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技術 塊状被包装物の包装方法

出願人 ゼネラルパッカー株式会社
発明者 平野佳史新井正俊
出願日 2004年7月29日 (16年4ヶ月経過) 出願番号 2004-221907
公開日 2006年2月9日 (14年9ヶ月経過) 公開番号 2006-036321
状態 特許登録済
技術分野 特定物品の包装III(特殊な物品の包装) 基本的包装技術VII(真空包装)
主要キーワード 脱出動作 三角板形 脱気作業 シャッター片 シャツター 前縁中央 整形板 開口保持
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年2月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

塊状被包装物自動包装を安定した脱気処理状態にて行うことができる包装方法を提供すること。

解決手段

複数の工程毎に間欠移動するグリップ対により支持された包装袋aに被包装物充填して袋口封止を施すように構成した包装機を使用する包装方法であって、充填工程にて、押さえ手段25によって包装袋aの下方の周縁部分を前後から緩く押さえた状態で塊状被包装物を充填し、振動工程にて、振動手段によって包装袋の底部を上下方向に振動させることにより被包装物の姿勢を安定した状態とし、トップシール工程にて、包装袋に脱気用ノズル45を挿入して当該包装袋内の空気を吸引して外部に追い出すと共に当該ノズルを袋口cから脱出させる際にシャッター手段60によって袋口cを閉鎖し、その状態で当該袋口の封止を施すようにした。

概要

背景

塊状被包装物、例えば、縦長形態の「半生うどん麺」の包装については、作業者により半生うどん麺を包装袋充填してから包装袋を手で適度に押さえ脱気を行ない、その後で半自動シール装置により袋口封止を施していた。かかる手詰めによる包装方法が採られていたのは、半生うどん麺の需要が少なかったことによるものと考えられるが、脱気状態が包装袋毎にまちまちで包装品質が安定しなく、作業効率が芳しくなかった。

生うどん麺」の包装に関しては、本件出願人にかかるものが特開2004−155485号公報に開示されている。その公報に記載の「トレーを用いる包装方法」は、トレーに載せた生うどん麺が、作業者により包装機充填工程に付設されたコンベア上に載置されると、これを水平姿勢に支持された包装袋に充填手段によって挿入した後、生うどん麺及びトレーが充填された包装袋を水平姿勢から垂直姿勢に変換し、後工程でトレーを抜き取り又は抜き取らない状態で袋口の封止を施すようにされている。

また、特公平7−76011号公報には、包装袋に充填された茹麺食用油を供給して麺相互の粘着を防止し、整形板により包装袋を前後から挟んで脱気処理整形処理を施す「茹麺包装方法」が開示されている。
特開2004−155485号公報
特公平7−76011号公報

概要

塊状被包装物の自動包装を安定した脱気処理状態にて行うことができる包装方法を提供すること。 複数の工程毎に間欠移動するグリップ対により支持された包装袋aに被包装物を充填して袋口の封止を施すように構成した包装機を使用する包装方法であって、充填工程にて、押さえ手段25によって包装袋aの下方の周縁部分を前後から緩く押さえた状態で塊状被包装物を充填し、振動工程にて、振動手段によって包装袋の底部を上下方向に振動させることにより被包装物の姿勢を安定した状態とし、トップシール工程にて、包装袋に脱気用ノズル45を挿入して当該包装袋内の空気を吸引して外部に追い出すと共に当該ノズルを袋口cから脱出させる際にシャッター手段60によって袋口cを閉鎖し、その状態で当該袋口の封止を施すようにした。

目的

本発明の目的は、「半生うどん麺」等の塊状被包装物の自動包装を安定した脱気処理状態にて行うことができる包装方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

多数のグリップ対放射方向に設けた回転体間欠駆動手段により、給袋工程、開口工程、充填工程等の複数の工程毎に間欠停止して移動させ、各グリップ対により袋口を上にして吊り下げ状に支持された包装袋に充填工程にて被包装物充填し、トップシール工程にて袋口の封止を施して包装袋を排出するように構成されたロータリー方式包装機を使用する包装方法であって、充填工程にて、押さえ手段によって包装袋の下方の周縁部分を前後から緩く押さえた状態で塊状被包装物を充填し、振動工程にて、振動手段によって包装袋の底部を上下方向に振動させることにより充填された被包装物の姿勢を安定した状態とし、トップシール工程にて、包装袋に脱気用ノズルを挿入して当該包装袋内の空気を吸引して外部に追い出すと共に当該ノズルを袋口から脱出させる際にシャッター手段によって袋口を閉鎖し、その袋口が閉鎖された状態で当該袋口の封止を施すようにしたことを特徴とする塊状被包装物の包装方法。

