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技術 記録媒体再生装置

出願人 シャープ株式会社
発明者 畑中崇仁
出願日 2004年5月28日 (15年9ヶ月経過) 出願番号 2004-159955
公開日 2005年12月8日 (14年3ヶ月経過) 公開番号 2005-339729
状態 拒絶査定
技術分野 デジタル記録再生の信号処理 記録担体の情報管理、編集
主要キーワード 予備再生 MD規格 再生実績 制限要素 優先再生 ディスク形 判断回路 記録媒体再生
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2005年12月8日)のものです。
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図面 (3)

課題

MD規格光磁気ディスクやHi−MD規格にフォーマットされた光磁気ディスクなどの複数種類ディスク記録媒体)を再生可能な構成において、本来の再生動作を迅速に開始できるようにする。

解決手段

記録媒体再生装置は、互いに異なる信号処理回路を使用して再生が行われる複数種類の記録媒体を再生可能であり、これら記録媒体のそれぞれに対応してHi−MD信号処理回路6とMD信号処理回路7とを備えている。さらに、記録媒体再生装置での記録媒体の再生実績から、記録媒体同士における再生頻度高低を検出する再生頻度検出部4と、再生頻度検出部4による検出結果に基づいて、最も再生頻度の高い記録媒体に対応する信号処理回路を再生に使用する信号処理回路として選択する選択回路5とを備えている。

概要

背景

従来、記録媒体再生装置として複数種類ディスク再生可能ディスク再生装置が知られている。例えばHi−MD規格のディスク再生装置は、1台のディスク再生装置にて複数種類のディスクを再生することが要求されている。

ここで、MD規格のディスクには、再生専用音楽光ディスク、並びに記録および再生が可能な光磁気ディスクがある。また、Hi−MD規格のディスクには、2種類の光磁気ディスクがある。2種類のうちの一方は、高密度に記録されたマークを読み取ることができる磁壁移動検出方式DWDD)という記録再生技術を用いる1GBの光磁気ディスク(PTOP(Pre-mastered Table Of disc Parameter)フォーマット有り)である。他方は、MD規格の記録も可能な光磁気ディスクをHi−MD規格にフォーマットした光磁気ディスク(PTOPフォーマット無し)である。

Hi−MD規格のディスク記録装置は、MD規格の記録も可能な光磁気ディスクをHi−MD規格にフォーマットした光磁気ディスクに、Hi−MD規格の音楽データを記録することができる。したがって、Hi−MD規格のディスク再生装置では、このような光磁気ディスクの音楽データを再生することが要求される。

このため、Hi−MD規格のディスク再生装置では、MD規格の音楽データが記録された光磁気ディスクか、Hi−MD規格の音楽データが記録された光磁気ディスクかを判別する必要がある。即ち、音楽データの規格適合した信号処理により音楽データを復調するべく、再生する上記の両光磁気ディスクに対応して、信号処理を切り替える必要がある。

特開2000−163855号公報には、上記信号処理の切り替えを使用者がスイッチを操作して行う構成が開示されている。具体的には、ディスク再生装置に優先再生方式を設定するためのスイッチが設けられ、ディスク再生装置では、先ず、装填された記録媒体に対して、複数の再生方式のうちスイッチにて設定された優先再生方式に従って記録媒体の再生を行うようにしている。
特開2000−163855(平成12年6月16日公開

概要

MD規格の光磁気ディスクやHi−MD規格にフォーマットされた光磁気ディスクなどの複数種類のディスク(記録媒体)を再生可能な構成において、本来の再生動作を迅速に開始できるようにする。記録媒体再生装置は、互いに異なる信号処理回路を使用して再生が行われる複数種類の記録媒体を再生可能であり、これら記録媒体のそれぞれに対応してHi−MD信号処理回路6とMD信号処理回路7とを備えている。さらに、記録媒体再生装置での記録媒体の再生実績から、記録媒体同士における再生頻度高低を検出する再生頻度検出部4と、再生頻度検出部4による検出結果に基づいて、最も再生頻度の高い記録媒体に対応する信号処理回路を再生に使用する信号処理回路として選択する選択回路5とを備えている。

