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技術 遊技機用施錠装置

出願人 株式会社森創
発明者 今仁將嗣西野克巳
出願日 2004年8月4日 (16年3ヶ月経過) 出願番号 2004-227895
公開日 2006年2月16日 (14年9ヶ月経過) 公開番号 2006-043097
状態 特許登録済
技術分野 弾球遊技機(パチンコ等)
主要キーワード 突出量調整機構 解除構造 メス部材 立設壁 オス部材 左右一端 鉤部材 挿通孔内
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年2月16日)のものです。
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図面 (11)

課題

従来一般の施錠機構を必要としない新規でかつコンパクト遊技機用施錠装置を提供する。

解決手段

遊技機外枠11に対して前枠施錠する遊技機用施錠装置1であって、外枠11に取付けられるオス部材3と、前枠に取付けられるメス部材2とを有している。オス部材3は、前枠を外枠11に対して閉じたときにメス部材2に設けられた挿通孔22と嵌合する軸部31bを備えている。そしてオス部材3とメス部材2の間には、挿通孔22と軸部31bとの嵌合状態解除可能な状態と解除不能な状態とに切替える切替え保持機構が設けられている。

概要

背景

従来、種々の遊技機用施錠装置が知られており、例えば特許文献1に記載の施錠装置が知られている。
特許文献1に係る施錠装置は、前枠の裏面に取付けられる基枠体と、その基枠体に取付けられる上鉤部材と下鉤部材と連結杆とを有している。上鉤部材と下鉤部材は、基枠体の内側の側縁上端寄りと側縁下端寄りのそれぞれに傾動可能に取付けられており、外枠に取付けられた係止具に対して掛け止められる構成になっている。連結杆は、基枠体に対して摺動可能に配設されており、上鉤部材と下鉤部材に連結されている。そして連結杆は、シリンダ錠に差し込んだ鍵を回転させることによって上下方向いずれか一方に摺動する構成になっている。したがって鍵を回転させることで連結杆が摺動し、上鉤部材と下鉤部材とが連結杆を介して連動して外枠の係止具から外れる構成になっていた。
実公平4−32150号公報

概要

従来一般の施錠機構を必要としない新規でかつコンパクトな遊技機用施錠装置を提供する。遊技機の外枠11に対して前枠を施錠する遊技機用施錠装置1であって、外枠11に取付けられるオス部材3と、前枠に取付けられるメス部材2とを有している。オス部材3は、前枠を外枠11に対して閉じたときにメス部材2に設けられた挿通孔22と嵌合する軸部31bを備えている。そしてオス部材3とメス部材2の間には、挿通孔22と軸部31bとの嵌合状態解除可能な状態と解除不能な状態とに切替える切替え保持機構が設けられている。

目的

しかし従来の施錠装置は、上記したような構成であるために比較的大きな構成になっており、広い設置スペースが必要であった。
そこで本発明は、従来一般の施錠機構を必要としない新規でかつコンパクトな遊技機用施錠装置を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

遊技機外枠に対して前枠施錠する遊技機用施錠装置であって、前記外枠と前記前枠のいずれか一方の部材に取付けられるオス部材と、いずれか他方の部材に取付けられるメス部材とを有し、前記オス部材は、前記前枠を前記外枠に対して閉じたときに前記メス部材に設けられた挿通孔と嵌合する軸部を備え、前記オス部材と前記メス部材の間には、前記挿通孔と前記軸部との嵌合状態解除可能な状態と解除不能な状態とに切替える切替え保持機構が設けられていることを特徴とする遊技機用施錠装置。

請求項2

請求項1に記載の遊技機用施錠装置であって、切替え保持機構は、前枠に取付けられるシリンダ錠に連結されており、前記シリンダ錠に差し込まれた鍵を回転させた際にのみ、挿通孔と軸部との嵌合状態を解除可能な状態にする構成になっていることを特徴とする遊技機用施錠装置。