請求項2

前記脱気用ノズルのノズル体が扁平形状とされていて、そのノズル体の吸引口に突片を設け、その吸引口から包装袋内の空気が吸引されるときに、その突片によって包装袋の内面同士密着を防止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の塊状被包装物の包装方法。

請求項3

トップシール工程において、被包装物が充填された包装袋を押圧手段によって前後から押圧して脱気を施し、前記脱気用ノズルによる脱気作業補助するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の塊状被包装物の包装方法。

請求項4

トップシール工程の前工程において、開口保持手段の保持片を被包装物が充填された包装袋の袋口に挿入し、その状態にて該包装袋をトップシール工程まで移動させ、トップシール工程にて、前記脱気用ノズルを該包装袋に挿入すると同時に該保持片を袋口から脱出させ、ついで、その保持片を元の前工程まで移動させるように設けたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載した塊状被包装物の包装方法。

請求項5

前記被包装物が半生うどん麺であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載した塊状被包装物の包装方法。

技術分野

0001

本発明は、ロータリー方式包装機を使用し、塊状被包装物自動包装を安定した脱気処理の下にて行う包装方法に関するものである。

背景技術

0002

塊状被包装物、例えば、縦長形態の「半生うどん麺」の包装については、作業者により半生うどん麺を包装袋充填してから包装袋を手で適度に押さえ脱気を行ない、その後で半自動シール装置により袋口封止を施していた。かかる手詰めによる包装方法が採られていたのは、半生うどん麺の需要が少なかったことによるものと考えられるが、脱気状態が包装袋毎にまちまちで包装品質が安定しなく、作業効率が芳しくなかった。

0003

生うどん麺」の包装に関しては、本件出願人にかかるものが特開2004−155485号公報に開示されている。その公報に記載の「トレーを用いる包装方法」は、トレーに載せた生うどん麺が、作業者により包装機の充填工程に付設されたコンベア上に載置されると、これを水平姿勢に支持された包装袋に充填手段によって挿入した後、生うどん麺及びトレーが充填された包装袋を水平姿勢から垂直姿勢に変換し、後工程でトレーを抜き取り又は抜き取らない状態で袋口の封止を施すようにされている。

0004

また、特公平7−76011号公報には、包装袋に充填された茹麺食用油を供給して麺相互の粘着を防止し、整形板により包装袋を前後から挟んで脱気処理と整形処理を施す「茹麺包装方法」が開示されている。
特開2004−155485号公報
特公平7−76011号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の目的は、「半生うどん麺」等の塊状被包装物の自動包装を安定した脱気処理状態にて行うことができる包装方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、多数のグリップ対放射方向に設けた回転体間欠駆動手段により、給袋工程、開口工程、充填工程等の複数の工程毎に間欠停止して移動させ、各グリップ対により袋口を上にして吊り下げ状に支持された包装袋に充填工程にて被包装物を充填し、トップシール工程にて袋口の封止を施して包装袋を排出するように構成されたロータリー方式の包装機を使用する包装方法であって、
充填工程にて、押さえ手段によって包装袋の下方の周縁部分を前後から緩く押さえた状態で塊状被包装物を充填し、振動工程にて、振動手段によって包装袋の底部を上下方向に振動させることにより充填された被包装物の姿勢を安定した状態とし、トップシール工程にて、包装袋に脱気用ノズルを挿入して当該包装袋内の空気を吸引して外部に追い出すと共に当該ノズルを袋口から脱出させる際にシャッター手段によって袋口を閉鎖し、その袋口が閉鎖された状態で当該袋口の封止を施すようにしたことを特徴とする。

0007

同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の塊状被包装物の包装方法において、前記脱気用ノズルのノズル体が扁平形状とされていて、そのノズル体の吸引口に突片を設け、その吸引口から包装袋内の空気が吸引されるときに、その突片によって包装袋の内面同士密着を防止するようにしたことを特徴とする。

0008

同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の塊状被包装物の包装方法において、トップシール工程において、被包装物が充填された包装袋を押圧手段によって前後から押圧して脱気を施し、前記脱気用ノズルによる脱気作業補助するようにしたことを特徴とする。

0009

同様の目的を達成するために請求項4に記載した発明は、請求項1から3の何れかに記載した塊状被包装物の包装方法において、トップシール工程の前工程において、開口保持手段の保持片を被包装物が充填された包装袋の袋口に挿入し、その状態にて該包装袋をトップシール工程まで移動させ、トップシール工程にて、前記脱気用ノズルを該包装袋に挿入すると同時に該保持片を袋口から脱出させ、ついで、その保持片を元の前工程まで移動させるように設けたことを特徴とする。