目的

効果

実績

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請求項1

互いに異なる信号処理回路を使用して再生が行われる複数種類記録媒体再生可能であり、これら記録媒体のそれぞれに対応して前記信号処理回路を備えている記録媒体再生装置において、記録媒体再生装置での前記記録媒体の再生実績から、前記記録媒体同士における再生頻度高低を検出する再生頻度検出手段と、前記再生頻度検出手段による検出結果に基づいて、最も再生頻度の高い記録媒体に対応する信号処理回路を再生に使用する信号処理回路として選択する選択手段とを備えていることを特徴とする記録媒体再生装置。

請求項2

前記選択手段にて選択された信号処理回路からの出力信号に基づいて、選択された信号処理回路と再生する記録媒体との対応の正誤を判定する判定手段と、前記判定手段により信号処理回路と記録媒体との対応が誤と判定された場合に、前記選択手段に対し、使用する信号処理回路として次に使用頻度が高い記録媒体に対応する信号処理回路への切り替えを指示する制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生装置。

請求項3

複数種類の前記記録媒体はディスク形状を有し、これら記録媒体は少なくとも外形が同一であることを特徴とする請求項1に記載の記録媒体再生装置。

技術分野

0001

本発明は、複数種記録媒体再生するHi−MD規格再生装置などの記録媒体再生装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、記録媒体再生装置として複数種類ディスク再生可能ディスク再生装置が知られている。例えばHi−MD規格のディスク再生装置は、1台のディスク再生装置にて複数種類のディスクを再生することが要求されている。

0003

ここで、MD規格のディスクには、再生専用音楽光ディスク、並びに記録および再生が可能な光磁気ディスクがある。また、Hi−MD規格のディスクには、2種類の光磁気ディスクがある。2種類のうちの一方は、高密度に記録されたマークを読み取ることができる磁壁移動検出方式DWDD)という記録再生技術を用いる1GBの光磁気ディスク(PTOP(Pre-mastered Table Of disc Parameter)フォーマット有り)である。他方は、MD規格の記録も可能な光磁気ディスクをHi−MD規格にフォーマットした光磁気ディスク(PTOPフォーマット無し)である。

0004

Hi−MD規格のディスク記録装置は、MD規格の記録も可能な光磁気ディスクをHi−MD規格にフォーマットした光磁気ディスクに、Hi−MD規格の音楽データを記録することができる。したがって、Hi−MD規格のディスク再生装置では、このような光磁気ディスクの音楽データを再生することが要求される。

0005

このため、Hi−MD規格のディスク再生装置では、MD規格の音楽データが記録された光磁気ディスクか、Hi−MD規格の音楽データが記録された光磁気ディスクかを判別する必要がある。即ち、音楽データの規格適合した信号処理により音楽データを復調するべく、再生する上記の両光磁気ディスクに対応して、信号処理を切り替える必要がある。

0006

特開2000−163855号公報には、上記信号処理の切り替えを使用者がスイッチを操作して行う構成が開示されている。具体的には、ディスク再生装置に優先再生方式を設定するためのスイッチが設けられ、ディスク再生装置では、先ず、装填された記録媒体に対して、複数の再生方式のうちスイッチにて設定された優先再生方式に従って記録媒体の再生を行うようにしている。
特開2000−163855(平成12年6月16日公開

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1に記載の構成では、ユーザーが任意に再生方式を設定可能であるものの、スイッチを装置の内部に設け、スイッチの操作部を装置の外面に設け、さらにそれが何のための操作部であるかの表示を装置の外面にて行う必要がある。このようにスイッチおよび操作部を設けること、および表示を行うことは、装置の小型化に対する大きな制限要素となる。このため、特にディスク再生装置が携帯型である場合、上記構成を採用するのは好ましくない。

0008

一方、音楽データが記録された、MD規格の記録も可能な光磁気ディスクとMD規格の記録も可能な光磁気ディスクをHi−MD規格にフォーマットした光磁気ディスクとは、記録された音楽データの方式が異なるのみである。したがって、ディスク再生装置では、ディスクの外形および物理特性のみから、装填されたディスク、即ち再生しようとするディスクがMD規格の音楽データが記録された光磁気ディスクか、Hi−MD規格の音楽データが記録された光磁気ディスクかを判別することは不可能である。

0009

このため、装填されたディスクの再生を一定時間試みる予備再生を行う必要がある。即ち、予備再生を行ってそのディスクの再生が可能か否かを判断し、その再生を試みた時点において選択されている信号処理方式がMD再生系であるかHi−MD再生系であるかによって、MD規格の光磁気ディスクかHi−MD規格にフォーマットされた光磁気ディスクかを判断する必要がある。

