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技術 PTP機のカバーフィルム定テンション繰出し装置

出願人 株式会社岩黒製作所
発明者 藤田尚一四間丁稔
出願日 2004年10月28日 (15年0ヶ月経過) 出願番号 2004-313970
公開日 2006年5月18日 (13年6ヶ月経過) 公開番号 2006-123966
状態 特許登録済
技術分野 包装位置への供給III(被包材の供給) 制御・その他I(包装機械の制御) 基本的包装技術IV(容器成形充填) ウェブの巻戻、送給、巻取、異常等の制御
主要キーワード スィングアーム 予備ローラ 搬送ライン中 シールドラム スライドローラ 張力一定制御 繰出し速度 水平位
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年5月18日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

カバーフィルム連続搬送ラインの途中にバッファ機能を持つ間欠運転型印刷機を配置しても、それ以降の張力一定制御を安定して行なわせることができるようにする。

解決手段

TP機に、間欠運転型印刷機11からカバーフィルム4を繰り出すための繰出しローラ17と、繰出しローラ17を駆動する駆動モータ16と、付勢手段により常時付勢された揺動自在なスィングアーム18の自由端に取り付けられて、繰出しローラ17を通過してきたカバーフィルム4に張力を付与するテンションローラ19と、スィングアーム18の揺動角度に応じて信号を出力する角度センサ21と、角度センサ21からの信号に基づいて、スィングアーム18が所定角度に保持されるように駆動モータ16の速度を制御することで、カバーフィルム4に付与する張力が一定となるように制御する張力制御装置31とを設ける。

概要

背景

TP、すなわちプレススルーパッキング(Press Through Packing)は、一般に図2及び図3に示すように熱可塑性プラスチックフィルム加熱ロール1と成形ドラム2とにより、連続的に加熱して多数のポケット3aを有するポケットフィルム3を成形し、各ポケット3aに錠剤カプセル等を充填し、その上にアルミ箔等からなるカバーフィルム4を重ねてシールドラム5とシールロール6との間を通し、両者を熱接着する包装方式をいい、それによって得られたシートPTPシート7と称している。このようにして得られたPTPシート7は、所定の大きさに切断されて個々のシートとなり、さらに錠剤、カプセル等が充填された個々のポケット3aの周縁部分を切断し易いようにミシン目8が入れられている。

ところで、このようなPTPシート7においては、カバーフィルム4の表面、裏面、又は表裏面に、レジマークと称される商標薬品記号、会社名等が印刷されている場合が多い。また近年、無地のカバーフィルムもしくはレジマークが印刷されたカバーフィルムの1部分に、カバーフィルム搬送ラインの途中に設けた印刷機により、例えばロットナンバー等を追加印刷する需要が増えつつある。そして、このレジマークやロットナンバーは、後段マーク制御にて印刷をシートに合わせなければならない。つまり、ミシン目8に沿ってポケット3a部分を切り離しても、各ポケット3aごとに独立して表示されていることが要求される。すなわち、ポケットフィルム3にカバーフィルム4を溶着するにあたり、レジマークやロットナンバーは、ミシン目8にかからず、かつポケット3aのほぼ中央部にあるようにしなければならない。

そこで従来は、一方のカバーフィルム4の繰出し速度を一定にすることで、カバーフィルム4のテンションを一定にし、他方のポケットフィルム3の張力を調整することで、ポケット3aの位置とレジマークの位置とを整合させるようにしている(例えば特許文献1)。

特公平2−60561号公報

概要

カバーフィルム連続搬送ラインの途中にバッファ機能を持つ間欠運転型印刷機を配置しても、それ以降の張力一定制御を安定して行なわせることができるようにする。 PTP機に、間欠運転型印刷機11からカバーフィルム4を繰り出すための繰出しローラ17と、繰出しローラ17を駆動する駆動モータ16と、付勢手段により常時付勢された揺動自在なスィングアーム18の自由端に取り付けられて、繰出しローラ17を通過してきたカバーフィルム4に張力を付与するテンションローラ19と、スィングアーム18の揺動角度に応じて信号を出力する角度センサ21と、角度センサ21からの信号に基づいて、スィングアーム18が所定角度に保持されるように駆動モータ16の速度を制御することで、カバーフィルム4に付与する張力が一定となるように制御する張力制御装置31とを設ける。