請求項3

請求項1または2に記載の遊技機用施錠装置であって、切替え保持機構は、メス部材の挿通孔内を軸方向にスライドするスライド部材と、そのスライド部材を挿通孔の開口部側付勢する付勢部材とを有しており、前記スライド部材には、オス部材の軸部が差し込まれる差込部が形成されており、その差込部に対して突出する係合部材が前記スライド部材に取付けられており、前記付勢部材の付勢力に抗して前記スライド部材を挿通孔奥側にスライドさせることで、前記係合部材の前記差込部への突出量が減少可能な状態になる構成になっており、前記差込部に差込まれた前記軸部によって前記スライド部材が挿通孔奥側にスライドし、前記係合部材の突出量が減少し、前記軸部の先端部が前記係合部材よりも挿通孔奥側に差込まれることによって、前記軸部と前記挿通孔との嵌合状態が解除不能な状態となり、前枠に取付けられたシリンダ錠に差し込んだ鍵を回転させた際には、前記付勢部材の付勢力に抗して前記スライド部材が挿通孔奥側にスライドされて、前記係合部材の突出量が減少可能な状態になり、前記軸部と前記挿通孔との嵌合状態が解除可能な状態になる構成になっていることを特徴とする遊技機用施錠装置。

技術分野

0001

本発明は、遊技機外枠に対して前枠施錠する遊技機用施錠装置に関する。

背景技術

0002

従来、種々の遊技機用施錠装置が知られており、例えば特許文献1に記載の施錠装置が知られている。
特許文献1に係る施錠装置は、前枠の裏面に取付けられる基枠体と、その基枠体に取付けられる上鉤部材と下鉤部材と連結杆とを有している。上鉤部材と下鉤部材は、基枠体の内側の側縁上端寄りと側縁下端寄りのそれぞれに傾動可能に取付けられており、外枠に取付けられた係止具に対して掛け止められる構成になっている。連結杆は、基枠体に対して摺動可能に配設されており、上鉤部材と下鉤部材に連結されている。そして連結杆は、シリンダ錠に差し込んだ鍵を回転させることによって上下方向いずれか一方に摺動する構成になっている。したがって鍵を回転させることで連結杆が摺動し、上鉤部材と下鉤部材とが連結杆を介して連動して外枠の係止具から外れる構成になっていた。
実公平4−32150号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかし従来の施錠装置は、上記したような構成であるために比較的大きな構成になっており、広い設置スペースが必要であった。
そこで本発明は、従来一般の施錠機構を必要としない新規でかつコンパクトな遊技機用施錠装置を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0004

前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える遊技機用施錠装置であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、外枠と前枠のいずれか一方の部材に取付けられるオス部材と、いずれか他方の部材に取付けられるメス部材とを有している。オス部材は、前枠を外枠に対して閉じたときにメス部材に設けられた挿通孔と嵌合する軸部を備えている。そしてオス部材とメス部材の間には、挿通孔と軸部との嵌合状態解除可能な状態と解除不能な状態とに切替える切替え保持機構が設けられている。

0005

したがって前枠を外枠に対して閉じることによって、オス部材の軸部とメス部材の挿通孔とが嵌合する。そしてその嵌合状態が切替え保持機構によって解除不能な状態とされることによって、前枠を外枠に対して施錠できる。そして軸部と挿通孔との嵌合状態を切替え保持機構において解除可能な状態にすることによって、前枠を外枠に対して開くことができる。
また施錠装置は、オス部材とメス部材の間に切替え保持機構を有している。したがって切替え保持機構をオス部材またはメス部材にユニット化することによって、施錠装置をコンパクトな構成にすることができる。

0006

請求項2に記載の発明によると、切替え保持機構は、前枠に取付けられるシリンダ錠に連結されており、シリンダ錠に差し込まれた鍵を回転させた際にのみ、挿通孔と軸部との嵌合状態を解除可能な状態にする構成になっている。
したがって切替え保持機構は、シリンダ錠に鍵を差込んで鍵を回転させなければ、解錠状態にならない構成になっている。

