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技術 写真処理剤セット及び写真処理剤の供給方法

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 内山仁由
出願日 2005年9月16日 (14年9ヶ月経過) 出願番号 2005-270884
公開日 2006年1月26日 (14年5ヶ月経過) 公開番号 2006-023778
状態 特許登録済
技術分野 湿式写真処理装置 写真現像装置
主要キーワード 頂点周辺 集合パイプ 形状保存性 洗浄水パイプ 容器配列 インジェクションブロー成型 アルカリ性薬品 ダイレクトブロー成型
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図面 (8)

課題

種類の異なる写真処理剤自動現像機へ同時に補充できるようにすることを課題とする。

解決手段

種類の異なる写真処理剤が充填されたプラスチック製容器10が少なくとも2つ直方体形状の段ボール箱100へ並んだ状態で収納されている。この段ボール箱100を自動現像機に装填することで、種類の異なる写真処理剤を自動現像機へ補充可能となり、作業者の労力は大幅に軽減される。

概要

背景

従来から、薬品食品等を保存するための容器として、軽量化、耐衝撃性耐薬品性等の観点よりプラスチック製容器が使用されている。

プラスチック製容器は、その材料の柔軟性より、ある程度の肉厚を付与して、強度を保っている。この高強度化は、プラスチック製容器の潰れ難さの原因となり、使用後廃棄(本発明において、リサイクルに供するため一旦集積保管等される場合も、この「廃棄」の概念に含めることとする。)する際に、プラスチック製容器の中空部分の無駄な体積の存在により、嵩張ってしまうといった問題があった。

廃棄時の潰れ易さを考慮して、プラスチック製容器の肉厚をあまりに薄くすることは、容器全体自立性形状保存性低下に繋がる。特にある程度の高さのある容器において、液体等の内容物を入れた容器本来の使用の際に、容器下部が膨らみ、簡単な衝撃で転倒するような不安定なものとなる。

また、プラスチック製容器の充填物を出すために、必要に応じて蓋、シール部材等を開封し、該プラスチック製容器を逆さまにしたとき、液等の流出によって容器内圧が低下し、プラスチック製容器の潰れが生じやすく、形状が変形してしまう場合があった。形状の変形は、その後の洗浄等において不便であり、また、リユースが不能となる等の問題点があった。

一方、容器の大容量化が望まれる方面は多岐にわたり、例えば、写真処理剤を供給するための写真処理剤用容器(本発明において、「写真処理剤用容器」とは、写真処理剤を充填する目的に用いられる容器をいう。)において、かかる大容量化が望まれていた。かかる大容量化は、スペース効率の観点より、底面の面積はなるべく小さく、高さ方向を伸ばす方向、即ち細長くすることで対応することが好ましい。

細長いプラスチック製容器において、薄肉化を最大限図りつつも、容器全体の自立性・形状保存性を確保し得るように、形状面から検討すると、先ず容器全体を円筒状とすることが考えられる。円筒状とすることにより、液体等の内容物を入れた場合にも容器側面の一点に力が集中することがなく、容器側面全面で支えることができ、自立性を確保する上で有利である。

しかし、円筒状のプラスチック製容器は、例えば箱詰めした場合に、容器同士の間に大きなデッドスペースが生じてしまい、極めてスペース効率が悪い。また、円筒状のプラスチック製容器は、柱としての頂点部分が容器側面にないため、形状保存性が低下し易く、即ち、例えば充填物流出時の容器内圧低下による潰れが生じやすく、形状が変形してしまう可能性がある。

スペース効率の向上のため、容器全体を単に四角筒状とした場合には、液体等の内容物を入れたときに容器側面の特定の部分への力の集中により、容器全体にねじれが生じ易く、自立性・形状保存性の低いものとなる。

四角筒状の容器のねじれに対する補強をするためには、容器側面の平面部スリット状の肉厚部分、いわゆるリブを設けることも考えられるが、本来の薄肉化の要請に反して結局容器の廃棄性の低下を招き、また、当該リブが内側に有る場合には、廃棄時における容器内部の洗浄性の低下の問題が、外側に有る場合には、リブの張り出しによるスペース効率の低下の問題が、それぞれ生じる。

従って、細長いプラスチック製容器において、薄肉化、自立性・形状保存性、および高スペース効率について、その全てを満足し得る形状は、未だ得られていない。

上記のようなプラスチック製容器に対する要求は、フィルムプロセッサプリンタプロセッサ等の自動現像機に写真処理剤を供給するための写真処理剤用容器において、特に強く、ある程度の容量があって、細長く、スペース効率が高く、自立性・形状保存性があり、簡単に潰せる環境に優しいプラスチック製容器が望まれている。さらに、写真処理剤用容器については、充填する液体が、例えば現像処理液では強アルカリである等、耐薬品性が要求され、また、写真処理剤を供給するため自動現像機にセットする上での寸法精度も要求されている。

そして、以上説明したプラスチック製容器は、自立性を持たせるため1本ずつ外容器収納して納品されるが、作業者は、外容器からプラスチック製容器を取り出して1本ずつ自動現像機に装填して補充しなければならず、作業効率がよくない。
実開平5−13914号公報