0010

同様の目的を達成するために請求項5に記載した発明は、請求項1から3の何れかに記載した塊状被包装物の包装方法において、前記被包装物が半生うどん麺であることを特徴とするものである。

発明の効果

0011

(請求項1の発明)
この塊状被包装物の包装方法は、押さえ手段により包装袋の下方の周縁部分を緩く押さえた状態にて当該包装袋内に「半生うどん麺」等の塊状被包装物を充填し、脱気用ノズルによって脱気処理を行なって外気の包装袋への進入を防止した状態で袋口の封止を施しているので、良好な脱気処理を安定して施すことができ、品質の優れた自動包装を行うことができる。

0012

(請求項2の発明)
この塊状被包装物の包装方法は、脱気用ノズルの吸引口から包装袋内の空気を吸引するときに突片によって吸引口周辺の包装袋内面の密着が可及的に防止されるので、脱気処理を円滑に施すことができる。

0013

(請求項3の発明)
この塊状被包装物の包装方法は、脱気用ノズルによる脱気作業を補助する押圧手段を設けているので、脱気処理を迅速に安定して行うことができる。

0014

(請求項4の発明)
この塊状被包装物の包装方法は、包装袋の開口状態を保持する開口保持手段を設けているので、脱気用ノズルの挿入動作を円滑に行うことができる。

0015

(請求項5の発明)
この塊状被包装物の包装方法によれば、従来の手詰めによる包装に代わり、半生うどん麺の自動包装を安定した脱気処理状態にて能率的に行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1本発明方法を適用したロータリー方式の包装機の平面図、図2は押さえ手段の正面図、図3は押さえ手段の側面図、図4は包装袋に対する脱気用ノズルの位置関係を説明する正面図、図5は脱気用ノズルの斜視図、図6は脱気用ノズルが包装袋に挿入される直前の状態を示す説明図、図7は脱気用ノズルが包装袋に挿入されて脱気を施す状態を示す説明図、図8は脱気用ノズルが包装袋から抜かれて袋口の封止を施す状態を示す説明図、図9は半生うどん麺の包装品の正面図である。

0017

本発明の「塊状被包装物の包装方法」を適用したロータリー方式の包装機Pを図1に示す。この包装機Pは、多数のグリップ対gを放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により、給袋工程(イ)、開口工程(ロ)、充填工程(ハ)、振動工程(ニ)〜(ヘ)、トップシール工程(ト)、製品排出工程(チ)の複数の工程毎に間欠停止して移動させ、給袋工程(イ)で供給される包装袋aの両側の縦縁b,bを各グリップ対gにより掴んで袋口cを上にして吊り下げ状に支持し、充填工程(ハ)にて被包装物を充填し、トップシール工程(ト)にて袋口cの封止を施して包装品を機外へ排出するように構成されている。

0018

なお、本発明方法の実施例では、被包装物としてやや縦長形態の塊状の「半生うどん麺」を対象としている。

0019

給袋工程(イ)には、公知の給袋装置10が設置されている。この給袋装置10は、ストッカー11に二方三方シール等からなる多数の包装袋aが袋口を斜め下に向けてセットされると、図示しない繰出し装置によって一枚ずつ繰出される包装袋aを回転アーム12の吸盤12aが吸着して上方に待機する挟持片(図示せず)に受渡し、この挟持片から各グリップ対gに包装袋aを供給するように設けられている。

0020

開口工程(ロ)には、公知の開口装置15が設置されている。この開口装置15は、平行リンク機構16により互いに接近及び離隔自在とされた一対の吸込み管17,18を設け、その吸込み管17,18に対向状に夫々取り付けられた吸盤17a,18aによってグリップ対gに支持された包装袋aの中央上方部分を吸着して袋口cを開放させるように設けられている。
なお、この工程には、製造月日・賞味期限等を包装袋に印刷する印字機19が必要に応じて設置される。

0021

充填工程(ハ)には、公知の充填装置21が設置されている。この充填装置21は、上下方向に移動自在とされたロッド22に固定されたアーム22aに漏斗23を取り付けていて、包装袋aの袋口cに該漏斗23の先端を出没自在に設けている。包装される半生うどん麺については、別途供給装置により本工程に間欠停止する包装袋aのタイミングに同期させて漏斗23内に所定量を供給されるように構成されている。

