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技術 自動原稿送り装置及び画像形成装置

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 牧浦義則
出願日 2004年7月15日 (16年4ヶ月経過) 出願番号 2004-208436
公開日 2006年2月2日 (14年9ヶ月経過) 公開番号 2006-027804
状態 未査定
技術分野 手差しシート給送 電子写真における露光及び原稿送り
主要キーワード 左右ガイド板 左右ラック センター振り分け 左支持板 左右支持板 右ガイド板 正面視略コ字状 右支持板
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2006年2月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

排紙トレイに排出された原稿を、ガイド幅方向に整列させてストックできるようにする。

解決手段

原稿幅方向スライド自在に対向配置された給紙側ガイド板31,32を有する給紙トレイ8と、この給紙トレイ8上の原稿を搬送路16に送り出し、この送り出した原稿を画像読み取り部5に導く搬送部18と、給紙トレイ8の下方位置に設けられた排紙トレイ11と、読み取られた原稿を排紙トレイ11上に排出する排紙部20とを備え、排紙トレイ11は、原稿幅方向にスライド自在に対向配置された排紙側ガイド板35,36を有している。そして、原稿幅方向の左側の給紙側左ガイド板31と排紙側左ガイド板35、及び原稿幅方向の右側の給紙側右ガイド板32と排紙側右ガイド板36をそれぞれ連結し、給紙側左右ガイド板31,32のガイド幅を調節すると、排紙側左右ガイド板35,36のガイド幅が連動して調節される。

概要

背景

従来、複写機プリンタ等の画像形成装置に搭載される原稿自動送り装置において、給紙トレイ排紙トレイとが兼用されている場合には、給紙トレイの給紙側ガイド板を排紙トレイの排紙側ガイド板として兼用することができるため、後述する排出原稿に関する問題は生じなかった。

しかし、例えば、図7に示すように、画像形成装置100の上部に取り付けられた原稿自動送り装置101において、給紙トレイ102の下方に排紙トレイ103が配置された構成を有する場合には、給紙トレイ102には原稿幅方向に一対の給紙側ガイド板104,105が対向配置されているが、排紙トレイ103には、取付スペース等の理由からそのような排紙側ガイド板が設けられていなかった。

このように、従来の原稿自動送り装置101にあっては、排紙トレイ103に排出された原稿が、原稿幅方向に揃わずにストックされるため、全ての原稿が排出された後に、オペレータが原稿を整理する必要があった。また、場合によっては、排紙トレイ103にストックされた原稿が、後から排出されてきた原稿に押され、原稿の順番が入れ替わってしまうおそれがあった。

これに対し、上述した不具合を解消するため、例えば、原稿の読み取り後の排出速度を変更可能とし、原稿の読み取り時の搬送速度が、装置内蔵の制御装置により所定範囲外であると判断された場合には、排出速度を所定範囲内の速度となるように制御して、排紙トレイにストックされた原稿が押し出されたり、散乱しないようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。

また、他の従来技術として、例えば、原稿排出部に低速回転する排出ローラを設け、この排出ローラを、原稿の排出経路内に突出するように移動自在として、原稿読み取り後の原稿の排出速度を低下させるようにした技術が公知である(特許文献2参照)。

特開平11−222345号公報(第4頁、図1)
特公第2566075号公報(第3頁、図1)

概要

排紙トレイに排出された原稿を、ガイド幅方向に整列させてストックできるようにする。原稿幅方向にスライド自在に対向配置された給紙側ガイド板31,32を有する給紙トレイ8と、この給紙トレイ8上の原稿を搬送路16に送り出し、この送り出した原稿を画像読み取り部5に導く搬送部18と、給紙トレイ8の下方位置に設けられた排紙トレイ11と、読み取られた原稿を排紙トレイ11上に排出する排紙部20とを備え、排紙トレイ11は、原稿幅方向にスライド自在に対向配置された排紙側ガイド板35,36を有している。そして、原稿幅方向の左側の給紙側左ガイド板31と排紙側左ガイド板35、及び原稿幅方向の右側の給紙側右ガイド板32と排紙側右ガイド板36をそれぞれ連結し、給紙側左右ガイド板31,32のガイド幅を調節すると、排紙側左右ガイド板35,36のガイド幅が連動して調節される。