0010

しかしながら、上記のように、先ず予備再生を行ってディスクの種類を判別したのち、使用する信号処理方式を選択する構成は、本来の再生動作が開始されるまでの時間が長くなり、本来の再生を迅速に開始することができないという問題点を有する。

0011

本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、MD規格の光磁気ディスクやHi−MD規格にフォーマットされた光磁気ディスクなど、例えば外形および物理特性が同じ、あるいは少なくとも外形が同じであり、異なる規格のフォーマットにて記録が行われている複数種類のディスクを再生可能な構成において、本来の再生動作を迅速に開始することができるディスク再生装置の提供を目的としている。

課題を解決するための手段

0012

上記の課題を解決するために、本発明の記録媒体再生装置は、互いに異なる信号処理回路を使用して再生が行われる複数種類の記録媒体を再生可能であり、これら記録媒体のそれぞれに対応して前記信号処理回路を備えている記録媒体再生装置において、記録媒体再生装置での前記記録媒体の再生実績から、前記記録媒体同士における再生頻度高低を検出する再生頻度検出手段と、前記再生頻度検出手段による検出結果に基づいて、最も再生頻度の高い記録媒体に対応する信号処理回路を再生に使用する信号処理回路として選択する選択手段とを備えていることを特徴としている。

0013

上記の構成によれば、再生のために記録媒体が装填された場合に、記録媒体再生装置での記録媒体の再生実績から、最も再生頻度の高い記録媒体に対応する信号処理回路が再生に使用する信号処理回路として選択される。これにより、複数種類の記録媒体を再生可能な構成において、複数回の記録媒体再生における平均の再生開始時間を短縮することができる。

0014

上記の記録媒体再生装置は、前記選択手段にて選択された信号処理回路からの出力信号に基づいて、選択された信号処理回路と再生する記録媒体との対応の正誤を判定する判定手段と、前記判定手段により信号処理回路と記録媒体との対応が誤と判定された場合に、前記選択手段に対し、使用する信号処理回路として次に使用頻度が高い記録媒体に対応する信号処理回路への切り替えを指示する制御手段とを備えている構成としてもよい。

0015

上記の構成によれば、判定手段による信号処理回路と記録媒体との対応が誤との判定結果に基づいて、使用する信号処理回路を切り替えた場合に、さらに信号処理回路と記録媒体との対応が誤となる可能性を低減することができる。

0016

上記の記録媒体再生装置において、複数種類の前記記録媒体はディスク形状を有し、これら記録媒体は少なくとも外形が同一である構成としてもよい。このような構成により、本記録媒体再生装置は、少なくとも外形が同一である複数種類のディスク状記録媒体を再生する再生装置として好適となる。

発明の効果

0017

本発明の記録媒体再生装置は、再生頻度検出手段と、前記再生頻度検出手段による検出結果に基づいて、最も再生頻度の高い記録媒体に対応する信号処理回路を再生に使用する信号処理回路として選択する選択手段とを備えている構成である。これにより、複数種類の記録媒体、例えばHi−MD規格にフォーマットしたMD規格の記録も可能な光磁気ディスクとMD規格の記録も可能な光磁気ディスクとを再生可能な構成において、複数回の記録媒体再生における平均の再生開始時間を短縮することができる。

発明を実施するための最良の形態

0018

本発明の実施の形態を図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は本発明の実施の形態におけるディスク再生装置(記録媒体再生装置)の構成を示すブロック図である。ここで、MD規格の記録も可能な光磁気ディスクはHi−MD規格にフォーマット可能である。したがって、MD規格の光磁気ディスクには、MD規格の光磁気ディスクをHi−MD規格にフォーマットした、記録も可能な光磁気ディスク(以下、単にHi−MD既フォーマットMDと称する)と、Hi−MD規格にフォーマットしていないMD規格の記録も可能な光磁気ディスク(以下、単にHi−MD非フォーマットMDと称する)が存在する。これらディスクは、記録された音楽データの方式が異なるのみであるので、ディスクの外形および物理特性のみからは、Hi−MD既フォーマットMDとHi−MD非フォーマットMDとの何れであるのかを判別することは不可能である。本実施の形態のディスク再生装置において、選択回路5は、Hi−MD既フォーマットMDとHi−MD非フォーマットMDとについて、信号処理方式(再生条件)を選択するものとして説明する。

