図面 (/)

この項目の情報は公開日時点(2005年4月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (2)

課題・解決手段

本発明は、ウェブを形成する繊維に溶融押出し発泡性界面活性剤を0.5〜20重量%組み込んだ溶融押出し繊維ウェブから形成される、使い捨て乾燥清浄物品に関する。一般に、本発明の乾燥物品は、坪量が約10〜200g/m2、好ましくは10〜150g/m2の熱可塑性ポリマーの溶融押出し繊維ウェブを含み、その繊維には、すすぎ泡体積が15以上、初期泡体積が少なくとも50mlで、物品を2回以上使用することを可能にする濃度の発泡性界面活性剤が組み込まれている。新規溶融押出しウェブは以下の連続工程、すなわち、(a)ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂押出機に提供する工程、(b)樹脂に発泡性界面活性剤を、界面活性剤があまり分解しない温度でブレンドする工程、(c)ブレンドを溶融押出し繊維に形成する工程、(d)繊維を捕集する工程、および(e)繊維をウェブに形成し、任意に、追加の成分を塗工すること、他の層をラミネートすること、又は結合して強度を高めることなどにより、ウェブを更に処理する工程で製造することができる。

概要

背景

米国特許第4,578,414号明細書は、湿れ性のオレフィンポリマー繊維を記載している。繊維は、ポリオレフィン樹脂、および定義される1種類以上の界面活性剤を含む組成物から形成される。このような処理剤は、約0.01〜約5重量%の量で存在してもよい。界面活性剤は、(1)アルコキシル化アルキルフェノールモノグリセリドジグリセリド、および/又はトリグリセリドの混合物組合わせたもの、又は(2)ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、又は(3)(2)を(1)の何部かと組合わせたもの、とすることができる。好ましいポリオレフィンポリエチレンであり、例の全てはエチレン1−オクテンコポリマーを採用したが、後者は明らかに微量成分である。

非水溶性基材含浸される発泡性界面活性剤と任意にコンディショナーを使用する、使い捨てパーソナル清浄製品が、最近、提案されている。この非水溶性基材は、典型的には、不織繊維ウェブなどの繊維材料である。このようなものの実施例は、米国特許第6,063,397号明細書に記載されており、該明細書は、非水溶性基材中に発泡性界面活性剤とコンディショナーの組合せを提供し、界面活性剤とコンディショナーとの比は、40:7未満である。この製品は、乾燥状態販売され、その後、消費者によって濡らされた後、使用後に処分される。同分野の先行特許、米国特許第5,972,361号明細書は、20:1未満の比の発泡性界面活性剤と油溶性コンディショニング剤を提案している。この製品も、乾燥状態で販売され、消費者によって濡らされ、その後、一般に1回だけ使用した後に処分される。米国特許第6,267,975号明細書は、発泡性界面活性剤と他の成分を層間に配置した多層非水溶性基材を開示している。複数の層は、発泡性を向上させるため、異なる「嵩高−柔軟」比を有する。エアーレイドウェブメルトブローンウェブスパンボンドウェブ、カーデッドウェブ、およびウェットレイドウェブを含めた広範多種の不織型ウェブが記載されている。これら全ての乾燥物品では、ディップコーティング、又はスロットコーティングなどの慣用的塗工技術によって発泡性界面活性剤が不織ウェブなどに含浸される。1回だけの用途には有効であるが、しかし、これらの塗工ウェブは、1回使用した後、又はすすいだ後、一般にその効力を失う。

ポリオレフィンなどの熱可塑性ポリマー又は樹脂を一列に並んだ小さいオリフィスから高速気流中に押出し、その気流によって出て来る樹脂を細化し極細繊維にすることによりメルトブローン極細繊維(BMF)ウェブを製造する。その気流は、極細繊維を交絡させて凝集性のウェブを形成する乱流を作り出し、そのウェブは移動スクリーンなどの捕集機上に堆積する。熱可塑性樹脂/界面活性剤予備混合物押出し成形することにより界面活性剤をウェブ繊維に組み込んで、BMFウェブを親水性にすることが知られている。熱可塑性樹脂がポリプロピレンの場合、ウェブの親水性および吸収特性最大化するため、樹脂の6重量%を超える量の界面活性剤が必要である。より一般的には、界面活性剤は、例えば完成したBMFウェブに噴霧することにより局所的に塗布されるが、1回通過するだけで表面から水および油の両方をきれいに落とすことができる物品としてBMFウェブを使用することに関する、米国再発行特許第31,885号明細書(マイトナー(Meitner))を参照されたい。

米国特許第4,933,229号明細書は、ポリマー押出す直前スタティックミキサーを使用することにより、界面活性剤の添加量を増大する方法を提案している。得られるウェブは、湿潤ウェブ強度が優れており、吸収性物品として使用される。界面活性剤は、発泡性の種類のものではなく、ウェブは清浄物品として使用可能ではない。米国特許第4,578,414号明細書(ソーヤー(Sawyer)ら)では、該発明は、「コポリマーを導入したり、又は加工した繊維構造表面処理を適用するのではなく、バルクポリマー樹脂に直接界面活性剤を組み込むことにより、従来技術とは異なる」(コラム6、23〜26)という特徴がある。ソーヤーは、好ましいブレンドは、オレフィンポリマーを約95%〜約99.9%含み、残部は界面活性剤であると続けている。

米国特許第4,070,218号明細書(ウェバー(Weber))は、その繊維が実質的に連続的であり、堆積するときに交差する点で互いに実質的に融着しないという点で、BMFウェブとは異なるスパンボンド不織ウェブに関する。ウェバー型ウェブは、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂と界面活性剤(そこでは「潤滑剤」と称されている)との混合物から製造される。「或いはまた、必要に応じて、潤滑剤は、計量されて直接押出機12に入れられてもよい」(コラム2、57〜59)。次いで、カレンダー加工された後、「結合したウェブ34を加熱して、繊維表面に潤滑剤を移動させる」(コラム4)。ウェバーの界面活性剤の分子量は、200〜4000の範囲内にある。

概要

本発明は、ウェブを形成する繊維に溶融押出し発泡性界面活性剤を0.5〜20重量%組み込んだ溶融押出し繊維ウェブから形成される、使い捨て乾燥清浄物品に関する。一般に、本発明の乾燥物品は、坪量が約10〜200g/m2、好ましくは10〜150g/m2の熱可塑性ポリマーの溶融押出し繊維ウェブを含み、その繊維には、すすぎ泡体積が15以上、初期泡体積が少なくとも50mlで、物品を2回以上使用することを可能にする濃度の発泡性界面活性剤が組み込まれている。新規溶融押出しウェブは以下の連続工程、すなわち、(a)ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を押出機に提供する工程、(b)樹脂に発泡性界面活性剤を、界面活性剤があまり分解しない温度でブレンドする工程、(c)ブレンドを溶融押出し繊維に形成する工程、(d)繊維を捕集する工程、および(e)繊維をウェブに形成し、任意に、追加の成分を塗工すること、他の層をラミネートすること、又は結合して強度を高めることなどにより、ウェブを更に処理する工程で製造することができる。

目的

本発明は、ウェブを形成する繊維に、溶融押出し発泡性界面活性剤0.5重量%〜20重量%が組み込まれた、溶融押出し繊維ウェブから形成される使い捨て乾燥清浄物品を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
6件
牽制数
6件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

溶融押出し繊維を含有する繊維ウェブを含む、使い捨てパーソナルケア清浄物品であって、前記溶融押出し繊維は、繊維形成ポリマー溶融押出し発泡性界面活性剤とのブレンドを含み、前記物品が2回以上のすすぎに対して泡体積を有し、初期の泡の値が少なくとも30mlであり、使用前に実質的に乾燥している、清浄物品。

請求項2

前記泡体積が3回以上のすすぎに対して少なくとも5mlである、請求項1に記載の清浄物品。

請求項3

前記初期泡体積が40ml以上である、請求項1に記載の清浄物品。

請求項4

前記初期泡体積が50ml以上である、請求項1に記載の清浄物品。

請求項5

前記泡体積が3回以上のすすぎに対して少なくとも5mlである、請求項4に記載の清浄物品。

請求項6

前記溶融押出し発泡性界面活性剤が、発泡性界面活性剤を含有する溶融押出し繊維の0.5〜20重量%の量で存在し、前記繊維が溶融押出親水性界面活性剤を更に含む、請求項1に記載の清浄物品。

