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図面 (5)

課題・解決手段

一般式Iの化合物、あるいは、薬剤として許容されるその塩、水和物、溶媒和物結晶形態またはジアステレオマーについて述べる。式Iの化合物を用いてプロテインキナーゼ関連病態治療する方法についても述べる。

概要

背景

プロテインキナーゼは、タンパク質中の特異的残基のリン酸化触媒作用をする酵素ファミリーである。一般に、プロテインキナーゼはいくつかのグループ分類される。すなわち、セリンおよび/またはスレオニン残基優先的にリン酸化するもの、チロシン残基を優先的にリン酸化するもの、および、チロシン残基とSer/Thr残基の両方をリン酸化するものである。したがって、プロテインキナーゼは、様々な生物学的現象引き金を引く、その受容体サイトカインの核への作用を含む、細胞外シグナルの伝達を担うシグナル伝達経路での重要な要素である。通常の細胞生理学でのプロテインキナーゼの多くの役割には、細胞周期の調節および細胞増殖分化アポトーシス細胞移動性および有糸分裂誘発が含まれる。

プロテインキナーゼは、タンパク質チロシンキナーゼファミリー(PTK)の複数のメンバーを含み、細胞質PTK(CTK)と受容体PTK(RTK)に別けられる。細胞質PTKには、SRCファミリー(BLK;FGR;FYN;HCK;LCK;LYN;SRC;YESおよびYRKを含む);BRKファミリー(BRK;FRK、SAD;およびSRMを含む);CSKファミリー(CSKおよびCTKを含む);BTKファミリー(BTK;ITK;TEC;MKK2およびTXKを含む)、ヤヌスキナーゼファミリー(JAK1、JAK2、JAK3およびTyk2を含む)、FAKファミリー(FAKおよびPYK2を含む);Fesファミリー(FESおよびFERを含む)、ZAP70ファミリー(ZAP70およびSYKを含む);ACKファミリー(ACK1およびACK2を含む)およびAbIファミリー(ABLおよびARGを含む)が含まれる。RTKファミリーには、EGF-受容体ファミリー(EGFRHER2、HER3およびHER4を含む);インスリン受容体ファミリー(INS-RおよびIGF1-Rを含む);PDGF-受容体ファミリー(PDGFRα、PDGFRβ、CSF1R、KIT、FLK2を含む);VEGF-受容体ファミリー(FLT1、FLK1およびFLT4を含む);FGF-受容体ファミリー(FGFR1、FGFR2、FGFR3およびFGFR4を含む);CCK4ファミリー(CCK4を含む);METファミリー(METおよびRONを含む);TRKファミリー(TRKA、TRKBおよびTRKCを含む);AXLファミリー(AXL、MERおよびSKYを含む);TIE/TEKファミリー(TIEおよびTIE2/TEKを含む);EPHファミリー(EPHA1、EPHA2、EPHA3、EPHA4、EPHA5、EPHA6、EPHA7、EPHA8、EPHB1、EPHB2、EPHB3、EPHB4、EPHB5、EPHB6を含む);RYKファミリー(RYKを含む);MCKファミリー(MCKおよびTYRO10を含む);ROSファミリー(ROSを含む);RETファミリー(RETを含む);LTKファミリー(LTKおよびALKを含む);RORファミリー(ROR1およびROR2を含む);Muskファミリー(Muskを含む);LMRファミリー(LMR1、LMR2およびLMR3を含む)およびSuRTK106ファミリー(SuRTK106を含む)が含まれる。

同様に、セリン/スレオニン特異性キナーゼは、細胞外シグナル制御キナーゼ(p42/ERK2およびp44/ERK1);c-JunNH2末端キナーゼ(JNK);cAMP-応答配列-結合プロテインキナーゼ(CREBK);サイクリン依存性キナーゼ(CDK);cAMP依存性キナーゼ(CAPK);マイトジェン活性化プロテインキナーゼ活性化プロテインキナーゼ(MAPKおよびその類縁体);ストレス活性化プロテインキナーゼp38/SAPK2;マイトジェン-およびストレス活性化キナーゼ(MSK);プロテインキナーゼ、とりわけPKA、PKBおよびPKC;を含む多数の別個サブファミリーを含む。

さらに、多くの病原体ゲノム遺伝子コード化プロテインキナーゼを有する。例えば、HPVおよび肝炎ウイルスなどのマラリア原虫プラスモジウム熱帯熱およびウイルスはキナーゼ関連遺伝子を有していると思われる。

不適切に高いプロテインキナーゼ活性は、異常な細胞機能由来する多くの疾患と関係づけられてきた。これは直接的にまたは間接的に、例えば、酵素の変異、過剰発現もしくは不適切な活性化などに関係するキナーゼのための適切な制御機序の不全によって、あるいは、キナーゼのシグナル上流もしくは下流への伝達にも関与する、サイトカインまたは成長因子過剰産生または産生不足によって起こる可能性がある。これらの場合すべて、キナーゼの作用の選択的阻害が有益な効果を有することが期待できる可能性がある。異常なキナーゼ活性が関係づけられてきた疾患には、糖尿病;再狭窄;アテローム性動脈硬化症;肝臓および腎臓線維症;眼の疾患;骨髄性およびリンパ球増殖性障害;前立腺癌大腸癌乳癌、頭部および頚部癌、白血病およびリンパ腫などの癌;ならびにアトピー性皮膚炎喘息リウマチ様関節炎クローン病乾癬クルゾン症候群軟骨形成不全症および致死性骨異形成症などの自己免疫疾患が含まれる。
Physician Desk Reference(PDR)
Miyaura,N.およびSuzuki、Chem Rev.1995、952457頁
Stille、J.K.、Angew.Chem.,Int.Ed.Engl.、1986年、第25巻、508頁
SpiottoMTおよびChung TD、(2000) STAT3 mediatesIL-6-induced growth inhibition in the human prostate cancer cell line LNCaP、Prostate 42 88〜98頁

概要

一般式Iの化合物、あるいは、薬剤として許容されるその塩、水和物、溶媒和物結晶形態またはジアステレオマーについて述べる。式Iの化合物を用いてプロテインキナーゼ関連病態治療する方法についても述べる。

目的

本発明は、JAK関連病態を含むプロテインキナーゼ関連病態の治療のための医薬品の調剤で説明する化合物の使用を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
6件
牽制数
10件

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請求項1

以下の一般式化合物(式中、R1はH、C1〜4アルキルであり、Qは結合またはC1〜4アルキルであり、Aは、ハロゲン、C1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、CN、アリールヘタリール、OCF3、OC1〜4アルキル、OC2〜5アルキルNR4R5、Oアリール、Oヘタリール、CO2R4、CONR4R5、ニトロ、NR4R5、C1〜4アルキルNR4R5、NR6C1〜4アルキルNR4R5、NR4COR5、NR6CONR4R5、NR4SO2R5から独立に選択される0〜3個の置換基任意選択置換されたアリール、ヘタリールであり、R4、R5は、それぞれ独立にH、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または、結合して、O、S、NR7から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R6はH、C1〜4アルキルから選択され、R7はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、R2はハロゲン、C1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、OCF3、CN、C1〜4アルキルNR8R9、OC1〜4アルキルNR8R9、CO2R8、CONR8R9、NR8R9、NR8COR9、NR10CONR8R9、NR8SO2R9から独立に選択される0〜2個の置換基であり、R8、R9は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または結合して、O、S、NR11から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R10はH、C1〜4アルキル、アリールまたはヘタリールから選択され、R11はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、Yはハロゲン、OH、NR12R13、NR12COR13、NR12CONR13、N12SO2R13であり、R12およびR13は、それぞれ独立に、H、CH2F、CHF2、CF3、CN、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR14から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜6員環を形成することができ、R14はH、C1〜4アルキルから選択され、n=0〜4であり、WはH、C1〜4アルキル、C2〜6アルケニルから選択され、C1〜4アルキルまたはC2〜6アルケニルはC1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、NR15R16で任意選択で置換されていてよく、R15およびR16は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR17から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R17はH、C1〜4アルキルから選択され、YがOHまたはNHCOCH3である場合、R2は1〜2個の置換基であり、YがNH2であってR2が存在しない場合、Yはパラ位にある)あるいは、薬剤として許容されるその塩、水和物、溶媒和物結晶形態またはジアステレオマー

請求項2

一般式IIの化合物(式中、R1はH、C1〜4アルキルであり、Qは結合またはC1〜4アルキルであり、Aは、ハロゲン、C1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、CN、アリール、ヘタリール、OCF3、OC1〜4アルキル、OC2〜5アルキルNR4R5、Oアリール、Oヘタリール、CO2R4、CONR4R5、NR4R5、C1〜4アルキルNR4R5、NR6C1〜4アルキルNR4R5、NR4COR5、NR6CONR4R5、NR4SO2R5から独立に選択される0〜3個の置換基で任意選択で置換されたアリール、ヘタリールであり、R4、R5は、それぞれ独立にH、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または、結合して、O、S、NR7から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R6はH、C1〜4アルキルから選択され、R7はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、R2はハロゲン、C1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、OCF3、CN、C1〜4アルキルNR8R9、OC1〜4アルキルNR8R9、CO2R8、CONR8R9、NR8R9、NR8COR9、NR10CONR8R9、NR8SO2R9から独立に選択される0〜2個の置換基であり、R8、R9は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または結合して、O、S、NR11から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R10はH、C1〜4アルキル、アリールまたはヘタリールから選択され、R11はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、Yはハロゲン、OH、NR12R13、NR12COR13、NR12CONR13、N12SO2R13であり、R12およびR13は、それぞれ独立に、H、CH2F、CHF2、CF3、CN、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR14から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜6員環を形成することができ、R14はH、C1〜4アルキルから選択され、n=0〜4であり、WはH、C1〜4アルキル、C2〜6アルケニルから選択され、C1〜4アルキルまたはC2〜6アルケニルはC1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、NR15R16で任意選択で置換されていてよく、R15およびR16は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR17から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R17はH、C1〜4アルキルから選択され、YがOHまたはNHCOCH3である場合、R2は1〜2個の置換基であり、YがNH2であってR2が存在しない場合、Yはパラ位にある)あるいは、薬剤として許容されるその塩、水和物、溶媒和物、結晶形態またはジアステレオマーから選択される請求項1に記載の化合物。

請求項3

WがC1〜4アルキルであって、前記化合物が、Wを有する不斉炭素において、Sキラリティを有する請求項1または2に記載の化合物。

請求項4

前記化合物がR異性体とS異性体の混合物であり、前記混合物が少なくとも70%のS異性体を含む請求項3に記載の化合物。

請求項5

前記化合物が少なくとも80%のS異性体を含む請求項4に記載の化合物。

請求項6

前記化合物が少なくとも90%のS異性体を含む請求項4に記載の化合物。

請求項7

前記化合物が少なくとも95%のS異性体を含む請求項4に記載の化合物。

請求項8

前記化合物が少なくとも99%のS異性体を含む請求項4に記載の化合物。

請求項9

前記化合物が、からなる群から選択される請求項1に記載の化合物。

請求項10

担体と、請求項1から9のいずれか一項に記載の少なくとも1種の化合物を含む組成物

請求項11

プロテインキナーゼ関連病態治療する方法であって、前記方法が、治療的に有効な量の、請求項1から9のいずれか一項に記載の少なくとも1種の化合物、または治療的に有効な量の請求項10に記載の組成物を投与することを含む方法。

請求項12

前記病態が、EGF、HER2、HER3、HER4、IR、IGF-1R、IRR、PDGFR.α、PDGFR.β、CSFIR、C-Kit、C-fms、Flk-1R、Flk4、KDR/Flk-1、Flt-1、FGFR-1R、FGFR-2R、FGFR-3RおよびFGFR-4Rからなる群から選択される受容体チロシンキナーゼと関係する請求項11に記載の化合物。

請求項13

前記病態が、Src、Frk、Btk、Csk、Abl、ZAP70、Fes/Fps、Fak、Ack、Yes、Fyn、Lyn、Lck、Blk、Hck、FgrおよびYrkからなる群から選択される細胞チロシンキナーゼと関係する請求項11に記載の化合物。

請求項14

前記病態が、JAKI、JAK2、JAK3およびTYK2からなる群から選択されるチロシンキナーゼと関係する請求項11に記載の化合物。

請求項15

前記病態が、ERK2、c-Jun、p38MAPK、PKA、PKB、PKC、サイクリン依存性キナーゼ、CDK1、CDK2、CDK3、CDK4、CDK5、CDK6、CDK7、CDK8、CDK9、CDK10およびCDK11からなる群から選択されるセリン/スレオニンキナーゼと関係する請求項11に記載の化合物。

