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技術 電気機器ネットワーク

出願人 タイガー魔法瓶株式会社
発明者 辻健一
出願日 2004年5月24日 (16年1ヶ月経過) 出願番号 2004-152739
公開日 2005年12月8日 (14年6ヶ月経過) 公開番号 2005-340876
状態 特許登録済
技術分野 加熱調理器 計算機・データ通信 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用)
主要キーワード 引下げ方向 温度制御パターン 運転休止状態 不在期間 基準期間内 不在信号 ヨーグルト菌 季節変化
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年12月8日)のものです。
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図面 (6)

課題

季節に応じて制御態様が変化する電気機器制御態様可変電気機器)について、ネットワーク化された他の電気機器がもつ季節演算手段から発信される信号を季節情報として利用することにより、カレンダー機能がなくても季節に応じてその制御態様を変更させることが可能な電気機器ネットワークを提供する。

解決手段

季節に応じて作動態様が変化する季節電気機器10と、季節に応じて制御態様が変化する制御態様可変電気機器20,30から電気機器ネットワークを構成し、季節電気機器10に、作動状況により現在の季節を演算する季節演算手段14と、季節演算手段14が演算した季節の種類を季節信号S,S′として発信する信号発信手段15とを設ける一方、制御態様可変電気機器20,30に、季節信号S,S′を受信して該季節信号S,S′から演算される現在の季節の種類に対応して制御態様を選択する演算制御手段22,32を設ける。

概要

背景

多くの電気機器の中には、季節に応じてその制御態様を変化させた方がよい場合がある(たとえば電気炊飯ジャーであれば、夏期には米飯腐敗をより確実に防止するために保温温度を通常(中間期)より高くし、期には省エネのために保温温度を春・秋の中間期よりやや低く制御する、等)が、そのような場合に、従来では特定の季節の到来又は終了を認識させるために、個々の電気機器にカレンダー機能をもたせることが必要であった。

なお、いくつかの電気機器をネットワーク化して、ある電気機器の作動態様と他の電気機器の制御態様とを相互に関連づけた公知例としては、たとえば特開2002−10912(電動精米機と電気炊飯ジャーとをネットワークで接続し、電動精米機に設定された情報を電気炊飯ジャーにおける炊飯制御情報として利用するもの)があるが、この公知例は、季節に応じて電気機器の制御態様を変更させる点については言及するところがない。

特開2002−10912

概要

季節に応じて制御態様が変化する電気機器(制御態様可変電気機器)について、ネットワーク化された他の電気機器がもつ季節演算手段から発信される信号を季節情報として利用することにより、カレンダー機能がなくても季節に応じてその制御態様を変更させることが可能な電気機器ネットワークを提供する。 季節に応じて作動態様が変化する季節電気機器10と、季節に応じて制御態様が変化する制御態様可変電気機器20,30から電気機器ネットワークを構成し、季節電気機器10に、作動状況により現在の季節を演算する季節演算手段14と、季節演算手段14が演算した季節の種類を季節信号S,S′として発信する信号発信手段15とを設ける一方、制御態様可変電気機器20,30に、季節信号S,S′を受信して該季節信号S,S′から演算される現在の季節の種類に対応して制御態様を選択する演算制御手段22,32を設ける。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

季節に応じて作動態様が変化する1又は2以上の季節電気機器(10)と、季節に応じて制御態様が変化する1又は2以上の制御態様可変電気機器(20,30)とからなり、前記季節電気機器(10)に、該季節電気機器(10)の作動状況により現在の季節を演算する季節演算手段(14)と、該季節演算手段(14)が演算した季節の種類を季節信号(S,S′)として発信する信号発信手段(15)とを設ける一方、前記制御態様可変電気機器(20,30)に、前記季節電気機器(10)からの季節信号(S,S′)を受信して該季節信号(S,S′)から演算される現在の季節の種類に対応して該制御態様可変電気機器(20,30)の制御態様を選択する演算制御手段(22,32)を設けたことを特徴とする電気機器ネットワーク

