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技術 観覧車

出願人 京楽産業.株式会社泉陽興業株式会社
発明者 榎本宏山田三郎
出願日 2004年7月23日 (16年3ヶ月経過) 出願番号 2004-215295
公開日 2006年2月9日 (14年9ヶ月経過) 公開番号 2006-034396
状態 特許登録済
技術分野 遊園地用娯楽装置
主要キーワード 低位置状態 過負荷検出器 振れ止 傾斜床 水平床 運転操作室 引込み状態 短縮動作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年2月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

極めて安全でかつ安心して車椅子乗篭搭乗させることができ、また、乗篭から下ろすことができる観覧車を提供することを目的とする。

解決手段

乗篭2に対し乗客乗り降りさせるためのプラットホーム1を備えた観覧車である。プラットホーム1に、下降状態ではプラットホーム1の床面1aと同一平面状とされ、かつ、上昇状態では乗篭2の床面と同じ高さとなる台板6を有する昇降台3を設けたものである。

概要

背景

従来より知られる観覧車は、乗篭に対し乗客乗り降りさせるためのプラットホームが、乗篭周回軌道の低部(最低部)隣接部に設けられている。ゆっくりと回転し続ける乗篭に対して乗客を乗り降りさせるために、プラットホームは、乗篭の移動方向に所定長さ設けられ、中央の水平床部とその両側の傾斜床部とを有している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−3681号公報

概要

極めて安全でかつ安心して車椅子を乗篭に搭乗させることができ、また、乗篭から下ろすことができる観覧車を提供することを目的とする。 乗篭2に対し乗客を乗り降りさせるためのプラットホーム1を備えた観覧車である。プラットホーム1に、下降状態ではプラットホーム1の床面1aと同一平面状とされ、かつ、上昇状態では乗篭2の床面と同じ高さとなる台板6を有する昇降台3を設けたものである。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

乗篭(2)に対し乗客乗り降りさせるためのプラットホーム(1)を備えた観覧車に於て、上記プラットホーム(1)に、下降状態では該プラットホーム(1)の床面(1a)と同一平面状とされ、かつ、上昇状態では上記乗篭(2)の床面(2a)と同じ高さとなる台板(6)を有する昇降台(3)を設けたことを特徴とする観覧車。

請求項2

上記昇降台(3)は、上記台板(6)の上面(6a)に車椅子を載せて昇降自在となる車椅子乗り降り用とされ、また、上記プラットホーム(1)に於て運転係員により上記乗篭(2)の運転を制御する操作盤(4)には、上昇状態となる上記昇降台(3)と対応する所定の乗り降り停止位置(A)に該乗篭(2)を一時停止させる車椅子乗り降り用一時停止ボタン(5)が設けられた請求項1記載の観覧車。

請求項3

上記操作盤(4)は、平面視において、上記乗篭(2)を一時停止させる上記乗り降り停止位置(A)及び上記昇降台(3)と直線的に配設されている請求項2記載の観覧車。

請求項4

上記乗篭(2)を一時停止させる際に全乗篭(2)に一時停止を告げる一斉放送を行うための放送手段を備えた請求項2又は請求項3記載の観覧車。

請求項5

上記昇降台(3)の前方に、上記乗篭(2)の下部に下方から接触して該乗篭(2)を水平姿勢に保つための振れ止め部材(26)を、突出状に付設した請求項1、2、3又は4記載の観覧車。

技術分野

0001

本発明は、観覧車に関するものである。

背景技術

0002

従来より知られる観覧車は、乗篭に対し乗客乗り降りさせるためのプラットホームが、乗篭周回軌道の低部(最低部)隣接部に設けられている。ゆっくりと回転し続ける乗篭に対して乗客を乗り降りさせるために、プラットホームは、乗篭の移動方向に所定長さ設けられ、中央の水平床部とその両側の傾斜床部とを有している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−3681号公報

