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技術 通信ネット広告配信プログラム、通信ネット広告配信システム及び通信ネット広告配信方法

出願人 共同ピーアール株式会社
発明者 菅原豊
出願日 2004年9月30日 (15年4ヶ月経過) 出願番号 2004-286459
公開日 2006年4月13日 (13年10ヶ月経過) 公開番号 2006-098888
状態 未査定
技術分野 特定用途計算機 計算機間の情報転送 照明広告以外の広告
主要キーワード 採用条件 採用基準 デザイン変更 ポップアップタイプ 運営資金 広告目的 告知メール 画像作成者
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

Webコンテンツ閲覧する際に閲覧画面広告画像を表示させるのに好適な広告配信プログラムを実現する。

解決手段

広告配信方法は、ユーザ端末10からインターネット12を介してWebサーバ14に閲覧要求を送信し、閲覧要求に応じてWebサーバ14からユーザ端末10にWebコンテンツを配信するとき、Webコンテンツの配信の際に広告画像をユーザ端末10へ配信させ、配信された配信された広告画像をコンテンツの表示の際にユーザ端末10に広告表示させる広告表示指令をWebサーバ14から広告サーバ18に送信することにより、Webコンテンツの表示開始時又は表示開始前の所定時間(例えば数秒)を広告メディアとして利用する。

概要

背景

広告配信プログラムは、種々の内容のホームページウェブコンテンツ記述された例えばHTMLファイル(Hyper Text Transfer Languageファイル)であり、コンテンツ配信サーバ実装される。この広告配信プログラムは、ユーザ端末からネットワーク(例えば、インターネット)を介して送信される閲覧要求に応じ、コンテンツと共に広告画像を配信してユーザ端末の例えばWWWブラウザに表示する。

このような広告配信プログラムにおいては、ブラウザの表示領域の一部を広告メディアとして確保し、確保された領域にバナー広告を表示させ、バナー広告がマウスなどでクリックされたとき、バナー広告に対応した広告サーバから広告を配信してユーザ端末に表示させることが行われる(例えば、特許文献1参照)。

特開2001−306520号公報

概要

Webコンテンツ閲覧する際に閲覧画面に広告画像を表示させるのに好適な広告配信プログラムを実現する。広告配信方法は、ユーザ端末10からインターネット12を介してWebサーバ14に閲覧要求を送信し、閲覧要求に応じてWebサーバ14からユーザ端末10にWebコンテンツを配信するとき、Webコンテンツの配信の際に広告画像をユーザ端末10へ配信させ、配信された配信された広告画像をコンテンツの表示の際にユーザ端末10に広告表示させる広告表示指令をWebサーバ14から広告サーバ18に送信することにより、Webコンテンツの表示開始時又は表示開始前の所定時間(例えば数秒)を広告メディアとして利用する。

目的

本発明の課題は、コンテンツと共に広告画像を表示させるのに好適な広告配信プログラムを実現することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
4件
牽制数
8件

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請求項1

ネットワークを介して送信される閲覧要求に応じ、該閲覧要求の送信元ユーザ端末コンテンツを配信して表示させるプログラムにおいて、前記コンテンツの配信の際に広告画像を前記ユーザ端末へ前記ネットワークを介して配信させる指令を、前記ネットワークを介して前記広告画像が格納されたデータベースを有する広告サーバに送信し、前記広告画像を前記コンテンツの配信の際に前記ユーザ端末に広告表示させる指令が記述されてなる広告配信プログラム

請求項2

前記広告画像は、リアルタイム再生動画像であることを特徴とする請求項1に記載の広告配信プログラム。

請求項3

前記広告画像は、前記コンテンツに半透明で重ねて表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の広告配信プログラム。

請求項4

前記広告画像が表示される間は、前記ユーザ端末に表示された前記コンテンツが非アクティブとされ、前記広告画像の表示が終了した後に、前記コンテンツをアクティブにすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の広告配信プログラム。

請求項5

請求項1乃至4のいずれかに記載の広告配信プログラムを実装したコンテンツ配信サーバと、該コンテンツ配信サーバから送信される前記配信指令に応じて前記ユーザ端末へ広告画像を配信する広告サーバを備えた広告配信システム

請求項6

ネットワークを介して閲覧要求を送信すると共に、前記閲覧要求に応じてダウンロードされたコンテンツが表示される閲覧手段を実装した端末において、前記閲覧手段は、前記コンテンツのダウンロードの際に前記ネットワークを介して広告サーバから広告画像をダウンロードし、前記コンテンツの表示の際に前記広告画像が前記コンテンツに所定時間重ねて広告表示されてなることを特徴とするユーザ端末。