請求項16

請求項17

プロテインキナーゼ関連病態が、肉腫癌腫および白血病の1つまたは複数からなる群から選択される請求項11に記載の方法。

請求項18

プロテインキナーゼ関連病態が、線維肉腫粘液肉腫脂肪肉腫軟骨肉腫骨原性肉腫脊索腫血管肉腫内皮肉腫、リンパ血管肉腫、リンパ脈管内皮腫肉腫、滑膜腫中皮腫ユーイング肉腫平滑筋肉腫横紋筋肉腫大腸癌腫、膵臓癌乳癌卵巣癌、前立腺癌、扁平上皮細胞癌腫、基底細胞癌腫、腺癌腫、汗腺癌腫、脂腺癌腫、乳頭癌腫、乳頭腺癌嚢胞腺癌腫、延髄癌腫、気管支癌腫、腎臓細胞癌腫肝臓癌胆管癌腫、絨毛尿膜癌腫、精上皮腫胚性癌腫ウィルムス腫瘍子宮頚癌精巣腫瘍肺癌腫、小細胞肺癌腫、膀胱癌腫、上皮癌腫、神経膠腫星状細胞腫髄芽細胞腫頭蓋咽頭腫上衣細胞腫松果体腫血管芽細胞腫聴神経腫オリゴデンドロ神経膠腫、髄膜腫黒色腫神経芽細胞腫および網膜芽細胞腫の1つまたは複数からなる群から選択される請求項17に記載の方法。

請求項19

プロテインキナーゼ関連病態が、乳房前立腺、腎臓、膀胱または大腸組織から形成される癌腫である請求項11に記載の方法。

請求項20

プロテインキナーゼ関連病態が脂肪組織に生じる過形成性もしくは腫瘍性障害である請求項11に記載の方法。

請求項21

過形成性もしくは腫瘍性障害が脂肪細胞腫瘍である請求項20に記載の方法。

請求項22

脂肪細胞腫瘍が脂肪腫線維脂肪腫脂肪芽細胞腫脂肪腫症、ヒベモマ、血管腫および脂肪肉腫のうちの1つまたは複数である請求項21に記載の方法。

請求項23

プロテインキナーゼ付随病態を治療するための医薬品の調剤における、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物のうちの少なくとも1つの使用。

請求項24

プロテインキナーゼ関連障害を、そのための有効な量で治療することができる請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物のうちの少なくとも1つと、薬剤として許容されるビヒクルもしくは希釈剤とを含む薬剤組成物

技術分野

0001

本発明はプロテインキナーゼ阻害剤の分野に関する。

背景技術

0002

プロテインキナーゼは、タンパク質中の特異的残基のリン酸化触媒作用をする酵素ファミリーである。一般に、プロテインキナーゼはいくつかのグループ分類される。すなわち、セリンおよび/またはスレオニン残基優先的にリン酸化するもの、チロシン残基を優先的にリン酸化するもの、および、チロシン残基とSer/Thr残基の両方をリン酸化するものである。したがって、プロテインキナーゼは、様々な生物学的現象引き金を引く、その受容体サイトカインの核への作用を含む、細胞外シグナルの伝達を担うシグナル伝達経路での重要な要素である。通常の細胞生理学でのプロテインキナーゼの多くの役割には、細胞周期の調節および細胞増殖分化アポトーシス細胞移動性および有糸分裂誘発が含まれる。

0003

プロテインキナーゼは、タンパク質チロシンキナーゼファミリー(PTK)の複数のメンバーを含み、細胞質PTK(CTK)と受容体PTK(RTK)に別けられる。細胞質PTKには、SRCファミリー(BLK;FGR;FYN;HCK;LCK;LYN;SRC;YESおよびYRKを含む);BRKファミリー(BRK;FRK、SAD;およびSRMを含む);CSKファミリー(CSKおよびCTKを含む);BTKファミリー(BTK;ITK;TEC;MKK2およびTXKを含む)、ヤヌスキナーゼファミリー(JAK1、JAK2、JAK3およびTyk2を含む)、FAKファミリー(FAKおよびPYK2を含む);Fesファミリー(FESおよびFERを含む)、ZAP70ファミリー(ZAP70およびSYKを含む);ACKファミリー(ACK1およびACK2を含む)およびAbIファミリー(ABLおよびARGを含む)が含まれる。RTKファミリーには、EGF-受容体ファミリー(EGFRHER2、HER3およびHER4を含む);インスリン受容体ファミリー(INS-RおよびIGF1-Rを含む);PDGF-受容体ファミリー(PDGFRα、PDGFRβ、CSF1R、KIT、FLK2を含む);VEGF-受容体ファミリー(FLT1、FLK1およびFLT4を含む);FGF-受容体ファミリー(FGFR1、FGFR2、FGFR3およびFGFR4を含む);CCK4ファミリー(CCK4を含む);METファミリー(METおよびRONを含む);TRKファミリー(TRKA、TRKBおよびTRKCを含む);AXLファミリー(AXL、MERおよびSKYを含む);TIE/TEKファミリー(TIEおよびTIE2/TEKを含む);EPHファミリー(EPHA1、EPHA2、EPHA3、EPHA4、EPHA5、EPHA6、EPHA7、EPHA8、EPHB1、EPHB2、EPHB3、EPHB4、EPHB5、EPHB6を含む);RYKファミリー(RYKを含む);MCKファミリー(MCKおよびTYRO10を含む);ROSファミリー(ROSを含む);RETファミリー(RETを含む);LTKファミリー(LTKおよびALKを含む);RORファミリー(ROR1およびROR2を含む);Muskファミリー(Muskを含む);LMRファミリー(LMR1、LMR2およびLMR3を含む)およびSuRTK106ファミリー(SuRTK106を含む)が含まれる。

0004

同様に、セリン/スレオニン特異性キナーゼは、細胞外シグナル制御キナーゼ(p42/ERK2およびp44/ERK1);c-JunNH2末端キナーゼ(JNK);cAMP-応答配列-結合プロテインキナーゼ(CREBK);サイクリン依存性キナーゼ(CDK);cAMP依存性キナーゼ(CAPK);マイトジェン活性化プロテインキナーゼ活性化プロテインキナーゼ(MAPKおよびその類縁体);ストレス活性化プロテインキナーゼp38/SAPK2;マイトジェン-およびストレス活性化キナーゼ(MSK);プロテインキナーゼ、とりわけPKA、PKBおよびPKC;を含む多数の別個サブファミリーを含む。

0005

さらに、多くの病原体ゲノム遺伝子コード化プロテインキナーゼを有する。例えば、HPVおよび肝炎ウイルスなどのマラリア原虫プラスモジウム熱帯熱およびウイルスはキナーゼ関連遺伝子を有していると思われる。

0006

不適切に高いプロテインキナーゼ活性は、異常な細胞機能由来する多くの疾患と関係づけられてきた。これは直接的にまたは間接的に、例えば、酵素の変異、過剰発現もしくは不適切な活性化などに関係するキナーゼのための適切な制御機序の不全によって、あるいは、キナーゼのシグナル上流もしくは下流への伝達にも関与する、サイトカインまたは成長因子過剰産生または産生不足によって起こる可能性がある。これらの場合すべて、キナーゼの作用の選択的阻害が有益な効果を有することが期待できる可能性がある。異常なキナーゼ活性が関係づけられてきた疾患には、糖尿病;再狭窄;アテローム性動脈硬化症;肝臓および腎臓線維症;眼の疾患;骨髄性およびリンパ球増殖性障害;前立腺癌大腸癌乳癌、頭部および頚部癌、白血病およびリンパ腫などの癌;ならびにアトピー性皮膚炎喘息リウマチ様関節炎クローン病乾癬クルゾン症候群軟骨形成不全症および致死性骨異形成症などの自己免疫疾患が含まれる。
Physician Desk Reference(PDR)
Miyaura,N.およびSuzuki、Chem Rev.1995、952457頁
Stille、J.K.、Angew.Chem.,Int.Ed.Engl.、1986年、第25巻、508頁
SpiottoMTおよびChung TD、(2000) STAT3 mediatesIL-6-induced growth inhibition in the human prostate cancer cell line LNCaP、Prostate 42 88〜98頁

発明が解決しようとする課題

0007

本発明者らは、ニ置換ピラジン骨格ベースとした化合物のグループがプロテインキナーゼの阻害剤であることを見出した。

課題を解決するための手段

0008

したがって、本発明は、RTK、CTK、および/またはSTKの酵素活性に影響を及ぼすことによって、プロテインキナーゼシグナル伝達を潜在的に調節し、それによって、そうしたタンパク質によって伝達されるシグナルを妨害する化合物を対象とする。より具体的には、本発明は、多くの種類の腫瘍治癒させるための治療的なアプローチとして、RTK、CTKおよび/またはSTK媒介シグナル伝達経路を調節する化合物を対象とする。

0009

したがって、第1の態様では、本発明は以下の一般式の化合物

0010

0011

(式中、
R1はH、C1〜4アルキルであり、
Qは結合またはC1〜4アルキルであり、
Aは、ハロゲン、C1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、CN、アリールヘタリール、OCF3、OC1〜4アルキル、OC2〜5アルキルNR4R5、Oアリール、Oヘタリール、CO2R4、CONR4R5、ニトロ、NR4R5、C1〜4アルキルNR4R5、NR6C1〜4アルキルNR4R5、NR4COR5、NR6CONR4R5、NR4SO2R5から独立に選択される0〜3個の置換基任意選択で置換されたアリール、ヘタリールであり、R4、R5は、それぞれ独立にH、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または、結合して、O、S、NR7から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R6はH、C1〜4アルキルから選択され、R7はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、
R2はハロゲン、C1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、OCF3、CN、C1〜4アルキルNR8R9、OC1〜4アルキルNR8R9、CO2R8、CONR8R9、NR8R9、NR8COR9、NR10CONR8R9、NR8SO2R9から独立に選択される0〜2個の置換基であり、R8、R9は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または結合して、O、S、NR11から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R10はH、C1〜4アルキル、アリールまたはヘタリールから選択され、R11はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、
Yはハロゲン、OH、NR12R13、NR12COR13、NR12CONR13、N12SO2R13であり、R12およびR13は、それぞれ独立に、H、CH2F、CHF2、CF3、CN、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR14から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜6員環を形成することができ、R14はH、C1〜4アルキルから選択され、
n=0〜4であり、
WはH、C1〜4アルキル、C2〜6アルケニルから選択され、C1〜4アルキルまたはC2〜6アルケニルはC1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、NR15R16で任意選択で置換されていてよく、R15およびR16は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR17から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R17はH、C1〜4アルキルから選択され、
YがOHまたはNHCOCH3である場合、R2は1〜2個の置換基であり、YがNH2であってR2が存在しない場合、Yはパラ位にある)
あるいは、薬剤として許容されるその塩、水和物、溶媒和物結晶形態またはジアステレオマーに存る。

0012

第2の態様では、本発明は、担体と、少なくとも1種の本発明の第1の態様の化合物とを含む組成物に在る。

0013

第3の態様では、本発明は、プロテインキナーゼ関連病態を治療する方法であって、前記方法が、治療的に有効な量の少なくとも1種の本発明の第1の態様の化合物、または治療的に有効な量の本発明の第2の態様の組成物を投与することを含む方法に在る。

0014

本発明は、RTK、CTK、および/またはSTKの酵素活性に影響を及ぼすことによって、プロテインキナーゼシグナル伝達を潜在的に調節し、それによって、そうしたタンパク質によって伝達されるシグナルを妨害する化合物を対象とする。より具体的には、本発明は、多くの種類の腫瘍を治癒させるための治療的なアプローチとして、RTK、CTKおよび/またはSTK媒介シグナル伝達経路を調節する化合物を対象とする。

