図面 (/)

技術 補充液供給装置

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 野沢良衛遠藤幸白田勝教荒井英智
出願日 2004年9月24日 (14年9ヶ月経過) 出願番号 2004-277973
公開日 2006年4月6日 (13年3ヶ月経過) 公開番号 2006-091534
状態 未査定
技術分野 感光性樹脂・フォトレジストの処理 湿式写真処理装置
主要キーワード 各接続パイプ 大容量容器 排液ホース 小容量容器 各液面レベル オーバーフローレベル 補充頻度 積載プレート
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年4月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

処理液使用量が大きく変化しても対応できる補充液供給装置を提供する。

解決手段

タイマ92は、補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号オンになってからオフになるまでの時間を計測し、この時間をコントロールボックス33に出力する。前記時間が24時間以上の時には、キュービテナー14を用いて貯留タンク26に補充液を移す。前記時間が24時間よりも短くなった時には、大型タンクの使用を促す旨の警告が表示パネル20に表示される。吸引ノズル64を大型タンク80に差し込んでからベローズポンプ56を駆動すると、大型タンク80から貯留タンク26に補充液が移されるようになる。大型タンク80が空になり、前記時間が24時間以上に長くなった時には、ベローズポンプ56の駆動が停止されるとともにキュービテナーの使用を促す警告が表示パネル20に表示される。

概要

背景

例えば感光性平版印刷版PS版)を現像処理するための感光性平版印刷版処理装置(PS版処理装置)や、写真フイルムを現像処理するフイルム現像処理装置等の各種処理装置に補充液を供給する補充液供給装置が知られている(例えば特許文献1〜3)。これらの補充液供給装置は、複数台の各種処理装置に対して各種補充液を供給している。

このような補充液供給装置では、例えば5リットル程度の小容量容器であるキュービテナー貯留タンクの上方に設けられた装填部に装填すると、キュービテナーが開封され、補充液が貯留タンクに流下される。そして、補充液供給装置は、処理装置からの要求に応じて、貯留タンクから処理装置へ補充液を送る。貯留タンクには、液面検出センサが設けられ、貯留タンク内の補充液が少なくなると、新しいキュービテナーを装填するように警告が行われる。
特開平4−127160号公報
特開平6−110178号公報
特開平7−146539号公報

概要

処理液使用量が大きく変化しても対応できる補充液供給装置を提供する。タイマ92は、補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号オンになってからオフになるまでの時間を計測し、この時間をコントロールボックス33に出力する。前記時間が24時間以上の時には、キュービテナー14を用いて貯留タンク26に補充液を移す。前記時間が24時間よりも短くなった時には、大型タンクの使用を促す旨の警告が表示パネル20に表示される。吸引ノズル64を大型タンク80に差し込んでからベローズポンプ56を駆動すると、大型タンク80から貯留タンク26に補充液が移されるようになる。大型タンク80が空になり、前記時間が24時間以上に長くなった時には、ベローズポンプ56の駆動が停止されるとともにキュービテナーの使用を促す警告が表示パネル20に表示される。

目的

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、処理液使用量が大きく変化しても、この使用量に対応させて少量使用状態であればキュービテナーにより補充液を補充し、大量使用状態であればドラム缶などの大容量容器により補充液を補充して、作業効率の向上を図るとともに補充液の劣化も抑制するようにした補充液供給装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

小容量容器補充液貯留される貯留タンクより処理装置へ補充液を供給する補充液供給装置において、大容量容器に接続されて前記貯留タンクに補充液を送る大容量容器用送液部を形成し、前記貯留タンク内の補充液レベルを検出し、この補充液レベルが下限レベルになったときに前記小容量容器用送液部または大容量容器用送液部を選択的に作動させて貯留タンク内に補充液を送る液量制御部を設けたことを特徴とする補充液供給装置。

請求項2

前記液量制御部は、前記小容量容器用送液部の補充頻度を検出する第1の補充頻度検出部を有し、前記補充頻度が一定値を超えるときに、前記大容量容器用送液部の作動を促す警告を行うことを特徴とする請求項1記載の補充液供給装置。

請求項3

前記液量制御部は、前記大容量容器用送液部の補充頻度を検出する第2の補充頻度検出部を有し、前記補充頻度が一定値以下となったときで大容量容器の補充液が空になったときに、前記小容量容器用送液部の作動を促す警告を行うことを特徴とする請求項1または2記載の補充液供給装置。