請求項7

ユーザ端末からネットワークを介してコンテンツ配信サーバに閲覧要求を送信するステップと、前記閲覧要求に応じて前記コンテンツ配信サーバから前記ユーザ端末に前記コンテンツを配信するステップと、前記コンテンツの配信の際に広告画像を前記ユーザ端末へ配信させる指令を、前記ネットワークを介して前記広告画像が格納されたデータベースを有する広告サーバに送信するステップと、前記配信指令に応じて前記広告画像を前記広告サーバから前記ユーザ端末に配信するステップと、前記コンテンツの表示の際に前記広告画像を前記ユーザ端末に広告表示させるステップを備えた広告配信方法

技術分野

0001

本発明は、ウェブコンテンツ閲覧する際に閲覧画面広告画像を表示させる広告配信プログラム広告配信システム及び広告配信方法に関する。

背景技術

0002

広告配信プログラムは、種々の内容のホームページのウェブコンテンツが記述された例えばHTMLファイル(Hyper Text Transfer Languageファイル)であり、コンテンツ配信サーバ実装される。この広告配信プログラムは、ユーザ端末からネットワーク(例えば、インターネット)を介して送信される閲覧要求に応じ、コンテンツと共に広告画像を配信してユーザ端末の例えばWWWブラウザに表示する。

0003

このような広告配信プログラムにおいては、ブラウザの表示領域の一部を広告メディアとして確保し、確保された領域にバナー広告を表示させ、バナー広告がマウスなどでクリックされたとき、バナー広告に対応した広告サーバから広告を配信してユーザ端末に表示させることが行われる(例えば、特許文献1参照)。

0004

特開2001−306520号公報

発明が解決しようとする課題

0005

ところで、特許文献1のように、ブラウザの表示領域の一部を広告メディアとして確保してバナー広告を表示させる場合、バナー広告の画像サイズに起因してコンテンツのデザイン(例えば、文字や画像の配列)に一定の制限が生じる。ここで、バナー広告は、最新広告情報を示すように表示内容や画像サイズが頻繁に更新されるのが一般的であるから、バナー広告の画像サイズが更新される度にコンテンツのデザイン変更が必要になる場合があり、不便である。

0006

また、コンテンツ表示領域の一部が広告メディアとして利用されることになるから、表示画面あたりのコンテンツの記載量が制限されるため、ユーザは関心の高いコンテンツを捜すのに時間がかかる場合があり、不快に感じることがある。

0007

本発明の課題は、コンテンツと共に広告画像を表示させるのに好適な広告配信プログラムを実現することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するため、本発明の広告配信プログラムは、ネットワークを介して送信される閲覧要求に応じ、閲覧要求の送信元のユーザ端末にコンテンツを配信して表示させる指令と、コンテンツの配信の際(例えば、配信開始時又は配信開始前)に広告画像をユーザ端末へネットワークを介して配信させる指令を、ネットワークを介して広告画像が格納されたデータベースを有する広告サーバに送信し、広告画像をコンテンツの表示の際(例えば、表示開始時又は表示開始前)にユーザ端末に広告表示させる指令が記述されてなることを特徴とする。

0009

すなわち、閲覧者がユーザ端末からコンテンツの閲覧要求を入力すると、ユーザ端末にコンテンツがダウンロードされるのと同時又はその前に広告画像がユーザ端末にダウンロードされる。ダウンロードされた広告画像は、コンテンツの表示開始時又は表示開始前にユーザ端末に所定時間(例えば、数秒)だけ表示された後、画面から自動的に消える。広告画像が消えた後は、要求したコンテンツだけが表示されることになる。

0010

要するに、コンテンツの表示開始時又は表示開始前の所定時間が広告メディアとして利用される。これにより、コンテンツのデザインや表示領域に影響を及ぼさずに広告画像を表示させることが可能になるため、閲覧者やコンテンツ作成者にとって便利になる。つまり、閲覧者にとって不要な広告情報が表示されないから、閲覧者は不快な思いをすることがなく、かつコンテンツ作成者はユーザ端末の表示領域を全て使ってコンテンツを作成することができる。また、バナー広告のようにコンテンツのデザインが制限されずに済む。

0011

この場合において、広告画像としてリアルタイム再生動画像を用いることができる。また、広告画像を半透明でコンテンツに重ねて表示させることにより、広告を視聴しつつ、コンテンツの内容をうっすらと視認することが可能になる。