請求項2

季節電気機器(10)の季節演算手段(14)は、一定の基準期間における該季節電気機器(10)の使用回数又は使用時間を演算する機能を有しており、前記一定の基準期間内の使用回数又は使用時間の累積が一定値を超えたときに該季節電気機器(10)が稼働する特定の季節が到来したものとして信号発信手段(15)から当該季節到来に対応する季節信号(S)を発信させるようにされていることを特徴とする請求項1記載の電気機器ネットワーク。

請求項3

季節電気機器(10)の季節演算手段(14)は、一定の基準期間における該季節電気機器(10)の使用回数又は使用時間を演算する機能を有しており、前記一定の基準期間内の使用回数又は使用時間の累積が一定値を下回ったときに、該季節電気機器(10)が稼働する特定の季節が終了したものとして信号発信手段(15)から当該季節終了に対応する季節信号(S′)を発信させるようにされていることを特徴とする請求項1記載の電気機器ネットワーク。

請求項4

季節電気機器(10)の季節演算手段(14)に該季節電気機器使用者不在期間を認識する機能が付せられており、該不在期間が認識されたときには、同不在期間を、季節電気機器(10)の使用回数又は使用時間の累積の演算から除外するようにされていることを特徴とする請求項2又は3記載の電気機器ネットワーク。

請求項5

季節電気機器(10)が空気調和機加湿器除湿器等の室内環境調和機器であり、制御態様可変電気機器が電気炊飯ジャー又はヨーグルトメーカー等の調理用電気機器であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の電気機器ネットワーク。

請求項6

カレンダー機能を有する1又は2以上のカレンダー機能所有電気機器(10C)と、季節に応じて制御態様が変化する1又は2以上の制御態様可変電気機器(20C,30C)とからなり、前記カレンダー機能所有電気機器(10C)に、前記カレンダー機能により現在の季節を演算する季節演算手段(14C)と、該季節演算手段(14C)が演算した季節の種類を季節信号(S,S′)として発信する信号発信手段(15C)とを設ける一方、前記制御態様可変電気機器(20C,30C)に、前記カレンダー機能所有電気機器(10C)からの季節信号(S,S′)を受信して該季節信号(S,S′)から演算される現在の季節の種類に対応して該制御態様可変電気機器(20C,30C)の制御態様を選択する演算制御手段(22C,32C)を設けたことを特徴とする電気機器ネットワーク。

請求項7

制御態様可変電気機器(20)が電気炊飯器であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電気機器ネットワーク。

技術分野

0001

本願発明は、いくつかの電気機器間でそれらの各電気機器作動態様又は制御態様に関する情報を送受信し、1又は2以上の電気機器から発信される情報にもとずいて、他の1又は2以上の電気機器の制御態様を制御するようにした電気機器ネットワークに関するものであり、さらに詳しくは、いくつかの電気機器間で送受信される情報として、季節の種類に関する季節情報が選択されているようにした電気機器ネットワークに関するものである。

背景技術

0002

多くの電気機器の中には、季節に応じてその制御態様を変化させた方がよい場合がある(たとえば電気炊飯ジャーであれば、夏期には米飯腐敗をより確実に防止するために保温温度を通常(中間期)より高くし、期には省エネのために保温温度を春・秋の中間期よりやや低く制御する、等)が、そのような場合に、従来では特定の季節の到来又は終了を認識させるために、個々の電気機器にカレンダー機能をもたせることが必要であった。

0003

なお、いくつかの電気機器をネットワーク化して、ある電気機器の作動態様と他の電気機器の制御態様とを相互に関連づけた公知例としては、たとえば特開2002−10912(電動精米機と電気炊飯ジャーとをネットワークで接続し、電動精米機に設定された情報を電気炊飯ジャーにおける炊飯制御情報として利用するもの)があるが、この公知例は、季節に応じて電気機器の制御態様を変更させる点については言及するところがない。