請求項7

前記溶融押出し発泡性界面活性剤が、発泡性界面活性剤を含有する溶融押出し繊維の5.0〜20重量%の量で存在する、請求項1に記載の清浄物品。

請求項8

前記繊維形成ポリマーがポリオレフィンからなる、請求項1に記載の清浄物品。

請求項9

追加の発泡性界面活性剤が、前記清浄物品の0.5〜20重量%の量で存在する、請求項1に記載の清浄物品。

請求項10

前記溶融押出し発泡性界面活性剤が、繊維を形成するポリマーブレンドの5〜20重量%の量で存在し、前記清浄物品が3回以上のすすぎに対して10mlより大きい泡体積を有する、請求項1に記載の清浄物品。

請求項11

少なくとも1種類の追加の発泡性界面活性剤が、前記清浄物品に更に添加又は含浸される、請求項10に記載の清浄物品。

請求項12

前記少なくとも1種類の追加の発泡性界面活性剤が、前記清浄物品の約0.5〜約20重量%を構成する、請求項11に記載の清浄物品。

請求項13

前記発泡性界面活性剤が、発泡性陰イオン性界面活性剤、発泡性非イオン性界面活性剤、発泡性両性界面活性剤、およびこれらの混合物からなる群より選択される、請求項12に記載の清浄物品。

請求項14

前記発泡性陰イオン性界面活性剤が、サルコシネートスルフェートイセチオネートホスフェートタウレートラクチレートグルタメート、およびこれらの混合物からなる群より選択され、前記発泡性非イオン性界面活性剤が、アミンオキシドアルキルグルコシドアルキルポリグルコシドポリヒドロキシ脂肪酸アミドアルコキシル化脂肪酸エステルスクロースエステル、およびこれらの混合物からなる群より選択され、前記発泡性両性界面活性剤が、ベタインサルテインヒドロキシサルテイン、アルキルイミノアセテート、イミノジアルカノエートアミノアルカノエート、およびこれらの混合物からなる群より選択される、請求項13に記載の清浄物品。

請求項15

前記溶融押出し界面活性剤が、ココイルイセチオン酸ナトリウムである、請求項1に記載の清浄物品。

請求項16

コンディショニング成分を更に含む、請求項13に記載の清浄物品。

請求項17

前記物品が、抗アクネ活性剤、抗皺および抗皮膚萎縮活性剤、皮膚バリア修復活性剤、非ステロイド化粧用鎮静活性剤、非ステロイド抗炎症性活性剤、局所麻酔剤人工日焼け剤および促進剤、皮膚淡色化活性剤、皮脂促進剤、皮脂抑制剤抗微生物および抗真菌剤日焼け止め活性剤抗酸化剤、およびこれらの混合物からなる群より選択される1種類以上の活性剤を安全且つ有効な量で含む、請求項13に記載の清浄物品。

請求項18

前記繊維ウェブが、メルトブローン繊維ウェブを含む、請求項1に記載の清浄物品。

請求項19

前記溶融押出し繊維が、ポリオレフィン繊維である、請求項18に記載の清浄物品。

請求項20

前記溶融押出し繊維が、溶融押出し発泡性界面活性剤を0.5〜20重量%含有する、請求項19に記載の清浄物品。

請求項21

前記溶融押出し発泡性界面活性剤が、ココイルイセチオン酸ナトリウムを含む、請求項19に記載の清浄物品。

請求項22

前記溶融押出し繊維ウェブが、その構造内に追加の不連続繊維又は粒子を組み込んでいる、請求項19に記載の清浄物品。

請求項23

前記清浄物品の坪量が、10〜200g/m2である、請求項1に記載の清浄物品。

請求項24

前記溶融押出し繊維が、多成分複合繊維である、請求項19に記載の清浄物品。

請求項25

前記溶融押出し繊維が、多成分複合繊維である、請求項1に記載の清浄物品。

請求項26

追加の層が、溶融押出し繊維含有層接合されている、請求項1に記載の清浄物品。

請求項27

前記追加の層が、機能的に異なる層である、請求項26に記載の清浄物品。

請求項28

前記溶融押出し繊維が、連続繊維である、請求項1に記載の清浄物品。

請求項29

前記溶融押出し繊維が、不連続繊維である、請求項1に記載の清浄物品。

請求項30

前記溶融押出し繊維が、多成分複合繊維である、請求項18に記載の清浄物品。

請求項31

前記清浄物品不織繊維ウェブの坪量が、10〜100g/m2である、請求項19に記載の清浄物品。

請求項32

前記清浄物品が10〜100cm2であり、2枚より多くの清浄物品を収納するパッケージで提供される、請求項1に記載の清浄物品。

請求項33

前記パッケージが、少なくとも10枚の清浄物品を収納する、請求項32に記載の清浄物品。

請求項34

前記コンディショニング成分が、溶融押出しされる、請求項16に記載の清浄物品。

請求項35

前記清浄物品が、模様エンボス加工される、請求項1に記載の清浄物品。

請求項36

前記溶融押出し繊維が、親水性界面活性剤を更に含む、請求項1に記載の清浄物品。

技術分野

0001

本発明は、ウェブを形成する繊維に溶融押出し発泡性界面活性剤を組み込んだ、溶融押出し繊維ウェブから形成される使い捨て乾燥清浄物品に関する。

背景技術

0002

米国特許第4,578,414号明細書は、湿れ性のオレフィンポリマー繊維を記載している。繊維は、ポリオレフィン樹脂、および定義される1種類以上の界面活性剤を含む組成物から形成される。このような処理剤は、約0.01〜約5重量%の量で存在してもよい。界面活性剤は、(1)アルコキシル化アルキルフェノールモノグリセリドジグリセリド、および/又はトリグリセリドの混合物組合わせたもの、又は(2)ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、又は(3)(2)を(1)の何部かと組合わせたもの、とすることができる。好ましいポリオレフィンポリエチレンであり、例の全てはエチレン1−オクテンコポリマーを採用したが、後者は明らかに微量成分である。

0003

非水溶性基材含浸される発泡性界面活性剤と任意にコンディショナーを使用する、使い捨てパーソナル清浄製品が、最近、提案されている。この非水溶性基材は、典型的には、不織繊維ウェブなどの繊維材料である。このようなものの実施例は、米国特許第6,063,397号明細書に記載されており、該明細書は、非水溶性基材中に発泡性界面活性剤とコンディショナーの組合せを提供し、界面活性剤とコンディショナーとの比は、40:7未満である。この製品は、乾燥状態販売され、その後、消費者によって濡らされた後、使用後に処分される。同分野の先行特許、米国特許第5,972,361号明細書は、20:1未満の比の発泡性界面活性剤と油溶性コンディショニング剤を提案している。この製品も、乾燥状態で販売され、消費者によって濡らされ、その後、一般に1回だけ使用した後に処分される。米国特許第6,267,975号明細書は、発泡性界面活性剤と他の成分を層間に配置した多層非水溶性基材を開示している。複数の層は、発泡性を向上させるため、異なる「嵩高−柔軟」比を有する。エアーレイドウェブ、メルトブローンウェブスパンボンドウェブ、カーデッドウェブ、およびウェットレイドウェブを含めた広範多種の不織型ウェブが記載されている。これら全ての乾燥物品では、ディップコーティング、又はスロットコーティングなどの慣用的塗工技術によって発泡性界面活性剤が不織ウェブなどに含浸される。1回だけの用途には有効であるが、しかし、これらの塗工ウェブは、1回使用した後、又はすすいだ後、一般にその効力を失う。

0004

ポリオレフィンなどの熱可塑性ポリマー又は樹脂を一列に並んだ小さいオリフィスから高速気流中に押出し、その気流によって出て来る樹脂を細化し極細繊維にすることによりメルトブローン極細繊維(BMF)ウェブを製造する。その気流は、極細繊維を交絡させて凝集性のウェブを形成する乱流を作り出し、そのウェブは移動スクリーンなどの捕集機上に堆積する。熱可塑性樹脂/界面活性剤予備混合物押出し成形することにより界面活性剤をウェブ繊維に組み込んで、BMFウェブを親水性にすることが知られている。熱可塑性樹脂がポリプロピレンの場合、ウェブの親水性および吸収特性最大化するため、樹脂の6重量%を超える量の界面活性剤が必要である。より一般的には、界面活性剤は、例えば完成したBMFウェブに噴霧することにより局所的に塗布されるが、1回通過するだけで表面から水および油の両方をきれいに落とすことができる物品としてBMFウェブを使用することに関する、米国再発行特許第31,885号明細書(マイトナー(Meitner))を参照されたい。