0012

また、広告画像の表示中は、ユーザ端末に表示されたコンテンツが非アクティブとされ、広告画像の表示が終了した後に、コンテンツをアクティブにすることができる。これにより、広告画像の表示中は、コンテンツの例えばハイパーリンク機能が無効になるため、ユーザ端末の表示画面に他のコンテンツが新たに表示されることを防止でき、広告を閲覧者に確実に視聴させることができる。

0013

このような広告配信プログラムを実装したコンテンツ配信サーバと、コンテンツ配信サーバから送信される配信指令に応じてユーザ端末へ広告画像を配信する広告サーバとを備えることにより、広告配信システムを構築することができる。

0014

また、本発明のユーザ端末は、ネットワークを介して閲覧要求を送信すると共に、閲覧要求に応じてダウンロードされたコンテンツが表示される閲覧手段を実装してなり、閲覧手段は、コンテンツのダウンロードの際(例えば、ダウンロード開始時又はダウンロード開始前)にネットワークを介して広告サーバから広告画像をダウンロードし、コンテンツの表示の際に広告画像がコンテンツに所定時間重ねて広告表示されてなることを特徴とする。

0015

また、本発明の広告配信方法は、ユーザ端末からネットワークを介してコンテンツ配信サーバに閲覧要求を送信するステップと、閲覧要求に応じてコンテンツ配信サーバからユーザ端末にコンテンツを配信するステップと、コンテンツの配信の際(例えば、配信開始時又は配信開始前)に広告画像をユーザ端末へ配信させる指令を、ネットワークを介して広告画像が格納されたデータベースを有する広告サーバに送信するステップと、配信指令に応じて広告画像を広告サーバからユーザ端末に配信するステップと、コンテンツの表示の際(例えば、表示開始時又は表示開始前)に広告画像をユーザ端末に広告表示させるステップを備えたことを特徴とする。

発明の効果

0016

本発明によれば、コンテンツと共に広告画像を表示させるのに好適な広告配信プログラム、広告配信システム及び広告配信方法を実現することができる。

発明を実施するための最良の形態

0017

本発明を適用した広告配信プログラム及び広告配信システムの一実施形態について図1ないし図6を参照して説明する。図1は、本発明を適用した広告配信システムのネットワーク構成図である。

0018

図1に示すように、広告配信システムは、種々の内容のホームページを閲覧する閲覧手段としてのWWWブラウザ(World WideWebブラウザ)を実装したユーザ端末10と、ユーザ端末10にインターネット12を介して接続されるコンテンツ配信サーバとしてのWebサーバ14、16と、ユーザ端末10及びWebサーバ14、16にインターネット12を介して接続される広告サーバ18などから構成されている。なお、説明のため、Webサーバ14に構築されたWebサイトAのURLを「siteA.com」とし、Webサーバ16に構築されたWebサイトBのURLを「siteB.com」とする。また、広告画像作成者(例えば、広告掲載依頼元広告主)の端末19が必要に応じてインターネット12に接続される。

0019

Webサーバ14は、Webコンテンツと共に広告画像をユーザ端末10のWWWブラウザ(World WideWebブラウザ)に表示させる広告配信プログラムとしてのHTMLファイル(Hyper Text Transfer Languageファイル)24と、ユーザ端末10からインターネット12を介して送信される閲覧要求(以下、ダウンロード要求という。)に応じ、HTMLファイル24の記述に従ってユーザ端末10のブラウザにWebコンテンツを表示させるHTTPD(Hyper Text Transfer Daemon)23を備えている。なお、Webサーバ16も同様に構成されている。

0020

図2は、本発明に係るHTMLファイル24の構成を示している。図2に示すように、HTMLファイル24は、広告画像をユーザ端末10に表示させる広告表示指令26と、Webコンテンツの表示形態(例えば、文字の大きさやフォント)を指定する表示形態指令28と、Webコンテンツの文字表示を指示する文字表示指令30と、Webコンテンツの画像表示を指示する画像表示指令32などが記述されたプログラムである。ここで、広告表示指令26は、HTMLファイル24に直接記述されたスクリプト(例えば、Java(登録商標)スクリプト)であり、Webコンテンツの配信開始時又は配信開始前に広告画像をユーザ端末10へ配信させる配信指令と、配信された広告画像をコンテンツの表示開始時又は表示開始前にユーザ端末10に広告表示させる表示指令などから構成される。

