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技術 内燃機関の排気領域内に配置されている粒子フィルタの作動方法およびその方法を実行する内燃機関の運転装置

出願人 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
発明者 ラルフ・ヴィルスマティアス・ツィーベルミヒャエル・コリッチュモニカ・シェーレルウド・ケース
出願日 2005年7月1日 (15年5ヶ月経過) 出願番号 2005-193592
公開日 2006年2月2日 (14年10ヶ月経過) 公開番号 2006-029326
状態 未査定
技術分野 排気の固体成分の処理 排気の後処理
主要キーワード 機械的形態 再生調整 周囲空気圧力 圧力モデル 燃焼強度 特性変数 排気領域内 空気センサ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (4)

課題

粒子フィルタ粒子蓄積状態のできるだけ正確な決定を可能にする、内燃機関排気領域内に配置されている粒子フィルタの作動方法およびその方法を実行する内燃機関の運転装置を提供する。

解決手段

内燃機関(10)の排気領域内に配置されている粒子フィルタ(20)の作動方法において、オイル消費量決定手段(31)により、オイルセンサ(27)から供給されるオイル信号(H)に基づいて、内燃機関(10)のオイル消費量を計算する。灰蓄積量決定手段(33)により、オイル信号(H)から、粒子フィルタ(20)の灰蓄積状態(mAsche)に対する尺度を決定し、粒子フィルタ(20)の作動において、特に最大許容粒子蓄積状態(mPartikel)に対するしきい値(Lim)の決定において、灰蓄積状態(mAsche)が考慮可能である。灰蓄積状態(mAsche)からフィルタ交換信号(42)が得られる。

概要

背景

ドイツ特許公開第19906287号から、内燃機関排気領域内に、排気ガス内に含まれている粒子捕獲する粒子フィルタを含む排気ガス処理装置が配置されている、内燃機関の制御方法および装置が既知となっている。粒子フィルタを正常に作動させるためには、粒子蓄積状態がわかっていなければならず、粒子蓄積状態は、粒子フィルタにおいて発生する差圧を介して間接的に測定可能である。

ドイツ特許公開第10248431号から、排気ガス流動抵抗が粒子蓄積状態に対する尺度として使用される、粒子蓄積状態の決定方法が既知となっている。流動抵抗は、粒子フィルタにおいて発生する差圧および排気ガス容積流量から決定される。排気ガス容積流量は、排気温度を考慮して排気ガス質量流量から求められ、排気ガス質量流量は、少なくとも1つの既知の内燃機関の運転特性変数から、例えば空気センサから供給される空気信号から、少なくとも近似的に計算可能である。粒子フィルタにおいて発生する差圧は、粒子フィルタ手前の上流側に配置されている圧力センサが供給する圧力信号と、粒子フィルタ後方に存在する排気装置圧力モデルにより決定される、粒子フィルタ後方の下流側における圧力とから決定され、圧力モデルにおいては、排気装置の終端における周囲空気圧力が考慮される。

粒子フィルタの再生は、粒子フィルタ内に堆積された粒子の燃焼により行われ、燃焼は、例えば500℃−600℃の温度範囲内で行われる。ドイツ特許公開第10108720号から、内燃機関の状態および/または粒子フィルタの状態を与える少なくとも1つの運転特性変数から出発され、これから粒子の燃焼強度を表わす特性変数を決定する、内燃機関の排気領域内に配置されている粒子フィルタの作動方法および装置が既知となっている。特性変数はしきい値と比較される。しきい値を超えた場合、粒子フィルタの過熱を阻止するために、排気ガス内の酸素含有量を低下させる係合を目的とした反応速度の低減手段が導かれる。

ドイツ特許公開第19602599号から、オイルセンサによりオイル・レベルを測定する、内燃機関のエンジンオイル量の決定方法が既知となっている。この方法は、自動車走行運転中における比較的正確なオイル・レベルの測定を可能にする。