0005

米国特許第4,933,229号明細書は、ポリマー押出す直前スタティックミキサーを使用することにより、界面活性剤の添加量を増大する方法を提案している。得られるウェブは、湿潤ウェブ強度が優れており、吸収性物品として使用される。界面活性剤は、発泡性の種類のものではなく、ウェブは清浄物品として使用可能ではない。米国特許第4,578,414号明細書(ソーヤー(Sawyer)ら)では、該発明は、「コポリマーを導入したり、又は加工した繊維構造表面処理を適用するのではなく、バルクポリマー樹脂に直接界面活性剤を組み込むことにより、従来技術とは異なる」(コラム6、23〜26)という特徴がある。ソーヤーは、好ましいブレンドは、オレフィンポリマーを約95%〜約99.9%含み、残部は界面活性剤であると続けている。

0006

米国特許第4,070,218号明細書(ウェバー(Weber))は、その繊維が実質的に連続的であり、堆積するときに交差する点で互いに実質的に融着しないという点で、BMFウェブとは異なるスパンボンド不織ウェブに関する。ウェバー型ウェブは、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂と界面活性剤(そこでは「潤滑剤」と称されている)との混合物から製造される。「或いはまた、必要に応じて、潤滑剤は、計量されて直接押出機12に入れられてもよい」(コラム2、57〜59)。次いで、カレンダー加工された後、「結合したウェブ34を加熱して、繊維表面に潤滑剤を移動させる」(コラム4)。ウェバーの界面活性剤の分子量は、200〜4000の範囲内にある。

発明が解決しようとする課題

0007

例えば、パーソナルケア又はホームケアに使用するため、複数回の使用又はすすぎが可能な、使い捨て乾燥発泡性清浄物品が必要とされている。

課題を解決するための手段

0008

本発明は、ウェブを形成する繊維に、溶融押出し発泡性界面活性剤0.5重量%〜20重量%が組み込まれた、溶融押出し繊維ウェブから形成される使い捨て乾燥清浄物品を提供する。一般に、本発明の乾燥物品は、坪量が約10〜200g/m2、好ましくは10〜150g/m2の熱可塑性ポリマーの溶融押出し繊維ウェブを含み、その繊維には、すすぎ泡体積が5以上、初期泡体積が少なくとも50mlで2回以上使用され得る濃度の発泡性界面活性剤が組み込まれている。

0009

以下の連続工程、すなわち、(a)ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を押出機に提供する工程、(b)樹脂に発泡性界面活性剤を、界面活性剤があまり分解しない温度でブレンドする工程、(c)ブレンドを溶融押出し繊維に形成する工程、(d)繊維を、任意選択的に直接ウェブとして捕集する工程、および(e)繊維ウェブを形成し、任意選択的に、追加の成分を塗工すること、他の層をラミネートすること、又は結合して強度を高めることなどにより、形成されたウェブを更に処理する工程で、新規溶融押出しウェブを製造することができる。

0010

本発明は、図面を参照して更に容易に理解され得る。

発明を実施するための最良の形態

0011

本発明の不織清浄物品は、皮膚又は毛髪清浄に使用可能である。不織清浄物品を形成する繊維は、少なくとも一部、発泡性界面活性剤を含有する溶融押出し繊維である。これらは、溶融押出し発泡性界面活性剤を含む。また、該物品は、皮膚又は毛髪に堆積されるコンディショニングおよび非コンディショニング活性成分又は不活性成分を含有することもできる。一般に、皮膚コンディショナーおよび他の成分を基材に塗工、又は含浸させることができ、この場合、濡れた物品が皮膚に表面接触することにより、それらの成分は直接皮膚又は毛髪に移動する。追加の発泡性界面活性剤を基材に付着乾燥させるか、又は含浸させることもできる。

0012

不織清浄物品は、各面で同じテクスチャを有しても、異なるテクスチャ(例えば、粗い面と平滑な面)を有してもよい。不織基材は、効率的な発泡用具、又は剥離用具の役割をすることができる。皮膚又は毛髪と物理的に接触することによって、清浄物品は、汚れ化粧料、死んだ皮膚および他のを清浄および除去することを顕著に助ける。また、不織清浄物品をエンボス加工して強度を増大させるか、又は任意選択的に模様付きのエンボス加工をして審美性を付与することもできる。

0013

一般に、発泡性界面活性剤は、繊維に組み込まれ、清浄物品に使用され、水と合わされて機械的に撹拌されるとき、以下に定義されるように30mlより大きい、好ましくは40mlより大きい、最も好ましくは50mlより大きい初期泡体積で、泡、又は洗剤の泡を発生させる界面活性剤である。好ましくは、これらの界面活性剤は、マイルドでなければならず、それは、これらの界面活性剤が十分な清浄効果を提供するが、皮膚又は毛髪を過度に乾燥させず(例えば、天然の油および/又は水分を除去し過ぎない)、尚且つ、前述の発泡基準を満たすことを意味する。溶融押出し繊維に組み込まれる場合、溶融押出し発泡性界面活性剤は、押出し条件となる温度暴露に耐え得るものでなければならない。より耐温性の高い発泡性界面活性剤では、界面活性剤を押出機の前に、又は押出機内で樹脂とブレンドすることができる。温度に対してより敏感な発泡性界面活性剤では、又は界面活性剤の濃度を増大させるために、押出機の後に界面活性剤を混合機中で組み込むことができる。一般に、溶融押出し発泡性界面活性剤、又は繊維に組み込まれる他の追加の溶融押出し活性又は不活性成分を、示差走査熱量計DSC)および/又は熱重量分析(TGA)などの既知の技術で決定することができる。典型的な押出し温度で分解しない他の成分には、追加の界面活性剤、活性剤、充填材加工助剤粒子着色剤香料、コンディショナー等が包含され、また、これらも押出し前、押出し中、又は押出し後に(即ち、ミキサー内で)、樹脂に添加することができる。発泡性界面活性剤を含有する溶融押出し繊維の押出しに続いて、既知の技術で、粒子又は繊維材料をウェブの中に、又はウェブ上に添加することもできる。

0014

「限られた使用」の用語は、本明細書では、2回以上使用した後、一般には3〜10回使用した後、好ましくは3〜5回使用した後、処分されるか又は廃棄され、このとき、泡の値が概ね少なくとも5ml、好ましくは少なくとも10ml、最も好ましくは少なくとも15mlである物品を意味するのに使用される。本明細書で使用される場合、「水で活性化される」の用語は、最終的に使用する消費者に乾燥形態で提供され、水で濡らされた後に使用されることを意味する。これらの物品は、それらを水と接触させた後、物品が機械的な力(摩擦など)を更に受けるようにすることによって、泡を作り出す、又は活性化されることが分かっている。本明細書で使用される場合、「実質的に乾燥している」の用語は、使用前に、物品が実質的に水を含まず、一般に触ると乾いた感じがすることを意味する。従って、本発明の物品は、概ね、水を約10重量%未満、好ましくは水を約5重量%未満、更に好ましくは水を約1重量%未満含み、これらは、乾燥している環境で、例えば、低湿度で測定される。当業者は、本発明の物品などの水分含有量が、環境の相対湿度によって変化し得ることを認識するであろう。「マイルドな」の用語は、本発明の発泡性界面活性剤および物品に関して本明細書で使用される場合、本発明の物品が、マイルドなアルキルグリセリルエーテルスルホネート(AGS)界面活性剤ベースの合成の石鹸、即ち合成石鹸に匹敵する皮膚へのマイルドさを示すことを意味する。

0015

他の実施形態では、本発明の溶融押出し物品を他の類似の溶融押出し物品層、他の機能的に異なる層に接合することができるが、これらの層は、例えば米国特許第6,153,208号明細書に記載されるものなどとすることができ、その物質は参照により組み込まれる。これらの追加の層又はウェブは、湿式抄紙により製造される紙製ウェブとすることができる。他の層は、織成材料、又は不織材料(エアレイドウェットレイド、カーデッド、および水流交絡不織材料、並びにスパンボンド又はメルトブローン繊維ウェブなどの他の溶融押出し不織布、フォーム、および綿(わた)など)を包含する。以下に限定されないが、接着剤結合機械的結合熱融着、機械的熱融着、超音波接着、およびこれらの組合せなどの任意の好適な方法を使用して層を接合することができる。これらの追加は、本明細書に記載の任意の活性又は不活性成分を含有するか、又は吸収性、引張特性弾性、又は摩耗性などの追加の利点を提供することができる。

0016

本発明の物品は、物品を形成する溶融押出し繊維に組み込まれる、1種類以上の発泡性界面活性剤を含む。本発明の好ましい物品が、好ましくは、最初に、後述の泡体積試験による、泡体積(95℃の中程度の硬度の水)を50ml発生させることができるように、物品は十分な量の1種類以上の発泡性界面活性剤を溶融押出し繊維中に含む。好ましくは、本発明の物品は、溶融押出し繊維の重量を基準にして、溶融押出し発泡性界面活性剤を約0.5%〜約20%、更に好ましくは約1.0%〜約20%、最も好ましくは約5%〜約20%有する溶融押出し繊維を含む。