請求項4

前記小容量容器用送液部は、前記貯留タンクの上方で、前記小容量容器の開封口を下に向けた状態で昇降自在に配置され、下降したときに小容量容器を開封して補充液を貯留タンクに流下させる小容量容器装填部を備え、 前記大容量容器用送液部は、前記大容量容器から補充液を吸引する吸引ノズルと、この吸引ノズルを介して貯留タンクに補充液を送る吸引ポンプとを備えることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の補充液供給装置。

請求項5

前記液量制御部は、前記貯留タンク内の補充液レベルが下限レベルになったときに小容量容器の補充を促す警告または前記吸引ポンプの制御を行うことを特徴とする請求項4記載の補充液供給装置。

請求項6

前記液量制御部は、前記大容量容器用送液部に大容量容器が接続されている場合には、前記貯留タンク内の補充液レベルが下限レベルになっときに前記吸引ポンプを作動させて補充液を送り、前記大容量容器用送液部に大容量容器が接続されていない場合、または大容量容器内の補充液が空になった場合には、小容量容器または大容量容器の再装填の警告を行うことを特徴とする請求項5記載の補充液供給装置。

請求項7

前記大容量容器用送液部は、前記吸引ノズルの長手方向に沿って設けられ、前記大容量容器内の補充液の液面を測定するための棒状電極を有することを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の補充液供給装置。

請求項8

前記吸引ノズルの外周に保護パイプを設けたことを特徴とする請求項7記載の補充液供給装置。

請求項9

前記貯留タンク、小容量容器用送液部、及び大容量容器用送液部は、前記補充液の種類に対応させて複数設けられることを特徴とする請求項1ないし8いずれか記載の補充液供給装置。

技術分野

0001

本発明は、例えば感光性平版印刷版写真フイルム等の感光材料現像処理する各種の処理装置等に補充液を供給する補充液供給装置に関するものである。

背景技術

0002

例えば感光性平版印刷版(PS版)を現像処理するための感光性平版印刷版処理装置(PS版処理装置)や、写真フイルムを現像処理するフイルム現像処理装置等の各種処理装置に補充液を供給する補充液供給装置が知られている(例えば特許文献1〜3)。これらの補充液供給装置は、複数台の各種処理装置に対して各種補充液を供給している。

0003

このような補充液供給装置では、例えば5リットル程度の小容量容器であるキュービテナー貯留タンクの上方に設けられた装填部に装填すると、キュービテナーが開封され、補充液が貯留タンクに流下される。そして、補充液供給装置は、処理装置からの要求に応じて、貯留タンクから処理装置へ補充液を送る。貯留タンクには、液面検出センサが設けられ、貯留タンク内の補充液が少なくなると、新しいキュービテナーを装填するように警告が行われる。
特開平4−127160号公報
特開平6−110178号公報
特開平7−146539号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、キュービテナーなどの小容量容器を用いた補充液供給装置の場合に、処理装置での処理量の増加に伴い処理液使用量が増加すると、貯留タンクからの補充が多くなるので、キュービテナーの装填が頻繁になり、オペレータの負担が増えるという問題がある。これに対しては、ドラム缶などの大容量容器を用いて複数の処理装置に直接補充液を供給することも可能であるが、小容量容器を用いた補充液供給装置と大容量容器を用いた補充液供給装置との両方が必要になり、設備コストが増大するという問題が予想される。また、処理液使用量の増減に応じて補充液供給装置をその都度処理装置に接続する必要があり、オペレータの負担が増えるという問題もある。しかも、大容量容器を用いた補充液供給装置を使用中に処理液使用量が減少した場合に、開封状態で補充液が残った状態で長時間保持されることもあり、補充液の劣化という新たな問題も発生する。

0005

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、処理液使用量が大きく変化しても、この使用量に対応させて少量使用状態であればキュービテナーにより補充液を補充し、大量使用状態であればドラム缶などの大容量容器により補充液を補充して、作業効率の向上を図るとともに補充液の劣化も抑制するようにした補充液供給装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明の補充液供給装置は、小容量容器の補充液が貯留される貯留タンクより処理装置へ補充液を供給する補充液供給装置において、大容量容器に接続されて前記貯留タンクに補充液を送る大容量容器用送液部を形成し、前記貯留タンク内の補充液レベルを検出し、この補充液レベルが下限レベルになったときに前記小容量容器用送液部または大容量容器用送液部を選択的に作動させて貯留タンク内に補充液を送る液量制御部を設けたことを特徴とする。