概要

種類の異なる写真処理剤を自動現像機へ同時に補充できるようにすることを課題とする。 種類の異なる写真処理剤が充填されたプラスチック製容器10が少なくとも2つ直方体形状の段ボール箱100へ並んだ状態で収納されている。この段ボール箱100を自動現像機に装填することで、種類の異なる写真処理剤を自動現像機へ補充可能となり、作業者の労力は大幅に軽減される。

目的

本発明は上記事実を考慮して、種類の異なる写真処理剤を自動現像機へ同時に補充できるようにすることを課題とする。

効果

実績

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牽制数
0件

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請求項1

種類の異なる写真処理剤が各々少なくとも2つのプラスチック製容器充填され、且つこれらのプラスチック製容器が直方体形状の段ボール箱に並んだ状態で収納されており、該プラスチック製容器が、実質的に四角筒状の胴部水平断面により囲まれた部分の面積が、前記胴部より小さい口部、および、胴部から口部へ向けて絞られた形状を有する肩部を有し、前記口部が穿孔され得るシール部材によって閉塞され、前記段ボール箱の上面に孔部が開かれ、前記孔部から前記プラスチック製容器の前記口部が突出していることを特徴とする写真処理剤セット。

請求項2

前記段ボール箱が前記プラスチック製容器の配列方向の中心部以外の任意の箇所に切り欠きを有することを特徴とする請求項1に記載の写真処理剤セット。

請求項3

種類の異なる写真処理剤が、現像漂白、及び定着を目的とする写真処理剤から選ばれる少なくとも2種類の写真処理剤であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の写真処理剤セット。

請求項4

前記プラスチック製容器が、内容量800〜3,000mlであり、前記胴部の長さHと、該胴部の水平断面の外周によって構成される四角形対角線長さLとの比(H/L)が2〜4、であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の写真処理剤セット。

請求項5

前記胴部の水平断面の外周によって構成される四角形の各頂点が、曲率半径R=3〜20mmである円弧形状であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の写真処理剤セット。

請求項6

前記写真処理剤が補充液であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の写真処理剤セット。

請求項7

請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の写真処理剤セットを自動現像機装填することを特徴とする写真処理剤の供給方法

技術分野

0001

本発明は、いわゆるびんの形状を有するプラスチック製容器を備えた写真処理剤セットと写真処理剤の供給方法に関する。

背景技術

0002

従来から、薬品食品等を保存するための容器として、軽量化、耐衝撃性耐薬品性等の観点よりプラスチック製容器が使用されている。

0003

プラスチック製容器は、その材料の柔軟性より、ある程度の肉厚を付与して、強度を保っている。この高強度化は、プラスチック製容器の潰れ難さの原因となり、使用後廃棄(本発明において、リサイクルに供するため一旦集積保管等される場合も、この「廃棄」の概念に含めることとする。)する際に、プラスチック製容器の中空部分の無駄な体積の存在により、嵩張ってしまうといった問題があった。

0004

廃棄時の潰れ易さを考慮して、プラスチック製容器の肉厚をあまりに薄くすることは、容器全体自立性形状保存性低下に繋がる。特にある程度の高さのある容器において、液体等の内容物を入れた容器本来の使用の際に、容器下部が膨らみ、簡単な衝撃で転倒するような不安定なものとなる。

0005

また、プラスチック製容器の充填物を出すために、必要に応じて蓋、シール部材等を開封し、該プラスチック製容器を逆さまにしたとき、液等の流出によって容器内圧が低下し、プラスチック製容器の潰れが生じやすく、形状が変形してしまう場合があった。形状の変形は、その後の洗浄等において不便であり、また、リユースが不能となる等の問題点があった。

0006

一方、容器の大容量化が望まれる方面は多岐にわたり、例えば、写真処理剤を供給するための写真処理剤用容器(本発明において、「写真処理剤用容器」とは、写真処理剤を充填する目的に用いられる容器をいう。)において、かかる大容量化が望まれていた。かかる大容量化は、スペース効率の観点より、底面の面積はなるべく小さく、高さ方向を伸ばす方向、即ち細長くすることで対応することが好ましい。

0007

細長いプラスチック製容器において、薄肉化を最大限図りつつも、容器全体の自立性・形状保存性を確保し得るように、形状面から検討すると、先ず容器全体を円筒状とすることが考えられる。円筒状とすることにより、液体等の内容物を入れた場合にも容器側面の一点に力が集中することがなく、容器側面全面で支えることができ、自立性を確保する上で有利である。

0008

しかし、円筒状のプラスチック製容器は、例えば箱詰めした場合に、容器同士の間に大きなデッドスペースが生じてしまい、極めてスペース効率が悪い。また、円筒状のプラスチック製容器は、柱としての頂点部分が容器側面にないため、形状保存性が低下し易く、即ち、例えば充填物流出時の容器内圧低下による潰れが生じやすく、形状が変形してしまう可能性がある。