目的

そこで、本発明は、排紙トレイに排出された原稿を、ガイド幅方向に整列状態でストック可能とした原稿自動送り装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

原稿幅方向の一側と他側に移動自在に対向配置された一対の給紙側ガイド板を有する給紙トレイと、この給紙トレイ上の原稿搬送路送り出し該送り出した原稿を画像読み取り部に導く搬送部と、前記給紙トレイとは別位置に設けられた排紙トレイと、読み取られた原稿を前記排紙トレイ上に排出する排紙部と、を備えた自動原稿送り装置において、前記排紙トレイは、原稿幅方向の一側と他側に移動自在に対向配置された一対の排紙側ガイド板を有し、原稿幅方向の一側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、原稿幅方向の他側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、をそれぞれ連結し、原稿幅方向の一側又は他側の前記給紙側ガイド板を原稿幅方向に移動させると、原稿幅方向の一側又は他側の前記排紙側ガイド板が連動するようにした、ことを特徴とする自動原稿送り装置。

請求項2

原稿幅方向の一側の前記排紙側ガイド板は、原稿幅方向の他側の前記排紙側ガイド板よりも原稿搬送方向に短く形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。

請求項3

前記一対の排紙側ガイド板のガイド幅は、前記一対の給紙側ガイド板のガイド幅よりも予め大きく設定されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動原稿送り装置。

請求項4

原稿幅方向の一側と他側に移動自在に対向配置された一対の給紙側ガイド板を有する給紙トレイと、この給紙トレイ上の原稿を搬送路に送り出し該送り出した原稿を画像読み取り部に導く搬送部と、前記給紙トレイとは別位置に設けられた排紙トレイと、読み取られた原稿を前記排紙トレイ上に排出する排紙部と、を備えた自動原稿送り装置において、前記排紙トレイは、原稿幅方向の一側と他側に移動自在に対向配置された一対の排紙側ガイド板を有し、原稿幅方向の一側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、原稿幅方向の他側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、をそれぞれ連結し、これら連結した一側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、他側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、の間に連動連結手段を設け、この連動連結手段を介して、前記一対の給紙側ガイド板のガイド幅を調節すると、前記一対の排紙側ガイド板のガイド幅が連動して調節されるようにした、 ことを特徴とする自動原稿送り装置。

請求項5

前記連動連結手段は、ラックとピニオンの組み合わせから成る、ことを特徴とする請求項4に記載の自動原稿送り装置。

請求項6

原稿幅方向の一側の前記排紙側ガイド板は、原稿幅方向の他側の前記排紙側ガイド板よりも原稿搬送方向に短く形成されている、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の自動原稿送り装置。

請求項7

前記一対の排紙側ガイド板のガイド幅は、前記一対の給紙側ガイド板のガイド幅よりも予め大きく設定されている、ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の自動原稿送り装置。

請求項8

請求項1乃至7に記載の自動原稿送り装置と、この自動原稿送り装置によって送られた原稿の画像を原稿読み取り位置で読み取る画像読み取り手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置

技術分野

0001

本発明は、複写機プリンタファクシミリ等の画像形成装置と、画像形成装置に用いられるADF(Auto Document Feeder)等の自動原稿送り装置に関する。

背景技術

0002

従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置に搭載される原稿自動送り装置において、給紙トレイ排紙トレイとが兼用されている場合には、給紙トレイの給紙側ガイド板を排紙トレイの排紙側ガイド板として兼用することができるため、後述する排出原稿に関する問題は生じなかった。

0003

しかし、例えば、図7に示すように、画像形成装置100の上部に取り付けられた原稿自動送り装置101において、給紙トレイ102の下方に排紙トレイ103が配置された構成を有する場合には、給紙トレイ102には原稿幅方向に一対の給紙側ガイド板104,105が対向配置されているが、排紙トレイ103には、取付スペース等の理由からそのような排紙側ガイド板が設けられていなかった。

0004

このように、従来の原稿自動送り装置101にあっては、排紙トレイ103に排出された原稿が、原稿幅方向に揃わずにストックされるため、全ての原稿が排出された後に、オペレータが原稿を整理する必要があった。また、場合によっては、排紙トレイ103にストックされた原稿が、後から排出されてきた原稿に押され、原稿の順番が入れ替わってしまうおそれがあった。

