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技術 伝送装置およびこれを用いた伝送システムならびに伝送方法

出願人 NECエンジニアリング株式会社
発明者 青木秀行
出願日 2004年6月16日 (16年6ヶ月経過) 出願番号 2004-177702
公開日 2006年1月5日 (14年11ヶ月経過) 公開番号 2006-005506
状態 未査定
技術分野 時分割多重化通信方式 小規模ネットワーク(3)ループ,バス以外
主要キーワード 付加タイミング 主信号帯域 フレーム同期バイト 監視用パケット 光出力停止 半二重モード 全二重モード 開始ビット
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

ギガビットイーサネット登録商標)におけるリンク断信号対向装置によって検出することが可能な伝送装置の提供。

解決手段

クライアント側CH1でリンク断が生じた場合、リンク情報制御部14は、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11中のギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットからリンク断信号を抽出し、フォーマット変換部12へ送出する。フォーマット変換部12は、CH1とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを多重し、Sonet/SDHペイロードへ変換し、SDH終端部13へと送出する。SDH終端部13は、リンク情報制御部14よりリンク断信号をSOHへ付加し、そのSOHをフォーマット変換部12で変換したSonet/SDH のペイロードへ付加し伝送区間へと送出する。

概要

背景

図6は従来のこの種の伝送ステムの一例の構成図である。同図を参照すると、従来のこの種の伝送システムの一例はクライアント伝送装置100(以下、伝送装置100と記す)と、リモート側伝送装置200(以下、伝送装置200と記す)と、伝送路300とから構成される。

伝送装置100へはギガビットイーサネット登録商標規格準拠したフレームが入力され、伝送装置200からはギガビット・イーサネット(登録商標)規格に準拠したフレームが出力される。

伝送装置100はギガビット・イーサネット(登録商標)終端部101と、フォーマット変換部102と、SDH終端部103とを含んでいる。

ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部101はチャネル1(CH1)とチャネル2(CH2)の二つのインターフェースを持ち、データフレームを一例として10ビット/8ビット変換する機能を有する。

フォーマット変換部102はCH1とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを多重分離し、SONET/SDHペイロードへ変換する機能を有する。

SDH終端部103は、SONET/SDHペイロードにSDHのSOH(Section Over Head )を付加する機能を有する。

伝送装置200はギガビット・イーサネット(登録商標)終端部201と、フォーマット変換部202と、SDH終端部203とを含んでいる。なお、これら各部201〜203の機能は伝送装置100内のものと同様であるため、説明を省略する。

次に、従来の伝送システムの一例の構成について説明する。図6を参照すると、クライアント側からの入力光は光/電気信号(O/E)変換された後、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部101に入力され、10ビット/8ビット変換される。

今、クライアント側CH1でリンク断が発生した場合、リンク断信号がギガビット・イーサネット(登録商標)フレームへと付加されるがギガビット・イーサネット(登録商標)終端部101で10ビット/8ビット変換される際フロー情報ビットであるリンク断信号は破棄され、変換されたギガビット・イーサネット(登録商標)フレームは、フォーマット変換部102へと送出される。

フォーマット変換部102では、CH1とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームフレームが多重された後、SONET/SDHペイロードへ変換され、変換されたSONET/SDHペイロードはSDH終端部103へ送出される。

SDH終端部103では、SONET/SDHのペイロードにSOHが付加され、SONET/SDHフレームとして、伝送路300を経由して対向する伝送装置200へと送出される。

伝送装置200のSDH終端部203では、SONET/SDHフレームのSOHが破棄され、ペイロードがフォーマット変換部202へと送出される。

フォーマット変換部202ではSONET/SDHペイロードがCH1とCH2に分離され、分離したSONET/SDHペイロードはギガビット・イーサネット(登録商標)フレームへと変換され、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部201へ送出される。

ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部201では、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームが8ビット/10ビット変換され、さらにE/O変換された後リモート側へと送出される。

図7はギガビット・イーサネット(登録商標)のフレーム中のフロー情報ビットのビットマップを示す説明図である。同図を参照すると、ビットD0〜D4は予約ビット、D5はFD(Full Duplex )、D6はHD(Half Duplex ),D7はPS1(Symmetric PAUS)、D8はPS2(Asymmetric PAUSE)、D9〜D11は予約、D12,D13はRF1,RF2(Remote Fault1,2 )、D14はACK(Acknowledge )を示している。