発明が解決しようとする課題

0003

近年、車椅子利用者においても観覧車を楽しんでもらうため、車椅子ごと乗篭に搭乗可能な観覧車が増えてきている。
しかし、乗篭の床面はプラットホームの床面に対し通常高い位置とされ、また、通常、乗客はプラットホームの傾斜床部にて乗り降りするため、車椅子による乗り降りは非常に困難である。そこで、従来行われる車椅子の乗り降りは、プラットホームにスロープを取り付け、運転係員付添人が車椅子を前向きでスロープにて押し上げている。そして、乗篭からスロープを使って降りる際は、乗篭内で車椅子の向きを変えることができないため、車椅子は後ろ向きの姿勢で降りることとなる。後ろ向きにてスロープを下ろされる動作は、車椅子利用者にとって非常に不安であるという問題点がある。特に電動式(自走式)車椅子は重量が重いため、運転係員等(特に女性)により車椅子を支持する(押し上げる)作業は困難であり、安全上の問題もある。

課題を解決するための手段

0004

本発明に係る観覧車は、乗篭に対し乗客を乗り降りさせるためのプラットホームを備えた観覧車に於て、上記プラットホームに、下降状態では該プラットホームの床面と同一平面状とされ、かつ、上昇状態では上記乗篭の床面と同じ高さとなる台板を有する昇降台を設けたものである。
また、上記昇降台は、上記台板の上面に車椅子を載せて昇降自在となる車椅子乗り降り用とされ、また、上記プラットホームに於て運転係員により上記乗篭の運転を制御する操作盤には、上昇状態となる上記昇降台と対応する所定の乗り降り停止位置に該乗篭を一時停止させる車椅子乗り降り用一時停止ボタンが設けられたものである。
また、上記操作盤は、平面視において、上記乗篭を一時停止させる上記乗り降り停止位置及び上記昇降台と直線的に配設されている。
また、上記乗篭を一時停止させる際に全乗篭に一時停止を告げる一斉放送を行うための放送手段を備えたものである。
また、上記昇降台の前方に、上記乗篭の下部に下方から接触して該乗篭を水平姿勢に保つための振れ止め部材を、突出状に付設したものである。

発明の効果

0005

本発明の観覧車によれば、極めて安全でかつスムーズに車椅子を乗篭に搭乗させることができ、また、乗篭から降ろすことができる。また、車椅子は水平状態での乗り降りが可能であり、水平姿勢を保つため車椅子利用者に不安を与えることがなく、より安全な車椅子による利用が可能となる。
乗篭の床面が昇降台の台板の上面と同一高さとなるよう、かつ、車椅子に対して乗篭のドアが正面となるよう、正確に乗篭を停止させることができ、車椅子による乗り降りを安全に行わせることができる。
また、既に別の乗篭に搭乗している乗客に対しても、運転を一時停止させる際に事前に停止を告げる放送を行うため、不安感を与えることがない。

発明を実施するための最良の形態

0006

図1は、本発明に係る観覧車のプラットホーム1部分を示す正面図であり、観覧車は、複数台の乗篭2を有し、例えば、これら乗篭2が図外の水平軸心を中心として回転するものである。なお、図1においては、図外の水平軸心廻りに回転する回転輪7に周方向にそって乗篭2が複数台設けられており、矢印a方向が回転方向とされている。

0007

この観覧車は、乗篭2に対して乗客を乗り降り(乗車降車)させるためのプラットホーム(乗降場)1を備え、プラットホーム1は、乗篭周回軌道の低部(最低部)隣接部に設けられている。
プラットホーム1は、ゆっくりと回転し続ける乗篭2に対して乗客を降ろし、かつ搭乗させるために、乗篭2の移動方向(回転方向)に所定長さ設けられている。また、乗篭2は円軌道を描くためプラットホーム1はそれに(略)対応するよう、中央部に水平床部8と、水平床部8の乗篭2移動方向先方側(乗車側)及び後方側(降車側)に傾斜床部9,10を有している。