目的

本発明の技術的課題は、カバーフィルム連続搬送ラインの途中にバッファ機能を持つ間欠運転型印刷機を配置しても、それ以降の張力一定制御を安定して行なわせることができるようにすることにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

カバーフィルム連続搬送ラインの途中にバッファ機能を持つ間欠運転型印刷機を配置し、錠剤カプセル等が充填されたポケットフィルムと前記間欠運転型印刷機から繰り出されるカバーフィルムとを重ねて熱溶着により両者を一体に接着するPTP機において、前記間欠運転型印刷機からカバーフィルムを繰り出すための繰出しローラと、前記繰出しローラを駆動する駆動モータと、付勢手段により常時付勢された揺動自在なスィングアームの自由端に取り付けられて、前記繰出しローラを通過してきたカバーフィルムに張力を付与するテンションローラと、前記スィングアームの揺動角度に応じて信号を出力する角度センサと、前記角度センサからの信号に基づいて、前記スィングアームが所定角度に保持されるように前記駆動モータの速度を制御することで、前記カバーフィルムに付与する張力が一定となるように制御する張力制御装置と、を備えることを特徴とするPTP機のカバーフィルム定テンション繰出し装置

技術分野

背景技術

0002

PTP、すなわちプレススルーパッキング(Press Through Packing)は、一般に図2及び図3に示すように熱可塑性プラスチックフィルム加熱ロール1と成形ドラム2とにより、連続的に加熱して多数のポケット3aを有するポケットフィルム3を成形し、各ポケット3aに錠剤カプセル等を充填し、その上にアルミ箔等からなるカバーフィルム4を重ねてシールドラム5とシールロール6との間を通し、両者を熱接着する包装方式をいい、それによって得られたシートPTPシート7と称している。このようにして得られたPTPシート7は、所定の大きさに切断されて個々のシートとなり、さらに錠剤、カプセル等が充填された個々のポケット3aの周縁部分を切断し易いようにミシン目8が入れられている。

0003

ところで、このようなPTPシート7においては、カバーフィルム4の表面、裏面、又は表裏面に、レジマークと称される商標薬品記号、会社名等が印刷されている場合が多い。また近年、無地のカバーフィルムもしくはレジマークが印刷されたカバーフィルムの1部分に、カバーフィルム搬送ラインの途中に設けた印刷機により、例えばロットナンバー等を追加印刷する需要が増えつつある。そして、このレジマークやロットナンバーは、後段マーク制御にて印刷をシートに合わせなければならない。つまり、ミシン目8に沿ってポケット3a部分を切り離しても、各ポケット3aごとに独立して表示されていることが要求される。すなわち、ポケットフィルム3にカバーフィルム4を溶着するにあたり、レジマークやロットナンバーは、ミシン目8にかからず、かつポケット3aのほぼ中央部にあるようにしなければならない。

0004

そこで従来は、一方のカバーフィルム4の繰出し速度を一定にすることで、カバーフィルム4のテンションを一定にし、他方のポケットフィルム3の張力を調整することで、ポケット3aの位置とレジマークの位置とを整合させるようにしている(例えば特許文献1)。