概要

粒子フィルタの粒子蓄積状態のできるだけ正確な決定を可能にする、内燃機関の排気領域内に配置されている粒子フィルタの作動方法およびその方法を実行する内燃機関の運転装置を提供する。内燃機関(10)の排気領域内に配置されている粒子フィルタ(20)の作動方法において、オイル消費量決定手段(31)により、オイル・センサ(27)から供給されるオイル信号(H)に基づいて、内燃機関(10)のオイル消費量を計算する。灰蓄積量決定手段(33)により、オイル信号(H)から、粒子フィルタ(20)の灰蓄積状態(mAsche)に対する尺度を決定し、粒子フィルタ(20)の作動において、特に最大許容粒子蓄積状態(mPartikel)に対するしきい値(Lim)の決定において、灰蓄積状態(mAsche)が考慮可能である。灰蓄積状態(mAsche)からフィルタ交換信号(42)が得られる。

目的

本発明の課題は、粒子フィルタの粒子蓄積状態のできるだけ正確な決定を可能にする、内燃機関の排気領域内に配置されている粒子フィルタの作動方法およびその方法を実行するための内燃機関の運転装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

内燃機関(10)の排気領域内に配置されている粒子フィルタ(20)の作動方法において、オイルセンサ(27)により、内燃機関(10)のオイル・レベル(26)を測定すること、オイル消費量決定手段(31)により、オイル・センサ(27)から供給されるオイル信号(H)に基づいて、内燃機関(10)のオイル消費量に対する尺度としてオイル消費量信号(32)を決定すること、および灰蓄積量決定手段(33)により、オイル消費量信号(32)から、粒子フィルタ(20)の灰蓄積状態(mAsche)に対する尺度を決定すること、を特徴とする粒子フィルタの作動方法。

請求項2

粒子蓄積量決定手段(34)により、粒子フィルタ(20)の粒子蓄積状態(mPartikel)を決定すること、および粒子蓄積状態(mPartikel)の決定において、灰蓄積状態(mAsche)が考慮されること、を特徴とする請求項1に記載の作動方法。

請求項3

粒子蓄積状態(mPartikel)が、粒子フィルタ(20)において発生する差圧(dp)から決定されることを特徴とする請求項2に記載の作動方法。

請求項4

粒子フィルタ(20)手前の上流側における排気圧力(pvPF)が圧力センサ(22)により測定されること、および粒子フィルタ(20)後方の下流側における排気圧力(pnPF)がモデルに基づいて決定され、該モデルにおいて周囲空気圧力(pU)が考慮されること、を特徴とする請求項3に記載の作動方法。

請求項5

粒子蓄積状態(mPartikel)の決定において、粒子フィルタ(20)内の温度(T)に対する尺度が考慮されることを特徴とする請求項2に記載の作動方法。

請求項6

粒子フィルタ(20)の最大許容粒子蓄積状態(mPartikel)に対して設定されるしきい値(Lim)が、決定された灰蓄積状態(mAsche)の関数として決定されることを特徴とする請求項1に記載の作動方法。

請求項7

粒子フィルタ寿命決定手段(41)により、灰蓄積状態(mAsche)からフィルタ交換信号(42)を決定し且つ指示することを特徴とする請求項1に記載の作動方法。

請求項8

請求項1ないし7に記載の作動方法のいずれかを実行するように設計されている少なくとも1つの制御装置(30)が設けられていることを特徴とする内燃機関の運転装置

請求項9

内燃機関(10)のオイル・レベル(26)に対する少なくとも1つの尺度であるオイル信号(H)を供給するオイル・センサ(27)が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の運転装置。

請求項10

粒子フィルタ(20)手前の上流側に配置されている圧力センサ(22)が、粒子フィルタ(20)手前の排気圧力(pvPF)と周囲空気圧力(pU)との間の差圧を決定する差圧センサとして形成されていることを特徴とする請求項8に記載の運転装置。