0021

一方、広告サーバ18は、図1に示すように、複数の広告画像が格納された広告データベース20と、Webサイトの情報(例えば、Webサーバ14のURL)が格納された契約サイトデータベース22とを有している。このような広告サーバ18は、例えばWebサーバ14から送信される広告表示指令26に応じて、Webサーバ14に関連付けられた広告画像をユーザ端末10に配信して表示させる。また、ユーザ端末10に配信した広告画像の配信数(以下、表示回数という。)をWebサイト毎にカウントする例えばCGI(Common Gateway Interface)カウンタが設置されている。

0022

図3は、広告データベース20の構成を示している。図3に示すように、広告データベース20は、広告主名、媒体料金(円/回)、登録広告画像などが格納されている。広告主名は、広告画像の掲載依頼元の氏名又は名称である。媒体料金(円/回)は、主として広告主が設定した広告料であり、例えば、B社の広告画像がユーザ端末10に1回表示されるごとにB社が支払う料金(例えば5円)である。広告画像は、広告画像作成者(例えば広告主)により例えばFlash(登録商標)などのソフトウェアで作成されたリアルタイム再生動画像である。なお、Flash動画像に限らず、様々なリアルタイム再生動画像を用いることができる。また、リアルタイム再生画像に限らず、静止画像を用いてもよい。また、広告画像の表示に際して音声が発せられるようにしてもよい。

0023

図4は、契約サイトデータベース22の構成を示している。図4に示すように、契約サイトデータベース22は、契約サイト名、契約サイトURL、選択広告画像、表示回数(回/月)、媒体料金累計(円/月)などが格納されている。契約サイト名は、自己のWebサイトを広告メディアとして利用することに同意したサイト名である。契約サイトURLは、契約サイトのWebサイトアドレスを示すURL(Uniform Resource Locator)である。選択広告画像は、契約サイトに表示させる広告画像であり、広告データベース20の登録広告画像から選択されたものである。表示回数(回/月)は、選択広告画像がユーザ端末10に表示された回数であり、広告サーバ18に設置されたCGIカウンタによりリアルタイムに更新される。媒体料金累計は、自己のWebサイトを広告メディアとして利用させたことの対価であり、選択広告画像の表示回数と広告主の設定した媒体料金とが乗算されたものである。なお、契約サイトデータベース22は、契約サイトの登録申請データなどのデータも格納している。

0024

また、ユーザ端末10は、インターネット12を介してダウンロード要求を送信すると共に、ダウンロード要求に応じてダウンロードされたWebコンテンツが表示される閲覧手段としてのWWWブラウザがインストールされている。WWWブラウザは、Webコンテンツのダウンロードの際にインターネット12を介して広告サーバ18から広告画像をダウンロードし、Webコンテンツの表示の際に広告画像がWebコンテンツの表示領域に広告表示される。より具体的には、広告画像はWebコンテンツに所定時間重ねて広告表示される。

0025

このように構成される広告配信システムの基本動作について図5及び図6を参照して説明する。図5は、広告配信システムの基本動作を示すフローチャートである。図6は、ユーザ端末10のブラウザの表示例である。

0026

まず、閲覧者がユーザ端末10からWebコンテンツのダウンロード要求を入力する(S100)。例えば、閲覧者がWebサーバ14のWebサイトを閲覧するときは、WWWブラウザの閲覧先アドレス欄にサイトAのURLを入力する(図6A)。入力されたダウンロード要求は、インターネット12を介してWebサーバ14に送信される。送信されたダウンロード要求に応じ、Webサーバ14によりHTMLファイル24に従ってWebコンテンツがユーザ端末10に配信される(S102)。

0027

ここで、Webコンテンツの配信時又は配信前に、HTMLファイル24の広告表示指令26により配信指令及び表示指令がWebサーバ14から広告サーバ18に送信される。送信された指令に応じ、Webサーバ14のWebサイトに予め関連付けられた広告画像(例えば、「★○○販売開始★」)が広告サーバ18からユーザ端末10に配信される(S104)。配信された広告画像は、Webサーバ14から配信されるWebコンテンツと共にユーザ端末10にダウンロードされる。ダウンロードされた広告画像は、ユーザ端末10のブラウザ上にWebコンテンツと共に表示される(S106)。より具体的には、ダウンロードされた広告画像は、Webコンテンツの表示開始時又は表示開始前にユーザ端末10に表示される(図6B)。表示された広告画像は、広告に相当する時間(例えば、数秒)だけ動画像として動きながらWebコンテンツに重ねて表示される(図6C)。広告画像の表示中は、ユーザ端末10に表示されたWebコンテンツが非アクティブとされる。そして、広告画像は、所定時間だけ表示された後に画面から自動的に消える(S108)。広告画像が消えた後、Webコンテンツだけがブラウザの表示領域にアクティブ状態として表示される(S110、図6D)。なお、閲覧者がWebサーバ16のWebサイトBを閲覧する場合も同様である。