0019

図1に示すように、ディスク再生装置は、光学ピックアップ1、読取り部2、マイクロコンピュータ(制御手段:以下、マイコンと称する)3、再生頻度検出部(再生頻度検出手段)4、選択回路(選択手段)5、Hi−MD信号処理回路6、MD信号処理回路7、復調判断回路(判定手段)8およびオーディオ回路9を備えている。

0020

光学ピックアップ1は、装填されたディスクに所定の温度のビーム照射し、ディスクからの戻り光電気信号として出力する。読取り部2は、光学ピックアップ1の出力信号を読み取り読取り信号をマイコン3および選択回路5に出力する。

0021

マイコン3は、読取り部2から出力された読取り信号に基づいて所定のコマンドを再生頻度検出部4に送出する。また、マイコン3は、復調判断回路8からの再生が正常に行われているか否かの判断結果を入力し、再生が正常に行われている場合に、再生回数としてHi−MD既フォーマットMDまたはHi−MD非フォーマットMDを計数するように再生頻度検出部4に対して指示する。一方、再生が正常に行われていない場合に、選択回路5にて選択されている信号処理回路を切り替えるように、再生頻度検出部4に対して指示する。さらに、この信号処理回路の切り替え後に、再生が正常に行われている場合には、再生回数としてHi−MD既フォーマットMDまたはHi−MD非フォーマットMDを計数するように再生頻度検出部4に対して指示する。一方、再生が正常に行われていない場合には、ディスク異常と判断し、再生回数を計数しないように再生頻度検出部4に対して指示する。

0022

再生頻度検出部4は、過去の再生実績からディスク再生装置におけるディスクの種類毎の再生頻度を検出する。具体的には、再生頻度検出部4は、Hi−MD既フォーマットMDとHi−MD非フォーマットMDとについて、ディスク再生装置での例えば過去10回の再生動作において再生したディスクの種類毎の回数を再生頻度として記録し、再生動作が行われる際に、再生回数の多い方のディスクに対応する信号処理回路を選択するように、選択回路5に対して指示する。なお、再生回数として計数する際にはマイコン3から指示が入力される。

0023

選択回路5は、再生頻度検出部4の検出結果に応じて信号処理方式(再生条件)を選択する。即ち、再生を行う信号処理回路としてHi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7を選択する。

0024

Hi−MD信号処理回路6は、Hi−MD規格の音楽データを再生する。MD信号処理回路7は、MD規格の音楽データを再生する。復調判断回路8は、Hi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7から出力されるデータが正しく復調されているか否かを判断し、判断結果をマイコン3に出力する。オーディオ回路9は、復調判断回路8から出力されたデータをアナログ信号に変換してオーディオデータとして出力する。

0025

図2は、図1に示す回路によって実行するディスクの信号処理方式(再生条件)設定方法の一例を示すフローチャートである。この図2を用いて以下にディスクの再生条件設定方法を説明する。

0026

ディスク再生装置では、ディスクがターンテーブル(図示せず)上に装填されると、光学ピックアップ1の光源発光させ、フォーカスサーチを行ってフォーカスサーボを導入する。さらに、トラッキングサーボおよびスピンドルサーボを導入し、光学ピックアップ1からの出力信号に含まれるウォブル信号を読み取る準備を行う。

0027

次に、読取り部2は、光学ピックアップ1の出力信号から上記ウォブル信号を読み取り(S1)、PTOP(Pre-mastered Table Of disc Parameter)フォーマットの有無を検出し(S2)、その結果をマイコン3および選択回路5に出力する。上記PTOPフォーマットには、ディスクの一般的な特性、ディスクのタイプ、リードアウトエリア先頭番地、最適のレーザーパワー等が記述されている。

0028

ウォブル信号からPTOPフォーマットが検出された場合、装填されたディスクは、Hi−MD規格のディスクの高密度に記録されたマークを読み取ることができる、磁壁移動検出方式(DWDD)という記録再生技術を用いる1GBの光磁気ディスク(以下、磁壁移動検出方式の光磁気ディスクと称する)と判別することができる。一方、PTOPフォーマットが検出されなかった場合、上記ディスクは、MD規格の記録も可能な光磁気ディスク(Hi−MD非フォーマットMDもしくはHi−MD既フォーマットMD)と判別することができる。

