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図面 (7)

課題

解決手段

電力使用状況表示装置10は、分電盤20に設置された電力センサー21により測定された使用電力量に基づいて各種演算を行う演算部12と、演算部12に接続された表示部14とを備える。演算部12は、使用電力量に基づいて所定時間ごとの当日の使用電力データと所定時間ごとの過去数日間平均使用電力データとを求め、求めた所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す第1の棒グラフと求めた所定時間ごとの当日の使用電力データを示す第2の棒グラフとを作成し、作成した第1および第2の棒グラフを並べて表示部14に表示させる。

概要

背景

従来、使用電力量を表示するための装置としては、以下に示す特許文献1〜3に開示されているものがある。
特開2002−152970号公報
特開2000−193695号公報
特開平8−63132号公報

上記特許文献1(特開2002−152970号公報)は、縦軸または横軸の一方に電力料金を他方に太陽光発電システムの導入前と導入後を並べてとった棒グラフにおいて、導入前の所要電力料金を表す線分、導入後の所要電力料金を表す線分の先端から、各電力料金と同額を示す位置上に線を引いて各々導入前電力料金ライン、導入後電力料金ラインとし、両ライン間に、太陽光発電システムの導入効果数値文字で表示することにより、住宅に太陽光発電システムを導入した場合の効果を分かり易く表示し、具体的な効果を一目で示すことのできる表示物を開示する。
上記特許文献2(特開2000−193695号公報)は、少なくとも瞬時電力を検出し、検出した使用量を、無線送信し、受信手段が前記無線送信された信号を受信すると、前記使用量を、前記瞬時電力またはそれを積算した電力量により、予め記憶する目標値と比較して表示させることからなり、電力使用状態監視時間帯を予め定め、該監視時間帯内の前記比較結果を少なくともグラフにより表示するようにすることにより、使用電力量が一般に大きいビル工場などで電力使用状態を同時的に監視するに適した電力使用状態監視装置を開示する。
上記特許文献3(特開平8−63132号公報)は、CPUで所定時限毎の使用電力量とそれ以降の使用電力量を予測し、予測した使用電力量に基づき所定時限の使用電力量が基準電力量超過すると判断したとき、表示手段における該時限近傍の表示部分を拡大表示することにより、デマンド監視を容易に行うことができ、信頼性を向上させた電力デマンド監視装置を開示する。

概要

一般家庭電力使用者省エネルギーを促すのに効果的な電力使用状況表示装置電力使用状況表示方法およびインターフォンを提供する。電力使用状況表示装置10は、分電盤20に設置された電力センサー21により測定された使用電力量に基づいて各種演算を行う演算部12と、演算部12に接続された表示部14とを備える。演算部12は、使用電力量に基づいて所定時間ごとの当日の使用電力データと所定時間ごとの過去数日間平均使用電力データとを求め、求めた所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す第1の棒グラフと求めた所定時間ごとの当日の使用電力データを示す第2の棒グラフとを作成し、作成した第1および第2の棒グラフを並べて表示部14に表示させる。

目的

本発明の目的は、一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに効果的な電力使用状況表示装置,電力使用状況表示方法およびインターフォンを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
5件

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請求項1

分電盤(20)に設置された電力センサー(21)により測定された使用電力量を受信するための受信部(11)と、該受信部により受信された前記使用電力量に基づいて各種演算を行う演算部(12)と、該演算部に接続された表示部(14)と、を備え、前記演算部が、前記使用電力量に基づいて所定時間ごとの当日の使用電力データと所定時間ごとの過去数日間平均使用電力データとを求め、該求めた所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す第1の棒グラフと該求めた所定時間ごとの当日の使用電力データを示す第2の棒グラフとを作成し、該作成した第1および第2の棒グラフを並べて前記表示部に表示させる、ことを特徴とする、電力使用状況表示装置

請求項2

前記演算部が、過去数日間の総平均使用電力データをさらに求め、該求めた過去数日間の総平均使用電力データが最大値となるように前記第1および第2の棒グラフを前記表示部に表示させることを特徴とする、請求項1記載の電力使用状況表示装置。

請求項3

前記演算部が、当日の現時点までの使用電力データの合計が前記過去数日間の総平均使用電力データよりも大きくなった場合に、前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフを2段に分けて前記表示部に表示させることを特徴とする、請求項2記載の電力使用状況表示装置。