0017

本発明では広範多種の発泡性界面活性剤が有用であり、発泡性陰イオン性界面活性剤、発泡性非イオン性界面活性剤、発泡性両性界面活性剤、およびこれらの混合物からなる群より選択されるものが挙げられる。また陽イオン性界面活性剤は、必要とする発泡性界面活性剤の全体的な発泡特性に負の影響を与えなければ、それらを任意成分として使用することができる。

0018

不織繊維構造を濡らすのに好適な追加の界面活性剤物質は、脂肪族硫酸塩、例えば、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩エアロゾルAerosol)−OTとして市販されている)などの陰イオン性界面活性剤、又はポリエテノキシ化合物、例えば、ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシエタノール(IGEPAL CO−730として市販されている)などの非イオン性界面活性剤がある。また、例えば、米国特許第3,973,068号明細書および同4,070,218号明細書に開示されるように溶融加工されるポリマー中に、このような濡れ性の界面活性剤を含むこともできる。

0019

追加の発泡性界面活性剤を既知の技術で不織ワイプ物品に塗工、又は含浸させることもできる。その他に、塗工されるこのような追加の発泡性界面活性剤を溶融押出し繊維内に含むことができる。これらの追加の発泡性界面活性剤は、溶融押出し発泡性界面活性剤の分解を考慮することによって制限されない。全体として、ワイプ内に物理的に組み込まれる、又は含浸される追加の発泡性界面活性剤は、不織ワイプ物品又は層の重量を基準にして0.5〜20重量%、好ましくは1〜15重量%で存在する。塗工されるこれらの追加の発泡性界面活性剤は、初期発泡性を向上させることができると同時に、溶融押出し界面活性剤が後の使用又はすすぎに利用できるようにする。

0020

本発明の組成物に有用な発泡性界面活性剤(溶融添加剤としての、および/又は塗工される)の非限定例は、アルアー出版社(Allured Publishing Corporation)により出版された、マカチャンの洗剤および乳化剤アメリカ版(1986年)(McCutcheon’s,Detergents and Emulsifiers,North American edition(1986))、マカッチャンの機能性材料、北アメリカ版(1992年)(McCutcheon’s,Functional Materials,North American Edition(1992))、および米国特許第3,929,678号明細書に開示されており、これらは全て参照によりその内容全体を本明細書に組み込まれる。

0021

広範多種の発泡性陰イオン性界面活性剤が本発明で有用である。発泡性陰イオン性界面活性剤の非限定例には、サルコシネートスルフェートイセチオネートタウレートホスフェートラクチレートグルタメート、およびこれらの混合物からなる群より選択されるものが挙げられる。本発明で有用な他の陰イオン性物質には、典型的には炭素数約8〜約24、好ましくは炭素数約10〜約20の脂肪酸の石鹸(即ち、アルカリ金属塩、例えば、ナトリウム塩又はカリウム塩)がある。石鹸の製造に使用される脂肪酸は、例えば、植物又は動物由来グリセリド(例えば、パーム油ヤシ油大豆油ひまし油牛脂ラードなど)などの天然供給源から得ることができる。また、脂肪酸は、合成によって調製することができる。

0022

本発明で有用な好ましい発泡性陰イオン性界面活性剤の非限定例には、ラウリル硫酸ナトリウムラウリル硫酸アンモニウムラウレス硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸ナトリウムトリデセス硫酸ナトリウムセチル硫酸アンモニウム、セチル硫酸ナトリウム、ココイルイセチオン酸アンモニウムラウロイルイセチオン酸ナトリウムラウロイル乳酸ナトリウムトリエタノールアミンラウロイルラクチレート、カプロイル乳酸ナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウムミリストイルサルコシンナトリウム、ココイルサルコシンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、およびココイルグルタミン酸ナトリウム、およびこれらの混合物からなる群から選択されるものが挙げられる。

0023

本発明で有用な発泡性非イオン性界面活性剤には、アルキルグルコシドアルキルポリグルコシドポリヒドロキシ脂肪酸アミドアルコキシル化脂肪酸エステル、発泡性ショ糖エステルアミンオキシド、およびこれらの混合物からなる群より選択されるものが挙げられる。

0024

本発明で使用するのに好ましい非イオン性界面活性剤の非限定例には、C8〜C14グルコースアミド、C8〜C14アルキルポリグルコシド、ヤシ脂肪酸スクロースラウリン酸スクロース、ラウラミンオキシドココアミンオキシド、およびこれらの混合物からなる群より選択されるものが挙げられる。

0025

また、本明細書で使用される場合、「発泡性両性界面活性剤」の用語は、両性界面活性剤の部分集合として当該技術分野の配合者に周知の双性イオン界面活性剤を包含することを意図する。広範多種の発泡性両性界面活性剤を本発明の組成物に使用することができる。脂肪族二級および三級アミン誘導体として広範に記載されるものが特に有用であり、好ましくは、窒素陽イオン状態であり、ここで、脂肪族基は直鎖又は分岐鎖であり、それらの基の1つがイオン化可能な水溶性の基、例えば、カルボキシ基スルホン酸基硫酸基リン酸基、又はホスホン酸基を含有する。

0026

両性又は双生(Zwitter)イオン界面活性剤の非限定例には、ベタインサルテイン(sultain)、ヒドロキシサルテイン(hydroxysultain)、アルキルイミノアセテート、イミノジアルカノエートアミノアルカノエート、およびこれらの混合物からなる群より選択されるものがある。

0027

本発明の物品は、物品の使用中、皮膚又は毛髪にコンディショニング効果を提供するのに有用なコンディショニング成分を更に含むことができる。このコンディショニング成分は、典型的には、米国特許第6,063,397号明細書又は同6,269,975号明細書に記載のものなどの慣用的な技術により不織ワイプに塗工又は含浸され、それらの特許は、参照によりその全体を組み込まれる。或いはまた、コンディショニング成分を、溶融押出しポリマーと共に押出すことができる。本発明のコンディショニング成分は、水溶性コンディショニング剤、油溶性コンディショニング剤、コンディショニングエマルション、又はこの3つの組合せ若しくは順列を含むことができる。

0028

ワイプに塗工又は含浸される追加の発泡性界面活性剤と任意のコンディショニング成分との重量比は、一般に約40:7未満、好ましくは約5:1未満、更に好ましくは約2.5:1未満、更に好ましくは約1:1未満である。或いはまた、追加の発泡性界面活性剤は、清浄およびコンディショニング成分の約1重量%〜約75重量%、好ましくは約10重量%〜約65重量%、更に好ましくは約15重量%〜約45重量%を構成し、コンディショニング成分は、清浄およびコンディショニング成分の約15重量%〜約99重量%、好ましくは約20重量%〜約75重量%、更に好ましくは約25重量%〜約55重量%を構成する。

0029

本発明の物品に添加又は含浸される組成物は、広範囲の追加の任意成分を含んでもよい。これらの成分の幾つかは、本明細書に更に詳細に列挙されている。添加ポリマー(基材を形成するポリマー材料とは異なる)、様々な活性成分、並びに清浄およびコンディショニングプロセス中に、皮膚又は毛髪の様々な非コンディショニング又は非清浄効果を付与するのに有用な陽イオン性界面活性剤が特に有用である。

0030

本発明の物品は、任意に、1種類以上の活性成分又はその薬学的に許容可能な塩を安全且つ有効な量で含むことができる。

0031

本明細書で使用される場合、「安全且つ有効な量」の用語は、健全医療判断の範囲内の合理的な損益比で、処置される状態を改質するのに、又は所望の皮膚効果を付与するのに十分に多いが、重篤副作用を回避するほど十分に少ない活性成分の量を意味する。活性成分の安全且つ有効な量がどれくらいであるかは、特定の活性成分、活性成分が皮膚に浸透する能力年齢健康状態、および使用者の皮膚の状態などの要因などによって変わる。

0032

本発明で有用な活性成分をそれらの治療効果又は仮定される作用方式によって分類することができる。しかし、本発明で有用な活性成分は、幾つかの場合、2つ以上の治療効果を提供できるか、又は2つ以上の方式で作用できることを理解すべきである。従って、本明細書の分類は、便宜上なされるものであり、列挙される特定の1つ又は複数の用途に活性成分を限定するものではない。また、これらの活性成分の薬学的に許容可能な塩も本発明で有用である。

