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技術 駐車支援装置

出願人 マツダ株式会社
発明者 末廣憲治
出願日 2004年9月29日 (16年3ヶ月経過) 出願番号 2004-284957
公開日 2006年4月13日 (14年8ヶ月経過) 公開番号 2006-096190
状態 未査定
技術分野 乗員・歩行者の保護 車両用盗難防止
主要キーワード フィルムスピーカ 車内ディスプレイ 高分子圧電フィルム 水滴除去 水滴除去性 バックセンサ 警報音発生 バイモルフ構造
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年4月13日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

警報音に気づいた周囲の人を車外カメラの方に向かせることができるような駐車支援装置を提供する。

解決手段

車外の領域を撮像する車外カメラ(10)が車外に設けられる一方、車外カメラ(10)による撮像によって得られた画像を表示するディスプレイが車内に設けられる。車外カメラ(10)は、撮像時に車外に警報音を発生するスピーカを備え、このスピーカとして、車外カメラ(10)のレンズ面に設けられる透光性フィルムスピーカ(13)を採用する。

概要

背景

車両の駐車動作支援するために、車外撮像するカメラ車外カメラ)を用いて車外の死角ドライバー提示する技術がある(例えば、特許文献1を参照。)。

また、車両が後退するときには、後方に向けてブザー等の警報音発生手段により警告音を発生させることにより、周囲に注意を促すことも知られている。

特開2000−318554号公報

概要

警報音に気づいた周囲の人を車外カメラの方に向かせることができるような駐車支援装置を提供する。車外の領域を撮像する車外カメラ(10)が車外に設けられる一方、車外カメラ(10)による撮像によって得られた画像を表示するディスプレイが車内に設けられる。車外カメラ(10)は、撮像時に車外に警報音を発生するスピーカを備え、このスピーカとして、車外カメラ(10)のレンズ面に設けられる透光性フィルムスピーカ(13)を採用する。

目的

そこで、本発明は、少なくとも、警報音に気づいた周囲の人を車外カメラの方に向かせることのできる技術を提供すること目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

車外に設けられ、車外の領域を撮像する車外カメラと、車内に設けられ、前記車外カメラによる撮像によって得られた画像を表示する表示手段と、前記車外カメラの撮像時に車外に警報音を発生するスピーカと、を備え、前記スピーカは、前記車外カメラのレンズ面に設けられる透光性フィルムスピーカであることを特徴とする駐車支援装置

請求項2

前記フィルムスピーカは、前記車外カメラの撮像方向よりも上に向けられることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。

請求項3

前記フィルムスピーカに付着した水滴を検出する検出手段と、前記検出手段により前記フィルムスピーカに付着した水滴が検出された場合に、前記フィルムスピーカの振動を強めることでその水滴を除去する水滴除去手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。

請求項4

前記警報音を発生させるための第1の振動を前記フィルムスピーカに生じさせる第1の振動モードと、前記フィルムスピーカに付着した水滴を除去するための、第1の振動より大きい第2の振動を前記フィルムスピーカに生じさせる第2の振動モードとを切り換え作動させる制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。

請求項5

前記フィルムスピーカには撥水加工が施されていることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。

技術分野

0001

本発明は、車外の画像を車内ディスプレイに表示させることにより駐車動作支援する技術に関する。

背景技術

0002

車両の駐車動作を支援するために、車外を撮像するカメラ車外カメラ)を用いて車外の死角ドライバー提示する技術がある(例えば、特許文献1を参照。)。

0003

また、車両が後退するときには、後方に向けてブザー等の警報音発生手段により警告音を発生させることにより、周囲に注意を促すことも知られている。

0004

特開2000−318554号公報

発明が解決しようとする課題

0005

警報音により周囲に注意を促した場合、それに気付いた周囲の人にはなるべく車外カメラの方を向いてもらいたいという要請がある。そうすればドライバーは周囲の人が警報音に気付いたことを確認しやすいからである。