請求項4

前記演算部が、前記所定時間ごとの当日の使用電力データについては、前記所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データに基づいて現時点以降の所定時間ごとの予想使用電力データを求め、該求めた所定時間ごとの予想使用電力データを現時点までの前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフに追加して前記表示部に表示させることを特徴とする、請求項1乃至3いずれかに記載の電力使用状況表示装置。

請求項5

受信部(11)が、分電盤(20)に設置された電力センサー(21)により測定された使用電力量を受信するステップ(S11)と、演算部(12)が、前記受信部により受信された前記使用電力量に基づいて所定時間ごとの当日の使用電力データと所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データと過去数日間の総平均使用電力データと求め、該求めた所定時間ごとの当日の使用電力データ,該求めた所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データおよび該求めた過去数日間の総平均使用電力データを記憶部(13)に記憶するステップ(S13)と、前記演算部が、前記求めた過去数日間の総平均使用電力データが最大値となるように前記求めた所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す第1の棒グラフおよび前記求めた所定時間ごとの当日の使用電力データを示す第2の棒グラフを作成し、該作成した第1および第2の棒グラフを並べて表示部(14)に表示させるステップ(S14)と、を備えることを特徴とする、電力使用状況表示方法

請求項6

前記演算部が、当日の現時点までの使用電力データの合計が前記過去数日間の総平均使用電力データよりも大きくなった場合に、前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフを2段に分けて前記表示部に表示させることを特徴とする、請求項5記載の電力使用状況表示方法。

請求項7

前記演算部が、前記所定時間ごとの当日の使用電力データについては、前記所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データに基づいて現時点以降の所定時間ごとの予想使用電力データを求め、該求めた所定時間ごとの予想使用電力データを現時点までの前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフに追加して前記表示部に表示させることを特徴とする、請求項5または6記載の電力使用状況表示方法。

請求項8

請求項1乃至4いずれかに記載の電力使用状況表示装置の機能を有するインターフォン(50)であって、前記受信部がインターフォン親機(60)に内蔵されており、前記演算部の機能が前記インターフォン親機の親機コントローラ(62)に追加されており、前記所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す前記第1の棒グラフおよび前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフが前記インターフォン親機のディスプレイ(63)に表示される、ことを特徴とする、インターフォン。

技術分野

0001

本発明は、電力使用状況表示装置電力使用状況表示方法およびインターフォンに関し、特に、一般家庭電力使用者省エネルギーを促すのに好適な電力使用状況表示装置,電力使用状況表示方法およびインターフォンに関する。

背景技術

0002

従来、使用電力量を表示するための装置としては、以下に示す特許文献1〜3に開示されているものがある。
特開2002−152970号公報
特開2000−193695号公報
特開平8−63132号公報

0003

上記特許文献1(特開2002−152970号公報)は、縦軸または横軸の一方に電力料金を他方に太陽光発電システムの導入前と導入後を並べてとった棒グラフにおいて、導入前の所要電力料金を表す線分、導入後の所要電力料金を表す線分の先端から、各電力料金と同額を示す位置上に線を引いて各々導入前電力料金ライン、導入後電力料金ラインとし、両ライン間に、太陽光発電システムの導入効果数値文字で表示することにより、住宅に太陽光発電システムを導入した場合の効果を分かり易く表示し、具体的な効果を一目で示すことのできる表示物を開示する。
上記特許文献2(特開2000−193695号公報)は、少なくとも瞬時電力を検出し、検出した使用量を、無線送信し、受信手段が前記無線送信された信号を受信すると、前記使用量を、前記瞬時電力またはそれを積算した電力量により、予め記憶する目標値と比較して表示させることからなり、電力使用状態監視時間帯を予め定め、該監視時間帯内の前記比較結果を少なくともグラフにより表示するようにすることにより、使用電力量が一般に大きいビル工場などで電力使用状態を同時的に監視するに適した電力使用状態監視装置を開示する。
上記特許文献3(特開平8−63132号公報)は、CPUで所定時限毎の使用電力量とそれ以降の使用電力量を予測し、予測した使用電力量に基づき所定時限の使用電力量が基準電力量超過すると判断したとき、表示手段における該時限近傍の表示部分を拡大表示することにより、デマンド監視を容易に行うことができ、信頼性を向上させた電力デマンド監視装置を開示する。