0015

したがって、第1の態様では、本発明は以下の一般式

0016

0017

(式中、
R1はH、C1〜4アルキルであり、
Qは結合またはC1〜4アルキルであり、
Aは、ハロゲン、C1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、CN、アリール、ヘタリール、OCF3、OC1〜4アルキル、OC2〜5アルキルNR4R5、Oアリール、Oヘタリール、CO2R4、CONR4R5、ニトロ、NR4R5、C1〜4アルキルNR4R5、NR6C1〜4アルキルNR4R5、NR4COR5、NR6CONR4R5、NR4SO2R5から独立に選択される0〜3個の置換基で任意選択で置換されたアリール、ヘタリールであり、R4、R5は、それぞれ独立にH、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または、結合して、O、S、NR7から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R6はH、C1〜4アルキルから選択され、R7はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、
R2はハロゲン、C1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、OCF3、CN、C1〜4アルキルNR8R9、OC1〜4アルキルNR8R9、CO2R8、CONR8R9、NR8R9、NR8COR9、NR10CONR8R9、NR8SO2R9から独立に選択される0〜2個の置換基であり、R8、R9は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または結合して、O、S、NR11から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R10はH、C1〜4アルキル、アリールまたはヘタリールから選択され、R11はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、
Yはハロゲン、OH、NR12R13、NR12COR13、NR12CONR13、N12SO2R13であり、R12およびR13は、それぞれ独立に、H、CH2F、CHF2、CF3、CN、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR14から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜6員環を形成することができ、R14はH、C1〜4アルキルから選択され、
n=0〜4であり、
WはH、C1〜4アルキル、C2〜6アルケニルから選択され、C1〜4アルキルまたはC2〜6アルケニルはC1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、NR15R16で任意選択で置換されていてよく、R15およびR16は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR17から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R17はH、C1〜4アルキルから選択され、
YがOHまたはNHCOCH3である場合、R2は1〜2個の置換基であり、YがNH2であってR2が存在しない場合、Yはパラ位にある)
あるいは、薬剤として許容されるその塩、水和物、溶媒和物、結晶形態またはジアステレオマーに在る。

0018

上記の説明で、
C1〜4アルキルは直鎖もしくは分枝アルキル鎖を意味し、
アリールは非置換もしくは任意選択で置換されたフェニルまたはナフチルを意味することを理解されたい。

0019

ヘタリールはO、N、Sから選択される1個または複数のヘテロ原子を含有する、非置換もしくは任意選択で置換された5員もしくは6員のヘテロ芳香族環を意味する。

0020

シクロアルキルは3員〜8員の飽和された環を意味し、
シクロヘタルキルはO、S、NR18(R18はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリールである)から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する3員〜8員の飽和した環を意味する。

0021

さらに好ましい実施形態では、前記化合物は一般式IIの化合物

0022

0023

(式中、
R1はH、C1〜4アルキルであり、
Qは結合またはC1〜4アルキルであり、
Aは、ハロゲン、C1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、CN、アリール、ヘタリール、OCF3、OC1〜4アルキル、OC2〜5アルキルNR4R5、Oアリール、Oヘタリール、CO2R4、CONR4R5、NR4R5、C1〜4アルキルNR4R5、NR6C1〜4アルキルNR4R5、NR4COR5、NR6CONR4R5、NR4SO2R5から独立に選択される0〜3個の置換基で任意選択で置換されたアリール、ヘタリールであり、R4、R5は、それぞれ独立にH、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または、結合して、O、S、NR7から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R6はH、C1〜4アルキルから選択され、R7はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、
R2はハロゲン、C1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、CH2F、CHF2、CF3、OCF3、CN、C1〜4アルキルNR8R9、OC1〜4アルキルNR8R9、CO2R8、CONR8R9、NR8R9、NR8COR9、NR10CONR8R9、NR8SO2R9から独立に選択される0〜2個の置換基であり、R8、R9は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールである、または結合して、O、S、NR11から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R10はH、C1〜4アルキル、アリールまたはヘタリールから選択され、R11はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリール、C1〜4アルキルアリール、C1〜4アルキルヘタリールから選択され、
Yはハロゲン、OH、NR12R13、NR12COR13、NR12CONR13、N12SO2R13であり、R12およびR13は、それぞれ独立に、H、CH2F、CHF2、CF3、CN、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR14から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜6員環を形成することができ、R14はH、C1〜4アルキルから選択され、
n=0〜4であり、
WはH、C1〜4アルキル、C2〜6アルケニルから選択され、C1〜4アルキルまたはC2〜6アルケニルはC1〜4アルキル、OH、OC1〜4アルキル、NR15R16で任意選択で置換されていてよく、R15およびR16は、それぞれ独立に、H、C1〜4アルキル、C1〜4アルキルシクロアルキル、C1〜4アルキルシクロヘタルキルである、または、結合して、O、S、NR17から選択される原子を任意選択で含有する、任意選択で置換された3員環〜8員環を形成することができ、R17はH、C1〜4アルキルから選択され、
YがOHまたはNHCOCH3である場合、R2は1〜2個の置換基であり、YがNH2であってR2が存在しない場合、Yはパラ位にある)
あるいは、薬剤として許容されるその塩、水和物、溶媒和物、結晶形態またはジアステレオマーから選択される化合物である。

0024

上記の説明で、
C1〜4アルキルは直鎖もしくは分枝のアルキル鎖を意味し、
アリールは、非置換もしくは任意選択で置換されたフェニルまたはナフチルを意味することを理解されたい。

0025

ヘタリールはO、N、Sから選択される1個または複数のヘテロ原子を含有する、非置換もしくは任意選択で置換された5員もしくは6員のヘテロ芳香族環を意味する。

0026

シクロアルキルは3員〜8員の飽和した環を意味し、
シクロヘタルキルはO、S、NR18(R18はH、C1〜4アルキル、アリール、ヘタリールである)から選択される1〜3個のヘテロ原子を含有する3員〜8員の飽和された環を意味する。

0027

本発明の化合物はすべての立体配座異性体(例えばシス異性体および異性体)を含む。本発明の化合物は不斉中心を有する。したがって、様々な鏡像異性形態およびジアステレオマーの形態で存在する。本発明は、本発明の化合物のすべての光学異性体および立体異性体ならびにその混合物の使用と、それらを用いるまたは含む治療のすべての薬剤組成物および方法に関する。式Iの化合物は互変異性体としても存在できる。本発明は、そうしたすべての互変異性体およびその混合物の使用に関する。

0028

本発明は、式Iの化合物のプロドラッグを含む薬剤組成物も包含する。本発明は、式Iの化合物のプロドラッグを投与することを含む、JAKなどのプロテインキナーゼの阻害によって治療もしくは予防され得る障害を治療するまたは予防することも包含する。遊離アミノアミドヒドロキシまたはカルボキシル基を有する式Iの化合物は、プロドラッグに変えることができる。プロドラッグは、アミノ酸残基、または2個以上(例えば、2個、3個または4個)のアミノ酸残基のポリペプチド鎖が、ペプチド結合を介して共有結合で式Iの化合物の遊離したアミノ、ヒドロキシおよびカルボン酸基と結合している化合物を含む。アミノ酸残基は、通常3つの文字記号で表示される20種の天然由来アミノ酸を含み、また、4-ヒドロキシプロリンヒドロキシリジンデモシンイソデモシン、3-メチルヒスチジンノルブリン(norvlin)、β-アラニンγ-アミノ酪酸シトルリンホモシシテインホモセリンオルニチンおよびメチオインスルホンも含む。プロドラッグは、カーボナートカーバメート、アミドおよびアルキルエステルが、カルボニルカーボンプロドラッグ側鎖を介して上記の式Iの置換基と共有結合で結合している化合物も含む。プロドラッグは、リン-酸素結合を介して式Iの化合物の遊離ヒドロキシルと結合している式Iの化合物のリン酸誘導体(酸、酸の塩、エステルなど)も含む。

0029

さらに好ましい実施形態では、化合物はC1〜4アルキルであるWを有する不斉炭素において、Sキラリティを有する。化合物は、精製された異性体として、または異性体の任意の比の混合物として使用することができる。しかし、混合物は少なくとも70%、80%、90%、95%、または99%の好ましい異性体を含むことが好ましい。

0030

さらに好ましい実施形態では、化合物は表1に示す化合物から選択される。

0031

第2の態様では、本発明は、担体と、少なくとも1種の本発明の第1の態様の化合物とを含む組成物に在る。

0032

第3の態様では、本発明は、プロテインキナーゼ関連病態を治療する方法であって、前記方法が、治療的に有効な量の少なくとも本発明の第1の態様の1種の化合物、または治療的に有効な量の本発明の第2の態様の組成物を投与することを含む方法に在る。

0033

好ましい実施形態では、病態は、EGF、HER2、HER3、HER4、IR、IGF-1R、IRR、PDGFR.α、PDGFR.β、CSFIR、C-Kit、C-fms、Flk-1R、Flk4、KDR/Flk-1、Flt-1、FGFR-1R、FGFR-2R、FGFR-3RおよびFGFR-4Rからなる群から選択される受容体チロシンキナーゼと関係する。

0034

他の好ましい実施形態では、病態は、Src、Frk、Btk、Csk、Abl、ZAP70、Fes/Fps、Fak、Ack、Yes、Fyn、Lyn、Lck、Blk、Hck、FgrおよびYrkからなる群から選択される細胞チロシンキナーゼと関係する。

0035

他の好ましい実施形態では、病態は、JAK1、JAK2、JAK3およびTYK2からなる群から選択されるチロシンキナーゼと関係する。

0036

さらに他の好ましい実施形態では、病態は、ERK2、c-Jun、p38MAPK、PKA、PKB、PKC、サイクリン依存性キナーゼ、CDK1、CDK2、CDK3、CDK4、CDK5、CDK6、CDK7、CDK8、CDK9、CDK10およびCDK11からなる群から選択されるセリン/スレオニンキナーゼと関係する。

0037

本発明の好ましい実施形態は、病態は、アレルギー性喘息、アトピー性皮膚炎(湿疹)およびアレルギー性鼻炎などのアトピー;アレルギー性接触皮膚炎および過敏性肺炎などの細胞媒介性過敏症;全身性エリテマトーデス(SLE)、リウマチ様関節炎、若年性関節炎、シェグレン症候群強皮症多発性筋炎強直性脊椎炎乾癬性関節炎などのリウマチ性疾患;1型糖尿病、自己免疫甲状腺障害およびアルツハイマー病などの他の自己免疫疾患;エプスタイン-バーウイルス(EBV)、B型肝炎C型肝炎HIVHTLV1、水疱瘡-帯状疱瘡ウイルス(VZV)、ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)などのウイルス性疾患、白血病、リンパ腫および前立腺癌などの癌から選択される。

0038

1つの実施形態では、本発明の方法は、肉腫癌腫および/または白血病の治療に使用される。本発明の主題の方法を、単独でまたは治療レジメンの一部としてそのために使用することができる障害の例には、線維肉腫粘液肉腫脂肪肉腫軟骨肉腫骨原性肉腫脊索腫血管肉腫内皮肉腫、リンパ血管肉腫、リンパ脈管内皮腫肉腫、滑膜腫中皮腫ユーイング肉腫平滑筋肉腫横紋筋肉腫、大腸癌腫、膵臓癌、乳癌、卵巣癌、前立腺癌、扁平上皮細胞癌腫、基底細胞癌腫、腺癌腫、汗腺癌腫、脂腺癌腫、乳頭癌腫、乳頭腺癌腫、嚢胞腺癌腫、延髄癌腫、気管支癌腫、腎臓細胞癌腫肝臓癌胆管癌腫、絨毛尿膜癌腫、精上皮腫胚性癌腫ウィルムス腫瘍子宮頚癌精巣腫瘍肺癌腫、小細胞肺癌腫、膀胱癌腫、上皮癌腫、神経膠腫星状細胞腫髄芽細胞腫頭蓋咽頭腫上衣細胞腫松果体腫血管芽細胞腫聴神経腫オリゴデンドロ神経膠腫、髄膜腫黒色腫神経芽細胞腫および網膜芽細胞腫が含まれる。

0039

いくつかの実施形態では、本発明の方法を、乳房前立腺、腎臓、膀胱または大腸組織から形成される癌腫などの障害を治療するために使用する。

0040

他の実施形態では、本発明の方法を、脂肪細胞腫瘍、例えば脂肪腫線維脂肪腫脂肪芽細胞腫脂肪腫症、ヒベモマ(hibemoma)、血管腫および/または脂肪肉腫などの、脂肪組織中に起こる過形成性もしくは腫瘍性障害を治療するために使用する。

発明を実施するための最良の形態

0041

本明細書では、「プロテインキナーゼ関連病態」という用語は、異常なプロテインキナーゼ活性、特にJAK活性に起因する障害、および/または1種または複数のこれらの酵素の阻害によって軽減される障害を指す。