0028

これによれば、Webコンテンツの表示開始時又は表示開始前の所定時間が広告メディアとして利用されることになる。これにより、Webコンテンツのデザインや表示領域に影響を及ぼさずに広告画像をユーザ端末10に表示させることができる。したがって、例えば、閲覧者にとって不要な広告情報が表示されないため、閲覧者は不快な思いをすることがない。また、Webコンテンツの作成者は、ブラウザの表示領域の全てを使ってWebコンテンツを作成することができる。さらに、ブラウザ上にバナー広告を表示するときのように、Webコンテンツのデザイン(例えば、文字や画像の配列)が制限されずに済む。

0029

また、広告画像の表示中は、Webコンテンツが非アクティブとされるため、Webコンテンツの例えばハイパーリンク機能が無効となる。したがって、広告画像の表示中に、ブラウザの表示領域に他のコンテンツが新たに表示することを防止できる。これにより、表示された広告を閲覧者に確実に視聴させることができる。なお、Webコンテンツが非アクティブからアクティブな状態になるということは、マウスなどでクリックできない状態からクリックできる状態になるということである。また、ユーザ端末10の処理能力や、広告サーバ18からユーザ端末10までの通信経路輻輳などに起因して、広告画像の表示にタイムラグが生じる場合があり、広告画像の表示前にWebコンテンツが一時的にアクティブな状態で表示されることがあるが、本発明の要旨を逸脱するものではない。

0030

さらに、広告画像を半透明でWebコンテンツに重ねて表示してもよい。これにより、閲覧者は、広告を視聴しつつ、Webコンテンツの内容をうっすらと視認することができる。

0031

また、Webサイトに予め関連付けられる広告画像としては、1つの広告画像に限らず、複数の広告画像を選択することができる。例えば、図4において、契約サイトAにB社の広告画像が関連付けられているが、B社の広告画像に加えてX社の広告画像も同時に選択することができる。その場合、広告表示指令26が広告サーバ18に送信されるごとに、複数の広告画像から1つの広告画像を予め決められた順番又はランダム選定し、選定した広告画像をユーザ端末10に表示させればよい。これにより、閲覧者がWebサイトに繰り返しアクセスするとき、そのアクセスのたびにブラウザに表示される広告画像を変えることができる。

0032

また、説明の便宜上、単一のWebサーバ(例えば、Webサーバ14)に1つのWebサイト(例えば、WebサイトA)が構築された例を説明したが、これに限らず、単一のWebサーバに複数のWebサイトが構築された場合にも本発明を適用することができる。その場合、各Webサイトに対応するHTMLファイルに広告配信指令26を記述すればよい。要するに、Webサーバのいわゆるホスティングサービスを利用している場合にも本発明を適用することができる。

0033

なお、本実施形態では、個人製作運営する公序良俗に反しないWebサイトを含む全てのWebサイトを対象にし、対象にした全てのWebサイトのWebコンテンツのダウンロード前又はダウンロード時の数秒を広告メディアとして利用することができる。

0034

このような本発明の広告配信システムは、様々なビジネスに適用することができる。本発明の広告配信システムを適用したビジネスモデルの一例を図7乃至図9を参照して説明する。図7及び図8は、本発明を適用した一実施形態の広告配信ビジネスの流れを示すフローチャートである。なお、広告サーバ18の運営主体エージェントA社とし、広告掲載の依頼元を広告主B社とし、Webサーバ14の運営主体をWebサイト運営者C氏として説明する。

0035

(広告主B社の広告画像の登録の流れ)
図7は、広告主B社の広告画像の登録の流れを示している。まず、広告主B社がエージェントA社に広告掲載依頼人として登録される(S200)。例えば、エージェントA社によって広告出稿に関する営業活動が行われる。その営業活動の結果、広告主B社が広告掲載依頼人としてエージェントA社に登録される。登録された広告主B社は、登録費(活動基本料)をエージェントA社に支払うと共に、エージェントA社からID及びパスワードが渡される。渡されたID及びパスワードにより、広告主B社は、エージェントA社の管理サーバにアクセスすることができる。エージェントA社の管理サーバは、B社専用のWebサイトが開設されている。B社専用Webサイトにより、広告主B社は、広告主B社の広告画像の露出状況を確認することができる。