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記特許文献1に開示された表示物は、太陽光発電システムの導入前後の年間電力料金を示す2つの棒グラフの先端に導入前電力料金ラインおよび導入後電力料金ラインを引いて太陽光発電システムの導入前後での使用電力量削減効果視覚的に見易いようにしたものであり、たとえば年間での使用電力量削減効果を分かり易く表示する上では有効であるかもしれないが、太陽光発電システムの導入をしていない一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに必ずしも効果的ではない。
上記特許文献2に開示された電力使用状態監視装置は、予め定めた電力使用状態監視時間帯内の実績使用電力量と予め記憶した目標値との比較結果をグラフにより表示するものであり、使用電力量の目標値が1年を通して設定し易い大きいビルや工場などで電力使用状態を同時的に監視するには適しているかもしれないが、使用電力量の目標値が1年を通して必ずしも設定し易くない一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに必ずしも効果的ではない。
上記特許文献3に開示された電力デマンド監視装置は、所定時限の使用電力量が基準電力量を超過すると判断したときにこの時限近傍の表示部分を拡大表示するようにしたものであり、デマンド監視には有効であるかもしれないが、一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに必ずしも効果的ではない。

0005

本発明の目的は、一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに効果的な電力使用状況表示装置,電力使用状況表示方法およびインターフォンを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明の電力使用状況表示装置は、分電盤(20)に設置された電力センサー(21)により測定された使用電力量を受信するための受信部(11)と、該受信部により受信された前記使用電力量に基づいて各種演算を行う演算部(12)と、該演算部に接続された表示部(14)とを備え、前記演算部が、前記使用電力量に基づいて所定時間ごとの当日の使用電力データと所定時間ごとの過去数日間平均使用電力データとを求め、該求めた所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す第1の棒グラフと該求めた所定時間ごとの当日の使用電力データを示す第2の棒グラフとを作成し、該作成した第1および第2の棒グラフを並べて前記表示部に表示させることを特徴とする。
ここで、前記演算部が、過去数日間の総平均使用電力データをさらに求め、該求めた過去数日間の総平均使用電力データが最大値となるように前記第1および第2の棒グラフを前記表示部に表示させてもよい。
前記演算部が、当日の現時点までの使用電力データの合計が前記過去数日間の総平均使用電力データよりも大きくなった場合に、前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフを2段に分けて前記表示部に表示させてもよい。
前記演算部が、前記所定時間ごとの当日の使用電力データについては、前記所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データに基づいて現時点以降の所定時間ごとの予想使用電力データを求め、該求めた所定時間ごとの予想使用電力データを現時点までの前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフに追加して前記表示部に表示させてもよい。

0007

本発明の電力使用状況表示方法は、受信部(11)が、分電盤(20)に設置された電力センサー(21)により測定された使用電力量を受信するステップ(S11)と、演算部(12)が、前記受信部により受信された前記使用電力量に基づいて所定時間ごとの当日の使用電力データと所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データと過去数日間の総平均使用電力データと求め、該求めた所定時間ごとの当日の使用電力データ,該求めた所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データおよび該求めた過去数日間の総平均使用電力データを記憶部(13)に記憶するステップ(S13)と、前記演算部が、前記求めた過去数日間の総平均使用電力データが最大値となるように前記求めた所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す第1の棒グラフおよび前記求めた所定時間ごとの当日の使用電力データを示す第2の棒グラフを作成し、該作成した第1および第2の棒グラフを並べて表示部(14)に表示させるステップ(S14)とを備えることを特徴とする。
ここで、前記演算部が、当日の現時点までの使用電力データの合計が前記過去数日間の総平均使用電力データよりも大きくなった場合に、前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフを2段に分けて前記表示部に表示させてもよい。
前記演算部が、前記所定時間ごとの当日の使用電力データについては、前記所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データに基づいて現時点以降の所定時間ごとの予想使用電力データを求め、該求めた所定時間ごとの予想使用電力データを現時点までの前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフに追加して前記表示部に表示させてもよい。