0006

しかしながら、従来は警報音の発生源が車外カメラとは別のところにあるため、警報音に気付いた人はその警報音の音源の方向を見てしまい、車外カメラの方を向いてもらえないという問題点があった。

0007

そこで、本発明は、少なくとも、警報音に気づいた周囲の人を車外カメラの方に向かせることのできる技術を提供すること目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の一側面に係る駐車支援装置は、車外に設けられ、車外の領域を撮像する車外カメラと、車内に設けられ、前記車外カメラによる撮像によって得られた画像を表示する表示手段と、前記車外カメラの撮像時に車外に警報音を発生するスピーカとを備え、前記スピーカは、前記車外カメラのレンズ面に設けられる透光性フィルムスピーカであることを特徴とする。

0009

この構成によれば、警報音の発生源の位置を車外カメラの位置に一致させることができるので、警報音に気づいた周囲の人を車外カメラの方に向かせることができる。

0010

ところで、ドライバーからは視認できない車両下部の領域を撮像するために車外カメラの撮像方向は下方に向けられるのが通常である。一方、警報音については、歩行者を想定した高さに向けて出力することが望ましい。したがって、前記フィルムスピーカは、前記車外カメラの撮像方向よりも上に向けられることが好ましい。

0011

かかる構成により、車両周囲の歩行者等に効率よく警報音を伝達することができる。

0012

また、本発明の好適な実施形態によれば、前記フィルムスピーカに付着した水滴を検出する検出手段と、前記検出手段により前記フィルムスピーカに付着した水滴が検出された場合に、前記フィルムスピーカの振動を強めることでその水滴を除去する水滴除去手段とを更に備えることが好ましい。

0013

これにより、フィルムスピーカに付着した水滴を除去できる可能性が高くなり、水滴の影響を受けていない明瞭な画像をドライバーに提供することができる。

0014

さらに、本発明の好適な実施形態によれば、前記警報音を発生させるための第1の振動を前記フィルムスピーカに生じさせる第1の振動モードと、前記フィルムスピーカに付着した水滴を除去するための、第1の振動より大きい第2の振動を前記フィルムスピーカに生じさせる第2の振動モードとを切り換え作動させる制御手段を更に備えることが好ましい。

0015

この構成により、警報音の発生と水滴の除去とをそれぞれ最適化して作動させることができる。

0016

さらに、本発明の好適な実施形態によれば、前記フィルムスピーカには撥水加工が施されていることが好ましい。

0017

これにより、水滴の除去を確実に達成することが可能になる。

発明の効果

0018

以上述べた通り、本発明によれば、警報音に気づいた周囲の人を車外カメラの方に向かせることができる。

0019

また、本発明によれば、大きなコストアップを招くことなく、車外カメラの少なくともレンズ面の防水性能を確保することができる。

0020

さらに、本発明によれば、車外カメラのレンズ面に付着した水滴を除去することができる。

発明を実施するための最良の形態

0021

以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。

0022

図1は、本実施形態に係る駐車支援装置が適用される車両の外観の一例を示す図である。

0023

図1に示すように、車両1の最後部には、車外後方領域を撮像する車外カメラ(バックカメラ)10が設けられている。この車外カメラ10は典型的にはCCDカメラで、基本的にカメラ本体11およびレンズユニット12を備える構成である。この車外カメラ10にはさらに、警報音を発生する、透光性のフィルムスピーカ13が、レンズユニット12に近接してレンズ面をカバーするように設けられている。このフィルムスピーカ13としては、例えば、高分子圧電フィルムの両面にITO等の透明導電膜蒸着されたバイモルフ構造フィルムが使用される。このようなバイモルフ構造のフィルムに電圧印加するとフィルムに変位を生じることが知られている。このことを利用して、交流信号を与えるとそれに応じた振動を発生させることができる。このように構成されたフィルムスピーカ13が、警報音発生手段として機能する。