技術分野

0001

本発明は、内燃機関排気領域内に配置されている粒子フィルタ作動方法およびその方法を実行する内燃機関の運転装置に関するものである。

背景技術

0002

ドイツ特許公開第19906287号から、内燃機関の排気領域内に、排気ガス内に含まれている粒子捕獲する粒子フィルタを含む排気ガス処理装置が配置されている、内燃機関の制御方法および装置が既知となっている。粒子フィルタを正常に作動させるためには、粒子蓄積状態がわかっていなければならず、粒子蓄積状態は、粒子フィルタにおいて発生する差圧を介して間接的に測定可能である。

0003

ドイツ特許公開第10248431号から、排気ガス流動抵抗が粒子蓄積状態に対する尺度として使用される、粒子蓄積状態の決定方法が既知となっている。流動抵抗は、粒子フィルタにおいて発生する差圧および排気ガス容積流量から決定される。排気ガス容積流量は、排気温度を考慮して排気ガス質量流量から求められ、排気ガス質量流量は、少なくとも1つの既知の内燃機関の運転特性変数から、例えば空気センサから供給される空気信号から、少なくとも近似的に計算可能である。粒子フィルタにおいて発生する差圧は、粒子フィルタ手前の上流側に配置されている圧力センサが供給する圧力信号と、粒子フィルタ後方に存在する排気装置圧力モデルにより決定される、粒子フィルタ後方の下流側における圧力とから決定され、圧力モデルにおいては、排気装置の終端における周囲空気圧力が考慮される。

0004

粒子フィルタの再生は、粒子フィルタ内に堆積された粒子の燃焼により行われ、燃焼は、例えば500℃−600℃の温度範囲内で行われる。ドイツ特許公開第10108720号から、内燃機関の状態および/または粒子フィルタの状態を与える少なくとも1つの運転特性変数から出発され、これから粒子の燃焼強度を表わす特性変数を決定する、内燃機関の排気領域内に配置されている粒子フィルタの作動方法および装置が既知となっている。特性変数はしきい値と比較される。しきい値を超えた場合、粒子フィルタの過熱を阻止するために、排気ガス内の酸素含有量を低下させる係合を目的とした反応速度の低減手段が導かれる。

0005

ドイツ特許公開第19602599号から、オイルセンサによりオイル・レベルを測定する、内燃機関のエンジンオイル量の決定方法が既知となっている。この方法は、自動車走行運転中における比較的正確なオイル・レベルの測定を可能にする。

発明が解決しようとする課題

0006

本発明の課題は、粒子フィルタの粒子蓄積状態のできるだけ正確な決定を可能にする、内燃機関の排気領域内に配置されている粒子フィルタの作動方法およびその方法を実行するための内燃機関の運転装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0007

本発明によれば、内燃機関の排気領域内に配置されている粒子フィルタの作動方法において、オイル・センサにより、内燃機関のオイル・レベルを測定し、オイル消費量決定手段により、オイル・センサから供給されるオイル信号に基づいて、内燃機関のオイル消費量に対する尺度としてオイル消費量信号を決定し、そして灰蓄積量決定手段により、オイル消費量信号から、粒子フィルタの灰蓄積状態に対する尺度を決定する。

0008

内燃機関シリンダ内の燃料の燃焼により発生する粒子のほかに、エンジン・オイル特にエンジン・オイル添加剤の燃焼において発生する灰が堆積される。粒子フィルタ内に堆積した灰は、堆積された粒子を除去する粒子フィルタの再生の範囲内においては除去可能ではない。粒子フィルタの作動において灰蓄積状態の情報が考慮可能であることが有利である。