具体的に説明すると、D5は装置が全二重モードサポートであることを示し、D6は装置が半二重モードのサポートであることを示す。

D7は装置が対称フロー制御をサポートすることを示す。すなわち、装置はIEEE802.3xに基づく光出力停止フレーム(光停止信号)の受信と送信の両方の機能をサポートする。

D8は装置が非対称のフロー制御をサポートすることを示す。D12,13はリンクエラーを検知したことを示すリンク断信号である。D14は相手装置コンフィグレジスタを正しく受け取ったことを示す。

図8はフロービット中のリンク断信号の詳細定義を示す図である。同図を参照すると、FR1はD12,RF2はD13にそれぞれ相当し、FR1、FR2が“0,0”の場合はリンク正常(デフォルト)を、“0,1”の場合はオフラインを、“1,0”の場合はリンク断(リンク断信号)を、“1,1”の場合はオートネゴシエーション・エラーをそれぞれ示す。

図9はSONET/SDHにおけるSTM(Synchronous Transfer Mode) 1フレーム構成(SOHとペイロード部分)を示す図である。同図を参照すると、STM1フレーム400はSOH401,402と、AUポインタ(AUPTR)403と、ペイロード404とから構成される。

しかし、従来のこの種の伝送システムでは、ギガビット・イーサネット(登録商標)のフレーム中のリンク断信号やオートネゴシエーション情報は、10ビット/8ビット変換する際フロー情報ビットが破棄されるため、ギガビット・イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Gigabit Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)においてフロー制御を行うことができない。

一方、フレーム中のリンク断信号を対向装置に伝えるために、イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)におけるイーサネット(登録商標)フレーム中のリンク断信号をSONET/SDHフレーム中に付加する方式が知られているが、フレームのフォーマットがギガビット・イーサネット(登録商標)と異なることおよび規格自体が全く異なることから、これをそのままギガビット・イーサネット(登録商標)に適用することができない(特許文献1参照)。

また、ギガビット・イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Gigabit Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)においてもギガビット・イーサネット(登録商標)中のリンク断信号を対向装置へと伝えるためにSonet/SDHフレーム中に付加する方式は存在するが、リンク断信号をSonet/SDH フレーム中のペイロード中に付加するため、CH1でリンク断が発生した際、CH1のリンク断信号がSonet/SDH フレーム中のペイロード中に付加されるためCH2の主信号領域が狭まってしまうという欠点がある。また、リンク断信号は、図9に示すVC-4or(VC-3+FS)*3 (ペイロード)404のある特定ビット制御ビットを設けて付加される(特許文献2参照)。

特開2003−60603号公報(段落0022〜0024、図3)
特開2001−308869号公報(第3頁、段落4、第46行〜第50行)

概要

ギガビット・イーサネット(登録商標)におけるリンク断信号を対向装置によって検出することが可能な伝送装置の提供。クライアント側CH1でリンク断が生じた場合、リンク情報制御部14は、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11中のギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットからリンク断信号を抽出し、フォーマット変換部12へ送出する。フォーマット変換部12は、CH1とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを多重し、Sonet/SDHのペイロードへ変換し、SDH終端部13へと送出する。SDH終端部13は、リンク情報制御部14よりリンク断信号をSOHへ付加し、そのSOHをフォーマット変換部12で変換したSonet/SDH のペイロードへ付加し伝送区間へと送出する。

目的

そこで本発明の目的は、ギガビット・イーサネット(登録商標)におけるリンク断信号を対向装置によって検出することができ、これにより対向装置のフロー制御が可能で、かつSonet/SDHフレームのペイロード部分の信号領域を減らすことのない伝送装置およびこれを用いた伝送システムならびに伝送方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

ギガビットイーサネット登録商標フレームをSONET(SynchronousOptical Network)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy )フレームに変換して伝送する伝送装置であって、前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットからリンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を前記SONET/SDHフレームSOH(Section Over Head )へ付加して送出するリンク断信号送信手段を含むことを特徴とする伝送装置。

請求項2

SONET(SynchronousOptical Network)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy )フレームをギガビット・イーサネット(登録商標)フレームに変換して伝送する伝送装置であって、前記SONET/SDHフレームのSOH(Section Over Head )に付加されたリンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を光停止信号として前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットへ付加するリンク断信号受信手段を含むことを特徴とする伝送装置。

