月経過) 出願番号 2004-317676
公開日 2006年5月18日 (15年2ヶ月経過) 公開番号 2006-125127
状態 未査定
技術分野 道路の舗装構造
主要キーワード 石炭フライアッシュ 通信用電線 炭フライアッシュ 透水剤 舗装剤 無機系固化剤 植樹帯 凝結反応
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年5月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

従来のカルシウム分を含む固化剤を使用する舗装材料施工する際に、土の自然な景観をいかした状態で、土砂を用いた舗装材料を簡便に耐久性の高い施工することが可能な舗装方法を提供する。

解決手段

固化剤を含む舗装材料に硬化遅延剤を水に混合した硬化遅延液を添加して施工を行うことにより、固化剤を増量しないで、舗装後の強度が向上するので、土の自然な景観を壊ないで、舗装面の耐久性を高め、また、舗装後の強度が向上し、従来の施工厚さを薄くすることができるので、材料と手間が減り、施工の費用を削減できた。

概要

背景

従来の地面等舗装施工方法では、図4に示すとおり、舗装材として配合比率80〜90重量%の乾燥処理された土砂50に、10〜15重量%の無機系固化剤60と、水の吸収性及び保水性バランスよく保つ素材を用いた1〜5重量%の吸収保水剤70と、1〜5重量%の無機系顔料80とを混合し、これらを敷き均した後、散水して固める方法が開示されている。
(特許文献1参照)

また、路盤材を、水砕スラグと石炭フライアッシュのいずれか一方及びセメントを主成分とし、酸化アルミニウム二酸化ケイ素酸化カルシウム三酸化硫黄酸化マグネシウム及び硬化遅延剤としてのリグニンスルホン酸ナトリウムを混合した路盤材を所定の高さに敷均し、その後に散水し石炭フライアッシュを用いた場合は必要に応じて上部を軽く加圧し、混合剤を用いることによりセメントの凝結反応急結性とし、水砕スラグや石炭フライアッシュの粒子尖鋭部間をセメントより連結し、空隙をもたせた状態で連続固化する方法が開示されている。
(特許文献2参照)

特開2003−129405号公報
特開平5−239459号公報

また、練り混ぜられたコンクリートに添加する添加剤は、セメントと骨材粒子との固化反応を促進し、あるいはコンクリートの流動性を増大させるために用いる混和剤が用いられることは知られている。

概要

従来のカルシウム分を含む固化剤を使用する舗装材料施工する際に、土の自然な景観をいかした状態で、土砂を用いた舗装材料を簡便に耐久性の高い施工することが可能な舗装方法を提供する。固化剤を含む舗装材料に硬化遅延剤を水に混合した硬化遅延液を添加して施工を行うことにより、固化剤を増量しないで、舗装後の強度が向上するので、土の自然な景観を壊ないで、舗装面の耐久性を高め、また、舗装後の強度が向上し、従来の施工厚さを薄くすることができるので、材料と手間が減り、施工の費用を削減できた。

目的

本発明は、このような事情に鑑み、土の自然な景観を活かした状態で、土砂を用いた舗装材料を簡便に耐久性の高い施工することが可能な舗装方法を提供し、施工するのに、できるだけ材料と手間の削減を実現するし、各部に均等に硬化遅延剤を分布させることを目的とするものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

土砂と、無機系固化剤と、透水性且つ吸収保水性剤とを含む土砂系舗装材を地面に敷設し、水に硬化遅延剤を混合した硬化遅延液を、前記舗装材散布して前記舗装材を固化することを特徴とする地面等舗装施工方法

請求項2

土砂と、無機系固化剤と、透水性且つ吸収保水性剤とを含む土砂系舗装材に、水に硬化遅延剤を混合した硬化遅延液を吹き付けることを特徴とする地面等舗装施工方法。

請求項3

前記硬化遅延剤はリグニンスルホン酸塩であることを特徴とする請求項1乃至2に記載の地面等舗装施工方法。

請求項4

前記硬化遅延剤はあらかじめ液状にされたものであることを特徴とする請求項1乃至2に記載の地面等舗装施工方法。

請求項5

前記硬化遅延剤は粒状であることを特徴とする請求項1乃至2に記載の地面等舗装施工方法。

技術分野

0001

本発明は、舗装材を使用する舗装に、土の自然な景観吸保水性を保持しながら、遅延硬化剤を水に融解してまたは、市販の遅延硬化剤を薄めて使用して適正な強度特性を形成できる好適な地面等舗装方法に関する。

背景技術

0002

従来の地面等舗装施工方法では、図4に示すとおり、舗装材として配合比率80〜90重量%の乾燥処理された土砂50に、10〜15重量%の無機系固化剤60と、水の吸収性及び保水性バランスよく保つ素材を用いた1〜5重量%の吸収保水剤70と、1〜5重量%の無機系顔料80とを混合し、これらを敷き均した後、散水して固める方法が開示されている。
(特許文献1参照)