0009

本発明による方法の有利な変更態様および形態がさらに得られる。
一形態は、粒子蓄積量決定手段により、粒子フィルタの粒子蓄積状態を決定すること、および粒子蓄積状態の決定において、灰蓄積状態が考慮されることにより行われる。この手法は、粒子蓄積状態が粒子フィルタにおいて発生する差圧から決定されるとき、特に有利である。灰蓄積状態の差圧への影響は、例えば実験により決定され且つのちに粒子蓄積状態の補正のために使用されてもよい。

0010

この形態の一変更態様は、粒子フィルタ手前の上流側における排気圧力が圧力センサにより測定されること、および粒子フィルタ後方の下流側における排気圧力が粒子フィルタ後方に存在する排気装置の圧力モデルに基づいて決定され、圧力モデルにおいて排気装置の終端において発生する周囲空気圧力が考慮されること、により行われる。

0011

他の形態は、粒子蓄積状態の決定において、粒子フィルタ内の温度に対する尺度が考慮されることにより行われる。温度は、例えば排気温度モデルにより計算されてもよい。さらに、温度は、粒子フィルタの範囲内に配置されている少なくとも1つの温度センサにより測定されてもよい。温度センサは、粒子フィルタ手前におよび/または粒子フィルタ内におよび/または粒子フィルタ後方に配置されていてもよい。

0012

特に有利な形態は、粒子フィルタの最大許容粒子蓄積状態に対して設定されるしきい値または設定される公差範囲が、決定された灰蓄積状態の関数として決定されることにより行われる。この形態により、安全をみて灰蓄積状態の増大と共に最大許容粒子蓄積状態が低下されるように考慮される。粒子フィルタの機械的形態の関数として、同じ粒子蓄積状態において、灰蓄積状態の増大と共に堆積された粒子の層厚は増加する。粒子の燃焼による必要な再生において、粒子層厚の増加と共に過熱の危険性が発生することがあり、この危険性は、最大許容粒子蓄積状態の低下により低減可能である。

0013

本発明による方法の他の形態は、粒子フィルタ寿命決定手段により、決定された灰蓄積状態から、粒子フィルタの交換が必要であることをフィルタ交換信号により指示することによって行われる。

0014

本発明による方法を実行するための本発明による内燃機関の運転装置は、はじめに、本発明による方法を実行するように設計されている制御装置を含む。
制御装置は、特に、オイル・レベルに対する少なくとも1つの尺度であるオイル信号を供給するオイル・センサを含む。

0015

本発明による装置は、さらに、粒子フィルタ手前の上流側に配置されている圧力センサが、粒子フィルタ手前の排気圧力と周囲空気圧力との間の差圧を決定する差圧センサとして形成されているように設計されている。

0016

制御装置は、コンピュータプログラムとして関数を記憶している少なくとも1つの電気メモリを含むことが好ましい。

発明を実施するための最良の形態

0017

図1は内燃機関10を示し、内燃機関10の吸気領域内に空気センサ11および絞り弁12が配置されている。内燃機関10の排気領域内の粒子フィルタ20手前の上流側に温度センサ21および圧力センサ22が設けられている。粒子フィルタ20後方に他の排気ガス処理装置23が配置されている。

0018

内燃機関10に燃料配量装置25が付設されている。内燃機関10内のオイル・レベル26がオイル・センサ27により測定される。
制御装置30に、空気センサ11は空気信号mLを、内燃機関10は回転速度信号Nを、オイル・センサ27はオイル信号Hを、温度センサ21は排気温度Tを、および圧力センサ22は圧力信号pを供給する。制御装置30は、絞り弁12に絞り弁信号DRを、および燃料配量装置25に燃料信号mEを供給する。

0019

圧力センサ22は、粒子フィルタ20手前の排気ガス質量流量msabgの排気圧力pvPFと、周囲空気圧力pUとの関数として圧力信号pを供給する。粒子フィルタ20下流側の粒子フィルタ20後方において排気ガス質量流量msabgの排気圧力pnPFが発生する。排気領域の終端において周囲圧力pUが発生する。