0008

そして、このプラットホーム1には昇降台3が設けられ、昇降台3は上部に水平面状の台板6を有し、昇降台3の台板6は、図2及び図3に示すように、下降状態(低位置状態)ではプラットホーム1の床面1aと同一平面状とされ、かつ、図4に示すように、上昇状態(高位置状態)では乗篭2の床面2aと同じ高さとなる。つまり、昇降台3は、昇降自在となる台板6を有している。なお、図1では、昇降台3は上昇状態にある。

0009

図5は平面図であり、昇降台3は、プラットホーム1の一部が切り欠かれ、その切欠き部11に設けられる。さらに説明すると、昇降台3は、プラットホーム1の水平床部8の切欠き部11に設けられ、下降状態では台板6の上面6aが水平床部8の床面(床面1a)と同一水平面状とされる。そして、上昇状態では、台板6の上面6aが床面1aよりも高位置に上昇した状態となって、台板6の上面6aが、搭乗を意図する乗篭2の床面2aと同じ高さとなる。

0010

そして、本発明の観覧車は、車椅子利用者においても楽しんでもらうために車椅子利用者を車椅子12ごと乗篭2に搭乗可能とするものである。つまり、昇降台3は、台板6の上面6aに車椅子12を載せて昇降自在となる車椅子乗り降り用とされる。乗篭2の座席座部はその基端部において上方へ折れ曲がり可能とされ、座席が折り畳まれた状態となり、車椅子12を乗せる広い空間を確保できる。

0011

観覧車の通常運転の際は、図2に示すように、台板6は下降状態にあり、プラットホーム1の床面1aと台板6の上面6aは、同一水平面上とされる。そして、乗篭2に車椅子12を乗せる際に、図3から図4に示すように、台板6を乗篭2の床面2aと同一面状(同じ高さ)となるまで上昇させる。

0012

この観覧車では、車椅子12を乗篭2に乗せる際、乗篭2(回転輪7)の運転(回転)を一時停止させて行う。つまり、プラットホーム1に於て運転係員により乗篭2の運転を制御する操作盤4には、上昇状態となる昇降台3と対応する所定の乗り降り停止位置Aに乗篭2を一時停止させる車椅子乗り降り用一時停止ボタン5が設けられている。

0013

乗篭2の乗り降り停止位置Aは、乗篭2の周回軌道のうち昇降台3と対応する昇降台3の正面位置であり、乗篭2の床面2aと上昇状態となる昇降台3の台板6の上面6aとが同一水平面状となる位置である。そして、図1においては、乗篭2の乗り降り停止位置Aは、周回軌道のうち、乗篭2が最低部に達した位置とされている。つまり、運転係員は、搭乗を意図する乗篭2が最低部に達した位置において、乗篭2を停止させ────観覧車の運転を停止し────、昇降台3を上昇状態として車椅子12を乗篭2に搭乗させる。

0014

また、操作盤4は、プラットホーム1上に設けた運転操作室13内に設けられ、運転操作室13内にて運転係員が操作盤4を操作して、乗篭2を一時停止させる。そして、図5に示すように、操作盤4は、平面視において、乗篭2を一時停止させる乗り降り停止位置A及び昇降台3と直線的に配設されている。つまり、車椅子12を乗篭2へ搭乗させるためには、平面視において、操作盤4、昇降台3、乗り降り停止位置Aに停止する乗篭2、の順に直線的に配置させる。