0042

他の態様では、本発明は、JAK関連病態を含むプロテインキナーゼ関連病態の治療のための医薬品の調剤で説明する化合物の使用を提供する。

0043

本明細書では、「JAK」、「JAKキナーゼ」または「JAKファミリー」という用語は、本明細書で説明するようなJAK1、JAK2、JAK3およびTYKの特徴を有するタンパク質チロシンキナーゼを指す。

0044

本発明は、プロテインキナーゼ関連障害を治療することができる有効な量の式IまたはIIの少なくとも1種の化合物と、薬剤として許容されるビヒクルもしくは希釈剤を含む薬剤組成物を提供する。本発明の組成物は、以下に説明する、他の治療剤を含有することができ、例えば、薬剤調合の分野でよく知られているものなどの技術による、通常の固体または液体のビヒクルもしくは希釈剤、ならびに、所望の投与の様式に適した種類の薬剤用添加剤(例えば、賦形剤結合剤保存剤、安定剤、香味剤等)を用いることによって調合することができる。

0045

式IまたはIIの化合物は、適切な手段によって、例えば、錠剤カプセル剤顆粒剤または粉剤の形態でなどの経口;下;頬側;皮下、静脈内、筋肉内または大槽内注射もしくは注入技術(例えば、殺菌した注射可能な水溶液もしくは非水溶液または懸濁液)などの非経口;吸入スプレーなどの経鼻;クリーム剤または軟膏の形態での局所;座薬の形態などの経直腸によって、無毒性で、薬剤として許容されるビヒクルまたは希釈剤を含有する投与量単位調合物で投与することができる。化合物は、例えば即時放出または延長放出に適した形態で投与することができる。即時放出または延長放出は、本発明の化合物を含む適切な薬剤組成物の使用によって、または特に延長放出の場合、皮下移植片または浸透圧ポンプなどのデバイスの使用によって実施することができる。

0046

ヒトなどの霊長類に加え、様々な他の哺乳動物を、本発明の方法によって治療することができる。例えば、哺乳動物には、これらに限定されないが、雌ウシヒツジヤギウマイヌネコモルモットラットあるいは他のウシ属、ヒツジ属、ウマ科イヌ科ネコ科、齧歯動物またはネズミの種を治療できる。しかし、本方法は、鳥類の種(例えば、ニワトリ)などの他の種においても行うことができる。

0047

本発明の方法を用いて、炎症および感染症に関連する疾患および状態を治療することができる。好ましい実施形態では、その疾患または状態は、炎症応答を調節するために、好酸球および/またはリンパ球の作用が、阻害されるまたは促進されることになる疾患または状態である。

0048

JAK阻害が所望される、上記方法による治療対象は、これらに限定されないが、雌ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、イヌ、ネコ、モルモット、ラットあるいは他のウシ属、ヒツジ属、ウマ科、イヌ科、ネコ科、齧歯動物またはネズミの種を含む哺乳動物であり、好ましくは男性または女性のヒトである。

0049

「治療的に有効な量」という用語は、研究者獣医医師または他の臨床医によって研究されている組織、系、動物またはヒトの生物学的または医学的応答を引き出すことになる主題の組成物の量を意味する。

0050

本明細書では、「組成物」という用語は、指定された成分を指定された量で含むプロダクト、ならびに指定された成分の指定された量での組合わせによって、直接的もしくは間接的に得られる任意のプロダクトを包含するものとする。「薬剤として許容される」ということは、担体、希釈剤または賦形剤が、調合物の他の成分と適合し、そのレシピエント無害でなければならないことを意味する。

0051

化合物「の投与(administration of)」および/または化合物「を投与する(administering a)」という用語は、治療を必要とする個体に本発明の化合物を提供することを意味すると理解されるべきである。

0052

本発明の化合物の投与のための薬剤組成物は、投与量単位の形態で好都合に提供することができ、製薬業界でよく知られている任意の方法で調剤することができる。すべての方法は、活性成分を、1種または複数の補助的成分を構成する担体と一緒にするステップを含む。一般に、薬剤組成物を、活性成分を液体担体もしくは微細に分割した固体担体またはその両方と、均一にかつ密に混ぜ合わせ、次いで、必要なら、プロダクトを所望の調合物の形にすることによって調剤する。薬剤組成物では、活性な主題の化合物を、疾患の過程または状態に対して所望の効果をもたらすのに十分な量で含む。本明細書では、「組成物」という用語は、指定された成分を指定された量で含むプロダクト、ならびに指定された成分の指定された量での組合わせによって、直接的もしくは間接的に得られる任意のプロダクトを包含するものとする。

0053

活性成分を含有する薬剤組成物は、経口使用に適した、例えば、錠剤、トローチ剤ドロップ剤水性もしくは油性懸濁剤分散性の粉剤もしくは顆粒剤、乳剤硬質もしくは軟質カプセル剤またはシロップ剤あるいはエリキシル剤のような形態であってよい。経口使用のための組成物は、薬剤組成物の製造のための当技術分野で知られている任意の方法によって調剤することができ、そうした組成物は、薬剤として上品で口当たりのよい調剤物を提供するために、甘味剤、香味剤、着色剤および保存剤からなる群から選択される1種または複数の剤を含むことができる。錠剤は、活性成分を、錠剤の製造に適している、無毒で薬剤として許容される賦形剤との混合物で含むことができる。これらの賦形剤は、不活性希釈剤、例えば炭酸カルシウム炭酸ナトリウムラクトースリン酸カルシウムまたはリン酸カナトリウム;顆粒剤および崩壊剤、例えば、とうもろこしデンプンまたはアルギン酸;結合剤、例えば、デンプン、ゼラチンまたはアカシア、ならびに滑剤、例えば、ステアリン酸マグネシウムステアリン酸またはタルクであってよい。錠剤はコーティングされていなくてよい、または錠剤を既知の技術でコーティングして、胃腸管中での崩壊および吸収を遅延させ、それによって、より長い期間にわたって保持された作用を提供することができる。例えば、モノステアリン酸グリセリンまたはジステアリン酸グリセリンなどの時間遅延物質を用いることができる。これらもコーティングして制御放出のための浸透性治療錠剤を形成させることができる。

0054

経口使用のための調合物は、活性成分が、不活性な固体希釈剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウムまたはカオリンと混合されている硬質ゼラチンカプセル剤として、あるいは、活性成分が水またはオイルビヒクル、例えばピーナッツ油流動パラフィンまたはオリーブ油と混合されている軟質ゼラチンカプセル剤として存在することもできる。

0055

水性懸濁剤は、活性物質を、水性懸濁剤の製造に適している賦形剤との混合物で含む。そうした賦形剤は、懸濁化剤、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウムメチルセルロースヒドロキシプロピルメチルセルロースアルギン酸ナトリウムポリビニル-ピロリドントラガカントゴムおよびアラビアゴムであってよい。分散剤または湿潤剤は天然由来のホスファチドであってよく、例えばレシチンアルキレンオキサイド脂肪酸との縮合生成物、例えばポリオキシエチレンステアレート、またはエチレンオキサイド長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール、または、エチレンオキサイドと、脂肪酸およびヘキシトールから誘導された部分エステルとの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、またはエチレンオキサイドと、脂肪酸およびヘキシトール無水物から誘導された部分エステルとの縮合生成物、例えばポリエチレンソルビタンモノオレエートであってよい。水性懸濁剤は、1種または複数の保存剤、例えばエチルまたはn-プロピル、p-ヒドロキシベンゾエート、1種または複数の着色剤、1種または複数の香味剤および1種または複数のスクロースもしくはサッカリンなどの甘味剤も含むこともできる。

0056

油性懸濁剤は、植物油、例えばラッカセイ油、オリーブ油、ゴマ油またはココナッツ油中、あるいは流動パラフィンなどの鉱油中に活性成分を懸濁させることによって調合することができる。油性懸濁剤は増粘剤、例えば蜜蝋固形パラフィンもしくはセチルアルコールを含むことができる。口当たりのよい経口調剤物を提供するために、上記のものなどの甘味剤および香味剤を加えることができる。アスコルビン酸などの抗酸化剤を加えることによって、これらの組成物を保存することができる。

0057

水を加えることによる水性懸濁剤の調剤に適した分散性粉剤および顆粒剤は、活性成分を、分散剤または湿潤剤、懸濁化剤および1種または複数の保存剤との混合物で提供する。適切な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤は、すでに上記したもので例示されている。追加の賦形剤、例えば甘味剤、香味剤および着色剤も存在していてよい。

0058

本発明の薬剤組成物は、水中油型乳剤の形態であってもよい。油性相は、植物油、例えばオリーブ油もしくはラッカセイ油、または鉱油、例えば流動パラフィン、あるいはこれらの混合物でよい。適切な乳化剤は天然由来のゴム、例えばアラビアゴムまたはトラガカントゴム、天然由来のホスファチド、例えば大豆、レシチン、および脂肪酸とヘキシトール無水物から誘導されたエステルもしくは部分エステル、例えばソルビタンモノオレエート、および前記部分エステルとエチレンオキサイドとの縮合生成物、例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートでよい。乳剤は甘味剤および香味剤を含んでもよい。

0059

シロップ剤およびエリキシル剤は甘味剤、例えばグリセロールプロピレングリコール、ソルビトールまたはスクロースで調合することができる。そうした調合物は粘滑薬、保存剤、香味剤および着色剤も含有することができる。

0060

薬剤組成物は、殺菌した注射可能な水性または油脂性懸濁剤の形態であってよい。この懸濁剤は、上記した分散剤または湿潤剤および懸濁化剤などを用いて当分野で知られている技術によって調合することができる。殺菌した注射可能な調剤物は、無毒性の非経口で受け入れられる希釈剤または溶媒中の殺菌した注射可能な溶液または懸濁剤、例えば1,3-ブタンジオール中の溶液であってもよい。用いられる許容ビヒクルおよび溶媒には水、リンゲル液および等張性塩化ナトリウム溶液がある。さらに、殺菌した不揮発性油が溶媒または懸濁ビヒクルとして使用される。この目的には、合成のモノもしくはジグリセリドを含む任意の無菌性の不揮発性油を使用することができる。さらに、オレイン酸などの脂肪酸が注射可能物の調剤に使用される。

0061

本発明の化合物を、薬物の直腸投与のための座薬の形態で投与することもできる。これらの組成物は、薬物を、通常の温度では固体であるが直腸温度では液体であり、したがって、直腸内で溶融して薬物を放出することになる、適切な非刺激性賦形剤と混合することによって調剤することができる。そうした材料はココアバターおよびポリエチレングリコールである。

0062

局所使用のためには、本発明の化合物を含むクリーム剤、軟膏、ジェリー剤、液剤または懸濁剤を使用する(この用途の目的で、局所用途には洗口液およびうがい薬を含むべきである)。

0063

本発明の化合物はリポソームの形態で投与することもできる。当技術分野で知られているように、リポソームは一般にリン脂質または他の脂質物質から得られる。リポソームは、水性ビヒクル中に分散されている単一層または多層状の水和された液晶によって形成される。リポソームを形成することが可能な、無毒性で生理学的に許容され、かつ代謝性の任意の脂質を使用することができる。リポソーム形態での本発明の組成物は、本発明の化合物に加えて、安定剤、保存剤、賦形剤等を含むことができる。好ましい脂質はリン脂質およびホスファチジルコリンである。これらはどちらも合成および天然のものがある。リポソームを形成させる方法は当技術分野で知られている。

0064

本発明の薬剤組成物および方法は、上記の病理学的状態の治療で通常適用される、本明細書で言及した他の薬剤として活性な化合物をさらに含むことができる。併用療法で使用するために妥当な薬剤の選択は、通常の薬剤学的原理によって、当分野の通常の技術の1つで行うことができる。治療薬剤の併用は、相乗的に作用して、上記の様々な障害の治療または予防をもたらすことができる。このアプローチを用いて、より低い各薬剤の投与量で治療効果を達成し、それによって、副作用潜在性を低減することができる。