0003

また、路盤材を、水砕スラグと石炭フライアッシュのいずれか一方及びセメントを主成分とし、酸化アルミニウム二酸化ケイ素酸化カルシウム三酸化硫黄酸化マグネシウム及び硬化遅延剤としてのリグニンスルホン酸ナトリウムを混合した路盤材を所定の高さに敷均し、その後に散水し石炭フライアッシュを用いた場合は必要に応じて上部を軽く加圧し、混合剤を用いることによりセメントの凝結反応急結性とし、水砕スラグや石炭フライアッシュの粒子尖鋭部間をセメントより連結し、空隙をもたせた状態で連続固化する方法が開示されている。
(特許文献2参照)

0004

特開2003−129405号公報
特開平5−239459号公報

0005

また、練り混ぜられたコンクリートに添加する添加剤は、セメントと骨材粒子との固化反応を促進し、あるいはコンクリートの流動性を増大させるために用いる混和剤が用いられることは知られている。

発明が解決しようとする課題

0006

上述の、この種の舗装材料施工する際には、粉粒体の舗装材料を必要な厚さに敷き均した後、散水して固めていたが、固化剤にはカルシウム分を含み、耐久性を増すために固化剤の配合量を増加させると、施工後の表面に炭酸カルシウム析出して、舗装施工した表面が白色化し、土の自然な景観を壊してしまう危険性があり、耐久性を増すために固化剤の配合比を増やすことは難しい。

0007

また、用途に見合う所定の耐久性を保つには、舗装材料の厚さを厚く施工するが、厚くなるほど、水が均一に浸透するための綿密な散水作業が必要となる。また、傾斜部を舗装する際には、厚くなるほど粉流体の舗装材料が傾斜面に沿ってずれ下がったり、舗装材料を所定の厚さに敷き均して固定することが困難になる。したがって、舗装面が厚くなるほど、施工するのに材料と手間がかかるので施工厚さの薄肉化が強く求められていた。

0008

また、土砂と固化剤とに対して粒状または高濃度の硬化遅延剤を地面に散布する際に各部に均等に散布させることは困難であった。硬化遅延液の濃度を基準の範囲内に設定する必要があるので硬化遅延剤の散布と散水とを別々に行なうこと自体、場所により硬化遅延剤の濃度の高低が生じるので、その濃度を均等にすることは困難であったし、その濃度のバラツキを恐れて過剰に硬化遅延剤を散布することはコスト高になり、無駄を生じる可能性もあった。

0009

本発明は、このような事情に鑑み、土の自然な景観を活かした状態で、土砂を用いた舗装材料を簡便に耐久性の高い施工することが可能な舗装方法を提供し、施工するのに、できるだけ材料と手間の削減を実現するし、各部に均等に硬化遅延剤を分布させることを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0010

本発明は、上記目的を達成するために土砂と、無機系固化剤と、透水性且つ吸収保水性剤とを含む土砂系舗装材に、水に硬化遅延剤(例えばリグニンスルホン酸塩)を混合した硬化遅延液を散布または吹き付けて前記舗装材を固化する地面等舗装施工方法に関するものである。

発明の効果

0011

本発明は、固化剤を含む舗装材に硬化遅延液を添加して施工を行うことにより、固化剤を増量しないで、舗装後の強度が向上するので、土の自然な景観を壊ないで、舗装面の耐久性を増す効果を有する。

0012

また、硬化遅延液を添加して施工を行うことにより、舗装後の強度が向上し、従来の施工厚さを薄くすることができるので、材料と手間が減り、施工の費用を削減できる効果を有する。

0013

さらに、硬化遅延剤を使用するには、予め舗装剤と硬化遅延剤とを混練する調整作業をしないでも、舗装材とともに硬化遅延液を散水あるいは吹き付けることが可能なことから、舗装材調整作業の手間がかかない簡便に施工できる効果を有する。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本発明の実施の形態を図1図3に基づいて説明する。

0015

図1は、本実施の形態に係る舗装材の配合例を示す図である。図1に示すように、1は土砂、2は無機系固化剤、3は吸水保水剤、4は無機系顔料を示し、それらの全重量比率は、土砂1は80〜90重量%に、無機系固化剤2は10〜15重量%に、吸水保水剤は1〜5重量%に、無機系顔料4は1〜5重量%に配合され、5で示す舗装材は土砂1、無機固化材2、吸水保水剤3、無機系顔料4によって構成されている。

0016

上記の土砂1の透水性を示す透水係数は、10−6〜10−1cm/sec程度であり、この土砂1の利用は、自然の土砂の風合いを活かして緑と調和する景観をかもし、観賞用植物育成阻害せず雑草を防ぐことを目的としている。
さらに上記の無機系固化剤2は、主成分として石灰、又は、珪素、又は、粘土、又は、石膏、又は、鉄分を含み、前記主成分及び前記主成分以外の成分は環境汚染に関して無害汎用鉱物である。
また、上記の吸水保水剤3は、ゼオライト、又は、ベントナイト、又は、セルロース、又は、鉢物培養土用湿潤粒剤を主成分として含む。また、無機系顔料4はベンガラなど舗装環境に違和感の無い配色選定される。