0015

昇降台3について説明すると、図6図7図8に示すように、昇降台3は、プラットホーム1の床面1aよりも低位置の基礎床14上に設けられる。さらに説明すると、基礎床14は、低床部15と、低床部15より高くなるよう形成された高床部16とを有し、高床部16上に昇降台3が配設されている。
昇降台3は、(前後)両側の夫々において、一対の直線状第1アーム17と第2アーム18とを有し相互が中央部にて枢結されX字形とされ、これらを共に傾斜状起立状態又は倒伏状態とさせることにより、第1アーム17と第2アーム18の夫々の上端部に基板25を介して取着させた台板6を、水平面を保ったまま、鉛直方向に昇降移動させることができる。なお、前後方向は乗篭2の移動方向に直交する方向であり、左右方向が乗篭2の移動方向となる。

0016

さらに具体的に説明すると、第1アーム17の下端部が高床部16に枢着されかつ上端部が台板6(基板25)を下面から支持すると共に水平方向(スライド)移動可能に取着されている。そして、第2アーム18の上端部が台板6(基板25)の下面に枢着されかつ下端部が高床部16に水平方向(スライド)移動可能に取着されている。
そして、図8に示すように、第1アーム17と第2アーム18の相互中央部における枢着部を、(前後)両側にわたって連結する連結部材19を、油圧シリンダ等による伸縮アクチュエータ20にて斜め方向から押し上げることで、台板6を上昇させる。つまり、伸縮アクチュエータ20の一端は基礎床14(高床部16)に枢着され、他端が連結部材19に枢着され、伸長動作により台板6が上昇し、短縮動作により台板6が降下する。

0017

また、伸縮アクチュエータ20は、鉛直方向を長手方向とするのではなく、昇降台3が下降状態では(略)倒伏水平姿勢であり、伸長動作に伴って上方傾斜姿勢となるよう構成されている。これにより、伸縮アクチュエータ20を有する昇降台3の高さ方向寸法を小さくできる。図8の符号21は油圧式の伸縮アクチュエータ20用の油圧ユニットを示す。
図6図8において二点鎖線は乗り降り停止位置Aにある乗篭2の床面2aの高さ位置を示す。プラットホーム1の床面1aとこの乗篭2の床面2aとの高さの差hは250mm 程度あり、この高さの差hが昇降台3の鉛直方向の昇降ストロークSとなる。

0018

台板6は平面視において矩形状とされ、車椅子利用者が乗る車椅子12及びその付添人が十分上面6aに乗れる大きさであり、例えば、台板6は、図5において、左右方向寸法Mが1600〜2200mmとされ、前後方向寸法Nが1600〜2200mmとされる。なお、図5では左右方向寸法Mが2000mmとされ、前後方向寸法Nが1800mmとされている。
また、下降状態の昇降台3の台板6はプラットホーム1に設けた切欠き部11に納まるようされ、切欠き部11と台板6との隙間は5mm以下としている。

0019

昇降台3は、図6図8に示すように、その側面(側周面)に配設され台板6と共に昇降する鉛直壁状の化粧カバー板24を有し、化粧カバー板24は、昇降台3の上昇状態において、台板6と床面1aとの開口(隙間)を塞ぎ、内部の第1アーム17等を隠すと共に、台板6と床面1aとの間(開口)に物品や運転係員の足を挟まないよう安全なものとしている。

0020

また、図8図9に示すように、昇降台3の前方には、乗篭2の下部に下方から接触して乗篭2を水平姿勢に保つための振れ止め部材26が、突出状に付設されている。振れ止め部材26は、昇降台3の乗篭2側の側壁において台板6よりも低位置に水平突出状に設けられ、昇降台3の上昇により乗篭2の下部の当接部27に当接する。
また、当接部27は、図9に示すように、乗篭2の下部において乗篭中心を挟んで左右2箇所に設けられ、当接部27は前後方向を軸芯とする車輪とされている。そして、振れ止め部材26は、昇降台3と共に上昇降下する上面が水平の突出部材であり、昇降台3が上昇して振れ止め部材26の上面が当接部27に当接し、当接部27が振れ止め部材26上を転がる(すべる)よう動作して乗篭2全体が回転して乗篭2は水平姿勢とされる。