0007

また、前記液量制御部は、前記小容量容器用送液部の補充頻度を検出する第1の補充頻度検出部を有し、前記補充頻度が一定値を超えるときに、前記大容量容器用送液部の作動を促す警告を行うことを特徴とする。また、前記液量制御部は、前記大容量容器用送液部の補充頻度を検出する第2の補充頻度検出部を有し、前記補充頻度が一定値以下となったときで大容量容器の補充液が空になったときに、前記小容量容器用送液部の作動を促す警告を行うことを特徴とする。

0008

また、前記小容量容器用送液部は、前記貯留タンクの上方で、前記小容量容器の開封口を下に向けた状態で昇降自在に配置され、下降したときに小容量容器を開封して補充液を貯留タンクに流下させる小容量容器装填部を備え、前記大容量容器用送液部は、前記大容量容器から補充液を吸引する吸引ノズルと、この吸引ノズルを介して貯留タンクに補充液を送る吸引ポンプとを備えることを特徴とする。

0009

また、前記液量制御部は、前記貯留タンク内の補充液レベルが下限レベルになったときに小容量容器の補充を促す警告または前記吸引ポンプの制御を行うことを特徴とする。また、前記液量制御部は、前記大容量容器用送液部に大容量容器が接続されている場合には、前記貯留タンク内の補充液レベルが下限レベルになっときに前記吸引ポンプを作動させて補充液を送り、前記大容量容器用送液部に大容量容器が接続されていない場合、または大容量容器内の補充液が空になった場合には、小容量容器または大容量容器の再装填の警告を行うことを特徴とする。

0010

また、大容量容器用送液部は、前記吸引ノズルの長手方向に沿って設けられ、前記大容量容器内の補充液の液面を測定するための棒状電極を有することを特徴とする。また、前記吸引ノズルの外周に保護パイプを設けたことを特徴とする。また、前記貯留タンク、小容量容器用送液部、及び大容量容器用送液部は、前記補充液の種類に対応させて複数設けられることを特徴とする。

発明の効果

0011

本発明の補充液供給装置によれば、貯留タンク内の補充液レベルを検出し、この補充液レベルが下限レベルになったときに小容量容器用送液部または大容量容器用送液部を選択的に作動させて貯留タンク内に補充液を送るので、処理液使用量が大きく変化しても、この使用量に対応して、少量使用状態であれば小容量容器用送液部により補充液を補充し、大量使用状態であれば大容量容器用送液部により補充液を補充して、作業効率の向上を図ることができるとともに補充液の劣化も抑制できる。

0012

また、小容量容器用送液部の補充頻度を検出し、補充頻度が一定値を超えるときに、大容量容器用送液部の作動を促す警告を行うので、作業効率の向上を図ることができる。また、大容量容器用送液部の補充頻度を検出し、補充頻度が一定値以下となったときで大容量容器の補充液が空になったときに、小容量容器用送液部の作動を促す警告を行うので、補充液の劣化を抑制できる。

0013

また、小容量容器用送液部は、貯留タンクの上方で、小容量容器の開封口を下に向けた状態で昇降自在に配置され、下降したときに小容量容器を開封して補充液を貯留タンクに流下させる小容量容器装填部を備えたので、効率良く小容量容器から貯留タンクに補充液を移すことができる。また、大容量容器用送液部は、大容量容器から補充液を吸引する吸引ノズルと、この吸引ノズルを介して貯留タンクに補充液を送る吸引ポンプとを備えたので、効率良く大容量容器から貯留タンクに補充液を移すことができる。

0014

また、貯留タンク内の補充液レベルが下限レベルになったときに小容量容器の補充を促す警告または吸引ポンプの制御を行うので、小容量容器の補充または大容量容器からの吸い上げによって補充液レベルを上昇させることができる。また、大容量容器用送液部に大容量容器を接続している場合には、貯留タンク内の補充液レベルが下限レベルになっときに吸引ポンプを作動させて補充液を送り、大容量容器用送液部に大容量容器が接続されていない場合、または大容量容器内の補充液が空になった場合には、小容量容器または大容量容器の再装填の警告を行うので、効率良く貯留タンクに補充液を移すことができる。

0015

また、大容量容器用送液部は、吸引ノズルの長手方向に沿って設けられ、大容量容器内の補充液の液面を測定するための棒状電極を有するので、大容量容器に吸引ノズルを差し込むことで同時に液面測定を行うことができるようになる。また、吸引ノズルの外周に保護パイプを設けたので、吸引ノズルを効果的に保護できる。また、貯留タンク、小容量容器用送液部、及び大容量容器用送液部は、補充液の種類に対応させて複数設けられるから、補充液の種類毎に供給量を適切に制御できる。