0065

他の治療薬剤の例には以下のものが含まれる。すなわち、サイクロスポリン(例えば、サイクロスポリンA)、CTLA4-IgICAM-3、抗-IL-2受容体(抗-Tac)、抗-CD45RB、抗-CD2、抗-CD3(OKT-3)、抗-CD4、抗-CD80、抗-CD86などの抗体、CD40および/またはgp39(すなわちCD154)に特異的な抗体などのCD40とgp39との間の相互作用遮断する薬剤、CD40およびgp39(CD401gおよびCD8gp39)から作成された融合タンパク質デオキシスパガリン(DSG)などの、NF-κB機能の核転位置阻害剤、HMGCoAレダクターゼ阻害剤(ロバスタチンおよびシンバスタチン)などのコレステロール生合成阻害剤などの阻害剤、イブプロフェンアスピリンアセトアミノフェンおよび、ロフェコキシブなどのシクロオキシゲナーゼ阻害剤などの非ステロイド抗炎症薬物(NSAIDs)、プレドニゾロンまたはデキサメタゾンなどのステロイド金化合物メトトレキサート、FK506(タクロリムス、プログラフ)、ミコフェノール酸モフェチルなどの抗増殖性物質アザチオプリン、VP-16、エトポシドフルダラビンシスプラチンおよびシクロホスアミドなどの細胞傷害性薬物、テニダップ、抗-TNF抗体または可溶性TNF受容体などのTNF-α阻害剤、およびラパマイシン(シロリムスすなわちRapamune)またはその誘導体である。

0066

本発明の化合物と併用して他の治療薬剤を使用する場合、これらを、例えば、医師用卓上参考書(Physician Desk Reference(PDR))に記載されている、または当分野の通常の技術の1つで決定される量で使用することができる。

0067

プロテインキナーゼ阻害を要する状態の治療または予防においては、適切な投与量レベルは、一般に患者の体重当たり1日当たり約0.01〜500mgであり、これは一回投与もしくは複数回投与で投与することができる。投与量レベルは1日当たり約0.1〜約250mg/kg、より好ましくは1日当たり約0.5〜約100mg/kgであることが好ましい。適切な投与量レベルは、1日当たり約0.01〜250mg/kg、1日当たり約0.05〜100mg/kgまたは1日当たり約0.1〜50mg/kgでよい。この範囲内では、投与量は1日当たり0.05〜0.5、0.5〜5または5〜50mg/kgでよい。経口投与では、組成物は、治療される患者への投与量の症候による調整のために、1.0〜1000ミリグラムの活性成分、具体的には、1.0、5.0、10.0、15.0.20.0、25.0、50.0、75.0、100.0、150.0、200.0、250.0、300.0、400.0、500.0、600.0、750.0、800.0、900.0および1000.0ミリグラムの活性成分を含有する錠剤の形態で提供することが好ましい。化合物は1日当たり1〜4回、好ましくは1日当たり1回または2回のレジメンで投与することができる。

0068

しかし、任意の個々の患者に対する個々の投与量レベルおよび投与頻度は変えてよく、用いる個々の化合物の活性、その化合物の代謝安定性および作用の長さ、年齢、体重、全身的な健康(general health)、性、食事、投与の様式および時間、排泄速度、薬物併用、個別の状態の重篤度およびホストが受けている治療を含む様々な因子によって変わる。

0069

本明細書を通して、用語「含む(comprise)」、または「comprises」もしくは「comprising」などの変形用語は、記述した要素、整数もしくはステップ、または要素、整数もしくはステップのグループを含むが、任意の他の要素、整数もしくはステップ、または要素、整数もしくはステップのグループを排除するものではないことを意味するものと理解されたい。

0070

本明細書で言及したすべての出版物を参照により本明細書に組み込む。

0071

本明細書に含まれる文書行動、材料、装置、物品その他のどの考察も、本発明のための文脈を提供するためだけである。これらの事柄のどれかまたはすべてが、従来技術ベースの部分を形成する、または、本出願の各特許請求範囲優先権主張日以前にオーストラリアで存在していたものとして、本発明に関連する分野での通常の一般的知識であったとして是認するものととられるべきものではない。

0072

本発明の本質がよりはっきり理解されるように、その好ましい形態を、以下の非限定的な実施例を参照して説明することとする。

0073

材料および方法
化合物合成
化合物は、2,6-ジクロロピラジンから出発して一般に2つのステップのプロセスで調製する。

0074

第1のステップは、モノアミノ-モノハロ中間体を生成するための求核芳香族置換である(スキーム1)。

0075

スキーム1

0076

求核的芳香族置換は、一般にエタノールイソプロパノール、tert-ブタノールジオキサン、THF、DMFトルエンまたはキシレンなどの溶媒中で、ジハロゲン複素環に第一級アミンを付加することによって実施する。反応は一般に、過剰のアミンまたはトリエチルアミンもしくはジイソプロピルエチルアミンなどの非求核性塩基、あるいは炭酸カリウムもしくは炭酸ナトリウムなどの無機塩基の存在下で高温で実施する。

0077

あるいは、アミノ置換基を、遷移金属触媒によるアミノ化反応によって導入することができる。そうした変換のための一般的な触媒には、Pd(OAc)2/P(t-Bu)3、Pd2(dba)3/BINAPおよびPd(OAc)2/BINAPが含まれる。これらの反応は一般に、トルエンまたはジオキサンなどの溶媒中で、炭酸セシウムまたはナトリウムtert-ブトキシドもしくはカリウムtert-ブトキシドなどの塩基の存在下、室温から還流温度の範囲で実施する。

0078

これらの化合物の合成の第1のステップで用いるアミンは、市販品から得る、または当分野の技術者によく知られている方法を用いて調製する。特に興味のあるものは、オキシム還元(スキーム2)によって調製できるα-メチルベンジルアミンである。一般的な還元剤には、水素化リチウムアルミニウムチャコール触媒上のパラジウムの存在下での水素ガス塩酸存在下でのZn、またはTiCl3、ZrCl4、NiCl2およびMoO3などのルイス酸存在下の水素化ホウ素ナトリウム、あるいはAmberlyst H15イオン交換樹脂およびLiClと一緒にした水素化ホウ素ナトリウムが含まれる。

0079

スキーム2

0080

高い光学純度のα-メチルベンジルアミンは、当分野の技術者によく知られている方法を用いて、キラルαメチルベンジルアルコールから調製することができる。そうした方法には、ヒドロキシルのメシラートもしくはトシラートとしての誘導化、および通常の合成方法を用いて次に第一級アミンに転換されるフタルイミドまたはアジドなどの窒素求核原子での置換、または光延(Mitsunobu)の条件下での、適切な窒素求核原子によるヒドロキシルの置換が含まれる。キラルα-メチルベンジルアルコールは対応するケトンのキラル還元によって得ることができる。キラル還元方法は現在有機化学でよく知られており、酵素的プロセス、非対称水素化手順およびキラルオキサロリジンを含む。

0081

合成の第2のステップでは、モノアミノ-モノクロロ中間体と、適切に官能化されたカップリング相手とのパラジウム媒介クロスカップリングを使用する。典型的なカップリング相手はボロン酸(鈴木カップリング:例えばMiyaura,N.およびSuzuki、Chem Rev.1995年、952457頁を参照されたい)またはスタンナン(スティルカップリング:例えばStille、J.K.、Angew.Chem.,Int.Ed.Engl.、1986年、第25巻、508頁を参照されたい)(スキーム3)である。

0082

スキーム3

0083

鈴木カップリングは好ましいカップリング方法であり、一般に、DME、THF、DMF、エタノール、プロパノール、トルエンまたは1,4-ジオキサンなどの溶媒中で、炭酸カリウム、水酸化リチウム、炭酸セシウム、水酸化ナトリウムフッ化カリウムまたはリン酸カリウムなどの塩基の存在下で実施される。反応は高温で行うことができ、用いるパラジウム触媒は[Pd(PPh3)4]、Pd(OAc)2、[PdCl2(dppf)]、Pd2(dba)3/P(t-Bu)3から選択される。

0084

この一連の反応によって形成された生成物を、当分野の技術者によく知られている技術を用いて、さらに誘導化することができる。あるいは、6-クロロ置換基の置換に先行して、モノアミノモノクロロピラジンの誘導化を施すことができる。この誘導化には一般に、アミン種に元から存在する官能基を使用し、当分野の技術者によく知られている方法を用いる。

0085

代表的な合成を以下に説明する。

0086

6-クロロ-N-[(1R)-1フェニルエチル]ピラジン-2-アミン

0087

ジオキサン(2.5ml)中のR-α-メチルベンジルアミン(0.57g、4.7ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(0.6388g、4.29ミリモル)の溶液をN2雰囲気で48時間還流下で加熱した。溶媒を除去し、トルエン-ヘキサンから結晶化させて生成物を得た(0.82g、82%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.58 (d, J = 6.6Hz, 3H, CH3)、4.88 (m, 1H, CH)、5.07 (d, 1H, NH)、7.24〜7.36 (m, 5H, Ar-H)、7.61 (s, 1H, ピラズ-H)、7.79 (s, 1H, ピラズ-H)。

0088

2-メトキシ-4-(6-{[(1R)-1-フェニルエチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェノール

0089

6-クロロ-N-[(1R)-1-フェニルエチル]ピラジン-2-アミン(0.611g、2.61ミリモル)、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(0.785g、3.14ミリモル)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.30g、0.26ミリモル)およびトルエン(3mL)の混合物を、窒素雰囲気下で、2M炭酸ナトリウム水溶液(1.6ml、2.6ミリモル)で処理した。得られた混合物を強く攪拌しながら、還流下で24時間加熱した。冷却した後、酢酸エチルを加え、混合物を乾燥し(MgSO4)ろ過した。次いで、真空下で溶媒を除去して粗生成物を得た。溶離液としてジクロロメタン:ジエチルエーテル(99:1→90:10)を用いてカラムクロマトグラフィーで精製した(0.619g、74%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.72 (d, 3H, J = 6.9Hz, CH3)、4.06 (s, 3H, OCH3)、4.90 (m, 1H, CH)、5.75 (br s, 1H, NH)、6.98 (d, 1H, J = 8.1Hz, ArH)、7.26〜7.46 (m, 7H, Ar-H)、7.97 (s, 1H, ピラズ-H)、8.20 (s, 1H, ピラズ-H)。

0090

6-クロロ-N-[(1R)-1-(3-メトキシフェニル)エチル]ピラジン-2-アミン

0091

実施例1と同様の手順で、R-α-メチルベンジルアミン(1.Og、6.6ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(0.440g、2.95ミリモル)の反応によって生成物を得た(517mg、67%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.59 (d, J = 6.9Hz, 3H, CH3)、3,81 (s, 3H, OCH3)、4.87 (m, 1H, CH)、5.47 (br s, 1H, NH)、6.79〜7.30 (m, 4H, Ar-H)、7.66 (s, 1H, ピラズ-H)、7.79 (s, 1H, ピラズ-H)。

0092

2-メトキシ-4-(6-{[(1R)-1-(3-メトキシフェニル)エチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェノール

0093

実施例2と同様の手順で、2-(R-α-メチル-3-メトキシ-ベンジルアミノ)-6-クロロ-ピラジン(137-2mg、0.52ミリモル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(143mg、0.57ミリモル)の反応によって生成物を得た(32mg、18%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.61 (d, J = 6.6Hz, 3H, CH3)、3.79 (s, 3H, OCH3)、3.94 (s, 3H, OCH3)、4.94 (m, 1H, CH)、5.02 (d, J = 6Hz, 1H, NH)、6.04 (br s, 1H, OH)、6.77〜7.48 (m, 7H, Ar-H)、7.69 (s, 1H, ピラズ-H)、8.23 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 352 (M++H)。

0094

6-クロロ-N-[(1R)-1-(4-メトキシフェニル)エチル]ピラジン-2-アミン

0095

実施例1と同様の手順で、R-α-メチルベンジルアミン(1.0g、6.6ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(0.4355g、2.92ミリモル)の反応によって生成物を得た(0.72g、93%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.56 (d, 3H, J = 6.9Hz, CH3)、3.80 (s, 3H, OCH3)、4.84 (m, 1H, CH)、5.25 (br s, 1H, NH)、6.88 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.28 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.64 (s, 1H, ピラズ-H)、7.78 (s, 1H, ピラズ-H)。

0096

2-メトキシ-4-(6-{[(1R)-1-(4-メトキシフェニル)エチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェノール

0097

実施例2と同様の手順で、2-(R-α-メチル-4-メトキシベンジルアミノ)-6-クロロ-ピラジン(127.1mg、0.48モル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(145mg、0.58ミリモル)の反応によって生成物を得た(59.5mg、35%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.59 (d, 3H, J = 6.6Hz, CH3)、3.79 (s, 3H, OCH3)、3.95 (s, 3H, OCH3)、4.97 (m, 2H, CHおよびNH)、5.95 (br s, 1H, OH)、6.87 (AA'XX', 2H, ArH)、6.97 (d, 1H, J = 8.1Hz, ArH)、7.32 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.46 (m, 2H, ArH)、7.66 (s, 1H, ピラズ-H)、8.22 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 352 (M++H)。

0098

6-クロロ-N-[(1R)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル]ピラジン-2-アミン

0099

実施例1と同様の手順で、(1R)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-アミン(441mg、3.0ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(0.4055g、2.72ミリモル)の反応によって生成物を得た(521mg、74%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.89 (m, 2H, CH2CH2Ar),1.97 (m, 1H, H-CHCH2CH2Ar)、2.08 (m, 1H, HC-H-CH2CH2Ar)、2.83 (m, 2H, CH2Ar)、4.94 (br s, 1H, NH)、5.15 (m, 1H, CH)、7.12〜7.31 (m, 4H, Ar-H)、7.76 (s, 1H, ピラズ-H)、7.81(s, 1H, ピラズ-H)。

0100

2-メトキシ-4-{6-[(1R)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イルアミノ]ピラジン-2-イル}フェノール

0101

実施例2と同様の手順で、6-クロロ-N-[(1R)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル]ピラジン-2-アミン(139mg、0.536ミリモル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(147mg、0.59ミリモル)の反応によって生成物を得た(87mg、47%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.91 (m, 2H, CH2CH2Ar)、2.09 (m, 2H, CH2CH2CH2Ar)、2.85 (m, 2H, CH2Ar)、3.96 (s, 3H, OCH3)、4.87 (d, J = 7.8Hz, 1H, NH)、5.28 (m, 1H, CH)、6.04 (br s, 1H, OH)、6.98〜7.73 (m, 7H, Ar-H)、7.79 (s, 1H, ピラズ-H)、8.26 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 348 (M++H)。

0102

6-クロロ-N-[(1R)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]ピラジン-2-アミン

0103

実施例1と同様の手順で、(1R)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イルアミン(1.Og、7.6ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(0.452g、3.04ミリモル)の反応によって生成物を得た(673.8mg、90%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.91 (m, 1H, H-CHCH2Ar)、2.68 (m, 1H, HC-H-CHCH2Ar)、3.00 (m, 2H, CH2Ar)、5.03 (br s, 1H, NH)、5.45 (m, 1H, CH)、7.18〜7.33 (m, 4H, Ar-H)、7.82 (br s, 2H,2xピラズ-H)。

0104

4-{6-[(1R)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イルアミノ]ピラジン-2-イル}-2-メトキシフェノール

0105

実施例2と同様の手順で、6-クロロ-N-[(1R)-2,3-ジヒドロ-1H-インデン-1-イル]ピラジン-2-アミン(136.8mg、0.56ミリモル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(153mg、X0.61ミリモル)の反応によって生成物を得た(130mg、70%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ2.00 (m, 1H, HC-H-CH2Ar)、2.71 (m, 1H, H-CHCH2Ar)、3.01 (m, 2H, CH2Ar)、3.96 (s, 3H, OCH3)、4.90 (d, J = 7.8Hz, 1H, NH)、5.57 (m, 1H, CH)、6.06 (br s, 1H, OH)、6.98〜7.82 (m, 7H, Ar-H)、7.85 (s, 1H, ピラズ-H)、8.29 (s, 1H, ピラズ-H); m/z (ES) 334 (M++H)。

0106

6-クロロ-N-[(1R)-1-(4-メチルフェニル)エチル]ピラジン-2-アミン

0107

実施例1と同様の手順で、α-(R)-4-ジメチルベンジルアミン(250mg、1.85ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(0.251g、1.67ミリモル)の反応によって生成物を得た(199.5mg、48%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.56 (d, 3H, J = 6.9Hz, CH3)、2.33 (s, 3H, CH3)、4.84 (m, 1H, CH)、5.05 (br s, 1H, NH)、7.15 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.24 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.60 (s, 1H, ピラズ-H)、7.78 (s, 1H, ピラズ-H)。

0108

2-メトキシ-4-(6-{[(1R)-1-(4-メチルフェニル)エチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェノール

0109

実施例2と同様の手順で、6-クロロ-N-[(1R)-1-(4-メチルフェニル)エチル]ピラジン-2-アミン(56.8mg、0.229ミリモル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(63mg、0.25ミリモル)の反応によって生成物を得た(5mg、6%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.60 (d, 3H, J = 6.6Hz, CH3)、2.33 (s, 3H, CH3)、3.95 (s, 3H, OCH3)、4.96 (m, 2H, CHおよびNH)、5.59 (br s, 1H, OH)、6.97 (d, 1H, J = 8.4Hz, ArH)、7.14 (AA'XX', 2H, ArH)、7.30 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.42〜7.48 (m, 2H, Ar-H)、7.67 (s, 1H, ピラズ-H)、8.62 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 336 (M++H)。

0110

6-クロロ-N-[(1S)-1-フェニルエチル]ピラジン-2-アミン

0111

実施例1と同様の手順で、S-α-メチルベンジルアミン(568.8mg、4.72ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(0.6388g、4.29ミリモル)の反応によって生成物を得た(821mg、82%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.58 (d, J = 6.6Hz, 3H, CH3)、4.88 (m, 1H, CH)、5.07 (d, 1H, NH)、7.24〜7.36 (m, 5H, Ar-H)、7.61 (s, 1H, ピラズ-H)、7.79 (s, 1H, ピラズ-H)。

0112

2-メトキシ-4-(6-{[(1S)-1-フェニルエチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェノール

0113

実施例2と同様の手順で、6-クロロ-N-[(1S)-1-フェニルエチル]ピラジン-2-アミン(717.3mg、3.07ミリモル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(845mg、3.38ミリモル)の反応によって生成物を得た(689mg、70%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.63 (d, 3H, J = 6.6Hz, CH3)、3.95 (s, 3H, OCH3)、4.99 (m, 2H, CH+NH)、5.74 (br s, 1H, OH)、6.97 (d, 1H, J = 8.1Hz, Ar-H)、7.24〜7.46 (m, 7H, Ar-H)、7.69 (s, 1H, ピラズ-H)、8.23 (s, 1H, ピラズ-H)。

0114

6-クロロ-N-[(1S)-1-フェニルプロピル]ピラジン-2-アミン

0115

実施例1と同様の手順で、S-α-エチルベンジルアミン(558mg、4.21ミリモルと2,6-ジクロロピラジン(570mg、3.82ミリモル)の反応によって生成物を得た(655mg、73%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ0.96 (t, 3H, CH3)、1.90 (m, 2H, CH2)、4.59 (m, 1H, CH)、5.12 (d, 1H, NH)、7.24〜7.37 (m, 5H, Ar-H)、7.60 (s, 1H, ピラズ-H)、7.78 (s, 1H, ピラズ-H)。

0116

2-メトキシ-4-(6-{[(1S)-1-フェニルプロピル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェノール

0117

実施例2と同様の手順で、6-クロロ-N-[(1S)-1-フェニルプロピル]ピラジン-2-アミン(135mg、0.57ミリモル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(158mg、0.63ミリモル)の反応によって生成物を得た(87mg、45%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.00 (t, 3H, J = 7.5Hz, CH3)、1.94 (dq, 2H, J = 7.5Hz, CH2)、3.96 (s, 3H, OCH3)、4.71 (dt, 1H, J = 7.5Hz, CH)、5.00 (br s, 1H, NH)、5.75 (br s, 1H, OH)、6.97 (d, 1H, J = 8.4Hz, ArH)、7.24 (m, 1H, ArH)、7.30〜7.47 (m, 6H, ArH)、7.67 (s, 1H, ピラズ-H)、8.21 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 336 (M++H)。

0118

(2R)-2-[(6-クロロピラジン-2-イル)アミノ]-2-フェニルエタノール

0119

実施例1と同様の手順で、(2R)-2-アミノ-2-フェニルエタノール(420mg、3.1ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(415mg、2.79ミリモル)の反応によって生成物を得た(261mg、37%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ0.91 (d, 1H, OH)、3.97 (m, 2H, CH2)、4.94 (m, 1H, CH)、5.56 (d, 1H, NH)、7.30〜7.44 (m, 5H, Ar-H)、7.70 (s, 1H, ピラズ-H)、7.81(s, 1H, ピラズ-H)。

0120

4-(6-{[(1R)-2-ヒドロキシ-1-フェニルエチル]アミノ}ピラジン-2-イル)-2-メトキシフェノール

0121

実施例2と同様の手順で、(2R)-2-[(6-クロロピラジン-2-イル)アミノ]-2-フェニルエタノール(137mg、0.55ミリモル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(151mg、0.60ミリモル)の反応によって生成物を得た(70mg、38%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.16 (s, 1H, OH)、382 (s, 3H, OCH3)、3.90 (m, 2H, CH2)、4.92 (m, 1H, CH)、5.50 (br s, 1H, NH)、6.87 (d, 1H, J = 9Hz, ArH)、7.15〜7.66 (m, 8H, ArH)、8.14 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 338 (M++H)。

0122

6-クロロ-N-[(1S)-1-(4-メトキシフェニル)エチル]ピラジン-2-アミン

0123

実施例1と同様の手順で、4-メトキシ-α-(S)-メチルベンジルアミン(0.70mg、4.6ミリモル)と2,6-ジクロロピラジン(0.6259g、4.20ミリモル)の反応によって生成物を得た(873mg、79%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.56 (d, 3H, J = 6.9Hz, CH3)、3.80 (s, 3H, OCH3)、4.84 (m, 1H, CH)、5.01 (br s, 1H, NH)、6.88 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.28 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.61 (s, 1H, ピラズ-H)、7.79 (s, 1H, ピラズ-H)。

0124

2-メトキシ-4-(6-{[(1S)-1-(4-メトキシフェニル)エチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェノール

0125

実施例2と同様の手順で、6-クロロ-N-[(1S)-1-(4-メトキシフェニル)エチル]ピラジン-2-アミン(149.4mg、0.57ミリモル)と2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(156mg、0.62ミリモル)の反応によって生成物を得た(71mg、35%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.59 (d, 3H, J = 6.6Hz, CH3)、3.79 (s, 3H, OCH3)、3.95 (s, 3H, OCH3)、4.95 (m, 2H CHおよびNH)、5.98 (br s, 1H, OH)、6.87 (AA'XX', 2H, ArH)、6.97 (d, 1H, J = 8.1Hz, ArH)、7.33 (AA'XX', 2H, Ar-H)、7.43〜7.49 (m, 2H, ArH)、7.66. (s, 1H, ピラズ-H)、8.22 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 352 (M++H)。

0126

6-クロロ-N-(ピリジン-3-イルメチル)ピラジン-2-アミン

0127

キシレン(25ml)中の2,6-ジクロロピラジン(0.671ミリモル)と3-ピコリルアミン(2.014ミリモル)の混合物を終夜還流させた。溶媒を蒸発させた後、得られた残留物をCH2Cl2(100ml)と水(100ml)に懸濁させた。有機層を分離し、水層をCH2Cl2(3×50ml)で抽出した。一緒にした有機抽出物ブライン(1×100ml)で洗浄し、乾燥し(Na2SO4)、溶媒を真空下で除去した。次いで、残留物を、ヘキサン:酢酸エチル勾配混合物溶離させてカラムクロマトグラフィー精製し、所望の生成物を得た(93%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ4.61. (d, J = 5.7Hz, 2H,NCH2)、5.29 (s, broad, 1H, NH)、7.27 (m, 1H,ピリド-H)、7.30 (m, 1H, ピリド-H)、7.71 (d, J = 7.8Hz, 1H, ピリド-H)、7.85 (s, 1H, ピリド-H)、8.54 (s, broad, 1H, ピラズ-H)、8.61 (s, broad, 1H, ピラズ-H)。