請求項3

前記リンク断信号送信手段は、前記SOHへ前記リンク断信号を付加するタイミングと、前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを前記SONET/SDHフレームへ変換するタイミングとを同期させることを特徴とする請求項1記載の伝送装置。

請求項4

前記リンク断信号受信手段は、前記SOHから前記リンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を光停止信号として前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットへ付加するタイミングと、前記SONET/SDHフレームを前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームへ変換するタイミングとを同期させることを特徴とする請求項2記載の伝送装置。

請求項5

請求項1または3記載の伝送装置と、請求項2または4記載の伝送装置と、前記2つの伝送装置間に接続される伝送路とから構成されることを特徴とする伝送システム

請求項6

ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームをSONET(Synchronous Optical Network)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy )フレームに変換して伝送する伝送方法であって、前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットからリンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を前記SONET/SDHフレームのSOH(Section Over Head )へ付加して送出するリンク断信号送信ステップを含むことを特徴とする伝送方法。

請求項7

SONET(Synchronous Optical Network)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy )フレームをギガビット・イーサネット(登録商標)フレームに変換して伝送する伝送方法であって、前記SONET/SDHフレームのSOH(Section Over Head )に付加されたリンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を光停止信号として前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットへ付加するリンク断信号受信ステップを含むことを特徴とする伝送方法。

請求項8

前記リンク断信号送信ステップは、前記SOHへ前記リンク断信号を付加するタイミングと、前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを前記SONET/SDHフレームへ変換するタイミングとを同期させることを特徴とする請求項6記載の伝送方法。

請求項9

前記リンク断信号受信ステップは、前記SOHから前記リンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を光停止信号として前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットへ付加するタイミングと、前記SONET/SDHフレームを前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームへ変換するタイミングとを同期させることを特徴とする請求項7記載の伝送方法。

技術分野

0001

本発明は、伝送装置およびこれを用いた伝送ステムならびに伝送方法に関し、特にギガビットイーサネット登録商標フレームをSONET(Synchronous Optical Network)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy)フレームに変換して伝送する伝送装置およびこれを用いた伝送システムならびに伝送方法に関する。

背景技術

0002

図6は従来のこの種の伝送システムの一例の構成図である。同図を参照すると、従来のこの種の伝送システムの一例はクライアント側伝送装置100(以下、伝送装置100と記す)と、リモート側伝送装置200(以下、伝送装置200と記す)と、伝送路300とから構成される。

0003

伝送装置100へはギガビット・イーサネット(登録商標)規格準拠したフレームが入力され、伝送装置200からはギガビット・イーサネット(登録商標)規格に準拠したフレームが出力される。

0004

伝送装置100はギガビット・イーサネット(登録商標)終端部101と、フォーマット変換部102と、SDH終端部103とを含んでいる。

0005

ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部101はチャネル1(CH1)とチャネル2(CH2)の二つのインターフェースを持ち、データフレームを一例として10ビット/8ビット変換する機能を有する。

0006

フォーマット変換部102はCH1とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを多重分離し、SONET/SDHペイロードへ変換する機能を有する。

0007

SDH終端部103は、SONET/SDHペイロードにSDHのSOH(Section Over Head )を付加する機能を有する。

0008

伝送装置200はギガビット・イーサネット(登録商標)終端部201と、フォーマット変換部202と、SDH終端部203とを含んでいる。なお、これら各部201〜203の機能は伝送装置100内のものと同様であるため、説明を省略する。

0009

次に、従来の伝送システムの一例の構成について説明する。図6を参照すると、クライアント側からの入力光は光/電気信号(O/E)変換された後、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部101に入力され、10ビット/8ビット変換される。

0010

今、クライアント側CH1でリンク断が発生した場合、リンク断信号がギガビット・イーサネット(登録商標)フレームへと付加されるがギガビット・イーサネット(登録商標)終端部101で10ビット/8ビット変換される際フロー情報ビットであるリンク断信号は破棄され、変換されたギガビット・イーサネット(登録商標)フレームは、フォーマット変換部102へと送出される。

0011

フォーマット変換部102では、CH1とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームフレームが多重された後、SONET/SDHペイロードへ変換され、変換されたSONET/SDHペイロードはSDH終端部103へ送出される。

0012

SDH終端部103では、SONET/SDHのペイロードにSOHが付加され、SONET/SDHフレームとして、伝送路300を経由して対向する伝送装置200へと送出される。