発明を実施するための最良の形態

0016

本発明の補充液供給装置の外観を示す図1において、補充液供給装置10の装置本体12は、ほぼ直方体をしており、上部には、小容量容器、例えばキュービテナー14(図2参照)をそれぞれ載置する現像液用,ガム液用の積載プレート16,18が設けられている。この積載プレート16,18には、キュービテナー14の液取出口42(図2参照)を挿通する円形開口16a,18aが形成されている。また、前部の上方部には、補充液の供給を促す等の表示を行う表示パネル20が設けられ、その左右には、キュービテナー14の液取出口42を開口するために操作されるレバー22,24が突出している。

0017

装置本体12の内部には、前記積載プレート16,18の各下方に現像液用,ガム液用の貯留タンク26,28が設けられ、貯留タンク26に隣接して希釈水用の貯留タンク30が設けられている。また、貯留タンク30の手前には、現像液用,ガム液用の各接続パイプ32,34が設けられている。また、表示パネル20の下方には、前記貯留タンク26,28,30の液面レベルを検知して表示パネル20に表示するとともに、キュービテナー14の交換頻度に応じて、一般のドラム缶と同じ200リットルの容量をもつ大容量容器の大型タンク80(図4参照)と、前記キュービテナー14とを切り替える制御部としてのコントロールボックス33等が備えられている。

0018

なお、図示していないが、貯留タンク26,28,30の各底部には廃液を排出するための排液ホースが接続されており、この途中には排液コックが設けられている。また、貯留タンク26の上部には積載プレート16の中央部を露呈する矩形状の開口35aが形成されたテンプレート35が設けられ、同様に貯留タンク28の上部には開口36aを有するテンプレート36が設けられている。

0019

前記キュービテナー14は、図2に示すように、ほぼ直方体をしたカートンボックス38の内部に柔軟なプラスチック製の補充液収納袋40を装填して構成されている。カートンボックス38の開口部(図示せず)から補充液収納袋40の円弧状をした液取出口42が突出しており、この中央部の取出口はアルミ箔ゴム膜等の破断可能な材料でシールされている。

0020

前記積載プレート16は、容器受部材44の底部を貫通して上下に可動支持棒46の上部に固定されており、支持棒46の外周にはコイルスプリング48が巻掛けられている。キュービテナー14を積載プレート16上に載置しない状態では、(A)に示すように、コイルスプリング48の反撥力で積載プレート16は上方に押上げられている。(B)に示すように、キュービテナー14を積載プレート16上に載置してから、レバー22を矢印の方向に引くことにより、補充液が収納されたキュービテナー14の重量でコイルスプリング48の反撥力に抗してキュービテナー14は下降する。その際、液取出口42のシールが、中空筒状のナイフエッジ50によって突き破られ、キュービテナー14の補充液収納袋40内の補充液が貯留タンク26へ流下する。ガム液についても同様の操作によって、ガム液用のキュービテナー14から貯留タンク28内へガム液が移される。

0021

また、貯留タンク26内には複数の電極からなる液面検出センサ52が設けられており、各電極の検出信号はコントロールボックス33へ送られる。液面検出センサ52は共通電極52C、オーバーフローレベル検出電極52F、エンプティレベル検出電極52E、補充液追加レベル検出電極52A、リセット電極52Rから構成されている。

0022

液面レベルがオーバーフローレベルを越えると、前記オーバーフローレベル検出電極52Fからの出力信号オフからオンになり、コントロールボックス33は、表示パネル20に液面レベルがオーバーフローレベルを越えたことを表示する。同時にオーバーフローパイプ89から余剰の補充液88が機外へ排出される。

0023

前記補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号がオンからオフになると、表示パネル20に「キュービテナーを交換して下さい」の表示が行われる。オペレータが新しいキュービテナー14を積載プレート16に載せて補充を行なうと、再び液面レベルが上昇し、リセット電極52Rの下端を越えると、処理装置への補充液の供給が開始される。キュービテナー14の追加を行わずにそのままPS版の処理を続行すると液面レベルが更に低下し、前記エンプティレベル検出電極52Eからの出力信号がオンからオフになると、表示パネル20に「エンプティ」の表示がなされる。