0033

アクネ活性剤には、以下に限定されないが、サリチル酸(o−ヒドロキシ安息香酸)、サリチル酸の誘導体およびレゾルシノールなどの角質溶解剤レチノイドおよびその誘導体、イオウ含有DおよびLアミノ酸およびその誘導体および塩、過酸化ベンゾイル、セボスタートなどの抗生物質および抗微生物剤胆汁酸塩が挙げられる。

0034

抗皺および抗皮膚萎縮活性剤には、以下に限定されないが、レチン酸およびその誘導体(例えば、シスおよびトランス)、レチノールレチナールレチニルエステルビタミンB3化合物、サリチル酸およびその誘導体、イオウ含有DおよびLアミノ酸およびその誘導体および塩、特にN−アセチル誘導体チオールヒドロキシ酸フィチン酸リポ酸リゾホスファチド酸、および皮膚剥離剤(例えば、フェノールなど)などが挙げられる。

0035

化粧用鎮静活性剤は、皮膚の炎症を予防又は治療するのに有効となり得る。鎮静活性剤は、本発明の皮膚外観に対する効果を高める、例えば、このような試剤は、皮膚の色合い又は色をより均一で許容可能にすることの一助となる。組成物に使用される抗炎症剤の正確な量は、このような試剤の効力が非常に様々であるため、利用される特定の抗炎症剤によって変わる。

0036

非ステロイド抗炎症活性剤(NSAIDS)は、以下の分類、プロピオン酸誘導体酢酸誘導体、フェナム酸誘導体ビフェニルカルボン酸誘導体、およびオキシカム系を包含する。これらのNSAIDSは全て、1991年1月15日にサンシャイン(Sunshine)らに発行された米国特許第4,985,459号明細書に完全に記載されており、この特許は、参照によりその内容全体を本明細書に組み込まれる。

0037

有用な局所麻酔薬又は活性剤には、ベンゾカインリドカインブピバカインクロルプロカインジブカインエチドカインメピバカインテトラカインジクロニン、ヘキシルイン、プロカイン、コカインケタミンプラモキシン、フェノール、およびこれらの薬学的に許容可能な塩などが挙げられる。

0038

人工日焼け活性剤は、皮膚中メラニンを増加させることによって、又は皮膚中のメラニンが増加した外観を作り出すことによって自然な日焼けを促進するのに役立つことができる。人工日焼け活性剤および促進剤の非限定例には、ジヒドロキシアセトンチロシンエチルチロシンおよびグルコースチロシンなどのチロシンエステル、アセチルチロシンホスホDOPAブラジリンカフェインコーヒー抽出物、ジヒドロキシアセトン、DNA−フラグメントイソブチルメチルキサンチンメチルキサンチンプロスタグランジン茶抽出物テオフィリン、およびこれらの混合物などが挙げられる。皮膚淡色化活性剤は、皮膚中のメラニンの量を実際に減少させる。

0039

皮脂刺激活性剤は、皮脂腺による皮脂の生成を増大させることができる。これらのスキンケア活性剤は、皮脂が欠乏している閉経後女性に特に有用である。皮脂刺激活性剤の非限定例には、ブリオノール酸デヒドロエピアンドロステロン(DHEAとしても知られる)、オリザノール、およびこれらの混合物などが挙げられる。

0040

皮脂抑制活性剤は、皮脂腺による皮脂の生成を減少させることができる。皮脂抑制活性剤の非限定例には、キュウリ抽出物デヒドロ酢酸およびその塩、ジクロロフェニルイミダゾールジオキソランニコチン酸アミドフロレチン、S−カルボキシルメチルシステインチオキソロントコフェロール、およびこれらの混合物などが挙げられる。

0041

また、本発明の物品は、任意的に1種類以上の陽イオン性界面活性剤を含むことができるが、但し、これらの物質は、必要とする発泡性界面活性剤の全体的な発泡特性に干渉しないように選択される。陽イオン性界面活性剤は、静電防止剤又は乳化剤として有用である。本明細書で有用な陽イオン性界面活性剤の非限定例には、陽イオン性アルキルアンモニウム塩アミノアミドが挙げられる。本発明で有用な好ましい陽イオン性界面活性剤には、ジラウリルジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジミリスチルジメチルアンモニウムクロリド、ジパルミチルジメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、およびこれらの混合物からなる群より選択されるものが挙げられる。

0042

本発明の物品は、広範囲の他の任意成分を含むことができる。これらの追加成分は、薬学的に許容可能でなければならない。参照によりその内容全体を本明細書に組み込まれる、CTFA化粧品成分ハンドブック(CTFA Cosmetic Ingredient Handbook)、第2版、1992年は、スキンケア産業で一般的に使用される、広範多種の非限定的な化粧用および薬学的成分を記載しており、これらは本発明の組成物に使用するのに好適である。成分の機能的分類の非限定例は、この参照文献の537頁に記載されている。これら、および他の機能的分類の例には、研磨剤吸収剤、抗ケーキング剤、抗酸化剤ビタミンバインダ生物学的添加剤緩衝剤増量剤キレート剤化学的添加剤、着色剤、化粧用収斂剤、化粧用殺生剤変性剤薬用収斂剤、外用鎮痛剤フィルム形成剤芳香化合物湿潤剤不透明化剤pH調節剤防腐剤噴射剤還元剤皮膚漂白剤、日焼け止め剤、又は審美的化合物、例えば、芳香剤顔料着色料精油皮膚知覚剤(スキンセンサテート)、収斂剤、皮膚鎮静剤、および皮膚治癒剤などが挙げられる。

0043

本発明の不織清浄物品又はワイプの、不織繊維層又はウェブを形成するのに好適な溶融押出し繊維は、繊維を形成することが知られている広範多種の熱可塑性ポリマーから製造することができる。好適な熱可塑性ポリマーは、ポリオレフィン、ポリアミドポリエステルアクリルモノマー含有コポリマー、およびこれらのブレンドおよびコポリマーから選択される。好適なポリオレフィンには、ポリエチレン(例えば、直鎖低密度ポリエチレン高密度ポリエチレン低密度ポリエチレンおよび中密度ポリエチレン)、ポリプロピレン(例えば、アイソタクチックポリプロピレンシンジオタクチックポリプロピレン、これらのブレンド、およびアイソタクチックポリプロピレンとアタクチックポリプロピレンのブレンド)、ポリブチレン(例えば、ポリ(1−ブテン)およびポリ(2−ブテン))、ポリペンテン(例えば、ポリ−4−メチルペンテン−1、およびポリ(2−ペンテン))、並びに、これらのブレンドおよびコポリマーが挙げられる。好適なポリアミドには、ナイロン6、ナイロン6/6、ナイロン10、ナイロン4/6、ナイロン10/10、ナイロン12、ナイロン6/12、ナイロン12/12、および、カプロラクタムアルキレンオキシド(例えば、エチレンオキシド)のコポリマー、およびヘキサメチレンアジパミドとアルキレンオキシドのコポリマーなどの親水性ポリアミドコポリマー、並びにこれらのブレンドおよびコポリマーなどが挙げられる。好適なポリエステルには、ポリエチレンテレフタレートポリブチレンテレフタレートポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレート、およびこれらのブレンドおよびコポリマーなどが挙げられる。アクリルコポリマーには、エチレン−アクリル酸、エチレン−メタクリル酸、エチレン−メタクリレート、エチレン−エチルアクリレート、エチレン−ブチルアクリレート、およびこれらのブレンドなどが挙げられる。特に好適なポリマーはポリオレフィンであり、ポリエチレン(例えば、直鎖低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンおよびこれらのブレンド)、ポリプロピレン、ポリブチレン、および、これらのコポリマー並びにブレンドが挙げられる。

0044

本明細書で使用される場合、「繊維」の用語は、連続した長さの繊維(例えば、フィラメント又はスパンボンド繊維)、および不連続の長さの繊維(例えば、ステープル繊維又はメルトブローン繊維)を包含する。本発明に関して使用される押出し繊維は、1種類以上の成分が1種類以上の発泡性界面活性剤を含有できる複合繊維であってもよい。「(多成分)複合繊維」の用語は、ドメインが分散しているか、不規則であるか、又は構成されていない傾向があるブレンドとは対照的に、繊維断面に、長さ方向に同一の広がりを持つ構造の、少なくとも2種類の異なるポリマードメインを有する繊維のことを言う。従って、異なるドメインは、異なるポリマー種類のポリマー(例えば、ナイロンとポリプロピレン)から形成されてもよく、又は特性および特徴が異なる同じポリマー種類のポリマー(例えば、ナイロン)から形成することができる。従って、「複合繊維」の用語には、以下に限定されないが、同心および偏心芯鞘型繊維構造、対称および非対称のサイドバイサイド型繊維構造、海島型繊維構造、分割型繊維構造、およびこれらの形態の中空繊維が包含されるものとする。様々なポリマーは、様々な特性を付与するために使用されたり、又は様々な溶融添加剤成分又は添加剤の担体として使用することができる。