0020

制御装置30はオイル消費量決定手段31を含み、オイル消費量決定手段31は、灰蓄積量決定手段33にオイル消費量信号32を供給する。灰蓄積量決定手段33は、粒子蓄積量決定手段34、しきい値決定手段35、並びに粒子フィルタ寿命決定手段41に、灰蓄積状態mAscheを供給する。粒子フィルタ寿命決定手段41は、フィルタ交換信号42を供給する。

0021

粒子蓄積量決定手段34は、差圧dpの関数として、および排気温度Tの関数として、粒子蓄積状態mPartikelを決定する。差圧dpは、差圧決定手段36から、圧力信号pと、周囲空気圧力センサ37が測定する周囲空気圧力pUとの関数として供給される。粒子蓄積状態mPartikelおよびしきい値Limは、再生調整装置38に供給され、再生調整装置38は、再生制御手段40に再生信号39を供給する。

0022

図2は、灰蓄積状態mAscheと一定の排気ガス容積流量Vsにおいて適用される差圧dpとの間の関数関係を示す。
図3は、粒子蓄積状態mPartikelと差圧dpとの間の関数関係を示す。灰蓄積状態mAscheがパーセント〔%〕の単位で与えられている。第1の特性曲線50は0%の灰蓄積状態mAscheに対して、第2の特性曲線51は20%の灰蓄積状態mAscheに対して、および第3の特性曲線52は50%の灰蓄積状態mAscheに対して適用される。しきい値Limが記入されている。

0023

本発明による方法は次のように行われる。
制御装置30は、はじめに、空気信号mLおよび/または回転速度信号Nおよび/またはトルク目標信号MFaの関数として、燃料配量装置25に供給される燃料信号mE並びに絞り弁信号DRを決定する。内燃機関10の正常運転の間に、排気ガス質量流量msabgは、内燃機関10内における燃料の燃焼過程において、特に燃料添加剤の燃焼において発生する粒子を同伴する。粒子は粒子フィルタ20内に堆積される。

0024

粒子フィルタ20後方に配置されている他の排気ガス処理装置23は、例えば触媒または消音器である。
内燃機関10の運転のために必要なエンジン・オイルは、オイル・センサ27により、少なくとも充填レベル26に関してモニタリングされる。オイル・センサ27は、制御装置30にオイル信号Hを供給し、制御装置30内において、オイル消費量決定手段31はオイル消費量信号32を決定する。オイル消費量は充填レベル26の低下により決定される。充填レベル26の変化の評価において、消費されたエンジン・オイルの補給による充填レベル26の上昇が考慮されなければならない。

0025

灰蓄積量決定手段33は、灰蓄積量決定手段33内に記憶されている関係に基づき、オイル消費量信号32に粒子フィルタ20の灰蓄積状態mAscheを割り当てる。詳細には示されていない関係は実験により決定されることが好ましい。

0026

粒子フィルタ20の作動において灰蓄積状態mAscheの情報が考慮可能であることが特に有利である。
増大する灰蓄積状態は、粒子フィルタ20の吸蔵能力および作動方式を妨害する。灰の除去は粒子フィルタ20が組み込まれた状態のままでは可能ではないので、形態に応じて、粒子フィルタ20の交換が必要であることを信号化するために灰蓄積状態mAscheが使用可能である。粒子フィルタ寿命決定手段41は、所定の灰蓄積状態mAscheに到達したのちに、フィルタ交換信号42を出力する。