0013

伝送装置200のSDH終端部203では、SONET/SDHフレームのSOHが破棄され、ペイロードがフォーマット変換部202へと送出される。

0014

フォーマット変換部202ではSONET/SDHペイロードがCH1とCH2に分離され、分離したSONET/SDHペイロードはギガビット・イーサネット(登録商標)フレームへと変換され、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部201へ送出される。

0015

ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部201では、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームが8ビット/10ビット変換され、さらにE/O変換された後リモート側へと送出される。

0016

図7はギガビット・イーサネット(登録商標)のフレーム中のフロー情報ビットのビットマップを示す説明図である。同図を参照すると、ビットD0〜D4は予約ビット、D5はFD(Full Duplex )、D6はHD(Half Duplex ),D7はPS1(Symmetric PAUS)、D8はPS2(Asymmetric PAUSE)、D9〜D11は予約、D12,D13はRF1,RF2(Remote Fault1,2 )、D14はACK(Acknowledge )を示している。

0017

具体的に説明すると、D5は装置が全二重モードサポートであることを示し、D6は装置が半二重モードのサポートであることを示す。

0018

D7は装置が対称フロー制御をサポートすることを示す。すなわち、装置はIEEE802.3xに基づく光出力停止フレーム(光停止信号)の受信と送信の両方の機能をサポートする。

0019

D8は装置が非対称のフロー制御をサポートすることを示す。D12,13はリンクエラーを検知したことを示すリンク断信号である。D14は相手装置コンフィグレジスタを正しく受け取ったことを示す。

0020

図8フロービット中のリンク断信号の詳細定義を示す図である。同図を参照すると、FR1はD12,RF2はD13にそれぞれ相当し、FR1、FR2が“0,0”の場合はリンク正常(デフォルト)を、“0,1”の場合はオフラインを、“1,0”の場合はリンク断(リンク断信号)を、“1,1”の場合はオートネゴシエーション・エラーをそれぞれ示す。

0021

図9はSONET/SDHにおけるSTM(Synchronous Transfer Mode) 1フレーム構成(SOHとペイロード部分)を示す図である。同図を参照すると、STM1フレーム400はSOH401,402と、AUポインタ(AUPTR)403と、ペイロード404とから構成される。

0022

しかし、従来のこの種の伝送システムでは、ギガビット・イーサネット(登録商標)のフレーム中のリンク断信号やオートネゴシエーション情報は、10ビット/8ビット変換する際フロー情報ビットが破棄されるため、ギガビット・イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Gigabit Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)においてフロー制御を行うことができない。

0023

一方、フレーム中のリンク断信号を対向装置に伝えるために、イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)におけるイーサネット(登録商標)フレーム中のリンク断信号をSONET/SDHフレーム中に付加する方式が知られているが、フレームのフォーマットがギガビット・イーサネット(登録商標)と異なることおよび規格自体が全く異なることから、これをそのままギガビット・イーサネット(登録商標)に適用することができない(特許文献1参照)。

0024

また、ギガビット・イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Gigabit Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)においてもギガビット・イーサネット(登録商標)中のリンク断信号を対向装置へと伝えるためにSonet/SDHフレーム中に付加する方式は存在するが、リンク断信号をSonet/SDH フレーム中のペイロード中に付加するため、CH1でリンク断が発生した際、CH1のリンク断信号がSonet/SDH フレーム中のペイロード中に付加されるためCH2の主信号領域が狭まってしまうという欠点がある。また、リンク断信号は、図9に示すVC-4or(VC-3+FS)*3 (ペイロード)404のある特定ビット制御ビットを設けて付加される(特許文献2参照)。

0025

特開2003−60603号公報(段落0022〜0024、図3
特開2001−308869号公報(第3頁、段落4、第46行〜第50行)

発明が解決しようとする課題

0026

第1の問題点は、ギガビット・イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Gigabit Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)においてギガビット・イーサネット(登録商標)におけるリンク断信号が、対向装置によって検出されないということである。

0027

その理由は、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームが終端時に10ビット/8ビット変換する際に、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームにおけるリンク断信号(フロー情報ビット)が破棄され、Sonet/SDHフレームに付加されないためである。

0028

第2の問題点は、ギガビット・イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Gigabit Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)においてギガビット・イーサネット(登録商標)におけるリンク断信号が発生した際に、クライアント側伝送装置においてオートネゴシエーションによる対向装置のフロー制御ができないということである。