0128

2-メトキシ-4-{6-[(ピリジン-3-イルメチル)アミノ]ピラジン-2-イル}フェノール

0129

トルエン(10ml)中の6-クロロ-N-(ピリジン-3-イルメチル)ピラジン-2-アミン(49mg、0.22ミリモル)、2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノール(52mg、0.20ミリモル)、(PPh3)4Pd(23mg、0.020ミリモル)およびNa2CO3溶液(2M溶液で0.22ミリモル)の混合物を還流下で終夜加熱した。溶媒を除去した後、残留物をCH2Cl2(150ml)に溶解させ、乾燥して(Na2SO4)ろ過し、真空下でCH2Cl2を除去した。残留物を、n-ヘキサン:酢酸エチル勾配混合物で溶離させてカラムクロマトグラフィー精製し、所望の生成物を得た(62mg、75%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ3.94 (br s, 3H, CH3)、4.70 (d, 2H, J = 6.0Hz, CH2)、5.01 (br s, 1H, NH)、5.83 (br s, 1H, OH)、6.98 (d, 1H, J = 8.7Hz, ArH)、7.29 (m, 1H, Ar-H)、7.48 (m, 2H, ArH)、7.73 (br d, 1H, J = 8.7Hz, ArH)、7.83 (s, 1H, ピラズ-H)、8.30 (s, 1H, ピラズ-H)、8.54 (m, 1H, ArH)、8.70 (s, 1H, ArH)。
m/z (ES) 309 (M++H)。

0130

N-ベンジル-6-クロロ-N-メチルピラジン-2-アミン

0131

実施例21と同様の手順で、N-メチルベンジルアミンと2,6-ジクロロピラジンの反応によって生成物を得た(70%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ3.11 (s, 3H,NCH3)、4.78 (s, 2H, ArCH2N)、7.24 (d, J = 6.9Hz, 2H, ArH)、7.37〜7.28 (m, 4H, ArH)、7.81 (s, 1H, ピラズ-H)、7.88 (s, 1H, ピラズ-H)。

0132

4-{6-[ベンジル(メチル)アミノ]ピラジン-2-イル}-2-メトキシフェノール

0133

実施例22と同様の手順で、N-ベンジル-6-クロロ-N-メチルピラジン-2-アミンと2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールの反応によって生成物を得た(51%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ3.20 (br s, 3H,NCH3)、3.91 (s, 3H, OCH3)、4.89 (s, 2H, CH2)、5.83 (br s, 1H, OH)、6.98 (d, 1H, J = 8.1Hz, ArH)、7.27 (m, 5H, Ar-H)、7.53 (m, 2H, ArH)、7.93 (s, 1H, ピラズ-H)、8.28 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 322 (M++H)。

0134

2-(6-クロロピラジン-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリン

0135

実施例21と同様の手順で、テトラヒドロイソキノリンと2,6-ジクロロピラジンの反応によって生成物を得た(95%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ2.99 (t, J = 5.7Hz, 2H, ArCH2CH2N)、3.86 (t, J = 5.7Hz, 2H, ArCH2CH2N)、4.73 (s, 2H ArCH2N)、7.27〜7.19 (m, 4H, ArH)、7.82 (s, 1H, ピラズ-H)、8.01 (s, 1H, ピラズ-H)。

0136

4-[6-(3,4-ジヒドロイソキノリン-2(1H)-イル)ピラジン-2-イル]-2-メトキシフェノール

0137

実施例22と同様の手順で、2-(6-クロロピラジン-2-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロイソキノリンと2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールの反応によって生成物を得た(44%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ3.03 (m, 2H, CH2)、3.96 (m, 2H, CH2)、4.01 (s, 3H, OCH3)、4.83 (s, 2H, CH2)、5.87 (br s, 1H, OH)、7.04 (m, 1H, ArH)、7.21 (m, 3H, Ar-H)、7.56 (m, 2H, ArH)、8.07 (br s, 1H, ピラズ-H)、8.28 (br s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 374 (M+H+K)+。

0138

6-クロロ-N-(3,4-ジクロロベンジル)ピラジン-2-アミン

0139

実施例21と同様の手順で、3,4-ジクロロベンジルアミンと2,6-ジクロロピラジンの反応によって生成物を得た(89%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ4.55 (d, J = 6Hz, 2H,NCH2)、5.01 (s, broad, 1H, NH)、7.18 (dd, J = 2.1, 2.1Hz, 1H, ArH)、7.20 (dd, J = 2.1, 2.1Hz, 1H, ArH)、7.45〜7.41 (m, 2H, ArH)、7.77 (s, 1H, ピラズ-H)、7.86 (s, 1H, ピラズ-H)。

0140

4-{6-[(3,4-ジクロロベンジル)アミノ]ピラジン-2-イル}-2-メトキシフェノール

0141

実施例22と同様の手順で、6-クロロ-N-(3,4-ジクロロベンジル)ピラジン-2-アミンと2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールの反応によって生成物を得た(57%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ3.93 (s, 3H, CH3)、4.62 (d, 2H, J = 6.0Hz, CH2)、5.01 (br s, 1H, NH)、5.79 (br s, 1H, OH)、6.98 (d, 1H, J = 8.7Hz, ArH)、7.45 (m, 4H, ArH)、7.68 (m, 1H, ArH)、7.95 (s, 1H, ピラズ-H)、6.29 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 376 (M+)。

0142

6-クロロ-N-(3,5-ジメトキシベンジル)ピラジン-2-アミン

0143

実施例21と同様の手順で、3,5-ジメトキシベンジルアミンと2,6-ジクロロピラジンの反応によって生成物を得た(91%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ3.78 (s, 6H, OCH3)、4.49 (d, J = 5.4Hz, 2H,NCH2)、5.12 (br s, 1H, NH)、6.39 (t, J = 2.1Hz, 1H, ArH)、6.50 (d, J = 2.1Hz, 2H, ArH)、7.75 (s, 1H, ピラズ-H)、7.82 (s, 1H, ピラズ-H)。

0144

4-{6-[(3,5-ジメトキシベンジル)アミノ]ピラジン-2-イル}-2-メトキシフェノール

0145

実施例22と同様の手順で、6-クロロ-N-(3,5-ジメトキシベンジル)ピラジン-2-アミンと2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールの反応によって生成物を得た(88%)。
1H-n.m.r. (メシレート塩として) (d6-DMSO)δ2.39 (s, 3H, CH3SO3)、3.69 (s, 6H, OCH3)、3.80 (s, 3H, OCH3)、4.51 (s, 2H, CH2)、6.36 (d, 1H, J = 2.1Hz, ArH)、6.57 (d, 2H, J = 2.1Hz, ArH)、6.83 (d, 1H, J = 8.1Hz, ArH)、7.54 (m, 2H, ArH)、7.87 (s, 1H, ピラズ-H)、8.29 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 368 (M++H)。

0146

6-クロロ-N-(2-フリルメチル)ピラジン-2-アミン

0147

実施例21と同様の手順で、フルフリルアミンと2,6-ジクロロピラジンの反応によって生成物を得た(98%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ4.57 (d, J = 5.7Hz, 2H,NCH2)、5.01 (s, broad, 1H, NH)、6.30 (d, J = 3.3Hz, 1H,フラニル-H)、6.35〜6.33 (m, 2H, フラニル-H)、7.81 (s, 1H, ピラズ-H)、7.84 (s, 1H, ピラズ-H)。

0148

4-{6-[(2-フリルメチル)アミノ]ピラジン-2-イル}-2-メトキシフェノール

0149

実施例2と同様の手順で、6-クロロ-N-(2-フリルメチル)ピラジン-2-アミンと2-メトキシ-4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)フェノールの反応によって生成物を得た(92%)。
1H-n.m.r. (メシレート塩として) (d6-DMSO)δ2.38 (s, 3H, CH3SO3)、3.84 (s, 3H, OCH3)、4.59 (s, 2H, CH2)、6.33 (s, 1H, ArH)、6.38 (s, 1H, ArH)、6.87 (d, 2H, J = 8.1Hz, ArH)、7.52 (m, 3H, ArH)、7.86 (br s, 1H, ピラズ-H)、8.30 (br s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 298 (M++H)。

0150

2-クロロ-4-(6-{[(1S)-1-フェニルエチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェノール

0151

乾燥メタノール(4mL)中の4-ブロモ-2-クロロフェノール(246mg、1.18ミリモル)、ビス(ピナコラト)ジボロン(332mg、1.3ミリモル)、[1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウムII)クロリド(26mg、0.035ミリモル)および酢酸カリウム(222mg、2.26ミリモル)の溶液を、脱気して65℃で24時間加熱した。冷却後、反応混合物エーテル希釈し、セライト(Celite)を通してろ過した。減圧下で溶媒を除去し、残留物を、溶離液としてジクロロメタン-ヘキサン(90:10)を用いてクロマトグラフィー精製した。次いで、実施例2と同様の条件下で、得られたボロン酸塩(50mg)を、6-クロロ-N-[(1S)-1-フェニルエチルピラジン-2-アミン(50mg、0.2ミリモル)と反応させ、ジクロロメタン-エーテル(90:10)で溶離させてクロマトグラフィーにかけて高純度の生成物を得た(44mg、68%)。
1H-n.m.r. δδ1.59 (d, 3H, J = 6.0Hz, CH3)、4.88 (m, 1H, CH)、5.08 (br s, 1H, NH)、5.69 (br s, 1H NH)、7.07 (d, 1H, J = 8.5Hz, ArH)、7.27〜7.36 (m, 6H, Ar-H)、7.48 (d, 1H, J = 1.5Hz, ArH)、7.52 (s, 1H, ピラズ-H)、7.80 (s, 1H, ピラズ-H)。

0152

6-(4-アミノフェニル)-N-[(1S)-1-フェニルエチル]ピラジン-2-アミン

0153

トルエン(20ml)中の6-クロロ-N-[(1S)-1-フェニルエチル]ピラジン-2-アミン(1.10g、4.71ミリモル)、4-(4,4,5,5-テトラメチル-1,3,2-ジオキサボロラン-2-イル)アニリン(1.10g、5.02ミリモル)、(PPh3)4Pd(580mg、0.5ミリモル)およびNa2CO3溶液(2.6ml、2M溶液)の混合物を、還流下で40時間加熱した。冷却した後、混合物を水(30mL)で希釈し、生成物を酢酸エチル(3×40ml)で抽出した。有機層を一緒にしてブライン(30ml)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、溶媒を真空下で除去した。残留物を、ヘキサン-酢酸エチル(2:3)で溶離させてカラムクロマトグラフィー精製し、極性の画分から所望の生成物を得た(0.86g、63%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.57 (d, 3H, J = 6.2Hz, CH3)、3.80 (br s, 2H, NH2)、4.92〜4.99 (m 2H, CH+NH)、6.69 (d, 2H, J = 6.7Hz, ArH)、7.21〜7.40 (m, 5H, ArH)、7.72 (d, 2H, J = 6.7Hz, ArH)、7.57 (s, 1H, ピラズ-H)、8.16 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 291 (M++H)

0154

6-[4-(エチルアミノ)フェニル]-N-[(1S)-1-フェニルエチル]ピラジン-2-アミン

0155

THF(5mL)中のアミド(40mg、0.12ミリモル)の溶液を固体LiAlH4(38mg、1ミリモル)で処理し、混合物を室温で4時間攪拌した。次いで反応物を、H2O(5ml)、2M NaOH(5ml)および水(10ml)で順次処理し、次いで得られた懸濁剤を酢酸エチル(3×15ml)で抽出した。一緒にした有機層を乾燥して(Na2SO4)、減圧下で濃縮した。次いで、得られた粗生成物を、溶離液として酢酸エチル-ヘキサン(3:1)を用いてカラムクロマトグラフィーで精製して、生成物を無色の固形物として得た(22mg、58%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.25 (t, 3H, J = 7.0Hz, CH3)、1.57 (d, 3H, J = 6.8Hz, CH3)、3.18 (q, 2H, J = 7.0Hz, CH2)、3.74 (br s. 1H, NH)、4.85〜5.01 (m, 2H, CH+NH)、6.59〜6.63 (m, 2H, ArH)、7.21〜7.40 (m, 5H, ArH)、7.54 (s, 1H, ピラズ-H)、7.73〜7.77 (m, 2H, ArH)、8.16 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 319 (M++H)

0156

N-[4-(6-{[(1S)-1-フェニルエチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェニル]メタンスルホンアミド