0027

さらに、粒子フィルタ20の粒子蓄積状態mPartikelの決定において、灰蓄積状態mAscheが考慮可能であることが特に有利である。この実施例においては、粒子蓄積状態mPartikelが、粒子蓄積量決定手段34から、粒子フィルタ20において発生する差圧dpの関数として、および排気温度Tの関数として決定される。灰蓄積状態mAscheは、図2に示されているように、差圧dpに影響を与える。この関係は粒子フィルタの形態の関数である。実験研究による計算に基づき、少ない灰蓄積状態mAscheから出発して、はじめは予想に反して、灰蓄積状態mAscheの増大と共に差圧dpはより小さい値をとり、灰蓄積状態mAscheがさらに増大したときにはじめて、予想されるより高い値へ上昇することが特定された。粒子フィルタ20の粒子蓄積状態mPartikelに対する尺度は粒子フィルタ20の流動抵抗であり、流動抵抗は、冒頭記載の従来技術により、差圧dpと排気ガス容積流量Vsとの商から得られる。

0028

排気ガス容積流量Vsは、温度センサ21が測定する排気温度Tを考慮して、排気ガス質量流量msabgから計算される。排気ガス質量流量msabgは、簡単な近似において空気信号mLに比例する。精度を上げるために、燃料信号mEを用いて、内燃機関10内において燃焼される燃料が考慮されてもよい。排気ガス再循環が存在する場合、排気ガス質量流量msabgへの影響が同様に考慮されてもよい。

0029

図3に示されている3つの特性曲線50、51、52は、差圧dpと、パーセントで示した粒子蓄積状態mPartikelとの間の関係を示す。図2に示されている灰蓄積状態mAscheと差圧dpとの間の関係が、図3において、少ない粒子蓄積状態mPartikelにおいては、20%の灰蓄積状態mAscheに対応する第2の特性曲線51が、図3において0%の灰蓄積状態に対応する第1の特性曲線50で記入されている、より低い灰蓄積状態mAscheの場合よりも低い差圧dpに存在することによって、表わされている。図2に示すように、差圧dpは、灰蓄積状態mAscheが増大してはじめて再び上昇する。したがって、第3の特性曲線52は、予想されるように、第1の特性曲線50の上方に位置し、即ちこの例において50%が与えられている高い灰蓄積状態は、予想されるように、同じ粒子蓄積状態mPartikelにおいて、より高い差圧dpを形成している。

0030

図3に設定しきい値Limが記入されている。第1の特性曲線50に示すように、灰がまだ堆積されていない場合、しきい値Limは、100%の最大許容粒子蓄積状態mPartikelに決定可能である。灰蓄積状態mAscheの増大と共に、最大許容粒子蓄積状態mPartikelに対するしきい値Limは低下される。図3に示す実施例においては、第3の特性曲線52に示す50%の灰蓄積状態mAscheにおけるしきい値Limは、同様に例えば50%の最大許容蓄積状態mPartikelに低下される。存在する灰蓄積状態mAscheの関数として許容粒子蓄積状態mPartikelが低下する関係は、理論的に決定されてもまたは実験により決定されてもよい。目的は、再生の間に粒子フィルタ20の過熱の危険性が発生することなく粒子の燃焼を保証することである。存在する灰蓄積状態mAscheと関連させた許容粒子蓄積状態mPartikelの低下は、図3に示されている線図と著しく異なっていてもよい。例えば、第3の特性曲線52に示す50%の灰蓄積状態におけるしきい値Limが、最大可能粒子蓄積状態mPartikelから僅か20%低い位置にあってもよいであろう。

0031

しきい値決定手段35内において、灰蓄積状態mAscheの関数として決定されたしきい値Lim、並びに粒子蓄積量決定手段34内において決定された粒子蓄積状態mPartikelは、再生調整装置38に供給され、再生調整装置38は、粒子フィルタ20の再生が必要であるかどうかを決定する。粒子フィルタ20の再生が必要な場合、再生調整装置38は再生制御手段40に再生信号39を供給し、再生制御手段40は粒子フィルタ20の適切な再生手段を確定する。