0024

ところで、車外カメラ10は基本的に、駐車時にドライバーからは視認できない車両下部の領域を撮像するためのものであるから、その撮像方向は下方に向けられるのが通常である。一方、警報音については、歩行者の耳を想定した高さに向けて出力することが望ましい。そこで、本実施形態におけるフィルムスピーカ13は、図5の例に示すように、レンズユニット12の向き(すなわち、車外カメラ10の撮像方向)よりも上に向けられるように取り付けられる。これにより、車両周囲の歩行者等に効率よく警報音を伝達することができる。

0025

図2は、本実施形態における駐車支援装置の構成を示すブロック図である。

0026

20が本装置の制御をつかさどる制御ユニットで、図示しないCPU、ROM、RAM等によって構成される。この制御ユニット20は、カメラコントローラ21を介して車外カメラ(バックカメラ)10と接続されている。上記したように、車外カメラ10はレンズユニット12およびフィルムスピーカ13を備えるが、このフィルムスピーカ13は、制御ユニット20により増幅率が制御されるパワーアンプ22と接続されている。29は車内に設けられた表示手段としてのディスプレイ、28は表示しようとする画像データを展開するVRAMで、ここに画像データ等を展開することでディスプレイ29に画像を表示させることができる。

0027

これにより、制御ユニット20は、車外カメラ10の撮像によって得られた映像をカメラコントローラ21を介して取得し、これをVRAM28に出力することにより、ディスプレイ29に車両後方の映像を表示させることができる。

0028

制御ユニット20にはこのほかに、ワイパーのON/OFFを切り換えるワイパースイッチ(SW)23、フィルムスピーカ13に付着した水滴(例えば雨滴)を検出する雨滴センサ24、および、車両のトランスミッションシフト位置がバックリバース)に入れられたことを検出するバックセンサ25も接続されている。なお、雨滴センサ24を設けるかわりに、車外カメラ10により撮像された画像を解析することで撮像面(フィルムスピーカ13)に雨滴が付着していることを検出する構成をとってもよい。

0029

図3は、制御ユニット20による車外カメラ10およびフィルムスピーカ13の制御処理の一例を示すフローチャートである。

0030

まず、バックセンサ25により車両のトランスミッションのシフト位置がバック(リバース)に入れられたことが検出されると(ステップS1,yes)、フィルムスピーカ13を作動させて警報音を発生させる(ステップS2)。警報音は、ブザー音チャイム音でもよいし、あるいは、「バックします。ご注意ください。」といった音声メッセージでもよい。さらにその間、車外カメラ10に撮像動作を開始させ、これにより得られた画像をカメラコントローラ21を介して取得し、VRAM28に出力することによってディスプレイ29にその画像を表示させる(ステップS3)。

0031

上記のとおり、フィルムスピーカ13は車外カメラ10のレンズユニット12に重ねるようにして設けたものであるから、警報音の発生源(フィルムスピーカ13)の位置と車外カメラ10の位置とが一致し、これにより、警報音に気づいた周囲の人を車外カメラ10の方に向かせることができる。

0032

フィルムスピーカ13を採用したことによる効果はこれだけではない。フィルムスピーカ13は、レンズユニット12のレンズ面をカバーすることによって、レンズユニット12に対する防水手段としての役割をも果たすことになる。

0033

さらには、フィルムスピーカ13は、その振動によって(例えばステップS2での振動によって)このフィルムスピーカ13に付着した雨滴等の水滴を除去することを可能にする。すなわち、このフィルムスピーカ13は警報音発生手段、防水手段としてのみならず、レンズ面における水滴を除去する手段としても機能する。この機能によって、フィルムスピーカ13に付着した水滴を除去できる可能性が高まり、水滴の影響を受けていない明瞭な画像をドライバーに提供することができる。

0034

なお、このフィルムスピーカ13には、撥水加工が施されていると更に好ましい。そうすれば、水滴の除去を確実に達成することが可能になる。

0035

図4は、制御ユニット20による車外カメラ10およびフィルムスピーカ13の制御処理の変形例を示すフローチャートである。この変形例は、フィルムスピーカ13による水滴除去機能を強化したものである。