0005

特公平2−60561号公報

発明が解決しようとする課題

0006

既述したようにカバーフィルム4はアルミ箔等から構成される。このため、通常のインキでは定着が容易ではない。そこで、UVインキ紫外線硬化型インキ)を用いて印刷を行い、紫外線照射により定着させることが行われている。しかし、この場合、印刷後、UVインキが硬化するまで紫外線を一定時間照射する必要があり、その間、カバーフィルム4の搬送を停止させなければならない。一方、この種のPTP機において、カバーフィルム4とポケットフィルム3は連続搬送されるのが一般的である。したがって、UVインキを用いた間欠運転型印刷機には、カバーフィルム連続搬送ラインとの間を取り持つバッファ機能、つまり追加印刷済みのカバーフィルムを所定量、一時溜め込むことができる機能が備えられている。しかしながら、このバッファ機能は、それ以降のカバーフィルム張力制御の大きな外乱要因となり、カバーフィルムの繰出し速度を一定とする従来の方式ではカバーフィルムのテンションを一定にすることはできなかった。

0007

本発明の技術的課題は、カバーフィルム連続搬送ラインの途中にバッファ機能を持つ間欠運転型印刷機を配置しても、それ以降の張力一定制御を安定して行なわせることができるようにすることにある。

課題を解決するための手段

0008

本発明の請求項1に係るPTP機のカバーフィルム定テンション繰出し装置は、下記の構成からなるものである。すなわち、カバーフィルム連続搬送ラインの途中にバッファ機能を持つ間欠運転型印刷機を配置し、錠剤、カプセル等が充填されたポケットフィルムと間欠運転型印刷機から繰り出されるカバーフィルムとを重ねて熱溶着により両者を一体に接着するPTP機において、間欠運転型印刷機からカバーフィルムを繰り出すための繰出しローラと、繰出しローラを駆動する駆動モータと、付勢手段により常時付勢された揺動自在なスィングアームの自由端に取り付けられて、繰出しローラを通過してきたカバーフィルムに張力を付与するテンションローラと、スィングアームの揺動角度に応じて信号を出力する角度センサと、角度センサからの信号に基づいて、スィングアームが所定角度に保持されるように駆動モータの速度を制御することで、カバーフィルムに付与する張力が一定となるように制御する張力制御装置と、を備えるものである。

発明の効果

0009

請求項1のPTP機のカバーフィルム定テンション繰出し装置においては、付勢手段により常時付勢されたスィングアームが所定角度に保持されるように繰出しローラの駆動モータの速度を制御するので、それ以降のカバーフィルムのテンションは一定となる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、図示実施形態に基づき本発明のPTP機のカバーフィルム定テンション繰出し装置について説明する。図1は本発明の一実施形態に係るPTP機のカバーフィルム定テンション繰出し装置を示す構成図であり、図中、従来に相当する部分には同一符号を付してある。なお、説明にあたっては前述の図3を参照するものとする。

0011

本実施形態のPTP機のカバーフィルム定テンション繰出し装置は、図1のように熱可塑性プラスチックフィルムを加熱ロール1と成形ドラム2とにより、連続的に加熱して多数のポケット3aを有するポケットフィルム3を成形し、各ポケット3aに錠剤、カプセル等を充填し、その上にレジマークが印刷された例えばアルミ箔からなるカバーフィルム4を重ねてシールドラム5とシールロール6との間を通し、両者を熱接着してPTPシート7を得る。このようにして得られたPTPシート7は、所定の大きさに切断されて個々のシートとなり、さらに錠剤、カプセル等が充填された個々のポケット3aの周縁部分を切断し易いようにミシン目8が入れられる。この基本的な流れは前述の従来例(図2)と同様である。
本実施形態装置は、カバーフィルム連続搬送ラインの途中にバッファ機能を持つ追加印刷用の間欠運転型印刷機11を配置している点、カバーフィルム連続搬送ライン中の印刷機11の出口側に配置されて駆動モータ(例えばサーボモータ)16により駆動される繰出しローラ17を設けている点、付勢手段(図示せず)により常時下方向(時計回り方向)に付勢された揺動自在なスィングアーム18の自由端に取り付けられて、繰出しローラ17を通過してきたカバーフィルム4に張力を付与するテンションローラ19を設けている点、スィングアーム18の揺動角度に応じて信号を出力する角度センサすなわちエンコーダ21を設けている点、エンコーダ21からの信号に基づいて、スィングアーム18が所定角度(ここではスィングアーム18が水平となる角度)に保持されるように繰出しローラ17の駆動モータ16の速度を制御することで、カバーフィルム4に付与する張力が一定となるように制御する張力制御装置31とを設けている点が前述の従来例(図2)と異なっている。