0004

特開2002−10912

発明が解決しようとする課題

0005

本願発明は、季節に応じて制御態様が変化する電気機器(制御態様可変電気機器)について、季節に応じてその制御態様を変更させるにあたり、ネットワーク化された他の電気機器がもつ季節演算手段から発信される信号を季節情報として利用することにより、その制御態様可変電気機器にはカレンダー機能がなくても季節に応じてその制御態様を変更させることができるようにした電気機器ネットワークを提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

0006

本願発明は、上記のような課題を解決すべくなされたもので、次のような手段をそなえて構成されている。

0007

本願発明の第1の態様にかかる電気機器ネットワークは、先ず図1に例示するように、季節に応じて作動態様が変化する1又は2以上の季節電気機器10(たとえば、図2に例示の空気調和機10A)と、季節に応じて制御態様が変化する1又は2以上の制御態様可変電気機器20,30(たとえば図2に例示の電気炊飯ジャー20Aと、ヨーグルトメーカー30A)を組合せて構成される。

0008

ここで「季節に応じて作動態様が変化する」とは、たとえば、電気機器が「空気調和機」であれば、夏期には「冷房運転」され、冬期には「暖房運転」され、中間期(春・秋)には「運転休止」される、というように、季節に応じて作動態様が変化することをいい、「季節に応じて制御態様が変化する」とは、たとえば、制御態様可変電気機器が「電気炊飯ジャー」であれば、米飯の腐敗が発生し易い夏期には、保温温度が中間期(春・秋)における標準保温温度よりも保温温度引上げ側で制御され、比較的米飯の腐敗が発生しにくい冬期には、省エネのために保温温度が中間期(春・秋)における標準保温温度よりも保温温度引下げ側で制御されるというように、季節に応じて制御態様が変化することをいう。

0009

本願発明の電気機器ネットワークは、以上のように、季節に応じて作動態様が変化する1又は2以上の季節電気機器10と、季節に応じて制御態様が変化する1又は2以上の制御態様可変電気機器20,30からなり、さらに季節に応じて作動態様が変化する季節電気機器側の作動状態から演算される季節の変化に関する情報(季節情報)を信号化して季節に応じて制御態様が変化する制御態様可変電気機器側に送信し、それを受信した制御態様可変電気機器側において、その季節の種類に対応した制御をなさしめようとするものであり、次のような手段で具体化されている。

0010

すなわち、季節に応じて作動態様が変化する季節電気機器側には、該季節電気機器10の作動状況により現在の季節を演算する季節演算手段14と、該季節演算手段14が演算した季節の種類を季節信号S(S′)として発信する信号発信手段15とが設けられ、これに対して季節に応じて制御態様が変化する制御態様可変電気機器側には、季節電気機器10からの季節信号S(S′)を受信して該季節信号S(S′)から演算される現在の季節の種類に対応して該制御態様可変電気機器20,30の制御態様を選択する演算制御手段22,32が設けられる。

0011

その場合において、季節電気機器10の季節演算手段14は、一定の基準期間における該季節電気機器10の使用回数又は使用時間を演算する機能を有しており、前記一定の基準期間内の使用回数又は使用時間の累積が一定値を超えたときに該季節電気機器10が稼働する特定の季節が到来したものとして信号発信手段15から当該季節到来に対応する季節信号Sを発信させるようにすることができ、また、同季節電気機器10の季節演算手段14は、前記一定の基準期間内の使用回数又は使用時間の累積が一定値を下回ったときに、該季節電気機器10を稼働させるべき特定の季節が終了したものとして信号発信手段15から当該季節終了に対応する季節信号S′を発信させるようにすることができる。

0012

なお、その場合においては、季節電気機器10の季節演算手段14に季節電気機器使用者不在期間を認識する機能が付せられており、該不在期間が認識されたときには、同不在期間を、季節電気機器10の使用回数又は使用時間の累積の演算から除外するようにすることが望ましい。