0008

本発明のインターフォンは、本発明の電力使用状況表示装置の機能を有するインターフォン(50)であって、前記受信部がインターフォン親機(60)に内蔵されており、前記演算部の機能が前記インターフォン親機の親機コントローラ(62)に追加されており、前記所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す前記第1の棒グラフおよび前記所定時間ごとの当日の使用電力データを示す前記第2の棒グラフが前記インターフォン親機のディスプレイ(63)に表示されることを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明の電力使用状況表示装置,電力使用状況表示方法およびインターフォンは、次の効果を有する。
(1)電力使用者は、表示部に表示された所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データ(第1の棒グラフ)を基準として所定時間ごとの当日の使用電力データ(第2の棒グラフ)の大小を容易に把握することができるため、電力を節約すべき時間帯を容易に把握することができる。
(2)過去数日間の平均使用電力データを基準として当日の使用電力データを表示することにより、使用電力量の目標値が1年を通して必ずしも設定し易くない一般家庭においても使用電力量の目標値を容易に設定できるため、一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに効果的である。
(3)所定時間ごとの予想使用電力データを現時点までの所定時間ごとの当日の使用電力データを示す第2の棒グラフに追加して表示部に表示させることにより、第2の棒グラフが示す当日の使用電力量の予想合計値に基づいて現時点以降の電力の使用を抑制すべきか否かを容易に判断することができる。
(4)本発明の電力使用状況表示装置の機能をインターフォンに組み込むことにより、インターフォンの多機能化を図ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0010

一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに効果的であるという目的を、所定時間ごとの過去数日間の平均使用電力データを示す第1の棒グラフと所定時間ごとの当日の使用電力データを示す第2の棒グラフとを並べて表示部に表示させることにより実現した。

0011

以下、本発明の電力使用状況表示装置,電力使用状況表示方法およびインターフォンの実施例について図面を用いて説明する。
本発明の一実施例による電力使用状況表示装置10は、図1に示すように、ある一般家庭の分電盤20に設置された送信部22から微弱無線により送信される電力センサー21で測定された使用電力量を受信するための受信部11と、受信部11から入力される使用電力量に基づいて各種演算を行う演算部12と、演算部12に接続された記憶部13および表示部14とを備える。
ここで、記憶部13は、演算部12から入力される使用電力データ(たとえば、使用電力量や、使用電力量から求めた使用電気料金など)を所定時間ごと(たとえば、1時間ごと)に毎日記憶するとともに、演算部12での各種演算の結果を記憶する。また、表示部14は、演算部12から入力される各種表示データ(後述する第1および第2の棒グラフなど)を表示する。

0012

次に、本実施例による電力使用状況表示装置10の動作(本発明の一実施例による電力使用状況表示方法)について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以下の説明では、使用電力データとして使用電力量を用いる。
分電盤20に設置された電力センサー21により測定された使用電力量は、電力センサー21から送信部22に出力されたのちに、微弱無線により電力使用状況表示装置10に送信されて、受信部11で受信される(ステップS11)。
受信部11により受信された使用電力量は演算部12に出力される。演算部12は、たとえば1時間ごとの使用電力量を求めたのち、求めた1時間ごとの使用電力量を記憶部13に記憶させる(ステップS12)。表1に、記憶部13に記憶された1時間ごとの使用電力量の一例を示す。

0013

演算部12は、記憶部13に記憶されている1時間ごとの使用電力量を用いて、3時間ごとの当日の使用電力量と、3時間ごとの過去3日間の平均使用電力量と、当日の総使用電力量と、過去3日間の総平均使用電力量とを求めたのち、求めた3時間ごとの当日の使用電力量,3時間ごとの過去3日間の平均使用電力量,当日の総使用電力量および過去3日間の総平均使用電力量を記憶部13に記憶する(ステップS13)。表2に、記憶部13に記憶された3時間ごとの当日の使用電力量,3時間ごとの過去3日間の平均使用電力量,当日の総使用電力量および過去3日間の総平均使用電力量の一例を示す。なお、この例は3月4日(当日)の16時現在における使用電力量を示すため、3月4日の時間帯「15時」の3時間ごとの使用電力量は、15時から16時までの使用電力量である1kwhとなっている。