0007

請求項3に記載の発明によると、切替え保持機構は、メス部材の挿通孔内を軸方向にスライドするスライド部材と、そのスライド部材を挿通孔の開口部側付勢する付勢部材とを有している。スライド部材には、オス部材の軸部が差し込まれる差込部が形成されており、その差込部に対して突出する係合部材がスライド部材に取付けられている。そして付勢部材の付勢力に抗してスライド部材を挿通孔奥側にスライドさせることで、係合部材の差込部への突出量が減少可能な状態になる構成になっている。
そして差込部に差込まれた軸部によってスライド部材が挿通孔奥側にスライドし、係合部材の突出量が減少し、軸部の先端部が係合部材よりも挿通孔奥側に差込まれることによって、軸部と挿通孔との嵌合状態が解除不能な状態となる。
そして前枠に取付けられたシリンダ錠に差し込んだ鍵を回転させた際には、付勢部材の付勢力に抗してスライド部材が挿通孔奥側にスライドされて、係合部材の突出量が減少可能な状態になり、軸部と挿通孔との嵌合状態が解除可能な状態になる構成になっている。

0008

したがって軸部と挿通孔とを嵌合させていない場合には、スライド部材が付勢部材によって挿通孔の開口部側に位置する。そして係合部材は、スライド部材の差込部に対して突出した状態になる。この状態において差込部にオス部材の軸部を差込むと、軸部と係合部材が当接し、係合部材を介してスライド部材が挿通孔内を挿通孔奥側にスライドする。そして係合部材の差込部への突出量が減少し、軸部の先端部が係合部材を越えて挿通孔奥側に差込まれる。

0009

その状態にて軸部と挿通孔とを離間させようとした際には、係合部材が軸部に引きずられて挿通孔開口部側に移動する。そして係合部材とともにスライド部材が挿通孔開口部側に移動し、係合部材の差込部への突出量が増加する。あるいは係合部材の差込部への突出量が減少できない状態になる。これにより軸部と挿通孔とが離間できなくなり、軸部と挿通孔との嵌合状態が解除不能な状態とされる。

0010

シリンダ錠に差し込んだ鍵を回転させた際には、スライド部材が付勢部材の付勢力に抗して挿通孔奥側にスライドされる。これにより係合部材の突出量が減少可能な状態になる。かくして軸部と挿通孔は、係合部材に邪魔されることなく離間可能になり、嵌合状態が解除可能な状態になる。

発明の効果

0011

本発明に係る施錠装置によれば、従来一般の施錠機構を必要としない新規でかつコンパクトな施錠装置を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0012

本発明の実施の形態を図1〜10にしたがって説明する。
パチンコ機(遊技機)10は、図1に示すように遊技島に固定される外枠11と、外枠11に対して回動可能に取付けられる前枠12と、前枠12を外枠11に対して施錠する施錠装置1とを有している。

0013

外枠11は、長方枠状であって上下左右枠部材を有している。左右の枠部材の一方の枠部材の上部と下部には、ヒンジ13,14が取付けられている。
前枠12は、板状であって中央部に開口窓12aを有している。前枠12の左右一端寄りの上端部と下端部は、ヒンジ13,14を介して外枠11に取付けられている。したがって前枠12は、ヒンジ13,14を回動中心に外枠11に対して回動する。

0014

施錠装置1は、前枠12を外枠11に対して施錠する装置であって、オス部材3とメス部材2とシリンダ錠4を有している。
オス部材3は、図2に示すように外枠11に取付けられている。一方、メス部材2とシリンダ錠4は、前枠12に取付けられている。

0015

オス部材3は、図3,4に示すように取付部材30と軸部材31を有している。
取付部材30は、金属板曲げ加工した構成になっており、ネジ33によって外枠11の左右一方の枠部材に取付けられる(図2参照)。詳しくは、ヒンジ13,14が取付けられていない左右一方の枠部材における縦方向略中央位置に取付けられる。
軸部材31は、ネジ32を介して取付部材30に固定される固定部31aと、固定部31aから前方に突出する軸部31bとを一体に備えている。