0009

スペース効率の向上のため、容器全体を単に四角筒状とした場合には、液体等の内容物を入れたときに容器側面の特定の部分への力の集中により、容器全体にねじれが生じ易く、自立性・形状保存性の低いものとなる。

0010

四角筒状の容器のねじれに対する補強をするためには、容器側面の平面部スリット状の肉厚部分、いわゆるリブを設けることも考えられるが、本来の薄肉化の要請に反して結局容器の廃棄性の低下を招き、また、当該リブが内側に有る場合には、廃棄時における容器内部の洗浄性の低下の問題が、外側に有る場合には、リブの張り出しによるスペース効率の低下の問題が、それぞれ生じる。

0011

従って、細長いプラスチック製容器において、薄肉化、自立性・形状保存性、および高スペース効率について、その全てを満足し得る形状は、未だ得られていない。

0012

上記のようなプラスチック製容器に対する要求は、フィルムプロセッサプリンタプロセッサ等の自動現像機に写真処理剤を供給するための写真処理剤用容器において、特に強く、ある程度の容量があって、細長く、スペース効率が高く、自立性・形状保存性があり、簡単に潰せる環境に優しいプラスチック製容器が望まれている。さらに、写真処理剤用容器については、充填する液体が、例えば現像処理液では強アルカリである等、耐薬品性が要求され、また、写真処理剤を供給するため自動現像機にセットする上での寸法精度も要求されている。

0013

そして、以上説明したプラスチック製容器は、自立性を持たせるため1本ずつ外容器収納して納品されるが、作業者は、外容器からプラスチック製容器を取り出して1本ずつ自動現像機に装填して補充しなければならず、作業効率がよくない。
実開平5−13914号公報

発明が解決しようとする課題

0014

本発明は上記事実を考慮して、種類の異なる写真処理剤を自動現像機へ同時に補充できるようにすることを課題とする。

課題を解決するための手段

0015

請求項1に記載の発明は、種類の異なる写真処理剤が各々少なくとも2つのプラスチック製容器に充填され、且つこれらのプラスチック製容器が直方体形状の段ボール箱に並んだ状態で収納されており、該プラスチック製容器が、実質的に四角筒状の胴部水平断面により囲まれた部分の面積が、前記胴部より小さい口部、および、胴部から口部へ向けて絞られた形状を有する肩部を有し、前記口部が穿孔され得るシール部材によって閉塞され、前記段ボール箱の上面に孔部が開かれ、前記孔部から前記プラスチック製容器の前記口部が突出していることを特徴としている。

0016

請求項1に記載の発明では、種類の異なる写真処理剤が充填されたプラスチック製容器が少なくとも2つ直方体形状の段ボール箱へ並んだ状態で収納されている。この段ボール箱を自動現像機に装填することで、種類の異なる写真処理剤を自動現像機へ補充可能となり、作業者の労力は大幅に軽減される。

0017

また、段ボール箱の上面には、孔部が開けられており、この孔部からプラスチック製容器の口部が突出している。作業者は、口部が下に向いた状態で、段ボール箱を自動現像機の所定の箇所にセットすると、自動現像機に設けられた口部を開栓する所定の手段により、口部が開栓される。このため、作業者が誤って写真処理剤を漏洩したり、手や衣服を汚したりすることなく写真処理剤を補充することができ、作業者の注意力等の負担が軽減される。

0018

請求項2に記載の発明は、前記段ボール箱が前記プラスチック製容器の配列方向の中心部以外の任意の箇所に切り欠きを有することを特徴としている。

0019

請求項2に記載の発明では、段ボール箱へプラスチック製容器の配列方向の中心部以外の任意の箇所に切り欠きを設けている。この切り欠きに嵌合する凸部を自動現像機の対応する箇所に設けておけば、自動現像機の誤った箇所に写真処理剤を補充してしまうといった危険も回避できる。

0020

請求項3に記載の発明は、種類の異なる写真処理剤が、現像漂白、及び定着を目的とする写真処理剤から選ばれる少なくとも2種類の写真処理剤であることを特徴としている。

0021

請求項3に記載の発明では、現像、漂白、定着の少なくとも2種類の写真処理剤を同時に補充することができ、作業者の労力の負担が大幅に軽減される。

0022

請求項4に記載の発明は、前記プラスチック製容器が、内容量800〜3,000mlであり、前記胴部の長さHと、該胴部の水平断面の外周によって構成される四角形対角線長さLとの比(H/L)が2〜4、胴部の平均肉厚を0.2〜0.7mmであることを特徴としている。

0023

請求項4に記載の発明では、内容量が800〜3,000mlであり、胴部の長さHと、胴部の水平断面の外周によって構成される四角形の対角線長さLとの比(H/L)が2〜4であるような細長い形状のプラスチック製容器である。

0024

プラスチック製容器の胴部を、実質的に四角筒状の胴部とすることにより、高いスペース効率が得られ、胴部の平均肉厚を0.2〜0.7mmと薄くすることにより、簡単に潰せる環境に優しいものとなる。