0013

季節電気機器としては、空気調和機のほか、加湿器除湿器等の室内環境調和機器があり、制御態様可変電気機器としては、電気炊飯ジャーのほか、ヨーグルトメーカー等の調理用電気機器がある。なお、ヨーグルトメーカーの場合は、周囲の温度変化季節変化)によってヨーグルト菌発酵状態が変化するため、季節の種類に応じた制御パターンの変化が必要となるものである。

0014

次に、本願発明の第2の態様について説明すると、この第2の態様は、図5に例示するように、1又は2以上のカレンダー機能所有電気機器10Cのカレンダー機能による季節演算機能から直接季節信号SC(SC′)を得てこれを信号発信手段15Cによって、1又は2以上の制御態様可変電気機器20C,30C側の信号受信手段25C,35Cへ発信しようとするものであり、その他の説明は、図1についてのものと同じである。

0015

すなわち、図5に示すカレンダー機能所有電気機器10Cは、内部に日時の経過から現在の季節を認識するカレンダー機能を有しており、また、そのカレンダー機能によって演算した季節情報を信号発信手段15Cから季節信号S(S′)として1又は2以上の制御態様可変電気機器20C,30Cへ発信するようにされている。そして、制御態様可変電気機器20C,30C側ではこの季節信号S(S′)を信号受信手段25C,35Cで受信することにより、その季節信号S(S′)にもとずいて演算制御手段22C,32Cによって演算される現在の季節に対応した制御パターンにより、制御態様可変電気機器20C,30Cを制御するものである。

発明の効果

0016

本願発明の電気機器ネットワークは、季節に応じて作動態様が変化する1又は2以上の季節電気機器10又はカレンダー機能所有電気機器10Cと、季節に応じて制御態様が変化する1又は2以上の制御態様可変電気機器20,30(20C,30C)とからなり、前記季節電気機器10又はカレンダー機能所有電気機器10Cに、該季節電気機器10の作動状況により(もしくはカレンダー機能所有電気機器10Cのカレンダー機能により)現在の季節を演算する季節演算手段14(14C)と、該季節演算手段14(14C)が演算した季節の種類を季節信号S(S′)として発信する信号発信手段15(15C)とを設ける一方、前記制御態様可変電気機器20,30(20C,30C)に、前記季節電気機器10又はカレンダー機能所有電気機器10Cからの季節信号S(S′)を受信して該季節信号S(S′)から演算される現在の季節の種類に対応して該制御態様可変電気機器20,30(20C,30C)の制御態様を選択する演算制御手段22,32(22C,32C)を設けたものであるから、季節に応じて制御態様を変更させられるべき制御態様可変電気機器に独自のカレンダー機能又は季節演算手段を備えさせなくても、他の季節電気機器10又はカレンダー機能所有電気機器10Cからの季節情報によりそれぞれの季節に対応した制御パターンをとらせることができ、低コストで季節対応制御機能をもった電気機器のネットワークを構築することができる効果がある。

発明を実施するための最良の形態

0017

次に図2ないし図4を参照して本願発明の好適な実施例を説明する。

0018

図2は、空気調和機10Aを季節電気機器とし、電気炊飯ジャー20Aとヨーグルトメーカー30Aを制御態様可変電気機器として本願発明の実施例にかかる電気機器ネットワークを構成した場合であり、空気調和機10Aには、室温に応じて吹出空気温度吹出風量の制御を行わせる演算制御機能部12Aが付設されているとともに、同演算制御機能部12Aには、空気調和機の発停を行わせる入力制御手段13A、同空気調和機の作動状態を演算してその結果から現在の季節を演算する季節演算手段14A、及び季節演算手段14Aにより演算される現在の季節の種類を季節信号SAとして発信する信号発信手段15Aが設けられている。

0019

これに対して、電気炊飯ジャー20Aには、炊飯作用及び保温作用全体を制御する演算制御機能部22Aが付設されているとともに、同演算制御機能部22Aには、電気炊飯ジャー20AのON・OFF制御を行わせる入力制御手段23A、同電気炊飯ジャー20Aの作動状況を演算する作動状況演算手段24A、及び空気調和機10Aの信号発信手段15Aが発信される季節信号SA,SA′を受信する信号受信手段25Aが設けられている。