0005

これに対し、上述した不具合を解消するため、例えば、原稿の読み取り後の排出速度を変更可能とし、原稿の読み取り時の搬送速度が、装置内蔵の制御装置により所定範囲外であると判断された場合には、排出速度を所定範囲内の速度となるように制御して、排紙トレイにストックされた原稿が押し出されたり、散乱しないようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。

0006

また、他の従来技術として、例えば、原稿排出部に低速回転する排出ローラを設け、この排出ローラを、原稿の排出経路内に突出するように移動自在として、原稿読み取り後の原稿の排出速度を低下させるようにした技術が公知である(特許文献2参照)。

0007

特開平11−222345号公報(第4頁、図1
特公第2566075号公報(第3頁、図1

発明が解決しようとする課題

0008

しかしながら、上述した特許文献1や特許文献2に開示された技術は、原稿搬送方向に対しての原稿のストック不良の改善を主目的として提案されたものであるが、実際には、原稿搬送方向だけではなく、原稿の搬送方向に対して直交する方向(原稿幅方向)にも不揃いにストックされてしまうのが実状である。

0009

一方、これに対処するため、単に排紙トレイに一対の排紙側ガイド板を設けただけでは、上述した図7の構成から明らかなように、排紙トレイの排紙側ガイド板を原稿の幅方向に調整するときの操作スペースを設けることができない等、スペースや操作性に新たな課題が生じる。

0010

そこで、本発明は、排紙トレイに排出された原稿を、ガイド幅方向に整列状態でストック可能とした原稿自動送り装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

前記目的を達成するため、請求項1に係る自動原稿送り装置は、原稿幅方向の一側と他側に移動自在に対向配置された一対の給紙側ガイド板を有する給紙トレイと、この給紙トレイ上の原稿を搬送路送り出し該送り出した原稿を画像読み取り部に導く搬送部と、前記給紙トレイとは別位置に設けられた排紙トレイと、読み取られた原稿を前記排紙トレイ上に排出する排紙部と、を備えている。

0012

この自動原稿送り装置において、前記排紙トレイは、原稿幅方向の一側と他側に移動自在に対向配置された一対の排紙側ガイド板を有し、
原稿幅方向の一側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、原稿幅方向の他側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、をそれぞれ連結し、
原稿幅方向の一側又は他側の前記給紙側ガイド板を原稿幅方向に移動させると、原稿幅方向の一側又は他側の前記排紙側ガイド板が連動するようにした、ことを特徴とする。

0013

請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動原稿送り装置において、原稿幅方向の一側の前記排紙側ガイド板は、原稿幅方向の他側の前記排紙側ガイド板よりも原稿搬送方向に短く形成されている、ことを特徴とする。

0014

請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の自動原稿送り装置において、前記一対の排紙側ガイド板のガイド幅は、前記一対の給紙側ガイド板のガイド幅よりも予め大きく設定されている、ことを特徴とする。

0015

請求項4に係る自動原稿送り装置は、原稿幅方向の一側と他側に移動自在に対向配置された一対の給紙側ガイド板を有する給紙トレイと、この給紙トレイ上の原稿を搬送路に送り出し該送り出した原稿を画像読み取り部に導く搬送部と、前記給紙トレイとは別位置に設けられた排紙トレイと、読み取られた原稿を前記排紙トレイ上に排出する排紙部と、を備えている。

0016

この自動原稿送り装置において、前記排紙トレイは、原稿幅方向の一側と他側に移動自在に対向配置された一対の排紙側ガイド板を有し、
原稿幅方向の一側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、原稿幅方向の他側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、をそれぞれ連結し、
これら連結した一側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、他側の前記給紙側ガイド板と前記排紙側ガイド板、の間に連動連結手段を設け、
この連動連結手段を介して、前記一対の給紙側ガイド板のガイド幅を調節すると、前記一対の排紙側ガイド板のガイド幅が連動して調節されるようにした、ことを特徴とする。