0014

続いて、演算部12は、3時間ごとの過去3日間の平均使用電力量を3時間ごとに色分けして示した横向きの第1の棒グラフと、3時間ごとの当日の使用電力量を3時間ごとに色分けして示した横向きの第2の棒グラフとを作成し、作成した第1および第2の棒グラフに並べて表示部14に表示させる(ステップS14)。このとき、演算部12は、過去3日間の総平均使用電力量が最大値とするように第1および第2の棒グラフを表示部14に表示させる。図3に、表2に示した3月4日の16時現在における表示部14の表示例を示す。

0015

以上説明したように、本実施例による電力使用状況表示装置10では、電力使用者は、表示部14に表示された3時間ごとの過去3日間の平均使用電力量(第1の棒グラフ)を基準として3時間ごとの当日の使用電力量(第2の棒グラフ)の大小を容易に把握することができるため、電力を節約すべき時間帯を把握して、その時間帯に使用していた電化製品などをチェックして明日以降の使用電力量の節約することができる。
また、過去3日間の平均使用電力量を基準として当日の使用電力量を表示することにより、使用電力量の目標値が1年を通して必ずしも設定し易くない一般家庭においても使用電力量の目標値を容易に設定できるため、一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに効果的である。

0016

なお、本実施例による電力使用状況表示装置および電力使用状況表示方法は、以下のような変更が可能である。
(1)基準とする平均使用電力量
過去3日間の平均使用電力量を基準として当日の使用電力量を表示したが、基準とする平均使用電力量は過去3日間のものには限らず、たとえば過去1週間や過去10日間のものでもよいが、前日や過去2日間のものでは基準となる使用電力量(目標値)がばらつき易くなり、また、たとえば過去1ヶ月間のものでは基準となる使用電力量(目標値)が固定化するため、過去3日間から過去10日間のものを使用するのが好ましい。
(2)所定時間ごとの使用電力量
3時間ごとの使用電力量を用いたが、たとえば2時間ごとや4時間ごとの使用電力量を用いてもよい。ただし、3時間ごとの使用電力量を用いたのは、時間を区切ることで使用状況が分かり易くなることからであり、この時間が短いと比較対象が多くなり煩雑で分かりにくくなり、また、この時間が長いと実績値(使用電力量)が大きいか小さいか判断しにくくなるため、2時間ごとから4時間ごとの使用電力量を用いるのが好ましい。

0017

(3)予想使用電力量の表示
演算部12は、3時間ごとの当日の使用電力量については現時点までを表示部14に表示させたが、3時間ごとの予想使用電力量を現時点までの第2の棒グラフに追加して表示部14に表示させるようにしてもよい。
このときの3時間ごとの予想使用電力量としては、たとえば、以下のようにして予想した値を用いることができる。
表2および図3に示したように、現時点が16時であれば、15時から18時までの予想使用電力量と18時以降の3時間ごとの予想使用電力量を以下のようにして定める。
(a)15時から18時までの予想使用電力量
15時から16時までの使用電力量はそのまま用い、16時から18時までの予想使用電力量は過去3日間の平均使用電力量の15時から18時までの平均使用電力量の3分の2を用いる。この両者を足すことによって、15時から18時までの予想使用電力量とする。すなわち、図4に示すように、15時から16時までの使用電力量1kwhに過去3日間の平均使用電力量の15時から18時までの平均使用電力量5kwhの3分の2である3.4kwhを足した4.4kwh(1kwh+3.4kwh)を15時から18時までの予想使用電力量とする。
(b)18時以降の3時間ごとの予想使用電力量
図4に示すように、過去3日間の18時以降の3時間ごとの平均使用電力量をそのまま用いる。

0018

(4)第2の棒グラフの2段表示
当日の現時点までの使用電力量の合計が過去3日間の総平均使用電力量よりも大きくなった場合には、演算部12は、当日の現時点までの使用電力量の合計が最大値となるように第1および第2の棒グラフを表示部14に表示させるようにしてもよいが、図5に示すように、3時間ごとの当日の使用電力量を示す横向きの第2の棒グラフを2段に分けて表示部14に表示させてもよい。
なお、図5に示した例は、当日の15時までの使用電力量の合計が42kwhとなり過去3日間の総平均使用電力量である40kwhを超えた場合を示すものであり、当日の使用電力量の40kwhを超えた部分の第2の棒グラフは2段目(「当日(2)」の段)に表示される。
これにより、一般家庭の電力使用者は、第2の棒グラフの2段目の表示を見ることにより、過去3日間の総平均使用電力量を超えた分の使用電力量を容易に把握することができる。