0032

再生制御手段40は、例えば燃料配量装置25に供給される燃料信号mEを調節する。燃料信号mEは、燃料配量装置25を操作して、例えば主噴射のあとに発生すべき少なくとも1つの燃料後噴射を発生させる。後噴射燃料量は、要するに、内燃機関10のシリンダ内で一部のみが燃焼するにすぎない。いずれの場合においても、未燃燃料は、場合により存在する、詳細には示されていない酸化触媒に到達し、酸化触媒は粒子フィルタ20手前の上流側に配置されている。未燃燃料は、酸化触媒内において発熱反応で変換され且つ排気温度を上昇させる。粒子フィルタ20それ自身が触媒作用層を有していてもよく、触媒作用層において発熱反応が行われるので、粒子フィルタ20の直接加熱が可能である。

0033

さらに、再生制御手段40は、空気信号mLの関数として、排気温度Tをさらに上昇させる空気流絞りが発生するように絞り弁12に対する絞り弁信号DRを調節してもよい。排気温度を、例えば500−600℃に上昇させることにより、粒子フィルタ20内に蓄積された粒子の着火温度が達成される。排気ガス内の酸素成分の適切な調節により燃焼速度が調節されてもよい。再生制御手段40は、絞り弁信号DRの調節により酸素成分を適合させる。

0034

差圧決定手段36は、粒子フィルタ20において発生する差圧dpを、圧力センサ22から供給される圧力信号pから、周囲空気圧力センサ37により測定される周囲空気圧力pUから、および粒子フィルタ20後方の排気系の圧力モデルに基づいて計算する。粒子フィルタ20後方の排気系は、例えば少なくとも触媒としておよび/または少なくとも消音器として形成されている他の排気ガス処理装置23を含む。モデル形成において、例えば他の排気ガス処理装置23の流動抵抗および排気管の流動抵抗が排気ガス容積流量Vsの関数として計算され、排気ガス容積流量Vsは、上記のように、排気温度Tを使用して排気ガス質量流量msabgから決定されてもよい。圧力モデルによる計算の目的である粒子フィルタ20後方の排気圧力pnPFは、流動抵抗、排気ガス容積流量Vs、並びに既知の周囲空気圧力pUから決定されてもよい。

0035

周囲空気圧力は、特に燃料信号mEの調節のために使用されてもよいので、周囲空気圧力センサ37は、例えば制御装置30の内部に配置されている。圧力センサ22は、粒子フィルタ20手前の排気圧力pvPFを周囲空気圧力pUとの比較で測定し且つ圧力信号pとして差圧を供給する差圧センサとして形成されていることが好ましい。

図面の簡単な説明

0036

本発明による方法が実行される技術的周辺図である。
灰蓄積状態と差圧との間の関数関係図である。
粒子蓄積状態と差圧との間の関数関係図である。

符号の説明

0037

10内燃機関
11空気センサ
12絞り弁
20粒子フィルタ
21温度センサ
22圧力センサ
23 他の排気ガス処理装置
25燃料配量装置
26オイル・レベル(充填レベル)
27 オイル・センサ
30制御装置
31オイル消費量決定手段
32 オイル消費量信号
33 灰蓄積量決定手段
34粒子蓄積量決定手段
35 しきい値決定手段
36差圧決定手段
37周囲空気圧力センサ
38再生調整装置
39再生信号
40再生制御手段
41 粒子フィルタ寿命決定手段
42フィルタ交換信号
50特性曲線(灰蓄積状態0%)
51 特性曲線(灰蓄積状態20%)
52 特性曲線(灰蓄積状態50%)
dp 差圧
DR 絞り弁信号
H オイル信号
Lim しきい値
mAsche 灰蓄積状態
mE燃料信号
mL 空気信号
mPartikel粒子蓄積状態
msabg排気ガス質量流量
N回転速度信号
p圧力信号
pnPF排気圧力(粒子フィルタ後方)
pU 周囲空気圧力
pvPF 排気圧力(粒子フィルタ手前)
T排気温度
Vs 排気ガス容積流量

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