0025

請求項5に記載の発明は、前記胴部の水平断面の外周によって構成される四角形の各頂点が、曲率半径R=3〜20mmである円弧形状であることを特徴としている。

0026

請求項5に記載の発明では、胴部の水平断面の外周によって構成される四角形の各頂点を曲率半径R=3〜20mmの円弧形状とすることにより、良好な自立性・形状保存性をもたせることができる。

0027

請求項6に記載の発明は、前記写真処理剤が補充液であることを特徴としている。

0028

請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の写真処理剤セットを自動現像機に装填することを特徴としている。

発明の効果

0029

本発明は上記構成としたので、種類の異なる写真処理剤を自動現像機へ同時に補充できる。

発明を実施するための最良の形態

0030

図1には、本発明のプラスチック製容器の一例として、第1の実施の形態であるプラスチック製容器10が斜視図にて示されている。また、図2には、当該写真処理剤用容器10が正面図にて、図3には、当該写真処理剤用容器10が底面図にて、それぞれ示されている。

0031

プラスチック製容器10は、図1および2に示すように、底面形状が実質的に四角形(図3参照)の底部10d、底面10dの各辺から垂直に立ち上がる4平面からなる、実質的に四角筒状の胴部10c、水平断面により囲まれた部分の面積が、前記胴部10cより小さい口部10a、および、胴部10cから口部10aへ向けて絞られた形状を有する肩部10b、よりなる細長のびんの形状をした容器である。

0032

なお、本発明において、「実質的に四角形」とは、完全な四角形の形状でなくても、例えば、各頂点が一定の曲率半径を有するように丸められた形状となっていたとしても、あるいは、各辺が緩いカーブを描いていたとしても、全体として捉えられる形状が四角形である場合を包含する意味である。

0033

先ず、本発明における底部10d、胴部10c、肩部10b、口部10aの各部位について、図2を用いて以下のように定義する。

0034

胴部10cとは、図2に示すようにプラスチック製容器10を立て、内容物を充填した場合に充填された内容物が主として存在する範囲であり、内容物のない状態では、その水平断面がどこを取っても一定の形状である範囲をいう。なお、容器そのものの微小な歪みや、樹脂収縮等による若干の形状の相違は、「一定の形状」の範疇に含むものとする。

0035

底部10dとは、図2に示すようにプラスチック製容器10を立てた場合に、胴部10cの下部に位置し、胴部10cの開口を閉止する部分であり、水平断面が場所により異なった形状となる範囲をいう。

0036

肩部10bとは、胴部10cから口部10aに向けて絞られた形状を有する部分をいい、水平断面の面積が口部10aに向けて小さくなる範囲をいう。ここで、「口部10aに向けて絞られた形状」とは、胴部10cから口部10aヘ向けて、その水平断面により囲まれた部分の面積が、徐々にあるいは急激に小さくなってゆくように形成され、最終的に口部10aの水平断面の形状となり口部10aに接続するような形状をいう(JIS Z 0108、「瓶」参照)。

0037

口部10aとは、図2に示すようにプラスチック製容器10を立てた場合に、肩部10bの上に位置する部分全体をいい、蓋12が為されている場合には、蓋12を含めた概念とする。

0038

プラスチック製容器10は、内容量が800〜3,000mlの範囲となっている。内容量が800ml未満では、容器の自立性・形状保存性低下といった問題が存在せず、3,000mlを超えると肉厚の増加、リブ構造の追加、あるいは全体の形状の変更なしに自立性・形状保存性を得ることは困難である。なお、本発明において、内容量とは、図2におけるプラスチック製容器10の胴部10c上端の高さSまでに充填される液体等の容量である。

0039

胴部10cの平均肉厚は0.2〜0.7mmであり、好ましくは0.3〜0.6mmである。胴部10cの平均肉厚をこのように薄くすることにより、簡単に潰せる環境に優しい(廃棄性に優れた)プラスチック製容器10となる。

0040

また、胴部10cにおいて、各頂点周辺の肉厚を、他の部分よりも厚くすることも可能である。このようにすることで、より自立性・形状保存性の高いプラスチック製容器10とすることができるが、廃棄性には不利となるため、あまり極端に肉厚を厚くしない方がよい。なお、平均肉厚が0.2〜0.7mmであり、最大肉厚が0.7mm以下であれば、各頂点周辺と、他の部分との肉厚の差が大きくても問題ない。

0041

また、底部10dの平均肉厚は0.8〜5mmであり、好ましくは0.8〜3mmである。このように底部10dの平均肉厚を厚くすることにより、容器全体の自立性をより高めることができる。0.8mm未満では、プラスチック製容器10の自立性を確保することが困難であり、5mmを超えると、廃棄性が低下し、また、材料が無駄となるため好ましくない。

0042

なお、口部10a及び肩部10bの肉厚は、底部10d同様、平均肉厚を厚くすることにより、容器全体の形状保存性を高めることができる。口部10a及び肩部10bの肉厚があまりに薄いと、容器全体の形状保存性を維持することができないため、胴部10cよりも少なくとも平均肉厚を厚くすることが望ましい。従って、これらの好ましい平均肉厚の範囲も、上記底部10dと同様である。