0020

また、ヨーグルトメーカー30Aには、ヨーグルト製造過程全体を制御するための演算制御機能部32Aが付設されているとともに、同演算制御機能部32Aには、ヨーグルトメーカー30AのON・OFF制御を行わせる入力制御手段33A、同ヨーグルトメーカー30Aの作動状況を演算する作動状況演算手段34A、及び空気調和機10Aの信号発信手段15Aから発信される季節信号SA,SA′を受信する信号受信手段35Aが設けられている。

0021

図2に示す実施例の電気機器ネットワークは次のように作用する。

0022

すなわち、空気調和機10Aは、通常の場合、夏期に冷房運転され、冬期には暖房運転され、春・秋(中間期)には運転休止される。ただし、試運転等の場合には、例外的にこれと異なるパターン運転操作されることがある。図3は、空気調和機10Aの運転パターンを示しており、同図において、符号(A)欄の符号Yは、空気調和機10Aの通常の運転期間(冷房運転又は暖房運転)であり、符号Xは空気調和機10Aの運転開始前の運転休止期間、符号Zは、空気調和機10Aの運転休止後の運転休止期間を示している。また、(B)欄は運転期間Y中の運転パターンを細分化して示しており、同(B)欄において符号T1は初期運転期間、T2,T4は本格的運転期間、T3は使用者不在期間、を示している。さらに(C)欄は、空気調和機10Aの運転状態を示しており、符号Pが空気調和機10Aの運転状態、符号Qが空気調和機10Aの休止状態を示している。

0023

一方、電気炊飯ジャー20Aは、季節に応じて異なる炊飯制御パターン及び/又は保温制御パターンが選択されるように構成されている。たとえば、炊飯制御パターンについていえば、古米が多く使用される夏期においては、古米に対応した炊飯制御パターンが選択され、新米が多く使用される秋・冬期においては、新米に対応した炊飯制御パターンが選択されるとともに、保温制御パターンについていえば、米飯が腐敗し易い夏期においては、春・秋の標準保温温度より保温温度引上げ方向での保温制御パターンが選択され、米飯腐敗の懸念が少なくなる冬期においては、省エネのために春・秋の標準保温温度より保温温度引下げ方向での保温制御パターンが選択される。

0024

また、ヨーグルトメーカー30Aは、季節に応じて異なる温度制御パターンが選択されるように構成されている。たとえば、周囲温度の低い冬期においては、ヨーグルト菌の発酵を促進させるためにヨーグルト菌加熱用ヒータを作動させ、それ以外の季節(春・・秋)においては、同ヒータの使用を中断するように構成されている。

0025

これらの空気調和機10A、電気炊飯ジャー20A、ヨーグルトメーカー30Aは、次のように、相互に関連性をもって運転制御される。先ず、季節が春又は秋の中間期にあるとき(図3において、符号Xで示される時期)は、空気調和機10Aは運転休止状態におかれている。そして、その運転休止期間が終わると、それに続いて空気調和機10Aが運転休止状態から運転状態に移行する(図3において符号Xから符号Yで示す期間に移行)。そして、同期間Yの初期の予じめ設定した一定の基準期間T1の間に予じめ設定した使用回数又は使用時間が検出されると、空気調和機10Aの運転が開始される季節が到来したものとして、季節の変化を示す季節信号SAが空気調和機10Aの信号発信手段15Aから電気炊飯ジャー20A及びヨーグルトメーカー30Aに発信される。電気炊飯ジャー20Aは、その信号受信手段25Aで季節信号SAを受信すると、演算制御機能部22Aにより、電気炊飯ジャー20Aの制御パターンを春又は秋における制御パターンから春→夏、又は秋→冬の制御パターンに切替える。なお、空気調和機10Aの運転休止期間中に、例外的に空気調和機の運転状態を示す信号P(P1)が発信されても、一定の基準期間における予じめ設定された使用回数又は使用時間に該当するものでなければ、たとえば、これを試運転信号であると見做して無視する。