0036

次に、広告主B社が広告画像を作成する(S202)。例えば、広告主B社は、自己の広告目的に沿って広告画像(例えば、Flash動画像)を任意の数だけ作成する。なお、広告主B社は、エージェントA社又は他の画像作成者に広告画像の作成を委託してもよい。

0037

次に、広告主B社は広告メディアの条件を決定する(S204)。例えば、広告主B社は、自己の広告目的に沿った広告メディアの種別について検討し、広告メディアとして利用するWebサイトの条件を決定する。例えば、20〜30代の女性が閲覧するWebサイトや、スポーツファンが閲覧するWebサイトなど、閲覧者の属性に基づいて広告メディアとして利用するWebサイトの条件を決定する。なお、条件を決定するときは、広告主B社は、エージェントA社とともに検討するのがよい。

0038

次に、広告主B社は媒体料金を設定する(S206)。例えば、広告主B社は、広告画像が表示される毎の媒体料金を設定する。より具体的には、広告画像がユーザ端末10にダウンロードされる毎に、エージェントA社からWebサイト運営者C氏に支払われる媒体料金が設定される。例えば、図3に示すように、広告主B社の媒体料金は、5円/回に設定される。なお、実際の運営では、エージェントA社からWebサイト運営者C氏への支払は月単位で集計して行われる。また、媒体料金を設定するときは、広告主B社は、エージェントA社とともに検討するのがよい。

0039

最後に、エージェントA社が広告主B社の広告画像を広告配信サーバ18に登録する(S208)。例えば、エージェントA社は、広告メディアとしてのWebサイトの条件、媒体料金、および広告主B社の広告画像を広告サーバ18の広告データベース20に登録する。登録された広告画像などのデータは、エージェントA社のサーバ上の広告メディア募集サイトとして公開される。公開されたデータは、Webサイト運営者C氏を含む一般のWebサイト運営者により閲覧されることになる。

0040

(広告メディア契約の流れ)
図8は、コンテンツの表示開始時(又は表示開始前)の所定時間を広告メディアとして契約するビジネスの流れを示すフローチャートである。なお、Webサーバ14を中心に説明するが、複数の他のWebサーバ(例えば、Webサーバ16)についても同様に広告メディアとして同時に契約することができる。

0041

まず、Webサイト運営者C氏が広告画像を選択する(S300)。例えば、Webサイト運営者C氏は、エージェントA社の広告サーバ18にアクセスして広告メディア募集サイトを閲覧し、広告メディア募集サイトに掲載された複数の広告画像、広告メディア条件、広告画像を参照する。参照した広告画像の中の1又は2以上の広告画像の広告メディア条件、媒体料金などが自己のWebサイトの属性(例えば、閲覧者の属性)に適合すると判断したとき、その広告画像がWebサイト運営社C氏により選択される。

0042

次に、Webサイト運営者C氏が広告メディアの登録申請をする(S302)。例えば、Webサイト運営者C氏は、エージェントA社の広告メディア募集サイトを閲覧し、広告メディア募集サイトに設けられた専用登録フォームにインターネット12を介して登録事項を入力する。入力された登録事項は、エージェントA社に送られる。図9は、専用登録フォームの記載事項の一例である。

0043

次に、エージェントA社が、Webサイトを審査する(S304)。例えば、エージェントA社は、広告メディアの登録申請に基づき、Webサイト運営者C氏のWebサイトが公序良俗に反するものでないかなど、一般採用基準に適合しているかについて審査する。更に、Webサイト運営者C氏のWebサイトが、広告主B社の広告メディア採用条件に適合しているかについても分析する。審査及び分析した後、Webサイト運営者C氏のWebサイトを広告メディアとして採用(又は不採用)する旨の告知メールが、エージェントA社からWebサイト運営者C氏に届けられる。

0044

次に、広告主B社は、Webコンテンツの表示開始時又は表示開始前の所定時間を広告メディアとして利用する(S306)。例えば、Webサイト運営者C氏のWebサイトが広告主B社の広告メディアとして採用された場合、Webサイト運営者C氏にエージェントA社から専用HTMLタグ電子メールにより届けられる。届けられる専用HTMLタグは、図2の広告表示指令26に対応するものであり、HTMLファイル24のA社が指定した位置に直接記述される。記述されたHTMLファイルは、契約サーバ(例えば、Webサーバ14)の所定のディレクトリ(例えば、「/root/html/index/」)に所定のファイル名(例えば、index.html)でアップロードされる。アップロードが完了した時点で、Webサイト運営者C氏のWebコンテンツが表示される時又はその前に、広告主B社の広告画像が広告に相当する時間(例えば数秒)だけ表示されるようになる。すなわち、Webコンテンツの表示開始時又は表示開始前の所定時間を広告メディアとして利用することが開始される。なお、広告主B社の広告メディアとして複数の異なるWebサイトが契約されたとき、複数のWebサイトのいずれかにアクセスしたユーザ端末10に広告主B社の広告画像がダウンロード及び表示される。