0022

図2に示すように、押さえ手段25は、充填工程(ハ)に間欠停止するグリップ対gの下方で機台1側に取り付けられている。この押さえ手段25の空気圧駆動式アクチュエータ26は、本体27にロッド28aとロッド28bとが互いに反対方向に移動自在とされており、それらの下部にガイドバー29aとガイドバー29bが摺動自由に設けられている。一方のロッド28aとガイドバー29bに固定された支持片30には、ほぼ三角板形状の左右一対押さえ片32が幅方向に調節可能に取り付けられたブラケット31を固定している。それらの押さえ片32は、包装袋aの下方の周縁部分に内面32aを対向させるように配設されている。また、押さえ片32の内側面32bについては、上方から下方に向かって約60°の角度で下がり傾斜となるように設けられている。

0023

同様に、他方のロッド28bとガイドバー29aに固定された支持片34には、ほぼ三角板形状の左右一対の押さえ片36が幅方向に調節可能に取り付けられたブラケット35を固定している。それらの押さえ片36は、包装袋aの下方の周縁部分に内面36aを対向させるように配設されている。

0024

しかして、充填工程(ハ)では、グリップ対gにより支持された包装袋aが間欠停止すると、押さえ手段25のアクチュエータ26の作動により押さえ片32,36が互いに接近し、押さえ片32,36によって包装袋aの下方の周縁部分を前後から緩く押さえた状態とする。これとほぼ同時に、充填装置21の漏斗23の先端部が袋口cに挿入され、ついで、供給装置から放出された半生うどん麺mが漏斗23を通って包装袋a内に充填される。半生うどん麺mが包装袋aに充填されると、アクチュエータ26の作動により押さえ片32,36は夫々後退して元の待機位置に復帰し、充填装置21の漏斗23の先端部は袋口cから脱出して上方の待機位置に復帰するように構成されている。

0025

なお、供給装置においては、脱酸素剤の入った小袋nを半生うどん麺mと一緒に漏斗23に供給することが行なわれる。

0026

トップシール工程(ト)には、半生うどん麺が充填された包装袋a内の空気を吸引して外部に追い出すための脱気装置40を設置している。この脱気装置40は、上下方向に移動自在とされたロッド41に固定されたアーム42に吸込み管43を取り付け、この吸込み管43に設けられた脱気用ノズル45を包装袋aの袋口cに出没自在に設けている(図4)。

0027

図5に示すように、その脱気用ノズル45については、吸込み管43の先端部43aに縦方向に扁平形状のノズル体46を一体に形成し、そのノズル体46の吸引口47に所定間隔を置いて丸棒形状の2本の突片48,48を前方に突設した形態とされている。これらの突片48,48は、吸引口47から包装袋a内の空気を吸引する際に、当該包装袋aの内面同士が密着して吸引動作を妨げることを防止するために設けられている。

0028

上記吸込み管43の排気側には、図示しないフィルター及び圧力調整弁を介して真空ポンプが接続されている。

0029

50は包装袋aの開口状態を保持して脱気用ノズル45の挿入動作を介助するための開口保持手段である。この開口保持手段50は、図1に示すように、グリップ対gを設けた回転体の中心を中心として配置された昇降自在のアーム51の先端に保持片53を設け、振動工程(ヘ)にてアーム51の下降移動により保持片53を袋口cに挿入し(図4)、その状態でアーム51をトップシール工程(ト)まで回転移動させ、脱気用ノズル45が挿入されると同時に、アーム51の上昇移動により保持片53を袋口cから脱出させ、ついで、アーム51を元の振動工程(ヘ)まで逆回転移動させるように設けられている。

0030

上記保持片53については、図6に示すように、脱気用ノズル45を通過をぎりぎりに許容するだけの間隔を置いて対向状に設けられている。

0031

このトップシール工程(ト)には、半生うどん麺が充填された包装袋aをスポンジ等の柔軟性素材からなる押さえ部材(図示せず)によって前後から押圧して脱気を施し、脱気装置40による脱気作業を補助する押圧手段(図示せず)を設けることが望ましい。

0032

図6において、60は脱気用ノズル45を袋口cから脱出させる際に当該袋口cを閉鎖するためのシャッター手段である。シャッター手段60の左右一対のホルダー61,66は、公知の溶封装置55の開閉レバー56,58に夫々取り付けられている。なお、開閉レバー56,58には、溶封バー57,59が対向するように取り付けられている。