0045

水性又は親水性の活性剤は、不織ワイプに塗工されても、又は清浄物品ウェブを形成する繊維に組み込まれても、又は親水性繊維若しくは親水性に改質された繊維であってもよい添加繊維としてウェブに導入されてもよい。親水性繊維には、木綿繊維セルロース繊維、およびレーヨンなどの天然又は合成繊維が挙げられる。木綿繊維又は他の非熱可塑性繊維が使用される場合、これらは、不織ワイプが熱可塑性繊維を少なくとも50重量%、好ましくは熱可塑性繊維を75%有するように、熱可塑性繊維とブレンドされることが好ましい。更に、イオン性および非イオン性界面活性剤を含めた広範多種の界面活性剤のうち任意のものを採用して繊維を親水性に改質してもよい。好適な界面活性剤は内部改質剤(即ち、改質化合物は、繊維の紡糸又は形成前にポリマー組成物に添加される)か、又は局所改質剤(即ち、改質化合物は、繊維又は不織ウェブの形成中又は形成後に局所的に塗布される)であってもよい。典型的な内部改質プロセスは、ソーヤー(Sawyer)らに付与された米国特許第4,578,414号明細書に開示されている。典型的な局所改質プロセスは、サヨビッツ(Sayovitz)らに付与された米国特許第5,057,361号明細書に開示されている。好適な界面活性剤の典型例には、シリコーンベースの界面活性剤(例えば、ポリアルキレンオキシド改質ポリジメチルシロキサン)、フッ化脂肪族系界面活性剤(例えば、パーフルオロアルキルポリアルキレンオキシド)、および他の界面活性剤(例えば、アセチルフェノキシポリエトキシエタノール非イオン性界面活性剤、アルキルアリールポリエーテルアルコール、およびポリエチレンオキシド)などが挙げられる。本発明に好適な市販の界面活性剤には、ロームアンドハース社(Rohm and Haas Corp.)からトリトン(Triton)の商標入手可能な、様々なポリ(エチレンオキシド)ベースの界面活性剤(例えば、グレードX−102)、エメリーインダストリー(Emery Industries)からエメレスト(Emerest)の商標で入手可能な、様々なポリエチレングリコールベースの界面活性剤(例えば、グレード2620および2650)、OSIスペシャルティケミカルズ(OSI Specialty Chemicals)からシルウェット(Silwet)の商標で入手可能な、様々なポリアルキレンオキシド改質ポリジメチルシロキサンベースの界面活性剤(例えば、グレードY12488)、およびラブリゾル社(Lubrizol Corp.)からラブリゾル(Lubrizol)の商標で入手可能なアルケニルスクシンアミド界面活性剤(例えば、グレードOS85870)、およびミネソタマイニング・アンド・マニュファクチャリング社(Minnesota Mining and Manufacturing Co.)から入手可能な、ポリオキシアルキレン改質フッ素化脂肪族系界面活性剤が挙げられる。必要な界面活性剤の量、および各用途に改質される繊維の親水性は、選択される界面活性剤の種類および使用されるポリマーの種類に応じて様々である。一般に、界面活性剤は、繊維又は不織ウェブの重量を基準にして、約0.1〜約10重量%、望ましくは約0.3〜約6重量%の範囲で局所的に、又は内部に添加されてもよい。

0046

追加の活性剤又は添加剤は、使用者によって含浸されるか、又は多孔質材料液体若しくは粉末を含浸又は適用するのに有用な、任意の慣用的な技術(例えば、噴霧、浸漬、塗工、および印刷)で不織ワイプに予め含浸させることができる。任意選択的に、不織物品に活性剤又は他の添加剤を含浸させると、任意の液体含有活性剤の液体分蒸発させて不織パッドの重量を減少させることができ、後で適切な溶媒又は水を適用することにより、そのパッドを再活性化することができる。

0047

本発明の不織繊維物品ウェブは、スパンボンド法またはメルトブロー法およびポリマー溶融物から不織布を直接形成する同様の技術などにより、熱可塑性繊維形成ポリマーから直接形成することができる。或いはまた、繊維を押出した後、カード法エアレイ法ニードルパンチ法湿式法などの既知の技術によって不織ウェブに形成することができる。追加の不連続の繊維又は粒子をブレンドすることによってこれらの不織繊維ウェブを改質するか、追加の成分で塗工するか、又は意図する最終用途に好適な溶融添加剤を含むことができる。

0048

個々の分離した清浄物品は、任意の好適なサイズとすることができるが、一般に、ほとんどの用途では、ワイプの全表面積は、容易な取扱いに好適な10〜100cm2、好ましくは20〜50cm2である。従って、本物品はパッケージに挿入するのに好適なサイズを有するワイプであり、このパッケージは、使用者のバッグポケットに容易に入れられる。使い捨て容器を形成する材料は、一般に、重要ではなく、好適な紙、プラスチック、および紙とフィルムのラミネートなどで形成することができる。このワイプの形状は、一般に長方形であるが、楕円形、又は円形などの他の好適な形状を使用することもできる。一般に、分離したワイプは、複数の密度の物品又はワイプが、例えば2枚より多く、好ましくは少なくとも10枚入ったパッケージで提供されるであろう。

0049

図1は、本発明の乾燥清浄物品の形成に有用なブロー極細繊維ウェブを製造するのに有用な一配置を表す。この装置は、例えば、ヴァン・ウェンテ、「超極細熱可塑性繊維」、工業技術化学48巻1342頁等(1956年)(van Wente,”Superfine Thermoplastic Fibers,” Industrial Engineering Chemistry, Vol.48, pages 1342et sec(1956))に、又はヴァン・ウェンテ(van Wente,A)、ブーン(Boone,C.D.)、およびフルハーティ(Fluharty,E.L.)による「超極細有機繊維の製造(Manufacture of Superfine Organic Fibers)」と題された、1954年5月25日発行の海軍研究所(Naval Research Laboratories)の報告書第4364号に教示される、慣用的なBMF製造形態からなる。この形態は、樹脂ホッパー11、および押出機バレルを加熱する一連加熱ジャケット12を有する押出機10からなる。溶融ポリオレフィン樹脂は、押出機バレルから出て、溶融ポリマーの流れをより良好に制御できるポンプ14に入り、装置の下流の構成要素を通る。ポンプ14から出ると、溶融樹脂は、ケニクス(Kenix)型のスタティックミキサー18を収納する樹脂運搬チューブ16を備える、混合手段15に流入する。溶融樹脂が運搬チューブ16を通過するとき、一連の加熱ジャケット20は、溶融樹脂の温度を制御する。また、混合手段15は、高圧計量型ポンプ24と連結している運搬チューブの入口端部近くに注入ポート22を備え、高圧計量型ポンプ24は、溶融ポリオレフィン樹脂流がスタティックミキサー18に入るとき、界面活性剤を溶融ポリオレフィン樹脂流に注入することができる。運搬チューブ16から出た後、溶融樹脂は、BMFダイ26を通って高温高速の気流中に送出され、この気流によって、溶融樹脂は牽引細化されて極細繊維になる。極細繊維は、捕集機28に移動するとき、固化し、凝集性のウェブ30を形成する。この方法は直径の細い繊維を製造して直接ウェブに形成することができ、後の結合プロセスを必要としないという点で、この方法は特に好ましい。更に、この方法で製造される無秩序繊維流は、米国特許第4,100,324号明細書に開示されるもののように、ウェブとして捕集される前に、繊維流に導入される不連続繊維又は粒子を容易に組み込むことができる。これらの添加繊維又は粒子は、追加のバインダ又は結合プロセスを必要とすることなく、繊維マトリックス中に交絡され得る。これらの添加繊維を組み込んで、ウェブに嵩高さ、摩耗性、又は柔軟性を加えることができる。磨耗性が所望される場合、添加繊維は、直径が概ね40〜70μmであるが、嵩高さおよび/又は柔軟性が所望される場合、直径1〜30μmの添加繊維を使用することができる。このワイプ製品の全坪量は、概ね10〜500g/m2となる。

0050

また、溶融押出し繊維は、慣用的なスパンボンド技術で、押出し前に、溶融加工可能な発泡性界面活性剤、他の界面活性剤、および他の溶融加工可能な添加成分を樹脂に添加することにより形成することができる。しかし、スパンボンドウェブでは、典型的には後の結合が必要であり、追加の不連続な粒子又は繊維を組み込むことが更に困難である。