0157

乾燥THF(3ml)中の6-(4-アミノフェニル)-N-[(1S)-1-フェニルエチル]ピラジン-2-アミン(58mg、0.2ミリモル)の攪拌溶液にトリエチルアミン(70μL、0.5ミリモル)を加えた。溶液を0℃に冷却し、メタンスルホニルクロリド(18.6μL、0.24ミリモル)を滴下した。混合物を室温まで温め、終夜攪拌し、次いで水(15ml)で希釈した。生成物を酢酸エチル(2×15mL)中に抽出し、一緒にした抽出物を10%Na2CO3水溶液とブラインで洗浄し、次いで乾燥した(Na2SO4)。減圧下で溶媒を除去し、生成物を、酢酸エチル-ヘキサン(3:2)で溶離させてクロマトグラフィー精製して、生成物を淡黄色の固形物として得た(54mg、73%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.59 (d, 3H, J = 6.2Hz, CH3)、3.01 (s, 3H, CH3)、4.96〜5.01 (m, 2H, CH+NH)、6.52 (br s, 1H, NHSO2)、7.22〜7.40 (m, 7H, ArH)、7.70 (s, 1H, ピラズ-H)、7.85〜7.89 (m, 2H, ArH)、8.20 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 369 (M++H)。

0158

N-[4-(6-{[(1S)-1-フェニルエチル]アミノ}ピラジン-2-イル)フェニル]シクロプロパンカルボキシアミド

0159

実施例39で示したのと同様の方法によって、6-(4-アミノフェニル)-N-[(1S)-1-フェニルエチル]ピラジン-2-アミン(58mg、0.2ミリモル)とシクロプロパンカルボニルクロリド(25mg、0.24ミリモル)を反応させ、酢酸エチル-ヘキサン(3:2)を用いてクロマトグラフィー精製して高純度の生成物を得た(46mg、64%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ0.82〜0.88 (m, 2H, CH2)、1.05〜1.10 (m, 2H, CH2)、1.49〜1.60 (m, 4H, CH, CH3)、4.91〜4.9 (m, 2H, CH+NH)、7.23〜7.40 (m, 5H, ArH)、7.56 (AA'XX', 2H, ArH)、7.65 (s, 1H, ピラズ-H)、7.85 (AA'XX', 2H, ArH)、8.21 (s, 1H, ピラズ-H)。
m/z (ES) 359 (M++H)。

0160

1-ピリジン-3-イルエタノンオキシム

0161

水(20ml)中のヒドロキシルアミン塩酸塩(3.44g)の溶液にNaOH(20%、30ml)を加えた。ケトン(5g、41ミリモル)を一度に加え、得られた混合物を室温で、TLC残留ケトンの消失が呈されるまで攪拌した。真空下で溶媒を留出させ、残留物をCH2Cl2(3×100ml)で抽出し、乾燥した(Na2SO4)。ろ過して溶媒を除去した後、CH2Cl2/n-ヘキサンから再結晶化させて粗ケトオキシムを得た。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ2.31 (s, 3H, CH3)、7.33 (dd, J = 4.8, 4.8Hz, 1H, ArH)、7.97 (ddd, J = 8.1, 1.8, 1.8Hz, 1H, ArH)、8.61 (dd, J = 5.1, 1.8Hz, 1H, ArH)、8.96 (d, J = 1.8Hz, 1H, ArH)、10.62 (s, 1H, OH)。

0162

1-(3-クロロフェニル)エタノンオキシム

0163

ケトン(2.0g、13ミリモル)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(0.98g、14ミリモル)、NaOH(10%、4ml)、水(6.2ml)およびEtOH(25ml)の混合物を、還流下で2時間加熱した。中で冷却後、ケトオキシムが沈澱し、これを吸引ろ過によって集めた。CH2Cl2/N-ヘキサンから再結晶化させて粗生成物(1.88g、86%)を得た。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ2.28 (s, 3H, CH3)、7.51 (s, 4H, ArH)、8.67 (s, 1H, OH)。

0164

1-(3-クロロフェニル)エタンアミン

0165

無水THF(100ml)中のケトオキシム(1g、6ミリモル)とLiAlH4(0.27g)の混合物を、乾燥N2雰囲気下、還流させながら終夜加熱した。反応混合物を氷水中で冷却してH2O(60mL)で注意深くクエンチした。混合物を室温で0.5時間攪拌し、続いてセライト(登録商標)でろ過した。無機塩をEtOAc(3×100ml)で洗浄した。減圧下でろ液を濃縮し、2M HCl(50ml)で希釈して水相をEt2O(2×70ml)で洗浄した。水相を40%NaOH水溶液で塩基化し、生成物をEt2O(3×50ml)で抽出した。一緒にした有機層をブライン(50ml)で洗浄して乾燥した(MgSO4)。真空下で溶媒を除去して高純度のアミンを得た(0.65g、71%)。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.38 (d, J = 6.6Hz, 3H, CH-CH3)、1.63 (br s, 2H, NH2)、4.13〜4.06 (m, 1H, CH-CH3)、7.23〜7.18 (m, 3H, ArH)、7.35 (s, 1H, ArH)。

0166

1-ピリジン-3-イルエタンアミン

0167

ケトオキシム(4.85g、36ミリモル)とZn粉剤(12g)の0℃の混合物に、強く攪拌しながら、濃塩酸(50ml)を徐々に加えた。初期の激しい反応が収まった時点で、混合物を、TLCですべてのケトオキシムの消失が呈されるまで還流下で加熱した。室温に冷却後、強酸性の混合物をCH2Cl2(2×75ml)で抽出した。次いで、反応混合物を50%KOH溶液で強塩基にした。溶媒を除去した後、残留物を沸騰MeOH(4×100ml)で抽出した。MeOHを留去させて粗アミンを得た。さらに精製することなく、これを後続の反応で使用した。
1H-n.m.r. (CDCl3)δ1.07 (d, J = 6.6Hz, 3H, CH3)、1.37 (br s, 2H, NH2)、3.84 (q, J = 4.6Hz, 1H, CH-CH3)、6.93 (dd, J = 7.8, 4.8Hz, 1H, ArH)、7.38 (ddd, J = 7.8, 2.1, 1.5Hz, 1H, ArH)、8.15 (dd, J = 4.8, 1.5Hz, 1H, ArH)、8.27 (d, J = 2.1Hz, 1H, ArH)。

0168

スクリーニング
TEL確立:JAK細胞
TELのヌクレオチド1〜487を包含する翻訳領域は、オリゴヌクレオチド5TEL(5'-GGA GGA TCC TGA TCT CTC TCGCTG TGA GAC-3')および3TEL(5'-AGGCGTC GACTTCTTC TTC ATGGTTCTG-3')、およびテンプレートとしてU937mRNAを用いてPCRによって増幅させた。BamH I部位は5TELプライマー中に提供され、Sal I部位は3TELプライマー中に組み入れられた。JAK2(ヌクレオチド2994〜3914;JAK2F 5'-ACGC GTC GAC GGT GCCTTTGAA GAC CGG GAT-3';JAK2R 5'-ATA GTT TAG CGG CCG CTC AGA ATG AAG GTC ATT T-3')およびJAK3(ヌクレオチド2520〜3469;JAK3F 5'-GAA GTC GACTATGCCTGCCAA GAC CCC ACGATCTT-3';JAK3R 5'-GGA TCT AGA CTA TGA AAA GGA CAG GGA GTG GTG TTT-3')のキナーゼドメインを包含する領域は、TaqDNAポリメラーゼ(Gibco/BRL)およびテンプレートとしてU937 mRNAを用いてPCRによって産生させた。SAII部位はJAK2およびJAK3の正プライマー中に組み入れられ、Not I部位はJAK2逆プライマー中に組み入れられ、Xba I部位はJAK3の逆プライマーに加えられた。

0169

TEL/Jak2融合は、BamH I/Sal IでのTELPCR産生物消化、Sal I/Not IでのJAK2 PCR産生物の消化、続く、BamH I-Not I(pTELJAK2)で消化される哺乳動物発現ベクターpTRE2(Clontech)への結合およびサブクローニングによって、産生させた。JAK3については、Sal I/Not I切断キナーゼドメインPCR産生物を、BamH I/Sal I切断TEL産生物で結合し、続いてBamH I/Not I切断pTRE2(pTELJAK3)へ結合させた。

0170

pTET-オフプラスミド(Clontech)を有する成長因子依存性の骨髄単球性細胞系BaF3を、pTELJAK2またはpTELJAK3のどちらかと、因子非依存性成長のために選択した細胞で形質移入した。BaF3野生型細胞をDMEM10%FCS、10%WEHI 3B馴化培地中で培養した。BaF3 TELJAK細胞をDMEM10%Tet-システム認可 FBS(WEHI 3B馴化培地無しで)中で培養した。

0171

細胞アッセイを以下のようにして実施した:
細胞懸濁液は、培地培養物から細胞を収穫することによって調製した(本試験で使用した細胞は、後で、対数増殖および高生存度のものでなければならない)。細胞を妥当な増殖ビヒクル中で1.1×最終濃度(細胞系に応じて50000細胞/mL〜200,000細胞/mL)に希釈した。

0172

試験しようとする化合物を平底96ウェルプレートに加えた(10μL、10×最終濃度)。細胞懸濁液(ウェル当たり90μL)を加え、プレートを37℃、5%CO2で40時間インキュベートした。MTT(ウェル当たり20μL、PBS中に5mg/ml)を加え、プレートをインキュベータに戻しさらに6時間かけた。溶解バッファー(ウェル当たり100μL、10%SDS、0.01N HCl)を加え、プレートをインキュベータ中に終夜貯蔵した。次いで、プレートを590nmで読み取った。

0173

キナーゼアッセイは、96ウェルキャプチャーベースELISAアッセイか、アルファスクリーンタンパク質チロシンキナーゼキットを用いる384ウェルOptiplates(Packard)のどちらかで実施した。どちらの場合も、50mMHEPES、pH7.5、10mM MgCl2、150mM NaClおよび10mM〜1mMATPの存在下で、約1.5mgのアフィニティ精製したPTKドメインを用いた。ビオチン化した基質ビオチン?EGPWLEEEEEAYGWMDF?NH2(最終濃度5mM)を基質として用いた。ELISAアッセイでは、チロシンリン酸化を、抗-ホスホ-チロシン抗体PY20を結合したペルオキシダーゼを用いて、アビジンコーティングしたELISAプレートへの移動に続いて定量化した。アルファスクリーンアッセイでは、柔らかい光の下で、アルファスクリーンホスホチロシン受容体ビーズに続いてストレプトアビジン供与体ビーズを加えた。ELISAプレートをBMG Fluorostarで読み取り、アルファスクリーンプレートをPackard Fusion Alphaで読み取った。ATPの添加15分前に、阻害剤をアッセイ物に加えた。阻害剤を、DMSO濃度を絶対に1%超にさせないで、DMSO水溶液に加えた。

0174

結果
ある範囲の化合物の活性を表1に示す。50μM(標準的な条件下で測定、「方法」を参照されたい)の濃度で、細胞増殖の50%を阻害する能力を示した化合物を「+」で表示する。

0175

具体的な実施形態で示した本発明に対して、広範囲に説明した本発明の趣旨または範囲を逸脱することなく、多くの変更および/または修正を行うことができることを当分野の技術者は理解されよう。したがって、本発明の実施形態は、あらゆる点で、例示的なものであって限定的なものではないものと考えられたい。

0176

表1:形質転換された細胞系(Tel-Jak2およびTel-Jak3)において、50μMで、成長阻害活性(>50%)を有する2-アミノ-6-カルバ-ニ置換のピラジンおよび2-アミノ-6-カルバ-ニ置換のピリジン









[参考文献]

図面の簡単な説明

0177

図1は、Tel-Jak2形質転換された細胞系での、代表的な2-(α-メチルベンジルアミノ)-ピラジンのプロセッシング阻害活性の、RおよびSエナンチオマーについての投与量-応答曲線を示すグラフである。
図2Aは、代表的な2-(α-メチルベンジルアミノ)-ピラジンのキナーゼ阻害活性。方法の節で述べたようにしてキナーゼアッセイを実施した。CYC10124(表1で化合物141として例示)は、c-KIT、TIE2およびABLプロテインキナーゼに対して、強力な阻害活性を示している。
図2Bは、代表的な2-(α-メチルベンジルアミノ)-ピラジンのキナーゼ阻害活性。方法の節で述べたようにしてキナーゼアッセイを実施した。CYC10268(表1で化合物268として例示)は、c-FMSに対して、強力な阻害活性を示している。
図2Cは、代表的な2-(α-メチルベンジルアミノ)-ピラジンのキナーゼ阻害活性。方法の節で述べたようにしてキナーゼアッセイを実施した。CYC10119(表1で化合物136として例示)は、JAK2およびc-KITに対して、強力な阻害活性を示している。

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