0017

舗装材を構成する以上の材料を使うことにより、その安全性や吸保水性によってヒートアイランド現象の軽減・緑化補助などの自然環境保全ができ、照り返しによる温度上昇緩和する。

0018

図2に示す舗装材5を用いた舗装施工方法を説明する。施工方法は、主に散水法が用いられ、6で示す整正転圧済の地面に一定厚さを敷き均し、表面をトンボコテ、箒で平ら仕上げる。

0019

7は水、8は硬化遅延剤を示し、硬化遅延剤8を混合した、9で示す硬化遅延液を、水滴径30μmから1mmの孔を備えた10で示す散水装置(例えば、ジョウロ)を使用し表面全体に均一に浸透するように散水する。散水量は舗装材5に対する7分の1から4分の1の重量とする。

0020

また、乾燥処理した天然土砂と、無機系固化剤と、透水剤または吸収保水剤とを含む土砂系舗装材に、水とを混練して舗装材料を調整し、この舗装材料を舗装面に吹き付ける工法の場合、水7に硬化遅延剤8を混合した硬化遅延液を使用することも可能である。

0021

図3は、舗装材を吹き付ける舗装方法を示す図である。11でベルトコンベヤで、ベルトコンベヤ11の前方には12で示す可動式の吹き付け機が設置されている。吹き付け機12には、13で示すコンプレッサ圧縮空気を供給しうるように接続されているとともに、14で示す可撓性のあるホースに先端には15で示すノズルが取り付けられている。ノズル15には16で示す吸水ポンプが接続されている。

0022

舗装材を吹き付ける舗装方法では、まず、舗装材5をベルトコンベヤ11で吹き付け機12に投入する。
次に、コンプレッサ13を駆動して吹き付け機12に圧縮空気を供給する。そうすることにより、吹き付け機12内の舗装材5が、ホース14を介してノズル15に供給され、吸水ポンプ16を駆動してノズル15に予め、水7に硬化遅延剤8を混合した硬化遅延液9を吸水することにより、舗装材5と混合遅延液9を混ぜ、ノズル15から舗装面に吹き付けられる。
このとき、舗装面の全面にわたってノズル15を適時移動させる。

0023

本実施の形態に係る舗装方法は、水に硬化遅延剤を混合した硬化遅延液を添加することにより、固化剤の増量をしないで簡便に耐久性の高める効果を持ち、主成分である天然土砂の質感を活かしつつ雑草を防ぎ、樹木の保護育成が可能な、環境への安全性が高い施工方法であるので、道路中央分離帯植樹帯路肩公園庭園遊歩道送電用・通信用電線の下部などへの利用ができる。又前記硬化遅延剤は粒状でも、また予め液状となってもよい。

0024

更に、主成分を天然の土とし、添加剤等も安全性の高いものであるため、廃棄の際は残土として処理できる。

0025

なお、本実施の形態においては、本発明はそれに限定されず、本発明を適用する上で好適な舗装方法に関する技術に適用することができる。

0026

また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な上で好適な数、位置、形状等にすることができる。

0027

次に本発明を実施例により具体的に説明するが、その主旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。

0028

本発明では図1に示すような舗装材を標準厚さ4cmとなるように作成し、7日経過したものを用いて強度を測定した実験は「JIS R 5201セメントの物理試験方法」にできるだけ準拠する方法にて実施した。

0029

JISの規定では、3回以上測定を実施することになっているため、3回の測定を行った。なお、表1の曲げ強度は、施工した日から7日間後に測定したものを示す。

0030

実験から、散水する水に、リグニンスルホン酸塩の硬化遅延液を添加することにより、舗装材の耐久性が増すことを見ることができた。

0031

通常の水道水を散布したときは舗装剤の曲げ強度が0.75N/mm2であったものが硬化遅延剤の配合割合を市販の液状の硬化遅延剤を500倍に薄めた硬化遅延液を散布すると、1.02N/mm2に上昇し、また同様に通常の水道水を散布したときは舗装材の曲げ強度が1.21N/mm2であったものが同様に300倍に薄めた遅延硬化液を散布すると、舗装材の曲げ強度は1.60N/mm2に上昇する結果が得られた(Nはニュートンを示す)。

図面の簡単な説明

0032

本発明の実施の形態に係る舗装材の配合例を示す図である。
本発明に係る第1の実施方法(敷き均し散水法)を示す図である。
本発明に係る第2の実施方法(吹き付け法)を示す図である。
従来の舗装材の配合例を示す図である。

符号の説明

0033

土砂・・・・・・・・・・・1
無機系固化剤・・・・・・・2
吸収保水剤・・・・・・・3
舗装材・・・・・・・・5
地面 ・・・・・・・・・6
水 ・・・・・・・・・・7
硬化遅延液・・・・・・8
散水装置・・・・・・・10
吹き付け機・・・・・・12

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