0029

なお、既存のレコーダブルMDには、ディスクのトラッキング用溝にわずかな蛇行ウォブルが形成されており、この蛇行ウォブルにディスクのアドレスが記録されている(ADIP(ADdress In Pre-groove on recordable disc))。磁壁移動検出方式の光磁気ディスクは、このADIPにPTOPフォーマットが含まれている。

0030

S2においてPTOPフォーマットが検出された場合、ディスク再生装置では、マイコン3からのコマンドに基づき、装填されているディスクを磁壁移動検出方式の光磁気ディスクとして再生処理を行う(S15)。

0031

S2においてPTOPフォーマットが検出されなかった場合、マイコン3からのコマンドに基づいて、再生頻度検出部4は、Hi−MD信号処理回路6の使用頻度(Hi−MD既フォーマットMDの再生頻度)とMD信号処理回路7の使用頻度(Hi−MD非フォーマットMDの再生頻度)とを調べて使用頻度の高い方を指定し、その信号処理回路を選択することを指示する信号を選択回路5に出力する(S3)。

0032

再生頻度検出部4からの信号を受けて、選択回路5は、Hi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7を選択する(S4,S7)。これにより、ディスク再生装置では、読取り部2からの読取り信号について、Hi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7による信号処理が行われる。これら、Hi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7からの出力信号であるデジタル信号は、復調判断回路8を経てオーディオ回路9に入力され、ここでアナログ信号に変換され、オーディオ信号として出力する。

0033

復調判断回路8は、Hi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7からの出力信号に基づいて、Hi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7でのデータの復調が正常に行われているか否かを判断し、判断結果をマイコン3に出力する(S5,S8)。

0034

マイコン3は、復調判断回路8からデータの復調が正常に行われている旨の信号を受けた場合、装填されたディスクに対して適正な信号処理回路が選択されていると判断するとともに、Hi−MD既フォーマットMDおよびHi−MD非フォーマットMDのうちから、装填されたディスクを特定する。次に、マイコン3は、選択されているHi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7に対応するHi−MD既フォーマットMDまたはHi−MD非フォーマットMDを再生回数として計数するように、再生頻度検出部4に対して指示する。この指示を受けて、再生頻度検出部4では、Hi−MD既フォーマットMDまたはHi−MD非フォーマットMDの再生回数を1増加させる(S6,S9)。

0035

一方、マイコン3は、復調判断回路8からデータの復調が異常である旨の信号を受けた場合、今回の再生動作において選択回路5によるHi−MD信号処理回路6とMD信号処理回路7との切り替えが行われていなければ(S10,S12)、再生頻度検出部4を経て、選択回路5に対してHi−MD信号処理回路6とMD信号処理回路7との切り替えを指示する。

0036

この指示に基づき、選択回路5は、使用する信号処理回路を、Hi−MD信号処理回路6とMD信号処理回路7とのうち、過去の再生頻度が高い信号処理回路から過去の再生頻度が低い信号処理回路に切り替える(S11,S13)。

0037

その後、切り替えられた信号処理回路による信号処理が行われ(S4、S7)、復調判断回路8は、切り替えられたHi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7からの出力信号に基づいて、Hi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7でのデータの復調が正常に行われているか否かを判断し、判断結果をマイコン3に出力する(S5,S8)。

0038

マイコン3は、信号処理回路の切り替え後に、復調判断回路8からデータの復調が正常に行われている旨の信号を受けた場合、同様に、装填されたディスクに対して適正な信号処理回路が選択されていると判断するとともに、Hi−MD既フォーマットMDおよびHi−MD非フォーマットMDのうちから、装填されたディスクを特定する。次に、マイコン3は、選択されているHi−MD信号処理回路6またはMD信号処理回路7に対応するHi−MD既フォーマットMDまたはHi−MD非フォーマットMDを再生回数として計数するように、再生頻度検出部4に対して指示する。この指示を受けて、再生頻度検出部4では、Hi−MD既フォーマットMDまたはHi−MD非フォーマットMDの再生回数を1増加させる(S6,S9)。