0012

これを更に詳述すると、間欠運転型印刷機11は、インキとしてUVインキ(紫外線硬化型インキ)を用いた転写ロール12と、紫外線照射部13と、カバーフィルム4を搬送しながら位置を左右にスライドさせることで、追加印刷済みのカバーフィルム4を連続搬送しながら所定量、一時溜め込むバッファ機能を持つスライドローラ14と、スライドローラ14と対向するように配置されて位置を左右にスライドさせることで、フィルムロール4Aまたは4B(一方は予備ローラである)から追加印刷前のカバーフィルム4を所定量引き出す引出ローラ15とから構成されている。

0013

スィングアーム18を時計回り方向に付勢する付勢手段は、例えばスィングアーム18の揺動中心軸部に設けたねじりばね、またはスィングアーム18と機枠との間に張架された引張ばねからなり、スィングアーム18の揺動角度に応じて蓄勢力が変化するものである。

0014

張力制御装置31は、エンコーダ21からのパルス信号に基づいて、スィングアーム18の角度を判定するアーム角度判定手段32と、設定された速度値初期値)及びアーム角度とアーム角度判定手段32からの角度信号とに基づき、実際のアーム角度が設定アーム角度(例えば図1のようにスィングアーム18が水平となる角度)となるように繰出しローラ17の駆動モータ16の速度をフィードバック制御する繰出し速度制御手段33とから構成され、実際のアーム角度が設定アーム角度よりも小さい場合(図1水平位置より反時計回り方向に揺動して傾いている状態)は、付勢手段の蓄勢力が大きくなってテンションが高くなっているため、駆動モータ16の速度を速くし、繰出しローラ17による繰出し量を多くしてアーム角度を大きくし、これにより付勢手段の蓄勢力を下げるように制御する。また、実際のアーム角度が設定アーム角度よりも大きい場合(図1の水平位置より時計回り方向に揺動して傾いている状態)は、付勢手段の蓄勢力が小さくなってテンションが低くなっているため、駆動モータ16の速度を遅くし、繰出しローラ17による繰出し量を少なくしてアーム角度を小さくし、これにより付勢手段の蓄勢力を上げるように制御するようになっている。

0015

なお、図1中の符号22はカバーフィルム搬送ライン中のテンションローラ19よりもフィルム進行方向前方に配置されたマークセンサで、このマークセンサ22により、カバーフィルム4に印刷または追加印刷されたレジマークやロットナンバーの位置を検出して、後段のマーク制御にてカバーフィルム4のレジマークやロットナンバーの位置とポケットフィルム3のポケット3aの位置の整合が図られるようになっている。

0016

このように、本実施形態のPTP機のカバーフィルム定テンション繰出し装置においては、付勢手段により常時付勢されたスィングアーム18が所定角度に保持されるように繰出しローラ17の駆動モータ16の速度を制御するようにしているので、それ以降のカバーフィルム4のテンションを常に一定とすることができる。このため、同一条件の下でマークセンサ22によるカバーフィルム4のレジマークやロットナンバーの位置検出が行われ、後段のマーク制御が安定する。

図面の簡単な説明

0017

本発明の一実施形態装置の構成図である。
従来のPTP機の作用説明図である。
PTPシートの一例を示す平面図および側面図である。

符号の説明

0018

3ポケットフィルム
4カバーフィルム
11間欠運転型印刷機
16駆動モータ
17繰出しローラ
18スィングアーム
19テンションローラ
21エンコーダ(角度センサ)
31 張力制御装置

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