0036

まず、バックセンサ25により車両のトランスミッションのシフト位置がバック(リバース)に入れられたことが検出されると(ステップS11,yes)、所定の水滴除去機能作動条件成立したか否かを判断する(ステップS12)。水滴除去機能作動条件としては、例えば、雨滴センサ24によりフィルムスピーカ13に付着した雨滴が検出されたこと、ワイパーSW23がONされたこと、あるいは、車外カメラ10より得られた画像を解析した結果、雨滴が検出されたこと、などの条件が考えられる。このような水滴除去機能作動条件が成立した場合はステップS13に進み、成立しなければステップS16に進む。あるいは、ステップS12の条件判断は行わずに無条件にステップS13に進むようにしてもよい。

0037

ステップS13では、水滴除去を目的として、フィルムスピーカ13を作動させる。その後、雨滴センサ24により水滴が検出されたどうか、すなわち、水滴が除去されたかどうかを判断する(ステップS14)。なおここでは、雨滴センサ24により水滴の検出を行うかわりに、車外カメラ10により撮像された画像を解析することにより撮像面(フィルムスピーカ13)に雨滴が付着していることを検出するようにしてもよい。ここで水滴が除去できた場合にはそのままステップS16に進むが、水滴が除去できていない場合には、ステップS15に進み、フィルムスピーカ13を、パワーアンプ22の増幅率を高めることにより、ステップS13での振動よりも更に強く振動させる。これにより、水滴除去性能を高めることができる。

0038

ステップS16では、警報音の発生を目的として、フィルムスピーカ13を作動させ、次のステップS17で、車外カメラ10に撮像動作を開始させ、これにより得られた画像をカメラコントローラ21を介して取得し、VRAM28に出力することによってディスプレイ29にその画像を表示させる。

0039

以上の変形例に係る制御処理をまとめる。この処理の最大の特徴はステップS14,S15の処理にある。すなわち、ステップS14で、雨滴センサ24によって水滴が検出された場合には、ステップS15で、フィルムスピーカ13の振動を強めることによってその水滴を除去しようとする点である。

0040

もう一つの特徴は、ステップS12やステップS14のような所定条件の成立/不成立に応じて、フィルムスピーカ13を水滴除去を目的として作動させるか(ステップS13,S15)、警報音発生を目的として作動させるか(ステップS16)を制御した点にある。すなわち、本実施形態に係る駐車支援装置は、フィルムスピーカ13の動作モードとして、警報音を発生させるための第1の振動をフィルムスピーカ13に生じさせる第1の振動モードと、フィルムスピーカ13に付着した水滴を除去するための、第1の振動より大きい第2の振動をフィルムスピーカ13に生じさせる第2の振動モードとを有する。そして、制御ユニット2は、上記のような所定条件の成立/不成立に応じて、これらの第1の振動モードと第2の振動モードとを切り換え作動させる。このような制御構成により、警報音の発生と水滴の除去とをそれぞれ最適化して作動させることができる。

図面の簡単な説明

0041

本発明の実施形態に係る駐車支援装置が適用される車両の外観の一例を示す図である。
本発明の実施形態における駐車支援装置の構成を示すブロック図である。
実施形態における制御ユニットによる車外カメラおよびフィルムスピーカの制御処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態における制御ユニットによる車外カメラおよびフィルムスピーカの制御処理の変形例を示すフローチャートである。
車外カメラの撮像方向に対しフィルムスピーカを上に向けて取り付けた例を示す図である。

符号の説明

0042

1 車両
10車外カメラ
11カメラ本体
12レンズユニット
13フィルムスピーカ
20制御ユニット
21カメラコントローラ
22パワーアンプ
23ワイパースイッチ
24雨滴センサ
25バックセンサ
28VRAM
29 ディスプレイ

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