0024

ガム液用の貯留タンク28内にも前記液面検出センサ52と同様の液面検出センサが設けられており、各液面レベルが検出される。また、希釈水用の貯留タンク30内には、液面レベルを検出することにより、水源パイプの途中に設けられたソレノイドバルブ開閉等を行う液面検出センサが設けられている。

0025

装置本体12の下方部には、前記大型タンク80から補充液を供給する際に使用される現像液用,ガム液用のベローズポンプ56,57が設けられている。このベローズポンプ56,57の供給側のホース58,59には、ジョイント部62,63を介して、大型タンク80の深さに対応した長さの細長い吸引ノズル64,65が取り付けられている。

0026

前記吸引ノズル64,65の外周面は、これと同心円状をした塩化ビニール製の保護パイプ66,67によって被われており(図3参照)、大型タンク80に誤ってぶつけてしまった時の衝撃から前記吸引ノズル64,65は護られている。なお、保護パイプ66,67の下端部の内側には、図示してないが、吸引ノズル64の外周面との隙間を規定する複数のリブが設けられている。

0027

保護パイプ66,67には、上下2箇所に液抜き用の孔66a,66b,67a,67bが形成されており、吸引ノズル64,65を大型タンク80から引き抜いた後に、吸引ノズル64と保護パイプ66との隙間,吸引ノズル65と保護パイプ67との隙間の各々に処理液が溜まることがないようにされている。

0028

前記ジョイント部62,63には、保護パイプ66,67に沿って平行に液面検出センサ72,74が設けられている。液面検出センサ72は、一対の細長い棒状の電極72a,72bからなり、この電極72a,72bの処理液に浸った部分が導通して液面を測定する。また、同様に、液面検出センサ74は、一対の細長い棒状の電極74a,74bからなる。

0029

液面検出センサ72,74は構造が同じであるから、以下一方の液面検出センサ72について説明する。前記電極72a,72bは、長さが約1.4m程度と長く、かつ直径が約5.5mm程度と細いので、互いの間隔を一定に保持するために、保護パイプ66との間に塩化ビニール製の支持部材76が設けられている。また、この支持部材76は、保護パイプ66の長手方向の中間部と下方部の2箇所に設けられている。

0030

また、支持部材76は、保護パイプ66,電極72a,72bの各太さに対応した径の孔を形成してあり、これらの孔に保護パイプ66,電極72a,72bを嵌入することにより、保護パイプ66,電極72a,72bに取り付けられる。なお、支持部材に孔ではなく切り込みを設け、これらの切り込みに保護パイプ66,電極72a,72bを差し込むようにして取り付けてもよい。

0031

また、支持部材76に付着した補充液を伝って電極72a,72bが導通し、実際にはそのレベルまで液がないのに、支持部材76の位置まで液があるかのように測定されることがあるため、電極72a,72bには、絶縁性を有する熱収縮性の塩化ビニール製のチューブ78が被せられている。また、このチューブ78と電極72a,72bとの隙間を処理液が毛細管現象によって上昇してジョイント部62まで達すると、この内部にある電気系統故障するため、チューブ78は途中で分断され、上部78a,下部78bに分かれている(図3参照)。

0032

なお、チューブ78は2個に限らず複数個に分断してもよいが、分断されたチューブ78のうちジョイント部62に連結する最上部のチューブ78の下端が最も上昇した最上の補充液面よりも上方に位置するようにする。

0033

前記保護パイプ66や液面検出センサ72が一体化された吸引ノズル64は、図4に示すように、大型タンク80に差し込まれて使用される。前記ジョイント部62は、大型タンク80の口にぴったり嵌まり込むようになっており、大型タンク80内の補充液の劣化が抑制される。ベローズポンプ56の排出口は、ホース82を介して筒状の接続パイプ32の上部に設けられた注ぎ口32aに連結されており、接続パイプ32の底部に設けられた排出口32bは、ホース86を介して現像液用の貯留タンク26の底部に設けられた注入口26aに連結されている。

0034

貯留タンク26の底部には、前記注入口26aの他に排出口26b及び複数のバルブ26cが設けられ、この各バルブ26cに接続されたホース87を介して複数のPS版処理装置90へ現像用の補充液88が送液される。この送液は、PS版処理装置90の要求によって制御されるポンプ(図示せず)の駆動により行われる。なお、接続パイプ32の上部は、前記注ぎ口32aを中央部に有する栓85によって覆われており、補充液88の跳ね返りが上部から溢れ出さないようになっている。また、栓85を取り外せば、接続パイプ32のメンテナンスが容易にできる。