0029

その理由は、第1 の問題点として挙げたリンク断信号が対向装置によって検出されないため対向装置はフロー制御のタイミングを知りえないためである。

0030

第3の問題は、特許文献2記載の技術に示すように、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームにおけるリンク断信号(フロー情報ビット)をSonet/SDHフレームのペイロードに付加した際、クライアント側のチャネル数が複数だった場合1つのチャネルでリンク断信号が発生した際に他チャネル主信号帯域が狭まってしまうことである。

0031

その理由は、クライアント側の1つのチャネルでリンク断が発生した際、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のリンク断信号をSonet/SDHフレームのペイロード部分に常時リンク断信号が付加されてしまうので、必然的に他チャネルの信号領域が減ってしまうためである。

0032

そこで本発明の目的は、ギガビット・イーサネット(登録商標)におけるリンク断信号を対向装置によって検出することができ、これにより対向装置のフロー制御が可能で、かつSonet/SDHフレームのペイロード部分の信号領域を減らすことのない伝送装置およびこれを用いた伝送システムならびに伝送方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0033

前記課題を解決するために本発明による伝送装置は、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームをSONET(Synchronous Optical Network )/SDH(Synchronous Digital Hierarchy )フレームに変換して伝送する伝送装置であって、前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットからリンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を前記SONET/SDHフレームのSOH(Section Over Head )へ付加して送出するリンク断信号送信手段を含むことを特徴とする。

0034

また、本発明による他の伝送装置は、SONET(Synchronous Optical Network )/SDH(Synchronous Digital Hierarchy )フレームをギガビット・イーサネット(登録商標)フレームに変換して伝送する伝送装置であって、前記SONET/SDHフレームのSOH(Section Over Head )に付加されたリンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を光停止信号として前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットへ付加するリンク断信号受信手段を含むことを特徴とする。

0035

また、本発明による伝送システムは、上記2つの伝送装置と、その伝送装置間に接続される伝送路とから構成されることを特徴とする。

0036

また、本発明による伝送方法は、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームをSONET(Synchronous Optical Network )/SDH(Synchronous Digital Hierarchy )フレームに変換して伝送する伝送方法であって、前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットからリンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を前記SONET/SDHフレームのSOH(Section Over Head )へ付加して送出するリンク断信号送信ステップを含むことを特徴とする。

0037

また、本発明による他の伝送方法は、SONET(Synchronous Optical Network )/SDH(Synchronous Digital Hierarchy )フレームをギガビット・イーサネット(登録商標)フレームに変換して伝送する伝送方法であって、前記SONET/SDHフレームのSOH(Section Over Head )に付加されたリンク断信号を抽出し、そのリンク断信号を光停止信号として前記ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットへ付加するリンク断信号受信ステップを含むことを特徴とする。

0038

本発明によれば、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットに含まれるリンク断信号はSONET/SDHフレームのSOH(Section Over Head )へ付加されて送出される。

発明の効果

0039

本発明によれば、上記構成を有することにより、ギガビット・イーサネット(登録商標)におけるリンク断信号を対向装置によって検出することができ、これにより対向装置のフロー制御が可能で、かつSonet/SDHフレームのペイロード部分の信号領域を減らさないという効果がある。

0040

具体的には、ギガビット・イーサネット(登録商標)のSONET/SDH信号への多重方法(Gigabit Ethernet(登録商標) over Sonet/SDH)においてリンク断信号を対向装置に送信することが可能となるため、オートネゴシエーションリンク断のフロー制御が可能となる。

0041

また、チャネル1でリンク断が発生した際、主信号内にリンク断信号用の監視用パケットを生成することなく、SOH領域を使用してリンク断信号を転送するため、Sonet/SDHのペイロード領域をチャネル2の主信号がフルに使用可能となるため主信号の帯域の有効活用が可能となる。

0042

さらに、監視端末を使用せずハードウェア的にリンク断検出を実現するため即時に対処が可能であり、コストの削減を図ることが可能となる。

発明を実施するための最良の形態

0043

以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る伝送システムの一例の構成図である。

0044

本発明に係る伝送システムの一例はクライアント側伝送装置10(以下、伝送装置10と記す)と、リモート側伝送装置20(以下、伝送装置20と記す)と、伝送装置30と、伝送路300および301とから構成される。そして、伝送装置10と伝送装置20とが伝送路300を介して対向しており、伝送装置20と伝送装置30とが伝送路301を介して対向している。