0045

次に、エージェントA社は、広告画像の表示回数を広告主B社に報告する(S308)。例えば、エージェントA社の広告サーバ18は、例えばCGIカウンタにより広告主B社の広告画像の表示回数(ダウンロード回数)を契約Webサイト単位でカウントする。カウントされた表示回数は、図4の契約サイトデータベース22に書き込まれる。そして、広告主B社は、予め渡されたID及びパスワードを用いてージェントA社のサーバ上のB社専用サイトを閲覧することにより、自己の広告画像の表示回数を確認する。これにより、広告主B社は、表示回数を必要に応じてリアルタイムに把握することができる。

0046

次に、エージェントA社が広告主B社に広告料金を請求する(S310)。例えば、エージェントA社は、広告主B社に属する全ての広告画像に関して、一月あたりの表示回数に基本料金を加えた広告料金(円/月)を算出する。算出された広告料金は、エージェントA社から広告主B社に請求される。請求された広告料金は、広告主B社からエージェントA社に支払われる。

0047

最後に、エージェントA社がWebサイト運営者C氏に媒体料金を支払う(S312)。例えば、エージェントA社は、Webサーバ14のWebサイトでの一月あたりの表示回数に媒体料金(円/回)を乗じることにより、一月あたりの媒体料金を算出する。算出された媒体料金は、広告メディアとして利用したことの対価であり、エージェントA社からWebサイト運営者C氏に支払われる。

0048

本実施形態によれば、Webサイトをユーザ端末10にダウンロードする前又はダウンロード時の所定時間(例えば数秒)を広告メディアとして広く一般に流入させることができる。そして、広告主B社から広告料金を徴収し、徴収した広告料金の一部がWebサイト運営者C氏に媒体料金として支払われる。これにより、広告主B社とWebサイト運営者C氏の関係を適正に構築及び維持することができ、広告主B社とWebサイト運営者C氏の双方の利益を成就させることができる。

0049

一般に、ブラウザの表示領域の一部を広告メディアとして確保し、確保された領域にバナー広告を表示させることが行われる。しかし、表示されたバナー広告の広告画像がマウスなどでクリックされたとき、バナー広告に設定されたHTMLハイパーリンク機能により閲覧中のWebサイトから別のWebサイトに閲覧者が誘導されることになる。ここで、Webサイト運営者(個人又は法人)は、自己のWebサイトが多くの人によって広く閲覧されることを目的としているのが一般的である。したがって、バナー広告のように閲覧者を別のWebサイトに誘導することは、Webサイト運営者の本来の目的に反することになるため、Webサイト運営者と広告主との関係を適正に構築できない場合がある。この点、本実施形態によれば、Webサイトのダウンロード前又はダウンロード時の所定時間(例えば、数秒)に広告画像が表示されるだけであり、閲覧者が別のWebサイトに誘導されることがない。つまり、広告画像をクリックさせることを不要にしたことにより、Webサイト運営者と広告主との関係が適正に構築されることになる。したがって、広告メディアとしての機能を発揮する可能性のある潜在的なWebサイトと契約する機会が増大する。要するに、クリックを排除することにより潜在的な広告メディアとの契約が容易になる。

0050

特に、広告メディアの数は、個人が運営するWebサイトまで含めると膨大になる。Webサイトを運営する個人は、自己のWebサイトを誰かに見せたいという願望を常に内在している。したがって、本実施形態のように閲覧者を別のWebサイトへ誘導しないようにすれば、Webサイト運営者は、自己のWebサイトの閲覧者を独自のルートで一層増加させるように努力する。その結果、Webサイトの認知度知り合いから知り合いに口コミ的に広がるため、広告主にとっても本来の目的を達成することができる。

0051

また、図7のS208の処理のように、広告メディア募集サイトの一般公開や広告メディア登録申請がインターネット12を介して実施される。これにより、広告主とWebサイト運営者とが出会う自由度が向上することになるから、広告主が期待するWebサイトと契約することが容易になる。