0035

前記コントロールボックス33には、表示パネル20,ベローズポンプ56,液面検出センサ52,72及びタイマ92が接続されている。タイマ92が補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号がオンからオフになるまでの時間、すなわちキュービテナー14を交換してから次に交換するまでの時間を計測し、この交換間隔時間が例えば24時間よりも短くなった時に、コントロールボックス33は、表示パネル20に「大型タンクを使用して下さい」の警告を表示する。オペレータは吸引ノズル64を大型タンク80に差し込んでから、ベローズポンプ56を駆動させる。これにより、貯留タンク26に補充液を移すための容器がキュービテナー14から大型タンク80に切り替わる。なお、図示していないが、貯留タンク28についても同様にコントロールボックス33が制御する。

0036

次に本発明の処理液補充装置の動作について説明する。補充液供給装置10の通常の使用では、積載プレート16,18に現像液用,ガム液用のキュービテナー14をそれぞれ載置し、キュービテナー14から貯留タンク26,28に補充液を移している。以下、現像液用の補充液のみについて説明する。

0037

コントロールボックス33は、常に液面検出センサ52からの信号を監視しており、貯留タンク26内の補充液が少なくなり、補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号がオフになると、表示パネル20に例えば「キュービテナーを交換して下さい」との警告表示を行う。これにより、オペレータはキュービテナー14の交換を行う。

0038

貯留タンク26の液面が上昇すると、補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号がオフからオンになる。この瞬間からタイマ92は計測を開始し、次に補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号がオフになるまでの時間をコントロールボックス33に出力する。この交換間隔時間が24時間よりも短くなった時には、コントロールボックス33は、表示パネル20に「大型タンクを使用して下さい」の警告を表示する。

0039

表示パネル20の警告表示を見たオペレータは、吸引ノズル64を大型タンク80に差し込んでから、ベローズポンプ56を駆動させる。これにより、大型タンク80から貯留タンク26に補充液が移されるようになる。以後、コントロールボックス33は、液面検出センサ52,72からの出力を監視し、補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号がオフになった時にベローズポンプ56の駆動を開始し、補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号がオンになり、更にオーバーフローレベル検出電極52Fからの出力信号がオンになった時にベローズポンプ56の駆動を停止する。

0040

タイマ92は、補充液追加レベル検出電極52Aからの出力信号がオンになってからオフになるまでの時間を計測する。コントロールボックス33は、この時間が24時間以上に長くなり、かつ液面検出センサ72の出力から大型タンク80の補充液88が無くなったことを検知した時に、ベローズポンプ56の駆動を停止するとともに表示パネル20に例えば「キュービテナーを使用して下さい」の警告を表示して、オペレータにキュービテナー14の使用を促す。これにより、補充液を貯留タンク26に移す容器が大型タンク80からキュービテナー14に変更される。

0041

以上説明した実施形態では、キュービテナーから大型タンクに切り替えるタイミングを、キュービテナーの交換頻度が24時間に1回以上になった時としたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば24時間に2回以上あるいは48時間に1回以上になった時としてもよい。

0042

また、上記実施形態では、キュービテナーと大型タンクとの切替えをオペレータが行ったが、キュービテナーを使用している際にも予め吸引ノズルを大型タンクに差し込んでおき、キュービテナーの交換頻度が高くなった場合には、自動的にベローズポンプを駆動して大型タンクに切り替えるようにしてもよい。

0043

また、上記実施形態では、小容量容器を5リットル,大容量容器を200リットルとしたが、本発明はこのような数値に限定されることなく、例えば小容量容器を10リットル,大容量容器を100リットルとしてもよい。また、上記実施形態は、PS版処理装置に補充液を供給するものであったが、本発明はこれに限定されることなく、例えばフイルム現像処理装置等の各種処理装置に補充液を供給するものであってもよい。

図面の簡単な説明

0044

本発明の補充液供給装置の外観を示す斜視図である。
貯留タンクの概略的な構成を示す説明図である。
吸引ノズルと液面検出センサを示す側面図である。
大容量容器から送液する構成を示す説明図である。

符号の説明

0045

10補充液供給装置
14キュービテナー
26,28,30貯留タンク
32,34接続パイプ
33コントロールボックス
52,72,74液面検出センサ
56,58ベローズポンプ
64,66吸引ノズル
76支持部材
78チューブ
80大型タンク
88補充液
90PS版処理装置
92 タイマ

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