0043

図4(A)は、図2におけるA−A断面(胴部10cの水平断面)である。胴部10cの水平断面の外周は、実質的に四角形を構成する。このように実質的に四角筒状の胴部10cとすることにより、スペース効率が高いものとなる。

0044

図2における胴部10cの長さHと、図4(A)により表される四角形の対角線長さLと、の比(H/L)は2〜4の範囲であり、プラスチック製容器10全体として、細長いものとなっている。

0045

図4(B)は、図4(A)により表される四角形の右上頂点部の拡大図である。このように、胴部10cの水平断面の外周によって構成される四角形の各頂点を、円弧形状とすることにより、容器側面に設けるリブの如き役目を果たし、プラスチック製容器10に良好な自立性・形状保存性をもたせることができる。

0046

このときの各頂点の円弧形状としては、その曲率半径Rが3〜20mmであり、好ましくは3〜15mmである。曲率半径Rが3mm未満であると、プラスチック製容器10に良好な自立性・形状保存性をもたせることができず、また、プラスチック製容器10内を洗浄しようとした場合に、当該頂点付近の洗浄性が低下してしまう。一方、曲率半径Rが20mmを超えると、胴部10cが円筒状に近くなりスペース効率が低下し、また、柱としての頂点部分がなくなり形状保存性が低下するため、充填物流出時の容器内圧低下による潰れが生じやすく、形状が変形してしまう可能性がある。

0047

以上のプラスチック製容器10は、如何なるプラスチック材料をも用いることができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、塩化ビニルPVC)等が挙げられる。しかし、PETは耐衝撃性に優れ、薄肉軽量化が可能なインジェクションブロー成型法により、精度の高い成型品が得られるものの、耐薬品性が十分でなく、特に写真現像剤等のアルカリ性薬品の保存には適さない。また、PPは耐薬品性には優れるものの、低温時における耐衝撃性が十分でない。さらに、PVCは耐薬品性は高いものの、塩素を含むことより、廃棄の問題が深刻化しており、特に燃焼に伴うダイオキシンの発生は、社会問題ともなっている。

0048

これらに対し、PEは耐薬品性が高く、耐衝撃性にも優れ、燃焼しても有害なガスを発生することがなく、さらに資源としての再利用も容易であることより、現在ではびんの材料として広く使用されている。従って、上記各種問題のないPEをプラスチック製容器10の材料として用いることが好ましい。特に、HDPEは、LDPEに比べ強度が高く、バリア性が高く、さらに、後述のインジェクションブロー成型における成型性に優れる点で好ましい。一方、LDPEは、HDPEに比べ成型性が高く薄肉化が容易であり、また、耐衝撃性が高い点で好ましい。

以上の如く、第1の実施の形態のプラスチック製容器10は、ある程度の容量があって、スペース効率が高く、自立性・形状保存性があり、廃棄性に優れ、さらに耐薬品性や寸法精度に優れるため、特に、写真処理剤を充填する目的に用いられる容器(写真処理剤用容器)として有用である。ここで写真処理剤用容器は、口部の内周に、筒体または棒体により穿孔され得るシール部材によって閉塞された取出口を有するものである。なお、写真処理剤としては、例えば、カラー現像液黒白現像液漂白液調整液反転液定着液漂白定着液安定液等を挙げることができる。

0049

上記のプラスチック容器10は、ダンボールプラスチック外箱を有してもよく、外箱と一体成形にて作製されていても良い。

0050

また、複数のプラスチック製容器10を段ボール箱に収納して、その状態のまま自動現像機に装填すれば、種類の異なる写真処理剤を同時に補充することができ、作業者の労力は大幅に軽減される。

0051

このように、プラスチック製容器10を段ボール箱に収納する際にも、プラスチック容器10は自立性を有するため、収納作業が容易である。また、複数のプラスチック製容器10を段ボール箱に収納した場合に、プラスチック容器10は実質的に四角筒状であるため、プラスチック容器10同士の間にデッドスペースがほとんど生じない。

0052

このような複数のプラスチック製容器を収納した段ボール箱の一例を図5に示す。図5において、段ボール箱100は直方体形状をしており、略直方体形状のプラスチック製容器10A、10B、10Cが、一列に並んだ状態で収納されている。プラスチック製容器10A、10B、10Cにはそれぞれ現像、漂白、定着を目的とした写真処理剤が充填されている。段ボール箱100の上面には、円形の孔部104A、104B、104Cが開けられており、該孔部104A、104B、104Cからプラスチック製容器10A、10B、10Cそれぞれの口部106A、106B、106Cが突出している。

0053

作業者は、段ボール箱100を、フィルムプロセッサやプリンタプロセッサ等の自動現像機(不図示)の所定の箇所にセットするのみで、現像、漂白、定着の3種類の写真処理剤を同時に補充することができ、作業者の労力の負担が大幅に軽減される。