0026

ヨーグルトメーカー30Aの場合は、空気調和機10Aからの季節信号SAが、秋→冬の季節変化を示すものである場合だけ演算制御機能部32Aにより制御パターンを変化させる(ヨーグルト菌加熱用のヒータをONにし、それ以外ではOFFにする)。

0027

次に、空気調和機10Aの運転期間Yが終了する(たとえば、予じめ設定された一定の基準期間T0内に演算された使用回数が1回(P0)だけで、予じめ設定した使用回数又は使用時間が演算されない)と、空気調和機10Aの信号発信手段15Aは、空気調和機10Aの運転期間(冷房運転又は暖房運転)が終了したものとしてそれに相当する季節(終了)信号SA′を発信する。そうすると、その季節信号SA′を受信した電気炊飯ジャー20A及び/又はヨーグルトメーカー30Aは、それに対応して演算制御機能部22A又は32Aにより制御パターンを変更させることになる。

0028

なお、図3において、符号T3は、季節電気機器使用者の不在期間を示すもので、使用者が空気調和機10Aの演算制御機能部12Aに不在信号を入力しておくと、その期間中、空気調和機10Aが不使用状態を示しても(符号Q1)、空気調和機10Aの季節演算手段14Aは、この信号Q1を使用回数又は使用時間を示す演算するための信号として累積演算しない。したがって、この不在期間T3が空気調和機10Aの使用中止認定する基準期間T0をこえても、空気調和機10Aの使用中止を示す季節信号SA′が発信されることはない。

0029

図4は、本願発明の他の実施例を示している。この実施例の電気機器ネットワークは、ハウス40内に設置されている空気調和機10B(図2に示す空気調和機10Aと同様に構成されている)からの季節信号SB(SB′)に応じてスプリンクラー(たとえば、公園又はゴルフ場等の芝生散水するもの)52への給水量を制御しようとするものである。すなわち、空気調和機10Bからの季節信号SBが、より多くの散水を必要とする春→夏の季節変化を示すものであれば、(本願発明における制御態様可変電気機器に該当する)給水制御電磁弁20Bの信号受信手段25Bがこれを受信してスプリンクラー52への給水量を通常期(春・秋)より増加させるように該給水制御用電磁弁20Bを制御する(給水制御用電磁弁20Bの開弁時間を長くするか、開弁度を大きくする)。これに対して給水制御用電磁弁20Bからの季節信号SBが、散水量が少なくてよくなる秋→冬の季節変化を示すものである場合には、給水制御用電磁弁20Bの信号受信手段25Bがこれを受信してスプリンクラーへの給水量を通常期(春・秋)より減少させるように該給水制御用電磁弁20Bを制御する(給水制御用電磁弁20Bの開弁時間を通常期より短かくするか、開弁度を小さくする)。一方、夏期又は冬期の終了を示す季節(終了)信号SB′が信号発信手段15Bから発信された場合は、信号受信手段25Bはこれを受信し、給水制御用電磁弁20Bは通常期(春・秋)の給水制御パターン復帰する。このようにすれば、スプリンクラーの管理者(公園やゴルフ場等の管理者)が、季節の変り目ごとに給水量の調節をしなくても、空気調和機10Bが自動でその管理を行なってくれるメリットがある。

図面の簡単な説明

0030

本願発明の電気機器ネットワークの基本概念図である。
本願発明の実施例にかかる電気機器ネットワークの概念図である。
図2に示す電気機器ネットワークの制御パターン説明図である。
本願発明の他の実施例にかかる電気機器ネットワークの概念図である。
本願発明の他の実施形態を示す概念図である。

符号の説明

0031

10は季節電気機器、12は演算制御機能部、13は入力制御手段、14は季節演算手段、15は信号発信手段、20,30は制御態様可変電気機器、25,35は信号受信手段、SA,SA′は季節信号である。

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