0017

請求項5に係る発明は、請求項4に記載の自動原稿送り装置において、前記連動連結手段は、ラックとピニオンの組み合わせから成る、ことを特徴とする。

0018

請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載の自動原稿送り装置において、原稿幅方向の一側の前記排紙側ガイド板は、原稿幅方向の他側の前記排紙側ガイド板よりも原稿搬送方向に短く形成されている、ことを特徴とする。

0019

請求項7に係る発明は、請求項4乃至6のいずれかに記載の自動原稿送り装置において、前記一対の排紙側ガイド板のガイド幅は、前記一対の給紙側ガイド板のガイド幅よりも予め大きく設定されている、ことを特徴とする。

0020

請求項8に係る発明は、請求項1乃至7に記載の自動原稿送り装置と、この自動原稿送り装置によって送られた原稿の画像を原稿読み取り位置で読み取る画像読み取り手段と、を備えた画像形成装置であることを特徴とする。

発明の効果

0021

本発明によれば、一度の操作で給紙側ガイド板のガイド幅と排紙側ガイド板のガイド幅をセットすることが可能であり、かつ排出された原稿を整然とストックすることができると共に、操作性の向上を図ることができる。

0022

また、原稿幅方向の一側の排紙側ガイド板が、原稿幅方向の他側の排紙側ガイド板よりも原稿搬送方向に短く形成されているので、排紙トレイに排出された原稿を容易に取り出すことができる。

0023

更に、一対の排紙側ガイド板のガイド幅は、一対の給紙側ガイド板のガイド幅よりも予め大きく設定されているので、排紙トレイに排出された原稿が排紙側ガイド板に当接せず、紙詰まりがなくなり整然とストックすることができる。

発明を実施するための最良の形態

0024

以下、図面に基づき、本発明の実施の形態の画像形成装置について説明する。
(画像形成装置の構成)
図1は、本実施の形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。同図に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置本体2の内部にプリンタ部3及びスキャナ部4が収容されている。そして、この画像形成装置本体2の上部には、原稿をコンタクトガラス(画像読み取り部)5に一枚づつ自動的に送り込む原稿自動送り装置6が取り付けられている。 この画像形成装置1は、原稿自動送り装置6によってコンタクトガラス(画像読み取り部)5に送り込まれた原稿の画像情報をスキャナ部4で読み取って光電変換し、その光電変換したデジタルデータをプリンタ部3の画像形成部7に出力するようになっている。

0025

このプリンタ部3は、給紙トレイ14から送り出されたシートP(紙、プラスチックフィルムOHPシート等の記録材)に画像形成部7でトナー画像を形成(転写)し、そのトナー画像が転写されたシートPを定着部10によって加熱・加圧し、シートPにトナー像定着させた後、プリント済みのシートPを排紙トレイ15上に排出するようになっている。

0026

なお、スキャナ部4は、走査ユニット12が画像読み取り位置(HP)に固定されて、原稿自動送り装置6によって搬送される原稿を流し読みする他に、走査ユニット12が画像読み取り位置(HP)から図1の右側方向に移動して、プラテンガラス(画像読み取り部)13の上面に固定された原稿の画像面を走査することもできるようになっている。また、画像形成部7は、スキャナ部4で読み取った画像データや、複写機、ファクシミリ、パソコンから出力される送信データに基づいて、シートPにトナー画像を転写するようになっている。
(原稿自動送り装置の構成)
原稿自動送り装置6は、画像形成装置本体2の背面側(図1の奥行き側)の上部に回動可能に取り付けられており、画像形成装置本体2から上方に持ち上げるように回動させることで、画像形成装置本体2の上部に固定されたプラテンガラス13の上面を開くことができるようになっている。

0027

この原稿自動送り装置6は、給紙トレイ8と、前部カバー27に覆われ給紙トレイ8上の原稿を原稿搬送路16に送り出す給紙部17と、送り出した原稿をコンタクトガラス(画像読み取り部)5に導く搬送部18と、給紙トレイ8の下方に設けられた排紙トレイ11と、読み取られた原稿を排紙トレイ11上に排出する排紙部20と、を備えている。

0028

以上により、給紙トレイ8上の原稿は、給紙部17で1枚づつ原稿搬送路16に送り出され、原稿搬送路16に送り出された原稿は搬送部18によりコンタクトガラス(画像読み取り部)5まで搬送され、ここで走査ユニット12によって画像情報が読み取られ、読み取り後の原稿は排紙部20によって排紙トレイ11上に排出される。