0051

試験方法
坪量
10cm×10cmのサンプルをウェブからダイ切断して、重量を測定し、0.1グラム単位までの近似値にした。3枚の複製を測定し、平均して、グラム平方メートル報告した。

0052

厚さ
MI直接接触ゲージを使用して、ウェブの厚さをインチ単位で測定した。測定を3回行い、平均し、ミリメートル単位で報告した。

0053

泡体積
ウェブの泡を形成する能力は、13cm×18cmのウェブのサンプルを500mLエーレンマイヤーフラスコに入れることによって決定した。次いで、フラスコに40℃の水道水350mLを満たした後、ゴム栓密封した。フラスコを30秒間激しく振蕩させた後、フラスコの側面に印を付けた増加量を読み取ることにより、発生した泡の体積を測定した。次いで、サンプルを取り出し、内容物を排出した。はっきり見える泡がなくなるまで、この手順を繰り返した。5回発泡させた後、試験を打ち切った。測定可能な最大の泡体積は200mLであった。

0054

比較例
C1:オーレイデイリーフェイシャルクレンジングクロス(Olay Daily Facial Cleansing Cloth)−普通〜乾燥、プロクター・アンド・ギャンブル社(Procter and Gamble Co.)
C2:ノキセマH2フォーム・クレンジング・クロス、プロクター・アンド・ギャンブル社(Noxema H2Foam Cleansing Cloth,Procter and Gamble Co.)
C3:ダブ・デイリー・ハイドレーティング・クレンジング・クロス(Dove Daily Hydrating Cleansing Cloth)−敏感肌ユニリーバ社(Unilever Co.)

0055

例1
図1に示されるのと類似の装置、およびウェンテ、「超極細熱可塑性繊維」、工業技術化学48巻1342頁等(1956年)(Wente,Van.A.,”Superfine Thermoplastic Fibers,” Industrial Engineering Chemistry, Vol.48, pages 1342et sec(1956))、又はウェンテ(Wente,Van.A)、ブーン(Boone,C.D.)、およびフルハーティ(Fluharty,E.L.)による「超極細有機繊維の製造(Manufacture of Superfine Organic Fibers)」と題された、1954年5月25日発行の海軍研究所(Naval Research Laboratories)の報告書第4364号、並びに、米国特許第3,849,241号明細書および同3,825,379号明細書、および本出願人に譲渡された米国特許第4,933,229号明細書で検討されている方法を使用して、ブローン極細繊維ウェブ(BMF)を調製した。樹脂運搬チューブ16は、長さが102cm(40インチ)であり、1.0cm(3/8インチ)の穴を有し、各要素の長さが1.7cm(11/16インチ)の混合要素を46有する、長さ78.8cm(31インチ)のケニックス(Kenix)型スタティックミキサー装置を収納した。注入ポート22は、押出機に最も近い、樹脂運搬チューブの端部から6.4cm(2.5インチ)に位置した。運搬チューブは、加熱ジャケット20を装備した。2つのゼニスポンプを装備する高圧デュアルポンプ注入カート24を使用して、界面活性剤を注入ポート22から、スタティックミキサー18に入る溶融ポリオレフィン流に注入した。運搬チューブ16から出た後、溶融樹脂はBMFダイ26から高温高速の気流中に送出され、その気流によって、溶融樹脂は牽引細化され極細繊維になる。極細繊維は、捕集機28に移動する時、固化し、凝集性ウェブ30を形成する。一般に、繊維の平均直径は、25μm未満、好ましくは10μm未満である。

0056

メルトフローインデックス1500のポリプロピレン樹脂エクソン(Exxon)「エスレーヌ(Escorene)3746G、90%」)を発泡性界面活性剤(タウリノール(Taurinol)I−78、ココイルイセチオン酸ナトリウムフィテックス(Finetex)10%)とタンブルブレンドした後、200℃の一定温プロファイルを有する、38mm(L/Dが30:1)の一軸スクリュベルリン(Berlyn)押出機10に供給した。約71℃に維持したグリセロールモノラウレート(メド・ケム・ラブズ(MedChem Labs)製のラウリシジン(Lauricidin))70%とソルビタンモノラウレートユニケマ(Uniqema)製のスパン(Span)20)30%の混合物からなる発泡性親水性界面活性剤ブレンドを、200℃に維持された樹脂運搬チューブ16に注入した。ポンプ速度で、親水性界面活性剤ブレンドの濃度を最終ウェブ重量の6%に制御した。ポリプロピレン/界面活性剤ブレンドを1.14kg/時間/cm(6.4ポンド/時間/インチ)の総速度でダイに送出した。BMFダイ26の温度を230℃に維持し、細化空気を230℃の温度および160〜175立方フィート毎分のフローレートでダイに送出した。22穴/cmの間隔で配置された直径0.43mmのオリフィスからなるダイ先端を装備する51cmのNRL(海軍研究所;Navy Reserch Labs)ダイを使用した。ダイ出口から53.3cm(21インチ)に配置された回転ドラム上にブローン極細繊維を捕集した。ドラム速度を調節し、60グラム/平方メートルのウェブ坪量を達成した。

0057

例2
坪量がより高い実施形態を実証するため、90グラム/平方メートルの最終坪量を有するウェブを製造するように捕集機ドラム速度を変化させたこと以外、例1のようにBMFウェブを調製した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約9.4%と、親水性界面活性剤6.0%が組み込まれた。

0058

例3
親水性界面活性剤を添加しなかったこと以外、例1のようにBMFウェブを調製した。

0059

例4
最終ウェブ中の発泡性界面活性剤の添加量をより多くするため、ポリプロピレンおよび発泡性界面活性剤を二軸スクリュ押出機中で85:15の割合で予め配合した後、40mm(L/Dが38:1)の同時回転ベルシュトルフ(Berstorff)ZE二軸スクリュ押出機に添加する前にペレット化したこと以外、例1のようにBMFウェブを調製した。10穴/cmの間隔で配置された直径0.38mmのオリフィスからなるダイ先端を装備したDOD(直接オリフィス穴あき;Direct Orifice Drilled)ダイを使用した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約14.1%と、親水性界面活性剤6.0%が組み込まれた。

0060

例5
30グラム/平方メートルの最終坪量を有するウェブを製造するように捕集機ドラム速度を変化させたこと以外、例3のように、坪量がより小さい実施形態を調製した。40mm(L/Dが38:1)の同時回転ベルシュトルフ(Berstorff)ZE二軸スクリュ押出機を使用して、ポリプロピレン/発泡性界面活性剤ブレンドを送出した。親水性界面活性剤は使用しなかった。10穴/cmの間隔で配置された直径0.38mmのオリフィスからなるダイ先端を装備した51cmのDOD(直接オリフィス穴あき;Direct Orifice Drilled)ダイを使用した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約10.0%と、親水性界面活性剤0%が組み込まれた。

0061

例6
ウェブへの補足的な成分(加工助剤など)の添加を実証するため、ポンプ注入カート内で親水性界面活性剤ブレンドにステアリンサン亜鉛(ラブラジンク、ウィトコ・ケム(Lubrazinc,Witco,Chem.))5%を添加したこと以外、例1のようにBMFウェブを調製した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約9.4%と、親水性界面活性剤6.0%が組み込まれた。

0062

例7
ウェブへの補足的な成分(コンディショニング成分など)の添加を実証するため、ポンプ注入カート内で親水性界面活性剤ブレンドに鉱油パドックラボラトリーズ社(Paddock Laboratories Inc.))5%を添加したこと以外、例1のようにBMFウェブを調製した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約8.9%と、親水性界面活性剤6.0%が組み込まれた。

0063

例8
異なる発泡性界面活性剤の使用を実証するため、ホスタパー(Hostapur)SAS93(C14〜17sec−アルキルスルホン酸ナトリウム、クラリアント社(Clariant Corp.))を発泡性界面活性剤として使用したこと以外、例1のようにBMFウェブを製造した。40mm(L/Dが38:1)の同時回転ベルシュトルフ(Berstorff)ZE二軸スクリュ押出機を使用して、ポリプロピレン/発泡性界面活性剤ブレンドを送出した。10穴/cmの間隔で配置された直径0.38mmのオリフィスからなるダイ先端を装備した51cmのDOD(直接オリフィス穴あき;Direct Orifice Drilled)ダイを使用した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約9.4%と、親水性界面活性剤6.0%が組み込まれた。