0016

シリンダ錠4は、図5に示すように筒体40と、筒体40の軸中心に設けられる軸部42とを有している。筒体40と軸部42の間には、筒体40と軸部42に渡って鍵穴43が形成されている。
軸部42は、鍵穴43に鍵5を差込み、鍵5を回転させた際にのみ筒体40に対して軸中心に回転する。軸部42は、図6に示すように筒体40を貫通しており、貫通した軸部42の先端には、ネジ44によってカム41が固定されている。

0017

メス部材2は、図3に示すように取付部材20とガイド部材21を有している。そして取付部材20とガイド部材21の間に挿通孔22を有している。挿通孔22は、オス部材3の軸部31bが嵌合される構成になっている。
取付部材20は、図3,6に示すように金属板を曲げ加工した構成になっており、ネジ26によってシリンダ錠4の筒体40と一体とされる。
取付部材20は、図2に示すように前枠12の左右一端寄りに取付けられる。詳しくは、ヒンジ13,14が取付けられていない前枠12の左右一端寄りにおける縦方向略中央位置に取付けられる。なお筒体40は、前枠12を厚み方向に貫通する貫通穴に内設される。

0018

ガイド部材21は、図6に示すように取付部材20に固定されることで取付部材20との間に挿通孔22を形成する。そしてガイド部材21と取付部材20との間には、切替え保持機構(21,23,24,25)が設けられている。
切替え保持機構は、挿通孔22と軸部31bとの嵌合状態を解除可能な状態と解除不能な状態とに切替える構成になっており、図6に示すようにガイド部材21とスライド部材23と係合部材24と付勢部材25を有している。

0019

スライド部材23は、挿通孔22内にて軸方向にスライドする本体部23aと、本体部23aからシリンダ錠4側に延出する脚部23bを有している。
本体部23aは、断面コ字状であって底壁23a1と一対の対向する立設壁23a2,23a3を有しており、立設壁23a2,23a3の間に差込部23cを有している。差込部23cには、図8に示すようにオス部材3の軸部31bが差込まれる。

0020

立設壁23a2,23a3には、図6に示すように貫通する取付孔23a4,23a5が形成されている。取付孔23a4,23a5は、図7に示すようにテーパを有しており、テーパは、外側面から差込部23cに向けて徐々に径が細くなっている。そして取付孔23a4,23a5に係合部材24が配設されている。

0021

係合部材24は、円筒状であって、取付孔23a4,23a5の最大径よりも径が小さく、取付孔23a4,23a5の最小径よりも径が大きい。したがって係合部材24は、取付孔23a4,23a5のテーパによって差込部23c側に抜け落ちることが防止されている。
また取付孔23a4,23a5の最小径は、係合部材24の一部が差込部23cに突出するのに十分な大きな径を有している。

0022

挿通孔22には、図7に示すようにスライド部材23の本体部23aと付勢部材25が内設されており、挿通孔22は、開口部22aとテーパ孔部22cと奥側開口部22bを有している。
開口部22aは、スライド部材23の本体部23aが開口部22aから先方へ(図7左方向に)抜けることを防止するために、スライド部材23の本体部23aの径よりも径が小さい構成になっている。

0023

奥側開口部22bは、付勢部材25が奥側開口部22bから挿通孔奥側へ(図7右方向に)抜けることを防止する構成になっている。
テーパ孔部22cは、開口部22aよりも径が大きく、開口部22a側から奥側開口部22bに向けて徐々に径が大きくなっている。そして奥側開口部22b寄りにて奥側開口部22bよりも径が大きい構成になっている。