0054

また、段ボール箱100を口部106A、106B、106Cが下に向いた状態で、自動現像機の所定の箇所にセットし、自動現像機に設けられた口部106A、106B、106Cを開栓する所定の手段により、口部106A、106B、106Cを開栓することとすれば、作業者が誤って写真処理剤を漏洩したり、手や衣服を汚したりすることなく写真処理剤を補充することができ、作業者の注意力等の負担が軽減される。

0055

さらに、段ボール箱100の容器配列方向中心部以外の任意の箇所に切り欠き108を設け、自動現像機の対応する箇所に該切り欠き108に嵌合する凸部(不図示)を設けておけば、自動現像機の誤った箇所に写真処理剤を補充してしまうといった危険も回避できる。

0056

上記第1の実施の形態のプラスチック製容器10を形成する方法としては、ダイレクトブロー成型法、インジェクションブロー成型法等、あらゆるブロー成型法が挙げられ、いずれの成型法を用いてもよい。

0057

しかし、ダイレクトブロー成型法は、薄肉軽量化は比較的容易であるが、薄肉化して行くと、成型の原理上、プラスチック製容器10全体が薄肉化してしまい、口部10a及び肩部10bについても肉厚が薄くなってしまう。口部10aの薄肉化は、蓋12との嵌合性の低下を招き、液漏れに繋がる可能性があるため好ましくない。一方、肩部10bの薄肉化は、プラスチック製容器10全体の形状保存性の低下に繋がるため好ましくない。また、ダイレクトブロー成型法は、パリソンコントロールにより肉厚の分布を調整することも可能ではあるが、その調整範囲は狭く、肉厚の均一化が困難である。従って、得られるプラスチック製容器10の成型品も、寸法精度的に十分でないものとなる可能性がある。

0058

一方、インジェクションブロー成型法は、薄肉軽量化の限界自体はダイレクトブロー成型法と同等であるものの、肉厚分布を設計できるため、口部10a及び肩部10b等を胴部10cに比べ厚肉化することが容易であり、当該方法によれば、液漏れがなく、自立性・形状保存性が高く、寸法精度に優れたプラスチック製容器10の成型品を得ることができる。

0059

次に、図1〜3に示すプラスチック製容器10を用いた写真処理剤供給方法及び写真処理剤供給装置に関する、第2の実施の形態について説明する。

0060

図6には、本発明の第2の実施の形態である写真処理剤供給装置112が設けられた自動現像機110が示されている。自動現像機110内には、図7に示すように、仕切り壁114によって複数の供給室116が形成されており、これらの供給室116のそれぞれに、写真処理剤供給装置112が一機づつ設けられている。通常は、現像液、定着液等の写真処理液の種類ごとに写真処理剤供給装置112が複数必要とされ、図6では6機の写真処理剤供給装置112が設けられた例を示している。(なお、図6では図示の便宜上、仕切り壁114を省略している。)
それぞれの供給室116の上部は、自動現像機110に軸支された開閉扉118によて開閉することができるようになっている。開閉扉118を開放して、供給室116内に上方から写真処理剤用容器120を入れることができる。

0061

なお、この写真処理剤用容器120は、既述の図1〜3に示すプラスチック製容器10であって、写真処理剤用容器120内には、液状の写真処理剤が収容されており、この写真処理剤を取り出す口部10aの取出口22が、アルミニウムやプラスチックによって薄膜状に形成されたシールで閉塞されている。

0062

図7に示すように、おのおのの供給室116は、隔壁124によって、手前側供給室126(矢印Bの反対方向側)と奥側供給室128とに隔離されており、手前側供給室126の下方には、補充槽(図示省略)が位置している。隔壁124の手前側からは、補充槽の上方に位置するように、保持台である保持板130が突設されている。この保持板130には、手前側(矢印Bの反対方向側)が開口した保持孔132が形成されており、この開口から写真処理剤用容器120を逆さにして保持孔132に差し入れると、写真処理剤用容器120の肩部(プラスチック製容器10における肩部10b)が保持孔132の内面に当接して、補充槽の上方に写真処理剤用容器120が保持される。

0063

隔壁124には駆動部136が固定されて、奥側供給室128内に配置されると共に、この駆動部136の下方に昇降部138が配設されている。昇降部138からは上方に向けて2本のピストン140が突設されており、これらのピストン140が駆動部136内に設けられた2本のシリンダ(図示省略)内に収容されて、昇降部138が駆動部136に対して昇降可能に支持されている。また、昇降部138からは上方に向けて、ラックが形成されたラック板142が突設されており、このラックが、駆動部136内のピニオン(図示省略)とかみ合っている。駆動部136内のモータ(図示省略)の駆動によりピニオンを回転させ、昇降部138を昇降させることができる。

0064

昇降部138の前面からは、略L字状の穿孔パイプ144が手前側に向けて突設されており、隔壁124に形成された縦長孔146を貫通して、先端側が上方に向いている。この穿孔パイプ144の先端は、保持板130に写真処理剤用容器120がセットされた状態で、写真処理剤用容器120の取出口122の下方に位置する。また、穿孔パイプ144の外径は、穿孔パイプ144と取出口122との間を写真処理剤が流出するように、取出口122の内径よりも若干小さくされている。