0064

例9
BMFウェブ中の発泡性界面活性剤の添加量をより多くする能力を実証するため、ポンプ注入カート内でタウリノール(Taurinol)78が50%、ラウリシジン(Lauricidin)35%、およびスパン(Span)20が15%のブレンドを使用したこと以外、例1のようにBMFウェブを調製した。90グラム/平方メートルの最終ウェブ坪量を有するウェブを製造するように、捕集機ドラム速度を変化させた。22穴/cmの間隔で配置された直径0.43mmのオリフィスからなるダイ先端を装備する25mmのNRL(海軍研究所;Navy Reserch Labs)ダイを使用した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約15.9%と、親水性界面活性剤7.4%が組み込まれた。

0065

例10
界面活性剤ポンプ速度を低下させたこと以外、例9のようにBMFウェブを調製した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約13.4%と、親水性界面活性剤4.2%が組み込まれた。

0066

例11
ポンプ注入カート内でタウリノール(Taurinol)78を50%と、ラウリシジン(Lauricidin)50%のブレンドを使用したこと以外、例9のようにBMFウェブを調製した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約15.9%と、親水性界面活性剤7.4%が組み込まれた。

0067

例12
界面活性剤ポンプ速度を低下させたこと以外、BMFウェブを例11のように調製した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約13.4%と、親水性界面活性剤4.2%が組み込まれた。

0068

例13
界面活性剤ポンプ速度を低下させたこと以外、例12のようにBMFウェブを調製した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約11.7%と、親水性界面活性剤2.2%が組み込まれた。

0069

比較例C4
発泡性又は親水性界面活性剤を使用しなかったこと以外、例5のようにBMFウェブを調製した。

0070

比較例C5
発泡性界面活性剤を使用しなかったこと以外、例5のようにBMFウェブを調製した。

0071

比較例C6
次いで、比較例C4のBMFウェブに、ベルベテックス(Velvetex)BA−35(ココアミドプロピルベタインヘンケル社(Henkel Corp.))20%と、水80%を含有する清浄配合物を塗工し、続いて66℃のオーブンで乾燥した。ベルベテックスBA−35の乾燥塗膜重量は20グラム/平方メートルであった。

0072

例14
本発明のウェブが追加の成分で更に塗工され得ることを実証するため、例5のBMFウェブに、ベルベテックス(Velvetex)BA−35(ココアミドプロピルベタイン、ヘンケル社(Henkel Corp.))20%と、水80%を含有する清浄配合物を塗工し、続いて66℃のオーブンで乾燥した。ベルベテックスBA−35の乾燥塗膜重量は20グラム/平方メートルであった。

0073

例15
本発明のウェブが追加の成分で更に塗工され得ることを実証するため、例4のBMFウェブに、ベルベテックス(Velvetex)BA−35(ココアミドプロピルベタイン、ヘンケル社(Henkel Corp.))20%と、水80%を含有する清浄配合物を塗工し、続いて66℃のオーブンで乾燥した。ベルベテックスBA−35の乾燥塗膜重量は10グラム/平方メートルであった。

0074

例16
本発明のウェブが多層共押出し繊維で製造され得ることを実証するために、以下の手順を使用した。ABA3層フィードブロックを使用して3層のBMF繊維を製造した。40mm(L/Dが38:1)の同時回転ベルシュトルフ(Berstorff)ZE二軸スクリュ押出機を使用して、発泡性界面活性剤(タウリノール(Taurinol)I−78、ココイルイセチオン酸ナトリウム、フィネテックス(Finetex))10%とポリプロピレン樹脂(エスコレーヌ(Escorene)3746G、エクソン・ケム(Exxon Chem.))90%をタンブルブレンドしたものからなるA層を送出した。B層はポリプロピレン(エスコレーヌ(Escorene)3746G)100%からなり、38mm(L/Dが30:1)の一軸スクリュベルリン(Berlyn)押出機で供給された。10穴/cmの間隔で配置された直径0.38mmのオリフィスからなるダイ先端を装備した51cmのDOD(直接オリフィス穴あき;Direct Orifice Drilled)ダイを使用した。60グラム/平方メートルの最終坪量を有するウェブを製造するように、捕集機ドラム速度を変化させた。最終ウェブは、発泡性界面活性剤約6.7%を有した。

0075

例17
本発明のウェブは嵩高く製造され得ることを実証するため、米国特許第4,100,324号明細書に教示される二次的な気流によって、追加のステープル繊維(6デニールT295ポリエステル、コサ(KoSa))を15グラム/平方メートルの坪量で、ウェブに導入したこと以外、例16の手順を使用した。最終ウェブは、坪量が75グラム/平方メートルであり、発泡性界面活性剤約5.4%を有した。

0076

例18
より多くのステープル繊維添加量が利用され得ることを実証するため、T295ステープル繊維を30グラム/平方メートルの坪量で導入したこと以外、例17のウェブを製造した。最終ウェブは、坪量が90グラム/平方メートルであり、極細繊維に発泡性界面活性剤約4.5%が組み込まれた。

0077

例19
より多くのステープル繊維添加量が利用され得ることを実証するため、T295ステープル繊維を45グラム/平方メートルの坪量で導入したこと以外、例17のウェブを製造した。最終ウェブは、坪量が115グラム/平方メートルであり、極細繊維に発泡性界面活性剤約3.5%が組み込まれた。

0078

例20
デニールのより大きいステープル繊維が利用され得ることを実証するため、15デニールのステープル繊維(15dT295ポリエステル、コサ(KoSa))を15グラム/平方メートルの坪量で導入したこと以外、例17のウェブを製造した。最終ウェブは、坪量が75グラム/平方メートルであり、極細繊維に発泡性界面活性剤約5.4%が組み込まれた。

0079

例21
より多くのステープル繊維添加量が利用され得ることを実証するため、T295ステープル繊維を30グラム/平方メートルの坪量で導入したこと以外、例20のウェブを製造した。最終ウェブは、坪量が90グラム/平方メートルであり、極細繊維に発泡性界面活性剤約4.5%が組み込まれた。

0080

例22
より多くのステープル繊維添加量が利用され得ることを実証するため、T295ステープル繊維を45グラム/平方メートルの坪量で導入したこと以外、例20のウェブを製造した。最終ウェブは、坪量が115グラム/平方メートルであり、極細繊維に発泡性界面活性剤約3.5%が組み込まれた。

0081

例23
追加のステープル繊維と組合せて、BMFウェブ中でより多くの発泡性界面活性剤の添加量を達成する能力を実証するため、ポンプ注入カート内でタウリノール(Taurinol)78が50%、ラウリシジン(Lauricidin)35%、およびスパン(Span)20が15%のブレンドを使用したこと以外、例1のようにBMFウェブを調製した。105グラム/平方メートルの最終坪量を有するウェブを製造するように、捕集機ドラム速度を変化させた。22穴/cmの間隔で配置された直径0.43mmのオリフィスからなるダイ先端を装備する25mmのNRL(海軍研究所;Navy Reserch Labs)ダイを使用した。二次的な気流によって、コサ(KoSa)製の6デニールのT295ポリエステルステープル繊維を15グラム/平方メートルの坪量で、ウェブに導入した。最終ウェブは、極細繊維中に発泡性界面活性剤約13.6%と、親水性界面活性剤7.4%が組み込まれた。

0082

例24
本発明のウェブを追加の基材にラミネートし、追加の機能を付与できることを実証するため、5%の点結合ロール(88℃)を使用して、PGIノンウォーブンズ(Nonwovens)製の0.5オンスヤード2のスパンボンドポリプロピレンに例10のウェブを熱ラミネートした。

0083

例25
本発明のウェブをエンボス加工又はカレンダー加工し、追加の機能又は審美性を付与できることを実証するため、5%の点結合ロール(88℃)および平滑な鋼製バックアップロールからなるカレンダーニップにウェブを通すことにより、例4のウェブをエンボス加工した。

0084

下記の表1は、泡体積で測定する場合、3つの市販の乾燥清浄物品と比較して、繰返しすすぐ間にかなり高い発泡作用を生じる、例1〜例13の能力を示す。

0085

0086

表2は、泡体積で測定する場合、ウェブの繊維に発泡性界面活性剤が直接組み込まれていない塗工後の物品と比較して、繰返しすすぐ間にかなり高い発泡作用を生じる、塗工後の例14および例15の能力を示す。

0087

0088

下記の表3は、厚さで測定した場合の、BMFウェブにステープル繊維を添加することによる、本発明のウェブの嵩および磨耗性を増大させる能力を示す。

0089

図面の簡単な説明

0090

本発明の乾燥物品製品を形成するのに使用するブローン極細繊維ウェブを製造する装置の概略図である。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

新着 最近 公開された関連が強い 技術

この 技術と関連性が強い法人

関連性が強い法人一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する挑戦したい社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