0024

したがって挿通孔22内に設けられたスライド部材23は、テーパ孔部22c内を軸方向にスライドする。そしてスライド部材23とともに係合部材24もテーパ孔部22c内を軸方向にスライドする。
また係合部材24は、径方向にも移動可能になっており、径方向への移動量(図7上下方向の移動量)は、テーパ孔部22cの孔壁面とスライド部材23の取付孔23a4,23a5の孔壁面とによって決定されている。そのためスライド部材23を付勢部材25の付勢力に抗して挿通孔奥側にスライドさせた際には、係合部材24の径方向への移動量が徐々に大きくなり、係合部材24は、径方向外方に移動できるようになる。これにより係合部材24の差込部23cへの突出量が減少可能な状態になる。したがってテーパ孔部22cの孔壁面によって係合部材24の差込部23cへの突出量が調整される(突出量調整機構)。

0025

複数の(例えば二つの)付勢部材25は、図6,7に示すように例えばコイルスプリングであって、スライド部材23の本体部23aと挿通孔22の奥側開口部22bとの間に配設され、スライド部材23を開口部22aに向けて付勢する。
したがって挿通孔22に軸部31bを嵌合させていない状態の際には、スライド部材23が付勢部材25によって挿通孔22開口部22a側に位置する。そして係合部材24は、スライド部材23の差込部23cに対して突出した状態になる。

0026

スライド部材23の脚部23bは、図6に示すように本体部23aからカム41の下側に張出している。そして脚部23bとカム41の間には、解除機構(23d,41a)が設けられている。
解除機構は、脚部23bに設けられた凸部23dと、カム41に設けられた膨らみ部41aとを有している。
凸部23dは、脚部23bからカム41と筒体40の間に張出している。
膨らみ部41aは、カム41の一部から筒体40側に膨らむ構成になっている。そして膨らみ部41aは、図9,10に示すようにカム41を回転させることで凸部23dに当接し、凸部23dをシリンダ錠4に向けて押す。これによってスライド部材23の本体部23aが挿通孔22に対して挿通孔奥側にスライドされる。

0027

以下に施錠装置1を施錠する方法について説明する。
先ず、前枠12を開いた状態から閉じた状態に向けて回動させる(図1参照)。これにより前枠12に取付けられたメス部材2が図8に示すように外枠11に取付けられたオス部材3に近接する。そしてメス部材2の挿通孔22にオス部材3の軸部31bが徐々に差込まれ、続いてスライド部材23の差込部23cに軸部31bが差込まれる。そして差込部23cに突出している係合部材24が軸部31bに当接する。

0028

さらにメス部材2を矢印B方向に移動させることで、係合部材24を介してスライド部材23が、付勢部材25の付勢力に抗して挿通孔22に対して相対的に挿通孔奥側にスライドする。これにより係合部材24が径方向外方に移動可能になり、係合部材24の差込部23cへの突出量が減少し、軸部31bの先端部が係合部材24を径方向外方に押しながら係合部材24を越えて挿通孔22に対して相対的に挿通孔奥側に差込まれる。

0029

この状態にて前枠12を外枠11に対して開放させようとすると、図8(D)に示すようにメス部材2が矢印C方向に移動しようとする。すなわち軸部31bと挿通孔22とを離間させようとする外力が生じる。これにより係合部材24が軸部31bによって引きずられて挿通孔22開口部22a側に移動する。そして係合部材24とともにスライド部材23も挿通孔22開口部22a側に移動し、係合部材24の差込部23cへの突出量が増加する。あるいは係合部材24の差込部23cへの突出量が減少できない状態になる。したがって軸部31bと係合部材24とが離間できなくなり、軸部31bと挿通孔22との嵌合状態が解除不能な状態になる。
かくして施錠装置1を施錠することができる。

0030

次に施錠装置1を解錠する方法について説明する。
施錠状態にある施錠装置1の鍵穴43に鍵を差込み(図5参照)、図9に示すように鍵を矢印D方向に回転させる。鍵の回転により軸部42とカム41が回転し、図10に示すようにカム41の膨らみ部41aがスライド部材23の凸部23dをシリンダ錠4側に押す。これによってスライド部材23の本体部23aが付勢部材25に抗して挿通孔22奥側にスライドする。そして係合部材24が径方向外方に移動可能な状態になり、係合部材24の差込部23cへの突出量が減少可能な状態になる(解除構造)。
かくして軸部31bと挿通孔22は、係合部材24に邪魔されることなく離間可能になり、嵌合状態が解除可能な状態になる。したがって前枠12を外枠11に対して開けることができるようになる。