0021

昇降台3の上昇により、振れ止め部材26が乗篭2の下部(当接部27)を押し上げ、その押上力により乗篭2の水平を保つよう動作するが、過剰に押し上げないよう押圧力を制御し(過負荷検出器を設け)、また、昇降台3の上昇を所定位置に停止させる位置センサ(図示省略)を備えている。また、振れ止め部材26を、昇降台3の側壁から突出引込切り換え自在とし、昇降台3の必要時に引込み状態から突出状態に切り換えるよう構成してもよい。

0022

次に、車椅子12の乗篭2に対する乗り降りの動作について順に説明する。
通常運転時は(図2)、昇降台3の台板6はプラットホーム1の床面1aと同一面状であり、(図外の二人の)運転係員は、運転操作室13外において乗篭2へ乗ろうとする乗客、乗篭2から降りようとする乗客の手助けを行う。なお、乗客の乗車、降車は一般に傾斜床部9,10(図1図5参照)側にて行われる。
また、プラットホーム1には、運転操作室13以外の場所に、観覧車の運転を緊急停止させる緊急停止ボタン23が設けられ、運転係員は緊急時にそのボタン23を操作することができる。

0023

そして、車椅子12による乗客がプラットホーム1までやってくると、プラットホーム1の待機位置Eにてまず待機してもらう。また、本発明の観覧車には、乗篭2を一時停止させる際に、全乗篭2に一時停止を告げる一斉放送を行うための放送手段が備えられ、運転係員は全乗篭2に対し、一時停止を行う旨の放送を行う。放送手段は、図示省略するが、プラットホーム1(運転操作室13)に設けたハンドマイク、各乗篭2内部に設けたスピーカ、ハンドマイクとスピーカとの間の送受信手段と、を有する。

0024

そして、運転係員が運転操作室13内に入り、操作盤4の一時停止ボタン5の操作により、対象とする乗篭2を所定の乗り降り停止位置Aに停止させる。
この際、一時停止ボタン5を操作する運転係員と、車椅子12と、乗篭2(ドア22)と、は一直線状となるため、運転係員はボタン5の操作による正確な位置への乗篭2の停止が容易となる。

0025

そして、待機位置Eにて待機する車椅子利用者を下降状態にある昇降台3まで誘導し、車椅子12を台板6に載せ、車椅子12のブレーキをかける。運転係員は車椅子12、付添人が確実に台板6に載っていることを確認してから、操作盤4に設けた昇降台操作スイッチ(図示省略)にて、所定の上昇状態となるまで昇降台3を上昇させる。この際、振れ止め部材26にて、乗篭2は水平姿勢に保たれる。そして、乗篭2の開状態にあるドア22を通じて車椅子12を乗篭2内へ乗せる。その後、操作盤4における操作(一時停止の解除)により、乗篭2の運転を再開し、台板6を下降状態に復帰させ、通常運転を行う。

0026

そして、車椅子12を搭乗させた乗篭2が1周すると、運転係員はプラットホーム1の乗り降り停止位置Aにその乗篭2を一時停止ボタン5にて停止させる。さらに、昇降台3の台板6を上昇状態とさせる。この際、振れ止め部材26にて、乗篭2は水平姿勢に保たれる。乗り降り停止位置Aに停止した乗篭2から車椅子12を台板6上に降ろし、安全を確認してから台板6を降下させ、プラットホーム1の床面1aと同一面状とし、車椅子12をプラットホーム1の降車口Fへ誘導する。
以上のように車椅子12の乗篭2に対する乗り降りは水平床部8(図1図5参照)にて行われる。

0027

乗篭2の乗り降り用のドア22は、乗篭2の外方に開状態となる片開き式や、両開き式等とすることができ、ドア開口部の下辺は(レール等の突出部が無く)乗篭2内部の床面2aと同一平面状とされるのが好ましい。これにより、昇降台3の台板6から乗篭2内部の床面2aまでは突起の無い同一面状となり、車椅子12の進入退出が容易となる。