0029

上述した給紙部17は、ピックアップローラ21と、その前方側(原稿搬送方向の下流側)に配置された給紙ローラ22と、を有している。ピックアップローラ21は、通常は待機位置にあり、この待機位置から給紙位置に移動して回転し、給紙トレイ8上の原稿を送り出す。給紙ローラ22は、図示しない分離パッドに上方から当接されていて、ピックアップローラ21から受け渡された原稿を摩擦力によって1枚づつ搬送方向の下流側に給送する。

0030

搬送部18は、給紙ローラ22の斜め下方に配設された大径の搬送ドラム23と、この搬送ドラム23に略前方から当接されて搬送ニップを形成する読取前ローラ24と、を有している。この読取前ローラ24は、搬送ドラム23の反時計回りの回転によって時計回り従動回転し、これにより、原稿を原稿搬送路16に沿って挟持搬送するようになっている。原稿は、この搬送部18によって、搬送ドラム23の下方のコンタクトガラス(画像読み取り部)5に搬送される。

0031

排紙部20は、読取後ローラ25と排出ローラ対26、26を有し、コンタクトガラス(画像読み取り部)5において走査ユニット12により画像情報を読み取られた原稿は、読取後ローラ25及び排出ローラ対26、26で排紙トレイ11上に排出されるようになっている。

0032

次に、原稿自動送り装置6の給紙トレイ8と排紙トレイ11の具体的な実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
本実施の形態では、図2(a)(b)に示すように、原稿自動送り装置6の給紙トレイ8は、前部カバー27から後方(原稿搬送方向の上流側)に延設された受皿状の原稿セット台30を有している。この原稿セット台30に原稿が載置されるが、該原稿セット台30には、原稿搬送方向と略直交する方向に溝30aが形成されている。また、原稿セット台30には、原稿幅方向にスライド自在に給紙側左ガイド板31と給紙側右ガイド板32が対向配置されている。この給紙側左ガイド板31と給紙側右ガイド板32の下部には、連結軸31a、32aが下方に突出されている。更に、この連結軸31a、32aの下方には、ボルト接着剤溶着等による適宜の固定手段により連結枠33,34が固定されている。そして、前記溝30aに、連結軸31a、32aがスライド自在に嵌入されている。

0033

上述した連結枠33,34は、正面視略コ字状をなし、その内側空間に排紙トレイ11の排紙側左ガイド板35と排紙側右ガイド板36の上部が嵌合されている。この排紙側左ガイド板35と排紙側右ガイド板36は、案内板37に案内された状態で、原稿排出台28上に載置されて原稿幅方向にスライド自在とされている。なお、本実施の形態では、原稿セット台30、給紙側左右ガイド板31、32、排紙側左右ガイド板35、36等は、合成樹脂で作成されている。

0034

以上により、給紙側左ガイド板31と給紙側右ガイド板32を原稿幅方向にスライドさせて、給紙トレイ8側のガイド幅を調節すると、連結枠33,34を介して、排紙側左ガイド板35と排紙側右ガイド板36が一体的に移動し、これにより、排紙トレイ11側のガイド幅を同時に調節することができる。

0035

本実施の形態では、排紙トレイ11の排紙側左ガイド板35は、排紙側右ガイド板36よりも原稿搬送方向に短く形成されている。これは、もしも排紙側左ガイド板35と排紙側右ガイド板36の長さが同じで、かつ原稿長さよりも長い場合は、オペレータが排紙トレイ11の側方から手を入れることが困難となるため、排紙側左ガイド板35と排紙側右ガイド板36の長さを異ならせて、原稿排出台28に排出された原稿を取り出し易くするためである。

0036

更に、排紙側左ガイド板35と排紙側右ガイド板36間のガイド幅L2は、給紙側左ガイド板31と給紙側右ガイド板32間のガイド幅L1よりも予め大きく設定されている。これは、原稿排出台28に排出された原稿が原稿幅方向に偏って排出等された場合に、排出された原稿が排紙側左ガイド板35又は排紙側右ガイド板36に当接等して詰まり等を生じることのないようにするためである。