0031

以上のようにして施錠装置1が形成されている。
すなわち施錠装置1は、図2,5などに示すようにオス部材3とメス部材2を有している。オス部材3は、前枠12を外枠11に対して閉じたときにメス部材2に設けられた挿通孔22と嵌合する軸部31bを備えている。そしてオス部材3とメス部材2の間には、挿通孔22と軸部31bとの嵌合状態を解除可能な状態と解除不能な状態とに切替える切替え保持機構(21,23,24,25)が設けられている。

0032

したがって前枠12を外枠11に対して閉じることによって、オス部材3の軸部31bとメス部材2の挿通孔22とが嵌合する。そしてその嵌合状態を切替え保持機構によって解除不能な状態にすることによって、前枠12を外枠11に対して施錠できる。そして軸部31bと挿通孔22との嵌合状態を切替え保持機構において解錠可能な状態にすることによって、前枠12を外枠11に対して開くことができる。
また施錠装置1は、メス部材2に切替え保持機構を有しており、切替え保持機構がメス部材2に対してユニット化されている。したがって施錠装置1がコンパクトな構成になっている。

0033

切替え保持機構(21,23,24,25)は、図9,10などに示すように前枠に取付けられるシリンダ錠4に連結されており、シリンダ錠4に差し込まれた鍵を回転させた際にのみ、挿通孔22と軸部31bとの嵌合状態を解除可能な状態にする構成になっている。
したがって切替え保持機構は、シリンダ錠4に鍵を差込んで鍵を回転させなければ、解錠状態にならない構成になっている。

0034

施錠装置1は、図8に示すように軸部31bと挿通孔22とを嵌合させる構成になっている。そのため不正行為によって軸部31bが挿通孔22から外される心配がない。例えば外部から差込まれた針金等によって解錠される心配がない。かくして施錠装置1は、不正行為を防止しし得る構成にもなっている。
切替え保持機構(21,23,24,25)は、図8に示すように軸部31bと挿通孔22との嵌合量が所定量以上に達することで軸部31bと挿通孔22との嵌合状態を解除不能とする構成になっている。したがって施錠装置1は、鍵を使用することなく施錠状態になる。

0035

(他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態であってもよい。
(1)すなわち上記の実施の形態に係る施錠装置は、オス部材が外枠に取付けられており、メス部材が前枠に取付けられていた。しかしオス部材が前枠に取付けられ、メス部材が外枠に取付けられる形態であっても良い。
(2)上記の実施の形態に係る施錠装置の構成に加えて、シリンダの軸部を常に図9(B)に向けて付勢する付勢部材を設ける形態であっても良い。そして当該付勢部材を設けることによってシリンダの軸部は、図10(B)の状態にされた際においても付勢部材の付勢力によって図9(B)の状態に戻ることになり、使用勝手が向上する。

図面の簡単な説明

0036

前枠を外枠に対して開いた状態にした際の遊技機の右後方からの斜視図である。
外枠の一部と前枠の左後方からの斜視図である。
施錠装置の左後方からの斜視図である。
オス部材の左後方からの分解斜視図である。
施錠装置の左前方からの斜視図である。
メス部材の左後方からの分解斜視図と、シリンダ錠の左後方からの斜視図である。
図5(A)のA−A線断面矢視図である。
施錠時の動作説明図である。
解錠時の動作説明図である。
解錠時の動作説明図である。

符号の説明

0037

1…施錠装置
2…メス部材
3…オス部材
4…シリンダ錠
5…鍵
10…パチンコ機(遊技機)
11…外枠
12…前枠
20…取付部材
21…ガイド部材
22…挿通孔
22a…開口部
22b…奥側開口部
22c…テーパ孔部
23…スライド部材
23c…差込部
23d…凸部
24…係合部材
25…付勢部材
30…取付部材
31…軸部材
31b…軸部
41…カム

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