0045

同図において、伝送装置10のギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11は、チャネル1(CH1)とチャネル2(CH2)の二つのインターフェースを持ち、データフレームを10ビット/8ビット変換する機能を有する。

0046

フォーマット変換部12は、CH1とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを多重分離し、Sonet/SDHペイロードへ変換する機能を有する。

0047

SDH終端部13は、Sonet/SDHペイロードにSDHのSOH(Section Over Head )を付加する機能を有する。

0048

リンク情報制御部14は、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11よりクライアント側でのリンク断信号が発生した際に、リンク断信号を抽出し、SDH終端部13のSOHへリンク断信号を付加する機能と、SDH終端部13でSonet/SDHフレームのSOHにリンク断信号が付加されていた際、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームのフロー情報ビット中に光停止信号を付加する機能を有する。

0049

また、装置内クロックカウンタ15は、リンク情報制御部14とギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11との同期をとる機能と、リンク情報制御部14とSDH終端部13との同期をとる機能を有する。

0050

伝送装置10において、クライアント側からの入力光はO/E変換され、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11に送出される。クライアント側CH1でリンク断が生じた場合、リンク情報制御部14は、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11中のギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー情報ビットからリンク断信号を抽出し、10ビット/8ビット変換し、変換したギガビット・イーサネット(登録商標)フレームをフォーマット変換部12へ送出する。

0051

フォーマット変換部12は、CH1とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを多重し、Sonet/SDHのペイロードへ変換し、SDH終端部13へと送出する。

0052

SDH終端部13は、装置内クロックカウンタ15よりリンク情報制御部14との同期をとりながらリンク情報制御部14よりリンク断信号をSOHへ付加し、そのSOHをフォーマット変換部12で変換したSonet/SDH のペイロードへ付加し伝送区間へと送出する。

0053

対向装置(伝送装置20)では、SDH終端部23にてSOHに付加されているリンク断信号がリンク情報制御部24へ送出されるとともに、SOHが破棄され、SOH破棄後の信号はフォーマット変換部22に送出される。

0054

フォーマット変換部22においてSonet/SDHペイロードはギガビット・イーサネット(登録商標)フレームに変換され、変換されたギガビット・イーサネット(登録商標)フレームはCH1 とCH2のギガビット・イーサネット(登録商標)フレームに分離され、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部21へと送出される。

0055

ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部21では、データフレームを8ビット/10ビット変換する際、装置内クロックカウンタ25でリンク情報制御部24との同期をとり、リンク情報制御部24からリンク断信号を光停止信号としてギガビット・イーサネット(登録商標)フレームのフロー情報ビットへと付加し、E/O変換しリモート側へと送出し、伝送装置20のCH1の対向装置である伝送装置30へとギガビット・イーサネット(登録商標)フレームを送出する。

0056

伝送装置30は、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームのフロー情報ビット中の光停止信号を受信し、オートネゴシエーション機能により伝送装置30の送信光出力を停止する。

0057

以上のように、伝送装置10のギガビット・イーサネット(登録商標)のフロー情報ビット中のリンク断信号をSonet/SDHのSOHに付加することにより、伝送装置20にリンク断信号を伝達させることが可能となり、オートネゴシエーション機能により、フロー制御も可能となる。

0058

図2はクライアント側で受信されたデータフレームがリモート側に送信されるまでの処理の一連の流れを示すフローチャート図3はリモート側で受信されたデータフレームがクライアント側に送信されるまでの一連の流れを示すフローチャートである。

0059

図4はSDHフレーム中のSOHのビットマップの一例を示す図であり、同図の斜線部分は、外部から書き込み可能バイトを示す。同図において、A1,A2はフレーム同期バイト、C1はフレーム識別バイト、B1は中継セクション誤り監視バイト、E1は中継セクション音声打ち合わせバイト、F1は中継セクション故障特定バイト、B2はセクション誤り監視バイト、K1,K2はセクション切替制御バイト、D1〜D3は中継セクションデータ通信バイト、D4〜D12はセクションデータ通信バイト、Z1,Z2は予備バイト、NU1〜NU38は予備バイト(Bytes reserved for National Use )である。