0039

一方、マイコン3は、信号処理回路の切り替え後に、復調判断回路8からデータの復調が異常である旨の信号を受けた場合、次の処理を行う。即ち、今回の再生動作においては既に選択回路5によるHi−MD信号処理回路6とMD信号処理回路7との切り替えが行われているので(S10,S12)、装填されたディスクをHi−MD既フォーマットMDおよびHi−MD非フォーマットMD以外の規格のもの、または傷や埃などのディスク状態により再生不可のものと判断し、ディスク異常と判定する(S14)。そして、再生頻度検出部4に対し、今回の再生動作をHi−MD既フォーマットMDまたはHi−MD非フォーマットMDの再生回数として計数しないように指示する。

0040

上記のように、本実施の形態のディスク再生装置では、スイッチを装置内部に設けること、スイッチの操作部を装置外面に設けること、スイッチの操作表示を装置の外面にて行うことなどの必要がなく、装置の小型化に好適な構成である。また、再生頻度の高いディスクに応じた信号処理回路を予め使用する信号処理回路として設定しているので、複数回のディスク再生における平均の再生開始時間を短縮することができる。

0041

なお、上記の実施の形態においては、互いに異なる信号処理回路を使用する2種類のディスクに対応した構成について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、3種類以上のディスクに対応した構成であってもよい。この場合には、同様に、それらディスクに対応する信号処理回路を備え、選択回路5がそれら信号処理回路を選択可能であり、再生頻度検出部4がそれらディスクの使用頻度を検出する構成であればよい。また、マイコン3は、復調判断回路8の判断結果、即ちデータの復調異常との判断結果に基づいて、選択回路5に対して使用する信号処理回路の切り替えを指示する場合に、次に使用頻度が高い記録媒体に対応する信号処理回路への切り替えを指示するようにすればよい。

0042

以上のように、本発明のディスク再生装置は、磁界変調によって記録され、記録トラック側壁にウォブルが形成され、該ウォブル信号は直近トラックの位置を示す位置信号が記録され、(キュリー点より低い)第1の温度のビームが照射されて再生される第1の記録媒体と、磁界変調によって記録され、記録トラック側壁にウォブルが形成され、該ウォブル信号は直近のトラックの位置を示す位置信号および記録媒体の種類を示す識別信号が記録され、(キュリー温度より低く)前記第1の温度より高い第2の温度のビームが照射されて再生され、装置に載置された状態だけでは前記第1の記録媒体と区別することができない第2の記録媒体とを再生する装置であって、装填されたディスクに所定の温度ビームを照射し該戻り光を電気信号として出力するピックアップと、前記ピックアップの出力信号を読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段の読み取り信号に対応して所定のコマンドを送出するマイコンとを備え、前記第1の記録媒体もしくは前記第2の記録媒体のどちらかが装填された際、前記第1の温度で前記ピックアップから前記装填された媒体にビームを照射し、前記識別信号の有無にて装填されたディスクが前記第1の記録媒体なのかそれとも前記第2の記録媒体なのかを検出する再生装置において、前記第1の記録媒体にはさらに複数種のディスクが存在し、かつディスクが載置されただけでは前記どのディスクが載置されたか判別できないものであって、さらにディスク毎に再生条件の異なるものであり、ディスク毎の再生頻度を検出する再生頻度検出手段を設け、前記再生頻度検出手段の検出結果に応じて前記再生条件を設定する構成である。

0043

本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。

0044

本発明の記録媒体再生装置は、MD規格の光磁気ディスクをHi−MD規格にフォーマットした、記録も可能な光磁気ディスク(Hi−MD既フォーマットMD)およびHi−MD規格にフォーマットしていないMD規格の記録も可能な光磁気ディスク(Hi−MD非フォーマットMD)に限らず、ディスクの外形および物理特性のみ(少なくともディスクの外形のみ)からは判別が困難な複数種類のディスクを再生可能な装置、さらにはディスク以外の複数種類の記録媒体を再生可能な装置として利用可能である。

図面の簡単な説明

0045

本発明の実施の一形態を示すディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
図1に示したディスク再生装置における信号処理回路の設定動作を示すフローチャートである。

符号の説明

0046

2読取り部
3マイクロコンピュータ(制御手段)
4再生頻度検出部(再生頻度検出手段)
5選択回路(選択手段)
6 Hi−MD信号処理回路
7 MD信号処理回路
8復調判断回路(判定手段)

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