0065

穿孔パイプ144の先端は半球状に形成され、この半球状の部分に複数の吐出口148が形成されている。

0066

駆動部136及び昇降部138のさらに奥には、供給部150が配設されている。この供給部150の前壁には、洗浄水パイプ152及び乾燥風パイプ154が貫通している。洗浄水パイプ152及び乾燥風パイプ154は、供給部150内でそれぞれ略中間部が分断されており、バルブ(図示省略)によって、挿通孔が洗浄水パイプ152及び乾燥風パイプ154のいずれか一方を連通し、他方を遮蔽する。

0067

洗浄水パイプ152及び乾燥風パイプ154とは供給部150内で1本の集合パイプ164にまとめられ、供給部150の上面から上方に突出している。集合パイプ164は、フレキシブルパイプ166を介して昇降部138に接続され、さらに昇降部138内を通って穿孔パイプ144に接続されている。

0068

また、洗浄水パイプ152は、自動現像機110内に設けられた洗浄水タンクに連通されており、洗浄水タンク内洗浄水が、ベローズポンプによって供給される。

0069

一方、乾燥風パイプ154は、自動現像機110内に設けられた集風装置に連通されており、この集風装置によって集められた自動現像機110内の温排風が、ファンによって供給される。すなわち、自動現像機110内には,処理液を所定の温度に維持するためのヒータ等の加熱手段が設けられており、従来はこの加熱手段の周囲の熱が、温排風としてファン等で自動現像機110の外部に放出されている。この、従来外部に放出されていた自動現像機110内の温排風が、集風装置によって集められ、ファンによって乾燥風パイプ154に供給される。

0070

次に、本実施の形態の写真処理剤供給装置112によって、写真処理剤用容器120に収容された液状の写真処理剤を供給する方法について説明する。

0071

まず、開閉扉118を開けて、図7に示すように、写真処理剤用容器120を保持板130の保持孔132に差し入れ、写真処理剤用容器120をセットする。この状態で、写真処理剤用容器120は、取出口122が下を向いて、補充槽(図示省略)の上方に保持されている。

0072

次に、制御装置が駆動部136内のピニオンを回転させて、昇降部138を上昇させる。これにより穿孔パイプ144も上昇し、穿孔パイプ144の先端が、取出口122を閉塞しているアルミニウムあるいはプラスチック製の薄膜のシールを突き破って、取出口122が開封される。取出口122と穿孔パイプ144との間には隙間が開いており、この隙間から、写真処理剤が流出し、補充槽に補充される。このとき、穿孔パイプ144の先端の吐出口148は、写真処理剤用容器120内に位置している。プラスチック製容器10である写真処理剤用容器120は、形状保存性に優れるため、液の流出時の容器内圧低下による潰れが生じにくく、ある程度潰れたとしても、写真処理剤用容器自体の形状保存性により形状が復元する。

0073

写真処理剤の流出が終わると、バルブが駆動して、乾燥風パイプ154を閉じると共に洗浄水パイプ152を連通する。そして所定の手段により、洗浄水タンク内の洗浄水が洗浄水パイプ152、集合パイプ164、フレキシブルパイプ166、穿孔パイプ144を経て、吐出口148から吐出される。これにより、洗浄水が写真処理剤用容器120の内面に付着していた写真処理剤を全て洗い流し、写真処理剤用容器120が洗浄される。当該写真処理剤用容器120は、開封工程で潰れによる変形が生じていないので、変形部に液溜まり等を生ずることも無く、容器内面を完全に洗浄することができる。

0074

次に、バルブが駆動して、乾燥風パイプ154を連通し、洗浄水パイプ152を閉じる。ファンを運転すると、自動現像機110内の温排風が、乾燥風パイプ154、集合パイプ164、フレキシブルパイプ166、穿孔パイプ144を経て、吐出口148から吐出される。これにより、温排風が写真処理剤用容器120の内面に付着していた洗浄液を全て蒸発させ、写真処理剤用容器120が乾燥される。

0075

次に、駆動部136内のモータを逆転させて穿孔パイプ144を降下させ、写真処理剤用容器120を保持板130から外す。写真処理剤用容器120内には何も残っていないので、そのままリユースすることや、リサイクル用として廃棄することができる。

0076

補充槽内には、写真処理剤用容器120内の写真処理剤と、洗浄水とが補充されており、所望の濃度の写真処理液を得るために、さらに補充槽に水を補充する。

0077

なお、写真処理剤が液状の場合だけでなく、ペースト状あるいは粉末状の場合であっても、上記と同様にして、写真処理剤の補充、写真処理剤用容器120の洗浄、乾燥を行うことができる。特に、写真処理剤がペースト状の場合では、洗浄水によってペースト状の写真処理剤を希釈して液状とし、取出口122から流出させることができるので、写真処理剤用容器120内に写真処理剤が残らない。また、写真処理剤が粉末状で、写真処理剤用容器120内で水分を吸収して固化している場合であっても、洗浄水によって、固化した写真処理剤を溶かし、液状として取出口122から流出させることができるので、写真処理剤用容器120内に写真処理剤が残らない。