0037

この場合、給紙側左ガイド板31と給紙側右ガイド板32間のガイド幅L1と、排紙側左ガイド板35と排紙側右ガイド板36間のガイド幅L2との関係は、発明者の実験によると、
L1≦L2<L1+10(mm)
を満たすように設定することで、排出された原稿が排紙側左ガイド板35又は排紙側右ガイド板36に当接して紙詰まりを起こさないことが確認されている。
[第2の実施の形態]
図3(a)(b)は、原稿自動送り装置6の第2の実施の形態を示す図である。

0038

この実施の形態では、上述した給紙側左ガイド板31と排紙側左ガイド板35、及び給紙側右ガイド板32と排紙側右ガイド板36を、それぞれ一体的に連結した点が、第1の実施の形態と相違している。

0039

すなわち、この実施の形態では、給紙トレイ8は、前部カバー27から後方(原稿搬送方向の上流側)に延設された原稿セット台38を有し、この原稿セット台38の原稿幅方向の左右側には開口部38a、38bが形成されている。そして、この開口部38a、38bから上方に突出するように、原稿排出台42に載置された側面視略L字状の左ガイド板40と右ガイド板41が、原稿幅方向にスライド自在に対向配置されている。なお、これら左ガイド板40と右ガイド板41は、案内板43により原稿幅方向にスライド自在に案内されている。

0040

この実施の形態によれば、左ガイド板40及び右ガイド板41のガイド幅を調節すると、給紙トレイ8と排紙トレイ11のガイド幅を同時に調節することができる。
[第3の実施の形態]
図4乃至図6は、本発明の第3の実施の形態を示す図である。

0041

本実施の形態の原稿自動送り装置6の給紙トレイ8は、原稿幅方向の左側において、略水平な左支持板50から上方に垂設された給紙側左ガイド板52と、左支持板50から下方に垂下された排紙側左ガイド板54とが、合成樹脂等の成形手段により一体的に連結されている。また、原稿幅方向の右側において、略水平な右支持板51から上方に垂設された給紙側右ガイド板53と、右支持板51から下方に垂下された排紙側右ガイド板55とが、合成樹脂等の成形手段により一体的に連結されている。

0042

更に、左支持板50と右支持板51の対向面側の下部には、互いに原稿幅方向に延び、後述するピニオン65と連動連結手段を構成する左ラック部56と右ラック部57が略水平に突設されている。この左右ラック部56,57は、互いに当接しないように、原稿搬送方向に所定間隔をおいて略水平かつ同じ高さに形成されている。また、左右支持板50、51における左右ラック部56,57の上部には、原稿幅方向に向けて貫通された角溝58,60が夫々形成されている。この角溝58,60には、左右支持板50、51を原稿幅方向に案内する案内板61がスライド自在に挿通される。

0043

更に、排紙側左ガイド板54と排紙側右ガイド板55の上部には、原稿幅方向に向けて貫通された角溝62,63がそれぞれ形成されている。この角溝62,63には、後述するピニオン65を取り付けた取付板64が挿通され、この取付板64に沿って、給紙側左ガイド板52と給紙側右ガイド板53が原稿幅方向にスライド自在とされている。前記取付板64には、原稿幅方向の略中央に、連動連結手段を構成するピニオン65が、ボルト66とカラー67,68により回転自在に取り付けられている。このピニオン65は、上述した左ラック部56と右ラック部57の所定間隔の間に取り付けられて、この左右ラック部56,57とピニオン65とがそれぞれ噛合されている。

0044

また、本実施の形態では、上述した実施の形態と同様に、排紙トレイ11の原稿幅方向の左側の排紙側左ガイド板54が、右側の排紙側右ガイド板55よりも原稿搬送方向に短く形成されている。これは、上述したように、もしも排紙側左ガイド板54と排紙側右ガイド板55の長さが同じで、かつ原稿長さよりも長い場合、オペレータが排紙トレイ11の側方から手を入れることが困難となるため、排紙側左ガイド板54と排紙側右ガイド板55の長さを異ならせて、原稿排出台70に排出された原稿を取り出し易くするためである。