0028

なお、本発明は、(図外の)水平軸心廻りに回転する回転輪7によりその回転輪7に取着させた乗篭2が回転する観覧車以外にも、図示省略するが、地上に対して固定状とされたループ状固定レールに沿って移動する乗篭2を有する観覧車であってもよい。
また、プラットホーム1の水平床部8は、乗篭2の周回軌道の最低部に対応する位置のみならず最低部より高い位置に対応する位置としてもよい。
さらに、観覧車は、地面のみならず建物の一部(屋上や途中フロアーの床面)に設けても良い。

0029

以上のように、本発明によれば、乗篭2に対し乗客を乗り降りさせるためのプラットホーム1を備えた観覧車に於て、プラットホーム1に、下降状態ではプラットホーム1の床面1aと同一平面状とされ、かつ、上昇状態では乗篭2の床面2aと同じ高さとなる台板6を有する昇降台3を設けたものであるため、極めて安全でかつスムーズに車椅子12を乗篭2に搭乗させることができ、また、乗篭2から降ろすことができる。また、車椅子12は水平状態での乗り降りが可能であり、水平姿勢を保つため車椅子利用者に不安を与えることがなく、より安全な車椅子12による利用が可能となる。

0030

また、昇降台3は、台板6の上面6aに車椅子を載せて昇降自在となる車椅子乗り降り用とされ、また、プラットホーム1に於て運転係員により乗篭2の運転を制御する操作盤4には、上昇状態となる昇降台3と対応する所定の乗り降り停止位置Aに乗篭2を一時停止させる車椅子乗り降り用一時停止ボタン5が設けられたものであるため、乗篭2を確実に一時停止させてから車椅子12を乗篭2へ乗せる(降ろす)ことができ、安全である。

0031

また、操作盤4は、平面視において、乗篭2を一時停止させる乗り降り停止位置A及び昇降台3と直線的に配設されているため、乗篭2の床面2aが昇降台3の台板6の上面6aと同一高さとなるよう、かつ、車椅子12に対して乗篭2のドア22が正面となるよう、正確な乗り降り停止位置Aに乗篭2を停止させることができ、車椅子12による乗り降りを安全に行わせることができる。

0032

乗篭2を一時停止させる際に全乗篭2に一時停止を告げる一斉放送を行うための放送手段を備えたものであるため、既に別の乗篭2に搭乗している乗客に対しても、運転を一時停止させる際に事前に停止を告げる放送を行うため、不安感を与えることがない。

0033

また、昇降台3の前方に、乗篭2の下部に下方から接触して乗篭2を水平姿勢に保つための振れ止め部材26を、突出状に付設したものであるため、乗篭2が傾いて昇降台3の台板6と乗篭2の床面との間に段違いを生じさせることがない。例えば、乗篭2内の片側に既に乗客が乗っている場合、乗篭2が傾くが、昇降台3の上昇により乗篭2を水平姿勢とさせ段違いを生じさせることがない。従って、車椅子の乗り降りを容易とさせる。

図面の簡単な説明

0034

本発明に係る観覧車の実施の一形態を示す一部断面の要部正面図である。
昇降台が下降状態にあるプラットホーム及び乗篭の断面側面図である。
昇降台が下降状態にあるプラットホーム及び乗篭の断面側面図である。
昇降台が上昇状態にあるプラットホーム及び乗篭の断面側面図である。
プラットホーム及び乗篭の平面図である。
下降状態にある昇降台の正面図である。
上昇状態にある昇降台の正面図である。
上昇状態にある昇降台の側面図である。
振れ止め部材による振れ止めを説明する正面図である。

符号の説明

0035

1プラットホーム
1a 床面
2乗篭
2a 床面
3昇降台
4操作盤
5一時停止ボタン
6台板
6a 上面
26振れ止め部材
A乗り降り停止位置

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