0078

上記したように、本実施の形態の写真処理剤供給装置112によれば、穿孔パイプ144を上昇させるだけで、取出口122を開封して、写真処理剤を流出させることができる。このとき、写真処理剤用容器は、形状保存性に優れるため、液の流出時の容器内圧低下による潰れが生じにくく、ある程度潰れたとしても、写真処理剤用容器自体の形状保存性により形状が復元する。

0079

また、穿孔パイプ144の吐出口148から洗浄水を吐出して、写真処理剤用容器120内の写真処理剤を洗い流すので、写真処理剤が写真処理剤用容器120に残らず、ムダがない。このとき、当該写真処理剤用容器は、原形のままであるので、変形部に液溜まり等を生ずることも無く、容器内面を完全に洗浄することができる。

0080

さらに、穿孔パイプ144の吐出口148から温排風を吐出して、写真処理剤用容器120内に残った洗浄水を蒸発させ、写真処理剤用容器120を乾燥させるので、写真処理剤用容器120をそのままリユースすることも、リサイクル用として廃棄することも可能である。

0081

しかも、温排風としては、自動現像機110内の冷却風を使用するので、エネルギーを無駄にすることなく、短時間で写真処理剤用容器120を乾燥させることができる。

0082

なお、第2の実施の形態においては、写真処理剤用容器120内に乾燥風を吐出して写真処理剤用容器120内を乾燥させる乾燥工程(手段)を有する写真処理剤供給方法(写真処理剤供給装置)を説明したが、乾燥工程(手段)なしに、洗浄工程(手段)までを行い、そのまま写真処理剤用容器120を取り出し、リユースやリサイクルに供することも可能である。

0083

また、本発明の写真処理剤セットに使用される写真処理剤用容器は、以下のような特徴を持っているといえる。

0084

1つ目は、底面形状が実質的に四角形の底部、底面の各辺から垂直に立ち上がる平面からなる、実質的に四角筒状の胴部、水平断面により囲まれた部分の面積が、前記胴部より小さい口部、および、胴部から口部へ向けて絞られた形状を有する肩部、よりなるプラスチック写真処理剤用製容器であって、内容量が800〜3,000mlであり、胴部の平均肉厚が0.2〜0.7mmであり、胴部の高さHと、胴部の水平断面の外周によって構成される四角形の対角線長さLと、の比(H/L)が2〜4であり、胴部の水平断面の外周によって構成される四角形の各頂点が、曲率半径R=3〜20mmである円弧形状であり、高密度ポリエチレンもしくは低密度ポリエチレンよりなり、底部の平均肉厚が0.8mm〜5mmであり、且つ写真処理剤が充填され前記口部が筒体または棒体により穿孔され得るシール部材によって閉塞されていること。

0085

2つ目は、インジェクションブロー成型法により成型されてなること。

0086

3つ目は、プラスチック製写真処理剤用容器を、前記口部が下を向くように自動現像機の補充槽の上方に保持する保持工程と、前記プラスチック製写真処理剤用容器の前記シール部材を筒体によって下方から押圧して前記口部を開封する開封工程と、前記筒体に形成された吐出口から前記プラスチック製写真処理剤用容器内に洗浄水を吐出して洗浄する洗浄工程と、を有することを特徴とする写真処理剤供給方法に使用されること。

0087

4つ目は、プラスチック製写真処理剤用容器を、前記口部が下になるように自動現像機の補充槽の上方に保持する保持手段と、前記自動現像機に昇降可能に設けられ、前記保持手段に保持された前記プラスチック製写真処理剤用容器の前記シール部材を下方から押圧して前記口部を開封する筒体と、前記筒体に形成された吐出口と、前記自動現像機に設けられ、前記筒体に洗浄水を供給し前記吐出口から吐出させる供給手段と、を有することを特徴とする写真処理剤供給装置に使用されること。

図面の簡単な説明

0088

本発明の第1の実施の形態であるプラスチック製容器を示す斜視図である。
本発明の第1の実施の形態であるプラスチック製容器を示す正面図である。
本発明の第1の実施の形態であるプラスチック製容器を示す底面図である。
(A)は、図2におけるA−A断面であり、(B)は、(A)により表される四角形の右上頂点部の拡大図である。
複数のプラスチック製容器を収納した段ボール箱の一例を示す斜視図である。
本発明の第2の実施の形態である写真処理剤供給装置が設けられた自動現像機の斜視図である。
本発明の第2の実施の形態である写真処理剤供給装置の概略を示す斜視図である。

符号の説明

0089

10、10A、10B、10C、:プラスチック製容器
10a:口部
10b:肩部
10c:胴部
10d:底部
112:写真処理剤供給装置
120:写真処理剤用容器(プラスチック製容器)
122:取出口
130:保持板(保持手段)
112:保持孔(保持手段)
144:穿孔パイプ(筒体)
148:吐出口
150:供給部(供給手段)

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