0033

一方のホルダー61には、横長のシャッター片62の両側に夫々固定されたガイドロッド63を前後方向に摺動自由に設け、そのガイドロッド63の先端側と当該ホルダー61の間にコイルバネ64を介装してシャッター片62を常に前方に向けて付勢させるように設けられている。同様に、他方のホルダー66には、横長のシャッター片67の両側に夫々固定されたガイドロッド68を前後方向に摺動自由に設け、そのガイドロッド68の先端側と当該ホルダー66の間にコイルバネ69を介装してシャッター片67を常に前方に向けて付勢させるように設けられている。

0034

上記シャッター片62とシャッター片67には、前縁中央箇所に切欠部(図示せず)を夫々形成し、閉鎖時における脱気用ノズル45の挿入・脱出動作を可能に設ける。

0035

しかして、トップシール工程(ト)では、開口保持手段50の保持片53が挿入された状態の包装袋aが間欠停止すると(図6)、この包装袋aに脱気用ノズル45が挿入されて当該包装袋内の空気を吸引して外部に追い出し(図7)、このときに溶封装置55の開閉レバー56,58が徐々に閉じ始め、脱気処理後に脱気用ノズル45を袋口cから脱出させる際に当該袋口cをシャッター片62,67によって閉鎖し(図8)、その袋口cが閉鎖された状態で溶封バー57,59によって封止を施すように構成されている。

0036

つぎに、本発明の「塊状被包装物の包装方法」を上述した包装機Pの構成に基づいて説明する。
(1)給袋工程(イ)において、給袋装置10のストッカー11にセットされた包装袋aが各グリップ対gに一枚ずつ供給される。
(2)開口工程(ロ)において、グリップ対gにより支持された包装袋aが間欠停止すると、開口装置15の吸盤17a,18aによって該包装袋aの中央上方部分が吸着されて袋口cが開放される。
(3)充填工程(ハ)において、押さえ手段25の押さえ片32,36によって包装袋aの下方の周縁部分が前後から緩く押さえられ、この状態にて充填装置21の漏斗23の先端部が袋口cに挿入され、供給装置から放出された半生うどん麺mは小袋nと一緒に漏斗23を通って包装袋a内に充填される。半生うどん麺mが包装袋aに充填されると、押さえ手段25の押さえ片32,36は元の待機位置に復帰し、充填装置21の漏斗23は袋口cから脱出して上方の待機位置に復帰する。
(4)振動工程(ニ)〜(ヘ)において、包装袋aの底部を振動手段によって上下方向に緩く振動させることにより、充填された半生うどん麺mの姿勢が安定した状態とされる。
(5)トップシール工程(ト)において、開口保持手段50の保持片53が挿入された状態の包装袋aが間欠停止すると(図6)、この包装袋aに脱気用ノズル45が挿入されて当該包装袋内の空気を吸引して外部に追い出す(図7)。このときに溶封装置55の開閉レバー56,58は徐々に閉じ始め、脱気処理後に脱気用ノズル45を袋口cから脱出させる際に当該袋口cがシャッター片62,67によって閉鎖される(図8)。ついで、袋口cを閉鎖した状態にて、その袋口cは溶封バー57,59によって封止を施される。
(6)製品排出工程(チ)において、図9に示す半生うどん麺m及び小袋nを袋詰めした包装品は、グリップ対gの解放動作によりシュート75に落下されて機外に排出される。

0037

以上に述べた通り、この塊状被包装物の包装方法は、包装袋の下方の周縁部分を緩く押さえた状態にて「半生うどん麺」等の塊状被包装物を充填し、脱気処理を充分に行なった状態で袋口の封止を施しているので、品質の優れた自動包装を能率的に行うことができる。

図面の簡単な説明

0038

本発明方法を適用したロータリー方式の包装機の平面図
押さえ手段の正面図
押さえ手段の側面図
包装袋に対する脱気用ノズルの位置関係を説明する正面図
脱気用ノズルの斜視図
脱気用ノズルが包装袋に挿入される直前の状態を示す説明図
脱気用ノズルが包装袋に挿入されて脱気を施す状態を示す説明図
脱気用ノズルが包装袋から抜かれて袋口の封止を施す状態を示す説明図
半生うどん麺の包装品

符号の説明

0039

P・・・包装機
g・・・グリップ対
a・・・包装袋c・・・袋口
m・・・半生うどん麺(塊状被包装物)
21・・・充填装置
25・・・押さえ手段
32,36・・・押さえ片
45・・・脱気用ノズル
46・・・ノズル体47・・・吸引口
48・・・突片
50・・・開口手段
60・・・シャツター手段
62,67・・・シャッター片

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