0045

更に、排紙側左ガイド板54と排紙側右ガイド板55間のガイド幅L2は、給紙側左ガイド板52と給紙側右ガイド板53間のガイド幅L1よりも予め大きく設定されている。これは、原稿排出台70に排出された原稿が原稿幅方向に偏って排出等された場合に、原稿が排紙側左ガイド板54又は排紙側右ガイド板55に当接等して詰まり等を生じることのないようにするためである。

0046

この場合、前記と同様に、給紙側左ガイド板52と給紙側右ガイド板53間のガイド幅L1と、排紙側左ガイド板54と排紙側右ガイド板55間のガイド幅L2との関係は、発明者の実験によると、
L1≦L2<L1+10(mm)
を満たすように設定することで、排出された原稿が排紙側左ガイド板54又は排紙側右ガイド板55に当接して紙詰まりを起こさないことが確認されている。

0047

以上により、本実施の形態によれば、例えば、図5において、オペレータが給紙側左ガイド板52を原稿幅方向の内側に操作したとすると、これと一体の左ラック部56が図の右方に移動し、この左ラック部56に噛合しているピニオン65が縦軸を中心として反時計方向に回転し、このピニオン65に噛合している右ラック部57、及びこれと一体の給紙側右ガイド板53が、左ラック部56の移動量と同量だけ図の左方向に移動する。

0048

こうして、給紙側左ガイド板52と給紙側右ガイド板53が、いわゆるセンター振り分けでガイド幅が減少する方向に移動する。従って、この給紙側左ガイド板52と一体の排紙側左ガイド板54、及び給紙側右ガイド板53と一体の排紙側右ガイド板55も、センター振り分けでガイド幅が減少する方向に移動する。なお、ガイド幅を増加させる場合も同様である。

0049

このように、一対の給紙側左ガイド板52と給紙側右ガイド板53を原稿幅方向に所定量移動させると、左右ラック部56,57とピニオン65の作用により、一対の排紙側左ガイド板54と排紙側右ガイド板55が原稿幅方向の中心を中心として(センター振り分けで)、原稿幅方向に同量だけ移動し、これにより、給紙トレイ8と排紙トレイ11のガイド幅が連動して同時に調節される。

0050

なお、本実施の形態では、左右ラック部56,57の所定間隔の間にピニオン65を取り付けて噛合させた場合について説明したが、これに限らず、例えば左右ラック部56,57のうち右ラック部57を削除し、左ラック部56とピニオン65とを噛合させても良い。この場合は、給紙側右ガイド板53及び排紙側右ガイド板55を基準として、給紙側左ガイド板52及び排紙側左ガイド板54を原稿幅方向に移動させることができる。

0051

また、上記と逆に、例えば左ラック部56を削除しても良い。この場合は、給紙側左ガイド板52及び排紙側左ガイド板54を基準として、給紙側右ガイド板53及び排紙側右ガイド板55を原稿幅方向に移動させることができる。

0052

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ、或いはこれらの機能を併有した複合機等の画像形成装置の分野で利用することができる。

図面の簡単な説明

0053

本実施の形態の画像形成装置の概略構成図である。
(a)は第1の実施の形態の原稿自動送り装置の側面図、(b)はその正面図である。
(a)は第2の実施の形態の原稿自動送り装置の側面図、(b)はその平面図である。
第3の実施の形態の原稿自動送り装置の外観図である。
同上の原稿自動送り装置の分解斜視図である。
同上のラック部とピニオンによる噛合関係を示す斜視図である。
従来の画像形成装置の概略構成図である。

符号の説明

0054

1……画像形成装置、2……画像形成装置本体、5……画像読み取り部、6……原稿自動送り装置、8……給紙トレイ、11……排紙トレイ、16……原稿搬送路、18……搬送部、20……排紙部、30……原稿セット台、31……給紙側左ガイド板、32……給紙側右ガイド板、35……排紙側左ガイド板、36……排紙側右ガイド板、38……原稿セット台、40……左ガイド板、41……右ガイド板、50……左支持板、51……右支持板、52……給紙側左ガイド板、53……給紙側右ガイド板、54……排紙側左ガイド板、55……排紙側右ガイド板、56……左ラック部(連動連結手段)、57……右ラック部(連動連結手段)、65……ピニオン(連動連結手段)

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