0060

図5はリンク断信号をSonet/SDHフレーム中のSOHに付加する際のタイムチャートである。図1のリンク情報制御部14は、図5の装置内19.44MHクロック図1の装置内クロックカウンタ15がカウントするクロック)によりフレームパルスを生成し、SOH開始ビットの積算を行い、Sonet/SDH のリンク断信号ビットにリンク断信号を付加して図1のSDH終端部13へと送出する。

0061

次に、本発明に係る伝送システムの動作について図2〜5を参照しながら詳細に説明する。

0062

クライアント側からのギガビット・イーサネット(登録商標)フレームが、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11へ到達すると(図2のステップS1)、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレーム中のフロー制御ビットにリンク断信号の有無を調べ(図2ステップS2)、有る場合は、リンク情報制御部14にリンク断信号の抽出を行う(図2ステップS6)と伴に、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11にて10ビット/8ビット変換を行い(図2ステップS3)、フォーマット変換部12にてギガビット・イーサネット(登録商標)をCHごとに多重し、Sonet/SDHペイロードへと変換を行い(図2ステップS4)、SDH終端部13にてSonet/SDH のSOHを付加する(図6ステップS5)。

0063

この後、SDH終端部13とリンク情報制御部14との同期をとり、Sonet/SDH のSOHにリンク断信号を付加し、リモート側へと送信する(図2ステップS7)。

0064

一方、図2ステップS2にて、リンク断信号が無い場合は、ステップS3,S4,S5のみを実行し、次いでステップS7を実行する。

0065

また、図2ステップS7で、リンク断信号をSonet/SDHのSOHに付加する際、図4のSOHのビットマップ中のC1(フレーム識別バイト)、E1(中継セクション音声打ち合わせバイト) 、F1(中継セクション故障特定バイト)、D1〜D3(中継セクションデータ通信バイト)、D4〜D12(セクションデータ通信バイト)、Z1,Z2(予備バイト)、NU1〜NU38(Byte reserved for National Use)の現在SDHで未使用バイトにリンク断信号ビットを設けて付加する。

0066

また、Sonet/SDHのSOHに付加する際の付加タイミングについては図5のタイムチャートのように、装置内のクロックを参照して同期をとりながらリンク断信号を付加する。

0067

一方、リモート側からのSonet/SDHフレームが、SDH終端部13へ到達すると(図3のステップS11 )、Sonet/SDH のSOHフレーム中のリンク断信号ビット中に信号の有無を調べ(図3ステップS12) 、有る場合は、リンク情報制御部14にてリンク断信号の抽出を行い(図3ステップS15)、Sonet/SDH フレームを終端すると伴に、フォーマット変換部12にてSonet/SDHペイロードをギガビット・イーサネット(登録商標)フレームへと変換し、ギガビット・イーサネット(登録商標)フレームをCHごとに分離し(図3ステップS13) 、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11にて8ビット/10ビット変換を行う(図3ステップS14) 。

0068

この後、ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部11とリンク情報制御部14との同期をとり、ギガビット・イーサネット(登録商標)フロー情報ビットに光停止信号を付加しクライアント側へと送信する(図3ステップS16) 。

0069

一方、図3ステップS12にて、リンク断信号ビット中に信号が無い場合は、ステップS13,S14のみを実行し、次いでステップS16を実行する。

図面の簡単な説明

0070

本発明に係る伝送システムの一例の構成図である。
クライアント側で受信されたデータフレームがリモート側に送信されるまでの処理の一連の流れを示すフローチャートである。
リモート側で受信されたデータフレームがクライアント側に送信されるまでの一連の流れを示すフローチャートである。
SDHフレーム中のSOHのビットマップの一例を示す図である。
リンク断信号をSonet/SDHフレーム中のSOHに付加する際のタイムチャートである。
従来のこの種の伝送システムの一例の構成図である。
ギガビット・イーサネット(登録商標)のフレーム中のフロー情報ビットのビットマップを示す説明図である。
フロービット中のリンク断信号の詳細定義を示す図である。
SONET/SDHにおけるSTM(Synchronous Transfer Mode) 1フレーム構成(SOHとペイロード部分)を示す図である。

符号の説明

0071

10クライアント側伝送装置
11、21ギガビット・イーサネット(登録商標)終端部
12、22フォーマット変換部
13、23SDH終端部
14、24リンク情報制御部
15、25 装置内クロックカウンタ
20リモート側伝送装置
30 伝送装置
300,301 伝送路

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