0052

また、一般に、ブラウザの表示領域の一部を広告メディアとして確保してバナー広告を表示させる場合、バナー広告の画像サイズに起因してWebコンテンツのデザイン(例えば、文字や画像の配列)に一定の制限が生じる。したがって、広告メディアを希望するWebサイトは、デザインが予めバナー広告の掲載を考慮して作られているのが通常である。言い換えれば、予めバナー広告の掲載を配慮していないWebサイトにバナー広告を掲載することは困難であり、Webサイトの全てが広告メディアの候補とはならない。このように広告メディアとして利用できるWebサイトの数は制限される。この点、本実施形態によれば、Webコンテンツの表示開始時(又は表示開始前)の所定時間を広告メディアとして利用することから、Webコンテンツのデザインや表示領域に影響を及ぼさずに広告画像を表示させることが可能になる。したがって、Webサイトが広告収入を目的として作成されたものでない場合でも、そのWebサイトを広告メディアとして利用できる。すなわち、Webサイトの構築当初は多くの人に閲覧されることだけを目的として作成されたサイトでも、必要に応じて広告メディアとして利用できる。このように本実施形態によれば、広告メディアとして利用することができるWebサイトの数は、実質的に無限となる。

0053

また、Webコンテンツと共に広告画像を表示させるインターネット広告としては、ポップアップタイプのものやイントルーシブ型のものが知られている。ポップアップタイプのインターネット広告は、Webコンテンツの表示開始時に別の表示ウィンドウ(小窓)を表示するものである。イントルーシブ型のインターネット広告は、Webサイトの後ろ侵入した形で広告を出すものである。このようなインターネット広告は、Webサイトを表示するブラウザとは別に表示ウィンドウを表示するため、広告画像とWebサイトとの一体感が損なわれる。また、表示された広告画像を終了させるためには、その広告画像又は表示ウィンドウをマウスなどでクリックしなければならず、閲覧者に不快感を与えることがある。この点、本実施形態によれば、ブラウザ上に広告画像が表示されることから、広告画像とWebサイトとの一体感を醸成することができる。また、ブラウザ上に表示された広告画像は、所定時間(例えば、数秒)で自動的に消えることから、閲覧者に不快感を与えることがない。

0054

また、法人ではない個人のWebサイトや、比較的弱者であるNPOなどの非営利団体のWebサイトや、各種の組合活動など任意団体のサイトであるが特定の個人が構築及び運営するWebサイトなどは、運営資金に厳しいのが一般的である。ここで、Webサイトは“情報の共有”と“情報の発信”を本来の目的とするものであるから、その本来の目的を純粋に推し進めるのは、資金的に裕福な法人のWebサイトよりも資金的に厳しいWebサイトである場合が多い。したがって、資金的に厳しいWebサイト(例えば、個人Webサイト)は、資金的に裕福なものよりも社会に多く存在し、広告メディアとしての可能性を秘めている。しかし、バナー広告に代表されるインターネット広告では、Webコンテンツのデザイン変更を余儀なくされたり、閲覧者が別のWebサイトに誘導されたりするなどの弊害がある。したがって、個人Webサイトにインターネット広告を掲載するという動きが抑制されているのが現状である。

0055

この点、本実施形態の広告配信システム及び広告配信方法によれば、運営資金に厳しい個人Webサイトの運営者に媒体料金が支払われるため、“情報の共有”及び“情報の発信”を積極的に行う個人や非営利団体、その他の任意団体の活動を支援することに繋がる。また、バナー広告に代表されるインターネット広告のような弊害が回避される。このようなことから、個人、非営利団体その他の任意団体などが自己のWebサイトを広告メディアとして登録しようとする動きが一層促進される。

図面の簡単な説明

0056

本発明を適用した一実施形態における広告配信システムのネットワーク構成図である。
本発明に係るHTMLファイル24の構成を示している。
図1の広告データベース20の構成を示している。
図1の契約サイトデータベース22の構成を示している。
広告配信システムの基本動作を示すフローチャートである。
ユーザ端末10のブラウザの表示例である。
本発明を適用した一実施形態の広告配信ビジネスの流れを示すフローチャートである。
本発明を適用した一実施形態の広告配信ビジネスの流れを示すフローチャートである。
専用登録フォームの記載事項の一例である。

符号の説明

0057

10ユーザ端末
12インターネット
14Webサーバ
18広告サーバ
20広告データベース
22契約サイトデータベース
23HTTPD
24HTMLファイル
26 広告表示指令

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