0019

(5)区切りの時間以降の現時点までの使用電力量の表示
演算部12は、3時間ごとの区切りの時間以降の現時点までの使用電力量については、1時間ごとの使用電力量を第2の棒グラフに追加して表示部14に表示したが、たとえば30分ごとの使用電力量を求めて同様に表示させてもよい。この場合には、演算部12は、30分ごとの使用電力量を求めたのち、求めた30分ごとの使用電力量を記憶部13に記憶させる。

0020

次に、本発明の一実施例によるインターフォンについて、図6を参照して説明する。
本実施例によるインターフォン50は、インターフォン親機60とインターフォン子機70とを備える。インターフォン親機60は、インターフォン子機70と接続されたインターフォン・インターフェース(インターフォン・I/F)61と、インターフォン・インターフェース61と接続された親機コントローラ62と、親機コントローラ62と接続された液晶ディスプレイ63,受信部64,記憶部65および表示モード切替ボタン66とを備える。
ここで、親機コントローラ62は、図1に示した演算部12の機能が追加されたものであり、また、受信部64および記憶部65は、図1に示した受信部11および記憶部13と同様の機能を有する。
表示モード切替ボタン66は液晶ディスプレイ63の表示モードを親機コントローラ62に指示するものであり、表示モード切替ボタン66が押下されるたびに、親機コントローラ62は、液晶ディスプレイ63の表示モードを待機モード→省エネナビ表示モード→掲示板表示モード→回覧板表示モード→待機モードのように切り替える。ここで、省エネナビ表示モードは、たとえば図3乃至図5に示したような電力使用状況を示す画面を表示するモードである。掲示板表示モードおよび回覧板表示モードはそれぞれ、たとえば、インターフォン50にホームサーバ(不図示)を接続してインターネットを介して受信されたサーバ掲示板サイトおよび回覧板サイト閲覧するモードである。

0021

以上のように構成された本実施例によるインターフォン50では、図1に示した受信部11および記憶部13が受信部64および記憶部65としてインターフォン親機60に内蔵されているとともに、図1に示した演算部12の機能がインターフォン親機60の親機コントローラ62に追加されているため、一般家庭の電力使用者は、表示モード切替ボタン66を押下して液晶ディスプレイ63の表示モードを省エネナビ表示モードに切り替えることにより、図3乃至図5に示したような電力使用状況を示す画面を液晶ディスプレイ63に表示させることができる。

0022

なお、本発明の電力使用状況表示装置の機能をインターフォン50に持たせたが、以下のようにしてパーソナルコンピュータに持たせるようにしてもよい。
受信部11をパーソナルコンピュータに接続して、パーソナルコンピュータに演算部12と同様の処理をさせて、図3乃至図5に示したような電力使用状況を示す画面をパーソナルコンピュータに接続されたディスプレイに表示させる。

0023

以上の説明では、使用電力データとして使用電力量を用いたが、使用電力量から使用電気料金を求めて、求めた使用電気料金を表示部14に表示させてもよい。また、使用電力データとして使用電力量および使用電気料金の両方を用いてもよい。

0024

本発明の電力使用状況表示装置,電力使用状況表示方法およびインターフォンは、一般家庭の電力使用者に省エネルギーを促すのに好適な電力使用状況表示装置,電力使用状況表示方法およびインターフォンとして使用することができる。

図面の簡単な説明

0025

本発明の一実施例による電力使用状況表示装置の構成を示すブロック図である。(実施例1)
図1に示した電力使用状況表示装置10の動作を説明するためのフローチャートである。(実施例1)
表示部14への表示の一例を示す図である。(実施例1)
予想使用電力量を追加した第2の棒グラフを表示する一例を示す図である。(実施例1)
第2の棒グラフを2段表示する一例を示す図である。(実施例1)
本発明の一実施例によるインターフォンの構成を示すブロック図である。(実施例2)

符号の説明

0026

10電力使用状況表示装置
11,64 受信部
12演算部
13,65 記憶部
14 表示部
20分電盤
21電力センサー
22 送信部
50インターフォン
60インターフォン親機
61 インターフォンI/F
62親機コントローラ
63液晶ディスプレイ
66表示モード切替ボタン
70インターフォン子機
S11〜S14 ステップ

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